JP2009523279A - 軸方向での相対位置及び/又は相対運動を制御するための方法、並びに、工作機械 - Google Patents

軸方向での相対位置及び/又は相対運動を制御するための方法、並びに、工作機械 Download PDF

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Abstract

本発明は、被加工部材と工作機械の工具との間の、軸の方向での相対位置及び/又は相対運動を制御するための方法に関する。前述の、基本軸制御部(61)の第1の制御器(63)で、1つ又は複数の駆動部(64a)を有する基本軸(64)用の制御量を形成し、付加軸制御部(62)の第2の制御器(65)で、少なくとも1つの駆動部(66a)を有する高ダイナミックな付加軸(66)用の制御量を形成する方法によると、第3の制御器(68)で、第3の制御量を形成し、該第3の制御量を、付加軸制御部(62)にも基本軸制御部(61)にも供給する。

Description

本発明は、被加工部材と工作機械の工具との間の、軸の方向での相対位置及び/又は相対運動を制御するための方法であって、その際、基本軸制御部の第1の制御器で、1つ又は複数の駆動部を有する基本軸用の制御量を形成し、付加軸制御部の第2の制御器で、少なくとも1つの駆動部を有する高ダイナミックな付加軸用の制御量を形成する方法、並びに、殊に、方法を実施するための工作機械に関する。
そのような装置は、例えば、US 5,801,939から公知である。
工作機械で、例えば、工具を保持する工具ホルダ、又は、レーザ加工ヘッドは、工具として駆動部、及び、できれば、工具と駆動部との間に接続された機械的なコンポーネント、例えば、工具ホルダ又はレーザ加工ヘッドを取り付けることができるギア、ポータルを介して、所定の軸方向に運動される。短縮して、このことは、工具軸又は単に軸と呼ばれることが屡々である。択一的又は付加的に、工具を、駆動部を介して所定の軸方向に動かしてもよい。このことは、短縮して、被加工部材軸又は単に軸とも呼ばれることが屡々である。同じ軸方向に作用する2つの駆動部が設けられている場合、比較的僅かなダイナミック特性しか有していないことが屡々である一方の駆動部は、典型的には、メイン又は基底軸と呼ばれ、比較的高いダイナミック特性を有している第2の駆動部は、例えば、付加軸と呼ばれる。更に屡々使用される概念は、基本軸と呼ばれる概念である。基本軸は、合成した結果生じる全方向に作用する1つ又は複数の基底軸、即ち、比較的僅かなダイナミック特性の基底軸を有することができる。加工結果は、工具と被加工部材との間の相対運動に相応するので、工具か又は被加工部材のどちらが運動しているのか決定的なことではない。
工作機械では、基底軸は、非常に大きく構成されることが屡々である。と言うのは、この基底軸は、別の軸及び構築物を動かす必要があるからである。これにより、過度に大きな可動の質量と、僅かな機械的な固有周波数が生じる。そのために、この基底軸のダイナミック特性は、達成可能な速度及び加速度に関しても、制御回路のダイナミック特性に関しても、従って、ダイナミックな軸精度に関しても強く制限される。対抗手段では、基底軸が大きな移動路を可能にすることである。この基底軸が、加工ヘッドと被加工部材との間隔を一定に保持するために使用されると、この間隔制御は、強く制限された制御回路のダイナミック特性を有する。
被加工部材との距離を制御するために、所謂ツールセンタポイント(TCP)に密接して、工程の短い付加軸を取り付けると、この軸は、比較的僅かな質量しか動かす必要がなく、従って、高速の移動及び高い制御回路のダイナミック特性を実施することができる。例えば、5つの自由度の機械では、ツールセンタポイントTCPと工具との間隔を変える付加軸の位置変化は、可変工具長のように作用する。これは、機械の経路の精度に影響する。
US 5,801,939からは、大まかな位置決め(基底軸)用の装置と、微細な位置決め(付加軸)用の装置を備えた装置が公知である。加算部材が、両装置によって生じた各運動を加算する。検出部材は、全運動を示す信号を発生する。この信号は、目標値と比較され、偏差(軸結合部の制御誤差)が、両装置に入力信号として供給される。大まかな位置決め用の装置では、微細な位置決め用の装置がシミュレートされる。軸のコンピュータによるシミュレーションにより、制御装置に相応のコストがかかり、実際の軸に対する偏差を常に有している。付加軸の実際値は、測定されない。その代わりに、軸結合部の制御誤差が、シミュレートされた付加軸位置の成分込みで、基底軸に供給される。
US 5,109,148には、工具と被加工部材との間の相対位置を制御するために、2つの独立した駆動部を有する位置決め装置が記載されている。このために、装置は、相互に独立した2つの位置制御回路を有している。比較的僅かなダイナミック特性(基底軸)の駆動用の第1の制御回路は、フィルタを介して帯域幅が制限された位置目標値を有しており、従って、所望の位置(相対位置)が、「大まかに」制御され、即ち、所望の位置の制限されたダイナミック特性の範囲内で制御される。基底軸をダイナミックに実現し得ない成分は、第2の制御回路(付加軸)に供給される。従って、付加軸は、位置制御された基底軸を実施することができない成分全てを、経過中、目標相対位置に至る迄変換するという役割を担っている。実際位置と目標相対位置との偏差を求められることにより、付加軸用の目標値を形成するために、基底軸の実際位置が使用される。
本発明の課題は、ツールセンタポイントTCPの所望の運動を形成し、且つ、それと同時に、機械の高い経路精度を達成するために、付加軸の高いダイナミック特性も、基底軸の大きな移動路も使える方法及び装置を提供することにある。
この課題は、冒頭に記載した形式の方法において、第3の制御器で、第3の制御量を形成し、該第3の制御量を、付加軸制御部にも基本軸制御部にも供給することによって解決される。それにより、全システムの制御と両軸の座標の制御とを無関係にする(entkoppelt)ことができる。更に、第1及び第2の制御器の制御帯域幅が加わる。基本軸及び付加軸は、作用の点で機械的に相前後して結合されており、その際、基底軸の運動は、複数の基本軸の同時運動から合成することができる。基本軸制御部の制御器は、基本軸が、当該基本軸のダイナミックな限界の範囲内で必要な場合に大きな移動路を実現するようにされている。付加軸制御の制御器は、高いダイナミック特性と制御帯域幅を生じ、従って、高い精度を生じる。本発明の方法は、例えば、距離制御用に利用することができる。しかし、この方法は、基本軸と付加軸からなる、各々複数の軸対上で、経路駆動用に使用することができる。このために、協働する軸対の相互に同調されたダイナミック特性を必要とする。
有利な変形実施例では、制御量を、第3の制御器内で、付加軸に設けられた工具又は被加工部材が、付加軸での、工具又は被加工部材の移動路に関して、所定の位置、有利には、真ん中の位置を占めるようにして求めることができる。従って、付加軸乃至付加軸によって移動する工具又は被加工部材は、所定の位置から定常的にできる限り僅かしかずれていない。この手段によって、本発明の方法が実施される機械の経路の精度が改善される。
特に有利には、付加軸の実際値が検出されて、第3の制御器に供給される。測定された実際値だけが、基本軸の速度の制御用の第3の制御器内で使用されるので、付加軸乃至それによって移動可能な工具又は被加工部材の平均偏差が、固定値に、例えば、付記軸の平均位置になるように制御することができる。
本発明の変形実施例では、第3の制御器の制御量は、基本軸制御部及び付加軸制御部に互いに正反対に供給される。それにより、第3の制御器は、付加軸、例えば、付加軸に設けられた工具の位置を、被加工部材との間隔を変えずに変えることができる。これにより、第3の制御器が、付加軸(それにより移動可能な工具又は被加工部材)の一定位置を定常的に制御することができる。つまり、付加軸用の副次的な条件(例えば、これは、振動状態で中間位置に位置している必要がある)を、上位の制御にあまり作用を及ぼさずに制御することができる。
これは、殊に、基本軸制御部で、第1の制御器の制御量と第3の制御器の制御量が加算され、当該和が、合成された制御量として基本軸に供給され、付加軸制御部で、第3の制御器の制御量が、第2の制御器の第1の制御量から減算され、当該差が、合成された制御量として付加軸に供給される。
有利な方法の変形実施例では、相対位置及び/又は相対運動用の目標値を設け、相対位置及び/又は相対運動用の実際値を検出又は求め、差を第1及び第2の制御器に各入力量として供給するとよい。
測定された実際値では、更に別の量を入力することができ、例えば、基本軸及び付加軸の各位置、及び、部分の幾何形状と部分の幾何形状をシミュレートしたNCプログラムとの間の偏差を入力することができる。
特に有利には、第1及び第2の制御器により、位置制御を行い、第3の制御器により、追従制御を行うとよい。このサーボ制御器を用いると、付加軸を定常的に所定の位置に制御することができる。3つの制御器の協働により、大きな移動路を、それと同時に高いダイナミック特性及び精度で実施することができる。その際、付加軸は、僅かな移動路と定常的に一定の位置を有している。
第1の制御器が、基本軸が許容されるよりも弱くパラメータ設定されている場合、基本軸の位置制御は、基本軸によって実施不可能な目標値成分をフィルタリングするために使われる。「弱く」制御された位置制御は、ローパスを示す。位置制御器は、何れにせよ設けられている。従って、従来技術では設けられているような別個のローパスは、設けなくてよい。つまり、殊に、そのパラメータ設定もしなくてよい。
方法の変形実施例では、基本軸用の合成された制御信号を用いて、基本軸の運動を複数の基底軸に分割するために変換が実行される。例えば、NC制御によって、基本軸によって実行すべき運動を、適切な変換によって複数の基底軸に分割し、その駆動を、基本軸の所望の運動が生じるように制御することができる。
更に、1つ又は複数の駆動部を有する基本軸用の制御量を求めるための第1の制御器を有する基本軸制御部と、同じ軸方向に工具又は被加工部材を動かすために、少なくとも1つの駆動部を有する付加軸用の制御量を求めるための第2の制御器を有する、付加軸制御を行う工作機械は、本発明の範囲内に含まれ、その際、第3の制御器が第3の制御量を形成するために設けられており、この第3の制御量は、基本軸制御も付加軸制御も実行する。例えば、加工ヘッドと被加工部材との間隔を制御するための付加軸は、機械の軸のツールセンタポイントTCPの近くに取り付けられており、機械の1つ又は複数の基底軸の運動から生じる運動と同じ方向に作用する(基底軸は、同じ方向に作用してはならない)。この付加軸は、比較的小さな移動路を有しているが、そのために、高いダイナミック特性を有している。工具(加工ヘッド)と被加工部材との間の間隔は、大きな行程を有するが、僅かなダイナミック特性と精度の基本軸の運動によって変えることができる。択一的又は付加的に、この間隔は、僅かな移動路しかないが、高いダイナミック特性を有している付加軸の運動によって変えるようにしてもよい。基本軸及び付加軸の全制御は、目標量用の実質的な(quasi)ハイパス/ローパスフィルタを形成する。基本軸と付加軸のダイナミック特性は、その実質的な(quasi)ハイパス/ローパスフィルタを用いて補完される。その際、基本軸は、強く減衰される。時間が最適化された加工のために、種々異なる作動形式間で、基本軸のみ、付加軸のみ、又は結合された駆動間で、巡回して切り換えることができる。
有利な実施例では、第3の制御器に付加軸制御部の実際量を供給する付加軸実際値測定装置が設けられている。それにより、付加軸乃至付加軸によって動かされる工具又は被加工部材を、所定の位置に当該の付加軸乃至付加軸によって動かされる工具又は被加工部材の移動路に沿って制御することができる。
有利には、第1及び第2の制御器は、位置制御器として構成されており、第3の制御器は、サーボ制御器として構成されている。基本軸制御部の位置制御器を介して、ダイナミックな手段の範囲内で、直接、工具と被加工部材との間の間隔の偏差に応動するようにすることができる。基本軸制御部の帯域幅は、非常に制限されているので、基本軸の運動の精度は低いままであるが、大きな行程の運動成分が実施される。
間隔又は全位置偏差は、同様に付加軸制御の位置制御器に供給される。付加軸の運動は、基本軸の運動と同じ方向である。基本及び付加軸は、機械的に相互に接続されている。それらの運動成分は、ツールセンタポイントTCPで加算される。付加軸制御の位置制御器により、全制御の高い帯域幅が可能となる。
サーボ制御器は、基本軸及び付加軸制御に正反対に作用する。それにより、サーボ制御器は、付加軸、乃至、付加軸に設けられた工具の位置を、被加工部材との間隔を変えずに変えることができる。これにより、サーボ制御器に、定常的に付加軸の一定位置を制御することができる。更に、サーボ制御器は、付加軸に作用する必要がある行程に限定されて作用する。
有利には、この目的のために、基本軸制御部は、第1の結合部材を有しており、この第1の結合部材で、第1の制御器と第3の制御器の各制御量から、基本軸用の制御量が求められ、付加軸制御部は、第2の結合部材を有しており、この第2の結合部材で、第2及び第3の制御器の各制御量から、付加軸用の制御量が求められる。
有利な実施例では、目標値と実際値とから、偏差を形成して、基本軸制御部及び付加軸制御部に供給する比較装置を設けることができる。それにより、制御誤差が両制御部に供給され、両制御部は、誤差を低減するようにする。
本発明の有利な実施例では、基本軸実際値測定装置が設けられており、この基本軸実際値測定装置は、実際値検出部材と接続されており、この実際値検出部材は、付加軸実際値測定装置と接続されており、比較装置に供給される実際値を求める。それにより、基本軸と付加軸、並びに、場合によっては付加的な作用量、例えば、被加工部材の実際の高さプロフィルとNCプログラム内に入れられた高さプロフィルの位置を考慮して、最適なフィードバックを行うことができる。 本発明の別の特徴及び利点は、本発明にとって重要な各部分を示す図示の実施例及び特許請求の範囲から分かる。個別要件は、本発明の変形実施例で、各個別に実施してもよく、又は、複数の要件を任意に組み合わせて実施してもよい。
本発明の有利な実施例は図面に概略的に示されており、これらの実施例を以下では図面を参照しながら詳細に説明する。
図面:
図1は、2つの軸方向に沿って移動可能な被加工部材を有する第1の工作機械を示し;
図2は、2つの軸方向に移動可能な工具を有する工作機械を示し;
図3は、5つの軸方向を有する工作機械を示し;
図4は、6つの軸方向を有する工作機械を示し;
図5は、4つの軸方向と可動の未加工品を有する被加工部材を示し;
図6は、付加的な影響量を考慮せずに、基本軸及び付加軸用の制御コンセプトを示すためのブロック接続図を示し;
図7は、付加的な影響量を考慮して、基本軸及び付加軸用の制御コンセプトを示すためのブロック接続図を示す。
図1には工作機械1が示されており、この工作機械では被加工部材2が軸方向3,4に沿って移動することができる。図示しない工具を収容することのできる工具ホルダ5も同様に軸方向4に移動することができる。軸方向3,4に作用する、被加工部材に対する駆動部、及び、可能な限り、該駆動部と協働する各機械的なコンポーネントは、被加工部材軸と称してもよい。軸方向4に作用する、工具ホルダ5の駆動部は、機械軸と称してもよい。
図2には、別の工作機械10が示されており、この工作機械では被加工部材11が位置固定して設けられている。ポータル12は軸方向13に沿って移動する。ポータル12には装置14が設けられており、この装置には、さらに工具を保持することのできる工具ホルダ14’が設けられている。装置14(および工具)は軸方向15に移動することができる。工具ホルダ14’は、装置14を基準にして軸方向13に移動する。図2から分かるように、装置14は、ポータル12よりも小さな質量を有している。そのために、軸方向15での運動は、軸方向13でのポータルの運動よりも早く行うことができる。しかし、軸方向13での高ダイナミックな運動は、工具ホルダ14’によって行われる。
図3には、工作機械1が示されており、この工作機械では、アーム21が軸方向22に沿って運動する。アーム21に沿って、装置23が、軸方向24に可動である。装置23は、付加的に軸方向25に可動である。軸方向22,24,25によって、直交座標系のX,Y,Z方向が設定される。ブーム26は、軸方向27で回転可能である。ブーム26には、レーザ切断ヘッド28が設けられており、このヘッドも、軸方向29で回転可能である。これまで図1〜3で示した軸は、基底軸を成している。
付加軸として、図1〜5の機械全てで、ツールセンタポイントTCPと被加工部材との間の相対運動を基底軸の方向に行うことができ、且つ、この際、基底軸よりも高いダイナミックを有している軸全てが問題となる。有利には、これらの工具の軸は、ツールセンタポイントTCPの近傍内に僅かな重量しかなく、又は、被加工部材の軸は、僅かな重量しかない。
実施例では、ブーム27の長さの変化によって実施することができるか、又は、ヘッド28の向きを軸29を中心にして変えることができ、それにより、ツールセンタポイントTCPは、並進するようになる。小さな角度では、被加工部材での配向誤りは、無視することができる。間隔制御時に、付加軸は、ビーム出口方向25a内に作用する必要がある。
図4は図3と同様に、同じ軸方向22,24,25,27,29が設けられている。付加的に軸方向30が設けられており、この軸を中心に被加工部材が回転する。
工作機械のさらなる構成が図5に示されている。ポータル41で、装置42は軸方向43に可動である。装置42は、また軸方向44にレベル制御することができる。ブーム45は、軸方向46で回転可能であり、レーザ切断ヘッド47は、軸方向48で回転可能である。軸方向43,44,46,48に作用する駆動部は、機械軸とも呼ばれ、軸方向49に作用する駆動部は、被加工部材軸とも呼ばれる。と言うのは、この軸に沿って被加工部材50は、移動するからである。
それにより、例えば、1つの基底軸が実施される。本発明の形式の工作機械では、(複数の基底軸の合成した結果として生じることがある)軸方向を基準にして少なくとも1つの第2の制御手段を設けなければならない。図5で、このことは、ポータル41が同様に軸方向49にも可動であることによって達成することができる。
本発明の解決手段では、工具又は被加工部材の軸の特別な装置構成を必要としない点は重要である。
図6は、本発明の方法の基本思想に代替可能な制御器構造の簡単な例示的な実施形式を示す。比較装置60には、目標値hsollが設定されている。この目標値hsollは、比較装置60で、実際値histと比較される。偏差は、基本軸制御部61にも付加軸制御部62にも供給される。基本軸制御部61は、第1の制御器63を有しており、この第1の制御器63は、この偏差から、少なくとも1つの駆動部64aを有する基本軸64用の制御量を形成する。
付加軸制御部62は、第1の制御器65を有しており、この第1の制御器63は、この偏差から、少なくとも1つの駆動部66aを有する基本軸64用の制御量を形成する。第1及び第2の制御器63,65は、位置制御器として構成されている。
付加軸実際値測定装置67では、付加軸66の実際値、例えば、付加軸66内の工具の移動路に沿った工具の位置が測定される。この実際値は、追従制御器として構成された第3の制御器68に供給される。第3の制御器68は、付加軸66が定常的に所定位置であるようにして制御量を求める。それにより、例えば、付加軸66によって移動可能な工具が、定常的に、付加軸66内の工具の移動路に沿って所定の位置となると言ってもよい。そのようにして求めた制御量は、基本軸制御部61及び付加軸制御部62に互いに正反対に供給される。つまり、第3の制御器68によって求めた制御量は、基本軸制御部61の結合部材69で、第1の制御器63によって求められた制御量に加算され、合成された制御量が基本軸64に供給される。それとは異なり、第3の制御器68によって求められた制御量は、第2の制御器によって求められた制御量から結合部材70で減算され、合成された制御量は、付加軸66に供給される。
その際、合成された制御量は、付加軸66乃至基本軸64の1つ又は複数の駆動部64a,66aに直接供給することができる。しかし、制御量を、制御量によって示される運動を実施するための相応の装置に供給するようにしてもよい。例えば、そのような装置として、基本軸64の運動を適切な変換によって複数の基底軸に分割し、且つ、基底軸の駆動を、基本軸64の所望の運動が生じるように制御するNC制御部を、基本軸64内に設けてもよい。
基本軸実際値測定装置71では、基本軸の位置、例えば、付加軸が固定されている個所が測定される。測定された値は、付加軸実際値測定装置67と同様に実際値検出手段72に供給される。それから、比較装置60に供給される軸結合部の全位置が形成される。
間隔制御(図7)の場合、測定値は、軸結合部の全位置、並びに、付加的な作用量(矢印73によって示されている)、即ち、工具の実際の高さプロフィルとNCプログラムに入れられている高さプロフィルとの偏差から合成される。
2つの軸方向に沿って移動可能な被加工部材を有する第1の工作機械を示す図 2つの軸方向に移動可能な工具を有する工作機械を示す図 5つの軸方向を有する工作機械を示す図 6つの軸方向を有する工作機械を示す図 4つの軸方向と可動の未加工品を有する被加工部材を示す図 付加的な影響量を考慮せずに、基本軸及び付加軸用の制御コンセプトを示すためのブロック接続図を示す図 付加的な影響量を考慮して、基本軸及び付加軸用の制御コンセプトを示すためのブロック接続図を示す図

Claims (15)

  1. 被加工部材(2,11,50)と工作機械(1,10,20)の工具(28)との間の、軸の方向での相対位置及び/又は相対運動を制御するための方法であって、その際、基本軸制御部(61)の第1の制御器(63)で、1つ又は複数の駆動部(64a)を有する基本軸(64)用の制御量を形成し、付加軸制御部(62)の第2の制御器(65)で、少なくとも1つの駆動部(66a)を有する高ダイナミックな付加軸(66)用の制御量を形成する方法において、第3の制御器(68)で、第3の制御量を形成し、該第3の制御量を、付加軸制御部(62)にも基本軸制御部(61)にも供給し、前記基本軸及び付加軸は、相前後して機械的に結合されていることを特徴とする方法。
  2. 制御量を、第3の制御器(68)内で、付加軸(66)に設けられた工具(28)又は被加工部材(2,11,50)が、前記付加軸(66)での、前記工具(28)又は前記被加工部材(2,11,50)の移動路に関して、所定の位置、有利には、真ん中の位置を占めるようにして求める請求項1記載の方法。
  3. 付加軸(66)の実際値を検出して、第3の制御器(68)に供給する請求項1又は2記載の方法。
  4. 第3の制御器(68)の各制御量を基本軸制御部(61)、及び、付加軸制御部(62)に正反対に対向して供給する請求項1から3迄の何れか1記載の方法。
  5. 基本軸制御部(61)内で、第1の制御器(63)及び第3の制御器(68)の各制御量を加算し、該加算の和を基本軸(64)の合成された制御量として供給し、付加軸制御部(62)内で、前記第3の制御器(68)の制御量を第2の制御器(65)の制御量から減算し、該減算の差を、付加軸(66)の合成された制御量として供給する請求項1から4迄の何れか1記載の方法。
  6. 相対位置及び/又は相対運動用の目標値(hsoll)を設け、前記相対位置及び/又は前記相対運動用の実際値(hist)を検出又は求め、差を第1及び第2の制御器(63,65)に各入力量として供給する請求項1から5迄の何れか1記載の方法。
  7. 第1及び第2の制御器(63,65)により、位置制御を行い、第3の制御器(68)により、追従制御を行う請求項1から6迄の何れか1記載の方法。
  8. 第1の制御器(63)を、基本軸(64)が許容されているよりも弱くパラメータを指定する請求項1から7迄の何れか1記載の方法。
  9. 基本軸(64)用の合成された制御信号を用いて、基本軸運動を複数基底軸上に分割するために変換する請求項1から8迄の何れか1記載の方法。
  10. 工作機械(1,10,20)、例えば、請求項1から9迄の何れか1記載の方法を実行するための工作機械(1,10,20)であって、軸方向での工具(28)又は被加工部材(2,11,50)の移動のために1つ又は複数の駆動部(64a)を有する基本軸(64)用の制御量を求めるための第1の制御器(63)を有する基本軸制御部(61)と、前記軸方向と同じ軸方向での前記工具(28)又は前記被加工部材(2,11,50)の移動のために1つ又は複数の駆動部(66a)を有する付加軸(66)用の制御量を求めるための第2の制御器(65)を有する付加軸制御部(62)を有する工作機械(1,10,20)において、基本軸制御(61)も付加軸制御(62)も実行する第3の制御量の形成用の第3の制御器(68)が設けられており、前記基本軸及び付加軸は、相前後して機械的に結合されていることを特徴とする工作機械。
  11. 第3の制御器(68)に付加軸制御部(62)の実際量を供給する付加軸実際値測定装置(67)が設けられている請求項10記載の工作機械。
  12. 第1及び第2の制御器(63,65)により、位置制御を行い、第3の制御器(68)により、追従制御を行う請求項10又は11記載の工作機械。
  13. 基本軸制御部(61)は、第1の結合部材(69)を有しており、該第1の結合部材(69)内で、第1の制御器(63)と第3の制御器(68)の各制御量から、基本軸用の制御量が求められ、付加制御部(62)は、第2の結合部材(70)を有しており、該第2の結合部材(70)内で、第2及び第3の制御器(65,68)の各制御量から、付加軸(66)用の制御量が求められる請求項10から12迄の何れか1記載の工作機械。
  14. 比較装置(60)が設けられており、該比較装置(60)は、目標値(hsoll)及び実際値(hist)から、偏差を形成して、基本軸制御部(61)及び付加軸制御部(62)に供給される請求項10から13迄の何れか1記載の工作機械。
  15. 基本軸実際値測定装置(71)が設けられており、該基本軸実際値測定装置(71)は、実際値検出部材(72)と接続されており、該実際値検出部材(72)は、付加軸実際値測定装置(67)とも接続されており、且つ、比較装置(60)に供給される実際値を求める請求項10から14迄の何れか1記載の工作機械。
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