JP2009543645A - 筋肉調整装置 - Google Patents

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Abstract

筋肉調整装置(10)は支持本体(2)と、支持本体(12)に対し移動可能なフード状パッド(14)と、ウェイト堆積部(16)、及び懸垂機構(18)の形状の抵抗手段とを備えている。懸垂機構(18)を介して、ウェイト堆積部(16)をフード状パッド(14)に結合し、支持本体(12)に対する第1位置から、支持本体(12)に対する第2位置へのフード状パッド(14)の移動に抗して、抵抗力を加えることができる。本発明筋肉調整装置はラグビーでの良好なスクラムを組むために必要な筋肉の調整を行うことができる。

Description

本発明は筋肉調整装置に関するものであり、また特に、本発明はこれに限定されないが、ラグビーの試合中にスクラムを組んでいる間、有効な動作を行うのに必要な筋肉、及び技術を発展させるため、ラグビーの競技者によって使用することができる筋肉調整装置に関するものである。
ラグビーユニオン(ラグビー球技)は人気がある団体スポーツであり、攻撃を相手選手の身体に直接加えることが許される型の高度な集中力のため、このスポーツは名声が高い。高度の強さの表現、パワー、及びエアロビクス能力を含む種々の肉体的特性が要求されるスポーツである。
生理学的に言えば、強さとはイソメトリックなものか、イソトニックなものかのいずれかである。イソメトリック強さは抵抗に対する筋肉の収縮に関するもので、筋肉の長さは一旦、収縮すると同じ状態に留まる。関節の動きが無いように、一定の角度で抵抗を加えると、この形式の強さを発展させることができる。これに反し、イソトニック強さは長さが変化しても、筋肉が比較的一定の張力のままであるような筋肉の収縮に関するものである。従って、筋肉は集中位相を有しており、それにより、筋肉が収縮し、短くなると、偏心位相がこれに続き、これにより筋肉は長くなる。ウェイトを持ち上げたり、降ろしたりすると、この形式の強さを発達させることができる。
筋肉を一層強くし、筋肉を肥大させ、それにより現存する筋肉繊維を大きくするためには、習慣づけられたレベルを越えて、筋肉を働かせることにより、筋肉を過負荷にすることが必要である。ウェイトトレーニング中、最初に得られるのは第1に、内部筋肉の協調連携の向上に起因するものであり(2〜4週間)、次に、神経経路の適応である(6〜8週間)。このため、訓練中に使用される筋肉繊維の数の増大、及び筋肉を活性化させる方法における効率の向上を生ずる。約10週間後では、筋肉の肥大が明らかになり、筋肉繊維の一層大きな寸法のため、単一の収縮中、一層大きな力を加えることができる。
筋肉繊維は収縮する速度によって、速筋(Fast Twitch)、又は緩速筋(Slow Twitch)に分類される。負荷が十分大きくありさえすれば速筋が採用される。従って、これ等の繊維を発達させ、強さに関し、ほぼ最大の強化を得るには、重荷重による訓練が必要である。
スクラムを組むことはラグビーの試合における一つの重要な要素であり、選手の飛躍的な強さを必要とする。スクラムは軽度の違反、即ちゲームの停止によって、ボールの所有をめぐって、相互に争う両チームからの8人の選手から成る。それは選手が相手チームに対し持続する肉体的な力を行使する数少ない状態の一つである。スクラムは相手に対し肉体的、精神的優位のための争いにおける一体部分であり、従って、この領域での成功はコーチ、及び選手にとって非常に興味があるところである。
3人の選手がスクラム(即ち一団)のフロントロー(最前列)を形成し、従って、これ等の選手は争いに接触する人達である。フッカーはフロントローの中心に位置し、両側にはプロップ(ルーズヘッド、及びタイトヘッド)がいる。これ等の選手は伝統的に、強さ、特に首と背中の強さのレベルが高く、従って、スクラム状態で体験する大きな力を作用させ、また大きな力に耐える態勢が整っている。スクラムのセカンドロー(第2列)はフロントローを補強しており、2人の選手から成る。スクラムのバックローは3人の選手から成り、ナンバーエイトと、両側のフランカーである。バックローがスクラムの一体性を維持するため全体の構成をロックする。
各チームの一団は相手の一団に向き合って、相手の一団から僅かにずれて、別個に約1m離れている。スクラムの第1段階は「クラウチ」及び「ホールド」であり、両方の一団の選手は膝を曲げ、相手に係合する前に、かがみこむ位置をとる。図1Aは2つの対向するチームのための「クラウチ」及び「ホールド」位置を示す。図面では、簡明のため、各一団の中から唯一人の選手を示し、この場合、ルーズヘッドプロップを左側に示し、対向するタイトヘッドプロップを右側に示す。
係合すると、一団は互いに寄り掛かり、フロントローの各選手は相手の胸の下に頭を押し込む必要がある。「係合」位置を上述の選手に関し、図1Bに示す。この位置では各フロントフロー選手の頸椎、即ち頸部は曲がった状態である(即ち、選手の顎が強制的にその胸に向け押されていて、背骨が曲がっている)。この段階では、背骨が望ましい一線の位置になるようにするため、2人の敵対する選手が頸部を真っ直ぐにしようとしても不可能である。この係合の段階では、各集団によって行使する水平力(F)は最も重要であるが、係合後はこの力は急速に減少する。係合力は選手の質量と、係合の速度との関数であると考えられるので、通常の大量の訓練によって最大化することができる。
スクラムの次の段階は攻撃のための正しい身体位置を選択することを要する。この段階は良好なスクラムを組むために非常に重要であり、図1Cに示されている。従って、攻撃を加える選手はその頭を相手の胸の中へ上方に向けて強制的に動かすことによって、自分の頸椎を伸ばし、同時に、自分の胸を使って、相手の頭の後部に圧力を加える。それ故、攻撃側選手は背骨を真っ直ぐにすることができ、このことは、相手に最適な力を加えるために必要である。この結果として、防御側選手は頸椎が極端に湾曲し、胸椎の位置合わせが悪く、好ましくない身体位置を強いられる。従って、防御側選手は相手に対して力を作用させるのに著しく不利になる。頸部トルク(T)、即ち頭を回転させるため加える力は正しい身体位置をとっている間に加える最も重要な力である。
一旦、正しい身体位置をとると、攻撃側選手はその相手選手よりも一層大きな力を作用させることができる。スクラムのこの段階を持続するプッシュ段階と称し、図1Dに示す。このようにして、攻撃側選手はその腰背部の強さと、等張性の膝の伸長とを使用して、相手選手を持ち上げて、スクラムのマークを越えて、相手選手をその後方に駆動することができる。この持続するプッシュ段階中、水平力(F)、垂直力(F)、及び頸部トルク(T)は全て重要である。
上述したところから明らかなように、良好なスクラムを組むために最も重要な段階は係合直後に、正しい身体位置をとることである。選手の背骨が一線になる望ましい位置を選手がとり得るためには、等張頸部伸長強さ(ICES)が必要である。従って、最大のICESを有している選手ならば最初にこの姿勢を得易く、そして、直ちに相手チームに対して有利な立場になる。それは正しい身体位置を占めた選手は相手を後方に押すのに必要な力F、及びFを容易に行使できるからである。
ラグビーにおける強化訓練の利点はよく文書に書かれており、スポーツにおける要望に答えるための準備の一部として、このような訓練を受けることは全てのポジション、及び全てのレベルの選手達にとって一般的な方法である。しかし、スクラムのフロントローにおける選手のための特別な調整装置が不足している。スクワット、及び重量上げのような確立した強さの訓練練習に多くの注目が集まっているが、頸部や背中の一層重要な筋肉群を強化するのに通常、殆ど時間を費やしておらず、特に、頸部の伸長(即ち、頭部を後方に動かし、顎を胸から離すように上げる動作)の際の重要な筋肉群を強化するのに時間を費やしていない。競技者はこの領域ではもともと強くなくてはならず、或いは多くの年月にわたり「活気のある」スクラムの練習を経験しなければならず、ゲームのこの局面で熟練した者でなければならない。
更に、競技の要求に対処するように、競技者が肉体的に一層良く準備すればする程、競技者がけがをすることが少ないと一般に信じられている。一般にラグビーでは、特にスクラムを組んでいる間は、頸椎の「過屈曲」(即ち通常の範囲を越えた曲げ)に大部分起因して、壊滅的な背骨の損傷を受けることが多い。頸部の筋肉を強くすることによって、競技者はこのけがのメカニズムに対する防護を一層厚くし、従って、重傷、又は麻痺状態の危険を減らすことが可能である。
通常のスクラメージ機械が全世界で、学校やラグビークラブで広く使用されている。最も普通に使用されている機械は全チームで使用できるようにした屋外用のローラ式機械である。しかし、多数の変更したものがあり、ばねにより張力を受けて保持される滑走部に沿って、パッドを前後に押圧するようにしたスレッド、及び固定フレーム機械がこれに含まれる。これ等の機械は僅かばかりの強さを取得し得るが、これ等機械の第一の目標はチームの育成であり、個々の技術を指導することである。
また、Rhino、Predator、及びMyoQuip社によって特に製作された少数の個々のスクラム機械がある。Rhino、及びPredatorの両方の機械は空気圧システムを使用して、プッシュ強さ、又は「スクラム強さ」を測定することを試みている。一方、MyoQuip「Scrum Truuck」はウェイトをベースとするシステムであり、スクラム、又はモールにおいてとる身体位置を維持しながら、水平方向のプッシュパワーの向上をねらったものである。
更に、特許文献1(国際公開第2005/044402号)に記載されているToulouseのフランス・ラグビー・クラブによって使用されているシステムや、Scrum Master「International」のような多数の一層複雑なシステムがある。これ等のシステムには進歩したコンピュータ制御が含まれており、プログラムされて、使用者にフィードバックされる。特に、Toulouseの機械は使用者の肩からのほぼ水平な力と、使用者の後頭部からのほぼ垂直な力を受け入れるように配置されたパッドを含んでいる。パッドは抵抗継手を介して支持フレームに連結されており、パッドに作用する力の測定値が得られる。特許文献2(米国特許第5324247号)には多軸背骨試験リハビリテーションの装置と、方法とが記載されており、特許文献3(米国特許第3216724号)にはフットボール訓練装置が記載されている。
国際公開第2005/044402号パンフレット 米国特許第5324247号明細書 米国特許第3216724号明細書
本発明の目的はフロントローフォワードが、特にそのスクラムを組む能力を増強し得る改良された筋肉調整装置を得るにある。
本発明の第1の態様は筋肉調整装置を得ることである。この装置は本体と、使用中、使用者の頭部に接触するように配置された頭部部材と、使用中、使用者の胸部に接触するように配置された胸部部材とを備える。頭部部材から離間する軸線の周りの抵抗トルクに抵抗するように、本体に対し、回転するよう頭部部材は配置される。使用中、使用者の背骨の縦方向に対し、ほぼ横方向にこの軸線を配置し、この抵抗トルクが使用者の頭部を前方に押圧するようにし、更に、胸部部材は軸線に対し取り付けられ、使用中、使用者の胸部の前方への移動を抑止するように構成し、抵抗トルクに対抗する使用者の頭部の移動が背骨の頸椎を主に訓練するように構成されている。
従って、本発明のこの態様によれば、頭部部材と胸部部材との相対的な配置によって、頭部部材の抵抗トルクに対抗する頭部の動きにより背骨の頸部を訓練する。このようにして、本発明装置はラグビー競技者の頸部を強化するように、筋肉を調整し、更にその他の部分の一般的な肉体の訓練をするように使用することができる。
現在の好適な実施例においては、使用中、使用者の頭の後部に接触するように頭部部材を配置する。しかし、使用者の頭の前側に、例えば使用者の前額部に、頭部部材が接触するようにすることもできる。
胸部部材を軸線の周りに回転するように配置することができる。例えば、頭部部材に同期して、胸部部材を軸線の周りに回転するようにしてもよい。代表的にはこの回転軸線は胸部部材と頭部部材との間に位置する。
代案として、胸部部材を軸線と共に動くように、この軸線に対し固着してもよい。この場合、軸線の周りにおける頭部部材の回転によって、頭部部材を胸部部材に対し相対的に動かす。
軸線の並進運動を受け入れるように、本発明装置を構成してもよい。この場合、頭部部材がその周りに回転する軸線、それ自体を、本体に対し相対的に動くように配置する。例えば、この軸線を水平方向、及び/又は垂直方向に動くようにしてもよい。実際に、軸線が弓形の通路を描くことができるように、本発明装置を構成してもよい。
抵抗力に抗する軸線の並進運動を受け入れられるように本発明装置を構成してもよい。このようにして、本発明装置は背骨の頸部を訓練するだけでなく、背骨の胸郭部、及び腰部のような他の身体部分、又は脚の筋肉組織までをも訓練することができる。
本発明装置は軸線の周りに回転するように配置された少なくとも1個のカム部材を備える。このカム部材は軸線から離間した連結点を備え、抵抗トルクを生ぜしめるため、装置の使用中、この連結点に力が加わるようにする。このようにして、カム部材に力を加えることによって、抵抗トルクを発生させる。このように構成した場合、例えばウェイト、及びプーリの構成によって抵抗トルクを発生させる。
連結点に加える力を軸線の並進運動に抵抗する抵抗力にすることができる。そのように構成した場合、この同一の抵抗力を使用して、軸線の並進運動に抵抗すると共に、頭部部材のための抵抗トルクを生ぜしめることができる。例えば、単一ケーブル、及びウェイト堆積部の構成を使用して、軸線の並進運動に抵抗する抵抗力を発生させ、更に、頭部部材のための抵抗トルクを発生させることができる。確かに、そのようなケーブルを水平に対して鋭角をなして配置すると、単一のケーブルが軸線の垂直移動、及び水平移動の両方に対する抵抗を発生することができる。
本発明装置は更に、使用中、使用者の肩に接触するように配置された肩部材を備えることができる。肩部材と頭部部材とを本体に対して、移動できるようにする。本発明装置は本体に対する第1位置から、本体に対する第2位置までの肩部材と頭部部材との移動に抗する抵抗力を発生させるため、肩部材と頭部部材とに結合された抵抗手段を備えることができる。
これはそれ自体、新奇な形態であると考えられ、従って、更なる態様から見ると、本発明は本体と、使用している時、使用者の肩に接触するように配置された肩部材と、使用している時、使用者の頭部に接触するように配置された頭部部材とを備え、肩部材と頭部部材とは本体に対し相対的に移動でき、更に、本体に対する第1位置から、本体に対する第2位置までの肩部材と頭部部材との移動に抗する抵抗力を生ずるよう肩部材と頭部部材とに結合された抵抗手段を備え、頭部部材を本体に対し、回転自在にした筋肉調整装置を提供する。
従って、この態様から見て、本発明は優れたスクラムを組むために必要な筋肉の調整をすることができる。特に、この装置は回動自在の頭部部材を使用することによって、等張頸部伸長強さ(ICES)を発達させることができる。従って、本発明装置はスクラムの持続するプッシュ状態のために正しい身体位置をとるためのフロントロー競技者に必要な頭半棘筋、頸半棘筋、多裂筋、及び板状筋を対象にしている。これ等特定の筋肉の調整はまた頸椎の過屈曲による損傷を防止するのを助ける。第2部材の並進運動を通じて、また本発明装置は他の筋肉、特に腰背部の筋肉の調整を行う。このように、全体の背骨を安定化するのを助け、灼熱痛、即ち「激痛」、及び椎間板突出、即ち「脱出椎間板」の原因になる脊髄分節の過可動性を防止する。
また、本発明は複合多関節の訓練を組み入れた機能訓練を容易にする。従って、この装置はスクラムの持続するプッシュ段階中に必要な等張膝伸長のため大臀筋、及び大腿四頭筋を調整するのに使用することができる。また、スクラムに関連する最も普通のけがであるふくらはぎの損傷を減らすため、ふくらはぎの筋肉を調整するのに使用することができる。
現在要求されている条件に合うように長年にわたり公開されている装置に依存する場合より、非常に短い期間で、スクラム中に必要な筋肉の訓練をするため、競技者達は本発明筋肉調整装置を使用することができる。それだけでなく、本発明装置の使用を通じて、達成される強さの向上は現実のスクラムに繰り返し身体をかけて、達成されるよりも実際上、一層大きく、従って、本発明は以前に達成されたレベルよりも一層高いレベルで、競技者に競技を遂行させることができる。
抵抗手段は頭部部材の回転に逆らって作用する形態の力を提供するものであるのが好適である。頭部部材の回転に逆らって作用する形態の力は可変であるのが好適である。頭部部材の回転の軸線は、使用している時、使用者の頸椎(即ちC7−T1部分)の回転の中心にほぼ一致するように配置されるのが好適である。
使用している時、使用者の胴体に接触するように胸部部材を配置するのが好適である。それ故、これはフロントロー競技者の胸に当てる相手競技者の頭の位置をシミュレートすることができる。スクラムの持続する押圧段階のための正しい身体位置をとるようにするため、胸部部材は必要な力を一層正確に使用者が発生することができるようにする。胸部部材を本体に対し相対的に移動できるようにするのが好適である。胸部部材を肩部材に対し固着して、共に移動できるようにするのが好適である。
肩部材を頭部部材に対し固着し、共に回転し得るようにするのが好適である。代案として、頭部部材を肩部材に対し、回転できるように取り付けて、共に移動し得るようにする。
地面に対し、ほぼ水平に移動するように肩部材を構成するのが好適である。肩部材の水平移動に逆らって作用する力を抵抗手段が供給することは明らかである。肩部材の水平移動に逆らって作用する力が可変であるのが好適である。
地面に対し、ほぼ垂直に移動するように肩部材を構成するのが好適である。肩部材の垂直移動に抗して作用する力を抵抗手段が供給することは明らかである。肩部材の垂直移動に抗して作用する力が可変であるのが好適である。
頭部部材の回転に抗して作用する力と、肩部材の水平移動、及び/又は垂直移動に抗して作用する力との比は可変であるのが好適である。従って、フロントロー、セカンドロー、及びバックローの位置の必要な異なる力を得ることができる。
抵抗手段はウェイト堆積部、及び懸垂機構から成るのが好適である。使用者が肩部材、及び/又は頭部部材に力を加えて、それにより前記肩部材、及び/又は頭部部材を移動させ、及び/又は回転させた時、懸垂機構はウェイト堆積部から選択されたウェイトを懸垂するのが好適である。懸垂されたウェイトに作用する重力は前記肩部材、及び/又は頭部部材の移動、及び/又は回転に対する復帰力、又は抵抗力として作用することは明らかである。一層重いウェイトを選択すると一層大きな抵抗力を生ずる。
本体はこの装置を地面に支持するように構成するのが好適である。抵抗手段によって生じた力に打ち勝つため、使用者が押圧できる表面を提供するように構成された踏み板を本体が有するのが好適である。使用者のふくらはぎにおける筋肉の調整を行えるようにするため、使用者の足の母指球に接触するように踏み板を構成するのが好適である。抵抗手段が本体の一体の部分を形成しているのが好適である。
肩部材、及び/又は頭部部材、及び/又は胸部部材がパッドの当て物を有しているのが好適である。
この装置が全ての使用者の身体的大きさに適合するように調整可能であるのが好適である。
添付図面を参照して、一例としてのみ本発明の実施例を説明する。
スクラムのクラウチ、及びホールド段階を線図的に示す。 スクラムの係合段階を線図的に示す。 スクラムの段階で正しい身体位置の採択を線図的に示す。 スクラムの持続するプッシュ段階を線図的に示す。 簡明のため連結するケーブルを示さず、本発明筋肉調整装置を示す。 図2の装置における調整自在の踏み板機構を示す。 図2の装置におけるパッド支持構体の平面図を示す。 図2の装置の調整可能なプーリ機構の一部を透明にした図面を示す。 使用者が最初の係合位置にある状態の図2に示す装置の使用を示す。 使用者が正しい位置にある状態の図2に示す装置の使用を示す。 使用者が持続するプッシュ位置にある状態の図2に示す装置の使用を示す。 図2の装置におけるプーリシステムの一部を示す。 図2の装置における懸垂機構の一部の前面図を示す。 図8Aの懸垂機構における一部の側面図を示す。 図2の装置におけるカムシャフトの側面図を示す。 図9Aのカムシャフトの端面図を示す。 図2の装置におけるカムの斜視図を示す。 図9Cのカムの断面側面図を示す。 図2のカムに固着ケーブルを取り付けて示す。 図2のカムに調整自在のケーブルを取り付けた端面図を示す。 図11Aの調整自在のケーブルを取り付けた平面図を示す。 使用者が最も後方に倒れた状態にある本発明による第2実施例の装置の作動を示す。 使用者が中間状態にある本発明による第2実施例の装置の作動を示す。 使用者が最も前方に倒れた状態にある本発明による第2実施例の装置の作動を示す。 本発明による第3実施例の装置の斜視図である。
図示の実施例においては、対応する符号は各実施例の対応する構成部分に使用する。
図2〜図6Cに本発明筋肉調整装置を示す。この装置10は支持本体12と、支持本体12に対し移動できるフード状パッド14と、ウェイト集積部16、及び懸垂機構18の形状の抵抗手段とを備える。ウェイト堆積部16は懸垂機構18を介して、フード状パッド14に結合されており、支持本体12に対する第1位置から、支持本体12に対する第2位置へのフード状パッド14の移動に対して抵抗力を加えることができる。
発泡体によって包囲され、レザーに覆われた金属フレームによって、フード状パッド14は構成されている。
フード状パッド14は第1部分(肩部材)20を有し、この第1部分20はほぼU字状をしており、使用者がフード状パッド14の開口22とほぼ同一方向に向いた状態で、使用者の肩が対向する側面24の前面に当接し得るようにするため、使用者の頭部と、頸部とが開口22に挿入されるように、第1部分20は構成されている。使用中、開口22がほぼ地面の方に向くように第1部分20は指向している。また、フード状パッド14は第2部分(頭部部材)26を有し、この第2部分もほぼU字状をしており、第1部分20の後面からほぼ水平に延びている。第2部分26の開口28は第1部分20の開口22とほぼ同一方向に指向している。しかし、第2部分26は第1部分20の側部24より浅い側部30を有する。従って、使用者の肩が側部24の前面に当接している時、使用者の後頭部が第2部分26のU字状をなす頂部の下側に当接しているように第2部分26を構成する。
パッド付き棒32の形状の第3(胸部)部材はフード状パッド14の側部24から懸垂している。パッド付き棒32は地面に対しほぼ水平に指向しており、フード状パッド14に対し固定した位置に保持されている。パッド付き棒32は側部24の下方に、側部24の前面の前方に配置されており、使用者の肩が第1部分20に当接している時、パッド付き棒32は使用者の胸に接触している。
フード状パッド14は支持本体12の一部を形成しているパッド支持構体34に回転可能に取り付けられている。パッド支持構体34は図4に詳細に示されており、ほぼC字状のブラケット36を備えており、使用中、使用者の肩が当接する面24の反対側であるパッド14の後部の周辺に、このブラケット36は水平平面内に配置されている。ブラケット36の各端部42に設けたそれぞれの孔40に、それぞれ通して、2個の回転可能な軸38を設ける。これ等の軸38の内方に向く端部に、この軸と共に回転するようにフード状パッド14を取り付ける。軸38の回転軸線、従って、フード状パッド14の回転軸線(A)は装置10が使用されている時、使用者の頸椎(即ち、C7−T1部分)の回転の中心に、ほぼ一致するように構成されている。それぞれの孔40内で軸38が回転するように軸受44を設ける。軸38の外方にある端部46にはそれぞれケーブル50に連結されたカム48を設ける。ケーブル50は以下に一層詳細に説明する懸垂機構18の一部を形成している。
2個の離間する円筒棒52はフード状パッド14に対して反対側であるブラケット36の後部から、垂直支持構体54に向け、水平平面内に延びている。垂直支持構体54も支持本体12の一部を形成している。2個の棒52はほぼ方形の支持フレーム60の対向する側部58のそれぞれの孔56に通っている。従って、フード状パッド14のほぼ水平な移動(F)がブラケット36に通る棒52に伝わるので、棒52は支持フレーム60に通って、往復移動する。ブラケット36に固着された棒52の端部にはゴム停止素子62が嵌着されており、棒52の運動範囲の極限での支持フレーム60とのいかなる接触をも和らげる。棒52がそれぞれの孔56内で、直線的に摺動するようにするため、軸受64を設け、更に、孔56に通る棒52の運動範囲を限定するため、サークリップ66を設ける。
ブラケット36から最も遠い側の支持フレーム60の側部68において、支持フレーム60を垂直支持構体54に枢着する。従って、図4に示すように、パッド支持構体34の全体がその端部68に隣接する軸線(B)の周りに回動する構造になっている。図2に示す特定の実施例では、ブラケット36に最も近い支持フレーム60の側部72の下に、支持部材70を設け、パッド支持構体34がほぼ水平な休止位置から下方に回動するのを防止する。従って、パッド支持構体34は図2に矢印Fによって示すように上方向に回動(又は回転)する構成である。
垂直支持構体54はパッド支持構体34を支持すると共に、ウェイト集積体16及び懸垂機構18を収容する。従って、この構造は必要な空間を最小にし、材料、製造コスを最小にするのを助ける。垂直支持本体54は下端をベース76に結合し、上端を横棒78に結合した2個の中空直立体74を有する。2個の円筒金属ロッド80は直立体74の間に配置され、ベース76から横棒78まで延在している。ロッド80は多数の四辺形のメタルウェイト82におけるそれぞれの円筒孔(図示せず)に通る。休止位置ではウェイト82はベース76から1個ずつ、積み重ねられて、堆積部を形成している。各ウェイト82は横棒78に向け、ロッド80を摺動できる形態にされている。この積み重ねられたウェイトのうち1個のウェイト82を選択することは、選択された実際のウェイトは選択されたウェイト82の頂部に積み重ねた全てのウェイトを含むことを意味する。
図6Aに示す懸垂機構18はカム48を介して、フード状パッド14からウェイト82まで取り付けられたケーブル50を案内するように配置された一連のプーリ84、85を備えており、これにより、フード状パッドの移動により、選択されたウェイト82が懸垂状態になる。懸垂状態になったウェイト82はフード状パッド14の移動に対する抵抗力を提供し、これによりフード状パッドを休止位置に戻すように作用する。各直立体74内には、下部プーリ84が地面に近く位置しており、上部プーリ85Aが横棒78に近く位置している。図7に示すように、別のプーリ85Bを各上部プーリ85Aの内側に位置させ、ケーブル50を垂直支持構体54の中央を下り、ウェイト82に向け指向させる。
図2に示すように、フード状パッド14の、ウェイト集積部に対する反対側に、フード状パッド14の前方に、ケーブル案内構体86を設ける。このケーブル案内構体86はカム48にほぼ一致して位置する2個の中空直立支柱8を備え、使用者の身体の幅を支柱88の間に容易に収納し得るようにする。図6Aに示すように、各支柱88の中に、上部プーリ90、及び下部プーリ92を設ける。上部プーリ90はカム48の高さより僅かに低く位置し、下部プーリ92は地面に近く位置する。
従って、上述のようにプーリを配置すると、ケーブル50はカム48から後方に上部プーリ90に向け指向し、支柱88を通って、下部プーリ92に向け下降し、地面に近く、下部プーリ84に向け前進し、直立体74を通って上方に、プーリ85A、85Bに向け上昇し、次に、ウェイト82に向け下降する。図8A、及び図8Bに示すように、選択されたウェイト82に、ケーブル50を連結するため、連結手段130を設ける。連結手段130はプーリ132を備え、ブラケット134を介して、ウェイト堆積部のうち最上位のウェイト82に、プーリ132は取り付けられている。ケーブル50をプーリ132の下側の周りに掛け、ケーブル50の各部分がプーリ132と、それに関連する上部プーリ85Bとの間に延在するようにする。この構成により、ケーブル50の両方の部分における張力が等しいままであり、従って、フード状パッドには捩れを生じない。螺着されたボルト136によってブラケット134を最上部のウェイト82に取り付ける。最上位のウェイト82の下側から細長い金属支柱138を懸垂し、この支柱の長さ方向に離間した一連の貫通孔140を金属支柱138に設ける。各ウェイト82に中心孔(図示せず)を設け、ウェイト堆積部16に通して、支柱138を垂直に上下に動かし得るようにする。また、各ウェイト82には中心孔を横切って、孔(図示せず)を設け、休止位置において、即ち、全てのウェイト82がウェイト堆積部16を形成している場合、各ウェイト82のこの横孔が支柱138の対応する孔140に一線になるようにする。次に金属ピン142を選択されたウェイト82、及び孔140に挿入する。従って、プーリ132をその休止位置から上昇させると、それと共に、ピン142を通した1個のウェイトを含むその上方の全てのウェイト82と支柱138とを引き上げる。ピン142によって選択されたウェイトより下のウェイト82は静止したままであり、支柱138は静止しているウェイトの中心の孔を通って垂直に摺動する。
図6Bに矢印Fによって示すほぼ水平方向に、フード状パッド14を前方に強制的に力を加えると、ケーブル50は張力を受け、更に前方に動かすと、ウェイト82はウェイトの堆積部から上昇する。同様に、使用者が頸部を延ばすことによって、図6Aに矢印T によって示す方向に、フード状パッド14を回転すると、下に述べるようなカム48の構造に起因し、ケーブル50に張力が加わることになり、従って、ウェイト82が上昇する。更に、図4に矢印Fの方向に、軸線Bの周りに、パッド支持構体34が回転すると、また、ケーブル50に張力が加わり、従って、ウェイト82が上昇する。フード状パッド14のほぼ垂直な移動は、図6Aに示すように、Fの方向の回転となる。
各カム48の基本的構造を図9A〜図9Dに示す。図9Aは軸38を取り付けたフード状パッド14の一側部を示す。軸38はスプラインを形成した端部144を有しており、このスプライン端を図9Bに端面図で示す。図9Cはプラスチック製の円形カム48を示し、この円形カムはその周端縁の周りに溝146を有する。軸38のスプライン端144に相互に係合する構成の中心孔148をカム48は有する。図9Dはカム48の断面側面図を示す。カム48をスプライン端144に滑り込ませ、サークリップ(図示せず)によって取り付ける。図10は装置10に採用するカム48の1個を一層詳細に示す。上述した構成の他に、このカム48はケーブル50の端部に取り付けた金属ピン152を収容する形態の横溝150を有する。ピン152をケーブル50に取り付け、T字状の端部を形成し、ピン152を溝150内に設置した時、ピン152がカム48の軸線に平行になるようにする。図11A、及び図11Bは装置10に採用した他のカム48を一層詳細に示す。この構造では、カム48から半径方向に突出する支柱154の周りにケーブル50を巻き付け、次にこのケーブルを2個の対向する金属板156間にクランプする。2個の板156間の距離を開閉するため、ねじ付きレバー158を設ける。従って、ケーブル50を所定位置にクランプする前に、金属板156を離間し、ケーブル50を支柱154の周りに引っ張って、ケーブル50の長さを調整することができる。
プーリ90、及び支柱88の好適な構造を図5に示す。この場合、ケーブル50が通るようにした狭い縦スリット106を支柱88に設ける。支柱88内で、上下に自由に摺動する箱形ハウジング108内にプーリ90を配置する。プーリ車110をハウジング108の中心に位置させ、ハウジング108の両側部間に延在する軸112の周りにプーリ車110を回転自在にする。孔114A、114Bをハウジング108に設け、縦スリット106に隣接して配置した孔114Aを通じて、ケーブル50をハウジング108に入れ、ハウジング108の底部の孔114Bを経て、ケーブル50をハウジングの外へ出すようにして、ケーブル50が支柱88、及び/又は直立体74に沿って移動するように構成する。ハウジング108に取り付けられ、縦スリット106に貫通しているねじクランプ機構116によって、ハウジング108を支柱88に固着することができる。従って、支柱88の長さ方向に沿う、異なる位置にプーリハウジング108をクランプすることによって、プーリ90の高さを簡単に調整することができる。この特殊な構造はケーブル50とクランプ機構116とのために同一の縦スリット106を使用することによって、支柱88の強度の減少を最小にしている。代案の実施例では、プーリ84、85、92も調整自在にする。
図2に示すように、支持本体12にも基礎支持構体94を設け、装置10を支持すると共に、全体の構造を維持する。基礎支持構体94は細長い中空の四辺形の箱から形成された金属基礎板96を備える。基礎板96の一端を垂直支持構体54のベース76に取り付ける。基礎板96の他端には調整可能な踏み板機構98を設ける。調整可能な踏み板機構98は突出可能な金属部材100を備えており、その一端は金属基礎板96内に抜き差し摺動し係合できる協働可能な寸法になっている。図3に示すように、突出可能な金属部材100に縦方向に離間する一連の孔101を設け、金属基礎板96の端部付近に設けた単一の孔103に合致させ得るようにする。ばね負荷ボルト105を設け、孔103、及び突出可能な金属部材100の選択された孔101に挿入できるようにして、部材100を希望する位置に保持し得るようにする。金属踏み板102を突出可能な金属部材100の自由端から横方向に延在し、上方から見た時、T字状構造を形成するようにする。踏み板102の頭部は直立するほぼ平坦な面104を備えていて、この面は基礎板96の上面に対し鈍角に配置されている。従って、踏み板102は使用者が足で押すことができる表面104を提供しており、支持本体12に対しフード状パッド14を動かすのに必要な力を発生することができる。
図2に示すように、ケーブル案内構造86も基礎支持構体94に取り付けるのが好適である。しかし、調整可能な踏み板機構98、及び特に突出可能な金属部材100が基礎板96内で自由に摺動できるようにするため、図3に示すように延長部118をケーブル案内構造86の取り付けのため、基礎板96の外部に溶接して取り付ける。ケーブル案内構造86の支柱88はそれぞれ下端に取り付けた脚部119を有する。脚部119は支柱88と結合して、L字状構造を形成する。脚部119は反対側の支柱88に向け内方に延び、その自由端を基礎板96の延長部118に取り付けている。ケーブル案内構造86の応力を最小にするため、各脚部119とその対応支柱88との間の隅角継目に、ほぼ三角形の支持部121を設ける。また、支持部121はケーブル50を隠蔽する利益を有する。
装置10の使用の代表的な形態を図6A〜図6Cに示す。即ち、使用者120は踏み板102の上に足を置き、身をかがめることにより開始位置をとり、前方に身を傾けて、フード状パッド14の湾曲した下側に後頭部を置き、フード状パッド14の前面24に肩を当て、パッド付き棒32に胸を当てる。この位置において、使用者の頸椎を固着し、使用者のC7−T1関節を腰より僅かに下方にする。これは図6Aに示すように、スクラムを組んだフロントローの選手の係合位置をシミュレートしている。装置10の作動を開始するため、使用者120はフード状パッド14を強制的にT の方向に回転することによって、使用者120は最初に自分の頸椎を伸ばす。この運動によりケーブル50を引っ張り、取り付けたウェイト82を上昇させ、それによりパッド14の移動に対する抵抗力を発生させる。同時に、使用者120は腰椎の筋肉を使用して、パッド支持構体34を強制的に僅かに上方にほぼ垂直なFの方向に持ち上げ、背骨が真っ直ぐになる望ましい位置にし、これにより使用者の背骨を地面にほぼ平行になるようにする。また、F方向に動かすと、ケーブル50に張力を加え、ウェイト堆積部から離して、懸垂されたウェイトを一層高く上昇させる。従って、使用者120は図6Bに示すような正しい身体位置にある。次の工程で、使用者は膝を伸ばし、Fの方向に、ウェイト堆積部16の方向に肩で前方に押す。これはスクラムの持続するプッシュの段階であって、図6Cに示す。もう一度、パッド14を移動させると、ケーブル50に更に張力が加わり、ウェイト82がウェイト堆積部から一層高く持ち上げられる。使用者が脚を完全に伸ばすと、パッド14は上述の動きとは逆の順序で移動して、開始位置に戻る。これにより、訓練の1サイクルが完成する。任意の所定の訓練時間中、上のサイクルを多く繰り返して行うのが望ましい。パッド14がその休止位置にない時は常に、ウェイト堆積部16からの抵抗力を使用者120に加わっていることに注目すべきである。従って、訓練の運動の全範囲にわたり、力が加えられる。一層重いウェイト82を選択すれば加わる抵抗力が増大する。
同一の強さを増大するためには、使用者120は数秒間、正しい身体位置、又は完全に伸びた位置を保ち、それにより、力を一定の角度で加えるようにする。
上の説明はフロントローフォワードによる使用に集中したが、セカンドローフォワード、及びバックローフォワードでも装置10を使用すれば有利である。セカンドロー選手やバックロー選手は水平なF方向に力を出す必要があるだけであるから、T方向のパッド14の回転と、F方向のパッド支持構体34の移動とをロックすることができる。代案として、上部プーリ85の位置を変更し、ケーブル50と円筒棒52とが水平に留まるようにする。従って、セカンドローフォワード、及びバックローフォワードの訓練は図6B、及び図6Cに示すように、上述の訓練における最後の膝を伸ばす段階のみを含む。
しかし、固有の棘筋の調整は負傷を防止するのを助けることができると言うことが広く受け入れられているので、全ての選手が装置10の3個の自由度、T、F、及びFの全てを少なくとも或る程度使用して訓練することが望ましい。これは別個のふくらはぎにおける筋肉の訓練、しゃがみこみ姿勢、デット負荷リフト、及び頸部伸長の訓練を行うよりは一層有効であり、時間の消費も少ない傾向があるので良好な全体的な訓練になり得るものである。本発明装置10による訓練は同時に異なる筋肉群をも訓練するので、一層バランスのとれた強化を達成することができる。
従って、本発明はスポーツでスクラムを成功させるのに必要な筋肉を発展させるのに使用し得る筋力調整装置10を提供する。特に、スクラムの上手な持続するプッシュ段階のための正しい身体位置をとるため、フロントロー選手にとって必要なICESを開発するためにフード状パッド14の回転を使用することができる。
片寄ることのない等しい強さを得るトレーニングに必要とするように、本発明は使用者の運動の範囲にわたり、ほぼ一定の力を加えるようにする。従来の提案は設定された身体位置で、使用者によって力を作用させるに過ぎず、従ってイソメトリック強さを開発するために使用されるのみであった。
上述の本発明装置10の特別な構造はパッド14、32の望まない移動は最小にし、円筒棒52に信頼性のある平滑な作動を行わせることである。更に、上述の構成により、3個の力の成分T、F、及びFを唯一つのウェイト堆積部16に結合させることができる。
ブラケット36はケーブル50の張力からフード状パッド14が確実に、負荷を受けることがないようにする。このことはブラケット36がカム軸38を収容している負荷点に安定性を与えている。
上述の構成の場合、F対Fの割合を変化させるため、プーリ90の高さを移転させることができる。
上述の実施例におけるように、パッド14の両側から、ケーブル50をウェイト堆積部16に取り付け、ケーブル50の張力をパッド14の両側で同一にし、従って、パッド14のいかなる捩りモーメントも消滅させるのが好適である。代案として、パッドの一側の円弧、又はカム上の一点に単一のケーブルを取り付け、Tによって示す方向にパッドがなお回転できるようにしてもよい。
本発明の上述の実施例はF方向の回転を許容したが、必要なのはパッド14の上方への垂直運動のみである。記載した実施例では、装置10の設計に単に起因する回転があり、これにより円筒棒52が一端で回動する。
代案の実施例では、ウェイト堆積部16を支持本体12の一側に位置させ、ケーブル50を円筒棒52に通すことなく、ケーブル50をパッド14から、ウェイト堆積部16に直接結合する。
別の実施例では、ウェイト堆積部16を円筒棒52の中心に位置させ、ケーブル50をウェイト82に取り付ける前に、ケーブル50を円筒棒52の後部のプーリに直接送り、次に上部プーリ85に送る。代案として、単一のケーブル50を採用してもよい。
他の実施例では、2個、又はそれ以上のウェイト堆積部16を採用する。従って、それぞれについて別個のウェイト堆積部を設けることによって、それぞれの力T、F、及びFを切り離すことが可能である。
更に他の実施例では、釣り合いウェイトを設け、パッド支持構体34の重量をバランスさせる。この釣り合いウェイトをフレーム60に取り付けて、垂直支持構体54の背後に延在させることができる。これにより、使用者が垂直力(F)のみを受けるようにすることができ、これはパッド支持構体34自身の重量から生ずる力に対抗する力として、ケーブル50を経て生ずる力の結果である。
要約すれば、筋力調整装置10は支持本体12と、この支持本体12に対し移動できるフード状パッド14と、ウェイト堆積部16、及び懸垂機構18の形状の抵抗手段とを備える。懸垂機構18を介して、ウェイト堆積部16をフード状パッド14に結合し、支持本体12に対する第1位置から、支持本体12に対する第2位置までのフード状パッド14の移動に抗して抵抗力が加わるようにする。本発明装置は良好なラグビーのスクラムに必要な筋肉の調整を行うことができる。
本発明の範囲から逸脱することなく、上述の実施例に種々の変更を加え得ることはこの分野の当業者には明らかである。例えば、上述の説明は良好なスクラムに必要な筋肉を発達させるために本発明装置を使用することに関するものであるが、本発明は他の用途、例えば異なるスポーツ、又は次のような特定の病気、又はけがのための筋肉の開発に関する他の用途にも適用することができる。
これに関して、図12A〜図12Cは一般の身体の訓練に適する本発明の第2実施例による筋肉調整装置の作動を線図的に示している。図面に示すように、この装置は軸線38の周りに回転するように配置された頭部部材26と、胸部部材32とを備えている。図12Aから図12Cまでの位置の進行によって示されているように軸線38は移動することができ、頭部部材26と、胸部部材32とは軸線38の周りに回転することができる。図12A〜図12Cに大きな矢印で示す抵抗は以前の実施例におけるように、ケーブル(図示せず)に取り付けたウェイト堆積部によって与えられる。大きな矢印の方向に軸線を押圧するようにケーブルは作用し、以前に説明したように、カム構成によって、頭部部材26のための抵抗トルクを生ずる。
第2実施例は背骨を強化するのに必要な自由度のみを使用する自由度2の強度調整機械であって、従って、使用者の肩に接触させるパッドを有していない。従って、この機械はサイクリング、乗馬、体操、アイスホッケー、及び雪上スポーツのような脊髄のけがが課題として残るような非接触形のスポーツに適している(大きな矢印はカムに取り付けたケーブルの張力を示している)。この実施例の装置は使用者が着席し、次にパッドに押しつけることによって背下部を伸ばす点で現在の腰部伸展機械に似ているが、相違するのは、本発明装置は単一のパッドの代わりにパッド26を後頭部に接触させ、更にパッド32を例えば胸骨のようなC7−T1部分より下の胸の前部に接触させ、従って頸椎の周りにもモーメントを生ぜしめる点である。次に使用者は背骨を伸ばすことができ、背骨における3個のすべての部分(頸部、胸郭、及び腰)全てに同時に抵抗が加わる。軸線38はほぼ使用者の背骨のC7−T1部にある。胸部部材32を使用者の胸に接触させ、背骨の上部(頸部)を残りの下部から離間させる。背骨は複雑な構造であるから、軸線38は必ずしも使用者の腰の周りに回転させない。従って、軸線38の運動は一層複雑な経路をとる。
図13はスクラムの訓練のためを意図した本発明の第3実施例を示す。この実施例は図2の実施例にほぼ類似しており、対応する符号を対応する部分に使用している。類似している点は詳細に説明せず、簡明のため、ウェイト堆積部、及びケーブルは図示していない。この構成では、別個のパッド24によって肩部材を設け、また別個のパッド26によって頭部部材を設け、フード状パッドは存在しない。この実施例の胸パッド32は肩パッド24から懸垂しており、軸線38の周りに回転しない。

Claims (18)

  1. 本体と、
    使用中、使用者の頭部に接触するように配置された頭部部材と、
    使用中、使用者の胸部に接触するよう配置された胸部部材と、を備える筋肉調整装置において、
    使用中、使用者の背骨の縦方向に対しほぼ横方向に配置され、前記頭部部材から離間している軸線の周りの抵抗トルクに抗して、前記本体に対し相対的に回転するように前記頭部部材を配置し、前記使用者の頭部を前記抵抗トルクが前方に押圧するように構成し、
    使用中、前記使用者の胸部が前方に動くのを抑止するように、前記胸部部材を前記軸線に対し取り付け、前記抵抗トルクに対抗する前記使用者の頭部の移動が前記背骨の頸部を主に訓練することを特徴とする筋肉調整装置。
  2. 使用中、使用者の頭部の後部に接触するように前記頭部部材を配置した請求項1に記載の筋肉調整装置。
  3. 前記軸線の周りに回転するように前記胸部部材を配置した請求項1、又は2に記載の筋肉調整装置
  4. 前記胸部部材を前記軸線と共に移動するように、前記軸線に対し固着した請求項1、又は2に記載の筋肉調整装置。
  5. 前記軸線の並進運動を受け入れる形態に前記筋肉調整装置を構成した前記請求項のいずれかに1項に記載の筋肉調整装置。
  6. 抵抗力に抗する前記軸線の並進運動を受け入れる形態に前記筋肉調整装置を構成した請求項5に記載の筋肉調整装置。
  7. 前記筋肉調整装置は前記軸線の周りに回転するように配置された少なくとも1個のカム部材を備え、前記抵抗トルクを発生するため、前記筋肉調整装置の使用中、力を加えるため前記軸線から離間した連結点を前記カム部材が備えている前記請求項のいずれか1項に記載の筋肉調整装置。
  8. 前記連結点に加わる力が前記軸線の並進運動に抵抗する前記抵抗力である請求項6、及び7のいずれか1項に記載の筋肉調整装置。
  9. 前記筋肉調整装置は使用中、使用者の肩に接触するように配置された肩部材を備え、
    前記肩部材、及び前記頭部部材を前記本体に対し相対的に移動し得るようにし、前記肩部材、及び前記頭部部材が前記本体に対する第1位置から、前記本体に対する第2位置まで移動するのに対する抵抗力を生ずるよう前記肩部材、及び前記頭部部材に結合された抵抗手段を前記筋肉調整装置が備えている請求項1〜8のいずれか1項に記載の筋肉調整装置。
  10. 本体と、使用している時、使用者の肩に接触するように配置された肩部材と、使用している時、使用者の頭部に接触するように配置された頭部部材とを備え、前記肩部材、及び頭部部材は前記本体に対し相対的に移動可能であり、更に、前記肩部材、及び前記頭部部材が前記本体に対する第1位置から、前記本体に対する第2位置まで移動するのに対する抵抗力を生ずるよう前記肩部材、及び前記頭部部材に結合された抵抗手段を備え、前記頭部部材を前記本多に対し回転自在にしたことを特徴とする筋肉調整装置。
  11. 使用している時、使用者の頸椎(即ちC7−T1部分)の回転の中心にほぼ一致するように、前記頭部部材の回転の軸線を配置した請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記肩部材と共に移動できるように、前記肩部材に対し、前記胸部部材を固着した請求項9、10、及び11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記頭部部材と共に回転できるように、前記頭部部材に対し、前記肩部材を固着した請求項9〜12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記肩部材と共に移動できるように、前記肩部材に対し、前記頭部部材を回転自在に取り付けた前記請求項9〜12のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記肩部材を地面に対しほぼ水平に移動するように構成した請求項9〜14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記肩部材の水平移動に抗して作用する形態の力を前記抵抗手段によって生ぜしめる請求項15に記載の装置。
  17. 前記地面に対しほぼ垂直に移動するように前記肩部材を構成した請求項9〜16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記肩部材の垂直移動に抗して作用する形態の力を前記抵抗手段によって生ぜしめる請求項17に記載の装置。
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