JP2009526686A - 航空機用のエネルギ吸収器 - Google Patents
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Abstract
【課題】近年、航空機の一次構造に機内装置を取り付けるために、一般に強力なホルダが使用されているが、動荷重を有効に管理できないことが多い。
【解決手段】本発明の例示的実施形態によると、航空機用のエネルギ吸収器が提供される。エネルギ吸収器は、1つ以上のエネルギ吸収器部材とハウジングとを含む。それによって、エネルギ吸収器部材は、ハウジングの中で塑性変形によって衝突衝撃を吸収することができる。このように、一次構造への荷重を限定することにより、乗客の受動的安全性を向上させ、重量を削減することができる。
【選択図】図6A
【解決手段】本発明の例示的実施形態によると、航空機用のエネルギ吸収器が提供される。エネルギ吸収器は、1つ以上のエネルギ吸収器部材とハウジングとを含む。それによって、エネルギ吸収器部材は、ハウジングの中で塑性変形によって衝突衝撃を吸収することができる。このように、一次構造への荷重を限定することにより、乗客の受動的安全性を向上させ、重量を削減することができる。
【選択図】図6A
Description
[関連出願の引用]本出願は、2006年2月15日に出願の独国特許出願第10 2006 007 029.1号明細書、および2006年2月15日に出願の米国特許仮出願第60/773,762号明細書の利益を主張するものであり、それらの開示は参照によって本明細書に援用される。
本発明は、航空機用のエネルギ吸収器に関する。特に、本発明は、航空機用のエネルギ吸収器、航空機におけるそのようなエネルギ吸収器の使用方法、および航空機におけるエネルギ吸収の方法に関する。
航空機において、機内の装置(例えば、天井ライナ、荷物入れ、またはモニュメント)を保持して取り付けるために、ホルダまたは取り付け部材が用いられる。
強固な取り付け部材は、特に、強い加速度(例えば、苛酷な乱気流において生じ得る加速度、または緊急着陸による加速度など)の場合には、結果として生じる加速度力を、航空機の一次構造から直接的に、ホルダを通じて、取付けられた機内装置に伝達することがある。
同様に、機内装置に作用するすべての力または加速度は、ホルダまたはホルダシステムを通して、航空機構造に直接的に伝達される。
強固な取り付け部材は、特に、強い加速度(例えば、苛酷な乱気流において生じ得る加速度、または緊急着陸による加速度など)の場合には、結果として生じる加速度力を、航空機の一次構造から直接的に、ホルダを通じて、取付けられた機内装置に伝達することがある。
同様に、機内装置に作用するすべての力または加速度は、ホルダまたはホルダシステムを通して、航空機構造に直接的に伝達される。
公知のホルダおよびそれに取り付けられる機内装置は、静荷重または最大運用荷重に基づいて固定的に設置してもよい。
ホルダの故障(例えば過剰な加速度力による機内装置の破壊または破裂によるもの)が生じることがあり、それはホルダ、機内装置、または航空機の一次構造の損傷に至ることがあり、更に、乗客を危険にさらしたり傷つけたり、または排気の障害に至る可能性がある。
ホルダの故障(例えば過剰な加速度力による機内装置の破壊または破裂によるもの)が生じることがあり、それはホルダ、機内装置、または航空機の一次構造の損傷に至ることがあり、更に、乗客を危険にさらしたり傷つけたり、または排気の障害に至る可能性がある。
本発明の目的は、航空機用のエネルギ吸収器を提供することにあり、当該エネルギ吸収器は、強い機械的負荷の下においても、航空機の機内装置または他の装置の安全な取り付けを提供する。
本発明の一実施形態によると、航空機用のエネルギ吸収器が提供される。エネルギ吸収器は、第1エネルギ吸収器部材および第2エネルギ吸収器部材、第3エネルギ吸収器部材および第4エネルギ吸収器部材、ならびにハウジングを含む。4つのエネルギ吸収器部材はいずれも、塑性変形によって加速度エネルギを吸収するためのものである。
エネルギ吸収器部材の塑性変形は、ハウジングの中で生じる。
第1エネルギ吸収器部材は、第2エネルギ吸収器部材に隣接して配置され、第3エネルギ吸収器部材は、第4エネルギ吸収器部材に隣接して配置される。その結果、それぞれの隣接するエネルギ吸収器部材は、互いに支え合う(すなわち、回転運動の間に互いに支持される)。
エネルギ吸収器部材の塑性変形は、ハウジングの中で生じる。
第1エネルギ吸収器部材は、第2エネルギ吸収器部材に隣接して配置され、第3エネルギ吸収器部材は、第4エネルギ吸収器部材に隣接して配置される。その結果、それぞれの隣接するエネルギ吸収器部材は、互いに支え合う(すなわち、回転運動の間に互いに支持される)。
少なくとも部分的にハウジングに統合されるエネルギ吸収器部材によって、機内装置にかかる機械的負荷を制限することができる。機内装置は、エネルギ吸収器によって航空機の一次構造に接続され、例えば、乗客席の上部に取り付けられる手荷物入れであり得る。
例えば、エネルギ吸収器は、航空機の運動から生じる加速度エネルギを吸収するように設計してもよい。
加速度エネルギを吸収することによって、航空機の一次構造から機内装置への力伝達、または機内装置から一次構造への力伝達を低減することができる。
このことは、キャビンにおける受動的安全性を向上させ得る。
それに加えて、エネルギ吸収器部材を有する本発明のエネルギ吸収器を用いて、機内装置の構造は、材料や重量を節減する態様で設計することができる。なぜなら、最大限に生じる機械的負荷が低減されるからである。
このことは、負荷曲線に関わるすべての部品(例えば、機内の部品、ホルダ、および一次構造)の重量最適化を可能にする。
それに加えて、静的に影響力を及ぼすシステムを用いて、特に負荷によって変形する構造によって、均一な負荷配分が可能になる。
例えば、エネルギ吸収器は、航空機の運動から生じる加速度エネルギを吸収するように設計してもよい。
加速度エネルギを吸収することによって、航空機の一次構造から機内装置への力伝達、または機内装置から一次構造への力伝達を低減することができる。
このことは、キャビンにおける受動的安全性を向上させ得る。
それに加えて、エネルギ吸収器部材を有する本発明のエネルギ吸収器を用いて、機内装置の構造は、材料や重量を節減する態様で設計することができる。なぜなら、最大限に生じる機械的負荷が低減されるからである。
このことは、負荷曲線に関わるすべての部品(例えば、機内の部品、ホルダ、および一次構造)の重量最適化を可能にする。
それに加えて、静的に影響力を及ぼすシステムを用いて、特に負荷によって変形する構造によって、均一な負荷配分が可能になる。
互いに平行に配置され、互いに平坦に重ねられる複数のエネルギ吸収器部材を用いて、力のレベルを増加させることができる。
同時に、既存の空間を、より良好に使用することができ、異なって配置されるエネルギ吸収器部材(例えばシートまたはプレートの形態によるもの)は、ここに存在する2つの力ラインによって、デッキ層におけるより好ましい力分布に影響を及ぼすことができる。
同時に、既存の空間を、より良好に使用することができ、異なって配置されるエネルギ吸収器部材(例えばシートまたはプレートの形態によるもの)は、ここに存在する2つの力ラインによって、デッキ層におけるより好ましい力分布に影響を及ぼすことができる。
本発明のエネルギ吸収器によって、緊急着陸時に生じ得るような衝突衝撃を、少なくとも部分的に吸収することができる。
結果として生じる力衝撃は、機内装置に完全には伝達されず、むしろ規定の力のレベルまで更に弱められたり部分的に吸収されたりする。その結果、機能不良を防止できる。
結果として生じる力衝撃は、機内装置に完全には伝達されず、むしろ規定の力のレベルまで更に弱められたり部分的に吸収されたりする。その結果、機能不良を防止できる。
塑性変形の原理によって、前方向ならびに逆方向における複数の衝突衝撃を吸収することがさらに可能である。
換言すれば、エネルギ吸収器は、2つの方向に動作できる(具体的には、ハウジングから引き出されたり、ハウジングの中に移動したりする)ので、異なる方向の衝撃を吸収できる。
換言すれば、エネルギ吸収器は、2つの方向に動作できる(具体的には、ハウジングから引き出されたり、ハウジングの中に移動したりする)ので、異なる方向の衝撃を吸収できる。
外側に作用する力を低減できるので、(適切な構造を用いれば)、分離したハウジングをなくすことができ、取り付けの結合構造(例えばハットラックを有するハニカム板)にハウジングを融合することができる。
摩擦を受ける表面がないことがある。
本発明の更なる例示的実施形態によると、エネルギ吸収器は、第5エネルギ吸収器部材と、第6エネルギ吸収器部材とを更に含み、これらが互いに隣接して配置されることによって、回転運動の際に互いを支える。
このように、互いに回転する複数の吸収装置ペアを使用することができる。それによって、力のレベルが更に増加し、エネルギ吸収器のより平坦な構造が可能になる。
本発明の更なる例示的実施形態によると、第7エネルギ吸収器部材および第8エネルギ吸収器部材が提供される。それによって、第7エネルギ吸収器部材は、第1エネルギ吸収器部材にはめ込まれ、第8エネルギ吸収器部材は、第2エネルギ吸収器部材にはめ込まれる。
このようにして、吸収された力がハウジングにより良好に分散されることが保証される。
本発明の更なる実施形態によると、ハウジングは、第1カバープレートまたはカバーシートと、第2カバープレートまたはカバーシートと、第2エネルギ吸収器部材および第1エネルギ吸収器部材のための固定支点とを含む。
本発明の更なる実施形態によると、第1エネルギ吸収器部材は、縦方向スロットまたはスリットを有する。それによって、ハウジングは、スリットの領域に取り付けられる中間壁を更に有する。
シートにスリットを入れ、それによって中間壁でハウジングを複数のチャンバに分割することが可能になることによって、デッキ層における最大調速機制御力を実質的に低減することができる。
本発明の更なる実施形態によると、エネルギ吸収器は、第1取付部と第2取付部とを更に含む。それによって、第1取付部は、エネルギ吸収器を一次構造に取り付けるために設計され、第2取付部は、エネルギ吸収器を機内装置に取り付けるために設計される。
取付部は、例えば、単純な組立てを可能にする。
この点に関しては、第1エネルギ吸収器は、船体表面または天井表面に、または一次構造の支持部材に固定して取り付けてもよい。
次に、機内装置部材は、第2取付部において、エネルギ吸収器に恒久的に接続してもよい。
この点に関しては、第1エネルギ吸収器は、船体表面または天井表面に、または一次構造の支持部材に固定して取り付けてもよい。
次に、機内装置部材は、第2取付部において、エネルギ吸収器に恒久的に接続してもよい。
本発明の更なる例示的実施形態によると、力接続または確実な係止接続によって、エネルギ吸収器を一次構造または機内装置に取り付ける。
従って、例えば、簡単に取り付けられるエネルギ吸収器を提供できる。
第1取付部は、例えばクロー部材の形の断面形状を更に有してもよく、それは支持体の矩形断面上に挿入される。
この点に関して、クロー部材は、エネルギ吸収器がこの挿入によって支持体に保持され、固定重量が保持されるように設計してもよい。
エネルギ吸収器の最終的な取り付けについては、エネルギ吸収器は、ネジ、リベット、または自己ロックピン、または類似の手段によって、支持体に固定してもよい。
第1取付部は、例えばクロー部材の形の断面形状を更に有してもよく、それは支持体の矩形断面上に挿入される。
この点に関して、クロー部材は、エネルギ吸収器がこの挿入によって支持体に保持され、固定重量が保持されるように設計してもよい。
エネルギ吸収器の最終的な取り付けについては、エネルギ吸収器は、ネジ、リベット、または自己ロックピン、または類似の手段によって、支持体に固定してもよい。
本発明の更なる例示的実施形態によると、エネルギ吸収器は、調整部材を更に有する。
調整部材は、エネルギ吸収器部材のダイス曲半径を変更し、それによって応力中心距離を変更してもよい。
このように、力のレベルの変更を提供することができる(例えば、様々な定負荷レベル、あるいは進行または減少する性能を、このように調節可能である)。
調整部材は、エネルギ吸収器部材のダイス曲半径を変更し、それによって応力中心距離を変更してもよい。
このように、力のレベルの変更を提供することができる(例えば、様々な定負荷レベル、あるいは進行または減少する性能を、このように調節可能である)。
このように、力連鎖は、カバーシート距離の連続的な変更によって、自由に調整できる。
それに加えて、力経路連鎖は、カバーシートの輪郭適合によって、個々に適合できる。
それに加えて、力経路連鎖に更に順応するように個々に調整するために、エネルギ吸収器自体を構築または形成することができる。
それに加えて、力経路連鎖に更に順応するように個々に調整するために、エネルギ吸収器自体を構築または形成することができる。
例えば、カバーシートは、膨隆または突出部を有することができる。その結果、エネルギ吸収器部材は、強制的に更なる撓みを与えられてもよく、それは同様に力のレベルに影響を及ぼし得る。
本発明の更なる例示的実施形態によると、エネルギ吸収器は、エネルギ吸収方向を有する。それによって、エネルギ吸収方向の方向に作用する最小限の力(力リミッタ)を超過する前に、エネルギ吸収器によってエネルギ吸収が生じる。
内部装置(例えば装置またはコンパートメント等)は、同様に最小限の負荷によって実質的に固定して支持できるので、通常の機上操作のために適切であり得る。
例えば、力の強い影響によって負荷が増加すると、減衰が確立する。この際に、例えば、エネルギ吸収器は、ハウジングから吸収方向に引き出される(またはハウジングの中に押し込まれる)。
このように、同様に強い力衝撃を、有効に吸収できる。
例えば、力の強い影響によって負荷が増加すると、減衰が確立する。この際に、例えば、エネルギ吸収器は、ハウジングから吸収方向に引き出される(またはハウジングの中に押し込まれる)。
このように、同様に強い力衝撃を、有効に吸収できる。
本発明の更なる例示的実施形態によると、航空機におけるエネルギ吸収器の使用方法が提供される。
本発明の更なる例示的実施形態によると、航空機におけるエネルギ吸収の方法が提供される。当該方法は、第1エネルギ吸収器部材、第2エネルギ吸収器部材、第3エネルギ吸収器部材、および第4エネルギ吸収器部材を、ハウジングから引き出すステップと、引き出す間にハウジング内でエネルギ吸収器部材の塑性変形によって加速度エネルギを吸収するステップとを含む。これによって、第1エネルギ吸収器部材は、第2エネルギ吸収器部材に隣接して配置され、第3エネルギ吸収器部材は、第4エネルギ吸収器部材に隣接して配置される。その結果、それぞれの隣接するエネルギ吸収器部材は、回転運動の間に互いに支えられる。
本発明の更なる実施形態は、従属請求項において提供される。
次に、図面を参照して、例示的実施形態に関して、本発明をより詳細に説明する。
図の以下の記述において、同一または類似の部材については、同一の参照番号を使用する。図の表現は、模式的なものであり、縮尺通りではない。
図の以下の記述において、同一または類似の部材については、同一の参照番号を使用する。図の表現は、模式的なものであり、縮尺通りではない。
図1Aは、本発明の例示的実施形態によるエネルギ吸収器の模式的な断面図を示す。
エネルギ吸収器100は、下側ハウジング部(領域)101と、上側ハウジング部(領域)102とを有する。それらの間に、エネルギ吸収器部材が取り付けられる。
エネルギ吸収器100は、下側ハウジング部(領域)101と、上側ハウジング部(領域)102とを有する。それらの間に、エネルギ吸収器部材が取り付けられる。
エネルギ吸収器100(この中にエネルギ吸収器部材1が設置される)は、基本的に、いわゆる単層デッカと、いわゆる複層デッカとに分割される。単層デッカは、(吸収用の)1つのシートまたはプレート、または交互に配置される複数のシートまたはプレートを有する。複層デッカは、交互に対向して配置される2つ以上のシートまたはプレートを有する(これもまた交互に配置される複数のシートまたはプレートを備えることができる)。
このように、例えば、カバー層の負荷、より良好な容積使用、またはより大きな力のレベルの最適化を達成するために、複数のシートは互いに入れ子状態でもよい。
それに加えて、エネルギ吸収器100は、エネルギ吸収器部材1のための固定支点103と、力衝撃点105〜112、115とを含む。
図1Bは、図1Aのエネルギ吸収器を90°回転させて示すものである。
上側ハウジング部分または二層デッカシート102は、例えば航空機の一次構造に取り付けるための、穴113を有する。
エネルギ吸収器部材1は、例えば航空機の機内装置部分に取り付けのための、穴114を有する。
ここで、ハウジングに矢印116の方向に力が作用し、なおかつ吸収器部材1に反対の方向117に力が作用する場合、既知の最小限の力を超過すると、吸収器部材は、塑性変形によってハウジングから引き出される。このようにして、エネルギが吸収される。
上側ハウジング部分または二層デッカシート102は、例えば航空機の一次構造に取り付けるための、穴113を有する。
エネルギ吸収器部材1は、例えば航空機の機内装置部分に取り付けのための、穴114を有する。
ここで、ハウジングに矢印116の方向に力が作用し、なおかつ吸収器部材1に反対の方向117に力が作用する場合、既知の最小限の力を超過すると、吸収器部材は、塑性変形によってハウジングから引き出される。このようにして、エネルギが吸収される。
特にエネルギ吸収器部材1がハウジングの中に押し込まれると、吸収は逆方向にも機能する。
第1衝撃点105〜112および115は、一方では、カバープレート101、102を接続する役割を果たし、生じる力(力ライン118および矢印119、120によって表す)を分散する役割を果たす。
第1衝撃点105〜112および115は、一方では、カバープレート101、102を接続する役割を果たし、生じる力(力ライン118および矢印119、120によって表す)を分散する役割を果たす。
図1に示す構造は、単層デッカの基本形式を表す。
ここで、エネルギ吸収器部材1は、カバー層101、102に支えられ、トリガ力に到達した際に変形する。
ここで、エネルギ吸収器部材1は、カバー層101、102に支えられ、トリガ力に到達した際に変形する。
図2A、図2Bは、本発明の更なる例示的実施形態によるエネルギ吸収器の断面図を示す。
この構造は、主として図1の構造のように設計される。
シート1のスロットによって、および中間壁202がハウジング102、101をこのように複数のチャンバに分割できることによって、力を非常に低減、または均等に分散できる。
参照番号201は、シート内のスロットを表し、その中に中間壁202がある。
この構造は、主として図1の構造のように設計される。
シート1のスロットによって、および中間壁202がハウジング102、101をこのように複数のチャンバに分割できることによって、力を非常に低減、または均等に分散できる。
参照番号201は、シート内のスロットを表し、その中に中間壁202がある。
図3A、図3Bは、本発明の更なる例示的実施形態による更なるエネルギ吸収器を、2つの断面図で示すものである。
この構造は、独立した変形原理として見ることができる。しかしながら、ここでは、好ましくは1つのエネルギ吸収器部材1のみが変形するので、この構造は同様に単層デッカに属する。
シートは、ローラ301、302、303、304、305、306、307の周りに、複数回にわたって通される。摩擦の影響を最低限に保つために、ローラは回転可能に設計するべきである。
この構造は、独立した変形原理として見ることができる。しかしながら、ここでは、好ましくは1つのエネルギ吸収器部材1のみが変形するので、この構造は同様に単層デッカに属する。
シートは、ローラ301、302、303、304、305、306、307の周りに、複数回にわたって通される。摩擦の影響を最低限に保つために、ローラは回転可能に設計するべきである。
図4A、図4Bは、本発明の更なる例示的実施形態によるエネルギ吸収器を示すものであり、「二層デッキ」の構造に属する。
ここで、第1エネルギ吸収器部材1は、一方の側がカバープレート102に対して支えられる。第2エネルギ吸収器部材3が提供され、他方の側が下側カバープレート101に対して支えられる。エネルギ吸収器部材1、3は、トリッパ力に到達すると変形し、互いに対して回転する。
図5A、図5Bは、本発明の更なる例示的実施形態によるエネルギ吸収器を示す。
この構造は、主として図4の構造のように設計される。2つ以上のシート1、2、または3、4を配置することによって、力のレベルが増加し得る。
従って、例えば、より大きい負荷を吸収することができる。同時に、より良好に空間を使用し、異なって配置されたシートは、ここで既存の2つの力ライン118によって、カバープレート101、102上における好ましい力分布に影響を及ぼす。
この構造は、主として図4の構造のように設計される。2つ以上のシート1、2、または3、4を配置することによって、力のレベルが増加し得る。
従って、例えば、より大きい負荷を吸収することができる。同時に、より良好に空間を使用し、異なって配置されたシートは、ここで既存の2つの力ライン118によって、カバープレート101、102上における好ましい力分布に影響を及ぼす。
図6A、図6B、図6Cは、エネルギ吸収器の更なる実施形態を示す。
ここで、2つの(またはより多くの)シートは、それぞれ交互に設置される(1、2、または3、4、または5、6、または7、8)。それに加えて、異なるグループのはめ込まれたシートは、それぞれ交互に設置される。
シートペア1、2は、回転運動によってシートペア3、4に対して支えられ、シートペア5、6は、回転運動によってシートペア7、8に対して支えられる。
ここで、2つの(またはより多くの)シートは、それぞれ交互に設置される(1、2、または3、4、または5、6、または7、8)。それに加えて、異なるグループのはめ込まれたシートは、それぞれ交互に設置される。
シートペア1、2は、回転運動によってシートペア3、4に対して支えられ、シートペア5、6は、回転運動によってシートペア7、8に対して支えられる。
ここでの構造空間は、非常に有利に利用することができる。交互に重なる複数のシートは、その構成自体によってカバープレートのように作用するので、カバー層101、102に作用する力を低減し得る。
それに加えて、そのようなシートを隣接して配置することによって、一定の力連鎖を有するエネルギ吸収器100の厚さ(すなわち両方のカバープレート101、102の間隔)が低減され得る。
これによって、航空機キャビン構造のサンドイッチ平板にエネルギ吸収器を統合することが可能になり、そのことは例えばハウジングの縮小をもたらし得る。
これによって、航空機キャビン構造のサンドイッチ平板にエネルギ吸収器を統合することが可能になり、そのことは例えばハウジングの縮小をもたらし得る。
図7A、図7Bは、本発明の更なる例示的実施形態によるエネルギ吸収器を示す。
この構造は、薄い設計によって表わされる。ここで、個々のエネルギ吸収器部材1、2、3、4、9、10は、中心張力ロッド701を介して互いに接続される。
異なって配置されたシートは、ここで既存の3つの力ライン1181、1182、1183によって、カバープレート101、102における好ましい力分布に影響し得る。
この構造は、薄い設計によって表わされる。ここで、個々のエネルギ吸収器部材1、2、3、4、9、10は、中心張力ロッド701を介して互いに接続される。
異なって配置されたシートは、ここで既存の3つの力ライン1181、1182、1183によって、カバープレート101、102における好ましい力分布に影響し得る。
図8A〜図9Dは、本発明の更なる例示的実施形態による調整部材を有するエネルギ吸収器を示す。
力連鎖は、カバープレート距離の連続的な変更によって、自由に調整できる。この調整部材システムは、単層カバー原理、ならびに二層または複層カバー原理のために使用できる。
力連鎖は、カバープレート距離の連続的な変更によって、自由に調整できる。この調整部材システムは、単層カバー原理、ならびに二層または複層カバー原理のために使用できる。
調整部材システムは、第1調整部材801と、第2調整部材802と、カバープレート803とを含む。カバープレート803は、調整部材801、802の作動によって位置をずらすことができる。
調整部材801、802の作動によって、カバープレート803は位置をずらすことができる。その結果、エネルギ吸収器部材1は、いくぶん強く圧縮される。
図8A、図8Bに示す構成において、図8Cの均一で実質的に一定の力経路連鎖を提供できる。
図8D(ここでは、調整部材801、802は、より強くネジ留めされるので、カバープレート803は、より強くエネルギ吸収器部材1を押圧する)に示す位置において、図8Dに示す力経路連鎖を(図8Cより高いレベルで)提供することができる。
図9A(カバープレート803が傾斜して配置される)に示す位置において、図9Bに示す力連鎖を提供することができる。
ここで、最小限の力を消費した後で、力連鎖は一定ではなく、むしろストリップ1を引き出す際に減少する。これに反して、力連鎖は、ストリップを押し込む際に増加する。
ここで、最小限の力を消費した後で、力連鎖は一定ではなく、むしろストリップ1を引き出す際に減少する。これに反して、力連鎖は、ストリップを押し込む際に増加する。
カバープレート803はまた、異なる形態(例えば突出部または膨隆808)を有してもよく、それは更なる領域809においてシート1を撓ませ、それによって力の経路連鎖をしかるべく変更する。
図9Cに示す構成において、逆の力連鎖(図9D参照)が提供されるので、シート1を引き出すと、力が増加する(逆もまた真なり)。
図10A〜図11Dは、二層デッカシステムを示す。二層デッカシステムは、調整部材801、802、805、806、およびカバーシート803、807を備える。
図10A、図10Bの構成から生じる力連鎖を、図10Cに示す。シート1、3を引き出すかまたは押し込むと、力は、絶えずここに流れる。
調整部材801、802、805、806がネジ留めされる場合(図10D参照)、より大きな力連鎖が提供される(図10E参照)。
図11Aに示すように、異なる態様で調整部材を強くネジ留めする場合、引き出す際に、より小さな力連鎖が提供される(図11B参照)。
対照的に、図11Aの構成とは反対に調整部材をネジ留めする場合(図11C参照)、ストリップ1、2を引き出す際に、より大きな力連鎖が提供される(図11D参照)
調整部材は、ネジ(図11Aおよび図11C参照)に代わって、液圧タペット棒、偏心ディスク、または電気調整駆動装置を介して配置してもよい。
このように、吸収する力のレベルは、非常に迅速に、および/または自動化によって、個々の設置位置に対して順応することもできる。
もちろん、他の材料を使用することも可能である(例えば、柔軟で変形可能なプラスチック、または他の柔軟で変形可能な材料/材料混合物)。
示されるエネルギ吸収器は、いわゆるタイロッドのエネルギ吸収器として用いてもよい。更なる用途は、例えば以下の通りである。
ハットラックチェーンのタイロッドのエネルギ吸収器。
特定の効果は、正面に配置されたハットラックの上に放出されたホルダの力の伝達であり、それとともにこれらの保持概念(コンセプト)が過剰になる可能性である。
基本的に、これらの原理は、永続的かつプラスの圧力嵌め接続(運動的に定義されるもの)が必要な場合に使用可能である。
ハットラックチェーンのタイロッドのエネルギ吸収器。
特定の効果は、正面に配置されたハットラックの上に放出されたホルダの力の伝達であり、それとともにこれらの保持概念(コンセプト)が過剰になる可能性である。
基本的に、これらの原理は、永続的かつプラスの圧力嵌め接続(運動的に定義されるもの)が必要な場合に使用可能である。
着陸装置におけるエネルギ吸収器。
ベルトシステムを有するエネルギ吸収器。
大きい着陸フラップおよび方向舵のための、方向舵リンク機構におけるエネルギ吸収器。
大きい着陸フラップおよび方向舵のための、方向舵リンク機構におけるエネルギ吸収器。
座席用のエネルギ吸収器。
貨物輸送の固定に関するエネルギ吸収器。
エネルギ吸収器をキャビンのモニュメントの付着点に統合すること。
APU(「補助動力源」)用の、特にAPUの取り付け用のエネルギ吸収器。
分離壁または航空機避雷器ネット用のエネルギ吸収器。
吸収器部材の幾何学的形状、ダイス曲半径、および物質特性を変更することによって、力のレベルを変化させることができる。それに加えて、力のレベルは、カバーシートの間隔を変更することによって調節可能である。永続的な摩擦接続が存在する。システムは、環境条件に影響されない。
それに加えて、システムは、斜めの引っ張り(例えば図9Aの矢印に関して斜めのもの)(例えば一次構造の変形による破壊によって生じることがある)には反応しない。ここで、部材/部品の相対変位が生じることがあり、それは結果として、引き出す方向のずれを有することがある。
それに加えて、システムは、斜めの引っ張り(例えば図9Aの矢印に関して斜めのもの)(例えば一次構造の変形による破壊によって生じることがある)には反応しない。ここで、部材/部品の相対変位が生じることがあり、それは結果として、引き出す方向のずれを有することがある。
なお、「備える」は、他の部材またはステップを除外せず、「1つの」は、複数を除外しない。また、異なる実施形態に関連して記載する部材を組み合わせてもよい。
さらにまた、特許請求の範囲における参照符号は、特許請求の範囲を限定するものとして解釈すべきではない。
Claims (11)
- 航空機用のエネルギ吸収器(100)であって、
前記エネルギ吸収器(100)は、第1エネルギ吸収器部材(1)と、第2エネルギ吸収器部材(3)と、第3エネルギ吸収器部材(5)と、第4エネルギ吸収器部材(7)とを含み、すべての4つの前記エネルギ吸収器部材は、塑性変形によって加速度エネルギを吸収するように適合し、
前記エネルギ吸収器(100)は、ハウジング(101、102)を含み、
前記エネルギ吸収器部材(1、3、5、7)の前記塑性変形が前記ハウジング(101、102)の中で発生し、
前記第1エネルギ吸収器部材(1)は、前記第2エネルギ吸収器部材(3)に隣接して配置され、
前記第3エネルギ吸収器部材(5)は、前記第4エネルギ吸収器部材(7)に隣接して配置され、
それぞれの隣接する前記エネルギ吸収器部材(1、3または5、7)は、回転運動の間に互いを支える、ことを特徴とするエネルギ吸収器。 - 第5エネルギ吸収器部材と、第6エネルギ吸収器部材とを更に含み、これらが互いに隣接して配置されることによって、回転運動に関して互いに支える、ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギ吸収器(100)。
- 第7エネルギ吸収器部材(2)と、第8エネルギ吸収器部材(4)とを更に含み、
前記第7エネルギ吸収器部材(2)が、前記第1エネルギ吸収器部材(1)にはめ込まれており、
前記第8エネルギ吸収器部材(4)が、前記第2エネルギ吸収器部材(3)にはめ込まれている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のエネルギ吸収器(100)。 - 前記ハウジング(101、102)が、前記第2エネルギ吸収器部材(2)および前記第1エネルギ吸収器部材(1)のための、第1カバープレート(101)と、第2カバープレート(102)と、固定支点(103、104)とを含む、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエネルギ吸収器(100)。
- 前記第1エネルギ吸収器部材(1)が、長手方向スリット(201)を有し、
前記ハウジング(101、102)が、スリットの領域に取り付けられる中間壁(202)を更に有する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエネルギ吸収器(100)。 - 第1取付部(113)と、第2取付部(114)とを更に含み、
前記第1取付部(113)が、前記エネルギ吸収器(100)を一次構造に取り付けるために設計され、
前記第2取付部(114)が、前記エネルギ吸収器(100)を内部装置に取り付けるために設計される、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエネルギ吸収器(100)。 - 前記一次構造または前記内部装置に対する前記エネルギ吸収器の取り付けが、ネジ、リベット、または自動ロック式ロックピンによって行われる、ことを特徴とする請求項6に記載のエネルギ吸収器(100)。
- 前記エネルギ吸収器(100)が、調整部材(801)を更に有し、
前記エネルギ吸収器部材(1)のダイス曲半径が、前記調整部材(801)を介して連続的に調節可能である、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエネルギ吸収器(100)。 - 前記エネルギ吸収器が、エネルギ吸収方向を有し、
前記エネルギ吸収方向の方向に作用する最小限の力を最初に超過した際に、前記エネルギ吸収器によってエネルギ吸収が生じる、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のエネルギ吸収器(100)。 - 請求項1乃至9に記載のエネルギ吸収器(100)を航空機に用いる使用。
- 航空機におけるエネルギ吸収のための方法であって、
第1エネルギ吸収器部材(1)と、第2エネルギ吸収器部材(3)と、第3エネルギ吸収器部材(5)と、第4エネルギ吸収器部材(7)とをハウジングから引き出す工程と、
前記引き出す工程の間に、前記ハウジング(101、102)の中の前記第1エネルギ吸収器部材(1、3、5、7)および前記第2エネルギ吸収器部材(2)の塑性変形によって加速度エネルギを吸収する工程とを有し、
前記第1エネルギ吸収器部材(1)は、前記第2エネルギ吸収器部材(3)に隣接して配置され、前記第3エネルギ吸収器部材(5)は、前記第4エネルギ吸収器部材(7)に隣接して配置され、
それぞれの隣接する前記エネルギ吸収器部材(1、3または5、7)は、回転運動の間に互いを支える、ことを特徴とする方法。
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