JP2009539299A - 中継方式を使用する無線通信システムにおける再送信装置及び方法 - Google Patents

中継方式を使用する無線通信システムにおける再送信装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、中継方式を使用する無線通信システムにおいて自動再送信要請(Automatic Retransmission reQuest)を行うための装置及び方法に関し、基地局と自動再送信要請を行う過程と、基地局から受信成功されたデータを端末に送信する過程と、基地局から再送信指示メッセージを受信すると、該当データを端末に再送信する過程とを含み、中継局は、エラーのないデータのみを受信機に中継するために、受信機が受信するデータに対して信頼度を向上させることができ、ARQの制御を送信機で行うために、中継局の負荷を減らすことができるという利点がある。

Description

本発明は、無線通信システムにおいて自動再送信要請(ARQ:Automatic Retransmission reQuest)を行うための装置及び方法に関し、特に多重ホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて自動再送信要請を行うための装置及び方法に関する。
無線データ通信では、無線資源区間のチャネル状態によりエラーが発生する。このようなエラーに対する制御及び復旧技術は、大きくARQ技法とFEC(Frame Error Check)技法とに分けられる。ARQ技法は、受信端で損失されたデータに対して送信端に再送信(retransmission)を要請する技法であり、FEC技法は、損失されたデータに対するエラーを訂正する技法である。
特に、ARQ技法では、パケットに対するエラー検査結果(例:CRC検査)が受信端から送信端へフィードバックされなければならない。例えば、送信端からパケットを初期送信すれば、受信端は受信されたパケットをデコードする。以後、パケットにエラーが発生しなければ、受信端は、ACK信号を送信端に送信する。万一、パケットにエラーが発生すれば、受信端は、NACK信号を送信端に送信する。
このとき、送信端は、ACK信号を受信すると、新しいパケットを送信し、NACK信号が受信されれば、以前パケットを再送信する。
一般に、無線通信システムは、安定したデータを送信するために、2個の再送信技法を運用する。その一つは、MAC(Media Access Control)階層で運用される「MAC ARQ」であり、残りの一つは、物理(PHY:Physical)階層で運用される「HARQ(Hybrid ARQ)」である。以下、従来の技術によるMAC ARQ技法について述べる。
図1は、従来技術によるアナログ中継局(以下、リピーター(Repeater)という)を利用する無線通信システムにおいて、ARQ技法の遂行による信号交換手順を示している。
まず、従来の技術で仮定する無線通信システムは、以下のとおりである。無線通信システムは、一つ以上の基地局、一つ以上のリピーター、一つ以上の端末機で構成され、説明の便宜のために一つの基地局10、一つのリピーター11、一つの端末機12を示したものである。ここで、基地局10から端末機12に送信しようとするMAC階層のデータ(PDU)が2個である場合を仮定し、端末機12は、リピーター11を介してデータを受信すると仮定する。
図1に示すように、まず基地局10は、ステップ101にて2個のMAC PDUを一つの物理階層データPHY DATA 1に生成して、リピーター11に送信する。ここで、MAC階層のデータ送信単位であるMAC PDUは、図示のように、MACヘッダ(header)と、実際のデータを含むペイロード(payload)と、ペイロードのエラーの有無を判別するためのエラーチェックコード(例:CRCコード)とで構成される。また、物理階層データは、少なくとも一つのMAC PDUを含んで構成される。
一方、リピーター11は、ステップ103にて基地局10から受信した物理階層データPHY DATA 1を単純に信号の大きさ(amplitude)のみ増幅して、端末機12に中継する。
そして、端末機12は、ステップ105にてリピーター11から受信される物理階層データPHY DATA 1からMAC PDUを分解し、MAC PDUのそれぞれに対してエラー検査を行う。ここで、エラー検査は、MAC PDUに含まれたエラーチェックコード(CRCコード)を利用して行われる。端末機12は、受信されたMAC PDUのペイロードでエラーチェックコードを生成し、該生成されたエラーチェックコードと受信されたエラーチェックコードとを比較して、エラーの有無を判別する。このとき、分解されたMAC PDUのうち、MAC PDU2からエラーが発生したと仮定する。
このように、受信データのうち、1番のMAC PDUにはエラーがなく、2番のMAC PDUにエラーがあれば、端末機12は、ステップ107にて1番MAC PDUに対しては、ACKで応答し、2番MAC PDUに対しては、NACKで応答するための制御メッセージをリピーター11に送信する。そして、リピーター11は、ステップ109にて端末機12からの制御メッセージの信号の大きさを増幅して、基地局10に中継する。
すると、基地局10は、ステップ109にてリピーター11から提供された制御メッセージを分析して、再送信要請されたMAC PDUを認知する。すなわち、2番MAC PDUの再送信要請を認知する。したがって、基地局10は、ステップ111にて再送信要請された2番MAC PDUを物理階層データPHY RETRANSMISSION DATAに生成して、リピーター11に送信する。すると、リピーター11は、ステップ113にて基地局11からの物理階層データPHY RETRANSMISSION DATAの信号の大きさを増幅して、端末機12に中継する。このような手順により、端末機12は、エラーの発生したデータをリピーター11を介して基地局11に再送信要請し、再送信されたデータをリピーター11を介して受信する。
上述したように、無線通信システムにおけるリピーターは、基地局と端末との間で送受信されるアナログ信号の大きさを増幅して中継する機能を果たす。しかしながら、最近研究される中継局は、MAC階層と物理階層とをすべて有しているため、送信機と受信機との間の送受信されるメッセージを解析でき、単純に送信信号の大きさを増幅する中継方式は非効率的だと言える。そのため、無線通信システムにおいて発展した機能を有する中継局を利用した自動再送信要請方法が必要である。
そこで、本発明の目的は、中継方式を使用する無線通信システムにおいて自動再送信要請(Automatic Retransmission reQuest)を行うための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、中継方式を使用する無線通信システムにおいて基地局の制御によって自動再送信要請を行うための装置及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の第1の態様によると、中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局の再送信方法は、送信機から受信したデータを受信機に送信する過程と、前記基地局から再送信指示メッセージが受信されると該当データを前記受信機に再送信する過程を含むことを特徴とする。
本発明の第2の態様によると、中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局の再送信方法は、送信機から受信したデータを受信機に送信する過程と、前記受信機で前記送信機に送信する制御メッセージを聴取して前記受信機に送信したデータに対するエラー発生の有無を確認する過程と、前記受信機に送信したデータのうち、エラーの発生したデータを前記受信機に再送信する過程を含むことを特徴とする。
本発明の第3の態様によると、中継方式を使用する無線通信システムにおける基地局の再送信方法は、端末から受信する制御メッセージに応じて中継局が端末に送信したデータのエラー発生有無を確認する過程と、前記中継局が端末に送信したデータのうち、エラーの発生したデータに対する再送信指示メッセージを前記中継局に送信する過程を含むことを特徴とする。
本発明の第4の態様によると、中継方式を使用する無線通信システムにおける基地局の再送信方法は、中継局から受信されるデータのエラー発生の有無を確認する過程と、前記データのうち、エラーの発生したデータに対する再送信指示メッセージを前記中継局に送信する過程を含むことを特徴とする。
本発明の第5の態様によると、中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局装置は、送信機から受信されるデータのエラー発生の有無を検査する検査部と、前記データのうち、エラーの発生したデータに対する再送信要請メッセージを基地局に送信して、エラーの発生しないデータを受信機に送信する送信部を含むことを特徴とする。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付された図面を参照して詳細に説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にするおそれがあると判断された場合には、その詳細な説明を省略する。
以下、本発明は、中継方式を使用する無線通信システムにおいて自動再送信要請(ARQ:Automatic Retrasmission reQuest)を行うための技術について説明する。ここで、自動再送信要請は、MAC(Media Access Control)階層で運用される「MAC ARQ」又は物理(PHY:Physical)階層で運用される「HARQ(Hybrid ARQ)」を示す。
以下の説明で中継局は、送信機からデータを受信し、受信データを受信機に中継する機能を行う。すなわち、受信機は、送信機との通信が円滑でない場合、中継局を利用して送信機のデータを送信されることができる。ここで、中継局は、一つのセル内に複数が存在でき、事業者によって設置したりユーザ端末が中継局の機能を行ったりすることができる。また、中継局は、送信機から信号を受信する受信部と受信機に信号を送信する送信部とに分けられ、送信部と受信部とは、独立的に動作する。しかしながら、送信部と受信部とのデータキュー(Que)は、内部的に共有すると仮定する。
図2は、本発明の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムの構成を示している。
図2に示すように、基地局(BS)150のサービス領域151に含まれる端末(MS)170は、基地局150と直接リンクを介してサービスを提供される。但し、端末170は、基地局150のサービス領域の外郭(セル境界地域)に位置するので、チャネル状態が劣悪であるから、高速のデータチャネルを提供することができない。
したがって、基地局150は、中継局(RS)160を利用して基地局150のサービス領域151に含まれる端末のうち、チャネル状態の劣悪な端末170に高速のデータチャネルを提供する。すなわち、端末170は、基地局150のサービス領域151に含まれるため、基地局150との直接リンクを介して制御信号及び低速のデータチャネルが提供される。また、端末170には、中継局160を利用して基地局150から高速のデータチャネルが提供される。
図3は、本発明の第1の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてダウンリンク信号を再送信するためのシステムを示している。以下の説明で基地局200は、端末220に送信するデータがN個あり、1回にk個のデータが送信可能であると仮定する。
図3に示すように、基地局200は、中継局210と端末220とにダウンリンク(DL)データを送信するためのスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ230)。例えば、基地局200は、中継局210にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局210は、基地局200から提供されたスケジューリング情報を端末220に中継する。他の実施形態として、基地局200は端末220にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局210は、基地局200から端末220に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
以後、基地局200は、スケジューリング情報に応じてN個のデータのうち、k個のデータを中継局210に送信する(ステップ231)。
中継局210は、受信部212を介して基地局200からデータを受信すると(ステップ233)、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用してデータエラーを確認する(ステップ235)。万一、k個のデータのうち、j個のデータにエラーが発生したと仮定すれば、中継局210は、エラーが発生しないk−j個のデータを中継局210のデータキューに格納する(ステップ237)。このとき、中継局210は、エラーが発生したj個のデータは格納しない。
以後、中継局210は、受信されたデータに対するACK/NACK制御メッセージを基地局200に送信する(ステップ239)。すなわち、中継局210は、エラー無く正常に受信されたデータに対するACK制御メッセージとエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージとを基地局200に送信する。
このとき、中継局は、ACK/NACK制御メッセージを下記の表1のように構成できる。
Figure 2009539299
ここで、ACK/NACK制御メッセージは、ACK/NACK制御メッセージを送信する中継局のサービスID(CID:Connection ID)と、応答タイプを指定するためのACKタイプ(ACK Type)と、ARQブロックのシーケンス番号を指定するためのBSN(Block Sequence Number)と、応答タイプが選択的(selective)方法であるとき、各ARQブロックに対する受信成功如何を指定するためのACKマップ(MAP)を含んで構成される。ここで、CIDは、中継局の識別子又は中継局に提供される特定サービスの識別子を表す。すなわち、基地局は、CIDを利用して中継局とサービスとを識別する。ACKタイプには、選択的(Selective)方法又は累積型(Cumulative)方法などがあり、より多くの種類のACKタイプが存在することもできる。
基地局200は、中継局210と端末220とにスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ241)。例えば、基地局200は、中継局210にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局210は、基地局200から提供されたスケジューリング情報を端末220に中継する。他の実施形態として、基地局200は、端末220にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局210は、基地局200から端末220に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
中継局210の送信部214は、基地局200から提供されたスケジューリング情報に応じて、データキューに存在するデータを端末220に送信する(ステップ247)。すなわち、中継局210は、スケジューリング情報に応じて基地局200から受信成功したデータを端末220に送信する。
このとき、中継局210の受信部212は、送信部214と独立して基地局200が送信するデータ又は再送信データを受信する(ステップ243〜245)。すなわち、基地局200は、中継局210から提供されたACK/NACK制御メッセージを介して、j個のデータにエラーが発生したことを認識する。以後、基地局200は、エラーが発生したj個のデータを再送信する(ステップ243)。ここで、基地局200は、再送信データだけでなく、基地局200のデータキューに残ったN−k個の新しいデータのうち、k−j個のデータを再送信データと共に中継局210に送信する。
基地局200の送信したデータを受信された中継局210の受信部212は、受信データのエラーチェックコードを確認して、受信データのエラー発生の有無を確認する。万一、受信データにエラーがなければ、データをデータキューに格納する。以後、基地局200と中継局210とは、基地局200のデータキューに格納されたN個のデータが成功的に中継局210に受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ245)。
端末220は、中継局210の送信部214が送信したデータを受信すると(ステップ249)、データのエラーチェックコードを確認してエラーを確認する(ステップ251)。万一、受信データのうち、p個のデータにエラーが発生する場合、端末220は、エラーのないデータに対するACK制御メッセージとエラーのあるデータに対するNACK制御メッセージとを基地局200に送信する(ステップ253)。このとき、端末220は、ACK/NACK制御メッセージを基地局200に直接送信できる。また、端末220は、ACK/NACK制御メッセージを中継局210を介して基地局200に送信することもできる。
このとき、端末は、前記ACK/NACK制御メッセージを下記の表2のように構成できる。
Figure 2009539299
ここで、ACK/NACK制御メッセージは、ACK/NACK制御メッセージを送信する端末のサービスID(CID:Connection ID)と、応答タイプを指定するためのACKタイプ(ACK Type)と、ARQブロックのシーケンス番号を指定するためのBSN(Block Sequence Number)と、応答タイプが選択的(selective)方法であるとき、各ARQブロックに対する受信成功如何を指定するためのACKマップ(MAP)を含んで構成される。ここで、CIDは、端末の識別子又は端末に提供される特定サービスの識別子を示す。すなわち、基地局は、CIDを利用して端末とサービスとを識別する。
基地局200は、端末220から提供されたACK/NACK制御メッセージを確認して、端末220で受信されたデータのうち、エラーの発生したデータとエラーのないデータとを確認する。以後、基地局200は、エラーの発生したデータに対する情報を中継局210に送信する(ステップ255)。すなわち、基地局200は、エラーの発生したデータに対する情報を含む再送信指示メッセージ(NACK indication)を中継局210に送信する。
このとき、基地局は、再送信指示メッセージを下記の表3のように構成できる。
Figure 2009539299
ここで、再送信指示メッセージ(NACK indication)は、中継局で再送信を行う端末サービスID(CID:Connection ID)、再送信を行うARQブロックの個数、及び再送信を行うARQブロックのシーケンス番号を指定するためのBSN(Block Sequence Number)を含んで構成される。
基地局は、MAC階層のARQを行う場合、前記表3のように構成される再送信指示メッセージを中継局に送信する。
万一、HARQを行う場合、基地局は、中継局で再送信を行う端末サービスID(CID:Connection ID)、再送信するためのデータブロックの固有なシーケンス値を表すために、HARQデータチャネルの固有番号を表すACID(HARQ Channel ID)情報、ACID内でサブデータブロックの固有番号を表すSPID(Sub Packet ID)情報を含む再送信指示メッセージを生成して中継局に送信する。
以後、基地局200は、中継局210と端末220とにスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ257)。例えば、基地局200は、中継局210にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局210は、基地局200から提供されたスケジューリング情報を端末220に中継する。他の実施形態として、基地局200は、端末220にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局210は、基地局200から端末220に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
中継局210は、基地局200からの再送信指示メッセージに含まれた端末220においてエラーの発生したデータを確認する。以後、中継局210は、基地局200から提供されたスケジューリング情報に応じて、エラーの発生したデータを端末220に再送信する(ステップ259)。このとき、中継局210は、再送信データだけでなく、中継局210のデータキューに残った新しいデータを再送信データと共に前記端末220に送信する。
端末220は、中継局210の送信部214が送信したデータを受信すると(ステップ261)、データのエラーチェックコードを確認してエラー発生の有無を確認する(ステップ263)。万一、受信データにエラーが発生すれば、端末220は、基地局200に該当データの再送信を要請する。
以後、端末220は、中継局210のデータキューに存在するデータをすべて受信するまで、前記の過程を繰り返す(ステップ265)。
図4は、本発明の第2の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてダウンリンク信号を再送信するためのシステムを示している。以下の説明で基地局300は、端末320に送信するデータがN個あり、1回にk個のデータが送信可能であると仮定する。
図4に示すように、基地局300は、中継局310と端末320とにダウンリンクデータを送信するためのスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ330)。例えば、基地局300は、中継局310にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局310は、基地局300から提供されたスケジューリング情報を端末320に中継する。他の実施形態として、基地局300は、端末320にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局310は、基地局300から端末320に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
以後、基地局300は、スケジューリング情報に応じてN個のデータのうち、k個のデータを中継局310に送信する(ステップ331)。
中継局310は、受信部312を介して基地局300からデータを受信すると(ステップ333)、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用してデータエラーを確認する(ステップ335)。万一、k個のデータのうち、j個のデータにエラーが発生したと仮定すれば、中継局310は、エラーが発生しないk−j個のデータを中継局310のデータキューに格納する(ステップ337)。このとき、中継局310は、エラーが発生したj個のデータは格納しない。
以後、中継局310は、基地局300に受信されたデータに対するACK/NACK制御メッセージを送信する(ステップ339)。すなわち、中継局310は、エラー無しで正常に受信されたデータに対するACK制御メッセージとエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージとを基地局300に送信する。ここで、中継局310は、ACK/NACK制御メッセージを前記表1のように構成して、基地局300に送信する。
基地局300は、中継局310と端末320とにスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ341)。例えば、基地局300は、中継局310にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局310は、基地局300から提供されたスケジューリング情報を端末320に中継する。他の実施形態として基地局300は、端末320にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局310は、基地局300から端末320に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
中継局310の送信部314は、基地局300から提供されたスケジューリング情報に応じて、データキューに存在するデータを端末320に送信する(ステップ347)。すなわち、中継局310は、スケジューリング情報に応じて基地局300から受信成功したデータを端末320に送信する。
このとき、中継局310の受信部312は、送信部314と独立して基地局300が送信するデータ又は再送信データを受信する(ステップ343〜345)。すなわち、基地局300は、中継局310から提供されたACK/NACK制御メッセージを介して、j個のデータにエラーが発生したことを認識する。以後、基地局300は、エラーが発生したj個のデータを再送信する(ステップ343)。ここで、基地局300は、再送信データだけでなく基地局300のデータキューに残ったN−k個の新しいデータのうち、k−j個のデータを再送信データと共に中継局310に送信する。
基地局300の送信したデータを受信した中継局310の受信部312は、受信データのエラーチェックコードを確認して、受信データのエラー発生の有無を確認する。万一、受信データにエラーがなければ、データをデータキューに格納する。以後、基地局300と中継局310とは、基地局300のデータキューに格納されたN個のデータが成功的に中継局310に受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ345)。
端末320は、中継局310の送信部314が送信したデータを受信すると(ステップ349)、データのエラーチェックコードを確認してエラーを確認する(ステップ351)。万一、受信データのうち、p個のデータにエラーが発生している場合、端末320は、エラーの発生しないデータに対するACK制御メッセージとエラーのあるデータに対するNACK制御メッセージとを基地局300に送信する(ステップ353)。このとき、端末320は、ACK/NACK制御メッセージを基地局300に直接送信できる。また、端末320は、ACK/NACK制御メッセージを中継局310を介して基地局300に送信することもできる。ここで、端末320は、ACK/NACK制御メッセージを上記の表2のように構成して、基地局300に送信できる。
基地局300は、端末320から提供されたACK/NACK制御メッセージを確認して、端末320の受信されたデータのうち、エラーの発生したデータとエラーの発生しないデータとを確認する。以後、基地局300は、中継局310から端末320に送信したデータのエラー発生の有無の情報を中継局310に送信する(ステップ355)。すなわち、基地局300は、エラーの発生しないデータに対する情報及びエラーの発生したデータに対する情報を含む再送信指示メッセージ(ACK/NACK Indication)を中継局310に送信する。ここで、基地局300は、再送信指示メッセージは、前記表1のようにデータに対するACK/NACK情報を含むことができる。
以後、基地局300は、中継局310と端末320とにスケジューリング情報(例:ダウンリンクMAP情報)を送信する(ステップ357)。例えば、基地局300は、中継局310にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局310は、基地局300から提供されたスケジューリング情報を端末320に中継する。他の実施形態として、基地局300は、端末320にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局310は、基地局300から端末320に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
中継局310は、基地局300から提供された再送信指示メッセージを介して、端末320に送信したデータのエラー発生の有無を確認する。以後、中継局310は、基地局300から提供されたスケジューリング情報に応じて、エラーの発生したデータを端末320に再送信する(ステップ359)。このとき、中継局310は、再送信データだけでなく中継局310のデータキューに残った新しいデータを再送信データと共に端末320に送信する。
また、中継局310は、端末320にエラー無く受信されたデータ情報を受信すると、該当データをデータキューから廃棄する。
端末320は、中継局310の送信部314が送信したデータを受信すると(ステップ361)、データのエラーチェックコードを確認してエラー発生を確認する(ステップ363)。万一、データにエラーが発生すれば、端末320は、基地局300に該当データに対する再送信を要請する。
以後、端末320は、中継局310のデータキューに存在するデータがすべて受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ365)。
図5は、本発明の第3の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてダウンリンク信号を再送信するためのシステムを示している。以下の説明で基地局400は、端末420に送信するデータがN個あり、1回にk個のデータが送信可能であると仮定する。
図5に示すように、基地局400は、中継局410と端末420とにダウンリンクデータを送信するためのスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ430)。例えば、基地局400は、中継局410にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局410は、基地局400から提供されたスケジューリング情報を端末420に中継する。他の実施形態として、基地局400は、端末420にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局410は、基地局400から端末420に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
以後、基地局400は、スケジューリング情報に応じてN個のデータのうち、k個のデータを中継局410に送信する(ステップ431)。
中継局410は、受信部412を介して基地局400からデータを受信すると(ステップ433)、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用してデータエラーを確認する(ステップ435)。万一、k個のデータのうち、j個のデータにエラーが発生したと仮定すれば、中継局410は、エラーが発生しないk−j個のデータを中継局410のデータキューに格納する(ステップ437)。このとき、中継局410は、エラーが発生したj個のデータは格納しない。
以後、中継局410は、受信したデータに対するACK/NACK制御メッセージを基地局400に送信する(ステップ439)。すなわち、中継局410は、エラー無く正常に受信されたデータに対するACK制御メッセージとエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージとを基地局400に送信する。ここで、中継局410は、ACK/NACK制御メッセージを前記表1のように構成して、基地局400に送信する。
基地局400は、中継局410と端末420とにスケジューリング情報(例:ダウンリンクマップ)を送信する(ステップ441)。例えば、基地局400は、中継局410にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局410は、基地局400から提供されたスケジューリング情報を端末420に中継する。他の実施形態として、基地局400は、端末420にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局410は、基地局400から端末420に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
中継局410の送信部414は、基地局400から提供されたスケジューリング情報に応じて、データキューに存在するデータを端末420に送信する(ステップ447)。すなわち、中継局410は、スケジューリング情報に応じて基地局400から受信成功したデータを端末420に送信する。
このとき、中継局410の受信部412は、送信部414と独立して基地局400が送信するデータ又は再送信データを受信する(ステップ443〜445)。すなわち、基地局400は、中継局410から提供されたACK/NACK制御メッセージを介して、j個のデータにエラーが発生したことを認識する。以後、基地局400は、エラーが発生したj個のデータを再送信する(ステップ443)。ここで、基地局400は、再送信データだけでなく基地局400のデータキューに残ったN−k個の新しいデータのうち、k−j個のデータを再送信データと共に中継局410に送信する。
基地局400が送信したデータを受信した中継局410の受信部412は、受信データのエラーチェックコードを確認して、受信データのエラー発生の有無を確認する。万一、受信データにエラーがなければ、データをデータキューに格納する。以後、基地局400と中継局410とは、基地局400のデータキューに格納されたN個のデータが成功的に中継局410に受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ445)。
端末420は、中継局410の送信部414が送信したデータを受信すると(ステップ449)、データのエラーチェックコードを確認してエラーを確認する(ステップ451)。万一、受信データのうち、p個のデータにエラーが発生する場合、端末420は、エラーの発生しないデータに対するACK制御メッセージと前記エラーのあるデータに対するNACK制御メッセージとを前記基地局400に送信する(ステップ453)。このとき、端末420は、ACK/NACK制御メッセージを中継局410を介して基地局400に送信することもできる。また、端末420は、ACK/NACK制御メッセージを基地局400に直接送信できる。万一、端末420がACK/NACK制御メッセージを基地局400に直接送信する場合、中継局410は、ACK/NACK制御メッセージを聴取することができる。すなわち、中継局410は、端末420が基地局400にACK/NACK制御メッセージを送信するために割り当てられた無線資源(例:チャネル)情報が分かると仮定して、無線資源を利用してACK/NACK制御メッセージを受信することができる。ここで、ACK/NACK制御メッセージは、前記表2のように構成されることができる。
基地局400は、端末420から提供されたACK/NACK制御メッセージを確認して、端末420が受信したデータのうち、エラーの発生したデータとエラーの発生しないデータとを確認する。
以後、基地局400は、中継局410と端末420とにスケジューリング情報を送信する(ステップ455)。例えば、基地局400は、中継局410にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局410は、基地局400から提供されたスケジューリング情報を端末420に中継する。他の実施形態として、基地局400は、端末420にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局410は、基地局400から端末420に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
中継局410は、基地局400からスケジューリング情報を受信すると、端末420にてエラーの発生したデータを端末420に再送信する(ステップ457)。このとき、中継局410は、再送信データだけでなく、中継局410のデータキューに残った新しいデータを再送信データと共に端末420に送信する。
また、中継局410は、基地局400からスケジューリング情報を受信すると、データキューに格納されたデータのうち、端末420からエラーの発生しないデータを廃棄する。
端末420は、中継局410の送信部414が送信したデータを受信すると(ステップ459)、受信データのエラーチェックコードを確認して、エラー発生の有無を判断する(ステップ461)。万一、受信データにエラーが発生すれば、端末420は、基地局400に該当データの再送信を要請する。
以後、端末420は、中継局410のデータキューに存在するデータがすべて受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ463)。
図6は、本発明の第1の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてアップリンク(UL)信号を再送信するためのシステムを示している。以下の説明で端末520は、基地局500に送信するデータがN個あり、1回にk個のデータが送信可能であると仮定する。
図6に示すように、基地局520は、中継局510と端末500とにアップリンクデータの送信のためのスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ530)。例えば、基地局520は、中継局510にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局510は、基地局520から提供されたスケジューリング情報を端末500に中継する。他の実施形態として、基地局520は、端末500にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局510は、基地局520から端末500に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
以後、端末500は、スケジューリング情報に応じてN個のデータのうち、k個のデータを中継局510に送信する(ステップ531)。
中継局510は、受信部512を介して端末500からデータを受信すると(ステップ533)、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用して、データのエラー発生の有無を確認する(ステップ535)。万一、k個のデータのうち、j個のデータにエラーが発生したと仮定すれば、中継局510は、エラーが発生しないk−j個のデータを中継局510のデータキューに格納する(ステップ537)。このとき、中継局510は、エラーが発生したj個のデータは格納しない。
以後、中継局510は、受信されたデータに対するACK/NACK制御メッセージを基地局520に送信する(ステップ539)。すなわち、中継局510は、エラーが無く正常に受信されたデータに対するACK制御メッセージとエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージとを基地局520に送信する。このとき、基地局520は、中継局510から提供されたACK/NACK制御メッセージを端末500に送信する(ステップ541)。
以後、基地局520は、中継局510と端末500とにスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ543)。例えば、基地局520は、中継局510にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局510は、基地局520から提供されたスケジューリング情報を端末500に中継する。他の実施形態として、基地局520は、端末500にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局510は、基地局520から端末500に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
このとき、中継局510の受信部512は、端末500が送信するデータ又は再送信データを受信する(ステップ545〜547)。すなわち、端末500は、基地局520から提供されたACK/NACK制御メッセージを介して中継局510に送信したデータのうち、j個のデータにエラーが発生したことを認識する。
したがって、端末500は、基地局520から提供されたスケジューリング情報に応じて、エラーが発生したj個のデータを中継局510に再送信する(ステップ545)。このとき、端末500は、再送信データだけでなく端末500のデータキューに残ったN−k個の新しいデータのうち、k−j個のデータを再送信データと共に中継局510に送信する。
中継局510の受信部512は、端末500から提供されたデータのエラーチェックコードを確認して、データのエラー発生の有無を確認する。万一、データにエラーがなければ、データを中継局510のデータキューに格納する。以後、端末500と中継局510とは、端末500のデータキューに格納されたN個のデータが成功的に中継局510に受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ547)。
中継局510の送信部514は、受信部512と独立して基地局520から提供されたスケジューリング情報に応じて、データキューに存在するデータを基地局520に送信する(ステップ549)。すなわち、中継局510は、スケジューリング情報に応じて端末500から受信成功したデータを基地局520に送信する。
基地局520は、中継局510の送信部514が送信したデータを受信すると(ステップ551)、データのエラーチェックコードを確認してエラーを確認する(ステップ553)。
以後、基地局520は、中継局510と端末500とにスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ555)。このとき、基地局520は、スケジューリング情報にエラーの発生したデータに対する情報を含む再送信指示メッセージ(NACK indication)を含めて中継局510に送信する。図示していないが、基地局520がステップ541にて中継局510から提供されたACK/NACK制御メッセージを端末500に送信しない場合、基地局520は、ステップ555にてスケジューリング情報と中継局510から提供されたACK/NACK制御メッセージとを端末500に送信できる。このとき、基地局520は、前記表2のように中継局510のACK/NACK制御メッセージを構成して端末500に送信できる。
中継局510は、基地局520から提供された再送信指示メッセージを含むスケジューリング情報から基地局520にてエラーの発生したデータを確認する。以後、中継局510は、スケジューリング情報に応じて、エラーの発生したデータを基地局520に再送信する(ステップ557)。このとき、中継局510は、再送信データだけでなく、中継局510のデータキューに残った新しいデータを再送信データと共に基地局520に送信する。
基地局520は、中継局510の送信部514が送信したデータを受信すると(ステップ559)、データのエラーチェックコードを確認してエラー発生の有無を確認する(ステップ561)。万一、受信データにエラーが発生すれば、基地局520は、中継局510に該当データの再送信を要請する。
以後、基地局520は、中継局510のデータキューに存在するデータがすべて受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ563)。
図7は、本発明の第2の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてアップリンク信号を再送信するためのシステムを示している。以下の説明で基地局620は、端末600に送信するデータがN個あり、1回にk個のデータが送信可能であると仮定する。
図7に示すように、基地局620は、中継局610と端末600とにアップリンクデータの送信のためのスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ630)。例えば、基地局620は、中継局610にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局610は、基地局620から提供されたスケジューリング情報を端末600に中継する。他の実施形態として、基地局620は、端末600にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局610は、基地局620から端末600に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
以後、端末600は、スケジューリング情報に応じてN個のデータのうち、k個のデータを中継局610に送信する(ステップ631)。
中継局610は、受信部612を介して端末600からデータを受信すると(ステップ633)、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用して、データのエラー発生の有無を確認する(ステップ635)。万一、k個のデータのうち、j個のデータにエラーが発生したと仮定すれば、中継局610は、エラーが発生しないk−j個のデータを中継局610のデータキューに格納する(ステップ637)。このとき、中継局610は、エラーが発生したj個のデータは格納しない。
以後、中継局610は、受信されたデータに対するACK/NACK制御メッセージを基地局620に送信する(ステップ639)。すなわち、中継局610は、エラーが無く正常に受信されたデータに対するACK制御メッセージとエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージとを基地局620に送信する。このとき、基地局620は、中継局610から提供されたACK/NACK制御メッセージを端末600に送信する(ステップ641)。
以後、基地局620は、中継局610と端末600とにスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ643)。例えば、基地局620は、中継局610にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局610は、基地局620から提供されたスケジューリング情報を端末600に中継する。他の実施形態として、基地局620は、端末600にスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局610は、基地局620から端末600に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
このとき、中継局610の受信部612は、端末600が送信するデータ又は再送信データを受信する(ステップ645〜647)。すなわち、端末600は、基地局620から提供されたACK/NACK制御メッセージを介して、中継局610に送信したデータのうち、j個のデータにエラーが発生したことを認識する。
したがって、端末600は、基地局620から提供されたスケジューリング情報に応じて、エラーの発生したj個のデータを中継局610に再送信する(ステップ645)。このとき、端末600は、再送信データだけでなく端末600のデータキューに残ったN−k個の新しいデータのうち、k−j個のデータを再送信データと共に中継局610に送信する。
中継局610の受信部612は、端末600から提供されたデータのエラーチェックコードを確認して、データのエラー発生有無を確認する。万一、データにエラーがなければ、データを前記中継局610のデータキューに格納する。以後、端末600と中継局610とは、端末600のデータキューに格納されたN個のデータが成功的に中継局610に受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ647)。
中継局610の送信部614は、受信部612と独立して基地局620から提供されたスケジューリング情報に応じて、データキューに存在するデータを基地局620に送信する(ステップ649)。すなわち、中継局610は、スケジューリング情報に応じて端末600から受信成功したデータを基地局620に送信する。
基地局620は、中継局610の送信部614が送信したデータを受信すると(ステップ651)、データのエラーチェックコードを確認してエラーを確認する(ステップ653)。
以後、基地局620は、中継局610と端末600とにスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ655)。このとき、基地局620は、スケジューリング情報にエラーの発生したデータとエラーの発生しないデータとに対する情報を含む再送信指示メッセージ(ACK/NACK indication)を含めて、中継局610に送信する。図示していないが、基地局620がステップ641にて中継局610から提供されたACK/NACK制御メッセージを端末600に送信しない場合、基地局620は、ステップ655にてスケジューリング情報と中継局610から提供されたACK/NACK制御メッセージとを端末600に送信できる。このとき、基地局620は、前記表2のように、中継局610のACK/NACK制御メッセージを構成して、端末600に送信できる。
中継局610は、基地局620から提供された再送信指示メッセージを含むスケジューリング情報から基地局620にてエラーの発生したデータを確認する。以後、中継局610は、スケジューリング情報に応じて、エラーの発生したデータを基地局620に再送信する(ステップ657)。このとき、中継局610は、再送信データだけでなく中継局610のデータキューに残った新しいデータを再送信データと共に基地局620に送信する。
基地局620は、中継局610の送信部614の送信したデータが受信されれば(ステップ659)、データのエラーチェックコードを確認してエラー発生の有無を確認する(ステップ661)。万一、受信データにエラーが発生すれば、基地局620は、中継局610に該当データの再送信を要請する。
以後、基地局620は、中継局610のデータキューに存在するデータがすべて受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ663)。
図8は、本発明の第3の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてアップリンク信号を再送信するためのシステムを示している。以下の説明で端末700は、基地局720に送信するデータがN個あり、1回にk個のデータが送信可能であると仮定する。
図8に示すように、基地局720は、中継局710と端末700においてアップリンクデータの送信のためのスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ730)。例えば、基地局720は、中継局710にスケジューリング情報を送信する。以後、中継局710は、基地局720から提供されたスケジューリング情報を端末700に中継する。他の実施形態として、基地局720は、端末700に前記スケジューリング情報を送信する。このとき、中継局710は、基地局720から端末700に送信するスケジューリング情報を聴取することができる。
以後、端末700は、スケジューリング情報に応じてN個のデータのうち、k個のデータを中継局710に送信する(ステップ731)。
中継局710は、受信部712を介して端末700からデータを受信すると(ステップ733)、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用してエラー発生の有無を確認する(ステップ735)。万一、k個のデータのうち、j個のデータにエラーが発生したと仮定すれば、中継局710は、エラーが発生しないk−j個のデータを中継局710のデータキューに格納する(ステップ737)。
以後、中継局710は、受信されたデータに対するACK/NACK制御メッセージを基地局720に送信する(ステップ739)。すなわち、中継局710は、エラーが無く正常に受信されたデータに対するACK制御メッセージとエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージとを基地局720に送信する。
以後、基地局720は、中継局710と端末700とにスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ743)。例えば、中継局710から基地局720へACK制御メッセージを送信した場合、基地局720は、端末700にACK制御メッセージを送信する(ステップ741)。また、基地局720は、中継局710にデータスケジューリング情報を送信する。このとき、中継局710は、データスケジューリング情報に応じて端末700から提供されたデータを基地局720に送信する。万一、中継局710から基地局720へNACK制御メッセージを送信した場合、基地局720は、端末700にNACK制御メッセージを送信する(ステップ741)。また、基地局720は、端末700にデータを再送信するためのスケジューリング情報を送信する。
このとき、中継局710の受信部712は、端末700が送信するデータ又は再送信データを受信する(ステップ745〜747)。すなわち、端末700は、基地局720から提供された前記ACK/NACK制御メッセージを介して中継局710に送信したデータのうち、j個のデータにエラーが発生したことを認識する。
したがって、端末700は、基地局720から提供されたスケジューリング情報に応じて、エラーが発生したj個のデータを中継局710に再送信する(ステップ745)。
中継局710の受信部712は、端末700から提供されたデータのエラーチェックコードを確認して、エラー発生の有無を確認する。万一、データにエラーがなければ、データを中継局710のデータキューに格納する。このとき、データにエラーが発生した場合は、中継局710は、基地局720を介して端末700にエラーの発生したデータに対する再送信を要請する。
以後、端末700と中継局710とは、端末700のデータキューに格納されたN個のデータが成功的に中継局710に受信されるまで、過程を繰り返す(ステップ747)。
中継局710の送信部714は、受信部712と独立して基地局720から提供されたスケジューリング情報に応じて、データキューに存在するデータを基地局720に送信する(ステップ749)。すなわち、中継局710は、スケジューリング情報に応じて端末700から受信成功したデータを基地局720に送信する。
基地局720は、中継局710の送信部714が送信したデータを受信すると(ステップ751)、データのエラーチェックコードを確認してエラーを確認する(ステップ753)。
ここで、受信データのうち、p個のデータにエラーが発生することと仮定する場合、基地局720は、エラーの発生しないデータに対するACK制御メッセージとエラーが発生したp個のデータに対するNACK制御メッセージとを中継局710に送信する(ステップ755)。万一、基地局720がステップ741にて中継局710から提供されたACK/NACK制御メッセージを端末700に送信しない場合、基地局720は、ステップ755にて端末700に中継局710から提供されたACK/NACK制御メッセージを送信することができる。このとき、基地局720は、前記表2のように、ACK/NACK制御メッセージを構成して端末700に送信できる。
以後、基地局720は、中継局710と端末700とにスケジューリング情報(例:アップリンクマップ)を送信する(ステップ757)。
中継局710は、基地局720から提供されたACK/NACK制御メッセージを介して基地局720に送信したデータのうち、エラーの発生したデータを確認する。以後、中継局710は、基地局720から提供されたスケジューリング情報に応じて、エラーの発生したデータを基地局720に再送信する(ステップ759)。このとき、中継局710は、再送信データだけでなく中継局710のデータキューに残った新しいデータを再送信データと共に基地局720に送信する。
基地局720は、中継局710の送信部714の送信したデータを受信すると(ステップ761)、データのエラーチェックコードを確認してエラー発生の有無を確認する(ステップ763)。万一、受信データにエラーが発生すれば、基地局720は、中継局710に該当データの再送信を要請する。
以後、基地局720は、中継局710のデータキューに存在するデータがすべて受信されるまで、前記の過程を繰り返す(ステップ765)。
図9から図11は、本発明の実施形態による送信機の状態遷移度を示している。ここで、送信機は、ダウンリンクでは、基地局を表し、アップリンクでは、端末を表す。しかしながら、以下の説明では、ダウンリンクの基地局を例に挙げて説明する。また、以下の説明で送信機のARQ状態は、キュー格納状態Data in Tx.Que800、中継局応答待機状態Wait R−ACK801、受信機応答待機状態Wait ACK802、廃棄状態Data Discard803、再送信状態Waiting for Retransmission804、完了状態Done805及び指示メッセージ送信状態806に区分される。
図9に示すように、図9は、前記図3と図6に対する送信機の状態遷移度を示し、図10は、前記図4と図7に対する送信機の状態遷移度を示す。また、図11は、前記図5と図8に対する送信機の状態遷移度を示す。
まず、図9に示すように、まずキュー格納状態800は、送信機が中継局に送信するためのデータがキューに格納されている状態を示す。キュー格納状態800から中継局へデータ送信が行われれば、送信機は、中継局応答待機状態801に遷移して中継局からACK/NACKメッセージの受信を待機する。
中継局応答待機状態801で中継局から送信したデータの一部又はすべてに対してNACKメッセージが受信されれば、送信機は、再送信状態804に遷移する。再送信状態804に遷移した送信機は、再送信要請されたデータを中継局に再送信し、中継局応答待機状態801に再度遷移する。
一方、中継局応答待機状態801で中継局から送信したデータに対してACKメッセージが受信されれば、送信機は、受信機応答待機状態802に遷移して、受信機からACK/NACKメッセージの受信を待機する。ここで、受信機から受信されるACK/NACKメッセージは、受信機が中継局から受信したデータのエラー発生の有無の情報を含む。
万一、受信機応答待機状態802で受信機から中継局の送信したデータの一部又は全てに対してACKメッセージが受信されれば、送信機は完了状態805に遷移して、送信成功されたデータに対する送信を完了する。このとき、送信機は、受信機に送信が完了したデータに対する有効時間タイマーを終了させる。
また、送信機は、受信機にデータの送信が完了すれば、廃棄状態803に遷移してデータキューから送信完了したデータを廃棄する。
万一、受信機応答待機状態802で受信機から中継局の送信したデータの一部又は全てに対してNACKメッセージが受信されれば、送信機は、指示メッセージ送信状態806に遷移する。指示メッセージ送信状態806に遷移した送信機は、再送信指示メッセージ(NACK indication)を中継局に送信し、受信機応答待機状態802に再度遷移する。
一方、データは、各々有効時間(life time)タイマーを有している。したがって、継続的な再送信が失敗して予め設定された有効時間タイマーが満了すれば、送信機は、廃棄状態803に遷移して該当データをキューから廃棄する。
次に、図10に示すように、まずキュー格納状態800は、送信機が中継局に送信するためのデータがキューに格納されている状態を示す。キュー格納状態800で中継局へデータの送信が行われれば、送信機は、中継局応答待機状態801に遷移して中継局からACK/NACKメッセージの受信を待機する。
万一、中継局応答待機状態801で中継局から送信したデータの一部又は全てに対してNACKメッセージが受信されれば、送信機は、再送信状態804に遷移する。再送信状態804に遷移した送信機は、再送信要請されたデータを中継局に再送信し、中継局応答待機状態801に再度遷移する。
一方、中継局応答待機状態801で送信したデータに対してACKメッセージが受信されれば、送信機は、受信機応答待機状態802に遷移して、受信機からACK/NACKメッセージの受信を待機する。ここで、受信機から受信されるACK/NACKメッセージは、受信機が中継局から受信したデータのエラー有無の情報を含む。
万一、受信機応答待機状態802で受信機から中継局の送信したデータの全体に対してACKメッセージが受信されれば、送信機は、完了状態805に遷移して送信成功されたデータに対する送信を完了する。このとき、送信機は、受信機に送信が完了したデータに対する有効時間タイマーを中止する。
また、受信機にデータの送信が完了すれば、送信機は、廃棄状態803に遷移して送信完了したデータをデータキューから廃棄する。
万一、受信機応答待機状態802で受信機から中継局の送信したデータの一部又は全体に対してNACKメッセージ又は送信したデータの一部に対してACKメッセージが受信されれば、送信機は、指示メッセージ送信状態806に遷移する。指示メッセージ送信状態806に遷移した送信機は、ACK/NACK指示メッセージ(ACK/NACK indication)を中継局に送信し、受信機応答待機状態802に再度遷移する。このとき、送信機は、指示メッセージ送信状態806で中継局が受信機に送信したデータのうち、ACKメッセージに対するデータを廃棄するために、廃棄状態803に遷移する。
一方、データは、各々有効時間(life time)タイマーを有している。したがって、継続的な再送信が失敗して予め設定された有効時間タイマーが満了すれば、送信機は、廃棄状態803に遷移して該当データをキューから廃棄する。
最後に、図11に示すように、まずキュー格納状態800は、送信機が中継局に送信するためのデータがキューに格納されている状態を示す。キュー格納状態800で中継局へデータの送信が行われれば、送信機は、中継局応答待機状態801に遷移して中継局からACK/NACKメッセージの受信を待機する。
万一、中継局応答待機状態801で中継局から送信したデータの一部又は全てに対してNACKメッセージが受信されれば、送信機は、再送信状態804に遷移する。再送信状態804に遷移した送信機は、再送信要請されたデータを中継局に再送信し、中継局応答待機状態801に再度遷移する。
一方、中継局応答待機状態801で中継局から送信したデータに対してACKメッセージが受信されれば、送信機は、受信機応答待機状態802に遷移して受信機からACK/NACKメッセージの受信を待機する。ここで、受信機から受信されるACK/NACKメッセージは、受信機が中継局から受信したデータのエラー有無の情報を含む。
万一、受信機応答待機状態802で受信機から中継局の送信したデータの一部又は全体に対してACKメッセージが受信されれば、送信機は、完了状態805に遷移して受信機に送信成功されたデータに対する送信を完了する。このとき、送信機は、受信機に送信が完了したデータに対する有効時間タイマーを中止する。
また、受信機にデータの送信が完了すれば、送信機は、廃棄状態803に遷移して送信成功されたデータをキューから廃棄する。
万一、受信機応答待機状態802で受信機から中継局の送信したデータの一部又は全てに対してNACKメッセージが受信されれば、送信機は、受信機応答待機状態802を維持する。
一方、データブロックは、各々有効時間(life time)タイマーを有している。したがって、継続的な再送信が失敗して予め設定された有効時間タイマーが満了すれば、送信機は、廃棄状態803に遷移して該当データブロックを廃棄(discard)する。
図12は、本発明の実施の形態による受信機の状態遷移度を示している。ここで、受信機は、ダウンリンクでは端末を示し、アップリンクでは、基地局を示す。以下の説明で受信機のARQ状態は、受信待機状態Wait Data900、デコード状態Data Decoding902及び完了状態Done904に区分される。
図12に示すように、まず受信待機状態900は、中継局からデータの受信を待機する状態である。受信待機状態900で中継局からデータが受信されれば、受信機は、デコード状態902に遷移して受信されたデータをデコードする。このとき、受信機は、データのCRCを検査してエラー有無を判別する。
万一、データにエラーがなければ、受信機は、送信機にACKメッセージを送信した後、完了状態904に遷移する。一方、データの一部又はすべてにエラーが存在すれば、受信機は、送信機にNACKメッセージを送信した後、再度受信待機状態900に遷移する。
図13から図15は、本発明の実施形態による中継局の状態遷移度を示している。以下の説明で中継局のARQ状態は、大きく送信状態と受信状態とに区分されることができる。受信状態は、受信待機状態Wait data1000、デコード状態Data decoding1001、受信キュー格納状態Store in RS Rx.Que1002に区分される。また、送信状態は、送信キュー格納状態Data in RS Tx.Que1003、指示メッセージ待機状態Wait ACK/NACK indication1004、廃棄状態Data Discard1005、再送信状態Waiting for Retransmission1006及び完了状態Done1007に区分される。
図13に示すように、図13は、図3と図6とに対する中継局の状態遷移度を示し、図14は、図4と図7に対する中継局の状態遷移度を示す。また、図15は、図5と図8とに対する中継局の状態遷移度を示す。
まず、図13に示すように、まず受信待機状態1000は、送信機からのデータ受信を待機する状態である。受信待機状態1000で送信機からデータが受信されれば、中継局は、デコード状態1001に遷移して受信されたデータをデコードする。このとき、中継局は、データのCRCを検査してエラーの有無を判別する。
万一、データにエラーがなければ、中継局は、基地局にACKメッセージを送信した後、受信キュー格納状態1002に遷移して受信成功したデータを受信キューRx.Queに格納する。
一方、データの一部又は全てにエラーが存在すれば、中継局は、基地局にNACKメッセージを送信した後、受信待機状態1000に再度遷移する。
このとき、中継局は、受信キューに格納されたデータを受信機に中継送信するために送信キューTx.Queで複写した後、送信キュー格納状態1003に遷移する。ここで、受信キューと送信キューとが物理的に分離された場合、中継局は、受信キューに格納されたデータを送信キューで複写する。しかしながら、受信キューと送信キューとが一つのキューで構成される場合、中継局は、複写動作を行わない。
送信キュー格納状態1003に遷移した中継局は、送信キューに格納されたデータを受信機に送信し、有効時間タイマーを駆動させる。以後、中継局は、指示メッセージ待機状態1004に遷移して基地局からのNACK指示メッセージ(NACK indication)の受信を待機する。ここで、基地局から受信されるNACK指示メッセージは、中継局が受信機に送信したデータに対するエラー発生情報を含む。
万一、指示メッセージ待機状態1004で基地局からNACK指示メッセージが受信されれば、中継局は、再送信状態1006に遷移する。再送信状態1006に遷移した中継局は、NACK指示メッセージに該当するデータを受信機に再送信し、指示メッセージ待機状態1004に再度遷移する。
一方、データは、各々有効時間(life time)タイマーを有している。したがって、継続的な再送信が失敗して予め設定された有効時間タイマーが満了すれば、中継局は、廃棄状態1005に遷移して該当データをキューから廃棄(discard)する。このように中継局は、基地局の制御によって受信機にデータを再送信する。
次に、図14に示すように、まず受信待機状態1000は、送信機からのデータ受信を待機する状態である。受信待機状態1000で送信機からデータが受信されれば、中継局は、デコード状態1001に遷移して受信されたデータをデコードする。このとき、中継局は、データのCRCを検査してエラー有無を判別する。
万一、データにエラーがなければ、中継局は、基地局にACKメッセージを送信した後、受信キュー格納状態1002に遷移して受信成功したデータを受信キューRx.Queに格納する。
一方、データの一部又はすべてにエラーが存在すれば、中継局は、基地局にNACKメッセージを送信した後、受信待機状態1000に再度遷移する。
このとき、中継局は、受信キューに格納されたデータを受信機に中継送信するために送信キューTx.Queで複写した後、送信キュー格納状態1003に遷移する。ここで、受信キューと送信キューとが物理的に分離された場合、中継局は、受信キューに格納されたデータを送信キューで複写する。しかしながら、受信キューと送信キューとが一つのキューで構成される場合、中継局は、複写動作を行わない。
送信キュー格納状態1003に遷移した中継局は、送信キューに格納されたデータを受信機に送信し有効時間タイマーを駆動する。以後、中継局は、指示メッセージ待機状態1004に遷移して基地局からACK/NACK指示メッセージ(ACK/NACK indication)の受信を待機する。ここで、基地局から受信されるACK/NACK指示メッセージは、中継局が受信機に送信したデータに対するエラー有無の情報を含む。
万一、指示メッセージ待機状態1004で基地局からACK指示メッセージが受信されれば、中継局は、完了状態1007に遷移して受信機に送信成功されたデータに対する送信を完了する。このとき、中継局は、受信機に送信が完了したデータに対する有効時間タイマーを中止する。
また、受信機にデータの送信が完了すれば、中継局は、廃棄状態1005に遷移して送信成功されたデータをキューから廃棄する。
一方、指示メッセージ待機状態1004で基地局からNACK指示メッセージが受信されれば、中継局は、再送信状態1006に遷移する。再送信状態1006に遷移した中継局は、NACK指示メッセージに該当するデータブロックを受信機に再送信し、指示メッセージ待機状態1004に再度遷移する。
このとき、データは、各々有効時間(life time)タイマーを有している。したがって、継続的な再送信が失敗して予め設定された有効時間タイマーが満了すれば、中継局は、廃棄状態1005に遷移して該当データをキューから廃棄(discard)する。このように中継局は、基地局の制御によって受信機にデータを再送信する。
最後に、図15に示すように、まず受信待機状態1000は、送信機からのデータ受信を待機する状態である。受信待機状態1000でデータが受信されれば、中継局は、デコード状態1001に遷移して受信されたデータをデコードする。このとき、中継局は、データのCRCを検査してエラー有無を判別する。
万一、データにエラーがなければ、中継局は、基地局にACKメッセージを送信した後、受信キュー格納状態1002に遷移して受信成功したデータを受信キューRx.Queに格納する。
一方、データの一部又は全てにエラーが存在すれば、中継局は、基地局にNACKメッセージを送信した後、受信待機状態1000に再度遷移する。
このとき、中継局は、受信キューに格納されたデータを受信機に中継送信するために送信キューTx.Queで複写した後、送信キュー格納状態1003に遷移する。ここで、受信キューと送信キューとが物理的に分離された場合、中継局は、受信キューに格納されたデータを送信キューで複写する。しかしながら、受信キューと送信キューとが一つのキューで構成される場合、中継局は、複写動作を行わない。
送信キュー格納状態1003に遷移した中継局は、送信キューに格納されたデータを受信機に送信し、有効時間タイマーを駆動する。以後、中継局は、応答待機状態1004に遷移して受信機からACK/NACKメッセージの受信を待機する。ここで、ACK/NACKメッセージは、受信機が送信機に送信するACK/NACKメッセージを意味する。すなわち、中継局は、受信機が送信機にACK/NACKメッセージを送信するための無線資源情報を知っていると仮定して、資源情報を利用して受信機が送信機に送信するACK/NACKメッセージを受信する。
万一、応答待機状態1004で受信機に送信したデータに対するACKメッセージが受信されれば、中継局は、完了状態1007に遷移して送信成功されたデータに対する送信を完了する。このとき、中継局は、データに対する有効時間タイマーを中止する。
また、受信機にデータの送信が完了すれば、中継局は、廃棄状態1005に遷移して受信機に送信成功されたデータを廃棄する。
一方、応答待機状態1004で受信機に送信したデータに対するNACKメッセージが受信されれば、中継局は、再送信状態1006に遷移する。再送信状態1006に遷移した中継局は、基地局からMAPメッセージが受信されれば、NACKメッセージに該当するデータを受信機に再送信し、応答待機状態1004に再度遷移する。
一方、データは、各々有効時間(life time)タイマーを有している。したがって、継続的な再送信が失敗して予め設定された有効時間タイマーが満了すれば、中継局は、廃棄状態1005に遷移して該当データをキューから廃棄(discard)する。
図16は、本発明の第1の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおける再送信手順を示している。以下の説明は、図3、図4に対する中継局を利用した再送信を行うための無線通信手順を示している。
図16に示すように、送信機1100は、データキューに格納されたデータ(ステップ1111)のうち、1回に送信できるデータを中継局1102に送信する(ステップ1113)。このとき、送信機1100は、送信したデータの有効時間を確認するためにタイマーを駆動させる。
中継局1102は、待機状態で送信機1100からデータを受信すると、受信データを復号してエラーチェックコードを介してデータのエラーを検査する(ステップ1115)。万一、データにエラーが発生した場合、中継局1102は、送信機1100にNACK制御メッセージを送信する(ステップ1117)。図示していないが、データにエラーが発生しなければ、中継局1102は、送信機1100にACK制御メッセージを送信する。
送信機1100は、中継局1102からNACK制御メッセージを受信すると(ステップ1119)、NACK制御メッセージに応じるデータを中継局1102に再送信する(ステップ1121)。ここで、送信機1100は、再送信データと共にデータキューに格納された新しいデータを中継局1102に送信できる。
中継局1102は、送信機1100から再送信データを受信すると、データを復号してエラーチェックコードを介してデータのエラーを検査する(ステップ1123)。万一、データにエラーがなければ、中継局1102は、送信機1100にACK制御メッセージを送信し(ステップ1125)、エラーのないデータを中継局1102のデータキューに格納する。図示していないが、データにエラーが発生した場合、中継局1102は、送信機1100にNACK制御メッセージを送信する。
このとき、送信機1100は、中継局1102からACK制御メッセージを受信すると、受信機1104からのACK/NACK制御メッセージの受信を待つ(ステップ1127)。
中継局1102の送信部は、データキューに格納されたデータ(ステップ1129)を受信機1104に送信する(ステップ1131)。このとき、中継局1102は、送信したデータの有効時間を確認するためにタイマーを駆動させる。
受信機1104は、中継局1102からデータを受信すると、データを復号してエラーを検査する(ステップ1133)。
万一、データにエラーが発生した場合、受信機1104は、送信機1100にNACK制御メッセージを送信する(ステップ1135)。
受信機1104からNACK制御メッセージを受信された送信機1100は、中継局1102が受信機1104に送信したデータのエラー発生有無を確認する(ステップ1127)。
以後、送信機1100は、中継局1102が受信機1104に送信したデータのエラー発生有無の情報と再送信指示メッセージを中継局1102に送信する(ステップ1137)。例えば、送信機1100は、図3に示すように、再送信を要請するデータに対する情報と再送信指示メッセージとを中継局1102に送信する。他の実施形態として、送信機1100は、図4に示すように、エラーのないデータ及び再送信を要請するデータに対する情報を中継局1102に送信する。
中継局1102は、送信機1100から提供された再送信指示メッセージを介して受信機1104に送信したデータのうち、エラーの発生したデータを確認する。以後、中継局1102は、エラーの発生したデータを受信機1104に再送信する(ステップ1139〜1143)。ここで、中継局1102は、再送信データと共にデータキューに格納された新しいデータを受信機1104に送信できる。
また、中継局1102は、送信機1100からエラーのないデータに対する情報を受信すると、エラーのないデータをデータキューから廃棄する。すなわち、図4に示すように、送信機1100からエラーのないデータに対する情報を受信する場合、中継局1102は、エラーのないデータをデータキューから廃棄する。万一、図3に示すように、エラーのないデータに対する情報を受信しないと、中継局は、データに対するタイマーが消滅する時にデータキューからデータを廃棄する。
受信機1104は、中継局1102から再送信データを受信すると、データを復号してエラーを検査する(ステップ1145)。万一、データにエラーがなければ、受信機1104は、送信機1100にACK制御メッセージを送信する(ステップ1147)。
送信機1100は、受信機1104からACK制御メッセージを受信すると、データの送信及び再送信動作並びにタイマーの動作を終了し、中継局1102と受信機1104とに送信したデータをデータキューから廃棄する(ステップ1149)。
図17は、本発明の第2実施の形態による中継方式を使用する無線通信システムにおける再送信手順を示している。以下の説明は、図5に対した中継局を利用した再送信を行うための無線通信手順を示している。
図17に示すように、送信機1200は、データキューに格納されたデータ(ステップ1211)のうち、1回に送信できるデータを中継局1202に送信する(ステップ1213)。このとき、送信機1200は、送信したデータの有効時間を確認するためにタイマーを駆動させる。
中継局1202は、待機状態で送信機1200からデータを受信すると、受信データを復号してエラーチェックコードを介してデータのエラーを検査する(ステップ1215)。万一、データにエラーが発生した場合、中継局1202は、送信機1200にNACK制御メッセージを送信する(ステップ1217)。図示していないが、データにエラーが発生しなければ、中継局1202は、送信機1200にACK制御メッセージを送信する。
送信機1200は、中継局1202からNACK制御メッセージを受信すると(ステップ1219)、NACK制御メッセージに応じるデータを中継局1202に再送信する(ステップ1221)。このとき、送信機1200は、再送信データと共にデータキューに格納された新しいデータを中継局1202に送信できる。
中継局1202は、送信機1200から再送信データを受信すると、データを復号してエラーチェックコードを介してデータのエラーを検査する(ステップ1223)。万一、データにエラーがなければ、中継局1202は、送信機1200にACK制御メッセージを送信し(ステップ1225)、エラーのないデータを中継局1202のデータキューに格納する。図示していないが、データにエラーが発生した場合、中継局1202は、送信機1200にNACK制御メッセージを送信する。
このとき、送信機1200は、中継局1202からACK制御メッセージ受信すると、受信機1204からACK/NACK制御メッセージの受信を待つ(ステップ1227)。
中継局1202の送信部は、データキューに格納されたデータ(ステップ1229)を受信機1204に送信する(ステップ1231)。このとき、中継局1202は、送信したデータの有効時間を確認するためにタイマーを駆動させる。
受信機1204は、中継局1202からデータを受信すると、データを復号してエラーを検査する(ステップ1233)。
データにエラーが発生した場合、受信機1204は、送信機1200にNACK制御メッセージを送信する(ステップ1235)。このとき、中継局1202は、受信機1204が送信機1200に送信するACK/NACK制御メッセージを受信して、受信機1204に送信したデータのエラー発生有無を認知する。
受信機1204からNACK制御メッセージを受信した送信機1200は、中継局1202が受信機1104に送信したデータのエラー発生有無を確認する(ステップ1227)。
以後、中継局1202は、送信機1200からスケジューリング情報を受信すると、受信機1204の送信したデータのうち、エラーの発生したデータを受信機1204に送信する(ステップ1237〜1239)。このとき、中継局1202は、再送信データと共にデータキューに格納された新しいデータを受信機1204に送信できる。
受信機1204は、中継局1202の送信したデータを受信すると、データを復号してエラーを検査する(ステップ1241)。万一、データにエラーがなければ、受信機1204は、送信機1200にACK制御メッセージを送信する(ステップ1243)。このとき、中継局1202は、受信機1204が送信機1200に送信するACK制御メッセージを聴取して、データの送信及び再送信動作並びにタイマー動作を終了する。また、中継局1202は、受信機1204に送信が完了したデータをデータキューから廃棄する(ステップ1245)。
送信機1200は、受信機1204からACK制御メッセージを受信すると、データの送信及び再送信動作並びにタイマーの動作も終了する。また、送信機1200は、中継局1202を介して受信機1204に送信が完了したデータをデータキューから廃棄する(ステップ1247)。
図18は、本発明の第1の実施形態による再送信を行うための中継局の動作手順を示している。
図18に示すように、まず中継局は、ステップ1301にて送信機からデータを受信すると、データの復号(De−coding)を行う。
データを復号した後、中継局は、ステップ1303に進んで復号されたデータのエラーチェックコードを介してエラー発生の有無を検査する。
万一、データにエラーが発生した場合、中継局は、ステップ1307に進んでエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージを基地局に送信する。以後、中継局は、ステップ1301に戻って送信機からNACK制御メッセージに対する再送信データを受信する。例えば、ダウンリンクの場合、基地局は、中継局から提供されたNACK制御メッセージに該当するデータを中継局に再送信する。他の実施形態として、アップリンクの場合、基地局は、中継局から提供されたNACK制御メッセージを端末に中継する。以後、端末は、基地局から提供された中継局のNACK制御メッセージに対するデータを中継局に再送信する。
一方、データにエラーがなければ、中継局は、ステップ1305に進んでエラーのないデータに対するACK制御メッセージを基地局に送信する。
ACK制御メッセージを送信した後、中継局は、ステップ1309に進んでエラーのないデータをデータキューに格納する。
以後、中継局は、ステップ1311に進んでデータキューに格納されたデータを受信機に送信する。
データを送信した後、中継局は、ステップ1313に進んで送信機からACK指示メッセージが受信されているか否かを確認する。
万一、基地局からACK指示メッセージを受信すると、中継局は、ステップ1315に進んでACK指示メッセージに該当するデータの受信機への送信が完了したと判断する。したがって、中継局は、データの送信及び再送信動作を終了する。また、中継局は、受信機に送信が完了したデータをデータキューから廃棄する。
以後、中継局は、本アルゴリズムを終了する。
一方、基地局からNACK指示メッセージを受信すると、中継局は、ステップ1317に進んでNACK指示メッセージに該当するデータにエラーが発生したと判断し、データの有効時間が満了したか否かを確認する。
万一、データの有効時間が満了してなかったら、中継局は、ステップ1311に進んでNACK指示メッセージに該当するデータを受信機に再送信する。このとき、中継局は、再送信データと共にデータキューに格納された新しいデータを受信機に送信できる。
一方、データの有効時間が満了した場合、中継局は、ステップ1319に進んでNACK指示メッセージに該当するデータをデータキューから廃棄する。
以後、中継局は、本アルゴリズムを終了する。
図19は、本発明の第2の実施形態による再送信を行うための中継局の動作手順を示している。
図19に示すように、まず中継局は、ステップ1401において送信機からデータを受信すると、データの復号(De−coding)を行う。
データを復号した後、中継局は、ステップ1403に進んで復号されたデータのエラーチェックコードを介してデータのエラー発生有無を検査する。
万一、データにエラーが発生した場合、中継局は、ステップ1407に進んでエラーの発生したデータに対するNACK制御メッセージを基地局に送信する。ここで、中継局が送信するNACK制御メッセージをR−NACK制御メッセージと称することもある。
以後、中継局は、ステップ1401に戻って送信機からNACK制御メッセージに対する再送信データを受信する。例えば、ダウンリンクの場合、基地局は、中継局から提供されたNACK制御メッセージに該当するデータを中継局に再送信する。他の実施形態として、アップリンクの場合、基地局は、中継局から提供されたNACK制御メッセージを端末に中継する。以後、端末は、基地局から提供された中継局のNACK制御メッセージに対するデータを中継局に再送信する。
一方、データにエラーがなければ、中継局は、ステップ1405に進んで送信機にACK制御メッセージを送信した後、中継局は、ステップ1409に進んでエラーのないデータをデータキューに格納する。ここで、中継局が送信するACK制御メッセージをR−ACK制御メッセージと称することもある。
以後、中継局は、ステップ1411に進んでデータキューに格納されたデータを受信機に送信する。
データを受信機に送信した後、中継局は、ステップ1413に進んで受信機から送信したデータに対するACK制御メッセージを受信するかを確認して、データに対するエラー発生情報を確認する。例えば、ダウンリンクの場合、中継局は、端末が基地局に送信するACK/NACK制御メッセージを聴取して、端末に送信したデータに対するエラー発生情報を確認する。
他の実施形態として、アップリンクの場合、中継局は、基地局からACK/NACK制御メッセージを受信して、基地局に送信したデータに対するエラー発生情報を確認する。
万一、受信機からACK制御メッセージを受信すると、中継局は、ステップ1415に進んでACK制御メッセージに該当するデータが受信機に送信完了したと判断する。したがって、中継局は、受信機に送信完了したデータの送信及び再送信動作を終了する。また、中継局は、受信機に送信完了したデータをデータキューから廃棄する。
以後、中継局は、本アルゴリズムを終了する。
一方、受信機からNACK制御メッセージを受信すると、中継局は、ステップ1417に進んでNACK制御メッセージに該当するデータにエラーが発生したと判断し、データの有効時間が満了したか否かを確認する。
万一、データの有効時間が満了していない場合、中継局は、ステップ1411に進んでNACK制御メッセージに該当するデータを受信機に再送信する。このとき、中継局は、再送信データと共にデータキューに格納された新しいデータを受信機に送信できる。
一方、データの有効時間が満了した場合、中継局は、ステップ1419に進んでNACK制御メッセージに該当するデータをデータキューから廃棄する。
以後、中継局は、本アルゴリズムを終了する。
以下では、再送信を行うための中継局のブロック構成について説明する。ここで、下記の図20は、無線通信システムにおいてMAC階層のARQを行うための中継局のブロック構成を示し、下記の図21は、無線通信システムにおいて物理階層のHARQを行うための中継局のブロック構成を示す。
図20は、本発明による再送信を行うための中継局のブロック構成を示している。
図20に示すように、中継局は、アンテナ部1501、受信部1503、送信部1505及びARQ部1507を含んで構成される。
アンテナ部1501は、受信部1503と送信部1505とが一つのアンテナを共有できるように制御する。このとき、受信部1503と送信部1505とは、それぞれ2つ以上存在できる。
受信部1503は、RF受信部1511、物理階層復号部1513、MAC PDU復号部1515及びMACペイロード復号部1517を備えて構成される。
RF受信部1511は、アンテナ部1501を介して送信機から受信された高周波信号を周波数ダウン変調して、ベースバンド信号に変換する。
物理階層復号部1513は、RF受信部1511から提供されたベースバンド信号から物理階層データを解析する。
MAC PDU復号部1515は、物理階層復号部1513から提供されたデータのヘッダを分析し、データのエラー発生有無を検査する。例えば、MAC PDU復号部1515は、MACヘッダ検出部1521、MAC CRC検査器1523及びMACペイロード検出器1525を備えて構成される。このとき、MACヘッダ検出部1521は、物理階層復号部1513から提供されたMAC PDUのヘッダを分析して、MAC PDUのペイロードが制御情報を含んでいるか、トラフィックを含んでいるかを判断する。
MAC CRC検出部1523は、MAC PDUのエラーチェックコード(例:CRC(Cyclic Redundancy Check))を介して、各々のMAC PDUのペイロードに対するエラー発生有無を検査する。このとき、MAC CRC検出部1523は、MAC PDUのペイロードに対するエラー発生有無の情報をARQ部1505に報告する。
MACペイロード検出部1525は、MAC PDUからペイロードを検出する。このとき、MACペイロード検出部1525は、MAC CRC検出部1523からMAC PDUからエラーのないペイロードのみを検出する。
このとき、MAC PDU復号部1515は、エラーのないペイロードに制御情報が含まれれば、ペイロードをMACペイロード復号部1517のMAC制御メッセージ復号部1531に送信する。
万一、MAC PDU復号部1515は、エラーのないペイロードに制御情報が含まれれば、ペイロードをMACペイロード復号部1517の受信データキュー1533に送信する。
MACペイロード復号部1517は、MAC制御メッセージ復号部1531と受信データキュー1533とを備えて構成される。
MAC制御メッセージ復号部1531は、MAC PDU復号部1515から提供されたエラーのないMAC PDUのペイロードに含まれた制御メッセージを解析する。ここで、MAC制御メッセージ復号部1531は、解析された制御メッセージのうち、ACK又はNACKのようにARQと関連した制御メッセージを、ARQ部1507に報告する。
受信データキュー1533は、MAC PDU復号部1515から提供されたエラーのないMAC PDUのペイロードに含まれたトラフィックを格納する。このとき、受信データキュー1533に格納されるデータは、ARQ部1507の制御によって送信データキュー1571に複写されて格納される。ここでは、受信データキュー1533と送信データキュー1571とを分離して示したが、一つの装置を共有して使用することもできる。
送信部1505は、RF送信部1551、物理階層符号部1553、MAC PDU符号部1555及びMACペイロード符号部1557を備えて構成される。
MACペイロード符号部1557は、送信データキュー1571に格納されたデータでMACペイロードを生成して、MAC PDU符号部1555に出力する。ここで、MACペイロード符号部1557は、ARQ部1507の制御によって、ACK/NACKのようなMAC制御メッセージも生成して出力する。
MAC PDU符号部1555は、ARQ部1507から提供された送信機から受信されたデータのACKタイプやBSN情報を利用して、MACペイロード符号部1557から提供されたMACペイロードを送信機から受信したデータと同じ形態のMAC PDUに生成する。すなわち、送信部1505は、送信機と同じ形態のMAC PDUを受信機に送信する。
物理階層符号部1553は、MAC PDU符号部1555から提供されたMAC PDUを物理階層データに加工する。
RF送信部1551は、物理階層符号部1553から提供されたベースバンドの物理階層データを高周波信号に周波数アップ変調させて出力する。
ARQ部1507は、ARQ状態マシン1541、ARQタイマー1543及びARQ制御部1545を備えて構成される。
ARQ状態マシン1541は、再送信されたデータに対するARQ状態を管理する。ARQタイマー1543は、送信されるデータの各々に対する有効時間(life time)タイマーを管理する。
ARQ制御機1545は、ARQ状態マシン1541とARQタイマー1543と連動して、ARQに全般的な動作を制御する。例えば、ARQ制御機1545は、受信機に送信されたMAC PDUに対する応答メッセージを受信する時に、これを分析してNACKに該当するデータは再送信するように制御する。一方、ARQ制御機1545は、ACKに該当するデータは、送信データキュー1571から廃棄(discard)するよう制御する。
また、ARQ制御機1545は、中継局のデータ再送信を制御する。すなわち、受信されたデータに対するACK/NACKメッセージを送信機に送信するように、送信部1503を制御する。また、ARQ制御機1545は、送信機からACK/NACK指示メッセージ(ACK/NACK indication)を受信すると、再送信指示メッセージに該当するMACデータをバッファから読み出して再送信し、ACKに該当するMACデータをバッファから廃棄するように制御する。
図21は、本発明の他の実施形態による再送信を行うための中継局のブロック構成を示している。以下の説明で送信部1700と受信部1720とは、互いに異なるアンテナを使用すると仮定して説明するが、送信部1700と受信部1720とは、一つのアンテナを使用することもできる。
図21に示すように、中継局は、送信部1700、受信部1720及びARQ制御部1740、ARQ状態部1750、ARQタイマー1760、チャネル推定器1770を備えて構成される。
まず、送信部1700は、データ生成部1701、チャネル符号器1703、CRC生成器1705、変調器1707、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算器1709及びRF処理器1711を備えて構成される。
データ生成部1701は、データキュー1713に格納されたデータとメッセージ生成器1717から生成した制御メッセージとをSDU(Service Data Unit)生成器1715で集めて物理階層の送信のための一つのデータを生成する。ここで、メッセージ生成器1717は、受信部1720を介して送信機から受信されたデータにエラーがなければ、ACK制御メッセージを生成する。これに対し、メッセージ生成器1717は、データにエラーが発生した場合、NACKメッセージを生成する。
チャネル符号器1703は、データ生成部1701から提供されたデータを該当変調水準(例:MCS(Modulation and Coding Scheme)レベル)に応じて符号化する。CRC生成器1705は、エラー検出コードを生成してチャネル符号器1703から提供されたデータに追加して出力する。
変調器1707は、CRC生成器1705から提供されたデータを該当変調水準(例:MCSレベル)に応じて変調して出力する。
IFFT演算器1709は、変調器1707から提供された周波数領域データを逆高速フーリエ変換して時間領域信号に変換する。
RF処理器1711は、IFFT演算器1709から提供されたベースバンド信号を高周波(Radio Frequency)信号に周波数アップ変調して、アンテナを介して送信機又は受信機に出力する。例えば、RF処理器1711は、送信機から受信されたデータに対するACK/NACK制御メッセージを基地局に送信する。また、RF処理器1711は、送信機から提供されたデータを受信機に送信する。
次に、受信部1720は、RF処理器1721、FFT(Fast Fourier Transform)演算器1723、復調器1725、CRC除去器1727、チャネル復号器1729及びデータ処理部1731を備えて構成される。
RF処理器1721は、アンテナを介して送信機から提供される高周波信号をベースバンド信号に周波数ダウン変調して出力する。
FFT演算器1723は、RF処理器1721から提供された時間領域信号を高速フーリエ変換して周波数領域信号に変換する。
復調器1725は、FFT演算器1723から提供された信号を該当変調水準に応じて復調して出力する。このとき、復調器1725は、復調された信号をCRC除去器1727とチャネル推定器1770とに出力する。
CRC除去器1727は、復調器1725から提供された信号のエラー検出コードを確認して、信号のエラー発生有無を判断する。このとき、CRC除去器1727は、復調器1725から提供された信号からエラー検出コードを除去する。
チャネル復号器1729は、CRC除去器1727から提供されたエラーのない信号を該当変調水準に応じて復号して出力する。
データ処理部1731のSDU処理器1735は、チャネル復号器1729から提供された物理階層信号からデータと制御メッセージとを分離する。以後、SDU処理器1735は、データを第2データキュー1737に提供して格納する。また、SDU処理器1735は、制御メッセージは、メッセージ処理器1733に提供して復号して確認する。ここで、第1データキュー1713と第2データキュー1727とは、分離されたことで示したが、第1データキュー1713と第2データキュー1727とは、一つのデータキューに構成することもできる。
メッセージ処理器1733は、基地局から受信されるACK/NACK指示メッセージを復号して、ARQ制御機1740に知らせる。すなわち、メッセージ処理器1733は、基地局から再送信を要請するデータに対する情報をARQ制御機1740に知らせる。
また、メッセージ処理器1733は、受信機から送信機に送信するACK/NACK制御メッセージを聴取して、ARQ制御機1740に受信機に送信したデータに対するACK/NACK情報を提供する。
ARQ状態部1750は、再送信されたデータに対するARQ状態を管理する。ARQタイマー1760は、中継局の再送信のための有効時間(life time)を管理する。
ARQ制御機1740は、ARQ状態部1750とARQタイマー1760とを連動して、中継局のARQの全般的な動作を制御する。例えば、ARQ制御機1740は、メッセージ処理器1733からACK/NACK指示メッセージ情報を受信すると、ACK/NACK指示メッセージ情報に応じてACK指示メッセージに対するデータを第1データキュー1713から廃棄するように制御する。また、ARQ制御機1740は、NACK指示メッセージに対するデータを受信機に再送信するように、データ生成部1701、チャネル符号器1703及びCRC生成器1705を制御する。
他の実施形態として、ARQ制御機1740は、メッセージ処理器1733から聴取したACK/NACK制御メッセージ情報を受信すると、基地局からスケジューリング情報に応じてNACK制御メッセージに対するデータを受信機に再送信するように、データ生成部1701、チャネル符号器1703及びCRC生成器1705を制御する。
また、ARQ制御機1740は、再送信手順を行う途中、ARQタイマー1760から有効時間終了メッセージを提供されると、該当データに対する再送信手順を終了する。
上述した実施形態は、一つの中継局を利用して中継サービスを提供する無線通信システムを例に挙げて説明したが、多重ホップ中継方式の無線通信システムも同様に動作できる。
上述したように、MAC階層と物理階層とを有する中継局を備える無線通信システムにおいてARQを行うことで、中継局は、エラーのないデータに対してのみ受信機に中継するため、受信機が受信するデータに対して信頼度を向上させることができ、ARQの制御を基地局で行うため、中継局の負荷を減らすことができるという利点がある。
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることは勿論である。したがって、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限って決まらず、特許請求の範囲だけでなく、特許請求の範囲と均等なものによって決まらねばならない。
図1は、従来の技術によるアナログ中継局を利用する無線通信システムにおいて自動再送信要請の遂行による信号交換手順を示す図である。 図2は、本発明の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムの構成を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてダウンリンク信号を再送信するためのシステムを示す図である。 図4は、本発明の第2の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてダウンリンク信号を再送信するためのシステムを示す図である。 図5は、本発明の第3の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてダウンリンク信号を再送信するためのシステムを示す図である。 図6は、本発明の第1の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてアップリンク信号を再送信するためのシステムを示す図である。 図7は、本発明の第2の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてアップリンク信号を再送信するためのシステムを示す図である。 図8は、本発明の第3の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいてアップリンク信号を再送信するためのシステムを示す図である。 図9は、本発明の実施形態による送信機の状態遷移度を示す図である。 図10は、本発明の実施形態による送信機の状態遷移度を示す図である。 図11は、本発明の実施形態による送信機の状態遷移度を示す図である。 図12は、本発明の実施形態による受信機の状態遷移度を示す図である。 図13は、本発明の実施形態による中継局の状態遷移度を示す図である。 図14は、本発明の実施形態による中継局の状態遷移度を示す図である。 図15は、本発明の実施形態による中継局の状態遷移度を示す図である。 図16は、本発明の第1の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいて再送信手順を示す図である。 図17は、本発明の第2の実施形態による中継方式を使用する無線通信システムにおいて再送信手順を示す図である。 図18は、本発明の第1の実施形態による再送信を行うための中継局の動作手順を示す図である。 図19は、本発明の第2の実施形態による再送信を行うための中継局の動作手順を示す図である。 図20は、本発明の第1の実施形態による再送信を行うための中継局のブロック構成を示す図である。 図21は、本発明の第2の実施形態による再送信を行うための中継局のブロック構成を示す図である。

Claims (55)

  1. 中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局の再送信方法であって、
    送信機から受信したデータを受信機に送信する過程と、
    基地局から再送信指示メッセージを受信すると、該当データを前記受信機に再送信する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. ダウンリンク送信の場合、前記送信機は前記基地局を意味し、前記受信機は端末を意味し、
    アップリンク送信の場合、前記送信機は前記端末を意味し、前記受信機は前記基地局を意味することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記データを前記受信機に送信する過程は、
    前記送信機からデータを受信する過程と、
    前記送信機から受信成功したデータを前記受信機に送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信機からデータを受信する過程は、
    前記送信機から受信されるデータの各々に対してエラー発生の有無を検査する過程と、
    前記データのうち、エラーの発生しないデータを前記受信機に中継するためにバッファに格納する過程と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記エラーの発生しないデータに対する受信成功メッセージを前記基地局に送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記データのうち、エラーの発生したデータに対して前記基地局に再送信を要請する過程をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記基地局に再送信を要請する過程は、
    前記中継局のCID(Connection IDentifier)、前記送信機と前記中継局との間のACKタイプ、前記送信機と前記中継局との間のBSN(Block Sequence Number)およびACK MAP情報のうち、少なくとも一つを含む再送信要請メッセージを生成する過程と、
    前記再送信要請メッセージを前記基地局に送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記基地局から受信される再送信指示メッセージは、マップ(MAP)メッセージ又は制御メッセージであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記基地局から受信される再送信指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)および再送信を行うためのBSN(Block Sequence Number)情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記受信機に再送信する過程は、
    前記基地局からACK/NACK指示メッセージが受信されれば、前記ACK指示メッセージに該当するデータを廃棄する過程と、
    前記NACK指示メッセージに該当するデータを前記受信機に再送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記ACK/NACK指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)、前記中継局が再送信するためのデータのBSN(Block Sequence Number)情報、ACKタイプおよびACK MAP情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記ACK/NACK指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)、再送信するためのデータブロックの固有なシーケンス値を表すために、HARQ(Hjybrid Automatic Retransmission reQuest)データチャネルの固有番号を表すACID(HARQ Channel ID)情報、前記ACID内でサブデータブロックの固有番号を表すSPID(Sub Packet ID)情報、ACKタイプおよびACK MAP情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記受信機に再送信する過程は、
    前記基地局からNACK指示メッセージが受信されれば、前記NACK指示メッセージに該当するデータを確認する過程と、
    前記データを前記受信機に再送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記NACK指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)および前記中継局が再送信するためのデータのBSN(Block Sequence Number)情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記NACK指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)、再送信するためのデータブロックの固有なシーケンス値を表すために、HARQ(Hjybrid Automatic Retransmission reQuest)データチャネルの固有番号を表すACID(HARQ Channel ID)情報および前記ACID内でサブデータブロックの固有番号を表すSPID(Sub Packet ID)情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記受信機に送信したデータの各々に対して有効時間が満了するまでに送信が完了しないと、該当データを廃棄する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局の再送信方法であって、
    送信機から受信したデータを受信機に送信する過程と、
    前記受信機から前記送信機に送信される制御メッセージを聴取して、前記受信機に送信したデータに対するエラー発生の有無を確認する過程と、
    前記受信機に送信したデータのうち、エラーの発生したデータを前記受信機に再送信する過程と、を含むことを特徴とする方法。
  18. 順方向送信の場合、前記送信機は基地局を意味し、前記受信機は端末を意味し、
    逆方向送信の場合、前記送信機は前記端末を意味し、前記受信機は前記基地局を意味することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記データを前記受信機に送信する過程は、
    前記送信機からデータを受信する過程と、
    前記送信機から受信成功されたデータを前記受信機に送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 前記送信機からデータを受信する過程は、
    前記送信機から受信されるデータの各々に対してエラー発生の有無を検査する過程と、
    前記データのうち、エラーの発生しないデータを前記受信機に中継送信するためにバッファに格納する過程と、を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記エラーの発生しないデータに対する受信成功メッセージを前記基地局に送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記データのうち、エラーの発生したデータに対して前記基地局に再送信を要請する過程をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  23. 前記基地局に再送信を要請する過程は、
    前記中継局のCID(Connection IDentifier)、前記送信機と中継局との間のACKタイプ、前記送信機と中継局との間のBSN(Block Sequence Number)およびACK MAP情報のうち、少なくとも一つを含む再送信要請メッセージを生成する過程と、
    前記再送信要請メッセージを前記基地局に送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記制御メッセージは、前記受信機に送信したデータのエラー発生の有無に対する情報を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  25. 前記制御メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)、前記受信機からエラーの発生したデータのBSN(Block Sequence Number)情報、ACKタイプおよびACK MAP情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  26. 前記受信機に再送信する過程は、
    前記基地局からスケジューリング情報が受信される場合、前記受信機に送信したデータのうち、エラーの発生したデータを前記受信機に再送信する過程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  27. 前記基地局からスケジューリング情報が受信される場合、前記受信機に送信したデータのうち、エラーのないデータを廃棄する過程をさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記受信機に送信したデータの各々に対して有効時間が満了するまで送信が完了しないと、該当データを廃棄する過程をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  29. 中継方式を使用する無線通信システムにおける基地局の再送信方法であって、
    端末から受信する制御メッセージに応じて、中継局が前記端末に送信したデータのエラー発生の有無を確認する過程と、
    前記中継局が前記端末に送信したデータのうち、エラーの発生したデータに対する再送信指示メッセージを前記中継局に送信する過程と、を含むことを特徴とする方法。
  30. 前記中継局にデータを送信する過程と、
    前記中継局にデータの送信が成功すれば、前記端末から制御メッセージの受信を待機する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 前記中継局にデータを送信する過程は、
    前記中継局にデータを送信する過程と、
    前記中継局から受信成功制御メッセージが受信されれば、前記端末から制御メッセージの受信を待機する過程と、
    前記中継局から再送信要請メッセージが受信されれば、前記再送信要請メッセージに対するデータを前記中継局に再送信する過程と、を含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記中継局に送信したデータの各々に対する有効時間が満了するまでに送信が完了しないと、該当データを廃棄する過程をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  33. 前記制御メッセージは、前記中継局から前記端末に送信したデータのエラー発生の有無に対する情報を含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  34. 前記端末から受信される制御メッセージは、前記端末のCID(Connection IDentifier)、前記基地局と前記端末との間のACKタイプ、前記基地局と前記端末との間のBSN(Block Sequence Number)およびACK MAP情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  35. 前記再送信指示メッセージは、前記中継局が前記端末に送信したデータのうち、エラーの発生したデータに対する情報、エラーの発生しないデータに対する情報および再送信のためのスケジューリング情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  36. 前記再送信指示メッセージは、前記端末のCID(Connection IDentifier)、前記中継局が再送信するためのデータのBSN(Block Sequence Number)情報、ACKタイプ、ACK MAP情報およびスケジューリング情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  37. 前記再送信指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)、再送信するためのデータブロックの固有なシーケンス値を表すために、HARQ(Hjybrid Automatic Retransmission reQuest)データチャネルの固有番号を表すACID(HARQ Channel ID)情報、前記ACID内でサブデータブロックの固有番号を表すSPID(Sub Packet ID)情報、ACKタイプ、ACK MAP情報およびスケジューリング情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  38. 前記中継局が前記端末に送信したデータのうち、エラーのないデータを廃棄する過程をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  39. 中継方式を使用する無線通信システムにおける基地局の再送信方法であって、
    中継局から受信するデータのエラー発生の有無を確認する過程と、
    前記データのうち、エラーの発生したデータに対する再送信指示メッセージを前記中継局に送信する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  40. 前記再送信指示メッセージは、前記中継局の送信したデータのうち、エラーの発生したデータに対する情報、エラーの発生しないデータに対する情報および再送信のためのスケジューリング情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 前記再送信指示メッセージは、前記端末のCID(Connection IDentifier)、中継局が再送信するためのデータのBSN(Block Sequence Number)情報、ACKタイプ、ACK MAP情報およびスケジューリング情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  42. 前記再送信指示メッセージは、前記受信機のCID(Connection IDentifier)、再送信するためのデータブロックの固有なシーケンス値を表すために、HARQ(Hjybrid Automatic Retransmission reQuest)データチャネルの固有番号を表すACID(HARQ Channel ID)情報、前記ACID内でサブデータブロックの固有番号を表すSPID(Sub Packet ID)情報、ACKタイプ、ACK MAP情報およびスケジューリング情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  43. 前記中継局から制御メッセージが受信される場合、前記制御メッセージを端末に送信する過程をさらに含むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  44. 前記制御メッセージは、前記端末が前記中継局に送信したデータのエラー発生の有無に対する情報を含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局装置であって、
    送信機から受信されるデータのエラー発生の有無を検査するための検査部と、
    前記データのうち、エラーの発生したデータに対する再送信要請メッセージを基地局に送信し、エラーの発生しないデータを受信機に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする装置。
  46. 前記送信機は、前記データのうち、エラーの発生しないデータを格納するためのバッファを備え、
    前記バッファに格納されたデータを前記受信機に送信することを特徴とする請求項45に記載の装置。
  47. 前記送信部は、前記送信機から受信されるデータと同じ形式のデータを生成して前記受信機に送信することを特徴とする請求項45に記載の装置。
  48. 前記送信部は、前記データのうち、エラーの発生しないデータに対する受信成功メッセージを前記基地局に送信することを特徴とする請求項45に記載の装置。
  49. 前記データのうち、エラーの発生したデータに関する前記基地局への再送信要請を制御し、前記基地局から再送信指示メッセージが受信されれば、前記再送信指示メッセージに対するデータを前記受信機に再送信するように制御するARQ(Automatic Retransmission reQuest)制御機をさらに備えることを特徴とする請求項45に記載の装置。
  50. 前記ARQ制御機は、前記基地局から再送信指示メッセージが受信されれば、NACK指示メッセージに該当するデータを前記バッファから読み出して前記受信機に再送信し、
    ACK指示メッセージに該当するデータを前記バッファから廃棄するように制御することを特徴とする請求項49に記載の装置。
  51. 前記受信機に送信するデータの各々に対する有効時間を管理するARQタイマーをさらに備え、
    前記ARQ制御機は、前記有効時間タイマーが満了するまでに送信が完了しないデータを前記バッファから廃棄することを特徴とする請求項45に記載の装置。
  52. 中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局装置であって、
    送信機から受信したデータを受信機に送信する手段と、
    基地局から再送信指示メッセージが受信されれば、該当データを前記受信機に再送信する手段と、
    を含むことを特徴とする装置。
  53. 中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局装置であって、
    送信機から受信したデータを受信機に送信する手段と、
    前記受信機から前記送信機に送信する制御メッセージを聴取して、前記受信機に送信したデータに対するエラー発生の有無を確認する手段と、
    前記受信機に送信したデータのうち、エラーの発生したデータを前記受信機に再送信する手段と、
    を備えることを特徴とする装置。
  54. 中継方式を使用する無線通信システムにおける基地局装置であって、
    端末から受信する制御メッセージに応じて、中継局が前記端末に送信したデータのエラー発生有無を確認する手段と、
    前記中継局が前記端末に送信したデータのうち、エラーの発生したデータに対する再送信指示メッセージを前記中継局に送信する手段と、を備えることを特徴とする装置。
  55. 中継方式を使用する無線通信システムにおける基地局装置であって、
    中継局から受信されるデータのエラー発生有無を確認する手段と、
    前記データのうち、エラーの発生したデータに対する再送信指示メッセージを前記中継局に送信する手段と、を備えることを特徴とする装置。
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