JP2009525004A - 送信タイミングを進めることによって、ofdmブロードキャスト送信機の有効範囲を拡張する方法およびツール - Google Patents

送信タイミングを進めることによって、ofdmブロードキャスト送信機の有効範囲を拡張する方法およびツール Download PDF

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Abstract

無線ネットワークの有効範囲を増加し、ネットワーク内の雑音を緩和するために、1または複数の送信機からの送信を先行または遅延させる送信機フェーズ調節値を決定するシステムおよび方法が提供される。所与のネットワーク設定における様々なパラメータを考慮し、そのような設定を考慮して、送信機フェーズ調節値の予測値を生成する分析ツールが提供される。

Description

本対象技術は、一般に、通信システムおよび方法に関し、特に、無線ネットワーク内で送信機フェーズ調整技術を適用することにより、OFDMブロードキャストにおける有効範囲を拡張するためのシステムおよび方法に関する。異なるネットワーク・コンフィギュレーションに基づいてネットワーク調節およびフェーズ調節を予測するツールもまた提供される。
無線システムを左右する1つの技術は、符号分割多元接続(CDMA)デジタル無線技術である。CDMAに加えて、エア・インタフェース仕様は、無線プロバイダの業界によってリードされたグループによって開発され、直交周波数分割多重(OFDM)プロトコルに関連しているグループFLO(フォワード・リンク・オンリー)技術を規定する。一般に、FLOは、利用可能な無線技術の中で最も有利な特徴にてこ入れしており、一貫して最高品質の性能を達成するために、コーディングおよびシステム設計において最新技術を用いてきた。1つのゴールは、FLOがグローバルに採用された規格になり、OFDM単一周波数ネットワーク(SFN)の一部として配信されることである。
上記技術は、1つのケースにおいては、モバイル・マルチメディア環境のために設計され、セルラ・ハンドセットにおける使用に理想的に適した性能特性を示す。それは、最高品質の受信を達成するために、リアルタイム・コンテンツ・ストリーミングおよびその他のデータ・サービスの両方のために、コーディングおよびインタリーブにおいて最新の技術を用いている。この技術は、電力消費を増やすことなく、ロバストなモバイル性能と高い容量とを提供することができる。この技術はまた、配置する必要のある送信機の数を劇的に低減することによって、マルチメディア・コンテンツを配信するネットワーク費用を低減する。更に、そのような技術ベースのマルチメディア・マルチキャスティングは、無線オペレータのセルラ・ネットワーク・データおよび音声サービス、3Gネットワーク上で使用される同一のセルラ・ハンドセットへのコンテンツ配信を補完する。
無線システムは、モバイル・ユーザに対する非リアルタイムのサービスとは別に、リアルタイムのオーディオ信号およびビデオ信号をブロードキャストするように設計されている。そのようなシステムのためのそれぞれの送信は、与えられた地理的エリアにおける広い有効範囲を保証するために、高く高電力な送信機を使用して行なわれる。更に、ほとんどのマーケットにおいては、無線信号が、与えられたマーケットにおける人口の相当部分に到達することを保証するために、3〜4の送信機を配置することが一般的である。OFDM信号がSFN動作のために設計または設定されている場合、それは周期的プレフィクスの指定された持続期間を有する。この周期的プレフィクスは、定義された持続時間を有する。OFDMシンボルに関してこの持続時間がより長くなると、データ・スループットに関し、信号効率が低下する。この周期的プレフィクスがより短くなると、与えられた地理的エリアをカバーするために、より多くの送信機が必要とされる。あいにく、送信サイト間の距離が十分に大きくなると、OFDM単一周波数ネットワークにおける種々の送信機は、干渉し始める。
(35U.S.C.§119の下の優先権主張)
本願は、ともに参照によって本明細書にその全体が組み込まれ、2006年4月4日に出願され、"METHODS FOR EXPANDING COVERAGE OF AN OFDM BRODCAST TRANSMITTER VIA TRANSMIT TIMING ADVANCE"と題された米国仮出願番号60/789,265と、2006年1月27日に出願され、"METHOD AND APPARATUS FOR DETERMINING SINR"と題された米国仮出願番号60/762,564との利益を要求する。
発明の概要
以下は、実施形態の幾つかの局面の基本的理解を提供するために、様々な実施形態における簡単な要約を示す。この要約は、広範囲な概要ではない。それは、重要/決定的な要素を特定することも、本明細書に開示された実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記述に対する前置きとして、幾つかの概念をより簡単な形式で示すことである。
無線ネットワークにおけるOFDMブロードキャストの有効範囲を拡張し、干渉を緩和するためのシステムおよび方法が提供される。実施形態によって、データ・スループットを実質的に何ら失うことなく、定められたブロードキャスト・エリアをカバーするために必要な送信機数を低減することが可能となる。更に、送信機ブロードキャストを進めるか、遅らせることによって、平均的な信号対干渉および雑音比(SINR)が改善されうる。更に、無線ブロードキャストを進めるか遅らせることによって、雑音干渉パターンを、例えば、実際に無線通信がほとんどなされていない砂漠地帯へ干渉をシフトさせるように、一般的に干渉が問題とならない場所にシフトさせることができる。雑音パターンを判定し、そのようなパターンに対応するために、送信機の先行または遅延の量を予測するためのソフトウェア・ツールが提供されうる。
実施形態では、このソフトウェア・ツールは、多くの送信機を用いているブロードキャスト・ネットワークにおいて適用される、送信機の先行または遅延の予測を可能にする測定値を受け取る。多くのアルゴリズムは、信号を出力している送信機が、例えばGPSのような共通の中央クロックを用いて時間的に揃っていると仮定している。しかしながら、例えば、各ネットワークの周縁や、複数の送信機ブロードキャスト・エリア間の干渉パターンを緩和するように、ネットワークを介した信号受信及び信号品質を促進するために、中央クロックに関して、送信機の幾つかからの送信を先行/遅延させることは、あるブロードキャスト・システムにおいて幾つかの利点がある。例えば送信機高さ、送信電力、送信時間、およびチャネル推定値のような様々なネットワーク・コンフィギュレーションが、各受信デバイスによって分析されうる。これら各受信デバイスでは更に、ソフトウェア・ツールが、SINRを予測することができ、所与のネットワークに対する信号先行または信号遅延を調節することが可能となる。更に、ネットワーク分析処理の一部として適用される対数正規信号分布の結合のための適切な補正を決定することができる。
前述の目的および関連する目的を達成するために、本明細書では、以下の記述および添付図面に関連したある例示的な実施形態が記述される。これらの局面は、これらの実施形態が実現されうる様々な方法を示しており、これらの全てがカバーされるように意図されている。
詳細な説明
無線ネットワークの有効範囲を増加させて、ネットワークにおける雑音を緩和するために、1または複数の送信機からの送信を先行または遅延させる送信機フェーズ調節を決定するシステムおよび方法が提供される。所与のネットワーク・コンフィギュレーションにおける様々なパラメータを検討し、そのようなコンフィギュレーションを考慮して送信機フェーズ調節のための予測を行う分析ツールが提供される。実施形態では、無線ネットワークにおけるブロードキャスト有効範囲を増加させる方法が提供される。この方法は、決定された送信機パラメータ情報を考慮して、少なくとも1つの送信機クロックの信号フェーズを調節することと、無線ネットワークのブロードキャスト有効範囲を増加させるために、無線ネットワークを介して信号フェーズをブロードキャストすることとを含む。別の実施形態では、信号対干渉雑音比(SINR)を決定する方法が提供される。これは、地理的エリア内のある場所において、一定数の送信サイトを有するネットワークを構成することと、地理的エリア内の場所に位置する移動局のために、各送信サイトに関連付けられた電界強度を判定することとを含む。そして、更に、判定された電界強度に基づいてSINRを計算することと、計算されたSINRを、送信サイトの適用可能な数に基づいて調節することとを含む。
タイミング・オフセットは、送信機クロックと共通クロック・ソースとの間のタイミングにおけるミスマッチと考えることができ、送信機において、共通クロック同期信号と比較してオフセットして送信される同期シンボルに結びつくことが注目される。例えば、フォワード・リンク・オンリー(FLO)信号の場合、送信機におけるスーパーフレーム境界は、一般に、GPSからの1PPS信号に同期されると期待されている。しかしながら、タイミング・ミスマッチにより、あるいは、しばしばネットワーク最適化目的のために故意に、スーパーフレーム境界は実際には、GPSからの1PPS信号よりも先行するかも遅延するかもしれない。これは、送信機におけるタイミング・オフセットと称される。
送信機におけるフェーズ調節によって、送信機波形は、本質的には、送信機におけるタイミング・オフセットに関わらず、受信機によって検知された伝搬遅延を調整するように修正される。この場合、たとえ送信機のクロック(従って、送信)が、共通クロック・ソースと正確に同期していても、受信機において、歪んだ伝搬遅延測定値となるように送信機波形を修正することが可能である。例えば、OFDMシグナリングを適用するFLOの場合、スーパーフレーム境界は、GPSからの1PPS信号に同期されうる。しかしながら、送信機は、OFDMシンボル・バッファの周期的なシフトを適用することにより、送信機フェーズを調節することができる。OFDMシンボルの周期的プレフィクスは、周期的にシフトされたOFDMシンボルに基づいて形成されうる。そのような信号修正によって、受信機によって検知された遅延は、選ばれた送信機フェーズとともに(または、OFDMシンボル上の周期的シフトの量と等しく)変化する。これは、送信機におけるフェーズ調節を称される。
本願で用いられるように、用語「構成要素」、「ネットワーク」、「システム」等は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素とは、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行している処理、プロセッサ、オブジェクト、実行、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、通信デバイス上で実行しているアプリケーションと、デバイスとは、構成要素でありうる。処理および/または実行スレッド内には、1または複数の構成要素が存在することが可能であり、構成要素は、1つのコンピュータ上に局在化されうるか、および/または2またはそれ以上のコンピュータ間に配置されうる。更に、これら構成要素は、格納された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ読取可能媒体から実行することができる。これら構成要素は、例えば、1または複数のデータ・パケットを有する信号(例えば、ローカル・システムにおいて、分散システムにおいて、および/または例えばインターネットのような有線ネットワークまたは無線ネットワークを介して他の構成要素と相互作用する構成要素からのデータ)に従って、ローカル処理および/または遠隔処理を介して通信することができる。
図1は、信号干渉を緩和するために送信機フェーズ調節を適用する無線ネットワーク・システム100を図示する。システム100は、無線ネットワーク114を介して1または複数の受信機120と通信する1または複数の送信機110を含む。受信機120は、実質的に、例えば、セル電話、コンピュータ、パーソナル・アシスタント、ハンドヘルド、またはラップトップ・デバイス等のような任意のタイプの通信デバイスを含むことができる。一般に、送信機110と受信機120との間のタイミングまたは信号フェーズは、無線ブロードキャストのために拡大された有効範囲を容易にするために、本明細書に記載された様々な実施形態において、調節される必要がある。実施形態では、1または複数のフェーズ調節要素130は、134においてブロードキャスト信号を先行または遅延させるために送信機110において適用されることが可能であって、各送信機に関連付けられた可能な干渉パターンを緩和することによって送信機110の有効範囲を拡大する効果を有する。従って、フェーズ調節要素130は、実質的にデータ・スループットを損失することなく、規定されたエリアをカバーするために必要な送信機110の数を低減する。更に、平均的なC/(N+I)または信号対干渉および雑音比(SINR)を改善することができる。
一般に、OFDMネットワークのセル幅を増加させるために、周期的なプレフィクスの持続時間が増加される。大きなセルは、より高電力および/または非常に高い送信サイトについて、送信機110の送信時間を先行させることによって、より小さいが周期的プレフィクスが限定されたセル・サイズによって公称上支配されている単一の周波数ネットワーク(SFN)へ導入される。これら高電力の早いセルを導入することによって、セル毎の平均有効範囲エリアを拡大する。これは、ネットワーク配置の全体的なコストを削減する。更に、近くの公称上分類されたセルの送信時間は、ネットワーク114を介して観察されたSINRに関する肯定的な効果を用いて先行されうる。大きなセルは、周囲の小さなセルと潜在的に干渉する各有効範囲エリアの端部において、より長い遅延を有する。大きなセルの送信時間を、フェーズ調節要素130によって先行させることによって、各有効範囲の端部における遅延は、ネットワーク114のバランスと一致される。
地理的エリア内のある場所において、一定数の送信サイトを有するあるネットワーク・コンフィギュレーションに基づいて、予測ツール140は、各送信サイトに関連付けられた電界強度を判定するために提供され、以下により詳細に説明されるように、送信高さおよび電力等を含む送信サイトに関連付けられた幾つかのパラメータを用いることによって、地理的エリア内の各場所に位置する各移動局について判定される。幾つかの実施形態では、そのように判定された電界が、各移動局または受信機120において、異なる信号の到着時間に基づいて結合される。そして、推定マスクが適用されて、SINRが計算される。そのように計算されたSINRは、地理的エリア内の利用可能な送信サイト110の数に基づいて、および、この地理的エリア内の各位置において、送信サイトから各移動局へ送信されている信号が、対数正規的に分布するシャドーイングを被っていると仮定することによって、調節されうる。
この計算され調節されたSINRは更に、例えばネットワーク・プラニングのために、そのSINRを計算または判定した予測ツール140によって、あるいは他のツールによって使用される。そのようなプラニングは、例えばCDMAネットワーク、TDMAネットワーク、およびOFDMネットワークのような幾つかのタイプのネットワークについて実施されうる。予測ツール140はまた、OFDM単一周波数ネットワーク(SFN)の分析のために、多数の送信機110を含むネットワーク、カスタム推定マスク、送信時間オフセット、および対数正規結合補正係数を提供する。予測ツール140は、受信デバイス120によるチャネル推定、送信時間、電力、および送信機高さからなる任意の設定のために、予測されたSINRを提供する対数正規信号分布の結合のための適切な補正は、フェーズ調節処理の一部として適用される。
上記ネットワーク114のうちの1つの例では、ネットワークが、単一周波数ネットワーク(SFN)モード動作のために配置され、送信機110が共通のクロック・ソースに同期される。例えばこのクロック・ソースは、例えばGPSからの1PPS信号から導かれうる。送信された波形は、直交周波数分割多重(OFDM)シグナリングに基づくことができ、チャネルの遅延広がりが例えば135マイクロ秒未満であるという仮定の下で設計することができる。多数の送信機110が受信機120に見える場合、受信機によって検知された遅延広がりは、様々な送信機からの受信機の相対位置の関数である。
ある場合には、受信機120が、送信機110のうちの1つに近く、別の1つの送信機から離れており、遅延広がりが大きくなることがありえる。結果として得られる遅延広がりが、設計仕様である135マイクロ秒(またはその他の基準)を越える場合、それは、システム性能上の有意なペナルティを招く場合がある。しかしながら、中央クロックからの同期パルスに関し、スーパーフレーム境界を遅延または先行させることによって、ネットワーク内の様々なポイントにおいて受信機120によって検知される遅延広がりを制御することが可能である。従って、最適化されたネットワーク配置では、異なる送信機110同士の間には固定されたタイミング・オフセットが存在すると仮定することが現実的でありうる。例えば、フォワード・リンク・オンリー(FLO)ネットワークのSFN配置では、送信機110は、受信機120において見られる遅延広がりとシステム性能とを最適化するために、中央クロック(および、お互い)に関し固定されたタイミング・オフセットを操作するように調整されるだろう。
図2は、ネットワーク・フェーズ調節を決定する予測ツール200を例示している。上述したように、予測ツール200は、210において、予測SINRを決定し、送信機のサブセットのための適切なフェーズ調節を可能にする。これらを決定するために、1または複数のネットワーク・パラメータ220が、送信機の任意の設定について考慮される。これらのパラメータ220は、1または複数の受信デバイスによるチャネル推定、地理的な考察、送信時間、各送信電力、および送信機高さ等を含みうる。これは更に、対数正規信号分布を結合するために、必要に応じて、適切な補正を適用することをも含む。
その他のツール入力は、必要であれば、230において、場所によって送信機毎に電界強度を入力することを含む。そのようなデータは、各送信機データベースからツール200へインポートすることができる。250および240では、同様にネットワーク・パラメータ220の一部としてインポートすることが可能な目標受信機の推定マスクおよび相対的な送信遅延が考慮され、指定された地理的エリアを介して適用される。その後、SINR210が、時間差に従って計算され、送信された信号の数と、それらの相対的な強度とに関連付けられた既知の補正のために調節される。この処理は、信号のサブセットについて、多くの部分的に独立した対数正規シャドーイングの統計量を効果的に組み込む。210におけるツールの出力は、指定された地理的エリアに対するSINRである。これは、既存のツールにロード・バックされるか、あるいは、送信機の所与のネットワークにおける送信機フェーズを調節するためのネットワーク・プラニング・ツールにおける組込関数として実施される。
図3は、送信機フェーズ調節を決定する論理モジュール300を例示している。例において、論理モジュール300は、所与の地理的領域内の送信機のサブセットのためのネットワーク・フェーズ調節を決定するように動作する。これは、地理的エリア内の場所において、送信サイトのサブセットを有するネットワークを分析する論理モジュール310を含む。そのようなモジュールは、1または複数のネットワーク・パラメータを考慮するアルゴリズム又はソフトウェア・ツールを含むことができる。320では、地理的エリア内の移動局に関する送信サイトのサブセットに関連付けられた電界強度を決定する論理モジュールが提供される。そのような移動局は、セル電話またはその他のトランシーバを含むが、更には、例えば、ネットワーク状態の分析を支援する計算ツールのようにより洗練された構成要素を含むこともできる。
330では、決定された電界強度に基づいて干渉パターンを決定する論理モジュールが提供される。これは、所与の送信機フェーズ設定に基づいて、所与の信号の相対強度または弱さを示す、モバイル・デバイスから受信した測定値を含むことができる。340では、決定された干渉パターンに基づいて、送信サイトのうちの少なくとも1つのフェーズを調節する論理モジュールが提供される。この種のモジュールは、所与のネットワーク内の信号性能を最適化するために、それぞれの送信機が、それぞれのブロードキャスト信号を先行または遅延させることができる電子制御またはソフトウェア制御を含むことができる。
図4は、無線測位システムにおいてタイミング情報を調節する一例のシステム400を例示する。この例では、410として2つの送信機A、Bが示されているが、2を越える送信機を適用することも可能である。送信機410からの信号は、システムにおいて起こりうるタイミング差または干渉を考慮するために、420において先行または遅延されうる。420において送信機タイミングを先行または遅延させる概念は、受信機430によって検知されるような有効なチャネル遅延広がりを調整することができるようにもシステム内に導入される。1つのケースでは、OFDMシステムでは、チャネルの遅延広がりが、OFDM信号によって適用されている周期的プレフィクス未満であれば、チャネルの、送信された信号との線形的な畳み込みは、周期的な畳み込みとして取り扱うことができる。
この例では、410において、送信機A,Bが、タイミング・オフセットdおよびdを持つものとする。τ'を、送信機Aと受信機430との間の距離に基づいて視線伝搬成分によって検知される実際の遅延とする。同様に、τ'を、送信機Bと受信機430との間の距離に基づいて視線伝搬成分によって検知される実際の遅延とする。(送信機のおのおのからの1つの視線成分を考慮して)遅延広がりτ'−τ'が、周期的プレフィクスを越えた場合、送信機において更なる遅延dおよびdが導入されることに着目されたい。送信機における遅延dおよびdを用いて、受信機において受信される信号は、以下の通り得られる。
Figure 2009525004
(n)およびxが、送信機Aに関するチャネルおよび信号である場合、*は線形畳み込み演算を示し、w(n)は受信機において加えられた雑音である。広域ネットワーク内のトラフィック・チャネルの場合、x(n)およびx(n)は一般に同一(すなわち、x(n))である。
線形畳み込み演算の特性を利用して、上記式は、以下のように書くことができる。
Figure 2009525004
これによって、検知されたチャネル遅延広がりは、(τ'−d)−(τ'−d)によって与えられ、送信機におけるタイミング・オフセットを導入することによって制御することが可能である。有効な遅延広がりが、周期的なプレフィクス未満である場合、式1における受信信号は、線形畳み込み演算の代わりに、周期的な畳み込み演算として以下のように書くことができる。
Figure 2009525004
ここで、
Figure 2009525004
は、巡回畳み込みを示す。周期的なプレフィクスが十分長い場合、式3における結果を得るために、式1において信号x(n)をd遅延させる演算は、式3においてx(n)をd巡回ローテーションすることによって達成される。
上記の場合に基づいて、下記は、規則的なトラフィック・チャネルに関するパイロット測位チャネルのために提案された。規則的なトラフィック・チャネル中、適用された周期的なプレフィクスは、一般に短い(FLOの場合、512チップ)。従って、式3で議論された周期的シフト技術は、チャネルの有効な遅延広がりを調整するために適用することはできない。従って、各送信機からの送信は、周期的プレフィクス要件を満たすために、物理的に遅延(この例では送信機AおよびBは、dおよびd)されるだろう。一方、測位パイロット・チャネルの場合、遠くにある弱い送信機からの遅延を推定できるように、長い周期的プレフィクス(FLOの場合2500チップのオーダであり、チップは、データ・パケットへ符号化されたビットを指す)が適用される。更に、トラフィック・チャネルに関し、送信機によって導びかれた遅延dおよびdは、測位パイロット・チャネルにおいてなされた遅延観察に影響を与え、もって、前述したようなオーバヘッド情報を必要とする。
パイロット測位チャネルのための長い周期的プレフィクスを利用することができるならば、送信機は、測位信号の周期的シフトによる実際の物理的な遅延dおよびdの効果を取り消すことができる。xa,p(n)がタイミング遅延dを伴う送信機Aからの意図された測位信号であれば、この送信機は、xa,p(n+d)によって与えられる周期的なシフト・バージョンを送ることができる。同様に、送信機Bからの信号を、周期的にシフトする。長い周期的プレフィクスの存在により、式3は未だに有効であり、下記のように書き直され、
Figure 2009525004
もって、送信機遅延情報を受信機へ送る必要が緩和される。この技術は、例えば、フィルタ、ケーブル、および他のそのような構成要素により生じうる時間遅延のみならず、ネットワーク・プラニングの一部として導かれた遅延から生じる送信機タイミング・オフセットに対処するために使用することができる。
別の実施形態に関連して、上記議論は、モバイル受信機において範囲測定値が計算されていると仮定することができる。しかしながら、タイミング情報がオフラインで利用可能なネットワークにおいて、計算を実行することが可能である。この場合、受信機は、送信機タイミング・オフセットを考慮することなく、擬似範囲S'、S'、およびS'を測定することができる。ここで、例えばS'=τ×cである。受信機は、この擬似範囲S'をネットワークに渡すだろう。そして、このネットワークでは、暦全体が利用可能とされるので、タイミング・オフセットによる更なる補正は、ネットワークにおいて、容易に実行される。
上記説明は、受信機クロックが共通クロックとほとんど同期され、送信機におけるタイミング・オフセットまたはフェーズ調節によって、共通クロックと送信機クロックとの間にミスマッチが存在すると仮定している。しかしながら、これは特別なケースであると考えられ、受信機クロックは、共通クロックに同期される必要はないことに留意されたい。受信機クロックが共通クロックと同期されない場合、各送信機からの遅延測定値はまた、共通クロックと受信機クロックとの間のミスマッチ量である共通バイアス項をも含みうる。この共通バイアスは、受信機の空間的な座標とは別に計算される別の未知数である。クロック・バイアスのみならず空間座標におけるこれら未知数は、更なる送信機からの測定値の支援をもって全て解かれる。特に、受信機において、共通クロック・バイアスのみならず空間座標についても解くために、(共通クロック・ソースに関して利用可能なタイミング・オフセット情報を持ち、受信機が地表に存在すると仮定することにより)例えば4つの異なる送信機からの測定値を持つことで十分である。受信機において共通クロック・バイアスが存在しない場合(すなわち、受信機クロックが共通クロックと同期されていれば)、例えば、3つの異なる送信機からの遅延測定値を持つことで十分である。
図5は、無線システムのためのネットワーク・レイヤ500の例を示しており、そこから受信されたデータは、上述した周波数ブロック内で用いられる。一般に、FLOエア・インタフェース仕様は、レイヤ1(物理レイヤ)502とレイヤ2(データ・リンク・レイヤ)504とを有するオープン・システム・インターコネクト(OSI)ネットワーキング・モデルに対応するプロトコルおよびサービスをカバーする。データ・リンク・レイヤは更に、2つのサブレイヤ、すなわち、メディア・アクセス(MAC)サブレイヤ506と、ストリーム・サブレイヤ508とに細分化される。上部レイヤ510は、OSIレイヤ3−7を含み、制御情報のコンテンツおよびフォーマットとともに、マルチメディア・コンテンツの圧縮と、マルチメディアのアクセス制御とを含むことができる。MACレイヤ506は、多重化およびサービス品質(QoS)配信機能412を含む。MACレイヤ506は更に、論理チャネル514を含んでいる。
FLOエア・インタフェース仕様は、一般に、様々なアプリケーションおよびサービスをサポートする設計柔軟性を考慮するようには上部レイヤを指定しない。これらのレイヤは、前後関係を与えるために示されている。ストリーム・レイヤは、最大3つの上部レイヤ・フローを1つ論理チャネルへ多重化することと、各論理チャネルについて、上部レイヤ・パケットをストリームへバインドすることと、パケット化および残りの誤り操作機能を提供することとを含む。メディア・アクセス制御(MAC)レイヤの特徴は、物理レイヤへの制御アクセスを含み、論理チャネルと物理チャネルとの間のマッピングを行い、物理チャネルを介した送信のために論理チャネルを多重化し、モバイル・デバイスにおいて論理チャネルを逆多重化し、および/または、サービス品質(QoS)要件を実施する。物理レイヤの特徴は、順方向リンクのためのチャネル構造を提供することと、周波数、変調、および符号化要件を定義することとを含む。
一般に、FLO技術は、直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、それはまた、デジタル・オーディオ放送(DAB)、地上デジタル・ビデオ放送(DVB−T)、および地上総合デジタル放送(ISDB−T)によって利用される。一般に、OFDM技術は、大規模なセルSFNにおける移動要件を効果的に満たしながら、高スペクトル効率を達成することができる。更に、OFDMは、適切な長さの周期的プレフィクスであり、直交性を容易にし、搬送波間の干渉を緩和するためにシンボルの前に加えられるガード間隔を用いて、多くの送信機からの長い遅延を取り扱うことができる。この間隔の長さが、最大チャネル遅延より大きい限り、前のシンボルの反射が取り除かれ、直交性が維持される。
図6には、FLO物理レイヤ・スーパーフレーム600が例示される。実施形態では、スーパーフレームは、1秒の時間持続を持つ1200のOFDMシンボルにおよそ等しい。FLO物理レイヤは、かなり大きなSFNセルにおいて有用な十分長いガード間隔を保持しながら、(4096の副搬送波の変換サイズを生成する)4Kモードを使用し、8Kモードと比較して優れたモバイル性能を提供する。最適化されたパイロットおよびインタリーバ構成設計によって、迅速なチャネル取得が達成される。FLOエア・インタフェースに組み込まれたインタリーブ・スキームは、時間ダイバーシティを容易にする。パイロット構造およびインタリーバ設計は、長い取得時間によってユーザをいらいらさせることなく、チャネル利用を最適化する。一般に、FLO送信された信号は、600に例示されるように、スーパーフレームへ体系化される。各スーパーフレームは、4つのデータ・フレームからなり、TDMパイロット(時分割多重化)604と、オーバヘッド情報シンボル(OIS)606と、広域データ616およびローカル・エリア・データ618を含むフレーム608、610、612、614とを含む。TDMパイロットは、OISの迅速な取得を可能にするために提供される。OISは、スーパーフレーム内の各メディア・サービスのために、データの場所を記述する。
一般に、各スーパーフレームは、割り当てられた帯域幅についてMHz毎に200のOFDMシンボルからなり(つまり、6MHzについて1200シンボル)、各シンボルは、アクティブな副搬送波の7つのインタレースを含んでいる。各インタレースは、利用可能な帯域幅内で十分な周波数ダイバーシティを達成できるように、周波数内に一様分布している。これらインタレースは、使用されている実際のインタレースの数および持続時間に関して変わる論理チャネルへ割り当てられる。これは、与えられた任意のデータ・ソースによって達成される時間ダイバーシティにおける柔軟性を提供する。より低いデータ・レート・チャネルは、時間ダイバーシティを改善するために、少ないインタレースが割り当てられ、より高いデータ・レート・チャネルは、無線のオンタイムを最小化して、電力消費を低減するために、より多くのインタレースを用いる。
低いデータ・レート・チャネルと高いデータ・レート・チャネルとの両方に対する取得時間は、一般に同じである。従って、周波数および時間ダイバーシティは、取得時間を損なうことなく維持される。しばしば、FLO論理チャネルは、可変レート・コデック(一体化されたコンプレッサおよびデコンプレッサ)を用いて可能な利用可能な統計的多重化利得を得るために、可変レートでリアルタイム(ライブ・ストリーミング)のコンテンツを搬送するために使用される。各論理チャネルは、異なるアプリケーションのための様々な信頼性およびサービス品質要件をサポートするために、異なる符号レートおよび変調を有しうる。FLO多重化スキームによって、デバイス受信機は、電力消費を最小化するために興味のある単一の論理チャネルの内容を復調できるようになる。モバイル・デバイスは、ビデオおよび関連するオーディオが異なるチャネルで送られるように、多数の論理チャネルを同時に復調することができる。
誤り訂正技術および符合化技術もまた適用することが可能である。一般に、FLOは、ターボ内部コード13とReed Solomon(RS)外部コード14とを組み込んでいる。一般に、ターボ・コード・パケットは、巡回冗長検査(CRC)を含んでいる。好ましい信号条件の下、正しく受信されたデータに対して、RSコードを計算する必要はなく、さらに電力を節約することができる。別の局面では、FLOエア・インタフェースが、例えば5、6、7、および8MHzの周波数帯域幅をサポートするように設計される。非常に望ましいサービス提供は、単一の無線周波数チャネルで達成することができる。
図7は、無線システムのフェーズ調節処理700を例示している。説明を簡単にする目的のために、この方法は、一連の多くの動作として示され説明されているが、本明細書に記述の処理は、動作の順番によって限定されず、幾つかの動作は、本明細書で示され説明されているものとは異なる順序で、および/または、他のものと同時に起こりうることが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、この方法が、例えば状態図のように、相互に関係する一連の状態またはイベントとしても表されうること理解し認識するであろう。更には、本明細書で開示された対象方法に従ってこの方法を実現するために、例示された動作の全てが必要とされる訳ではない。
710に進み、フェーズ分析のために、送信機サブセットが選択される。これは、送信機のどのグループまたはサブセットが、所与の地理的領域において互いに干渉または影響を与える恐れがあるかを判定することを含む。720では、例えば、上記決定された送信機サブセットに関する異なる場所に分散されたモバイル・デバイスのための様々な場所において、ネットワークを介して電界強度測定値が収集される。730では、様々なネットワーク・パラメータが決定され計算される。上述したように、これらのパラメータは、送信機高さ、送信電力、送信時間、地理的考慮、および、モバイル・デバイスによるチャネル推定等を含む。750では、710で定められたサブセット内の送信機のうちの1または複数が、フェーズ調節される。これは、送信機間の干渉を緩和するために、共通クロックに関して送信機クロックを調節することを含む。そのような調節は、ネットワークSINRが計算され、かつ、各SINRが予め定めたしきい値を上回るか下回るまでフェーズ調節されるインクリメントで行うことができる。
図8は、本明細書で述べられた1または複数の局面に従って、無線通信環境内で適用されるユーザ・デバイス800の実例である。ユーザ・デバイス800は、例えば、受信アンテナ(示されない)から信号を受信する受信機802を備えており、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。受信機802は、例えば、最大尤度(ML)−MMSE受信機のような非線形受信機でありうる。復調器804は、受信したパイロットのサンプルを復調し、チャネル推定のためにプロセッサ806へ提供することができる。FLOチャネル構成要素810は、既に説明したように、FLO信号を処理するために提供される。これは、その他の処理の中でもとりわけ、デジタル・ストリーム処理、および/または位置決め計算を含む。プロセッサ806は、受信機802によって受信された情報の分析、および/または、送信機816による送信のための情報の生成に専用のプロセッサと、ユーザ・デバイス800のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサと、および/または、受信機802によって受信された情報の分析、送信機816による送信のための情報の生成、ユーザ・デバイス800のうちの1または複数の構成要素の制御の両方を行うプロセッサとでありうる。ユーザ・デバイス800は更に、プロセッサ806に動作可能に接続されたメモリ808を備えうる。
本明細書に記載されたデータ格納(例えば、メモリ)要素は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリかの何れかであるか、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含むことができることが認識されるだろう。限定することなく、一例として、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラム可能ROM(EPROM)、電子的消去可能ROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができる。限定することなく、一例として、RAMは、例えば、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、Synchlink DRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。対象システムおよび方法のメモリ808は、限定ではなく、これらおよびその他の適切なタイプのメモリを備えることが意図されている。ユーザ・デバイス800は更に、FLOデータを処理するためのバックグランド・モニタ814と、シンボル変調器814と、変調された信号を送信する送信機816とを備える。
図9は、複数の受信アンテナ906を介して1または複数のユーザ・デバイス904からの信号を受信する受信機910と、送信アンテナ908を介して1または複数のユーザ・デバイス904へ送信する送信機924とを有する基地局902を備える一例であるシステム900を例示する。受信機910は、受信アンテナ906から情報を得ることができ、受信した情報を復調する復調器912と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、上述されたプロセッサに類似のプロセッサ914によって分析される。このプロセッサ914は、ユーザ・ランクに関連する情報と、それに関連するルックアップ・テーブルと、および/または、本明細書に記載の様々な動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報とを格納するメモリ916に接続されている。プロセッサ914は更に、1または複数のユーザ・デバイス904の各々に関連付けられたFLO情報を処理することを容易にするFLOチャネル構成要素918に接続されている。変調器922は、送信機924による送信アンテナ908を介したユーザ・デバイス904への送信のために信号を多重化することができる。FLOチャネル構成要素918は、ユーザ・デバイス904と通信するための所与の送信ストリームのための最新データ・ストリームに関連する信号へ情報を追加することができる。この情報は、ユーザ・デバイス904へ送信され、新たな最適チャネルが特定されアクノレッジされたことが示される。
図10は、典型的な無線通信システム1000を示す。この無線通信システム1000は、簡略のために、1つの基地局および1つの端末を示している。しかしながら、このシステムは、1より多い基地局および/または1より多い端末を含むことができることが認識されるべきである。そして、これら追加の基地局および/または端末は、以下に示す典型的な基地局および端末と実質的に類似しているか、相違している。
図10に示すように、ダウンリンクでは、アクセス・ポイント1005では、送信(TX)データ・プロセッサ1010が、トラフィック・データを受け取り、フォーマットし、符号化し、インタリーブし、変調(シンボル・マップ)し、変調シンボル(データ・シンボル)が提供される。シンボル変調器1015は、データ・シンボルおよびパイロット・シンボルを受け取って処理し、シンボルのストリームを提供する。シンボル変調器1020は、データ・シンボルおよびパイロット・シンボルを多重化し、それらを送信機ユニット(TMTR)1020に提供する。送信シンボルはそれぞれ、データ・シンボル、パイロット・シンボル、あるいは0の信号値でありうる。パイロット・シンボルは、各シンボル期間において連続的に送られうる。パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)、周波数分割多重化(FDM)、または符号分割多重化(CDM)されうる。
TMTR1020は、シンボルのストリームを受け取って、1または複数のアナログ信号へ変換し、更に、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、および周波数アップ・コンバート)して、無線チャネルを介した送信に適切なダウンリンク信号を生成する。そして、ダウンリンク信号は、アンテナ1025を通して端末へ送信される。端末1030では、アンテナ1035がダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、受信機ユニット(RCVR)1040に供給する。受信機ユニット1040は、この受信した信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、および周波数ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。シンボル復調器1045は、受け取ったパイロット・シンボルを復調し、チャネル推定のためにプロセッサへ供給する。シンボル復調器1045更に、ダウンリンク用の周波数応答推定値をプロセッサ1050から受け取り、受け取ったデータ・シンボルに関するデータ復調を実行して、データ・シンボル推定値を得る(これらは、送信されたデータ・シンボルの推定値である)。そして、これらデータ・シンボル推定値を、RXデータ・プロセッサ1055へ供給する。RXデータ・プロセッサ1055は、データ・シンボル推定値を復調(すなわち、シンボル逆マップ)し、逆インタリーブし、復号して、送信されたトラフィック・データを復元する。シンボル復調器1045およびRXデータ・プロセッサ1055による処理は、アクセス・ポイント1005におけるシンボル変調器1015およびTXデータ・プロセッサ1015それぞれによる処理に相補的である。
アップリンクにおいては、TXデータ・プロセッサ1060が、トラフィック・データを処理し、データ・シンボルを提供する。シンボル変調器1065は、データ・シンボルを受け取って、パイロット・シンボルとともに多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを提供する。そして、送信機ユニット1070は、このシンボルのストリームを受け取って処理し、アップリンク信号を生成する。これは、アンテナ1035によってアクセス・ポイント1005へ送信される。
アクセス・ポイント1005では、端末1030からのアップリンク信号が、アンテナ1025によって受信され、受信機ユニット1075によって処理され、サンプルが得られる。その後、シンボル復調器1080が、このサンプルを処理し、受信したパイロット・シンボルと、アップリンク用のデータ・シンボル推定値とを提供する。RXデータ・プロセッサ1085は、このデータ・シンボル推定値を処理して、端末1030によって送信されたトラフィク・データを復元する。プロセッサ1090は、アップリンク上で送信するアクティブな端末の各々のために、チャネル推定を実行する。多くの端末が、それぞれの割り当てられたパイロット・サブ帯域のセットで、アップリンクで同時にパイロットを送信することができる。パイロット・サブ帯域のセットは、インタレースされうる。
プロセッサ1090および1050は、アクセス・ポイント1005および端末1030それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ1090、1050の各々は、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ・ユニット(図示せず)に関連付けられうる。プロセッサ1090、1050はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれの周波数およびインパルス応答推定値を導出するための計算を行う。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMA等)の場合、多くの端末がアップリンク上で同時に送信することができる。そのようなシステムの場合、パイロット・サブ帯域が、異なる端末で共有されうる。このチャネル推定技術は、各端末のためのパイロット・サブ帯域が、(恐らくは、帯域端を除く)動作帯域全体にわたる場合に使用される。そのようなパイロット・サブ帯域構造は、各端末にとって、周波数ダイバーシティを得るのに望ましいだろう。本明細書で記述された技術は、様々な手段によって実現されうる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいはこれらの組み合せで実現されうる。ハードウェアで実現する場合、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールド・プログラム可能ゲート・アレー(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実現するために設計されたその他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせ内で実現されうる。ソフトウェアを用いて、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)によって実現されうる。ソフトウェア・コードがメモリ・ユニットに格納され、プロセッサ1090および1050によって実行されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載の技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに格納され、プロセッサによって実行されうる。このメモリ・ユニットはプロセッサの内部または外部に実装されうる。外部に実装される場合、当該技術分野で知られているような様々な手段を経由してプロセッサに通信可能なように接続される。
上述したものは、典型的な実施形態を含む。もちろん、これら実施形態を記述する目的で、考えられる全ての構成要素または方法論の組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者であれば、多くの更なる組み合わせおよび置換が可能であることを認識することができる。従って、これらの実施形態は、特許請求の範囲の精神および範囲内にあるそのような全ての変形、修正、および変更を含むことが意図されている。更に、用語「含む」(includes)が、詳細な説明または特許請求の範囲かの何れかにおいて使用されている限り、そのような用語は、特許請求の範囲において遷移用語として適用されている場合に「備える」(comprising)と解釈される用語「備える」(comprising)と同様に、包括的であることが意図されている。
図1は、信号干渉を緩和するためにフェーズ調節を適用する無線ネットワーク・システムを例示する概要ブロック図である。 図2は、ネットワーク・フェーズ調節を決定する予測ツールを例示するブロック図である。 図3は、送信機フェーズ調節を決定する論理モジュールを例示する。 図4は、無線システムにおけるタイミング情報の調節のための一例であるシステムを図示する。 図5は、無線システムの一例であるネットワーク・レイヤを例示するブロック図である。 図6は、無線システムの一例であるデータ構造および信号を例示するブロック図である。 図7は、無線システムの一例であるフェーズ調節処理を例示する。 図8は、無線システムの一例であるユーザ・デバイスを例示するブロック図である。 図9は、無線システムの一例である基地局を例示するブロック図である。 図10は、無線システムの一例であるトランシーバを例示するブロック図である。

Claims (27)

  1. 無線ネットワーク内のブロードキャスト有効範囲を増加させる方法であって、
    定められた送信機パラメータ情報を考慮して、少なくとも1つの送信機クロックの信号のフェーズを調節することと、
    前記無線ネットワークのブロードキャスト有効範囲を増加させるために、前記信号を前記無線ネットワークを介してブロードキャストすることと
    を備える方法。
  2. ブロードキャスト信号を先行または遅延させることと、
    ネットワーク全体を通じた信号の強度を記録することと
    を更に請求項1に記載の方法。
  3. 無線ネットワーク介した信号干渉および雑音比(SINR)を判定することを更に備える請求項2に記載の方法。
  4. 周期的プレフィクスの持続期間を増加させるか減少させることを更に備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記無線ネットワークを介したSINRを促進するために、公称サイズの送信機セルの送信時間を調節することを更に備える請求項3に記載の方法。
  6. 送信サイトに関連付けられた電界強度を判定することと、
    前記送信サイトによってサービス提供される地理的エリア内に位置する各移動局の電界強度を判定することと
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記電界強度は、各移動局において、異なる信号の時間到着に基づいて結合される請求項6に記載の方法。
  8. SINRを計算するために推定マスクを適用することを更に備える請求項7に記載の方法。
  9. 対数正規信号分布に基づいて前記SINRを判定することを更に備える請求項8に記載の方法。
  10. 単一周波数ネットワーク(SFN)、カスタム推定マスク、送信時間オフセット、および対数正規結合補正係数を分析することを更に備える請求項7に記載の方法。
  11. 1または複数の受信デバイスによって、送信機高さ、送信電力、送信時間、およびチャネル推定値を分析することを更に備える請求項10に記載の方法。
  12. フェーズ調節処理の一部として適用される対数正規信号分布の結合のための補正値を決定することを更に備える請求項11に記載の方法。
  13. 1または複数の受信機を介した遅延広がりを判定することを更に備える請求項11に記載の方法。
  14. 中央クロックからの同期パルスに関して、スーパーフレーム境界を先行または遅延させることを更に備える請求項13に記載の方法。
  15. 機械読取可能命令を有する機械読取可能媒体であって、前記機械読取可能命令は、
    地理的エリア内の場所において、多くの送信サイトを有するネットワークを構成することと、
    前記地理的エリア内の移動局の送信サイトに関連付けられた電界強度を判定することと、
    前記判定された電界強度に基づいて、信号干渉および雑音比(SINR)を計算することと、
    前記SINRに基づいて、前記送信サイトにおいて、1または複数の信号のフェーズを調節することと
    を備える機械読取可能媒体。
  16. 前記調節することは更に、対数正規分布を有する送信サイトから送信された信号を適用することを備える請求項1に記載の機械読取可能媒体。
  17. ネットワークがどのように構成されるかを計画するために前記SINRを用いることを更に備える請求項15に記載の機械読取可能媒体。
  18. 1または複数の受信デバイスによって、送信機高さ、送信電力、送信時間、地理的考慮、またはチャネル推定値を含む1または複数のネットワーク・パラメータを分析することを更に備える請求項15に記載の機械読取可能媒体。
  19. 指定された地理に適用された目標受信機について、1または複数の相対的な送信遅延と、推定マスクとを判定することを更に備える請求項18に記載の機械読取可能媒体。
  20. 相対的な信号強度を含むq個の送信信号に関連付けられた既知の補正値のための調節値と、時間差とを計算することを更に備える請求項15に記載の機械読取可能媒体。
  21. 信号のサブセットについて、部分的に独立した対数正規シャドーイングの統計量を組み込むことを更に備える請求項20に記載の機械読取可能媒体。
  22. ネットワーク・フェーズ調節値を決定する構成要素であって、
    地理的エリア内の場所において、送信サイトのサブセットを有するネットワークを分析する手段と、
    前記地理的エリア内の移動局のための送信サイトのサブセットに関連付けられた電界強度を判定する手段と、
    前記判定された電界強度に基づいて、干渉パターンを判定する手段と、
    前記判定された干渉パターンに基づいて、前記送信サイトのうちの少なくとも1つのフェーズを調節する手段と
    を備える構成要素。
  23. 無線通信プロセッサであって、
    所与の地理的エリア内の無線電界強度を分析する要素を含むメモリと、
    前記地理的エリア内の送信機干渉を緩和するために、送信機サブセット内の少なくとも1つの送信機のための送信機フェーズ調節値を生成する少なくとも1つのプロセッサと
    を備える無線通信プロセッサ。
  24. 無線通信装置であって、
    送信機のサブセットから信号強度を判定する構成要素と、
    前記送信機のサブセットから、少なくとも1つの送信機のフェーズ調節値を決定するプロセッサと、
    前記フェーズ調節値を無線ネットワークを介して送信するジェネレータと
    を備える無線通信装置。
  25. 前記無線ネットワークの信号干渉および雑音比(SINR)を判定する構成要素を更に備える請求項24に記載の装置。
  26. 無線通信システムのための基地局であって、
    無線送信機の信号フェーズを調節する構成要素と、
    少なくとも1つの他の送信機ブロードキャストを考慮して、干渉パターンを判定するプロセッサと、
    無線ネットワークを介して前記信号フェーズをブロードキャストする送信機と
    を備える基地局。
  27. 無線通信システムのためのアクセス・ポイントであって、
    無線送信機のサブセットからの信号を受信する構成要素と、
    無線送信機のサブセットのための信号干渉および雑音比(SINR)を判定する構成要素と、
    前記SINRを考慮して、前記無線送信機からのフェーズ調節値を処理する構成要素と
    を備えるアクセス・ポイント。
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