JP2009518766A - 不揮発性メモリをプログラムする/消去する方法および装置 - Google Patents

不揮発性メモリをプログラムする/消去する方法および装置 Download PDF

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Abstract

不揮発性メモリ (NVM)(14)を有する集積回路(10)は、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値を選択し、前記プログラム/消去サイクルの第2の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値を選択する閾値選択器(28)を含み、複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値と複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値とは異なる。プログラム/消去サイクルの第1の部分は、プログラム/消去サイクルの第2の部分の前の適切な時期に発生する。複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値は、複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値より小さい。

Description

本発明は不揮発性メモリ、特に、不揮発性メモリをプログラムする/消去する方法および装置に関する。
複数回、プログラムされ且つ消去されることのできる不揮発性メモリ(NVM)は、通常幅広い用途で使用される。概して、NVMは、データ保持仕様を確実に満たしつつ実行可能な最大数のプログラム/消去サイクルを有する。
本発明の1実施形態は、第1の消去電圧を用いてNVMの少なくとも1部の消去動作を開始させることと、第1の読取電流/電圧閾値を選択することと、NVMの少なくとも1部の第1の実際の読取電流/電圧を判定することと、第1の実際の読取電流/電圧と第1の読取電流/電圧閾値とを比較することと、を含む不揮発性メモリ(NVM)をプログラム/消去する方法に関する。第1の実際の読取電流/電圧が第1の読取電流/電圧閾値より低い場合、該方法は、少なくとも1つの消去パルスをNVMの少なくとも1部に印加することと、第2の読取電流/電圧閾値を選択することと、NVMの少なくとも1部の第2の実際の読取電流/電圧を判定することと、第2の実際の読取電流/電圧と第2の読取電流/電圧閾値とを比較することと、をさらに含む。第2の実際の読取電流/電圧が第2の読取電流/電圧閾値より高い場合、消去動作が完了する。第1の読取電流/電圧閾値と第2の読取電流/電圧閾値は異なる。
別の実施形態では、少なくとも1つの消去パルスは、第1の複数の第1の消去パルスを備える。第1の複数の第1の消去パルスは、N個の消去パルスを含み、NはNVMに記憶される値によって決定される。第1の複数の第1の消去パルスはそれぞれほぼ第1の電圧を有する。
さらに別の実施形態では、第2の実際の読取電流/電圧が第2の読取電流/電圧閾値より低い場合、該方法は、第2の複数の第2の消去パルスをNVMの少なくとも1部に印加することをさらに含み、第2の消去パルスそれぞれは、ほぼ第2の電圧を有し、第2の電圧は第1の電圧と異なる。第2の電圧は第1の電圧より大きくすることができる。第2の複数は第1の複数と同数にすることができる。第2の複数に追加された第1の複数が消去パルスの所定の最大総数に達し、第2の実際の読取電流/電圧が第2の読取電流/電圧閾値より低い場合、NVMは失敗したとみなされる。
別の実施形態では、第2の読取電流/電圧閾値は第1の読取電流/電圧閾値より小さい。
別の実施形態は、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値を選択し、プログラム/消去サイクルの第2の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値を選択する閾値選択器を含む不揮発性メモリ(NVM)を有する集積回路に関し、複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値と複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値とは異なる。
別の実施形態では、プログラム/消去サイクルの第1の部分は、プログラム/消去サイクルの第2の部分の前の適切な時期に発生し、複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値は、複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値より小さい。
さらに別の実施形態では、集積回路はさらに、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に第1の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値とを比較し、プログラム/消去サイクルの第2の部分間に第2の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値とを比較する読取確認回路をさらに含み、前記読取確認回路は前記閾値選択器に連結される。さらに別の実施形態では、集積回路はさらに、第1の実際の読取電流/電圧が複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値より低い場合に少なくとも1つの第1の消去パルスをNVMに印加し、第2の実際の読取電流/電圧が複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値より低い場合に少なくとも1つの第2の消去パルスをNVMに印加する消去パルス発生器を含む。さらに別の実施形態では、少なくとも1つの第1の消去パルスは、第1の電圧を有する第1の複数の消去パルスを含み、少なくとも1つの第2の消去パルスは第2の電圧を有する第2の複数の消去パルスを備える。第2の電圧は第1の電圧より高くすることができる。
別の実施形態は、複数の読取電流/電圧閾値を生成する手段と、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値を選択する手段と、プログラム/消去サイクルの第2の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値を選択する手段と、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に第1の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値とを比較し、プログラム/消去サイクルの第2の部分間に第2の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値とを比較する手段と、第1の実際の読取電流/電圧が複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値より低い場合に第1の複数の第1の消去パルスをNVMアレイに供給し、第2の実際の読取電流/電圧が複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値より低い場合に第2の複数の第2の消去パルスをNVMアレイに供給する手段と、を備えるNVMアレイを含む不揮発性メモリ(NVM)に関する。
別の実施形態では、プログラム/消去サイクルの第1の部分は、プログラム/消去サイクルの第2の部分の前の適切な時期に発生し、複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値は複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値より小さい。別の実施形態では、第1の複数の第1の消去パルスは第1の電圧を有し、第2の複数の第2の消去パルスは第2の電圧を有する。さらに別の実施形態では、第2の電圧は第1の電圧より高い、さらに別の実施形態では、第2の複数は第1の複数と同数である。
本発明は、貼付の図面に限定されず、例として示され、図面において同じ参照符号は同様の構成要素を指す。
当業者であれば、図面中の構成要素は簡潔化と明瞭化のために示されており、必ずしも等縮尺ではないことを理解するであろう。たとえば、図面中の構成要素のいくつかの寸法は、本発明の実施形態に関する理解を深める助けとして他の構成要素に対して誇張して描かれているかもしれない。
NVMセルのデータ保持能力は、NVMセルから取り出すことができるように、所定のデータ値が適切に記憶され続ける時間の量で定まる。NVMセルの持続時間は、NVMセルの状態を確実に変更できなくなるまでに実行可能なプログラム/消去サイクルの最大数である。1つまたはそれ以上のNVMセルが試験中または使用中に故障したとき、NVMアレイの実行可能性を拡張するのに使用可能な多種多様な技術(たとえば、冗長性、エラー修正コードなど)があることに注目されたい。
NVMは、所望の精度でプログラムすることができる。多くのNVMはバイト毎にプログラムされるが、別の実施形態は、ビット、ワード、ロングワード、セクタ、ブロック、または任意のその他の所望の単位毎にプログラムすることができる。NVMは、所望の精度で消去することができる。多くのNVMはセクタ毎に消去されるが、別の実施形態は、ビット、ワード、ロングワード、セクタ、ブロック、または任意のその他の所望の単位毎に消去することができる。
単独のNVMアレイ30(図2を参照)が、第2群のカスタマによって要求される耐久性の最大仕様を満たしつつ、第1群のカスタマによって要求されるデータ保持の最大仕様を満たさなければならないとき、1つの問題が生じる。
1例として、第1群のカスタマは、製品の寿命期間中(たとえば、20年間)記憶しておかねばならないソフトウェアコード、たとえば、プロセッサ12に対する指示(図1を参照)を記憶する。上記製品の1例は、エンジン制御を実行するソフトウェアコードを記憶するためにNVMを使用する自動車である。この第1群のカスタマは、NVMが多数のプログラム/消去サイクルを実行するように要求できない。本例では、NVMがソフトウェアコードを記憶する場合、ソフトウェアコードはいったん最初にNVMに記憶されれば2度と消去および書き換えする必要がないかもしれない。ほとんどの用途では、自己修正ソフトウェアコードは通常使用されない。
第2の例として、第2群のカスタマは、比較的短期間(たとえば、1ヶ月〜5年)記憶しておく必要があるデータ値、たとえば、不揮発性だが変動可能なデータを記憶する。上記製品の1例は、エンジン調整情報を表すデータ値を記憶するためにNVMを使用する自動車である。この第2群のカスタマは、NVMが多くのプログラム/消去サイクルを実行する(たとえば、自動車の点火システムがオフおよびオンになるたびに1プログラム/消去サイクル)ことを要求する。本例では、NVMがデータ値を記憶する場合、データ値は新たなプログラム/消去サイクルによってリフレッシュされるため、長いデータ保持時間を有する必要がない。
加えて、同じ用途で両方の種類のNVMを要求するカスタマもいる。たとえば、上述の自動車のカスタマは、ソフトウェアコードに対して長いデータ保持を有するNVMを必要とするとともに、頻繁に書き換えられるデータ値には長い持続時間を有するNVMを必要とする。
図1は、本発明の1実施形態に係る集積回路(IC)10のブロック図である。図示される実施形態では、IC10は、プロセッサ12、NVM14、任意の他のメモリ16、1つまたはそれ以上の任意の他のモジュール18、および任意の外部バスインタフェース20を有し、そのそれぞれがバス22に双方向に連結される。本明細書で使用されるように、バスという用語は、データ、アドレス、制御、または状態などの1つまたはそれ以上の各種情報を送信するのに使用可能な複数の信号または導体を指すために使用される。
いくつかの実施形態では、IC10は独立型NVMで、回路12、16、および18は実装されない。この場合、外部バスインタフェース20は、NVM14用のアドレスおよびデータバスドライバを含む。別の実施形態では、IC10は、マイクロコントローラ上で利用可能なただ1つの回路としてNVM14を有するマイクロコントローラである。回路12、14、16、18、および20のうちの任意の1つまたはそれ以上は、IC10の外部と連通するのに使用可能な1つまたはそれ以上の集積回路端子(図示せず)と連結する。いくつかの実施形態では、外部バス24は、IC10の外部の回路(図示せず)と連通するのに使用される。他のメモリ16は任意の種類のメモリである。他のモジュール18は、所望の目的のために使用される回路を含む。他のモジュール18内の回路のいくつかの例は、タイマ回路、通信インタフェース回路、ディスプレイドライバ回路、アナログデジタル変換器、デジタルアナログ変換器、電力管理回路などである。
図2は、本発明の1実施形態に係る図1のNVM14のブロック図である。1実施形態では、NVM14はN個のブロックを有するNVMアレイ42を有し、Nは1以上の任意の整数である。破線はNVMアレイ42のブロックを示すために使用される。これらのブロックは任意のサイズである。各ブロックに対応する制御情報は、各ブロック内に記憶される。
NVM14は、制御回路32、読取回路40、確認レベル発生器26、確認レベル選択器28、読取確認回路30、電圧発生器36、電圧選択器48、プログラム/消去パルス発生器64、および他のNVM回路38も含む。確認レベル発生器26は、導体51〜53を介して複数の確認レベルを確認レベル選択器に供給する。確認レベル選択器28は、制御回路32から導体44を介して受信された選択信号に基づき、導体46を介してこれらの確認レベルのうちの1つを読取確認回路30に供給する。読取回路40はNVMアレイ42に双方向に連結され、導体60を介して実際の読取電流を読取確認回路30に供給する。読取確認回路30は制御回路32に双方向に連結され、導体62を介して制御回路32に確認結果を供給する。制御回路32は、確認レベル発生器26、他のNVM回路38、電圧発生器36、およびプログラム/消去パルス発生器64に双方向に連結される。電圧発生器36は、導体54〜56を介して複数の電圧を電圧選択器48に供給する。電圧選択器48は制御回路32から導体50を介して受信された選択信号に基づき、導体58を介してこれらの電圧のうちの1つをプログラム/消去パルス発生器64に供給する。制御回路32は、プログラム/消去パルスカウンタ34、電圧当り最大パルスカウント68、および最大総パルスカウント70を含む。電圧当り最大パルスカウント68および最大総パルスカウント70は、たとえば、制御回路32内のレジスタなどの記憶回路、あるいはNVM14またはIC10内のどこか別の場所などに記憶される。
プログラム/消去サイクルは、NVMアレイ42の全部または1部のプログラミングあるいはNVMアレイ42の全部または1部の消去を含む。1実施形態では、消去はビットを論理レベル1に設定することを指し、プログラミングはNVMアレイ42に記憶される所望の情報を表すために、必要に応じて当該ビットを論理レベル1または論理レベル0に設定することを指す。1実施形態では、NVMアレイ42の1部のプログラミングは、プログラムされる部分のすべてのビットをまず消去する消去サイクルと、次に、記憶される所望の情報を表すために変更する必要のあるビットの状態を(たとえば、論理レベル0に)変更することを含む。また、本明細書で使用されるように、プログラム/消去サイクルは、単なる消去動作を含むことができることに注目されたい。1実施形態では、ブロック全体を1度に消去するか、または、おおよそ1つのブロックを1度に消去する。また、別の実施形態では、消去は、論理レベル1ではなく論理レベル0にビットを設定することを指す。
NVMアレイ42の1部をプログラミングまたは消去したあと、プログラム/消去サイクルが成功したかどうかを判定する確認が次に実行される。確認のため、プログラム/消去されたビットの読取が行われ、ビットが適切にプログラム/消去されたかどうかを判定するため確認レベルと比較される。たとえば、NVMアレイ42での選択されたビットセルの適切な消去を確認するために、読取確認回路30が使用される。読取回路40は、確認される選択ビットセルを読み取るために使用される複数のセンス増幅器(図示せず)を含む。読取回路40は、各選択されたビットセルを感知し、導体60を介して実際の読取電流を読取確認回路30に供給する。(回路と読取回路40の動作は当該技術において既知であるので、ここではより詳細に説明しないことに注意されたい)。次に、読取確認回路30は、導体60を介して受信された実際の読取電流と導体46を介して供給された選択された確認レベルとを比較し、実際の読取電流が選択された確認レベル以上であるかどうかを判定する。確認レベル以上であれば、対応する消去されたビットセルの記憶値は、消去が成功したことを示す論理レベル1として確認される。
1実施形態では、1群のビットセルの消去が同時に確認される。たとえば、NVMアレイ42の1部のすべてのビットセルが消去される場合、消去後、すべてが論理レベル1になると予測される。本例では、読取回路40は、消去されたNVMアレイ42の部分の各ビットセルを感知し、最小の実際の読取電流を読取確認回路30に供給される。この場合の最小の実際の読取電流が選択された確認レベル以上である場合、消去された部分のすべてのビットセルの消去が成功したことになる。
図4は、NVMアレイ42に存在する0(「0」)ビットと1(「1」)ビットの分布と、様々な異なる確認レベルVL1〜VLNを示すグラフである。y軸はビット数を表し、x軸はビットのビットセル電流を表す。したがって、「0」ビット(記憶された論理レベル0を有するビットセル)の場合、各ビットセルのビットセル電流は0/1読取閾値電流より小さい。「1」ビット(記憶された論理レベル1を有するビットセル)の場合、各ビットセルのビットセル電流は0/1読取閾値電流より大きい(さもなければ電流が0/1読取閾値電流より小さなどの「1」ビットも「0」ビットと誤って読み取られる)。したがって、0/1読取閾値電流未満の電流を有するビットセルは「0」を記憶するとして読み取られ、0/1読取閾値電流を超える電流を有するビットセルは「1」を記憶するとして読み取られる。ただし、強力な1ビットを確保するため、「1」ビットのビットセル電流が、0/1読取閾値電流よりも大きな所定量であることが望ましい。たとえば、図4では、最適な動作に関して、「1」ビットのビットセル電流は確認レベルVL1より大きいはずである。したがって、図4に示されるように、「1」ビットの分布はVL1の右で発生する。ただし、時間の経過とともに、たとえば、「1」ビットの分布はプログラム/消去サイクルによって引き起こされる装置酸化物へのダメージにより、左に移動し始め、0/1読取閾値に近づいていく。
図4に示されるように、「1」ビットの分布は0/1読取閾値に近づきながら移動することがあるが、様々な他の確認レベルVL2〜VLN(Nは任意の整数値である)によって示されるように少なくとも所定の量離れていることに注意されたい。たとえば、確認レベルVL4がVL1でなく「1」ビットを確認するのに使用された場合、小さなビットセル電流が有効な「1」ビットとみなされるために必要であるため、もっと多くのビットが「1」を有効に記憶するとして「合格」とする。ただし、ビットセル電流がVL1〜VL3ではなくVL4のみを上回る場合、「1」ビットは実際には、もはや確実にプログラムできなくなる点までNVMが劣化するまでに残された寿命が短い、より微弱な「1」ビットである。したがって、1実施形態では、確認レベルVL1は「1」ビットを確認するのにできるだけ長く使用され、それが不可能になったとき、「1」ビットを確認するには、VL2〜VLNなどのより小さな確認レベルが代わりに使用されることによって、NVMアレイ42の寿命を延長させる。
再度図2を参照すると、読取確認回路30は、「1」ビットを確認するために(確認レベル選択器28によって供給される)様々な確認レベルのうちの1つを使用できることに注目されたい。たとえば、確認レベル発生器26は、(たとえば、図4のVL1〜VLNに対応する)N個の確認レベルを生成し、導体51〜53を介してそれらを確認レベル選択器28に供給する。次に、確認レベル選択器28は導体44を介して制御回路32から受信した選択信号に基づき、これらのうちの1つを選択し、実際に確認を行うために導体46を介して選択された確認レベルを読取確認回路30に供給する。次に、読取確認回路30は読取回路40から受け取った実際の読取電流をこの選択された確認レベルと比較し、導体62を介してその結果を制御回路32に供給する。制御回路32の動作を、図3のフロー図を参照してより詳細に説明する。
NVMアレイ42の1部を消去するための消去動作を実行するプログラム/消去サイクルの1例を、図2および5を参照して以下に説明する。1実施形態では、NVMアレイ42の1部を消去するため、複数の消去パルスがたとえば、プログラム/消去パルス発生器64によって生成される。これらのパルスの例を図5に示す。1実施形態では、ほぼ第1の消去電圧(EV1)を有する複数のパルス(たとえば、パルス100)が印加され、その後にほぼ第2の消去電圧(EV2)を有する複数のパルス(たとえば、パルス102)が印加され、その後にほぼ第3の消去電圧(EV3)を有する複数のパルス(たとえば、パルス104)が印加される。1実施形態では、第1の消去電圧(たとえば、EV1)での各パルス後、消去パルスが成功したかどうかを判定するための確認が実行される。成功しなかった場合、別の消去パルスが同じ消去電圧で供給され、再度確認される。消去が成功したことが確認された時点でプログラム/消去サイクルは終了する。ただし、同じ消去電圧で所定数のパルス(たとえば、パルス100の全部)が実行された後、消去がまだ成功していない場合、より高い消去電圧(たとえば、EV2)でパルスが供給される。再度、この高い消去電圧での各パルス後、消去が成功したかどうかを判定するために確認が行われ、そうであれば、プログラム/消去サイクルは無事その地点で終了する。ただし、その高い消去電圧での所定数のパルス(パルス102の全部)が実行され、消去がまだ成功していない場合、さらに高い消去電圧(たとえば、EV3)でパルスが供給される。
消去の成功が確認されるまで、あるいは最大総パルスカウントに達するまで、このプロセスは継続する。たとえば、パルス106の全部が完了し(つまり、パルス100、102、104、...106の全部が完了した)、消去の成功がまだ確認されない場合、プログラム/消去サイクルは成功した消去なしで終了する(すなわち、失敗した消去)。1実施形態では、より高い消去電圧に移る前に消去電圧毎に供給される所定数のパルスは同じである。たとえば、最大5つのパルスが消去電圧毎に供給され、パルスの最大総数は20である。ただし、別の実施形態では、より高い消去電圧に移る前に各消去電圧毎に供給されるパルスの数は異なる。これらの値は、たとえば、図2の電圧当り最大パルスカウント62および最大総パルスカウント70に記憶される。もしくは、この種の情報は、NVMアレイ42の各ブロックに記憶され、各ブロックは異なるカウントを使用する。また、消去パルスカウンタ34は、消去電圧当りのパルス数とパルスの総数を把握しておくため、任意の数のカウンタまたは他の回路を含む。次第に高くなる消去電圧を有するパルスの使用は、結果的にNVMアレイ42に対するダメージを軽減することに注目されたい。
したがって、各プログラム/消去サイクルは複数の異なる消去電圧と複数の異なる確認レベルを使用することができることに注意されたい。たとえば、確認レベル選択器28は、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に第1の確認レベルを選択し、次に、(たとえば、第1の確認レベルでの消去パルスが失敗した場合)(第1の部分後の適切な時期に生じる)プログラム/消去サイクルの第2の部分間に第2の確認レベルを選択する。したがって、プログラム/消去サイクルの第1の部分間に、読取確認回路30は、第1の実際の読取電流と第1の確認レベルとを比較し、プログラム/消去サイクルの第2の部分間に、読取確認回路30は第2の実際の読取電流と第2の確認レベルとを比較する。
図示される実施形態では、図2の他のNVM回路38は、NVM14の動作に必要なすべての他の回路を含む。1実施形態では、他のNVM回路38は、チャージポンプ、高電圧調整器、高電圧スイッチ、ワードラインドライバ、ソースラインドライバ、行デコーダ、列デコーダ、バス22へのインタフェース、レジスタ、およびNVM14の機能にとって望ましい任意の他の回路(図示せず)を有する。1実施形態の場合、他のNVM回路38は従来のように可能であることに注意されたい。また、読取確認回路30と同様の回路が「0」ビットを確認するために使用され、「0」ビットのビットセル電流は、有効性を判定するために0/1読取閾値電流より通常小さい確認レベルに照らして比較されることに注意されたい。また、別の実施形態では、0/1読取閾値電流より小さい電流を有するビットセルは「1」ビットに対応し、0/1読取閾値電流より大きい電流を有するビットセルは「0」ビットに対応する。
図3は、本発明の1実施形態に係る消去および確認手順を示すフロー図である。NVMアレイ42の外部の刺激は、フロー80の消去動作を開始させるために使用される。このような外部刺激の1例は、NVM14内の消去を開始させるプロセッサ12(図1を参照)である。フローはブロック82から開始され、最初の消去電圧と最初の確認レベルが選択される。たとえば、最初に、制御回路32は、確認レベル発生器から第1の確認レベル(たとえば、図4のVL1)を選択するために(たとえば、導体44を介して)確認レベル選択器28を指し示す。同様に、制御回路32は、電圧発生器36から第1の消去電圧(たとえば、EV1)を選択するために(たとえば、導体50を介して)電圧選択器48を指し示す。
その後、フローはブロック84に進み、消去パルスは、(ブロック82で選択された)選択された消去電圧を用いて供給される。たとえば、プログラム/消去パルス発生器64は、たとえば、図5に示されるように、パルスを生成するため電圧選択器48によって供給される消去電圧を使用する。制御回路32は、パルス継続時間に関連するような、プログラム/消去パルス発生器64の制御情報も供給できることに注意されたい。この第1のパルスは、NVMアレイ42の選択された部分を消去するためにNVMアレイ42に供給される(当該技術において既知なように、選択された部分は、他のNVM回路38によって示される)。
再び図3を参照すると、フローはブロック86に進み、選択された確認レベルを用いて消去が確認される。たとえば、いったんパルスがパルス発生器64によって供給されると、読取確認回路30は図2を参照して上記したように消去が確認される。たとえば、読取回路40は、読取確認回路30に実際の読取電流を供給し、読取確認回路30は、それを確認レベル選択器28から選択された確認レベルと比較される。次に、フローは判定ブロック88に進み、実際の読取電流が選択された確認レベル以上であるかどうかが判定される。そうであれば、フローは、消去が成功し、プログラム/消去サイクルが完了したことを示すブロック90に進む。すなわち、ブロック90で、フロー80の消去動作が完了する。判定ブロック88で、実際の読取電流が選択された確認レベル以上でないと判定される場合、フローは判定ブロック92に進む。
判定ブロック92で、選択された電圧レベルでの消去パルスの最大数に達したかどうかが判定される。達していない場合、フローはブロック84に戻り、別の消去パルスが同じ選択された電圧レベルで供給され、同じ確認レベルで(ブロック86で)確認が実行される。判定ブロック92で、選択された電圧レベルでの消去パルスの最大数に達したことが判定された場合、フローは判定ブロック94に進む。たとえば、判定ブロック92の判定を行うために、制御回路32は、現在の消去電圧でのパルス数を把握する第1の消去パルスカウンタのカウントと、(たとえば、消去電圧当りの最大パルスカウント68の1部として記憶することのできる)現在の消去電圧の最大パルスカウントとが比較される。
判定ブロック94では、消去パルスの最大総数に達したかどうかが判定される。たとえば、制御回路32はこの判定を行うため、現行のプログラム/消去サイクルでのパルス総数を把握する第2の消去パルスカウンタのカウントと最大総パルスカウント70とが比較される。消去パルスの最大総数に達した場合、フローは、現行のプログラム/消去サイクルが消去の失敗で終わる(すなわち、失敗した消去)ことを示すブロック96に進む。消去またはプログラミング間の失敗は、NVMアレイ42および/または他のNVM回路38内の回路による場合があることに注意されたい。
ただし、判定ブロック94で、消去パルスの最大総数に達していない場合、フローはブロック98に進み、現行のプログラム/消去サイクルが継続する。ブロック98では、高い消去電圧と低い確認レベルが選択され、フローはブロック84に戻る。たとえば、ブロック82で最初の消去電圧および確認レベルがEV1とVL1にそれぞれ対応する場合、ブロック98で、高い消去電圧と低い確認レベルはEV2とVL2にそれぞれ対応する。この新たな高い消去電圧では、より強力な消去パルスが、消去を実行するためにNVMアレイ42に供給される。
さらに、このより高い消去電圧での各消去パルス後、低い確認レベルを用いて確認が実行される。この低い確認レベルは、読取確認回路30が消去の成功を確認しやすくする。すなわち、各プログラム/消去サイクルは、複数の異なる消去電圧と複数の異なる確認レベルが使用される。次第に低くなる確認レベル(たとえば、それぞれVL1、VL2、...VLN)とともに次第に高くなる消去電圧(たとえば、EV1、EV2、...EVN)を使用することによって、プログラム/消去サイクルによって生じるダメージが最小化され、用途に関係なく最適なデータ保持および持続性能がNVMアレイ中のすべてのビットセルに対して確実に達成されるように、消去が実行および確認される。
消去電圧および確認レベルの任意のシーケンスを選択できることに注意されたい。たとえば、使用される消去電圧のシーケンス中の各消去電圧は、均等に間隔が置かれる。もしくは、たとえば、EV1からEV2へのジャンプがその後のEV2からEV3へのジャンプより小さくなるように、均等に間隔を置く必要はない。また、各消去電圧は、必ずしも前の消去電圧より大きい必要はない。同様に、選択される確認レベルのシーケンス中の各確認レベルは、均等に間隔を置いても置かなくてもよい。また、各確認レベルは、必ずしも先の確認レベルよりも低い必要はない。1実施形態では、消去電圧のシーケンスは、13ボルト、13.2ボルト、13.4ボルト...14ボルト(EV1、EV2、EV3、EVNにそれぞれ対応)というように13ボルトから始まり、14ボルトに達するまで200ミリボルトずつ増大し、確認レベルのシーケンスは、30マイクロアンペア、26マイクロアンペア、22マイクロアンペア、...10マイクロアンペア(VL1、VL2、VL3、...VLNにそれぞれ対応)というように30マイクロアンペアから始まり、10マイクロアンペアに達するまで4マイクロアンペアずつ減少する。ただし、上記したように、各消去電圧および確認レベルに対して、多くの異なるシーケンスが利用可能である。
1実施形態の場合、確認レベルは、NVMセルからの実際の読取電流に比較される基準電流であることにも注意されたい。別の実施形態は、確認レベルを表すのに基準電流以外のものが使用される。たとえば、確認レベルは基準電圧である。また、基準は、読取電流以外のものと比較してもよい。たとえば、確認レベルは、NVMセル電圧(たとえば、トランジスタ閾値電圧)と比較される基準電圧である。別の実施形態は、確認レベルを表すために任意の所望の回路特性が使用される。したがって、1実施形態では、確認レベルは読取電流/電圧閾値と称し、実際の読取電流は実際の読取電流/電圧と称する。また、1実施形態では、確認レベル選択器28は、閾値選択器と称する。
NVM14は、図2に示される構造以外の他の構造を含むことができることに注意されたい。たとえば、確認レベル発生器26および確認レベル選択器28は様々な様式で実装される。1実施形態では、確認レベル発生器26は任意の数の確認レベル(所望の種類の比較に応じて、電流または電圧)を生成し、確認レベル選択器28は制御回路32からの選択信号に基づき、これらのうちの1つを選択する。たとえば、確認レベル28は、様々な生成された確認レベルから選択する、あるいは、選択された確認レベルを生成するために、確認レベル発生器26内でイネーブルにされる回路を選択する。もしくは、これらの機能は単独のブロックに結合される。また、1実施形態では、以後の確認レベルはそれぞれ、最初の確認レベルまたはその他の先の確認レベルから生成される。確認レベル発生器26および確認レベル選択器28を参照して記載される同じ代替物が、電圧発生器36および電圧選択器48にもそれぞれ適用される。また、制御回路32は、どの確認レベルおよび消去電圧を選択または生成するかを示す任意の種類の制御信号を必要に応じて供給される。
また、任意の種類の既知の回路が、NVM14の部品を実装するために使用される。たとえば、任意の種類の電流/電圧レベル発生器が、確認レベル発生器26および電圧発生器36を実装するために使用される。同様に、選択器28および48(たとえば、マルチプレクサ)の機能の選択を実行するために任意の種類の回路が使用される。また、プログラム/消去パルスカウンタ34のカウンタ、およびプログラム/消去パルス発生器64を実装するために既知の回路が使用される。また、プロセッサ12上で動作するソフトウェア内で、あるいは、たとえば、フロー80の制御を実行するハードウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして制御回路32が使用される。制御回路32の部分は、NVM14全体に分布して配置さる、図2に示されるように、中心に集めなくてもよい。制御回路32は、NVM14の機能に関連するNVM14の部分に制御情報と信号を供給するために使用される。また、たとえば、発生器26および36、選択器28および48、読取確認回路30、プログラム/消去パルス発生器64、および制御回路32などの、本明細書に記載のNVM14の特定の部分は、「0」ビットのプログラミングや確認などのNVM14の他の機能を実行する、あるいは実行するのを助けることもできることに注意されたい。本発明の実施形態は、複数回プログラムおよび消去可能な任意の種類のNVMに適用可能であることにも注意されたい。
上記明細書では、本発明を特定の実施形態を参照して説明した。ただし、当業者であれば、下の請求項に記載される本発明の範囲を逸脱せずに、様々な修正や変更を行うことができると認識している。したがって、明細書および図面は限定的な意味ではなく例示的にみなすべきであって、上記すべての修正は本発明の範囲に含まれると意図される。
利益、その他の利点、および問題の解決策を、特定の実施形態を参照して説明した。ただし、利益、利点、問題の解決策、および利益、利点、または解決策を生じさせる、あるいはより明白にする構成要素は、請求項の1部または全部の重要で、必須で、または不可欠な特徴または構成要素と解釈すべきではない。本明細書で使用されるように、「備える」という用語またはその変形は、構成要素のリストを備えるプロセス、方法、品、または装置がこれらの構成要素だけを含むのではなく、明確にリストアップされていない、あるいは上記プロセス、方法、品、または装置に本来備わる他の構成要素を含むことができるように、非排他的な包含を対象とすることを目的とする。
本発明の1実施形態に係る集積回路のブロック図である。 本発明の1実施形態に係る図1のNVM14のブロック図である。 本発明の1実施形態に係るNVMを消去する方法のフロー図である。 本発明の1実施形態に係るプログラムされ消去されたビットの分布を示すグラフである。 本発明の1実施形態に係る各種消去パルスを示すグラフである。

Claims (20)

  1. 不揮発性メモリ(NVM)をプログラム/消去する方法であって、
    第1の消去電圧を用いて前記NVMの少なくとも1部の消去動作を開始させること、
    第1の読取電流/電圧閾値を選択すること、
    前記NVMの少なくとも1部の第1の実際の読取電流/電圧を判定すること、
    前記第1の実際の読取電流/電圧と前記第1の読取電流/電圧閾値とを比較すること、
    前記第1の実際の読取電流/電圧が前記第1の読取電流/電圧閾値より低い場合、
    少なくとも1つの消去パルスを前記NVMの少なくとも1部に印加するステップと、
    第2の読取電流/電圧閾値を選択するステップと、
    前記NVMの前記少なくとも1部の第2の実際の読取電流/電圧を判定するステップと、
    前記第2の実際の読取電流/電圧と第2の読取電流/電圧閾値とを比較するステップと、
    を実行すること、
    前記第2の実際の読取電流/電圧が前記第2の読取電流/電圧閾値以上である場合、消去動作を完了すること、
    を備え、第1の読取電流/電圧閾値と第2の読取電流/電圧閾値が異なる、方法。
  2. 前記少なくとも1つの消去パルスが第1の複数の第1の消去パルスを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の複数の第1の消去パルスはN個の消去パルスを備え、Nは前記NVMに記憶される値によって決定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の複数の第1の消去パルスのそれぞれは、近似的に第1の電圧を有する、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第2の実際の読取電流/電圧が、前記第2の読取電流/電圧閾値より低い場合、
    第2の複数の第2の消去パルスを前記NVMの少なくとも1部に印加するステップ
    を実行することをさらに備え、
    前記第2の消去パルスのそれぞれは、近似的に第2の電圧を有し、前記第2の電圧は第1の電圧と異な、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の電圧は、前記第1の電圧より高い、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2の複数は、前記第1の複数と同数である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第2の複数に追加される前記第1の複数が消去パルスの所定の最大総数に達し、且つ前記第2の実際の読取電流/電圧が前記第2の読取電流/電圧閾値より低い場合、前記NVMは失敗したとみなされる、請求項5に記載の方法。
  9. 前記第2の読取電流/電圧閾値が、前記第1の読取電流/電圧閾値より小さい、請求項1に記載の方法。
  10. 不揮発性メモリ(NVM)を有する集積回路であって、
    プログラム/消去サイクルの第1の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値を選択し、前記プログラム/消去サイクルの第2の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値を選択する閾値選択器
    を備え、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第1の閾値と、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第2の閾値とは異なる、集積回路。
  11. プログラム/消去サイクルの前記第1の部分は、プログラム/消去サイクルの前記第2の部分の前の適切な時期に発生し、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第2の閾値は、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第1の閾値より小さい、請求項10に記載の集積回路。
  12. プログラム/消去サイクルの第1の部分間に第1の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第1の閾値とを比較する読取確認回路であって、前記プログラム/消去サイクルの第2の部分間に第2の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第2の閾値とも比較する、読取確認回路
    をさらに備え、前記読取確認回路が前記閾値選択器に連結される、請求項10に記載の集積回路。
  13. 前記第1の実際の読取電流/電圧が、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第1の閾値より低い場合に、少なくとも1つの第1の消去パルスを前記NVMに印加し、前記第2の実際の読取電流/電圧が、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第2の閾値より低い場合に、少なくとも1つの第2の消去パルスを前記NVMに印加する、消去パルス発生器をさらに備える、請求項12に記載の集積回路。
  14. 前記少なくとも1つの第1の消去パルスは、第1の電圧を有する第1の複数の消去パルスを備え、前記少なくとも1つの第2の消去パルスは、第2の電圧を有する第2の複数の消去パルスを備える、請求項12に記載の集積回路。
  15. 前記第2の電圧は、前記第1の電圧より高い、請求項14の集積回路。
  16. 不揮発性メモリ(NVM)であって、
    NVMアレイと、
    複数の読取電流/電圧閾値を生成する手段と、
    プログラム/消去サイクルの第1の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値を選択し、プログラム/消去サイクルの第2の部分間に複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値を選択する手段と、
    プログラム/消去サイクルの第1の部分間に第1の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第1の閾値とを比較し、前記プログラム/消去サイクルの第2の部分間に第2の実際の読取電流/電圧と複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第2の閾値とを比較する手段と、
    第1の実際の読取電流/電圧が複数の読取電流/電圧閾値のうちの第1の閾値より低い場合に第1の複数の第1の消去パルスをNVMアレイに供給し、第2の実際の読取電流/電圧が複数の読取電流/電圧閾値のうちの第2の閾値より低い場合に第2の複数の第2の消去パルスをNVMアレイに供給する手段と、
    を備える、不揮発性メモリ(NVM)。
  17. プログラム/消去サイクルの前記第1の部分は、プログラム/消去サイクルの前記第2の部分の前の適切な時期に発生し、複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第2の閾値は複数の読取電流/電圧閾値のうちの前記第1の閾値より小さい、請求項16に記載のNVM。
  18. 前記第1の複数の第1の消去パルスは第1の電圧を有し、前記第2の複数の第2の消去パルスは第2の電圧を有する、請求項16に記載のNVM。
  19. 前記第2の電圧は、前記第1の電圧より高い、請求項18に記載のNVM。
  20. 前記第2の複数は前記第1の複数と同数である、請求項19に記載のNVM。
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