JP5073810B2 - 中継方式を使用する無線通信システムにおけるデータ再伝送のための非同期式制御メッセージ伝送装置及び方法 - Google Patents

中継方式を使用する無線通信システムにおけるデータ再伝送のための非同期式制御メッセージ伝送装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおける自動再伝送要請(Automatic Repeat reQuest:以下ARQと称する)を行うための装置及び方法に関し、特にマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための装置及び方法に関する。
無線通信システムでは、データを伝送する無線資源のチャネル状態によって、特定データにエラー(error)が発生することがある。このようなエラーに対する制御及び回復技術は、大きくARQ法とFEC(Farward Error Check)法に分けることができる。ここで、ARQ法は、受信端で損失されたデータの再伝送(retransmission)を送信端に要請する方法である。また、FEC法は、受信端で損失されたデータに対するエラーを訂正する方法である。
無線通信システムにおいてARQ法を使用する場合、受信端は、受信されたパケットを復号してエラーが発生したかを確認する。この時、受信されたパケットにエラーが発生しなかった場合、受信端は、送信端にACK信号を伝送する。
一方、受信されたパケットにエラーが発生した場合、受信端は送信端にNACK信号を伝送する。
送信端は、受信端からACKメッセージが受信されると、新しいパケットを伝送する。一方、受信端からNACKメッセージが受信されると、送信端は受信端に前のパケットを再伝送する。
最近、無線通信システムは、セルの縁部や陰影地域に位置する端末により優秀な無線チャネルを提供するために、中継局を利用する中継方式を使用する。即ち、中継方式を使用する無線通信システムは、中継局を利用して基地局と端末間で送受信されるデータを中継することで、基地局と端末間に、より優秀な無線チャネルを提供することができる。
上述したように、より優秀な無線チャネルを提供するために、中継方式を使用する無線通信システムは、中継局を利用してARQを行う方法を必要とする。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、マルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおける自動再伝送要請(Automatic Retransmission reQuest)を行うための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、マルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、自動再伝送要請のための制御メッセージを非同期式で伝送するための装置及び方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、マルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、自動再伝送要請のためのACK/NACKメッセージを非同期式で伝送するための装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明の第1態様よれば、中継方式を使用する無線通信システムの中継局の再伝送方法は、上位ノードにデータエラーメッセージを伝送するよう指定された時点に関する情報を確認する過程と、前記上位ノードからデータを受信する過程と、前記受信されたデータにエラーが含まれるとき、前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送する過程とを含むことを特徴とする。
本発明の第2態様によれば、中継方式を使用する無線通信システムの中継局装置は、上位ノードにデータエラーメッセージを伝送するよう指定された時点に関する情報を確認する制御部と、受信されたデータにエラーが含まれるとき、前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送する送信部とを含むことを特徴とする。
本発明の第3態様によれば、中継方式を使用する無線通信システムの中継局の再伝送方法は、下位ノードのデータエラーメッセージの伝送が指定された時点に関する情報を確認する過程と、前記下位ノードへデータを伝送する過程と、前記データエラーメッセージの伝送が指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記下位ノードから受信したかどうか確認する過程と、前記データエラーメッセージの伝送が指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記下位ノードから受信すると、前記下位ノードへ前記データを再送する過程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、マルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて非同期式で再伝送を行うことで、同期式再伝送方式で発生する再伝送遅延時間を減らすことができる利点がある。
本発明によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおけるデータ伝送手順を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、同期式でARQを行うための手順を示す図である。 本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、同期式でARQを行うための手順を示す図である。 本発明のまた他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、同期式でARQを行うための手順を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための手順を示す図である。 本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための手順を示す図である。 本発明のまた他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための手順を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための中継局の動作手順を示す図である。 本発明によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局のブロック構成を示す図である。 本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおけるフィードバックヘッダの構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおけるフィードバックヘッダの構成を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付の図面を参照して詳しく説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にするおそれがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
以下、本発明は、中継方式を使用する無線通信システムにおいて、自動再伝送要請(Automatic Retransmission reQuest:以下ARQと称する)のための制御メッセージを非同期的に伝送するための技術について説明する。以下では、制御メッセージのうちACK/NACKメッセージを例に挙げて説明するが、他の制御メッセージにも同様に適用することができる。
以下では、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式を使用する無線通信システムを例に挙げて説明するが、他の多重接続方式の通信システムにも同様に適用可能である。
以下の説明で、無線通信システムは、下記の図1に示すように、3ホップで構成されると仮定する。しかし、無線通信システムが2ホップまたはマルチホップで構成される場合にも、同様に適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムの構成を示している。
図1の無線通信システムにおいて、基地局100は、サービス領域に含まれる端末には直接リンクを介してサービスを提供する。ところが、端末130がサービス領域の周辺またはサービス領域の外に位置する場合、基地局100は、中継局110、120を介した中継リンクを利用して端末130にサービスを提供する。
例えば、基地局100から端末130にデータを伝送する場合、基地局100は、端末130に伝送するデータを第1の中継局110に伝送する。
第1の中継局110は、基地局100からデータが受信されると、データのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、データを第2の中継局120に伝送する。この時、データに、第1の中継局110を介してサービスが提供される端末に伝送するデータが含まれた場合、第1の中継局110は、該当のデータをサービス中の端末に伝送する。
一方、データにエラーが発生した場合、第1の中継局110は、基地局100にデータに対するNACKメッセージを伝送する。
第2の中継局120は、第1の中継局110からデータが受信されると、データのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、データを端末130に伝送する。
一方、データにエラーが発生した場合、第2の中継局120は、第1の中継局110にデータに対するNACKメッセージを伝送する。
端末130は、第2の中継局120からデータを受信すると、データのエラー発生の有無を確認する。もし、データにエラーがない場合には、端末130は、第2の中継局120にデータに対するACKメッセージを伝送する。一方、データにエラーが発生した場合、端末130は、第2の中継局120にデータに対するNACKメッセージを伝送する。
上述したように、無線通信システムの中継局と端末は、上位ノードから提供されたデータのエラー発生の有無によって、ACKメッセージまたはNACKメッセージを上位ノードに伝送する。この時、無線通信システムは、一定のデータ伝送の基本単位で、データ及びACK/NACKメッセージを送受信する。以下の説明で、無線通信システムは、データ伝送の基本単位を一つのフレームと仮定する。この時、フレームは、データ伝送の基本物理単位であるTTI(Transmission Time Interval)を示す。即ち、フレームは、一つのノードがデータを受信してエラーを確認した後、データを伝送するまでの処理遅延時間を示す。以下の説明では、処理遅延時間を1フレームと仮定するが、基地局、中継局及び端末の能力によって、数フレームの処理遅延時間が発生し得る。
例えば、無線通信システムは、図2に示すように、データ及びACK/NACKメッセージを伝送する。この時、図2は、無線通信システムにおいて同期式でデータ及びACK/NACKメッセージを伝送すると仮定する。即ち、無線通信システムのノードは、データ及びACK/NACKメッセージを伝送する時点を予め設定する。よって、ノードは、ACK/NACKメッセージが受信される時点によって、どのデータに対するACK/NACKメッセージであるかを認識することができる。
図2は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおけるデータ送信手順を示している。
図2に示すように、基地局200が端末230にデータを伝送する場合、基地局200は、第iフレーム241の間、第1の中継局210にデータを伝送する(ステップ261)。この時、第1の中継局210は、基地局200から受信されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、第1の中継局210は、第i+1フレーム243の間、データを第2の中継局220に伝送する(ステップ263)。
第2の中継局220は、第1の中継局210から受信されるデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、第2の中継局220は、第i+2フレーム245の間、データを端末230に伝送する(ステップ265)。
端末230は、第2の中継局220からデータが受信されると、データのエラー発生の有無を確認する。もし、データにエラーがない場合には、端末230は、第i+3フレーム247の間、ACKメッセージを第2の中継局220に伝送する(ステップ267)。
第2の中継局220は、端末230からACKメッセージが受信されると、ACKメッセージが受信された時点情報によって、ACKメッセージが代i+2フレーム245の間に端末230に伝送したデータに対するACKメッセージであることを確認する。
その後、第2の中継局220は、第i+4フレーム249の間に、ACKメッセージを第1の中継局210に伝送する(ステップ269)。
第1の中継局210は、第2の中継局220からACKメッセージが受信されると、ACKメッセージが受信された時点情報によって、ACKメッセージが第i+1フレーム243の間に第2の中継局220に伝送したデータに対するACKメッセージであることを確認する。
その後、第1の中継局210は、第i+5フレーム251の間に、ACKメッセージを基地局200に伝送する(ステップ271)。
基地局200は、第1の中継局210からACKメッセージが受信されると、ACKメッセージが受信された時点情報によって、ACKメッセージが第iフレーム241の間に第1の中継局210に伝送したデータに対するACKメッセージであることを確認する。
上述したように、無線通信システムの基地局200と中継局210、220及び端末230は、予め決められたフレームによって、データ及びACK/NACKメッセージを伝送する。もし、上位ノードから下位ノードに受信されたデータにエラーが発生した場合には、無線通信システムは、図3、図4及び図5のように動作する。ここで、上位ノード(基地局または上位中継局)は、下位ノードがACK/NACKメッセージを伝送するためのフレーム情報をデータスケジューリング情報に含めて、下位ノードに伝送する。
図3は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて同期式でARQを行うための手順を示している。
図3に示すように、基地局300が端末330にデータを伝送する場合、基地局300は、第iフレーム341の間、第1の中継局310にデータを伝送する(ステップ361)。
この時、第1の中継局310は、基地局300から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生した場合には(ステップ363)、第1の中継局310は、基地局300との間で設定したACK/NACKメッセージ伝送時点によって、第i+5フレーム351の間、データに対するNACKメッセージを基地局300に伝送する(ステップ365)。
即ち、基地局300は、第iフレーム341の間に第1の中継局310に伝送したデータに対するACK/NACKメッセージを、第i+5フレーム351の間に受信すると認識する。よって、第1の中継局310は、第i+1フレーム343から第i+4フレーム345まで、データに対するNACKメッセージを伝送せずに、第i+5フレーム351の間、データに対するNACKメッセージを基地局300に伝送する。
基地局300は、第i+5フレーム351の間に第1の中継局310から提供されたNACKメッセージが、第iフレーム341の間に第1の中継局310に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
従って、基地局300は、第i+6フレーム353の間、NACKメッセージに対するデータを第1の中継局310に再伝送する(ステップ367)。
図4は、本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、同期式でARQを行うための手順を示している。
図4に示すように、基地局400が端末430にデータを伝送する場合、基地局400は、第iフレーム441の間、第1の中継局410にデータを伝送する(ステップ461)。
この時、第1の中継局410は、基地局400から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、第1の中継局410は、第i+1フレーム443の間、データを第2の中継局420に伝送する(ステップ463)。
この時、第2の中継局420は、第1の中継局410から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生した場合には(ステップ465)、第2の中継局420は、第i+4フレーム449の間に、データに対するNACKメッセージを第1の中継局410に伝送する(ステップ467)。
即ち、第1の中継局410は、第i+1フレーム443の間に第2の中継局420に伝送したデータに対するACK/NACKメッセージが第i+4フレーム449の間に受信されると認識する。よって、第2の中継局420は、第i+2フレーム445から第i+3フレーム447まで、データに対するNACKメッセージを伝送せずに、第i+4フレーム449の間に、データに対するNACKメッセージを第1の中継局410に伝送する。
第1の中継局410は、第i+4フレーム449の間に第2の中継局420から提供されたNACKメッセージが、第i+1フレーム443の間に第2の中継局420に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。
その後、第1の中継局410は、第2の中継局420から提供されたNACKメッセージを、第i+5フレーム451の間に、基地局400に伝送する(ステップ469)。この時、NACKメッセージは、第2の中継局420でデータにエラーが発生したことを知らせる情報を含む。
基地局400は、第i+5フレーム451の間に第1の中継局410から提供されたNACKメッセージが、第iフレーム441の間に第1の中継局410に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。また、基地局400は、NACKメッセージに含まれた情報を確認して、NACKメッセージが、第2の中継局420でエラーが発生したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。
従って、基地局400は、第i+6フレーム453の間に、NACKメッセージに対するデータを再伝送するためのスケジューリング情報を第1の中継局410に伝送する(ステップ471)。
第1の中継局410は、スケジューリング情報が受信されると、第2の中継局420から提供されたNACKメッセージに対するデータを、スケジューリング情報によって第i+7フレーム455の間に第2の中継局420に再伝送する(ステップ473)。
図5は、本発明のまた他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて同期式でARQを行うための手順を示している。
図5に示すように、基地局500が端末530にデータを伝送する場合、基地局500は、第iフレーム541の間、第1の中継局510にデータを伝送する(ステップ561)。
この時、第1の中継局510は、基地局500から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、第1の中継局510は、第i+1フレーム543の間、データを第2の中継局520に伝送する(ステップ563)。
この時、第2の中継局520は、第1の中継局510から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生しない場合には、第2の中継局520は、第i+2フレーム545の間、データを端末530に伝送する(ステップ565)。
この時、端末530は、第2の中継局520から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生した場合には(ステップ567)、端末530は、第i+3フレーム547の間、データに対するNACKメッセージを第2の中継局520に伝送する(ステップ569)。
第2の中継局520は、第i+3フレーム547の間に端末530から提供されたNACKメッセージが、第i+2フレーム545の間に端末530に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。
その後、第2の中継局520は、端末530から提供されたNACKメッセージを、第i+4フレーム549の間に、第1の中継局510に伝送する(ステップ571)。この時、NACKメッセージは、端末530でデータにエラーが発生したことを知らせる情報を含む。
第1の中継局510は、第i+4フレーム549の間に第2の中継局520から提供されたNACKメッセージが、第i+1フレーム543の間に第2の中継局520に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。また、第1の中継局510は、NACKメッセージに含まれた情報を確認して、NACKメッセージが、端末530でエラーが発生したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。
その後、第1の中継局510は、第2の中継局520から提供されたNACKメッセージを、第i+5フレーム551の間に、基地局500に伝送する(ステップ573)。この時、NACKメッセージは、端末530でデータにエラーが発生したことを知らせる情報を含む。
基地局500は、第i+5フレーム551の間に第1の中継局510から提供されたNACKメッセージが、第iフレーム541の間に第1の中継局510に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。また、基地局500は、NACKメッセージに含まれた情報を確認して、NACKメッセージが、端末530でエラーが発生したデータに対するNACKメッセージであることを確認する。
従って、基地局500は、第i+6フレーム553の間に、NACKメッセージに対するデータを再伝送するためのスケジューリング情報を第1の中継局510に伝送する(ステップ575)。
第1の中継局510は、基地局500から提供されたスケジューリング情報を、第i+7フレーム555の間に、第2の中継局520に伝送する(ステップ577)。
第2の中継局520は、スケジューリング情報が受信されると、端末530から提供されたNACKメッセージに対するデータを、スケジューリング情報によって、第i+8フレーム557の間に端末530へ再伝送する(ステップ579)。
上述したように、無線通信システムのノードが予め設定された伝送時点によって制御メッセージを送受信するので、制御メッセージに対するオーバーヘッドを減らすことができる。しかし、上位ノードから提供されたデータにエラーが発生する場合、データを受信した下位ノードは、予め設定された時点まで制御メッセージの送信を待たねばならないので、再伝送に対する遅延時間が増加する。
従って、無線通信システムは、再伝送に対する遅延時間を減らすために、図6、図7及び図8に示すように、非同期式で制御メッセージを伝送する。
図6は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムでにおいて非同期式でARQを行うための手順を示している。
図6に示すように、基地局600が端末630にデータを伝送する場合、基地局600は、第iフレーム641の間、第1の中継局610にデータを伝送する(ステップ661)。
第1の中継局610は、基地局600から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生した場合には(ステップ663)、第1の中継局610は、第i+1フレーム643の間、データに対するNACKメッセージを基地局600に伝送する(ステップ665)。
この時、第1の中継局610は、基地局600との間で設定されていない時点で、NACKメッセージを伝送する。よって、第1の中継局610は、基地局600で、NACKメッセージがどのノードから受信されるか、またどのデータに対するNACKメッセージであるかを分かるように、NACKメッセージに対する追加情報を一緒に伝送する。ここで、NACKメッセージに対する追加情報は、第1の中継局610の固有識別子情報と、NACKメッセージがどのデータに対する信号であるかを示すためのデータの固有識別子情報とを含む。もし、HARQ(Hybrid ARQ)を使用する場合には、ノードがデータを複数の部分データに分割して伝送できるので、NACKメッセージに対する追加情報は、部分データの固有識別子情報を追加的に含む必要がある。また、第1の中継局610がNACKメッセージだけでなくACKメッセージに対する追加情報を伝送する場合、それぞれの追加情報は、それがNACKメッセージの追加情報であるかACKメッセージの追加情報であるかを示す情報を追加的に含む。
例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16の標準を利用してNACKメッセージの追加情報に対する制御メッセージを構成する場合、追加情報は、第1の中継局610の連結識別子情報(CID:Connection IDendifier)とデータの固有番号を示すBSN(Block Sequence Number)とを含む。
もし、HARQを使用する場合には、追加情報は、第1の中継局610のCIDまたはRCID(Reduced CID)と、HARQデータの固有番号を示すACID(HARQ Channel ID)またはACIDの部分データの固有識別子であるSPID(Sub Packet ID)とを含む。
また、第1の中継局610がNACKメッセージだけでなくACKメッセージに対する追加情報を伝送する場合、それぞれの追加情報は、それがNACKメッセージの追加情報であるかACKメッセージの追加情報であるかを示す情報を追加的に含む。
他の実施の形態として、第1の中継局610は、IEEE802.16標準に定義されたフィードバックヘッダを利用して、ACK/NACKメッセージを図11または図12のように構成することができる。この時、図11と図12は、IEEE802.16標準のMACシグナリングヘッダタイプ2(MAC Signaling header type II)に定義されたフレームヘッダを利用して、ACK/NACKメッセージを構成することを例に挙げて説明する。よって、フレームヘッダは、IEEE802.16標準のMACシグナリングヘッダタイプ2を示すために、HT(Header Type)フィールドとEC(Encryption Control)フィールドが両方とも1の値を有する。
図11は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいてフィードバックヘッダの構成を示している。
図11に示すように、タイプ(Type)フィールドを0に設定し、CII(CID Inclusion Indication)フィールドを1に設定する場合、フィードバックヘッダは、フィードバックタイプフィールド1101、フィードバックコンテンツフィールド1103、CIDフィールド1105及びHCS(Header CheckSum)フィールド1107を含む。
フィードバックタイプフィールド1101は、フィードバックコンテンツフィールド1103にビットマップで構成されたデータに対するACKまたはNACK情報が含まれることを示す。この時、フィードバックヘッダは、フィードバックタイプフィールド1101の値によって、フィードバックコンテンツフィールド1103に含まれたビットマップ情報が繰り返されるか否かを示すことができる。例えば、タイプフィールド1101の値が1100である場合、フィードバックコンテンツフィールド1103は、16ビットを利用して16個のデータに対するACK/NACK情報を含む。また、タイプフィールド1101の値が1101である場合、フィードバックコンテンツフィールド1103は、16ビットを利用して8個のデータに対するACK/NACK情報が2回繰り返された情報を含む。
フィードバックコンテンツフィールド1103は、16ビットで構成されたビットマップで、各ビットは、それぞれのデータに対するACKまたはNACK情報を示す。この時、ビットマップは、データのACK/NACK情報をダウンリンクマップの手順によって整列して含む。
CIDフィールド1105は、フィードバックコンテンツフィールド1103を通じてACK/NACK情報を伝送するノードの識別子情報を含む。
HCSフィールド1107は、フィードバックヘッダのエラーの有無を確認するための情報を含む。
図12は、本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいてフィードバックヘッダの構成を示している。
図12に示すように、タイプ(Type)フィールドを1に設定する場合、フィードバックヘッダは、フィードバックタイプフィールド1201、繰り返しタイプ(Repetition Type)フィールド1203、フィードバックコンテンツフィールド1205、CIDフィールド1207及びHCS(Header CheckSum)フィールド1209を含んで構成される。
フィードバックタイプフィールド1201は、フィードバックコンテンツフィールド1103にビットマップで構成されたデータに対するACKまたはNACK情報が含まれることを示す。
繰り返しタイプフィールド1203は、フィードバックコンテンツフィールド1205に含まれたビットマップ情報の繰り返し情報を示す。例えば、繰り返しタイプフィールド1203の値が00である場合、フィードバックコンテンツフィールド1205は、16ビットを利用して16個のデータに対するACK/NACK情報を含む。また、繰り返しタイプフィールド1203の値が01である場合、フィードバックコンテンツフィールド1205は、16ビットを利用して8個のデータに対するACK/NACK情報が2回繰り返された情報を含む。また、繰り返しタイプフィールド1203の値が10である場合、フィードバックコンテンツフィールド1205は、16ビットを利用して4個のデータに対するACK/NACK情報が4回繰り返された情報を含む。また、繰り返しタイプフィールド1203の値が11である場合、フィードバックコンテンツフィールド1205は、16ビットを利用して2個のデータに対するACK/NACK情報が8回繰り返された情報を含む。
フィードバックコンテンツフィールド1205は、16ビットで構成されたビットマップで、各ビットは、それぞれのデータに対するACK/NACK情報を示す。この時、ビットマップは、データのACK/NACK情報をダウンリンクマップの手順によって整列して含む。
CIDフィールド1207は、フィードバックコンテンツフィールド1205を通じてACK/NACK情報を伝送するノードの識別子情報を含む。
HCSフィールド1209は、フィードバックヘッダのエラーの有無を確認するための情報を含む。
上述したように、第1の中継局610は、NACK信号に対する追加情報を制御メッセージ形態で伝送するか、別途の物理チャネルを利用して伝送することができる。
基地局600は、第1の中継局610から提供されたNACKメッセージの追加情報を通じて、NACKメッセージが第iフレーム641の間に第1の中継局610に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
従って、基地局600は、第i+2フレーム645の間、NACKメッセージに対するデータを第1の中継局610に再伝送する(ステップ667)。
図7は、本発明の他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて非同期式でARQを行うための手順を示している。
図7に示すように、基地局700が端末730にデータを伝送する場合、基地局700は、第iフレーム741の間、第1の中継局710にデータを伝送する(ステップ761)。
この時、第1の中継局710は、基地局700から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、第1の中継局710は、第i+1フレーム743の間、データを第2の中継局720に伝送する(ステップ763)。
この時、第2の中継局720は、第1の中継局710から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生した場合には(ステップ765)、第2の中継局720は、第i+2フレーム745の間、エラーが発生したデータに対するNACKメッセージを第1の中継局710に伝送する(ステップ767)。この時、第2の中継局720は、NACKメッセージに対する追加情報を第1の中継局710に伝送する。ここで、第2の中継局720は、上記の図6で第1の中継局610の構成した追加情報と等しい形態で追加情報を構成することができる。
第1の中継局710は、第2の中継局720から提供されたNACKメッセージの追加情報を通じて、NACKメッセージが第i+1フレーム743の間の第2の中継局720に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
その後、第1の中継局710は、第2の中継局720から提供されたNACKメッセージを、第i+3フレーム747の間、基地局700に伝送する(ステップ769)。この時、第1の中継局710は、第2の中継局720から提供されたNACKメッセージに対する追加情報を基地局700に一緒に伝送する。
基地局700は、第1の中継局710から提供されたNACKメッセージの追加情報を通じて、NACKメッセージが第i+1フレーム743の間に第1の中継局710から第2の中継局720に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
従って、基地局700は、第i+4フレーム749の間に、データを再伝送するためのスケジューリング情報を第1の中継局710に伝送する(ステップ771)。
第1の中継局710は、スケジューリング情報が受信されると、第2の中継局720から提供されたNACKメッセージに対するデータを、スケジューリング情報によって第i+5フレーム751の間に、第2の中継局720に再伝送する(ステップ773)。
図8は、本発明のまた他の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための手順を示している。ここで、図8のように、端末830からデータの再伝送を要請する場合、非同期式再伝送方式と同期式再伝送方式は等しい遅延時間を有する。よって、端末830からデータの再伝送を要請する場合、別途の追加情報が必要な非同期式再伝送方式よりも、図8のように同期式再伝送方式を使用する方がより効率的である。
図8に示すように、基地局800が端末830にデータを伝送する場合、基地局800は、第iフレーム841の間に、第1の中継局810にデータを伝送する(ステップ861)。
この時、第1の中継局810は、基地局800から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーがない場合には、第1の中継局810は、第i+1フレーム843の間に、データを第2の中継局820に伝送する(ステップ863)。
この時、第2の中継局820は、第1の中継局810から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生しない場合には、第2の中継局820は、第i+2フレーム845の間に、データを端末830に伝送する(ステップ865)。
この時、端末830は、第2の中継局820から提供されたデータのエラー発生の有無を確認する。もしデータにエラーが発生した場合には(ステップ867)、端末830は、第i+3フレーム847の間に、エラーが発生したデータに対するNACKメッセージを第2の中継局820に伝送する(ステップ869)。
第2の中継局820は、第i+3フレーム847の間に端末830から提供されたNACKメッセージが、第i+2フレーム845の間に端末830に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
その後、第2の中継局820は、端末830から提供されたNACKメッセージを、第i+4フレーム849の間に、第1の中継局810に伝送する(ステップ871)。この時、NACKメッセージは、端末830でデータにエラーが発生したことを知らせる情報を含む。
第1の中継局810は、第2の中継局820から提供されたNACKメッセージが、第i+1フレーム843の間に第2の中継局820に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。また、第1の中継局810は、NACKメッセージに含まれた情報によって、NACKメッセージが端末830でエラーが発生したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
その後、第1の中継局810は、第2の中継局820から提供されたNACKメッセージを、第i+5フレーム851の間、基地局800に伝送する(ステップ873)。この時、NACKメッセージは、端末830でデータにエラーが発生したことを知らせる情報を含む。
基地局800は、第1の中継局810から提供されたNACKメッセージが、第iフレーム841の間に第1の中継局810に伝送したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。また、基地局800は、NACKメッセージに含まれた情報によって、NACKメッセージが、端末830でエラーが発生したデータに対するNACKメッセージであることを認識する。
従って、基地局800は、第i+6フレーム853の間、NACKメッセージに対するデータを再伝送するためのスケジューリング情報を第1の中継局810に伝送する(ステップ875)。
第1の中継局810は、基地局800から受信されるスケジューリング情報を、第i+7フレーム855の間、第2の中継局820に伝送する(ステップ877)。
第2の中継局820は、第1の中継局810からスケジューリング情報が受信されると、端末830から提供されたNACKメッセージに対するデータを、第i+8フレーム857の間、端末830に再伝送する(ステップ879)。
上述したように、無線通信システムの下位ノードは、非同期的に制御メッセージを上位ノードに伝送する。即ち、下位ノードは、上位ノードとの間で設定されていない時点で制御メッセージを伝送する。よって、下位ノードは、上位ノードに伝送する制御メッセージに対する追加情報を構成して、制御メッセージと一緒に上位ノードに伝送する。もし、下位ノードがNACKメッセージだけでなくACKメッセージも非同期式で伝送する場合には、下位ノードは、ACKメッセージに対する追加情報をNACKメッセージに対する追加情報と等しい形態で構成することができる。この場合、追加情報は、それがNACKメッセージの追加情報であるかACKメッセージの追加情報であるかを示す情報を含む。
以下、無線通信システムにおいて非同期式再伝送方式を使用する場合、中継局の動作方法について説明する。
図9は、本発明の実施の形態によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて、非同期式でARQを行うための中継局の動作手順を示している。
図9を参照すると、まず中継局は、ステップ901で、上位ノード(基地局または上位中継局)からデータが受信されるかを確認する。
もし、データが受信されたら、中継局はステップ903に進んで、データのエラー発生の有無を判断する。例えば、中継局は、データのエラーチェックコード(CRC:Cyclic Redundancy Check)を利用してエラー発生の有無を判断する。
もし、データにエラーが発生した場合には、中継局は、ステップ911に進んで、エラーが発生したデータに対するNACKメッセージを、上位ノードとの間で設定されていない時点で上位ノードに伝送する。よって、中継局は、NACKメッセージとNACKメッセージに対する追加情報とを上位ノードに伝送する。ここで、追加情報は、中継局の固有識別子情報とNACKメッセージがどのデータに対する信号であるかを示すためのデータの固有識別子情報とを含む。もし、HARQ方式を使用する場合には、追加情報は、部分データの固有識別子情報を追加的に含む必要がある。
その後、中継局は、ステップ901に戻って、上位ノードからエラーの発生したデータが再伝送されるかを確認する。
一方、ステップ903で、データにエラーが発生しなかった場合、中継局は、ステップ905に進んで、データを下位ノード(例えば、下位中継局または端末)に伝送する。
その後、中継局は、ステップ907に進んで、下位ノードからACKメッセージが受信されるかを確認する。
下位ノードからNACKメッセージが受信されたら、中継局は、ステップ915に進んで、下位ノードから提供されたNACKメッセージを上位ノードに伝送する。もし、下位ノードから設定されていない時点でNACKメッセージが受信される場合には、中継局は、NACKメッセージに対する追加情報を通じて、NACKメッセージを伝送した下位ノードとエラーが発生したデータ情報とを確認することができる。この時、中継局は、下位ノードから提供されたNACKメッセージとNACKメッセージに対する追加情報とを上位ノードに伝送する。
上位ノードにNACKメッセージを伝送した後、中継局はステップ913に進んで、上位ノードから再伝送スケジューリング情報を受信する。
その後、中継局は、ステップ905に戻って、スケジューリング情報によって、NACKメッセージの追加情報を通じて確認したエラーの発生したデータを、NACKメッセージを伝送した下位ノードに再伝送する。他の実施の形態として、中継局は、NACKメッセージを伝送した下位ノードに再伝送スケジューリング情報を伝送することもできる。即ち、下位ノードから提供されたNACKメッセージが、下位ノードに連結された他の下位ノードでデータにエラーが発生したことを示す場合、中継局は、再伝送スケジューリング情報を下位ノードに伝送する。
一方、ステップ907で、下位ノードからACKメッセージが受信されると、中継局は、ステップ909に進んで、下位ノードから提供されたACKメッセージを上位ノードに伝送する。
その後、中継局は本アルゴリズムを終了する。
以下、無線通信システムにおいて非同期式再伝送方式を行うための中継局のブロック構成について説明する。
図10は、本発明によるマルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおける中継局のブロック構成を示している。以下では、送信部1000と受信部1020は、互いに異なるアンテナを使用すると仮定して説明するが、送信部1000と受信部1020は、一つのアンテナを使用してもよい。
図10に示すように、中継局は、送信部1000、受信部1020及び送信部1000と受信部1020が共有するARQ制御機1040、ARQ状態部1050、ARQタイマ1060及びチャネル推定器1070を含む。
まず、送信部1000は、データ生成部1001、チャネル符号器1003、CRC生成器1005、変調器1007、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算器1009及びRF処理器1011を含む。
データ生成部1001は、第1データキュー1013に格納されたデータとメッセージ生成器1017で生成した制御メッセージをSDU(Service Data Unit)生成器1015で集めて、物理階層伝送のための一つのデータを生成する。ここで、メッセージ生成器1017は、受信部1020を介して受信されたデータにエラーがないと、ACK制御メッセージを生成する。一方、メッセージ生成器1017は、データにエラーが発生した場合、NACKメッセージを生成する。また、メッセージ生成器1017は、上位ノードで、NACKメッセージがどのノードから受信されるか、またどのデータに対するNACKメッセージであるかを分かるように、NACKメッセージに対する追加的な情報を生成する。例えば、メッセージ生成器1017は、中継局の固有識別子情報とNACKメッセージがどのデータに対する信号であるかを示すためのデータの固有識別子情報を含む追加情報を生成する。もし、HARQ方式を使用する場合には、メッセージ生成器1017は、追加情報に部分データの固有識別子情報を追加的に含める。
チャネル符号器1003は、データ生成部1001から提供されたデータを該当の変調レベル(例えば、MCS(Modualtion and Coding Scheme)レベル)によって符号化する。CRC生成器1005は、エラー検出コードを生成して、チャネル符号器1003から提供されたデータに追加して出力する。
変調器1007は、CRC生成器1005から提供されたデータを該当の変調レベル(例えば、MCSレベル)によって変調して出力する。
IFFT演算器1009は、変調器1007から提供された周波数領域データを逆高速フーリエ変換して時間領域信号に変換する。
RF処理器1011は、IFFT演算器1009から提供された基底帯域信号を高周波(Radio Frequency)信号に周波数アップ変換して、アンテナを介して上位ノード、また下位ノードに出力する。
次に、受信部1020は、RF処理器1021、FFT(Fast Fourier Transform)演算器1023、復調器1025、CRC除去機1027、チャネル復号器1029及びデータ処理部1031を含む。
RF処理器1021は、上位ノードまたは下位ノードからアンテナを介して受信された高周波信号を基底帯域信号に周波数ダウン変換して出力する。
FFT演算器1023は、RF処理器1021から提供された時間領域信号を高速フーリエ変換して、周波数領域信号に変換する。
復調器1025は、FFT演算器1023から提供された信号を該当の変調レベルによって復調して出力する。この時、復調器1025は、復調された信号を、CRC除去機1027とチャネル推定器1070とに出力する。
CRC除去機1027は、復調器1025から提供された信号のエラー検出コードを確認して、信号のエラー発生の有無を判断する。この時、CRC除去機1027は、復調器1025から提供された信号からエラー検出コードを取り除く。
チャネル復号器1029は、CRC除去機1027から提供されたエラーのない信号を該当の変調レベルによって復号して出力する。
データ処理部1031のSDU処理器1035は、チャネル復号器1029から提供された物理階層信号からデータと制御メッセージとを分離する。その後、SDU処理器1035は、データを第2データキュー1037に提供して格納し、制御メッセージはメッセージ処理器1033に提供し、復号して確認する。ここで、第1データキュー1013と第2データキュー1037は等しいデータキューであっても良い。
メッセージ処理器1033は、下位ノードからNACK制御メッセージが受信されると、ARQ制御機1040にNACK制御メッセージの受信を知らせる。また、メッセージ処理器1033は、下位ノードから受信されるNACK制御メッセージの追加情報を利用して、NACK制御メッセージを伝送した下位ノードがどのノードで、NACK制御メッセージがどのデータに対するNACK制御メッセージであるかを確認する。
ARQ状態部1050は、再伝送されたデータに対するARQ状態を管理する。ARQタイマ1060は、中継局の再伝送のための有効時間(life time)を管理する。
ARQ制御機1040は、ARQ状態部1050及びARQタイマ1060と連動して、中継局のARQに対する全般的な動作を制御する。この時、ARQ制御機1040は、送信部1000のデータ生成部1001、チャネル符号器1003及びCRC生成器1005と通信しながら、再伝送を制御する。例えば、受信部1020を介して下位ノードから再伝送要請が受信されると、ARQ制御機1040は、送信部1000を制御して、再伝送要請信号を上位ノードに伝送するように制御する。また、上位ノードから再伝送スケジューリング情報が受信されると、ARQ制御機1040は、第1データキュー1013に格納された上位ノードから提供されたデータをチャネル状態によって符号化し、エラー検出コードを挿入して、再伝送を要請した下位ノードに再伝送されるように制御する。
また、ARQ制御機1040は、受信部1020のデータ処理部1031、チャネル復号器1029及びCRC除去機1027と通信しながら、再伝送を制御する。例えば、CRC除去機1027で受信データにエラーが発生した場合、ARQ制御機1040は、基地局に伝送するためのNACK制御メッセージを生成するように、メッセージ生成器1017を制御する。
また、ARQ制御機1040は、再伝送手順を行う途中、ARQタイマ1060から有効時間終了メッセージを受信すると、再伝送手順を終了する。
上述したように、マルチホップ中継方式を使用する無線通信システムにおいて非同期式で再伝送を行うことで、同期式再伝送方式で発生する再伝送遅延時間を減らすことができる利点がある。
本発明の詳細な説明では、具体的な実施の形態に関し説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変形が可能であることは勿論である。上述したメッセージ構造は、本発明をより理解できるための一例であって、当業者であれば容易に変形して実施することができる。従って、本発明の範囲は、説明された実施の形態に限定されてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、該請求の範囲と均等なもの等により決まらなければならない。

Claims (37)

  1. 中継方式を使用する無線通信システムの中継局の再伝送方法であって、
    上位ノードにデータエラーメッセージを伝送するよう指定された時点に関する情報を確認する過程と、
    前記上位ノードからデータを受信する過程と、
    前記受信されたデータにエラーが含まれるとき、前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記データエラーメッセージを伝送する過程は、
    前記受信されたデータにエラーが含まれるとき、制御メッセージまたはヘッダの形態で構成された、前記データエーメッセージを生成する過程と、
    前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記データエラーメッセージを生成する過程は、
    制御メッセージ形態で構成された前記データエラーメッセージを生成する場合、エラーが発生したデータに対するNACKメッセージと、前記NACKメッセージに対する追加情報を含むNACKタイプ制御メッセージを生成する過程を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記制御メッセージは、前記中継局の第1固有識別子情報、エラー発生の有無を示すデータの第2固有識別子情報、および前記データが部分データである場合の前記部分データの第3固有識別子情報、のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記制御メッセージは、前記中継局の連結識別子(CID:Connection IDendifier)情報、およびエラー発生の有無を示すデータのBSN(Block Sequence Number)情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記制御メッセージは、物理階層再伝送が行われる場合、前記中継局の連結識別子またはRCID(Reduced CID)、エラー発生の有無を示すデータのACID(HARQ Channel ID)または前記ACIDの部分データのSPID(Sub Packet ID)のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記ヘッダは、エラーが発生しなかった少なくとも一つのデータに対するACK情報とエラーが発生した少なくとも一つのデータに対するNACK情報とを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 前記ヘッダは、前記中継局の識別子情報、前記上位ノードから提供された少なくとも一つのデータに対するエラー発生有無情報、前記エラー発生有無情報の繰り返し有無情報及び繰り返し回数情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 前記ヘッダは、前記上位ノードから提供されたデータに対するエラー発生有無情報をビットマップで構成して含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記ヘッダは、前記上位ノードから提供されたダウンリンクマップに含まれたデータの手順によって、前記データのエラー発生の有無を示すビットマップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記上位ノードは、基地局または上位中継局であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記上位ノードから受信されるデータにエラーが発生しなかった場合、前記データを下位ノードに伝送する過程と、
    前記下位ノードからACKメッセージが受信される場合、前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点ではない第2の時点に前記ACKメッセージを前記上位ノードに伝送する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記下位ノードからNACKメッセージと前記NACKメッセージに対する追加情報とのうち少なくとも一つが受信される場合、前記NACKメッセージに対するデータを確認する過程と、
    前記確認したデータに対するNACKメッセージと前記NACKメッセージに対する追加情報とのうち少なくとも一つを前記上位ノードに伝送する過程と、
    前記上位ノードから再伝送スケジューリング情報が受信される場合、前記スケジューリング情報によって前記確認したデータを前記下位ノードに再伝送するか、又は前記スケジューリング情報を前記下位ノードに伝送する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記下位ノードは、下位中継局または端末であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 中継方式を使用する無線通信システムの中継局装置であって、
    上位ノードにデータエラーメッセージを伝送するよう指定された時点に関する情報を確認する制御部と、
    受信されたデータにエラーが含まれるとき、前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送する送信部と、
    を含むことを特徴とする装置。
  16. 前記送信部は、前記受信されたデータにエラーが含まれるとき、制御メッセージまたはヘッダの形態で前記受信されたデータのデータエーメッセージを生成するメッセージ生成部を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記メッセージ生成部は、前記データエラーメッセージを制御メッセージの形態で構成する場合、エラーが発生したデータに対するNACKメッセージと前記NACKメッセージに対する追加情報を含むNACKタイプ制御メッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記メッセージ生成部は、前記中継局の第1固有識別子情報、エラー発生有無を示すデータの第2固有識別子情報、前記データが部分データである場合、および前記部分データの第3固有識別子情報のうち少なくとも一つを含む制御メッセージ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記メッセージ生成部は、前記中継局の連結識別子(CID:Connection IDendifier)情報、およびエラー発生有無を示すデータのBSN(Block Sequence Number)情報のうち少なくとも一つを含む制御メッセージ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  20. 前記メッセージ生成部は、物理階層再伝送が行われる場合、前記中継局の連結識別子またはRCID(Reduced CID)、エラー発生有無を示すデータのACID(HARQ Channel ID)または前記ACIDの部分データのSPID(Sub Packet ID)のうち少なくとも一つを含む制御メッセージ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  21. 前記メッセージ生成部は、エラーが発生しなかった少なくとも一つのデータに対するACK情報とエラーが発生した少なくとも一つのデータに対するNACK情報とを含むヘッダ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  22. 前記メッセージ生成部は、前記中継局の識別子情報、前記上位ノードから提供された少なくとも一つのデータに対するエラー発生有無情報、前記エラー発生有無情報の繰り返し有無情報及び繰り返し回数情報のうち少なくとも一つを含むヘッダ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  23. 前記メッセージ生成部は、前記上位ノードから提供されたデータに対するエラー発生有無情報をビットマップで構成して含むヘッダ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  24. 前記メッセージ生成部は、前記上位ノードから提供されたダウンリンクマップに含まれたデータの手順によって前記データのエラー発生の有無を示すビットマップを含むヘッダ形態のメッセージを生成することを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記送信部は、前記上位ノードから提供されたデータにエラーが発生しなかった場合、前記データを下位ノードに伝送することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  26. 前記下位ノードは、下位中継局または端末であることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記上位ノードは、基地局または上位中継局であることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  28. 前記データエラーメッセージを伝送する過程は、
    前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点より前に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  29. 前記送信部は、
    前記データエラーメッセージを伝送するよう指定された時点より前に前記データエラーメッセージを前記上位ノードに伝送することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  30. 中継方式を使用する無線通信システムの中継局の再伝送方法であって、
    下位ノードのデータエラーメッセージの伝送が指定された時点に関する情報を確認する過程と、
    前記下位ノードへデータを伝送する過程と、
    前記データエラーメッセージの伝送が指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記下位ノードから受信したかどうか確認する過程と、
    前記データエラーメッセージの伝送が指定された時点と異なる時点に前記データエラーメッセージを前記下位ノードから受信すると、前記下位ノードへ前記データを再送する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  31. 前記データエラーメッセージは、制御メッセージまたはヘッダの形態で構成されることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記制御メッセージは、前記中継局の連結識別子(CID:Connection IDendifier)情報、およびエラー発生の有無を示すデータのBSN(Block Sequence Number)情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 前記制御メッセージは、物理階層再伝送が行われる場合、前記中継局の連結識別子またはRCID(Reduced CID)、エラー発生の有無を示すデータのACID(HARQ Channel ID)または前記ACIDの部分データのSPID(Sub Packet ID)のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  34. 前記ヘッダは、前記中継局の識別子情報、前記下位ノードへ伝送された少なくとも一つのデータに対するエラー発生有無情報、前記エラー発生有無情報の繰り返し有無情報及び繰り返し回数情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  35. 前記ヘッダは、前記下位ノードへ伝送されたデータに対するエラー発生有無情報をビットマップで構成して含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記ヘッダは、前記下位ノードへ伝送されたダウンリンクマップに含まれたデータの手順によって、前記データのエラー発生の有無を示すビットマップを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記下位ノードは、中継局または端末であることを特徴とする請求項30に記載の方法。
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