JP2009539092A - 質量分析計 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図8
Description
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するステップと、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む質量分析の方法が提供される。
イオン検出器から出力される1つ以上のさらなる信号をデジタル化して、1つ以上のさらなるデジタル化信号を生成するステップと、
1つ以上のさらなるデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するステップと、
1つ以上のさらなるデジタル化信号の二階微分または二階差分から1つ以上のさらなるイオンの到着時間T1を決定するステップと、
1つ以上のさらなるイオンの強度または面積S1を決定するステップとをさらに含む。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するように構成された手段と、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える装置が提供される。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するステップと、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む質量分析の方法が提供される。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するように構成された手段と、
第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える装置が提供される。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む質量分析の方法が提供される。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える装置が提供される。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む質量分析の方法が提供される。
イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える装置が提供される。
移動平均アルゴリズムまたはボックスカー積分器アルゴリズムなどの平滑化アルゴリズムがアナログ−デジタル変換器から出力されるスペクトルに好ましくは適用される。あるいは、サビツキ・ゴレイアルゴリズム、ハイツ・ビーマンアルゴリズム、または別のタイプの平滑化アルゴリズムがデータに適用され得る。例えば、3つのデジタル化間隔のウィンドウを用いた移動平均を1回行うことは、以下によって与えられる。
一旦電圧ピークまたはイオン信号ピークの開始および終了時間が決定されると、開始および終了時間によって画定される電圧ピークまたはイオン信号ピークの強度およびモーメントが好ましくは決定される。
ピークの開始に対する電圧ピークの中心時間C1は、電圧ピークのモーメントを電圧ピークの面積または強度で除算することによって、すなわち、以下から計算され得る。
1つの飛行時間スペクトルは、検出器に到着する多数のイオンにより、いくつかの電圧ピークを含み得る。各電圧ピークは、好ましくは、分析され、時間値および対応する強度値に変換される。各電圧ピークに対する時間および強度値は、時間値と対応する面積とのペアに好ましくは変換される。これらの値は、記憶位置のアレイの隣接または近接する要素において好ましくは記憶される。記憶位置のアレイは、好ましくは、飛行時間スペクトルの所定の時間間隔または細区分に対応するかあるいは関係する。例えば、飛行時間スペクトルは、100μsの継続時間を有し得、このスペクトルは、500,000の等しい時間間隔のアレイに細分され得る。各時間間隔あるいは細区分は、200psの幅または継続時間を有する。
後の飛行時間スペクトルは、好ましくは、上記と同様の方法で取得および処理される。すなわち、スペクトルは好ましくは分析され、イオン到着イベントに対応する時間および強度値が好ましくは決定される。次いで、時間および強度値のヒストグラムが、各時間および強度値が隣接する時間ビンを占める強度値のペアに変換されるにつれて好ましくは蓄積される。
上記データから計算されたピークの中心時間および強度は、好ましくは、記憶され、すべての取得されたデータに対する合成スペクトルを表す。
各ピークまたは質量ピークに対する値TpkおよびAは、好ましくはコンピュータメモリ内にリストとして記憶される。ピークまたは質量ピークのリストには、飛行時間、および較正手順から得られた飛行時間と質量との関係を使用して質量または質量電荷比が割り当てられ得る。このような較正手順は、当該技術分野で周知である。
別の実施形態によると、各電圧ピークに対応する飛行時間値は、式25において記述された時間対質量の関係を使用して、まず質量または質量電荷比値に変換され得る。質量または質量電荷比および対応する強度値は、好ましくは、質量スペクトル所定の間隔または細区分に好ましくは対応するかあるいは関係する記憶位置のアレイに記憶される。
一実施形態によると、同じ時間もしくは質量間隔、細区分またはメモリアレイ要素に含まれる時間または質量データを合成する処理は、3つまでのスキャン範囲および1つのバックグラウンド係数を使用し得る。第1の範囲(平均)は、クロマトグラムピークの先端にわたる平均すべきスキャンの範囲を規定して、対象化合物に対する代表スペクトルを形成するのが好ましい。
本発明の上記好適な実施形態の重要な態様は、電圧ピーク時間がADCデジタル化間隔またはADCデジタル化間隔の単分数によって達成できる精度よりも実質的に高い精度で記憶され得るということである。
Claims (102)
- イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
前記第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するステップと、
前記第1のデジタル化信号の前記二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む、質量分析の方法。 - 前記第1の信号は、出力信号、電圧信号、イオン信号、イオン電流、電圧パルス、または電子電流パルスを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の到着時間Tnおよび/または前記第2の到着時間Tn+1を、2つ以上の実質的に近接あるいは隣接する所定の時間ビンまたは記憶位置に記憶するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記第1の到着時間Tnは、前記決定された到着時間T0の直前の時間ビンもしくは記憶位置、または前記決定された到着時間T0を含む時間ビンもしくは記憶位置に記憶される、請求項1、2または3に記載の方法。
- 前記第2の到着時間Tn+1は、前記決定された到着時間T0の直後の所定の時間ビンもしくは記憶位置、または前記決定された到着時間T0を含む所定の時間ビンもしくは記憶位置に記憶される、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の強度もしくは面積Snおよび/または前記第2の強度もしくは面積Sn+1を、2つ以上の実質的に近接あるいは隣接する所定の時間ビンまたは記憶位置に記憶するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の強度または面積Snは、前記決定された到着時間T0の直前の所定の時間ビンもしくは記憶位置、または前記決定された到着時間T0を含む所定の時間ビンもしくは記憶位置に記憶される、請求項6に記載の方法。
- 前記第2の強度または面積Sn+1は、前記決定された到着時間T0の直後の所定の時間ビンもしくは記憶位置、または前記決定された到着時間T0を含む所定の時間ビンもしくは記憶位置に記憶される、請求項6または7のいずれかに記載の方法。
- 各所定の時間ビンまたは記憶位置は幅を有し、前記幅は、(i)<1ps;(ii)1〜10ps;(iii)10〜100ps;(iv)100〜200ps;(v)200〜300ps;(vi)300〜400ps;(vii)400〜500ps;(viii)500〜600ps;(ix)600〜700ps;(x)700〜800ps;(xi)800〜900ps;(xii)900〜1000ps;(xiii)1〜2ns;(xiv)2〜3ns;(xv)3〜4ns;(xvi)4〜5ns;(xvii)5〜6ns;(xviii)6〜7ns;(xix)7〜8ns;(xx)8〜9ns;(xxi)9〜10ns;(xxii)10〜100ns;(xxiii)100〜500ns;(xxiv)500〜1000ns;(xxv)1〜10μs;(xxvi)10〜100μs;(xxvii)100〜500μs;(xxviii)>500μsからなる群から選択される範囲に含まれる、請求項3〜8のいずれかに記載の方法。
- 前記決定された強度S0は以下の関係に従う、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
S0=Sn+Sn+1 - S0.T0は以下の関係に従う、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
Sn.Tn+Sn+1.Tn+1=S0.T0 - 前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0および決定された強度S0を、前記第1の到着時間Tnおよび前記第1の強度または面積Snならびに前記第2の到着時間Tn+1および前記第2の強度または面積Sn+1で置換するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の信号を取得期間にわたって取得するステップをさらに含み、前記取得期間の長さは、(i)<1μs;(ii)1〜10μs;(iii)10〜20μs;(iv)20〜30μs;(v)30〜40μs;(vi)40〜50μs;(vii)50〜60μs;(viii)60〜70μs;(ix)70〜80μs;(x)80〜90μs;(xi)90〜100μs;(xii)100〜110μs;(xiii)110〜120μs;(xiv)120〜130μs;(xv)130〜140μs;(xvi)140〜150μs;(xvii)150〜160μs;(xviii)160〜170μs;(xix)170〜180μs;(xx)180〜190μs;(xxi)190〜200μs;(xxii)200〜250μs;(xxiii)250〜300μs;(xxiv)300〜350μs;(xxv)350〜400μs;(xxvi)450〜500μs;(xxvii)500〜1000μs;および(xxviii)>1msからなる群から選択される、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記取得期間をn個の時間ビンまたは記憶位置に細分するステップをさらに含み、前記nは、(i)<100;(ii)100〜1000;(iii)1000〜10000;(iv)10,000〜100,000;(v)100,000〜200,000;(vi)200,000〜300,000;(vii)300,000〜400,000;(viii)400,000〜500,000;(ix)500,000〜600,000;(x)600,000〜700,000;(xi)700,000〜800,000;(xii)800,000〜900,000;(xiii)900,000〜1,000,000;および(xiv)>1,000,000からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
- 各前記時間ビンまたは記憶位置は、実質的に同じ長さ、幅または継続時間を有する、請求項14に記載の方法。
- アナログ−デジタル変換器または過渡記録器を使用して、前記第1の信号をデジタル化するステップを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、n−ビットアナログ−デジタル変換器または過渡記録器を含み、前記nは、8、10、12、14または16を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、(i)<1GHz;(ii)1〜2GHz;(iii)2〜3GHz;(iv)3〜4GHz;(v)4〜5GHz;(vi)5〜6GHz;(vii)6〜7GHz;(viii)7〜8GHz;(ix)8〜9GHz;(x)9〜10GHz;および(xi)>10GHzからなる群から選択されるサンプリングレートまたは取得レートを有する、請求項16または17に記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、実質的に均一なデジタル化レートを有する、請求項16、17または18のいずれかに記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、実質的に不均一なデジタル化レートを有する、請求項16、17または18のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のデジタル化信号から一定の数または値を減算するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のデジタル化信号から一定の数または値を減算した後、前記第1のデジタル化信号の一部がゼロより下に降下する場合、前記方法は、前記第1のデジタル化信号の前記一部をゼロにリセットするステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
- 前記第1のデジタル化信号を平滑化するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 移動平均アルゴリズム、ボックスカー積分器アルゴリズム、サビツキ・ゴレイアルゴリズムまたはハイツ・ビーマンアルゴリズムを使用して、前記第1のデジタル化信号を平滑化するステップをさらに含む、請求項23に記載の方法。
- 前記第1のデジタル化信号の前記二階微分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定する前記ステップは、前記第1のデジタル化信号の前記二階微分の1つ以上のゼロクロス点を決定するステップを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- イオン到着イベントの開始時間T0startを前記第1のデジタル化信号の前記二階微分がゼロまたは別の値より下に降下する時間の直前または直後のデジタル化間隔に対応するように決定または設定するステップをさらに含む、請求項25に記載の方法。
- イオン到着イベントの終了時間T0endを前記第1のデジタル化信号の前記二階微分がゼロまたは別の値より上に上昇する時間の直前または直後のデジタル化間隔に対応するように決定または設定するステップをさらに含む、請求項25または26に記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークの強度を決定するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークの強度を決定する前記ステップは、前記開始時間T0startおよび/または前記終了時間T0endによって画定される前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークの面積を決定するステップを含む、請求項28に記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークのモーメントを決定するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークのモーメントを決定する前記ステップは、前記開始時間T0startおよび/または前記終了時間T0endによって画定されるピークのモーメントを決定するステップを含む、請求項30に記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークの中心時間を決定するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記第1のデジタル化信号に存在する1つ以上のピークの平均または代表時間を決定するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記イオン検出器から出力される1つ以上のさらなる信号をデジタル化して、1つ以上のさらなるデジタル化信号を生成するステップと、
前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するステップと、
前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の前記二階微分または前記二階差分から1つ以上のさらなるイオンの到着時間T1を決定するステップと、
前記1つ以上のさらなるイオンの強度または面積S1を決定するステップとをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。 - 前記1つ以上のさらなる信号は、1つ以上の出力信号、電圧信号、イオン信号、イオン電流、電圧パルス、または電子電流パルスを含む、請求項34に記載の方法。
- アナログ−デジタル変換器または過渡記録器を使用して、前記1つ以上のさらなる信号をデジタル化するステップを含む、請求項34または35に記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、n−ビットアナログ−デジタル変換器または過渡記録器を含み、前記nは、8、10、12、14または16を含む、請求項36に記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、(i)<1GHz;(ii)1〜2GHz;(iii)2〜3GHz;(iv)3〜4GHz;(v)4〜5GHz;(vi)5〜6GHz;(vii)6〜7GHz;(viii)7〜8GHz;(ix)8〜9GHz;(x)9〜10GHz;および(xi)>10GHzからなる群から選択されるサンプリングレートまたは取得レートを有する、請求項36または37に記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、実質的に均一なデジタル化レートを有する、請求項36、37または38のいずれかに記載の方法。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、実質的に不均一なデジタル化レートを有する、請求項36、37または38のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上のさらなるイオンの決定された到着時間T1を第3の到着時間T3および第4の到着時間T4に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上のさらなるイオンの決定された強度S1を第3の強度または面積S3および第4の強度または面積S4に変換するステップをさらに含む、請求項34〜40のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上のさらなるイオンの決定された到着時間T1および決定された強度S1を、前記第3の到着時間T3および第3の強度S3ならびに前記第4の到着時間T4および前記第4の強度S4で置換するステップをさらに含む、請求項41に記載の方法。
- 前記第1の強度Sn値、前記第2の強度値Sn+1、前記第3の強度値S3および前記第4の強度値S4を合成またはヒストグラム化するステップをさらに含む、請求項41または42に記載の方法。
- 1つ以上のさらなる信号をデジタル化する前記ステップは、少なくとも5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、2000、3000、4000、5000、6000、7000、8000、9000または10000個の前記イオン検出器からの信号をデジタル化するステップを含み、各信号は、別々の実験実行または取得に対応する、請求項34〜43のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の少なくともいくつかまたは各々から一定の数または値を減算するステップをさらに含む、請求項34〜44のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上のさらなるデジタル化信号から一定の数または値を減算した後、前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の少なくともいくつかまたは各々の一部がゼロより下に降下する場合、前記方法は、前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の前記一部をゼロにリセットするステップをさらに含む、請求項45に記載の方法。
- 前記1つ以上のさらなるデジタル化信号を平滑化するステップをさらに含む、請求項34〜46のいずれかに記載の方法。
- 移動平均アルゴリズム、ボックスカー積分器アルゴリズム、サビツキ・ゴレイアルゴリズムまたはハイツ・ビーマンアルゴリズムを使用して、前記1つ以上のさらなるデジタル化信号を平滑化するステップをさらに含む、請求項47に記載の方法。
- 各前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の前記二階微分から前記1つ以上のさらなるイオンの到着時間を決定する前記ステップは、前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の各前記二階微分の1つ以上のゼロクロス点を決定するステップを含む、請求項34〜48のいずれかに記載の方法。
- イオン到着イベントの開始時間T1startを1つ以上のさらなるデジタル化信号の前記二階微分がゼロまたは別の値より下に降下する時間の直前または直後のデジタル化間隔に対応するように決定または設定するステップをさらに含む、請求項49に記載の方法。
- イオン到着イベントの終了時間T1endを前記1つ以上のデジタル化信号の前記二階微分がゼロまたは別の値より上に上昇する時間の直前または直後のデジタル化間隔に対応するように決定または設定するステップをさらに含む、請求項49または50に記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記1つ以上のさらなるデジタル化信号に存在する前記1つ以上のピークの強度を決定するステップをさらに含む、請求項34〜51のいずれかに記載の方法。
- 前記1つ以上のさらなるデジタル化信号に存在する1つ以上のピークの強度を決定する前記ステップは、前記開始時間T1startおよび/または前記終了時間T1endによって画定される前記1つ以上のさらなるデジタル化信号に存在するピークの面積を決定するステップを含む、請求項52に記載の方法。
- イオン到着イベントに関係する前記1つ以上のさらなるデジタル化信号のモーメントを決定するステップをさらに含む、請求項34〜53のいずれかに記載の方法。
- 1つ以上のイオン到着イベントに対応する前記1つ以上のさらなるデジタル化信号に存在する前記1つ以上のピークのモーメントを決定する前記ステップは、前記開始時間T1startおよび/または前記終了時間T1endによって画定される前記1つ以上のさらなるデジタル化信号のモーメントを決定するステップを含む、請求項54に記載の方法。
- イオン到着イベントに関係する前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の中心時間を決定するステップをさらに含む、請求項34〜55のいずれかに記載の方法。
- イオン到着イベントに関係する前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の平均または代表時間を決定するステップをさらに含む、請求項34〜56のいずれかに記載の方法。
- イオン到着イベントに関係する前記1つ以上のさらなるデジタル化信号の平均もしくは代表時間および/または強度を記憶するステップをさらに含む、請求項34〜57のいずれかに記載の方法。
- イオン到着イベントに関係するピークの時間および強度に関係するデータを合成するステップをさらに含む、請求項34〜58のいずれかに記載の方法。
- 移動平均積分器アルゴリズム、ボックスカー積分器アルゴリズム、サビツキ・ゴレイアルゴリズムまたはハイツ・ビーマンアルゴリズムを使用して、イオン到着イベントに関係するピークの時間および強度に関係するデータを合成するステップをさらに含む、請求項59に記載の方法。
- 連続体時間または質量スペクトルを提供するステップをさらに含む、請求項59または60に記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルの二階微分または二階差分を決定または取得するステップをさらに含む、請求項61に記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルの前記二階微分または前記二階差分から1つ以上のイオンまたは質量ピークの到着時間または質量もしくは質量電荷比を決定するステップをさらに含む、請求項62に記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルの前記二階微分から1つ以上のイオンまたは質量ピークの到着時間または質量もしくは質量電荷比を決定する前記ステップは、前記連続体時間または質量スペクトルの前記二階微分の1つ以上のゼロクロス点を決定するステップを含む、請求項63に記載の方法。
- ピークまたは質量ピークの開始点Mstartを前記連続体時間または質量スペクトルの前記二階微分がゼロまたは別の値より下に降下する点の直前または直後のステップ間隔に対応するように決定または設定するステップをさらに含む、請求項64に記載の方法。
- ピークまたは質量ピークの終了点Mendを前記連続体時間または質量スペクトルの前記二階微分がゼロまたは別の値より上に上昇する点の直前または直後のステップ間隔に対応するように決定または設定するステップをさらに含む、請求項64または65に記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルからピークまたは質量ピークの強度を決定するステップをさらに含む、請求項61〜66のいずれかに記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルからピークまたは質量ピークの強度を決定する前記ステップは、前記開始点Mstartおよび/または前記終了点Mendによって画定されるピークまたは質量ピークの面積を決定するステップを含む、請求項67に記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルからピークまたは質量ピークのモーメントを決定するステップをさらに含む、請求項61〜68のいずれかに記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルからピークまたは質量ピークのモーメントを決定する前記ステップは、前記開始点Mstartおよび/または前記終了点Mendによって画定されるピークまたは質量ピークのモーメントを決定するステップを含む、請求項69に記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルからピークまたは質量ピークの中心時間を決定するステップをさらに含む、請求項61〜70のいずれかに記載の方法。
- 前記連続体時間または質量スペクトルからピークまたは質量ピークの平均もしくは代表時間または質量を決定するステップをさらに含む、請求項61〜71のいずれかに記載の方法。
- 時間データを質量または質量電荷比データに変換するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 質量スペクトルを表示または出力するステップをさらに含み、
前記質量スペクトルは、複数の質量スペクトルデータ点を含み、各データ点は、1つのイオン種を表すと考えられ、各データ点は、強度値および質量または質量電荷比値を含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。 - 前記イオン検出器は、マイクロチャンネルプレート、光電子増倍管または電子増倍管デバイスを含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記イオン検出器は、1つ以上のイオンの前記イオン検出器への到着に応答して電圧パルスを生成するための電流−電圧変換器または増幅器をさらに備える、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 質量分析器を提供するステップをさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の方法。
- 前記質量分析器は、(i)飛行時間(「TOF」)質量分析器;(ii)直交加速飛行時間(「oaTOF」)質量分析器;または(iii)軸方向加速飛行時間質量分析器を含む、請求項77に記載の方法。
- 前記質量分析器は、(i)磁場型質量分析計;(ii)ポールまたは三次元四重極質量分析器;(iii)二次元または線形四重極質量分析器;(iv)ペニングトラップ質量分析器;(v)イオントラップ質量分析器;および(vi)四重極質量分析器からなる群から選択される、請求項77に記載の方法。
- イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
前記第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するように構成された手段と、
前記第1のデジタル化信号の前記二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える装置。 - 前記第1の到着時間Tnおよび/または前記第2の到着時間Tn+1を、2つ以上の実質的に近接する所定の時間ビンまたは記憶位置に記憶するように構成された手段をさらに備える、請求項80に記載の装置。
- 前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0および決定された強度S0を、前記第1の到着時間Tnおよび第1の強度または面積Snならびに前記第2の到着時間Tn+1および前記第2の強度または面積Sn+1で置換するように構成された手段をさらに備える、請求項80または81に記載の装置。
- 前記第1の信号をデジタル化するためのアナログ−デジタル変換器または過渡記録器をさらに備える、請求項80、81または82のいずれかに記載の装置。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、n−ビットアナログ−デジタル変換器または過渡記録器を含み、前記nは、8、10、12、14または16を含む、請求項83に記載の装置。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、(i)<1GHz;(ii)1〜2GHz;(iii)2〜3GHz;(iv)3〜4GHz;(v)4〜5GHz;(vi)5〜6GHz;(vii)6〜7GHz;(viii)7〜8GHz;(ix)8〜9GHz;(x)9〜10GHz;および(xi)>10GHzからなる群から選択されるサンプリングレートまたは取得レートを有する、請求項83または84に記載の装置。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、実質的に均一なデジタル化レートを有する、請求項83、84または85のいずれかに記載の装置。
- 前記アナログ−デジタル変換器または過渡記録器は、実質的に不均一なデジタル化レートを有する、請求項83、84または85のいずれかに記載の装置。
- 請求項80〜87のいずれかに記載の装置を備える質量分析計。
- (i)エレクトロスプレーイオン化(「ESI」)イオン源;(ii)大気圧光イオン化(「APPI」)イオン源;(iii)大気圧化学イオン化(「APCI」)イオン源;(iv)マトリックス支援レーザ脱離イオン化(「MALDI」)イオン源;(v)レーザ脱離イオン化(「LDI」)イオン源;(vi)大気圧イオン化(「API」)イオン源;(vii)シリコンを用いた脱離イオン化(「DIOS」)イオン源;(viii)電子衝突(「EI」)イオン源;(ix)化学イオン化(「CI」)イオン源;(x)電界イオン化(「FI」)イオン源;(xi)電界脱離(「FD」)イオン源;(xii)誘導結合プラズマ(「ICP」)イオン源;(xiii)高速原子衝撃(「FAB」)イオン源;(xiv)液体二次イオン質量分析(「LSIMS」)イオン源;(xv)脱離エレクトロスプレーイオン化(「DESI」)イオン源;(xvi)ニッケル−63放射性イオン源;(xvii)大気圧マトリックス支援レーザ脱離イオン化イオン源;および(xviii)サーモスプレーイオン源からなる群から選択されるイオン源をさらに備える、請求項88に記載の質量分析計。
- 連続またはパルス化イオン源をさらに備える、請求項88または89に記載の質量分析計。
- 質量分析器をさらに備える、請求項88、89または90のいずれかに記載の質量分析計。
- 前記質量分析器は、(i)飛行時間(「TOF」)質量分析器;(ii)直交加速飛行時間(「oaTOF」)質量分析器;または(iii)軸方向加速飛行時間質量分析器を含む、請求項91に記載の質量分析計。
- 前記質量分析器は、(i)磁場型質量分析計;(ii)ポールまたは三次元四重極質量分析器;(iii)二次元または線形四重極質量分析器;(iv)ペニングトラップ質量分析器;(v)イオントラップ質量分析器;および(vi)四重極質量分析器からなる群から選択される、請求項91に記載の質量分析計。
- 衝突デバイス、フラグメンテーションデバイスまたは反応デバイスをさらに備える、請求項88〜93のいずれかに記載の質量分析計。
- 前記衝突デバイス、フラグメンテーションデバイスまたは反応デバイスは、衝突誘起解離(「CID」)によってイオンをフラグメント化するように構成されている、請求項94に記載の質量分析計。
- 前記衝突デバイス、フラグメンテーションデバイス、または反応デバイスは、(i)表面誘起解離(「SID」)フラグメンテーションデバイス、(ii)電子移動解離フラグメンテーションデバイス、(iii)電子捕獲解離フラグメンテーションデバイス、(iv)電子衝突または衝撃解離フラグメンテーションデバイス、(v)光誘起解離(「PID」)フラグメンテーションデバイス、(vi)レーザ誘起解離フラグメンテーションデバイス、(vii)赤外放射誘起解離デバイス、(viii)紫外放射誘起解離デバイス、(ix)ノズル−スキマ間インターフェースフラグメンテーションデバイス、(x)イオン源フラグメンテーションデバイス、(xi)イオン源衝突誘起解離フラグメンテーションデバイス、(xii)熱または温度源フラグメンテーションデバイス、(xiii)電界誘起フラグメンテーションデバイス、(xiv)磁場誘起フラグメンテーションデバイス、(xv)酵素消化または酵素分解フラグメンテーションデバイス、(xvi)イオン−イオン反応フラグメンテーションデバイス、(xvii)イオン−分子反応フラグメンテーションデバイス、(xviii)イオン−原子反応フラグメンテーションデバイス、(xix)イオン−メタステーブルイオン反応フラグメンテーションデバイス、(xx)イオン−メタステーブル分子反応フラグメンテーションデバイス、(xxi)イオン−メタステーブル原子反応フラグメンテーションデバイス、(xxii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−イオン反応デバイス、(xxiii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−分子反応デバイス、(xxiv)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−原子反応デバイス、(xxv)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−メタステーブルイオン反応デバイス、(xxvi)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−メタステーブル分子反応デバイス、および(xxvii)イオンを反応させて付加または生成イオンを形成するイオン−メタステーブル原子反応デバイスからなる群から選択される、請求項94に記載の質量分析計。
- イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
前記第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するステップと、
前記第1のデジタル化信号の前記二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む、質量分析の方法。 - イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
前記第1のデジタル化信号の二階微分または二階差分を決定または取得するように構成された手段と、
前記第1のデジタル化信号の前記二階微分または二階差分から1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える、装置。 - イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む、質量分析の方法。 - イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0を第1の到着時間Tnおよび第2の到着時間Tn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える、装置。 - イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するステップと、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するステップと、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するステップとを含む、質量分析の方法。 - イオン検出器から出力される第1の信号をデジタル化して、第1のデジタル化信号を生成するように構成された手段と、
1つ以上の第1のイオンの到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの強度S0を決定するように構成された手段と、
前記1つ以上の第1のイオンの決定された到着時間T0または質量もしくは質量電荷比M0を第1の質量または質量電荷比値Mnおよび第2の質量または質量電荷比値Mn+1に変換し、ならびに/あるいは前記1つ以上の第1のイオンの決定された強度S0を第1の強度または面積Snおよび第2の強度または面積Sn+1に変換するように構成された手段とを備える、装置。
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