JP2009522018A - 組織アブレーションのための液体デリバリー装置 - Google Patents
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Abstract
組織アブレーション術で使用するための装置は、基部と、基部に結合された流体デリバリー管と、基部に回転可能に結合される第1のレバーであって、流体デリバリー管の一部分を押圧するように付勢され、それにより流体デリバリー管内部のルーメンを閉じる第1の端部及び第2の端部を有する第1のレバーと、アブレーション・デバイスに対して基部を固定するための固定機構とを含む。アブレーション・システムは、電極を有するアブレーション・デバイスと、アブレーション・デバイスに結合された流体デリバリー管と、同時に電極を起動し流体デリバリー管を開口する制御装置とを含む。
Description
本出願の分野は組織の加熱及びアブレーションを強化するために流体を送り込むための装置に関する。
組織は、様々な治療的処置の際、破壊、アブレーション、又は熱エネルギーを使用する他の治療を行うことができる。高周波電気エネルギー、マイクロ波電磁エネルギー、レーザー・エネルギー、音響エネルギー、又は熱伝導など、多くの形態の熱エネルギーを組織に与えることができる。
特に、肝臓の異常及び胃がん、腸がん、膵臓がん、腎臓がん、及び肺がんなどの多くの原発性がんなど、組織異常がある患者を治療するために、高周波アブレーション(RFA)を使用することができる。RFA治療は、組織を通して交流電流(高周波エネルギー)を加えることによって生じる振動により、熱を発生させることによって望ましくない細胞を破壊することを含む。
この目的のために様々な電気外科器具が提案されてきた。例えば、公開されたPCT出願WO96/29946号には、カニューレの遠位端から組織内へと延びることができる多数の独立したワイヤ電極を含む、電気外科プローブが開示されている。単極又は双極方式で電極に電圧を加えて、標的組織領域を加熱し壊死させることができる。そのようなプローブは、肝臓、腎臓、膵臓、胃、及び脾臓などの器官内部の腫瘍を治療するために提案されている。
加熱及び壊死を強化するために、電気エネルギーを伝達する前に標的領域内部に生理食塩水を注入することができる。これは一般に、電気外科プローブから標的領域内部へと電極を進める前又は後に、注射器から組織内部へと針を進めることを含む。生理食塩水を注射器から組織内部へと針を通して送り込むことができ、次いで電極に電圧を加えて、RFエネルギーを伝達し標的領域内部の組織を壊死させることができる。或いは、1つ又は複数のワイヤ電極のルーメンを通して生理食塩水を送り込むこともできる。生理食塩水は組織の加熱を増加させることができ、それにより、生理食塩水を使用せずに電極に電圧を加えたときに比べて、結果的な損傷部の大きさが増加する。
流体デリバリー能力を有する既存のアブレーション・デバイスでは、ボタンなど第1の制御装置によってアブレーション電極の起動が制御され、プランジャなど第2の制御装置によって流体のデリバリーが制御される。しかし、そのようなデバイスは、医師が2つの別個のステップ、すなわち、アブレーション・デバイスを操作する第1のステップ及び流体デリバリー機構を操作する第2のステップを必要とするため、使用が厄介である。
さらに、いくつかの既存のアブレーション・デバイスには流体デリバリー能力がない。そのような場合、医師は生理食塩水を送り込むための別のデバイスを見つける必要がある。例えば、生理食塩水を送り込むための別個の注射器を使用することがある。しかし、別個の注射器を使用して生理食塩水を送り込む場合、医師は注射器及びアブレーション・デバイスを別個に取り扱う必要があり、それにより処置が複雑になる。
いくつかの実施例によれば、組織アブレーション術で使用するための装置は、基部と、基部に結合された流体デリバリー管と、基部に回転可能に結合される第1のレバーであって、流体デリバリー管の一部分を押圧するように付勢され、それにより流体デリバリー管内部のルーメンを閉じる第1の端部及び第2の端部を有する第1のレバーと、アブレーション・デバイスに対して基部を固定するための固定機構とを含む。
他の実施例によれば、アブレーション・システムは、電極を有するアブレーション・デバイスと、アブレーション・デバイスに結合された流体デリバリー管と、同時に電極を起動し流体デリバリー管を開口する制御装置とを含む。
図面によって本出願の実施例の設計及び有用性を示し、図面では同様の要素を同じ参照番号によって示す。
図を参照して以下で様々な実施例を説明する。図は正確な縮尺で示されているわけではなく、同様の構造又は機能の要素は図を通して同様の参照番号で示されていることに留意されたい。特定の実施例と関連して説明される態様、特徴、又は利点は、必ずしもその実施例に限定されるわけではなく、本明細書で説明される他の実施例でも実施できる。
図1Aは、いくつかの実施例に従ってアブレーション・デバイスとともに使用されるように構成された流体デリバリー装置10を示す。装置10は、基部12、第1のレバー14、第2のレバー16、及び流体デリバリー管18を含む。図示された実施例では、基部12は平面構造を有する。しかし、基部12は他の実施例では他の構造とすることができる。本明細書で使用される「基部」という語は、レバー14又は管18など、装置10の他の構成要素を結合することができる構造をいう。このように、基部12は装置10の他の構成要素に対して特定の配置である必要はない。例えば、基部12は装置10の底部にある必要はない。
第1のレバー14は、流体デリバリー管18の一部分を押圧するための第1の端部20、及び第2の端部22を有する。同様に、第2のレバー16は、流体デリバリー管18の一部分を押圧するための第1の端部24、及び第2の端部26を有する。第1及び第2のレバー14、16は、シャフト40を介して基部18に回転可能に結合されている。流体デリバリー管18は、生理食塩水バッグ、導電性流体供給源、又は他の流体供給源などの流体供給源に連結する遠位端50及び近位端52を有する。
図2は、いくつかの実施例に従って、アブレーション・デバイス200とともに使用されている流体デリバリー装置10を示す。アブレーション・デバイス200は、プローブ202、プローブ202の遠位端206に位置する電極204、第1のスイッチ208、及び第2のスイッチ210を含む。アブレーション・デバイス200は、組織を加熱するためにエネルギーを伝達するように構成されたどのようなデバイスとすることもできる。例えば、アブレーション・デバイス200を焼灼ペンとすることができる。使用中、アブレーション・デバイス200は、例えば高周波(RF)発生器など、エネルギーを電極204に伝達する発生器220に電気的に結合される。いくつかの実施例では、第1のスイッチ208は押圧されると電極204が起動して第1のエネルギー・レベルでエネルギーを伝達するように構成され、第2のスイッチ210は押圧されると電極204が起動して第2のエネルギー・レベルでエネルギーを伝達するように構成されている。例えば、第1のエネルギー・レベルは組織の切除に適したものとすることができ、第2のエネルギー・レベルは標的領域の凝固に適したものとすることができる。
図示された実施例では、装置10はアブレーション・デバイス200の遠位端206上に嵌合するスリーブ230を含み、それにより装置10をアブレーション・デバイス200に対して固定する。スリーブ230は、アブレーション・デバイス200の一部分が通って外に出ることを可能にする遠位側開口232を含む。図に示すように、スリーブ230はノーズコーンに類似した形状を有する。他の実施例では、スリーブ230は、装置10が固定されるアブレーション・デバイス200の構成に応じて、他の形状及び構成を有することができる。流体デリバリー装置10がアブレーション・デバイス200に固定されるとき、管18の遠位端50は電極204に隣接して位置する。
流体デリバリー装置10をアブレーション・デバイス200に固定する方法は、上記に説明された例に限定されず、他の実施例では流体デリバリー装置10はアブレーション・デバイス200に固定するための他の固定機構を有することもできることに留意されたい。例えば他の実施例では、流体デリバリー装置10は、それ自体をアブレーション・デバイス200に固定するための、アブレーション・デバイス200の円周の周りを結ぶストラップ、アブレーション・デバイス200の一部分と対合するスナップ嵌め、アブレーション・デバイス200の溝と対合する凸部、又は両面接着テープを含むことができる。他の実施例では、流体デリバリー装置10をアブレーション・デバイス200に着脱可能に固定することを可能にする固定機構を有する代わりに、流体デリバリー装置10をアブレーション・デバイス200に永久的に固定する固定機構を使用することができる。例えば、他の実施例では、流体デリバリー装置10は流体デリバリー装置10とアブレーション・デバイス200の間に塗布することができる接着剤をさらに含み、それにより流体デリバリー装置10をアブレーション・デバイス200に永久的に固定する。
図1及び2に示すように、基部12は、アブレーション・デバイス200の第1及び第2のスイッチ208、210の位置にそれぞれ対応する、第1の開口42及び第2の開口44を含む。このように、流体デリバリー装置10がアブレーション・デバイス200に固定されるとき、第1及び第2のスイッチ208、210の少なくとも一部が第1及び第2の開口42、44へとそれぞれ延びる。第1のレバー14は第1のスイッチ208に係合するための部分28を有し、第2のレバー16は第2のスイッチ210に係合するための部分30を有する。図示された実施例では、部分28、30はそれぞれ、レバー14、16の表面からそれぞれ突き出る突起の形態である。他の実施例では、部分28、30は他の構成を有することができる。
図示された実施例では、レバー14、16はばね240、242によってそれぞれ付勢されており、それぞれの第1の端部20、24が流体デリバリー管18の一部分を押圧するようになっている。レバー14、16は、互いに対して横に並んで位置し、第1のレバー14の第1の端部20が管18の断面の半分を押圧し、第2のレバー16の第1の端部24が管18の断面の他の半分を押圧するようになっている。そのような構成は、第1のレバー14の第2の端部22が基部12の方へと押圧されて第1のスイッチ208に係合するとき(図3)、第1の端部20が管18から離れるように動いて管18のルーメンの一部を開くことを可能にする。そのような構成はまた、第2のレバー16の第2の端部26が基部12の方へと押圧されて第2のスイッチ210に係合するとき(図4)、第1の端部24が管18から離れるように動いて管18のルーメンの一部を開くことを可能にする。
使用中、ユーザは第1のレバー14又は第2のレバー16を選択的に押圧して第1のスイッチ208又は第2のスイッチ210をそれぞれ起動することができる。例えば、手術中、医師が組織を切除することを望む場合、医師は部分28が第1のスイッチ208に接触しこれを押圧するまで、第1のレバー14の第2の端部22を基部12の方へと押圧することができる。これは、電極204を起動して組織を切断するためのエネルギーを伝達し、同時に、管18を開口して生理食塩水などの流体を電極204に送り込むことを可能にする。いくつかの場合では、流体供給源220を流体デリバリー装置10より高い高さに置くことができ、それにより、重力によって生じる圧力によって流体を送り込むことが可能である。或いは、流体供給源220を、流体を送り込むためのポンプに結合することができる。送り込まれた生理食塩水は、電気エネルギーを組織に結合することができる。いくつかの場合では、送り込まれた生理食塩水はまた、切除された標的組織で、コラーゲンを収縮させ、血管を閉じ、出血を止める。生理食塩水はまた、電極204の表面の冷却(例えば、100℃以下)を維持する。いくつかの実施例では、流体デリバリー装置10は(例えば、突起28の適切な高さを選択することによって)、ちょうど突起28が第1のスイッチ208を押し込む前に流体デリバリー管18が開口するように構成されている。第1のレバー14が解除されると、第1のレバー14は(ばね240によって)最初の位置へと跳ね戻り、それにより管18のルーメンを閉じて圧締し、生理食塩水の流れを止める。
或いは、医師が標的組織を凝固することを望む場合、医師は部分30が第2のスイッチ210に接触しこれを押圧するまで、第2のレバー16の第2の端部22を基部12の方へと押圧することができる。これは、電極204を起動して組織を凝固するためのエネルギーを伝達し、同時に、管18を開口して生理食塩水などの流体を電極204に送り込むことを可能にする。送り込まれた生理食塩水は、電気エネルギーを組織に結合することができる。生理食塩水はまた、電極204の表面の冷却を維持することができる。いくつかの実施例では、流体デリバリー装置10は(例えば、突起30の適切な高さを選択することによって)、ちょうど突起30がスイッチ210を押し込む前に流体デリバリー管18が開口するように構成されている。第2のレバー16が解除されると、第2のレバー16は(ばね242によって)最初の位置へと跳ね戻り、それにより管18のルーメンを閉じて圧締し、生理食塩水の流れを止める。
上記の実施例に示すように、流体デリバリー装置10は、医師が1ステップで1本の指を使用して電極204を起動し流体を送り込むことが可能であるという点において、有利である。その結果、医師は複数の制御装置(例えば、アブレーション用に1つの制御装置、流体デリバリー用に別の制御装置)を操作する必要がなく、又はアブレーション・プロセス中、複数の機器(例えば、アブレーション・デバイス及び注射器)を取り扱う必要がない。
上記の実施例では、第1のレバー14の第1の端部20はデリバリー管18の半分を押圧し、第2のレバー16の第1の端部24はデリバリー管18の他の半分を押圧する。或いは、装置20は2つの流体デリバリー管500、502を有することができる(図5)。そのような場合、第1のレバー14の第1の端部20はデリバリー管500を押圧し、第2のレバー16の第1の端部24はデリバリー管502を押圧する。図示された実施例では、デリバリー管500、502は遠位管504へと合流する。使用中、第1のレバー14が押圧されてアブレーション・デバイス200上の第1のスイッチ208に係合すると、第1の端部20が第1のデリバリー管500から離れるように動き、それにより、管500を通る流体の遮断されない流れが形成され、流体が管500を通って管504へと送り込まれる。流体は管504の遠位端から電極204上へと流出する。同様に、第2のレバー16が押圧されてアブレーション・デバイス200上の第2のスイッチ210に係合すると、第1の端部24が第2のデリバリー管502から離れるように動き、それにより、管502を通る流体の遮断されない流れが形成され、流体が管502を通って管504へと送り込まれる。流体は管504の遠位端から電極204上へと流出する。
他の実施例では、装置10は遠位管504を含まない(図6)。そのような場合、流体は管500又は管502の遠位端から電極204上へと流出する。
上記の実施例では、流体デリバリー装置10は2つのレバー14、16を有するものとして説明した。他の実施例では、流体デリバリー装置10は他の数のレバーを有することができる。例えば、流体デリバリー装置10は1つのボタンに係合するための1つのレバー、又は2つ以上のスイッチに係合するための2つ以上のレバーをアブレーション・デバイス上に有することができる。
また、上記の実施例では、流体デリバリー装置10は電極204の外部から流体を送り込むデリバリー管を有するものとして説明した。他の実施例では、本明細書で説明されたデリバリー管は、少なくとも一部がアブレーション・デバイス200内部に置かれ、それにより流体を電極204内部から送り込むことが可能である(図7)。そのような場合は、電極204は、管から送り込まれた流体が通って外に出ることを可能にする複数の開口又は穴を有する。例えば、電極204は(例えば、互いに結合された複数の粒子から構成される)焼結構成を有することができる。
他の実施例では、アブレーション・デバイス200自体の内部に流体デリバリー装置10を構築することができる。例えば、第1のレバー14をスイッチ208の下に置くことができ、第2のレバー16を第2のスイッチ210の下に置くことができる。他の実施例では、機械的構成部品を使用して流体デリバリー装置10を設置する代わりに、又はそれに加えて、電気的構成部品を使用して装置10を設置することができる。
例えば、いくつかの実施例では、第1のスイッチ208は、管18の少なくとも一部分に対してブロックを押し付け、又はそこからブロックを除去する、第1のポジショナーに電気的に結合される。第1のスイッチ208はまた、第1のスイッチ208が押圧されるとき、電極204が起動して第1のエネルギー・レベルでエネルギーを伝達し、ブロックが管18から離れるように動いて、流体が管18を通って送り込まれることを可能にするように、電極204に結合されている。第1のスイッチ208が解除されるとき、電極204はエネルギーの伝達を停止し、ポジショナーがブロックを管18の方へと動かして管18を押圧し、それにより管18内部の流体の流れを停止する。
同様に、第2のスイッチ210は、管18の少なくとも一部分に対してブロックを押し付け、又はそこからブロックを除去する、(第1のスイッチ208に関連付けられた同じポジショナーとすることができる)ポジショナーに電気的に結合される。第2のスイッチ210はまた、第2のスイッチ210が押圧されるとき、電極204が起動して第2のエネルギー・レベルでエネルギーを伝達し、ブロックが管18から離れるように動いて、流体が管18を通って送り込まれることを可能にするように、電極204に結合されている。第2のスイッチ210が解除されるとき、電極204はエネルギーの伝達を停止し、ポジショナーがブロックを管18の方へと動かして管18を押圧し、それにより管18内部の流体の流れを停止する。
流体デリバリー装置10とともに使用することのできるアブレーション・デバイス200は、必ずしも上記で説明された構成に限定される必要はなく、アブレーション・デバイス200は他の実施例では他の構成を有することができることに留意されたい。例えば、他の実施例では、アブレーション・デバイス200は異なる形状及び/又はサイズを有することができる。また、他の実施例では、エネルギーを伝達するための1つの電極204を有する代わりに、アブレーション・デバイス200はプローブ202の遠位端に複数の電極を含むことができる。さらに、熱エネルギーを伝達する代わりに、アブレーション・デバイス200は他の実施例では他の形態のエネルギーを伝達することができる。例えば、他の実施例では、電極204は電気エネルギーを伝達するように構成することができる。他の実施例では、アブレーション・デバイス200は、1つ又は複数の(超音波エネルギーを発生するための)超音波トランスデューサ、又は1つ又は複数の(マイクロ波エネルギーを発生するための)マイクロ波エネルギー発生器を含むことができる。
Claims (16)
- 組織アブレーション術で使用するための装置において、
基部と、
前記基部に結合された流体デリバリー管と、
前記基部に回転可能に結合される第1のレバーであって、前記流体デリバリー管の一部分を押圧するように付勢され、それにより前記流体デリバリー管内部のルーメンを閉じる第1の端部及び第2の端部を有する第1のレバーと、
アブレーション・デバイスに対して前記基部を固定するための固定機構とを含む装置。 - 前記第2の端部が押圧されていないとき、前記第1の端部が前記流体デリバリー管の一部分を押圧するように、前記第1のレバーが付勢されている、請求項1に記載の装置。
- 前記第2の端部が前記基部の方へと配置されるとき、前記第1の端部が前記流体デリバリー管の前記一部分から解除されて、それにより、その中を通って流体が流れることができるようになる、請求項1に記載の装置。
- 前記第2の端部が前記アブレーション・デバイス上のスイッチに係合するための部分を有する、請求項1から3までのいずれかに記載の装置。
- 前記アブレーション・デバイスをさらに含む、請求項4に記載の装置。
- 前記基部に回転可能に結合された第2のレバーをさらに含む、請求項1から4までのいずれかに記載の装置。
- 前記第1及び第2のレバーが横並び構成で配置されている、請求項6に記載の装置。
- 前記第2のレバーが前記流体デリバリー管の別の部分を押圧するための第1の端部、及び第2の端部を有する、請求項6に記載の装置。
- 前記第1のレバーの前記第2の端部がアブレーション・デバイス上の第1のスイッチに係合するための第1の部分を有し、前記第2のレバーの前記第2の端部が前記アブレーション・デバイス上の第2のスイッチに係合するための第2の部分を有する、請求項8に記載の装置。
- 前記アブレーション・デバイスをさらに含む、請求項9に記載の装置。
- 第2の流体デリバリー管をさらに含み、前記第2のレバーが前記第2の流体デリバリー管の一部分を押圧するための第1の端部を有する、請求項6に記載の装置。
- 前記流体デリバリー管が互いに流体連通している、請求項11に記載の装置。
- 電極を有するアブレーション・デバイスと、
前記アブレーション・デバイスに結合された流体デリバリー管と、
同時に前記電極を起動し前記流体デリバリー管を開口する制御装置とを含む、アブレーション・システム。 - 前記制御装置が、前記管を押圧するように構成された第1の端部、及び前記アブレーション・デバイス上の第1のスイッチに係合するように構成された部分を有する第2の端部を有する第1のレバーを含む、請求項13に記載のアブレーション・システム。
- 前記制御装置が第2のレバーをさらに含み、前記第2のレバーの少なくとも一部分が前記アブレーション・デバイス上の第2のスイッチに係合するように構成されている、請求項14に記載のアブレーション・システム。
- 前記第1のレバーが前記流体デリバリー管の一部分を押圧するように付勢されている、請求項14又は15に記載のアブレーション・システム。
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