JP2009526721A - 仕分装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、物品を仕分する仕分装置(10)に関し、これは前面に開いたホルダ(12)を有し、ホルダ(12)は、仕分された物品を受け入れる少なくとも1つの仕分コンパートメント(14)をホルダ内に有し、ホルダ(12)は、仕分コンパートメントをさらに細かく区分する少なくとも1つの区分要素を有する。本発明は、ドロワー(18)を備える少なくとも1つの仕分コンパートメントを提供し、ドロワー(18)は、引出方向に少なくとも部分的にホルダから引き出されえる。本発明は、引出方向に平行に配置される仕切(20、21、22)として構成されるべき少なくとも1つの区分要素を含む。仕切はドロワーに固定されず、ドロワーが引出方向に動かされて出されるとき、それと一緒には動かず、この場合、いったん外に引き出されるとドロワーは少なくとも1つの仕切によってもはやさらに細かく区分されない。

Description

本発明は、前面に開いたホルダと、仕分された物品を受け入れるためのホルダ内の少なくとも1つの仕分コンパートメントと、仕分コンパートメントをサブコンパートメントに区分するための少なくとも1つの区分部材とを有する、仕分されるべき物品、特に郵便物の仕分のための仕分装置に関する。
仕分装置は、郵便物の仕分のために特に用いられる。例えば、既知の装置は、仕分コンパートメントを形成する、棚のコンパートメントのような水平区分材を持った棚状の本体を含む。個々の仕分コンパートメントは、固定された区分壁によって区分され、前面に開いた個々のサブコンパートメントが形成される。
例えば、郵便の仕分の場合、個々の配達区域が個々のサブコンパートメントに関連付けられる。ユーザは、順番付けられていないかたちで存在する郵便を、配達区域によってサブコンパートメント群へ仕分する。仕分を完了した後で、ユーザは、それぞれのサブコンパートメントから郵便物を取り出し、それらを例えば自分の郵便袋に入れ、または配達区域の順に他の輸送ユニットに渡す。郵便は既にこのようにして仕分がなされ、輸送ユニットから取り出されて配達区域の順に配達されえる。
個々のサブコンパートメントのサイズは、固定された区分部材によって、固定されて事前設定される。しかし異なる配達区域への郵便の量は、通常、異なるので、ある配達区域の郵便の量が、その区域のためのサブコンパートメントに収まらないことが起こりえる。
郵便物が個々のサブコンパートメントから取り出され、輸送ユニットまたは郵便袋に入れられるとき、ユーザは全てのコンパートメントを空にし、それに含まれていた郵便物を袋または輸送ユニットに入れなければならない。したがってそれぞれのサブコンパートメントは、個別のアクセスステップを必要とする。
請求項1の特徴を有する仕分装置は、US2004/0080105A1から知られる。
本発明の目的は、簡単で時間の節約ができる仕分を可能にする仕分(sorting)装置(installation)を提供することである。この目的は、請求項1の特徴を有する仕分装置によって達成される。従属項は、好ましい実施形態に関する。
本発明による仕分装置を用いれば、少なくとも1つの仕分コンパートメントは、例えば少なくとも一部は伸縮レール上でホルダから引き出されえる引出ドロワーを有する。引出ドロワーが引き出されたときに落ちることがないように、引出の境界には対応する受け面(abutment)が設けられえる。
本発明による仕分装置は、好ましくは前面に開いた引出ドロワーを有する少なくとも1つの仕分コンパートメントを有する。もし複数の仕分コンパートメントが提供されるなら、有利にはそれら全てが本発明によって設計された引出ドロワーを有する。しかし個別の仕分コンパートメントが引出ドロワーを一つも持たず、この点で本発明によって設計されていない実施形態も可能である。そうではないと明記されない限り以下においては、「仕分装置」という語は、本発明にしたがって設計された引出ドロワーを持つ仕分コンパートメントとして理解されたい。
引出ドロワーを持つ仕分コンパートメントの区分のために提供される、少なくとも1つの区分部材は、引出ドロワーの引出方向に平行に配置される仕切として設計され、これは引出ドロワーに固定して接続されず、引出方向に引出ドロワーが外に出るときは一緒に動かないことによって、引出ドロワーは、外に出された後は、もはや少なくとも1つの仕切によって区分されない。よって、仕分コンパートメントを形成する引出ドロワーは、引き出されていない状態では、仕切によって個々のサブコンパートメントに区分される一方、引出ドロワーが引き出されると、仕切は一緒には動かず、その結果、引出ドロワーを引き出すプロセスのあいだに区分が解消される。引き出された状態においては、したがって仕分コンパートメントを形成する引出ドロワーは、もはや区分されていない。
郵便物の仕分を参照して機能が説明される。引出ドロワーが仕切によって区分されている限り、ユーザは、仕切によって区分されている引出ドロワーに郵便物を仕分する。例えば、仕切によって形成されている個々のサブコンパートメントは、個々の郵便配達区域と関連付けられえる。郵便の総量を全て仕分し終わった後、ユーザは引出ドロワーを前に引き出す。仕切は、この引き出す動きと一緒には動かず、その結果、サブコンパートメントへの区分が解消される。それにもかかわらず郵便物は、配達区域によって順番付けられたまま引出ドロワー内に留まる。郵便物はこんどはユーザによって横方向に一緒にまとめられるように押さえつけられ、単一の仕事ステップで引出ドロワーから取り出され、郵便袋または輸送ユニット(transport unit)内に置かれる。
したがって仕分されるべき物品を引出ドロワーから取り出すことは、多数の個別のコンパートメント群が空にされなければならないときより、ずっと時間がかからない。
本発明は例えば、郵便配達人の配達区域によって郵便物を仕分するのに特に適する。しかし本発明は、仕分されるべき物品が区分された所に入れられ、後にこの区分の順番でさらに処理されなければならない、あらゆる仕分プロセスにおいて有利に用いられえる。
本発明は、本発明によって設計された複数の仕切が仕分コンパートメント内に提供されるときに特に効果的なことがわかる。
引出ドロワーは、引き出された状態においては、もはや一つも区分を有さず、この点で仕分コンパートメントの引出ドロワーは対応しないことが特に有利である。しかし引出ドロワー当たり2つ以上の仕分コンパートメントが提供され、一方、個々の仕分コンパートメントは引出ドロワーの引き出されていない状態においては仕切によって区分され、引き出された後には区分が存在しないという設計も可能である。よって例えば安定性の理由で、引出ドロワーが固定された中央壁をその中央に有し、それにより引出ドロワーが2つの仕分コンパートメントを中央壁の左右に含むことも有利でありえる。引出ドロワーを複数の仕分コンパートメントにこのように区分することは、例えば、引出ドロワーを引き出した後、すなわちサブコンパートメントへの区分をなくした後、区分されていないコンパートメントが大きすぎて、その内容物を取り出すことが扱いにくくなるような、非常に長い引出ドロワーについては理にかなってもいる。
仕切と違って引出ドロワーの引出動きと共に動くこのような中央壁は、移動可能にもされえる。例えば移動可能な中央壁は、必要に応じて引出ドロワーの異なる位置にネジ止めで固定されえる。よって仕分コンパートメントの全体のサイズは、郵便袋の典型的な容積に対応して調整されえる。引出ドロワー内に固定された、または固定可能な複数の中央壁も提供されえる。
引出ドロワーの引出プロセスの際に仕切が一緒に動かないように、ガイドまたは開口が有利には引出ドロワーの後部壁側に位置し、引出ドロワーが引き出されるとき仕切は、これらガイドまたは開口を通してスライドしえる。特に好ましい局面において引出ドロワーの後部壁はスロットを有し、個々のスロットは、仕切がスロットを通してスライドできるように設計される。この局面においてガイドまたはスロットの個数は、所望の仕切の個数に少なくとも対応する。個別の仕切の数および間隔が、用いられるガイドまたはスロットの選択によって選ばれえるように、多数のガイドまたはスロットが所定の間隔で提供される局面は特に融通性に富む。
本局面のさらなる発展形において、ガイドまたはスロットは、それらが仕切を導くように大きさが決められる。この目的のために、ガイドまたはスロットの横方向の幅は、その幅が個々の仕切の厚さに実質的に対応し、かつ仕切を締め付けることがないように特に選択されえる。
引出ドロワーの後部壁にあるガイドまたはスロットは、仕切の空間的範囲を規定する。仕切を鉛直方向にアラインさせること(vertical alignment)、すなわちスロットまたはガイドを鉛直方向にアラインさせることは、空間について経済的である。しかしガイドまたはスロット、よって仕切が、斜めにアラインされる局面も可能である。
引出ドロワーの後壁内のスロットは、有利なさらなる発展形において、例えば引出ドロワーの後壁において外に向かって提供され、特に引出ドロワーが引き出されるときに仕切の横方向の支持をおこなうガイドスタブを有する。加えてこのようなガイドスタブは、スロットが設けられた後壁の安定化のために役立つ。ガイドスタブは、例えば後壁が薄い厚さであるときに、後壁の実効的な厚さを増すように設計されえる。
仕切は、それらが仕分装置から取り外されえるように特に好ましくは作られる。このようにしてユーザは、必要に応じ需要に依存して、異なる個数の仕切を異なる間隔で挿入しえる。
引出ドロワーの引出プロセスと一緒に仕切が動かないことを確実にするために、仕切はホルダに、またはホルダに固定して接続された要素に接続される。解除式仕切の場合、この接続も解除可能にされる。引出ドロワーの引出方向の後方に配置され、ホルダに固定して接続される保持端または保持棒と協働するフックを少なくとも1つの仕切が有し、保持端または保持棒は、引出ドロワーの後壁に平行にアラインされ、その挿入された状態において仕切のフックの鉛直位置に対応するレベルに配置される。もしこのフックが保持棒または保持端に引っかけられているなら、仕切は引出方向に動くことができない。もし引出ドロワーが引き出されるなら、フックは仕切を保持棒または保持端に保持し、その結果、引出ドロワーは仕切を伴わないで動き、仕切はその区分けをする機能を失う。保持端または保持棒は、好ましくは水平方向にアラインされ、仕切のフックの開口は、下向きに面する。それからフックが保持端または保持棒に引っかかることは、仕切の重量によって発生され保持される。
「フック」という語は、保持棒または保持端を囲むように係合する切り欠きを有する要素を一般的に指す。
フックはその外側において面取りされ、または丸められ、または保持棒または保持端は引出ドロワーと面する側において面取りされ、または丸められている。そのような局面において、仕切および保持棒または保持端が互いに対して動くとき、仕切のフック開口が保持棒または保持端の周りに係合するまで、フックは、保持端または保持棒で外れて滑る。フック開口が下向きに面する実施形態については特に、それから仕切は下向きに落ち、その結果、フックは保持端または保持棒において引っかかる。
このような有利な実施形態について例えば次のプロシージャが続きえる。引出ドロワーの引き出された状態において、仕切は、例えば所望の個数、所望の間隔で引出ドロワーに挿入されえる。例えばそれらは、引出ドロワーの後部領域におけるガイドまたはスロットによって保持される。こんどは引出ドロワーは、仕切と一緒にホルダ内に押し込まれる。押し込みプロセスの最後において、仕切のフックは、保持棒または保持端上に入り込み、面取りのために少なくとも仕切の後部領域において上向きに動く。もし引出ドロワーがさらに押し込まれると、フックは、保持棒または保持端の周りに係合しえ、それによって持ち上げられた仕切は下向きに落ち、フックは保持棒または保持端と係合するようになる。よって仕切は、引出方向に堅固に固定され、もはや引出ドロワーと一緒には動きえない。仕分されるべき物品は、仕切によって囲まれた引出ドロワーのサブコンパートメント内に仕分されえる。仕分されるべき物品が仕分された後に、引っかかっている仕切を動かすことなく、引出ドロワーを外に出すことがおこなわれ、その結果、仕切はその区分けする機能を失う。
仕切を支持するために、特に仕切をその空間的な方向に保持するために、引出ドロワーは引き出されている一方で、仕分装置のホルダについて静止した支持部が提供されえ、引出ドロワーの引出プロセスのあいだ、その支持部の中に仕切が挿入される。これは好ましくは、スロット状の支持マウントが仕切について提供される支持部である。例えば、この支持部は、対応する実施形態の保持棒または保持端の領域内に提供されえ、このスロットは、仕切の所望の空間的向きに対応する向きにアラインされえる。
この局面の好ましいさらなる発展形は、仕切のための支持マウントを調整するよう設計される調整機構を有する支持部を提供する。設計に依存して、調整機構は、引出ドロワーの後壁のスロットに平行な支持部のスロットの角度アラインメント(angular alignment)を調整する役目、および/または引出ドロワーの後壁のスロットに対して支持部のスロット位置を正確に設定する役目を果たしえる。
この目的のために、支持部のスロットの全体がホルダに対して数ミリメートルの単位で移動されえる、例えば調整ネジが提供されえる。取り扱いやすいさらなる発展形において、調整ネジは、例えば枠状のホルダの側壁内の穴によって、横からアクセス可能である。
引出ドロワー内の個々の仕切は、仕分プロセスのあいださまざまなやり方で仕切が堅固に保持されるように、仕分プロセスのあいだ、引出ドロワーの後壁領域内のガイドまたはスロットによってのみ保持されないのが特に好ましい。この目的のために、引出ドロワーが押し込まれているときには、引出ドロワーの対応する突起マウントに係合し、引出ドロワーが引き出されると突起マウントから解放される突起が、それぞれの仕切に特に提供されえる。
引出ドロワーの挿入された状態において、このように仕切は、引出ドロワーの後部領域のガイドまたはスロット、および任意選択として本支持部によって支持されるだけではなく、加えて突起マウントに係合する突起によっても支持される。よって仕切の区分けによって形成されたサブコンパートメントのうちの1つに物が入れられ過ぎたときにも、仕切はその位置を変えないことが特に確実にされる。
この目的のために、突起は、仕切の下部端において仕切の領域内において、かつ引出ドロワーの引出方向の前において特に有利に提供され、突起マウントは、引出方向の前における引出ドロワーの領域内に、引出ドロワーの基台内にそれにしたがって配置される。
対応する突起マウントから少なくとも1つの仕切の突起が障害なく滑り出すことを確実にするために、引出ドロワーが引き出されるとき、突起および突起マウントが互いにスライドして外れるように、突起および/または突起マウントが面取りされる、有利なさらなる発展形が提供される。突起の後方に向く端部は、仕切の下部端において、その前部領域に提供され、例えば特に対応するように面取りされ、または丸められえる。
もし少なくとも1つの仕切が、突起マウントに受け入れられる突起と、引出ドロワーの後ろ側にあるガイドまたはスロットとの両方によって保持されるべきなら、引出ドロワーの引出方向の後方における仕切の端部からの、仕切の突起の距離は、突起マウントの、引出ドロワーの後壁からの距離よりも大きい。引出ドロワーの押し込まれた状態において、少なくとも1つの仕切の突起が突起マウントに係合するとき、仕切は、引出ドロワーの後部側にあるガイドまたはスロットに後部領域において係合することがこのようにして確実にされる。仕切は、このようにして少なくとも2つの点において堅固に支持される。
このような設計物と共に仕切は以下のように用いられえる。すなわち引出ドロワーは、まず引き出される。仕切が所望の間隔で、所望の個数で挿入され、仕切のそれぞれの突起は、引出ドロワーの突起マウントに入り、引出ドロワーの後ろ側にあるガイドまたはスロットへ差し込まれる。このようにして固定される仕切を持つ引出ドロワーは、ホルダへ押し戻される。
仕切は異なるように、例えば格子状構造として作られえる。金属またはプラスチックの板が特に簡単であり、応用に具合がよい。
少なくとも1つの仕切が異なる材料、例えば金属またはプラスチックから形作られえる。仕切は、射出成形されたプラスチック部品として特に簡単に、費用効果が高く製造されえる。加えてプラスチックの仕切は、仕切によって形成されたサブコンパートメントの詰め込み過ぎについて一定の裕度を有するように、十分な可撓性を有する。
本発明は添付の図を参照して詳細に説明される。図は、郵便物の仕分のための本発明による実施形態を示す。
同じ種類の要素は、概して同じ参照番号が付される。もし複数の同様の要素が図に見られえる場合、それらは必ずしも個別の参照番号によっては示されない。
本発明による仕分装置10が図1に示される。この装置は、複数の仕分コンパートメント14、16が配置される枠(carcass)として作られたホルダ12を有する。示された局面において、第2仕分コンパートメント14は、以下の本発明にしたがって設計される。仕分コンパートメント14は、図1では引き出された状態で示される引出ドロワー(pull-out drawer)18を有する。引出18は、引き出されると、伸縮レール(telescopic rails)(不図示)上を動く。引出ドロワー18を持つ本発明によって設計された仕分コンパートメント14は、仕切(separators)20を有する。仕切20、および仕分コンパートメント14の引出ドロワー18の詳細および機能は、以下にさらに詳述される。
図1に示される仕分装置10は、棚の基台17上に配置されるコンパートメント16をさらに有するが、引出ドロワーを有しない。したがってこれら残りのコンパートメント16は詳細には示されない。
図1に示される実施形態では、仕分装置10の全体は、テーブル23上で支持される。
これから説明されるべきやり方によれば、郵便物は、それぞれの仕分ステップにおいて引出ドロワー18内に配置され、よって引出ドロワー18の台板上に置かれる。したがって、本発明にしたがって設計されていない残りの仕分コンパートメント16にある棚板17のかたちが要求される棚板は、本発明によって設計された仕分コンパートメントの下には必要がない。
図2は、引出ドロワー18の前面斜めから見た図を示す。この引出は、基台24、側壁26およびこの実施形態では固定中央壁28を含む。後壁30は、例としてそのうちの3つが参照番号32で示される複数のスロットを有する。開口部の形をとる突起マウント(projection mount)34が、引出方向52の前部領域において引出ドロワーの基台24中に設けられる。後壁30からの突起マウント34の距離は、参照番号35によって示される。引出ハンドル36は、引出方向52の前部において引出ドロワー18の下部側面に設けられる。引出ドロワーは、前に向かって開く。要求される安定性は、巧みな成形、および引出ドロワー18の基台24中の支柱によって達成されえる。
図3は、同じ引出ドロワーの後面斜めから見た図を示す。特にここでは、後壁30中のスロット32は、後壁30を安定させ、その有効厚さを増す、横方向に境界をなすガイドスタブ(laterally bounding guide stubs)38を有することが見られえる。
図4は、挿入された仕切を持つ引出ドロワー18の詳細図を示す。3つの仕切20、21が例として示されるが、異なる要求を満足するために異なる形状も選択されえる。仕切20がより高い安定性を有するが、仕切21の形状は、2つの隣接する仕切によって形成されるサブコンパートメント中の郵便物へのアクセスを簡単にする。
仕切は、図4では見えない突起を前面下部領域に有する。例えば図5は、仕切20のための突起44の形状を示す。仕切21も対応する突起を有する。突起44は、突起マウント34に係合し、そこに引っかかる。仕切の後部端は、引出ドロワー18の後壁30中のスロット32を通して突出する。後壁30から突起マウント34の距離35は、仕切(図5および6)の後部端43から突起44の距離49より小さい。このようにして仕切は、引出ドロワーの中で傾いたり横方向にずれたりしないよう固定されることが確実にされる。
図5および6は、仕切20および22についての2つの例示的実施形態を示す。仕切20が前部領域において丸められているのに対して、仕切22は前部領域において面取りされている。
下向きに面する突起44は、前に向く鼻状の延長部を含むことがわかろう。引出ドロワー18の引出方向52の後部において突起44の端部45は、面取りされている。仕切の後部端43から突起44の距離は、参照番号49によって示される。
フック46は、仕切20、22の後部端に位置し、下に開いたフック開口48を有し、その外側47は丸められている。
示される仕切の実施形態の厚さは、上に向かってテーパが付けられている。
図7は、ホルダ12に押し込まれた引出ドロワー18を持つ仕分コンパートメント14を前面から見た図を示す。仕切20は、後述のやり方で、突起マウント34、および後壁30のスロット32の中で保持される。
図8は、図7の詳細を示す。ここで特に、突起マウント34は、引出方向52の前部にある領域40でより狭く、挿入された仕切が狭い部分40で固く保持されるように選ばれた寸法を持つことがわかろう。
識別物42は、引出ドロワーの基台24の端部面に貼り付けられえ、例えば配達区域または配達区域内の個別の郵便局の顧客を表しえる。
図9は、仕切20を持つ引出ドロワー18の他の図であり、これら仕切の突起は突起マウント34に係合する。ここで引出ドロワー18は、引出方向52に少量引き出されており、この量は突起44の先端の長さにほぼ対応する。突起44は、明らかに突起マウント34にまだ嵌っているが、それらの鼻状の延長部は突起マウントの狭い領域40にもはや引っかかっていない。この目的のために、突起マウント34の寸法はそれに応じて選ばれる。
図10aから10cは、引出ドロワー18の引出プロセスのあいだに、引出ドロワー18および仕切22がどのように振る舞うかを概略表現で示す。後述するやり方において、仕切22のフック46は、空間的に固定された保持棒(holding rod)50に引っかけられている。図で前にある側壁26は、よりよい理解のためにここでは透明に示され、仕切22が見えている。
図10aは、引出ドロワー18が押し込まれた状態を示す。図10bは、引出方向52に引出ドロワー18が半分だけ引き出された状態を示す。図10aの位置において、示される仕切22の突起44は、引出ドロワー18の基台24中の突起マウント34を通して突出する一方、図10bの半分だけ引き出された状態においては、突起44は、引出ドロワー18の基台24の上に位置する。したがって仕切22はわずかに傾斜される。
引出ドロワー18が完全に引き出された状態は図10cに示される。仕切22はもはや引出ドロワー18の後壁30を通って引出ドロワー18の内部領域へと突出はせず、それにより引出ドロワー18は、もはや仕切22によって区分(divided)されない。仕切22は、後壁30のガイド支持部38によって、横方向への傾きまたは滑りがないようその空間的な配置に保持される。
図11から13は、図7の状態から始まる図10に示された引出プロセスを異なる視点から示す。図7に示される状態は特に図10aに対応し、一方、図12は図10bに対応し、図13は図10cに対応する。加えて、図11は、図10aおよび10bに示される状態の間の状態を示し、ここで引出ドロワー18は、突起44が突起マウント34の外に滑り出ているところまで既に引き出されている。
図14は、仕分プラントを後ろから見た図であり、ホルダ12の後壁は、取り除かれている。この状態は、押し込まれた引出ドロワー18および仕切20と共に示され、仕切20は、引出ドロワー18の後壁30のスロット32内に保持される。仕切20の後部領域が後壁30のスロット32を通してどのように突出しているかがわかろう。支持部54は、支持キャリヤ56を有し、保持棒50の領域内に設けられる。支持延長部(support prolongation)58の間には、スロット60の形をとる支持マウントが位置し、支持延長部58はこの支持キャリヤ56において設けられる。支持延長部58は、ホルダ内に堅固に取り付けられた保持棒50に配置される。例えば図10a〜10cにおいて見られるように、仕切20のフック46は、スロット60内に突出し、フック開口48は、保持棒50の周りで係合する(engage around)。後壁30の下部領域および引出ドロワー18の基台24は、支持部54の下で後ろから見える。下部領域で後壁30のスロット35を囲むガイドスタブ38も特に図からわかろう。
図15は、支持部54の実施形態を示す。図14が支持部54を後ろから示すのに対して、図15の実施形態は、斜め前方から示される。支持マウント(support mount)62は、支持部54が保持棒50において支持マウント62と共に配置されるようここでは特に示されている。参照番号63はネジ穴を示し、ここに例えば、保持棒50上の支持部54の横方向の位置を調整する調整ネジが提供されえる。この目的のために、対応する調整ネジは、ネジ穴63内に挿入され、このネジの助けで支持部は例えばホルダの側壁に対して押さえられ調整されえる。よって支持部は、支持部54のスロット60が、引出ドロワー18のスロット32と対応するように調整される。
図16は、仕分装置を後方から見た図を示す。支持部54は、仕切20のフック46の保持棒50との協働がわかるように取り除かれている。この局面において、フック46は保持棒50の周りに係合するのがわかろう。
図17は、本発明によって作られた仕分コンパートメントの後部領域を前から見た図を示す。この図は、支持部54と、保持棒50と、仕切20のフック46との協働が明瞭になるよう引出ドロワーなしで示される。支持延長部58が保持棒50上にどのように位置するかがわかろう。仕切20は、保持棒50のすぐ前に位置し、すなわちフック46がスロット60内で保持棒50の周りで引っかかる直前の状態である。
実施形態のホルダが図18に示され、これは本発明によって設計された4つの仕分コンパートメント14のために構成され、上下に並んで配置される。ネジ穴64はそれぞれ、引出ドロワー18の伸縮レールの締め付けの役割を果たす。開口66は、それぞれの仕分コンパートメントの保持棒50を受け入れる役割を果たす。最上段の仕分コンパートメントの保持棒のための開口は図では見えない。
個々の要素の可能な寸法が以下に述べられるが、これらはあくまで例示として理解されたい。
例えば枠12は、約50cmから100cmの幅と、35cmの深さを有しえる。例えば約130cmの高さは、図18に示されるように本発明による仕分コンパートメントを4つ上下に受け入れえるホルダのために可能である。鋼でできた保持棒50は例えば、14mmの直径を有する。ホルダ12中のそれぞれの保持棒50の高さは、対応する引出ドロワー内の仕切のフック46のそれぞれの切り欠き48の位置に対応するようそれぞれの場合で選択される。
支持部54は、プラスチックから製造されえる。
仕切は例えば、約35cmの長さおよび約21cmの高さのプラスチック板によって形成される。下部領域において仕切は、図5および6からもわかるように、上向きにテーパが付けられる4mmの厚さを有する。
引出ドロワー18も同様に、プラスチック板からなり、例えば3500cmの容積を有する。
本発明による仕分装置は、以下のように組み立てられる。すなわち図18に示されるように、保持棒50はホルダ12内の保持棒マウント66に挿入される。伸縮レール(不図示)がネジ穴64に取り付けられ、引出ドロワー18を支え、引出ドロワーが受け面まで前に引き出されることを可能にする。図1による実施形態において、引出ドロワー18は、下から2番目の仕分コンパートメント14にだけ設けられる。
支持部54は、それぞれの引出ドロワー18について、またはそれぞれの保持棒50について取り付けられ、支持マウント62は保持棒50上に設けられる。この点で支持部54は、例えばホルダ12の後壁に対して支持され、よって保持棒50から滑ってはずれることはない。図に示されない調整機構を用い、支持部54中のネジ穴63(図15)を利用することによって、支持部54の横方向の位置は、支持部54のスロット60が、引出ドロワー18の後壁30中のスロット32に対応するよう設定される。引出ドロワー18を支える伸縮レールの公差は、このようにして補償される。支持部54の調整ネジ穴63に挿入される調整ネジは例えば、支持部54をホルダ12の側壁に対して締め付けえる。
使用中、ユーザは以下のように進みえる。すなわちユーザはまずそれぞれの仕切20、21、22がどの程度の間隔を有すべきかを選ぶ。個々の仕切20、21、22の間隔は、この点において、その間隔が個別の配達区域の郵便の量にほぼ個々に対応することによって、配達区域に関連付けられたそれぞれのサブコンパートメントが、対応する配達区域の典型的な郵便の量を2つの仕切の間に受け入れることができるように選ばれる。したがって異なるサブコンパートメントは、それらに関連付けられた配達区域の典型的な郵便の量にしたがって、異なる幅、およびよってそれらサブコンパートメントを区切る仕切の異なる間隔を有する。それからユーザは、引出ドロワー18に対して仕切20、21、22の第1設定をおこなう。この目的のために引出ドロワー18は、最大伸長の約80%まで引き出される。所望の間隔で仕切が挿入され、このとき突起44は、選択された突起マウント34に引っかけられ、仕切の後部端は、引出ドロワー18の後壁30の対応するスロット32内に導かれる。図4に示されるような状態になる。仕切20、21、22は、突起マウント34内の突起44、およびスロット32によって堅固に保持される。ここで引出ドロワー18は仕分コンパートメント14内へ後ろに押し込まれ、仕切20、21、22は、引出ドロワー18と共に後方に動く。この押し込みプロセスの最後には、フック46の丸められた外側47は、保持棒50に入り込む。フック46の外側47は、保持棒50において上に滑り、最終的にフック開口48は、保持棒50上に配置される。例えば図10または図16に見られるように、それから仕切20、21、22は、フック46が保持棒50の周りにおいて係合するよう再び下に落ちる。こんどは仕切20、21、22のフック46は、引出方向52の仕切の動きがもはや可能ではないように、保持棒50上の支持部54のスロット60内に配置される。
よって仕分ボックス14は、ユーザの特定の要求に応じて装備されえる。サブコンパートメントは、その幅が個々の配達区域の典型的な郵便の量に個別に対応するよう特に形成される。典型的な郵便の量は変化しないため、概して、仕切の位置を変えることはもはや必要ない。しかし任意選択として仕切は、フック46および保持棒50の間の係合がはずれるように手で再び取り除かれてもよい。
ここで郵便物は、取り付けられた仕切を持つ、押し込まれた引出ドロワー18の状態で仕分されえる。個々の郵便物は、配達区域に対応する個々のサブコンパートメントに置かれる。郵便物が個々のサブコンパートメントに完全に仕分されたあと、引出ドロワー18は、伸縮レールの受け面まで引出方向52に沿って、引出ハンドル36において再び引き出される。仕切20、21、22は、保持棒50上に引っかかったままであり、よって引出ドロワー18の最大伸長まで、区分部材(dividing members)としてのそれらの機能を完全に失う。これは図10においてわかろう。図10aではそこに示される仕切22は保持棒50に引っかかっており、引出ドロワーはまだ引き出されておらず、図10bでは引出ドロワーが引出方向に引き出されるが、仕切22は保持棒50に引っかかったままである。図10cは、引出ドロワー18が完全に引き出されて、仕切22が引出ドロワー18内でもはや区分する機能を果たしていない状態を示す。仕切22は、ガイドスタブ38、および後方に曲げられた後壁30の上部端によって、脱落しないように留められる。
図7の状態から始まり、図9および図11〜13の順番で引出プロセスは、再び詳細に示される。図7では突起44は、まだ突起マウント34内にある。図9では引出ドロワー18が少し引き出され、突起44の鼻状延長部は、もはや突起マウント34に引っかかっていない。図11は、引出方向52に引出ドロワーをさらに引き出すことによって、突起44の傾斜が付けられた後部端45が、仕切20の突起44が突起マウント34から滑り出ることによって、仕切が前部領域においてわずかに上へ動く様子を示す。図12は、図10bに対応する状態を示す。図13は、引出ドロワー18が完全に引き出された状態であることを示す。仕切20は、もはや引出ドロワー18内に延びておらず、引出ドロワー18はいまや何も区分するものがない(任意選択として設けられる中央壁28を除く)ことがわかろう。
ここでユーザは、引出ドロワー内に手を入れ、仕分された郵便物をまとめて、引出ドロワー18の側壁26に、または中央壁28に押しやることができる。側壁および中央壁28の間の引出ドロワーに関連付けられた郵便物の全ては、1ステップで取り除かれえ、例えば郵便袋内に仕分された状態で入れられえる。
したがって配達区域に関連付けられた仕分コンパートメントの全てのサブコンパートメントを一つ一つ別々に空にして、郵便袋にその内容を移す必要がない。よって仕分プロセス、特に仕分コンパートメントから取り出すプロセスは、引出ドロワーなしの仕分コンパートメントよりも相当に簡略化され、大幅に短い時間でなされえる。
取り出された後、引出ドロワー18は、再び仕分コンパートメント14内に押し戻され、仕切20、21、22は再びそれらの区分する機能を取り戻し、仕切の突起44は、引出ドロワー18の基台24中の突起マウント34内に引っかかる。例えば図7の状態が再び起こり、ここで引出ドロワー18は、仕切によってサブコンパートメントに区分される。ここで仕分装置はさらなる仕分プロセスのために準備ができたことになる。
本仕分装置は、機械的に動作し、したがって非常にコスト効率が良く、堅固である。
本発明の実施形態による郵便物仕分の応用例の実施形態の前面透視図である。 本発明による実施形態の引出ドロワーの斜め前方から見た図である。 図2の引出ドロワーを斜め後ろから見た図である。 異なるように挿入された仕切を持つ引出ドロワーの詳細図である。 本発明による実施形態の仕切の図である。 本発明による実施形態の仕切の異なる局面の図である。 本発明による実施形態の仕分コンパートメントの前から見た平面図である。 図7に示される実施形態の詳細の拡大図である。 図7に示される実施形態の引出ドロワーの詳細図である。 本発明による実施形態の引出ドロワーを引き出すプロシージャの動きを示す図である。 図7に示される実施形態の引出ドロワーを引き出すあいだの詳細な図である。 引き出すあいだの、より後の時刻における詳細図である。 引出ドロワーを引き出したときの詳細図である。 後壁がない本発明による仕分装置を後ろから見た図である。 本発明による実施形態の支持部の図である。 支持部を取り除いた本発明による仕分プラントを後ろから見た詳細図である。 引出ドロワーが省略された支持部の領域における本発明による仕分装置の仕分コンパートメントを前から見た図である。 本発明による実施形態のホルダの透視図である。
符号の説明
10 仕分装置
12 ホルダ、枠
14 仕分コンパートメント
16 仕分コンパートメント
17 棚板
18 引出ドロワー
20、21、22 仕切
23 テーブル
24 引出ドロワーの基台
26 側壁
28 中央壁
30 引出ドロワーの後壁
32 後壁のスロット
34 突起マウント
35 引出ドロワーの後壁からの突起マウントの距離
36 引出ハンドル
38 ガイドスタブ
40 突起マウントの狭い領域
42 マーキング
43 仕切の後部端
44 突起
45 突起の面取りされた端部
46 フック
47 丸められたフックの外側
48 フックの開口
49 仕切の後部端からの突起の距離
50 保持棒
52 引出方向
54 支持部
56 支持キャリヤ
58 支持延長部
60 スロット
62 支持マウント
63 調整ネジ穴
64 ネジ穴
66 保持棒マウント

Claims (15)

  1. 郵便物のような仕分されるべき物品を仕分する仕分装置であって、
    好ましくは枠として作られ、前面に開いたホルダ、
    仕分された物品を受け入れる、前記ホルダ内の少なくとも1つの仕分コンパートメント、および
    前記少なくとも1つの仕分コンパートメントをサブコンパートメントに区分する、少なくとも1つの区分部材
    を備え、
    前記少なくとも1つの仕分コンパートメント(14)は、少なくとも一部は前記ホルダ(12)から引出方向(52)に沿って引き出されえる、前面に開いた引出ドロワー(18)を含み、
    前記少なくとも1つの区分部材は、前記引出方向(52)に平行に配置され、前記引出ドロワー(18)に固定しては接続されず、前記引出ドロワー(18)から外へ動き出るとき前記引出方向(52)に沿っては動かないことによって、引き出された後には、前記引出ドロワー(18)は前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)によってはもはや区分されないようにする、仕切(20、21、22)として作られる
    ことを特徴とする仕分装置。
  2. 請求項1に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの引出ドロワー(18)は、後部領域において好ましくは複数のスロットが設けられた後壁(30)の形成によって複数のガイドを含み、仕切(20、21、22)は、前記個別ガイドまたはスロット(32)を通ってスライドする
    ことを特徴とする仕分装置。
  3. 請求項2に記載の仕分装置において、
    前記引出ドロワー(18)の前記後壁(30)内の前記スロット(32)は、それらが前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)を導くように寸法が決められている
    ことを特徴とする仕分装置。
  4. 請求項2または3に記載の仕分装置において、
    前記引出ドロワー(18)の前記後壁(30)内の前記スロット(32)は、前記スロット(32)の前記領域において前記後壁(30)の厚さを実効的に増すガイドスタブ(38)を含む
    ことを特徴とする仕分装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)は取り外し可能である
    ことを特徴とする仕分装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)は、前記引出ドロワー(18)内の後部に配置されたその端部においてフック(46)を有し、前記フックのフック開口(48)は好ましくは下に向けられており、
    前記引出ドロワー(18)の前記後壁(30)に平行に方向付けられた水平保持端または保持棒(50)が前記ホルダ(12)内に設けられ、前記仕切(20、21、22)の前記フック(46)が前記水平保持端または保持棒(50)に係合することによって、前記係合された状態では、前記仕切(20、21、22)は前記引出方向(52)に前記引出ドロワー(18)と共には動かない
    ことを特徴とする仕分装置。
  7. 請求項6に記載の仕分装置において、
    前記フック(46)はその外側(47)において、丸められ、または面取りされ、または前記保持棒または保持端は前記引出ドロワー(18)に面する側において、丸められ、または面取りされることによって、前記フック開口(48)が前記保持棒(50)または前記保持端の周りで係合するまで、前記仕切(20、21、22)および前記保持棒(50)および前記保持端が互いに対して動くとき、前記フック(46)は、前記保持端または保持棒(50)から滑って外れる
    ことを特徴とする仕分装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切について、好ましくはスロットタイプの少なくとも1つの支持マウント(60)を有する支持部(54)であって、前記支持部(54)は、前記ホルダ(12)に対して静止しており、前記少なくとも1つの支持マウント(60)は、前記引出ドロワー(18)の引出動きのときは、前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)をその空間的向きで保持するよう作られている
    ことを特徴とする仕分装置。
  9. 請求項8に記載の仕分装置において、
    前記支持部(54)は、前記少なくとも1つの支持マウント(60)を調整することによって、前記支持マウント(60)によって支持される前記仕切(20、21、22)の空間的向きおよび/または空間的位置が調整される調整機構を有する
    ことを特徴とする仕分装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の仕分装置において、
    前記仕切(20、21、22)は、前記引出ドロワー(18)内の対応する突起マウント(34)と協働することによって、前記突起(44)が、前記引出ドロワー(18)の押し込まれた状態においては突起マウント(34)内に保持され、前記引出ドロワー(18)が引き出されたときには、前記突起マウント(34)から解放される、突起(44)を有する
    ことを特徴とする仕分装置。
  11. 請求項10に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)の前記突起(44)は、前記引出ドロワー(18)の前記引出方向(52)の前方、好ましくはその下部端において提供される
    ことを特徴とする仕分装置。
  12. 請求項11に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)の前記突起(44)および/または前記対応する突起マウント(34)は、面取りされるか、または丸められることによって、前記引出ドロワー(18)を引き出すときは、滑って外れる
    ことを特徴とする仕分装置。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)の前記突起(44)の、前記引出ドロワー(18)の前記引出方向(52)の後方に配置された前記仕切(20、21、22)の前記端部(43)からの距離(49)は、前記突起マウント(34)の、前記引出ドロワー(18)の前記後壁(30)からの距離(35)よりも長いことによって、前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)は、前記引出ドロワー(18)の前記後壁(30)にある開口またはスロット(32)を通して突出する
    ことを特徴とする仕分装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の仕分装置において、
    前記少なくとも1つの仕切(20、21、22)は、射出成形されたプラスチック部品として作られる
    ことを特徴とする仕分装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の仕分装置を用いた、特に手紙のような郵便物を仕分する郵便仕分装置。
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