JP2009526928A - 組積構造物のためのユニット化されたポストテンションブロックシステム - Google Patents

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Abstract

金属バーと金属ねじ式締め付け具とで互いに連結され、それによってポストテンション式構造物の補強骨組みシステムを形成する複数のコンクリート組積ユニットを備える、モルタルを用いない改良型組積構造物。本改良型システムは、種々の組積構造物の建設に用いるために開発されてきた。本システムの改良点は、凹溝、ポケット溝、または完全に埋め込まれたアンカーとしてのバーを備える組積ユニットを特徴とする。ボルトは、管路としての中空空洞を横断し、ポストテンションシステムでの緊張材として作用する。その他の新規の特徴は、防御的および抗テロリズム構造物のための、強固で耐久性のある完全プレートアンカーと高強度緊張材とを教示する。これは、それぞれの独立した組積ユニットをバー・ボルトシステムによって解体可能に結合する、改良型建築システムである。この結合は、より強固、より迅速、かつより安価な組積構造物の建設をもたらす。

Description

本発明は、ユニット化された組積構造物に関し、具体的には、ポストテンション式補強を備える構造物に関する。本発明は、概して、汎用モルタルと中空ブロックまたはレンガとの組み合わせが使用される全ての種類の一般的建設に関し、構造物のその他の建設手段にも関する。
本明細書に記載の新規のユニット化された組積構造物は、モルタル、水、あるいは動力を必要とせずに、あらゆる場所に容易かつ敏速に取り付けることを目的とする建設システムである。米国内のみで、4000を超えるブロック製造会社が存在する。従来、建築用ブロックおよびレンガは、2つの方法のうちの1つを用いて互いに付着される。第1の方法は重力によるもので、これには積層、アーチ、およびフライングバットレスが含まれる。第2の方法は、モルタルによるもの、またはモルタルに相当する方法で、各種モルタル、エポキシ、またはコアがコンクリートで充填された、補強用スチールバー(鉄筋)を備えるまたは備えないブロックなどがある。この付着は、通常は、接合部に補強ワイヤを備えるモルタルを含み、また結合された梁ブロックおよび支柱ブロックのような形でコンクリートと鉄筋とによる組積ユニット間の付着も含む。
ブロックと共に補強手段を用いる場合、典型的には、管路と称される空洞内に配置された長い鉄筋、または長い鋼棒、またはストランドケーブルのいずれかを用いて達成される。通常の補強材は、プレテンションあるいはポストテンションのいずれの鉄筋強の緊張も伴わない。プレテンションおよびポストテンションは、建設工学および技法の分野の当業者には既知であるように、コンクリートユニットの全体的強度を高める。最近まで、ポストテンションは、完成した積層ブロックにのみ、各層間へのモルタルの配置と併せて用いられてきた。現在まで、ロッドとプレートとを用いるほとんどの特殊ブロックシステムは、建設設計者による非常に複雑な設計と高水準の熟練を必要としてきた。
2005年後半には、Bolt−A−Blokと称される、ボルト・ブロック・バーシステムの新規技法が、コンクリート組積ユニット(CMU)つまりブロックの中空空洞(管路)に渡ってルーズバーをアンカーとして使用する、基本的なユニット化ポストテンションを導入した。バー(アンカー)は、ねじ切りを備える、あるいは備えない開口を有し、これらは略緊張材である通しボルトによって、個々に連結される。ボルト(緊張材)とバー(アンカー)の網状組織は、緊張材とアンカーの補強網の均一性を確実にするために、バー配置に注意を要した。「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」(UNITED POST TENSION BLOCK SYSTEM FOR MASONRY STRUCTURES)と称されるこの新規のシステムに記載される改良方法とシステムは、本質的に、コンクリート組積ユニット(CMU)の凹空洞内またはポケット内にバーを均一に「設置する」ために工夫されてきた。この新しいシステムの別の実施形態は、ブロック製造時にバーをCMU内に埋め込むことにより、バー配置を完全に排除する。これらの新規形態は、近接するCMU間の全ての間隙を排除する。空間の充填または目止めは必要とされない。先行技術として確立されたBolt−A−Blokシステムの下で最初に導入されたポストテンションシステムを大幅に強化するその他の種々の実施形態および改良点を記載する。
(A.解決課題の概要)
ほとんどの組積構造物はモルタルを使用するため、いくつかのものが要求される。第1に、モルタルは水を必要とする。第2に、多くの場合、ブロックの敷設には、熟練したブロック工またはレンガ工を要する。第3に、モルタルを混合する動力の手段は通常である。第4に、モルタルが硬化し、その強度を達成するまで、精巧な支柱と補強材が必要となる。この硬化時間中、構造物全体は、風、過酷な気温、またその他自然による気象および環境条件に対して「脆弱」である。硬化の間、構造物を占有、使用することは賢明ではない。足場を設定したまま、ある程度の硬化を待ってから、構造物の高所にブロックをさらに追加することが多い。環境影響を減少させるための適切な準備と配慮が行なわれていない場合、モルタルと構造物全体とは、亀裂や構造強度の低下に至る可能性がある。
補強手段51は、強度を向上させるためにしばしば提供されるが(図4Dに図示のとおり)、ブレースおよびその他の保護を何日間、あるいは何週間も設定しておく必要は依然として存在する。モルタルを使用する従来の組積構造物は、ずらして配列され、金網と時折の鉄筋を備える直線区間50を有する場合が多い(図4C参照)。
最後に、従来の組積システムは、建築されると固定された構造物となる。通常のブロック・鉄筋・モルタルシステムには、非常に特別で複雑な特徴の提供が追加されない限り、構造物は、本質的に、再利用不可能であり、除去するためには「破壊」しなければならない。
上記のこれらの要件は、それぞれ従来のモルタルシステムによる組積の使用を制限する。Bolt−A−Blokと称される新システムは、従来の建設システムとそれらの限界を明確に改良する手助けとなった。Bolt−A−Blokシステムは、建設に特別な熟練を要さず、水と動力を必要とせず、精巧なブレースを要せず、即座に占有または使用でき、硬化時間を必要とせず、また分解および移動時に破壊されないため、必要に応じて再利用可能である。Bolt−A−Blokシステムは、最低限の熟練を有する労働者による建築または再建築時間を短縮する改良であった。Bolt−A−Blokシステムは、従来のモルタルによって建築した構造物よりもはるかに優れ、より一貫した強度の構造物を提供する。
Bolt−A−Blokシステムは、従来のモルタルとブロックによる建設方法の共通の要件および制限の多くに対処したが、このシステムには、いくらかの改良の余地がある。これらの改良は、下記の「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」によって対処される。Bolt−A−Blokに対する改良点には以下が含まれる。
a. CMU間のあらゆる間隙の排除。空間の充填または目止めは必要とされない。
b. アンカーバーの正確な配置
c. 凹溝または埋込みバーによる建築時間の短縮
d. 埋込みバーを用いた本発明の商業的追跡
e. より強固な軍事/防衛用途および耐爆応用
f. 配置補助具を用いた簡易で迅速な建設のための特徴
g. 卵型プレート/ワッシャとねじ切りされた緊張材とを用いた抗回転および敏速連結を伴う特徴
(B.従来技術)
歴史上、上記の課題に取り組んだ特許装置はほとんどない。建築業界は、ユニット化ポストテンションシステムに対して、ほとんど進歩を示していない。それでも、ブロックは、ロッドとプレートとを扱うためでさえ、非常に特別でしばしば複雑な形態を必要とし、また特別なブロックにおける限定されたロッドしか教示されていない。1つのかかる装置は、Centerに発行された特許文献1(1996)に記載され、インスタント堤防ブロックシステムを教示している。これは堤防建設のために作製された複雑で特別なブロックであり、複数のブロックと、複数の連結釘と、複数の杭とを備える。ここではそれぞれの部分は固有に設計、作製されるのに対し、本明細書に記載の新規の「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、容易に入手できるコンクリート組積ユニット(CMU)用のブロックデザインを使用する。
Farmerら(1998)により開示された特許文献1には別のブロック装置が記載されているが、これは、埋込みプレートを備える組積ブロックを教示している。コンクリート組積ブロックは、コンクリート組積ブロックを通して定着される1つまたは複数の外側プレートを有する。この外側プレートは、打設時に型枠内のコンクリート組積ブロックに打設される。これらのプレートと金属片は、新規「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」によって対処されるように、中空空洞内に打設されて示されるポストテンションシステムの一部としては教示されていない。
建設用のその他の装置は、Franklinら(2000)により開示された特許文献3において教示される。この技術は、壁サブシステムと基礎サブシステムとを備えるモジュール式プレキャスト建築ブロックシステムを開示している。壁サブシステムは、空洞を有する多数の壁ユニットを備え、プレストレス緊張ケーブルがその空洞内に打設される。これは、特別に作製され、水を必要とし、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」のように容易に再利用できない、プレキャスト壁と通しケーブルとを教示している。また、緊張システムは、構造物全体に渡ってユニット化されず、または配置されていない。
多少再利用可能なシステム49は、Carney,Jr.(2001)により開示された特許文献4において教示される(図4Aおよび4Bに図示のとおり)。長いロッドは、特別に成形したブロックおよびプレキャスト構造物の開口を通過する。プレテンションまたはポストテンションの説明は教示あるいは請求されていない。特別な長さのロッドと、特別なプレートと、建築に動力設備を必要とする複雑なシステムとの形態は、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」の簡易な構成要素とは異なる。
モルタルを用いない壁構造物は、Price(2004)により開示された特許文献5において教示されている。ここでは、壁構造物は、予め形成された軽量の積層ブロックの柱を備え、そのブロックの柱が細長い垂直配向された支持梁によって互いに連結される。好ましくは、壁構造物は、1つ以上のブラケットによって作用するように構造物に連結される。梁とブロックとは特別の形態であり、容易に入手できず、用途が限られる。
比較的を均一な断面の円筒状開端部円材55を有するプレキャストモジュール式円柱システムは、Richterら(2001)により開示された特許文献6において教示される(図5Bに図示のとおり)。円柱区間は、弓状断片を接合し、その区間を積層することにより形成される。本「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」に先行するデザインは示されていない。
噛合式のモルタルを用いないシステムは、その他の装置によっても達成される。しかし、それらのうちのいずれの装置も、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」について以下の資料に記載されるような構造ユニット化ポストテンションシステムを示していない。かかる噛合式装置56の一例は、Haener(1987)により開示された特許文献7において教示される。これは図5Cとして図示され、モルタルを含まない壁の建築に用いるコンクリートなどのブロックを教示している。提示される装置は、平坦な上部および底部を備え、両端部に一体ブロック噛合連結具と種々の形態とを有する平行に離間した垂直側壁の対を含む。側壁は、これらの形態によって一体的に連結される。これは「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」に教示される形態ではない。同様に、構造物の一体性と強度を向上させるためのポストテンションは教示されていない。
Bolt−A−Blockシステムは、Roger Marshらによって、2005年11月10日に第11/271,703号として出願された。この基本的なモルタルを用いないシステムは、複数の金属バーと複数の標準金属ねじ式締め付け具によって互いに連結され、それによってポストテンション構造物を形成する複数の均一な組積ブロックおよび/またはレンガを備える組積構造物を教示した。このBolt−A−Blockシステムは、概して図3に示される。好ましくは、ブロックは、単純な機械的工具によって、構造物として作用するように互いに連結される。各相互連結は、近接する部材と相互連結されたときに、モルタルおよび補強モルタルによるシステムよりも比較的高強度の構造物を形成するユニット化ポストテンション部材をもたらす。この構造物を生成するために用いられる方法は、簡易で水とモルタルを用いない相互連結過程であり、これはブロックとバーとを締結して、強固で耐久性のある構造物にする一連の簡易な個々のステップによって達成される。連結されると、構造物は、強固で耐久性のあるものとなる。留意すべき点は、バー33の配置により、近接するブロック30間に、小さい間隙44Aが発生することである。この空隙は、その後充填あるいは目止めして壁面を完成させる。必要に応じて、構造物を分解し、構成要素を再利用することができる。この新規「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、Bolt−A−Blokシステムには予想されていなかったBolt−A−Blokシステムに対する重要な改良と変更を提供する。これらの改良は、バー(アンカー)を設置し、モルタルを用いないシステムの建築速度を向上させる。凹所を設け埋込まれた形状は、間隙をなくし、充填の必要性を排除する。さらに、いくつかの実施形態は、より高強度の選択肢を提供し、防衛および抗テロリズム用途における使用を増加させる。
従来のポストテンションユニット52は、種々の形態を有することができる(図4Eに図示のとおり)。現在まで、この技術は、ユニット化形態で適用されるものとして本質的には不明瞭であった。個々のブロックは互いに付着され、現在は新規の組み合わせとして、全てが1つのポストテンション梁、橋梁、壁、または構造物であるかのように機能する。この「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、あらゆるサイズのコンクリート組積ユニットで同等に機能する。
従来のポストテンション補強材は、非常に高強度のスチールストランドまたはバーから成る。典型的には、ストランドは、基礎、スラブ、梁、および橋梁のような水平用途で使用され、バーは、壁や柱のような垂直用途で使用される。ポストテンションに使用される典型的なスチールストランドは、270,000ポンド/平方インチの引張強度を有する。これは実際には、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」が個々の標準ボルトと単純な締め付け具を使用することに反する教示である。組積ユニット間にプレートまたはバーを使用するポストテンションは、鋼とコンクリートを組み合わせる完全に新規の手段であり、正しい工学的手法である。
いかなる先行技術も、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」の全ての特徴および機能は教示していない。知る限りにおいて、ユニット化ポストテンション組積ブロック構造物および「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」の必要性を完全に満足するシステムは、現時点で存在しない。本システムは、構成要素部品によって作製され、単純な工具を用いて建築され、モルタルを必要とせず、モルタル構造物よりもはるかに強固な構造物を提供し、建設時に即座に使用および占有できると考えられる。
米国特許第5,511,902号明細書 米国特許第5,809,732号明細書 米国特許第6,098,357号明細書 米国特許第6,178,714号明細書 米国特許第6,691,471号明細書 米国特許第6,244,785号明細書 米国特許第4,640,071号明細書
「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、種々の組積構造物の建設に用いるために開発されてきた。「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、それぞれの独立した中空コアを有するブロックまたはレンガをバー・ボルトシステムを用いて解体可能に結合する建築システムである。この結合は、より強固で、より迅速で、より安価な建築物の建設をもたらす。3つの主要な構成要素であるバーとボルトとブロックはしっかりと連結されるが、必要に応じて、付着手段は完全な分解が可能である。「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、非熟練者が単純なレンチを用いて完成できる。水の必要がなく、特別な工具(単純なレンチで十分であろう)もブレースも存在せず、また「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」によって作製された構造物は、即座に使用できる。改良型「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」は、凹溝またはポケットあるいは埋込みバーと、締め付けボルト(緊張材)と、プレート(アンカー)とを備える中空コア(管路)組積ユニットを特徴とする。この新規の特徴は、防御および抗テロリズム構造のための、強固で耐久性の高い完全プレートアンカーも教示する。
(目的、効果、および利益)
「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」には、前述の先行技術と同様に、非常に多くの利益と効果がある。容易に入手できる部品を用い、実施が非常に簡単な建設システムは、現在のところ存在しない。しかし、ユニット化ポストテンション技術により、構造物は、従来のモルタルを用いた技法によって建築されたものよりもはるかに強固なユニットとなる。表Aは、先行技術であるBolt−A−Blockシステムを上回る効果と利益の一覧である。表Bは、従来のモルタル・ブロックシステムを上回る効果として、Bolt−A−Blockと類似の効果と利益の一覧を示している。
Figure 2009526928
Figure 2009526928
Figure 2009526928
構造物、特に組積、コンクリート、および鋼構造物の建設の当業者には、本システムを用いた例に示される特徴が、別の種類の建設の改善にも容易に適合できることは容易に理解される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を成す添付の図面は、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」(UNITED POST TENSION BLOCK SYSTEM)の好ましい実施形態を図解している。図面は、前述の要旨の説明および後述の詳細な説明と共に、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の原理を説明する役割を果たす。しかし、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」が図示されるとおりの正確な構成と手段のみに限定されないことを理解されたい。
本発明は、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31と称される建設システムである。このポストテンションシステムは、ほんのわずかな種類の異なる構成要素から成る。この構成要素は、中空空洞48が管路となる中空コアブロック35(およびその他のもの)と、一連の緊張材(通しボルトなど)34と、いくつかのさらなる特徴を備える複数の単純なアンカー(バーなど)33である。本システムは、互いに隣接して接触し、緊張材34とアンカー33とを用いて互いに対して解体可能に結合される、複数の近接するブロック35によって構成される。この結合は、複数のユニット化ポストテンションコンクリート組積ユニット(一般的にはブロックまたはレンガと称される)から形成された構造物をもたらすが、これは全体的にモルタルと標準的な補強とを用いて建築された通常のブロック構造物よりもはるかに強固である。建設、特に補強組積構造物の当業者は、この「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31を形成し、使用することを物理的に可能にするために使用されうる種々の部品を理解するであろう。既存の技術に対するこの改良は、目的、効果、および利益と題される前章で述べた数々の効果と利益を有する建設システムを提供する。最近のBolt−A−Blokを上回る効果には、アンカーバーの正確な配置、凹溝または埋込みバーによる建築時間の短縮、埋込みバーを用いた本発明の商業的追跡、より強固な軍事/防衛用途および耐爆応用、配置補助具を用いたより簡易で迅速な建設のための特徴、および卵型プレート/ワッシャとねじ切りされた緊張材とを用いた抗回転および敏速連結を伴う特徴が含まれる。
図1と2、図6〜14、および図16には、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の完全な有効な実施形態と代替実施形態が示されている。図面と図解において、図面と略図が本発明の概括的形態を明示していることがわかる。システムの好ましい実施形態は、図示されるように、ほんのわずかな部品から成る。これらの構成要素の種々の重要な特徴は、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31に対するそれらの重要性と機能性を当業者が理解するのに適当な詳細で以下に描写、説明される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を成す添付の図面は、好ましい「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の実施形態を図解している。図面は、前述の要旨の説明および後述の詳細な説明と共に、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の原理を説明する役割を果たす。しかし、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31が図示されるとおりの正確な構成と手段のみに限定されないことを理解されたい。
図1Aと1Bは、全体的な「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31と31Aの略図である。図1Aには、バーの実施形態のための凹溝の実施形態が図示され、図1Bには、埋込みバーの選択肢が描写される。
図1Cと1Dは、特定の特徴と構成要素が特定された、全体的な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31と31Aの略図である。図1Cで説明される構成要素と特徴とを備える図1Aに示される「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31は、好ましい実施形態である。以下に図示および説明されるその他の形態は、代替実施形態である。ここでは、ポケット凹所38を備えるコンクリート組積ユニット37は、全体的形態31として、共に積層されて示されている。バー33が配置されてもよいポケット凹所38が示されている。各CMUブロック37は、「閉鎖」接点44によって示されるように、近接するブロックに接触している。これは、組立て速度とCMU間の間隙の排除に関して、先行技術を非常に明確に改良する。明らかに、バー33とボルト34は、金属(鋼、ステンレス鋼、チタン、真鍮、アルミニウムなど)、複合材料(プラスチックおよび強化プラスチック、強化樹脂ベースの材料などを含む)、およびポストテンションシステム用の緊張材とアンカーとを作成するのに適切なその他の材料を含むが、これらに限定されない多くの種類の材料から製造できる。積層体31は、アンカー45によって基部手段46上に取り付けられる。同様に、埋込みバー31Aを備える別の実施形態が示される。バー33は、コンクリート組積ユニット42内に加工される。ボルト/緊張材34は、各アンカー/バー33を個々に接続する。積層体31A全体は、基部アンカー45によって基部手段46に取り付けられる。
図2A〜2Cは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31のさらなる全般的な詳細と構成要素の略図である。図2Aには、凹ポケット37が示される。ポケット38は、CMUの最上面中に構成して、バー33を配置されるようにする。これらのバーは、横方向33であっても、または縦方向40であってもよい。好ましくは、凹ポケット38は、ブロック自体が製造される時にCMU内に加工される。代替的に、凹所は、必要に応じて、二次的作業で標準ブロック内に切削または研磨してもよい。この二次的作業は、製造場所で、あるいは構造物が建築される現場で行なうことができる。凹所は、名目上はバーと同じサイズであるが、もちろんある程度の追加の隙間を有して、バー33、40がポケット38内に容易に滑り込み、かつ均等に設置できるようにする。この隙間は、容易な建築のために数千分の1インチの隙間が見込まれる中、経験的に決定することができる。本発明の主旨と精神を制限しない目的で、特定の寸法は提示しない。図2Bでは、任意のCMU31Aは埋込みバーを有し、CMU42は、CMU内に加工されたバー40Aを示して描写されている。図2Cには、バー33と、ボルト34と、レンチ32とが描写されている。
図3〜5は、組積およびポストテンション構造の先行技術の略図であることに留意すべきである。これらについては上記の先行技術の章で述べた。しかし、これらの先行技術の形態、および建築方法の知識は、当業者が、「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31が提供する独自の特性を完全に理解するための重要な背景としての役割を果たす。何十年もの間、また実際には一世紀以上もの間、石工と建築者、建築家、および技術者達は、中空組積ブロックとレンガを使用してきた。同様に、鉄筋と種々の締め付け具は容易に入手できた。しかし、誰も建設技術の顕著な拡張として、この独自の単純な組み合わせを教示または開発しなかった。
図6は、凹溝、ポケット、および埋込みバーの選択肢を描写している。典型的なCMU30は、参考のために示される。凹溝を備えるCMU35が示されている。溝36は、横方向あるいは縦方向に配列され、壁の全幅を横断してよい。CMUの別の実施形態は、ポケットを備えるCMU37である。これらのポケット37は、CMUの内部のみにある。CMUは、CMUの外部に「ノックアウト」特徴57を有する。バーがCMUの外面を越えて延設する必要があるとき、またはその場合、ノックアウト57は、ブロックから側壁を叩き落とすことによって除去するだけである。さらなる詳細は後述する。示されている別の実施形態は、埋込みバーを備えるCMU39および42である。ここでは、横方向バー43は、一定の位置41でCMU42内に埋込まれる。同様に、縦方向バー40Aについては、一定の位置41で埋込みCMU39内に埋込まれる。最後に、ポストテンションシステムの管路として機能する中空空洞を備えるレンガなどの小型CMU58が描写されている。
図7A〜7Cは、横方向凹溝を有するCMUの場合の「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の詳細を図示している。図7Aには、完全凹溝36を備えるCMU35Aを特徴とするもののうち1種類が描写されている。延設溝36は、バー33が、CMU35Aの全幅に延びることを可能にする。凹溝36は、CMU35Aの中空コア48を横断して延設する。示されている別の特徴は、バー33を貫通する正味の開口を備える貫通穴98と、通しボルト34と連結するための雌ねじを有するねじ切り穴99である。横方向バー33を収容するための別の形態は、図7Bに示される。ここでは、CMU37はポケット凹所38を有する。このCMU37では、バー33は、CMU37の幅の一部のみに延設する。これは、CMU37の端部まで延設するバー33を含有する。当業者には、バー33がポケット凹所38内により速やかに配置できることは明らかである。CMU37の側面の美観にとって重要なのは、前述のCMU35Aのように、CMUの端部から突出するバーがないことである。これらのポケット凹所は、側部を除去(すなわち「叩き落とすまたは切り取る」)できるようにし、延設バーが配置できるようにする切れ目を付けたノックアウト特徴57を有する。この特徴については後述する。図7Cには、より小さいCMU58が示されている。これはよくレンガとして表現されるCMUであってもよい。この形態では、より小さいバーまたは卵形アンカー59が描かれている。これらの卵形アンカー59も、緊張材34を卵形アンカー59に連結するための貫通穴98とねじ切り穴99とを有する。
図8Aと8Bは、縦方向形態で延設凹溝36を備えるCMUの場合の「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の詳細を示している。図8Aには、完全凹溝36を備えるCMU35Bを特徴とするもののうち1種類が描写されている。この延設溝36は、縦方向バー40が、CMU35Bの全長に延びることができるようにする。凹溝36は、CMU35Bの中空コア48全体を横断して延設する。横方向バー33を収容するための別の形態は、図8Bに示される。ここでは、CMU37はポケット凹所38を有する。このCMU37では、バー33は、CMU37の縦方向にのみ、またCMU37の全長の一部にのみ延設する。これは、CMU37の端部まで延設するバー40を含有する。示されている別の特徴は、バー40を貫通する正味の開口を備える貫通穴98と、通しボルト34と連結するための雌ねじを有するねじ切り穴99である。当業者には、バー33がポケット凹所38内により速やかに配置できることは明らかである。CMU37の側面の美観にとって重要なのは、前述のCMU35Bのように、CMUの端部から突出するバーがないことである。これらの縦方向バー40のためのポケット凹所は、側部を除去(すなわち「叩き落とすまたは切り取る」)できるようにし、延設バーが配置できるようにする切れ目を付けたノックアウト特徴57を有する。このノックアウト特徴については後述する。
図9A〜9Gは、両方向にポケット凹所ブロックシステム37を備えるCMUの略図を示している。図9Aは、ポケット37とノックアウト特徴57とを備えるCMU(ブロック)を示している。図9Bは、縦方向バー40が配備された、凹ポケット37を備えるCMUを示している。図9Cは、横方向バー33が配備された、凹ポケット37を備えるCMUを示している。図9Dでは、ノックアウト特徴57は除去され、(開ノックアウトを備える)CMU37Aの開ノックアウト60となっている。これにより、延設バー61を配置できる貫通溝が得られる。この開ノックアウト60を通る延設バー61の形態は、図9Eに示される。図9FおよびGには、類似のノックアウト特徴60が、横方向位置に延設バー61を備えて示されている。これらのノックアウト特徴60は、ブロック製造場所、二次的な場所、あるいは現場で加工できる。これらは、切れ目を付けたノックアウト57への衝撃によって、あるいは標準CMU30を切削あるいは研磨して延設溝36を形成することによって作成できる。
図10A〜10Cは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31Aのための埋込みバーの選択肢の略図を提示している。ここでは、CMUは、埋込み横方向バー43と縦方向バー40Aとを有する。図10Aは、参考のために標準CMU30を示している。図10Bでは、横方向埋込みバー43がCMU42内に示されている。建設工学の当業者には、一定の位置41にバー43を埋込む能力は明らかである。この位置41は、CMUの略中間63と異なってよく、あるいはCMUの一面により近く、対向面からはより遠い距離62を有してもよい。図10Cは、縦方向に位置付けられた埋込みバー40Aに提供される、同様の距離の選択肢62、63を描写している。これらのCMU39は、配備された縦方向バー40Aを示している。異なる距離62、63にある埋込みバーが、バーが上面のより近く62にある場合に組立てに有利であり、バー40Aが中間63位置にある場合に、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31Aがより均一な強度を有するはずであることは、建設技法の当業者にはよく理解される。
図11Aと11Bは、横方向埋込みバー43を備えるCMU42のさらなる略図を示している。図11Aは、CMU42の全幅に延設する埋込み横方向バー43を示している。この延設部は、CMU42の側壁を貫通して延設する接触開口100内にある。図11Bでは、埋込み横方向バー43は、部分接触開口100Aによって描写されるように、側壁を部分的にのみ通過して延設する。上記の図10で説明したように、埋込み位置41が様々であってよいことに気付くであろう。
図12Aと12Bは、CMU39の縦方向埋込みバー40Aのさらなる略図を示している。図12Aは、CMU39の全長に延設する埋込み縦方向バー40Aを示している。この延設部は、CMU39の側壁を貫通して延設する接触開口100内にある。図12Bでは、埋込み横方向バー40Aは、部分接触開口100Aによって描写されるように、側壁を部分的にのみ通過して延設する。上記の図10で説明したように、埋込み位置41が様々であってよいことに気付くであろう。
図13A〜13Fは、特別な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31Bで使用するブロック内のCMU64の特別な凹ポケット48Aの略図を示している。図13Aの略図は、参考のために標準CMU30を示している。図13Bの略図は、特別な深い凹所48Aを備える特別CMU64を描写している。緊張材のための開口65は、このCMU64中に示される。図13Cは、この特別な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31Bのための他の部品のうちのいくつかを示している。含まれているのは、一端にねじ山70と先細体71とを有する特別な緊張材66である。延長部または軸部68は、端部を一体的に接続することによって、緊張材69を作成する。他端では、特別緊張材66は、緊張材67を回転させるための手段を有する。回転手段67の内部には、他方の緊張材を収容するためのねじ山を備える開口68がある。同じ図13Cには、雌ねじ開口68を示す、手段67Aの上面図が含まれる。正味の非ねじ切り開口73を備える卵型スペーサ72は、特別な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31Bのための構成要素を完結する。図13Dの略図は、特別なCMU64の上面図を描写し、卵型スペーサ72を示している。卵形形態により、特別な凹所48Aの内側に配置したときに、スペーサ72が回転しない。図13Eでは、特別な凹所48Aの底部に置かれて配備された卵形スペーサ72を示している。スペーサ72は、手段67によって緊張材66を容易に回転でき、締結できる面を提供する。ポストテンションの当業者には、スペーサ72上に載設される緊張材66が、本発明の残りの部分を通して記載されるように、ユニット化された組み合わせを作成することは明らかである。図13Fは、種々の特徴を備える特別なCMU64の端面図を示している。
図14A〜14Fは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の典型的な特徴と使用の略図を示している。図14Aでは、典型的な壁が、CMU30によって建築されている。幅広形CMU74は、積層体中に配置される。この幅広CMUの組は、効果的に棚75を作成する。この棚75は、棚75に沿って、床スラブを建設したり、あるいは床または屋根根太などのその他の構造物を配置できるようにする。種々のサイズのCMUを用いた建設の当業者には、この幅広ブロック74と棚75との形態が、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31で使用される種々の種類のCMU全てに容易に適合できることは明らかである。図14Bに示される略図では、幅広ブロック74は、CMU30の積層体の基部に配置され、壁を描いている。この略図では、もとの土台の位置は、トラフ79を掘ることによって作成される。幅広ブロック74は、トラフ79内に配置され、水平にされる。その後、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31で使用されるその他のCMUが取り付けされ、垂直構造物が建設される。その後、締固めされた充填材またはその他の細粒土壌80を配置して、強固な構造物を作成することができる。建設の当業者には、この形態が、コンクリートを全く必要とせずに、強固で耐久性のある基礎を提供することは明らかである。
図14Cには、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31を援助するためのその他の特徴が示される。ここでは、アンカーバー33を備えるボルトまたは緊張材34(図示せず)の端部を設置するための傾斜付き手段76、76Aが提示される。設置手段76、76Aは、アンカーバー33内に一体的に加工しても、あるいは別個に加工して、接着剤や粘着面などの何らかの付着手段78によってバー33に付着してもよい。図14Dは、使用されるポストテンション用緊張材およびアンカーの骨組み81の略図である。この図には、CMUが示されていない。しかし、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31を作成するために使用される緊張材34と各種サイズのアンカーバー33、40、61との間の形態と相互連結が図示されている。このアンカーの骨組みと緊張材(CMUの中空空洞48内部に設置される)は、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の強度理論の主要な鍵である。
図EとFには、ブロックと共に水分侵入の防止を援助するための特別な形態の略図が示されている。モルタルを用いないシステムでは、間隙は、例えその間隙が極めて小さい場合でも、間隙を通して水を浸透させる可能性がある。図14Eは、CMU間に水分の浸入を阻止するための形態83を備える特別なCMUブロック82を示している。この形態は、種々の形状およびデザインでよい。2つのかかる形態83が、図14Fに示されている。ここでは、先細ラビリンス形態84と直角/正方形ラビリンス形態85とが提示されている。ラビリンス設計の当業者には、これらは限定ではなく、これらのデザインの精神の範囲内で同様の主旨を達成できる多数のデザインの単なる例に過ぎないことは明らかである。
図16Aと16Bは、防衛および抗テロリズム用途で用いる場合の「ユニット化ポストテンションブロックシステム」87の頑丈な選択肢の略図を示している。CMU89全体はやはり、中空空洞を通してアンカーと緊張材に連結されている。しかし、防衛的CMU89は、より厚い壁を有し、その結果空洞48がより小さくなる。緊張材90は、より高いポストテンション性能を提供するために、標準等級の(No.2)通しボルトであっても、またはより高強度(No.5またはNo.8)であってもよい。アンカー88は、完全なプレートである。これは、先行技術のBolt−A−Blokに示されるような間隙を全て排除する。これらのプレート88は、鋼(高強度合金、標準等級、ステンレスなど)などの高強度金属または高強度複合材料から簡便に作製される。プレート88は、表面処理されていても、被覆されていても、被覆されていなくてもよい。被覆剤が塗布される場合、プレートは、CMU87とプレート88との間のさらなる密封を提供するビチューメン、シリコン、または類似の外部被覆を特徴とする。図16Aは、プレート88のねじ切り開口98によってプレート88に連結される各空洞に対する緊張材90を示している。非ねじ切り貫通穴99は、下方のプレートと連結するために、次の緊張材を配置する位置である。図16Bは、防衛的「ユニット化ポストテンションブロックシステム」87の代替実施形態である。ここでは、必要に応じて、さらに強力なポストテンションを作成するために複数の緊張材90を使用できる。追加の緊張材90は、それに対応して、アンカープレート88に追加の開口98、99を必要とする。
本明細書に記載される詳細は、例となるものであって、限定するものではない。再度記載し、また建設材料の当業者にはよく理解されるが、材料の全ての例は、類似する特性を有する別のプラスチックおよび複合材料と置き換えても、依然としてこの「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の主旨と精神の範囲内にある。「組積構造物用ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の説明によって特定されるその他の構成要素は、建設の当業者として、前述の実施形態から明らかなものとして追加することができる。
(好ましい実施形態の施工)
新規の「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31は、上記の実施形態において説明されてきた。装置がどのように施工されるかについては、以下に記載する。上記の説明と本明細書に記載される施工とは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の概念を完全に説明するために併せて考慮しなければならないことに特に注意されたい。
図15は、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の組立て86の過程(ステップ1〜12を含む)を示している。この過程は、凹溝36を備えるCMUについて示されているが、全体的な流れは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の他の全ての実施形態について類似している。表Cに示される12ステップは、図15に示されるステップと対応している。さらなるCMUが所望の構造物に必要とされるときは、これらのステップが繰り返される。
Figure 2009526928
図17は、頑丈な応用87Aの利用を示している。この例では、一連の頑丈なCMU89は、上記の図15の過程での説明と同様に配置され、組立てられる。ただし、アンカーバー33は、ここでは完全な表面プレート88である。緊張材90は、高強度通しボルトまたはその他の強固で耐久性の高い緊張材である。また、最初の基部アンカーは、コンクリートパッド内に、あるいは直接石材に、あるいは直接地面の中に付着するための種々の形態91を有してよい。これらの種々の形態91は、建設の必要性に対応するために、種々の長さを有してよい。これらの「ユニット化ポストテンションブロックシステム」87構造が、迅速に建築でき、のちに除去、移送、および再利用のために敏速に解体できることがよくわかる。
図18A〜18Eは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の頑丈な選択肢87の場合の応用の略図を示している。図18Aは、各頑丈なCMU89間にアンカーとして頑丈なプレート88を含有する、水平積層体に構成された頑丈なCMU89の側面図である。短い横方向デッキまたは橋梁92が示されているが、建設の当業者には、この例をどのようにしてより大きな区間および構造に拡張できるかは明らかである。デッキ92の端部に何らかの高強度支持体93が必要なこともわかる。図18Bは、同じデッキ92の例を要員、機材、または材料から付加される負荷94と共に描写している。上記の図17に記載の壁87Aと同様に、ここではデッキ形態も、多様な防塞、建築物、橋梁、およびその他の抗テロリズムおよび防衛的軍事用途のための強固な防護構造に役立つ。重いCMU89間に配置されるこの完全プレート88は、かかる利用の鍵となる。その他の応用は、以下の表Dに記載される。
頑丈な87「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の非常に特別な応用は、図18C〜Eに示される。図18Cでは、トラック95またはハーフトラックなどの軍務に使用される車両が図示されている。車両95は、後部に台または支持構造物96を有し、そこには軍事要員が配置されることが多い。図18Dは、再び台または構造物96が示される。図18Eでは、特別な耐爆性または防爆性台カバー97または床が取り付けされている。この床は、頑丈な87「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31である。その結果、数インチの厚さの従来の装甲板よりもはるかに軽量な容易に取り付けられる防護物となる。この防爆性台カバー97の取り付けは、車両を用いて、要員によって敏速に遂行できる。これが防爆性であるのか、あるいは耐爆性であるのかを確認するために、軍による確認試験が必要である。しかし、防爆性台カバー97の費用は、純粋に鋼製の代替物と比較して大幅に低く、また使用のために迅速に配備できる。
「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31には、表D−使用例に記載されるように、その他の種々の用途がある。これらのその他の用途は、ユニット化ポストテンションのBolt−A−Blokシステムに包含されるものと類似している。しかし、インスタント「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31は、これらの用途について上記に記載された多くのさらなる改良点を有する。
Figure 2009526928
Figure 2009526928
詳細な部品と施工についてのこの説明により、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31は、開示される実施形態に限定されないことが理解されるべきである。「ユニット化ポストテンションブロックシステム」31の特徴は、本記載の精神と主旨の範囲内に含まれる種々の修正および同等の構成を包含するものである。
図1Aは、全体的な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の略図である。 図1Bは、全体的な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の略図である。 図1Cは、特定の特徴と構成要素が特定された、全体的な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の略図である。 図1Dは、特定の特徴と構成要素が特定された、全体的な「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の略図である。 図2A〜2Cは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の全体的な詳細と構成要素の略図である。 図3は、ポストテンションシステムを構築するために標準組積ユニットと外側バー・ボルトシステムとを使用する先行技術のBolt−A−Blokシステム(BABS)の略図である。 図4A〜4Eは、さらなる先行技術の描写である。 図5A〜5Cは、別の先行技術の略図である。 図6は、凹溝、ポケット、および埋込みバーの選択肢を描写している。 図7A〜7Cは、CMUの横方向凹溝の場合の「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の詳細を図示している。 図8A〜8Bは、凹溝の縦方向バーシステムを備えるCMUである。 図9A〜9Gは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」のためのポケット凹ブロックシステムを備えるCMUの略図を示している。 図10A〜10Cは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」のための埋込みバーの選択肢を備えるCMUの略図を提示している。 図11Aと11Bは、横方向埋込みバーシステムを備えるCMUの略図を示している。 図12Aと12Bは、縦方向埋込みバーシステムを備えるCMUの略図を示している。 図13A〜13Fは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」で使用するブロック内に特別な凹ポケットを備えるCMUの略図を示している。 図14A〜14Fは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の任意の特徴と典型的な使用の略図を示している。 図15は、凹ポケットを備えるCMUの「ユニット化ポストテンションブロックシステム」のための組立過程(ステップ1〜12を含む)を示している。 図16A〜16Bは、防衛および抗テロリズム用途で用いる場合の「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の頑丈な選択肢の略図を示している。 図17は、頑丈な応用の適用を示している。 図18A〜18Eは、「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の頑丈な選択肢の場合の応用の略図を示している。
符号の説明
以下の一覧は、図面に関する。
30 典型的なコンクリート組積ユニット−CMU
31 「ユニット化ポストテンションブロックシステム」組立てのための一般的な部品−バー位置付け凹溝
31A 「ユニット化ポストテンションブロックシステム」組立てのための一般的な部品−埋込みバー
31B 「ユニット化ポストテンションブロックシステム」組立てのための一般的な部品−特別な卵形凹所
32 レンチ
33 連結特徴付きバーなどのポストテンション用アンカー
34 ボルトなどのポストテンション用緊張材
35 凹溝を備えるコンクリート組積ユニット
35A 横方向のみの凹溝を備えるコンクリート組積ユニット
35B 縦方向のみの凹溝を備えるコンクリート組積ユニット
36 延設凹溝
37 ポケット凹所を備えるコンクリート組積ユニット
37A ポケット凹所のうちのいくつかが「ノックアウト」されて開溝となったコンクリート組積ユニット
38 ポケット凹所
39 埋込み縦方向アンカー(バー)を備えるコンクリート組積ユニット
40 ポストテンション用縦方向アンカー(バー)
40A ポストテンション用埋込み縦方向アンカー(バー)
41 バー埋込みの位置
42 埋込み横方向アンカー(バー)を備えるコンクリート組積ユニット
43 ポストテンション用埋込み横方向アンカー(バー)
43A ポストテンション用部分43埋込み横方向アンカー(バー)
44 隣接するCMUの接点(接触点)
44A 近接するブロック間の空間(先行技術)
45 開始バーまたはプレートを定着するための開始締め付け具
46 基部手段装置(基礎、ボード、プレートなど)
47 典型的なCMUのモルタルを用いない組立てのための先行技術Bolt−A−Blok法
48 CMU内の中空空洞
48A 特別なCMU内の中空空洞の深い凹所
49 先行技術の特別なブロックと貫通ロッド
50 典型的なモルタル・ブロック壁部
51 先行技術のブロックシステム内の鉄筋
52 先行技術のコンクリート内のポストテンションケーブル
53 部分的あるいは全体的にねじ切りされたロッド
54 ロッド連結具
55 先行技術のプレキャストモジュール式円柱システム
56 先行技術の機械的に積層可能なブロック形態
57 ノックアウト特徴
58 レンガなどの小型CMU
59 ポストテンション用卵形/楕円形アンカー
60 凹溝を提供するための開ノックアウト
61 延長バー
62 オフセット(高または低)埋込みバー位置
63 中間埋込みバー位置
64 ポストテンションのための卵型/楕円形アンカー用凹空洞を備える特別なブロック
65 緊張材用CMU開口
66 ポストテンションに使用するための特別な緊張材
67 六角形などの緊張材(66)を回転させるための手段
67A 緊張材(66)を回転させるための手段の上面図
68 ねじ切り開口
69 特別な緊張材(66)の延長部−軸または同等のもの
70 特別な緊張材(66)のねじ切り端
71 特別な緊張材(66)の先細/面取り端部
72 卵型/楕円形スペーサ
73 卵型スペーサの開口(73)
74 幅広CMU
75 棚
76 緊張材のためのアンカープレートの開口を設置するための傾斜付き手段
76A 緊張材のためのアンカープレートの開口を設置するための代替の傾斜付き手段
77 開口
78 付着手段(接着剤、粘着面、または同等のもの)
79 もとの土台トラフ
80 締固めされた裏込め材、コンクリート、または同等のもの
81 使用されるポストテンション緊張材とアンカーの骨組み
82 CMU間の水分の浸入を阻止する形態を備える特別なCMUブロック
83 CMU間の水分の浸入を阻止する形態
84 先細ラビリンス形態
85 直角/正方形ラビリンス形態
86 再利用可能な構成要素を備える「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の組立過程
87 「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の高強度(軍事防衛または抗テロリズム)形態のための一般的な部品
87A 「ユニット化ポストテンションブロックシステム」の高強度(軍事防衛または抗テロリズム)形態の組立て
88 ポストテンション用完全被覆CMU表面プレートアンカー
89 比較的小さい空洞を備える高密度CMU
90 #5または#8級鋼あるいは同等のものなどの高強度緊張材
91 基礎または取り付けられた構造物への付着のための種々のアンカー
92 横方向デッキまたは橋梁
93 デッキまたは橋梁支持材
94 人間、機材、材料などのデッキの負荷
95 車両(軍用その他)
96 車両の台または支持構造物
97 防爆性台カバー
98 ポストテンションのためのアンカー(バー)の貫通穴開口
99 ポストテンションのためのアンカー(バー)のねじ切り穴開口
100 CMUの全幅埋込みアンカー(バー)のための接触域/開口
100A CMUの部分幅埋込みアンカー(バー)のための接触域/開口

Claims (20)

  1. ユニット化されたポストテンション補強を備える組積構造物を建築するための建設システムであって、
    a)アンカーバー配置のための特別な特徴を備える複数のコンクリート組積ユニットであって、各ユニットは、少なくとも1つの空洞を備え、各ユニットは、その中に該中空空洞を備える最上面と最下面とを有し、各ユニットは、互いに対して略平行である該最上面と最下面とを有する、アンカーバー配置のための特別な特徴を備える複数のコンクリート組積ユニットと、
    b)一連の1つ以上のアンカーバーであって、各アンカーバーは、ねじ切り開口と比較的大きい非ねじ切り開口とを備え、第1のバーは、該組積ユニットの該中空空洞を有する第1の面と隣接して配置され、第2のバーは、該組積ユニットの該中空空洞を有する最上表面と隣接して配置され、該第1のバーと第2のバーとは、互いに対して略平行に配置され、該開口は、該最上バーの該非ねじ切り開口が該最下バーの該ねじ切り開口と位置が合うように位置合わせされた、一連の1つ以上のアンカーバーと、
    c)緊張材として作用する複数の締め付け具であって、該締め付け具は、
    手段であって、該アンカーバーのそれぞれを、上方に位置合わせされたバーが存在する場合には、まずそれに、次に下方のバーに堅固かつ除去可能に連結し、該連結されたバー間に該組積ユニットが挟まれる、手段
    を備える、緊張材として作用する複数の締め付け具と、
    d)該締め付け具とバーとの連結を容易にする単純な工具と、
    e)モルタルによる標準的な組積構造物と比較して同等以上の機能を備える該組積構造物を完成するための1組の種々の付属品と
    を備え、
    それにより、該システムおよび構成要素の組み合わせは、他のユニットと隣接して配置される縦列や横列などの種々の構造形態で配置される一連の該コンクリート組積ユニットの容易に建築できる構造物を提供し、該構造物は、モルタルと組積ユニットとの構造物よりも比較的優れた構造強度を提供するユニット化ポストテンション補強法を特徴とし、一般的に設計され入手可能な材料から作製され、該組積ユニット間に間隙を有さず、非熟練者が単純な工具を用いて組立てることができ、その構成要素の再利用のために解体することができる構造物を提供する、建設システム。
  2. アンカーバー配置の特徴についての特別な特徴を備える前記コンクリート組積ユニットは、前記最下面から該組積ユニット内の特定の位置に1つ以上の特別に配置された埋込みバーを有するユニットであり、それにより該コンクリート組積ユニットは、製造時に該バーが該ユニット内に配置され、前記ユニット化ポストテンション補強法を達成するためにルーズアンカーバーを必要としない、請求項1に記載の建設システム。
  3. 前記1つ以上の埋込みバーの特別な配置は、前記組積ユニットの幅を横切る横方向である、請求項2に記載の建設システム。
  4. 前記埋込みバーの特別な配置は、前記組積ユニットの長さに沿った縦方向である、請求項2に記載の建設システム。
  5. アンカーバー配置のための特別な特徴を備える前記コンクリート組積ユニットは、該コンクリート組積ユニットの最上面に、溝と称される1つ以上の特別な凹所を有し、それにより該凹所を効果的かつ敏速に用いて、前記ユニット化ポストテンション補強法のための該アンカーバーを設置することができる、請求項1に記載の建設システム。
  6. 前記特別な凹所は、前記コンクリート組積ユニットの一端から他端まで全長に延びる、請求項5に記載の建設システム。
  7. 前記特別な凹所は、略横方向に延びる、請求項6に記載の建設システム。
  8. 前記特別な凹所は、略縦方向に延びる、請求項6に記載の建設システム。
  9. 前記特別な凹所は、同じコンクリート組積ユニット内で横と縦との両方向に延びる、請求項6に記載の建設システム。
  10. 前記特別な凹所は、ユニットの一端面に近接するが同一平面上ではない位置から配設され、同一ユニットの他端面に近接するが同一平面上ではない位置まで延び、それにより該ユニットの一画が該凹所に終端部を形成し、該凹所を閉じ、略ポケットを前記アンカーバー配置のために作成する、請求項5に記載の建設システム。
  11. 前記ポケットは、横方向および縦方向の両方向に延びる、請求項10に記載の建設システム。
  12. 前記緊張材ボルトを設置するための傾斜付き手段が、前記アンカーバー上に設置され、それにより該傾斜付き手段は、該緊張材ボルトを該アンカーバーの前記ねじ切り開口内に誘導する援助をする、請求項1に記載の付属品。
  13. 前記コンクリート組積ユニットの横列のうちの少なくとも1つ以上は、上の横列または下の横列よりも幅が広いユニットを特徴とし、それにより該幅広ユニットは、建設された構造物に種々の用途を提供する、請求項1に記載のコンクリート組積ユニット。
  14. 前記幅広ユニット表面の用途は、床根太、屋根根太、またはその他の構造物を載設するための棚としてのものである、請求項13に記載のコンクリート組積ユニット。
  15. 前記幅広ユニット表面の用途は、建築の基礎を開始するための土台ブロックとしてのものであり、それにより該土台は、コンクリートを必要とせずに取り付けおよび建築できる、請求項13に記載のコンクリート組積ユニット。
  16. ユニット化されたポストテンション補強を備える高強度組積構造物のための建設システムであって、
    a)アンカーバー配置のための頑丈で特別な特徴を備える複数のコンクリート組積ユニットであって、各ユニットは、少なくとも1つの小空洞を備え、各ユニットは、その中に該中空空洞を備える最上面と最下面とを有し、各ユニットは、互いに対して略平行である該最上面と該最下面とを有する、アンカーバー配置のための頑丈で特別な特徴を備える複数のコンクリート組積ユニットと、
    b)一連のアンカープレートであって、各アンカープレートは、複数のねじ切り開口と複数の比較的大きい非ねじ切り開口とを有し、第1のプレートは、該組積ユニットの該中空空洞を有する第1の面と隣接して配置され、第2のプレートは、該組積ユニットの該中空空洞を有する最上表面と隣接して配置され、該第1のプレートと該第2のプレートとは、互いに対して略平行に配置され、該開口は、該最上プレートの該非ねじ切り開口が該最下プレートの該ねじ切り開口と位置が合うように位置合わせされた、一連のアンカープレートと、
    c)緊張材として作用する複数の締め付け具であって、該締め付け具は、
    手段であって、該アンカープレートのそれぞれを、上方に位置合わせされたプレートが存在する場合には、まずそれに、次に下方プレートに堅固かつ除去可能に連結し、該連結されたプレート間に該頑丈な組積ユニットが挟まれる、手段
    を備える、緊張材として作用する複数の締め付け具と、
    d)該締め付け具とプレートとの連結を容易にする単純な工具と、
    e)モルタルによる標準的な組積構造物と比較して同等以上の機能を備える該頑丈な組積構造物を完成するための1組の種々の付属品と
    を備え、
    それにより、該システムおよび構成要素の組み合わせは、他のユニットと隣接して配置される縦列や横列などの種々の構造形態で配置される一連の該コンクリート組積ユニットの容易に建築できる高強度構造物を提供し、該構造物は、モルタルと組積ユニットとの構造物よりも比較的優れた構造強度を提供するユニット化ポストテンション補強法を特徴とし、一般的に設計され入手可能な材料から作製され、該組積ユニット間に間隙を有さず、非熟練者が単純な工具を用いて組立てることができ、その構成要素の再利用のために解体することができる構造物を提供する、建設システム。
  17. 前記構造形態は障壁であり、それにより該障壁は、車両の移動を制限し、テロ行為を阻止し、要員を保護するために使用できる、請求項16に記載の高強度組積ユニット。
  18. 前記構造形態は水平デッキであり、それにより該デッキを使用して、橋梁、歩行路、および建築物の床に頑丈な耐爆性表面を提供することができる、請求項16に記載の高強度組積ユニット。
  19. 前記構造形態は、車両内で組立てられ、配置される水平デッキであり、それにより該デッキを使用して、輸送中の要員など該車両の収容物を保護するために、該車両に頑丈な耐爆性表面を提供することができる、請求項16に記載の高強度組積ユニット。
  20. ユニット化されたポストテンション補強を備える組積構造物を建築するための建設システムであって、
    a)アンカーバー配置のための特別な特徴を有する複数のコンクリート組積ユニットであって、各ユニットは、その中に階段状棚と管路とを備える少なくとも1つの卵型空洞を備え、各ユニットは、その中に該中空空洞を備える最上面と最下面とを有し、各ユニットは、互いに対して略平行である該最上面と該最下面とを有する、アンカーバー配置のための特別な特徴を有する複数のコンクリート組積ユニットと、
    b)一連の1つ以上の卵型スペーサであって、各スペーサは、非ねじ切り開口を備え、該スペーサは、各組積ユニットの該階段状空洞の下面に隣接して配置される、一連の1つ以上の卵型スペーサと、
    c)アセンブリを作成するスペーサの該開口内に配置され、緊張材として作用する複数の締め付け具であって、そして該緊張材は該空洞の管路内部に設置され、該スペーサは該緊張材と該階段状棚との間に挟さまれる、緊張材として作用する複数の締め付け具と、
    d)該緊張材の連結を容易にする単純な工具と
    を備え、
    それにより該システムおよび構成要素の組み合わせは、他のユニットと隣接して配置される縦列や横列などの種々の構造形態で配置される一連の該コンクリート組積ユニットの容易に建築できる構造物を提供し、該緊張材は、該棚のスペーサ上で自由に回転でき、該緊張材とスペーサと棚の組み合わせが作成され、コンクリート組積ユニットの卵型空洞構造物は、モルタルと組積ユニットとの構造物よりも比較的優れた構造物強度を提供するユニット化ポストテンション補強法を特徴とし、一般的に設計され入手可能な材料から作製され、該組積ユニット間に間隙を有さず、非熟練者が単純な工具を用いて組立てることができ、その構成要素の再利用のために解体することができる構造物を提供する、建設システム。
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