JP2009535108A - 棘突起間固定器 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】棘突起間固定器が開示されており、同固定器は、上側構成要素と下側構成要素を含んでいる。上側構成要素は、上側棘突起に係合させることができる上側棘突起ブラケットを含んでいる。下側構成要素は、下側棘突起に係合させることができる下側棘突起ブラケットを含んでいる。更に、棘突起間固定器は、曲がった形態と真っ直ぐな形態の間を動かすことができる。曲がった形態では、棘突起間固定器の全高は最小になり、上側棘突起と下側棘突起の間へ取り付け易くなる。
【選択図】図4

Description

本開示は、概括的には、整形外科及び整形外科手術に関する。より具体的には、本開示は、隣接する棘突起を支持するために使用される装置に関する。
ヒトの解剖学的構造において、脊椎は、引張荷重と圧縮荷重を受け止めることのできる概ね可撓性を有する柱である。脊椎は、更に、屈曲運動を行うことができ、背骨、筋肉、及び靭帯に取付場所を提供している。一般に、脊椎は、3つの区画、即ち、頚椎、胸椎、及び腰椎に分けられる。脊椎の各区画は、椎骨と呼ばれる個々の骨で構成されている。また、椎骨同士は、隣接する椎骨の間に位置する椎間円板で隔てられている。
椎間円板は、衝撃吸収装置及び関節として働く。更に、椎間円板は、脊柱に掛かる圧縮荷重及び引張り荷重を吸収することができる。同時に、椎間円板は、特に、脊椎が曲がり、又は撓んでいる間に、隣接する椎体が互いに対し一定限度の量だけ動けるようにする。この様に、椎間円板には、絶えず筋力及び/又は重力による圧力が掛かっており、一般に、椎間円板は、腰椎の最初に劣化の微候が現れる部分である。
面関節は、脊椎と共に絶えず動いているので、面関節の変性も、よく起こる。事実、面関節変性と円板変性は、多くの場合同時に発生する。一般的に、一方が、脊椎の変質した機能的構造に起因する一次的問題であり、他方が、二次的問題ではあるが、手術の選択肢が検討される時までには、面関節変性と円板変性の両方が、通常、発生している。例えば、面関節及び/又は椎間円板の変質した機能的構造は、脊椎の狭窄、変性脊椎辷り症、及び変性脊椎側弯症を起こすことがある。
棘突起間固定器が開示されており、同固定器は、上側構成要素と下側構成要素を含んでいる。上側構成要素は、上側の棘突起に係合させることができる上側棘突起ブラケットを含んでいる。下側構成要素は、下側の棘突起に係合させることができる下側棘突起ブラケットを含んでいる。更に、棘突起間固定器は、曲がった形態と真っ直ぐな形態の間を動かすことができる。曲がった形態では、棘突起間固定器の全高は最小になり、上側棘突起と下側棘突起の間へ装着し易くなる。
別の実施形態では、棘突起間固定器が開示されており、同固定器は、上側棘突起ブラケットと下側棘突起ブラケットを含んでいる。上側棘突起ブラケットは、上側の棘突起に係合させることができ、下側棘突起ブラケットは、下側の棘突起に係合させることができる。棘突起間固定器は、更に、上側棘突起ブラケットと下側棘突起ブラケットを接続することができる中央構成要素を含んでいる。また、中央構成要素は、棘突起間固定器を、曲がった形態と真っ直ぐな形態の間で動かすことができるように構成されている。曲がった形態では、棘突起間固定器の全高は最小になり、上側棘突起と下側棘突起の間へ装着し易くなる。
更に別の実施形態では、脊椎を治療する方法が開示されており、同方法は、棘突起間固定器を、曲がった形態に動かす段階と、棘突起間固定器を上側の棘突起と下側の棘突起の間に装着する段階を含んでいる。更に、同方法は、棘突起間固定器を上側棘突起と下側棘突起の間で真っ直ぐな形態に戻す段階を含んでいる。
更に別の実施形態では、脊椎を治療する方法が開示されており、同方法は、上側の棘突起と下側の棘突起を伸延する段階と、棘突起間固定器を曲がった形態に動かす段階と、棘突起間固定器を上側棘突起と下側棘突起の間に装着する段階を含んでいる。また、この方法は、棘突起間固定器を、上側棘突起と下側棘突起の間で真っ直ぐな形態に戻す段階を含んでいる。
更に別の実施形態では、キットが開示されており、同キットは、少なくとも2つの棘突起間固定器を含んでいる。各棘突起間固定器は、上側構成要素と下側構成要素を含んでいる。各棘突起間固定器の上側構成要素は、上側の棘突起に係合させることができる上側棘突起ブラケットを含んでいる。同様に、各棘突起間固定器の下側構成要素は、下側の棘突起に係合させることができる下側棘突起ブラケットを含んでいる。更に、棘突起間固定器は、曲がった形態と真っ直ぐな形態の間を動かすことができる。曲がった形態では、棘突起間固定器の全高は最小になり、上側棘突起と下側棘突起の間へ装着し易くなる。
別の実施形態では、キットが開示されており、同キットは、棘突起間固定器を含んでいる。棘突起間固定器は、上側構成要素と下側構成要素を含んでいる。上側構成要素は、上側の棘突起に係合させることができる上側棘突起ブラケットを含んでいる。下側構成要素は、下側の棘突起に係合させることができる下側棘突起ブラケットを含んでいる。更に、棘突起間固定器は、曲がった形態と真っ直ぐな形態の間を動かすことができるようになっている。曲がった形態では、棘突起間固定器の全高は最小になり、上側棘突起と下側棘突起の間へ装着し易くなる。キットは、更に、棘突起間固定器に係合させることができるように構成された係止ピンを含んでいる。
更に別の実施形態では、脊椎を治療する方法が開示されており、同方法は、棘突起間固定器を曲がった形態に動かす段階と、棘突起間固定器を上側の棘突起と下側の棘突起の間に装着する段階を含んでいる。また、同方法は、上側棘突起と下側棘突起を伸延するために、棘突起間固定器を真っ直ぐな形態に戻す段階を含んでいる。
関連する解剖学的構造についての説明
先ず図1は、100で表されている脊柱の一部分を示している。図示の様に、脊柱100は、腰椎領域102、仙骨領域104、尾骨領域106を含んでいる。当技術分野では既知の様に、脊柱100は、頸椎領域と胸椎領域を更に含んでいる。議論を明瞭且つ容易にするために、頸椎領域と胸椎領域は、図示していない。
図1に示す様に、腰椎領域102は、第1腰椎108、第2腰椎110、第3腰椎112、第4腰椎114、及び第5腰椎116を含んでいる。仙骨領域104は、仙骨118を含んでいる。更に、尾骨領域106は、尾骨120を含んでいる。
図1に示す様に、第1腰椎椎間円板122は、第1腰椎108と第2腰椎110の間に配置されている。第2腰椎椎間円板124は、第2腰椎110と第3腰椎112の間に配置されている。第3腰椎椎間円板126は、第3腰椎112と第4腰椎114の間に配置されている。更に、第4腰椎椎間円板128は、第4腰椎114と第5腰椎116の間に配置されている。加えて、第5腰椎椎間円板130は、第5腰椎116と仙骨118の間に配置されている。
或る特定の実施形態では、腰椎椎間円板122、124、126、128、130の内の1つが病気になり、変性し、傷つき、或いは修復を要する状態になったとき、当該腰椎椎間円板122、124、126、128、130の治療は、ここに記載する1つ又はそれ以上の実施形態に従って行うことができる。
図2は、2つの隣接する椎骨、例えば図1に示す腰椎108、110、112、114、116の内の2つの詳細な側面図を表している。図2は、上側の椎骨200と下側の椎骨202を示している。図示の様に、各椎骨200、202は、椎体204、上関節突起206、横突起208、棘突起210、及び下関節突起212を含んでいる。図2は、更に、上側椎骨200と下側椎骨202の間の椎間円板216を表している。
図3は、椎骨、例えば下側椎骨202(図2)を示している。図示の様に、下側椎骨202の椎体204は、皮質骨から成る皮質縁302を含んでいる。更に、椎体204は、皮質縁302の中に海綿質骨304を含んでいる。皮質縁302は、しばしば骨端縁又は骨端環と呼ばれる。更に、海綿質骨304は、皮質縁302の皮質骨に比べ軟らかい。
図3に示す様に、下側椎骨202は、更に、第1椎弓根306、第2椎弓根308、第1椎弓板310、第2椎弓板312を含んでいる。更に、椎孔314が、下側椎骨202の中に形成されている。椎孔314には脊髄316が通っている。更に、第1神経根318と第2神経根320が、脊髄316から伸張している。
当技術分野では周知であるが、脊柱を構成している各椎骨は、脊柱の頸椎領域から腰椎領域へ移行するにつれて、幾らか異なった外観を有している。しかしながら、第1及び第2頚椎を除き、全ての椎骨は、同じ基本構造、例えば図2と図3に関連付けて先に説明した構造を有している。第1及び第2頚椎は、頭骨を支持するために、他の椎骨とは構造的に異なっている。
第1の実施形態の棘突起間固定器の説明
図4から図8は、第1棘突起間固定器を示しており、全体を400で表している。図4と図5に示すように、棘突起間固定器400は、下側構成要素402と、上側構成要素404を含んでいる。更に、下側構成要素402は、上側構成要素404に、中央構成要素406を介して、連結されるか別のやり方で接続される。或る特定の実施形態では、各構成要素402、404、406は、1つ又はそれ以上の生体適合性材料で作られている。例えば、材料は、金属含有材料、ポリマー材料、或いは、金属、ポリマー又は金属とポリマーの組合せを含んでいる複合材料でもよい。
或る特定の実施形態では、金属含有材料は、金属でもよい。更に、金属含有材料は、セラミックでもよい。また、金属は、純金属でも合金でもよい。純金属には、チタンが含まれる。更に、合金には、ステンレス鋼、コバルトクロムモリブデン合金、例えば、ASTM F-999又はASTM F-75、チタン合金、又はそれらの組合せが含まれる。
ポリマー材料には、ポリウレタン材料、ポリオレフィン材料、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料、シリコン材料、ヒドロゲル材料、又はそれらの組合せが含まれる。更に、ポリオレフィン材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ハロゲン化ポリオレフィン、フルオロポリオレフィン、又はそれらの組合せが含まれる。ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料には、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリエーテルケトンエーテルケトンケトン(PEKEKK)、又はそれらの組合せが含まれる。ヒドロゲルには、ポリアクリルアミド、ポリ−N−イソプロピラクリルアミン、ポリビニールメチルエーテル、ポリビニールアルコール、ポリエチルヒドロキシエチルセルロース、ポリ(2−エチル)オキサゾリン、酸化ポリエチレン、ポリエチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ポリアクリロニトリル、ポリビニールアクリレート、ポリビニールピロリドン、又はそれらの組合せが含まれる。或いは、構成要素402、404、406は、どの様な他の実質的に剛性を有する生体適合性材料で作ってもよい。
或る特定の実施形態では、構成要素402、404、406は、同じ生体適合性材料で作ってもよい。更に、構成要素402、404、406は、一体構造であってもよい。或いは、構成要素402、404、406は、異なる生体適合性材料で作ってもよい。例えば、下側構成要素402と上側構成要素404を第1の生体適合性材料で作り、中央構成要素406を第2の生体適合性材料で作ってもよい。また、第1の生体適合性材料は、ヤング係数が、第2の生体適合性材料のヤング係数よりも実質的に大きくてもよい。こうすると、下で更に詳しく説明するが、中央構成要素406の弾性によって、下側構成要素402を上側構成要素404に対して曲げ又は折り畳むことができるようになる。
或る特定の実施形態では、構成要素402、404、406は、同一の生体適合性材料で作られている。しかしながら、或る実施形態では、下側構成要素402と上側構成要素404は、相互に連接されているが、中央構成要素406はそうなっていない。その様なわけで、下側構成要素402と上側構成要素404は、中央構成要素404よりも、ヤング係数を大きくすることができる。
図4と図5に示すように、下側構成要素402は、下側支柱410を含んでいる。下側支柱410から下側横アーム412が伸張している。更に、下側横アーム412からは、下側棘突起ブラケット414が伸張している。
或る特定の実施形態では、下側支柱410の横断面は、下側支柱410が略箱形状であることを示している。或いは、下側支柱410は、略円筒形状、略プリズム状、略多面体状、又はそれらの組合せであってもよい。
図4と図5に示すように、下側棘突起ブラケット414は、略U字形状である。或いは、下側棘突起ブラケット414は、略V字形状であってもよい。更に、下側棘突起ブラケット414は、下側棘突起ブラケット414から伸張する下側棘突起係合構造422を含んでいる。或る特定の実施形態では、下側棘突起係合構造422は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
下側構成要素402は、更に、第1下側係留紐用孔430と第2下側係留紐用孔432を含んでいる。下側係留紐434は、下側構成要素402の、例えば第1下側係留紐用孔430と第2下側係留紐用孔432の間に架けることができる。更に、下側係留紐434は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を下側棘突起ブラケット414に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図4と図5に示すように、上側構成要素404は、上側支柱450を含んでいる。上側支柱450から上側横アーム452が伸張している。更に、上側横アーム452からは、上側棘突起ブラケット454が伸張している。
或る特定の実施形態では、上側支柱450は、下側支柱410と同様の寸法形状に作られている。上側支柱450の横断面は、上側支柱450が略箱形状であることを示している。或いは、上側支柱450は、略円筒形状、略プリズム状、略多面体状、又はそれらの組合せであってもよい。
図4と図5に示すように、上側棘突起ブラケット454は、略U字形状である。或いは、上側棘突起ブラケット454は、略V字形状であってもよい。更に、上側棘突起ブラケット454は、上側棘突起ブラケット454から伸張する上側棘突起係合構造462を含んでいる。或る特定の実施形態では、上側棘突起係合構造462は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
上側構成要素404は、更に、第1上側係留紐用孔470と第2上側係留紐用孔472を含んでいる。上側係留紐474は、上側構成要素404の、例えば第1上側係留紐用孔470と第2上側係留紐用孔472の間に架けることができる。更に、上側係留紐474は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を上側棘突起ブラケット454に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図4から図8は、更に、棘突起間固定器400が、下側構成要素402、上側構成要素404、中央構成要素406、又はそれらの組合せ、の周りに滑動可能に配置することのできる係止スリーブ480を含んでいることを示している。係止スリーブ480は、一対の下側係止孔482と一対の上側係止孔484を含んでいる。また、下側構成要素402は、係止孔486を含んでおり、上側構成要素404は、係止孔488を含んでいる。
或る特定の実施形態では、係止スリーブ480は、係止スリーブ482側の下側係止孔482が、下側構成要素402の係止孔486と整列し、係止スリーブ480側の係止孔484が、上側構成要素404の係止孔488と整列するまで、棘突起間固定器400に沿って動かされる。その後、図5に示すように、下側係止ピン490が、係止スリーブ480側の下側係止孔482と、下側構成要素402の係止孔486に通して装着される。同様に、上側係止ピン492が、係止スリーブ480側の上側係止孔484と、上側構成要素404の係止孔488に通して装着される。
図6は、非係止位置の係止スリーブ480と、曲がった形態の棘突起間固定器400を示している。図7は、非係止位置の係止スリーブ480と、真っ直ぐな形態の棘突起間固定器400を示している。更に、図8は、真っ直ぐな形態の棘突起間固定器400と、係止位置にある係止スリーブ480を示している。この様に、棘突起間固定器400は、真っ直ぐな形態と曲がった形態の間で動かして、隣接する棘突起の間に装着し易くすることができる。
より具体的には、棘突起間固定器400は、棘突起間固定器400の全高を低くするために、図6に示すように、曲げるか又は別のやり方で折り畳むことができる。その後、棘突起間固定器400は、隣接する棘突起の間に設置して、図7に示す真っ直ぐな形態に戻すことができる。更に、棘突起間固定器400を真っ直ぐな形態に戻した後、係止スリーブ480を図8に示す係止位置に動かし、棘突起間固定器400が曲がった形態に戻らないようにする。
或る特定の実施形態では、図4に示すように、棘突起間固定器400が上側椎骨と下側椎骨の間に正しく装着されると、下側棘突起ブラケット414は、下側棘突起500と係合して、これを支持することができる。また、上側棘突起ブラケット454は、上側棘突起502と係合して、これを支持することができる。より具体的には、下側棘突起係合構造422は、下側棘突起500の中へと僅かに伸張して、これと係合する。同様に、上側棘突起係合構造462は、上側棘突起502の中へと僅かに伸張して、これと係合する。従って、棘突起係合構造422、462と係留紐434、474は、棘突起間固定器400が棘突起500、502に対して移動するのを実質的に防止することができる。
更に、或る特定の実施形態では、伸延器を使って上側棘突起502と下側棘突起500の間の距離510を広げ、棘突起間固定器400を装着して、上側棘突起502と下側棘突起500を支持することができる。棘突起間固定器400が装着された後、伸延器は取り外され、棘突起間固定器400が、上側棘突起502と下側棘突起500を支持し、上側棘突起502と下側棘突起500の間の距離510が伸延前の値に戻るのを実質的に防止する。また、棘突起間固定器400が、ここに説明しているように係止されると、棘突起間固定器400は、圧縮荷重、引張荷重、又はそれらの組合せに動的に抵抗することができる。棘突起間固定器400が、装着後に、曲がったり撓んだりできるのが望ましい場合がある。従って、係止スリーブ480は、棘突起間固定器400から省いてもよい。
第2の実施形態の棘突起間固定器の説明
図9から図11は、第2の棘突起間固定器を示しており、全体的を900で表している。図示の様に、棘突起間固定器900は、下側構成要素902と、上側構成要素904を含んでいる。更に、下側構成要素902は、上側構成要素904に、第1中央構成要素906と第2中央構成要素908を介して、連結されるか別のやり方で接続される。或る特定の実施形態では、各構成要素902、904、906、908は、1つ又は複数の生体適合性材料で作られている。例えば、材料は、金属含有材料、ポリマー材料、或いは、金属、ポリマー又は金属とポリマーの組合せを含んでいる複合材料でもよい。
或る特定の実施形態では、金属含有材料は、金属でもよい。更に、金属含有材料は、セラミックでもよい。また、金属は、純金属でも合金でもよい。純金属には、チタンが含まれる。更に、合金には、ステンレス鋼、コバルトクロムモリブデン合金、例えば、ASTM F-999又はASTM F-75、チタン合金、又はそれらの組合せが含まれる。
ポリマー材料には、ポリウレタン材料、ポリオレフィン材料、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料、シリコン材料、ヒドロゲル材料、又はそれらの組合せが含まれる。更に、ポリオレフィン材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ハロゲン化ポリオレフィン、フルオロポリオレフィン、又はそれらの組合せが含まれる。ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料には、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリエーテルケトンエーテルケトンケトン(PEKEKK)、又はそれらの組合せが含まれる。ヒドロゲルには、ポリアクリルアミド、ポリ−N−イソプロピラクリルアミン、ポリビニールメチルエーテル、ポリビニールアルコール、ポリエチルヒドロキシエチルセルロース、ポリ(2−エチル)オキサゾリン、酸化ポリエチレン、ポリエチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ポリアクリロニトリル、ポリビニールアクリレート、ポリビニールピロリドン、又はそれらの組合せが含まれる。或いは、構成要素902、904はは、どの様な他の実質的に剛性を有する生体適合性材料で作ってもよい。
或る特定の実施形態では、構成要素902、904、906、908は、同じ生体適合性材料で作ってもよい。更には、構成要素902、904、906、908は、一体構造であってもよい。或いは、構成要素902、904、906、908は、異なる生体適合性材料で作ってもよい。例えば、下側構成要素902と上側構成要素904を第1の生体適合性材料で作り、中央構成要素906、908を第2の生体適合性材料で作ってもよい。また、第1の生体適合性材料は、ヤング係数が、第2の生体適合性材料のヤング係数よりも実質的に大きくてもよい。こうすると、下で更に詳しく説明するが、中央構成要素906、908の弾性によって、下側構成要素902を上側構成要素904に対して曲げ又は折り畳むことができるようになる。
図9と図10に示すように、下側構成要素902は、第1下側支柱910と第2下側支柱912を含んでいる。第1下側支柱910から第1下側横アーム914が伸張しており、第2下側支柱912から第2下側横アーム916が伸張している。更に、第1下側横アーム914と第2下側横アーム916の間には、下側棘突起ブラケット918が伸張している。
或る特定の実施形態では、下側支柱910、912の横断面は、下側支柱910、912が略箱形状であることを示している。或いは、下側支柱910、912は、略円筒形状、略プリズム状、略多面体状、又はそれらの組合せであってもよい。
図9と図10に示すように、下側棘突起ブラケット918は、略U字形状である。或いは、下側棘突起ブラケット918は、略V字形状であってもよい。更に、下側棘突起ブラケット918は、下側棘突起ブラケット918から伸張する下側棘突起係合構造940を含んでいる。或る特定の実施形態では、下側棘突起係合構造940は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
下側構成要素902は、更に、下側構成要素902の周り、例えば下側棘突起ブラケット918の周り、に巻き付けることのできる下側係留紐942を含んでいる。特定の実施形態では、下側係留紐942は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を下側棘突起ブラケット918に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図9と図10に示すように、上側構成要素904は、第1上側支柱950と第2上側支柱952を含んでいる。第1上側支柱950から第1上側横アーム954が伸張しており、第2上側支柱952から第2上側横アーム956が伸張している。更に、第1上側横アーム954と第2上側横アーム956の間には、上側棘突起ブラケット958が伸張している。
或る特定の実施形態では、第1上側支柱950は、第1下側支柱910に一致する寸法形状に作られている。また、第2上側支柱952は、第2下側支柱912に一致する寸法形状に作られている。上側支柱950、952の横断面は、上側支柱950、952が中実で略箱形状であることを示している。或いは、上側支柱950,952は、略円筒形状、略プリズム状、略多面体状、又はそれらの組合せであってもよい。
図9と図10に示すように、上側棘突起ブラケット958は、略U字形状である。或いは、上側棘突起ブラケット958は、略V字形状であってもよい。更に、上側棘突起ブラケット958は、上側棘突起ブラケット958から伸張する上側棘突起係合構造980を含んでいる。或る特定の実施形態では、上側棘突起係合構造980は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
上側構成要素904は、更に、上側構成要素904の周り、例えば上側棘突起ブラケット958の周り、に巻き付けることのできる上側係留紐982を含んでいる。特定の実施形態では、上側係留紐982は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を上側棘突起ブラケット958に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図10は、曲がった形態の棘突起間固定器900を示している。図11は、真っ直ぐな形態の棘突起間固定器900を示している。この様に、棘突起間固定器900は、真っ直ぐな形態と曲がった形態の間で動かして、隣接する棘突起の間に装着し易くすることができる。
より具体的には、棘突起間固定器900は、棘突起間固定器900の全高を低くするために、図10に示すように、曲げるか又は別のやり方で折り畳むことができる。その後、棘突起間固定器900は、隣接する棘突起の間に設置し、図11に示す真っ直ぐな形態に戻すことができる。
或る特定の実施形態では、図9に示すように、棘突起間固定器900が上側椎骨と下側椎骨の間に正しく装着されると、下側棘突起ブラケット918は、下側棘突起1000と係合して、これを支持することができる。更に、上側棘突起ブラケット958は、上側棘突起1002と係合して、これを支持することができる。より具体的には、下側棘突起係合構造940は、下側棘突起1000の中へと僅かに伸張して、これと係合する。同様に、上側棘突起係合構造980は、上側棘突起1002の中へと僅かに伸張して、これと係合する。従って、棘突起係合構造940、980と係留紐942、982は、棘突起間固定器900が棘突起1000、1002に対して移動するのを実質的に防止することができる。
或る特定の実施形態では、伸延器を使って上側棘突起1002と下側棘突起1000の間の距離1010を広げ、棘突起間固定器900を装着して、上側棘突起1002と下側棘突起1000を支持することができる。棘突起間固定器900が装着された後、伸延器は取り外され、棘突起間固定器900が、上側棘突起1002と下側棘突起1000を支持し、上側棘突起1002と下側棘突起1000の間の距離1010が伸延前の値に戻るのを実質的に防止する。
更に、棘突起間固定器900は、上記の様に、棘突起間固定器900を係止し、棘突起間固定器900が曲がった形態に戻るのを防止するために、第1棘突起間固定器に関連して説明した係止スリーブと同様な1つ又は複数の係止スリーブ(図示せず)を含んでいてもよい。棘突起間固定器900は、係止されると、圧縮荷重、引張荷重、又はそれらの組合せに動的に抵抗することができる。
第3の実施形態の棘突起間固定器の説明
図12から図17は、第3棘突起間固定器を示しており、全体を1200で表している。図示の様に、棘突起間固定器1200は、下側棘突起ブラケット1202と、上側棘突起ブラケット1204を含んでいる。下側棘突起ブラケット1202は、下側棘突起ブラケット1204に、中央構成要素1206で連結されている。或る特定の実施形態では、ブラケット1202、1204と中央構成要素1206は、1つ又は複数の生体適合性材料で作られている。例えば、材料は、金属含有材料、ポリマー材料、或いは、金属、ポリマー又は金属とポリマーの組合せを含んでいる複合材料でもよい。
或る特定の実施形態では、金属含有材料は、金属でもよい。更に、金属含有材料は、セラミックでもよい。また、金属は、純金属でも合金でもよい。純金属には、チタンが含まれる。更に、合金には、ステンレス鋼、コバルトクロムモリブデン合金、例えば、ASTM F-999又はASTM F-75、チタン合金、又はそれらの組合せが含まれる。
ポリマー材料には、ポリウレタン材料、ポリオレフィン材料、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料、シリコン材料、ヒドロゲル材料、又はそれらの組合せが含まれる。更に、ポリオレフィン材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ハロゲン化ポリオレフィン、フルオロポリオレフィン、又はそれらの組合せが含まれる。ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料には、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリエーテルケトンエーテルケトンケトン(PEKEKK)、又はそれらの組合せが含まれる。ヒドロゲルには、ポリアクリルアミド、ポリ−N−イソプロピラクリルアミン、ポリビニールメチルエーテル、ポリビニールアルコール、ポリエチルヒドロキシエチルセルロース、ポリ(2−エチル)オキサゾリン、酸化ポリエチレン、ポリエチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ポリアクリロニトリル、ポリビニールアクリレート、ポリビニールピロリドン、又はそれらの組合せが含まれる。或いは、ブラケット1020、1204は、どの様な他の実質的に剛性を有する生体適合性材料で作ってもよい。
或る特定の実施形態では、ブラケット1202、1204及び中央構成要素1206は、同じ生体適合性材料で作ってもよい。更に、ブラケット1202、1204及び中央構成要素1206は、一体構造であってもよい。或いは、ブラケット1202、1204及び中央構成要素1206は、異なる生体適合性材料で作ってもよい。例えば、下側棘突起ブラケット1202と上側棘突起ブラケット1204を第1の生体適合性材料で作り、中央構成要素1206を第2の生体適合性材料で作ってもよい。また、第1の生体適合性材料は、ヤング係数が、第2の生体適合性材料のヤング係数よりも実質的に大きくてもよい。こうすると、下で更に詳しく説明するが、中央構成要素1206の弾性によって、下側棘突起ブラケット1202を、上側棘突起ブラケット1204に対して曲げ又は折り畳むことができるようになる。
図12と図13に示すように、下側棘突起ブラケット1202は、略V字形状で、第1下側支持アーム1210と第2下側支持アーム1212を含んでいる。或いは、下側棘突起ブラケット1202は、略U字形状であってもよい。更に、下側棘突起ブラケット1202は、下側棘突起ブラケット1202から伸張する下側棘突起係合構造1214を含んでいる。或る特定の実施形態では、下側棘突起係合構造1214は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
下側棘突起ブラケット1202は、更に、第1下側係留紐用孔1220と第2下側係留紐用孔1222を含んでいる。下側係留紐1224は、下側棘突起ブラケット1202の、例えば第1下側係留紐用孔1220と第2下側係留紐用孔1222の間に架けることができる。更に、下側係留紐1224は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を下側棘突起ブラケット1202に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
更に、上側棘突起ブラケット1204は、略V字形状で、第1上側支持アーム1230と第2上側支持アーム1232を含んでいる。或いは、上側棘突起ブラケット1204は、略U字形状であってもよい。上側棘突起ブラケット1204は、上側棘突起ブラケット1204から伸張する上側棘突起係合構造1234を含んでいる。或る特定の実施形態では、上側棘突起係合構造1234は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
上側棘突起ブラケット1204は、更に、第1上側係留紐用孔1240と第2上側係留紐用孔1242を含んでいる。上側係留紐1244は、上側棘突起ブラケット1204の、例えば第1上側係留紐用孔1240と第2上側係留紐用孔1242の間に架けることができる。更に、上側係留紐1244は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を上側棘突起ブラケット1204に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更には、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図12に示すように、中央構成要素1206は、下側係止孔1280と上側係止孔1282を備えて形成されている。下で説明するが、係止孔1280、1282は、各係止ピンを受け入れることができるように構成されている。
図13は、下側係止孔1302と上側係止孔1304を含んでいる後側係止板1300を示している。更に、図13は、下側係止孔1352と上側係止孔1354を含んでいる前側係止板1350を示している。或る特定の実施形態では、図16と図17に示すように、係止板1300、1350は、ブラケット1202と1204の間の中央構成要素1206を取り巻いて、中央構成要素806を係止板1300と1350の間に挟むように設置される。図14は、下側棘突起ブラケット1202と上側棘突起ブラケット1204の間に装着された後側係止板1300を示している。
更に、図14と図17に示すように、下側係止ピン1400が、後側係止板1300の下側係止孔1302と中央構成要素806の下側係止孔1280に通して装着される。或る特定の実施形態では、下側係止ピン1400は、前側係止板1350に形成されている下側係止孔1352に螺合される。同様に、上側係止ピン1402が、後側係止板1300の上側係止孔1304と、中央構成要素1206の上側係止孔1282に通して装着される。上側係止ピン1402は、前側係止板1350に形成されている上側係止孔1354に螺合される。
図15は、係止板1300、1350が外された状態で、曲がった形態をしている棘突起間固定器1200を示している。図16は、係止板1300、1350が外された状態で、真っ直ぐな形態をしている棘突起間固定器1200を示している。更に、図17は、真っ直ぐな形態の棘突起間固定器1200と、それに係合された係止板1300、1350を示している。この様に、棘突起間固定器1200は、隣接する棘突起の間に装着し易くするため、真っ直ぐな形態と曲がった形態の間で動かすことができる。
より具体的には、棘突起間固定器1200は、棘突起間固定器1200の全高を低くするために、図15に示すように、曲げ又は別のやり方で折り畳むことができる。その後、棘突起間固定器1200は、下側棘突起1500と上側棘突起1502の間に装着し、図14と図16に示す真っ直ぐな形態に戻すことができる。更に、棘突起間固定器1200が真っ直ぐな形態に戻された後、係止板1300、1350は、ここで説明しているように装着され、棘突起間固定器1200が曲がった形態に戻らないようにする。
或る特定の実施形態では、伸延器を使って上側棘突起1502と下側棘突起1500の間の距離1510を広げ、棘突起間固定器1200を装着して、上側棘突起1502と下側棘突起1500を支持することができる。棘突起間固定器1200が装着された後、伸延器は取り外され、棘突起間固定器1200が、上側棘突起1502と下側棘突起1500を支持し、上側棘突起1502と下側棘突起1500の間の距離1510が伸延前の値に戻るのを実質的に防止する。また、棘突起間固定器1200は、係止されると、圧縮荷重、引張荷重、又はそれらの組合せに動的に抵抗することができる。
第4の実施形態の棘突起間固定器の説明
図18から図20は、第1棘突起間固定器を示しており、全体を1800で表している。図18に示す様に、棘突起間固定器1800は、下側構成要素1802と、上側構成要素1804を含んでいる。更に、下側構成要素1802は、上側構成要素1804に、中央ヒンジ1806を介して、連結されるか別のやり方で接続されている。中央ヒンジ1806を係止するために、係止ピン1808が中央ヒンジ1806内に配置されている。代わりの実施形態では、ヒンジの代わりに、玉継手(図示せず)が、下側構成要素1802と上側構成要素1804を連結している。更に、中央ヒンジ1806を係止するのに、係止ピン1808の代わりに、上に述べた係止スリーブと同様な係止スリーブを使用してもよい。
或る特定の実施形態では、各構成要素1802、1804は、1つ又は複数の生体適合性材料で作られている。例えば、材料は、金属含有材料、ポリマー材料、或いは、金属、ポリマー又は金属とポリマーの組合せを含んでいる複合材料でもよい。
或る特定の実施形態では、金属含有材料は、金属でもよい。更に、金属含有材料は、セラミックでもよい。また、金属は、純金属でも合金でもよい。純金属には、チタンが含まれる。更に、合金には、ステンレス鋼、コバルトクロムモリブデン合金、例えば、ASTM F-999又はASTM F-75、チタン合金、又はそれらの組合せが含まれる。
ポリマー材料には、ポリウレタン材料、ポリオレフィン材料、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料、シリコン材料、ヒドロゲル材料、又はそれらの組合せが含まれる。更に、ポリオレフィン材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ハロゲン化ポリオレフィン、フルオロポリオレフィン、又はそれらの組合せが含まれる。ポリアリールエーテルケトン(PAEK)材料には、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリエーテルケトンエーテルケトンケトン(PEKEKK)、又はそれらの組合せが含まれる。ヒドロゲルには、ポリアクリルアミド、ポリ−N−イソプロピラクリルアミン、ポリビニールメチルエーテル、ポリビニールアルコール、ポリエチルヒドロキシエチルセルロース、ポリ(2−エチル)オキサゾリン、酸化ポリエチレン、ポリエチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ポリアクリロニトリル、ポリビニールアクリレート、ポリビニールピロリドン、又はそれらの組合せが含まれる。或いは、構成要素1802、1804は、どの様な他の実質的に剛性を有する生体適合性材料で作ってもよい。
図18及び図19に示すように、下側構成要素1802は、下側支柱1810を含んでいる。下側支柱1810から下側横アーム1812が伸張している。更に、下側横アーム1812からは、下側棘突起ブラケット1814が伸張している。
或る特定の実施形態では、下側支柱1810の横断面は、下側支柱1810が略箱形状であることを示している。或いは、下側支柱1810は、略円筒形状、略プリズム状、略多面体状、又はそれらの組合せであってもよい。
図18と図19に示すように、下側棘突起ブラケット1814は、略U字形状である。或いは、下側棘突起ブラケット1814は、略V字形状であってもよい。更に、下側棘突起ブラケット1814は、下側棘突起ブラケット1814から伸張する下側棘突起係合構造1822を含んでいる。或る特定の実施形態では、下側棘突起係合構造1822は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
下側構成要素1802は、更に、第1下側係留紐用孔1830と第2下側係留紐用孔1832を含んでいる。下側係留紐1834は、下側構成要素1802の、例えば第1下側係留紐用孔1830と第2下側係留紐用孔1832の間に架けることができる。更に、下側係留紐1834は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を下側棘突起ブラケット1814に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図18と図19に示すように、上側構成要素1804は、上側支柱1850を含んでいる。上側支柱1850から上側横アーム1852が伸張している。更に、上側横アーム1852からは、上側棘突起ブラケット1854が伸張している。
或る特定の実施形態では、上側支柱1850は、下側支柱1810と同様の寸法形状に作られている。上側支柱1850の横断面は、上側支柱1850が略箱形状であることを示している。或いは、上側支柱1850は、略円筒形状、略プリズム状、略多面体状、又はそれらの組合せであってもよい。
図18と図19に示すように、上側棘突起ブラケット1854は、略U字形状である。或いは、上側棘突起ブラケット1854は、略V字形状であってもよい。更に、上側棘突起ブラケット1854は、上側棘突起ブラケット1854から伸張する上側棘突起係合構造1862を含んでいる。或る特定の実施形態では、上側棘突起係合構造1862は、1つ又は複数のスパイク、1つ又は複数の歯、それらの組合せ、又は棘突起に係合するように構成された何か他の構造であってもよい。
上側構成要素1804は、更に、第1上側係留紐用孔1870と第2上側係留紐用孔1872を含んでいる。上側係留紐1874は、上側構成要素1804の、例えば第1上側係留紐用孔1870と第2上側係留紐用孔1872の間に架けることができる。更に、上側係留紐1874は、少なくとも部分的には棘突起の周囲を輪状に取り巻き、棘突起を上側棘突起ブラケット1854に接触させて実質的に維持することができる。係留紐は、装着時に撓み、下側突起に押し当てて抵抗装着することができる、生体適合性エラストマー系材料を含んでいてもよい。更に、係留紐は、実質的に非分解吸収性の縫合糸などを含んでいてもよい。
図19は、曲がった形態の棘突起間固定器1800を示している。図20は、真っ直ぐな形態の棘突起間固定器1800を示している。この様に、棘突起間固定器1800は、隣接する棘突起の間に装着し易くするため、真っ直ぐな形態と曲がった形態の間を動かすことができる。
より具体的には、棘突起間固定器1800は、その全高を低くするために、図19に示す様に、係止ピン1808を取り外し、曲げ又は別のやり方で折り畳むことができる。その後、棘突起間固定器1800は、隣接する棘突起の間に設置され、図19に示す真っ直ぐな形態に戻される。更に、棘突起間固定器1800が真っ直ぐな形態に戻された後、係止ピン1808が中央ヒンジ1806内に装着され、棘突起間固定器1800が曲がった形態に戻るのを防止する。
或る特定の実施形態では、図18に示す様に、棘突起間固定器1800が、上側椎骨と下側椎骨の間に正しく装着されると、下側棘突起ブラケット1814は、下側棘突起1900と係合して、これを支持することができる。また、上側棘突起ブラケット1854は、上側棘突起1902と係合して、これを支持することができる。より具体的には、下側棘突起係合構造1822は、下側棘突起1900の中へと僅かに伸張して係合する。同様に、上側棘突起係合構造1862は、上側棘突起1902の中へと僅かに伸張して係合する。従って、棘突起係合構造1822、1862と係留紐1834、1874は、棘突起間固定器1800が棘突起1900、1902に対して移動するのを実質的に防止することができる。
更に、或る特定の実施形態では、伸延器を使って上側棘突起1902と下側棘突起1900の間の距離1910を広げ、棘突起間固定器1800を装着して、上側棘突起1902と下側棘突起1900を支持することができる。棘突起間固定器1800が装着された後、伸延器は取り外され、棘突起間固定器1800が、上側棘突起1902と下側棘突起1900を支持し、上側棘突起1902と下側棘突起1900の間の距離1910が伸延前の値に戻るのを実質的に防止する。
脊椎を治療する方法の説明
図21は、ブロック2100で始まる脊椎を治療する方法を示している。ブロック2100で、患者は、手術台の上に固定される。使用される外科的進入法に基づいて、患者は、後方進入法の場合は腹臥位、前方進入法の場合は仰臥位、側方進入法の場合は側臥位、又は当技術で周知の別の体位に固定される。ブロック2102で、隣接する棘突起を露出させるために、脊椎を露出させる。更に、ブロック2104で、手術野を開存状態に保つため、外科処置用開創器システムが装着される。
ブロック2106に移り、上側椎骨と下側椎骨が伸延される。或る特定の実施形態では、上側椎骨と下側椎骨は、伸延器を使って伸延される。ブロック2108で、隣接する棘突起の間の距離が測定される。その後、ブロック2110で、伸延が正確であるか否か、例えば、上側椎骨と下側椎骨が、隣接する棘突起の間の距離が外科医が治療上考えていた値に達するように伸延されたか、を判定する。例えば、上側椎骨と下側椎骨は、神経根に当たるのを軽減するか又は未然に防ぐために伸延される。
伸延が正確でなかった場合、方法はブロック2106に戻り、上側椎骨と下側椎骨を更に伸延する。逆に、伸延が正確だった場合、方法はブロック2112に移り、棘突起間固定器を曲げた形態に動かす。棘突起間固定器は、ここで説明した1つ又はそれ以上の実施形態による棘突起間固定器であってもよい。ブロック2114で、棘突起間固定器を、隣接する棘突起の間に取り付ける。更に、ブロック2116で、棘突起間固定器を、真っ直ぐな形態に戻す。
決定ステップ2118に移り、棘突起間固定器を係止するか否かを判断する。或る特定の実施形態では、この判断は、修復されている特定の脊椎関節の崩壊、周囲の面関節の崩壊、隣接する突起の崩壊の程度、又はそれらの組合せを根拠に下される。棘突起間固定器を係止すると判断した場合、方法はブロック2120に移り、棘突起間固定器を係止する。例えば、1棘突起間固定器側の1つ又は複数の係止スリーブを係止位置に動かして、棘突起間固定器が曲がるのを防止する。或いは、1つ又は複数の板を、棘突起間固定器に装着して、棘突起間固定器が曲がるのを防止する。ブロック2120から、方法はブロック2122に進む。
なお、それぞれが異なる伸延距離に対応する複数の固定器を、手術野で使用するためのキットの形態で支給して、突起を伸延後の正しい位置に維持できるようにしてもよい。代わりに又は追加して、キットには、係止ピン、及び/又は、固定器側が係止板を受け入れ可能な構成である場合には、分離可能な個別の係止板、を含めてもよい。
決定ステップ2118に戻り、棘突起間固定器を係止しないと判断した場合、方法はそのままブロック2122に移り、手術領域を洗浄する。ブロック2124で、伸延器を取り外す。更に、ブロック2126で、開創器を取り外す。更に、ブロック2128で、外科創傷を閉じる。外科創傷は、単に皮膚の弾性によって患者の皮膚を閉じることで閉じてもよい。或いは、外科創傷は、縫合、外科的ステープル留め、又は当技術で周知の何らかの他の適した外科的技法を使って閉じてもよい。ブロック2130で、術後医療を開始する。本方法は、状態2132で終了する。
別の実施形態では、ここで説明した1つ又はそれ以上の実施形態による棘突起間固定器を使って、上側棘突起と下側棘突起の伸延を行うことができる。例えば、棘突起間固定器を曲げて、上側棘突起と下側棘突起の間に設置する。その後、棘突起間固定器を真っ直ぐにする。棘突起間固定器が真っ直ぐになると、固定器は上側棘突起と下側棘突起を伸延することができる。棘突起を伸延した後、棘突起間固定器はその場に留置される。
或いは、棘突起間固定器を使って棘突起を伸延し、上側椎骨と下側椎骨の間にインプラントを装着することもできる。インプラントを上側椎骨と下側椎骨の間に装着した後、棘突起間固定器を曲がった形態に戻して、取り外す。或る特定の実施形態では、インプラントは、一部品構成の人工椎間円板器官、二部品構成の人工椎間円板器官、三部品構成の人工椎間円板器官、中実の髄核インプラント、膨張可能な髄核インプラント、拡張可能な髄核インプラント、融合ケージ、又は他の何らかの類似装置、であってもよい。
結論
上記構造の構成によって、棘突起間固定器は、脊椎を治療し、円板変性、面関節変性、又はそれらの組合せに関係付けられた1つ又はそれ以上の症状を実質的に緩和し、又は最小化するために使用することのできる装置を提供している。例えば、棘突起間固定器は、隣接する棘突起を支持し、両棘突起を所定の距離に又はそれに近い距離に維持するため、隣接する棘突起の間に取り付けることができる。
上に開示した主題は、例証を目的としており、何ら限定を課すものではないと考えられるべきであり、特許請求の範囲の記述が、本発明の精神と範囲内に入る全ての変更、改良、及び他の実施形態を網羅するよう意図されている。而して、法律によって認められた最大の範囲まで、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物の最も広範囲の許容される解釈によって確定され、上記詳細な説明によって拘束又は制限されるものではない。
脊柱の部分側面図である。 一対の隣接する椎骨の側面図である。 椎骨の上面図である。 係止スリーブが非係止状態にある第1棘突起間スペーサの背面図である。 係止スリーブが係止状態にある第1棘突起間スペーサの背面図である。 曲がった形態をしている第1棘突起間スペーサの側面図である。 真っ直ぐな形態をしている、係止スリーブが非係止状態にある第1棘突起間スペーサの側面図である。 真っ直ぐな形態をしている、係止スリーブが係止状態にある第1棘突起間スペーサの側面図である。 第2棘突起間スペーサの背面図である。 曲がった形態をしている第2棘突起間スペーサの側面図である。 真っ直ぐな形態をしている第2棘突起間スペーサの側面図である。 第3棘突起間スペーサの背面図である。 第3棘突起間スペーサに係合させることができるように構成された後係止板の平面図である。 後係止板が係合された状態にある第3棘突起間スペーサの背面図である。 曲がった形態をしている第3棘突起間スペーサの側面図である。 真っ直ぐな形態をしている、後係止板と前係止板が非係合状態にある第3棘突起間スペーサの側面図である。 真っ直ぐな形態をしている、後係止板と前係止板が係合状態にある第3棘突起間スペーサの側面図である。 第4棘突起間スペーサの背面図である。 曲がった形態をしている第4棘突起間スペーサの側面図である。 真っ直ぐな形態をしている第4棘突起間スペーサの側面図である。 脊椎を治療する方法を示すフローチャートである。

Claims (11)

  1. 棘突起間固定器において、
    上側棘突起に係合させることができるように構成された上側棘突起ブラケットを備えている上側構成要素と、
    下側棘突起に係合させることができるように構成された下側棘突起ブラケットを備えている下側構成要素と、を備えており、
    前記棘突起間固定器は、曲がった形態と真っ直ぐな形態の間を動かすことができ、前記曲がった形態では、前記棘突起間固定器の全高は最小になり、前記上側棘突起と前記下側棘突起の間へ装着し易くなる、棘突起間固定器。
  2. 前記上側構成要素と前記下側構成要素を接続する中央構成要素を更に備えており、前記中央構成要素は、前記棘突起間固定器が、前記曲がった形態と前記真っ直ぐな形態の間を動くことができるように構成されている、請求項1に記載の棘突起間固定器。
  3. 前記下側構成要素のヤング係数と、前記上側構成要素のヤング係数は、前記中央構成要素のヤング係数よりも大きい、請求項2に記載の棘突起間固定器。
  4. 前記上側構成要素と前記下側構成要素は、第1の生体適合性材料で作られており、前記中央構成要素は、第2の生体適合性材料で作られており、
    前記下側構成要素、前記中央構成要素、又はそれらの組合せは、生体適合性材料で作られている、請求項2に記載の棘突起間固定器。
  5. 前記下側棘突起ブラケットから伸張している下側棘突起係合構造を更に備えている、請求項1に記載の棘突起間固定器。
  6. 前記上側棘突起ブラケットから伸張している上側棘突起係合構造を更に備えている、請求項5に記載の棘突起間固定器。
  7. 少なくとも部分的には前記下側棘突起を輪状に取り巻き、前記下側棘突起を前記下側棘突起ブラケットに縛り付けることができるように構成された下側係留紐を更に備えている、請求項1に記載の棘突起間固定器。
  8. 少なくとも部分的には前記上側棘突起を輪状に取り巻き、前記上側棘突起を前記上側棘突起ブラケットに縛り付けることができるように構成された上側係留紐を更に備えている、請求項7に記載の棘突起間固定器。
  9. 係止スリーブを更に備えており、前記係止スリーブは、前記棘突起間固定器が前記曲がった形態に動くことができる非係止位置と、前記棘突起間固定器が前記曲がった形態に動くことができない係止位置との間で動かすことができる、請求項1に記載の棘突起間固定器。
  10. 前記係止スリーブに係合して、前記係止スリーブを前記係止位置に保つことができるように構成された係止ピンを更に備えている、請求項9に記載の棘突起間固定器。
  11. 前記上側構成要素と前記下側構成要素を接続する中央ヒンジを更に備えており、前記中央ヒンジは、前記棘突起間固定器が、前記曲がった形態と前記真っ直ぐな形態の間を動くことができるように構成されている、請求項1に記載の棘突起間固定器。
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