JP2010004952A - 遊技機用のタッチパネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の個数を可及的に削減して消費電力を節約でき、発光・受光素子間での投光受光のタイミングにタイムラグを生じる現象を無くし得る遊技機用のタッチパネル装置を提供する。
【解決手段】タッチパネル装置14では、第1及び第2投光部62A,63Aに、赤外線発光ダイオード39からの投射光beを第1受光部62Bに分岐させるハーフミラー42a〜42a13と第2受光部63Bに分岐させるハーフミラー42b〜42bとをそれぞれ配置している。このため、赤外線発光ダイオードからの投射光を複数のハーフミラーで順に分離することで複数の投射光として、その対応する受光部の複数の赤外線受光トランジスタで受光することができ、従って、光源個数を削減して消費電力を節約し、また、検出箇所相互間でのタイムラグを無くすることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、雀球遊技機、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に用いられる遊技機用のタッチパネル装置に係り、特に消費電力等の低減を図り得るようにした遊技機用のタッチパネル装置に関する。
一般に、遊技機、例えばスロットマシンとして、複数種の絵柄からなるシンボルマークを円周方向に多数(通常は21個)備えた横3列の回胴リールを、スタートレバー操作に基づいて回転させた後、3個のストップボタンをそれぞれ押圧操作することで、各ボタンに対応する回胴リールを順次停止させて、各回胴リールに備えたシンボルマークのうちの所定の絵柄同士が一致したときに当たりとなり、ボーナス取得として多数の遊技メダルがメダル受け皿に放出される構造のものが知られている(特許文献1参照)。該スロットマシンでは、主基板に装着されたROMの抽選機能により役抽選を行い、対応役の結果に応じて回胴リールを停止制御させてシンボルマークを揃える際等に視覚的な演出を行っている。
上述のようなスロットマシンにおいて、以下のようなものが知られている(特許文献2参照)。該スロットマシンは、異なる赤外線受光素子の各出力信号の論理積をとる論理積回路を備えており、該論理積回路では、赤外線発光素子からその対向する赤外線受光素子に向けて照射された赤外線が遮断され、かつ、別の赤外線発光素子からその対向する赤外線受光素子に向けて照射された赤外光が遮断されると、その対応するリールを停止するための停止信号が出力される。このため、それら赤外光が互いに交差する範囲は、指等の障害物を位置させた際にリールを停止させるためのリール停止領域、即ちストップスイッチとして機能する。
また、遊技機として、雀球遊技機も知られている。該雀球遊技機では、各種遊技部品が配置された遊技盤の下部に、麻雀牌の図柄を付した所定数の入球口を備え、かつメダル投入口に遊技メダルが投入されると、麻雀牌の図柄を画像表示装置に適宜の組合せで自動的に表示する自動配牌機能を備えたものが存在する(特許文献3参照)。該雀球遊技機では、画像表示装置に表示される手牌のうちから不要な牌(不要牌)が切り捨てられた際、1個の遊技球を再度打ち出しし得る状態となり、これら切り捨て操作(捨て牌操作)及び再打ち出し操作が所定回数以内にて繰り返し行われ、所定の上がり役が完成した時点で得点が計算され、その得点に応じた数の遊技メダルが払い出される。
上記雀球遊技機では、1ゲーム中に打ち出し可能な遊技球が残っている状態で聴牌(テンパイ)した場合、遊技者がその時点で和了しても良いと判断して立直(リーチ)ボタンを押圧操作すると、その聴牌状態の手牌図柄が変更不能にされると共に、上がり役として立直役が付加されて、上がり牌(待ち牌)を引いて和了するまで、或いは遊技球を使い果たして流局となるまでゲームが続行される。
特開2003−275372号公報 特開2006−75423号公報 特開2005−211157号公報
ところで、上記特許文献2のスロットマシンにあっては、赤外線の遮断に基づきリール停止のための指示を出力することで、磨耗による詰まりや感度低下に伴う誤動作等を抑制して、長期に亘った安定動作を提供できるものの、赤外線発光素子はその対向する赤外線受光素子と同じ個数だけ必要であるため、リールを停止させるストップスイッチとしての機能以外の様々な機能を今後増やそうとする場合には、赤外線受光素子の個数増加に対応して赤外線発光素子も増加されることになる。
これにより、消費電力の増加が見込まれることから、本出願人によって、消費電力を低減するために複数の赤外線発光素子を順次発光(つまり、一方向に配列された赤外線発光素子を僅かな時間差で順番にオン・オフ)するような技術(以下、基礎技術という)が考えられている。しかし、この基礎技術によると、一方向及び他方向にて対向配置された複数の赤外線発光・受光素子間での投光受光のタイミングが隣接するもの同士で少しずつずれることでタイムラグを生じる。該タイムラグは極めて僅かなものではあるが、極力無い方が制御上も好ましい。このような問題は、上記特許文献3の雀球遊技機における捨て牌操作等を行う操作部に上記特許文献2のようなタッチパネルを適用する場合にも、同様に発生し得る。
そこで本発明は、赤外線発光素子等の光源の個数を可及的に削減して消費電力を節約し得ると共に、発光・受光素子間での投光受光のタイミングにタイムラグを生じる現象を無くすることが可能な遊技機用のタッチパネル装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図9参照)、検出領域(54)を一方向にて挟むように対向配置された第1投光部(62A)及び該第1投光部(62A)からの投射光(be)を受光する複数の受光体(44a,45a〜45a13)を有する第1受光部(62B)と、前記一方向と直交する他方向にて前記検出領域(54)を挟むように対向配置された第2投光部(63A)及び該第2投光部(63A)からの投射光(be)を受光する複数の受光体(45b〜45b)を有する第2受光部(63B)とを有し、前記検出領域(54)での検出に応じて出力される操作情報に応じて遊技進行してなる遊技機用のタッチパネル装置(14)において、
前記第1及び第2投光部(62A,63A)の少なくとも一方に、光源(36及び/又は39)からの投射光を透過させつつ前記第1及び第2受光部(62B,63B)のうちの対応する側に分岐させる複数のハーフミラー(42a〜42a13及び/又は42b〜42b)を一列状に配置した、
ことを特徴とする遊技機用のタッチパネル装置(14)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図5及び図7〜図9参照)、前記複数のハーフミラー(42a〜42a13及び42b〜42b)を前記第1及び第2投光部(62A,63A)の双方に備え、かつ、
前記第1投光部(62A)と前記第2投光部(63A)との交差部に、前記光源(例えば39)からの投射光(be)を分離して前記第1及び第2投光部(62B,63B)の双方に投射し得るハーフミラー(42c)を備えてなる、
請求項1記載の遊技機用のタッチパネル装置(14)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図5及び図7〜図9参照)、前記光源(36及び/又は39)からの最後部に位置する受光体(44a,44b,45a,45a)に対向するように、該受光体に投射光(be,be,be)を投射し得るように全反射ミラー(43a,43b,43c)を配置してなる、
請求項1又は2記載の遊技機用のタッチパネル装置(14)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図7及び図8参照)、前記第1及び第2投光部(62A,63A)の少なくとも一方にて、前記ハーフミラー(42a〜42a13及び/又は42b〜42b)が投射光(be,be)の進行方向で互い違いに配置されてなる、
請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機用のタッチパネル装置(14)にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図9参照)、前記第1及び第2投光部(62A,63A)の少なくとも一方にて、前記ハーフミラー(例えば42a〜42a13)の配列方向における途中部分に2つの全反射ミラー(43a,43c)をその非反射面を対向させた状態で備え、
前記光源が前記2つの全反射ミラー(43a,43c)にそれぞれ対応して2個(36,39)配置され、
前記第1及び第2投光部(62A,63A)の少なくとも一方にて、前記途中部分の2つの全反射ミラーの一方(例えば43a)と共にその対応する前記2個の光源の一方(例えば36)を含む第1投受光ユニット(U)と、前記途中部分の2つの全反射ミラーの他方(例えば43c)と共にその対応する前記2個の光源の他方(例えば39)を含む第2投受光ユニット(U)と、を備え、
前記一方の光源(例えば36)は、前記第1投受光ユニット(U)にて前記一方の全反射ミラー(例えば43a)を光路の最後部に位置させる前記ハーフミラー(42a,42a,42a,42a,42a,42a,42a)の列の最も近接するもの(42a)に投射光(be)を入射し、かつ、
前記他方の光源(例えば39)は、前記第2投受光ユニット(U)にて前記他方の全反射ミラー(43c)を光路の最後部に位置させる前記ハーフミラー(42c,42a13,42a12,42a11,42a10,42a)の列の最も近接するもの(42c)に投射光(be)を入射してなる、
請求項1ないし4のいずれか1項記載の遊技機用のタッチパネル装置(14)にある。
請求項6に係る本発明は(例えば図1ないし図9参照)、前記遊技機は、複数の牌種からなる麻雀牌の図柄に対応する複数の入球口(11a、11b、11c、…)を遊技領域(2a)に備えると共に、前記検出領域(54)を設けた操作パネル部(3)を遊技機本体(1a)に備え、前記遊技領域(2a)に打ち出された遊技球の前記入球口(11a、11b、11c、…)への入球で得られた手牌図柄の組合せにより、予め設定された複数の上がり役のうちの少なくとも1つを完成させるように遊技し得る雀球遊技機(1)である、
請求項1ないし5のいずれか1項記載の遊技機用のタッチパネル装置(14)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、第1及び第2投光部の少なくとも一方に、光源からの投射光を透過させつつ第1及び第2受光部のうちの対応する側に分岐させる複数のハーフミラーを一列状に配置したので、光源が少なくとも1個あれば、該光源からの投射光を複数のハーフミラーで順に分離することで複数の投射光として、その対応する受光部の複数の受光体で受光できるようにすることができる。このため、赤外線発光ダイオード等の光源の個数を可及的に削減して消費電力を節約できると共に、少なくとも1個という最小限の光源を制御するだけで適正な検出処理を実現できることにより、発光・受光素子間での投光受光のタイミングにタイムラグを生じる現象を無くすることができる。
請求項2に係る本発明によると、複数のハーフミラーを第1及び第2投光部の双方に備え、第1投光部と第2投光部との交差部に、光源からの投射光を分離して第1及び第2投光部の双方に投射し得るハーフミラーを備えるので、該ハーフミラーを交差部に1つ配置するだけで、光源から第1及び第2投光部の双方に投射光を供給し得るシンプルな構成を実現することができる。
請求項3に係る本発明によると、光源からの最後部に位置する受光体に対向するように、該受光体に投射光を投射し得るように全反射ミラーを配置したので、最後部では投射光をそれ以上透過させなくても良いため、全反射ミラーにより、そこまで透過してきた投射光を全て受光部側に反射して、効率良く用いることができる。
請求項4に係る本発明によると、第1及び第2投光部の少なくとも一方にて、ハーフミラーが投射光の進行方向で互い違いに配置されるので、第1投光部及び/又は第2投光部における全てのハーフミラーで反射して第1受光部及び/又は第2受光部側に光投射する際に、第1投光部及び/又は第2投光部における隣接する投射光同士が干渉するような不都合を回避することが可能になる。
請求項5に係る本発明によると、第1及び第2投光部の少なくとも一方にて、途中部分の2つの全反射ミラーの一方と共にその対応する2個の光源の一方を含む第1投受光ユニットと、途中部分の2つの全反射ミラーの他方と共にその対応する2個の光源の他方を含む第2投受光ユニットとを備え、一方の光源が、第1投受光ユニットにて一方の全反射ミラーを光路の最後部に位置させるハーフミラーの列の最も近接するものに投射光を入射し、他方の光源が、第2投受光ユニットにて他方の全反射ミラーを光路の最後部に位置させるハーフミラーの列の最も近接するものに投射光を入射するので、2つの光源を用いて、一方の光源からの投射光を、全体の半分程度の第1投受光ユニットにおける受光体に投射すると共に、他方の光源からの投射光を、残りの半分程度の第2投受光ユニットにおける受光体に投射することができる。従って、タッチパネル装置における全ての受光体に1つの光源からの投射光を供給する場合に比して、光量の減衰を抑え得る構成とすることができる。
請求項6に係る本発明によると、遊技機が、複数の牌種からなる麻雀牌の図柄に対応する複数の入球口を遊技領域に備えると共に、検出領域を設けた操作パネル部を遊技機本体に備え、遊技領域に打ち出された遊技球の入球口への入球で得られた手牌図柄の組合せにより、予め設定された複数の上がり役のうちの少なくとも1つを完成させるように遊技し得る雀球遊技機であるので、遊技機が雀球遊技機であり、タッチパネル装置の検出領域での操作で種々の操作情報を簡単に入力できることで、遊技者が雀球遊技を軽快に進行させることが可能になる。
以下、本発明に係る遊技機用のタッチパネル装置を適用し得る遊技機の実施の形態として、遊技場等に設置される雀球遊技機を、図1ないし図9を参照して説明する。なお、図1は該雀球遊技機1の全体を示す斜視図、図2は図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図、図3は雀球遊技機1の前枠全体を開放して裏枠の内部構造を示す正面図である。
本実施の形態では、27種の牌の図柄を各4個、計108個の牌を使用して遊技を行う雀球遊技機(遊技機)1を例に挙げて説明する。この27種の牌の図柄は、例えば、萬子が「一萬」〜「九萬」の9種、筒子が「一筒」〜「九筒」の9種、索子が「一索」と「九索」の2種、字牌が「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種である。従って、萬子と筒子が数牌となり、索子の「一索」と「九索」は、順子を形成することができないので字牌に含めている。これにより、本実施形態における牌種とは、上記の「萬子」、「筒子」、「字牌」の3種を示すことになる。なお、上記した2種の数牌は、萬子、筒子、及び索子のうちのいずれの2種であってもよく、例えば、萬子と索子とで数牌を形成した場合には、筒子の「一筒」と「九筒」とを字牌とするように選定した雀球遊技機を構成してもよい。
図1に示すように、本雀球遊技機1は、木製の裏枠1cと、該裏枠1cに対して開閉可能に支持された前枠1bと、を備えている。これら裏枠1c及び前枠1bにより遊技機本体1aが構成されている。前枠1bの前面部には、操作パネル部3、該操作パネル部3の下方に設けられた遊技球発射レバー4、メダル受け皿5、音声や効果音(以下、一括して音声という)を出力する音声出力装置であるスピーカー6、ランプ装置7等が配置されている。前枠1bには透明ガラス41が取り付けられ、前枠1bの閉止時には該透明ガラス41が遊技盤2と対向するように位置する。そして、前枠1bの透明ガラス41を通した奥側で遊技盤2の前面には、図2に示す遊技領域を構成する遊技盤面部2aが配置されている。なお、符号17は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤面部2a側に案内するガイドレールを示している。
遊技盤面部(遊技領域)2aの略中央部には、図2に示すように、液晶パネル等の画像表示装置38を開口部13から露出した状態のセンター飾り12が配置されている。センター飾り12は、開口部13の上部に演出装置40を有し、開口部13の下部に遊技球の進路を振り分けるステージSを有している。センター飾り12の右方には、遊技球が通過可能なアタッカー作動通過口10が配置され、該アタッカー作動通過口10の直下方にはアタッカー9が配置されている。
センター飾り12の上方には表示部37が配置され、センター飾り12の左右下方には入球口11a,11bが配置され、センター飾り12の下方には入球口11c,11d,11e,…が配置されている。また、センター飾り12の下方で且つ上記入球口11c〜11e,…の直ぐ上方には、各入球口の入球幅を規制するための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。なお、遊技盤面部2aには、風車(図示せず)や上記とは別の障害釘(図示せず)が設けられている。
センター飾り12におけるステージSの下方には、複数個(本実施形態では25個)の入球口11c〜11e,…を有した入球ユニット53が配置されている。これら入球口11c〜11e,…は、索子牌を除いた牌の図柄25種(図柄は図示せず)に対応して25個が設けられている。入球口11a,11bにはそれぞれ「一索」と「九索」が表示されており、また入球口11cには「一萬」、入球口11dには「二萬」、入球口11eには「三萬」というように、所要の麻雀牌図柄が順次表示されている。なお、符号53aは、入球ユニット53の前カバーを示している。
一方、図1に示すように、前述した操作パネル部3には、遊技者が操作情報を入力するタッチパネル装置14、メダル投入口15、及び各種の操作ボタンが設けられている。この各種の操作ボタンとして、リーチボタン18、牌選択右シフトボタン19、牌選択左シフトボタン20、自摸牌決定ボタン21、払い出しボタン22、遊技終了ボタン23、遊技開始ボタン24、及びリジェクト(REJECT)ボタン25が配置されている。なお、遊技者がこれらの各ボタン、例えば遊技開始ボタン24を操作すると、遊技開始信号が発生し、この信号がマイクロコンピュータから構成される不図示の制御装置に入力される。そして、該制御装置に搭載されているソフトウエア(プログラム)は、入力された信号ごとにゲームを進行させるため、予め設定された処理を実行するようになっている。
また、遊技機本体1aの内部には、図3に示すように、前枠1b全体を開放した状態における裏枠1cに、電源基板55、主制御基板56、ホッパユニット57、メダル払出し装置48、及び受容箱58が上部から下部に向かって配設されている。また、図3の正面視における前枠1bの左下部には、遊技球を遊技盤面部2aに打ち出す発射装置51が配設され、この発射装置51の右上方には、循環ユニット78が配設されている。該発射装置51は、遊技球発射レバー4(図1参照)と打撃レバー71とを有している。この遊技球発射レバー4が遊技者に操作され、打撃レバー71が回動することにより、遊技球が遊技盤面部2a上に打ち出される。
次いで、前述したタッチパネル装置14について、図4ないし図6を参照して説明する。なお、図4はタッチパネル装置14を示す正面図、図5は図4におけるタッチパネル装置14を詳細に示す平面図、図6はタッチパネル装置14を駆動する制御系を示すブロック図である。
タッチパネル装置14は、図4に示すように、操作パネル部3の中央部に埋め込まれるように配設されている。該タッチパネル装置14は、液晶表示装置等からなる画像表示装置74(図5参照)と、該画像表示装置74の画面を保護する保護用アクリル板(図示せず)と、タッチパネル装置14の検出領域54を形成するセンサユニット80(図5参照)と、を有している。これら画像表示装置74、保護用アクリル板、及びセンサユニット80は、不図示のケース体によって上記順で且つ一体的な層状に配置されており、更に、画像表示装置74と保護用アクリル板との間には、該画像表示装置74を保護する緩衝領域となる不図示の空隙部が形成されている。タッチパネル装置14は、対向する縁部64,64と縁部65,65とで囲まれた矩形状の開口部14aを有しており、検出領域54を該開口部14aから露出させた状態で、図5に示す赤外線発光ダイオード(光源)39、ハーフミラー42a〜42a13,42c,42b〜42b、全反射ミラー43a,43b、赤外線受光トランジスタ44a,44b,45a〜45a13,45b〜45bが縁部64,64,65,65によってそれぞれ覆われている。
画像表示装置74には、その表示面に種々の表示領域が設定され、遊技者に対してゲームの進行に応じて必要となる、情報データ、画像、及び演出用画像が表示される。例えば、画像表示装置74の表示面の右側(図5参照)には、上述のリーチボタン18及び払い出しボタン22と同様の機能を得るための操作ができるリーチ操作部47及び払出操作部46が表示される。画像表示装置74の表示面には、これ以外にも、遊技メダル貯留枚数表示領域、残り遊技球数表示領域、風牌表示領域、表ドラ表示領域、裏ドラ表示領域、上がり牌表示領域、特別遊技のうち、ビッグゲームの権利を得ることができる上がり役を示すビッグゲーム上がり役表示領域、チャンスゲームの権利を得ることができる上がり役を示すチャンスゲーム上がり役表示領域、捨て牌の図柄を表示する捨て牌表示領域を設けることができ、ゲームの進行に応じて牌の図柄、演出画像、数値等を表示することができる。
更に、図5に示すように、画像表示装置74の画面の下部横方向の部位54aには、13個の手牌の図柄61が横一列に表示され、その右端部には自摸した牌の図柄が表示される。なお、画像表示装置74の画面下部に表示された13個の手牌図柄及び自摸牌図柄の表示位置は、後述する平面上において、特に捨て牌押圧位置16a、16b、…、16m及び自摸牌押圧位置35と呼ぶ。
本実施の形態では、検出領域54での検出に応じて出力される操作情報に応じて遊技進行するように構成された雀球遊技機用のタッチパネル装置14において、第1及び第2投光部62A,63Aに、赤外線発光ダイオード(光源)39からの投射光beを透過させつつ第1及び第2受光部62B,63B側に分岐させる複数のハーフミラー42a〜42a13及び42b〜42bが、それぞれ一列状に配置されている。
すなわち、タッチパネル装置14は、図5に示すように、検出領域54を上下方向(一方向)にて挟むように対向配置された第1投光部62A及び第1受光部62Bと、上下方向と直交する左右方向(他方向)にて検出領域54を挟むように対向配置された第2投光部63A及び第2受光部63Bとを有している。第1受光部62Bは、第1投光部62Aからの投射光beを受光する複数(本実施形態では14個)の赤外線受光トランジスタ(受光体)44a,45a〜45a13を有している。第2受光部63Bは、第2投光部63Aからの投射光beを受光する複数(本実施形態では4個)の赤外線受光トランジスタ(受光体)45b〜45b,44bを有している。
そして、検出領域54の右上部には、第1投光部62A及び第2投光部63Aの双方に投射光beを入射する赤外線発光ダイオード(光源)39が配置されている。また、第1投光部62Aには、第1受光部62Bにおいての赤外線発光ダイオード39からの最後部に位置する赤外線受光トランジスタ44aに対向して該トランジスタ44aに投射光beを投射し得るように全反射ミラー43aが配置されていると共に、最後部以外の赤外線受光トランジスタ45a〜45a13にそれぞれ投射光beを投射し得るようにハーフミラー42a〜42a13が配置されている。
一方、第2投光部63Aには、第2受光部63Bにおいての赤外線発光ダイオード39からの最後部に位置する赤外線受光トランジスタ44bに対向して該トランジスタ44bに投射光beを投射し得るように全反射ミラー43bが配置されていると共に、最後部以外の複数(本実施形態では3個)の赤外線受光トランジスタ45b〜45bにそれぞれ投射光beを投射し得るように複数(本実施形態では3個)のハーフミラー42b〜42bが配置されている。更に、赤外線発光ダイオード39からの投射光beを分離して第1投光部62A及び第2投光部63Aの双方に投射し得るように、これら第1及び第2投光部62A,63Aの交差部にハーフミラー42cが配置されている。
上記構成により、赤外線発光ダイオード39から投射された投射光beは、ハーフミラー42cで2方向に分離され、直進するものは該ハーフミラー42cを透過した後、ハーフミラー42a13,42a12,42a11,42a10,42a,42a,42a,42a,42a,42a,42a,42a,42aの順に透過した後、全反射ミラー43aで全反射されて赤外線受光トランジスタ44aに投射光beとして投射されると共に、ハーフミラー42a〜42a13のそれぞれで反射して投射光beとして進むものは赤外線受光トランジスタ45a〜45a13のそれぞれに受光される。また、ハーフミラー42cで90゜反射して第2投光部63Aに向かう投射光beは、ハーフミラー42b〜42bをそれぞれ透過して全反射ミラー43bで全反射されて赤外線受光トランジスタ44bに投射光beとして投射されると共に、ハーフミラー42b〜42bでそれぞれ90゜反射したものは投射光beとして赤外線受光トランジスタ45b〜45bにてそれぞれ受光される。
そして、上記センサユニット80は、図6に示すように、CPUを備えた制御部49と、該制御部49に接続されて、赤外線発光ダイオード39を駆動させる発光部制御回路50と、第1及び第2受光部62B,63Bにおける赤外線受光トランジスタ44a,44b,45a〜45a13,45b〜45bを制御する受光部制御回路59とを有している。なお、上記制御部49は、前述した不図示の制御装置に接続されている。
制御部49は、発光部制御回路50を介して赤外線発光ダイオード39を発光駆動する。該発光ダイオード39は、ハーフミラー42cに赤外光(投射光)beを投射し、該ハーフミラー42cを透過して直進する投射光beは、全反射ミラー43a及びハーフミラー42a〜42a13でそれぞれ90゜反射されて投射光be…として投射され、赤外線受光トランジスタ44a,45a〜45a13にそれぞれ受光される。一方、ハーフミラー42cで90゜反射する方向に分離された投射光beは、ハーフミラー42b〜42b及び全反射ミラー43bで90゜反射されて投射光be…として投射され、赤外線受光45b〜45b,44bにてそれぞれ受光される。
上記発光状態において、遊技者が画像表示装置74に指を近づけると、互いに交差した形で投射される投射光be…と投射光be…との交差部Iのうちの該当するものが遮断(遮蔽)され、それにより、遮断された位置が制御部49によって画像表示装置74の表示面上の2次元の座標値データとして検知される。
ここで、前述した画像表示装置74下部に表示された13個の手牌図柄61及び自摸牌図柄は、保護用アクリル板やセンサユニット80等を通して遊技者から視認されるものとなっている。該遊技者が、上記13個の手牌図柄61及び自摸牌図柄の中から、例えば、図5の「九筒」の牌を捨て牌として決定し、その捨て牌時の操作として、表示された「九筒」の牌(即ち、捨て牌押圧位置16k)に向って指を押し当てるように操作したとする。すると、該遊技者の指は、全反射ミラー43bで反射した投射光beとハーフミラー42a10で反射した投射光beとの交差部Iを遮断することから、これに該当する画像表示装置74の表示面上の座標データが検知される。該座標データは、上記した「九筒」の牌の表示位置を示すものとして不図示のデータベースに予め登録されていることから、この座標に位置している「九筒」の牌が、制御部49により捨て牌として認識されることとなる。
以上説明したように、本実施形態では、第1及び第2投光部62A,63Aに、赤外線発光ダイオード39からの投射光beを透過させつつ第1及び第2受光部62B,63B側に分岐させる複数のハーフミラー42a〜42a13,42b〜42bをそれぞれ一列状に配置している。このため、赤外線発光ダイオード39が1個あれば、該発光ダイオード39からの投射光beを複数の上記ハーフミラーで順に分離することで複数の投射光として、その対応する第1及び第2受光部62B,63Bの複数の赤外線受光トランジスタ45a〜45a13,45b〜45bで受光することができる。これにより、光源(39)の個数を可及的に削減して消費電力を節約できると共に、少なくとも1個という最小限の光源(39)を制御するだけで適正な検出処理を実現できる。つまり、第1及び第2受光部62B,63Bの全てにおいて受光タイミングが同時であるため、発光・受光素子間での投光受光のタイミングにタイムラグを生じるような現象が無くなる。
また、本実施形態では、ハーフミラー42a〜42a13,42b〜42bを第1及び第2投光部62A,63Aに備え、これら第1及び第2投光部62A,63Aの交差部に、赤外線発光ダイオード39からの投射光beを分離して第1及び第2受光部62B,63Bに投射し得るハーフミラー42cを備えている。これにより、該ハーフミラー42cを交差部に1つ配置するだけで、赤外線発光ダイオード39から第1及び第2投光部62A,63Aの双方に投射光を供給し得るシンプルな構成を実現できる。更に、本実施形態では、赤外線発光ダイオード39からの最後部に位置する赤外線受光トランジスタ44a,44bに対向するように、これら受光トランジスタ44a,44bに投射光be,beを投射し得るように全反射ミラー43a,43bを配置している。最後部では投射光be,beをそれ以上透過させなくても良いため、全反射ミラー43a,43bにより、そこまで透過してきた投射光be,beを全て第1及び第2受光部62B,63B側に反射して、効率良く用いることができる。この効果は、後述する第3の変形例における全反射ミラー43a,43cにおいても同様である。
ここで、本実施形態を一部変更した第1及び第2の変形例について、図7及び図8に沿って順に説明する。
すなわち、第1の変形例では、図7に示すように、第1投光部62Aにおいてハーフミラー42a〜42a13が投射光beの進行方向で互い違いに配置されている。つまり、同図において、第2投光部63A側は図5と同様の構成であるが、第1投光部62A側では、ハーフミラー42a,42a,42a,42a,42a,42a11,42a13が、それぞれ、ハーフミラー42a,42a,42a,42a,42a10,42a12のあるハーフミラー42cの列から、ハーフミラー42bの列に一段下げた形で配置されている。
上記構成により、赤外線発光ダイオード39からの投射光beは、ハーフミラー42cを透過した後、ハーフミラー42a12,42a10,42a,42a,42a,42aの順に透過し、全反射ミラー43aで全反射して赤外線受光トランジスタ44aに投射光beとして投射されると共に、ハーフミラー42a12,42a10,42a,42a,42a,42aのそれぞれで反射して投射光beとして赤外線受光トランジスタ45a12,45a10,45a,45a,45a,45aのそれぞれに投射される。また、ハーフミラー42cで90゜反射して第2投光部63Aに向かう投射光beは、ハーフミラー42bで90゜反射して投射光beとなり、ハーフミラー42a13,42a11,42a,42a,42a,42a,42aの順に透過し、赤外線受光トランジスタ45bにて受光されると共に、ハーフミラー42a13,42a11,42a,42a,42a,42a,42aのそれぞれで反射し、投射光beとして赤外線受光トランジスタ45a13,45a11,45a,45a,45a,45a,45aのそれぞれに投射される。
このように第1投光部62Aにおいてハーフミラー42a,42a,42a,42a,42a,42a11,42a13がハーフミラー42bの列に一段下げられたことにより、全反射ミラー43a、ハーフミラー42a,42a,42a,42a,42a10,42a12が図5の構成に比して互いの距離が離れるため、隣接する投射光be同士が干渉するような現象が極力回避される。
また、第2の変形例では、図8に示すように、第2投光部63Aにおいてハーフミラー42b〜42bが投射光beの進行方向で互い違いに配置されている。つまり、同図において、第1投光部62A側は図5と同様の構成であるが、第2投光部63A側では、ハーフミラー42b,42bが、それぞれ、ハーフミラー42bのあるハーフミラー42cの列から、ハーフミラー42a13の列に一段移動させた形で配置されている。
上記のように、第2投光部63Aにおいてハーフミラー42b,42bがハーフミラー42a13の列に一段移動させられたことにより、ハーフミラー42c,42b,全反射ミラー43bが図5の構成に比して互いの距離が離れるため、隣接する投射光be同士が干渉するような現象が極力回避される。なお、図7及び図8では、第1投光部62Aと第2投光部63Aのそれぞれでハーフミラーを互い違いに配置する構成としたが、これらを一体にして、第1投光部62Aと第2投光部63Aの双方でハーフミラーを互い違いに配置する構成とすることもできる。この場合には、隣接する投射光be同士及び投射光be同士がそれぞれに干渉する現象を回避することができる。
ついで、図5で説明した実施形態を一部変更させた第3の変形例を図9に沿って説明する。すなわち、本第3の変形例では、第1投光部62Aにおいて、ハーフミラー42a〜42a13の配列方向における途中部分、つまりハーフミラー42aと42aの間の部分に、2つの全反射ミラー43a,43cを、その非反射面を対向させた所謂背中合わせの状態で配置している。同時に、ハーフミラー42a〜42aを図5と逆の方向を向くように配置すると共に、図5における全反射ミラー43aをハーフミラー42aに代え、更に、該ハーフミラー42aに向けて投射光beを投射し得るように、赤外線発光ダイオード39とは別の赤外線発光ダイオード36を配置している。
そして、本実施形態におけるタッチパネル装置14は、途中部分の上記2つの全反射ミラー43a,43cの一方の全反射ミラー43aと共に、その対応する上記赤外線発光ダイオード36を含む第1投受光ユニットUと、他方の全反射ミラー43cと共に、その対応する上記赤外線発光ダイオード39を含む第2投受光ユニットUとを備えている。当該構成を有するタッチパネル装置14において、赤外線発光ダイオード36は、第1投受光ユニットUにて全反射ミラー43aを光路の最後部に位置させるハーフミラー42a,42a,42a,42a,42a,42a,42aの列の最も近接するハーフミラー42aに投射光beを入射し、また、赤外線発光ダイオード39は、第2投受光ユニットUにて全反射ミラー43cを光路の最後部に位置させるハーフミラー42c,42a13,42a12,42a11,42a10,42aの列の最も近接するハーフミラー42cに投射光beを入射する。
この構成により、第1投受光ユニットUでは、赤外線発光ダイオード36から投射された投射光beは、ハーフミラー42aを透過した後、ハーフミラー42a〜42aの順に透過し、全反射ミラー43aで全反射して赤外線受光トランジスタ45aに投射光beとして投射されると共に、ハーフミラー42a,42a〜42aのそれぞれで反射して投射光beとして赤外線受光トランジスタ44a,45a〜45aのそれぞれに投射される。一方、赤外線発光ダイオード39の投射光beを用いる第2投受光ユニットU側では、該投射光beがハーフミラー42cからハーフミラー42aまで透過するまでの構成は図5と同様であるが、該ハーフミラー42aを透過した投射光beは全反射ミラー43cで90゜反射して投射光beとして赤外線受光トランジスタ45aに向かうことになる。そして、ハーフミラー42b〜42b、及び全反射ミラー43bでそれぞれ反射した投射光beは、それぞれに赤外線受光トランジスタ45b〜45b,44bに向かうことになる。なお、この変形例の場合、図6に示した発光部制御回路50は、赤外線発光ダイオード36,39の双方を駆動制御することになる。
このように、2つの光源である赤外線発光ダイオード36,39を用いて、赤外線発光ダイオード36からの投射光beを、全体の半分程度の第1投受光ユニットUにおける赤外線受光トランジスタ44a,45a〜45aに投射すると共に、赤外線発光ダイオード39からの投射光beを、残り半分程度の第2投受光ユニットUにおける赤外線受光トランジスタ45a〜45a13に投射するように構成できる。このため、タッチパネル装置14における全ての投射光を1つの赤外線発光ダイオード39からの投射光によって実現する場合に比して、光量の減衰を抑えた構成が実現する。
なお、本第3の変形例では、上記構成を第1投光部62A側に採用したが、これに限らず、該構成を第2投光部63A側に採用しても良いことは勿論である。その場合も、上記と同様の効果を得ることが可能である。
以上説明した実施形態及び第1〜第3変形例においては、第1及び第2投光部62A,63Aの双方に赤外線発光ダイオード39からの投射光を分離して供給するように構成したが、この構成に限らず、赤外線発光ダイオード39からの投射光を第1及び第2投光部62A,63Aのうちの一方にのみ供給し、他方は、基礎技術の場合のように配置した複数の赤外線発光ダイオードからの投射光を用いる構成とすることも可能である。この場合も、光源の個数を可及的に減少できる。また、ハーフミラーとして、赤外線発光ダイオード36や39から奥側に至るものほど高透過率のものを用いることで、ハーフミラーの枚数が増えても光量減衰を極力抑えることが可能になる。
そして、上述の実施形態及び第1〜第3変形例では、本発明に係るタッチパネル装置14を、複数の牌種からなる麻雀牌の図柄に対応する複数の入球口11a、11b、11c、…を遊技盤面部2aに備え、操作情報を入力するように検出領域54を設けた操作パネル部3を遊技機本体1aに備え、遊技盤面部2aに打ち出された遊技球の入球口11a、11b、11c、…への入球で得られた手牌図柄の組合せにより、予め設定された複数の上がり役のうちの少なくとも1つを完成させるように遊技し得る雀球遊技機1に適用した。このため、操作パネル部3に配置されたタッチパネル装置14の操作で種々の操作情報を簡単に入力することができ、遊技者が雀球遊技を軽快に進行させることができる。
なお、以上の実施形態及び第1〜第3変形例では、本発明に係る遊技機用のタッチパネル装置14を雀球遊技機1に適用した例を挙げて説明したが、本発明の遊技機用のタッチパネル装置14は、これに限らず、パチンコ機或いはスロットマシンに適用しても良いことは勿論である。その場合、スロットマシンに適用する際は、本実施形態及び第1〜第3の変形例における雀球遊技機1の場合と同様に、遊技者の指の操作を検出するように構成し得るが、パチンコ機に適用する際には、例えば、不図示の遊技盤上の遊技領域に配置されるセンター飾りの中央部の画像表示装置として画像表示装置74を用い、センサユニット80によって形成される検出領域54を透明ガラス板等で覆った状態で、該検出領域54内に遊技球を流入させ得るようにしておき、該流入した遊技球の座標を逐次検出しつつ、その検出結果に対応するキャラクタ等の図柄を画像表示装置74の表示面上に表示して、遊技球の動きに追随させるように構成することが可能である。
以上、本発明をその好適な実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明の遊技機用のタッチパネル装置は、上記実施形態及び変形例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態及び変形例の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機用のタッチパネル装置も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る雀球遊技機の全体を示す斜視図である。 図1における遊技盤面部を抜粋して示す斜視図である。 本雀球遊技機の前枠全体を開放して裏枠の内部構造を示す正面図である。 タッチパネル装置を示す正面図である。 図4におけるタッチパネル装置を詳細に示す平面図である。 タッチパネル装置を駆動する制御系を示すブロック図である。 第1の変形例におけるタッチパネル装置を示す平面図である。 第2の変形例におけるタッチパネル装置を示す平面図である。 第3の変形例におけるタッチパネル装置を示す平面図である。
符号の説明
1 遊技機(雀球遊技機)
1a 遊技機本体
2a 遊技領域(遊技盤面部)
3 操作パネル部
11a、11b、11c、… 入球口
14 遊技機用のタッチパネル装置
36,39 光源(赤外線発光ダイオード)
42a〜42a13,42b〜42b,42c ハーフミラー
43a,43b,43c 全反射ミラー
44a,44b,45a〜45a13 受光体(赤外線受光トランジスタ)
45b〜45b 受光体(赤外線受光トランジスタ)
54 検出領域
62A 第1投光部
62B 第1受光部
63A 第2投光部
63B 第2受光部
be,be〜be 投射光
第1投受光ユニット
第2投受光ユニット

Claims (6)

  1. 検出領域を一方向にて挟むように対向配置された第1投光部及び該第1投光部からの投射光を受光する複数の受光体を有する第1受光部と、前記一方向と直交する他方向にて前記検出領域を挟むように対向配置された第2投光部及び該第2投光部からの投射光を受光する複数の受光体を有する第2受光部とを有し、前記検出領域での検出に応じて出力される操作情報に応じて遊技進行してなる遊技機用のタッチパネル装置において、
    前記第1及び第2投光部の少なくとも一方に、光源からの投射光を透過させつつ前記第1及び第2受光部のうちの対応する側に分岐させる複数のハーフミラーを一列状に配置した、
    ことを特徴とする遊技機用のタッチパネル装置。
  2. 前記複数のハーフミラーを前記第1及び第2投光部の双方に備え、かつ、
    前記第1投光部と前記第2投光部との交差部に、前記光源からの投射光を分離して前記第1及び第2投光部の双方に投射し得るハーフミラーを備えてなる、
    請求項1記載の遊技機用のタッチパネル装置。
  3. 前記光源からの最後部に位置する受光体に対向するように、該受光体に投射光を投射し得るように全反射ミラーを配置してなる、
    請求項1又は2記載の遊技機用のタッチパネル装置。
  4. 前記第1及び第2投光部の少なくとも一方にて、前記ハーフミラーが投射光の進行方向で互い違いに配置されてなる、
    請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機用のタッチパネル装置。
  5. 前記第1及び第2投光部の少なくとも一方にて、前記ハーフミラーの配列方向における途中部分に2つの全反射ミラーをその非反射面を対向させた状態で備え、
    前記光源が前記2つの全反射ミラーにそれぞれ対応して2個配置され、
    前記第1及び第2投光部の少なくとも一方にて、前記途中部分の2つの全反射ミラーの一方と共にその対応する前記2個の光源の一方を含む第1投受光ユニットと、前記途中部分の2つの全反射ミラーの他方と共にその対応する前記2個の光源の他方を含む第2投受光ユニットと、を備え、
    前記一方の光源は、前記第1投受光ユニットにて前記一方の全反射ミラーを光路の最後部に位置させる前記ハーフミラーの列の最も近接するものに投射光を入射し、かつ、
    前記他方の光源は、前記第2投受光ユニットにて前記他方の全反射ミラーを光路の最後部に位置させる前記ハーフミラーの列の最も近接するものに投射光を入射してなる、
    請求項1ないし4のいずれか1項記載の遊技機用のタッチパネル装置。
  6. 前記遊技機は、複数の牌種からなる麻雀牌の図柄に対応する複数の入球口を遊技領域に備えると共に、前記検出領域を設けた操作パネル部を遊技機本体に備え、前記遊技領域に打ち出された遊技球の前記入球口への入球で得られた手牌図柄の組合せにより、予め設定された複数の上がり役のうちの少なくとも1つを完成させるように遊技し得る雀球遊技機である、
    請求項1ないし5のいずれか1項記載の遊技機用のタッチパネル装置。
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