JP2009539456A - 粒子カセットの改良および粒子カセットに関する改良 - Google Patents

粒子カセットの改良および粒子カセットに関する改良 Download PDF

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Abstract

環境から密閉された粒子を封入するためのチャンバー(218)を提供する問題を緩和する、無針注射器デバイスのための粒子カセット(200)の製造方法である。第1のカセット部(210)の一部分を塑性変形させ、密閉されたチャンバー(218)を形成するために、第1および第2のカセット部(210、250)を互いに押し付けるように所定の力を長手方向に加える。カセット部(210、250)は好ましくはPETGから製造され、そこに好ましくはPETから製造された破裂可能な膜(202、204)が接着される。シールは、好ましくは、先細状であり第2のカセット部(250)の膜(204)と相互作用する第1のカセット部(210)上の突起(216)の端部(220)で達成される。

Description

本発明は、一般に、ガス流内の粒子を無針注射する前の粒子の保管に関する。より詳細には、本発明は、1組の膜を有し、それらの膜の間にあるチャンバーに粒子を保管する粒子カセット、およびそのような粒子カセットの製造および組立方法に関する。
WO94/24263号国際公開公報の無針注射器デバイスが周知である。この文献には、ヒトの皮膚や他の細胞などのターゲットに粒子を注射できるように、ノズルを通って加速されるガス流に粒子が同伴される、無針注射器が開示されている。多くの適用例では、デバイスを作動する前は粒子を無菌環境で維持する必要がある。WO94/24263号国際公開公報では、この目的のために、注射されるべき粒子を入れる自己封入式のシールユニットを形成するように、それぞれの面に接着された破裂可能な膜を有する中央環状リングを含む粒子カセットが開示されている。デバイスを作動すると、膜が破裂して、当初膜の間に入っていた粒子がガス流に同伴され、ターゲットへと運ばれる。WO94/24263号国際公開公報を参照によって援用する。
WO94/24263号国際公開公報の粒子カセットの改良が、WO03/011379号国際公開公報に開示されている。この文献では、破裂可能な膜がそれぞれ接着された2つの部分から構成される粒子カセットが開示されている。好ましい製造モードでは、膜が各々のカセット部に熱接着され、粒子のためのチャンバーを形成するように、カセット部を接合することによって粒子カセットが形成される。これにより、第2の膜を環状リングに熱接着するとチャンバー内の粒子が劣化することがあるという、WO94/24263号国際公開公報の粒子カセットの問題が解決される。WO03/011379号国際公開公報もまた、参照によって援用する。
WO03/011379号国際公開公報の図13は、第1のカセット部70とそこに熱接着された膜71および第2のカセット部72とそこに熱接着された膜73を有する粒子カセットを示す。第1および第2のカセット部は、第2のカセット部の外面上のリブが第1のカセット部の突起の内部環状面78と相互作用するように、長手方向に接合される。これにより、第1および第2のカセット部を互いに保持する締まり嵌めがもたらされる。粒子カセットは、手で組み立てられるように設計されている。
そのような手組立に伴う問題は、粒子を封入するためのチャンバー77が密閉されないということである。これはWO03/011379号国際公開公報の図13の粒子カセットに真空試験を行うことによって確認されており、チャンバー77は、粒子が流出できない程度にシールされたとしても、ガスおよびより小さい粒子(例えば、微生物)がチャンバー77内へと侵入する可能性があることが明らかにされている。
したがって、本発明はこの問題を緩和しようとするものである。
本発明は、粒子カセットの製造方法、粒子カセットを製造するための装置、組み立てられると粒子カセットを形成する部品のキット、粒子カセットならびに密閉された粒子封入チャンバーが適切に形成されるようにする第1および第2のカセット部を提供することによって、上記の問題に対処する。
本発明の第1の態様によると、無針注射器デバイスのための粒子カセットの製造方法が提供され、方法は、(a)第1の破裂可能な膜が接着された第1のカセット部を提供するステップと、(b)第2の破裂可能な膜が接着された第2のカセット部を提供するステップと、(c)第1および第2の部品を長手方向に位置合わせするステップと、(d)第1および第2のカセット部を互いに押し付けてカセットの一部を塑性変形させ、第1の破裂可能な膜と第2の破裂可能な膜の間に密閉されたチャンバーを形成するように、所定の力を長手方向に加えるステップとを含む。
カセットの一部を塑性変形させるのに十分な所定の力を加えることが、その後チャンバーの密閉を証明するのに十分な真空試験に耐えることのできる、冷間成形されたシールを粒子カセットの構成部品間に形成することが明らかにされている。手によって達成される不規則であり繰り返し可能ではない力ではなく、所定の力を使用することは、第1の態様の方法を使用して製造される粒子カセットが既知の信頼性レベルでシールされるようにし、そのように製造されたそれぞれの粒子カセットを密閉について必ずしも試験しなくてもよいことを意味する。密閉されたチャンバーの提供は、粒子カセットを使用するあらゆる製品に粒子の汚染の可能性がなくなるという信頼性をもたらす。
さらに、粒子が熱接着プロセスによって劣化しないというWO03/011379号国際公開公報の利点が保持される。
好ましくは、塑性変形が、シール端面など第1のカセット部の所定の部分で起きる。これにより製造プロセスが繰り返し可能に行われるようになり、所定の力が加えられると密閉が起きることを保証するよう助ける。
シール端面は、組み立て前は、好ましくは先細形状である。そのような先細部を使用することは、シール端面のための比較的小さい表面積が、最初に第2のカセット部と接触することを意味する。塑性変形が起きると、第2のカセット部の対応する部分の形状と一致するように先細面が平坦化し、それにより接触表面積が増加する。塑性変形の様式および接触表面積の増加は、第1および第2のカセット部が粒子を封入するための密閉チャンバーを形成するように互いにシールされる、冷間成形されたシールが行われることを助ける。
シール端面が第2のカセット部の第2の破裂可能な膜に対して直接シールされることを確実にすることにより、第2のカセット部と第2の破裂可能な膜の間のシールがそれにより強化されるという別の利点も得られる。第2の破裂可能な膜が第1のカセット部と第2のカセット部の間で効果的に「挟まれ」、所定の力が第2の破裂可能な膜の両面でシールの改良を助ける。また、第2の破裂可能な膜ではなく第1のカセット部の変形を確保するために、第2の破裂可能な膜を第1のカセット部と異なる材料で製造することができる。
第1のカセット部のシール端面は、好ましくは第1のカセット部の環状突起上にある。これにより第1のカセット部の塑性変形を制御することができ、環状突起上にあるシール端面のサイズを超えることのない既知の所定のシール面積を提供することが可能になる。
チャンバーに封入するための粒子は、好ましくはステップ(b)とステップ(c)の間に導入される。これは、第1のカセット部をそのシールされた膜と水平に下向きに置き、シールされた膜の上に粒子を配置し、第2のカセット部を第1のカセット部の上へ垂直に降下することによって、最も容易に達成することができる。
そのような垂直降下は、好ましくは、カセット部を互いに向かって圧縮する一対の定盤を使用して達成される。そのような圧縮は、好ましくは、組み立て中、カセット部を互いに向かって長手方向に動かすほどのものである。
加えられる所定の力は、好ましくは、第1のカセット部の圧縮降伏強度を超えるシール圧力を形成するように、選択される。
第1のカセット部および/または第2のカセット部に、多様な材料を使用することができる。特に好ましいのは、コポリエステル(PETG)である。破裂可能な膜に特に好ましいのは、ポリエチレンテレフタレート(PET)である。PETがPETGよりわずかに高い圧縮降伏強度を有するということは、シール端面が第2の破裂可能な膜に対して押し付けられるとき、第1のカセット部が塑性変形することを意味する。
カセット部を互いにシールするために使用される所定の力は、好ましくは、最大可能シール面積の少なくとも10%であるシール面積を利用可能にするほどのものである。シール端面が突起上にある場合の利用可能な最大可能シール面積は、突起の端面の面積である。この条件は次のように表すことができる。
F≧0.1CAmax
式中、Fは所定の力(ニュートン)であり、Cは第1のカセット部の塑性変形する部分の圧縮降伏強度(MPa)であり、Amaxはカセット部で達成可能な最大可能シール面積(mm)である。
所定の力はまた、有利には、次のように示される。
F≧2C
所定の力は、好ましくは200Nより大きく、より好ましくは500Nより大きく、より好ましくは800Nより大きく、さらにより好ましくは1000Nより大きい。約1200Nおよび約1800Nの値には試験も行い、許容可能であることが明らかにされた。
所定の力は、好ましくは、所定のドウェル時間、保持される。この時間は、理想的には0.1から15秒間、有利には1から10秒間、より好ましくは3から7秒間である。1500N以上の所定の力ならびに3.5秒間以上の保持時間が、非常に信頼性の高い粒子カセットを製造することが、明らかにされている。
本発明の第2の態様では、無針注射器のための粒子カセットを製造するための装置が提供され、装置は、第1のカセット部を上に支持するための第1の定盤と、第2のカセット部を配置し、支持された第1のカセット部と位置合わせするのに十分な距離だけ、第1の定盤から離間された第2の定盤と、定盤の間の粒子カセット部を圧縮するように定盤をともに動かし、粒子を封入するための密閉されたチャンバーを有する粒子カセットを製造するように、所定のドウェル時間、カセット部に所定の力を加える駆動装置とを含む。
定盤をともに駆動するための1つの好ましい機構は、好ましくは、所定の圧力を供給するように調節され、それにより所定の力を生成する、圧縮ガスの供給装置を使用するものである。
定盤の使用によって、カセット部の間の接触点でシール機構を確実に達成することができるように、所定の力が第1および第2のカセット部に確実に伝達される。
本発明の第3の態様によれば、無針注射器デバイスのための粒子カセットの製造の際に使用するための部品のキットが提供され、キットは、第1のカセット部と、破裂可能な膜が接着された第2のカセット部とを含み、第1のカセット部が、第1および第2のカセット部を互いに保持することを助けるように、組み立て中、第2のカセット部と相互作用するように配置された、長手方向の第1の突起を含み、第1のカセット部は第1の突起の内側の第2の突起をさらに含み、第2の突起は、組み立てられると、第2の粒子カセット部に対してシールするためのシール端面を含む。
本発明の第4の態様によると、無針注射器デバイスのための粒子カセットの第1のカセット部が提供され、第1のカセット部は粒子を封入するためのチャンバーを形成するように第2のカセット部と相互作用するように設計され、第1のカセット部は、第1および第2のカセット部を互いに保持することを助けるように、第2のカセット部と相互作用するように配置された長手方向の第1の突起と、第1の突起の内側の第2の突起とを含み、第2の突起が第2の粒子カセット部に対してシールするためのシール端面を含む。
本発明の第5の態様によると、無針注射器デバイスのための粒子カセットの第1のカセット部が提供され、第1のカセット部は粒子を封入するためのチャンバーを形成するように第2のカセット部と相互作用するように設計され、第1のカセット部がPETGから製造される。
本発明の第6の態様によると、無針注射器デバイスのための粒子カセットの第2のカセット部が提供され、第2のカセット部は粒子を封入するためのチャンバーを形成するように第1のカセット部と相互作用するように設計され、第2のカセット部がそこにシールされたPETの破裂可能な膜を有する。
本発明の実施形態を、例示のためだけに添付の概略的な図面を参照しながら以下で説明する。
図面では、構成部品は必ずしも正確な縮尺で書かれてはいない。図面は、明確性のために概略的に示されている。実際には、破裂可能な膜の厚さは図示したものよりはるかに薄くすることができ、および/または粒子の量は肉眼ではほとんど見ることができないほど少量とすることができる。
図1は、本発明の粒子カセットを受け入れ、利用することができる、無針注射器デバイスを示す。無針注射器は、一般に、例えば20から60バールなど超大気圧のヘリウムである、圧縮ガスのリザーバ100を含む。リザーバ100は、脆弱な先端102を有する球状部の形態である。作動ボタン110がデバイスの一端に設けられ、ボタンを押すことによって脆弱な先端102に対して負荷がかかりリザーバ100の脆弱な先端102が折れるように配置されている。したがって、欧州特許EP0,934,754号に説明された方法で、超大気圧のガスがリザーバ100から放出され、リザーバ100外部の周りを通路120を通って流れる。ガスは、全体を200で示す粒子カセットに到達する前にフィルタ130を通過する。粒子カセットは、第1の破裂可能な膜202が接着された第1のカセット部210および第2の破裂可能な膜204が接着された第2のカセット部250を含む。粒子300は、膜の間のチャンバー内にある。リザーバから放出されるガスの圧力によって、膜202、204が続いて破裂し、粒子300がガス流に同伴されるようになっている。(粒子を含んだ)ガス流が、好ましくはターゲット150に向かって先細末広の構成であるノズル140内で加速される。ターゲット150は、好ましくは、生存しているヒトまたは動物の好ましくは皮膚または他の組織である。注射器のこの説明は、単に例示的なものであり、そのような無針注射器に関する先行技術の教示に従って修正を行うことができることが理解されよう。例えば、リザーバ100は脆弱な先端ではなくバルブを含むことができ、ガス流が、リザーバを出るとすぐに180度回転しなければならない代わりに、直接流出してフィルタに向かうように配置することができる。さらに、サイレンシングシステムおよびノズル出口をターゲットから離間するためのスペーサを、当技術分野で知られているように設けることができる。本発明の粒子カセットは、一般に、粒子が拾い上げられガス流に同伴される、どのようなタイプの無針注射器にも適用可能である。
注射器が作動する前に、下流側の膜204が、ノズル140の開口を通して大気に開放されることが理解されよう。注射器を使用する前に、粒子を大気から密閉するようにするために、本発明は、大気中のガスが、カセット部210と250の間で粒子300がある空間へ侵入できないようにする。
カセット部の構造が、図2に示されている。この図は、直径に沿って切断したカセット部を示し、線影が切断面を表す。破裂可能な膜202、204は切断せずに示されている。第1のカセット部210は、好ましくは熱接着によって膜202が接着された、基部面212を有する。熱接着工程によって、膜202と第1のカセット部210の間の密閉を確保する。
第1のカセット部210は、第1のカセット部210の最外周の周りに突き出る、第1の環状突起214を含む。この突起の目的は、2つのカセット部を互いに維持するように、第2のカセット部250の対応する特徴と相互作用することである。第1の環状突起214は、その端部にリング状面222を有する。第2の環状突起216が、第1の環状突起214から径方向内側に設けられている。この環状突起216は、組み立てられた粒子カセットの粒子封入チャンバー218を取り囲み、画成する。第2の環状突起216は、その端部にリング状シール面220を有する。このシール面220は、粒子カセットが組み立てられたとき、第2の破裂可能な膜204をシールするように設計されている。図2に示すように、シール面220は先細状であり、面の径方向最内側部分が径方向最外側部分より破裂可能な膜204に接近している。先細部は、同じ効果を達成するために他の方向に設けることもできる。先細部は、好ましくは非常に浅く、長手方向に垂直な平面(すなわち、膜202および204の平面)から例えば5度である。先細部は非常に浅く設計されており、2つのカセット部が互いに接近するように動くと、シール面積が比較的迅速に増加して、カセット部の非常に小さい長手方向変位でより大きいシール面積が得られるようになっている。10度および15度など、先細部の他の値も同じく使用することができる。
第1のカセット部210は、第1の破裂可能な膜202と相互作用する部分に、好ましくはフィレットした縁を有する。このフィレット224は、熱接着工程中に形成される、過剰な材料が流れることができる領域を提供する。これにより、材料が粒子封入チャンバー218の内半径から外側へと流出しないようになり、使用中、膜202の繰り返し可能な望ましい破裂特性を確保することを助ける。
第2のカセット部250は、好ましくは熱接着によって、第2の破裂可能な膜204が接着された基部面252を含む。そのような熱接着は、第2のカセット部250と第2の破裂可能な膜204の間の密閉を形成する。第2のカセット部250は、径方向内側部分に通路258を画成し、径方向外側部分に嵌め合い面260を画成する環状部分256を含む。通路258によって、使用中、ガスおよび同伴された粒子が粒子カセットから流出することができ、径方向最外面260が、好ましくは第1のカセット部の第1の環状突起214と、カセットを互いに保持するように相互作用する。径方向最外面260は、第2のカセット部250の外周を取り囲む一連のカステレーションの外面である。図2に示すように、これらのカステレーションは、第1および第2のカセット部の位置合わせを補助する、先細状の入口部分を有する。カステレーションを使用する理由は、カセット部が接合されるとき、カセット部の間から空気を逃がすためである。
第2のカセット部250は、環状部分256から径方向外側へと突き出るフランジ部分262も有する。フランジ部分262は、第1のカセット部と第2のカセット部が長手方向に接合されるとき、第1のカセット部と第2のカセット部の間の可能な相対運動を制限するように、設計することができる。特に、カセット部は、フランジ部分262が第1のカセット部の第1の環状突起214の面222と接触すると、それ以上接近しないように接合することができる。
第2のカセット部250は、第1のカセット部210と同様に、破裂可能な膜204と相互作用する内周の縁にフィレット268を有する。これも、熱接着プロセス中、材料が流れ込む空間を提供する。
粒子カセット製造プロセスは、膜202を第1のカセット部210の基部面212に接着し、膜204を第2のカセット部250の基部面252に接着することから始まる。これらの接着は、好ましくは熱接着であり、熱接着は良好な密閉バリアを提供することが明らかにされている。しかし、接着剤など他のタイプの接着を使用することもできる。次いで、組み立てられていないカセット部を滅菌するために、好ましくはガンマ線などで照射する。次いで、以下でより詳細に説明するように、部品が接合される。
図3は、カセットを組み立てられた状態で示す。第1および第2のカセット部は図2に示すように長手方向に位置合わせされ、図3の状態を達成するために互いに押し付けられる。リブ266の初期の先細部264は、カセット部が最初に正確な位置合わせで接合されなくても、カセット部を長手方向に位置合わせすることを助ける。部品を互いに接合するために使用される力は、第2の破裂可能な膜204を第1のカセット部210の先細状のシール端面220に押し付けるほどのものである。力は、第2の環状突起216のシール端面220を塑性変形させるのに十分であり、図3の例では、力は端部面220を完全に平坦化させるのに十分である。端面220の塑性変形により、第1のカセット部210と第2の破裂可能な膜204の間が密閉される。したがって、粒子を封入するためのチャンバー218は、環境から完全にシールされている。
粒子カセットを互いに保持するための手段を設けることが好ましく、これは第2のカセット部250のリブ266の外面260と第1のカセット部210の第1の環状突起214の内面を相互作用させることによって簡便に達成される。第1のカセット部と第2のカセット部の間に締まり嵌めまたは摩擦嵌めが直接提供されるように、第2のカセット部の外面上(図2および3に示す)または第1の環状突起214の内面上のいずれかに、1つまたは複数のリブ266を設けることができる。リブは、好ましくは第2のカセット部の外面260上に設けられるが、第1のカセット部210の第1の環状突起214の内面上に簡単に設けることもできる。第1のカセット部と第2のカセット部の間の相互作用は、好ましくはリブ266を使用して達成され、2つのカセット部が接合されるとき、ある外周位置に、カセット部の間から空気を逃がすことができる空気間隙が存在するようになっている。リブは、WO03/011379号国際公開公報の図13に示すリブ74と同様とすることができる。表面260の外径は、突起214の内面の内径よりわずかに大きいことが好ましい。これにより、2つのカセット部の間が締まり嵌めされるように、第1のカセット部210の突起の領域にフープ応力が発生する。
第2のカセット部250のフランジ262は、所望であれば、フランジ262が第1の環状突起214の端面222と接触した後、第1のカセット部と第2のカセット部の間の相対的変位を防ぐ、停止部材として作用することができる。
カセット部を接合する工程、および冷間成形プロセスを使用してシールを確立する工程を、図4aから4dを参照して以下で説明する。
図4aから4dは、図3の点線で囲まれ「A」と表示された領域の拡大図を示す。まず、第1のカセット部210が、その膜202が下側を向いて、定盤などの水平面上に置かれ、チャンバー218が大気に開放される。この段階で、粒子をチャンバー218に提供することができる。次いで、第2のカセット部250が第1のカセット部と長手方向に位置合わせされ、これが図4aに示されている。好ましくは位置合わせを助けるために先細状の前面を有する、第2のカセット部の外側環状面260上のリブ266により(WO03/011379号国際公開公報のリブ74も参照)、リブが第2のカセット部250の重力によって第1のカセット部210の第1の環状突起214の内部に画成された空隙へと自動的に挿入されることを防ぐので、膜204は当初シール面220のある程度上方に保持される。好ましくは第1および第2のカセット部を互いに向かって圧縮する第2の定盤によって、圧力が第2のカセット部250に加えられると、第2のカセット部250およびそれに取り付けられた膜204は、膜204が第1のカセット部210の第2の環状突起216のシール面220と接触するまで、下向きに動く。第2の環状突起216の先細形状により、膜204は、図4bに示すように、シール面の内側部とのみ接触する。この点で、非常に小さい面積で膜204がシール面220と接触している。この点で、第1および第2のカセット部は、面260と第1の突起214の間の締まり嵌めタイプの相互作用によって(例えば、リブによって)、好ましくは非常に強く互いに保持されている。
所定の力がカセット部に加えられると、図4cに示すように、膜204とシール面220の間の接触点での圧力によって、先細構成から平坦構成になるように、シール面220が塑性変形される。このことによりシール面220と膜204との接触面積が増加する。使用される力はあらかじめ定められ、一定であるので、面積が増加すると、接触点での圧力は減少する。端面220は、接触面積で達成される圧力が、シール端面220での材料の圧縮降伏強度より小さくなるまで、塑性変形を続ける。図4dは、圧力が第2の環状突起216のシール端面220の圧縮降伏強度を常に超えるように、所定の力が使用される状況を示す。この場合、第1および第2のカセット部が、妨げられない場合、第2のカセット部250のフランジ262が第1のカセット部210の第1の環状突起214の端面222と当接するまで、互いに接近するように動き続ける。
図4dに示すように、シール端面220全体を平坦化する必要はない。密閉を形成する工程は、端部面220の一部のみが平坦化されている図4cに示すように、任意の中間点で停止することによっても同じく実行することができる。これは、第2の環状突起216をその面積全体で降伏させるのに十分ではない所定の力を選択することによって、達成することができる。言い換えると、図4cに示す接触面積で、材料の圧縮降伏強度がもはや達成されないように、力が選択される。一般に、シール端面220での圧力が材料の圧縮降伏強度を下回ると、第2の環状突起216の材料は塑性変形を停止する。
一貫した密閉を達成するために、あるドウェル時間、所定の力を保持することが望ましいことが明らかにされている。この時間は、好ましくは0.1から10秒間、より好ましくは1から7秒間、さらにより好ましくは2から4秒間である。このドウェル時間を保持することは、塑性変形に要する時間を与え冷間成形されたシールを形成させるために有用であると考えられている。
図5は、粒子カセットの第2の実施形態を示す。この実施形態は、第1のカセット部210a、第2のカセット部250および第3のカセット部250aの3つのカセット部を有する。この実施形態では、第3のカセット部250aは第2のカセット部250と同一である。第2および第3のカセット部と相互作用する第1のカセット部210aの部品はまた、第1の実施形態の第1のカセット部210の対応する部品と同一である。第1の実施形態と同様に、第2のカセット部250は、外側フランジ262、径方向内側部分に通路258を画成する環状部分256および環状部分256の外周の周りの一連のリブ266を有する。第2の破裂可能な膜204が、図5に示すように、第2のカセット部250の1つの面に熱接着されている。第3のカセット部250aは第2のカセット部250と同一の構造を有するので、簡略性のために、さらに詳細な説明は行わない。
第1のカセット部210aは、第2のカセット部250と相互作用するための第1の環状突起222a、およびこれと対称であり、第3のカセット部250aと相互作用するための第2の突起222bを有する。第1の突起の内側には、第2および第3のカセット部とそれぞれ相互作用するための、やはり対称に配置された、第2の突起216aおよび216bがある。粒子を封入するためのチャンバー218aが、第1の実施形態と同様に設けられている。
第2の実施形態の第1のカセット部210aは、それに接着された破裂可能な膜を有していないことが理解されよう。第1のカセット部210aの2つの位置、シール面220aおよびシール面220bで、塑性変形が起きることもまた、理解されよう。
図6は、第1または第2の実施形態に適用することができる、シール端面の代替配置を示す。ここでは、シール端面の長さに跨る単一の先細部220の代わりに、一連の鋸歯の先細部が設けられている。これは先細部がより大きな角度を有することを可能にし、これにより、カセット部が互いに向かって変位した後、シール面積が形成される速度が加速される。
力、圧力、変位およびシール面積は、数式で表すことができる。図4b、4cおよび4dの位置では、接触面積にかかる圧力は、加えられた力を接触面積で割ったものに等しい。これは、周知の式で表すことができる。
Figure 2009539456
式中、圧力PはMPaで測定され、力Fはニュートンで測定され、面積Aはmmで測定される。したがって、力Fは、最小シール面積を達成するように選択することができる。圧力Pに第2の環状突起216の材料の圧縮降伏強度Cが選択され、面積Aに最小シール面積Aminが選択される場合、式1は次のように整理される。
F=CAmin(2)
例えば、10mmの最小シール面積Aminが所望され、第2の環状突起216の材料がPETGであるとき(圧縮降伏強度Cは約85MPa)、必要な所定の力は85×10=850Nとなる。
ある時点の位置でのシール面積と第2のカセット部の第1のカセット部に対する変位の関係も、計算することができる。膜204が第2の環状突起216の内側縁のみに接触している図4bの位置をゼロ変位点とし、2つのカセット部を接合するなどのさらなる変位を正の変位とみなすとき、カセット部を距離dだけ動かした図4cに示す一般的な位置のシール面積を、次の通り表すことができる。
Figure 2009539456
式中、Aは瞬間的なシール面積であり、dは瞬間的なカセット部の変位であり、dは先細部が完全に平坦化したときの変位であり(図4aを参照)、rmaxは突起216の外半径であり、rは突起216の内半径である。
この式は、d=0.1mm、rmax=4.2mmおよびr=3mmの場合について、図5に表されている。曲線は対象範囲では相関関係はほぼ線形であるが、シールされた面積Aは、変位dの二乗とともに増加することが、図5から分かる。
この例では、最大シール面積は、端面220の全面積である。これは、式3のdを、シール面積220の内縁とシール面積220の外縁の間の長手方向高さの差と等しくすることによって、計算することができる。これは値dによって与えられ、この例では0.1mmである。式3から、d=d、rmax=4.2mmおよびr=3mmであるときのシール面積は、Amax=27.14mmである。好ましくは、シール面積は利用可能な最大シール面積の少なくとも10%であるように、力が選択される。これは次の式によって表すことができる。
F≧0.1CAmax(4)
式中、Fは所定の力であり、Cはシール端面220の材料の圧縮降伏応力であり、Amaxは達成可能な最大可能シール面積(図5および6の例では27.14mm)である。
シール効果はシール面積に比例すると考えられ、そのため、先細のシール面220が使用されている本発明の実施形態では、第1のカセット部と第2のカセット部の間にある所定の変位を提供することによって、達成されるシール面積を保証することができる。可能な変位量は、フランジ262および第1の環状突起214の寸法を調整することによって、調整することができる。したがって、本発明を使用して、ある所定のシール面積を保証することができる。
シール面積にかかる圧力はまた、式1および3を使用して、変位の関数として計算することができ、式中、圧力Pは面積Aで割った力Fである。
Figure 2009539456
この式は、図5と同じカセット寸法で1200Nおよび1800Nの力Fについて、図6にグラフで示されている。グラフから、1200Nの力が加えられる場合、変位が0.05mmのとき100MPaの圧力が存在することが分かる。変位が0.1mmのとき、44.2MPaの圧力が存在する。圧力が材料の圧縮降伏応力を下回ると、一般に塑性変形は起きなくなる。約85MPaの圧縮降伏応力を有するPETGなどの材料では、1200Nの力が加えられるとき最終変位dは0.056mmであると計算することができる。式3によって、この変位では14.09mmのシール面積Aが得られる。したがって、1200Nの力が使用され、材料の圧縮降伏応力が85MPaであるとき、第2のカセット部は第1のカセット部に対して0.56mm下向きに動き、約14mmのシール面積を形成する。図5および6から分かるように、より大きな力を使用して、より大きいシール面積、およびより大きい相対的変位を達成することができる。達成されるシール面積は、所望される場合、フランジ262および突起214の適正な設計によって、可能な変位dを制限することによって制限することができる。したがって、過剰な力が加えられても、一定のシール面積を確保することができる。突起216の端面220全体を変形させ、カセット部の相対的変位を停止するようにフランジ262と第1の突起214の当接に依存することによって、一定のシール面積を保証することもできる。この場合、シール面積は、長手方向に見たとき端面220の面積と等しい。
好ましい実施形態では、第1および第2のカセット部は好ましくはPETGから製造される。この材料は、以下の有用な基準を満たすことが明らかにされている。
・破裂可能なダイアフラム(好ましくはPET)との接着を形成することができる
・医療デバイスでの使用が承認されている
・DNAとの適合性がある(粒子に載せて運ぶことができる)
・ガンマ線による滅菌を受け入れやすく安定性がある
・吸湿に耐性がある。
しかしながら、好ましくはポリマーなど、他の材料を使用することもできる。以下の表は可能な材料の一覧であり、その圧縮降伏強度Cの範囲をMPaで示す。
Figure 2009539456
あるシール面積をカセット部の間に確保するように、カセット寸法の選択および所定の最小の力の選択と併せて、特定の圧縮降伏強度が選択されることが理解されよう。より低い圧縮降伏強度を有する材料が使用されるとき、より小さい所定の力を使用することができる。
図7および8は、組み立てられた粒子カセットを製造するための装置の例を示す。装置400は、基部基板406上に設けられた第1の定盤402および空気シリンダ410に取り付けられたプランジャ408上に設けられた第2の定盤404を含む。空気シリンダ410は、空気供給装置および調節装置412(この例では、空気シリンダ410および定盤404を支持するためにも役立っている)から、加圧された空気を供給する。
粒子カセットを製造するために、第1のカセット部210が下定盤402の上に置かれている。粒子がチャンバー218内へと導入され、第2のカセット部250が第1のカセット部と長手方向に整列される。次いで、プランジャ408を動かすように、所定の圧力の空気が、調節された供給装置412から空気シリンダ410へ供給される。その後、定盤404が、第2のカセット部250と接触してそこに所定の力がかかるまで、下向きに動く。第1および第2のカセット部はこの所定の力を受けてともに動き、第1のカセット部の端部シール面220と第2の破裂可能な膜204の間のシールを形成する。その後、定盤404は、空気シリンダ410に負の空気圧力を供給することによって上向きに動き、組み立てられたカセットが取り除かれ、デバイスは別のカセットの製造に取りかかることができるようになる。この工程を繰り返して複数のカセットを製造することができる。
本発明に従って製造された粒子カセットは、適切な密閉が達成されたことを調べるために試験された。第1の実施形態に従って製造され、図9の装置を使用して組み立てられたカセットは、真空チャンバー内部の測定器具内に置かれている。
測定器具は、カセットの上面および底面の膜の外面にある先端を有する。器具はカセット膜の変位を測定する。
膜変位測定は、真空が適用される前、すなわち大気圧のときゼロになっている。真空チャンバーは閉じられ、−80kPaの真空が適用される。真空が最初に−80kPaに達したとき、膜変位が認められ、カウントダウンタイマーが開始する。膜変位は30秒後に再び記録される。カセットは、真空が適用され膜変位が30秒間維持された場合、最初の膜変位があれば、シール完全性試験に合格する。
このシール完全性試験は、多数の異なる組立条件で実行された。以下の表に結果をまとめる。
Figure 2009539456
第1列の圧力は、図9の装置の50mm直径ピストンに加えられた圧力である。実際の負荷(ニュートン)が計算され、第2列に示されている。第3列は負荷が加えられたドウェル時間を示し、第4列は各運転パラメータで試験したカセットの数を示す。第5列は、シール完全性試験に合格しなかったカセットの数を示す。第6列は、組み立て後の、組み立てられた粒子カセットの全体的な高さを示す。これは、達成されたシールのサイズの測定である。先細部により、全体的な高さがより低いことは、シール面積がより大きいことを意味する。
表から、一般に、カセット部を圧縮するために使用される力が増加すると、一貫したシールを確保するために必要なドウェル時間を短縮することができることが理解されよう。試験した30カセットすべてにシール完全性試験での合格を確保するためには、1767Nの力で2秒間のドウェル時間で十分であった。しかし、1374Nの力で2秒間のドウェル時間では、カセットの20%がシール完全性試験に合格しなかった。中程度の力で、例えば0.5から1秒間など非常に短いドウェル時間が使用されるとき、ほとんどのカセットがシール完全性試験に合格しなかったが、より大きな力でより短いドウェル時間を使用することができ、依然として信頼性の高いカセットのシールを提供することができると考えられる。
以上、長手方向に見ると全体的に円形の粒子カセット設計を参照して、本発明を説明した。したがって、「半径」、「直径」、「環状」等の用語を使用した。本発明は、非円形のカセット変形例にも等しく適用可能であり、これらの用語はそれに応じて解釈される。例えば、粒子カセットは、長手方向に見たとき正方形または長方形構成を有することができ、その場合、突起214、216は図示するように円形である必要はなく、正方形または長方形とすることができる。
本発明に従って製造された粒子カセットを利用することができる一般的なタイプの無針注射器デバイスを示す図である。 本発明の好ましい実施形態の粒子カセットの分解図である。 組み立てられた状態の図2の粒子カセットを示す図である。 図4aは粒子カセットの組立段階を示す図である。
図4bは粒子カセットの組立段階を示す図である。
図4cは粒子カセットの組立段階を示す図である。
図4dは粒子カセットの組立段階を示す図である。
粒子カセットの第2の実施形態を示す図である。 シール端面の代替配置を示す図である。 好ましい実施形態の粒子カセットでのシール面積と変位の関係を示すグラフである。 好ましい実施形態の粒子カセットでの2つの異なる所定の力のシール圧力と変位の関係を示すグラフである。 本発明に従って粒子カセットを製造するための装置を初期位置で示す図である。 定盤が互いに圧縮されている、図7の装置を示す図である。

Claims (34)

  1. 無針注射器デバイスのための粒子カセットの製造方法であって、
    (a)第1の破裂可能な膜が接着された第1のカセット部を提供するステップと、
    (b)第2の破裂可能な膜が接着された第2のカセット部を提供するステップと、
    (c)前記第1および第2の部品を長手方向に位置合わせするステップと、
    (d)前記第1および第2のカセット部を互いに押し付けて前記カセットの一部を塑性変形させ、前記第1の破裂可能な膜と前記第2の破裂可能な膜の間に密閉されたチャンバーを形成するように、所定の力を長手方向に加えるステップとを含む方法。
  2. 前記塑性変形がカセット部の膜以外のものである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記塑性変形が前記第1のカセット部のものである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記塑性変形が第3のカセット部のものである、請求項1または2に記載の方法。
  5. 塑性変形する前記カセット部がシール端面を含み、前記塑性変形が前記シール端面の塑性変形である、請求項1、2、3または4に記載の方法。
  6. 前記シール端面が先細状であり、前記塑性変形が、長手方向に対して垂直な平面で少なくとも一部が平坦になるように、先細部を変形させるほどのものである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のカセット部が前記シール端面を含み、前記シール端面は前記第2のカセット部の前記第2の破裂可能な膜に対して直接シールされる、請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記シール端面が前記第1のカセット部の突起上にある、請求項5、6または7に記載の方法。
  9. 前記突起が環状突起である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記粒子がステップ(d)で形成された前記密閉されたチャンバーに入れられるように、ステップ(b)の後に、前記第1の破裂可能な膜に隣接する前記第1のカセット部に粒子を提供するステップをさらに含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のカセット部がPETGから製造され、前記第2の破裂可能な膜がPETから製造される、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  12. ステップ(d)で加えられる前記所定の力が、以下の式:
    F≧0.1CAmax
    に従って選択され、
    式中、Fは所定の力(ニュートン)であり、Cは塑性変形する部分の圧縮降伏強度(MPa)であり、Amaxはカセット部で達成可能な最大可能シール面積(mm)である、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1および第2のカセット部が、ステップ(d)の間、互いに接近するように長手方向に動く、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第1および第2のカセット部が、最大0.1mmだけ互いに接近するように動く、請求項13に記載の方法。
  15. ステップ(d)で加えられる前記所定の力が、以下の式:
    F≧2C
    に従って選択され、
    式中、Fは所定の力(ニュートン)であり、Cは塑性変形する部分の圧縮降伏強度(MPa)である、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記塑性変形する部分の圧縮降伏強度が50MPaから100MPaである、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第2の破裂可能な膜の圧縮降伏強度が、前記第1のカセット部の塑性変形する部分の圧縮降伏強度より大きい、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第1および第2のカセット部を、定盤を使用して互いに圧縮することによって、前記所定の力が加えられる、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  19. ステップ(d)で加えられる前記所定の力が200Nより大きい、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  20. ステップ(d)で加えられる前記所定の力が800Nより大きい、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記所定の力が、所定のドウェル時間保持される、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記ドウェル時間が0.1から10秒間、好ましくは2から7秒間である、請求項21に記載の方法。
  23. 無針注射器のための粒子カセットを製造するための装置であって、
    第1のカセット部を上に支持するための第1の定盤と、
    第2のカセット部を配置し、前記支持された第1のカセット部と位置合わせするのに十分な距離だけ、前記第1の定盤から離間された第2の定盤と、
    前記定盤の間の前記粒子カセット部を圧縮するように前記定盤をともに動かし、粒子を封入するための密閉されたチャンバーを有する粒子カセットを製造するように、所定のドウェル時間、前記カセット部に所定の力を加える駆動装置とを含む装置。
  24. 前記駆動装置が、圧縮ガスの供給装置および前記所定の力を生成するように前記第2の定盤に所定の圧力の圧縮ガスを供給するための調節装置を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 無針注射器デバイスのための粒子カセットの製造の際に使用するための部品のキットであって、
    第1のカセット部と、
    破裂可能な膜が接着された第2のカセット部とを含み、
    前記第1のカセット部が、前記第1および第2のカセット部を互いに保持することを助けるように、組み立て中、前記第2のカセット部と相互作用するように配置された、長手方向の第1の突起を含み、
    前記第1のカセット部は前記第1の突起の内側の第2の突起をさらに含み、前記第2の突起は、組み立てられると、前記第2の粒子カセット部に対してシールするためのシール端面を含むキット。
  26. 前記第1および第2のカセット部がPETGから製造される、請求項25に記載のキット。
  27. 前記破裂可能な膜がPETから製造される、請求項25または26に記載のキット。
  28. 前記第2の突起が、その内側に粒子を封入するためのチャンバーを画成するように環状である、請求項25、26または27に記載のキット。
  29. 請求項25から28のいずれか一項に記載の、組み立てられた部品のキットと、
    さらに破裂可能な膜と、
    前記膜の間のチャンバー内に提供された粒子とを含む、無針注射器デバイスのための粒子カセット。
  30. 無針注射器デバイスのための粒子カセットの第1のカセット部であって、粒子を封入するためのチャンバーを形成するように第2のカセット部と相互作用するように設計され、
    前記第1および第2のカセット部を互いに保持することを助けるように、前記第2のカセット部と相互作用するように配置された長手方向の第1の突起と、
    前記第1の突起の内側の第2の突起とを含み、前記第2の突起は前記第2の粒子カセット部に対してシールするためのシール端面を含む第1のカセット部。
  31. 無針注射器デバイスのための粒子カセットの第1のカセット部であって、粒子を封入するためのチャンバーを形成するように第2のカセット部と相互作用するように設計され、PETGから製造される第1のカセット部。
  32. 第1のカセット部に接着された破裂可能な膜をさらに含む、請求項30または31に記載の第1のカセット部。
  33. 前記破裂可能な膜がPETから製造される、請求項32に記載の第1のカセット部。
  34. 無針注射器デバイスのための粒子カセットの第2のカセット部であって、粒子を封入するためのチャンバーを形成するように第1のカセット部と相互作用するように設計され、第2のカセット部にシールされたPETの破裂可能な膜を有する第2のカセット部。
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