JP2010002130A - 厨房機器用取付脚 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄時に各パーツ毎に分解しやすい厨房機器用取付脚を提供する。
【解決手段】ボルト軸2に設けられたフランジ部23の軸方向のいずれか一方の側面を支持する第1フランジ固着部43と、フランジ部23の軸方向のいずれか他方の側面を支持する第2フランジ固着部44とを設け、第1フランジ固着部43の機械的強度を第2フランジ固着部44よりも所定の脆弱手段を介して弱める。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務用冷蔵庫などの厨房機器に取り付けられる厨房機器用取付脚に関し、さらに詳しく言えば、廃棄時にパーツ毎に分解しやすい厨房機器用取付脚に関する。
業務用大型冷蔵庫やコールドテーブルなどの厨房機器には、水平を保つための高さ調節機構を備えた専用の脚が取り付けられる。例えば特許文献1に示すように、この厨房機器用取付脚は、厨房機器の底部にねじ込まれるボルト軸を有し、ボルト軸の他端にねじ込まるアジャストナットを回転させることによって、厨房機器と被設置面との間の相対的な位置(高さ)を調節するようになっている。
ところで、従来より厨房機器用取付脚には、ボルト軸やアジャストナットの汚損防止や、ボルト軸のねじ山を傷めないようにするための保護カバーがボルト軸の外周面を覆い隠すように設けられている。
この保護カバーは、合成樹脂製で厨房機器の底面を受け止める水平面からボルト軸の上端部が突出するように設けられており、ボルト軸の上端を厨房機器にねじ込むことによって、アジャストナットを含むボルト軸の外周を覆い隠すことができる。
特開2004−68903号公報
しかしながら、この種の厨房機器用取付脚は、廃棄時に次のような問題があった。すなわち、厨房機器の廃棄に伴い使用済みとなった厨房機器用取付脚は、厨房機器から取り外され、各パーツ毎に分解されて廃棄される。
しかしながら、従来の保護カバーはボルト軸に設けられたフランジ部にインサート成形によって一体的に形成されているため、保護カバーをボルト軸から取り外すには特殊なカッターなどを用いてボルト軸ごと分割するなど、非常に手間がかかり面倒であった。
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、廃棄時に各パーツ毎に分解しやすい厨房機器用取付脚を提供することにある。
本発明は、上述した目的を達成するため、以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、一端が厨房機器の底部にねじ込まれるボルト軸と、上記ボルト軸の他端にねじ込まれる雌ねじ孔を有し、被設置面上に設置されるアジャスタボルトと、上記アジャスタボルトを含む上記ボルト軸の外周面の一部を覆い隠す合成樹脂製のカバーとを備え、上記アジャスターボルトを回して上記厨房機器と被設置面との間の相対的な高さ位置を調節する厨房機器用取付脚において、上記ボルト軸には、上記カバーを固定するためのフランジ部が設けられており、上記カバーは、上記フランジ部に一体成型される固着部を有し、上記固着部は、上記フランジ部の軸方向のいずれか一方の側面に固着される第1フランジ固着部と、上記フランジ部の軸方向のいずれか他方の側面に固着される第2フランジ固着部とを含み、上記第1フランジ固着部は、上記第2フランジ固着部よりも所定の脆弱手段により上記フランジ部に対する固着強度が弱められていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記第1フランジ固着部は、上記被設置面に対向する上記フランジ部の下面を支持し、上記第2フランジ固着部は、上記厨房機器に対向する上記フランジ部の上面を支持することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記脆弱手段として、上記第1フランジ固着部の肉厚が、上記第2フランジ固着部の肉厚よりも薄くなるように形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項3において、上記第1フランジ固着部の肉厚をt1、上記第2フランジ固着部の肉厚をt2としたとき、上記第1フランジ固着部は、肉厚t1≦1/2×t2であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記脆弱手段として、上記第1フランジ固着部の一部に切欠部が設けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記フランジ部の半径方向の端面は、厚さ方向の中心を頂部として軸方向の両端面に向かって半径方向の長さが漸次短くなるように形成されており、上記第1フランジ固着部は、上記頂部と上記フランジ部のいずれか一方の側面との間に設けられており、上記フランジ部のいずれか一方の側面は、その地肌が露出していることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項6において、上記フランジ部の半径方向の端面は、円弧状に形成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ボルト軸のフランジ部に固着されるいずれか一方のフランジ固着部のフランジ部に対する固着強度をいずれか他方のフランジ固着部よりも弱めたことにより、カバーを固定した状態でボルト軸をハンマーなどで叩くことにより、ボルト軸からカバーを簡単に分離することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1フランジ固着部がフランジ部の下面(被設置面側)を支持し、第2フランジ固着部がフランジ部の上面(厨房機器側)を支持することにより、使用時においては、ボルト軸からカバーが抜け落ちることを確実に防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、脆弱手段として、第1フランジ固着部の肉厚が第2フランジ固着部の肉厚よりも薄くなるように形成されていることにより、第2フランジ固着部側からボルト軸を叩くことによって、薄い第1フランジ固着部が破壊されて、ボルト軸を抜き取ることが出来る。
請求項4に記載の発明によれば、第1フランジ固着部の肉厚をt1、第2フランジ固着部の肉厚をt2としたとき、第1フランジ固着部を肉厚t1≦1/2×t2に設計することにより、使用時においてはカバーの強度が確保され、廃棄時には、ボルト軸の抜き取り作業を適度な力で行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、別の脆弱手段として、第1フランジ固着部の一部に切欠部が設けられていてもよく、これによっても第1フランジ固着部の機械的強度を弱めて、ボルト軸の抜き取り作業ができる。
上記フランジ部の半径方向の端面は、厚さ方向の中心を頂部として軸方向の両端面に向かって半径方向の長さが漸次短くなるように形成されており、第1フランジ固着部は、頂部と上記フランジ部のいずれか一方の側面との間に設けられており、フランジ部のいずれか一方の側面は、その地肌が露出していることにより、頂部からフランジ部の軸方向の側面に至るまでの空間で保持することができ、合成樹脂の使用量を減らすことができる。
請求項7に記載の発明によれば、フランジ部の端面が円弧状に形成されていることにより、ボルト軸の打抜時に係る力を効果的にカバーとフランジ部の界面に加えることができるばかりでなく、フランジからの抜けもスムーズに行うことができる。
次に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1(a)および(b)は、本発明の一実施形態に係る厨房機器用取付脚の部分正面断面図および平面図であり、図2(a),(b)は、ボルト軸のフランジ部を拡大した正面図および平面図である。
図3(a)〜(d)は、カバー部のフランジ固着部の実施例および変形例を表す要部拡大断面図であり、図4は、第1フランジ固着部の変形例を表す底面図であり、図5は、ボルト軸とカバーの取り外し方法を説明する説明図である。
図1に示すように、この厨房機器用取付脚1は、上端が図示しない厨房機器に設けられたネジ孔にねじ込まれるボルト軸2と、同ボルト軸2の下端にねじ込まれ、図示しない被接地面上に設置されるアジャストナット3と、アジャストナット3を含むボルト軸2の外周面を覆い隠すようにボルト軸2に同軸的に取り付けられるカバー4とを備えている。
ボルト軸2は、1本の金属製ボルトであり、上端側には厨房機器側のネジ孔にねじ込まれる上部雄ネジ21が形成されている。ボルト軸2の下端側には、アジャストナット3がねじ込まれる下部雄ネジ22が形成されている。上部雄ネジ21および下部雄ネジ22のネジ径やピッチは、仕様や規格に応じて任意に変更される。
上部雄ネジ21と下部雄ネジ22の間には、フランジ部23が一体的に設けられている。図2(a)および(b)に示すように、フランジ部23は、ボルト軸2の軸線を中心に同軸的な円盤状を呈し、その一部にボルト軸2の回転止めとしての切欠面231,231が設けられている。
この例において、切欠面231,231は軸線を挟んで対称位置に設けられた一対の平坦面からなるが、カバー4の回転止めとして機能すればその形状や設置数は任意であってよい。
フランジ部23の半径方向の端面(外周面)は、厚さ方向の中心Lを頂部として、頂部から軸方向の両側面に向かって徐々に半径長さが短くなるように形成されていることが好ましい。この例では円弧状に形成されている。
アジャストナット3は、例えばナイロンなどの合成樹脂の成形品からなり、ボルト軸2の下部雄ネジ22にねじ込まれるネジ孔32を有するナット本体31と、ナット本体31の下端側を覆うように取り付けられ、被設置面に接触する脚ベース33とを備えている。
脚ベース33は、例えばステンレス合金板をプレス形成したものからなり、ナット本体31の下端に沿って差し込み可能な断面コ字状の有底な筒状に形成されている。脚ベース33の外周面は、アジャストナット3を回転させる際にスパナなどが差し込まれるように多角形状に形成されていることが好ましく、この例では六角形状に形成されている。
アジャストナット3は、アジャストナット3を回転させることにより、ボルト軸2が上下動して、厨房機器と被設置面との間の相対的な長さ(高さ)を調節することができる基本形態を備えていればよい。
カバー4は、ナイロンなどの硬質な合成樹脂の成形品からなり、インサート成形によってボルト軸2に同軸的に取り付けられている。カバー4は、上端が厨房機器の取付面に対向する水平な支持面41を有し、支持面41の中央から上部雄ネジ21が突出している。
カバー4は、内部がアジャストナット3の外周面よりも大きな内径を有する円筒状を呈し、外周面が上端から下端に向かうにつれてその外径が徐々に小さくなるように形成されている。
カバー4の外周面は、厨房機器用取付脚1を厨房機器に取り付ける際に、全体を手で掴みやすくするため、多角形状に形成されており、その上端側には、レンチやスパナなどの工具が差し込まれるナット面42が形成されている。この例において、ナット面42は、図1(b)に示すように、八角形状である。
図3(a)に示すように、カバー4はフランジ部23を一方の側面23a(図3(a)では下面)を支持する第1フランジ固着部43と、フランジ部23の他方の側面23b(図3(a)では上面)を支持する第2フランジ固着部44とによって挟まれるようにして固定されている。
本発明において、フランジ部23の側面23a,23bとは、フランジ部23の厚さ方向の中心線Lを境界線として、中心線Lからフランジ部23の軸方向の各側面23a,23bに至るまでの部位をいう。
すなわち、図3(a)において、第1フランジ固着部43は、フランジ部23端面の凸曲面の半径をRとしたとき、頂部231から半径方向に0.3×Rとなる位置で止められている。これによれば、カバー4を最小限の保持力でボルト軸2に固定することができる。
より強固に固定したい場合には、図3(b)に示すように、フランジ部23の下端面23aに沿って第1フランジ固着部43を延設してもよい。このような態様も本発明に含まれる。
また、図3(c)および(d)に示すように、第1フランジ固着部43をフランジ部23の下端面23aに沿ってボルト軸2の中心側に設けて、第1フランジ固着部43と第2フランジ固着部44とでフランジ部23を狭持するようにしてもよい。
その場合は、第2フランジ固着部44よりも第1フランジ固着部43の厚さを薄くすることが好ましく、さらに好ましくは、第1フランジ固着部43の肉厚をt1、第2フランジ固着部44の肉厚をt2としたとき、第1フランジ固着部の肉厚をt1≦1/2×t2とすることが好ましい。
第1フランジ固着部43の別の実施形態としては、第1フランジ固着部43の一部に切欠部45を設けて、機械的強度を弱めるようにしてもよい。すなわち、図4に示すように、第1フランジ固着部43の内径側の端面から半径方向の外側に向かって、複数の切欠部45を円周方向に沿って所定の角度間隔で配置してもよい。このような態様も本発明に含まれる。
次に、本発明の具体的な実施例について比較例とともに比較検討する。まず、厨房機器用取付脚を作製する。同一形状の金属製のボルト軸を用意し、各ボルト軸に各実施例および比較例のカバーをインサート成形によって一体的に成形する。
〔ボルト抜け試験〕
図5に示すように、作製された各厨房機器用取付脚1のボルト軸2とカバー4の打抜に係る押圧力を測定する。まず、カバー4の下端の一部を切断する。次に、下部雄ネジ22を専用の打ち抜き用治具5の打抜孔51に差し込んだのち、上部雄ネジ21の上端から所定の押圧力を加えて、ボルト軸2が抜ける押圧力を合計3回測定し、その平均値を算出する。
〔破壊トルク試験〕
各サンプルの厨房機器用取付脚1の上部雄ネジ21を所定の固定治具に固定し、仮想取付状態とする。次に、カバー4のナット面42にスパナをかけ、スパナの他端にバネ秤を取り付けて、スパナを回転させてゆき、ボルト軸とカバーとの回転方向の破壊トルクを合計3回測定し、その平均値を算出する。
〔総合評価〕
上記ボルト抜け試験および破壊トルク試験の結果および使用感を踏まえて、実施例1〜4および比較例の総合評価を行う。分解性も良好で、通常使用にも支障がないものを◎、分解性に若干難があるものを○、分解しにくいものを△、分解が困難であるものを×とした。
以下に、実施例および比較例の厨房機器用取付脚の仕様と測定結果を示す。
《実施例1》
〔第1フランジ固着部肉厚〕R部
〔ボルト抜け試験(kgf)〕1回目:80,2回目:100,3回目:100,平均:93
〔破壊トルク試験(N・m)〕1回目:8,2回目:7.5,3回目:8,平均:8
〔総合評価〕◎
《実施例2》
〔第1フランジ固着部肉厚〕0.5mm
〔ボルト抜け試験(kgf)〕1回目:100,2回目:100,3回目:100,平均:100
〔破壊トルク試験(N・m)〕1回目:13.5,2回目:16,3回目:13.5,平均:14
〔総合評価〕◎
《実施例3》
〔第1フランジ固着部肉厚〕1.0mm
〔ボルト抜け試験(kgf)〕1回目:280,2回目:250,3回目:235,平均:255
〔破壊トルク試験(N・m)〕1回目:18.5,2回目:15,3回目:14,平均:16
〔総合評価〕○
《実施例4》
〔第1フランジ固着部肉厚〕1.5mm
〔ボルト抜け試験(kgf)〕1回目:325,2回目:325,3回目:290,平均:313
〔破壊トルク試験(N・m)〕1回目:21.5,2回目:20,3回目:20,平均:21
〔総合評価〕△
〈比較例1〉
〔第1フランジ固着部肉厚〕3.0mm
〔ボルト抜け試験(kgf)〕1回目:460,2回目:460,3回目:480,平均:467
〔破壊トルク試験(N・m)〕1回目:25,2回目:26,3回目:23,平均:25
〔総合評価〕×
以上、実施例1〜4および比較例のまとめを表1に示す。
Figure 2010002130
これによれば、以下の知見を得た。
(1)実施例1、2は、第1フランジ固着部の肉厚が非常に薄いため、ボルト抜き作業が容易に行える。
(2)実施例3は、第1フランジ固着部の肉厚が適度に厚く、ボルト抜き作業は実施例1,2よりも強い力を必要とするが、困難ではない。
(3)実施例4は、第2フランジ固着部の約半分の肉厚であるため、ボルト抜き作業が若干困難である。
以上により、第1フランジ固着部の肉厚は、t1≦1/2×t2であることが好ましい。
本発明において、厨房機器用取付脚1は、厨房機器として用いられるものであれば、種々のものに適用可能である。すなわち、冷蔵庫やコールドテーブル、食洗機だけでなく、浄水器やショーケースなどにも厨房環境で用いられるものであれば、各種に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る厨房機器用取付脚の(a)部分断面図および(b)平面図。 上記厨房機器用取付脚のボルト軸の(a)部分拡大正面図および(b)部分拡大平面図。 (a)〜(d)ボルト軸とカバーの固定状態を示す要部断面図。 第1フランジ固着部の変形例を示す厨房機器用取付脚の底面図。 ボルト抜け試験の試験方法を説明する説明図。
符号の説明
1 厨房機器用取付脚
2 ボルト軸
21 上部雄ネジ
22 下部雄ネジ
23 フランジ部
3 アジャストナット
4 カバー
41 支持面
42 ナット面
43 第1フランジ固着部
44 第2フランジ固着部

Claims (7)

  1. 一端が厨房機器の底部にねじ込まれるボルト軸と、上記ボルト軸の他端にねじ込まれる雌ねじ孔を有し、被設置面上に設置されるアジャスタボルトと、上記アジャスタボルトを含む上記ボルト軸の外周面の一部を覆い隠す合成樹脂製のカバーとを備え、上記アジャスターボルトを回して上記厨房機器と被設置面との間の相対的な高さ位置を調節する厨房機器用取付脚において、
    上記ボルト軸には、上記カバーを固定するためのフランジ部が設けられており、上記カバーは、上記フランジ部に一体成型される固着部を有し、上記固着部は、上記フランジ部の軸方向のいずれか一方の側面に固着される第1フランジ固着部と、上記フランジ部の軸方向のいずれか他方の側面に固着される第2フランジ固着部とを含み、上記第1フランジ固着部は、上記第2フランジ固着部よりも所定の脆弱手段により上記フランジ部に対する固着強度が弱められていることを特徴とする厨房機器用取付脚。
  2. 上記第1フランジ固着部は、上記被設置面に対向する上記フランジ部の下面を支持し、上記第2フランジ固着部は、上記厨房機器に対向する上記フランジ部の上面を支持することを特徴とする請求項1に記載の厨房機器用取付脚。
  3. 上記脆弱手段として、上記第1フランジ固着部の肉厚が、上記第2フランジ固着部の肉厚よりも薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の厨房機器用取付脚。
  4. 上記第1フランジ固着部の肉厚をt1、上記第2フランジ固着部の肉厚をt2としたとき、上記第1フランジ固着部は、肉厚t1≦1/2×t2であることを特徴とする請求項3に記載の厨房機器用取付脚。
  5. 上記脆弱手段として、上記第1フランジ固着部の一部に切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の厨房機器用取付脚。
  6. 上記フランジ部の半径方向の端面は、厚さ方向の中心を頂部として軸方向の両端面に向かって半径方向の長さが漸次短くなるように形成されており、上記第1フランジ固着部は、上記頂部と上記フランジ部のいずれか一方の側面との間に設けられており、上記フランジ部のいずれか一方の側面は、その地肌が露出していることを特徴とする請求項1または2に記載の厨房機器用取付脚。
  7. 上記フランジ部の半径方向の端面は、円弧状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の厨房機器用取付脚。
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