JP2009539578A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 内部を通過する液体からイオンを除去する電気脱イオン装置であって、
   イオン選択性透過膜間に配置された入口領域及び出口領域を有する１以上の希釈室と、
   前記イオン選択性透過膜の１以上に隣接配置された１以上の濃縮室と、
   前記出口領域の電気抵抗を前記入口領域に比べて増加させて、前記入口領域での電流の分布を増加させるため、前記出口領域付近で前記１以上のイオン選択性透過膜に連結された１以上の抵抗成分と
   を含む電気脱イオン装置。
2. 前記イオン選択性透過膜の一方がアニオン膜であり、他方がカチオン膜である、請求項１記載の装置。
3. 前記抵抗成分がポリマーメッシュ材料又はビーズ樹脂材料を含む、請求項２記載の装置。
4. 前記抵抗成分が前記アニオン膜と前記希釈室前記希釈室との間又は前記アニオン膜と前記濃縮室との間に連結された、請求項２又は請求項３記載の装置。
5. 前記抵抗成分が前記カチオン膜と前記希釈室との間又は前記カチオン膜と前記濃縮室との間に連結された、請求項２又は請求項３記載の装置。
6. 電気脱イオン装置で液体からイオンを除去する方法であって、当該方法が、
   イオン選択性透過膜間に配置された入口領域及び出口領域を有する１以上の希釈室を設け、
   前記イオン選択性透過膜の１以上に隣接配置された１以上の濃縮室を設け、
   前記出口領域付近で前記１以上のイオン選択性透過膜に１以上の抵抗成分を連結し、これにより前記出口領域の電気抵抗を前記入口領域に対して増加するようにし、
   液体を前記希釈室に入口領域から出口領域へ流通させ、
   前記液体の流れ方向に交差して前記希釈室に電界をかける工程
   を含んでおり、前記抵抗成分が前記入口領域に流れる電流の分布を前記出口領域に対して増加させ、前記入口領域での電流分布を増加させる、方法。
7. 前記抵抗成分がポリマーメッシュ材料を含み、前記方法が、前記メッシュの開口度を変えるか、前記メッシュの厚さを変えるか、前記メッシュの長さを変えるか、前記メッシュの位置を変えるか、前記メッシュの量を変えるか、これらの組合せにより電気抵抗の増加の量を制御する工程を含む、請求項６記載の方法。
8. 前記抵抗成分がビーズ樹脂材料を含む、請求項６記載の方法。
9. 前記イオン選択性透過膜の一方がアニオン膜であり、他方がカチオン膜である、請求項６記載の方法。
10. 前記抵抗成分を前記アニオン膜と前記希釈室との間又は前記アニオン膜と前記濃縮室との間に連結する、請求項９記載の方法。
11. 前記抵抗成分を前記カチオン膜と前記希釈室との間又は前記カチオン膜と前記濃縮室との間に連結する、請求項９記載の方法。
12. 電気脱イオン装置で液体からイオンを除去する方法であって、当該方法が、
    イオン選択性透過膜間に配置された入口領域及び出口領域を有する希釈室を設け、
    １以上の濃縮室を前記イオン選択性透過膜の１つに連結し、
    前記室の１以上に複数のイオン交換粒子を供給し、
    ２つ以上のイオン交換粒子間に前記出口領域付近で１以上の抵抗成分を設け、これにより前記出口領域の電気抵抗を前記入口領域に比べて増加するようにし、
    液体を前記希釈室に入口領域から出口領域へ流通させ、
    前記液体の流れ方向に交差して前記希釈室に電界をかける工程
    を含んでおり、前記抵抗成分が前記入口領域に流れる電流の分布を前記出口領域に比べて増加させ、前記入口領域での電流分布を増加させる、方法。
13. 前記抵抗成分が溶融ポリマー材料を含む、請求項１２記載の方法。