JP7208899B2 - eベイピング装置のプレベイパー製剤の安定性を改善するための方法およびシステム - Google Patents

eベイピング装置のプレベイパー製剤の安定性を改善するための方法およびシステム Download PDF

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Description

いくつかの例示的な実施形態は、電子ベイピング装置のプレベイパー製剤に関する。
電子ベイピング装置(EVD)とも本明細書で言及されるeベイピング装置は、eベイピング装置の一つ以上の出口を通して引き出され得るプレベイパー製剤を気化し得る。eベイピング装置は典型的に、電源セクションおよびカートリッジを含む幾つかのeベイピング要素を含む場合がある。電源セクションは電池などの電源を含み得、またカートリッジはヒーターと、プレベイパー製剤材料を保持する能力のある貯蔵部とを含み得る。カートリッジは典型的に、分配境界面(例えば、芯)を介してプレベイパー製剤と流体連通するヒーターを含み、ヒーターはプレベイパー製剤を加熱してベイパーを生成するように構成される。
プレベイパー製剤は典型的に、ベイパーへと変形される場合がある材料または材料の組み合わせを含む。例えば、プレベイパー製剤は、水、ビーズ、溶媒、活性成分、エタノール、植物抽出物、天然風味、人工風味、ならびにこれらの組み合わせ(ただしこれらに限定されない)を含む、液体製剤、固体製剤、またはゲル製剤のうちの少なくとも一つを含んでもよい。溶剤は、グリセリンおよびプロピレングリコールのうちの少なくとも一つを含み得る。
一部の場合において、プレベイパー製剤容器内のプレベイパー製剤の成分は、他の成分、他の要素、またはプレベイパー製剤容器またはカートリッジの固体金属部品と反応する場合がある。例えば、特に「乾燥吸引」が発生する時(成人ベイパー吸引者によってベイピングが開始される前にeベイピング装置の芯にプレベイパー製剤が十分に供給されない時)に、カートリッジが空である場合、またはeベイピング装置の動作中にヒーターのコイルが過熱している場合、酸素の存在下でプレベイパー製剤の成分が、eベイピング装置の固体部分の金属(銅または鉄など)と反応する場合があり、フリーラジカル(例えば、ヒドロキシルラジカルなど)を生成する場合がある。具体的には、例えば銅イオンCu2+などの金属イオンが、酸素または過酸化水素と反応する場合がある。いくつかの例示的な実施形態では、フリーラジカルは、カートリッジまたはプレベイパー製剤容器の金属部分の酸化を介して生成される場合がある。プレベイパー製剤成分、カートリッジ、または容器の酸化は典型的に、酸素の存在、およびヒドロキシルラジカルなどの酸素種を生成する酸化還元活性遷移金属に依存する。酸化還元活性遷移金属は、カートリッジまたは容器の金属部分に由来する場合があり、またはニコチン、水、ベイパー形成体(グリセリンおよびプロピレングリコールのうちの少なくとも一つなど)、酸、風味剤、芳香剤、およびこれらの組み合わせなど、プレベイパー製剤に添加されるその他の要素に含有される場合がある。
従って、フリーラジカル(例えば、ヒドロキシルラジカル)は生成されると、プレベイパー製剤の成分と反応して、プレベイパー製剤の安定性の低下をもたらす場合がある。フリーラジカルはまた、eベイピング装置によって生成されたベイパーと混合する場合がある。
いくつかの例示的な実施形態は、eベイピング装置のプレベイパー製剤に関する。
いくつかの例示的な実施形態によると、eベイピング装置のプレベイパー製剤は、プロピレングリコールおよびグリセリンおよび溶液化合物のうちの少なくとも一つを含む溶媒を含み得る。溶液化合物は、糖化合物、塩溶液、およびポリエチレングリコール化合物のうちの少なくとも一つであり得る。
溶液化合物が糖化合物である場合、プレベイパー製剤中の糖化合物の濃度は、0モルよりも大きく、2.5モル以下であり得る。
糖化合物は、単糖化合物、二糖化合物、三糖化合物、およびポリオール化合物のうちの少なくとも一つを含み得る。
糖化合物がポリオール化合物である場合、ポリオール化合物は、マンニトール、エリトリトール、キシリトール、及びソルビトールのうちの少なくとも一つを含み得る。
プレベイパー製剤中のポリオール化合物の濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下であり得る。
プレベイパー製剤中のポリオール化合物の濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約5重量パーセント以下であり得る。
プレベイパー製剤中のポリオール化合物の濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき約5重量パーセント以上、かつ約8重量パーセント以下であり得る。
プレベイパー製剤中のポリオール化合物の濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき約8重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下であり得る。
溶液化合物が塩溶液である場合、塩溶液は、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カリウムのうちの少なくとも一つを含み得る。
プレベイパー製剤中の塩溶液の濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき0重量パーセントよりも大きく、10重量パーセント以下であり得る。
溶液化合物がポリエチレングリコール(PEG)化合物である場合、ポリエチレングリコール(PEG)化合物は、PEG200、PEG300、およびPEG400のうちの少なくとも一つを含み得る。
プレベイパー製剤中のポリエチレングリコール化合物の濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0重量パーセントよりも大きく、約50重量パーセント以下であり得る。
いくつかの例示的な実施形態によると、eベイピング装置用のカートリッジは、上述のプレベイパー製剤を保持する貯蔵部と、上述のプレベイパー製剤を加熱するように構成されたヒーターと、を備える。
いくつかの例示的な実施形態によると、eベイピング装置は、上述のカートリッジおよびカートリッジに結合された電源セクションを含み得る。電源セクションは、カートリッジのヒーターに電力を供給するよう構成され得る。
電源セクションは再充電可能電池を含み得る。
カートリッジおよび電源セクションは、取り外し可能なように互いに結合されてもよい。
例示的な実施形態の上記およびその他の特徴および利点は、例示的な実施形態を添付の図面を参照しながら詳細に説明することによってさらに明らかとなる。添付の図面は、例示的な実施形態を描写することを意図したものであり、意図された特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。添付の図面は、明示的に注記されていない限り、実寸に比例して描かれているとは考えられない。
図1は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置の側面図である。 図2は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置の長軸方向の断面図である。 図3は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置の長軸方向の断面図である。 図4は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置の長軸方向の断面図である。
幾つかの詳細な例示的な実施形態が本明細書で開示されている。しかしながら、本明細書に開示されている特定の構造面および機能面の詳細は、例示的な実施形態を説明することを目的とした単なる典型にすぎない。いくつかの例示的な実施形態は、数多くの代替的な形態で具体化されることができ、本明細書に記載の例示的な実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではない。
従って、いくつかの例示的な実施形態は、様々な修正および代替的形態が可能である一方で、そのいくつかの例示的な実施形態は例として図面に示されており、本明細書で詳細に説明される。しかし当然のことながら、開示された特定の形態に対する例示的な実施形態に限定する意図はなく、反対に、例示的な実施形態は、例示的な実施形態の範囲の中に収まるすべての修正、均等物、代替物を網羅するものである。同様の数字は、図の説明の全体を通して同様の要素を指す。
当然のことながら、要素または層が別の要素もしくは層「の上にある」、「に接続される」、「に連結される」、または「を覆う」と言及されるとき、これはもう一方の要素もしくは層の上に直接あってもよく、それに直接的に接続されてもよく、それに直接的に連結されてもよく、またはそれを直接的に覆ってもよく、あるいは介在する要素もしくは層が存在してもよい。対照的に、要素が別の要素もしくは層「の上に直接ある」、「に直接的に接続される」、または「に直接的に連結される」と言及される時、介在する要素もしくは層は存在しない。同様の数字は、本明細書の全体を通して同様の要素を指す。
当然のことながら、第一の、第二の、第三のなどという用語は、様々な要素、領域、層、またはセクションを説明するために本明細書で使用されてもよく、これらの要素、領域、層、またはセクションはこれらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、一つの要素、領域、層、またはセクションを別の要素、領域、層、またはセクションと区別するためにのみ使用される。従って、下記で考察される第一の要素、領域、層、またはセクションは、例示的な実施形態の教示内容から逸脱することなく、第二の要素、領域、層、またはセクションと呼ぶこともできる。
空間的関係の用語(例えば、「下に」、「下方に」、「下部」、「上方に」、「上部」、およびこれに類するもの)は、図中で図示する際に、一つの要素または特徴と他の要素または特徴との間の関係を説明しやすくするために本明細書で使用されてもよい。空間的関係の用語は、図に図示されている方向に加えて、使用時または動作時に装置の異なる方向を包含することが意図されていると理解されるべきである。例えば、図中の装置をひっくり返した場合、他の要素または特徴の「下方に」または「下に」と説明されている要素は、その後は他の要素または特徴の「上方に」方向付けられることになる。従って、「下方に」という用語は上方および下方の両方の向きを包含する場合がある。装置は、別の方法で(90度回転して、または他の向きで)向きが決められる場合があり、本明細書で使用される空間的関係の記述語は適宜に解釈される。
本明細書で使用される用語は、様々な実施形態を説明する目的のみのものであり、例示的な実施形態の制限を意図しない。本明細書で使用される単数形「一つの(a)」、「一つの(an)」、および「その(the)」は複数形も含むことが意図されているが、文脈によって明らかにそうではないことが示される場合は、その限りではない。「含む(includes)」、「含む(including)」「備える(comprises)」、および「備える(comprising)」という用語は本明細書で使用される時、述べられた特徴、整数、工程、動作、または要素の存在を特定するが、一つ以上の他の特徴、整数、工程、動作、要素、またはこれらの群の存在または追加を除外しないことがさらに理解されるであろう。
いくつかの例示的な実施形態は、例示的な実施形態の理想的な実施形態の概略図(および中間構造)である断面図を参照して本明細書で説明される。このように、例えば製造技法または公差の結果としてもたらされた図の形状からの変形が予想される。従って、例示的な実施形態は、本明細書に図示された領域の形状を限定するものとして解釈されるべきでなく、例えば製造の結果としてもたらされる形状の逸脱を含むものである。従って、図に図示された領域は、本質的に概略的なものであり、それらの形状は、装置の領域の実際の形状を図示することを意図せず、例示的な実施形態の範囲を限定することを意図しない。
別の方法で定義されない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術的用語および科学的用語を含む)は、例示的な実施形態が属する当該技術分野の当業者が一般的に理解しているものと同じ意味を有する。用語(一般的に使用されている辞書で定義された用語を含む)は、関連する技術分野の文脈でのそれらの用語の意味と一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、理想的なまたは過度に正式な意味で解釈されないが、本明細書で明示的にそのように定義されている場合はその限りではないことがさらに理解されるであろう。
本明細書において「約」または「実質的に」という用語を数値と組み合わせて使用する場合、それに伴う数値が、述べられた数値の前後±10パーセントの公差を含むということを意図する。さらに、本明細書において百分率に言及する場合、それらの百分率は重量に基づく、すなわち重量百分率であることが意図される。「最大~まで」という表現は、ゼロから、その表現した上限までの量およびそれらの間にあるすべての値を含む。範囲を特定する時、その範囲はそれらの間にあるすべての値(例えば0.1パーセントずつに異なる値)を含む。その上、「一般に」および「実質的に」という単語が幾何学的形状に関連して使用される時、その幾何学的形状の正確さは要求されないが、形状の許容範囲が本開示の範囲内であることが意図される。実施形態の管状要素は円筒状であってもよいが、正方形、長方形、楕円形、三角形、およびその他などの、その他の管状の断面形態も意図される。
本明細書で使用される「ベイパー形成体」という用語は、使用時にベイパーの形成を促進し、かつeベイピング装置の動作温度にて熱分解に対して実質的に抵抗性である任意の適切な周知の化合物または化合物の混合物を説明する。適切なベイパー形成体は、プロピレングリコール、およびグリセリンのうちの少なくとも一つなどの多価アルコールの様々な組成物を含み得る。いくつかの例示的な実施形態において、ベイパー形成体はプロピレングリコールである。いくつかの例示的な実施形態において、ベイパー形成体は、プレベイパー製剤の溶媒内に含まれる。
eベイピング装置
図1は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置60の側面図である。eベイピング装置60は、2013年1月31日に出願された、Tuckerらによる米国特許出願公開第2013/0192623号、および2013年1月14日に出願された、Tuckerらによる米国特許出願公開第2013/0192619号において述べられる特徴のうち一つ以上を含み得、そのそれぞれの全内容が参照により本明細書に組み込まれる。図1では、eベイピング装置60は、ねじ継手74で連結された、または滑り嵌め、スナップ嵌め、戻り止め、クランプおよび留め金、またはこれに類するもののうちの少なくとも一つなどの他の接続構造によって相互に結合された、第一のセクション(またはカートリッジ)70および第二のセクション(または電源セクション)72を含む。いくつかの例示的な実施形態において、カートリッジ70および電源セクション72は、可逆的に結合されるように構成されてもよい。いくつかの例示的な実施形態において、第一のセクションまたはカートリッジ70は、交換可能なカートリッジであってもよく、また電源セクション72は再使用可能なセクションであってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、第一のセクションまたはカートリッジ70および電源セクション72は、一つの部品として一体的に形成されてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、電源セクション72は、その遠位端28に発光ダイオード(LED)を含む。
図2は、eベイピング装置のいくつかの例示的な実施形態の断面図である。図2に示すように、第一のセクションまたはカートリッジ70は、出口端インサート20、毛細管18、および貯蔵部14を収容することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、貯蔵部14は内側管(図示せず)の周りに巻き付けたガーゼを含んでもよい。例えば、貯蔵部14は、内側に巻き付けたガーゼを囲む外側に巻き付けたガーゼで形成されてもよい(例えば、少なくとも部分的に備える、含むなど)。いくつかの例示的な実施形態において、貯蔵部14は、ばらの粒子、ばらの繊維、または織布繊維もしくは不織布繊維の形態のアルミナセラミックを含んでもよい。いくつかの例示的な実施形態において、貯蔵部14は、ばらの繊維を束ねた形態の、綿もしくはガーゼ材料などのセルロース系材料、またはポリエチレンテレフタラートなどのポリマー材料を含んでもよい。貯蔵部14のより詳細な説明を下記に提供する。
いくつかの例示的な実施形態では、貯蔵部14は、一つ以上のプレベイパー製剤を保持するよう構成される。以下にさらに説明するように、貯蔵部14内に保持されている一つ以上のプレベイパー製剤は、溶媒および溶液化合物を含み得る。以下にさらに説明するように、溶媒は、プロピレングリコール(PG)およびグリセリン(Gly)のうちの少なくとも一つを含み得る。溶液化合物は、糖化合物、塩溶液、およびポリエチレングリコール(PEG)化合物のうちの少なくとも一つを含み得る。
本明細書で説明したようなプレベイパー製剤は、蒸気に変換され得る材料または材料の組み合わせである。例えば、プレベイパー製剤は、水、ビーズ、溶剤、活性成分、エタノール、植物抽出物、天然風味または人工風味、ならびにこれらの組み合わせ(ただしこれらに限定されない)を含む、液体製剤、固体製剤、またはゲル製剤のうちの少なくとも一つであってもよい。異なるプレベイパー製剤は、異なる要素(例えば、異なる化合物、物質など)を含んでもよい。異なるプレベイパー製剤は、異なる属性を有し得る。プレベイパー製剤の一つ以上は、2014年7月16日に出願されたLipowiczらによる米国特許出願公開第2015/0020823号、および2015年1月21日に出願されたAndersonらによる米国特許出願公開第2015/0313275号に記載されたものを含んでもよく、それぞれの内容全体は参照により本明細書に組み入れられる。
図1および図2を再び参照すると、電源セクション72は、電源12、電源12を制御するように構成された制御回路11、およびセンサー16を含み得る。センサー16は、eベイピング装置60の自由端または先端部(例えば、遠位端28)に隣接した空気吸込み口ポート(図示せず)を通して電源セクション72内に引き出される空気に反応するように構成され得る。いくつかの例示的な実施形態において、センサー16は、制御回路11に結合され得る。電源12は再充電可能電池を含み得る。センサー16は、圧力センサー、微小電気機械システム(MEMS)センサー等のうち一つ以上であってもよい。電源セクション72のねじ部分(例えば、ねじ接手74の少なくとも一部分)は、第一のセクションまたはカートリッジ70に接続されていない時に、電池充電器に接続して電源セクション72内に含まれる電池または電源12を充電することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、毛細管18は、導電性材料から形成され、または導電性材料を含み、従って毛細管18を通して電流を流すことによって毛細管18自体がヒーターとなるように構成されてもよい(例えば、ヒーターを含み得る)。毛細管18は、毛細管18が経験する動作温度における構造的完全性を維持しながらも、加熱、例えば抵抗加熱が可能であり、プレベイパー製剤と反応しない任意の導電性材料であってもよい。毛細管18を形成するために適切な材料は、ステンレス鋼、銅、銅合金、フィルム抵抗性材料で被覆された多孔性セラミック材料、ニッケルクロム合金、およびこれらの組み合わせのうちの一つ以上である。例えば、毛細管18はステンレス鋼毛細管18であり、毛細管18の長さに沿った直流電流または交流電流の通過のためにこれらに取り付けられた導線26を介してヒーターとして機能する。従って、ステンレス鋼毛細管18は、例えば抵抗加熱によって加熱される。いくつかの例示的な実施形態において、毛細管18は、例えば、ガラス管などの非金属管とし得る。いくつかの実施形態において、毛細管18はまた、ガラス管に沿って配置され、かつ加熱される(例えば、抵抗的に加熱される)能力がある導電材料(例えば、ステンレス鋼、ニクロム、またはプラチナワイヤーなど)を含む。ガラス管に沿って配置されている導電材料が加熱される時、毛細管18内に存在するプレベイパー製剤は、毛細管18内のプレベイパー製剤を少なくとも部分的に揮発させるのに十分な温度まで加熱される。
いくつかの例示的な実施形態において、電気リード線26は毛細管18の金属部分に結合されている。いくつかの例示的な実施形態において、一本の電気リード線26は毛細管18の第一の上流部分101に結合され、また第二の電気リード線26は毛細管18の下流の端部分102に結合される。
いくつかの例示的な実施形態において、センサー16は、圧力勾配を検出し、制御回路11は、毛細管18に電力を供給することによって貯蔵部14内に位置するプレベイパー製剤の加熱を制御する。毛細管18が加熱されると、毛細管18の加熱部分内に含まれるプレベイパー製剤は揮発されて出口63から放出され、ここでプレベイパー製剤は拡張し、空気と混合して、混合チャンバー240内でベイパーを形成する。
いくつかの例示的な実施形態において、センサー16は、eベイピング装置60内の気流の大きさおよび方向を示す出力を生成するよう構成される。制御回路11は、センサー16の出力を受信し、(1)センサー16と流体連通している気流の方向が吹き出し(例えば、eベイピング装置60の外部からeベイピング装置60の内部への出口端インサート20を通る流れ)に対する出口端インサート20での引き出し(例えば、eベイピング装置60の内部からeベイピング装置60の外部への出口端インサート20を通る流れ)を示すかどうか、および(2)引き出しの大きさ(例えば、気流の速度、流量、質量流量、それらのいくつかの組み合わせ等)が閾値レベルを超えるかどうかを判定する。制御回路11が、センサー16と流体連通している気流の方向が、吹き出しに対する出口端インサート20での引き出しを示し、引き出しの大きさ(例えば、気流の速度、流量、質量流量、それらのいくつかの組み合わせ等)が閾値レベルを超えると判定すると、制御回路11が電源12をヒーター(例えば、図4のヒーター19、電気リード線26に結合されたステンレス鋼毛細管18等)に接続し、それによってヒーターを作動させ(例えば、電力をヒーターに供給する)得る。すなわち、ヒーターが電源12に電気的に接続されて電源12が電力をヒーターに供給するように、制御回路11は、閉回路における電気リード線26を選択的に電気的に接続し得る(例えば、制御回路11に含まれるヒーター電力制御回路を作動させることによって)。いくつかの例示的な実施形態において、センサー16は、圧力降下を示してもよく、制御回路11は、それに応答してヒーターを作動させ得る。
いくつかの例示的な実施形態では、制御回路11は、時間リミッターを含み得る。いくつかの例示的な実施形態では、制御回路11は、成人電子ベイピング使用者がベイピングを開始するための手動で操作可能なスイッチを含んでもよい。ヒーターへの電流供給の時間は、気化されるプレベイパー製剤の所望の量に応じて、設定されても、または予め設定されてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、センサー16は、圧力降下を検出することができ、制御回路11は、ヒーター作動条件を満たす限り、ヒーターに電力を供給し得る。こうした条件は、一つ以上のセンサー16が、少なくとも閾値の大きさを満たす圧力降下を検出し、制御回路11が、センサー16と流体連通している気流の方向が吹き出しに対する出口端インサート20での引き出しを示し、引き出しの大きさ(例えば、気流の速度、流量、質量流量、それらのいくつかの組み合わせ等)が閾値レベルを超えると判定することを含み得る。
電源セクション72からeベイピング装置60のヒーターへの電力の供給を制御するために、制御回路11は、コンピュータ実行可能プログラムコードの一つ以上のインスタンスを実行し得る。制御回路11は、プロセッサおよびメモリを含んでもよい。メモリは、コンピュータ実行可能コードを保存するコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
制御回路11は、プロセッサ、中央処理装置(CPU)、コントローラ、演算論理ユニット(ALU)、信号処理装置、マイクロコンピュータ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SoC)、プログラマブル論理ユニット、マイクロプロセッサ、または定義された様式における命令に応答し実行可能な任意の他の装置を含むがそれらに限定されない、処理回路を含み得る。例示的な実施形態によっては、制御回路11は、特定用途向け集積回路(ASIC)とASICチップの少なくとも一つであってもよい。
制御回路11は、記憶装置に記憶されたコンピュータ実行可能プログラムコードを実行する特殊用途機械として構成され得る。プログラムコードは、上述の制御回路の一つ以上などの一つ以上のハードウェア装置により実装可能なプログラムまたはコンピュータ可読命令、ソフトウェア構成要素、ソフトウェアモジュール、データファイル、データ構造などのうちの少なくとも一つを含んでもよい。プログラムコードの例として、コンパイラによって作成される機械コードおよびインタープリタを使用して実行される高水準プログラムコードの両方が挙げられる。
制御回路11は、一つ以上の電子記憶装置を含んでもよい。一つ以上の記憶装置は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、永久大容量記憶装置(ディスクドライブなど)、ソリッドステート(例えば、NANDフラッシュ)装置のうちの少なくとも一つなどの有形の、または非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、およびデータを記憶し、また記録することができる任意のその他の同様なデータ記憶機構であり得る。一つ以上の記憶装置は、一つ以上のオペレーティングシステム用、本明細書に説明する例示的な実施形態の実施用、またはその両方用にコンピュータプログラム、プログラムコード、命令またはその一部の組み合わせを保存するよう構成されてもよい。コンピュータプログラム、プログラムコード、命令またはその一部の組み合わせはまた、ドライブ機構を使用して、独立したコンピュータ可読記憶媒体から一つ以上の記憶装置、一つ以上のコンピュータ処理装置、またはその両方にロードされてもよい。こうした独立したコンピュータ可読記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、メモリスティック、ブルーレイ/DVD/CD-ROMドライブ、メモリカード、およびその他のコンピュータ可読記憶媒体のようなものの少なくとも一つを含んでもよい。コンピュータプログラム、プログラムコード、命令またはその一部の組み合わせは、ローカルのコンピュータ可読記憶媒体よりネットワークインターフェースを介してリモートデータ記憶装置から一つ以上の記憶装置、一つ以上のコンピュータ処理装置、またはその両方に、ロードされてもよい。その上、コンピュータプログラム、プログラムコード、命令またはその一部の組み合わせは、ネットワークを通じてコンピュータプログラム、プログラムコード、命令またはその一部の組み合わせを伝送、分配、または伝送および分配するよう構成されるリモートコンピューティングシステムから、一つ以上の記憶装置、一つ以上のプロセッサ、またはその両方に、ロードされてもよい。リモートコンピューティングシステムは、コンピュータプログラム、プログラムコード、命令またはその一部の組み合わせを、有線インターフェース、無線インターフェース、およびその他の媒体のようなもののうちの少なくとも一つを介して伝送、配布、または伝送および配布してもよい。
制御回路11は、コンピュータ実行可能コードを実行して、eベイピング装置のヒーターへの電力の供給を制御するように構成される、特殊用途機械であってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、コンピュータ実行可能コードのインスタンスは、制御回路11によって実行されると、制御回路11に作動シーケンスにしたがって、ヒーターへの電力供給を制御させる。ヒーターへの電力の供給を制御することは、ヒーターを作動させる、ヒーターに含まれる一つ以上の要素を作動させる、それらのいくつかの組み合わせ等として互換的に本明細書で言及され得る。
図2に示す通り、貯蔵部14は、貯蔵部14内にプレベイパー製剤を維持し、貯蔵部14が圧迫されて、そこに圧力が適用されると開くように構成された弁40を含み、成人ベイパー吸引者が出口端インサート20でeベイピング装置を吸う時に圧力が生成され、その結果、貯蔵部14は貯蔵部14の出口62を通してプレベイパー製剤を毛細管18に押し出す。いくつかの例示的な実施形態において、弁40は特定の圧力に達した時に開き、プレベイパー製剤が貯蔵部14から不注意に分与されることが回避される。いくかの例示的な実施形態において、圧力スイッチ44を押すのに関連付けられた圧力は十分に高いので、物理的動作または外側の物体の衝突などの外的要因によって圧力スイッチ44が不注意に押されることによる偶発的な加熱が回避される。
いくつかの例示的実施形態の電源12は、eベイピング装置60の電源セクション72内に配置された電池を含んでもよい。電源12は、電圧を印加して貯蔵部14内に収容されたプレベイパー製剤を揮発するように構成されてもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、毛細管18と電気リード線26の間の電気的接続は実質的に導電性かつ温度抵抗性であり、一方で毛細管18は実質的に抵抗性があるので、発熱は接点ではなく主に毛細管18に沿って生じる。
電源(または電池)12は再充電可能であってもよく、外部充電装置による電池の充電を可能にするように構成された回路を含んでもよい。いくつかの例示的な実施形態において、回路は、充電されると、eベイピング装置60の一つ以上の出口を介して引き出されるベイパーのインスタンスの所与の量の電力を提供し、陰圧が、一つ以上の出口21、それらの組み合わせ等を通してイーベイピング装置の内部に印加されるが、その後、回路は外部充電装置に再接続されなければならない場合がある。
いくつかの例示的な実施形態において、eベイピング装置60は、例えばプリント回路基板上に搭載することができる制御回路11を含んでもよい。制御回路11は、装置が起動された時に発光するように構成されたヒーター作動灯27も含んでもよい。ヒーター作動灯27は、発光ダイオード(LED)を含み得る。さらに、ヒーター作動灯27は、ベイピング中に成人ベイパー吸引者から見えるように配置され得る。加えて、ヒーター作動灯27は、eベイピングシステムの診断に、または再充電の進行を示すために利用することができる。成人ベイパー吸引者がプライバシーのためにヒーター作動灯27を作動する、作動停止する、または作動および作動停止することができるように、ヒーター作動灯27を構成することもできる。いくつかの例示的な実施形態において、ヒーター作動灯27は、eベイピング装置60上の先端部上に位置してもよい。いくつかの例示的な実施形態において、ヒーター作動灯27は、eベイピング装置60の外側ハウジングの側面部分上に位置してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、eベイピング装置60は、少なくとも二つの軸から離れた分岐出口21を有する出口端インサート20をさらに含み、分岐出口21は出口端インサート20の周りに均一に分布され、eベイピング装置60の動作中、eベイピング装置60から実質的に均一にベイパーを分布するようにする。いくつかの例示的な実施形態において、出口端インサート20は、少なくとも二つの分岐出口21(例えば、3~8個以上の出口)を含む。いくつかの例示的な実施形態において、出口端インサート20の出口21は、軸から離れた通路23の端に位置し、eベイピング装置60の長軸方向に対して外向きの角度を有する(例えば、分岐状)。本明細書で使用される「軸から離れた」という用語は、eベイピング装置の長軸方向に対してある角度を有することを意味する。
いくつかの例示的な実施形態において、eベイピング装置60は、約80ミリメートル~約110ミリメートルの長さ、例えば約80ミリメートル~約100ミリメートルの長さおよび約7ミリメートル~約10ミリメートルの直径であってもよい。
eベイピング装置60の外側円筒状ハウジング22は、任意の適切な材料または複数の材料の組み合わせから形成されてもよく、またはこれを含んでもよい。いくつかの例示的な実施形態において、外側円筒状ハウジング22は、少なくとも部分的に金属で形成され、制御回路11と、電源12と、センサー16とを接続する電気回路の一部である。
図2に示す通り、eベイピング装置60はまた、貯蔵部14および毛細管18を収容することができる中間セクション(第三のセクション)73を含むことができる。中間セクション73は、第一のセクションまたはカートリッジ70の上流端でねじ継手74’に、および電源セクション72の下流端でねじ継手74に嵌合されるように構成されることができる。いくかの例示的な実施形態において、第一のセクションまたはカートリッジ70は出口端インサート20を収容し、一方で第二のセクション72は電源12と、電源12を制御するように構成された制御回路11とを収容する。
図3は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置の断面図である。いくかの例示的な実施形態において、毛細管18をクリーニングする必要性を回避するように、第一のセクションまたはカートリッジ70は交換可能である。いくかの例示的な実施形態において、第一のセクションまたはカートリッジ70と、第二のセクション72とは、ねじ接続なしで一体として形成されて、使い捨て可能なeベイピング装置を形成してもよい。
図3に示す通り、いくかの例示的な実施形態において、弁40は二方弁とすることができ、貯蔵部14は加圧することができる。例えば、貯蔵部14は、貯蔵部14に一定の圧力を印加するように構成された加圧機構405を用いて加圧することができる。そのため、貯蔵部14内に収容されているプレベイパー製剤の加熱によって形成されたベイパーの放出が促進される。貯蔵部14に対する圧力が軽減されると弁40は閉じ、加熱された毛細管18は、弁40の下流に残留しているプレベイパー製剤があれば排出する。
図4は、いくつかの例示的な実施形態によるeベイピング装置の長軸方向の断面図である。図4に図示した例示的な実施形態を含むいくつかの例示的な実施形態では、eベイピング装置60は、上流シール15に中央空気通路24を含み得る。中央空気通路24は、内側管65の内部表面によって少なくとも部分的に画定される中央流路68に開く。さらに、eベイピング装置60は、プレベイパー製剤を貯蔵するよう構成された貯蔵部14を含み得る。貯蔵部14は、プレベイパー製剤と、随意に貯蔵媒体25(中にプレベイパー製剤を貯蔵するように構成されたガーゼなど)とを含む。いくつかの例示的な実施形態では、貯蔵部14は、外側管6と内側管65との間の外側環状部の中に収容される。貯蔵部14からのプレベイパー製剤の漏れを防止するために、環状部は上流端でシール15によって密封され、下流端でストッパー10によって密封されている。ヒーターが起動された時、芯220の中央部分内に存在するプレベイパー製剤が気化されてベイパーを形成するように、ヒーター19は芯220の中央部分を少なくとも部分的に囲む。ヒーター19は、電源12が、ヒーター19に電力を供給してヒーター19に貯蔵部14から引き出されるプレベイパー製剤の少なくとも一部分を芯220内に気化させるように構成されるように、二つの離間した電気リード線26によって電源12に接続される。eベイピング装置60は、少なくとも二つの出口21を有する出口端インサート20をさらに含む。出口端インサート20は、内側管65の内部(例えば、中央チャネル68)およびストッパー10を通して延びる中央通路64を介して中央空気通路24と流体連通する。
eベイピング装置60は、シール15内の中央空気通路24の下流端82で不浸透性プラグ30を備える気流ダイバーターを含んでもよい。いくつかの例示的な実施形態において、中央空気通路24はシール15内で軸方向に延びる中央通路であり、シール15は外側管6と内側管65の間の環状部の上流端を密封する。半径方向空気チャネル32は、中央通路24から内部管65によって少なくとも部分的に画定される内側管68に向かって外側に空気を方向付ける。動作において、成人ベイパー吸引者がeベイピング装置で吸引して、陰圧を作り出す時に、センサー16は、成人ベイパー吸引者がeベイピング装置の出口端インサートを吸い、これによって陰圧を作り出すことによって生じた圧力勾配を検出し、結果として制御回路11は、ヒーター19に力を提供する(例えば、電力を供給する)ことによって、貯蔵部14内に位置するプレベイパー製剤の加熱を制御する。
プレベイパー製剤
上述のように、いくつかの例示的な実施形態では、カートリッジ70の貯蔵部14は、それ自体がeベイピング装置60内に含まれ得るが、一つ以上のプレベイパー製剤を保持するように構成される。
本明細書で説明したようなプレベイパー製剤は、蒸気に変換され得る材料または材料の組み合わせである。例えば、プレベイパー製剤は、水、ビーズ、溶剤、活性成分、エタノール、植物抽出物、天然風味または人工風味、ならびにこれらの組み合わせ(ただしこれらに限定されない)を含む、液体製剤、固体製剤、またはゲル製剤のうちの少なくとも一つであってもよい。異なるプレベイパー製剤は、異なる要素(例えば、異なる化合物、物質など)を含んでもよい。異なるプレベイパー製剤は、異なる属性を有し得る。例えば、異なるプレベイパー製剤は、異なるプレベイパー製剤が共通の温度である時に異なる粘度を有してもよい。プレベイパー製剤の一つ以上は、2014年7月16日に出願されたLipowiczらによる米国特許出願公開第2015/0020823号、および2015年1月21日に出願されたAndersonらによる米国特許出願公開第2015/0313275号に記載されたものを含んでもよく、それぞれの内容全体は参照により本明細書に組み入れられる。
プレベイパー製剤は、溶媒および溶液化合物を含み得る。いくつかの例示的な実施形態では、溶媒は、ベイパー形成体と呼ばれ得る。プレベイパー製剤に含まれる溶媒は、プロピレングリコール(PG)、グリセリン(Gly)、水、それらの組合せ等を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態では、プレベイパー製剤は、溶媒に加えて、少なくとも一つの溶液化合物を含む。プレベイパー製剤に含まれる溶液化合物は、糖化合物、塩溶液、およびポリエチレングリコール(PEG)化合物のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
いくつかの例示的な実施形態では、溶液化合物は、糖化合物を含み得る。糖化合物は、例えば、単糖化合物、二糖化合物、および三糖化合物のうちの少なくとも一つであり得る。溶液化合物が単糖化合物を含む場合、単糖化合物は、例えば、グルコン酸を含む糖酸化合物の少なくとも一つを含むことができるが、例示的な実施形態はそれに限定されない。溶液化合物が二糖化合物を含む場合、二糖化合物は、少なくとも一つの、例えば、トレハロースを含み得るが、例示的な実施形態はそれに限定されない。溶液化合物が三糖化合物を含む場合、三糖化合物は少なくとも一つの、例えば、ラフィノースを含み得るが、例示的な実施形態はそれに限定されない。溶液化合物がポリオール化合物を含む場合、ポリオール化合物は、例えば、マンニトール、エリトリトール、キシリトール、及びソルビトールのうちの少なくとも一つを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物が糖化合物を含む場合、糖化合物は、約0モルのモル濃度よりも大きく、約2.5モルのモル濃度以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物がポリオール化合物を含む場合、ポリオール化合物は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物がポリオール化合物を含む場合、ポリオール化合物は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約2重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物がポリオール化合物を含む場合、ポリオール化合物は、プレベイパー製剤の重量に基づき約2重量パーセント以上、かつ約5重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物がポリオール化合物を含む場合、ポリオール化合物は、プレベイパー製剤の重量に基づき約5重量パーセント以上、かつ約8重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物がポリオール化合物を含む場合、ポリオール化合物は、プレベイパー製剤の重量に基づき約8重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、塩溶液を含み得る。塩溶液は、例えば、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、および硫酸カリウムのうちの少なくとも一つを含み得る。
溶液化合物が塩溶液を含む場合、塩溶液は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0パーセントよりも大きく、約10重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、ポリエチレングリコール化合物を含み得る。ポリエチレングリコール(PEG)化合物は、例えば、PEG200、PEG300、およびPEG400のうちの少なくとも一つを含み得る。
溶液化合物がポリエチレングリコール化合物を含む場合、ポリエチレングリコール化合物は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0重量パーセントよりも大きく、約50重量パーセント以下の濃度でプレベイパー製剤中に含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、ニコチン、一つ以上の風味剤、一つ以上の有機酸(例えば、有機酸化合物)、水等のうちの少なくとも一つを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤中に含まれる一つ以上の様々な追加的な要素の安定性を増大させる、プレベイパー製剤の一つ以上の要素と接触し得るカートリッジなどのeベイピング装置60の一つ以上の固体部分の酸化を実質的に低減または防ぐ、ヒドロキシラジカルを含むフリーラジカルのeベイピング装置60によって生成されたベイパーへの移動を実質的に防ぐ、プレベイパー製剤の張力(例えば、一つ以上の流体に関してプレベイパー製剤中に含まれる溶質の相対濃度)を調整する、プレベイパー製剤の浸透圧を調整し、プレベイパー製剤中の浸透圧を調整する、それらの組み合わせ等、を行い得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤の浸透圧を、約200ミリオスモル/リットル~約500ミリオスモル/リットルの間に調整し得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤の浸透圧を、約280ミリオスモル/リットル~約300ミリオスモル/リットルの間に調整し得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤の浸透圧を、約290ミリオスモル/リットル~約310ミリオスモル/リットルの間に調整し得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤の浸透圧を、約200ミリオスモル/キログラム~約500ミリオスモル/キログラムの間に調整し得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤の浸透圧を、約280ミリオスモル/キログラム~約300ミリオスモル/キログラムの間に調整し得る。いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物は、プレベイパー製剤の浸透圧を、約290ミリオスモル/キログラム~約310ミリオスモル/キログラムの間に調整し得る。一つ以上の流体は、いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤が一つ以上の流体に関してプレベイパー製剤の張力を調整する一つ以上の溶液化合物を含み得るように、約200ミリオスモル/リットル~約500ミリオスモル/リットルの間の浸透圧、約200ミリオスモル/キログラム~約500ミリオスモル/キログラムの間の浸透圧、またはその両方を有する流体を含み得る。一つ以上の流体は、いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤が一つ以上の流体に関してプレベイパー製剤の張力を調整する一つ以上の溶液化合物を含み得るように、約280ミリオスモル/リットル~約300ミリオスモル/リットルの間の浸透圧、約280ミリオスモル/キログラム~約300ミリオスモル/キログラムの間の浸透圧、またはその両方を有する流体を含み得る。一つ以上の流体は、いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤が一つ以上の流体に関してプレベイパー製剤の張力を調整する一つ以上の溶液化合物を含み得るように、約290ミリオスモル/リットル~約310ミリオスモル/リットルの間の浸透圧、約290ミリオスモル/キログラム~約310ミリオスモル/キログラムの間の浸透圧、またはその両方を有する流体を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤に含まれる溶液化合物は、グリセリン、プロピレングリコールまたは水のうちの少なくとも一つに可溶性であってもよく、プレベイパー製剤に含まれる様々な要素の安定性を増加させるために有効な量で加えられてもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤の要素の酸化は酸化還元活性遷移金属の存在下で酸素から形成される酸素または過酸化水素水(H22)から生成されるヒドロキシラジカルに起因し得るため、プレベイパー製剤中のヒドロキシラジカルを捕捉または中和するように構成された溶液化合物の添加により、ヒドロキシラジカルの存在が減少または実質的に防ぐことからこうしたプレベイパー製剤の一つ以上の要素の酸化が低減し、プレベイパー製剤中に存在する成分の安定性が増大する。
いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤は、一つ以上の溶液化合物に加えて、一つ以上のキレート剤、一つ以上のイオン交換剤、それらの組合せ等を含み得る。キレート化剤およびイオン交換剤の存在は、すべての酸化還元活性の遊離遷移金属と酸素を結合する場合があり、従ってヒドロキシルラジカルを含むフリーラジカルの形成が制限される。eベイピング装置60の動作中、プレベイパー製剤中に存在する一つ以上の溶液化合物は、ヒドロキシルラジカルなど、残留しているあらゆるフリーラジカルの大半または大多数と反応する場合がある。例えば、イオン交換剤は、カルボン酸基、スルホン化ポリスチレンなどのスルホン酸基、トリメチルアンモニウムなどの四級アミノ基、および他のアミノ基などの官能基を有する可溶性高分子電解質ポリマーを含んでもよい。キレート化剤、イオン交換剤の組み合わせられた作用の結果として、OHラジカルなどのフリーラジカル、またはOHラジカルと反応するプレベイパー製剤成分によって形成されたフリーラジカルは、eベイピング装置の動作中に発生したベイパーの中に移動することが実質的に防止され得る。
eベイピング装置60の動作中に、eベイピング装置のカートリッジ内のヒーターによってプレベイパー製剤を加熱すると、多量のプロトン化ニコチンと少量の非プロトン化ニコチンとを有するベイパーが生成され得るように、酸は、プレベイパー製剤中の分子ニコチンをプロトン化し、これによってすべての揮発した(気化した)ニコチンのうちのわずかな部分のみが、ベイパーの気相内に残留する。例えば、プレベイパー製剤は最大5パーセントのニコチンを含む場合があるが、ベイパーの気相内のニコチンの比率は、送達された総ニコチンの実質的に1パーセント以下となる場合がある。
いくつかの例示的な実施形態において、溶液化合物はプレベイパー製剤に可溶である。例えば、一つ以上の溶液化合物は、水、プロピレングリコール、およびグリセリンのうちの少なくとも一つを含む溶媒に溶解可能であってもよい。
いくつかの例示的な実施形態では、プレベイパー製剤中に存在する一つ以上の酸は、プレベイパー製剤の加熱に基づいて生成されるベイパーへと移動するように構成され得る。酸の移動効率は、プレベイパー製剤中の酸の質量分率に対するベイパー中の酸の質量分率の比である。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤中に存在する酸または酸の組み合わせは、約50パーセント以上の蒸発効率、例えば約60パーセント以上の蒸発効率を有し得る。例えば、プレベイパー製剤は、それぞれ約50パーセント以上の蒸発効率を有するピルビン酸、酒石酸および酢酸のうちの一つ以上を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤中に存在する一つ以上の酸は、ニコチン気相部分の量を、一つ以上の酸を含まない同等のプレベイパー製剤によって生成されたニコチン気相部分のレベルの約30重量パーセント以上、または約60重量パーセント~約70重量パーセント、または約70重量パーセント以上、または約85重量パーセント以上低減するのに十分な量である。
いくつかの例示的な実施形態によると、プレベイパー製剤中に存在する一つ以上の酸としては、ピルビン酸、ギ酸、シュウ酸、グリコール酸、酢酸、イソ吉草酸、吉草酸、プロピオン酸、オクタン酸、乳酸、ソルビン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、オレイン酸、アコニット酸、酪酸、ケイ皮酸、デカン酸、3,7-ジメチル-6-オクテン酸、1-グルタミン酸、ヘプタン酸、ヘキサン酸、3-ヘキサン酸、トランス-2-ヘキサン酸、イソ酪酸、ラウリン酸、2-メチル酪酸、2-メチル吉草酸、ミリスチン酸、ノナン酸、パルミチン酸、4-ペンテン酸、フェニル酢酸、3-フェニルプロピオン酸、塩酸、リン酸、硫酸、およびこれらの組み合わせのうちの一つ以上が挙げられ得る。
いくつかの例示的な実施形態では、プレベイパー製剤の溶媒は、ベイパー形成体も含み得る。いくつかの例示的な実施形態では、ベイパー形成体はグリセリンであり得る。いくつかの例示的な実施形態において、ベイパー形成体は、プレベイパー製剤の重量に基づき約40重量パーセント~プレベイパー製剤の重量に基づき約90重量パーセント(例えば、約50パーセント~約80パーセント、約55パーセント~約75パーセント、または約60パーセント~約70パーセント)の範囲の量で含まれる。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤は、約3:2の比で含まれるプロピレングリコールおよびグリセリンを含み得る。いくつかの例示的な実施形態において、プロピレングリコールおよびグリセリンの比は、実質的に2:3および3:7でもよい。
プレベイパー製剤は、水を含んでもよい。水は、プレベイパー製剤の重量に基づき約5重量パーセント~プレベイパー製剤の重量に基づき約40重量パーセントの範囲の量で、またはプレベイパー製剤の重量に基づき約10重量パーセント~プレベイパー製剤の重量に基づき約15重量パーセントの範囲の量で含まれ得る。
プレベイパー製剤中に存在する一つ以上の酸は、少なくとも摂氏約100度の沸点を有してもよい。例えば、一つ以上の酸は、摂氏約100度~摂氏約300度、または摂氏約150度~摂氏約250度(例えば、摂氏約160度~摂氏約240度、摂氏約170度~摂氏約230度、摂氏約180度~摂氏約220度、または摂氏約190度~摂氏約210度)の範囲の沸点を有してもよい。上記の範囲内の沸点を有する酸を発生することによって、酸はeベイピング装置のヒーター要素によって加熱された時に揮発する場合がある。いくつかの例示的な実施形態において、ヒーターコイルおよび芯を利用する一実施形態では、ヒーターコイルは、およそ摂氏300度の動作温度に達し得る。
プレベイパー製剤中に存在する一つ以上の酸の総含有量は、プレベイパー製剤の重量に基づき約0.1重量パーセント~約6重量パーセントの範囲、または約0.1重量パーセント~約2重量パーセントの範囲であってもよい。プレベイパー製剤はまた、最大3重量パーセント~5重量パーセントのニコチンを含有してもよい。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤の生成された総酸含有量は、約3重量パーセント未満である。いくつかの例示的な実施形態おいて、プレベイパー製剤の生成された総酸含有量は約0.5重量パーセント未満である。プレベイパー製剤はまた、約4.5重量パーセント~5重量パーセントのニコチンを含有してもよい。酒石酸、ピルビン酸、酢酸のうちの少なくとも一つが存在する時、プレベイパー製剤の総酸含有量は、約0.05重量パーセント~約2重量パーセント、または約0.1重量パーセント~約1重量パーセントであってもよい。
プレベイパー製剤はまた、風味剤をプレベイパー製剤の重量に基づき約0.01重量パーセント~約15重量パーセント(例えば約1パーセント~約12パーセント、約2パーセント~約10パーセント、または約5パーセント~約8パーセント)の範囲の量で含んでもよい。風味剤は天然風味剤または人工風味剤であり得る。いくつかの例示的な実施形態では、風味剤は、タバコフレーバ、メントール、ウインターグリーン、ペパーミント、ハーブフレーバ、フルーツフレーバ、ナッツフレーバ、リカーフレーバ、およびその組み合わせのうち一つである。
いくつかの例示的な実施形態において、ニコチンはプレベイパー製剤の重量に基づき約2重量パーセント~約6重量パーセント(例えば、約2パーセント~約3パーセント、約2パーセント~約4パーセント、約2パーセント~約5パーセント)の範囲の量(「ニコチン含有量」)でプレベイパー製剤に含まれる。いくつかの例示的な実施形態において、ニコチンはプレベイパー製剤の重量に基づき最大約5重量パーセントの量で添加される。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤のニコチン含有量は、プレベイパー製剤の重量に基づき約2重量パーセント以上である。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤のニコチン含有量は、プレベイパー製剤の重量に基づき約2.5重量パーセント以上である。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤のニコチン含有量は、プレベイパー製剤の重量に基づき約3重量パーセント以上である。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤のニコチン含有量は、プレベイパー製剤の重量に基づき約4重量パーセント以上である。いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤のニコチン含有量は、プレベイパー製剤の重量に基づき約4.5重量パーセント以上である。
いくつかの例示的な実施形態において、プレベイパー製剤のベイパー相内のニコチンの濃度は、プレベイパー製剤の重量に基づき実質的に1重量パーセント以下である。いくつかの例示的な例示的な実施形態において、一つ以上の酸としてはピルビン酸、ギ酸、シュウ酸、グリコール酸、酢酸、イソ吉草酸、吉草酸、プロピオン酸、オクタン酸、乳酸、ソルビン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、オレイン酸、アコニット酸、酪酸、ケイ皮酸、デカン酸、3,7-ジメチル-6-オクテン酸、1-グルタミン酸、ヘプタン酸、ヘキサン酸、3-ヘキサン酸、トランス-2-ヘキサン酸、イソ酪酸、ラウリン酸、2-メチル酪酸、2-メチル吉草酸、ミリスチン酸、ノナン酸、パルミチン酸、4-ペンテン酸、フェニル酢酸、3-フェニルプロピオン酸、塩酸、リン酸、硫酸のうちの少なくとも一つが挙げられる。
数多くの例示的な実施形態が本明細書で開示されてきたが、他の変形物が可能であり得ることを理解するべきである。こうした変形は、本開示の範囲を逸脱するものと見なされず、また当業者にとって明らかであろうすべてのかかる修正は、以下の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。

Claims (32)

  1. eベイピング装置のプレベイパー製剤であって、
    プロピレングリコールおよびグリセリンのうちの少なくとも一つを含む溶媒と、
    溶液化合物であって、
    塩溶液、および、
    任意選択の糖化合物、または
    任意選択のポリエチレングリコール化合物、
    である、溶液化合物と、を含み、
    前記塩溶液が、
    塩化ナトリウム、
    クエン酸ナトリウム、
    酒石酸ナトリウム、
    コハク酸ナトリウム、
    硫酸ナトリウム、
    塩化カルシウム、
    塩化マグネシウム、
    硫酸マグネシウム、および、
    硫酸カリウム、のうちの少なくとも一つを含み、
    前記プレベイパー製剤中の前記塩溶液の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき0重量パーセントよりも大きく、かつ10重量パーセント以下である、プレベイパー製剤。
  2. 前記溶液化合物が糖化合物をさらに含み
    前記プレベイパー製剤中の前記糖化合物の濃度が、0mol/m 3 よりも大きく、2.5mol/m 3 以下である、請求項1に記載のプレベイパー製剤。
  3. 前記糖化合物が、
    単糖化合物、
    二糖化合物、
    三糖化合物、および、
    ポリオール化合物、のうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載のプレベイパー製剤。
  4. 前記糖化合物がポリオール化合物であり、
    前記ポリオール化合物が、
    マンニトール、
    エリトリトール、
    キシリトール、および、
    ソルビトール、のうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載のプレベイパー製剤。
  5. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下である、請求項4に記載のプレベイパー製剤。
  6. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物の前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約5重量パーセント以下である、請求項5に記載のプレベイパー製剤。
  7. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物の前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約5重量パーセント以上、かつ約8重量パーセント以下である、請求項5に記載のプレベイパー製剤。
  8. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物の前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約8重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下である、請求項5に記載のプレベイパー製剤。
  9. 前記溶液化合物がポリエチレングリコール(PEG)化合物をさらに含み
    前記ポリエチレングリコール(PEG)化合物が、
    PEG200、
    PEG300、および、
    PEG400のうちの少なくとも一つを含む、請求項1~のいずれかに記載のプレベイパー製剤。
  10. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリエチレングリコール化合物の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0重量パーセント以上、かつ約50重量パーセント以下である、請求項に記載のプレベイパー製剤。
  11. eベイピング装置用のカートリッジであって、
    プレベイパー製剤を保持する貯蔵部と、
    前記プレベイパー製剤を加熱するように構成されるヒーターと、を備え、
    前記プレベイパー製剤が、
    プロピレングリコールおよびグリセリンのうちの少なくとも一つを含む溶媒と、
    溶液化合物であって、
    塩溶液、および、
    任意選択の糖化合物、または
    任意選択のポリエチレングリコール化合物、
    である、溶液化合物と、を含み、
    前記塩溶液が、
    塩化ナトリウム、
    クエン酸ナトリウム、
    酒石酸ナトリウム、
    コハク酸ナトリウム、
    硫酸ナトリウム、
    塩化カルシウム、
    塩化マグネシウム、
    硫酸マグネシウム、および、
    硫酸カリウム、のうちの少なくとも一つを含み、
    前記プレベイパー製剤中の前記塩溶液の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき0重量パーセントよりも大きく、かつ10重量パーセント以下であるカートリッジ。
  12. 前記溶液化合物が糖化合物をさらに含み
    前記プレベイパー製剤中の前記糖化合物の濃度が、0mol/m 3 よりも大きく、2.5mol/m 3 以下である、請求項1に記載のプレベイパー製剤。
  13. 前記糖化合物が、
    単糖化合物、
    二糖化合物、
    三糖化合物、および、
    ポリオール化合物、のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載のカートリッジ。
  14. 前記糖化合物がポリオール化合物であり、
    前記ポリオール化合物が、
    マンニトール、
    エリトリトール、
    キシリトール、および、
    ソルビトール、のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載のカートリッジ。
  15. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下である、請求項1に記載のカートリッジ。
  16. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約5重量パーセント以下である、請求項1に記載のカートリッジ。
  17. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約5重量パーセント以上、かつ約8重量パーセント以下である、請求項1に記載のカートリッジ。
  18. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約8重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下である、請求項1に記載のカートリッジ。
  19. 前記溶液化合物がポリエチレングリコール(PEG)化合物をさらに含み
    前記ポリエチレングリコール(PEG)化合物が、
    PEG200、
    PEG300、および、
    PEG400、のうちの少なくとも一つを含む、請求項118のいずれかに記載のカートリッジ。
  20. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリエチレングリコール化合物の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0重量パーセント以上、かつ約50重量パーセント以下である、請求項19に記載のカートリッジ。
  21. プレベイパー製剤を保持する貯蔵部、および前記ベイパー製剤を加熱するように構成されるヒーターを含む、カートリッジと、
    前記カートリッジに結合される電源セクションであって、前記ヒーターに電力を供給するように構成される電源セクションと、を備え、
    前記プレベイパー製剤が、
    プロピレングリコールおよびグリセリンのうちの少なくとも一つを含む溶媒と、
    溶液化合物であって、
    塩溶液、および、
    任意選択の糖化合物、または
    任意選択のポリエチレングリコール化合物、
    である、溶液化合物と、を含み、
    前記塩溶液が、
    塩化ナトリウム、
    クエン酸ナトリウム、
    酒石酸ナトリウム、
    コハク酸ナトリウム、
    硫酸ナトリウム、
    塩化カルシウム、
    塩化マグネシウム、
    硫酸マグネシウム、および、
    硫酸カリウム、のうちの少なくとも一つを含み、
    前記プレベイパー製剤中の前記塩溶液の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき0重量パーセントよりも大きく、かつ10重量パーセント以下である、eベイピング装置。
  22. 前記溶液化合物が糖化合物をさらに含み
    前記プレベイパー製剤中の前記糖化合物の濃度が、0mol/m 3 よりも大きく、2.5mol/m 3 以下である、請求項21に記載のeベイピング装置。
  23. 前記糖化合物が、
    単糖化合物、
    二糖化合物、
    三糖化合物、および、
    ポリオール化合物、のうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載のeベイピング装置。
  24. 前記糖化合物がポリオール化合物であり、
    前記ポリオール化合物が、
    マンニトール、
    エリトリトール、
    キシリトール、および、
    ソルビトール、のうちの少なくとも一つを含む、請求項2に記載のeベイピング装置。
  25. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下である、請求項2に記載のeベイピング装置。
  26. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0.2重量パーセント以上、かつ約5重量パーセント以下である、請求項2に記載のeベイピング装置。
  27. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約5重量パーセント以上、かつ約8重量パーセント以下である、請求項2に記載のeベイピング装置。
  28. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリオール化合物前記濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約8重量パーセント以上、かつ約10重量パーセント以下である、請求項2に記載のeベイピング装置。
  29. 前記溶液化合物がポリエチレングリコール(PEG)化合物をさらに含み
    前記ポリエチレングリコール(PEG)化合物が、
    PEG200、
    PEG300、および、
    PEG400、のうちの少なくとも一つを含む、請求項228のいずれかに記載のeベイピング装置。
  30. 前記プレベイパー製剤中の前記ポリエチレングリコール化合物の濃度が、前記プレベイパー製剤の重量に基づき約0重量パーセント以上、かつ約50重量パーセント以下である、請求項29に記載のeベイピング装置。
  31. 前記電源セクションが再充電可能電池を含む、請求項2~3のいずれかに記載のeベイピング装置。
  32. 前記カートリッジおよび前記電源セクションが互いに取り外し可能に結合される、請求項2~3のいずれかに記載のeベイピング装置。
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