JP2010004371A - 放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】普段視聴している放送番組を、どの地域に居ても、簡単に視聴することができる放送受信機を提供する。
【解決手段】放送信号を受信する放送受信部12と、受信する放送信号に関する情報を表示部22に表示し、複数の選局キーからなる入力操作部21による放送信号の選択受信を制御すると共に、所定の放送エリアのプリセットデータを形成する動作制御部20とを備え、動作制御部20は、放送エリアに関するデータとそのエリアにおいて受信可能な放送局に関するデータとによって構成された、その放送局毎に、その放送局が属するネットワーク系列を識別するネットワーク系列番号が割り当てられてなるデータテーブルを有し、所定のエリアにおいて受信可能な放送局に関するプリセットデータと、そのデータテーブルを参照して、移動した地域において受信可能な放送局に関するプリセットデータを形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、テレビジョン放送やラジオ放送等を受信可能な放送受信機に関し、より詳しくは移動体端末において特に有用な放送受信機に関する。
例えば、ポータブルワンセグ放送受信機やポータブルラジオ受信機等の移動体端末装置には、これらの移動体端末装置を使用する地域を指定することにより、その地域において受信可能な放送信号の通信路(放送チャンネル)を選局するための選局に関する情報を、プリセットメモリに自動的に記憶するようにするいわゆるエリアコール機能(以下、この明細書においては、地域別選局情報設定機能という)とよばれる機能が搭載されるようになってきている(例えば、特開平11−308135参照)。
この機能を実現するため、移動体端末装置のメモリには、例えば、予め決められた地域毎に、受信が可能な放送を行っている放送局の放送局名や、その放送局の基幹周波数、その放送局のサテライト周波数等からなる選局に関する情報が記憶されて提供される。
そして、移動体端末装置において、当該機能が実行され、ユーザにより移動体端末装置を使用する地域の選択が行われると、選択された地域の選局に関する情報に基づいて、その地域で受信可能な放送を行っている各放送局毎に、基幹周波数およびサテライト周波数の放送チャンネルを順次に自動選局し、各放送局毎に受信状態の最も良好な周波数の放送チャンネルを検出する。
そして、この検出結果に基づいて、各放送局毎に受信状態の最も良好な放送チャンネルを選局するための選局に関する情報が、選局操作キーに対応してプリセットメモリに記憶される。この場合、例えば、A放送局については1番目の選局操作キー、B放送局については2番目の選局操作キーというように、選局に関する情報が対応付けられる選択操作キーが、放送局毎に予め決められている。そして、1番目の選局操作キーを操作することにより、A放送局の放送チャンネルが選局され、2番目の選局操作キーを操作すると、B放送局の放送チャンネルが選局されるというように、選局操作キーを操作するだけで、その選局操作キーに対応付けられた目的とする放送局の放送チャンネルの選局が行われる。
また、このようにして地域別選局情報設定機能でプリセットメモリに記憶されている放送局の中からユーザが任意の放送局をマイプリセットとして登録し、その放送局を簡単に呼び出して選局することを可能にするマイプリセット選局が行われている。
このマイプリセット選局は、ユーザが特に普段よく視聴する放送番組のみをプリセット番号に対応させてプリセット登録する。このように放送受信機の購入時に予め定められているプリセット登録とは別に、ユーザの好みの放送番組のみを集めて形成したマイプリセットデータを利用することによって、ユーザは視聴したい放送番組に素早くアクセスすることが可能となり、煩雑な選局操作を回避することができる。
特開平11−308135号公報
ところで、普段からよく視聴する放送番組の放送局を所定のプリセット番号に対応させてマイプリセットデータに登録しているユーザが、旅行や出張等により視聴するエリアを変更させた場合、従来の地域別選局情報設定機能では、そのマイプリセットデータに登録していたプリセット番号と同一のプリセット番号で、所望とする放送番組を視聴することができない場合が多い。
例えば、ユーザは、毎日視聴しているお気に入りのニュース番組や毎週視聴しているドラマ番組等をその旅行先や出張先でも視聴したと考える。このように普段視聴している地域から移動した場所においても同じ放送を視聴したいと考えた場合には、エリア選局や手動の操作で周波数を選曲する操作(マニュアル選局)を行って、所望とする放送局を探し出さなければならない。
しかしながら、ユーザは、普段視聴しているテレビジョン放送やラジオ放送の放送局や、物理チャンネル、周波数は覚えているが、旅行先や出張先において、どこの放送局やチャンネル、周波数で、その視聴したい番組が放送されているか分からないことが多い。
ニュース番組や、ドラマ・バラエティ番組等は、ネットワーク系列局であれば同じ時間帯に放送されていることがあるが、旅行先や出張先におけるどの放送局が同じネットワーク系列に該当するのかに関しては、新聞や雑誌等によってわざわざ調べなければならず、または手探りで放送局を見つけ出さなければならず、素早く、簡単に視聴したい放送局を見つけることは難しかった。
そこで、本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、普段視聴している放送番組を、どの地域に移動しても、新聞や雑誌等によって調べることなく、迅速かつ簡単に視聴することができる放送受信機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る放送受信機は、放送信号を受信する放送受信部と、表示素子からなる表示部と、複数の選局キーからなる入力操作部と、少なくとも、上記放送受信部において受信する放送信号に関する情報を上記表示部に表示し、上記入力操作部による該放送信号の選択受信を制御するとともに、所定の放送エリアのプリセットデータを形成する動作制御部とを備え、上記動作制御部は、少なくとも放送エリアに関するデータと該放送エリアにおいて受信可能な放送局に関するデータとによって構成されているデータテーブルを有し、該データテーブルは、該放送エリアにおいて受信可能な放送局毎に、該放送局が属するネットワーク系列を識別するネットワーク系列番号が割り当てられてなり、所定の第1の放送エリアにおいて受信可能な放送局についての第1のプリセットデータの形成に際しては、該放送局毎に、プリセット番号と上記データテーブルを参照して上記ネットワーク系列番号とを割り当て、該ネットワーク系列番号により該放送局が識別可能となるように形成し、上記第1の放送エリア以外の第2の放送エリアにおいては、形成した上記第1のプリセットデータの上記プリセット番号に対応する上記ネットワーク系列番号に基づき、上記データテーブルの第2の放送エリアにおける上記ネットワーク系列番号を参照して、同一のネットワーク系列番号の該第2の放送エリアにおける放送局を記録して第2のプリセットデータを形成する。
また、本発明に係る放送受信機は、上記第1のプリセットデータを記録する第1のメモリを備え、上記動作制御部は、上記第1のメモリに上記第1のプリセットデータを記録し、該第1のメモリから該第1のプリセットデータを呼び出して、上記表示部に表示し、該表示部における表示に基づいて上記入力操作部による該第1のプリセットデータにおける放送局の選択受信を制御するとともに、呼び出した該第1のプリセットデータに基づいて、上記第2のプリセットデータを形成する。
さらに、本発明に係る放送受信機は、さらに、上記第2のプリセットデータを記憶する第2のメモリを少なくとも1つ備え、上記動作制御部は、上記第2のメモリに上記第2のプリセットデータを記録し、該第2のメモリから該第2のプリセットデータを呼び出して、上記表示部に表示し、該表示部における表示に基づいて上記入力操作部による該第2のプリセットデータにおける放送局の選択受信を制御する。
本発明によれば、放送エリアに関するデータとその放送エリアにおいて受信可能な放送局に関するデータとによって構成され、その放送エリアにおいて受信可能な放送局毎に、その放送局が属するネットワーク系列を識別するネットワーク系列番号が割り当てられてなるデータテーブルを有しており、そのデータテーブルを参照してプリセットデータを形成するようにしているので、普段視聴している地域における放送局と同一のネットワーク系列からなる別の地域における放送局を、容易に識別することが可能となり、如何なる地域に居ても迅速かつ簡単に所望とする放送番組を視聴することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、先ず放送受信機の全体構成を説明し、続いて当該放送受信機が有する、特徴のあるデータテーブルとそのデータテーブルを用いたプリセット登録について説明する。
図1は、本実施の形態に係る放送受信機の構成を示したブロック図である。この放送受信機10は、テレビジョン放送及びラジオ放送の受信装置や車載機器、PDA、携帯電話等の移動体端末に搭載されることが想定される。
この図1に示すように、本実施の形態に係る放送受信機10は、それぞれの放送局から送出されたテレビジョン放送信号又はラジオ放送信号をアンテナ11を介して受信し中間周波数(IF)信号SIDを形成する放送受信部12と、放送受信部12において形成されたIF信号SIDをディジタルIF信号DIDに変換するアナログ/ディジタル(A/D)変換部13と、IF信号DIDに対してディジタル復調処理を行って音声データDAを形成するディジタル復調部14と、音声データDAに基づき再生音声信号SAを形成するD/A変換部15と、再生音声信号SAを増幅する出力増幅部16と、これらの各部を制御する動作制御部20とを備えている。また、動作制御部20は、プリセットデータ形成部31と、プリセットデータ格納・読出部32と、制御信号供給部33と、ROM(Read Only Memory)34とを備えている。さらにまた、その動作制御部20には、入力操作部21と、表示部22と、プログラムメモリ23と、データメモリ24とが連結されている。
放送受信部12は、それぞれの放送局から送出された放送信号をアンテナ11を介して受信すると、受信された放送信号に対する増幅処理、周波数変換処理等を行い、選択受信された放送信号についての中間周波数(IF)信号SIDを形成する。そして、放送受信部12は、形成したIF信号SIDをA/D変換部13に供給する。
A/D変換部13は、放送受信部12からIF信号SIDを受信すると、そのIF信号SIDをディジタルIF信号DIDに変換し、得られたIF信号DIDをディジタル復調部14に供給する。
ディジタル復調部14は、A/D変換部13からIF信号DIDを受信すると、そのIF信号DIDに対して、直交復調処理、時間ドメイン信号から周波数ドメイン信号への変換処理、周波数デインターリーブ処理、プログラム選択処理、タイムデインターリーブ処理、エラー訂正処理、高能率復号化処理等のディジタル復調処理を、放送受信部12又はディジタル復調部14において設定された、その動作態様を定める復調モード、受信周波数帯域幅、AGC設定値、ノイズ除去設定値等のそれぞれについてのパラメータに基づき、必要に応じて行う。そして、ディジタル復調部14は、再生された情報データである音声データDAを形成し、その音声データDAをディジタル/アナログ(D/A)変換部15に供給する。また、ディジタル復調部14は、テレビジョン映像データVDを形成し、そのテレビジョン映像データVDを動作制御部20に供給する。
D/A変換部15は、ディジタル復調部14から音声データDAを受信すると、その音声データDAに基づいて再生音声信号SAを形成し、その再生音声信号SAを再生出力信号として送出して出力増幅部16に供給する。
出力増幅部16は、D/A変換部15から再生音声信号SAを受信すると、再生出力信号である再生音声信号SAに電力増幅処理を施し、増幅された再生音声信号SAをスピーカ17に供給する。これにより、スピーカ17から、再生音声信号SAに応じた音声、すなわち、放送受信部12より受信された放送信号である音声放送信号に基づく音声が発せられる。
動作制御部20は、放送受信部12等の各部の動作を制御する。具体的には、例えば、この動作制御部20は、その内部にプリセット形式の放送受信部12における放送信号の選択受信に必要とされるプリセットデータの形成及び保存を行うプリセットデータ形成部31と、プリセットデータ形成部31にて形成されたプリセットデータを保存し、又はその呼び出しを行うプリセットデータ格納・読出部32と、プリセットデータ格納・読出部32から呼び出されたプリセットデータに基づいて形成した制御信号により放送受信部12の選択受信を制御する制御信号供給部33とを備えており、放送受信部12の動作を制御する。また、この他に、動作制御部20は、ディジタル復調部14の復調動作を制御する等、各部の動作を制御する。
具体的な、この動作制御部20における一動作例について説明すると、内蔵されたプリセットデータ形成部31が、後述する入力操作部21からの入力情報である入力データを受け取ると、その入力データに基づき、放送受信部12による特定の放送局からの放送信号の選択受信にあたって放送受信部12に対する選局プリセットに必要とされる受信周波数に関する情報や、放送受信部12もしくはディジタル復調部14において設定される復調モード、受信周波数帯域幅、ノイズ除去設定値等のそれぞれについてのパラメータに関する情報、さらには放送受信部12による放送信号の選択受信が行われる受信日時に関する情報等に基づいて、プリセットデータを形成する。
さらに、本実施の形態に係る放送受信機10は、動作制御部20において、ROMを備えており、そのROM内に、放送地域(エリア)に関するデータとその放送エリアにおいて受信可能な放送局に関するデータとによって構成され、その放送エリアにおいて受信可能な放送局毎に、その放送局が属するネットワーク系列を識別するネットワーク系列番号が割り当てられてなるデータテーブルを格納されている。そして、本実施の形態に係る放送受信機10では、ネットワーク系列番号で分類された各エリアにおける放送局等に関するそのデータテーブルを読み出して、ネットワーク系列局毎に自動的に、そのエリアにおける所望とする放送局を選局することができるように構成されている。詳細は後述する。
また、この動作制御部20には、例えば、マイクロコンピュータが利用されて構成され、入力操作部21と、表示部22と、プログラムメモリ23と、データメモリ24とが連結されている。そして、プリセットデータ形成・保存動作や、選択受信・復調動作、さらには他の制御動作は、いずれも、プログラムメモリ23に格納されたプログラムのうちの各動作に対応するものに従って行われる。
動作制御部20に連結されている入力操作部21は、プリセットボタン等の複数の選択キーからなり、ユーザによる所望とする放送局の選局や所定の設定等を可能にするとともに、その選択キーを押下することにより、動作制御部20による制御に基づき、プリセットリストや設定メニュー、受信したテレビジョン映像等を表示部22に表示させる。
表示部22は、表示素子によって構成され、放送波に含まれる放送局名、物理チャンネル、周波数等の固有情報(サービス情報)やプリセットリスト、受信した映像、さらに各種設定情報等、上述した動作制御部20の制御により生成した情報を、その動作制御部20の制御に基づき表示する。表示素子としては、例えばLCD(図示せず)が接続され、動作制御部20から表示用のデータが供給されると、LCDには供給されたデータに対応した文字等が表示される。また、テレビジョン放送信号を受信する場合には、受信した放送信号に基づく映像を、LCDを介して表示する。
プログラムメモリ23は、上述したように、動作制御部20による各部における動作の制御に必要とされるプログラムを格納し、このプログラムに従って各部の動作を制御する。
データメモリ24は、動作制御部20にて形成されたプリセットデータを保存する。このデータメモリ24は、ユーザが任意に選択したエリアにおける放送局に関する情報、すなわちその放送局の物理チャンネルや周波数等の情報を登録または削除することが可能となっている。そして、このデータメモリ24に登録したプリセットデータにおける放送局を、入力操作部21における特定に選択キーと対応させることにより、ユーザはその選択キーを押下することで、簡単に所望とするエリアにおける放送局のテレビジョン放送またはラジオ放送を受信することができるようになっている。例えば、そのデータメモリ内に『HOME』と表示した登録メモリを備え、その登録メモリ内にユーザが普段視聴する地域(エリア)の放送局を任意に選択して登録することができるようになっている。具体的には、ユーザが普段「東京」においてテレビジョン放送やラジオ放送を視聴する場合、その登録メモリの『HOME』には、東京エリアにおいて受信可能な放送局を任意に登録する。このとき、ユーザが任意に登録した東京エリアにおいて受信可能な各放送局には、プリセット番号を対応させておく。そしてまた、入力操作部21の特定の選択キーを、そのプリセット番号に対応させておく。このことにより、ユーザがその東京エリアにおいて、普段視聴する放送局を、視聴開始する毎に一々チューニング等の操作を行わなくとも、その特定の選択キーを押下することにより簡単に選択視聴することが可能となる。
また、特に、本実施の形態に係る放送受信機10においては、そのデータメモリ24に、例えば、『OTHER(1)』、『OTHER(2)』、・・・、『OTHER(n)』等によって表示される、ユーザが任意に選択したエリア別の識別登録メモリを複数有している。このメモリは、エリア毎に受信可能な放送局に関するプリセットデータを登録することができ、複数のエリアにおける放送局に関するプリセットデータを登録することができるようになっている。例えば、『OTHER(1)』には、出張や旅行等で訪れた「大阪」で受信可能な放送局に関するプリセットデータを登録することができる。そして、本実施の形態に係る放送受信機10においては、そのユーザが移動した先の「大阪」において受信可能な放送局に関するプリセットデータを形成する際に、上述の『HOME』で登録した普段よく視聴するエリア(例えば「東京」)において受信可能な放送局に関するプリセットデータに基づき、上述した、ROM34に格納されているデータテーブルを参照することによって、『HOME』に登録した放送局と同一のネットワーク系列に属する、そのユーザが移動したエリアにおける放送局を、『HOME』におけるプリセット番号と対応させながら、自動的に登録することができるように構成されている。
さらに、そのデータメモリ24における『OTHER(1)』、『OTHER(2)』、・・・、『OTHER(n)』には、例えば、『OTHER(1)』には「大阪」で受信可能な放送局に関するプリセットデータを、『OTHER(2)』には「青森」で受信可能な放送局に関するプリセットデータを登録するといったように、『OTHER(n)』に対してユーザが、例えばこれから出張や旅行等で訪れる可能性のあるエリア毎のプリセットデータを予めに任意に登録させておくことができるようになっている。そして、この複数の放送エリアに関するプリセットデータを予め作成しておく際にも、ユーザが普段視聴するエリアにおいて受信可能な放送局に関する『HOME』に登録したプリセットデータに基づき、上述した、ROM34の格納されているデータテーブルを参照することによって、『HOME』に登録した放送局と同一のネットワーク系列に属する、そのユーザが移動する予定のエリアにおける放送局を、『HOME』におけるプリセット番号と対応させながら、自動的に登録することができるように構成されている。
以下では、この本実施の形態に係る放送受信機10の特徴的なデータテーブルのデータ構造、並びにこのデータテーブルを用いたプリセット登録設定(プリセットデータ形成)について詳細に説明していく。
従来の放送受信機においては、予め定められたエリア毎に、受信可能な複数の放送チャンネルの選局に関する情報をROM等に記憶させ、ユーザにより選択されたエリアにおける受信可能な放送チャンネルの選局に関する情報を、自動的に選局操作キーに対応させて、プリセットメモリに登録することができるようになっている。これにより、ユーザは受信可能な放送チャンネルを一々探し出すような操作をすることなく、選局操作キーを押下するだけで、所望とする放送局の放送を視聴することができるようになっている。しかしながら、この従来の放送受信機においては、ユーザが通常視聴するエリアから移動した場合に、普段視聴していた放送局の放送番組が、その移動したエリアにおいて受信可能な、どの放送局において視聴可能であるのか簡単には知ることができない。したがって、新聞や雑誌等によって確認して、その視聴可能な所望とする放送番組を放送する放送局を探し出さなければならなかった。
ここで、ユーザが視聴することができる放送番組は、通常、ネットワーク系列毎に分類することができ、視聴するエリアが異なっていても、その各エリアにおいて視聴可能な同一のネットワーク系列の放送局であれば、所望とする放送番組を視聴することができる。例えば、あるニュース番組を東京エリアで普段視聴しているとき、そのニュース番組を大阪エリアで視聴しようとした場合には、東京エリアで視聴していたその放送局と同一のネットワーク系列に属する大阪エリアの放送局であれば、そのニュース番組の視聴が可能となる。
そこで、本実施の形態に係る放送受信機10においては、各エリア毎に、視聴可能な放送局に関する情報と、その放送局が属するネットワーク系列を識別する番号(ネットワーク系列番号)とを対応させたデータテーブルを備えるようにし、そのデータテーブルを用いてプリセットメモリに所望とするエリアにおける視聴可能な放送局を登録することができるように構成されている。以下、より具体的に説明する。
上述したように、本実施の形態に係る放送受信機10は、ネットワーク系列で分類された各地域(エリア)における放送局等に関するデータテーブルを備え、そのデータテーブルを動作制御部20に連結されているROM34に格納している。
図2は、そのデータテーブルのデータ構造の一例を示す図である。この図2に示すように、このデータテーブルには、東京、大阪、青森、秋田等のエリア名データと、そのエリアにおいて放送されている放送局名データと、その放送局に対応する物理チャンネルデータを有している。また、このデータテーブルにおいては、各エリアにおける放送局名毎に、テレビジョンネットワーク系列を分類する任意に決定されたネットワーク系列番号が割り当てられている。なお、図2に示す例にデータテーブルの一例においては、5地域のデータのみが構成されているが、例えば日本全国の都道府県を単位として47エリアに分割するといった複数のエリアで構成する。
ここで、ネットワーク系列番号とは、任意の番号で割り振った各ネットワーク系列を識別するための番号である。具体的にテレビジョン放送を例にして説明すると、テレビジョン放送には、公共放送局(××総合、○×教育)、民放テレビジョン放送局、及び独立UHF局が存在し、民放テレビジョン放送局には、○○系列局、△△系列局、□□系列局、テレビジョン○△系列局、テレビジョン□○系列局の5つのネットワーク系列が存在している。そして、この各ネットワーク系列においては、通常、同一のネットワーク系列に属する各エリアの放送局で、ニュース番組やドラマ番組等、同一の放送番組を放送する。
図3に、任意に決定したネットワーク系列番号と、ネットワーク系列名との対応表を示す。この図3に示すように、各テレビジョン放送ネットワーク系列には、任意に決定されたネットワーク系列番号が割り振られており、そのネットワーク系列番号によりネットワーク系列を識別することができるようになっている。なお、図4及び図5は、それぞれFMラジオ放送ネットワーク系列についての対応表と、AMラジオ放送ネットワーク系列についての対応表とを示している。このように、ラジオ放送においても、各ネットワーク系列には任意に決定されたネットワーク番号が割り振られており、テレビジョン放送と同様にしてネットワーク系列番号により識別することができるようになっている。
そして、図2に示したデータテーブルの説明に戻ると、各エリアのおける放送局名及びその放送局を特定する情報には、その放送局のネットワーク系列を示すネットワーク系列番号データが対応するように構成されている。そして、そのネットワーク系列番号データにより、各エリア間において同一のネットワーク系列がそれぞれどの放送局であるかを認識することができるようになっている。
例えば、ネットワーク系列番号が「3」の東京エリアにおけるAA放送は、大阪エリアにおける同一のネットワーク系列番号「3」のBA放送と同一のネットワーク系列に属するものであり、また青森エリアにおける同一のネットワーク系列番号「3」のCAテレビジョンと同一のネットワーク系列に属するものであることが容易に認識することができるようになっている。このことにより、東京エリアで視聴することが可能なAA放送で放送される、例えばドラマ番組等は、大阪エリアにおいては同一のネットワーク系列であるCC放送で視聴することができることがわかる。このように、本実施の形態に係る放送受信機10に備えられているデータテーブルは、任意の識別表示からなるネットワーク系列番号が割り当てられているので、各エリア間において、視聴したい放送番組を放送する放送局のネットワーク系列に関する対応関係が明確となるように分類されている。
なお、これらのデータテーブルにおけるデータとしては、上述したエリアデータや放送局名データ、物理チャンネルデータ、そしてネットワーク系列番号データに限られるものではなく、その他の放送局に関するデータをテーブルに構成することもできる。例えば、各放送局の放送信号周波数データ等を各放送局毎に構成することもできる。また、ネットワーク系列に関しては、番号によって各放送局を識別するデータテーブルの構成について説明したが、当然、アルファベット等、その他の任意な符号等の識別表示により分類するようにしてもよい。
このようにして、各エリアにおける放送局名とネットワーク番号とを対応させたテーブルを動作制御部20のROM34内に格納することにより、その動作制御部20は、次のようにプリセットメモリへの登録を制御することができる。
すなわち、ユーザが、例えば『HOME』のプリセットメモリに特定のエリア、例えば「東京」において受信可能な特定の放送局を任意に登録したとき、その他のプリセットメモリ『OTHER(1)』、『OTHER(2)』等に、東京以外のエリアデータを登録することにより、『HOME』で登録した東京エリアの特定の放送局と同一のネットワーク系列の、その東京以外のエリアにおいて受信可能な放送局の登録を、上述したデータテーブルを参照することによって自動的に行うことができる。これにより、各エリアにおいて、ネットワーク系列が同じ放送局を、どの地域に移動しても、容易に抽出することができるようになり、放送局名や放送局の物理チャンネル、周波数等を新聞や雑誌等で調べることなく、簡単に所望とするニュース番組やドラマ番組、ラジオ放送等を視聴することができる。
より具体的に、図6に示すフローチャートを参照にして、本実施の形態に係る放送受信機10の動作制御部20における、プリセット登録の処理について説明する。
まず、動作制御部20は、例えば使い始めのときなどに、入力操作部21を介したユーザの操作等によりプリセット登録の指示を受け、先ず、ステップS101において、例えばユーザが普段よく視聴する地域を『HOME』等の識別表示により、当該エリアのプリセット登録を行う。このステップS101においては、例えば、エリアを「東京」とするプリセット登録を行う場合、図7の一構成例に示すように、プリセット番号1には「××総合」を登録し、プリセット番号2には「ABテレビ」を登録し、プリセット番号3には「ACテレビ」を登録し、プリセット番号4には「AFテレビジョン」を登録するとともに、このときその各放送局にはネットワーク系列番号を対応させておく。なお、そのネットワーク名とネットワーク系列番号は、図3の対応表にある通りである。
このように、ステップS101においては、ユーザが普段よく視聴する地域についての設定を行い、その登録に際しては、特にそのユーザが普段よく視聴する放送局を任意に登録する。これにより、従来の放送受信機のマイプリセット登録機能と同様に、ユーザが受信可能な放送チャンネルを一々探し出す操作を行うことなく、入力操作部21における操作選択キー等を押下するだけで、所望とする放送局の放送番組を視聴することができるようになる。そしてさらに、本実施の形態に係る放送受信機10においては、そのプリセット登録に際して、任意に決定されたネットワーク系列番号を記憶させるようにしている。なお、図2に示した東京エリアにおける民放テレビジョン放送局の全てを登録するようにしてもよいが、放送受信機10のメモリ容量は有限であることから、特定の放送局のみのプリセット登録を行ってユーザの操作性を高めるようにすることが好ましい。
ステップS101において図7に示したような東京エリアにおけるネットワーク系列番号と対応させた任意の放送局についての『HOME』のプリセット登録を行うと、次に、ステップS102において、データメモリ24に記憶される『OTHER(n)』の識別表示で示されるメモリにおいて、エリア指定があったか否か判断する。すなわち、この『OTHER(n)』は、『HOME』で登録した東京以外の特定のエリアを指定し、そのエリアにおいて視聴することが可能な放送局に関する情報を登録する。例えば、普段東京に居るユーザが、大阪に出張等のために移動した場合、その『OTHER(n)』に放送エリアを「大阪」と指定することで、その大阪において受信可能な放送局に関する情報、すなわちプリセットデータを登録する。
そして、このステップS101において、『OTHER(n)』にエリア指定があった場合には、ステップS103に進む。一方、『OTHER(n)』にエリア指定がない場合には、処理は終了する。
ステップS102において、『OTHER(n)』にエリア指定があると判断されると、ステップS103において、n=1、すなわち『OTHER(1)』からプリセット登録を行っていく。
ステップS103においては、『OTHER(n)』のプリセット登録を行う。具体的には、例えば『OTHER(1)』のエリアを「大阪」と設定した場合、まず『HOME』と同じプリセット番号にネットワーク系列番号を対応させ、図2に示したテーブルデータを読み出して、このテーブルデータのうちの大阪エリアにおいて受信可能な、同一のネットワーク系列番号に分類されている放送局を自動的にプリセットする。その際、『HOME』におけるプリセット番号を対応させながらプリセットする。図8は、このようにして生成された、大阪をエリアに指定した『OTHER(1)』の構成例である。
より詳細に説明すると、この図8に示すように、『OTHER(1)』のプリセット番号1には、東京エリアにおける『HOME』のプリセット番号1におけるネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列番号“1”を大阪エリアにおけるデータテーブルから読み出して「××総合」を登録する。また、『OTHER(1)』のプリセット番号2には、『HOME』のプリセット番号2におけるネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列番号“4”を大阪エリアにおけるデータテーブルから読み出して「BBテレビ」を登録する。そして、同様にして、『OTHER(1)』のプリセット番号3には、『HOME』のプリセット番号3におけるネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列番号“5”を大阪エリアにおけるデータテーブルから読み出して「BCテレビ」を登録する。
また、同様にして、『OTHER(1)』のプリセット番号4には、『HOME』のプリセット番号4におけるネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列番号“8”を大阪エリアにおけるデータテーブルから読み出す。しかしながら、図2のデータテーブルに示すように、大阪エリアにおいてはネットワーク系列番号“8”に対応する放送局が存在しない。したがって、このように同一のネットワーク系列番号に対応する放送局がない場合には、当該『OTHER(1)』におけるプリセット番号4は空きの状態とし、そのプリセット番号4には放送局が登録されないようにしている。これによって、同一のネットワーク系列の放送局であると勘違いして視聴してしまうという事態を回避できるようにしている。
このようにして、データメモリ24内における『OTHER(1)』に、例えば、ユーザの出張先等である大阪についてのプリセットデータを、ユーザが普段よく視聴する放送エリア(例えば東京)の『HOME』に登録したプリセットデータと、動作制御部20のROM34に格納されているデータテーブルとを参照することによって、『HOME』に登録したプリセットデータにある放送局と同一のネットワーク系列からなる、大阪における放送局を、プリセット番号を対応させながら、自動的に登録することができる。これにより、出張や旅行等した場合においても、そのプリセット番号に対応した選択キーを押下するだけで、簡単かつ迅速に所望とする放送局における放送番組を視聴することができる。
そして、『OTHER(1)』のプリセット登録が終了すると、次に、ステップS104に移行し、『OTHER(n)』におけるnが、エリア指定のあった最後のnであるか否かを判断する。そして、このnが最後である場合には、処理を終了する。
一方で、nが最後ではないと判断された場合には、ステップS103に戻り、n+1番目のプリセット登録を行う。本実施の形態に係る放送受信機10におけるデータメモリ24は、複数のエリアにおけるプリセットデータを登録することができるようになっている。これにより、例えば、よく出張等する複数のエリアにおける放送局に関するプリセットデータを予め登録し、直ぐに呼び出すことができるようになっている。このように、複数のエリアに関するプリセットデータを予め登録しておく場合等、『OTHER(n)』におけるnが、エリア指定のあった最後のnではない場合には、ステップS103に戻り、上述した手順により、n+1番目のプリセット登録を行う。
具体的に、エリア指定された『OTHER(2)』のプリセット登録を行う場合について説明すると、図9に示すように、この『OTHER(2)』においてのエリア指定が「青森」であった場合、上述と同様にして、『HOME』のプリセット番号におけるネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列番号を青森エリアのデータテーブルから読み出して、各プリセット番号に登録し、対応するネットワーク系列番号が存在しない場合には、そのプリセット番号は空き状態とする。
このようにして、ステップS104において、nが最後となるまで処理を継続させていく。
このように、本実施の形態に係る放送受信機10には、動作制御部20に接続されたデータメモリ24に、エリア別に登録可能なプリセットメモリ、例えば『OTHER(n)』を備えている。そして、このプリセットメモリを、例えば『HOME』等で識別されたユーザが普段よく視聴するエリアにおける登録放送局のネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列を、その『OTHER(n)』に登録しようとするエリアにおけるデータテーブルから読み出すことによって、プリセットメモリに登録させていく。
このようにして、必ず『HOME』を参照して、その『HOME』に所定のプリセット番号で登録された放送局のネットワーク系列番号と、データテーブルに記憶されている各指定エリアの放送局のネットワーク系列番号とを対応させることによって、入力操作部21における操作により自動的に選局することができる。また、そのプリセット登録は、『HOME』を基準にしてネットワーク系列毎に自動的に分類されるようになっているので、普段視聴しているテレビジョン放送又はラジオ放送を、新聞や雑誌等で対応する放送局を調べることなく、どこに居ても迅速かつ簡単に視聴することができる。
また、上述の例においては、テレビジョン放送のプリセット登録について説明したが、テレビジョン放送に限られず、当然、ラジオ放送においても同様にしてプリセット登録を行って、『HOME』のネットワーク系列番号に対応するネットワーク系列番号をプリセット登録することにより、どのエリアにいても普段聞いているラジオ放送を聴くことができる。
さらに、本実施の形態における動作制御部20においては、テレビジョン放送とラジオ放送とを混合させた形式で同一のメモリにプリセット登録してプリセットデータを形成するようにしてもよい。すなわち、図10に示すように、ユーザが普段視聴するエリア(例えば「東京」)において受信可能なテレビジョン放送とラジオ放送とを『HOME』に登録しておく。そして、このようにテレビジョン放送とラジオ放送とを混合させた形式で『HOME』にマイプリセット登録した場合においても、本実施の形態に係る放送受信機10によれば、『HOME』に所定のプリセット番号で登録した各放送局のネットワーク系列番号と同一のネットワーク系列番号を、指定したエリア(「東京」以外のエリア)のデータテーブルから読み出すことにより、テレビジョン放送とラジオ放送とを混合させたプリセットデータを容易に、かつ自動的に作成することができる。これにより、煩雑な形式で登録したユーザのお気に入りの放送番組に対しても、新聞や雑誌等の情報媒体によって調べることなく、どの地域に居ても、そのプリセット番号を押下するだけで簡単に選択視聴することができる。なお、各テレビジョン放送局及びラジオ放送局に関する情報とネットワーク系列番号とを対応させたデータテーブルに関しては、テレビジョン放送局とラジオ放送局との各データを同一のテーブルに構成するようにすることにより、上述したテレビジョン放送とラジオ放送とが混合した形式のプリセット登録を可能にすることができる。
なお、上述の説明において参照した図8乃至10においては、説明の便宜上、そのプリセットデータのテーブルに、ネットワーク系列番号を載せた例について参照してきたが、必ずしも『OTHER(n)』のプリセットデータには、ネットワーク系列番号を対応させなくてもよく、その『OTHER(n)』のプリセットデータを記録するデータメモリ24には、そのネットワーク系列番号を記録しなくてもよい。これは、上述したように、『HOME』に記録したプリセット番号と対応させながら、移動したエリアにおける放送局を自動的に選局するようにしているため、その『HOME』に記録したプリセット番号と、そのプリセット番号に対応したネットワーク系列番号から、その移動したエリアにおける放送局を抽出することができるためである。
なお、当然のことながら、放送受信機10のメモリ容量や、ユーザの使い勝手を考慮して、プリセット登録やプリセット番号等の数は、任意に変更することが好ましい。また、データメモリ24へ自動登録されたプリセット登録は、ユーザが任意に追加又は削除等を可能にすることが好ましい。
このように、本実施の形態に係る放送受信機10によれば、放送エリアに関するデータとその放送エリアにおいて受信可能な放送局に関するデータとによって構成され、その放送エリアにおいて受信可能な放送局毎に、その放送局が属するネットワーク系列を識別するネットワーク系列番号が割り当てられてなるデータテーブルを有しており、そのデータテーブルを参照してプリセットデータを形成するようにしているので、普段視聴している地域における放送局と同一のネットワーク系列からなる別の地域における放送局を、容易に識別することが可能となり、如何なる地域に居ても迅速かつ簡単に所望とする放送番組を視聴することができる。
また、本実施の形態においては、テレビジョン放送及びラジオ放送を受信する形態について詳細に説明してきたが、これに限られるものではなく、衛星放送等の他のメディア放送も受信可能にすることができる。そして、例えば、衛星放送等を受信する場合においても、上記したプリセット登録設定と同様に、ユーザの所望とするプリセット登録を自動的に行うことができる。
さらに、上述した放送受信機10は、例えば携帯電話や携帯音楽プレイヤー等の移動体端末に内蔵させることも可能であり、同様にプリセット登録等の動作処理を行うことができる。
なお、その他、本発明は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述した一連の処理もソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータにネットワークや記録媒体からインストールされる。または、各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
また、このようなプログラムを含む記録媒体は、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布されるものである。例えば、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM,DVDを含む)、光磁気ディスク(MDを含む)、半導体メモリ等よりなるリムーバブル記録媒体(パッケージメディア)である。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROMや、ハードディスクなどで構成されてもよい。
なお、本明細書において、フローチャートを用いて説明した各ステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本実施の形態に係る放送受信機の一構成例を説明するためのブロック図である。 データメモリに格納されているデータテーブルのデータ構成例を説明するための図である。 テレビジョン放送におけるネットワーク系列名とネットワーク系列番号との対応表について説明するための図である。 FMラジオ放送におけるネットワーク系列名とネットワーク系列番号との対応表について説明するための図である。 AMラジオ放送におけるネットワーク系列名とネットワーク系列番号との対応表について説明するための図である。 本実施の形態に係る放送受信機10の動作制御部20におけるプリセット登録の処理の流れを示すフローチャートである。 エリアを東京に指定したプリセット『HOME』の構成例を説明するための図である。 エリアを大阪に指定したプリセット『OTHER(1)』の構成例を説明するための図である。 エリアを青森に指定したプリセット『OTHER(2)』の構成例を説明するための図である。 テレビジョン放送とラジオ放送とを混合させてプリセット『HOME』を登録した場合の構成例を説明するための図である。
符号の説明
10 放送受信機、11 アンテナ、12 放送受信部、13 A/D変換部、14 ディジタル復調部、15 D/A変換部、16 出力増幅部、17 スピーカ、20 動作制御部、21 入力操作部、22 表示部、23 プログラムメモリ、24 データメモリ、31 プリセットデータ形成部、32 プリセットデータ格納/読出部、33 制御信号供給部、34 ROM

Claims (4)

  1. 放送信号を受信する放送受信部と、
    表示素子からなる表示部と、
    複数の選局キーからなる入力操作部と、
    少なくとも、上記放送受信部において受信する放送信号に関する情報を上記表示部に表示し、上記入力操作部による該放送信号の選択受信を制御するとともに、所定の放送エリアのプリセットデータを形成する動作制御部とを備え、
    上記動作制御部は、
    少なくとも放送エリアに関するデータと該放送エリアにおいて受信可能な放送局に関するデータとによって構成されているデータテーブルを有し、該データテーブルは、該放送エリアにおいて受信可能な放送局毎に、該放送局が属するネットワーク系列を識別するネットワーク系列番号が割り当てられてなり、
    所定の第1の放送エリアにおいて受信可能な放送局についての第1のプリセットデータの形成に際しては、該放送局毎に、プリセット番号と上記データテーブルを参照して上記ネットワーク系列番号とを割り当て、該ネットワーク系列番号により該放送局が識別可能となるように形成し、
    上記第1の放送エリア以外の第2の放送エリアにおいては、形成した上記第1のプリセットデータの上記プリセット番号に対応する上記ネットワーク系列番号に基づき、上記データテーブルの第2の放送エリアにおける上記ネットワーク系列番号を参照して、同一のネットワーク系列番号の該第2の放送エリアにおける放送局を記録して第2のプリセットデータを形成する放送受信機。
  2. 上記第1のプリセットデータを記録する第1のメモリを備え、
    上記動作制御部は、上記第1のメモリに上記第1のプリセットデータを記録し、該第1のメモリから該第1のプリセットデータを呼び出して、上記表示部に表示し、該表示部における表示に基づいて上記入力操作部による該第1のプリセットデータにおける放送局の選択受信を制御するとともに、呼び出した該第1のプリセットデータに基づいて、上記第2のプリセットデータを形成する請求項1記載の放送受信機。
  3. さらに、上記第2のプリセットデータを記憶する第2のメモリを少なくとも1つ備え、
    上記動作制御部は、上記第2のメモリに上記第2のプリセットデータを記録し、該第2のメモリから該第2のプリセットデータを呼び出して、上記表示部に表示し、該表示部における表示に基づいて上記入力操作部による該第2のプリセットデータにおける放送局の選択受信を制御する請求項2記載の放送受信機。
  4. 上記第1の放送エリアに対し、上記第2の放送エリアは複数存在する請求項1乃至3の何れか1項記載の放送受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011259074A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Mitsubishi Electric Corp 地上デジタルテレビ受信機

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