JP2009533978A - Mimoofdmにおけるクロック補正のための方法および装置 - Google Patents

Mimoofdmにおけるクロック補正のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

パケットのスタートから経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルの位相スロープを推定することと、パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルのパイロットの追跡から残留位相スロープを測定することと、位相スロープおよび残留位相スロープに基づいて位相補正を調節することと、を含むワイヤレス装置の位相補正の方法。ワイヤレス装置における機器は、その方法を実行し、機械可読媒体は、その方法を実行する命令を保持する。

Description

相互参照
本出願は、2006年4月13日に提出され、「MIMO OFDMサンプル・クロック・オフセット補正(MIMO OFDM Sample Clock Offset Correction)」と表題をつけられた米国仮出願、連続番号60/792,143の利益を主張する。その全体は、引用によってここに組込まれる。
本開示は、通信システムにおいて受信クロックに位相補正を適用する方法と装置に関係がある。特に、本開示は、非常に精確なクロックを必要とする、無線の複数入力/複数出力(MIMO)、直交周波数分割多重(OFDM)無線システムにおける、そのような位相補正の適用に関係している。
無線通信システムは、様々なタイプの通信を提供するために広く展開されている。例えば、音声および/またはデータはそのような無線通信システムによって提供され得る。典型的な無線データシステムまたはネットワークは、1つ以上の共有資源への複数のユーザアクセスを提供する。システムは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、符号分割多重(CDM)、また他のもの、のような様々な多重アクセス技術を使用することができる。
様々なタイプの通信を可能にする無線システムの例は、IEEE 802.11規格(例えば802.11(a)、(b)、あるいは(g))の1つ以上に準拠するWLANのような無線ローカルエリア・ネットワーク(WLAN)を含んでいる。さらに、IEEE802.11(e)は前の802.11の規格の短所のうちのいくつかを改良するために導入された。例えば、802.11(e)は、サービスの質(QoS)の改良を提供することができる。
2007年中頃に完成すると予想される無線通信のためのIEEE802.11n規格は、802.11規格の前バージョンによって採用された直交周波数分割多重(OFDM)技術にマルチ入力マルチ出力(MIMO)多重化を組み入れる。MIMOシステムは、非多重システムと比較して、相当に向上させられた処理能力および/または高められた信頼性という利点を持っている。
MIMOシステムは、単一の送信アンテナから単一の受信アンテナまで一つの直列化データストリームを送るのではなく、データ・ストリームを同じ周波数チャネルで平行で同時に変調され送信される複数のユニークなストリームに分割する。各ストリームはそれ自身の空間に分離されたアンテナ・チェーンによって送信される。受信端では、1つ以上のMIMO受信機アンテナ・チェーンが、個々の個別の伝送によって得ることができる複数のパスによって決定される、複数の送信データストリームの線形一次結合を受信する。より詳細に下に説明されるように、それから、データ・ストリームは処理のために分離される。
一般に、MIMOシステムは、データ伝送のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを使用する。N本の送信アンテナおよびN本の受信アンテナによって形成されたMIMOチャンネルは、独立した仮想チャンネルに対応するN個の固有モードへ分解されるかもしれない。ここで、N≦min{N,N}。
無線通信システムにおいて、送信されるデータは、最初に、無線チャンネル上の伝送により適切な無線周波数(RF)変調された信号を生成するために、RF搬送波信号上に変調される。MIMOシステムについては、N個まで、RF変調された信号が生成され、N本の送信アンテナから同時に送信されるかもしれない。
送信されたRF変調信号は、無線チャンネルの多くの伝搬路を介してNR本の受信アンテナに達するかもしれない。送信された信号と受信された信号との関係は以下のように記述されるかもしれない:
Figure 2009533978
ここで
Figure 2009533978
は、N本の受信アンテナの各々で受信された信号に対応するN個の成分の複素ベクトルである。
Figure 2009533978
は、N本の送信アンテナの各々で送信された信号に対応するN個の成分の複素ベクトルである。
Figure 2009533978
は、その成分が各受信アンテナで受信された各送信アンテナからの信号の振幅を記述する複素係数を表わすN×Nマトリックスである。
また、
Figure 2009533978
は各受信アンテナで受信された雑音を表わすベクトルである。
伝搬路の特性は、典型的には、例えばフェージング、マルチパスおよび外部干渉のような多くのファクターにより時間とともに変化する。従って、送信されたRF変調信号は、種々のチャネルコンディション(例えば種々のフェージングおよびマルチパス効果)を経験するかもしれないし、異なった複素ゲインおよび信号対雑音比(SNR)に対応付けられるかもしれない。式(1)では、これらの特性はマトリックス
Figure 2009533978
で符号化される。
多くの無線通信システムでは、受信機が多くの機能を実行することを支援するために、パイロットトーンとして知られている1つ以上の基準信号が、送信機によって送信される。受信機は、タイミングと周波数獲得、データ復調、およびその他を含む他の機能と同様にチャネル応答を推定するためにパイロットトーンを使用するかもしれない。一般に、1つ以上のパイロットトーンが、受信機に知られているパラメータと共に送信される。受信パイロットトーンの振幅および位相をパイロットトーンの既知の伝送パラメータと比較することによって、受信プロセッサは、それが送信データストリームにおける雑音および誤差を補償することを可能にして、チャンネル・パラメータを計算することができる。パイロットトーンの使用は、「無線通信システムにおける、アップリンク・パイロットおよびシグナリング伝送(Uplink pilot and signaling transmission in wireless communication systems)」と表題が付けられた、米国特許6,928,062号でさらに議論される。その内容は引用によってここに組込まれる。
発明の概要
開示の態様の実施例は、例えば、MIMOとOFDMの方法を使用する無線通信システムにおいて信号対雑音比(SNR)を向上させる方法および装置を含んでいる。発明者は、そのようなシステムにおいて受信クロックの位相確度の改善が、送信クロックに比べて、非常に改善をもたらすのを助長することを発見した。受信クロックの位相確度を改良する1つの方法は、第1に、受信信号に関連する受信クロックにおける周波数誤差を測定し、受信信号から測定された誤差を取り除くことである、そして、第2に、受信信号のデータを持った部分中で残留位相スロープを測定し、取り除くことである。
実施例の態様によれば、ワイヤレス装置における位相補正の方法は、次のものを含んでいる:パケットのスタートからの経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルの位相スロープを推定することと、パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルのパイロットの追跡から残留位相スロープを測定することと、そして、位相スロープおよび残留位相スロープに基づいて位相補正を調節すること。1つの変形によれば、調節することは、位相スロープの移動平均に基づいて調節することを含む。別の変形では、測定することは、さらに次のものを含む:受信パイロットシンボルから平均パイロット位相を取り除くことと、受信パイロットシンボルの共役の形成することと、受信パイロットシンボルと共役を結合させることと、結合した共役および受信パイロットシンボルに重みを加えることと、角度情報を計算すること、そして、そこでは、調節することは、角度情報を使用して、受信パイロットシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正すること、をさらに含む。
別の実施例の態様によれば、装置は、次のものを含むワイヤレス装置における位相補正の方法を実行する:パケットのスタートからの経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルの位相スロープを推定することと、パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルのためのパイロットの追跡による残留位相スロープを測定することと、位相スロープおよび残留位相スロープに基づいて位相補正を調節すること。1つの変形によれば、調整は位相スロープの移動平均に基づいて調節することを含む。別の変形では、測定することはさらに次のものを含む:受信パイロットシンボルから平均パイロット位相を取り除くことと、受信パイロットシンボルの共役を形成することと、受信パイロットシンボルと共役を結合させることと、結合した共役および受信パイロットシンボルに重みを加えることと、角度情報を計算すること、そして、そこでは調節することは、角度情報を使用して、受信パイロットシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正すること、をさらに含む。
さらに別の実施例の態様によれば、機械可読媒体は、ワイヤレス装置において次のものを含む位相補正の方法を実行するための命令を保持する:パケットのスタートから経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルの位相スロープを推定することと、パケットのデータ部分中のOFDMシンボルに対するパイロットの追跡から残留位相スロープを測定することと、位相スロープおよび残留位相スロープに基づいて位相補正を調節すること。1つの変形によれば、調節することは、位相スロープの移動平均に基づいて調節することを含む。別の変形では、測定することはさらに次のものを含む:受信パイロットシンボルから平均パイロット位相を取り除くことと、受信パイロットシンボルの共役を形成することと、受信パイロットシンボルと共役を結合させることと、結合した共役および受信パイロットシンボルに重みを加えることと、角度情報を計算すること、そして、そこでは、調節することは、角度情報を使用して、受信パイロットシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正すること、をさらに含む。
またさらなる実施例の態様によれば、ワイヤレス装置において位相補正の方法を行なうための機器は、次のものを含んでいる:パケットのスタートから経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルに対して位相スロープを推定するための手段と、パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルのパイロットの追跡から残留位相スロープを測定するための手段と、位相スロープおよび残留位相スロープに基づいて位相補正を調節するための手段。1つの変形によれば、調節するための手段は、位相スロープの移動平均に基づいて調節するための手段を含む。別の変形では、測定するための手段はさらに次のものを含む:受信パイロットシンボルから平均パイロット位相を取り除くための手段と、受信パイロットシンボルの共役を形成するための手段と、受信パイロットシンボルと共役を結合させるための手段と、結合した共役および受信パイロットシンボルに重みを加えるための手段と、角度情報を計算すること、そして、そこでは、調節するための手段は、角度情報を使用して、受信パイロットシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正するための手段、をさらに含む。
詳細な説明
この開示は、構成の詳細、および以下の記述で説明されるか、あるいは図面で例示される構成要素の配置の用途に限定されない。その開示は、他の実施例が可能であり、様々な方法で、実行され、あるいは実施されることが可能である。さらに、ここに使用される語法および用語は、説明のためにあり、限定すると見なされるべきでない。「包含していること(including)」「含むこと(comprising)」または「持っていること(having)」「含有していること(containing)」「含んでいること(involving)」の使用、および、それらのここにおける変形は、追加のアイテムに加えて、その後リストしたアイテム、および、それらの等価物を包含することが意図される。
以下の記述では、説明の目的のために、多数の特定の詳細は、1つ以上の実施例についての完全な理解を提供するために述べられる。しかし、そのような実施例が、これらの特定の詳細なしに実施され得ることは明白かもしれない。他の実例では、周知の構成および装置は、1つ以上の実施例について説明することを容易にするためにブロック図の形で示される。
さらに、様々な実施例が、加入者局装置に関してここに記述される。そのような用語は、限定して考慮されるべきでない。加入者局装置は、また、システム、加入者ユニット、移動局、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセスターミナル、ユーザ端末、利用者エージェント、ユーザ装置あるいはユーザ設備と呼ぶことができる。加入者局装置は、携帯電話、コードレス電話、セッション確立プロトコル(Session Initiation Protocol)(SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)ステーション、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を持っているハンドヘルド装置、計算装置あるいは無線モデムに接続された他の処理装置かもしれない。さらに、802.11の用語に従って、アクセス・ポイント、使用者ターミナルなどは、ここにおいてステーションまたはSTAと呼ばれる。
さらに、ここに記述された種々の態様または特徴は、標準プログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を使用して、製造物品(article of manufacture)、機器、あるいは方法としてインプリメントされるかもしれない。ここに使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ可読の装置、担体あるいは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するように意図される。例えば、コンピュータが可読媒体は、磁気記憶装置(例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えばコンパクトディスク(CD)、ディジタル汎用ディスク(DVD)など)、スマート・カードおよびフラッシュメモリ装置(例えばEPROM、カード、スチック、キーデバイスなど)を含むことができる。しかし、これらに限定されていない。さらに、ここに記述された様々な記憶媒体は、情報を格納するための他の機械可読媒体および/または1つ以上の装置を表わすことができる。用語「機械可読媒体」は、限定されずに、命令および/またはデータを格納し、含み、および/または、運ぶことが可能な、無線チャンネルおよび種々の他のメディアを包含することができる。
次に図1を参照すると、無線通信システム100は、ここに述べられた種々の態様に従って示されている。システム100は、1つ以上のユーザターミナル(UT)106−106に通信可能に結合されるアクセス・ポイント(AP)104を含んでいる。ここで、Nは任意の正整数であり得る。802.11の用語に従って、AP 104およびUT 106−106は、ここにおいてステーションまたはSTAとも呼ばれる。AP104およびUT106−106は、無線ローカルエリア・ネットワーク(WLAN)120を介して通信する。1つ以上の態様によれば、WLAN 120は、高速MIMO OFDM方式である。しかしながら、WLAN 120は任意の無線LANかもしれない。アクセス・ポイント104は、ネットワーク102を介して任意の数の外部装置またはプロセスと通信する。ネットワーク102は、インターネット、イントラネットあるいは、任意の他の、有線の、無線の、または光学の、ネットワークかもしれない。接続110は、ネットワーク102からアクセス・ポイント104へ信号を運ぶ。装置またはプロセスは、ネットワーク102へ接続されるかもしれない、あるいは WLAN120の上のUT106−106として(あるいはそれらの接続によって)接続されるかもしれない。ネットワーク102あるいはWLAN120のいずれかに接続されるかもしれない装置の例は、電話、携帯情報端末(PDA)、様々なタイプのコンピュータ(ラップトップ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、任意のタイプのターミナル)、HDTV、DVDプレーヤー、無線スピーカ、カメラ、カムコーダー、ウェッブカメラのようなメディアデバイス、および事実上他のタイプのデータ装置を含んでいる。プロセスは、音声、ビデオ、データ通信などを含んでいるかもしれない。各種データストリームは、変化する伝送必要条件を持っているかもしれない。それは変化するQoS技術の使用により適合されるかもしれない。
システム100は、集中型のAP 104で展開されるかもしれない。すべてのUT106−106は、例にしたがいAP104と通信するかもしれない。付加的にあるいは二者択一的に、UT106―106の2つ以上は、直接のピアツーピア通信(例えば802.11(e)に関連した、ダイレクト・リンク・セットアップ(Direct Link Set-Up)(DLS)を使用して)によって通信するかもしれない。アクセスは、AP 104によって管理されるかもしれない、および/または、アドホックかもしれない(例えば、コンテンションに基づいて)。
MIMO OFDM方式の受信機は、メッセージパケットの受信ストリームからシンボルを再生するために、サンプルクロック(ここにおいて時々、受信クロックと呼ばれている)を使用する。シンボルは、OFDMトーンの位相および/または周波数における非常に精確な差分に基づいて識別される。MIMO OFDM方式の受信機のサンプルクロックは、送信機クロックにロックされない、したがって、サンプルクロックを使用して受信パケットから再生された位相および周波数情報は、常に小さな(微小ではない)誤差を含むだろう、それは受信パケットについて変化するかもしれない。受信機と送信機の間の誤差の1つの影響は、OFDMトーンを横切って現われる位相スロープである。
位相スロープが適切に除去されなければ、受信機の性能は悪化するであろう。このことは、長パケット、および高次直交振幅変調(QAM)変調(つまりMIMO OFDMベースのシステムでしばしば見いだされる位相周波数コンステレーション内に密に間隔を置かれた多くのトーンを備えたもの)については特に該当する。その問題は、許可されたトーンのコンステレーション内に空間的に接近しているトーンを識別することができないこととして現われる。適切に位相スロープを除去することの利点は、より低いSNRで高次QAM変調(つまりトーンのより大きなコンステレーション)でMIMO OFDM方式が動作することができ、したがって、より高い全体的な処理能力を達成することができるということである。
OFDM方式のタイミング・ドリフトの測定の典型的な2つの方法は、次のものを含んでいる:(i)パイロット副搬送波上で観察された位相スロープを決定すること、あるいは、(ii)関連するOFDMシンボルの終わりに対応するサンプルの共役を有する周期的なプリフィックスの結果から導き出される相関ピークのドリフト。
ある態様においては、位相スロープを修正するために、2つの位相スロープ推定(phase slope estimate)に基づいた位相補正が適用されるかもしれない。第1の推定は、クロックオフセットを決定する搬送周波数と測定された搬送波周波数オフセット(carrier frequency offset)(CFO)の組合せかもしれない。それから、推定位相スロープ(estimated phase slope)は、パケットのスタートから経過時間に基づいて各OFDMシンボルについて計算することができる。搬送周波数の測定およびCFOは、ある誤差に敏感である。しかしながら、搬送周波数測定における任意の誤差は、推定位相スロープにおける誤差を結果として生じるだろう。それから、それは、パケットのデータ部分の各OFDMシンボルの上のパイロットの追跡によって残留位相スロープを測定することにより補正されるかもしれない。さらなる態様では、位相スロープの移動平均も長パケットのためのパフォーマンスを改善するために、利用されるかもしれない。キャリア測定を使用するという利点は、伝送のデータ部分の前に、あるいはそのデータ部分中に推定を行うことができるということである。
いくつかの態様では、時間ドリフトの推定を公式化し、かつパケットのデータ部分中に各OFDMシンボルについてのその推定を適用するために、搬送波周波数オフセット測定は、パケットのプリアンブル部分中になされるかもしれない。さらに、CFO測定は、搬送周波数がシステムの帯域幅(あるいは同等にサンプルクロック・レート)よりはるかに高いので、時間ドリフトを決定する際に直接測定より高い精度を提供する。
例えば、単純な周波数オフセット測定は、+/−1kHzの内に周波数誤差を決定することができる。2.4GHzの搬送周波数システムについては、これは0.4ppmの誤差と等価である。時間領域測定によって同じ精度を達成することは、1msecのパケットについてドリフトの0.4nsecの測定を必要とするだろう。それははるかにより困難なタスクである。
プリアンブル中に測定されたCFOに基づいて推定位相スロープを取り除くことによって、および、2つの外側のパイロット(トーン+/−21)間の位相スロープの測定に基づいて任意の残留位相スロープも続いて除去することによって、例示のMIMO OFDMシステムは、高次QAM変調を使用する場合にサンプリング周波数オフセットにより性能の低下を示さない。確かに、位相スロープは、搬送周波数測定だけが生成する0.4ppm未満にうまく縮小される。
さらに、いくつかの態様では、上記のアプローチは、特に、サイン/コサイン・ルックアップ・テーブル、コーディック(cordic)機能、および乗算器/加算器ブロックを含んでいる、最低限のハードウェアを利用して、インプリメントされるかもしれない。そのような構成が、次に説明される。
図2は、1つ以上の態様に従って、タイミング201を持っている、位相補正プロセス200についての構成を示す。
図2の構成では、1つのデータバーストについてほぼ一定と捕らえられる周波数オフセットは、最初に、パケットの始めからの経過時間(例えば4μ秒の間隔において)と乗算される(202)。その結果は、その時点の推定位相スロープである。それから、この推定位相スロープは、残留位相スロープと呼ばれ、次に説明されるように導出される位相スロープ補正と乗算される(203)。
空間プロセッサ(spatial processor)(SPROC)によって実行された空間的な乗算の出力は、除去されるべき位相オフセットの合計と関係するsin/cos値と、乗算される(204)。その結果は、出力を形成し、モジュール205にもフィード・バックされる位相補正出力である。それはトラッキング・パイロットトーン変調を除去する。パイロットトーン変調を除去した後に、局部発振器(LO)位相オフセットは計算される(206)。次に、残留位相スロープは、例えば、スロープの平均算出とCORDICを使用して、LO位相オフセットから計算される(207)。上に示されるように、残留位相スロープは、推定位相スロープと乗算される(203)。その結果は、合計の位相スロープである。それは、その後、トーンからトーンへ変化するタイミングを調整された位相値を生成するために、トーン・インデックス(例えば、典型的な実施例において、−26と+26の間の整数)と乗算される(208)。
最後に、LO位相オフセットは、位相オフセットを生成するために、タイミングを調整された位相値と、2πを法(modulo)として合計される(209)。位相オフセットは、乗算器204に加えられるsin/cos値を生成するために、sin/cosルックアップ表に加えられる。
上に言及されるように、受信機のサンプルクロックは送信機クロックにロックされない。したがって、タイミングは受信パケットに関してドリフトする。例えば、パケット長さが2ミリセカンドで、クロック誤差が40ppm(各端で20ppm)である場合、80ナノセカンドあるいは1.6のサンプルのドリフトが802.11のフレーミングによるパケットについて生じる。これは、周期的なプリフィックスに比べてまだ小さい。したがって、FFTウィンドウの調節は必要ではない。しかしながら、短くされた周期的なプリフィックスで、一旦、0.5のサンプルのスリップが生じたならば、FFTウィンドウは、好ましくは調節されるべきである。
記述されたタイミング・ドリフトは、OFDMトーンを横切る位相スロープを結果として生じる。1つのサンプル・タイミング・スリップは、バンドの端にあるトーンに対して、ほとんど180度のシフトを結果として生じる。この位相スロープを修正するために、搬送周波数に関する測定された周波数オフセットが、クロックオフセットを決定するために使用される。その後、推定されたスロープは、パケットのスタートから経過時間に基づいて各OFDMシンボルについて計算することができる。
周波数測定は、必然的に誤差を含んでいる。周波数測定における誤差は、位相スロープ補正におけるに誤差を結果として生じる。この誤差は、あまり大きくなく、比較的大きな周波数誤差が、長パケット上で、および、高次QAMコンステレーションを使用するシステムにおいて生じる場合に限り、重要である。1つの態様によれば、残留位相スロープは、パイロットの追跡から決定される。外側のパイロット(トーン+/−21)は、位相スロープにより3倍の誤差を持つので、これらだけが位相スロープ計算において使用される。
一旦、平均パイロット位相が、周波数測定によって決定されるとともに、外側のパイロットから取り除かれると、(そしてパイロットのスクランブル符号およびパイロット21の反転(inversion)が修正される)、外側のパイロットは、ほぼaejxおよびbe-jx+noiseである。したがって、等しい利得結合、あるいは他のアプローチは、別のパイロットと1つのパイロットの共役を結合させて、かつ複素数値(p)を得るために利用されるかもしれない。
Figure 2009533978
ここで、nは雑音である。
位相(x)が全く小さいので、多くのシンボルに対するこの複素数値を平均する。シミュレーションでは、単純な1つの極フィルタが、平均されたpaveを生成するために使用された。
ave = αp+(1−α)pave
ここで、αは、2-4、2-5、あるいは2-6である。
ある態様では、平均化は、位相ではなく複素数値上で行なわれるかもしれない。このように、pの振幅を減少させる大きなノイズ値は性能を低下させない。それから、位相スロープ補正(トーン位相スロープ毎の)は、21で割られたpaveの角度である。その角度は、CORDICアルゴリズムによって決定される。
ある態様において、上記のアプローチは、図5に示され、以下のように記述されるように、具体化されるかもしれない。
501. パイロットp21およびp-21から平均パイロット位相を除去する。これは、データトーン上でこのOFDMシンボルに使用されるのと同じ位相補正ファクターよって乗算することを含んでいる。(しかし、これはタイム・クリティカルではない。したがって、もし望まれれば、より単純な複素乗算器が使用されてもよい。)
502. p-21の共役にp21を加えて、これらに重みを加えて、paveに加える。
503. paveの角度を計算し、21で割る。
504. 恐らく次のOFDMシンボルの上で、データトーンに対してこの位相スロープ補正値を使用する。平均算出が、〜32OFDMシンボルを超えて拡張するので、遅れはクリティカルではない。
図3のブロック図は、1つ以上の態様に従って位相補正プロセスのインプリメンテーションを例示する。適応位相スロープ補正は、全体的、典型的な時間追跡処理の一部である。プロセスの最終結果は、パケットのデータ部分の各OFDMサブキャリア上で空間プロセッサ(SPROC)の出力において適用される位相補正の応用である。
図3のブロック図に従うと、図2の構成は、他のいくつかのコンポーネントに加えて、わずか2つのマルチプレクサ301、302、および、1つの16×16乗算器303しか使用せずに、インプリメントされる。それらすべては単純な状態機械(示されていない)によって制御される。このインプリメンテーションは、次に非常に詳しく説明される。
第1のマルチプレクサ301は、一定の周波数オフセット、残留位相スロープ、およびLO位相オフセットの中から入力を選択する。その選択された1つは、乗算器303への一つの入力である。第2のマルチプレクサ302は、経過時間、c212π、および、c2πの中から入力を選択する。適当な入力を使用して、乗算器303は、推定位相スロープおよび残留位相を生成する。それらは加算器304に供給される。それらは、合計の推定位相スロープを生成するために加算される。それは、トーン調節した位相(図2、乗算器208と加算器209の間の信号も参照。)を生成するためにシフトと加算とを使用して、トーン値と乗算される(305)。トーン調節した位相は、sin/cosルックアップ表(LUT)306に供給される。その出力は、SPROCから別の入力を受け取る第2の入力を持った複素乗算器307に渡される。
複素乗算器の出力307は、残留位相計算308、311、LO位相計算309、310に使用されるかもしれない。あるいは位相補正されたデータとして、デコーダに直接供給されるかもしれない。
残留位相計算の場合には、最初に、トラッキング・パイロット符号ビットは除去され、そして4つのトラッキング・パイロット値は合計される(308)。その結果はCORDICブロック311に供給される。それは、第1のマルチプレクサ301へのLO位相オフセット入力を計算する。
LO位相計算の場合には、p21の値とp-21の共役の合計が計算される(309)。paveの値は更新される(310)、そして、その結果はCORDICブロック311に供給される。それから、CORDICブロック311は、第1のマルチプレクサ301への残留位相スロープ入力を計算する。
ある態様では、パケットのプリアンブル部分中に、CFOは測定される。
このCFOは、送信機と受信機のクロック間の単一の一定の周波数オフセットを除去するために、時間領域信号において動作するNCOに加えられる。いくつかの態様において、
時間トラッキング(それはさらに位相補正と呼ばれるかもしれない)処理は、1)局部発振器(LO)位相オフセット(例えば位相ノイズ)、および、2)位相スロープ、と関連しているサンプリング周波数誤差を補償するために、パケットのデータ部分中の各サブキャリアにおける位相補正の計算を含んでいる。
SPROCブロックに向け到来する、(複素I/Q)QAMシンボルは、計算された位相補正ファクター(複素I/Q)を(トーンごとの基礎上で)乗算され、そして、それから、デコーダ・ブロックに送られる。位相補正が付加的なシステムディレーなしで適用されることを可能にするように、情報トーンが空間のプロセッサ中に送られる前に、必要な位相補正ファクターが計算される。
図6に示されるパケットのデータ部分における各OFDMシンボルの処理ステップは、態様に従って、以下で議論される。
601. 推定位相スロープは、バーストのスタートからの経過時間をCFOに掛けることにより、1つのOFDMシンボル当たり一度計算される。
602. 推定位相スロープは、4つのパイロットトーン(p-21、p-7、p7、p21)の各々に対応するトーン・インデックスを(シフトと加算を使用して)掛けられる、そして、その結果は、sin/cos LUTに供給される。
603. それから、sin/cos LUTの出力は、SPROCによって処理されたトラッキング・パイロットの位相を補正するために使用され、位相補正ブロックに渡される。
604. 位相を補正されたトラッキング・パイロットは、(トーンp21の上のトラッキング・パイロット変調を最初に除去して)合計され、(LO位相オフセットとしても知られている)平均トラッキング・パイロット位相を計算するためにCORDIC機能に供給される。
605. 推定位相スロープと残留位相スロープ(下記の608−611を参照)の合計は、時間調節した位相を計算するために、データトーンの各々に対応するトーン・インデックスを(シフトと加算を使用して)掛けられる。
606. タイミングを調整された位相は、LO位相オフセットと(2πを法として)合計され、sin/cos LUTに供給される。
607. その後、sin/cos LUTの出力は、SPROCによって処理された情報トーンの位相を補正するために使用され、そして、位相補正ブロックのために渡される。
608. 情報トーンが処理されている間に、下記ステップに記述されるように最新の残留位相スロープを計算する。
609. パイロットp21およびp-21から推定位相スロープおよび平均パイロット位相を除去する。これをするために、あらかじめ計算されたタイミング調節した位相(上の602)に基づいて2つのパイロットについて新しい位相補正出力、および、このOFDMシンボルについてのLO位相オフセットを計算する。これは、各パイロットの新しいsin/cos LUTおよびパイロット・データとの複素乗算器を含んでいる。
610. p-21の共役にp21を加えて、これらに重みを加え、そしてpaveに加える。
611. paveの角度を計算し、および(乗算器および2つのシフトの累乗を使用して)21で割る。
612. 次のOFDMシンボル上のデータトーンのために、この位相スロープ補正値(残留位相スロープとしても知られている)を使用する(上の605)。平均算出が、少なくとも32のOFDMシンボルを超えて拡張するので、遅れはクリティカルではない。
典型的なハードウェア・インプリメンテーションの詳細は、図3におけるブロック図中で概説される。そのインプリメンテーションは、16×16実数乗算器(real multiplier)、CORDICブロック、sin/cos LUTおよび16×16の複素乗算器(complex multiplier)のシェアリングを可能にする、8ステップの状態機械(state machine)から成る。実数乗算器は、3つのオペレーションに使用される;推定位相スロープ(CFO×経過時間)の計算、21による除算を含む、サイクルの中へのLO位相オフセットのスケーリング、および、サイクルの中への残留位相オフセットのスケーリング。
図4は、典型的な無線通信システム1300を示す。無線通信システム1300は、簡潔さのために、1つのアクセス・ポイントおよび1つのターミナルを描く。しかしながら、システムが、1より多くのアクセス・ポイントおよび/または1より多くのターミナルを含むことができること、そこにおいて、追加のアクセス・ポイントおよび/またはターミナルは下記に記述される典型的なアクセス・ポイントおよびターミナルと本質的に類似しているかもしれないか、異なっているかもしれないことは認識されるべきである。
次に、図4を参照すると、ダウンリンクにおいては、アクセス・ポイント1305で、送信(TX)データ処理装置1310は、トラフィックデータを受信し、フォーマットし、コード化し、インターリーブを行い、変調(すなわちシンボルマッピング)を行い、そして、変調シンボル(「データシンボル」)を供給する。シンボル変調器1315は、データシンボルとパイロットシンボルを受信し、処理し、シンボルのストリームを供給する。シンボル変調器1315は、データとパイロットシンボルを多重化し、送信機ユニット(TMTR)1320にそれらを供給する。送信シンボルは、それぞれ、データシンボル、パイロットシンボルあるいは零の信号値かもしれない。パイロットシンボルは、各シンボル期間において連続的に送られるかもしれない。パイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)、直交周波数分割多重(OFDM)、時分割多重(TDM)、周波数分割多重(FDM)、あるいは符号分割多重(CDM)され得る。
TMTR1320は、シンボルのストリームを受け取り、1つ以上のアナログ信号へ変換する。そして、さらに、そのアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、そして、周波数アップ変換)し、無線チャンネル上の伝送に適当なダウンリンク信号を生成する。それから、ダウンリンク信号は、アンテナ1325を通してターミナルへ送信される。ターミナル1330では、アンテナ1335はダウンリンク信号を受信し、受信機ユニット(RCVR)1340に受信信号を供給する。受信機ユニット1340は、受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、そして周波数ダウン変換)し、そして、サンプルを得るために調整された信号をディジタル化する。シンボル復調器1345は、受信パイロットシンボルを復調し、チャネル推定用のプロセッサ1350へ供給する。シンボル復調器1345は、さらにプロセッサ1350からのダウンリンクのための周波数レスポンス推定を受信する、データシンボル推定(それは送信データシンボルの推定である)を得るために受信データシンボルに対してデータ復調を実行する、そして、RXデータプロセッサ1355にデータシンボル推定を供給する、それは復調(つまりシンボルのデマップ(demap))を行い、デインターリーブ(deinterleave)を行う、そして、送信されたトラフィックデータを再生するためにデータシンボル推定をデコードする。シンボル復調器1345およびRXデータプロセッサ1355による処理は、アクセス・ポイント1305におけるシンボル変調器1315およびTXデータプロセッサ1310による処理に、それぞれ相補的である。
アップリンクにおいては、TXデータプロセッサ1360が、トラフィックデータを処理し、データシンボルを供給する。シンボル変調器1365は、パイロットシンボルを備えたデータシンボルを受信し多重化し、変調を実行し、シンボルのストリームを供給する。それから、送信機ユニット1370は、アップリンク信号を生成するためにシンボルのストリームを受信し処理する。それはアクセス・ポイント1305へアンテナ1335によって送信される。
アクセス・ポイント1305では、ターミナル1330からのアップリンク信号はアンテナ1325によって受け取られ、サンプルを得るために受信機ユニット1375によって処理される。それから、シンボル復調器1380は、サンプルを処理し、アップリンクのための受信パイロットシンボルおよびデータシンボル推定を供給する。RXデータプロセッサ1385は、ターミナル1330によって送信されたトラフィックデータを再生するためにデータシンボル推定を処理する。プロセッサ1390は、アップリンク上で送信する各アクティブターミナルのチャネル推定を実行する。複数のターミナルは、パイロット・サブバンドのそれぞれの割り当てられたセットのアップリンク上でパイロットを同時に送信するかもしれない。ここで、パイロット・サブバンドのセットは、インターレースされるかもしれない。
プロセッサ1390および1350は、それぞれ、アクセス・ポイント1305およびターミナル1330において動作を指図(例えば、制御、調整、管理、など)する。それぞれのプロセッサ1390および1350は、プログラムコードとデータを格納するメモリユニット(示されていない)に組み合わせることができる。プロセッサ1390および1350は、さらに、それぞれ、アップリンクとダウンリンクについて周波数とインパルス応答の推定を得るために計算を実行することができる。さらに、プロセッサ1390および1350は、ここに(例えば図1−3に関して)説明されるように、メモリに含まれている命令に基づいて位相補正を実行するかもしれない。
決定を指図された位相推定(decision-directed phase estimation)と呼ばれる別の技術を、上に説明されるような個別の周波数補正と共に、あるいは、個別の周波数補正を伴わずに、使用することができる。決定を指図された位相推定は、粗い補正も行い、微細な補正が後続する。決定を指図された位相推定は、次に説明される。
MIMO OFDM方式では、データOFDMシンボルはそれぞれデータ・サブキャリアおよびパイロット・サブキャリアを含んでいる。パイロット・サブキャリアは、送信機と受信機の両方に知られているシンボルを運ぶ。以下のように、位相推定は、受信信号を復調し、受信シンボル推定値を既知の送信されたシンボルと比較することにより、パイロットシンボルから得られるかもしれない。
Figure 2009533978
ここで
・ pは既知の送信されたパイロットシンボルである。
Figure 2009533978
は受信機のパイロットシンボルの推定である、そして、
Figure 2009533978
は位相の推定である。
・1つを超えるパイロットシンボルが利用可能な場合、既知の受信シンボルの内積は、すべての次元について合計される。ここで、1つの次元は、1つのサブキャリア、1つの空間ストリームなどかもしれない。例えば、OFDMシンボルがN個のパイロットシンボルを含んでいる場合、位相推定は以下のように得られるだろう。
Figure 2009533978
MIMO OFDM方式で、パイロットシンボル数は、すべてのパイロット・サブキャリア(NPilotSubcarriers)に対するすべてのパイロット・ストリームの合計である。
Figure 2009533978
ここで、NPilotStreams(k)は、インデックスkのサブキャリア上のパイロット・ストリームの数である。パイロット・ストリームの数は、1か、データストリームの数と同じか、max(送信アンテナの数,受信アンテナの数)、または、これらのすべてのパラメータと独立しているかもしれない。パイロット・ストリームの数は、サブキャリアからサブキャリアまで、あるいはOFDMシンボルからOFDMシンボルまで変化するかもしれない。SISOシステムでは、パイロット・ストリームの数は、1つである。
パイロットシンボルの数は、典型的に、データシンボルの数より、はるかに少ない。したがって、データシンボルの使用により位相の推定を改善することは可能である。データシンボルは、受信機で知られていない、しかしながら、受信機は、受信データを復調し、復調されたシンボルについて硬判定(hard decision)を行なうことにより、送信されたシンボルの推定を得ることができる。すなわち、受信機は、受信されたシンボルに関して作られた最良推定値に基づいて決定を行う。それから、硬判定は、復調されたシンボルと比較される。そして、位相推定は、パイロットシンボルに関して、同様に決定される。例えば、OFDMシンボルがN個のデータシンボルを含んでいる場合、位相推定は以下のように得られるだろう。
Figure 2009533978
ここで、
Figure 2009533978
は、受信シンボル(例えばMMSE受信機器によって得られた)の推定である。
Figure 2009533978
は、
Figure 2009533978
に対してなされた硬判定である。
データレート(したがって使用されるコンステレーション)が知られているので、硬判定を行うことができる。
MIMO OFDM方式では、データシンボルの数は、すべてのデータ・サブキャリア(NDataSubcarriers)上のすべてのデータストリームの合計である。
Figure 2009533978
ここで、NDataStreams(k) は、インデックスkのサブキャリア上のデータストリームの数である。データストリームの数(NDataStreams(k))は、送信アンテナの数と受信アンテナの数の最大値によって上限が決まる。SISOシステムでは、データストリームの数は1つである。
データとパイロットシンボルの両方を含んでいるOFDMシンボルについて、位相推定は、両方のソースからの情報を使用して、以下のように得られる。
Figure 2009533978
ここで、合計はすべての次元にわたってなされる。すなわち、すべてのサブキャリアおよび空間ストリームに関して合計される。スケーリング・ファクタμおよびαは、シンボルからシンボルまで変化するかもしれない、硬判定を行うことにおける誤差および信号対雑音比(SNR)における差を計算するために、
Figure 2009533978
の項にそれぞれに適用される。一般に、これらのファクターは、使用においてSNRおよびQAMコンステレーションに依存するが、当業者が有用と分かるような他のパラメータに応じてさらに変化するかもしれない。
Figure 2009533978
の決定に関する誤判定は、さらに結果にバイアスをかけることができる。よりよいスケーリングは、
Figure 2009533978
という項を、それらの実部と虚部とに分離すること、および、実部と虚部、Re(μ)、Im(μ)、Re(α)、およびIm(α)の両方がある複素スケールファクタを適用すること、その項の実数成分と虚数成分の相対的なスケーリングの調節により除去される
Figure 2009533978
の決定における誤差を許容すること、によって達成されるかもしれない。
各OFDMシンボルにおいて、上に説明されるように、位相推定は得られる。また、受信信号は、すべてのサブキャリアおよびストリームに対して
Figure 2009533978
によって補正される。位相補正に続いて、データ・サブキャリアは、ビットの判定を得るために復調(例えば、MMSE受信機を使用して)され、デコードされる。
周波数オフセット推定における誤差によって引き起こされた位相オフセットは、時間にわたる位相スロープを引き起こす。したがって、各OFDMシンボルにおいて、すべての以前の位相補正の累計は維持される:
Figure 2009533978
ここで、
Figure 2009533978
は、最初のOFDMシンボルにおいてゼロに初期化される。各OFDMシンボルにおいては、MMSE復調および硬判定を行うことに先立って、受信信号が、
Figure 2009533978
によって補正される。
図7に示される位相推定および補正プロセスのフローチャートは、下記手続きの中に要約され得る。
701. 初期化:
Figure 2009533978
、OFDMシンボルインデックス n=0 。
702.
Figure 2009533978
により受信OFDMシンボルを補正する。
703. パイロットシンボルを復調し、すべての次元について、既知の送信され推定されたパイロットシンボルの内積合計を得る。
704. データシンボルを復調し、推定されたシンボルについて硬判定を行ない、すべての次元について推定されたシンボルと硬判定の内積合計を得る。
705. 703と704に得られた複素数を合計し、結果として生じる複素数、
Figure 2009533978
の位相を得る。
706. その位相の逆数(inverse)によって受信OFDMシンボルを補正し、データシンボルを復調(MMSE)し、デコードする。
707.
Figure 2009533978
そして、702に行く。
シンボルが、それぞれ2度、位相補正され解読される(702−704と705−706)ことに注意する。
上記の位相推定の技法は、残留周波数オフセット誤差が時間にわたる位相スロープを引き起こす場合について説明された。しかしながら、この方法は、時間において増大しないが、位相ノイズのように、1つのOFDMシンボルから次までランダムウォークである位相誤差について使用され得る。更に、上記技法は、ストリーム上で複数のストリームおよび可変レートと共に使用されてもよい。
上記の方法は、データシンボルが2度復調されることを必要とする。
小さな残留周波数誤差を仮定して、OFDMシンボルnの上で得られた位相は、OFDMシンボルn+1に加えられるかもしれない。したがって、現在のOFDMシンボルは、単に、
Figure 2009533978
によって補正され、
Figure 2009533978
によって補正されないだろう。最初のOFDMシンボルについての補正を得るために、
位相推定は、MIMOトレーニングのようなパケットのデータ部分の直前のOFDMシンボルから得られるだろう。
したがって、縮小された複雑さの位相推定および補正手順は、図8に示され、次のとおりだろう:
801. 初期化:
Figure 2009533978
データの直前のOFDMシンボルから得られた位相推定である。
・ OFDMシンボルインデックスn=0
802. 受信OFDMシンボルを
Figure 2009533978
によって補正する。
803. パイロットシンボルを復調し、既知の送信され推定されたパイロットシンボルの内積合計を、すべての次元について得る。
804. データシンボルを復調し、推定されたシンボルに関する硬判定を行ない、すべての次元について推定されたシンボルと硬判定の内積合計を得る。
805. 803と804において得られた複素数を合計し、生じる複素数
Figure 2009533978
の位相を得る。
806. 804からの復調データシンボルをデコードする。
807.
Figure 2009533978
また、各シンボルは、それぞれ2度位相補正され解読される(802−804と805−806)。
固有ステアリング(eigensteering)が送信機で使用される場合、生成された複数の空間のチャンネルは、変化するSNRを持つ。その結果、位相推定を得る最良の方法は、異なったストリーム上のSNRに基づいた最大比合成(maximal ratio combining)(MRC)を行うことによる。この技法は、一般的で、任意の伝送スキームと共に動作する。すべてのストリーム上のSNRが等しい場合、この技法は、直ぐ上で説明されたものになる。
MRCを行う1つの方法は、サブキャリア単位で空間ストリームについて結合することである。その結果、すべてのサブキャリアは、等しく処理される。データとパイロットシンボルの両方を含んでいるOFDMシンボルについては、位相推定は、両方のソースからの情報を使用することによって、以下のように得られる。
Figure 2009533978
ここで、
・Kは、データシンボル・サブキャリアの数である、
・Nssは、データ空間ストリームの数である、
・γ(k,i)は、サブキャリアkのデータ空間ストリームi上のデータシンボルのSNRである。
Figure 2009533978
は、サブキャリアk上で、全てのデータ空間ストリームについて合計した、全体のSNR。
・ KPは、パイロットシンボル・サブキャリアの数である。
・ NPSは、パイロット空間ストリームの数である。
・γP(k,i)は、サブキャリアkのパイロット空間ストリームi上のパイロットシンボルのSNRである。
Figure 2009533978
は、サブキャリアk上で、全てのパイロットについて空間ストリームを合計した、全体のSNR。
MRCについての別のやり方は、空間ストリームおよびサブキャリアのような次元をすべて組み合わせることである。データとパイロットシンボルの両方を含んでいるOFDMシンボルについては、位相推定は、両方のソースからの情報を使用して以下のように得られる。
Figure 2009533978
ここで、γS(i)は次元iのデータシンボル上のSNRである。また、γP(i)は次元iのパイロットシンボル上のSNRである。この位相推定は、さらに、
Figure 2009533978
の項に適用されたスケールファクタを含んでいる。段落[0070]−[0075]に説明されるように、それは同様に理解され修正されるかもしれない。
データとパイロットシンボルの両方を含んでいるOFDMシンボルについては、位相推定は、両方のソースからの情報を使用することによって、以下のように得られる。
Figure 2009533978
ここで、合計はすべてのデータシンボル・サブキャリアおよびパイロットシンボル・サブキャリアについて実行される。また、最高モードのシンボル(添字0によって表示される)だけが使用される。
異なったストリーム上のSNRが異なるので、位相推定を得る別の方法は、最高のSNRのシンボルを使用することである。それは、固有ステアリング(eigensteering)の場合には、主要な固有モード上で送信されたシンボルを使用することに相当する。
ここに説明された技法は、様々な手段によってインプリメントされるかもしれない。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェアあるいはそれらの組合せでインプリメントされるかもしれない。ハードウェア・インプリメンテーションについては、チャネル推定に使用された処理ユニットは、1つ以上の特定用途向けIC(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに説明された機能を実行することを目指した他の電子ユニットあるいはそれらの組合せの内にインプリメントされるかもしれない。
ソフトウェア・インプリメンテーションについては、ここに記述された技法は、ここに記述された機能を行なうモジュール(例えば手続き、関数など)でインプリメントされるかもしれない。ソフトウェアコードは、記憶装置に格納され、プロセッサによって実行されるかもしれない。ソフトウェアコードは、記憶装置に格納され、例えば、ハードウェアのプロセッサ1390および1350によって実行されるかもしれない。
記憶装置は、プロセッサ内にあるいはプロセッサの外部にインプリメントされるかもしれない。その場合には、当該分野で知られているように、それは、種々の手段を介して通信できるようにプロセッサに結合される。
1つ以上の典型的な実施例では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらの任意の組合せ中でインプリメントされるかもしれない。ソフトウェア中でインプリメントされる場合には、その機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に格納されるか、それから送信されるかもしれない。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体、および、ある場所から別の場所へコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含んでいる。記憶媒体はコンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体かもしれない。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、あるいは、所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で運ぶか格納するために使用することができ、そしてコンピュータがアクセスすることができる、他の媒体を含むことができる。さらに、任意の接続も適切にコンピュータ可読媒体と名付けられる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対線、ディジタル加入者線(DSL)あるいは赤外線、ラジオおよびマイクロ波のような無線技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバあるいは他の遠隔のソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対線、DSLあるいは赤外線、ラジオおよびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれている。ディスク(disk)とディスク(disc)は、ここに使用されるように、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピーディスクおよびブルーレイ・ディスクを含んでいる。ここで、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生するのに対して、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれているべきである。
上に説明されたものは、1つ以上の実施形態の例を含んでいる。前述の実施形態を説明する目的のために構成要素または方法のすべての考えられる組合せを説明することは、もちろん可能ではない。そして、多くのさらなる組合せおよび様々な実施形態の置換が可能である。従って、説明された実施例は、添付された請求項の精神および範囲以内にあるような変更、修正および変形をすべて包含するように意図される。更に、用語「含んでいる(includes)」が詳細な説明あるいは請求項のいずれかにおいて使用される範囲で、そのような用語は、請求項において過渡的な単語として使用される場合、用語「含む(comprising)」が「含む(comprising)」として解釈されるのと同様に、包括的であるように意図される。図において引用の指示の類が要素の類を示す。
ここに述べられた種々の態様に従う無線通信システムの実例である。 1つ以上の態様に従う位相補正プロセスの構成である。 1つ以上の態様に従う位相補正プロセスのインプリメンテーションのブロック図である。 ここに説明された様々のシステムおよび方法と共に使用することができるワイヤレス・ネットワーク環境の実例である。 一態様の処理フロー図である。 別の態様の処理フロー図である。 また別の態様の処理フロー図である。 さらなる態様の処理フロー図である。

Claims (22)

  1. パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルについて位相スロープを推定することと、
    パケットのデータ部分中で前記OFDMシンボルについて残留位相スロープを測定することと、
    前記位相スロープおよび前記残留位相スロープに基づいて位相補正を調節することと、
    を含むワイヤレス装置における位相補正の方法。
  2. 調節することは、
    前記位相スロープの移動平均に基づいて調節すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  3. 推定することは、
    前記パケットのスタート時からの経過時間を測定すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  4. 残留位相スロープを測定することは、
    パイロットの追跡から位相情報を抽出すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  5. 推定することは、
    受信パイロットシンボルの推定を既知の送信されたパイロットシンボルと比較すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  6. 未知のデータシンボルを推定することと、
    前記推定されたデータシンボルから推定された位相調節を得ることと、
    前記位相補正を調節する前に前記推定位相調節を適用することと、
    をさらに含む、請求項5の方法。
  7. 測定することは、
    受信パイロットシンボルから平均パイロット位相を取り除くことと、
    受信パイロットシンボルの共役を形成することと、
    前記受信パイロットシンボルと前記共役を結合させることと、
    前記結合した共役および受信パイロットシンボルに重みを加えることと、
    角度情報を計算することと、
    をさらに含み、
    そして、調節することは、
    角度情報を使用して、前記受信パイロットシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  8. 測定することは、
    受信データシンボルから平均位相を取り除くことと、
    受信データシンボルの共役を形成することと、
    前記受信データシンボルと前記共役を結合させることと、
    前記結合した共役および受信データシンボルに重みを加えることと、
    角度情報を計算することと、
    をさらに含み、
    そして、調節することは、
    前記角度情報を使用して、前記受信データシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  9. 請求項1の方法を実行するように構成された電子装置。
  10. パケットのスタートから経過時間に基づいて、パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルの位相スロープを推定するための命令と、
    前記パケットのデータ部分における前記OFDMシンボルに対するパイロットの追跡から残留位相スロープを測定するための命令と、
    前記位相スロープおよび前記残留位相スロープに基づいて位相補正を調節するための命令と、
    を含む、コンピュータによって実行されるときにコンピュータにオペレーションを実行させる命令を含むコンピュータ可読媒体。
  11. パケットのスタートから経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルの位相スロープを推定するための手段と、
    前記パケットのデータ部分における前記OFDMシンボルに対するパイロットの追跡から残留位相スロープを測定するための手段と、
    前記位相スロープおよび前記残留位相スロープに基づいて位相補正を調節するための手段と、
    を含む、ワイヤレス装置において位相補正を実行するための装置。
  12. 前記調節するための手段は、
    前記位相スロープの移動平均に基づいて調節するための手段、
    をさらに含む、請求項11の装置。
  13. 前記推定するための手段は、
    前記パケットのスタート時からの経過時間を測定するための手段、
    をさらに含む、請求項11の装置。
  14. 前記残留位相スロープを測定するための手段は、
    パイロットの追跡から位相情報を抽出するための手段、
    をさらに含む、請求項11の装置。
  15. 前記推定するための手段は、
    受信パイロットシンボルの推定を既知の送信されたパイロットシンボルと比較するための手段、
    をさらに含む、請求項11の装置。
  16. 前記残留位相スロープを測定するための手段は、
    未知のデータシンボルを推定するための手段と、
    前記推定されたデータシンボルから推定位相調節を得るための手段と、
    前記位相補正を調節する前に前記推定位相調節を適用するための手段、
    をさらに含む、請求項15の装置。
  17. 前記測定するための手段は、
    受信パイロットシンボルから平均パイロット位相を取り除くための手段と、
    受信パイロットシンボルの共役を形成するための手段と、
    前記共役を前記受信パイロットシンボルと結合させるための手段と、
    前記結合した共役および受信パイロットシンボルに重みを加えるための手段と、
    角度情報を計算するための手段と、
    をさらに含み、
    そして、調節することは、
    前記角度情報を使用して、前記受信パイロットシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正するための手段、
    をさらに含む、請求項11の装置。
  18. 前記測定するための手段は、
    受信データシンボルから平均位相を取り除くための手段と、
    受信データシンボルの共役を形成するための手段と、
    前記共役を前記受信データシンボルと結合させるための手段と、
    前記結合した共役および受信データシンボルに重みを加えるための手段と、
    角度情報を計算するための手段と、
    をさらに含み、
    そして、調節することは、
    前記角度情報を使用して、前記受信データシンボルを含むバースト中に受信されたパケットを補正するための手段、
    をさらに含む請求項11の装置。
  19. 受信信号の位相補正を調節するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
    さらに、位相スロープおよび残留位相スロープに基づいて前記位相補正を調節するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサ、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記パケットのスタートから経過時間に基づいてパケットのデータ部分におけるOFDMシンボルについて位相スロープを推定するように、そして、前記パケットのデータ部分におけるOFDMシンボルに対するパイロットの追跡から残留位相スロープを測定するように構成される、および、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリ、
    を含む、ワイヤレス装置において位相補正を実行するための装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記位相スロープの移動平均に基づいて調節するように構成される、請求項19の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、パイロットの追跡から位相情報を抽出することにより前記残留位相スロープを測定するように構成される、請求項19の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、受信パイロットシンボルの推定を既知の送信されたパイロットシンボルと比較するように構成される、請求項19の装置。
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