JP2009545366A - 毛髪用物質を放出するように適合された装置 - Google Patents

毛髪用物質を放出するように適合された装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、作動時に、毛髪用物質を放出するように適合された装置に関し、前記装置は、前記物質が浸されたサポート部材を備え、前記サポート部材は、i)ポリオレフィン複合繊維と、ii)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とを含む群から選ばれたものであることを特徴とする。また本発明は、前記装置を備えるように適合された毛髪処理のための電気器具と、前記装置自体を含むように適合されて毛髪処理のための電気器具に適用されるように適合された付属品とに関する。本発明によると、装置は、a)毛髪用物質の高い吸収率を有し、2)休止状態において、劣化することなく、吸収した物質を長期にわたって内部に保持するように適合し、3)効果的な処理のために、作動状態において、毛髪用物質のほとんど全てを放出することができる。

Description

本発明は、作動状態で、毛髪用化粧物質を放出するのに適合した装置に関する。本発明はまた、このような装置を含んで適合された毛髪処理のための電気器具、及び、装置自体を含むように適合され、毛髪処理のための電気器具に適用されるように適合された付属品に関する。
上述の装置の例として、専門のヘアサロン及び家庭の両方で、毛髪処理に集中的に用いられる、ヘアドライヤ、ストレート・ヘア・アイロン、ヘアスタイラまたはカーラである。毛髪処理の例としては、乾燥や、例えば、髪を整える、真っ直ぐにするまたは巻く等の任意の整髪作業がある。
具体的には、本発明の装置は、それに限定されるわけではないが、ヘアドライヤまたはヘアドライヤに適用されるように適合された付属品に利用されることが推奨される。
温風の送風時に毛髪処理剤を放出させるためのサポートをヘアドライヤに組み込むための様々な試みがなされてきた。
例えば、米国特許第4597191号は、上述の処理剤を内包するサポート部材に温風を通すことによって、処理剤を毛髪上に運ぶための方法について述べている。このような特許に記載されたサポートは、例えば、不織布のレーヨン等の不織布または紙で作られている。同様に、米国特許第5761824号は、毛髪処理剤を含んだ布または綿等の、スポンジ状の繊維質のサポート部材を含み、ヘアドライヤの出口ノズルに配置される付属品について述べている。国際特許出願第WO2005/087039号は、毛髪処理剤のための付属品であって、それが取り付けられたヘアドライヤの温風にさらされたときに回転するものについて述べている。このような付属品は、ポリエステル、綿、木等の、吸収性または半吸収性のサポート部材で作られて、毛髪処理剤を含んでいる。
しかしながら、それらの特許に述べられたサポート材の材料は、適切な量の物質を吸収できず、また、時間とともになくなってしまうといった不都合を有しており、これにより、物質が毛髪上に運ばれる前に、物質をサポート材内に保持しておくことができない。例えば、紙は、形状及び構造が時間の経過に対して安定しておらず、また、もし濡れると、堅さを失ってしまう。このような材料の密閉が時間とともに弱まると、その中に含まれた毛髪用物質の液だれが生じてしまう。この物質は通常液体状態であり、液だれによって材料の無駄を生じてしまい、このようなサポート部材が電気器具に組み込まれると、電気的な安全性の問題へと繋がり、また、このような器具の清掃の問題へと繋がる。その吸収を減らすことのできる有毒な接着剤が使われない限り、その技術に述べられた材料は、固体で作るのが困難であり、これにより、毛髪処理のための電気器具内に在る筐体に適合または挿入するのは困難である。最後に、例えば、紙、セルロース、木、木材パルプ、綿等の、その技術に述べられた有機材料は、これに保持された毛髪用物質のほとんど全てを放出することはできない。実際に、例えばたんぱく質等、重い有機分子は、そのような毛髪用物質内に一般的に介在しており、サポート材のこのような有機材料とのアマルガムは、作動時の限られた時間で毛髪用物質が放出されるのを困難にしている。
他の特許は、ヘアドライヤを含む、芳香のための付属品について述べている。
例えば、米国特許第5572800号は、ヘアドライヤに適用された付属品に含まれた芳香を放出するのに適合した多孔質材料について述べている。米国特許第5649370号は、クリームまたはゲルを含む箱からなる手段による。芳香の拡散システムを含むヘアドライヤについて述べている。米国特許第5987771号は、ヘアドライヤのノズルに設けられるとともに空気の流れに垂直に配置された、香水を浸した取り外し自在なカプセルについて述べている。米国特許出願第2003/0159306号は、香水を吸収または充填されるように適合し、スポンジ状またはセラミックの材料で作られた棒について述べており、この棒は、空気の流れに垂直になるように配置された拡散器内に置かれている。セラミック(アルミナ、Al)は、とても硬い材料であり、凝集するのが困難であり、粉状になり易いといった不利な点を有しており、結果として、皮膚、目、気道が炎症するといった問題を有している。
そのような特許は、毛髪に香水をつけるための芳香の拡散について述べており、この中の文脈では、毛髪の許容範囲の芳香を得るために、数ミリグラムの芳香を分配するのには十分であり、そのような芳香を含む材料を、特に高い温度に長時間さらす必要はない。従って、そのような特許では、高い温度に対するサポート材料の抵抗力の必要性と、限られた時間内で十分な量の毛髪用物質を吸収及び放出する必要性とに関する問題は、詳細な検討がなされていない。
本発明の基本を形成する技術的問題は、1)毛髪用物質の高い吸収率を有し、2)休止状態において、吸収した物質を失うまたは無駄にすることを回避すべく、吸収した物質を長期にわたって内部に保持するように適合し、3)作動状態において、気化させることにより、内部に保持する物質のほとんど全てを、限られた時間内で放出するように適合し、4)有害な物質や有毒な物質を発することなく、また、劣化することなく、高温(例えば、70℃(セ氏温度)よりも高い温度)に耐えるように適合する装置を提供することにある。
本説明及びこれに伴う請求項では、単語「休止状態」は、一般に装置が室温下にあり、温風の流れにさらされていない状態を意味している。休止状態の典型的な場面は、装置が、大気または改善雰囲気または真空を密封した容器に収容され、装置に保持された物質を放出する時が来るまでそこに放置した状態である。逆に、単語「作動状態」は、装置が温風の流れの中にある、及び/または、少なくとも40℃(セ氏温度)の温度まで加熱された状態を意味している。作動状態の典型的な場面は、毛髪処理のために、装置が電気器具に組み込まれて、または、装置がそのような器具に適応される付属品に組み込まれて、温風の流れ、及び/または、加熱下にさらされた状態である。
本発明の第1の側面に従って、この問題は添付の請求項1で定義される装置によって解決される。
本発明によると、i)ポリオレフィン複合繊維、及び、ii)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含む群から選ばれたサポート材料を含む装置は、毛髪用物質に対して高い吸収率が得られ、例えば少なくとも1グラムであり、また、休止状態で、例えば少なくとも1年間等、長い時間にわたって、劣化することなく、その装置の中に毛髪用物質を保持できることが見出された。実際には、本発明の装置は、毛髪用物質が浸され、通常、水性及び/または油性であり、その装置自体によって、休止状態で、吸収されて長い間保持される。
この方法によると、本発明に係る装置から毛髪用物質が洩れるのを効果的に防止されるため、時間の経過とともに破損する材料で作られ、その中に保持された物質が滴ってしまう従来技術の手段を用いたときの結果とは反対に、毛髪用物質が無駄になってしまうのを回避することができる。
有利な点として、本発明に係る装置は、休止状態で保持した毛髪用物質のほとんど全てを、作動状態のときに、毛髪の乾燥/整髪に要する平均的な時間で、蒸発させることにより放出するようになっている。従って、これによると、有機材料(例えば、紙、セルロース及び木)で作られた従来技術によるいくつかの装置とは反対に、毛髪用物質の一部が、装置自体に内蔵されて保持されたままになることを回避でき、毛髪用物質に通常存在している重い有機分子は結合を維持するという利点がある。
有利な点として、本発明に係る装置は、装置内に含まれた物質を蒸発した状態で放出可能なため、毛髪処理を効果的にすることができるようになっており、処理が持続する全期間にわたって、その物質の液滴を連続かつ均一に毛髪に到達させることができる。このような毛髪用物質の利用は、手作業による利用に比べてより均一である。
また、本発明に係る装置は、融点が約95℃(セ氏温度)から約160℃(セ氏温度)の範囲内で異なり、着火温度が約350℃(セ氏温度)から約400℃(セ氏温度)の範囲内で異なる材料で作られている。これにより、本発明に係る装置は、電気器具(例えば、ヘアドライヤ)に内蔵されても熱に耐えられるようになっており、また、毛髪処理の作業にさらされるようになっており、このとき有害な物質や有毒な物質を発しないようになっている。
好ましくは、本発明に係る装置は、ポリオレフィン複合繊維のサポート部材を含んでおり、さらに好ましくは、ポリエチレンとポリプロピレン複合繊維のサポート部材を含んでいる。ここで、ポリエチレンとは、低密度のポリエチレン(LDPE)、中密度のポリエチレン(MDPE)、高密度のポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、またはこれらの混合物を意図している。
これにより、本発明に係る装置は、所望の固体状態で容易に成形できる材料で作られているという利点を有しており、装置が休止状態にあるとき、及び、毛髪処理の作動状態の最中及び終盤の両方の状態でも変わることはない。
好ましくは、本発明に係る装置は、ポリエチレンとポリプロピレンとの繊維からなるサポート部材を含んでおり、ポリエチレンとポリプロピレンとの量は、複合繊維の総モル数に対してモル百分率において、それぞれ、20〜80%(パーセント)と80〜20%(パーセント)とである。さらに好ましくは、ポリエチレンとポリプロピレンとの量は、複合繊維の総モル数に対してモル百分率において、それぞれ、30〜70%(パーセント)と70〜30%(パーセント)とである。
これにより、本発明に係る装置は、複合繊維の材料で作られたという有利性があり、この繊維は、毛髪用物質の所望の吸収度に応じた適切な密度が得られるように圧縮されている。
好ましくは、毛髪用物質は、例えば、たんぱく質、絹たんぱく質、ビタミンC、ビタミンE、パンテノール(ビタミンB5)、ビタミンB6、ビタミンPP、アミノ酸、ケラチン、野菜抽出物、シリコーン油等の化粧用成分を含んでいる。シリコーン油としては、例えば、シクロメチコン(cyclomethicone)、ジメチルコノール(dimethylconol)、ジメチコン(dimethicone)、フェニルトリメチコン(phenyl trimethicone)、精油及び同様のものがある。これらのような化粧用成分は、水性の溶媒、油性の溶媒、または、油性と水性との混合の溶媒と混ぜ合わされるのが好ましい。
これにより、化粧用成分がこのような溶媒に混ざっていない場合に対して、作業をしている間に、より多量の物質を毛髪に向けて運ぶことが可能である。
好ましくは、毛髪用物質は良好な揮発特性を有しており、作業をしている間に、本発明に係る装置から毛髪に向けてより容易に運ばれることができる。このような移動は、熱及び/または温風による効果に基づいた毛髪用物質の蒸発によって生じる。
本発明による装置を含む付属品の好ましい実施形態の斜視図である。 ヘアドライヤに適用されるように適合された図1で示す付属品の斜視図である。
第1の特に好ましい実施形態では、休止状態に、本発明に係る装置によって保持される毛髪用物質は、水性であり、本発明に係る装置は、ポリプロピレンとポリエチレンとの複合繊維からなるサポート部材を含んでいる。
これによると、本発明に係る装置によると、水性物質の吸収比は、乾燥重量に対する総湿重量として計算して、1:2.5から1:6の範囲内で得られ、1:6の比率は、1グラムの乾燥重量の物質が湿らせた状態で6グラムの総湿重量となる。
これによると、前掲の第1の特に好ましい実施形態によると、毛髪用物質は、作動状態で放出されると、毛髪をより良く潤わせることができるとともに、毛髪の柔軟性をより良くすること及びくしによる扱いをし易くすることができる。
第2の実施形態によると、休止状態に本発明に係る装置によって保持される毛髪用物質は油性であり、また、本発明に係る装置は、ポリプロピレン及びポリエチレンの複合繊維のサポート部材、または、PTFEのサポート部材を含んでいる。
これによると、本発明に係る装置による物質の吸収率は、ポリプロピレン及びポリエチレン複合繊維について、乾燥重量に対する総湿重量が1:2から1:5.5の範囲内で得られ、PTFEによるサポート部材について、乾燥重量に対する総湿重量が1:1.1から1:1.4の範囲内で得られる。
これにより、上述の第2の特に好ましい実施形態によると、毛髪用物質は、作動状態で放出されたときに、毛髪をより柔軟にすることができ、保護鞘(protective sheath)を改善でき、先端の補強及びより整った整髪ができるようになる。
好ましくは、本発明に係る装置のサポート部材は、外面に幾つかの空洞を含んでおり、この空洞により、サポート部材は、休止状態に毛髪用物質をより良く保持できるようになる。さらに好ましくは、サポート部材は、内部にも幾つかの空洞を含んでおり、この空洞は外面の空洞と繋がっている。これにより、サポート部材は、本発明に係る装置が休止状態のときに、毛髪用物質がより浸されるようになっており、例えば、15ml(ミリリットル)に至る。
本発明に係る装置は、慣習上の製造工程を通じて生産される。製造工程としては、例えば、弱るのを防止し、外面が崩れるのに長い時間がかかるようにするために、外部部品の焼灼を引き起こすのに適合した押し出し法等である。
好ましくは、このような装置は、硬く、正方形または長方形の部分を有する平行六面体形状であり、このような形状は、毛髪処理の作業段階を開始する前に、毛髪処理のための電気器具またはこのような器具に適合する付属品にある適合する筐体に、装置自体を容易に挿入可能にする。また、この装置は、そのような作業段階が終わると、同様に容易に取り外し可能である。
有利な点として、本発明に係る装置は、内部に包含する毛髪用物質を長い間安定して保管する特別な容器内に配置される。このような容器としては、例えば、空気または変質された空気または真空が密閉された容器である。これにより、装置は、使用時のみに容器から取り出され、電気器具内に在る特別な筐体に直接挿入される。従って、使用者は、例えば、毛髪処理を開始するときに、適切な配合で毛髪用物質を得るために、成分の混合や相対的な薬品注入等の、さらなる作業を行う必要がない。
好ましくは、本発明に係る装置は、各装置が、一回の毛髪処理に要する適正な量の物質を含むように、一回使い切りまたは使い捨ての容器として存在する。
これにより、一回使い切りの容器による本発明に係る装置は、毛髪処理の全てを行うのに要求される平均的な時間で毛髪用物質の全量が用いられなければならないために、その時点までに用いられた毛髪用物質の量を、使用者が、作動時に、繰り返し確認しなければならないという問題を回避することができる。
個々の毛髪処理が終わると、例えば、乾燥が終わると、物質が放出されて実質的になくなった装置は、新たな毛髪処理を始める前に新たな装置を挿入できるように、筐体自体を開けておくため、電気器具内にある特別な筐体から取り外される。
第2の特徴によると、本発明は、添付の請求項12で定義される毛髪用電気器具に関する。
本発明によると、毛髪処理用の電気器具は、液状の毛髪用物質を失う可能性を回避できることが見出された。液状の毛髪用物質を失うと、電気器具が作動した状態で、電線と接触するようになり、例えば短絡等の、電気保安上の問題を生じ得る。また、器具自体の清掃上の問題を回避できることが見出された。
好ましくは、本発明に係る電気器具は、前述の装置を含んでいる。
好ましくは、電気器具は、そのような装置を挿入するための、少なくとも1つの筐体を含んでいる。
有利な点として、筐体は、そのような装置の挿入が容易となる平行なガイドを備えている。好ましくは、筐体は、装置を共体内に固定するための手段も備えている。
有利な点として、装置の形状は、ガイドと固定手段との間の空間を塞ぐようになっている。これにより、装置は、一端筐体に挿入されると、作動している間に、静止した、かつ、安定した位置にあるように、ガイドと固定手段との間に固定される。
好ましくは、電気器具はヘアドライヤである。
好ましい実施形態では、ヘアドライヤは、挿入された装置が、差動時に、ヘアドライヤ内から外部に向かって流れる温風の流れに沿って配置されるように配置された筐体を含んでいる。このような配置により、毛髪用物質の放出において、空気の流れを促進し、装置による抵抗を縮小できるという利点がある。しかしながら、そのような物質を放出する装置におけるサポート部材の品質の良さは、物質の毛髪への分配を確保するためのいかなる場合も、装置の好ましくない状況を補う。
別の好ましい実施形態では、筐体は、挿入された装置が温風の流れに対して横断配置になるように配置されている。このような配置は、空気の流れが良い流れになり、毛髪用物質の放出を促進する。
好ましくは、ヘアドライヤは、空気の流れに関係するパラメータを自動または手動で調節する装置を含んでおり、それは例えば、温度、流速、出力である。従って、そのようなパラメータを設定することが可能となり、毛髪処理に応じてそれぞれの場合で要求される、最適な値を得ることができる。
第3の特徴によると、本発明は、添付の請求項18で定義される付属品に関する。
本発明に係る付属品は、作動時に、毛髪用物質を放出するように適合された装置を内部に含むように適応されている。
有利な点として、本発明に係る付属品は例えばノズルであり、毛髪処理のために、例えばヘアドライヤである電気器具に利用されるように適合されている。
有利な点として、本発明に係る付属品は、適切な調整を行うことにより、例えば、ストレート・ヘア・アイロン、カーラ等の、毛髪処理に用いられるその他の電気器具にも利用されるように適合されている。
これにより、装置自体を直接的に含むように適合された電気器具を参照して述べた上述のものと同様の利点を得ることが可能であり、必要なときのみ、そのような付属品を電気器具に適合可能であるというさらなる実用上の利点がある。
本発明に係る装置のさらなる特徴及び利点は、添付図面を参照し、それに限定しない例としてのみなされた、後述する幾つかの好ましい実施形態についての詳細な説明からより明確になるであろう。
ポリエチレン及びポリプロピレンの複合繊維(モル百分率が50/50)で作られたサポート部材を備えて設けられた発明による装置は、図1及び2に示すように、符号1で示されている。装置1は、休止状態において、水性及び/または油性の毛髪用物質に浸され、外面及び内部面に在るいくつかの空洞からなる手段により、最大で15ml(ミリリットル)ものそのような物質を吸い上げられるようになっている。このような物質は、装置1が休止状態にある間中、物質の洩れが一切生じることなく、装置1に浸された状態で維持される。
そのような装置1は、図1に示すように、四角い部分を有する平行六面体形状であり、付属品2内に在る筐体4に挿入されている。筐体4は、装置1の挿入を容易にするために互いに平行に配置された、側部ガイド5を備えている。装置1の形状は、装置1自体がそのような側部ガイド5に接触した状態でスライドし、側部ガイド5と、後部ガイド7と、固定留具8との間の空間を塞ぐことができるようになっている。これにより、装置1は、筐体4内に一旦挿入されると、作動時に静止した、かつ、安定した位置で、側部ガイド5と、後部ガイド7と、留具8との間に固定される。
付属品2(図2参照)は、次に、丸い開口6を通ってヘアドライヤ3に適用される。付属品2に在る筐体4は、装置1が一旦挿入されると、作動時において、この装置1がヘアドライヤ3内を外部に向かって流れる温風の流れ9に沿って配置されるように、配置されている。この事実は、作動時に、熱の効果により蒸発し、温風の流れ9に従って、装置1から出て毛髪に到達する毛髪用物質の放出をより容易にする。
当然ながら、上述の実施形態は、本発明に係る装置のいくつかのあり得る実施形態の、単なる限定しない説明として受け取られなければならず、装置自体に特有ないかなる要素は、特定の及び不測の要求を満たすために、当業者によって変えられてもよいことは明らかに理解されていなければならない。

Claims (24)

  1. 作動状態で、毛髪用物質を放出するように適合された装置であって、前記装置は、前記物質が浸されたサポート部材を含み、前記サポート部材は、i)ポリオレフィン複合繊維と、ii)ポリテトラフルオロエチレンとを含む群から選ばれたものであることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記複合繊維は、ポリプロピレンとポリエチレンとの複合繊維を含むことを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、ポリエチレンの量は、複合繊維の総モル数に対するモル百分率で、20%から80%の範囲であることを特徴とする装置。
  4. 請求項2に記載の装置において、ポリエチレンの量は、複合繊維の総モル数に対するモル百分率で、30%から70%の範囲であることを特徴とする装置。
  5. 請求項2に記載の装置において、ポリプロピレンの量は、複合繊維の総モル数に対するモル百分率で、20%から80%の範囲であることを特徴とする装置。
  6. 請求項2に記載の装置において、ポリプロピレンの量は、複合繊維の総モル数に対するモル百分率で、30%から70%の範囲であることを特徴とする装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の装置において、前記毛髪用物質は、水性、油性、または、水性と油性との混合であることを特徴とする装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、前記サポート部材は、ポリプロピレンとポリエチレンとの複合繊維であり、前記毛髪用物質は、水性及び/または油性であることを特徴とする装置。
  9. 請求項7に記載の装置において、前記サポート部材は、ポリテトラフルオロエチレンであり、前記毛髪用物質は、油性であることを特徴とする装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の装置において、前記サポート部材は、空洞を含み、前記空洞は、休止状態で、前記サポート部材の外面及び内面に前記毛髪用物質を保持するように適合されたことを特徴とする装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の装置において、前記装置は、一回使い切りの容器に詰め込まれたことを特徴とする。
  12. 毛髪処理のための電気器具であって、前記器具は、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の装置を含むように適合されたことを特徴とする。
  13. 請求項12に記載の電気器具において、前記器具は、ヘアドライヤであることを特徴とする。
  14. 請求項12または13に記載の電気器具であって、内部に前記装置が挿入されるための少なくとも一つの筐体を含むことを特徴とする電気器具。
  15. 請求項14に記載の電気器具において、前記筐体は、前記装置の挿入を容易にするためのガイドを備えることを特徴とする電気器具。
  16. 請求項13または14に記載の電気器具において、前記筐体は、内部に挿入された前記装置が温風の流れに沿って配置されるように配置され、前記温風の流れは、作動時に、前記ヘアドライヤ内から外部に向かって流れることを特徴とする電気器具。
  17. 請求項13または14に記載の電気器具において、前記筐体は、内部に挿入された前記装置が温風の流れに対して横断配置されるように配置され、前記温風の流れは、作動時に、前記ヘアドライヤ内から外部に向かって流れることを特徴とする電気器具。
  18. 毛髪処理のための電気器具に利用されるように適合された付属品であって、前記付属品は、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の装置を含むように適合されたことを特徴とする。
  19. 請求項18に記載の付属品において、前記器具は、ヘアドライヤであることを特徴とする付属品。
  20. 請求項18に記載の付属品において、前記付属品は、ヘアドライヤのノズルであることを特徴とする付属品。
  21. 請求項18乃至20のいずれか一項に記載の付属品であって、前記装置を内部に挿入するための少なくとも一つの筐体を含むことを特徴とする。
  22. 請求項21に記載の付属品において、前記筐体は、前記装置の挿入を容易にするためのガイドを備えることを特徴とする付属品。
  23. 請求項19乃至22のいずれか一項に記載の付属品において、前記筐体は、内部に挿入された前記装置が温風の流れに沿って配置されるように配置され、前記温風の流れは、作動時に、前記ヘアドライヤ内から外部に向かって流れることを特徴とする電気器具。
  24. 請求項19乃至22のいずれか一項に記載の付属品において、前記筐体は、内部に挿入された前記装置が温風の流れに対して横断配置されるように配置され、前記温風の流れは、作動時に、前記ヘアドライヤ内から外部に向かって流れることを特徴とする付属品。
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