JP2010006003A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリンタの小型化を維持しつつ、落下の衝撃を吸収可能なカバー支持構造を備えるプリンタを提供することを目的とする。
【解決手段】 印刷媒体に印刷を行う印刷本体と、該印刷本体が取り付けられる1つ以上のサイドプレートと、該印刷本体を覆うハウジングとからなるプリンタであって、ハウジングは、印刷本体の上部を覆い、開閉可能に取り付けられたリリースカバーと、該リリースカバー以外の部分を覆う第1のカバーと、第2のカバーから構成される。そして、1つ以上のサイドプレートは、それぞれ、リリースカバーの両端を回動可能に支持するための軸受け部を有し、軸受け部は、少なくとも一部が開放された切り欠き形状を有している。 第1のカバーは、軸受け部の開放された部分を覆うように取り付けられ、リリースカバーは、軸受け部および第1のカバーによって支持される。
【選択図】 図3
【解決手段】 印刷媒体に印刷を行う印刷本体と、該印刷本体が取り付けられる1つ以上のサイドプレートと、該印刷本体を覆うハウジングとからなるプリンタであって、ハウジングは、印刷本体の上部を覆い、開閉可能に取り付けられたリリースカバーと、該リリースカバー以外の部分を覆う第1のカバーと、第2のカバーから構成される。そして、1つ以上のサイドプレートは、それぞれ、リリースカバーの両端を回動可能に支持するための軸受け部を有し、軸受け部は、少なくとも一部が開放された切り欠き形状を有している。 第1のカバーは、軸受け部の開放された部分を覆うように取り付けられ、リリースカバーは、軸受け部および第1のカバーによって支持される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、プリンタに関し、詳しくはプリンタのカバー支持構造に関する。
従来より、プリンタの一種として、サーマルプリンタヘッドを用いて感熱紙に所定の画像を形成するように構成されたサーマルラインプリンタが知られており、広く実用に供されている。また、サーマルプリンタは小型化が容易であるため、特許文献1に記載されるような携帯用に小型化されたサーマルプリンタも広く知られている。特許文献1に記載のサーマルプリンタは、サーマルプリントヘッド、プラテンローラ、およびプラテンローラを駆動するための駆動部などを持つ印刷部と、該印刷部等の内容物を外側から覆うハウジングによって構成される。
また、特許文献1のサーマルプリンタの上部には、印刷部での紙詰まりを解消するためのカバー部材が設けられている。このカバー部材は樹脂で形成されており、その長手方向両端に設けられた円筒状の支軸が、取り付け部に回動可能に取り付けられている。具体的には、金属プレートで形成される取り付け部に、支軸を取り付けるための取り付け孔が設けられている。そして、該取り付け孔に、支軸を挿通することによって、上記カバー部材が回動可能に支持される構成となっている。そして、印刷部で紙詰まりが発生した場合は、該カバー部材を開放し、内部での紙詰まりを取り除くことができる。
特許第3600634号公報
ここで、特許文献1に記載のサーマルプリンタは、小型で携帯用である。そのため、どこにも簡単に持ち運びができると言った利点を持つ。しかし、持ち運び可能ということは、据え置き型に比べ落下、外的衝撃の付加等のおそれも否定できない。特に、カバー部材を開放した状態で落下させ、カバー部材が最初に地面に衝突してしまうような場合は、サーマルプリンタ全体の重みに対する落下の衝撃は、カバー部材に集中してしまう。このような場合、カバー部材にかかる落下の衝撃が、カバー部材を支持する支軸に集中し、支軸の破損につながるという問題がある。この問題の原因の一つとして、以下のことが提示される。すなわち、カバー部材の支軸は、金属プレートに設けられた取り付け孔に通されているため、支軸の周囲が金属プレートにより完全に囲まれた状態となっている。そのため、落下により受けた衝撃をどこへも逃がすことができず、支軸に応力が集中し破損してしまうのである。このような問題を解決するためには、例えば支軸の径を太くし支軸の強度自体を向上させるという方法がある。しかしながら、支軸を太くすることによりカバー部材や取り付け部の大型化、ひいてはサーマルプリンタの大型化につながることになり、あまり好ましくない。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、プリンタの小型化を維持しつつ、落下の衝撃を吸収可能なカバー支持構造を備えるプリンタを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明により、印刷媒体に印刷を行う印刷本体と、該印刷本体が取り付けられる1つ以上のサイドプレートと、該印刷本体を覆うハウジングとからなるプリンタであって、ハウジングは、印刷本体の上部を覆い、開閉可能に取り付けられたリリースカバーと、該リリースカバー以外の部分を覆う第1のカバーと、第2のカバーから構成され、1つ以上のサイドプレートは、それぞれ、リリースカバーの両端を回動可能に支持するための軸受け部を有し、軸受け部は、少なくとも一部が開放された切り欠き形状を有しており、第1のカバーは、軸受け部の開放された部分を覆うように取り付けられ、リリースカバーは、軸受け部および第1のカバーによって支持されることを特徴とするプリンタが提供される。また、第1のカバーは樹脂で形成されており、サイドプレートは金属で形成されていてもよい。
上記のように構成することで、落下等により衝撃を受けた場合にも、第1のカバーのたわみによって生じるスペースを利用することによって、支軸が衝撃を逃がすことが可能となり、支軸への衝撃の緩和が可能となる。
また、リリースカバーの両端には、支軸が設けられており、第1のカバーの所定の位置には、前記支軸の形状に対応した形状を有する突起部が形成されており、突起部によって、リリースカバーの支軸を前記軸受け部に固定する構成としても良い。また、軸受け部は、U字形状の切り欠きによって形成され、突起部は、支軸と対峙する面が曲面になるように形成され、第1のカバーが軸受け部の開放された部分を覆うことにより、軸受け部と突起部が、支軸の周囲を略覆う円形の開口を形成するよう構成されても良い。この構成により、がたつきを少なくリリースカバーの位置決めを行うことができる。
また、プリンタに衝撃が加わると、第1のカバーは該衝撃によってたわみ、該第1のカバーのたわみにより、軸受け部と第1のカバーとの間に空間が生じる。そして、リリースカバーは、この衝撃により生じた空間を利用して、支軸にかかる衝撃を緩和するように構成されても良い。このように構成されることにより、落下等により衝撃を受けた場合にも、第1のカバーのたわみによって生じるスペースを利用することによって、支軸が衝撃を逃がすことが可能となり、支軸への衝撃の緩和が可能となる。
したがって、本発明によれば、プリンタの小型化を維持しつつ、落下の衝撃を吸収可能なカバー支持構造を備えるプリンタを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るカバー支持構造を備えるプリンタについて説明する。以下に説明する本発明の実施形態は、携帯可能な程度に小型かつ軽量に構成されたサーマルプリンタである。
図1は、本実施形態のサーマルプリンタ100の外観図であり、図2は図1のサーマルプリンタ100の上カバー1を取り外した状態の外観図である。
図1および図2に示されるように、サーマルプリンタ100は、長尺の略箱型の外観を有している。サーマルプリンタ100は、外装となる上カバー1、下カバー2およびリリースカバー3、ならびに印刷本体となるプラテンローラ6、サーマルヘッド7、およびそれらが取り付けられるサイドプレート4、5から構成される。また、サーマルプリンタ100は、プラテンローラ6を駆動するモータ(不図示)と、モータの駆動やサーマルヘッド7による画像形成、外部装置との通信等を制御するための図示しない制御部をさらに有している。また、上カバー1とリリースカバー3の長手方向の隣接面には、感熱紙等の印刷媒体を印刷部に供給するための開口部である給紙部31が設けられている。さらにリリースカバー3と下カバー2との長手方向の隣接面には、印刷済みの感熱紙等の印刷媒体を排出するための開口部である排紙部32が設けられている。尚、以降の説明においては、サーマルプリンタ100が通常設置される状態を基本として上下方向を定義する。
上カバー1、下カバー2、およびリリースカバー3は樹脂により形成される。上カバー1は、リリースカバー3と共にサーマルプリンタ100の上部を覆うカバーであり、サイドプレート4および5にスナップフィットなどで取り付けられる。下カバー2は、サーマルプリンタ100の下部を覆うカバーであると同時に、プラテンローラ6、サーマルヘッド7、およびそれらが取り付けられるサイドプレート4、5を固定するためのベースとなるように構成される。
図2に示すように、リリースカバー3は、その長手方向両端に円筒状の支軸3aが設けられており、該支軸がサイドプレート4および5に回転可能に取り付けられている。リリースカバー3のサイドプレート4、5への取り付け構造については、後ほど詳述する。リリースカバー3は、プラテンローラ6やサーマルヘッド7の上部を覆うように配置されている。そして、サーマルプリンタ100の印刷本体部で紙詰まりなどが生じた際には、リリースカバー3を開いて、内部の紙詰まりの除去が行われる。
プラテンローラ6は、略円柱形状の金属製の支軸6bと、主軸6bの周囲に同軸に形成されたゴム等の所定の弾性を有する材料から形成されたローラ本体6aとから構成されている。主軸6bはローラ本体6aよりも若干長く、サイドプレート4、5によって支持される両端部分が露出している。そして、自身の中心軸のまわりに回動可能となるように、支軸6bがサイドプレート4および5にそれぞれ支持される。
サーマルヘッド7は、プラテンローラ6の下方に配置され、その両端がサイドプレート4および5に揺動可能に支持されている。そして、サーマルヘッド7の下部に取り付けられた図示しない板ばねによって、プラテンローラ6に向かって付勢されている。この構成により、給紙部31から供給される用紙が、プラテンローラ6とサーマルヘッド7の間に挟持され、サーマルヘッド7によって印刷される。そして、図示しない制御部によってプラテンローラ6が回転されることによって、印刷された用紙が排紙部32に向けて排出される。
サイドプレート4、5は、ステンレスなどの略矩形の金属プレートによって形成される。サイドプレート4、5は、長手方向の一端が鉛直方向に折り曲げられたL字形状を有しており、折り曲げられた底面にはネジ止めのためのネジ穴41が2箇所形成される。また、ネジ穴41が形成されていない面の所定の位置には、上カバー1をスナップフィットにて取り付けるためのフック、後述する軸受け部、ならびに印刷本体部を取り付けるための取り付け孔が設けられている。そして、該フック、軸受け部および取り付け孔を介して、上カバー1、リリースカバー3、プラテンローラ6およびサーマルヘッド7がサイドプレート4、5にそれぞれ取り付けられる。また、下カバー2の長手方向の略両端には、サイドプレート4、5をそれぞれネジ止めするためのボスが形成されている。そして、サイドプレート4、5は、それぞれネジ穴41を介して下カバー2にネジ止めにより固定される。これにより、リリースカバー3などを取り付けるための取り付け孔が設けられている面が、下カバー2に対して略直角に起立するように、サイドプレート4、5が固定される。
次に、本発明の特徴である、リリースカバー3の取り付け構造について、図3を参照して説明する。図3は、図1をA−A’で切断したときの断面図である。なお、本実施形態においては、サイドプレート4とサイドプレート5は、同一形状となっている。そこで、以下では、サイドプレート4側の構成についてのみ説明をする。図3に示すように、サイドプレート4の上端部中央には、リリースカバー3の支軸3aを支持するための軸受け部4aが形成されている。軸受け部4aは、U字形状の切り欠きで形成され、該切り欠きの幅方向の寸法および底辺を形成する半円の径は、支軸3aの径と略同じとなっている。さらに軸受け部4aの切り欠きの深さも、支軸3aの径と略等しくなるように形成される。軸受け4aをこのように形成することにより、支軸3aを軸受け部4aにはめ込んだ状態においても、支軸3aが軸受け4aから上側にはみ出ることがない。
また、支軸3aを軸受け部4aにはめ込んだ後、上カバー1がサイドプレート4に取り付けられる。上カバー1は、上面側から見るとリリースカバー3が位置する部分が切り欠かれた略コの字形状を有している。また、上カバー1の長手方向両端部分は、下カバー2の長手方向両端に固定されたサイドプレート4、5の上部を覆うように形成されている。そして、上カバー1を取り付けることによって、サイドプレートの軸受け部4aの上部、すなわちリリースカバー3の支軸3aが覆われる。さらに、上カバー1には、支軸3aを軸受け部4aに適切に固定するための突起部1aが設けられている。
図4は、図3における支軸3aの周辺を拡大した図である。図4に示されるように、上カバー1の上面11の内側面には、突起部1aが形成されている。突起部1aは、上カバー1の内側面から突出して形成されており、支軸3aの回転を妨げない程度に支軸3aの上部を押さえるためのものである。突起部1aは、支軸3aと対峙する面が凹曲面で形成されている。また、突起部1aの幅の寸法は支持受け部軸4aの幅よりも小さくなるように形成されており、これにより突起部1aが支持受け部4aにはまり込んで、支軸3aを適切に押さえることができる。尚、サイドプレート5にも同様に軸受け部が形成されており、また上カバー1のサイドプレート5に対峙する内側面にも、同様の突起部が形成されている。そして、リリースカバー3のもう一方の端部に設けられた支軸も、支軸4aと同様にサイドプレート5に取り付けられ、上カバー1の突起部により回転を妨げない程度に固定される。
上記のように、リリースカバー3の支軸3aをサイドプレート4の軸受け部4aにはめ込んだ上で、上カバー1にて上部から押さえることで、リリースカバー3が適切にサイドプレートに固定される。また、支軸3aの形状に対応した上カバー1の突起部3aによって、上から支軸3aを支持することで、リリースカバー3のがたつきを押さえて、リリースカバー3の位置決めを行うことができる。さらに、従来のようにサイドプレートに設けた取り付け孔に支軸を通していた場合と比べ、軸受け部4aの上部を開放したことにより、サイドプレート4の小型化が可能となる。
また、上記のように支軸3aの上側の固定を樹脂で形成される上カバー1によって行うことで、サーマルプリンタ100が落下した場合などの衝撃を緩和することが可能となる。この機構について図5を用いて詳細に説明する。図5は、サーマルプリンタ100が衝撃を受けた瞬間の図3における支軸3aの周辺を拡大した図である。サーマルプリンタ100は、図1に示すように、印刷する用紙の幅方向を長手方向とした長物形状を有している。そのため、サーマルプリンタ100を落下した場合、長手方向に対して鉛直方向(矢印Aの方向)に振動が生じやすい。図5では、矢印Aの方向から衝撃を受けて振動する場合を例に説明する。サーマルプリンタ100が落下等により矢印Aの方向から衝撃を受けると、支軸3aもその衝撃およびその後の振動により矢印Aの方向へ動こうとする。ここで、従来技術のように、支軸3aが金属製のサイドプレートに設けられた取り付け孔によって支持されている場合は、支軸3aは取り付け孔内の限られた空間内でしか移動ができない。そのため、支軸3aが金属のサイドプレートと接触する部分に衝撃による応力が集中し、支軸3aが破損してしまうことがあった。
しかしながら、本実施形態においては、サイドプレート4に設けられた軸受け部4aの上部は開放されているため、支軸3aの上方向の移動を妨げることがない。また、通常の状態では支軸3aの上部は、上述のように上カバー1の突起部1aによって押さえられている。しかしながら、上カバー1は樹脂製であり、かつサーマルプリンタ100の長手方向を覆っているため、落下等の衝撃を受けると上カバー1も矢印Aの方向へたわみが生じる。このように上カバー1がたわむことによって、支軸4aとの間にスペースが生じる。すると、支軸3aは上カバー1のたわみにより生じたスペースへ逃げることができ、衝撃を緩和することが可能となる。また、衝撃がおさまったあとは、樹脂の弾性により上カバー1が元の位置に戻り、突起部1aによって支軸3aも軸受け部4aに再度はめ込まれる。また、図5では矢印Aの方向からの衝撃について説明したが、これに限らず、支軸3aが衝撃を逃がす方向が一つでも存在することにより、いろいろな方向からの衝撃を受けた際においても、衝撃を緩和することができる。
上記のように、リリースカバー3の支軸3aを、サイドプレート4の軸受け部4aにはめ込んだ上で、樹脂製の上カバー1の突起部1aにて上から押さえることで、がたつきを少なく位置決めできる。さらに落下等により衝撃を受けた際には、上カバー1の衝撃によるたわみによって生じるスペースを利用することによって、支軸3aが衝撃を逃がすことが可能となり、支軸への衝撃の緩和が可能となる。
以上が本発明の実施形態であるが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。例えば、上記実施形態においては、上カバー1の内側面に突起部1aを形成し、突起部1aにて支軸3aを上から押さえる構成としているが、突起部1aは省略可能である。この場合、上カバー1の内側面を直接、支軸3aの回動を妨げない程度に、支軸3aに当接させることで、支軸3aのがたつきを押さえることが可能となる。この変形例によると、上カバー1の内面に突起部1aを形成する必要がなく、簡易な構成の上カバー1によって本発明が実現可能となる。
また、上記実施形態においては、リリースカバー3の軸受け部4aのみ、上部を上カバー1で押さえる構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば、サイドプレート4、5に設けられたプラテンローラ6やサーマルヘッド7などを取り付けるための取り付け孔についても、軸受け部4aと同様に上部を開放した切り欠き形状にすることも可能である。そして、上カバー1の対応箇所にも突起部1aと同様の押さえとなる突起部を設け、プラテンローラ6やサーマルヘッド7の支軸を押さえる構成とすることで、プラテンローラ6やサーマルヘッド7の支軸における衝撃も緩和することが可能となる。
さらに、上記実施形態においては、サーマルプリンタを例にとって説明したが、本発明は、サーマルプリンタ以外のプリンタにおいても適用可能である。
1 上カバー
2 下カバー
3 リリースカバー
4、5 サイドプレート
6 プラテンローラ
7 サーマルヘッド
11 上カバー上面
31 給紙部
32 排紙部
1a 突起部
3a 支軸
4a 軸受け部
100 サーマルプリンタ
2 下カバー
3 リリースカバー
4、5 サイドプレート
6 プラテンローラ
7 サーマルヘッド
11 上カバー上面
31 給紙部
32 排紙部
1a 突起部
3a 支軸
4a 軸受け部
100 サーマルプリンタ
Claims (7)
- 印刷媒体に印刷を行う印刷本体と、該印刷本体が取り付けられる1つ以上のサイドプレートと、該印刷本体を覆うハウジングとからなるプリンタであって、
前記ハウジングは、前記印刷本体の上部を覆い、開閉可能に取り付けられたリリースカバーと、該リリースカバー以外の部分を覆う第1のカバーと、第2のカバーから構成され、
前記1つ以上のサイドプレートは、それぞれ、前記リリースカバーの両端を回動可能に支持するための軸受け部を有し、
前記軸受け部は、少なくとも一部が開放された切り欠き形状を有しており、
前記第1のカバーは、前記軸受け部の開放された部分を覆うように取り付けられ、
前記リリースカバーは、前記軸受け部および前記第1のカバーによって支持されることを特徴とするプリンタ。 - 前記第1のカバーは樹脂で形成されており、
前記サイドプレートは金属で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 前記リリースカバーの両端には、支軸が設けられており、
前記第1のカバーの所定の位置には、前記支軸の形状に対応した形状を有する突起部が形成されており、
前記突起部によって、前記リリースカバーの支軸を前記軸受け部に固定することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。 - 前記軸受け部は、U字形状の切り欠きによって形成され、
前記突起部は、前記支軸と対峙する面が曲面になるように形成されており、
前記第1のカバーが前記軸受け部の開放された部分を覆うことにより、前記軸受け部と前記突起部が、前記支軸の周囲を略覆う円形の開口を形成することを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。 - 前記プリンタに衝撃が加わると、
前記第1のカバーは、該衝撃によってたわみ、
前記第1のカバーのたわみにより、前記軸受け部と前記第1のカバーとの間に空間が生じ、
前記リリースカバーは、前記衝撃により生じた空間を利用して、前記支軸にかかる衝撃を緩和することを特徴とする請求項3または4に記載のプリンタ。 - 前記プリンタはサーマルプリンタであり、
前記印刷本体は、プラテンローラおよびサーマルヘッドからなることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のプリンタ。 - 前記プリンタは、携帯可能な程度に小型であることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008170874A JP2010006003A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2008170874A JP2010006003A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010006003A true JP2010006003A (ja) | 2010-01-14 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008170874A Pending JP2010006003A (ja) | 2008-06-30 | 2008-06-30 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010006003A (ja) |
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2008
- 2008-06-30 JP JP2008170874A patent/JP2010006003A/ja active Pending
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