JP2010004433A - 動画検索システムおよび動画検索方法、動画検索プログラム並びにそのプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

動画検索システムおよび動画検索方法、動画検索プログラム並びにそのプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、所望のファイルサイズ又は/及び再生時間の動画を容易に検索することができ、また、検索した動画のファイルサイズ又は/及び再生時間を容易に識別して把握することのできる動画検索システムおよび動画検索方法、動画検索プログラムを提供することである。
【解決手段】 本発明の動画検索システム(10〜16)は、分類手段(11)と、表示手段(14,11)とを備える。分類手段は、動画ファイルを、動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する。また、表示手段は、分類手段の分類毎に、動画ファイルの情報を識別可能に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画のファイルサイズ又は/及び再生時間をキーとした動画検索および検索結果表示が行える動画検索システムおよび動画検索方法、動画検索プログラム並びにそのプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
近年、ビデオカメラのみならず、電子カメラや携帯電話機でも動画を簡単に撮影することができるようになっている。また、撮影した動画の記録に使用するメモリカードなどの記録媒体は、数ギガバイトクラスの容量のものが一般化して、安価に普及している。このため、ユーザーは、動画を気軽に撮影することができるので、気がついたときには沢山の動画が撮影され、整理されないままとなっている場合が多くなっている。
他方、近年、インターネットにおいては動画投稿サイトの増加が顕著になっている。最近では、上述したように動画の撮影が気軽に行えるようになったこともあり、ユーザーは、自身で撮影した動画をそれらのサイトに投稿する機会が多くなっている。
ところで、動画投稿サイトでは、動画のファイルサイズ(ファイルのデータ量)や再生時間に制限を設けて投稿を制限していることが多い。特に、動画のテーマや公開期間を限定している動画投稿サイトの場合は、その制限が厳しくなっている。
このため、動画を投稿する場合には、ユーザーは、ファイルサイズや再生時間をキーとして撮影した動画の中から投稿可能なものを探す必要がある。
動画の検索を行う従来技術の一例として、例えば、特許文献1には、検索した動画の撮影日時などの属性情報を画面に一覧リスト表示する手法が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、検索した動画の再生時間をタイムライン表示する手法が開示されている。
特開2006−148986号公報 特開2005−94709号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザーは、所望のファイルサイズや再生時間の動画を容易には検索することができなかった。また、従来技術では、ユーザーは、検索した動画のファイルサイズや再生時間を容易には識別して把握することができなかった。
さらに、上述したように動画撮影や動画投稿サイトへの動画投稿が一般化していることもあり、初心者のユーザーにも敷居が低くて扱いやすい動画検索システムの実現が望まれている。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明の目的は、所望のファイルサイズ又は/及び再生時間の動画を容易に検索することのできる動画検索システムおよび動画検索方法、動画検索プログラムを提供することである。
さらに、本発明のもう一つの目的は、検索した動画のファイルサイズ又は/及び再生時間を容易に識別して把握することのできる動画検索システムおよび動画検索方法、動画検索プログラムを提供することである。
第1の発明の動画検索システムは、分類手段と、表示手段とを備える。分類手段は、動画ファイルを、動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する。また、表示手段は、分類手段の分類毎に、動画ファイルの情報を識別可能に表示する。
第2の発明は、第1の発明において、ユーザーの操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定手段を更に有する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、表示手段が、マーク表示またはエリア別表示の少なくとも一方により動画ファイルの種類を識別可能に表示する。
第4の発明の動画検索方法は、動画ファイルを、動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する分類ステップと、分類ステップでの分類毎に、動画ファイルの情報を識別可能に表示する表示ステップとを備える。
第5の発明は、第4の発明において、ユーザーの操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定ステップを更に有する。
第6の発明は、第4または第5の発明において、表示ステップでは、マーク表示またはエリア別表示の少なくとも一方により動画ファイルの種類を識別可能に表示する。
第7の発明の動画検索プログラムは、動画ファイルを、動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する分類ステップと、分類ステップでの分類毎に、動画ファイルの情報を識別可能に表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる。
第8の発明は、第7の発明において、ユーザーの操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定ステップを更にコンピュータに実行させる。
第9の発明は、第7または第8の発明において、表示ステップでは、マーク表示またはエリア別表示の少なくとも一方により動画ファイルの種類を識別可能に表示する。
第10の発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、第7ないし第9の発明の何れか一の発明の動画検索プログラムを記憶する。
本発明では、動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方が閾値と比較されることによって動画ファイルの分類が行われる。
従って、本発明を利用すれば、ユーザーは、所望のファイルサイズ又は/及び再生時間の動画を容易に検索することができる。
また、本発明では、分類された種類毎に、動画ファイルの情報が識別可能に表示される。
従って、本発明を利用すれば、ユーザーは、検索した動画のファイルサイズ又は/及び再生時間を容易に識別して把握することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明を適用した動画検索システムの構成の一例を示すブロック図である。
動画検索システム本体10は、CPU11と、操作部材12と、ハードディスク装置13と、表示部14と、入力インターフェース(入力I/F)15とを備えている。
CPU11は、ハードディスク装置13に予め格納された制御プログラムを実行することで、動画検索システム本体10の各部を統括制御する。
操作部材12は、キーボード、また、マウスやトラックパッド等のポインティングデバイスなど、CPU11に対してユーザーが指示を行うための各種の入力デバイスを含んでいる。ユーザーは、これらの入力デバイスを操作することで、CPUに対して、動画ファイルの検索などの指示を行うことができる。
ハードディスク装置13は、CPU11が実行する制御プログラム、動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザなどの各種のプログラム、また、プログラムの実行に必要となる設定ファイルなどの各種のデータなどを格納する。
また、ハードディスク装置13は、その内部に設けられたディレクトリ又はフォルダに、動画ファイルや静止画ファイルなどの画像ファイルを格納する。
なお、動画検索システムの初期時には、これらのプログラムやデータ、また画像ファイルは、DVD−ROMやCD−ROMなどの記憶媒体16に記憶されている。そして、ユーザーがインストール指示や読み込み指示を行ったときに、それらプログラムやデータ、また画像ファイルが、CPU11により記憶媒体16から読み出されてハードディスク装置13へ格納される。
表示部14は、LCDディスプレイやCRTディスプレイなどの表示装置である。
表示部14は、CPU11の指示に応じて、ハードディスク装置13に格納された動画の内容や、画像ブラウザの情報入出力用のウインドウなどを表示する。
入力I/F15は、USBなどのインターフェースである。記憶媒体16に記憶された上記のプログラムやデータ、また画像ファイルは、この入力I/F15を介して動画検索システムのハードディスク装置13へ読み込まれる。
なお、上記の操作部材12のキーボードやマウスは、この入力I/F15に接続される構成であってもよい。
以下、第1実施形態の動画検索システムにおける動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作を、図2および図3の流れ図を参照して説明する。図2および図3の処理は、動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザ(アプリケーションプログラム)の処理である。
ユーザーが画像ブラウザの起動を指示すると、CPU11は、起動処理の一環として、ユーザー等が予め用意した設定ファイルなどの情報に基づき環境変数等に初期値を設定するなどの初期化処理を行う。また、CPU11は、起動処理の一環として、ユーザーと画像ブラウザとのマンマシンインターフェースである情報入出力用のウインドウ(ブラウザウインドウ)を表示部14に表示する。そして、CPU11は、起動処理を終えると、図2および図3の処理の実行を開始する。
ステップS101:CPU11は、検索条件設定フラグに値‘1’がセットされているか否かを判定する。
なお、検索条件設定フラグは、CPU11が、動画ファイルの検索条件が設定されているか否かを判定するために使用する情報である。検索条件設定フラグはハードディスク装置13に記録される。動画ファイルの検索条件がユーザーの指示等によって設定されている場合は、検索条件設定フラグには、例えば、値‘1’がセットされる。一方、検索条件が設定されていない場合は、検索条件設定フラグには、例えば、値‘0’がセットされる。
ここで、検索条件の設定方法の一例を説明する。
動画ファイルの検索条件は、例えば、図4に示すGUI画面(「検索条件設定」画面)を介して設定することができる。なお、この「検索条件設定」画面は、ユーザーがブラウザウインドウから検索条件の設定を行うことを指示した場合に表示部14に表示されるものである。
検索条件は、本実施形態の動画検索システムにおいては、図4の「検索条件設定」画面に示すように、ファイル名と、ファイルサイズ(ファイルのデータ量)と、再生時間と、キーワードとの4種類の条件を設定可能としている。なお、検索条件は、この4種類に限定されるものではなく、例えば、動画ファイルの作成日時などであってもよい。
検索条件のファイル名を設定する場合、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「ファイル名」と表示された部分の右側に設けられた入力欄に動画ファイル検索用のキー情報を入力する。そして、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「ファイル名」と表示された部分の左側に設けられたトグルタイプのチェックボックスを「ON」の状態(「×」マーク表示)にして、この検索条件を有効にする。
また、検索条件のファイルサイズを設定する場合、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「ファイルサイズ」と表示された部分の右側に設けられたプルダウンメニュー401を操作する。具体的には、ユーザーは、プルダウンメニュー401に表示される、例えば、「S」(Small)、「M」(Medium)、「L」(Large)との項目のうち何れかを選択する。そして、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「ファイルサイズ」と表示された部分の左側に設けられたトグルタイプのチェックボックスを「ON」の状態(「×」マーク表示)にして、この検索条件を有効にする。
ここで、プルダウンメニュー401に表示される「S」、「M」、「L」の各項目が示すファイルサイズの具体的な値は、例えば、図5のGUI画面(「ファイルサイズ表示設定」画面)を介して設定することができる。
図5の「ファイルサイズ表示設定」画面の設定例では、前記プルダウンメニュー401の「S」の項目が示すファイルサイズの具体的な値は、5MB(メガバイト)未満に設定されている。また、「M」については、5MB以上、かつ、50MB未満に設定されている。そして、「L」については、50MB以上に設定されている。
つまり、図5の設定例を前提として、図4の「検索条件設定」画面において、ユーザーが、プルダウンメニュー401から「S」の項目を選択した場合には、検索条件のファイルサイズが5MB未満に設定される。また、ユーザーが、「M」の項目を選択した場合には、検索条件のファイルサイズが5MB以上、かつ、50MB未満に設定される。そして、ユーザーが、「L」の項目を選択した場合には、検索条件のファイルサイズが50MB以上に設定される。
また、検索条件の再生時間を設定する場合、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「再生時間」と表示された部分の右側に設けられたプルダウンメニュー402を操作する。具体的には、ユーザーは、プルダウンメニュー402に表示される、例えば、「S」(Short)、「M」(Medium)、「L」(Long)との項目のうち何れかを選択する。そして、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「再生時間」と表示された部分の左側に設けられたトグルタイプのチェックボックスを「ON」の状態(「×」マーク表示)にして、この検索条件を有効にする。
ここで、プルダウンメニュー402に表示される「S」、「M」、「L」の各項目が示す再生時間の具体的な値は、例えば、図6のGUI画面(「再生時間表示設定」画面)を介して設定することができる。
図6の「再生時間表示設定」画面の設定例では、前記プルダウンメニュー402の「S」の項目が示す再生時間の具体的な値は、1Min(Minute(分))未満に設定されている。また、「M」については、1Min以上、かつ、3Min未満に設定されている。そして、「L」については、3Min以上に設定されている。
つまり、図6の設定例を前提として、図4の「検索条件設定」画面において、ユーザーが、プルダウンメニュー402から「S」の項目を選択した場合には、検索条件の再生時間が1Min未満に設定される。また、ユーザーが、「M」の項目を選択した場合には、検索条件の再生時間が1Min以上、かつ、3Min未満に設定される。そして、ユーザーが、「L」の項目を選択した場合には、検索条件の再生時間が3Min以上に設定される。
また、検索条件のキーワードを設定する場合、ユーザーは、図4の「検索条件設定」画面の「キーワード」と表示された部分の右側に設けられたリスト表示ボックスに表示されるキーワードから1つ以上を選択する。そして、ユーザーは、「検索条件設定」画面の「キーワード」と表示された部分の左側に設けられたトグルタイプのチェックボックスを「ON」の状態(「×」マーク表示)にして、この検索条件を有効にする。
なお、キーワードは、ユーザーが、動画ファイルの判別を容易に行えるように、動画ファイルに対して付与する情報である。キーワードは、1つの動画ファイルに対して複数設定することが可能である。
動画ファイルとキーワードとの対応関係は、例えば、図7に示す動画管理DBによって管理される。具体的には、ユーザーが動画ファイルに対してキーワードを付与した場合、動画管理DBには、動画ファイルのファイル名情報とキーワード情報とが1レコードとして登録される。図7の例では、動画管理DBの先頭レコードのファイル名フィールドに「DSCN1258」とのファイル名情報が、そして同レコードのキーワードフィールドに「FoodStall」とのキーワード情報が登録されている。この登録により、動画管理DBでは、「DSCN1258」とのファイル名を有する動画ファイルと、その動画ファイルに対してユーザーが付与した「FoodStall」とのキーワードとの対応関係が管理される。
また、図4の「検索条件設定」画面のリスト表示ボックスには、この動画管理DBに登録されたキーワードが表示される。
ユーザーは、上述した方法により検索条件を設定し終えた場合には、図4の「検索条件設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下する。CPU11は、「OK」ボタンが押下されると、上述した各チェックボックスの状態を調べる。そして、CPU11は、「ON」の状態にされているチェックボックスが有る場合、検索条件設定フラグに値‘1’をセットする。一方、CPU11は、全てのチェックボックスが「OFF」の状態にされている場合、検索条件設定フラグに値‘0’をセットする。また、CPU11は、「OK」ボタンが押下された場合、ユーザーが「検索条件設定」画面で設定した内容を、新たな検索条件として、不図示のメモリやファイルなどに記録して保持する。
また、ユーザーは、検索条件の設定を中止する場合には、図4の「検索条件設定」画面の下部に設けられた「Cancel」ボタンを押下する。「Cancel」ボタンが押下された場合、CPU11は、ユーザーが「検索条件設定」画面で設定した内容を破棄して、これまでの検索条件の内容を維持する。この場合、検索条件設定フラグについても、これまでの内容が維持される。
CPU11は、上記のような方法によりユーザーが動画ファイルの検索条件を設定した場合、即ち、検索条件設定フラグに値‘1’がセットされている場合にはステップS102へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、検索条件が設定されていない場合、即ち、検索条件設定フラグに値‘1’がセットされていない場合にはステップS103へ移行する(No側)。
ステップS102:CPU11は、ハードディスク装置13に格納された動画ファイルから検索条件に合致する動画ファイルを検索する。
ここで、例えば、検索条件のファイル名が設定されているとする。具体的には、図4の「検索条件設定」画面の設定例のように、ファイル名設定用の入力欄に検索用のキー情報として「DSC*」との文字が入力されているとする。その場合、CPU11は、ファイル名の先頭から3文字に「DSC」との文字を有する動画ファイルを全て検索する。なお、検索対象のディレクトリ又はフォルダがユーザー等によって指定されている場合、CPU11は、その指定されたディレクトリ又はフォルダに含まれる動画ファイルから検索条件に合致する動画ファイルを検索する。
また、例えば、検索条件のファイルサイズが設定されているとする。具体的には、図4の「検索条件設定」画面の設定例のように、プルダウンメニュー401から「M」の項目が選択されているとする。その場合、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面の設定例に基づくとすれば、CPU11は、ファイルサイズが5MB(メガバイト)以上、かつ、50MB未満の動画ファイルを全て検索する。なお、検索対象のディレクトリ又はフォルダがユーザー等によって指定されている場合、CPU11は、その指定されたディレクトリ又はフォルダに含まれる動画ファイルから検索条件に合致する動画ファイルを検索する。
また、例えば、検索条件のキーワードが設定されているとする。具体的には、図4の「検索条件設定」画面の設定例のように、キーワード設定用のリスト表示ボックスから「FoodStall」とのキーワードが選択されているとする。その場合、キーワードと動画ファイルとの対応関係が、例えば、図7に示す動画管理DBによって管理されるとすれば、CPU11は、当該DBの情報に基づき、キーワード「FoodStall」が付与された動画ファイルを全て検索する。なお、この場合には、「DSCN1258」と「DSCN1259」とのファイル名を有する動画ファイルが検索される。
なお、動画ファイルの検索は、上記4種類の検索条件のオア(OR)をとった条件又はアンド(AND)をとった条件のいずれによって行ってもよい。
検索を終えると、CPU11は、検索により取得した動画ファイルを処理対象動画ファイルとして選択する。そして、CPU11は、ステップS104へ移行する。
ステップS103:CPU11は、ハードディスク装置13に格納された動画ファイルの全てを処理対象動画ファイルとして選択する。なお、検索対象のディレクトリ又はフォルダがユーザー等によって指定されている場合、CPU11は、その指定されたディレクトリ又はフォルダに含まれる動画ファイルの全てを処理対象動画ファイルとして選択する。
ステップS104:CPU11は、ソートフラグにセットされている値に応じて処理を分岐する。
ここで、ソートフラグについて説明する。
ソートフラグは、CPU11が、動画ファイルのソート方法を判別するために使用する情報である。ソートフラグはハードディスク装置13に記録される。ソートフラグには、ソート方法を示す、例えば、1〜3の何れかの値がセットされる。
ところで、ソート方法であるが、本実施形態の動画検索システムでは、ファイル名による並べかえ(ファイル名ソート)と、ファイルサイズによる並べかえ(ファイルサイズソート)と、再生時間による並べかえ(再生時間ソート)との3種類の方法を採用する。従って、ソートフラグには、この3種類のソート方法に対応して、例えば、‘1’(ファイル名ソート)、‘2’(ファイルサイズソート)、‘3’(再生時間ソート)の何れかの値がセットされる。なお、ソート方法は、この3種類の方法に限定されるものではなく、例えば、動画ファイルの作成日時などをキーにした並べかえ方法であってもよい。
ソートフラグは、画像ブラウザの起動時には、CPU11により、例えば、値‘1’(ファイル名ソート)の初期値にセットされる。
また、ユーザーが表示部14に表示されたブラウザウインドウからソート方法を指示した場合には、ソートフラグは、CPU11により、ユーザーの所望するソート方法に対応した値にセットされる。
CPU11は、ソートフラグに値‘1’がセットされている場合にはステップS105へ移行する。また、CPU11は、ソートフラグに値‘2’がセットされている場合にはステップS106へ移行する。そして、CPU11は、ソートフラグに値‘3’がセットされている場合にはステップS107へ移行する。
ステップS105:CPU11は、上記の処理において選択した処理対象動画ファイルをファイル名に基づきソートする(ファイル名ソート)。
また、CPU11は、ソート後の処理対象動画ファイルのサムネイル画像を表示部14のブラウザウインドウに表示する。
そして、処理対象動画ファイルの全てについてサムネイル画像を表示し終えると、CPU11は、ステップS108へ移行する。
ステップS106:CPU11は、上記の処理において選択した処理対象動画ファイルをファイルサイズに基づきソートする(ファイルサイズソート)。
また、CPU11は、ソート後の処理対象動画ファイルのサムネイル画像を表示部14のブラウザウインドウに表示する。
そして、処理対象動画ファイルの全てについてサムネイル画像を表示し終えると、CPU11は、ステップS108へ移行する。
ステップS107:CPU11は、上記の処理において選択した処理対象動画ファイルを再生時間に基づきソートする(再生時間ソート)。
また、CPU11は、ソート後の処理対象動画ファイルのサムネイル画像を表示部14のブラウザウインドウに表示する。
そして、処理対象動画ファイルの全てについてサムネイル画像を表示し終えると、CPU11は、ステップS108へ移行する。
ステップS108:CPU11は、ファイルサイズアイコンフラグに値‘1’がセットされているか否かを判定する。
ここで、ファイルサイズアイコンフラグについて説明する。
ファイルサイズアイコンフラグは、CPU11が、ファイルサイズアイコンを、上記のサムネイル画像に付加して表示するか否かを判定するために使用する情報である。ファイルサイズアイコンフラグはハードディスク装置13に記録される。なお、ファイルサイズアイコンについては後述する。
上記のサムネイル画像にファイルサイズアイコンを付加して表示する場合は、ファイルサイズアイコンフラグには、例えば、値‘1’がセットされる。一方、ファイルサイズアイコンを表示しない場合は、ファイルサイズアイコンフラグには、例えば、値‘0’がセットされる。
ところで、ファイルサイズアイコンを表示するか否かは、例えば、図5に示すGUI画面(「ファイルサイズ表示設定」画面)を介して設定することができる。
具体的には、ユーザーは、この設定を行うために、「ファイルサイズ表示設定」画面の「ファイルサイズアイコン表示を有効にする」と表示された部分の左側に設けられたトグルタイプのチェックボックスを操作する。
ここで、ファイルサイズアイコンを、上記のサムネイル画像に付加して表示させる場合、ユーザーは、当該チェックボックスを「ON」の状態(「×」マーク表示)にする。そして、「ファイルサイズ表示設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下する。この場合、CPU11は、ファイルサイズアイコンフラグに値‘1’をセットする。
一方、ファイルサイズアイコンを表示させないようにする場合、ユーザーは、当該チェックボックスを「OFF」の状態(「×」マーク非表示)にする。そして、「ファイルサイズ表示設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下する。この場合、CPU11は、ファイルサイズアイコンフラグに値‘0’をセットする。
なお、設定を中止する場合、ユーザーは、「ファイルサイズ表示設定」画面の下部に設けられた「Cancel」ボタンを押下する。この場合、CPU11は、ユーザーが「ファイルサイズ表示設定」画面で設定した内容を破棄して、これまでのファイルサイズアイコンフラグの内容を維持する。
CPU11は、ファイルサイズアイコンフラグに値‘1’がセットされていればステップS109へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、ファイルサイズアイコンフラグに値‘1’がセットされていなければステップS110へ移行する(No側)。
ステップS109:CPU11は、ファイルサイズアイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
ここで、ファイルサイズアイコンについて詳しく説明する。
ファイルサイズアイコンは、例えば、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面の左側部分に縦一列に表示された、「S」、「M」、「L」とのマークを有したアイコンである。
「S」とのマークを有したファイルサイズアイコンは、動画ファイルをファイルサイズ(データ量)の大きさによって分類した場合に、動画ファイルが、データ量が小さい(Small)種類に属することを示す。また、「M」とのマークを有したファイルサイズアイコンは、動画ファイルが、データ量が中程度の(Medium)種類に属することを示す。そして、「L」とのマークを有したファイルサイズアイコンは、動画ファイルが、データ量が大きい(Large)種類に属することを示す。
つまり、ファイルサイズアイコンの「S」、「M」、「L」とのマークは、動画ファイルが属するファイルサイズの区分を示している。
なお、本実施形態の動画検索システムでは、ファイルサイズの区分を、「S」(Small)、「M」(Medium)、「L」(Large)との3種類としている。しかし、ファイルサイズの区分は、この3種類に限定されるものではなく、何種類であってもよい。
また、ファイルサイズの区分は、例えば、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面を介して設定することができる。
具体的には、ユーザーは、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面に設けられたプルダウンメニュー501とプルダウンメニュー502を操作してファイルサイズの区分を設定する。なお、プルダウンメニュー501は、ファイルサイズの取り得る値の範囲において、区分「S」に係る範囲の上限の閾値と、区分「M」に係る範囲の下限の閾値とを設定するためのものである。また、プルダウンメニュー502は、区分「M」に係る範囲の上限の閾値と、区分「L」に係る範囲の下限の閾値とを設定するためのものである。
ユーザーが、例えば図5に示すように、プルダウンメニュー501に表示される項目から「5MB」(5メガバイト)との項目を選択したとする。また、ユーザーが、例えば図5に示すように、プルダウンメニュー502に表示される項目から「50MB」(50メガバイト)との項目を選択したとする。そして、ユーザーが、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下したとする。
この場合、CPU11は、プルダウンメニュー501およびプルダウンメニュー502の選択値に基づき、ファイルサイズの区分を以下のように設定する。
プルダウンメニュー501の選択値に基づき、CPU11は、区分「S」に係るファイルサイズ範囲の上限の閾値を5MB未満に設定する。
また、プルダウンメニュー501の選択値に基づき、CPU11は、区分「M」に係るファイルサイズ範囲の下限の閾値を5MB以上に設定する。
そして、プルダウンメニュー502の選択値に基づき、CPU11は、区分「M」に係るファイルサイズ範囲の上限の閾値を50MB未満に設定する。
また、プルダウンメニュー502の選択値に基づき、CPU11は、区分「L」に係るファイルサイズ範囲の下限の閾値を50MB以上に設定する。
CPU11は、このようにファイルサイズの区分を設定した後に、その設定内容を、不図示のメモリやファイルなどに記録して保持する。
なお、ファイルサイズの区分を上記内容に設定したものとして処理対象動画ファイルを分類すると、ファイルサイズが5MB未満の処理対象動画ファイルは、データ量が小さい(Small)種類、即ち、区分「S」に属することとなる。この場合、CPU11は、「ファイルサイズ表示設定」画面に表示された「S」とのマークを有したファイルサイズアイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
また、ファイルサイズが5MB以上、かつ、50MB未満の処理対象動画ファイルは、データ量が中程度の(Medium)種類、即ち、区分「M」に属することとなる。この場合、CPU11は、「ファイルサイズ表示設定」画面に表示された「M」とのマークを有したファイルサイズアイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
そして、ファイルサイズが50MB以上の処理対象動画ファイルは、データ量が大きい(Large)種類、即ち、区分「L」に属することとなる。この場合、CPU11は、「ファイルサイズ表示設定」画面に表示された「L」とのマークを有したファイルサイズアイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
ファイルサイズアイコンをサムネイル画像に付加して表示した場合の例を図8と図9に示す。
図8は、ブラウザウインドウに、処理対象動画ファイルのサムネイル画像を一覧表示した場合の例である。
図8の例では、各サムネイル画像の下側部分に“DSCN”から始まるファイル名が表示されている。なお、サムネイル画像は、ファイル名ソートにより表示されている。具体的には、サムネイル画像は、ファイル名をキーとしてソートされ、ブラウザウインドウの上段左側の「DSCN0001」から下段右側の「DSCN1706」との順に並べて表示されている。
また、図8の例では、ファイル名の下側に「S」と、「M」と、「L」との何れかのマークを有したファイルサイズアイコンが表示されている。
図9は、ブラウザウインドウに、図8の例に示した動画ファイルのうち、ファイル名「DSCN0268」と、「DSCN1258」と、「DSCN1259」とについて詳細情報を表示した場合の例である。
図9の例では、ブラウザウインドウの左側の列に動画ファイルのサムネイル画像が表示されている。なお、各サムネイル画像の下側部分には、図8と同様に、ファイル名とファイルサイズアイコンが表示されている。動画ファイルの詳細情報は、サムネイル画像が表示された列の右隣の「Properties」と題された列に表示されている。
図9の例では、ファイルサイズアイコンは、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面の設定例のファイルサイズ区分に基づいて表示されている。
具体的には、詳細情報の「Size:」との部分を見ると、「DSCN0268」と、「DSCN1258」と、「DSCN1259」とのファイルサイズは、それぞれ「7.98MByte」、「7.61MByte」、「757KByte」と表示されている。
そして、ファイルサイズアイコンを見ると、「DSCN0268」と、「DSCN1258」とのサムネイル画像には、「M」とのマークを有したファイルサイズアイコンが表示されている。また、「DSCN1259」のサムネイル画像には、「S」とのマークを有したファイルサイズアイコンが表示されている。
即ち、「ファイルサイズ表示設定」画面でのファイルサイズ区分の設定により、ファイルサイズが「5MB」未満である「DSCN1259」のサムネイル画像には、「S」とのマークを有したファイルサイズアイコンが表示されている。そして、ファイルサイズが「5MB」以上「50MB」未満である「DSCN0268」と「DSCN1258」とのサムネイル画像には、「M」とのマークを有したファイルサイズアイコンが表示されている。
また、図9の例では、詳細情報の「Keyword:」との部分を見ると、「DSCN0268」の動画ファイルには、「SchoolEvent」とのキーワードが付与されている。そして、「DSCN1258」と「DSCN1259」との動画ファイルには、何れにも「FoodStall」とのキーワードが付与されている。
このように、本実施形態の動画検索システムでは、ファイルサイズの区分を示す「S」、「M」、「L」とのマークを有したファイルサイズアイコンをサムネイル画像に付加して表示する。このマーク表示により、本実施形態の動画検索システムでは、動画ファイルの種類、即ち、「Small」、「Medium」、「Large」を識別可能に表示する。
なお、動画ファイルの種類を表示する方法は、このマーク表示の方法によらず、動画ファイルの種類毎に表示エリアを分けて、動画ファイルのサムネイル画像およびファイル名を表示するようにしてもよい(エリア別表示)。例えば、図10に示すように、ファイルサイズ区分に基づく種類が「Small」である動画ファイルは、画面の上段のエリアに、そのサムネイル画像およびファイル名を表示するようにする。また、種類が「Medium」である動画ファイルは、画面の中段のエリアに、そのサムネイル画像およびファイル名を表示するようにする。そして、種類が「Large」である動画ファイルは、画面の下段のエリアに、そのサムネイル画像およびファイル名を表示するようにする。
ところで、ファイルサイズ区分の設定を中止する場合には、ユーザーは、「ファイルサイズ表示設定」画面の下部に設けられた「Cancel」ボタンを押下する。「Cancel」ボタンが押下された場合、CPU11は、ユーザーが「ファイルサイズ表示設定」画面で設定した内容を破棄して、これまでの設定内容を維持する。この場合、ファイルサイズアイコンフラグについても、これまでの内容が維持される。
CPU11は、処理対象動画ファイルの全てについてファイルサイズアイコンを表示し終えると、ステップS111へ移行する。
ステップS110:CPU11は、ファイルサイズアイコンを非表示として、ステップS111へ移行する。
ステップS111:CPU11は、再生時間アイコンフラグに値‘1’がセットされているか否かを判定する。
ここで、再生時間アイコンフラグについて説明する。
再生時間アイコンフラグは、CPU11が、再生時間アイコンを、上記のサムネイル画像に付加して表示するか否かを判定するために使用する情報である。再生時間アイコンフラグはハードディスク装置13に記録される。なお、再生時間アイコンについては後述する。
上記のサムネイル画像に再生時間アイコンを付加して表示する場合は、再生時間アイコンフラグには、例えば、値‘1’がセットされる。一方、再生時間アイコンを表示しない場合は、再生時間アイコンフラグには、例えば、値‘0’がセットされる。
ところで、再生時間アイコンを表示するか否かは、例えば、図6に示すGUI画面(「再生時間表示設定」画面)を介して設定することができる。
具体的には、ユーザーは、この設定を行うために、「再生時間表示設定」画面の「再生時間アイコン表示を有効にする」と表示された部分の左側に設けられたトグルタイプのチェックボックスを操作する。
ここで、再生時間アイコンを、上記のサムネイル画像に付加して表示させる場合、ユーザーは、当該チェックボックスを「ON」の状態(「×」マーク表示)にする。そして、「再生時間表示設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下する。この場合、CPU11は、再生時間アイコンフラグに値‘1’をセットする。
一方、再生時間アイコンを表示させないようにする場合、ユーザーは、当該チェックボックスを「OFF」の状態(「×」マーク非表示)にする。そして、「再生時間表示設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下する。この場合、CPU11は、再生時間アイコンフラグに値‘0’をセットする。
なお、設定を中止する場合、ユーザーは、「再生時間表示設定」画面の下部に設けられた「Cancel」ボタンを押下する。この場合、CPU11は、ユーザーが「再生時間表示設定」画面で設定した内容を破棄して、これまでの再生時間アイコンフラグの内容を維持する。
CPU11は、再生時間アイコンフラグに値‘1’がセットされていればステップS112へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、再生時間アイコンフラグに値‘1’がセットされていなければステップS113へ移行する(No側)。
ステップS112:CPU11は、再生時間アイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
ここで、再生時間アイコンについて詳しく説明する。
再生時間アイコンは、例えば、図6の「再生時間表示設定」画面の左側部分に縦一列に表示された、「S」、「M」、「L」とのマークを有したアイコンである。
「S」とのマークを有した再生時間アイコンは、動画ファイルを再生時間の長さによって分類した場合に、動画ファイルが、再生時間が短い(Short)種類に属することを示す。また、「M」とのマークを有した再生時間アイコンは、動画ファイルが、再生時間が中程度の(Medium)種類に属することを示す。そして、「L」とのマークを有した再生時間アイコンは、動画ファイルが、再生時間が長い(Long)種類に属することを示す。
つまり、再生時間アイコンの「S」、「M」、「L」とのマークは、動画ファイルが属する再生時間の区分を示している。
なお、本実施形態の動画検索システムでは、再生時間の区分を、「S」(Small)、「M」(Medium)、「L」(Large)との3種類としている。しかし、再生時間の区分は、この3種類に限定されるものではなく、何種類であってもよい。
再生時間の区分は、例えば、図6の「再生時間表示設定」画面を介して設定することができる。
具体的には、ユーザーは、図6の「再生時間表示設定」画面に設けられたプルダウンメニュー601とプルダウンメニュー602を操作して再生時間の区分を設定する。なお、プルダウンメニュー601は、再生時間の取り得る値の範囲において、区分「S」に係る範囲の上限の閾値と、区分「M」に係る範囲の下限の閾値とを設定するためのものである。また、プルダウンメニュー602は、区分「M」に係る範囲の上限の閾値と、区分「L」に係る範囲の下限の閾値とを設定するためのものである。
ユーザーが、例えば図6に示すように、プルダウンメニュー601に表示される項目から「1Min」(1Minute(秒))との項目を選択したとする。また、ユーザーが、例えば図6に示すように、プルダウンメニュー602に表示される項目から「3Min」(3Minutes(秒))との項目を選択したとする。そして、ユーザーが、図6の「再生時間表示設定」画面の下部に設けられた「OK」ボタンを押下したとする。
この場合、CPU11は、プルダウンメニュー601およびプルダウンメニュー602の選択値に基づき、再生時間の区分を以下のように設定する。
プルダウンメニュー601の選択値に基づき、CPU11は、区分「S」に係る再生時間範囲の上限の閾値を1Min未満に設定する。
また、プルダウンメニュー601の選択値に基づき、CPU11は、区分「M」に係る再生時間範囲の下限の閾値を1Min以上に設定する。
そして、プルダウンメニュー602の選択値に基づき、CPU11は、区分「M」に係る再生時間範囲の上限の閾値を3Min未満に設定する。
また、プルダウンメニュー602の選択値に基づき、CPU11は、区分「L」に係る再生時間範囲の下限の閾値を3Min以上に設定する。
CPU11は、このように再生時間の区分を設定した後に、その設定内容を、不図示のメモリやファイルなどに記録して保持する。
なお、再生時間の区分を上記内容に設定したものとして処理対象動画ファイルを分類すると、再生時間が1Min未満の処理対象動画ファイルは、再生時間が短い(Short)種類、即ち、区分「S」に属することとなる。この場合、CPU11は、「再生時間表示設定」画面に表示された「S」とのマークを有した再生時間アイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
また、再生時間が1Min以上、かつ、3Min未満の処理対象動画ファイルは、再生時間が中程度の(Medium)種類、即ち、区分「M」に属することとなる。この場合、CPU11は、「再生時間表示設定」画面に表示された「M」とのマークを有した再生時間アイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
そして、再生時間が3Min以上の処理対象動画ファイルは、再生時間が長い(Long)種類、即ち、区分「L」に属することとなる。この場合、CPU11は、「再生時間表示設定」画面に表示された「L」とのマークを有した再生時間アイコンを、上記で表示した処理対象動画ファイルのサムネイル画像に付加して表示する。
ところで、再生時間の区分の設定を中止する場合には、ユーザーは、「再生時間表示設定」画面の下部に設けられた「Cancel」ボタンを押下する。「Cancel」ボタンが押下された場合、CPU11は、ユーザーが「再生時間表示設定」画面で設定した内容を破棄して、これまでの設定内容を維持する。この場合、再生時間アイコンフラグについても、これまでの内容が維持される。
CPU11は、処理対象動画ファイルの全てについて再生時間アイコンを表示し終えると、ステップS114へ移行する。
ステップS113:CPU11は、再生時間アイコンを非表示として、ステップS114へ移行する。
ステップS114:CPU11は、ファイルサイズアイコンを表示するか又は非表示とするかの設定が変更されたか否かを判定する。即ち、CPU11は、例えば、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面の「ファイルサイズアイコン表示を有効にする」と表示された部分の左側に設けられたチェックボックスの状態が変更されたか否かを判定する。
CPU11は、チェックボックスの状態が変更された場合、ステップS115へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、チェックボックスの状態が変更されていない場合、ステップS116へ移行する(No側)。
ステップS115:CPU11は、前記チェックボックスが「ON」の状態であれば、ファイルサイズアイコンフラグに値‘1’をセットする。一方、CPU11は、前記チェックボックスが「OFF」の状態であれば、ファイルサイズアイコンフラグに値‘0’をセットする。CPU11は、このようにファイルサイズアイコンフラグを更新した後、ステップS108へ移行する。
ステップS116:CPU11は、再生時間アイコンを表示するか又は非表示とするかの設定が変更されたか否かを判定する。即ち、CPU11は、例えば、図6の「再生時間表示設定」画面の「再生時間アイコン表示を有効にする」と表示された部分の左側に設けられたチェックボックスの状態が変更されたか否かを判定する。
CPU11は、チェックボックスの状態が変更された場合、ステップS117へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、チェックボックスの状態が変更されていない場合、ステップS118へ移行する(No側)。
ステップS117:CPU11は、前記チェックボックスが「ON」の状態であれば、再生時間アイコンフラグに値‘1’をセットする。一方、CPU11は、前記チェックボックスが「OFF」の状態であれば、再生時間アイコンフラグに値‘0’をセットする。CPU11は、このように再生時間アイコンフラグを更新した後、ステップS111へ移行する。
ステップS118:CPU11は、ファイルサイズ区分の設定が変更されたか否かを判定する。なお、ファイルサイズの区分の設定は、上述したように、例えば、図5の「ファイルサイズ表示設定」画面を介して行うことができる。
CPU11は、ファイルサイズ区分の設定が変更された場合、ステップS119へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、ファイルサイズ区分の設定が変更されていない場合、ステップS120へ移行する(No側)。
ステップS119:CPU11は、ファイルサイズ区分の設定内容を、設定情報を保持するためのファイルなどに保存する。なお、このファイルはハードディスク装置13に格納される。そして、CPU11はステップS101へ移行する。
ステップS120:CPU11は、再生時間区分の設定が変更されたか否かを判定する。なお、再生時間の区分の設定は、上述したように、例えば、図6の「再生時間表示設定」画面を介して行うことができる。
CPU11は、再生時間区分の設定が変更された場合、ステップS121へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、再生時間区分の設定が変更されていない場合、ステップS122へ移行する(No側)。
ステップS121:CPU11は、再生時間区分の設定内容を、設定情報を保持するためのファイルなどに保存する。なお、このファイルはハードディスク装置13に格納される。そして、CPU11はステップS101へ移行する。
ステップS122:CPU11は、動画ファイルに対するキーワードがユーザーによって入力されたか否かを判定する。なお、キーワードは、例えば、表示部14のブラウザウインドウを介して入力することができる。
CPU11は、キーワードが入力された場合、ステップS123へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、キーワードが入力されていない場合、ステップS124へ移行する(No側)。
ステップS123:CPU11は、入力のキーワードを動画ファイルに対して付与するため、キーワード情報と、それを付与する動画ファイルのファイル名情報とを、上述したように、例えば、図7に示す動画管理DBに登録する。そして、CPU11はステップS124へ移行する。
ステップS124:CPU11は、ユーザーによりソート方法の変更指示がされたか否かを判定する。
CPU11は、ソート方法の変更指示がされた場合、ステップS125へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、ソート方法の変更指示がされていない場合、ステップS126へ移行する(No側)。
ステップS125:CPU11は、変更指示によりユーザーが指定したソート方法の種類に対応する値をソートフラグにセットする。なお、ソート方法の種類およびソートフラグにセットされる値の内容は、上述したとおりである。
CPU11は、このようにソートフラグを更新した後、ステップS104へ移行する。
ステップS126:CPU11は、検索条件が変更されたか否かを判定する。なお、検索条件の変更は、上述した検索条件の設定方法の説明どおり、例えば、図4の「検索条件設定」画面を介して行うことができる。
CPU11は、検索条件が変更された場合、ステップS127へ移行する(Yes側)。一方、CPU11は、検索条件が変更されていない場合、ステップS128へ移行する(No側)。
ステップS127:CPU11は、検索条件の変更後の内容に基づき検索条件設定フラグに値をセットする。CPU11は、このように検索条件設定フラグを更新した後、ステップS101へ移行する。
ステップS128:CPU11は、画像ブラウザの終了指示がされたか否かを判定する。
CPU11は、画像ブラウザの終了指示がされた場合、本フローチャートの処理を終了する。一方、CPU11は、画像ブラウザの終了指示がされていない場合、ステップS114へ移行する(No側)。
(第1実施形態の作用効果)
以上、第1実施形態の動画検索システムでは、ユーザーが、「検索条件設定」画面のプルダウンメニュー401の項目から「S」、「M」、「L」の何れかを選択してチェックボックスを「ON」の状態にすると、検索条件のファイルサイズが設定される。
そして、この条件のファイルサイズに一致する動画ファイルが検索される。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、ユーザーは、所望のファイルサイズの動画を容易に検索することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、ユーザーが、「検索条件設定」画面のプルダウンメニュー402の項目から「S」、「M」、「L」の何れかを選択してチェックボックスを「ON」の状態にすると、検索条件の再生時間が設定される。
そして、この条件の再生時間に一致する動画ファイルが検索される。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、ユーザーは、所望の再生時間の動画を容易に検索することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、ユーザーは、「ファイルサイズ表示設定」画面のプルダウンメニュー501、502を操作すると、「検索条件設定」画面のプルダウンメニュー401の項目の「S」、「M」、「L」の具体的な値を設定できる。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、ユーザーは、検索条件のファイルサイズの値を容易に設定/変更することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、ユーザーは、「再生時間表示設定」画面のプルダウンメニュー601、602を操作すると、「検索条件設定」画面のプルダウンメニュー402の項目の「S」、「M」、「L」の具体的な値を設定できる。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、ユーザーは、検索条件の再生時間の値を容易に設定/変更することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、検索後、動画ファイルのサムネイル画像が表示されるときに、動画ファイルのファイルサイズの区分を示す「S」、「M」、「L」とのマークの何れかを有したファイルサイズアイコンが一緒に表示される。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、そのファイルサイズアイコンのマーク表示により、ユーザーは、検索した動画のファイルサイズを容易に識別して把握することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、検索後、動画ファイルのファイルサイズ区分毎に表示エリアを分けて、動画ファイルのサムネイル画像およびファイル名が表示される。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、そのエリア別表示により、ユーザーは、検索した動画のファイルサイズを容易に識別して把握することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、検索後、動画ファイルのサムネイル画像が表示されるときに、動画ファイルの再生時間の区分を示す「S」、「M」、「L」とのマークの何れかを有した再生時間アイコンが一緒に表示される。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、その再生時間アイコンのマーク表示により、ユーザーは、検索した動画の再生時間を容易に識別して把握することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、検索後、動画ファイルの再生時間の区分毎に表示エリアを分けて、動画ファイルのサムネイル画像およびファイル名が表示される。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、そのエリア別表示により、ユーザーは、検索した動画の再生時間を容易に識別して把握することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、ユーザーは、「ファイルサイズ表示設定」画面のプルダウンメニュー501、502を操作すると、動画ファイルのファイルサイズの区分を示す「S」、「M」、「L」の各閾値を設定できる。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、ユーザーは、動画のファイルサイズ区分の閾値を容易に設定/変更することができる。
また、第1実施形態の動画検索システムでは、ユーザーは、「再生時間表示設定」画面のプルダウンメニュー601、602を操作すると、動画ファイルの再生時間の区分を示す「S」、「M」、「L」の各閾値を設定できる。
従って、第1実施形態の動画検索システムによれば、ユーザーは、動画の再生時間区分の閾値を容易に設定/変更することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態は、第1実施形態の動画検索システムの変形例である。従って、以下では、第1実施形態との相違点のみ説明を行うこととする。
先ず、第2実施形態の動画検索システムの構成を説明する。なお、第1実施形態と共通する構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
図11は、第2実施形態の動画検索システムの構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態との相違点は、第2実施形態の動画検索システムが通信インターフェース(通信I/F)20を備えたところにある。
通信インターフェース(通信I/F)20は、動画検索システム本体10をインターネットに接続するためのLAN/WANインターフェースである。
CPU11は、この通信I/F20を介して、インターネット上に配置された画像サーバー21との通信を行う。
画像サーバー21は、動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザなどの各種のプログラム、また、プログラムの実行に必要となる設定ファイルなどの各種のデータなどを格納する。また、画像サーバーは、その内部に設けられたディレクトリ又はフォルダに、動画ファイルや静止画ファイルなどの画像ファイルを格納する。
つまり、画像サーバー21は、第1実施形態の動画検索システム本体10に備えられたハードディスク装置13と対応する。
次に、動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作であるが、第1実施形態では、CPU11がハードディスク装置13に格納された画像ブラウザを実行してその動作を行った。
しかし、第2実施形態の動画検索システムでは、画像サーバー21が同サーバーに格納された画像ブラウザを実行することにより動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作を行う。
つまり、動画検索システム本体10のCPU11は、ユーザーが操作部材12を操作することにより与えた動画ファイルの検索指示などの情報を、通信I/F20を介してインターネット上の画像サーバー21へ送信する。そして、CPU11は、通信I/F20を介して画像サーバー21から受信したブラウザウインドウの画面情報や検索結果情報などを、表示部14へ表示する。
なお、動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作については、上述した点を除き、第1実施形態と同一であるため、その説明を省略する。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態は、電子カメラの実施形態である。
図12は、第3実施形態の電子カメラの構成の一例を示すブロック図である。
図12において、電子カメラ本体30は、撮像素子31と、撮影レンズ32と、レンズ駆動回路33と、制御回路34と、操作部材35と、撮像素子駆動回路36と、信号処理回路37と、データ処理回路38と、圧縮/伸張回路39と、モニタ41と、表示制御回路42と、測光回路43と、ROM44とを有し、さらに記憶媒体40が設けられている。
記憶媒体40は、不揮発性の記憶媒体であって、メモリカード、小型ハードディスク、DVD等の光ディスクなどで構成される。なお、記憶媒体40は、電子カメラ本体30に内蔵されるものであっても、着脱可能に装着されるものであってもよいし、本体30の外部に設けられるものであってもよい。外部に設けられる場合、記憶媒体40と電子カメラ本体30とは、有線または無線で電気的に接続される。
記憶媒体40は、その内部に設けられたディレクトリ又はフォルダに、動画ファイルや静止画ファイルなどの画像ファイルを格納する。
撮影レンズ32は、撮影光学系を構成する複数枚のレンズ群で構成され、撮像素子31の撮像面上に被写体像を結像させる。
撮影レンズ32は、不図示のフォーカスレンズを含み、レンズ駆動回路33がフォーカスレンズを光軸方向に進退駆動することにより、撮影レンズ32のフォーカス調節が行われる。また、撮影レンズ32は、不図示のズームレンズを含み、レンズ駆動回路33がズームレンズを光軸方向に進退駆動することにより、撮影レンズ32のズーム調節が行われる。
なお、簡単のため、図12では撮影レンズ32を1枚のレンズとして図示している。
レンズ駆動回路33は、制御回路34から出力されるレンズ駆動指令に応じてレンズ駆動信号を発生し、このレンズ駆動信号により不図示のレンズ駆動機構を駆動することで、撮影レンズ32の各レンズを移動させる。
撮像素子31は、動画撮影が可能な撮像素子であり、例えば、CCD型撮像素子、あるいはCMOS型撮像素子などによって構成される。なお、撮像素子31は、勿論、1フレーム毎の静止画撮影も可能である。
撮像素子駆動回路36は、制御回路34から出力される指令に応じて所定タイミングの駆動信号を発生し、この駆動信号を撮像素子31へ供給する。撮像素子31は、供給された駆動信号によって、電荷の蓄積(撮像)や蓄積した電荷の読み出しが制御される。
ROM44には、制御回路34により実行される制御プログラム、動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザなどの各種のアプリケーションプログラム、また、プログラムの実行に必要となる設定ファイルなどの各種のデータなどが予め格納される。
制御回路34は、測光回路43による被写体の測光データを用いて被写界の明るさの情報を求め、この明るさの情報に基づいて、撮像素子31の電荷蓄積時間、撮影レンズ32の絞り、および撮像素子31から出力される画像信号の増幅率などの撮影条件を決定する。
なお、被写界の明るさの情報は、撮像素子31から出力される画像信号に基づき、制御回路34が求める構成としてもよい。但し、そうした場合には、撮像素子31が測光回路43の機能を司る。
信号処理回路37は、制御回路34からの指令に応じて、撮像素子31から出力される画像信号に対し、CDS(相関二重サンプリング)、増幅(ゲイン調整)、A/D変換、ホワイトバランスなどの信号処理を施す。そして、信号処理回路37は、その信号処理後のデータを画像データとしてデータ処理回路38へ出力する。
また、信号処理回路37は、制御回路34からの指令に基づきゲイン調整の調整量(増幅率)を設定し、それによってISO感度に相当する撮影感度の調整を行う。
データ処理回路38は、制御回路34からの指令に応じて、信号処理回路37から出力される画像データに対し、輪郭強調、カラー調整、ガンマ補正、解像度変換(画素数変換)などの画像処理を施す。なお、解像度変換(画素数変換)は、モニタ41に画像データの再生画像を表示させる場合などに必要な処理である。
そして、データ処理回路38は、制御回路34からの指令に応じて、画像処理後の画像データをモニタ41に表示させるために表示制御回路42へ出力する。また、データ処理回路38は、制御回路34からの指令に応じて、画像処理後の画像データを圧縮/伸張回路39へ出力する。
表示制御回路42は、制御回路34からの指令に応じて、データ処理回路38から出力される画像データに所定の信号処理を施してモニタ41へ出力する。表示制御回路42は、さらに、撮影メニューやカーソル、またユーザーへの通知が必要な情報などのオーバレイ画像データを前記画像データに重畳する処理を行う。これにより、オーバレイ画像が重畳された画像がモニタ41に表示される。
また、表示制御回路42は、制御回路34からの指令に応じて、画像ブラウザの情報入出力用のウインドウ(ブラウザウインドウ)などをモニタ41に表示する。
なお、モニタ41は、電子カメラ筐体の背面などに設けられたLCDモニタ等である。
圧縮/伸張回路39は、制御回路34からの指令に応じて、データ処理回路38から出力される画像データに、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等の所定の形式で圧縮処理を施し、その圧縮後の画像データを記憶媒体40へ記録する。このとき、画像データは、画像ファイルとして記憶媒体40へ記録される。なお、動画撮影の場合は、データ処理回路38から出力される画像データに、静止画撮影の場合のJPEG形式ではなく、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式等の動画用の所定の形式で圧縮処理が施される。但し、操作部材35の操作により非圧縮記録が指示された場合には、圧縮/伸張回路39は、画像データを、非圧縮形式で記憶媒体40へ記録する。
また、圧縮/伸張回路39は、可逆圧縮(いわゆるロスレス符号化)を行うことも可能な構成となっている。
また、電子カメラ本体30は、記憶媒体40に記録されている動画又は静止画の画像データの再生画像をモニタ41に表示することも可能とするように構成される(再生モード)。
この場合、圧縮/伸張回路39は、再生モード時に、制御回路34からの指令に応じて、記憶媒体40に記録されている画像データを読み出して復号(伸張)処理を施し、その伸張後の画像データをデータ処理回路38へ出力する。そして、データ処理回路38は、伸張後の画像データに解像度変換処理を施して、その変換処理後の画像データを表示制御回路42へ出力する。これにより、画像データの再生画像がモニタ41に表示される。なお、記憶媒体40に記録されているうちの非圧縮形式の画像データが読み出された場合には、圧縮/伸張回路39による伸張処理は行われない。
操作部材35は、撮影モードを設定するためのモード設定釦や、撮影を指示するためのレリーズ釦などを含む。操作部材35は、ユーザーが行う部材操作の内容に応じた操作信号を制御回路34へ送る。
ユーザーは、操作部材35の操作部材を操作することで、制御回路34に対して、動画ファイルの検索などの種々の指示を行うことができる。
制御回路34は、ROM44に予め格納された制御プログラムを不図示のRAMへ読み出し、その制御プログラムを実行することにより電子カメラの各部を統括制御する。
また、制御回路34は、ROM44に予め格納された動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザなどのアプリケーションプログラムを不図示のRAMへ読み出して、そのプログラムを実行する。
ここで、第3実施形態の電子カメラと第1実施形態の動画検索システムとの対応について説明する。
電子カメラ本体30に備えられた制御回路34は、動画検索システム本体10のCPU11と対応する。電子カメラ本体30の操作部材35は、動画検索システム本体10の操作部材12と対応する。電子カメラ本体30のROM44および記憶媒体40は、動画検索システム本体10のハードディスク装置13と対応する。電子カメラ本体30の表示制御回路42およびモニタ41は、動画検索システム本体10の表示部14と対応する。
つまり、電子カメラ本体30のROM44は、動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザなどの各種のプログラム、また、プログラムの実行に必要となる設定ファイルなどの各種のデータなどを記憶する。そして、電子カメラ本体30の記憶媒体40は、その内部に設けられたディレクトリ又はフォルダに、動画ファイルや静止画ファイルなどの画像ファイルを記憶する。
次に、動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作であるが、第1実施形態では、CPU11がハードディスク装置13に格納された画像ブラウザを実行してその動作を行った。
しかし、第3実施形態の電子カメラでは、電子カメラ本体30の制御回路34がROM44の画像ブラウザを不図示のメモリに読み出して実行することにより動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作を行う。
つまり、電子カメラ本体30の制御回路34は、ユーザーが操作部材35を操作することにより与えた動画ファイルの検索指示に基づいて記憶媒体40の動画ファイルを検索する。そして、制御回路34は、検索結果などの情報を、表示制御回路42を駆動してモニタ41へ表示する。
なお、動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作については、上述した点を除き、第1実施形態と同一であるため、その説明を省略する。
(第4実施形態)
以下、本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態は、第3実施形態の電子カメラの変形例である。従って、以下では、第3実施形態との相違点のみ説明を行うこととする。
先ず、第4実施形態の電子カメラの構成を説明する。なお、第3実施形態と共通する構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
図13は、第4実施形態の電子カメラの構成の一例を示すブロック図である。
第3実施形態との相違点は、第4実施形態の電子カメラが通信インターフェース(通信I/F)50を備えたところにある。
通信インターフェース(通信I/F)50は、電子カメラ本体30をインターネットに接続するためのLAN/WANインターフェースである。
制御回路34は、この通信I/F50を介して、インターネット上に配置された画像サーバー51との通信を行う。
画像サーバー51は、動画ファイルの検索や情報参照などに使用する画像ブラウザなどの各種のプログラム、また、プログラムの実行に必要となる設定ファイルなどの各種のデータなどを格納する。また、画像サーバーは、その内部に設けられたディレクトリ又はフォルダに、動画ファイルや静止画ファイルなどの画像ファイルを格納する。
つまり、画像サーバー51は、第3実施形態の電子カメラ本体30に備えられたROM44および記憶媒体40に対応する。
次に、動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作であるが、第3実施形態では、制御回路34がROM44の画像ブラウザプログラムを不図示のメモリに読み出して実行することで、その動作を行った。
しかし、第4実施形態の電子カメラでは、画像サーバー51が同サーバーに格納された画像ブラウザを実行することにより動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作を行う。
つまり、電子カメラ本体30の制御回路34は、ユーザーが操作部材35を操作することにより与えた動画ファイルの検索指示などの情報を、通信I/F50を介してインターネット上の画像サーバー51へ送信する。そして、制御回路34は、通信I/F50を介して画像サーバー51から受信したブラウザウインドウの画面情報や検索結果情報などを、表示制御回路42を駆動してモニタ41へ表示する。
なお、動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作については、上述した点を除き、第3実施形態と同一であるため、その説明を省略する。
第1実施形態の動画検索システムの構成の一例を示すブロック図である。 動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作を示す流れ図(1/2)である。 動画ファイルの検索と検索結果の表示の動作を示す流れ図(2/2)である。 「検索条件設定」画面の例を示す図である。 「ファイルサイズ表示設定」画面の例を示す図である。 「再生時間表示設定」画面の例を示す図である。 動画管理DBの例を示す図である。 ファイルサイズアイコンの表示例(その1)の図である。 ファイルサイズアイコンの表示例(その2)の図である。 エリア別表示の例を示す図である。 第2実施形態の動画検索システムの構成の一例を示すブロック図である。 第3実施形態の電子カメラの構成の一例を示すブロック図である。 第4実施形態の電子カメラの構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
10…動画検索システム本体,11…CPU,12…操作部材,13…ハードディスク装置,14…表示部,15…入力インターフェース(入力I/F),16…記憶媒体
20…通信インターフェース(通信I/F),21…画像サーバー
30…デジタルカメラ本体,31…撮像素子,32…撮影レンズ,33…レンズ駆動回路,34…制御回路,35…操作部材,36…撮像素子駆動回路,37…信号処理回路,38…データ処理回路,39…圧縮/伸張回路,40…記憶媒体,41…モニタ,42…表示制御回路,43…測光回路,44…ROM
50…通信インターフェース(I/F),51…画像サーバー

Claims (10)

  1. 動画ファイルを、前記動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する分類手段と、
    前記分類手段の分類毎に、前記動画ファイルの情報を識別可能に表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする動画検索システム。
  2. 請求項1に記載の動画検索システムにおいて、
    ユーザーの操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定手段を更に有する
    ことを特徴とする動画検索システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の動画検索システムにおいて、
    前記表示手段は、マーク表示またはエリア別表示の少なくとも一方により前記動画ファイルの種類を識別可能に表示する
    ことを特徴とする動画検索システム。
  4. 動画ファイルを、前記動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する分類ステップと、
    前記分類ステップでの分類毎に、前記動画ファイルの情報を識別可能に表示する表示ステップと
    を備えることを特徴とする動画検索方法。
  5. 請求項4に記載の動画検索方法において、
    ユーザーの操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定ステップを更に有する
    ことを特徴とする動画検索方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の動画検索方法において、
    前記表示ステップでは、マーク表示またはエリア別表示の少なくとも一方により前記動画ファイルの種類を識別可能に表示する
    ことを特徴とする動画検索方法。
  7. 動画ファイルを、前記動画ファイルのファイルサイズと再生時間との少なくとも一方を閾値と比較することにより分類する分類ステップと、
    前記分類ステップでの分類毎に、前記動画ファイルの情報を識別可能に表示する表示ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする動画検索プログラム。
  8. 請求項7に記載の動画検索プログラムにおいて、
    ユーザーの操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定ステップ
    を更にコンピュータに実行させることを特徴とする動画検索プログラム。
  9. 請求項7または請求項8に記載の動画検索プログラムにおいて、
    前記表示ステップでは、マーク表示またはエリア別表示の少なくとも一方により前記動画ファイルの種類を識別可能に表示する
    ことを特徴とする動画検索プログラム。
  10. 請求項7ないし請求項9の何れか一項に記載の動画検索プログラムを記憶する
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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