JP2010003906A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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深一 秋山
Takahiro Kono
隆宏 河野
Kenji Naito
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Abstract

【課題】Cuを主体とする配線について、配線抵抗を低く維持するとともに、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上し得る半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10の上方に形成された層間絶縁膜28、30と、層間絶縁膜28、30に形成されたビアホール34及び配線溝36内に形成され、Ta膜より成るバリアメタル膜38と、バリアメタル膜38上に形成されたTi膜40と、バリアメタル膜38及びTi膜40が形成されたビアホール34及び配線溝36内にそれぞれ埋め込まれ、Cuより成る導体プラグ44及び配線46とを有し、Ti膜40の膜厚が、配線溝36の底部において4nm以下になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に係り、特に、ダマシン法により形成された銅を含む配線を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
近時では、半導体装置における配線形成プロセスとして、いわゆるダマシン法と呼ばれる手法が利用されるようになっている。ダマシン法による配線形成プロセスでは、配線溝やビアホールが形成された絶縁膜上に銅(Cu)などの配線材料を堆積する。続いて、この配線材料を化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により平坦に除去し、配線溝内に選択的に残存させる。こうして、配線溝内に埋め込まれた配線材料より成る配線が形成される。ダマシンプロセスには、ビアホールと配線溝とを別々に埋め込むシングルダマシン法と、ビアホールと配線溝とを同時に埋め込むデュアルダマシン法とが知られている。
Cuを用いて導体プラグや配線を形成した場合、これらが層間絶縁膜に直接接すると、導体プラグ中や配線中のCuが層間絶縁膜中に拡散してしまい、短絡等の問題を引き起こしてしまう。このため、ビアホール内や配線溝内には、Cuの拡散を防止するためのバリアメタル膜が形成される。かかるバリアメタル膜の材料としては、例えばタンタル(Ta)、チタン(Ti)等が用いられている。
このようなダマシン構造の配線においては、配線抵抗を低く維持するとともに、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することが重要に成っている。
特開2006−165378号公報 特開2005−244178号公報 特開2007−294625号公報 H. Sakai et al, "Novel PVD process of barrier metal for Cu interconnects extendible to 45nm node and beyond", Advanced Metallization Conference (AMC) 2006, p.33 A. Sakata et al, "Reliability Improvement by Adopting Ti-barrier Metal for Porous Low-k ILD Structure", International Interconnect Technology Conference (IITC) 2006, p.101
しかしながら、従来のバリアメタル膜では、配線抵抗を低く維持するとともに、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することは困難であった。
本発明の目的は、Cuを主体とする配線について、配線抵抗を低く維持するとともに、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上し得る半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、半導体基板の上方に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜に形成された開口部内に形成され、タンタルを主体とする第1の導電膜と、前記第1の導電膜上に形成され、チタンを主体とする第2の導電膜と、前記第1の導電膜及び前記第2の導電膜が形成された開口部内に埋め込まれ、銅を主体とする導電体とを有し、前記第2の導電膜の膜厚が、前記開口部の底部において4nm以下になっている半導体装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、半導体基板の上方に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記開口部内に、タンタルを主体とする第1の導電膜を形成する工程と、前記第1の導電膜上に、前記開口部の底部における膜厚が4nm以下になるように、チタンを主体とする第2の導電膜を形成する工程と、前記第1の導電膜及び前記第2の導電膜が形成された前記開口部内に、銅を主体とする導電体を埋め込む工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、絶縁膜に形成された開口部内に、タンタルを主体とする第1の導電膜を形成し、第1の導電膜上に、開口部の底部における膜厚が4nm以下になるように、チタンを主体とする第2の導電膜を形成し、第1の導電膜及び第2の導電膜が形成された開口部内に、銅を主体とする導電体を埋め込むので、配線抵抗を低く維持するとともに、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することができる。
上述のように、これまでCu配線に対するバリアメタル膜の材料としては、TaやTiを用いることが提案されている。
まず、バリアメタル膜としてTa膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法について図12乃至図15を用いて説明する。図12乃至図15は、バリアメタル膜としてTa膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
半導体基板100上には、SiOC膜より成る層間絶縁膜102が形成されている。層間絶縁膜102上には、層間絶縁膜102及び後述の層間絶縁膜114、116のSiOC膜よりも炭素含有率が高いSiOC膜より成るキャップ膜104が形成されている。キャップ膜104及び層間絶縁膜102には、配線溝106が形成されている。配線溝106内には、Ta膜より成るバリアメタル膜108が形成されている。バリアメタル膜108が形成された配線溝106内には、Cuより成る配線110が埋め込まれている。
この配線110上及びキャップ膜104上に、SiC膜より成るバリア絶縁膜112を形成する。
次いで、バリア絶縁膜112上に、SiOC膜より成る層間絶縁膜114を形成する。
次いで、層間絶縁膜114上に、層間絶縁膜114のSiOC膜よりも柔らかく誘電率の低いSiOC膜より成る層間絶縁膜116を形成する。
次いで、層間絶縁膜116上に、層間絶縁膜102、114、116のSiOC膜よりも炭素含有率が高いSiOC膜より成るキャップ膜118を形成する(図12(a)参照)。
次いで、フォトリソグラフィ技術を用い、キャップ膜118をパターニングする。これにより、ビアホールを形成するための開口部(図示せず)がキャップ膜118に形成される。こうして、SiOC膜より成るハードマスク118が形成される。
次いで、ハードマスク118をマスクとし、バリア絶縁膜112をストッパとして、層間絶縁膜116、114をエッチングする。これにより、層間絶縁膜116、114に、ビアホール120が形成される。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、ハードマスク118を更にパターニングする。これにより、配線溝122を形成するための開口部118aがハードマスク118に形成される。
次いで、ハードマスク118をマスクとして、層間絶縁膜116をエッチングする。これにより、層間絶縁膜116に、配線溝122が形成される。
次いで、ビアホール120内に露出しているバリア絶縁膜112をエッチング除去する。
こうして、配線110に達するビアホール120と、ビアホール120の上部に接続された配線溝122とが形成される(図12(b)参照)。
次いで、ビアホール120の底面及び側面、配線溝122の底面及び側面並びにキャップ膜118上に、例えばロングスロースパッタ法により、Ta膜より成るバリアメタル膜124を形成する(図13(a)参照)。Ta膜124の成膜条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば1〜18kWとする。基板バイアスは、例えば0Wとする。このような条件を用い、キャップ膜118上のTa膜124の膜厚が6nmとなるようにTa膜124を形成する。このとき、キャップ膜118上において、Taの堆積速度Vdは1nm/s、エッチング速度Veは0nm/sであった。
次いで、例えばロングスロースパッタ法を用いて、タンタルイオン(Ta)及びアルゴンイオン(Ar)により、Ta膜124をエッチングする(図13(b)参照)。ロングスロースパッタ法を用いたTa膜124のエッチング条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば1〜18kWとする。基板バイアスは、例えば0Wよりも大きく500W以下とする。こうして、キャップ膜118上すなわち平坦部において、Taの堆積速度Vdが0.7nm/s、エッチング速度Veが0.9nm/sとなる条件を用いて、Ta膜124をエッチングする。このようにTaの堆積とエッチングとが同時に進行する条件下では、キャップ膜118上すなわち平坦部でのVd/Ve比よりも、配線溝122の底部、ビアホール120の底部でのVd/Ve比が小さくなる。
かかるロングスロースパッタ法を用いたエッチングにおいて、ビアホール120の底面及び配線溝122の底面のTa膜124がエッチングされることにより、Taが飛散する。飛散したTaは、ビアホール120の側面及び配線溝122の側面に付着する。このとき、Ta膜124は、主としてタンタルイオンによりエッチングされるため、ビアホール120の底面及び配線溝122の底面のTa膜124は完全に除去されずに残存する。このようなエッチングにより、Ta膜124の膜厚は、キャップ膜118上での膜厚よりも配線溝122の底面での膜厚が薄くなる。また、配線溝122の底面での膜厚よりもビアホール120の底面での膜厚が薄くなる。また、ビアホール120内では、その底面のTa膜124がエッチングされることにより飛散したTaが、その側面に付着する。この結果、ビアホール120の側面のTa膜124の膜厚がエッチング前と比較して厚くなる。
次いで、バリアメタル膜124上に、例えばPVD法により、Cu膜より成るシード膜125を形成する(図14(a)参照)。シード膜125の膜厚は、例えば2〜100nm程度とする。シード膜125は、電気めっき法によりCu膜126を形成する際に、電極として機能するものである。
次いで、全面に、電気めっき法により、Cu膜126を形成する。Cu膜126の厚さは、例えば2〜1500nm程度とする。これにより、ビアホール120内及び配線溝122内をCu膜126で埋め込む(図14(b)参照)。
次いで、CMP法により、キャップ膜118の表面が露出するまでCu膜126及びバリアメタル膜124を研磨し、Cu膜126を平坦化する。こうして、デュアルダマシン法により、Cuより成る導体プラグ128がビアホール120内に埋め込まれ、Cuより成る配線130が配線溝122内に埋め込まれる(図15(a)参照)。導体プラグ128及び配線130は一体的に形成される。
次いで、配線130上及びキャップ膜118上に、SiC膜より成るバリア絶縁膜132を形成する(図15(b)参照)。
こうして、バリアメタル膜としてTa膜が用いられた配線構造を有する半導体装置が製造される。
次に、バリアメタル膜としてTi膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法について図16乃至図18を用いて説明する。図16乃至図18は、バリアメタル膜としてTi膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
上記バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合と同様に、半導体基板100上には、層間絶縁膜102と、キャップ膜104とが形成されている。キャップ膜104及び層間絶縁膜102には、配線溝106が形成されている。配線溝106内には、Ti膜より成るバリアメタル膜134が形成されている。バリアメタル膜134が形成された配線溝106内には、Cuより成る配線110が埋め込まれている。
この配線110上及びキャップ膜118上に、上記バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合と同様にして、バリア絶縁膜112と、層間絶縁膜114、116と、キャップ膜118とを形成する。
次いで、上記バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合と同様にして、配線110に達するビアホール120及びビアホール120の上部に接続された配線溝122を形成する(図16(a)参照)。
次いで、ビアホール120の底面及び側面、配線溝122の底面及び側面並びにキャップ膜118上に、例えばロングスロースパッタ法により、Ti膜より成るバリアメタル膜136を形成する(図16(b)参照)。Ti膜136の成膜条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば1〜6kWとする。基板バイアスは、例えば0〜500Wとする。成膜温度は、−30〜+50℃とする。このような条件を用い、キャップ膜118上のTi膜136の膜厚が10nmとなるようにTi膜136を形成する。
次いで、バリアメタル膜136上に、例えばPVD法により、Cu膜より成るシード膜125を形成する(図17(a)参照)。シード膜125の膜厚は、例えば2〜100nm程度とする。
次いで、全面に、電気めっき法により、Cu膜126を形成する。Cu膜126の厚さは、例えば2〜1500nm程度とする。これにより、ビアホール120内及び配線溝122内をCu膜126で埋め込む(図17(b)参照)。
次いで、CMP法により、キャップ膜118の表面が露出するまでCu膜126及びバリアメタル膜136を研磨し、Cu膜126を平坦化する。こうして、デュアルダマシン法により、Cuより成る導体プラグ128がビアホール120内に埋め込まれ、Cuより成る配線130が配線溝122内に埋め込まれる(図18(a)参照)。導体プラグ128及び配線130は一体的に形成される。
次いで、配線130上及びキャップ膜118上に、上記バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合と同様に、バリア絶縁膜132を形成する(図18(b)参照)。
こうして、バリアメタル膜としてTi膜が用いられた配線構造を有する半導体装置が製造される。
図16乃至図18に示すバリアメタル膜としてTi膜を用いた場合には、図12乃至図15に示すバリアメタル膜としてTi膜を用いた場合と比較してエレクトロマイグレーション耐性が向上することが報告されている(非特許文献2を参照)。
しかしながら、Ti膜はCu膜と容易に反応するため、バリアメタル膜としてTi膜を用いた場合にはCuより成る配線の抵抗が上昇してしまう難点がある。
図19は、図12乃至図15に示すバリアメタル膜としてTa膜を用いた場合、及び図16乃至図18に示すバリアメタル膜としてTi膜を用いた場合におけるCu配線のシート抵抗の累積確率分布を示すグラフである。グラフの横軸はCu配線のシート抵抗を示し、縦軸は累積確率を示している。○印で示すプロットは、バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合を示している。▲印で示すプロットは、バリアメタル膜としてTi膜を用いた場合を示している。シート抵抗は、幅3μmのCu配線について測定した。
図19における各プロットの比較から明らかなように、Ti膜を用いた場合のシート抵抗は、Ta膜を用いた場合のシート抵抗と比較して14%上昇している。
また、バリアメタル膜としてTi膜を用いた場合には、Ta膜を用いた場合と比較してストレスマイグレーション耐性が劣化することが確認されている。
図20は、図12乃至図15に示すバリアメタル膜としてTa膜を用いた場合、及び図16乃至図18に示すバリアメタル膜としてTi膜を用いた場合におけるストレスマイグレーション不良率を示すグラフである。ストレスマイグレーション不良率は、試料を200℃の温度に504時間放置するストレスマイグレーション試験を行うことにより評価した。試料としては、ストレスマイグレーションを加速して試験時間を短縮するためのパターンを有する2層のCu配線を用意した。2層のCu配線のチェーン抵抗値が試験前後で100%上昇したものを不良としてカウントした。
図20から明らかなように、Ta膜を用いた場合と比較して、Ti膜を用いた場合の方が、ストレスマイグレーション不良率が高くなっている。バリアメタル膜としてTi膜を用いた場合にストレスマイグレーション耐性が劣化するのは、Ti膜は、Ta膜と比較してCuに対するバリア性が劣っているためである。
このように、バリアメタル膜として単にTi膜を用いた場合には、Ta膜を用いた場合と比較して、エレクトロマイグレーション耐性を向上することができるものの、配線抵抗が上昇し、ストレスマイグレーション耐性が劣化してしまう。
以上のように、バリアメタル膜として単にTa膜やTi膜を用いた場合には、配線抵抗を低く維持するとともに、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することは困難であった。
[一実施形態]
本発明の一実施形態による半導体装置及びその製造方法について図1乃至図11を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体装置を示す断面図である。図2は、Ta膜上に形成されたTi膜の膜厚とシート抵抗との関係を説明する図である。図3乃至図7は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。図9乃至図11は、本実施形態による半導体装置の製造方法の評価結果を示すグラフである。
まず、本実施形態による半導体装置について図1を用いて説明する。
トランジスタ等の素子(図示せず)が形成された半導体基板10上には、低誘電率絶縁膜より成る層間絶縁膜12が形成されている。層間絶縁膜12としては、例えばSiOC膜より成る低誘電率絶縁膜が用いられている。層間絶縁膜12の膜厚は、例えば40〜700nm程度とする。なお、本明細書において低誘電率絶縁膜とは、シリコン酸化膜より比誘電率の低い絶縁膜、すなわち比誘電率が4よりも小さい絶縁膜を意味する。
層間絶縁膜12上には、例えばSiOC膜より成るキャップ膜14が形成されている。
キャップ膜14のSiOC膜は、層間絶縁膜12及び後述の層間絶縁膜28、30のSiOC膜よりも炭素含有率が高くなっている。キャップ膜14の膜厚は、例えば10〜100nm程度とする。
キャップ膜14及び層間絶縁膜12には、配線溝16が形成されている。
配線溝16内、すなわち配線溝16の底面及び側面には、Ta膜より成るバリアメタル膜18が形成されている。バリアメタル膜18は、後述の配線24中のCuが層間絶縁膜中に拡散するのを防止するためのものである。
配線溝16内のバリアメタル膜18上には、Ti膜20が形成されている。Ti膜20の膜厚は、配線溝16の底部において4nm以下になっている。
バリアメタル膜18及びTi膜20が形成された配線溝16内には、Cu膜22が埋め込まれている。こうして、配線溝16内に、Cuより成る配線24が埋め込まれている。
配線24上及びキャップ膜14上には、例えばSiC膜より成るバリア絶縁膜26が形成されている。バリア絶縁膜26の膜厚は、例えば3〜100nm程度とする。バリア絶縁膜26は、配線24中のCuが層間絶縁膜中に拡散するのを防止するためのものである。
バリア絶縁膜26上には、低誘電率絶縁膜より成る層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜28としては、例えばSiOC膜より成る低誘電率絶縁膜が用いられている。層間絶縁膜28の膜厚は、例えば40〜700nm程度とする。
層間絶縁膜28上には、低誘電率絶縁膜より成る層間絶縁膜30が形成されている。層間絶縁膜30としては、例えばSiOC膜より成る低誘電率絶縁膜が用いられている。層間絶縁膜30のSiOC膜は、層間絶縁膜28のSiOC膜よりも柔らかく誘電率が低くなっている。層間絶縁膜30の膜厚は、例えば40〜700nm程度とする。
層間絶縁膜30上には、例えばSiOC膜より成るキャップ膜32が形成されている。キャップ膜32のSiOC膜は、キャップ膜14のSiOC膜と同様に、層間絶縁膜12、28、30のSiOC膜よりも炭素含有率が高くなっている。キャップ膜32の膜厚は、例えば10〜100nm程度とする。
層間絶縁膜28及びバリア絶縁膜26には、配線24に達するビアホール34が形成されている。
キャップ膜32及び層間絶縁膜30には、ビアホール34の上部に接続された配線溝36が形成されている。
ビアホール34内及び配線溝36内、すなわち、ビアホール34の側面並びに配線溝36の底面及び側面には、Ta膜より成るバリアメタル膜38が形成されている。なお、ビアホール34の底面には、図示していないが、Ta膜より成るバリアメタル膜38が残存している。バリアメタル膜38は、後述の導体プラグ44及び配線46中のCuが層間絶縁膜中に拡散するのを防止するためのものである。
ビアホール34内及び配線溝36内のバリアメタル膜38上には、Ti膜40が形成されている。Ti膜40の膜厚は、配線溝36の底部において4nm以下になっている。
バリアメタル膜38及びTi膜40が形成されたビアホール34内及び配線溝36内には、Cu膜42が埋め込まれている。こうして、ビアホール34内にCuより成る導体プラグ44が埋め込まれ、配線溝36内にCuより成る配線46が埋め込まれている。導体プラグ44及び配線46は、一体的に形成されている。配線46は、導体プラグ44を介して配線24に電気的に接続されている。
配線46上及びキャップ膜32上には、例えばSiC膜より成るバリア絶縁膜48が形成されている。バリア絶縁膜48は、導体プラグ44及び配線46中のCuが層間絶縁膜中に拡散するのを防止するためのものである。
バリア絶縁膜48上には、図示しない配線が更に形成されている。
こうして、Cuより成る配線24、46を有する本実施形態による半導体装置が構成されている。
このように、本実施形態による半導体装置では、配線46及び導体プラグ44に対して、Ta膜より成るバリアメタル膜38が用いられている。更に、バリアメタル膜38上には、Ti膜40が形成されており、Ti膜40の膜厚が配線溝36の底部において4nm以下になっている。
本実施形態では、バリアメタル膜38としてTa膜を用い、しかもバリアメタル膜38上に、配線溝36の底部における膜厚が4nm以下となるようにTi膜40を形成する。
本実施形態においてバリアメタル膜としてTa膜を用いるのは、次のような理由による。
すなわち、Taは、Cuとの反応性に乏しく、Cuに対するバリア性に優れている。このため、バリアメタル膜の材料としてTaを用いれば、Cuより成る配線についてストレスマイグレーション耐性を向上することができる。
Cuに対するバリア性を有する材料としては、Taのほかにタングステン(W)が知られている。しかしながら、バリアメタル膜の材料としてWを用いた場合、キャップ膜上のCu膜及びバリアメタル膜をCMP法により研磨して除去する際に、バリアメタル膜のWが研磨液中の成分と化学反応を起こして溶出してしまう。この結果、バリアメタル膜のCuに対するバリア性が不足し、ストレスマイグレーション耐性を向上することはできないと考えられる。
また、バリアメタル膜の材料として、TaSiNのように少量のシリコンを含有する材料も知られている。しかしながら、バリアメタル膜の材料としてかかる材料を用いた場合、Cuと容易に反応するシリコンを含有している。このため、バリアメタル膜のCuに対するバリア性が劣化することがあると考えられる。したがって、この場合も、ストレスマイグレーション耐性を向上することはできないと考えられる。
このような観点からバリアメタル膜の材料としてはTaが好適であると考えられるため、本実施形態では、バリアメタル膜としてTa膜を用いる。
しかしながら、バリアメタル膜として単にTa膜を用いたのでは、十分なエレクトロマイグレーション耐性を得ることはできない。そこで、本実施形態では、Ta膜より成るバリアメタル膜上にTi膜を形成し、しかも、Ti膜の膜厚を配線溝の底部において4nm以下とすることにより、配線抵抗を低く維持しつつ、エレクトロマイグレーション耐性を向上する。
Tiは、Cuと容易に反応することが知られている。このため、Ti膜は、Cuに対するバリア性に乏しく、Ti膜中のTiはCu膜中に容易に拡散する。Cu膜中に拡散したTiがCuと合金を形成すると、配線抵抗が上昇することになる。
他方、Cu膜中に拡散したTiが微量であると、Tiは、Cuと合金を形成せずに、Cuの結晶粒界に偏析する。Cuの結晶粒界にTiが偏析すると、Cu膜中の空孔(ボイド)の拡散が抑制される。この結果、エレクトロマイグレーション耐性が向上する。したがって、TiがCuと合金を形成せずにCuの結晶粒界に偏析するようにすることができれば、配線抵抗を低く維持しつつ、エレクトロマイグレーション耐性を向上することができる。
本願発明者等は、Ti膜上にCu膜が形成されている場合において、以下に述べるように、Ti膜中のTiがCuと合金を形成せずにCuの結晶粒界に偏析するTi膜の膜厚の範囲を実験的に求めた。
図2(a)は、Ti膜の膜厚と、Ti膜上に形成されたCu膜を含む試料のシート抵抗との関係を実験的に求めた結果を示すグラフである。
図2(b)は、シート抵抗を測定した試料を示す断面図である。図示するように、シリコン基板1上に、熱酸化法により、膜厚100nmのシリコン酸化膜2を形成した。シリコン酸化膜2上には、膜厚10nmのTa膜3を形成した。Ta膜3上には、Ti膜4を形成した。Ti膜4上には、膜厚60nmのCu膜5を形成した。試料は、Ti膜4の膜厚が3nm、4nm、5nm、6nmのものをそれぞれ用意した。
このような試料について、その形成直後のシート抵抗と、配線形成工程で加わる熱履歴程度の400℃、30分間の熱処理を行った後のシート抵抗とを測定した。Ti膜4の膜厚が3nm、4nm、5nm、6nmの場合のそれぞれについて、49個の試料のシート抵抗の測定を行い、シート抵抗の平均値を求めた。
形成直後のシート抵抗の平均値は、次の通りとなった。Ti膜4の膜厚が3nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.489Ω/□であった。Ti膜4の膜厚が4nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.491Ω/□であった。Ti膜4の膜厚が5nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.487Ω/□であった。Ti膜4の膜厚が6nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.491Ω/□であった。
また、熱処理後のシート抵抗の平均値は、次の通りとなった。Ti膜4の膜厚が3nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.477Ω/□であった。Ti膜4の膜厚が4nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.504Ω/□であった。Ti膜4の膜厚が5nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.541Ω/□であった。Ti膜4の膜厚が6nmの場合のシート抵抗の平均値は、0.640Ω/□であった。
図2(a)において、◆印のプロットは、上記の形成直後のシート抵抗の平均値を示している。■印のプロットは、上記の熱処理後のシート抵抗の平均値を示している。
図2(a)から明らかなように、形成直後のシート抵抗、すなわち熱処理前のシート抵抗は、Ti膜4の膜厚によらず、ほぼ一定の値を示している。
他方、熱処理後のシート抵抗は、Ti膜4の膜厚が厚くなるに従って増加している。ここで、Ti膜4の膜厚が4nm以下では、シート抵抗は緩やかに増加している。これに対して、Ti膜4の膜厚が4nmよりも厚くなると、Ti膜4の膜厚が4nm以下の場合と比較してシート抵抗が急激に増加している。この結果は、Ti膜4の膜厚が4nm以下では、Ti膜4中のTiがCuと合金を形成せずにCuの結晶粒界に偏析していることを示している。また、Ti膜4の膜厚が4nmよりも厚くなると、TiがCuと合金を形成することを示している。したがって、Ti膜4の膜厚を4nm以下にすることにより、配線抵抗を低く維持しつつ、エレクトロマイグレーション耐性を向上することが可能となることが分かる。
そこで、本実施形態では、配線46及び導体プラグ44に対して、バリアメタル膜38としてTa膜を用い、バリアメタル膜38上に、配線溝36の底部における膜厚が4nm以下となるようにTi膜40を形成する。これにより、配線46について、配線抵抗を低く維持しつつ、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することができる。
なお、配線24に対しても、同様に、Ta膜より成るバリアメタル膜18が用いられ、バリアメタル膜18上にTi膜20が形成されており、Ti膜20の膜厚が配線溝16の底部において4nm以下になっている。これにより、配線24についても、配線抵抗を低く維持しつつ、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することができる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について図3乃至図8を用いて説明する。
まず、半導体基板10上に、例えば塗布法により、SiOC膜より成る層間絶縁膜12を形成する。層間絶縁膜12の膜厚は、例えば40〜700nm程度とする。
次いで、層間絶縁膜12上に、例えばCVD法により、SiOC膜より成るキャップ膜14を形成する(図3(a)参照)。キャップ膜14の膜厚は、例えば10〜100nm程度とする。
次いで、フォトリソグラフィ技術を用い、キャップ膜14をパターニングする。これにより、配線溝16を形成するための開口部14aがキャップ膜14に形成される。こうして、SiOC膜より成るハードマスク14が形成される。
次いで、ハードマスク14をマスクとし、層間絶縁膜12をエッチングする。これにより、層間絶縁膜12に、配線溝16が形成される(図3(b)参照)。
次いで、配線溝16の底面及び側面並びにキャップ膜14上に、例えばロングスロースパッタ法により、Ta膜より成るバリアメタル膜18を形成する。Ta膜18の成膜条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば0.5〜50kWとする。基板バイアスは、例えば0〜1500Wとする。このような条件を用い、キャップ膜14上のTa膜18の膜厚が1〜30nmとなるようにTa膜18を形成する。
次いで、バリアメタル膜18上に、例えばロングスロースパッタ法により、Ti膜20を形成する(図3(c)参照)。Ti膜20の成膜条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば0.5〜50kWとする。基板バイアスは、例えば0〜1500Wとする。成膜温度は、例えば−30〜+50℃とする。このような条件を用い、キャップ膜14上のTi膜20の膜厚が例えば3nmとなるようにTi膜20を形成する。Ti膜20の膜厚は、キャップ膜14上での膜厚よりも配線溝16の底部での膜厚の方が薄くなる。したがって、キャップ膜14上のTi膜20の膜厚を4nm以下、例えば3nmにすれば、配線溝16の底部におけるTi膜20の膜厚を確実に4nm以下にすることができる。
こうして、バリアメタル膜18上に、配線溝16の底部における膜厚が4nm以下になるようにTi膜20を形成する。
次いで、Ti膜20上に、例えばPVD法により、Cu膜より成るシード膜21を形成する(図3(d)参照)。シード膜21の膜厚は、例えば2〜300nm程度とする。シード膜21は、電気めっき法によりCu膜22を形成する際に、電極として機能するものである。
次いで、全面に、電気めっき法により、Cu膜22を形成する。Cu膜22の厚さは、例えば2〜1500nm程度とする。これにより、配線溝16内をCu膜22で埋め込む(図4(a)参照)。
次いで、CMP法により、キャップ膜14の表面が露出するまでCu膜22、Ti膜20及びバリアメタル膜18を研磨し、Cu膜22を平坦化する。こうして、Cuより成る配線24が配線溝16内に埋め込まれる(図4(b)参照)。
次いで、配線24上及びキャップ膜14上に、例えばCVD法により、例えばSiC膜より成るバリア絶縁膜26を形成する。バリア絶縁膜26の膜厚は、例えば3〜100nm程度とする。
次いで、例えば塗布法により、SiOC膜より成る層間絶縁膜28を形成する。層間絶縁膜28の膜厚は、例えば40〜700nm程度とする。
次いで、例えば塗布法により、SiOC膜より成る層間絶縁膜30を形成する。層間絶縁膜30の膜厚は、例えば40〜700nm程度とする。
次いで、層間絶縁膜30上に、例えばCVD法により、SiOC膜より成るキャップ膜32を形成する(図4(c)参照)。キャップ膜32の膜厚は、例えば10〜100nm程度とする。
次いで、フォトリソグラフィ技術を用い、キャップ膜32をパターニングする。これにより、ビアホール34を形成するための開口部(図示せず)がキャップ膜32に形成される。こうして、SiOC膜より成るハードマスク32が形成される。
次に、ハードマスク32をマスクとし、バリア絶縁膜26をストッパとして、層間絶縁膜30、28をエッチングする。これにより、層間絶縁膜30、28に、ビアホール34が形成される。
次いで、フォトリソグラフィ技術を用い、ハードマスク32を更にパターニングする。これにより、配線溝36を形成するための開口部32aがハードマスク32に形成される。
次に、ハードマスク32をマスクとして、層間絶縁膜30をエッチングする。これにより、層間絶縁膜30に、配線溝36が形成される。
次いで、ビアホール34内に露出しているバリア絶縁膜26をエッチング除去する。
こうして、配線24に達するビアホール34と、ビアホール34の上部に接続された配線溝36とが形成される(図5(a)参照)。
次いで、ビアホール34の底面及び側面、配線溝36の底面及び側面並びにキャップ膜32上に、例えばロングスロースパッタ法により、Ta膜より成るバリアメタル膜38を形成する(図5(b)参照)。Ta膜38の成膜条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば0.5〜50kWとする。基板バイアスは、例えば0Wとする。このような条件を用い、キャップ膜32上のTa膜38の膜厚が6nmとなるようにTa膜38を形成する。このとき、キャップ膜32上において、Taの堆積速度Vdは1nm/s、エッチング速度Veは0nm/sとなった。
次いで、例えばロングスロースパッタ法を用いて、タンタルイオン(Ta)及びアルゴンイオン(Ar)により、Ta膜38をエッチングする(図6(a)参照)。ロングスロースパッタ法を用いたTa膜38のエッチング条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば0〜10kWとする。基板バイアスは、例えば0Wよりも大きく1500W以下とする。こうして、キャップ膜32上すなわち平坦部において、Taの堆積速度Vdが0.7nm/s、エッチング速度Veが0.9nm/sとなる条件を用いて、Ta膜38をエッチングする。このようにTaの堆積とエッチングとが同時に進行する条件下では、キャップ膜32上すなわち平坦部でのVd/Ve比よりも、配線溝36の底部、ビアホール34の底部でのVd/Ve比が小さくなる。なお、エッチング条件は、ビアホール34の底部において、Taの堆積速度Vdよりもエッチング速度Veが大きくなる条件、すなわちVd/Ve比が1よりも小さくなる条件であればよい。また、アルゴンイオンに代えて、水素イオン、窒素イオン、ヘリウムイオン等を用いてもよい。
かかるロングスロースパッタ法を用いたエッチングにおいて、ビアホール34の底面及び配線溝36の底面のTa膜38がエッチングされることにより、Taが飛散する。飛散したTaは、ビアホール34の側面及び配線溝36の側面に付着する。このとき、Ta膜38は、主としてタンタルイオンによりエッチングされるため、ビアホール34の底面及び配線溝36の底面のTa膜38は完全に除去されずに残存する。このようなエッチングにより、Ta膜38の膜厚は、キャップ膜32上での膜厚よりも配線溝36の底面での膜厚が薄くなる。また、配線溝36の底面での膜厚よりもビアホール34の底面での膜厚が薄くなる。また、ビアホール34内では、その底面のTa膜38がエッチングされることにより飛散したTaが、その側面に付着する。この結果、ビアホール34の側面のTa膜38の膜厚がエッチング前と比較して厚くなる。
次いで、バリアメタル膜38上に、例えばロングスロースパッタ法により、Ti膜40を形成する(図6(b)参照)。Ti膜40の成膜条件は、例えば次の通りとする。ターゲット電力は、例えば0.5〜50kWとする。基板バイアスは、例えば0〜1500Wとする。成膜温度は、−30〜+50℃とする。このような条件を用い、キャップ膜32上のTi膜40の膜厚が3nmとなるようにTi膜40を形成する。Ti膜40の膜厚は、キャップ膜32上での膜厚よりも配線溝36の底部での膜厚の方が薄くなり、配線溝36の底部での膜厚よりもビアホール34の底部での膜厚の方が薄くなる。したがって、キャップ膜32上のTi膜40の膜厚を4nm以下、例えば3nmにすれば、配線溝36の底部におけるTi膜40の膜厚を確実に4nm以下にすることができる。
こうして、バリアメタル膜38上に、配線溝36の底部における膜厚が4nm以下になるようにTi膜40を形成する。
次いで、Ti膜40上に、例えばPVD法により、Cu膜より成るシード膜41を形成する(図7(a)参照)。シード膜41の膜厚は、例えば2〜100nm程度とする。シード膜41は、電気めっき法によりCu膜42を形成する際に、電極として機能するものである。
次いで、全面に、電気めっき法により、Cu膜42を形成する。Cu膜42の厚さは、例えば2〜1500nm程度とする。これにより、ビアホール34内及び配線溝36内をCu膜42で埋め込む(図7(b)参照)。
次いで、CMP法により、キャップ膜32の表面が露出するまでCu膜42、Ti膜40及びバリアメタル膜38を研磨し、Cu膜42を平坦化する。こうして、デュアルダマシン法により、Cuより成る導体プラグ44がコンタクトホール62内に埋め込まれ、Cuより成る配線46が配線溝36内に埋め込まれる(図8(a)参照)。導体プラグ44及び配線46は一体的に形成される。
次いで、配線46上及びキャップ膜32上に、例えばCVD法により、例えばSiC膜より成るバリア絶縁膜48を形成する。バリア絶縁膜48の膜厚は、例えば3〜100nm程度とする。
この後、例えば配線46を形成したのと同様にして、図示しない配線を更に形成する。
こうして、図1に示す本実施形態による半導体装置が製造される。
このように、本実施形態では、配線46及び導体プラグ44に対して、バリアメタル膜38としてTa膜を用い、バリアメタル膜38上に、配線溝36の底部における膜厚が4nm以下となるようにTi膜40を形成する。したがって、上述したように、配線46について、配線抵抗を低く維持しつつ、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することができる。
なお、配線24に対しても、同様に、バリアメタル膜18としてTa膜を用い、バリアメタル膜18上に、配線溝16の底部における膜厚が4nm以下となるようにTi膜20を形成する。したがって、配線24についても、配線抵抗を低く維持しつつ、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することができる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の評価結果について図9乃至図11を用いて説明する。
実施例の試料及び比較例の試料について、シート抵抗、ストレスマイグレーション不良率、及びエレクトロマイグレーション寿命を評価した。
実施例の試料は、本実施形態による半導体装置の製造方法により形成された配線である。これに対して、比較例の試料は、バリアメタル膜として単にTa膜を用いた配線、すなわち図12乃至図15に示す半導体装置の製造方法により形成された配線である。
図9は、実施例の試料及び比較例の試料のシート抵抗の累積確率分布を示すグラフである。グラフの横軸はシート抵抗を示し、縦軸は累積確率を示している。○印で示すプロットは、比較例の試料の場合を示している。●印で示すプロットは、実施例の試料の場合を示している。シート抵抗は、幅3μmの配線について測定した。
図9から明らかなように、実施例の試料のシート抵抗は、比較例の試料のシート抵抗と比較して3.7%上昇しているに過ぎない。これに対して、バリアメタル膜として単にTi膜を用いた配線では、バリアメタル膜として単にTa膜を用いた配線(比較例の試料)と比較してシート抵抗が14%上昇していた(図19参照)。したがって、実施例の試料では、バリアメタル膜として単にTi膜を用いた配線と比較して大幅にシート抵抗の上昇を抑制することができている。このように実施例の試料においてシート抵抗の上昇が抑制されているのは、Cu膜中に拡散したTiがCuと合金を形成していないためである。なお、シート抵抗の上昇の許容範囲は、バリアメタル膜として単にTa膜を用いた配線のシート抵抗に対して5%以内程度である。実施例の試料では、この許容範囲内でシート抵抗の上昇を十分に抑制することができている。
図10は、実施例の試料及び比較例の試料のトレスマイグレーション不良率を示すグラフである。ストレスマイグレーション不良率は、試料を200℃の温度に504時間放置するストレスマイグレーション試験を行うことにより評価した。試料としては、ストレスマイグレーションを加速して試験時間を短縮するためのパターンを有する2層の配線を用意した。2層の配線のチェーン抵抗値が試験前後で100%上昇したものを不良としてカウントした。
図10から明らかなように、実施例の試料は、比較例の試料と比較してストレスマイグレーション不良率が大幅に低下している。これは、実施例の試料では、Cuに対するバリア性に優れたTa膜より成るバリアメタル膜が存在するとともに、Cuと合金を形成することなくCuの結晶粒界に偏析したTiがCu膜中の空孔の拡散を抑制しているためである。
図11は、実施例の試料及び比較例の試料のエレクトロマイグレーション寿命の累積確率分布を示すグラフである。グラフの横軸はエレクトロマイグレーション寿命を示し、縦軸は累積確率を示している。■印で示すプロットは、比較例の試料の場合を示している。●印で示すプロットは、実施例の試料の場合を示している。エレクトロマイグレーション寿命は、所定の温度下にて所定の電流密度の電流を流すエレクトロマイグレーション試験を行い、抵抗値が初期値から5%上昇するまでに要した時間とした。
図11から明らかなように、実施例の試料は、比較例の試料と比較してエレクトロマイグレーション寿命が長くなっている。これは、実施例の試料では、Cuと合金を形成することなくCuの結晶粒界に偏析したTiがCu膜中の空孔の拡散を抑制しているためである。
以上より、本実施形態によれば、Cuより成る配線について、配線抵抗を低く維持しつつ、ストレスマイグレーション耐性及びエレクトロマイグレーション耐性を向上することができることが確認された。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、バリアメタル膜としてのTa膜18、38をスパッタ法により成膜する場合を例に説明したが、Ta膜の成膜方法はこれに限定されるものではない。Ta膜は、PVD法、CVD法又はALD(Atomic Layer Deposition:原子層堆積)法により成膜することができる。また、これらの成膜方法を適宜組み合わせて成膜してもよい。
また、上記実施形態では、Ti膜20、40をスパッタ法により成膜する場合を例に説明したが、Ti膜の成膜方法はこれに限定されるものではない。Ti膜は、PVD法、CVD法又はALD法により成膜することができる。また、これらの成膜方法を適宜組み合わせて成膜してもよい。
また、上記実施形態では、配線24、46を構成するCu膜22、42を電気めっき法により成膜する場合を説明したが、Cu膜の成膜方法はこれに限定されるものではない。Cu膜は、PVD法、CVD法又はALD法により成膜することができる。また、これらの成膜方法を適宜組み合わせて成膜してもよい。また、スパッタ法等によりCu膜を成膜した後、Cu膜をリフローすることにより、配線溝16内や配線溝36及びビアホール34内にCu膜を埋め込んでもよい。
また、上記実施形態では、バリアメタル膜18、38としてTa膜を形成する場合を例に説明したが、バリアメタル膜18、38は、Taを主体とする導電膜であればよい。例えば、バリアメタル膜18、38として、窒化タンタル(TaN)膜を形成してもよい。
また、上記実施形態では、バリアメタル膜18、38上にTi膜20、40を形成する場合を例に説明したが、バリアメタル膜18、38上に形成する膜は、Tiを主体とする導電膜であればよい。
また、上記実施形態では、Cuより成る配線24、46を形成する場合を例に説明したが、配線24、46は、Cuを主体とする配線であればよい。さらに、本発明は、Cuを主体とする導電体を形成する場合に広く適用することができる。
以上詳述した通り、本発明の特徴をまとめると以下のようになる。
(付記1)
半導体基板の上方に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜に形成された開口部内に形成され、タンタルを主体とする第1の導電膜と、
前記第1の導電膜上に形成され、チタンを主体とする第2の導電膜と、
前記第1の導電膜及び前記第2の導電膜が形成された開口部内に埋め込まれ、銅を主体とする導電体とを有し、
前記第2の導電膜の膜厚が、前記開口部の底部において4nm以下になっている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記2)
付記1記載の半導体装置において、
前記開口部は、ビアホールと、前記ビアホールの上部に接続された配線溝とを有し、
前記第2の導電膜の膜厚は、前記配線溝の底部において4nm以下になっている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記3)
付記1又は2記載の半導体装置において、
前記第1の導電膜は、タンタル膜であり
前記第2の導電膜は、チタン膜である
ことを特徴とする半導体装置。
(付記4)
半導体基板の上方に絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に開口部を形成する工程と、
前記開口部内に、タンタルを主体とする第1の導電膜を形成する工程と、
前記第1の導電膜上に、前記開口部の底部における膜厚が4nm以下になるように、チタンを主体とする第2の導電膜を形成する工程と、
前記第1の導電膜及び前記第2の導電膜が形成された前記開口部内に、銅を主体とする導電体を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記5)
付記4記載の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜に前記開口部を形成する工程では、ビアホールと、前記ビアホールの上部に接続された配線溝とを有する前記開口部を形成し、
前記第2の導電膜を形成する工程では、前記配線溝の底部における膜厚が4nm以下になるように前記第2の導電膜を形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記6)
付記5記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の導電膜を形成する工程の後、前記第2の導電膜を形成する工程の前に、前記第1の導電膜を、タンタルイオンを含むイオンを用いてエッチングする工程を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7)
付記6記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の導電膜をエッチングする工程では、前記ビアホールの底部においてタンタルの堆積速度よりもエッチング速度が大きくなる条件で、前記第1の導電膜をエッチングする
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8)
付記4乃至7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の導電膜は、タンタル膜であり
前記第2の導電膜は、チタン膜である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
本発明の一実施形態による半導体装置を示す断面図である。 Ta膜上に形成されたTi膜の膜厚とシート抵抗との関係を説明する図である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その4)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その5)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その6)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法の評価結果を示すグラフ(その1)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法の評価結果を示すグラフ(その2)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法の評価結果を示すグラフ(その3)である。 バリアメタル膜としてTa膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 バリアメタル膜としてTa膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 バリアメタル膜としてTa膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 バリアメタル膜としてTa膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その4)である。 バリアメタル膜としてTi膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 バリアメタル膜としてTi膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 バリアメタル膜としてTi膜を用いた配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合及びバリアメタル膜としてTi膜を用いた場合におけるCu配線のシート抵抗の累積確率分布を示すグラフである。 バリアメタル膜としてTa膜を用いた場合及びバリアメタル膜としてTi膜を用いた場合におけるストレスマイグレーション不良率を示すグラフである。
符号の説明
10…半導体基板
12…層間絶縁膜
14…キャップ膜
14a…開口部
16…配線溝
18…バリアメタル膜
20…Ti膜
21…シード膜
22…Cu膜
24…配線
26…バリア絶縁膜
28…層間絶縁膜
30…層間絶縁膜
32…キャップ膜
34…ビアホール
36…配線溝
38…バリアメタル膜
40…Ti膜
42…Cu膜
44…導体プラグ
46…配線
48…バリア絶縁膜
100…半導体基板
102…層間絶縁膜
104…キャップ膜
106…配線溝
108…バリアメタル膜
110…配線
112…バリア絶縁膜
114…層間絶縁膜
116…層間絶縁膜
118…キャップ膜
118a…開口部
120…ビアホール
122…配線溝
124…バリアメタル膜
125…シード膜
126…Cu膜
128…導体プラグ
130…配線
132…バリア絶縁膜
134…バリアメタル膜
136…バリアメタル膜

Claims (5)

  1. 半導体基板の上方に形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜に形成された開口部内に形成され、タンタルを主体とする第1の導電膜と、
    前記第1の導電膜上に形成され、チタンを主体とする第2の導電膜と、
    前記第1の導電膜及び前記第2の導電膜が形成された開口部内に埋め込まれ、銅を主体とする導電体とを有し、
    前記第2の導電膜の膜厚が、前記開口部の底部において4nm以下になっている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記開口部は、ビアホールと、前記ビアホールの上部に接続された配線溝とを有し、
    前記第2の導電膜の膜厚は、前記配線溝の底部において4nm以下になっている
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 半導体基板の上方に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に開口部を形成する工程と、
    前記開口部内に、タンタルを主体とする第1の導電膜を形成する工程と、
    前記第1の導電膜上に、前記開口部の底部における膜厚が4nm以下になるように、チタンを主体とする第2の導電膜を形成する工程と、
    前記第1の導電膜及び前記第2の導電膜が形成された前記開口部内に、銅を主体とする導電体を埋め込む工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3記載の半導体装置の製造方法において、
    前記絶縁膜に前記開口部を形成する工程では、ビアホールと、前記ビアホールの上部に接続された配線溝とを有する前記開口部を形成し、
    前記第2の導電膜を形成する工程では、前記配線溝の底部における膜厚が4nm以下になるように前記第2の導電膜を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の導電膜を形成する工程の後、前記第2の導電膜を形成する工程の前に、前記第1の導電膜を、タンタルイオンを含むイオンを用いてエッチングする工程を更に有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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