JP2009539664A - 自動車の窓ガラス用ワイパーモジュール - Google Patents

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Abstract

ワイパーシャフトベアリング内に取り付けられワイパー駆動装置により駆動される少なくとも1本のワイパーシャフトと、自動車の車体から飛び出ているワイパーシャフト端部に固定されたワイパーアーム端部と、軸方向の移動に対抗して、ワイパーシャフトを固定するための軸方向固定要素とを備える自動車の窓用ワイパーシステムであって、前記軸方向固定要素は、ワイパーシャフトおよび/またはワイパーアーム端部が、解除力を超える力を外から受けたとき、軸方向に撓んで、ワーパーシャフトを解放するようになっていることを特徴とする自動車窓用ワイパーシステム。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の窓ガラス用、特に請求項1の前文に記載のフロントガラス用ワイパーモジュールに関する。
自動車の車体の外側または輪郭線外に飛び出しているワイパーシャフトと、ワイパーアームまたはワイパーアームにおける回動部材などの窓ガラスに設けたワイパーモジュールの要素は、事故が起きた場合、特に歩行者またはサイクリストを巻き込んで負傷させる大きな原因となる。
負傷の危険性を最小にするために、基本的には、ワイパーシャフトの軸と平行、またはほぼ平行な軸方向の規定の閾値、または解除力を超える力が加わったときに、ワイパーシャフトが、自動車の車体内部に向かって、その軸方向に撓むように、自動車の窓ガラスのワイパーモジュールを設計することは知られている。この設計は、例えばモーターによって、または固定装置により自動車の車体に保持されているワイパーシャフト(ワイパーシャフトベアリング)の回動部を有するワイパープレートによって実現することができ、この固定装置は、解除力を超える力が加わると、ワイパープレートと自動車の車体との間の結合を解除するようになっている(特許文献1参照)。
また、ワイパーシャフトがワイパーシャフトベアリング内で軸方向に移動するように設計され、通常のワイパー動作では、軸方向の固定要素により、軸方向の移動に抗して固定されるようにした例も知られている。この軸方向固定要素は、例えば円周方向のスロット内に受け入れられるロックワッシャーであり、このロックワッシャーは、ワイパーモジュールの通常の状態では、ワイパーシャフトベアリングの表面に当接しており、これにより、軸方向移動(特許文献2参照)に抗して、ワイパーシャフトを保護するようになっている。
円周方向のスロットは、ワイパーシャフトベアリングから離れた側で、わずかに傾斜している。そのため、ワイパーシャフトとワイパーシャフトに連結したワイパーアームの端部に、解除力を超える力が加わった場合、ワイパーシャフトは、ワイパーシャフトに抵抗しているロックワッシャーから軸方向にスライドし、その結果、円周スロットの傾斜している側によってロックワッシャーは広げられ、ワイパーシャフトは、ワイパーシャフトベアリング内で軸方向に撓むことができるようになる。
すべての公知の設計における欠点は、比較的大きな力が外から加わった場合にのみ、人的保護が誘発されること、すなわち、ワイパーシャフトが解放され、軸方向への撓みが起こるということ、すなわち、解除力が比較的高いということである。そのため、通常のワイパー動作中に生じる力により人的保護が行われ、かつ保護機能が発揮されることになってはならず、この目的を達成するためには、ワイパーモジュールは、保護機能を誘発することなく、持続的運転、拘束テスト、雪中試験などすべての試験やテストに合格しなければならないということとなる。
DE 198 33 488 A1 DE 198 51 881 A1
本発明の目的は、前述の欠点を除去したワイパーモジュールを提供することであり、この問題を解決するために、請求項1に記載のワイパーモジュールを提供するものである。
本発明における誘発または解除機構は、ワイパーシャフトにおける運動学と、その機構に解除力を超える力が加わった場合、軸方向固定要素を作動しない状態とし、より正確に言えば、軸方向固定要素をワイパーシャフトから取り外すか、または解除することにより、軸方向固定要素を作動しない状態とし、その結果、ワイパーシャフトが、ワイパーシャフトベアリングに対して軸方向に移動し撓み、それに従って、ワイパーシャフトが自動車の車体に対して内側の軸方向に移動するようにして、機構を、ワイパーシャフトに加えたものである。
本発明においては、ワイパーモジュールの通常の動作のために必要な安定性と、保護機能を発揮させるための決定的な解除力は、互いに解離している。保護機能の誘発と、軸方向の固定要素の解放と、それに関連する軸方向の撓みのためのワイパーシャフトの解放は、外から力が加わる事故が発生すると、起動する誘発機構または解除機構により実行される。
軸方向の固定要素と相互作用するこの誘発または解除機構は、各種の異なる実施例の通り、カバーキャップ、またはこのカバーキャップの一部により形成することができる。別の可能性として、例えばワイパーアームの回動部材に対して、可動の制御要素を設けることがあり、この制御要素は、ワイパーアームの回動部材を覆うカバーキャップの下方に配置される。
本発明の好ましい実施例においては、軸方向の固定要素の解放は、ワイパーシャフト軸に対して半径方向、またはほぼ半径方向に起こる。その結果、軸方向の固定要素は、通常のワイパー動作中には、ワイパーシャフトの軸方向の高い力を受け止めることが可能であり、保護機能を誘発する際、すなわちワイパーシャフトを解放して、軸方向撓みを起こさせる際には、限定的な力の作用によりワイパーシャフトから、半径方向またはほぼ半径方向に除去できるように設計することが可能である。
本発明のさらなる展開は、従属請求項に示す通りである。
図において、1は、不図示の例えば自家用車などの自動車用窓ガラスワイパーモジュールのワイパーシャフトである。同様に不図示の窓ガラスワイパーギアにより、ワイパーシャフト軸WAの回りを枢動するワイパーシャフト1は、ワイパーシャフトベアリング2内において、ベアリングブッシュ3により、軸WAを中心として、回動および往復動可能となっている。
ワイパーシャフトベアリング2は、例えば図1の線4で概略を示す自動車の車体、または窓ガラスワイパーモジュールにおけるチューブのような板に取り付けられている。回動部材5は、ワイパーシャフトベアリング2から外に突出し、さらに、車体4の上に突出しているワイパーシャフト端部1.1に固定され、この回動部材5は、不図示のワイパーアームの一部であり、これに対して、ワイパーブレード(例えば、ワイピングロッド付き多関節部品)を支えるワイパーアーム要素が、ベアリング孔6を通る回動ボルトの助けを借りて、当業者に公知の方法で、枢動可能に取り付けられている。
截頭円錐形のワイパーシャフトの端部1.1に回動部材5を固定するために、回動部材5に孔7が設けられている。ナット8は、回動部材5をワイパーシャフトの端部1.1にクランプ止めし、軸方向に固定する役割をする。
回動部材5は、フードのようなカバーキャップ9により覆われ、このカバーキャップは、上部壁10と周囲壁11を有する単体として、展性のある材料、例えばプラスチックから形成されている。回動部材5に掛けられ、ノッチ12によりこの位置に維持されるカバーキャップ9が、上方から見た上部壁10と周囲壁11より、正確に言えば、互いに角度を持って隣接する3つの周囲壁部11.1、11.2および11.3により、回動部材5を覆っている。
ベアリング孔6の部分では、上部壁10を有するカバーキャップ9は、回動部材5の立ち上がり部5.1に隣接し、1個または数個のブリッジ13により、回動部材5の傾斜面5.1.1上に、この位置で支持され、傾斜面5.1.1は、ワイパーシャフト軸WAに直交する平面Eと角度αを形成している。角度αは、ワイパーシャフトの端部1.1と離れて向かい合う側の孔7に向かって開いている。
ベアリング孔6は、ワイパーシャフトベアリングと離れて向かい合う残りの回動部材5の上側より、上に突き出た回動部材の立ち上がり部5.1に設けられている。本実施例では、回動部材5は、立ち上がり領域5.1の外側で、回動部材5の上側と下側が、それぞれ、ワイパーシャフト軸WAに対して、垂直な面に来るように設計されている。
さらに、カバーキャップ9は、ナット8付きのワイパーシャフトの端部1.1が、カバーキャップ9で覆われた内側スペース14内に受け入れられるだけでなく、回動部材5の上側(部分5.1の外側)と、ナット8付きのワイパーシャフトの端部1.1が、ワイパーシャフト軸WAと平行をなす方向に、上部壁10の底部から、ある程度の距離、明確に離れているように設計されている。
カバーキャップ9の内側のベアリング孔6からある程度の距離を置いて位置する後方部11.3の内側には、ブリッジ15が形成され、このブリッジは、部分11.3と上部壁10を連結して、傾斜面16を形成し、この傾斜面16は、装着されたカバーキャップとともに、ワイパーシャフト軸WAと角度βを形成している。この角度は、部分5.1に向かって開いている。
傾斜面16には、この傾斜面から突き出た鼻部17が設けられ、この鼻部によって、ベアリング孔6から離れた側のカバーキャップ9は、ワイパーシャフトベアリング2から離れて向かい合う回動部材5の上側に支持されている。そのため、カバーキャップ9は、回動部材5の背後で、その底部に係合するノッチ12による係止と、回動部材5上のブリッジ13と鼻部17により取り付けられている。
傾斜面16は、回動部材5のベアリング孔6から離れた側部の傾斜面18と隣接して配置されている。同様に、傾斜面18は、平面Eと角度βをなしている。角度αとβは、それぞれ90°より小さく、約45°以上であり、かつ角度αとβは、ほぼ等しい。
ワイパーシャフト1と、このワイパーシャフトに連結する機能要素は、図1に示す通常の位置から、矢印Aで示すように、ワイパーシャフト軸WAの方向に移動することができる。より正確に言えば、回動部材5の底部側と、ワイパーシャフトベアリング2間の距離に対応する長さだけ移動できる。軸方向固定要素は、ワイパーシャフト1を軸方向の通常の位置に固定する役目を果たすが、それは、クリップまたはのサークリップ19とされている。
これは、例えば平らな材料、例えばバネ鋼または好適なプラスチックで製作されるが、より正確に言えば、2個のクリップアーム19.1で製作され、これらのクリップアームは、ワイパーシャフトに設けられた円周溝21の領域で、フォークのように、ワイパーシャフトと重なり合い、各クリップアーム19.1の一部は、この円周溝の中に延在している。サークリップ19は、ワイパーが作動している間、ワイパーシャフト1とワイパーシャフトに固定されたワイパーアームが枢動するとき、ワイパーシャフトといっしょに枢動するサークリップ19とワイパーシャフトベアリング2との間の摩擦を軽減するために、オーバーランワッシャ3.1を介して、ワイパーシャフトベアリング2上に支持され、ワイパーシャフト1を軸方向に固定している。したがって、オーバーランワッシャ3.1は、ワイパーシャフトベアリング側の軸方向支持面になり、ワイパーシャフトベアリング2から離れた側、または円周溝21の境界面は、それぞれ、サークリップ19のために、ワイパーシャフト側の軸方向支持面21.1になる。
2本のクリップアーム19.1を連結し、ワイパーシャフト1から半径方向に突き出た領域19.2においては、引っ張りまたは制御開口22を有し、この開口内には、ブリッジ状の伸延部23が到達し、この伸延部は、後方部11.3の底縁を越えて、カバーキャップ9上に突き出るように形成されている。サークリップ19は、制御開口22を提供する部分19.2とともに、ワイパーシャフト1から半径方向に突き出ているが、より正確に言えば、制御開口22は、ベアリング孔6から離れて向かい合うワイパーシャフト軸WA側に位置するように突き出ている。
カバーキャップ9と軸方向の固定の役割をするサークリップ19により、図1の矢印Fに示す通り、カバーキャップ9の上部壁10に対して、外から力が加わった場合、すなわち、例えば人を巻き込んだ事故が起こった場合には、鼻部17により形成された留めは押し下げられ、ブリッジ13が傾斜面5.1.1上を滑り、傾斜面16が傾斜面18上を滑ることにより、カバーキャップ9の回動部材5に対する移動が、軸方向とワイパーシャフト軸WAの半径方向に起こる。
より正確に言えば、制御開口22内に係合しているブリッジ23によるサークリップ19の引きずりとともに、カバーキャップの移動が起こる。その結果、最終的にサークリップ19は、ワイパーシャフト1から外れ、ワイパーシャフト1は、ワイパーシャフト上に設けられた要素とともに、矢印Aの方向の軸方向への移動により撓むことができる。実際には、この撓みは、人を巻き込む事故が起きた場合に、ワイパーシャフト1の撓みにより、負傷の危険性が相当に低減するように、ワイパーシャフト1と、それに連結されている要素が、少なくとも自動車の外側が形成する領域内に戻るようになる。
クリップアーム19.1の設計に加えて、鼻部17、傾斜面5.1.1、16、18の成形により、ワイパーシャフト1の軸方向の固定の解除と、このワイパーシャフトの撓みが起こる解除力は、所要の値に調節可能である。
本実施例では、ノッチ12は、それぞれ、カバーキャップ9が回動部材5から持ち上がらないように保護するように、それぞれ、周囲壁11の部分11.1と11.2の下縁の領域に設けられている。しかし、ワイパーシャフト軸WAの半径方向と、部分11.1と11.2に平行な方向への移動に対しては保護しない。
図4は、周囲壁11の後方部11.3の内側に形成された鼻部24により、回動部材の上側に支持され、また上部壁10により、回動部材の立ち上がり部5.1上に支持されるカバーキャップ9aが、カバーキャップ9の代わりに設けられている実施例を示す。
部分11.3の下縁には、自動車の車体4から離れて向き合う側から、サークリップ19の制御開口22内に係合するブリッジ23に対応するブリッジ23aが形成されている。ワイパーシャフト軸WAから離れた場所において、ブリッジ23aに傾斜面25が設けられ、そのため、カバーキャップ9aの上側に解除力を超える力Fが加わった場合に、鼻部24によるキャップの固定が外れ、カバーキャップ9aは、部分5.1上の支持を中心として撓み、その結果、傾斜面25により、サークリップ19がワイパーシャフト1から半径方向に外れ(矢印B)、したがってワイパーシャフトは、解除され矢印Aの方向の軸方向に撓む。
図4の破線2.1で示すように、サークリップ19を解除するときに、ワイパーシャフトベアリング2の外面が、ブリッジ23aを支持する役割をするように、ワイパーシャフトベアリング2の外径を太くすることが可能である。
図5は、内部にわずかに展性のあるブリッジ26を設け、それにより、カバーキャップ9bが回動部材の上側に支持されるようにしたカバーキャップ9bを用いたさらなる実施例を示す。回動部材5においては、ワイパーシャフト軸WAと平行な軸方向にタペット27が設けられている。これは、軸方向に移動可能であり、回動部材5の下側を越えて突き出るその末端は、サークリップ19の制御開口22に到達し、ワイパーシャフト軸WAから離れて向き合う側の末端領域には、制御傾斜面28が形成されている。
タペットは、本実施例の円形ヘッド29を形成する上端で、カバーキャップ9bの上部壁10の内側に隣接している。ボルト27は、せん断可能な突起物、または高台30、31により、図5に示す位置に固定されている。解除力を超える力Fが、カバーキャップ9b上に加わると、カバーキャップ9bは、ブリッジ26が歪むために回動部材5の方向に移動し、その結果、タペット27は、回動部材に支持され、図5のために選択した場合には、軸方向の下方に向かって動く。
すなわち、自動車の車体4の方向に動き、引き続き、制御面28によるサークリップ19のワイパーシャフト1からの解除(矢印B)が起こり、その結果、ワイパーシャフト1は、軸方向の固定が外れた後、軸方向、すなわち矢印Aの方向に撓むことが可能である。解除力は、ブリッジ26、上部突起物30、傾斜面28の寸法を定めることにより、調節可能である。
図6は、カバーキャップ9cを用いたさらなる実施例を、図1と同様の表現で示している。このカバーキャップ9cは、カバーキャップ9bに対応し、ワイパーシャフトベアリング2と離れて向かい合う回動部材5の上側に、ブリッジ26により支持されている。カバーキャップ9cは、ノッチ12により回動部材5から上に持ち上がらないように保護されている。
回動部材5は、ベアリング孔6を提供する部分5.1以外に部分5.2も備え、この部分は、同様にワイパーシャフトベアリング2から離れて向かい合う回動部材の側部から突き出しており、そこには、クランク形レバー32が、ワイパーシャフト軸WAに対して垂直な軸を中心とする枢動ボルト33により蝶番付けされている。レバー32は、レバーアーム32.1と32.2を形成し、それらのアームは、それぞれ軸33により形成される関節から離れる方向に延在している。
アーム32.1は、カバーキャップ9cの上部壁10の真下の幅広のヘッド部34で終端している。レバーアーム32.2の末端は、サークリップ19の制御開口22の中へ係合している。所定の解除力を超える力Fが、カバーキャップ9cに加わった場合には、ブリッジ26が撓み、カバーキャップは回動部材5の方向へ移動する。
その結果、レバー32は、図においては、ヘッド部34により、関節軸33を中心に時計方向に枢動し、その結果、制御開口22内に係合しているレバーアーム32.2により、サークリップ19は、ワイパーシャフト軸WAの半径方向への移動により外側に移動し、ワイパーシャフト1から外れる。その結果、ワイパーシャフトは、矢印Aの軸方向に撓むことが可能である。
レバーアーム32.1と32.2の間のレバー比の正しい選択に加えて、ブリッジ26、サークリップ19、クリップアーム19.1を正しく設計することにより、それを超えると、ワイパーシャフト1の軸方向の固定が解除されることとなる解除力を、所要の値に設定することが可能である。この実施例では、部分5.2は、ワイパーシャフト軸WAから見て部分5.1の反対方向に配置されている。
図7は、カバーキャップ9dを用いた実施例である。この実施例においては、カバーキャップ9dは、周囲壁11の後方部11.3がレバーとなり、後方部11.3は、関節点35により、上部壁10にスイベル連結されるように設計されている。前の実施例とは異なり、部分11.3は、カバーキャップ9dの周囲壁11の横部11.1と11.2に連結されない。したがって、壁部11.3は、矢印Cで示すように、関節35およびワイパーシャフト軸WAに対して垂直なこの関節軸を中心として枢動可能である。
この実施例では、関節35は、フィルムヒンジと似た方法で、材厚の薄い部分から形成されている。部分11.3は、ワイパーシャフト軸WAに対して傾斜している。より正確に言えば、この部分は、平面Eと90°より小さい角度γを形成し、この実施例では、角度γは45°よりやや大きく、ワイパーシャフト軸WAに向かって開いている。部分11.3は、関節35から離れた下縁において、スラストベアリング36上に支持され、このベアリングは、軸方向固定要素19の部分19.2のワイパーシャフト1から離れた末端に設けられている。
スラストベアリング36は、例えばプラスチックからできており、プラスチック材をサークリップ19上に射出し、制御開口22内に充填して製造される。基本的に、サークリップ19は、スラストベアリング36と一体のものとして、プラスチックから製造することも可能である。カバーキャップ9dは、図示されていないが、ブリッジにより、回動部材5の上側に支持されている。
解除力を超える力Fが、カバーキャップ9dに加わると、カバーキャップは、回動部材5の方向へ移動し、関節35と部分11.3の傾斜の結果として、部分11.3は、ワイパーシャフト軸WAに対して、関節35から離れた下縁とともに半径方向外側に枢動する。より正確に言えば、サークリップ19が引きずられる(矢印B)。その結果、サークリップ19は、ワイパーシャフト1から外れ、ワイパーシャフト1は解除され、矢印Aの軸方向に撓む。
解除力がこれを超えると、ワイパーシャフト1が解放されて、軸方向に撓むこととなるが、本実施例においては、この解除力は、周囲壁11の部11.3の角度に加えて、サークリップ19とこの位置のクリップアーム19.1の設計によって決定されている。
誘発または解除機構により、解除力を超える力Fが外部から加わる場合のカバーキャップ9、9a〜9dの回動部材5方向への運動が、ワイパーシャフトを軸方向に固定する役割をする固定要素が半径方向に外れる。すなわち本実施例においては、サークリップ19がワイパーシャフト1から半径方向に外れる結果となる運動に変換されるということは、上記実施例のすべての例において共通である。
図8は、図5の実施例に対応するさらなる実施例を示す。ただし、カバーキャップは付いていない。またこの実施例では、保護機能を外すための誘発または解除機構は、カバーキャップを含まず、またカバーキャップにより作動しない。
この実施例の誘発または解除機構は、基本的にはキャップにより覆われないタペット27により形成されている。すなわち、誘発または解除機構は露出しており、その傾斜または制御面で、サークリップ19の制御開口22内に達している。また、タペット27は、ワイパーシャフト軸WAと平行な軸を有する回動部材5の掘削孔の中に配置され、突起または高台30、31により、軸方向に位置ずれしないように、最初の位置に保護されている。
解除力を超える力Fが、タペット27またはそのヘッドに加わると、図8用に選択したタペット27は、下方に移動する。その結果、サークリップ19は、制御面28により、半径方向にワイパーシャフト1から外れ(矢印B)、ワイパーシャフト1は、この軸方向の固定が外れた後、軸方向、すなわち、矢印Aの方向に撓むことが可能となる。
本実施例の解除力は、基本的には、せん断可能な突起物30の寸法取りと、タペット27の素材の選択、したがって、突起物30の素材の選択によっても調節可能である。ワイパーシャフト端部1.1と、この端部に設けたナットとは、補助キャップ37で覆われている。このキャップは、例えばプラスチック成型部品である。
図9は、図6の実施例に対応する実施例を示す。ただし、カバーキャップ9cは付いていない。回動部材5に対して、蝶番により動き、かつ誘発または解除機構を形成しているレバー32は露出しており、レバーアーム32.2の自由端で、軸方向の固定要素の役割をするサークリップ19と相互作用する。すなわち、レバーアーム32.2の自由端は、制御開口22内に係合する。
レバー32は、図示されていない留め具、またはスプリング装置により、図9に示す最初の位置に固定され、この最初の位置では、図9に示すレバーアーム32.1の自由端と、この位置のヘッド部34は、ワイパーシャフトの端部1.1と、この位置のナット8の面前で、ワイパーシャフト1の軸方向に配置され、ワイパーシャフトの端部1.1とナット8は、少なくとも視覚的に隠匿される。
所定の解除力を超える力Fがヘッド部34に加えられると、図9用に選択した表示のレバー32は、軸33を中心に時計方向に枢動し、したがって、サークリップ19が、制御開口22内に係合するレバーアーム32.2により、ワイパーシャフト1から半径方向(矢印B)に離れ、したがって、このワイパーシャフト1から外れる。その結果、ワイパーシャフト1は、矢印Aの軸方向に撓むことができる。
解除力を超えると、ワイパーシャフト1の軸方向の固定が解除されることとなるが、本実施例では、サークリップ19の正しい設計と、サークリップ19をワイパーシャフト1から外すのに必要な力により、調節可能である。また、レバー32を最初の位置に固定する留め具、および(または)スプリング要素の設計によっても、調節可能である。
上記の実施例では、例えばバネ鋼などの平坦な材料、または適切なプラスチックから製作されるサークリップ19が使用されている。図10は、軸方向固定要素として、スプリングワイヤから製作されるクリップ38が使用されている実施例を示す。このクリップは、2箇所の脚部39と、これらの脚部を連結する部分40とからなっている。クリップ38は、ワイパーシャフト1を軸方向に固定する状態において、溝21の領域で、ワイパーシャフト1と重なるように形作られている。
脚部39は、ピッチ円形湾曲部分39.1で溝21内に受け入れられ、隣接部分39.2と39.3で溝21から突き出ている。ワイパーシャフト1を軸方向に固定するためのクリップ38は、部分39.2と39.3で、フラットワッシャとオーバーランワッシャ3.1を介して、ワイパーシャフトベアリング2と隣接している。脚部39は、また、部分39.1がそれぞれ溝21の領域で90°超の角度範囲でワイパーシャフト1を取り囲むように設計されている。2箇所の部分39.3は、部分40とともに、機能の点で制御開口22に対応する制御開口を形成し、その制御開口には、サークリップ19の制御開口22について、上述したように誘発または解除機構の制御または作動要素が係合している。ワイパーシャフト1の軸方向の固定を解除する際には、脚部39は弾性的にゆがみ、クリップ38はワイパーシャフト1から離れる。
図11は、さらなる実施例として、スプリングワイヤから製作したクリップ38aの形態の軸方向固定要素を示している。このクリップは、基本的に、脚部39.2の自由端が、アイレット形の部分39.4により互いに連結されているという点が、クリップ38と異なるだけである。この場合、アイレット形の部分39.4は、アイレット開口がワイパーシャフト1の直径よりも大きく設計されている。
この実施例では、軸方向固定の解除は、クリップ38aをワイパーシャフト1から半径方向に離すことにより行われ、軸方向の固定が解除された後も、アイレット形の部分39.4を有するクリップ38aは、緩んだ状態でワイパーシャフト1上に保持され続けるので、なくすことが避けられる。
図12は、さらなる実施例として、金属またはプラスチックから製作したスプリント42の形態の軸方向固定要素を示す。この実施例では、ワイパーシャフト1は、半径方向掘削孔43を提供し、スプリント42は、この穴を通って到達し、スプリント42は、その両端部が掘削孔43から飛び出し、これらの端部それぞれは、ワイパーシャフト1を軸方向に固定するために、オーバーランワッシャー3.1を介して、ワイパーシャフトベアリング2に隣接している。スプリント42の一端は、アイレット形の開口44を形成し、この開口は、機能の点で制御開口22と41に対応している。
本発明の基礎となる概念から逸脱することなく、多くの変更と変化が可能であるということは理解しうると思う。したがって、例えば、ワイパーシャフトの円周溝、または半径方向の掘削孔に係合するピンの形態で、上記の動作と異なる通常の動作中に、ワイパーシャフト1を軸方向に固定する役割をする固定要素を設計することも可能である。
通常のワイパー動作中に、サークリップ19から作用するモーメントと、このサークリップとワイパーシャフトベアリング2との間の摩擦から生じるモーメントから、カバーキャップ9、9a〜9dを解放するか、または解除機構を解放するために、例えば、軸方向固定要素を、ピンなどとし、溝21の領域で、ワイパーシャフト1が円以外の断面を有するデザインとすることにより、軸方向固定要素を、ワイパーシャフト上に取り外し可能とし、通常の動作中は、トルクに耐えて、ワイパーシャフト1上に保持されるように、ワイパーシャフトと軸方向固定要素との連結を設計することも可能である。
事故からの追加的な防御として、溝21の回動部材5に面する側を、丸くするか、または傾斜を付けてもよい。それにより、誘発または解除機構が動作不良の場合、すなわち最悪の場合でも、サークリップ19を余分に押下することにより、ワイパーシャフトとワイパーシャフトに連結した機能要素が、軸方向に撓むことが可能となる。
クリップ38aは、クリップ38と同様の方法で、ワイヤーストラップの形に設計される。
ワイパーシャフトと自動車用ワイパーモジュールの回動部材以外は不図示のワイパーアームのワイパーシャフトに固定した回動部材と、ワイパーシャフトベアリングを通過する部分の簡易図である。 回動部材とカバーキャップの平面図である。 図1のI−I断面図である。 図1に似た本発明のさらなる実施例を示す。 図1に似た本発明のさらなる実施例を示す。 図1に似た本発明のさらなる実施例を示す。 ワイパーシャフトの軸方向の固定のためのサークリップ形態の軸方向固定要素とともに、ワイパーシャフトと回動部材を覆うキャップの拡大部分図である。 本発明の他の実施例の図5および図6に似た図である。 本発明の他の実施例の図5および図6に似た図である。 本発明の他の実施例の図3に似た図である。 本発明の他の実施例の図3に似た図である。 本発明の他の実施例の図3に似た図である。
符号の説明
1 ワイパーシャフト
1.1 ワイパーシャフトの端部
2 ワイパーシャフトベアリング
2.1 ワイパーシャフトベアリングの拡大直径
3 ベアリングブッシュ
3.1 オーバーランワッシャー
4 自動車の車体
5 回動部材
5.1、5.2 立上がり部
5.1.1 傾斜面
6 ベアリング孔
7 孔
8 ナット
9.9a〜9d カバーキャップ
10 上部壁
11 周囲壁
11.1〜11.3 周囲壁11の後方部
12 ノッチ
13 ブリッジ
14 内側スペース
15 ブリッジ
16 傾斜面
17 鼻部
18 傾斜面
19 サークリップ
19.1 クリップアーム
19.2 クリップ部
21 円周溝
21.1 軸方向支持面
22 制御開口
23、23a ブリッジ
24 鼻部
25 傾斜面
26 ブリッジ
27 タペット
28 タペット27上の傾斜面または制御面
29 ヘッド
30、31 突起物
32 レバー
32.1、32.2 レバーアーム
33 枢動軸
34 ヘッド部
35 関節
36 スラストベアリング
37 補助キャップ
38、38a クリップ
39 脚
39.1,39.2,39.3,39.4 脚部
40 ヨーク部
41 制御開口
42 スプリント
43 掘削穴
44 制御開口
A ワイパーシャフト1の軸方向撓み
B サークリップの離間動作

Claims (29)

  1. 軸方向の移動に対抗して、ワイパーシャフト(1)を固定するための軸方向固定要素(19、38、38a、42)と、ワイパーシャフトの一端(1.1)に固定したワイパーアーム端部(5;9、9a〜9d)を備えるワイパーシャフトベアリング(2)内に設けられ、ワイパーギアーにより駆動される少なくとも1本のワイパーシャフトを有する自動車の窓ガラス、特にフロントガラス用ワイパーモジュールであって、解除力を超える力(F)が、前記ワイパーシャフト(1)および/または前記ワイパーアーム端部に外から加えられた場合、前記軸方向固定要素(19、38、38a、42)が、前記ワイパーシャフト(1)を解放して、軸方向撓み運動(A)を起こさせ、前記ワイパーシャフト(1)に加えて、前記解除力を超える力(F)が加わった場合、前記軸方向固定要素(19、38、38a、42)を作動状態から外し、それに続いて、解放された前記ワイパーシャフト(1)を、軸方向に撓み運動(A)させる解放機構、または解除機構を設けてなることを特徴とする自動車の窓ガラス用ワイパーモジュール。
  2. 解除力を超える力(F)が加わっている間、解放または解除機構は、ワイパーシャフトから軸方向固定要素(19、38、38a、42)を取り外し、ワイパーシャフト(1)から軸方向固定要素(19、38、38a、42)を解除し、ワイパーシャフトベアリング(2)に対する軸方向撓み運動(A)を解放するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーモジュール。
  3. ワイパーシャフトの端部(1.1)に固定したワイパーアーム端部の回動部材(5)に、解除力を超える力(F)が加わっている間、回動部材(5)に対して移動し、解放または解除機構により、ワイパーシャフト(1)から軸方向固定要素(19、38、38a、42)を取り外し、軸方向撓み運動(A)を解放するようになっているカバーキャップ(9、9a〜9d)を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のワイパーモジュール。
  4. カバーキャップ(9、9a、9d)またはこのカバーキャップの一部は、解放または解除機構の一部であることを特徴とする請求項3に記載のワイパーモジュール。
  5. ワイパーシャフト(1)を解放するための軸方向固定要素(19、38、38a、42)は、このシャフトに対して半径方向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  6. 固定状態の軸方向固定要素(19、38、38a、42)が、ワイパーシャフト(1)上でワイパーシャフト側に形成される軸方向支持面(21.1)の背後で係合していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  7. ワイパーシャフト側の軸方向支持面(21.1)は、例えばワイパーシャフト(1)内の掘削孔または溝(21)などのワイパーシャフト(1)内の窪みにより形成されていることを特徴とする請求項6に記載のワイパーモジュール。
  8. 固定状態の軸方向固定要素(19、38、38a、42)は、軸方向に対して、ワイパーシャフトベアリング(2)上およびワイパーシャフトベアリング(2)上に形成されるか存在するオーバーランワッシャー(3.1)上に支持されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  9. ワイパーシャフト(1)を固定している状態の軸方向固定要素(19、38、38a、42)は、ワイパーモジュールのワイパー動作中は、ワイパーシャフト(1)といっしょに回転するか、枢動するようになっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  10. 軸方向固定要素(19、38、38a、42)は、金属および/またはプラスチックから製作されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のワーパーモジュール。
  11. 軸方向固定要素(19、38、38a、42)は、少なくとも副領域に、例えばピンまたはスプリント(42)などのピン様式に設計されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  12. 軸方向固定要素は、ワイパーシャフト側の軸方向支持面(21.1)領域で、フォーク例えばクリップ(38、38a)、またはサークリップ(19、38、38a、42)様式で、ワイパーシャフト(1)と重なり合っていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のワーパーモジュール。
  13. サークリップ(19)は、ワイパーシャフト側の軸方向支持面(21.1)の領域でワイパーシャフト(1)と重なり合っている、少なくとも2本のクリップアーム19.1と同一面にあることを特徴とする請求項12に記載のワイパーモジュール。
  14. クリップ(38、38a)は、ワイヤーストラップ様式のものであることを特徴とする請求項12に記載のワイパーモジュール。
  15. 解放または解除機構は、解除力を超える力(F)が加わることにより起こるカバーキャップ(9、9a〜9d)の移動、および/またはこの移動のワイパーシャフト軸(WA)方向の要素により、軸方向固定要素(19、38、38a、42)が半径方向にワイパーシャフト(1)から外れるようになっていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  16. カバーキャップ(9、9a、9d)の部分(23、23a、11.3)は、動作面で、軸方向固定要素(19、38、38a、42)と関連していることを特徴とする請求項15に記載のワイパーモジュール。
  17. カバーキャップ(9、9a)は、軸方向固定要素(19、38、38a、42)の制御、または引っ張り開口(22、41、44)内で、ブリッジ(23、23a)と係合していることを特徴とする請求項16に記載のワイパーモジュール。
  18. 後方部(11.3)を有するカバーキャップ(9d)は、軸方向固定要素(19、38、38a、42)上のスラストベアリング(36)と隣接していることを特徴とする請求項16または17に記載のワイパーモジュール。
  19. 少なくとも1つの傾斜面(16)が、カバーキャップ(9)に設けられ、相対する面、好ましくは回動部材(5)における傾斜面(18)と相互作用するようになっていることを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  20. 解放または解除機構は、特にワイパーシャフト軸WA方向の運動を、この軸に対して半径方向またはほぼ半径方向の運動に変換するために、傾斜面(5.11、16、18、25、28)の形態の少なくとも1つの制御面を有することを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  21. 少なくとも1つの傾斜面(5.1.1)は、回動部材(5)上に形成され、カバーキャップ(9)は、この傾斜面上に支持されることを特徴とする請求項15〜20のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  22. 制御または引っ張り開口(22、41、44)内に係合しているカバーキャップ(9)の一部またはブリッジ(23a)上に、少なくとも1つの傾斜面を設けてあることを特徴とする請求項15〜21のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  23. 軸方向固定要素(19、38、38a、42)と相互作用する前記軸方向固定要素(19、38、38a、42)から離れた末端の部分(11.3)は、関節(35)により、カバーキャップ(9d)と枢動しうるように連結され、ワイパーシャフト軸WAに対して垂直な平面(E)と、90°未満好ましくは45°を超える角度(γ)をなしていることを特徴とする請求項19〜22のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  24. 部分(11.3)は、カバーキャップ(9d)の壁の一部であることを特徴とする請求項23に記載のワイパーモジュール。
  25. 回動部材(5)に設けられ、解放または解除機構を形成するか、または少なくともこの機構の一部であり、また解除力を超える力(F)が加わった場合、回動部材(5)に対する移動により、ワイパーシャフト(1)を解除し、軸方向撓み運動(A)を起こさせる制御要素(24、32)を備えることを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載のワイパーモジュール。
  26. 制御要素(27)は、回動部材(5)に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項25に記載のワイパーモジュール。
  27. 制御要素(27)は、制御または傾斜面(28)とともに、例えば制御開口(22、41、44)により形成される軸方向固定要素(19、38、38a、42)の引っ張り表面と相互作用する回動部材(5)内の軸方向移動可能ピンであることを特徴とする請求項25または26に記載のワイパーモジュール。
  28. 制御要素は、第1レバーアーム(32.1)の一端をカバーキャップ(9c)の下側にして配置され、また例えば軸方向固定要素(19、38、38a、42)の制御開口(22、41、44)により形成された引っ張り面を有する第2レバーアーム(32.2)の端部と相互作用する、回動部材(5)にスイベル設置されているレバー(32)であることを特徴とする請求項25または26に記載のワイパーモジュール。
  29. カバーキャップ(9a〜9d)は、展性のある鼻部(17、24)および/または展性のあるブリッジ(26)により、回動部材(5)上に支持されていることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記載のワイパーモジュール。
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