JP2009541332A5 - - Google Patents

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JP2009541332A5
JP2009541332A5 JP2009516593A JP2009516593A JP2009541332A5 JP 2009541332 A5 JP2009541332 A5 JP 2009541332A5 JP 2009516593 A JP2009516593 A JP 2009516593A JP 2009516593 A JP2009516593 A JP 2009516593A JP 2009541332 A5 JP2009541332 A5 JP 2009541332A5
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別の態様において、本発明は、薬学的に許容される担体と転写因子調節化合物とを含む薬学的組成物に関する。転写因子調節化合物は、式(I)〜(VIII)および表2の化合物でありうる。
[請求項1001]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(I)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグと該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 1 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
A、B、D、E、W、X、Y、およびZはそれぞれ独立に炭素または窒素であり;
式中、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが炭素である場合にはR 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが窒素である場合にはR 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;かつ
R 10 、R 11 、R 12 、およびR 13 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、A、B、C、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である場合、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 のうち1つは水素ではない。
[請求項1002]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(I)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグと転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 1 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
A、B、D、E、W、X、Y、およびZはそれぞれ独立に炭素または窒素であり;
式中、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが炭素である場合にはR 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが窒素である場合にはR 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;かつ
R 10 、R 11 、R 12 、およびR 13 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、A、B、C、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である場合、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 のうち1つは水素ではない。
[請求項1003]
A、B、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1004]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1003記載の方法。
[請求項1005]
R 3 がニトロである、請求項1004記載の方法。
[請求項1006]
R 2 、R 4 、R 5 、R 10 、R 11 、およびR 12 がそれぞれ水素である、請求項1005記載の方法。
[請求項1007]
R 13 が置換アリールである、請求項1006記載の方法。
[請求項1008]
置換アリールがハロゲンで置換されている、請求項1007記載の方法。
[請求項1009]
ハロゲンがフッ素である、請求項1008記載の方法。
[請求項1010]
R 6 がハロゲンである、請求項1008記載の方法。
[請求項1011]
ハロゲンがフッ素である、請求項1010記載の方法。
[請求項1012]
R 7 、R 8 、およびR 9 が水素である、請求項1010記載の方法。
[請求項1013]
R 9 がハロゲンである、請求項1008記載の方法。
[請求項1014]
ハロゲンがフッ素である、請求項1013記載の方法。
[請求項1015]
R 6 、R 7 、およびR 8 が水素である、請求項1013記載の方法。
[請求項1016]
R 7 がアルキルである、請求項1008記載の方法。
[請求項1017]
アルキルがメチルである、請求項1016記載の方法。
[請求項1018]
アルキルが置換アルキルである、請求項1016記載の方法。
[請求項1019]
置換アルキルがモルホリンで置換されている、請求項1018記載の方法。
[請求項1020]
R 6 、R 8 、およびR 9 が水素である、請求項1016記載の方法。
[請求項1021]
R 8 がアルコキシである、請求項1008記載の方法。
[請求項1022]
アルコキシがメトキシである、請求項1021記載の方法。
[請求項1023]
R 6 、R 7 、およびR 9 がそれぞれ水素である、請求項1021記載の方法。
[請求項1024]
アリールがアルキルで置換されている、請求項1007記載の方法。
[請求項1025]
R 7 がアルキルである、請求項1024記載の方法。
[請求項1026]
アルキルがエチルである、請求項1025記載の方法。
[請求項1027]
R 6 、R 8 、およびR 9 がそれぞれ水素である、請求項1025記載の方法。
[請求項1028]
A、B、D、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素であり、かつEが窒素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1029]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1028記載の方法。
[請求項1030]
R 3 がニトロである、請求項1029記載の方法。
[請求項1031]
R 2 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 10 、R 11 、およびR 12 が水素であり、かつR 9 が存在しない、請求項1030記載の方法。
[請求項1032]
R 13 がアリールである、請求項1031記載の方法。
[請求項1033]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1032記載の方法。
[請求項1034]
アリールが4-フルオロフェニルまたは2,4-フルオロフェニルである、請求項1033記載の方法。
[請求項1035]
B、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素であり、かつAが窒素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1036]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1035記載の方法。
[請求項1037]
R 3 がニトロである、請求項1036記載の方法。
[請求項1038]
R 2 、R 4 、R 5 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、およびR 12 が水素であり、かつR 6 が存在しない、請求項1037記載の方法。
[請求項1039]
R 13 がアリールである、請求項1038記載の方法。
[請求項1040]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1040記載の方法。
[請求項1041]
アリールが4-フルオロフェニルまたは2,4-フルオロフェニルである、請求項1040記載の方法。
[請求項1042]
A、B、D、E、X、Y、およびZがそれぞれ炭素であり、かつWが窒素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1043]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1042記載の方法。
[請求項1044]
R 3 がニトロである、請求項1043記載の方法。
[請求項1045]
R 2 、R 4 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、およびR 12 がそれぞれ水素であり、かつR 5 が存在しない、請求項1044記載の方法。
[請求項1046]
R 6 がハロゲンである、請求項1045記載の方法。
[請求項1047]
ハロゲンがフッ素である、請求項1046記載の方法。
[請求項1048]
R 13 がアリールである、請求項1036記載の方法。
[請求項1049]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1048記載の方法。
[請求項1050]
アリールが4-フルオロフェニルである、請求項1049記載の方法。
[請求項1051]
A、B、D、E、X、W、およびZがそれぞれ炭素であり、かつYが窒素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1052]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1051記載の方法。
[請求項1053]
R 2 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、およびR 12 がそれぞれ水素であり、かつR 3 がヒドロキシルである、請求項1052記載の方法。
[請求項1054]
R 13 がアリールである、請求項1053記載の方法。
[請求項1055]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1054記載の方法。
[請求項1056]
アリールが4-フルオロフェニルである、請求項1055記載の方法。
[請求項1057]
A、B、D、E、X、Y、およびZがそれぞれ炭素であり、かつWが窒素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1058]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1057記載の方法。
[請求項1059]
R 2 、R 3 、R 4 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、およびR 12 がそれぞれ水素であり、かつR 5 がヒドロキシルである、請求項1058記載の方法。
[請求項1060]
R 13 がアリールである、請求項1059記載の方法。
[請求項1061]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1060記載の方法。
[請求項1062]
アリールが4-フルオロフェニルである、請求項1061記載の方法。
[請求項1063]
A、B、D、E、W、X、およびZがそれぞれ炭素であり、かつYが窒素である、請求項1001または1002記載の方法。
[請求項1064]
R 1 がヒドロキシルである、請求項1063記載の方法。
[請求項1065]
R 2 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 、およびR 12 がそれぞれ水素であり、かつR 3 が存在しない、請求項1064記載の方法。
[請求項1066]
R 13 がアリールである、請求項1065記載の方法。
[請求項1067]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1066記載の方法。
[請求項1068]
アリールが4-フルオロフェニルである、請求項1067記載の方法。
[請求項1069]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(II)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 1a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 2a 、R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、
R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である場合、R 13c は、水素、フッ素、ジメチルアミノ、シアノ、ヒドロキシ、メチル、およびメトキシではなく;かつ
R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d が水素である場合、R 13c およびR 13e はフッ素ではない。
[請求項1070]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(II)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 1a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 2a 、R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、
R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である場合、R 13c は、水素、フッ素、ジメチルアミノ、シアノ、ヒドロキシ、メチル、およびメトキシではなく;かつ
R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d が水素である場合、R 13c およびR 13e はフッ素ではない。
[請求項1071]
R 1a がヒドロキシルである、請求項1069または1070記載の方法。
[請求項1072]
R 3a がシアノである、請求項1071記載の方法。
[請求項1073]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1072記載の方法。
[請求項1074]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1072記載の方法。
[請求項1075]
R 13c がハロゲン、アルキル、またはアシルである、請求項1074記載の方法。
[請求項1076]
ハロゲンがフッ素である、請求項1075記載の方法。
[請求項1077]
アルキルがメチルである、請求項1075記載の方法。
[請求項1078]
R 3a がニトロである、請求項1071記載の方法。
[請求項1079]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1078記載の方法。
[請求項1080]
R 11a がアリール(例えばフェニル)、ハロゲン(例えばフッ素)、またはアルキル(例えばメチル)である、請求項1079記載の方法。
[請求項1081]
アリールがフェニルである、請求項1080記載の方法。
[請求項1082]
ハロゲンがフッ素である、請求項1080記載の方法。
[請求項1083]
アルキルがメチルである、請求項1080記載の方法。
[請求項1084]
R 2a 、R 2b 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1078記載の方法。
[請求項1085]
R 13c がハロゲンである、請求項1084記載の方法。
[請求項1086]
ハロゲンがフッ素である、請求項1085記載の方法。
[請求項1087]
R 11a がアルキルである、請求項1085記載の方法。
[請求項1088]
アルキルがヒドロキシエチルまたはピペラジニルメチルである、請求項1087記載の方法。
[請求項1089]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1078記載の方法。
[請求項1090]
R 13c がアルキル、アシル、またはヘテロアリールである、請求項1089記載の方法。
[請求項1091]
アルキルがイソプロピルである、請求項1090記載の方法。
[請求項1092]
ヘテロアリールがトリアゾール、イミダゾール、またはオキサゾールである、請求項1090記載の方法。
[請求項1093]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d がそれぞれ水素である、請求項1078記載の方法。
[請求項1094]
R 13c およびR 13e がそれぞれアルコキシである、請求項1093記載の方法。
[請求項1095]
アルコキシがメトキシである、請求項1094記載の方法。
[請求項1096]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1078記載の方法。
[請求項1097]
R 13b がアルキルである、請求項1096記載の方法。
[請求項1098]
アルキルがホスホン酸で置換されているかまたはホスホン酸ジアルキルエステルである、請求項1097記載の方法。
[請求項1099]
R 13e がハロゲンである、請求項1097記載の方法。
[請求項1100]
ハロゲンがフッ素である、請求項1099記載の方法。
[請求項1101]
R 13c がハロゲンである、請求項1078記載の方法。
[請求項1102]
ハロゲンがフッ素である、請求項1101記載の方法。
[請求項1103]
R 2a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1101記載の方法。
[請求項1104]
R 4a がアルキルアミノ、アルキル、アルコキシ、またはハロゲンである、請求項1103記載の方法。
[請求項1105]
アルキルアミノがジメチルアミノまたはジアルキルアミノアルキルアミノである、請求項1104記載の方法。
[請求項1106]
アルキルがメチルである、請求項1104記載の方法。
[請求項1107]
アルコキシがエトキシ、ホスホン酸置換アルコキシ、エーテル置換アルコキシ、アルキルアミノ置換アルコキシ、または複素環置換アルコキシ、例えばモルホリン置換アルコキシもしくはピペラジン置換アルコキシである、請求項1104記載の方法。
[請求項1108]
ハロゲンがフッ素である、請求項1104記載の方法。
[請求項1109]
R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1102記載の方法。
[請求項1110]
R 2a がアルキルアミノである、請求項1109記載の方法。
[請求項1111]
アルキルアミノがアルキルアミノアルキルアミノである、請求項1110記載の方法。
[請求項1112]
R 1a が置換または非置換の直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基である、請求項1069または1070記載の方法。
[請求項1113]
アルコキシ基がホスホン酸置換アルコキシまたはホスホン酸ジアルキルエステルアルコキシである、請求項1112記載の方法。
[請求項1114]
R 3a がニトロである、請求項1113記載の方法。
[請求項1115]
R 13c がハロゲンである、請求項1114記載の方法。
[請求項1116]
ハロゲンがフッ素である、請求項1115記載の方法。
[請求項1117]
R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1115記載の方法。
[請求項1118]
R 2a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である、請求項1078記載の方法。
[請求項1119]
R 13c がアシルである、請求項1118記載の方法。
[請求項1120]
R 4a がアルコキシである、請求項1119記載の方法。
[請求項1121]
アルコキシがピペラジニル置換アルコキシまたはモルホリン置換アルコキシである、請求項1120記載の方法。
[請求項1122]
R 3a がヘテロアリールである、請求項1071記載の方法。
[請求項1123]
ヘテロアリールがイミダゾリルまたはピラゾリルである、請求項1122記載の方法。
[請求項1124]
R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e がそれぞれ水素である、請求項1122記載の方法。
[請求項1125]
R 13c がハロゲンである、請求項1124記載の方法。
[請求項1126]
ハロゲンがフッ素である、請求項1125記載の方法。
[請求項1127]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(III)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグと該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 14 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
G、J、K、L、M、Q、T、およびUはそれぞれ独立に、炭素または窒素であり;
式中、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが炭素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが窒素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;
R 23 およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素である場合、R 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 のうち1つは水素ではない。
[請求項1128]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(III)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグと転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 14 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
G、J、K、L、M、Q、T、およびUはそれぞれ独立に、炭素または窒素であり;
式中、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが炭素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが窒素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;
R 23 およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素である場合、R 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 のうち1つは水素ではない。
[請求項1129]
G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素であり、かつR 14 がヒドロキシルである、請求項1126または1127記載の方法。
[請求項1130]
R 16 がニトロである、請求項1129記載の方法。
[請求項1131]
R 24 がアリールである、請求項1130記載の方法。
[請求項1132]
アリールがアシルまたはハロゲンで置換されている、請求項1131記載の方法。
[請求項1133]
R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、およびR 21 が水素である、請求項1132記載の方法。
[請求項1134]
R 22 がハロゲンである、請求項1133記載の方法。
[請求項1135]
ハロゲンがフッ素である、請求項1134記載の方法。
[請求項1136]
R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 21 、およびR 22 が水素である、請求項1131記載の方法。
[請求項1137]
R 20 がアルキルである、請求項1136記載の方法。
[請求項1138]
アルキルがメチルまたはエチルである、請求項1137記載の方法。
[請求項1139]
R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、およびR 22 が水素である、請求項1131記載の方法。
[請求項1140]
R 21 がアルコキシである、請求項1139記載の方法。
[請求項1141]
アルコキシがメトキシである、請求項1140記載の方法。
[請求項1142]
R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、およびR 22 が水素である、請求項1131記載の方法。
[請求項1143]
R 21 がハロゲンまたはアルコキシである、請求項1142記載の方法。
[請求項1144]
ハロゲンがフッ素である、請求項1143記載の方法。
[請求項1145]
アルコキシがメトキシまたはホスホン酸置換アルコキシである、請求項1143記載の方法。
[請求項1146]
R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 21 、およびR 22 が水素である、請求項1131記載の方法。
[請求項1147]
R 20 がアルキルである、請求項1146記載の方法。
[請求項1148]
アルキルがエチルである、請求項1147記載の方法。
[請求項1149]
G、J、K、L、Q、T、およびUがそれぞれ炭素であり、かつMが窒素である、請求項1126または1127記載の方法。
[請求項1150]
R 14 がヒドロキシルである、請求項1149記載の方法。
[請求項1151]
R 16 がニトロである、請求項1150記載の方法。
[請求項1152]
R 15 、R 17 、R 18 、R 20 、R 21 、R 22 、およびR 23 がそれぞれ水素である、請求項1151記載の方法。
[請求項1153]
R 19 が存在しない、請求項1152記載の方法。
[請求項1154]
R 24 がアリールである、請求項1153記載の方法。
[請求項1155]
アリールがハロゲンまたはアシルで置換されている、請求項1154記載の方法。
[請求項1156]
G、J、K、L、M、Q、およびTがそれぞれ炭素であり、かつUが窒素である、請求項1126または1127記載の方法。
[請求項1157]
R 14 がヒドロキシルである、請求項1156記載の方法。
[請求項1158]
R 16 がニトロである、請求項1157記載の方法。
[請求項1159]
R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、およびR 23 がそれぞれ水素であり、かつR 22 が存在しない、請求項1158記載の方法。
[請求項1160]
R 24 がアリールである、請求項1159記載の方法。
[請求項1161]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1160記載の方法。
[請求項1162]
J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素であり、かつGが窒素である、請求項1126または1127記載の方法。
[請求項1163]
R 14 がヒドロキシルである、請求項1162記載の方法。
[請求項1164]
R 16 がニトロである、請求項1163記載の方法。
[請求項1165]
R 15 、R 17 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、およびR 23 がそれぞれ水素であり、かつR 18 が存在しない、請求項1164記載の方法。
[請求項1166]
R 24 がアリールである、請求項1165記載の方法。
[請求項1167]
アリールがハロゲンまたはアシルで置換されている、請求項1166記載の方法。
[請求項1168]
G、J、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素であり、かつKが窒素である、請求項1126または1127記載の方法。
[請求項1169]
R 14 がヒドロキシルである、請求項1168記載の方法。
[請求項1170]
R 16 が存在せず、R 15 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、およびR 23 がそれぞれ水素である、請求項1169記載の方法。
[請求項1171]
R 24 がアリールである、請求項1170記載の方法。
[請求項1172]
アリールがハロゲンで置換されている、請求項1171記載の方法。
[請求項1173]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(IV)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 14a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 15a 、R 16a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e のうち少なくとも2つは水素ではない。
[請求項1174]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(IV)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 14a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 15a 、R 16a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e のうち少なくとも2つは水素ではない。
[請求項1175]
R 14a がヒドロキシルである、請求項1173または1174記載の方法。
[請求項1176]
R 16a がニトロである、請求項1175記載の方法。
[請求項1177]
R 15a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、およびR 24e が水素である、請求項1176記載の方法。
[請求項1178]
R 24c およびR 24d が連結して環を形成する、請求項1177記載の方法。
[請求項1179]
R 15a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、およびR 24e が水素である、請求項1176記載の方法。
[請求項1180]
R 24c がハロゲンである、請求項1179記載の方法。
[請求項1181]
ハロゲンがフッ素である、請求項1180記載の方法。
[請求項1182]
R 24d がハロゲン、アルキル、またはアルコキシである、請求項1180記載の方法。
[請求項1183]
ハロゲンがフッ素である、請求項1182記載の方法。
[請求項1184]
アルキルがメチルである、請求項1182記載の方法。
[請求項1185]
アルコキシがメトキシである、請求項1182記載の方法。
[請求項1186]
R 15a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、およびR 24d が水素である、請求項1176記載の方法。
[請求項1187]
R 24c がハロゲンである、請求項1186記載の方法。
[請求項1188]
ハロゲンがフッ素である、請求項1187記載の方法。
[請求項1189]
R 24e がアルコキシである、請求項1187記載の方法。
[請求項1190]
アルコキシがメトキシである、請求項1189記載の方法。
[請求項1191]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(V)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 25 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 26 、R 27 、R 28 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35c 、R 35d 、およびR 35e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、R 26 、R 27 、R 28 、およびR 29 のうち少なくとも2つは水素ではない。
[請求項1192]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(V)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 25 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 26 、R 27 、R 28 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35c 、R 35d 、およびR 35e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、R 26 、R 27 、R 28 、およびR 29 のうち少なくとも2つは水素ではない。
[請求項1193]
R 25 がヒドロキシルである、請求項1191または1192記載の方法。
[請求項1194]
R 27 がニトロである、請求項1193記載の方法。
[請求項1195]
R 26 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35d 、およびR 35e がそれぞれ水素である、請求項1194記載の方法。
[請求項1196]
R 28 がアルキルである、請求項1195記載の方法。
[請求項1197]
アルキルがメチルである、請求項1196記載の方法。
[請求項1198]
R 35c がアシルまたはヘテロアリールである、請求項1196記載の方法。
[請求項1199]
ヘテロアリールがオキサゾールである、請求項1198記載の方法。
[請求項1200]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(VI)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 25' は、置換された直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基であり;
R 26' 、R 27' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35c' 、R 35d' 、およびR 35e' はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンである。
[請求項1201]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(VI)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 25' は、置換された直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基であり;
R 26' 、R 27' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35c' 、R 35d' 、およびR 35e' はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンである。
[請求項1202]
R 25' が、ホスホン酸置換アルコキシ、アルキルホスホン酸置換アルコキシ、カルボン酸置換アルコキシ、またはアルキルアミノ置換アルコキシである、請求項1200または1201記載の方法。
[請求項1203]
R 27' がニトロである、請求項1202記載の方法。
[請求項1204]
R 26' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35d' 、およびR 35e' がそれぞれ水素である、請求項1203記載の方法。
[請求項1205]
R 35c' がハロゲンである、請求項1204記載の方法。
[請求項1206]
ハロゲンがフッ素である、請求項1205記載の方法。
[請求項1207]
微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(VII)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 36 はヒドロキシルであり;
R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
R 38 はシアノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、ヘテロアリール、アミノ-オキシム、またはアミノカルボニルであり;
R 46c は水素、アシル、フルオロ、ピリジィニル(pyrizinyl)、ピリジニル、シアノ、イミダゾリル、ジアルキルアミノカルボニル、またはジアルキルアミノであり;
ただし、
R 38 がニトロであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノ、アシル、および水素ではなく;かつ
R 38 がシアノであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノではない。
[請求項1208]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(VII)の転写因子調節化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩と転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 36 はヒドロキシルであり;
R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
R 38 はシアノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、ヘテロアリール、アミノ-オキシム、またはアミノカルボニルであり;
R 46c は水素、アシル、フルオロ、ピリジィニル、ピリジニル、シアノ、イミダゾリル、ジアルキルアミノカルボニル、またはジアルキルアミノであり;
ただし、
R 38 がニトロであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノ、アシル、および水素ではなく;かつ
R 38 がシアノであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノではない。
[請求項1209]
R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である、請求項1207または1208記載の方法。
[請求項1210]
R 38 がシアノである、請求項1209記載の方法。
[請求項1211]
R 46c がアシル、フルオロ、シアノ、またはイミダゾリルである、請求項1210記載の方法。
[請求項1212]
R 38 がアミノ-オキシムである、請求項1209記載の方法。
[請求項1213]
R 46c がフルオロである、請求項1212記載の方法。
[請求項1214]
R 38 がニトロである、請求項1209記載の方法。
[請求項1215]
R 46c がピリジィニル、ピリジニル、またはジアルキルアミノカルボニルである、請求項1214記載の方法。
[請求項1216]
ジアルキルアミノカルボニルがジメチルアミノカルボニルである、請求項1215記載の方法。
[請求項1217]
R 38 がアミノカルボニルである、請求項1209記載の方法。
[請求項1218]
R 46c がハロゲンである、請求項1217記載の方法。
[請求項1219]
ハロゲンがフッ素である、請求項1218記載の方法。
[請求項1220]
R 38 がオキシムである、請求項1209記載の方法。
[請求項1221]
R 46c がジアルキルアミノである、請求項1220記載の方法。
[請求項1222]
ジアルキルアミノがジメチルアミノである、請求項1221記載の方法。
[請求項1223]
R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46b 、R 46c 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である、請求項1207または1208記載の方法。
[請求項1224]
R 38 がニトロである、請求項1223記載の方法。
[請求項1225]
R 46a がヒドロキシルである、請求項1224記載の方法。
[請求項1226]
R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である、請求項1207または1208記載の方法。
[請求項1227]
R 38 がヘテロアリールである、請求項1226記載の方法。
[請求項1228]
ヘテロアリールがイミダゾリルである、請求項1227記載の方法。
[請求項1229]
ヘテロアリールがピラゾリルである、請求項1227記載の方法。
[請求項1230]
R 46c がアシルである、請求項1228記載の方法、154. 微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための方法であって、該微生物細胞の抗生物質耐性が低下するように、下記の式(VIII)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグと該細胞を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 47 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 48 、R 49 、R 50 、R 51 、R 52 、およびR 53 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
Arはアリールである。
[請求項1231]
転写を調節するための方法であって、転写が調節されるように、下記の式(VIII)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグと転写因子を接触させる工程を含む、方法:
Figure 2009541332
式中、
R 47 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 48 、R 49 、R 50 、R 51 、R 52 、およびR 53 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
Arはアリールである。
[請求項1232]
R 47 がヒドロキシルである、請求項1230または1231記載の方法。
[請求項1233]
R 48 、R 50 、R 51 、およびR 52 がそれぞれ水素である、請求項1232記載の方法。
[請求項1234]
Arがフラニルである、請求項1233記載の方法。
[請求項1235]
R 53 がアルケニルである、請求項1234記載の方法。
[請求項1236]
薬学的に許容される塩がカリウム塩またはナトリウム塩である、請求項1001〜1235のいずれか一項記載の方法。
[請求項1237]
転写因子が転写活性化因子である、請求項1001〜1236のいずれか一項記載の方法。
[請求項1238]
転写活性化因子がAraCファミリーポリペプチドまたはMarAファミリーポリペプチドである、請求項1237記載の方法。
[請求項1239]
転写因子調節化合物が転写因子阻害化合物である、請求項1001〜1238のいずれか一項記載の方法。
[請求項1240]
転写因子が原核生物由来である、請求項1001〜1238のいずれか一項記載の方法。
[請求項1241]
MarAファミリーポリペプチドがMarA、SoxS、Rob、またはLcrF(VirF)である、請求項1238記載の方法。
[請求項1242]
転写因子調節化合物がSoxSに対して10μM未満のEC 50 活性を有する、請求項1001〜1241のいずれか一項記載の方法。
[請求項1243]
転写因子調節化合物がSoxSに対して5μM未満のEC 50 活性を有する、請求項1242記載の方法。
[請求項1244]
転写因子調節化合物がMarAに対して1μM未満のEC 50 を有する、請求項1243記載の方法。
[請求項1245]
転写因子調節化合物がLcrF(VirF)に対して10μM未満のEC 50 を有する、請求項1241記載の方法。
[請求項1246]
転写因子調節化合物がLcrF(VirF)に対して5μM未満のEC 50 を有する、請求項1245記載の方法。
[請求項1247]
転写因子調節化合物がLcrF(VirF)に対して1μM未満のEC 50 を有する、請求項1246記載の方法。
[請求項1248]
転写因子調節化合物が1.0 CFU/gを上回る腎組織の対数減少(CFU/g)をもたらす、請求項1001〜1247のいずれか一項記載の方法。
[請求項1249]
転写因子調節化合物が2.5 CFU/gを上回る腎組織の対数減少(CFU/g)をもたらす、請求項1248記載の方法。
[請求項1250]
微生物細胞が、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)、シュードモナス・アシドボランス(Pseudomonas acidovorans)、シュードモナス・アルカリゲネス(Pseudomonas alcaligenes)、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)、アエロモナス・ヒドロフィラ(Aeromonas hydrophilia)、大腸菌(Escherichia coli)、およびシトロバクター・フロインディ(Citrobacter freundii)からなる群より選択される、請求項1001〜1249のいずれか一項記載の方法。
[請求項1251]
微生物細胞が、ネズミチフス菌(Salmonella typhimurium)、チフス菌(Salmonella typhi)、パラチフス菌(Salmonella paratyphi)、腸炎菌(Salmonella enteritidis)、志賀赤痢菌(Shigella dysenteriae)、フレクスナー赤痢菌(Shigella flexneri)、ソンネ赤痢菌(Shigella sonnei)、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)、エンテロバクター・アエロゲネス(Enterobacter aerogenes)、肺炎杆菌(Klebsiella pneumoniae)、クレブシエラ・オキシトカ(Klebsiella oxytoca)、霊菌(Serratia marcescens)、モルガン菌(Morganella morganii)、プロテウス・ミラビリス(Proteus mirabilis)、プロテウス・ブルガリス(Proteus vulgaris)、プロビデンシア・アルカリファシエンス(Providencia alcalifaciens)、プロビデンシア・レットゲリ(Providencia rettgeri)、プロビデンシア・スチュアルティイ(Providencia stuartii)、アシネトバクター・カルコアセチカス(Acinetobacter calcoaceticus)、アシネトバクター・ヘモリチカス(Acinetobacter haemolyticus)、エルシニア・エンテロコリチカ(Yersinia enterocolitica)、エルシニア・ペスティス(Yersinia pestis)、偽結核菌(Yersinia pseudotuberculosis)、エルシニア・インターメディア(Yersinia intermedia)、百日咳菌(Bordetella pertussis)、パラ百日咳菌(Bordetella parapertussis)、気管支敗血症菌(Bordetella bronchiseptica)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、パラインフルエンザ菌(Haemophilus parainfluenzae)、ヘモフィルス・ヘモリチカス(Haemophilus haemolyticus)、ヘモフィルス・パラヘモリチカス(Haemophilus parahaemolyticus)、および野兎病菌(Francisella tularensis)からなる群より選択される、請求項1001〜1249のいずれか一項記載の方法。
[請求項1252]
微生物細胞が、軟性下疳菌(Haemophilus ducreyi)、パスツレラ・ムルトシダ(Pasteurella multocida)、パスツレラ・ヘモリチカ(Pasteurella haemolytica)、カタル球菌(Branhamella catarrhalis)、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)、カンピロバクター・フィタス(Campylobacter fetus)、カンピロバクター・ジェジュニ(Campylobacter jejuni)、カンピロバクター・コリ(Campylobacter coli)、ライム病ボレリア(Borrelia burgdorferi)、コレラ菌(Vibrio cholerae)、腸炎ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus)、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、リステリア菌(Listeria monocytogenes)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、ガードネレラ・バジナリス(Gardnerella vaginalis)、バクテロイデス・フラジリス(Bacteroides fragilis)、バクテロイデス・ディスタソニス(Bacteroides distasonis)、バクテロイデス(Bacteroides)3452A相同群、バクテロイデス・ブルガタス(Bacteroides vulgatus)、バクテロイデス・オバータス(Bacteroides ovalus)、バクテロイデス・シータイオタオミクロン(Bacteroides thetaiotaomicron)、およびバクテロイデス・ユニフォルミス(Bacteroides uniformis)からなる群より選択される、請求項1001〜1249のいずれか一項記載の方法。
[請求項1253]
微生物細胞が、バクテロイデス・エガーシイ(Bacteroides eggerthii)、バクテロイデス・スプランクニクス(Bacteroides splanchnicus)、クロストリジウム・ディフィシレ(Clostridium difficile)、ヒト結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、トリ結核菌(Mycobacterium avium)、マイコバクテリウム・イントラセルラーレ(Mycobacterium intracellulare)、らい菌(Mycobacterium leprae)、ジフテリア菌(Corynebacterium diphtheriae)、コリネバクテリウム・ウルセランス(Corynebacterium ulcerans)、肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)、ストレプトコッカス・アガラクティエ(Streptococcus agalactiae)、化膿連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)、エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)、スタフィロコッカス・サプロフィチカス(Staphylococcus saprophyticus)、スタフィロコッカス・インターメディウス(Staphylococcus intermedius)、スタフィロコッカス・ヒイカス(Staphylococcus hyicus)亜種ヒイカス、スタフィロコッカス・ヘモリチカス(Staphylococcus haemolyticus)、スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)、およびスタフィロコッカス・サッカロリチカス(Staphylococcus saccharolyticus)からなる群より選択される、請求項1001〜1249のいずれか一項記載の方法。
[請求項1254]
薬学的に許容される担体および転写因子調節化合物を含む薬学的組成物であって、該化合物が式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(XVII)、(XIII)、または表2の化合物である、薬学的組成物。
[請求項1255]
抗生物質をさらに含む、請求項1254記載の薬学的組成物。
[請求項1256]
有効量が、被験体におけるバイオフィルム関連状態の治療に有効である、請求項1245または1258記載の薬学的組成物。
[請求項1257]
バイオフィルム関連状態が、中耳感染症、嚢胞性繊維症、骨髄炎、ざ瘡、歯の空洞、心内膜炎、および前立腺炎からなる群より選択される、請求項1256記載の薬学的組成物。
[請求項1258]
許容される担体および式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)または表2の転写因子調節化合物を含む組成物を投与する工程を含む、コンタクトレンズを洗浄および消毒するための方法。
[請求項1259]
式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)または表2の転写因子調節化合物を含む組成物を投与する工程を含む、医用留置器具を処理する方法。
[請求項1260]
器具が、カテーテル、整形外科用器具、およびインプラントからなる群より選択される、請求項1259記載の方法。
[請求項1261]
式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)または表2の転写因子調節化合物の有効量を被験体に投与する工程を含む、被験体におけるバイオフィルム関連状態を治療または予防するための方法。
[請求項1262]
バイオフィルム関連状態が、中耳感染症、嚢胞性繊維症、骨髄炎、ざ瘡、歯の空洞、心内膜炎、および前立腺炎からなる群より選択される、請求項1261記載の方法。
[請求項1263]
薬学的に許容される担体を投与する工程をさらに含む、請求項1261または1262記載の方法。
[請求項1264]
被験体が哺乳動物である、請求項1261〜1263のいずれか一項記載の方法。
[請求項1265]
被験体がヒトである、請求項1264記載の方法。
[請求項1266]
被験体が免疫無防備状態である、請求項1261〜1263のいずれか一項記載の方法。
[請求項1267]
式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)または表2の転写因子調節化合物の有効量を被験体に投与する工程を含む、被験体における細菌関連状態を予防するための方法。
[請求項1268]
被験体がヒトである、請求項1267記載の方法。
[請求項1269]
転写因子調節化合物がMarAファミリーポリペプチドインヒビターである、請求項1267または1268記載の方法。
[請求項1270]
転写因子調節化合物がAraCファミリーポリペプチドインヒビターである、請求項1267または1268記載の方法。
[請求項1271]
式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)または表2の化合物の有効量を被験体に投与する工程を含む、被験体における尿路感染症を治療するための方法。
[請求項1272]
被験体がヒトまたはネコである、請求項1271記載の方法。
[請求項1273]
下記の式(I)の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグ:
Figure 2009541332
式中、
R 1 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H;直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基;または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
A、B、D、E、W、X、Y、およびZはそれぞれ独立に炭素または窒素であり;
式中、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが炭素である場合にはR 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが窒素である場合にはR 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;かつ
R 10 、R 11 、R 12 、およびR 13 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、A、B、C、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である場合、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 のうち1つは水素ではない。
[請求項1274]
下記の式(II)の化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩:
Figure 2009541332
式中、
R 1a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 2a 、R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、
R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である場合、R 13c は、水素、フッ素、ジメチルアミノ、シアノ、ヒドロキシ、メチル、およびメトキシではなく;かつ
R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d が水素である場合、R 13c およびR 13e はフッ素ではない。
[請求項1275]
下記の式(III)の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグ:
Figure 2009541332
式中、
R 14 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
G、J、K、L、M、Q、T、およびUはそれぞれ独立に、炭素または窒素であり;
式中、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが炭素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが窒素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;
R 23 およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素である場合、R 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 のうち1つは水素ではない。
[請求項1276]
下記の式(IV)の化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩:
Figure 2009541332
式中、
R 14a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 15a 、R 16a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e のうち少なくとも2つは水素ではない。
[請求項1277]
下記の式(V)の化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩:
Figure 2009541332
式中、
R 25 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 26 、R 27 、R 28 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35c 、R 35d 、およびR 35e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
ただし、R 26 、R 27 、R 28 、およびR 29 のうち少なくとも2つは水素ではない。
[請求項1278]
下記の式(VI)の化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩:
Figure 2009541332
式中、
R 25' は、置換された直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基であり;
R 26' 、R 27' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35c' 、R 35d' 、およびR 35e' はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンである。
[請求項1279]
下記の式(VII)の化合物ならびにそのエステル、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩:
Figure 2009541332
式中、
R 36 はヒドロキシルであり;
R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
R 38 はシアノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、ヘテロアリール、アミノ-オキシム、またはアミノカルボニルであり;
R 46c は水素、アシル、フルオロ、ピリジィニル、ピリジニル、シアノ、イミダゾリル、ジアルキルアミノカルボニル、またはジアルキルアミノであり;
ただし、
R 38 がニトロであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノ、アシル、および水素ではなく;かつ
R 38 がシアノであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノではない。
[請求項1280]
下記の式(VIII)の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグ:
Figure 2009541332
式中、
R 47 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
R 48 、R 49 、R 50 、R 51 、R 52 、およびR 53 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
Arはアリールである。
[請求項1281]
表2の化合物である、請求項1273〜1280のいずれか一項記載の化合物。
[請求項1282]
薬学的に許容される塩がナトリウム塩またはカリウム塩である、請求項1273〜1281のいずれか一項記載の化合物。

Claims (10)

  1. 下記の式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、または(VIII)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグを含む、微生物細胞の抗生物質耐性を低下させるための薬学的組成物
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    式中、
    R1は、ヒドロキシル、OCOCO2H、直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C5アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C5アルキル基であり;
    A、B、D、E、W、X、Y、およびZはそれぞれ独立に炭素または窒素であり;
    式中、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが炭素である場合にはR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO2H、シアノ、ニトロ、CONH2、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが窒素である場合にはR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;かつ
    R10、R11、R12、およびR13はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO2H、シアノ、ニトロ、CONH2、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、A、B、C、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である場合、R6、R7、R8、R9のうち1つは水素ではなく;
    R 1a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 2a 、R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、
    R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である場合、R 13c は、水素、フッ素、ジメチルアミノ、シアノ、ヒドロキシ、メチル、またはメトキシではなく;かつ
    R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d が水素である場合、R 13c およびR 13e はフッ素ではなく;
    R 14 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    G、J、K、L、M、Q、T、およびUはそれぞれ独立に、炭素または窒素であり;
    式中、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが炭素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが窒素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;
    R 23 およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素である場合、R 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 のうち1つは水素ではなく;
    R 14a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 15a 、R 16a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e のうち少なくとも2つは水素ではなく;
    R 25 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 26 、R 27 、R 28 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35c 、R 35d 、およびR 35e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、R 26 、R 27 、R 28 、およびR 29 のうち少なくとも2つは水素ではなく;
    R 25' は、置換された直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基であり;
    R 26' 、R 27' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35c' 、R 35d' 、およびR 35e' はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    R 36 はヒドロキシルであり;
    R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    R 38 はシアノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、ヘテロアリール、アミノ-オキシム、またはアミノカルボニルであり;
    R 46c は水素、アシル、フルオロ、ピリジィニル(pyrizinyl)、ピリジニル、シアノ、イミダゾリル、ジアルキルアミノカルボニル、またはジアルキルアミノであり;
    ただし、
    R 38 がニトロであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノ、アシル、および水素ではなく;かつ
    R 38 がシアノであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノではない。
    R 47 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 48 、R 49 、R 50 、R 51 、R 52 、およびR 53 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    Arはアリールである
  2. 下記の式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、または(VIII)の転写因子調節化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグを含む、転写を調節するための薬学的組成物
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    式中、
    R1は、ヒドロキシル、OCOCO2H、直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C5アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C5アルキル基であり;
    A、B、D、E、W、X、Y、およびZはそれぞれ独立に炭素または窒素であり;
    式中、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが炭素である場合にはR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO2H、シアノ、ニトロ、CONH2、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが窒素である場合にはR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;かつ
    R10、R11、R12、およびR13はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO2H、シアノ、ニトロ、CONH2、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、A、B、C、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である場合、R6、R7、R8、R9のうち1つは水素ではなく;
    R 1a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 2a 、R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、
    R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である場合、R 13c は、水素、フッ素、ジメチルアミノ、シアノ、ヒドロキシ、メチル、およびメトキシではなく;かつ
    R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d が水素である場合、R 13c およびR 13e はフッ素ではなく;
    R 14 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    G、J、K、L、M、Q、T、およびUはそれぞれ独立に、炭素または窒素であり;
    式中、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが炭素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが窒素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;
    R 23 およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素である場合、R 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 のうち1つは水素ではなく;
    R 14a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 15a 、R 16a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e のうち少なくとも2つは水素ではなく;
    R 25 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 26 、R 27 、R 28 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35c 、R 35d 、およびR 35e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、R 26 、R 27 、R 28 、およびR 29 のうち少なくとも2つは水素ではなく;
    R 25' は、置換された直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基であり;
    R 26' 、R 27' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35c' 、R 35d' 、およびR 35e' はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    R 36 はヒドロキシルであり;
    R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    R 38 はシアノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、ヘテロアリール、アミノ-オキシム、またはアミノカルボニルであり;
    R 46c は水素、アシル、フルオロ、ピリジィニル(pyrizinyl)、ピリジニル、シアノ、イミダゾリル、ジアルキルアミノカルボニル、またはジアルキルアミノであり;
    ただし、
    R 38 がニトロであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノ、アシル、および水素ではなく;かつ
    R 38 がシアノであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノではない。
    R 47 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 48 、R 49 、R 50 、R 51 、R 52 、およびR 53 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    Arはアリールである
  3. 薬学的に許容される担体および転写因子調節化合物を含む薬学的組成物であって、該化合物が式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(XVII)、(XIII)、もしくは表2の化合物またはその薬学的に許容される塩である、薬学的組成物。
  4. 式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは表2の転写因子調節化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、医用留置器具を処理するための薬学的組成物
  5. 式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは表2の転写因子調節化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を含む、バイオフィルム関連状態を治療または予防するための薬学的組成物
  6. 式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは表2の転写因子調節化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を含む、細菌関連状態を予防するための薬学的組成物
  7. 式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは表2の化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を含む、尿路感染症を治療するための薬学的組成物
  8. 下記の式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、または(VIII)の化合物ならびにその薬学的に許容される塩、エステル、およびプロドラッグ:
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    Figure 2009541332
    式中、
    R1は、ヒドロキシル、OCOCO2H;直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C5アルキルオキシ基;または直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C5アルキル基であり;
    A、B、D、E、W、X、Y、およびZはそれぞれ独立に炭素または窒素であり;
    式中、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが炭素である場合にはR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO2H、シアノ、ニトロ、CONH2、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、A、B、D、E、W、X、Y、およびZが窒素である場合にはR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;かつ
    R10、R11、R12、およびR13はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO2H、シアノ、ニトロ、CONH2、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、A、B、C、D、E、W、X、Y、およびZがそれぞれ炭素である場合、R6、R7、R8、R9のうち1つは水素ではなく;
    R 1a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 2a 、R 3a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13c 、R 13d 、およびR 13e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、
    R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、R 13d 、およびR 13e が水素である場合、R 13c は、水素、フッ素、ジメチルアミノ、シアノ、ヒドロキシ、メチル、およびメトキシではなく;かつ
    R 1a がヒドロキシであり、R 3a がニトロであり、R 2a 、R 4a 、R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、R 9a 、R 10a 、R 11a 、R 12a 、R 13a 、R 13b 、およびR 13d が水素である場合、R 13c およびR 13e はフッ素ではなく;
    R 14 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    G、J、K、L、M、Q、T、およびUはそれぞれ独立に、炭素または窒素であり;
    式中、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが炭素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;あるいは、G、J、K、L、M、Q、T、およびUが窒素である場合にはR 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 はそれぞれ独立に、存在しないか、またはヒドロキシルであり;
    R 23 およびR 24 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、存在しない、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、G、J、K、L、M、Q、T、およびUがそれぞれ炭素である場合、R 15 、R 16 、R 17 、R 18 、R 19 、R 20 、R 21 、R 22 、R 23 、およびR 24 のうち1つは水素ではなく;
    R 14a は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 15a 、R 16a 、R 17a 、R 18a 、R 19a 、R 20a 、R 21a 、R 22a 、R 23a 、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、R 24a 、R 24b 、R 24c 、R 24d 、およびR 24e のうち少なくとも2つは水素ではなく;
    R 25 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 26 、R 27 、R 28 、R 29 、R 30 、R 31 、R 32 、R 33 、R 34 、R 35a 、R 35b 、R 35c 、R 35d 、およびR 35e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    ただし、R 26 、R 27 、R 28 、およびR 29 のうち少なくとも2つは水素ではなく;
    R 25' は、置換された直鎖または分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基であり;
    R 26' 、R 27' 、R 28' 、R 29' 、R 30' 、R 31' 、R 32' 、R 33' 、R 34' 、R 35a' 、R 35b' 、R 35c' 、R 35d' 、およびR 35e' はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    R 36 はヒドロキシルであり;
    R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    R 38 はシアノ、ニトロ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、ヘテロアリール、アミノ-オキシム、またはアミノカルボニルであり;
    R 46c は水素、アシル、フルオロ、ピリジィニル(pyrizinyl)、ピリジニル、シアノ、イミダゾリル、ジアルキルアミノカルボニル、またはジアルキルアミノであり;
    ただし、
    R 38 がニトロであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノ、アシル、および水素ではなく;かつ
    R 38 がシアノであり、R 37 、R 39 、R 40 、R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 、R 46a 、R 46b 、R 46d 、およびR 46e がそれぞれ水素である場合、R 46c はジアルキルアミノではない。
    R 47 は、ヒドロキシル、OCOCO 2 H、直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキルオキシ基、または直鎖もしくは分枝鎖のC 1 〜C 5 アルキル基であり;
    R 48 、R 49 、R 50 、R 51 、R 52 、およびR 53 はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、アシル、アシルアミノ、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、CO 2 H、シアノ、ニトロ、CONH 2 、ヘテロアリールアミノ、オキシム、アルキルオキシム、アリールオキシム、アミノ-オキシム、またはハロゲンであり;
    Arはアリールである
  9. 表2の化合物である、請求項記載の化合物。
  10. 式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)、(VIII)もしくは表2の転写因子調節化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を含む、微生物細胞の毒性を低下させるための薬学的組成物
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