JP2010003542A - リフレクタ、光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型にでき、かつ効率良く光を射出可能とするためのリフレクタ、そのリフレクタを用いる光源装置及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】光を射出する発光部13と組み合わせて用いられ、発光部13から射出した光を反射させることにより所定方向へ進行させるためのリフレクタ12であって、リフレクタ12のうち、被照射面へ向けて光を射出するための開口が形成された側の部分である主反射部14と、主反射部14のうち開口が形成された側とは反対側に連続させて設けられた副反射部15と、を有し、副反射部15は、非球面形状の反射面17を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、リフレクタ、光源装置及びプロジェクタ、特に、プロジェクタの光源装置に用いられるリフレクタの技術に関する。
従来、プロジェクタの光源として使用されるランプ、例えば超高圧水銀ランプ等の放電ランプには、発光管から射出した光を反射するリフレクタが用いられている。被照射面へ効率良く光を進行させるために、リフレクタの多くは、回転曲面、例えば、楕円を回転させることで得られる回転楕円面や、放物線を回転させることで得られる回転放物面をなす形状が採用されている。例えば、特許文献1には、楕円面を備える主反射部と球面を備える副反射部とを組み合わせたリフレクタの技術が提案されている。発光管から光源装置の射出側とは反対向きへ進行し、副反射部で反射した光は、発光管を通過した後、主反射部へ進行する。
プロジェクタは、携帯性や収納性を向上させるために、構成全体の薄型化が求められている。特許文献1に提案されている技術は、ランプのアークジャンプ(発光点移動)によるフリッカを低減させることを目的とする他、楕円面と球面とを組み合わせる構成とすることにより、楕円面のみを用いた構成とする場合に比べて薄型にできる利点もある。
特開平11−283422号公報
ランプの発光管に設けられたガラス部材は、その形状に応じて、発光点から射出した光を屈折させる場合がある。発光管で屈折し、副反射部の球面で反射した光は、屈折の影響により、元の発光点からずれた位置を通過することとなる。発光管での屈折により生じた収差は、照明光学系において有効利用されない光を増加させる原因となり得る。このように、従来の技術では、光の射出効率の低下を低減させることが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、薄型にでき、かつ効率良く光を射出可能とするためのリフレクタ、そのリフレクタを用いる光源装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るリフレクタは、光を射出する発光部と組み合わせて用いられ、発光部から射出した光を反射させることにより所定方向へ進行させるためのリフレクタであって、リフレクタのうち、被照射面へ向けて光を射出するための開口が形成された側の部分である主反射部と、主反射部のうち開口が形成された側とは反対側に連続させて設けられた副反射部と、を有し、副反射部は、非球面形状の反射面を備えることを特徴とする。
主反射部及び副反射部を設けることにより、リフレクタは、楕円面のみを用いた構成とする場合に比べて薄型にできる。また、副反射部を非球面形状とすることにより、リフレクタから光を射出する側とは反対側へ進行し副反射部で反射した光が発光点へ進行するように、発光管における屈折の影響を補正することが可能となる。発光管における屈折の影響を補正可能とすることで、光の射出効率の低下を低減させることが可能となる。これにより、薄型にでき、かつ効率良く光を射出可能とするためのリフレクタを得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、主反射部は、楕円を回転させることにより得られる回転楕円面と略同じ形状の反射面を備えることが望ましい。これにより、発光部から直接、或いは副反射部及び発光部を経て主反射部へ入射した光を効率良く所定方向へ進行させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、主反射部は、多項式非球面形状の反射面を備えることが望ましい。多項式非球面形状は、多項式を用いて表される非球面形状である。これにより、発光管における屈折の影響を、主反射部においても補正可能とし、さらに効率良く光を射出可能にできる。
さらに、本発明に係る光源装置、光を射出する発光部と、上記のリフレクタと、を有することを特徴とする。上記のリフレクタを用いることにより、薄型で、かつ効率良く光を射出可能な光源装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、副反射部は、副反射部で反射した光が集光するスポットを最小とするような非球面形状の反射面を備えることが望ましい。これにより、発光管における屈折の影響を効果的に低減させ、さらに効率良く光を射出可能にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、主反射部は、主反射部で反射した光が集光するスポットを最小とするような多項式非球面形状の反射面を備えることが望ましい。これにより、発光管における屈折の影響を効果的に低減させ、さらに効率良く光を射出可能にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、発光部に関して、光源装置から光を射出する射出側に設けられ、発光部から射出した光を集光させ、所定方向へ進行させる集光レンズを有することが望ましい。これにより、リフレクタにより取り込み可能な光の配光角度に対して広い配光角度の光を、リフレクタで反射した光と同じ所定方向へ進行させることを可能とし、さらに効率良く光を射出可能にできる。
さらに、本発明に係るプロジェクタは、上記の光源装置と、光源装置から射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とする。上記の光源装置を用いることにより、薄型で、かつ効率良く明るい画像を表示可能なプロジェクタを得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置10の概略構成を説明するものである。光源装置10は、発光管11及びリフレクタ12を組み合わせて構成されている。発光管11は、例えば、超高圧水銀ランプである。発光管11は、発光部13を有する。発光部13は、発光管11の中心軸AX上の発光点で発生させた光を射出する。発光部13の内部には、不図示の電極間にアークが形成される。発光管11の内部は、ガラス部材を用いて封止されている。X軸は、中心軸AXに直交する軸である。Y軸は、中心軸AX及びX軸に直交する軸である。Z軸は、中心軸AXに平行な軸である。Z軸の矢印の方向は、光源装置10から不図示の被照射面へ向かう方向を表す。
リフレクタ12は、中心軸AXの周囲に設けられている。リフレクタ12は、主反射部14及び副反射部15を有する。主反射部14は、リフレクタ12のうち被照射面へ向けて光を射出するための開口が形成された側の部分である。副反射部15は、主反射部14のうち開口が形成された側とは反対側に連続させて設けられている。なお、図中、リフレクタ12は、中心軸AXを含むYZ断面として表している。
主反射部14は、発光部13が設けられた側に形成された反射面16を有する。反射面16は、図示するYZ断面において、中心軸AXを長軸とする楕円の一部と略同じ形状をなす。主反射部14の反射面16は、中心軸AXを中心として楕円の一部を回転させることにより得られる回転楕円面と略同じ形状を有する。発光部13の発光点は、かかる楕円を定義する焦点の一つである第1焦点と略一致している。
副反射部15は、発光部13が設けられた側に形成された反射面17を有する。副反射部15は、発光部13に反射面17が近接するように配置されている。副反射部15の反射面17は、反射面17で反射した光が集光するスポットを最小とするような非球面形状を有する。リフレクタ12は、所望の形状に成形された基材のうち反射面16、17を形成する側の表面に高反射性部材、例えば誘電体多層膜や金属部材を蒸着させることにより得られる。リフレクタ12を構成する基材としては、例えば、耐熱性ガラスを用いる。
本実施例では、主反射部14及び副反射部15を用いることにより、主反射部14の反射面16を構成する楕円から第1焦点までの距離が小さくなる。楕円から第1焦点までの距離を小さくできることで、できるだけ広い配光角度θの光を取り込み可能とし、かつ開口の直径を小さくすることが可能となる。反射面17ができるだけ発光部13に近くなるように副反射部15を構成することによっても、楕円から第1焦点までの距離を小さくすることが可能となる。リフレクタ12の開口は、例えば20mmの有効径をなす。リフレクタ12は、開口を小さくできることで薄型にできる。また、リフレクタ12は、中心軸AXを基準とする配光角度θが、例えば130〜140度程度までの光を取り込み可能に形成されている。広い配光角度θの光をリフレクタ12で取り込み可能とすることで、光源装置10は、被照射面へ効率良く光を進行させることができる。
図2は、発光部13から射出した光の振舞いを説明するものである。発光部13から射出した光は、リフレクタ12の内面の全体へ向けて放射状に拡散する。楕円の第1焦点上の発光点から主反射部14の反射面16へ向けて進行した光は、反射面16で反射し、楕円の第2焦点へ向けて進行する。反射面16を回転楕円面と略同じ形状とすることにより、第1焦点上の発光点から反射面16へ入射した光を、所定方向である第2焦点へ向かう方向へ効率良く進行させることができる。なお、主反射部14で反射し第2焦点へ進行する光が発光管11の先端部へ入射することを防ぐために、発光管11は、可能な限り先端部を短くするように成形することとしても良い。これにより、発光管11における反射による光の損失を低減させることが可能となる。
発光点から副反射部15の反射面17へ入射した光は、反射面17で反射し、発光部13へ戻る。反射面17から発光部13を透過した光は、主反射部14の反射面16へ入射する。このようにして、副反射部15の反射面17で反射させた光についても、第2焦点へ向かう方向へ効率良く進行させることができる。反射面17で反射した光のスポットが発光点にて最小となるように反射面17の非球面形状を設定することにより、発光部13における屈折の影響を効果的に低減させることが可能となる。
副反射部15を経た光を効率良く発光点へ戻すと、発光部13での屈折による収差を軽減できる他、発光管11内の電極へ入射する光を低減させることが可能となる。電極での反射により散乱する光を低減させることにより、光の損失を低減させることができる。また、電極へ光が入射することによる電極の温度の上昇を抑制可能とすることにより、発光管11の劣化を抑制できる。
以上のように、本発明に係るリフレクタ12は、発光管11における屈折の影響を副反射部15において補正可能とすることで、光の射出効率の低下を低減させることが可能となる。これにより、薄型にでき、かつ効率良く光を射出できるという効果を奏する。主反射部14の反射面16は、回転楕円面と略同じ形状である場合に限られず、適宜変形しても良い。例えば、主反射部14の反射面16は、多項式非球面形状であっても良い。
反射面16の多項式非球面形状は、反射面16で反射した光が集光するスポットを最小とするような形状であることが望ましい。反射面16で反射した光のスポットが第2焦点にて最小となるように反射面16の多項式非球面形状を設定することにより、発光部13における屈折の影響を効果的に低減させることが可能となる。これにより、発光部13における屈折の影響を、主反射部14においても補正可能とし、さらに効率良く光を射出可能にできる。反射面16の多項式非球面形状は、少なくとも、中心軸AXに関して点対称であることが望ましい。さらに、反射面16は、発光管11の構成に応じて、他の形状、例えば自由曲面形状等へ変形しても良い。本実施例に係る光源装置10は、発光管11を有するものに限られず、光を放射状に拡散させる発光部を有するものであれば良い。
図3は、本発明の実施例2に係る光源装置20の概略構成を説明するものである。本実施例に係る光源装置20は、集光レンズ21を有することを特徴とする。上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。光源装置20は、発光管11、リフレクタ12、及び集光レンズ21を組み合わせて構成されている。
図4は、互いに組み合わされた状態の発光管11及び集光レンズ21の斜視構成を示す。集光レンズ21は、発光部13に関して、光源装置20から光を射出する射出側に設けられている。集光レンズ21は、発光部13から射出した光を集光させる。集光レンズ21は、中心部分に形成された貫通孔へ発光管11を貫かせることにより、発光管11に取り付けられている。発光部13にできるだけ近い位置に集光レンズ21を配置することにより、発光部13内の発光点から前方へ拡散しリフレクタ12で取り込めない多くの光を集光レンズ21に取り込むことが可能となる。
図5は、発光部13から射出した光の振舞いを説明するものである。発光部13から主反射部14へ入射した光、副反射部15へ入射した光は、上記実施例1の場合と同様にして、所定方向である第2焦点の方向へ進行する。集光レンズ21は、発光部13から入射した光を集光させ、所定方向である第2焦点の方向へ進行させる。発光部13から集光レンズ21へ入射した光は、集光レンズ21で屈折し、第2焦点へ向けて進行する。なお、集光レンズ21から第2焦点へ進行する光が発光管11の先端部へ入射することを防ぐために、発光管11は、可能な限り先端部を短く成形することとしても良い。これにより、発光管11での散乱による光の損失を低減させることが可能となる。
本実施例に係る光源装置20は、集光レンズ21を設けることにより、リフレクタ12により取り込み可能な光の配光角度に対して広い配光角度の光を、リフレクタ12で反射した光と同じ第2焦点の方向へ進行させる。これにより、光源装置20は、薄型なリフレクタ12を用いてさらに効率良く光を射出することが可能となる。また、光源装置20により光を射出する効率を低下させずに、リフレクタ12をさらに薄型にできるという効果を得ることもできる。
図6は、本発明の実施例3に係るプロジェクタ30の概略構成を示す。プロジェクタ30は、不図示のスクリーンへ光を投写し、スクリーンで反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクタである。プロジェクタ30は、上記実施例1に係る光源装置10を有する。光源装置10は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む光を射出する。凹レンズ31は、光源装置10から射出した光を平行化させる。
第1インテグレータレンズ32及び第2インテグレータレンズ33は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレータレンズ32は、凹レンズ31からの光束を複数に分割する。第1インテグレータレンズ32の各レンズ素子は、凹レンズ31からの光束を第2インテグレータレンズ33のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレータレンズ33のレンズ素子は、第1インテグレータレンズ32のレンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレータレンズ32、33を経た光は、偏光変換素子34にて特定の振動方向の直線偏光に変換される。重畳レンズ35は、第1インテグレータレンズ32の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレータレンズ32、第2インテグレータレンズ33及び重畳レンズ35は、光源装置10からの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる。重畳レンズ35からの光は、第1ダイクロイックミラー36に入射する。第1ダイクロイックミラー36は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー36へ入射したR光は、第1ダイクロイックミラー36及び反射ミラー37における反射により光路が折り曲げられ、R光用フィールドレンズ38Rへ入射する。R光用フィールドレンズ38Rは、反射ミラー37からのR光を平行化し、R光用空間光変調装置39Rへ入射させる。
R光用空間光変調装置39Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置39Rに設けられた不図示の液晶パネルは、2つの透明基板の間に、光を画像信号に応じて変調するための液晶層を封入している。R光用空間光変調装置39Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム40へ入射する。
第1ダイクロイックミラー36を透過したG光及びB光は、第2ダイクロイックミラー41へ入射する。第2ダイクロイックミラー41は、G光を反射し、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー41へ入射したG光は、第2ダイクロイックミラー41での反射により光路が折り曲げられ、G光用フィールドレンズ38Gへ入射する。G光用フィールドレンズ38Gは、第2ダイクロイックミラー41からのG光を平行化し、G光用空間光変調装置39Gへ入射させる。G光用空間光変調装置39Gは、G光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置39Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム40のうちR光が入射する面とは異なる面へ入射する。
第2ダイクロイックミラー41を透過したB光は、リレーレンズ42を透過した後、反射ミラー43での反射により光路が折り曲げられる。反射ミラー43からのB光は、さらにリレーレンズ44を透過した後、反射ミラー45での反射により光路が折り曲げられ、B光用フィールドレンズ38Bへ入射する。R光の光路及びG光の光路よりもB光の光路が長いことから、空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、B光の光路には、リレーレンズ42、44を用いるリレー光学系が採用されている。
B光用フィールドレンズ38Bは、反射ミラー45からのB光を平行化し、B光用空間光変調装置39Bへ入射させる。B光用空間光変調装置39Bは、B光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置39Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム40のうちR光が入射する面、G光が入射する面とは異なる面へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム40は、互いに略直交する2つのダイクロイック膜46、47を有する。第1ダイクロイック膜46は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜47は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム40は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ48の方向へ射出する。投写レンズ48は、クロスダイクロイックプリズム40で合成された光をスクリーンの方向へ投写する。
薄型にでき、かつ効率良く光を射出可能な光源装置10を用いることにより、プロジェクタ30は、薄型で、効率良く明るい画像を表示することが可能となる。プロジェクタ30は、上記実施例1に係る光源装置10に代えて、上記実施例2に係る光源装置20を用いることとしても良い。
プロジェクタ30は、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。プロジェクタ30は、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクタ30は、一つの空間光変調装置により二つ又は三つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクタ30は、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクタ30は、画像情報を持たせたスライドを用いるスライドプロジェクタであっても良い。本発明に係る光源装置は、プロジェクタ30に用いるものに限られない。光源装置は、例えば、懐中電灯等の照明機器や、自動車のヘッドライト等に適用しても良い。
以上のように、本発明に係るリフレクタは、プロジェクタの光源装置に用いる場合に適している。
本発明の実施例1に係る光源装置の概略構成を説明する図。 発光部から射出した光の振舞いを説明する図。 本発明の実施例2に係る光源装置の概略構成を説明する図。 互いに組み合わされた状態の発光管及び集光レンズの斜視構成を示す図。 発光部から射出した光の振舞いを説明する図。 本発明の実施例3に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
符号の説明
10 光源装置、11 発光管、12 リフレクタ、13 発光部、14 主反射部、15 副反射部、16、17 反射面、AX 中心軸、20 光源装置、21 集光レンズ、30 プロジェクタ、31 凹レンズ、32 第1インテグレータレンズ、33 第2インテグレータレンズ、34 偏光変換素子、35 重畳レンズ、36 第1ダイクロイックミラー、37 反射ミラー、38R R光用フィールドレンズ、38G G光用フィールドレンズ、38B B光用フィールドレンズ、39R R光用空間光変調装置、39G G光用空間光変調装置、39B B光用空間光変調装置、40 クロスダイクロイックプリズム、41 第2ダイクロイックミラー、42、44 リレーレンズ、43、45 反射ミラー、46 第1ダイクロイック膜、47 第2ダイクロイック膜、48 投写レンズ

Claims (8)

  1. 光を射出する発光部と組み合わせて用いられ、前記発光部から射出した光を反射させることにより所定方向へ進行させるためのリフレクタであって、
    前記リフレクタのうち、被照射面へ向けて光を射出するための開口が形成された側の部分である主反射部と、
    前記主反射部のうち前記開口が形成された側とは反対側に連続させて設けられた副反射部と、を有し、
    前記副反射部は、非球面形状の反射面を備えることを特徴とするリフレクタ。
  2. 前記主反射部は、楕円を回転させることにより得られる回転楕円面と略同じ形状の反射面を備えることを特徴とする請求項1に記載のリフレクタ。
  3. 前記主反射部は、多項式非球面形状の反射面を備えることを特徴とする請求項1に記載のリフレクタ。
  4. 光を射出する発光部と、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のリフレクタと、を有することを特徴とする光源装置。
  5. 前記副反射部は、前記副反射部で反射した光が集光するスポットを最小とするような非球面形状の反射面を備えることを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記主反射部は、前記主反射部で反射した光が集光するスポットを最小とするような多項式非球面形状の反射面を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の光源装置。
  7. 前記発光部に関して、前記光源装置から光を射出する射出側に設けられ、前記発光部から射出した光を集光させ、前記所定方向へ進行させる集光レンズを有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクタ。
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