JP2009534584A - 過給機付内燃機関用の脱気及び通気装置 - Google Patents

過給機付内燃機関用の脱気及び通気装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、クランクケース(3)からブローバイ・ガスを排出するための、内燃機関(1)用の脱気及び通気装置(19)であって、第1配管(20)と、第2配管(21)とを備え、第1配管(20)は、一方の端部がクランクケース(3)に接続され、他方の端部が過給機(10)の下流で新気配管(7)に接続され、脱気弁(23)を有しており、また、第2配管(21)は、一方の端部が過給機(10)の上流で新気配管(7)に接続され、他方の端部がクランクケース(3)に接続され、絞り装置(28)と、クランクケース(3)に対する流れを遮断する逆止弁(29)とを有し、この逆止弁(29)は、絞り装置(28)に対して並列に設けられている、脱気及び通気装置(19)に関するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に自動車において、内燃機関のクランクケースからブローバイ・ガスを排出するための、過給機付内燃機関用の脱気及び通気装置に関するものである。
ピストン式エンジンとして設計された内燃機関では、動作中に、いわゆるブローバイ・ガスが内燃機関の燃焼室から内燃機関のクランクケースへ入る。ブローバイ・ガスの量は、内燃機関の動作状態、例えばアイドリングや全負荷、に依存している。クランクケース内が許容し得ないほど高い過剰圧力になるのを回避するため、クランクケースからブローバイ・ガスを排出する必要がある。しかしながら、ブローバイ・ガスを周囲に放出することは、環境保護の理由から望ましくない。
したがって、通常、脱気装置は、一方の端部がクランクケースに接続され、他方の端部が内燃機関の新気配管(吸気配管)に接続された配管を備えている。したがって、ブローバイ・ガスは、燃焼のために内燃機関へ戻るように供給される。ブローバイ・ガスが周囲へ放出されないように、クランクケース内が真空になるようブローバイ・ガスをクランクケースから吸引することが有効である。このような真空状態は、新気配管において、少なくとも過給機無しの内燃機関では、特に絞り弁の下流で常時得られる。しかしながら、ある動作状態では、クランクケースを破壊してしまうかもしれないほどの真空が新気配管に生じる可能性がある。その場合、真空調整弁を用いて、クランクケースにおける真空度を所定の値に調整することが試みられる。
過給機が汚染されるのを回避するため、当該過給機の上流でブローバイ・ガスを導入すること自体が望ましくない、ということにより過給機付内燃機関ではさらなる問題が生じる。しかしながら、過給機の加圧側で十分な真空を利用できるのは、内燃機関がアイドリングモード又は比較的低い部分負荷領域で動作している場合のみである。
脱気装置は、一方の端部がクランクケースに接続され、他方の端部が過給機の下流で新気配管に接続された第1配管を備えていることが好ましい。第1配管は、脱気弁(通常は真空調整弁)を備えている。なお、この真空調整弁は、該真空調整弁に作用する差圧が所定の制限値を超えると、新気配管へ入る流量を所定の目標値に制限するように構成されている。通常、脱気及び通気装置は、第2配管をさらに備えていてもよい。なお、第2配管は、一方の端部が過給機の上流で新気配管に接続され、他方の端部が同じくクランクケースに接続されている。第2配管は、絞り装置を備えている。なお、この絞り装置は、該絞り装置に作用する差圧が所定の値である場合は、クランクケースへ供給される流量を所定の目標値に調整するように構成されている。
内燃機関のアイドリング動作では、第1配管と新気配管との間の接続部において、特にこの接続部が絞り弁の下流に設けられている場合、比較的高い真空度になる。これにより、比較的多くのブローバイ・ガスをクランクケースから排出することができる。しかしながら、アイドリング動作では、比較的少ないブローバイ・ガスしか生じない。クランクケースにおける許容できないほどの高い真空度を回避するため、第2配管は、過給機の上流で吸引した新気をクランクケースへ供給することにより、この動作状態でのクランクケースの通気を可能にする。
部分負荷の増大に伴い、第1配管の接続部における真空度は減少し、その一方で、同時に、クランクケースにおいては、排出対象となるブローバイ・ガスの量が増える。それに応じて、第2配管を介して供給される新気の量も減る。所定の部分負荷を越えると、第1配管の接続部での真空度は、クランクケースにおける所望の真空を調整するのに十分なものでなくなる。この場合、第1配管の接続部における真空度は、第2配管の接続部における真空度よりも低くなっている。その結果、第2配管における流れの方向が、クランクケースを脱気するように逆転する。第1配管には、目的に応じてカットオフ逆止装置が設けられていてもよい。これにより、新気配管との接続部における第1配管内の圧力がさらに上昇した場合、第1配管はクランクケースへの流れ方向において自動的に遮断される。
部分負荷がさらに上昇する場合、又は全負荷では、過給機の下流で新気配管に過剰な圧力が生じる。したがって、第1配管は遮断され、ブローバイ・ガスは第2配管だけを介して排出される。
内燃機関の特定の動作状態、特に全負荷において、過給機の上流で新気配管において利用可能な真空は比較的小さい。その結果、ブローバイ・ガスの十分な吸引は必ずしも常に保証されていない。例えば設計上のスペースが原因で、第2配管の接続部を過給機の入口の比較的近い位置に配置しなければならない場合は特に、問題が深刻になる。
本発明の目的は、冒頭部分において説明したような脱気装置のために、改善された、特に真空度が比較的低くても十分な脱気が可能なことを特徴とし、これにより、新気配管の側に比較的自由に接続できるようにした形態を提供することである。
上記目的は、本発明によれば、独立請求項の対象により達成される。有利な実施形態は、従属請求項の対象である。
本発明は、第2配管において、逆止弁を絞り装置に対して並列に設けて、クランクケースへの流れを遮断するという発想に基づくものである。これにより、第2配管を介してクランクケース内を脱気する際に、ブローバイ・ガスは、絞り装置を流れる必要がなくなり、クランクケース内を脱気する方向に開状態となる逆止弁を流れることができる。したがって、流動抵抗を、この流れ方向において低減することができ、比較的小さい真空でもブローバイ・ガスを十分に吸引することができる。その結果、第2配管を、比較的小さな真空しか利用できないような新気配管の部分にも接続することができる。これにより、脱気及び通気装置の組立の自由度が改善される。
本発明の更なる重要な特徴及び利点は、従属請求項、図面、及び図面を参照してなされる各図面の説明により導かれる。
上で言及され、以下でさらに詳しく説明する特徴は、それぞれ挙げた組合せだけではなく、本発明の範囲内において、他の組合せでも又は単独でも使用可能であることが分かる。
本発明の好ましい実施形態を図示し以下の記載により詳しく説明する。なお、同じ参照符号は、同じ、若しくは同様の、又は、機能的に同等の構成要素を示している。
図1から図3によれば、内燃機関1は、クランクケース3とシリンダヘッド4とロッカーカバー5とオイルパン6とを有するエンジンブロック2を備えている。新気配管7(吸気配管)は、新気を、周囲8からエンジンブロック2へ供給する。その一方で、排気管9は、内燃機関1の排気を、エンジンブロック2から排出して周囲8へ放出する。
内燃機関1は、自動車に搭載されているのが好ましい。内燃機関1は過給されており、それゆえ、本実施形態では例えば排気ターボ過給機として設計された過給機10を備えている。したがって、過給機10は、新気配管7に設けられた圧縮器11と、排気管9に設けられたタービン12とを備えている。内燃機関1には、例えば機械的な過給機、特にルーツ・ブロワなどの他の過給機10が備えられていてもよいことは明らかである。
新気配管7は、入口側に空気濾過器13を有していて、その下流に空気の流量測定器14を有している。この流量測定器14は、例えば熱膜流量計として設計されている。新気配管7は、過給機10の下流に過給気冷却器15を備え、その下流に絞り弁16を備えている。
さらに、内燃機関1は、排気再循環装置17を備えている。排気再循環装置17は、ここでは簡単に示されていて、排気再循環冷却器18のみによって示されている。
さらに、内燃機関1は、脱気及び通気装置19を備えている。脱気及び通気装置19によって、内燃機関1の動作中に、クランクケース3内からブローバイ・ガスを排出することができる。このようなブローバイ・ガスは、エンジンブロック2の詳しくは説明しないシリンダ空間からの漏れにより、内燃機関1の動作中にクランクケース3へ入る。
脱気及び通気装置19は、第1配管20と第2配管21とを備えている。第1配管20は、一方の端部がクランクケース3に接続され、他方の端部が第1接続部22を介して新気配管7に接続されている。この場合、第1接続部22は、過給機10の下流、特に、絞り弁16の下流に設けられている。また、第1接続部22は、新気配管7上であって、排気再循環装置17の詳しくは説明していない挿入部の上流に設けられている。第1配管20は、脱気弁23を備えており、この脱気弁23は、例えば真空調整弁であってもよい。脱気弁23は、該脱気弁23に作用する差圧が所定の制限値を越えると、新気配管7へ供給される流量を所定の目標値に制限するように構成されている。
ここに示す実施形態では、第1配管20に、カットオフ逆止装置24がさらに設けられている。カットオフ逆止装置24は、第1配管20をクランクケース3への流れ方向において遮断し、脱気弁23への流れ方向において有効である。カットオフ逆止装置24は、脱気弁23と一体化するのが好ましい。これにより、一体化されたカットオフ逆止機能を有する脱気弁によって一体型の構成要素25が構成される。
第2配管21は、一方の端部が、過給機10の上流にある第2接続部26で新気配管7に接続されている。その一方で、第2配管21は、他方の端部が、好ましくは第1配管20とは無関係に、同じくクランクケース3に、特に直接、接続されているのが好ましい。
第2配管21は、絞り装置28を備え、この絞り装置28は、該絞り装置28に作用する差圧の所定の値に対して、第1配管20へ流れる流量を所定の目標値に調整するように構成されている。第2配管21は、第1配管20の方向への流れを遮断する逆止弁29をさらに備えている。この場合、逆止弁29と絞り装置28とは、並列に流通可能なように配置されている。これにより、絞り装置28は、逆止弁29を迂回するバイパスを形成している。このバイパスは、以下では同様に符号28で示されている。逆止弁29及び絞り装置28も、一体型の構成要素30を形成しているのが好ましい。この構成要素30は、特に、一体化されたバイパス28を有する逆止弁29によって形成されている。
第1配管20は、第1分離装置31を備えている。この第1分離装置31は、内燃機関1の動作中に、クランクケース3から吸引されたブローバイ・ガスから油及び/又は油滴を除去するように設計されている。分離した油を、第1戻り配管32を介して第1分離装置31からクランクケース3へ、好ましくはオイルパン6へ戻すことができる。ここに示す好ましい実施形態では、第2配管21にも、第2油戻り配管36を有する独自の第2分離装置27が備えられている。
本発明の脱気装置19は、以下のように動作する。
図1に示す第1動作状態では、内燃機関1はアイドリング動作で動作しており、つまり最小負荷での動作状態である。この動作状態では、比較的少ないブローバイ・ガスがクランクケース3に入る。同時に、過給機10は、実質的に休止している。少なくとも、絞り弁16は、絞り弁16の下流の新気配管7内で比較的高い真空度になるように、強く絞られる。この真空度は、脱気弁23の制限値を上回り、絞り装置28の所定の値を上回るほど大きい。したがって、脱気弁23は、所定の流量を通過させる。この場合、第1配管20がクランクケース3の脱気を行う。この動作状態では、第1配管20を介して排出可能な気体は、その後に流れてくる新しいブローバイ・ガスよりも多い。
同時に、新気配管7の第2接続部26での真空度は、第1接続部22での真空度よりも低い。圧力均衡化された新気が第2配管21を介して流れるようになるまで、第1配管20を介した脱気によりクランクケース3の圧力を低下させる。それゆえに、絞り装置28もある程度の流量を通過させるが、この流量は、脱気弁23の所定の流量よりも少ない。この場合、第2配管21が新気配管7からの新気をクランクケース3に通気する。
脱気弁23及び絞り装置28は、クランクケース3から排出されるブローバイ・ガス量が最小であるこの動作状態において、クランクケース3内を所定の真空度にできるような量の新気が第2配管21を介してクランクケース3へ流れるように、目標を定めて互いに調節されている。特に、クランクケース3における真空度は、この動作状態においていつまでも低減されないのがよい。したがって、この動作状態において、第1配管20を介してクランクケース3から吸引され、新気配管7へ排出される流量は、一部が排出対象のブローバイ・ガス量からなり、残りが第2配管21を介してクランクケース3へ供給される相応の新気量からなる。
内燃機関1の負荷が増大するにつれて、クランクケース3に生じるブローバイ・ガスの量も増える。その結果、より多くのブローバイ・ガスを排出する必要がある。この場合、同時に、絞り装置28の絞り作用により、クランクケース3に供給される新気の流量もその分、減小する。
ブローバイ・ガスの流れを図1中に矢印33で示す。新気の流れを図1中に矢印34で示す。ブローバイ・ガスと新気とが混合された混合気体の流れを図1中に矢印35で示す。
図2は、部分負荷での内燃機関1の動作状態を示す。部分負荷では、新気配管7の第1接続部22では、比較的低い真空度にしかなっていない。この真空度は、生じたブローバイ・ガス量の全てを、第1配管20を介してクランクケース3から排出し、新気配管7へ導入できるほど依然として高い。これには、差圧が増大するにつれて、まず、脱気弁23を流通する流量が(線形に)増大し、中程度の差圧において流量が最大値となり、差圧がさらに増大すると所定の目的値に(線形に)下がり、差圧がさらに増大しても目標値のまま一定である、特性曲線によって特徴付けられる、脱気弁23が特に適している。前記最大値は、便宜的には、図2に示す内燃機関1の動作状態において脱気弁23に作用する差圧の範囲である。この動作状態では、第2配管21を介してブローバイ・ガスに混入される新気量は非常に少なく、ゼロの値に戻ることもある。分かりやすいように、新気の流れ34を破線の矢印で示す。
この動作状態における新気の流れ34は実質的には無視可能なので、ここでは、第1配管20にはブローバイ・ガスの流れ33しか存在しない。
負荷がさらに増大する場合、特に全負荷では、図3に示す状態となる。まず、第1接続部22の真空度は低すぎて、生じたブローバイ・ガス量を吸引できない。次に、特に、対応する絞り弁の設定との組み合わせで過給機10を駆動又は起動させることにより、第1接続部22を介して新気配管7へブローバイ・ガスを導入不能にする過剰な圧力が第1接続部22に生じる可能性がある。過剰な圧力になった場合、カットオフ逆止装置24は、第1接続部22で配管を遮断する。
過給機10の加圧側で圧力が上昇するにつれて、過給機10の吸引側における圧力は低下する。その結果、クランクケース3に生じるブローバイ・ガスを第2配管21のみを介して吸引するのに十分な真空度が第2接続部26に生じる。この場合、第2配管21がクランクケース3の所望の脱気を行う。このことは、基本的に、絞り装置28を介して可能であり、これを、ここでは、破線の矢印で表す。しかしながら、この流れの方向において、ブローバイ・ガスの流れ33の、少なくとも主流部分が、逆止弁29を流れるように、逆止弁29は開いている。
逆止弁29は、その開口部分の抵抗及びその流動抵抗が、バイパス及び/又は絞り装置28の流動抵抗よりも小さくなるように設計されているのが好ましい。特に、逆止弁29の開口部分の抵抗及び流動抵抗は、第2接続部26での真空度が、この動作状態又は状態範囲において、生じるブローバイ・ガス量をクランクケース3から吸引するのに十分なものであるように選択されている。これにより、クランクケース3に所定の真空を生じさせることができる。第2配管21は、逆止弁29の開口方向においては、逆止弁29の開口部分及び流路に対する抵抗が非常に小さいので、絞りがほぼ解除されている。これにより、比較的小さな真空度で十分な脱気を行うことができ、特に、第2接続部26を過給機10の入口の比較的近い位置に配置することができる。
図1は、一動作状態における脱気装置を大幅に簡略化して線図で表した図である。 図2は、一動作状態における脱気装置を大幅に簡略化して線図で表した図である。 図3は、一動作状態における脱気装置を大幅に簡略化して線図で表した図である。

Claims (10)

  1. 特に自動車に設けられていて、内燃機関(1)のクランクケース(3)からブローバイ・ガスを排出するための、過給機付内燃機関(1)用の脱気及び通気装置であって、
    第1配管(20)と、
    第2配管(21)とを備え、
    前記第1配管(20)は、
    一方の端部が前記クランクケース(3)に接続され、又は、接続可能であり、
    他方の端部が前記内燃機関(1)の過給機(10)の下流で前記内燃機関(1)の新気配管(7)に接続され、又は、接続可能であり、
    脱気弁(23)を有していて、この脱気弁(23)は、該脱気弁(23)に作用する差圧が所定の制限値を超えると、前記新気配管(7)へ供給される流量を所定の目標値に制限するように構成され、
    前記第2配管(21)は、
    一方の端部が前記過給機(10)の上流で前記新気配管(7)に接続され、又は、接続可能であり、
    他方の端部が前記クランクケース(3)に接続され、又は、接続可能であり、
    絞り装置(28)を有していて、この絞り装置(28)は、該絞り装置(28)に作用する差圧が所定の値である場合は、前記クランクケース(3)へ供給される流量を所定の目標値に調整するように構成され、
    前記第2配管(21)は、前記新気配管(7)から前記クランクケース(3)への流れを遮断する逆止弁(29)を有していて、この逆止弁(29)は、前記絞り装置(28)が該逆止弁(29)を迂回するバイパス(28)を形成するように、前記絞り装置(28)に対して並列に設けられている
    脱気及び通気装置。
  2. 請求項1に記載の脱気及び通気装置において、
    前記バイパス(28)又は前記絞り装置(28)は、前記逆止弁(29)と一体化されている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  3. 請求項1または2に記載の脱気及び通気装置において、
    前記逆止弁(29)の開口部分の抵抗及び流動抵抗は、前記バイパス(28)又は前記絞り装置(28)の流動抵抗よりも小さい
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の脱気及び通気装置において、
    前記逆止弁(29)の開口部分の抵抗及び流動抵抗は、前記内燃機関(1)の全負荷動作において、前記第2配管(21)が前記新気配管(7)に接続されている接続部(26)における真空度が、前記クランクケース(3)に所定の真空を生じさせるため、又は、所定のブローバイ・ガス量を吸引するために十分な値となるように設定されている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の脱気及び通気装置において、
    前記第1配管(20)は、前記新気配管(7)から前記接続部(27)への流れを遮断するカットオフ逆止装置(24)を有している
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  6. 請求項5に記載の脱気及び通気装置において、
    前記カットオフ逆止装置(24)は、前記脱気弁(23)と一体化されている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の脱気及び通気装置において、
    前記脱気弁(23)と前記バイパス(28)又は前記絞り装置(28)とは、前記内燃機関(1)のアイドリング動作において、前記クランクケース(3)における圧力低下が所定の真空度に制限され、又は、前記クランクケース(3)からのブローバイ・ガスの吸引が所定の流量に制限されるように、互いに調節されている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の脱気及び通気装置において、
    前記第1配管(20)は、過給気冷却器(15)の下流で前記新気配管(7)に接続され、及び/又は、
    前記第1配管(20)は、絞り弁(16)の下流で前記新気配管(7)に接続され、及び/又は、
    前記第1配管(20)は、排気再循環装置(17)の挿入位置の上流で前記新気配管(7)に接続されている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の脱気及び通気装置において、
    前記第2配管(21)は、空気流量測定器(14)の下流で前記新気配管(7)に接続され、及び/又は、
    前記第2配管(21)は、空気濾過器(13)の下流で前記新気配管(7)に接続されている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の脱気及び通気装置において、
    前記第1配管(20)及び前記第2配管(21)には、それぞれ、前記ブローバイ・ガスから油及び/又は油滴を除去するための分離装置(27,31)が設けられている
    ことを特徴とする脱気及び通気装置。
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