JP2009544444A - 管屈曲部を備える混合装置 - Google Patents

管屈曲部を備える混合装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、水などの液体をインスタント材料と混合して飲料を作るための混合装置(2)に関する。混合装置(2)は、混合チャンバ(13、16、24)およびロータ(25)を備える。混合チャンバ(13、16、24)は、入口チャンバ(13)、ロータチャンバ(24)および管屈曲部(16)を備える。管屈曲部(16)の入口開口部(29)は、水平面に広がる。ロータ(25)は、ロータチャンバ(24)内に設けられる。管屈曲部(16)の内壁は、外側湾曲部(11)の側面上に、第1の方向(H)および第2の方向(D)で定義される平面(37)を有する。第1の方向(H)は、水平方向に延び、第2の方向(D)は、第1の方向(H)に対して直角に、水平面に対してある角度で延びる。平面(37)は、ベンド(16)の入口開口部(29)の下方に垂直に位置する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インスタント飲料を調製する分野に関する。本発明は、詳細には、そのために熱水や冷水などの液体をインスタント粉末やインスタント液体などのインスタント材料(instant ingredient)と混合して飲料を作るために使用される混合装置に関する。
インスタント飲料を調製する分野での混合装置が知られている。言及されうる一例が、国際公開WO03/068039号である。
かかる混合装置は、液体、通常は熱水を、国際公開WO03/068039号の場合はインスタント粉末であるインスタント材料と混合するために必要とされる。前記例の国際公開第WO03/068039号を参照すると、かかる混合装置は、ロータを収容する混合チャンバ(mixing chamber)を備える。混合チャンバは、通常は入口チャンバ(inlet chamber)とロータチャンバ(rotor chamber)とに細分される。入口チャンバには最上部にアクセス開口部(access opening)が設けられ、アクセス開口部からインスタント粉末の一部が入口チャンバに送出される。入口チャンバは、熱水が供給される注入口(inlet mouth)をさらに備える。入口チャンバが円形でありかつ注入口が半径方向に向けられたときに、液体が円運動した結果として入口チャンバ内で混合が行われる。インスタント粉末を有する液体は、入口チャンバからロータが位置するロータチャンバへ移動する。ロータは、国際公開WO03/068039号の場合と同様に、通常はそれが水平回転軸を中心に回るように配置される。その結果、管屈曲部(pipe bend)が、通常は入口チャンバとロータチャンバとの間に設けられる。ロータは、様々な機能を任意に組み合わせて発揮することができ、一部はこの理由で、様々な形を有することができる。1つの機能は、混合を改善することである。もう1つの機能は、空中または別の方法で混合することにより飲料を泡立てることである。さらにもう1つの機能は、搬送機能である。さらに、生成された混合物を、一般的には飲料がそれから飲まれたり注がれたりされうる容器、例えば広口コップ、マグ、カップ、ポットなどの中へ放出するために、出口が混合チャンバ、通常はロータ近傍のロータチャンバに連結される。出口は、一般に水平方向に向けられ、屈曲部によって下方に向けられた流出開口部を有する端部に放出部分を有する。
インスタント飲料を調製するための公知の混合装置には、様々な欠点があり、すなわち改良されうる様々な点がある。
国際公開WO03/068039号から知られているような混合装置で生じる問題は、濃縮(encrustation)、すなわちインスタント材料粒子の濃縮が入口チャンバからロータチャンバへ通じる管屈曲部内、特にその外側湾曲部内で生じることである。この濃縮は、望ましくない汚れを引き起こし、定期的に除去されなければならない。
国際公開WO03/068039号
本発明の一目的は、管屈曲部内でのスルーフロー(through-flow)を、前記管屈曲部内での粒子の堆積が防止されるような態様で改善するとともに、それによって濃縮も防止することである。
上記の目的は、本発明に従い、熱水や冷水などの液体をインスタント粉末やインスタント液体などのインスタント材料と混合して飲料を作るための混合装置を提供することによって達成され、混合装置は、
混合チャンバと、
ロータと
を備え、
混合チャンバは、入口チャンバ、ロータチャンバおよび管屈曲部を備え、管屈曲部は、入口チャンバをロータチャンバに連結しており、管屈曲部は屈曲部を形成していて、屈曲部の最初の部分には入口チャンバに対する入口開口部を有し、屈曲部の最後の部分にはロータチャンバに対する出口開口部を有し、入口開口部は、水平面に広がり、入口チャンバは、少なくともその底部付近で、管屈曲部の入口開口部の方へいくほど細くなった漏斗状であり、頂部にインスタント材料を供給するためのアクセス開口部並びに熱水または冷水を供給するための注入口を備え、生成された混合物を放出するための出口ダクトが、ロータチャンバに連結され、かつロータは、ロータチャンバ内に設けられており、管屈曲部の内壁が、外側湾曲部の側面上に、第1の方向および第2の方向で定義される平面を備え、第1の方向が、水平方向に延び、第2の方向が、第1の方向に対して直角に、水平面に対してある角度で、入口開口部から出口開口部まで延び、平面が、入口開口部の下方に垂直に位置し、かつ平面の上側が、入口開口部に隣接することを特徴とする。
管屈曲部の外側湾曲部の側面上に、水平面に対してある角度で入口開口部から出口開口部まで延びる平面を設けることにより、この外側湾曲部内での流速が比較的速くなり、したがって、粒子、特にインスタント材料粒子の堆積を防止する。さらに、入口開口部の下方に垂直に位置する平面により、入口開口部を通って滑り降り、このまっすぐな面に着地する粒子は、それが比較的高い流速でまだ飛沫同伴されていない限り、このまっすぐな平面に沿って容易に滑り降りることになる。この場合、平面の上側が入口開口部に隣接し、したがって、下に落ちる粒子は屈曲部の最初の部分から即座に飛沫同伴されることが重要である。したがって、管屈曲部に入る粒子は、外側湾曲部の側面上には、垂直方向に堆積されないかまたは垂直方向にほとんど堆積されない。
国際公開WO03/068039号の図2は、管屈曲部内の外側湾曲部の側面上に、管屈曲部の入口開口部と入口チャンバの底部とに29で隣接する傾斜面を有することに留意されたい。しかし、これは平面ではない。当該図は、管屈曲部の円錐状の第1の部分の断面を示す。したがって、その部分はせいぜい斜辺であり、この場合の内側湾曲部の表面は、接線方向に湾曲しており平面ではない。これは、様々な流動効果をもたらす。同じことが、国際公開WO03/068039号の図2の管屈曲部の底面についても当てはまり、この底面も傾斜面であるが、やはりこの図は、円錐状部分の断面を示し、円錐状部分は、平面の代わりに接線方向に湾曲した面の一部を形成する。したがって、この既知の混合装置の場合、堆積および濃縮現象もまた実際に起こる。
さらに、本出願者による欧州特許第1.116.464号は、同様に管屈曲部の底部に傾斜面を有する混合装置を開示していることに留意されたい。管屈曲部の出口開口部はこの場合、言わばふるい22によって決定され、管屈曲部の水平入口開口部はこの場合、ふるい22の上側に接するかまたはさらに高い所に位置する。第1に、同図はこの場合、明確に分かりかつ本文でも説明されているように、非常に概略的な図であり、第2に、この傾斜面の上側が管屈曲部の入口開口部に隣接していないことは非常に明確である。さらに、この場合、この傾斜面が平面の一部を形成することを示す証拠がないことも事実である。むしろ、この傾斜面は、円錐状表面の一部であり、その場合は管屈曲部の内側で湾曲している。
この場合、平面の上側が入口チャンバの底部に実質的に隣接している場合にさらに有利である。これは、管屈曲部の入口開口部が実質的に入口チャンバの円錐状底部にあることを意味する。したがって、粒子が入口チャンバから離れたときに、管屈曲部を外側湾曲部の側面に沿って通過した粒子は、平坦な傾斜面に沿って直接通過し、最初に垂直方向には落ちないことが、既に即座に保証にされる。
この場合、平面の下側が管屈曲部の出口開口部に実質的に隣接している場合にさらに有利である。平面はその場合、言わば管屈曲部全体を通って延びる。したがって、平面は、管屈曲部の外側湾曲部の側面全体を備えることができる。平面の下側が出口開口部に隣接するようにすることにより、平面は、外側湾曲部の側面全体に沿って設けられる。その結果、管屈曲部の外側湾曲部の側面に沿って進む粒子は、管屈曲部を比較的高速で通過する。
本発明の別の実施形態によれば、第2の方向の傾斜角は、35°〜55°の範囲である。このような角度では、第1に、管屈曲部内の通路は、液体が通過できるように十分に大きく、第2に、平面は、堆積および濃縮を防止するように十分急勾配である。これに関して、第2の方向の傾斜角は、40°〜50°の範囲であることがより好ましい。特に、第2の方向の傾斜角が約45°であると非常に良い結果につながることが分かった。
本発明によれば、平面の入口開口部への垂直投影が入口開口部の少なくとも50%、例えば70%以上の部分と重なる場合にさらに有利である。この重なり部分は、特に80%を超え、例えば90%以上である。これは、管屈曲部の外側湾曲部に沿って比較的強い流れに寄与する。ここで、管屈曲部が下向き方向に側面に沿っていくらか細くなっている場合、これは明らかに100%未満の重なりになることに留意されたい。
本発明の別の実施形態によれば、管屈曲部は、約90°の屈曲部を形成する。
本発明によれば、管屈曲部の内壁が、内側湾曲部の側面上に、入口開口部に隣接する管屈曲部の流入域と出口開口部に隣接する管屈曲部の流出域との間に角度転換部を有する場合にさらに有利である。そのような角度転換部は、管屈曲部内の流れ領域において乱流のような現象を引き起こし、そのことは、堆積および濃縮に逆らう平面の働きをさらに促進する。角度の転換部はこの場合、弓形アークエッジ(arcuate arc edge)の中心とすることができ、前記アークエッジの両端は平面に隣接する。弓形アークエッジ全体はこの場合、角を形成することができる。この場合、角度転換部が鋭角(すなわち90°未満の角度)を形成する場合に特に有利である。
別の有利な実施形態によれば、混合装置は、ロータが水平回転軸を中心に回転可能なタイプである。
別の態様によれば、本発明は、熱いインスタント飲料を調製するための飲料製造装置に関し、この飲料製造装置は、
本発明による少なくとも1つの混合装置と、
少なくとも1つの混合装置の注入口に熱水または冷水を供給するための給水システムと、
インスタント材料用の少なくとも1つの貯蔵容器と、
貯蔵容器を少なくとも1つの混合装置のアクセス開口部に連結する材料供給ダクトと
を備える。
もう1つの態様によれば、本発明は、熱いもしくは冷たいインスタント飲料、例えばコーヒー、スープ、ホットココア、茶、ブイヨン、レモネード、フルーツジュースなどを調製するための、本発明による混合装置の使用に関する。
本発明について、図面に示されている実施形態を参照しながら以下に説明する。
本発明による飲料製造装置の概略斜視図である。 本発明による飲料製造装置の開放状態での概略斜視図である。 本発明による混合装置の概略断面図である。 図3による混合装置の細部の概略断面図である。 図4の細部の、図4に矢印Vで示されている方向の概略上面図である。 図4の細部の、図4および図5に矢印Vで示されている方向の概略上面図である。 図3に矢印VIIで示されている方向の断面図である。 図7の断面図に対応する別の断面図である。
図1および2に、本発明による飲料製造装置1の概略斜視図を示す。この飲料製造装置は、実質的に閉鎖されたキャビネット9、ヒンジ付きカバー8、およびヒンジ付き扉6を備える。扉6上には制御パネル5が設けられ、その制御パネル5によってユーザは指定の飲料を選択することができる。前面の底部には、カップまたはマグ用の2つの位置決め場所3がパネル上に設けられる。各位置決め場所3の上方には、飲料の供給ポイント4が扉5に設けられる。
扉が開いているときに、4つの貯蔵容器7が見られる(図2参照)。各貯蔵容器は、インスタント飲料を調製するための異なるベース材料を収容することができる。したがって、例えば、左手の容器7は粉乳を収容し、左から2番目の容器はカプチーノ用のインスタントコーヒー粉末を収容し、左から3番目の容器はスタンダードコーヒーまたはエスプレッソコーヒー用のインスタントコーヒー粉末を収容し、右手の容器はインスタントスープ粉末を収容することができる。この容器は、インスタント粉末の代わりにインスタント液体を収容することもでき、インスタント液体を有する容器に加えてインスタント粉末を有する容器を設けることも可能である。
貯蔵容器7の下には、粉末供給ダクトによって貯蔵容器に連結されている本発明による3つの混合装置がある。本発明による飲料製造装置には、3つより多いまたは少ない本発明による混合装置を設けることもできることに留意されたい。
規格NEN−EN−IEC60335−2−75によれば、3つのいわゆる「領域」、すなわち、いわゆる「ユーザ領域」(同規格の第3.109条)と、いわゆる「メンテナンス領域」(同規格の第3.110条)と、いわゆる「サービス領域」(同規格の第3.111条)とが、本発明による飲料製造装置内に区別されうる。
ユーザ領域は、ユーザが飲料を得るスペースである。したがって、ユーザ領域は、図1に示されているように、本質的に外部からアクセス可能な領域である。
メンテナンス領域は、標準的な、通常は日常のメンテナンスが実施され、特に貯蔵容器に補充するスペースである。メンテナンス領域にアクセスできるようにするためには、ヒンジ付き扉6が飲料製造装置1の前面に設けられ、かつヒンジ付きカバー8が飲料製造装置1の頂部に設けられる。ついでに言うと、ヒンジ付きカバー8は削除することもできる。
いわゆるサービス領域は、キャビネット型フレーム9で囲まれたスペース内に位置する。このサービス領域には、技術的メンテナンス要員だけがアクセス可能である。サービス領域は、電源、電気モータ、加熱手段などの電気部分を収容する。
図3は、本発明による混合装置の断面を示す。本発明自体について詳述する前に、最初にこの混合装置2について概略的に論じる。
混合装置2は、混合チャンバ13、16、14を備える。混合チャンバは、入口チャンバ13と、ロータチャンバ14と、入口チャンバ13をロータチャンバ24に連結する管屈曲部16とに細分される。ロータチャンバ24は、ロータ25を収容する。ロータ25は、電気モータ(electric motor)23、略してモータ(electromotor)によって駆動される。このモータ23は、ロータチャンバの外側に置かれ、駆動軸26によってロータ25に連結される。
入口チャンバ13上には抽出フード(extractor hood)10が設けられる。この抽出フード10は、入口チャンバ13に対するアクセス開口部14の境界を定める。抽出フード10はさらに、抽出ダクトに連結するための連結部15を有する。図2に見られるように、1つまたは複数の粉末供給ダクト27がアクセス開口部14内で終わる。使用中、インスタント粉末、インスタント粉末の少なくとも一部が、これらの粉末供給ダクト27を通って入口チャンバ13に供給される。入口チャンバ13には、さらに、熱水を供給するための注入口12がある。この熱水は、入口チャンバ内に流出するために、水平方向に矢印30で示した方向に供給される。入口チャンバはお碗形であることにより、したがって、熱水は渦巻き運動をすることになる。アクセス開口部14から入口チャンバ内へ供給されたインスタント粉末は、したがって、入口チャンバ内で熱水と既に混合され、その過程で完全にまたは部分的に溶解される。
熱水の存在により、入口チャンバ13内に蒸気が存在し、インスタント粉末の存在により、入口チャンバ13内の蒸気中に浮遊する微粉末粒子も存在する。この蒸気が粉末供給ダクト27に入るべきでないことは明らかであり、抽出フード10はまさにこの理由で設けられている。使用中、空気が入口チャンバ13から連結部15を通って抽出され、したがって、蒸気および微粉末粒子は周囲領域に除去される。
入口チャンバ13の底部28は、最後に管屈曲部16の入口開口部29の中心に行くように、言わば漏斗様設計になっており、この場合はほぼ円錐形である。この管屈曲部16は、ロータチャンバ24内で管屈曲部16の出口開口部31で終わるように、約90度で屈曲している。
混合物は、ロータチャンバ24内でロータ25によるさらなる処理を受ける。本発明によれば、このロータは様々な設計とすることができる。図3に示されているロータは、実質的に平坦な円盤形である。しかし、ロータは、異なる設計、例えば欧州特許出願第639,924号のロータと類似の設計または国際公開WO03/068039号のロータと類似の設計にすることもできる。
背面では、ロータチャンバ24は後壁19によって境界が定められ、後壁19はこの特許出願では第1の壁部という用語で称されてもいる。この第1の壁部19には軸シール21が設けられ、駆動軸26は、軸シール21を通ってロータチャンバ24内に突出する。
後壁19は、モータ23を支持するモータ支持体17に収容される。取付け時に、モータ支持体17は、キャビネット9の前壁に取り付けられる。モータ支持体17はさらに、混合チャンバが収容されているハウジング32も支持する。後壁19には、周縁部に沿ってフレキシブルシール20が設けられ、フレキシブルシール20に混合チャンバハウジング32のリブ34が接触して封止を形成する。
混合チャンバハウジング32にはさらに、混合チャンバ13、16、24内で作られた混合物を放出するための出口ダクト36、33が設けられる。出口ダクト36、33は、直線部分36および放出部分33を備え、混合物がそれによってカップまたは広口コップに計量供給される。図2を参照すると、混合装置2が位置決め場所の上方に垂直に設けられない場合、管またはその他のダクトが直線部分36と放出ダクト33との間に設けられうることが明らかであろう。
本発明による混合装置について、インスタント粉末を液体、特に水と混合するための混合装置として上述してきたが、インスタント液体(実際には「液体材料」と呼ばれることが多い)が水と混合された種類のものが非常に良いことに留意されたい。そのような液体材料の粘度は、本発明によれば低から高までの範囲で異なることができ、極端に粘度が高くてもよい。本発明によれば、そのような液体材料は、例えば濃縮エキスや凝縮液体とすることができる。混合チャンバへの供給は液体材料の場合に別の設計でもよいことが、当業者には明らかであろう。抽出フードは、完全に削除することができる(所定の位置のままでもよい)。入口チャンバの形状は、異なっていてもよい(所望であれば概略同じでもよい)。
さらに、本発明による混合装置は、熱い飲料と冷たい飲料の両方を調製するために使用されうることに留意されたい。本発明によれば、熱い飲料は、インスタント粉末からも、インスタント液体すなわちいわゆる「液体材料」からも調製されうる。同じことが冷たい飲料にも当てはまる。本発明によれば、冷たい飲料もまた、インスタント粉末からも、インスタント液体すなわちいわゆる「液体材料」からも調製されうる。
本発明について、より詳細には本発明が本発明による混合装置に提供するいくつかの改良点について、以下により詳細に論じる。これらの改良点は、4つの異なる領域にある。本発明による混合装置の第1の改良点は、管屈曲部16に関する。本発明による混合装置の第2の改良点は、ロータ25の動作を改善することに関する。本発明による混合装置の第3の改良点は、出口ダクト36、33に関する。本発明による混合装置の第4の改良点は、モータ23の欠点の数を減らすことに関する。
図3に部分的に見られるように、管屈曲部16の外側湾曲部11の側面は、本発明に従って管屈曲部16を有する平面37として設計されている。この平面37は、ユニットの細部だけを示す概略図4、5および6に、より詳細に示されている。図4はこの場合、図3の概略断面図による概略断面図を示す。図5は、図4に矢印Vで示されている方向の図を示し、図6は、図4および5に矢印VIで示されている方向の図を示す。図5では、平面37は、それを網掛けすることによって識別しやすくしてある。図6では、ロータは、その位置を示すとともに、それとは別にロータチャンバ24内を傾斜面37に対して明瞭に見えるようにするために、破線円25だけによって示されている。
図4、5および6を参照すると、管屈曲部16の外側湾曲部の側面全体が平面37として設計されていることが分かる。入口チャンバ13の円錐状底部28は中心に開口部を有し、その開口部は管屈曲部16の入口開口部29も形成している。小さい円錐状移行縁部38(垂直方向の高さが約1〜2mmである)の介在で、この平面37はこの場合、管屈曲部の入口開口部29だけでなく入口チャンバ13の底部28にも隣接する。
図5を参照すると、管屈曲部16の入口側がわずかに細くなっていることにより、特に、入口チャンバ13の底部28から他の平面37の方へ斜めにかつ急勾配に走る、管屈曲部の両側面上の円錐状壁部39が先細りになっていることが分かる。そのような先細りになった曲面40は、内側湾曲部の側面にも見られる(図4および5参照)。
平面37は、水平方向(図5の両矢印H参照)に走る第1の方向Hと、この第1の方向Hと直角に走る第2の方向Dとで定義される。この第2の方向は、図4に両矢印Dによって示されている。平面37は、水平面に対して角度αをなす。図3〜6に示されている実施形態では、αは45°である。したがって、両矢印Dは、水平方向を示す両矢印Hと垂直方向を示す両矢印Vのどちらに対しても45°の角度をなす。この場合、本発明によれば、平面という表現は、表面が延長方向Dにも延長方向Hにも平坦であることを意味すると考えられる。したがって、延長方向HおよびDには、表面37は、0cm(ゼロcm)より大きい一定距離にわたって、例えば少なくとも0.5cmの距離にわたって湾曲ではなくまっすぐである。
図4は、管屈曲部は内側湾曲部の側面上に角度転換部42を有することを示す。この角度転換部42は、全体として角を形成する設計の弓形アークエッジ41の中心を形成する(図5参照)。このアークエッジ41は、C字形でありかつ2つの自由端43を有し、アークエッジ41は自由端43で平面37に隣接する。
平面37の総合位置をより詳細に説明するために、平面37は、図5に網掛け表示されている。
図5は、図4に矢印Vで示されている方向の図であり、平面37の入口開口部29へのいわゆる垂直投影も示す。これは、図5の眺めで実際に見ることができかつ他の部分によって隠されていない平面部分である。図5はさらに、平面37が入口開口部29の50%を超える部分と重なっていることを示す。この重なり部分は、50%を相当上回り、さらに70%を超えることもある。
管屈曲部16の外側湾曲部の側面上に設けられている平面37は、管屈曲部を流れる液体が平面に沿って比較的高速で進み、それによって管屈曲部の外側湾曲部内での粒子の堆積および濃縮を抑え、それをほとんど完全に防止することさえも可能であるという利点を有する。そうした堆積および濃縮は、公知の混合装置に関する問題であり、こうした公知の混合装置は定期的に清掃されなければならないことを意味する。
図4、5および6の図面に関するさらなる説明では、ロータチャンバ24は、ロータ25の上流側に円錐状に広がった壁部47によって境界が定められ、壁部47は、縁部49の近傍で、ロータ25が収容されている広がった部分と接合していることに留意されたい。円錐状壁部47および境界縁部49は、図4および図6に示されている。
以下に、ロータの動作の改善について、特に図4および6を参照しながらより詳細に論じる。
回転軸26を中心に回転可能なロータ25は、回転時にロータの外周に沿って回転面50を画定する。混合チャンバ、特にロータチャンバ24は、実質的に円形断面を有する円周壁領域51を有する。この円周壁領域51は、ロータの回転面50を取り囲む。
ロータ25の動作を改善するためには、本発明よれば少なくとも1つのロータリブ54、55、56、57が円周壁領域51上に設けられる。この少なくとも1つのロータリブは、円形円周壁領域51からロータ25の回転面50の方向に延びる。
図6には、これらのロータリブのうちの5つが示されている。ロータリブのうちの2つは、ともに参照番号55で示されており、ロータリブの数が本発明に従って変動しうることを明確に示すために、破線で示されている。ロータリブ55はまた、どんな場合でも容易に削除することもできる。さらに、ロータリブ56および57は、出口ダクト36の入口53の両側に設けられた対を形成することに留意されたい。ロータリブ56、57は、任意選択で他のロータリブと組み合わせて設けることができる。1つまたは複数のロータリブ54、55もまた、任意選択でロータリブ56、57と組み合わせて設けることができる。
図6を参照し、ロータ25の回転方向が矢印Rで示されている方向であるものとすると、ロータリブ54とオプションのロータリブ55の動作は以下の通りである。向心力により、液体は、ロータ25によって外側へ強いられ、円周壁領域51内を混合チャンバの内壁に沿って走る。この液体は、このとき円周壁領域51内を混合チャンバの壁に沿って走り、ロータリブ54または55に遭遇したとき、この液体は、ロータリブ54によってロータ25の方向に戻されることになる。液体流の円周壁領域51に沿ったこの進路と復帰動作は、矢印Qで示されている。この復帰動作により、液体はロータに押し付けられて密着し、したがって、ロータの動作の改善につながる。
ロータリブ56に矢印Wで示されているように、ロータリブ56の動作はこの点で同様である。
図4に見られるように、ロータリブ54および56並びにロータリブ57およびオプションのロータリブ55は、ロータ25の軸方向長さ全体に沿って延びることが好ましい。
図6はさらに、ロータリブ54、55、56および57はすべて、実質的に三角形の断面形状を有することを示す。これにより、ロータの方へ矢印QおよびWで示されている方向に流れる液体は、傾斜面に沿ってロータの方向に通過し、その結果、液体がロータリブから離れたときに、液体は部分的にロータの回転方向の移動成分を有する。これは、この戻された液体を円周壁領域51に沿って運ぶのを容易にするとともに、液体が円周壁領域51に沿って集まらないようにする。
図6はさらに、ロータリブ54、55、56および57が軸方向に延びる角張った縁部58、59、60を有することを示す。このことは、液体がそれぞれのロータリブから離れるときに液体の乱流の形成を促進する。
ロータの半径方向に見た、ロータリブ54、55、56および57の高さは、1〜3mmの範囲であり、図6では約2mmである。回転面50とそれぞれのロータリブとの間の半径方向公差Sは、特に0.5〜2mmの範囲であり、図6では約1mmであるが、2mmとすることもできる。これは、不正確な寸法のロータあるいはロータ軸に中心が正確に合わされていないロータがロータリブにぶつかるのを防止する。
出口部分36の入口53は、ロータの回転面の近傍に、より詳細には、少なくともこの例示的な実施形態では部分的にロータの軸方向前面に沿って設けられる。出口36の入口53に直接隣接して、この入口53の両側にロータリブ56および57が設けられる。出口36の入口53の両側にロータリブ56および57を設けることにより、液体がこれらのロータリブでロータに戻されるだけでなく、この液体が出口からそれほど容易には流出しないという効果もある。これにより、液体はロータチャンバ内により長い間とどまることになる。出口36の入口53はこの場合、軸平面に延びるが、この入口は接平面にも容易に延びることができ、この場合、出口ダクトは、次いで少なくとも最初に半径方向に離れるように曲がっていることに留意されたい。
次に、特に図3、7および8を参照しながら、出口ダクトの改良点についてより詳細に論じる。正確にはロータの所望の動作により、出口ダクト36、33を流れる液体は渦を巻き、それによって液体がカップまたは広口コップに流れ込むときに乱流になることが知られている。この乱流を防止するためには、特定の特徴を有する放出口、すなわち放出端部を設けることが知られている。発明者らは現在、乱流は、出口ダクト36、33内に出口ダクトの長手方向に延びるリブを設けることにより、滑らかな流れに容易に変えられることを見出している。このリブは、出口ダクトを通る流れに案内効果を与え、この流出を滑らかにする。驚いたことには、この場合、液体の質、例えばその中で生成される泡などは、あまり影響を受けないかまたはほとんど全く影響を受けない。
図面に示されている例示的な実施形態では、この少なくとも1つのリブは、放出部分33内に配置される。図3の放出部分33は、図7に断面で示されている。ここに見られるように、リブ62は、出口ダクトの内側、この場合はしたがって放出部分33の内側に配置される。このリブ62は、出口ダクトの長手方向に延びる。特に、リブ62は、出口ダクトの長手方向に平行に延びる。さらに、リブ62は、放出部分の湾曲部全体に沿って延びることが好ましい。放出部分はこの場合、管屈曲部33であるので、したがって、リブ62はこの場合、図3にも見られるように湾曲部をたどる。この少なくとも1つのリブ62を、外側湾曲部の側面の最寄りに位置する管屈曲部33の部分に配置することが特に有利であることが見出された。液体は、管屈曲部内で外側へ強いられ、したがって、リブ62の案内作用を可能な最大限まで受けることになる。
図8は、放出部分33の代替実施形態を断面で示す。この場合、3つの追加のリブ63、64が、図7のリブ62に追加して設けられる。したがって、十字型の断面形状が実現される。
図3に見られるように、出口ダクトは、混合チャンバ13、16、24のハウジング32と共に一体的に形成された第1の部分36と、第2の部分33、すなわち放出部分とで構成される。所望であれば、第3の部分を第1の部分36と第2の部分33の間に設けることもできる。かかる第3の部分は、例えば、放出部分33が第1の部分36に直接連結されない場合、管でもよい。第1の部分36に案内リブを設けることにより、汎用ハウジング部品を使用することができ、第2または第3の部分内のリブは、所望の目的に、特に出口ダクトを通過する液体に特に適合することができる。案内リブに求められる要件は、高起泡性液体の場合、泡をほとんど生成しない液体またはスープ液に対するものとは異なる。
図3における放出部分33は、方向が水平の流れから実質的に垂直の流れに変わるように、屈曲部を備える。放出部分33の流出端部65は下方へ向けられる。図3はさらに、流出端部65の外側湾曲部66の側面が内側湾曲部67の側面よりも低いことを示す。これは、放出部分からの滑らかな流れを促進する。
図3はさらに、リブ62が端部68と共に流出端部65から下向き方向に突出していることを示す。これは、広口コップまたはカップが満たされた後で液体の最後の残りが放出部から出て来るのを助勢し、したがって液だれを限定する。前記液だれはこの場合、図3に矢印69で示されているように、突出するリブの端部68が出口ダクトの長手軸の方向に円錐状に先細りになっていることにより、さらに限定することができる。
以下では、モータ23の耐用年数を延ばすことついて、実質的に図2および3を参照しながらより詳細に説明する。
図3に見られるように、ロータチャンバ24の後壁19が、ロータ25の後方に位置する。この後壁は、これに関しては第1の壁部と称される。この第1の壁部19には軸シール21が設けられ、駆動軸26は、軸シール21を通ってロータチャンバ内に突出する。それ自体が公知であるように、第1の壁部19の後方に中間スペース70がある。従来技術から知られる装置では、この中間スペース70は、2つの通路、すなわち軸シール21内の通路と第2の壁部71内の別の通路とを有する実質的に閉鎖された空間であり、軸はこの2つの通路を通って中間スペース70に入る。軸シール21が消耗の結果としてまたは別の原因で漏れ始めたときに、中間スペース70はいっぱいになる。しばらくしてから、次いで、液体は最後にモータに行き、モータは機能しなくなる。
次に、本発明は、液体が中間スペース70に入るとすぐに指示を与えるインジケータシステムを設けることを提案する。次いで、これは、初期段階で整備士を呼ぶことを可能にし、したがって、普通ならしばらくしてから機能しなくなっていただろうモータ23の代わりに、軸シールを交換することができる。そのようなインジケータシステムは、センサを用いて製造することができる。しかし、本発明によれば、このインジケータシステムは、非常に簡単な態様で製造され、したがって、インジケータシステムは、中間空間70の底部に漏れドレイン22を設けることによってフェールセーフとなり、漏れドレイン22は、簡単な収集面または簡単な収集トレイの形で、中間スペースに入ってきた液体をインジケータに放出する。次いで、液体は、漏れドレイン22を通って収集面へ流れる。この場合、収集面は、単純に前面の扉の底部75である。ユーザは、インスタント粉末用の容器に補充するために扉6を開けたときに、液体が漏れているかどうかを自動的に見ることになる。その場合、ユーザは、次いで軸シール21を交換することができる保全要員に連絡しなければならない。こうしたことがすべて初期段階で行われるので、飲料製造装置1は、通常どおり運転し続けることができ、保全要員が問題を処理するのを待つために、サービスが中止される必要はない。
本発明によれば、軸シール21の交換を容易にするために、軸シール21は、本発明による混合装置に別個の部品として、任意選択で第1の壁部19全体と組み合わせて取り付けられる場合に有利である。
収集面または、所望であれば漏れた液体のための収集トレイは、混合装置自体に取り付けることもでき、したがって飲料製造装置の一部を形成するのではなく混合装置自体の一部を形成することは、それ自体明らかであろう。
本発明による混合装置または本発明による飲料製造装置を使用して調製されうる飲料の例としては、茶、アイスティー、フラッペコーヒー(アイスコーヒー)、(冷たい)レモネード、スープ、ブイヨン、(人工)フルーツジュース、健康飲料(例えばAA−drink(登録商標))などがある。これらの飲料はすべて、原理的には、インスタント粉末を使用するかまたはインスタント液体、いわゆる「液体材料」を使用して作ることができる。

Claims (15)

  1. 水などの液体をインスタント材料と混合して飲料を作るための混合装置(2)であって、
    前記混合装置(2)は、
    混合チャンバ(13、16、24)と;
    ロータ(25)と;
    を備え、
    前記混合チャンバ(13、16、24)が、入口チャンバ(13)、ロータチャンバ(24)および管屈曲部(16)を備え、
    前記管屈曲部(16)が、前記入口チャンバ(13)を前記ロータチャンバ(24)に連結しており、
    前記管屈曲部(16)が屈曲部を形成していて、前記屈曲部の最初の部分には前記入口チャンバ(13)に対する入口開口部(29)を有し、前記屈曲部の最後の部分には前記ロータチャンバ(24)に対する出口開口部(31)を有し、
    前記入口開口部(29)が、水平面に広がり、
    前記入口チャンバ(13)が、少なくともその底部(28)付近で、前記管屈曲部(16)の前記入口開口部(29)の方へいくほど細くなった漏斗状であり、頂部に前記インスタント材料を供給するためのアクセス開口部(14)並びに水を供給するための注入口(12)を備え、
    生成された混合物を放出するための出口ダクト(36)が、前記ロータチャンバ(24)に連結され、かつ
    前記ロータ(25)が、前記ロータチャンバ(24)内に設けられており、
    前記管屈曲部の内壁が、外側湾曲部(11)の側面上に、第1の方向(H)および第2の方向(D)で定義される平面(37)を備え;
    前記第1の方向(H)が水平方向に延び、前記第2の方向(D)が、前記第1の方向(H)に対して直角に、水平面に対してある角度で、前記入口開口部(29)から前記出口開口部(31)まで延び;
    前記平面(37)が、前記入口開口部(29)の下方に垂直に位置し;かつ
    前記平面(37)の上側が、前記入口開口部(29)に隣接する;
    ことを特徴とする、混合装置(2)。
  2. 前記平面(37)の上側が、前記入口チャンバ(13)の底部(28)に隣接する、請求項1に記載の混合装置(2)。
  3. 前記平面の下側が、前記出口開口部(31)に隣接する、請求項1または請求項2に記載の混合装置(2)。
  4. 前記第2の方向の傾斜角(α)が、35°〜55°の範囲である、請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の混合装置。
  5. 前記第2の方向の傾斜角(α)が、40°〜50°の範囲である、請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の混合装置。
  6. 前記第2の方向の傾斜角(α)が、約45°である、請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載の混合装置。
  7. 前記平面(37)の前記入口開口部(29)への垂直投影が、前記入口開口部(29)の少なくとも50%、例えば60%以上の部分と重なる、請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載の混合装置。
  8. 前記管屈曲部(16)が、約90°の屈曲部を形成する、請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載の混合装置。
  9. 前記管屈曲部(16)の内壁が、前記内側湾曲部の側面上に、前記入口開口部に隣接する前記管屈曲部の流入域と前記出口開口部に隣接する前記管屈曲部(16)の流出域との間に角度転換部(42)を有する、請求項1ないし請求項8の何れか一項に記載の混合装置。
  10. 前記角度転換部が弓形アークエッジ(41)の中心であり、前記アークエッジの両端(43)が前記平面(37)に隣接する、請求項10に記載の混合装置。
  11. 前記角度転換部(41、42)が、鋭角を形成する、請求項10または11に記載の混合装置。
  12. 前記ロータ(25)が、水平回転軸を中心に回転可能である、請求項1ないし請求項11の何れか一項に記載の混合装置。
  13. 駆動目的のための前記ロータ(25)に連結されたモータ(23)をさらに含む、請求項1ないし請求項12の何れか一項に記載の混合装置。
  14. インスタント飲料を調製するための飲料製造装置(1)であって、
    請求項1ないし請求項13の何れか一項に記載の少なくとも1つの混合装置(2)と;
    前記少なくとも1つの混合装置(2)の注入口(12)に水を供給するための給水システムと;
    インスタント材料用の少なくとも1つの貯蔵容器(7)と;
    前記貯蔵容器を前記少なくとも1つの混合装置のアクセス開口部に連結する材料供給ダクト(27)と;
    を含む、飲料製造装置(1)。
  15. インスタント飲料、例えばコーヒー、スープ、ホットココア、茶、ブイヨン、レモネード、フルーツジュースなどを調製するための、請求項1から14の何れか一項に記載の混合装置の使用。
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