JP2009525019A - ラインスタート型永久磁石同期モータ用のロータアセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータコアなどの仕様を変更することなく、永久磁石と導体との間の距離を調整することができるようにして、回転速度、トルクなどのモータの特性を容易に制御し、それによって、モータの製造コストを低減するラインスタート型永久磁石(LSPM)同期モータ用のロータを提供する。
【解決手段】LSPM同期モータ用のロータであって、シャフト孔が形成された中央部及び複数の導体取付孔が形成された外周部を有するロータコアと、少なくとも1つの永久磁石とを備え、前記ロータコアにおいて、複数の導体が、前記導体取付孔に挿入され、複数の磁石取付孔が、前記シャフト孔の周囲に、前記シャフト孔からの少なくとも1つの半径方向に沿って配置され、前記少なくとも1つの永久磁石が、少なくとも1つの対応する前記磁石取付孔に選択的に取り付けられる。
【選択図】図2
【解決手段】LSPM同期モータ用のロータであって、シャフト孔が形成された中央部及び複数の導体取付孔が形成された外周部を有するロータコアと、少なくとも1つの永久磁石とを備え、前記ロータコアにおいて、複数の導体が、前記導体取付孔に挿入され、複数の磁石取付孔が、前記シャフト孔の周囲に、前記シャフト孔からの少なくとも1つの半径方向に沿って配置され、前記少なくとも1つの永久磁石が、少なくとも1つの対応する前記磁石取付孔に選択的に取り付けられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ラインスタート型永久磁石(Line start Permanent Magnet;LSPM)同期モータ用のロータに関するものであり、より詳しくは、ロータコアの仕様を変更することなく、永久磁石と導体との間の距離を調整可能にすることによって、回転速度、トルクなどの特性を容易に制御することができるLSPM同期モータ用のロータに関するものである。
一般に、モータは、電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換させて回転力を供給する装置であり、家庭用電気製品だけでなく、産業用機器などに広範に用いられる。モータは、交流(AC)モータと直流(DC)モータとに大別される。
一方、交流モータの一種であるLSPM同期モータは、ロータの導体に誘起される電圧によって生成される2次電流と、ステータの巻線で発生する磁束との相互作用によって生じるトルクで駆動される。このとき、リラクタンストルク及び/又はマグネットトルク及びケージ(cage)によるトルク成分の合成トルクによってトルクが生じる。また、LSPM同期モータが、ステータの回転磁界の速度に応じて駆動されるように、起動後の通常動作の間、ロータに配置された永久磁石の磁束は、ステータで発生する磁束と同期する。
従来のLSPM同期モータを、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、従来のLSPM同期モータの要部を示す平面図である。図1で示すように、従来のLSPM同期モータ10は、ケーシング又はシェル(図示せず)に固定されたステータ11と、ステータ11に巻き線されたコイル12と、ステータ11の内側で回転自在となるように隙間を設けて、ステータ11の内側に配置されたロータ13とを備える。
ステータ11は、同じ形状の複数のケイ素鋼板を軸方向に重ねて形成される。ステータ11の内側には、ロータ13を配置するための孔(図示せず)が形成され、ステータ11の内周面に沿って複数の歯部11aが形成される。隣接する2つの歯部11aはすべて、互いに等しい距離をおいて離隔して配置され、それによって、隣接する11aの間にスロット11bを形成する。
コイル12は、各歯部11aに巻き線され、交流電源がコイル12へ印加されたとき、ステータ11の構造体より回転磁束が発生するようにする。
ロータ13は、ロータ13とステータ11との間に隙間が形成されるようにして、ステータ11の中央部に回転自在に配置される。シャフト13aが、ロータ13の中央部に形成された挿入孔(図示せず)を貫通し、かつ前記挿入孔に固定される。複数の導体13bが、ロータ13の外周部に沿って縦方向に挿入され、かつ前記外周部に固定される。各導体13bは、バーのような形状をしている。シャフト13aの周囲に複数の磁石取付孔13cが形成され、各磁石取付孔13cに永久磁石13dが挿入され、かつ固定される。
シャフト13aがベアリング(図示せず)を介して回転するように、シャフト13aは、LSPM同期モータ10のケースをなすケーシング又はシェルに取り付けられる。導体13bには、一般に伝導性に優れていると共に、ダイカスト工法が可能なアルミニウム(Al)が用いられる。各永久磁石13dが、コイル12で発生する磁束と相互作用することにより、LSPM同期モータ10を駆動させるためのトルクを生じる。
このような従来のLSPM同期モータ10のコイル12に電流が印加された場合、ステータ11の構造体で発生する回転磁束が、ロータ13の導体13bに生成される誘導電流と相互作用することにより、ロータ13がステータ11に対して回転する。そして、ロータ13が同期速度に到達すると、ロータ13を回転させるため、永久磁石13dによるトルク及びロータ13の特定の構造体に起因するリラクタンストルクが生じる。
一方、従来のLSPM同期モータ10のロータ13は、複数の永久磁石13dを有している。モータの特性(モータの出力など)は、複数の永久磁石13dが、ロータ13に配置される位置、即ち、永久磁石13dと導体13bとの間の距離に影響を受ける。
しかしながら、LSPM同期モータ10の特性(回転速度、トルクなど)は、エアコンや洗濯機などのLSPM同期モータ10が一般に使用される製品のそれぞれの用途及び機能に応じて定められるため、LSPM同期モータ10が用いられる製品の仕様に応じて、LSPM同期モータ10を製造しなければならず、その結果、製品の製造コストを上昇させる原因となっている。
従って、多様な製品に応じて回転速度、トルクなどの特性を容易に制御することができ、それによって、製品の製造コストを低減することができる、LSPM同期モータの開発が求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ロータコアの少なくとも1つの半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔に、永久磁石を選択的に取り付けられるようにすることにより、ロータコアの仕様を変更せずに、永久磁石と導体との間の距離を調整可能にし、それによって、LSPM同期モータの回転速度、トルクなどの特性を容易に制御し、かつLSPM同期モータの製造コストを大幅に低減させるLSPM同期モータ用のロータを提供することにある。
前記目的を達成するための本発明は、LSPM同期モータ用のロータであって、シャフト孔が形成された中央部及び複数の導体取付孔が形成された外周部を有するロータコアと、少なくとも1つの永久磁石とを備え、前記ロータコアにおいて、複数の導体が、前記導体取付孔に挿入され、複数の磁石取付孔が、前記シャフト孔の周囲に、前記シャフト孔からの少なくとも1つの半径方向に沿って配置され、前記少なくとも1つの永久磁石が、少なくとも1つの対応する前記磁石取付孔に選択的に取り付けられることを特徴とするロータを提供する。
上述したように、本発明に係るLSPM同期モータ用のロータアセンブリによれば、永久磁石を、ロータコアの半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔に選択的に取り付けられるようにすることにより、ロータコアの仕様を変更せずに、永久磁石と導体との間の距離を調整することができるという効果を奏する。その結果、LSPM同期モータの回転速度、トルクなどの特性を容易に制御することができ、かつLSPM同期モータの製造コストを大幅に低減することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付の図面を参照して当業者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかしながら、本発明はその好適な実施形態に限定されるものではないことに留意されたい。
図2は、本発明の第1実施形態に係るラインスタート型永久磁石(LSPM)同期モータで用いられるロータを示す分解斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態に係るLSPM同期モータで用いられるロータを示す断面図である。図示のように、本発明の第1実施形態に係るLSPM同期モータ用のロータアセンブリ100は、ステータ11(図1で図示)の内側に、ロータアセンブリ100及びステータ11の間に隙間が設けられるようにして配置され、ロータアセンブリ100が、ステータ11の内側で回転自在となるようにする。
ロータアセンブリ100は、中央部と外周部を有するロータコア110を含む。シャフト孔111が、ロータコア110の中央部に縦方向に形成され、シャフト13a(図1で図示)が、シャフト孔111に挿入され、かつ固定されるようにする。複数の導体挿入孔113が、ロータコア110の外周部に沿って形成される。隣接する導体挿入孔113は、どれも等間隔にて離隔している。好ましくは、各導体114は、伝導性に優れ、ダイカスト工法が可能なアルミニウム(Al)を含む。導体114は、ダイカスト工法などを用いて各導体挿入孔113に挿入され、かつ固定される。
複数の磁石取付孔112が、ロータコア110のシャフト孔111の周囲に、シャフト孔111からの少なくとも1つの半径方向に沿って配置される。LSPM同期モータの回転速度、トルクなどの所要の特性に基づいて、少なくとも1つの永久磁石120が、少なくとも1つの対応する磁石取付孔112に選択的に取り付けられる。
複数の磁石取付孔112は、2Nの半径方向に沿って配置されることが好ましい。ただし、Nは自然数である。2Nの半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔112が、複数のサブグループに分けられるようにすることができ、各サブグループに2Nの磁石取付孔112が含まれるようにすることができる。そして、2Nの永久磁石120が、サブグループの1つに含まれる前記2Nの磁石取付孔112に取り付けられる。さらに、各サブグループに含まれる2Nの磁石取付孔112は、ロータコア110の中心から等しい距離にて配置される。より好ましくは、各サブグループに含まれる2Nの磁石取付孔112は、シャフト孔111に対して互いに軸対称であり、また2Nの磁石取付孔112は、互いに等間隔にて配置される。
例えば、図2及び3を参照すると、シャフト孔111からの各半径方向に沿って、それぞれ3つの磁石取付孔112が連なって配置されており、4つの半径方向に沿って、全部で12の磁石取付孔が配置されている。そして、4つの永久磁石120が、4つの対応する磁石取付孔112に選択的に取り付けられている。各磁石取付孔は、図2及び3で示すように、同じ大きさであってよい。
ロータコア110は、複数のケイ素鋼板を積層するプロセスを用いて形成されてもよく、軟磁性粉末(soft magnetic powder)を圧縮するプロセスを用いて形成されてもよい。
ロータコア110を、軟磁性粉末を圧縮成形するプロセスを用いて製造する場合、圧縮成形機にロータコア110に対応する形状を有する成形空間を設け、前記成形空間に軟磁性粉末を充填した後、パンチなどの圧縮部材を用いて軟磁性粉末を圧縮することによって、シャフト孔111、磁石取付孔112及び導体挿入孔113を同時に形成する。
ロータコア110の製造に用いられる軟磁性粉末には、鉄をベースとする粒子を含み、それらは互いに電気的に絶縁されるように、各々の粒子がコーティングされる。圧縮プロセスでは、所望に応じて、軟磁性粉末に潤滑剤及び/又は結合剤を添加することがある。
軟磁性粉末の圧縮プロセスにより、ロータコア110は、3次元形状を有する軟磁性複合材料(soft magnetic composite;「SMC」という)のように構成することができる。そのため、同一形状のケイ素鋼板が重ねられた積層構造を有する従来のロータコアとは異なり、本発明に係るロータコア110は、より高い自由度が許容されるため、磁石取付孔112のほか、導体挿入孔113を、多様な形状で形成することができる。
図4は、本発明の第2実施形態に係るLSPM同期モータ用のロータアセンブリ200の断面図を示す。図2及び3で示した板形状の磁石取付孔112とは異なり、ロータアセンブリ200は、曲線形状の磁石取付孔212が設けられたロータコア210を含む。永久磁石220は、曲線形状の磁石取付孔212に挿入されるように形成される。
図5は、本発明の第3実施形態に係るLSPM同期モータ用のロータアセンブリ300の断面図を示す。ロータアセンブリ300は、4つの半径方向に沿って配置された複数の(例えば、12個の)磁石取付孔312が設けられたロータコア310を含む。特定の半径方向に配置された磁石取付孔312の大きさは、磁石取付孔312の位置がロータコア310の中央部から離れるほど小さくなる。即ち、磁石取付孔312の長幅及び/又は短幅は、磁石取付孔312の位置がロータコア310の外周部に近づくほど小さくなる。このように、各磁石取付孔312に取り付けられる永久磁石320が、その取付位置に応じた大きさで形成されるため、ロータコア310を別のものと交換しなくても、様々な特性のLSPM同期モータを実現することができる。さらに、永久磁石320の大きさは、永久磁石320が導体側により近接して配置されるほど、即ち、ロータコア310の外周部により近接して配置されるほど小さくなるので、LSPM同期モータの特性を細かく調整することができる。
図6は、本発明の第4実施形態に係るLSPM同期モータ用のロータアセンブリ400の断面図を示す。ロータアセンブリ400は、4つの半径方向に沿って配置された複数の(例えば、12個の)磁石取付孔412が設けられたロータコア410を有する。特定の半径方向に配置された磁石取付孔412の大きさは、磁石取付孔412の位置がロータコア410の中央部から離れるほど大きくなる。即ち、磁石取付孔412の長幅及び/又は短幅は、磁石取付孔412の位置がロータコア410の外周部に近づくほど大きくなる。このように、各磁石取付孔412に取り付けられている永久磁石420が、その取付位置に応じた大きさで形成されるため、ロータコア410を別のものに交換しなくても、様々な特性のLSPM同期モータを実現することができる。さらに、永久磁石420の大きさは、永久磁石420が導体側により近接して配置されるほど、即ち、ロータコア410の外周部により近接して配置されるほど大きくなるので、LSPM同期モータの特性を迅速にに調整することができる。
このような構造からなるLSPM同期モータのロータの作用について、以下に説明する。
ロータコア110、210、310、及び410の半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔112、212、312、及び412に、永久磁石120、220、320、及び420を選択的に取り付けられるようにすることにより、ロータコア110、210、310、及び410の仕様を変更することなく、永久磁石120、220、320、及び420と導体114、214、314、及び414との間の距離を調整できるようにし、回転速度、トルクなどのモータの特性を容易に制御する。例えば、永久磁石120、220、320、及び420と導体114、214、314、及び414との間の距離を短くした場合、トルクが大きくなるようにすることができる。
図3及び図4で示すように、ロータコア110、210の半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔112、212が、互いに同一の大きさである場合、永久磁石120、220の仕様を変更せずに、モータの特性を容易に制御することができる。
図5で示すように、永久磁石320の位置がロータコア310の中央部から半径方向へ離れていくほど、ロータコア310の半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔312の長幅及び/又は短幅が小さくなる場合、ロータコア310の仕様を変更することなく、モータの特性を細かく制御することができる。
図6で示すように、磁石取付孔412がロータコア410の中央部から半径方向へ離れていくほど、ロータコア410の半径方向に沿って配置された複数の磁石取付孔412の長幅及び/又は短幅が大きくなる場合、ロータコア410の仕様を変更することなく、モータの特性を迅速に制御することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
Claims (20)
- ラインスタート型永久磁石(LSPM)同期モータ用のロータであって、
シャフト孔が形成された中央部及び複数の導体取付孔が形成された外周部を有するロータコアと、
少なくとも1つの永久磁石とを備え、
前記ロータコアにおいて、
複数の導体が、前記複数の導体取付孔に挿入され、
複数の磁石取付孔が、前記シャフト孔の周囲に、前記シャフト孔からの少なくとも1つの半径方向に沿って配置され、
前記少なくとも1つの永久磁石が、少なくとも1つの対応する前記磁石取付孔に選択的に取り付けられることを特徴とするロータ。 - 前記複数の磁石取付孔が、2Nの半径方向(Nは自然数)に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 前記2Nの半径方向に沿って配置された前記複数の磁石取付孔が、複数のサブグループに分けられ、2Nの磁石取付孔が各サブグループに含まれるようにし、
2Nの前記永久磁石が、前記複数のサブグループの1つに含まれる前記2Nの磁石取付孔に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のロータ。 - 前記各サブグループに含まれる前記2Nの磁石取付孔が、前記ロータコアの中心から同一の距離にて配置されることを特徴とする請求項3に記載のロータ。
- 前記各サブグループに含まれる前記2Nの磁石取付孔が、前記シャフト孔に対して互いに対称であることを特徴とする請求項4に記載のロータ。
- 前記各サブグループに含まれる前記2Nの磁石取付孔が、互いに等間隔にて配置されることを特徴とする請求項5に記載のロータ。
- 前記複数の磁石取付孔が、同一の大きさであることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 前記少なくとも1つの半径方向に沿って配置された前記複数の磁石取付孔の大きさが、前記中央部から距離が離れるほど、より小さな大きさであることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 前記少なくとも1つの半径方向に沿って配置された前記複数の磁石取付孔の大きさが、前記中央部から距離が離れるほど、より大きな大きさであることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 前記ロータコアが、軟磁性粉末を圧縮して形成されることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- ラインスタート型永久磁石(LSPM)同期モータであって、
ステータと、
前記ステータの内側で回転するように配置されたロータとを備え、
前記ロータが、
シャフト孔が形成された中央部及び複数の導体取付孔が形成された外周部を有するロータコアと、
少なくとも1つの永久磁石とを含み、
前記ロータコアにおいて、
複数の導体が、前記導体取付孔に挿入され、
複数の磁石取付孔が、前記シャフト孔の周囲に、前記シャフト孔からの少なくとも1つの半径方向に沿って配置され、
前記少なくとも1つの永久磁石が、少なくとも1つの対応する前記磁石取付孔に選択的に取り付けられることを特徴とするLSPM同期モータ。 - 前記複数の磁石取付孔が、2Nの半径方向(Nは自然数)に沿って配置されることを特徴とする請求項11に記載のLSPM同期モータ。
- 前記2Nの半径方向に沿って配置された前記複数の磁石取付孔が、複数のサブグループに分けられ、2Nの磁石取付孔が各サブグループに含まれるようにし、
2Nの前記永久磁石が、前記複数のサブグループの1つに含まれる前記2Nの磁石取付孔に取り付けられることを特徴とする請求項12に記載のLSPM同期モータ。 - 前記各サブグループに含まれる前記2Nの磁石取付孔が、前記ロータコアの中心から同一の距離にて配置されることを特徴とする請求項13に記載のLSPM同期モータ。
- 前記各サブグループに含まれる前記2Nの磁石取付孔が、前記シャフト孔に対して互いに対称であることを特徴とする請求項14に記載のLSPM同期モータ。
- 前記各サブグループに含まれる前記2Nの磁石取付孔が、互いに等間隔にて配置されることを特徴とする請求項15に記載のLSPM同期モータ。
- 前記複数の磁石取付孔が、同一の大きさであることを特徴とする請求項11に記載のLSPM同期モータ。
- 前記少なくとも1つの半径方向に沿って配置された前記複数の磁石取付孔の大きさが、前記中央部から距離が離れるほど、より小さな大きさであることを特徴とする請求項11に記載のLSPM同期モータ。
- 前記少なくとも1つの半径方向に沿って配置された前記複数の磁石取付孔の大きさが、前記中央部から距離が離れるほど、より大きな大きさであることを特徴とする請求項11に記載のLSPM同期モータ。
- 前記ロータコアが、軟磁性粉末を圧縮して形成されることを特徴とする請求項11に記載のLSPM同期モータ。
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