JP2009509196A - 画面要素の位置決め - Google Patents

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Abstract

表示画面上で画面要素を位置決めするための手法を、ここに開示する。画面要素は、数式中の表現を表し、1つまたは複数のグリフを含むことができる。画面要素に最適な位置は、表示画面でサポートされた解像度で画面要素を表示することに関連する位置特性を最適な解像度に基づく位置特性に対して分析することに基づいて判定される。この分析は、実際の解像度の表示要素の表示と、最適な解像度の画面要素の表示との間の変位の程度が所定の閾値レベルを超えるかどうか示す。超えない場合は、画面要素は、表示画面上に表示するために、表示画面解像度に関連する位置特性に基づいて出力される。そうでない場合は、実際の解像度に基づく位置特性は、変位の程度が閾値レベルに一致するように修正される。

Description

本発明は、画面要素の位置決めに関する。
ワードプロセッサ、表計算プログラム、テキストエディタ、電子メールプログラムなどの、従来の「タイプして見る」コンピュータアプリケーションは、典型的に、任意のプリンタによって提供される解像度より非常に低い解像度を有するモニタ上に表示される情報を出力する。よって、プリンタ解像度が一般に「高」解像度と呼ばれるのに対して、モニタ解像度はしばしば、「低」解像度と称される。この低解像度は、従来のモニタの表示画面で提供されことがあるピクセル数の物理的制限によるものである。プラズマベースのモニタおよび液晶ディスプレイなどの新しい技術は、より小さいピクセルを使用し、したがって従来のモニタよりも多くのインチ当たりのピクセルを提供するが、まだ新興途上にあるこれらの技術は、従来のモニタより大幅に高価であるが、中級のレーザプリンタでさえ得られる高解像度をまだ提供していない。
理想的には、これらの新興技術は、プリンタによって提供されるのと実質的に同じ高解像度で情報を表示するように動作することができるようになり、その結果、印刷情報を画面上に重ね合わせることで、提示情報と同じサイズおよび位置決めがもたらされるようになるであろう。このような「最適」解像度を、現在は得ることができないが、アプリケーションの開発者は、読みやすさの低下をもたらすとしても、少なくとも表示画面と印刷文書との間の情報の位置決めの整合性を維持しようと努める。これを達成するために、表示画面に表示する情報のプリンタ位置決めを縮小することが、一般的な方法である。しかし、このような縮小によって、表示された情報が混ざるように見え、それにより、読み手が文字を区別することを妨げることになる。この問題は、指数の要素および分数を使用する場合など、互いに密接に関連する要素を典型的に含む数式の構成では、さらに大きくなる。
本発明は、これらのおよび他の考慮事項に関してなされたものである。
本発明は、一般には、表示画面に関連する解像度制約が与えられる表示画面上に表示される要素の最適位置を判定することに関する。より詳細には、本発明は、このような解像度制限を考慮して、表示画面上に最適に数式の要素の位置決めをすることを伴う。例えば、本発明は、指数の数式表現を形成するために、基本文字を表す画面要素に対する上付き文字を表す画面要素の最適な位置を判定することに適用することができる。
表示画面上に画面要素を表示する命令の受信に応答して、本発明の一実施形態は、表示画面に画面要素を表示するための位置決め特性を判定することを伴う。位置決め特性は、表示画面の実際の解像度での画面要素の画面レイアウトを表す。実際の解像度(AR:actual resolution)で判定される画面要素の位置決め特性を、最適な解像度(OR:optimal resolution)に関連する位置決め特性について分析して、画面に表示する画面要素を出力する前にARベースの位置決め特性を修正すべきかどうかを判定する。
一実施形態では、この評価は、ARベースの位置決め特性に基づいて表示画面に表示される場合の画面要素と、ORベースの位置決め特性に基づいて表示画面に表示される場合の画面要素との間の変位の程度を判定することを含む。判定された変位の程度が所定の閾値を超えると、ARベースの位置決め特性は、変位が閾値と実質的に等しくなるように修正され、画面要素は、修正された位置決め特性に基づいて表示画面に表示される。そうでない場合は、画面要素は、元のARベースの位置決め特性に基づいて表示画面に表示される。
別の実施形態によると、本発明は、表示画面上で第2の画面要素に対して第1の画面要素の位置決めをするための方法に関する。第2の画面要素に隣接した第1の画面要素を表示する要求の受信に応答して、この方法は、表示画面の実際の解像度に基づいて、第2の画面要素に対して第1の画面要素を表示するための位置決め特性の第1のセットを判定することを含む。位置決め特性の第1のセットが、第1の画面要素が第2の画面要素から少なくとも所定量の空きスペース量だけ離れていることを示す場合は、この方法は、位置決め特性の第1のセットから判定される垂直位置と、最適な解像度に基づく位置決め特性の第2のセットから判定される水平位置とに基づいて、表示画面上に第1の画面要素を表示することを含む。
本発明の様々な実施形態は、コンピュータプロセス、コンピューティングシステムとして、あるいはコンピュータプログラム製品またはコンピュータ読取可能媒体などの製品として実装することができる。コンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムによって読み取り可能でありコンピュータプロセスを実行するための命令のコンピュータプログラムを符号化するコンピュータ記憶媒体とすることができる。コンピュータプログラム製品は、コンピューティングシステムによって読み取り可能でありコンピュータプロセスを実行するための命令のコンピュータプログラムを符号化する搬送波上の伝搬信号とすることもできる。
本発明を特徴付けるこれらおよび様々な他の特徴ならびに利点は、以下の詳細な説明を読み、関連の図面を精査することにより明らかになるであろう。
ここで本発明を、以下で本発明の実施形態を示す添付の図面を参照して、さらに十分に説明することとする。しかし、本発明を、多くの異なる形式で具体化することができ、本明細書で説明される実施形態に限定されるように解釈すべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、この開示が詳細かつ完全なものとなり、本発明の範囲を当業者に十分に伝えるものとなるように提供される。同じ番号は、全体を通して同様の要素を指す。
一般に、本発明は、表示画面上に画面要素を互いに対して位置決めすることに関する。一実施形態によると、画面要素は、文字および/または合字の1つまたは複数のイメージ表示(「グリフ」)である。例示的な一実施形態によると、本発明は、表示画面を通して表示されるワード処理文書内の数式中の表現(expression)あるいはサブ表現(sub-expression)を、個々にまたはまとめて表すグリフに関して、本明細書で説明される。例えば、図1は、表示画面102を通してユーザに提示されるワード処理文書104内の内容として表示されるグリフ114〜142を有する数式112を図示する。これらのグリフのいくつか(例えば、122)は、個々に単一の数式表現(「=」)を表すが、他のグリフ(例えば124および126)は、まとまって単一の数式表現(例えば「X2」)を表し、さらに他のグリフ(例えば148と150)は、まとまって完全な数式表現に対する単一のサブ表現(例えば
Figure 2009509196
)を表す。
本発明の実施形態を、本発明の例示的な一実施形態にかかる数式112の表現およびサブ表現を形成するための、互いに対するグリフ114〜142の位置決めに関して本明細書で図示する。図1は、グリフ114〜142が既に位置決めされており、したがって、数式表現およびサブ表現が既に形成された後の時点の数式112を図示する。他方で、図3〜7は、本発明の一実施形態に従って、この結果として得られた数式112をレンダリングするための、グリフ114〜142の位置決めに関するプロセス300を図示する。しかし、これらの図を参照して位置決めプロセス300についてさらに説明する前に、プロセス300を実施するための例示的なコンピューティング環境(例えば、コンピューティング装置200)を図2に示し、下記の段落で説明する。
その最も基本的な構成では、コンピューティング装置200は、少なくとも1つの処理装置202およびメモリ204を含む。コンピューティング装置200の正確な構成およびタイプに応じて、メモリ204は、(RAMなどの)揮発性、(ROM、フラッシュメモリなどの)不揮発性、またはその2つの任意の組合せとすることができる。コンピューティング装置200の最も基本的な構成を、図2では破線206で図示する。さらに、コンピューティング装置200は、追加的な特徴/機能を有することもできる。例えば、コンピューティング装置200は、限定ではないが磁気または光学のディスクまたはテープを含む、追加的なストレージデバイス(リムーバブルおよび/または非リムーバブル)を含むこともできる。このような追加的なストレージデバイスは、図2では、リムーバブルストレージ208および非リムーバブルストレージ210によって図示される。
本明細書で用いられているようなコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブルの媒体を含む。メモリ204、リムーバブルストレージ208および非リムーバブルストレージ210はすべて、コンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは所望の情報を格納するのに用いることができかつ装置200によってアクセスすることができる他の任意の媒体を含むが、これらには限定されない。任意のこのようなコンピュータ記憶媒体は、装置200の一部とすることができる。
コンピューティング装置200は、他の装置と通信するための通信接続212を包含することもできる。通信接続212は、通信媒体の一例である。通信媒体は典型的に、コンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを、搬送波または他の移送機構などの変調データ信号内で具体化し、任意の情報送達媒体を含む。用語「変調データ信号」は、信号内の情報を符号化するようなやり方で設定または変更された1つまたは複数の特性を有する信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、ならびに音響、RF、赤外線、および他の無線媒体などの無線媒体を含む。
コンピューティング装置200は、キーボード、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置などの入力装置214を有することもできる。ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力装置216を含むこともできる。これらの装置は、上記で論じたユーザインターフェース104を形成するのを助けることができる。これらのすべての装置は、当技術分野ではよく知られており、ここでは詳細に論じられる必要はない。
コンピューティング装置200は典型的に、少なくとも、ある形式のコンピュータ読取可能媒体を含む。コンピュータ読取可能媒体は、処理ユニット202によってアクセスすることができる任意の使用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を備えることができる。上記の任意の組合せも、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
コンピューティング装置200は、ネットワーク化された環境で、1つまたは複数のリモートコンピュータ(図示せず)への論理接続を用いて動作することができる。リモートコンピュータは、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータシステム、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、または他の共通ネットワークノードとすることができ、典型的には、コンピュータ装置200に関して上述された要素の多くまたはすべてを一般に含む。コンピュータ装置200とリモートコンピュータとの間の論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、および広域ネットワーク(WAN)を含むことができるが、他のネットワークを含むこともできる。このようなネットワーキング環境は、オフィス、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットでは一般的である。
LANネットワーキング環境で用いられると、コンピュータ装置200は、ネットワークインターフェースまたはアダプタを通してLANに接続される。WANネットワーキング環境で用いられると、コンピューティング装置200は典型的に、モデム、またはインターネットなどのWAN上で通信を確立するための他の手段を含む。内蔵または外付けとすることができるモデムを、通信接続212または他の適切な機構を介してコンピュータプロセッサ202に接続することができる。ネットワーク化された環境では、プログラムモジュールまたはその一部を、リモートメモリストレージデバイス内に格納することができる。限定ではなく例として、リモートアプリケーションプログラムは、リモートコンピュータシステムに接続されるメモリ装置に存在することができる。説明されるネットワーク接続は例示であり、コンピュータ間の通信リンクを確立するための他の手段を用いることができることは認識されるであろう。
図2のコンピューティング環境を考慮して位置決めプロセス300に関連して以下で説明される様々な例示的な実施形態の論理操作は、(1)コンピュータ実装される動作、またはコンピューティングシステム上で実行するプログラムモジュールのシーケンスとして、および/または(2)コンピューティングシステム内の相互接続されたマシン論理回路または回路モジュールとして、実装することができる。この実装は、本発明を実装するコンピューティングシステムの性能要件に応じた選択の問題である。したがって、本明細書で説明される例示的な実施形態の実施形態を構成する論理操作は、操作、構造デバイス、動作、またはモジュールと様々に呼ばれる。これらの操作、構造デバイス、動作、およびモジュールを、本明細書に添付された特許請求の範囲中に列挙された本開示の精神および範囲から逸脱することなく、ソフトウェア、ファームウェア、専用のデジタルロジック、および/またはそれらの任意の組合せで実装することができることを、当業者は理解するであろう。
ここで図3を参照すると、位置決めプロセス300は、コンピューティング装置200で実装されるアプリケーションプログラムによって実施される操作の特性を具体化している。例示的なアプリケーションプログラムは、ワード処理アプリケーション、表計算アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、アプリケーション開発アプリケーション、テキストエディタアプリケーション、電子メールアプリケーション、およびウェブブラウザを含むが、当然これらには限定されない。よって、位置決めプロセス300は、表示画面(例えば102)上で、互いに対する任意のタイプの画面要素の位置決めをするように動作することができる。
例示的な一実施形態によると、位置決めプロセス300は、数式112の表現およびサブ表現を形成して配列するように、互いに対するグリフ(例えば114〜142)の位置決めをすることによる、図1の数式112の構築を示す。説明のため、位置決めプロセス300について、表示画面102上に指数の数式表現「X2」をレンダリングするために、ある画面要素(すなわち、上付きグリフ126(「2」))が別の画面要素(すなわち、基本のグリフ124(「X」))に対して位置決めされている場合の、数式112の構築の間のある時点に関して説明する。したがって、位置決めプロセス300のパフォーマンスを示すために、図3の文章中の用語「画面要素」への言及は、上付きグリフ126(「2」)を指しており、この図の文章中の用語「表現」への言及は、完全な表現「X2」を指している。さらに、図4〜6は、この例示的な図に関して位置決めプロセス300のパフォーマンスの概念的な図を順次描写しており、したがって、それに関連して説明される。
位置決めプロセス300の単一の対話だけを以下で説明するが、このプロセス300は、数式112全体の表示を達成するために反復して実施される。位置決めプロセス300は、それゆえ、様々なグリフ114〜142の位置決めをして、数式112の表現およびサブ表現を形成するように、同時(例えば、同時プロセススレッディング)または順次呼び出される操作のフロー(すなわち、「操作フロー」)を伴う。例えば、以下でより詳細に説明される図8は、本発明の例示的な一実施形態に従って、ネストされた指数表現を形成するために、グリフ138に対するグリフ140、142の位置決め、およびグリフ146に対するグリフ148、150の位置決めに関連する位置決めプロセス300の再帰的な性質を図示する。
位置決めプロセス300の操作フローは、開始操作302で始まり、終了操作320で終了する。開始操作302は、数式表現を表示する命令の受信に応答して開始される。したがって、本明細書で提供される例示的な図に関して、そのような命令は、指数表現「X2」を形成するために、基本のグリフ124に隣接して上付きグリフ126の位置決めをする要求を伴う。開始操作302から、操作フローは、第1の作成操作304に移る。
第1の作成操作304は、表示画面102の実際の解像度を判定し、次いで、判定された実際の解像度で、指数表現「X2」のピクセル表示(pixelated representation)を作成する。表示画面102は、様々な解像度でグリフを表示するように動作することができ、したがって、実際の解像度は、位置決めプロセス300が実装されるときに応じて変化することがある。よって、本発明の一実施形態は、現在の表示設定を評価することに基づいて現在の実際の解像度を判定することを伴う。
ピクセル表示は、仮想、すなわち実際の解像度で基本のグリフ124に隣接して表示されるときの上付きグリフ126のメモリ内の表示である。よって、この表示は、位置決めプロセス300の管理で使用するためのアプリケーションプログラムの内部で維持されるデータ構造として具体化されるが、少なくともこの時点では、表示画面102への出力として表示されない。データ構造は、実際の解像度の上付きグリフ126および基本のグリフ124の位置決め特性(すなわち、画面レイアウト)を識別するデータを含み、より具体的には、表示画面102上のピクセルが、指数数式表現「X2」のイメージを提供するために色付けされることとなる。説明のために、図4は、第1の作成操作304によって作成されるピクセル表示125に基づいて、表示画面102上に基本のグリフ124に隣接して表示されるときの上付きグリフ126を示す。第1の作成操作304から、操作フローは、第2の作成操作306に移る。
第2の作成操作306は、最適な解像度を判定し、次いで、判定された最適な解像度で指数数式表現「X2」の表示を作成する。最適解像度表示は、仮想、すなわち表示画面102がグリフを最適解像度で表示した場合に基本のグリフ124に隣接して表示されるときの上付きグリフ126のメモリ内の表示である。したがって、この表示は、位置決めプロセス300の管理で使用するためのアプリケーションプログラムの内部で維持されるデータ構造として具体化され、表示画面102への出力として表示されない。データ構造は、最適解像度での上付きグリフ126および基本のグリフ124の仮の位置決め特性(すなわち仮の画面レイアウト)を定義する座標を含む。
一実施形態では、最適解像度は、位置決めプロセス300を管理するアプリケーションプログラムの開発者によって定義される。別の実施形態によると、最適解像度を、コンピューティング装置200に取り付けられるプリンタに関連する解像度に基づいて定義することができる。最適解像度が判定されて、指数数式表現「X2」の関連する表示が作成された後、操作フローは、第2の作成操作306からスケール操作308に移る。
スケール操作308は、最適解像度表示を、表示画面102に関連する解像度制約に合致するように縮小する。これを達成するために、スケール操作308は、解像度係数を、最適解像度で上付きグリフ126および基本のグリフ124の仮の画面レイアウトを定義する位置決め特性(すなわち、座標)に対して適用する。一実施形態によると、解像度係数は、定義された最適解像度の、表示画面102の実際の解像度に対する比率に基づくものである。代替的には、解像度係数を、最適解像度を実際の解像度に関連付ける他の数学的な考察によって定義することができる。
定義されると、解像度係数は、最適像度座標に適用され、それにより、上付きグリフ126および基本のグリフ124の縮小された最適解像度表示を表す縮小または「切捨てされた」1組の座標をレンダリングする。最適解像度表示と同様に、縮小された最適表示は、位置決めプロセス300の管理で使用するためのアプリケーションプログラムの内部で維持されるデータ構造で具体化され、表示画面102への出力として表示されない。図5は、縮小された最適解像度表示127に基づいて、基本のグリフ124に隣接して表示画面102に表示されるときの上付きグリフ126を図示する。スケール操作308から、操作フローは、比較操作310に移る。
比較操作310は、表示画面102に表示される場合のこれらの表示(125、127)間の上付き表示126の変位の程度を判定するために、ピクセル表示125および縮小された最適解像度表示127によって特定される画面レイアウトを分析する。上述したように、両方の表示によって特定される画面レイアウトは、位置決めプロセス300を管理するアプリケーションプログラムの内部に維持されるデータ構造で具体化される。比較操作310は、それゆえ、2つの画面レイアウトの互いに対する位置決めを比較することによって、2つの表示の間の分析をレンダリングする。一実施形態では、比較操作310は、両方の画面レイアウト上の上付きグリフ126の共通の点(例えば、左下の角)を選択すること、およびその共通の点の間に存在するピクセルの数を測定することを伴う。この実施形態では、比較操作310は、図6に示されるように、表示画面102上にピクセル表示125と縮小された最適解像度表示127の両方を一緒に表示することによって論理的に表すことができる分析と、ピクセル表示125と縮小された最適解像度表示127の間の上付きグリフ126の変位を判定することとを伴う。
比較操作310で、ピクセル表示125上の上付きグリフ126と、縮小された最適解像度表示127上の上付きグリフ126との間の変位の程度を(ピクセルの数で)判定した後、操作フローは、照会操作312に移る。照会操作312は、比較操作310によって判定される変位の程度が、最適な位置決めのために定義される最大ピクセル変位値を超えるかどうか判定する。最大ピクセル変位値は、表示画面102上の評価されたグリフの実際の解像度表示と、表示画面102上の評価されたグリフの縮小された最適解像度表示との間に存在する可能性がある最大ピクセル数を表す。異なるフォント間で変化する可能性がある最大ピクセル変位値を、アプリケーションプログラムの開発者、またはアプリケーションプログラムのユーザのいずれかによって(例えば、「オプション」ダイアログなどを通してディスプレイプロパティをカスタマイズすることによって)定義することができる。
変位の程度が最大ピクセル変位を超えると、照会操作312は、操作フローをシフト操作314に渡す。シフト操作314は、ピクセル表示125上の上付きグリフ126を、縮小された最適解像度表示127上の上付きグリフ126の方にシフトし、その結果、ピクセル表示125上の上付きグリフ126と縮小された最適解像度表示127上の上付きグリフ126との間の変位の程度は、最大のピクセル変位値と等しく、「許容された」ピクセル範囲内である。したがって、実際の解像度で上付きグリフ126の画面レイアウトを識別するデータは、ピクセル表示125におけるシフトに基づいて修正される。シフト操作314から、操作フローは、第1の出力操作316に移る。
第1の出力操作316は、ピクセル表示125について特定されるシフトされた画面レイアウトに基づいて、表示画面102上に上付きグリフ126を表示するための色付けに適したピクセルを特定する。第1の出力操作316により、図1に図示されるように、ユーザに表示するために表示画面102に上付きグリフ126が出力されることになる。第1の出力操作316から、操作フローは、終了操作320で終了する。
照会操作312を再び参照すると、比較操作310によって判定される変位の程度が、最適な位置決めのために定義される最大ピクセル変位値を超えない場合は、ピクセル表示125は、縮小された最適解像度表示127に関する「許容された」ピクセル範囲内であるとみなされる。したがって、操作フローは、第2の出力操作318に移る。第2の出力操作318は、ピクセル表示125について特定された画面レイアウトに基づいて、表示画面102上に上付きグリフ126を表示するための色付けに適したピクセルを特定する。したがって、第1の出力操作316と同様に、第2の出力操作318により、図1に図示されるように、ユーザに表示するために表示画面102に上付きグリフ126が出力されることになる。
ここで図7に移ると、本発明の一実施形態による、図3の位置決めプロセス300で使用するための操作フロー330が示される。この実施形態では、位置決めプロセス300は、スケール操作308が完了すると呼び出される照会操作334を含む。照合操作334は、表示されることを要求されるグリフが、少なくとも所定量の空きスペース(すなわち「余白」)だけ前にあるかどうかを判定する。一実施形態では、このような所定量の空きスペースは、アプリケーションプログラムの開発者によって判定される。例えば、所定量の空きスペースを、演算子に関連することが従来的に知られている余白の量として定義することができる。例示的な演算子には、イコール記号、プラス記号、およびマイナス記号が含まれる。よって、演算子を表すグリフは典型的に、その周りに任意のグリフの位置決めをするのに十分な余白を含み、したがって、これらの演算子ベースのグリフ、またはこれらの演算子ベースグリフの後の任意のグリフの位置をシフトすべきかどうか判断する必要性を取り除く。実際、例えばa+b/x+yなどのサブ表現を有する分数の数式表現に関して、この多量の余白により、典型的に、サブ表現中の演算子(例えば+)が垂直方向に一列に並ぶこととなり、その結果、ある演算子が他の演算子の実質的に上に置かれることとなる。
照会操作334により、表示されることを要求されるグリフが少なくとも所定の空きのスペースだけ前にあると判定される場合は、位置決めプロセス300の操作フローは、部分シフト操作336に直接渡される。部分シフト操作336は、一部はピクセル表示に基づいて、また一部は縮小された最適解像度表示に基づいて、グリフの位置を判定する。例えば、一実施形態では、部分シフト操作336は、ピクセル表示によって特定されるグリフの垂直位置決めを維持しながら、縮小された最適解像度表示によって特定されるグリフの水平位置決めにマッチさせるように、ピクセル表示によって特定されるグリフの水平位置決めをシフトする。y座標は、ピクセル表示に基づいて判定されるが、要求されたグリフの表示に使用されるx座標は、縮小された最適解像度表示に基づいて判定される。次いで、操作フローは、第1の転送操作336を介して、部分シフト操作336から第1の出力操作316に移る。
しかし、照会操作334により、表示されることを要求されるグリフが少なくとも所定量の空きスペースだけ前にはないと判断される場合は、位置決めプロセス300の操作フローは、第2の転送操作338によって比較操作310に渡され、それにより、上述したような位置決めプロセス300が継続される。
本発明を、構造的特徴、方法的な行為、およびこのような行為を包含するコンピュータ読取可能媒体に特有の言語で説明してきたが、添付の特許請求の範囲で定義される本発明は、説明される特定の構造、行為または媒体に必ずしも限定されないことを理解されたい。当業者は、本発明の範囲および精神内にある他の実施形態または改良物を認識するであろう。
例えば、例示的な画面要素は、本明細書では、数式表現を具体化する文字および合字を表すグリフとして説明されるが、本発明は、任意のタイプの画面要素の位置決めに適用することができることを認識されたい。さらに、本発明の実施形態は、本明細書では、ワード処理文書内のこれらの例示的な画面要素の位置決めに関して説明される。しかし、本発明は、他のタイプの電子文書、さらに言えば画面要素を表示するための媒体を提供するように動作可能な任意の電子文書に同様に適用することができる。
さらに、コンピューティング装置200は、適切な動作環境の一例にすぎず、本発明の使用または機能性の範囲に関するいかなる限定を示唆するように意図されるものでもない。本発明における使用に適している可能性のある他の公知のコンピューティングシステム、環境および/または構成には、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、プログラム可能な家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記システムまたは装置のいずれかを含む分散コンピューティング環境などが含まれるが、これらに限定されるものではない。
さらに、単一のグリフ(すなわち、上付きグリフ126「2」)で形成される画面要素を、やはり単一のグリフ(基本のグリフ124「X」)で形成される別の画面要素に対して位置決めすることに関して説明したが、位置決めプロセス300は、複数のグリフで形成される画面要素を、1つまたは複数のグリフで形成される別の画面要素に対して位置決めすることに適用することもできる。例えば、位置決めプロセスは、分数表現のグリフ(例えば、130、132および134)を互いに対して位置決めすること、およびネストされた上付きグリフ(例えば、140、142、148および150)を基本のグリフ(例えば、138および146)に対して位置決めすることに適用することができる。後者に関して、本発明の実施形態は、ある表現のサブ表現を構成する画面要素の位置決めを伴う。これを達成するために、位置決めプロセス300は、図8の例示的手法で示されるように、プロセス300の実施のために再帰的手順を定義する1組の追加的な操作とともに行われる。特に、図8は、例えばネストされた指数(140/142および148/150)などのサブ表現を有する表現を定義するために、再帰的に画面要素の位置決めをするためのプロセス800を図示する。
再帰的な位置決めプロセス800は、第1の転送操作802で始まり、終了操作822で終わる操作フローを用いて行われる。第1の転送操作802は、開始操作302の開始に応答して開始され、位置決めプロセス300の操作フローを、第1の作成操作304の呼出しの前に開始操作302から第1の照会操作804に転送する働きをする。したがって、開始操作802は、開始操作302に関して上述されたように、数式表現を表示する命令の受信に応答して再帰的位置決めプロセス800を開始するようにトリガされる。次いで、第1の照会操作804は、要求された数式表現が任意のサブ表現を含むかどうかを判定する。含む場合は、第1の照会操作804は、操作フローを選択操作808に渡す。含まない場合は、第1の照会操作804は、操作フローを第2の転送操作806に渡し、位置決めプロセスは、上述したように第1の作成操作304で再開される。
例示的な数式112に対する第1の照会操作804を説明すると、上付きグリフ126および基本のグリフ124を用いて形成される数式表現「X2」は、いかなるサブ表現も含まず、したがって、この操作804は、この状況では操作フローを第2の転送操作806に渡す。しかし、グリフ146、148および150を用いて形成される数式表現
Figure 2009509196
は、1つのサブ表現、(すなわち
Figure 2009509196
)を含み、したがって、第1の照会操作804は、この状況では操作フローを選択操作808に渡す。したがって、再帰的位置決めプロセス800を説明するために、この後者の数式表現、すなわち
Figure 2009509196
をここで説明する。
選択操作808は、初期評価のため、再帰的位置決めプロセス800によって、表現の基本の画面要素に関して最も外側のサブ表現を具体化するグリフを選択する。添字と上付きサブ表現の両方に関して、最も外側のサブ表現は、表現中の右に最も遠いサブ表現、すなわち「右端」のサブ表現を指す。本例に関して、数式表現
Figure 2009509196
は、1つのサブ表現、すなわち「ab」だけを有しており、したがって、このサブ表現は、再帰的位置決めプロセス800に適用される最も外側のサブ表現を具体化する。したがって、選択操作810は、グリフ148および150を、再帰的位置決めプロセス800によって、初期評価のための画面要素として選択する。このような選択の後に、再帰的位置決めプロセス800の操作フローは、第1の作成操作810に移る。
第1の作成操作810は、最適な解像度を判定し、次いで、判定された最適解像度で、選択されたサブ表現「ab」の表示を作成する。最適解像度表示は、仮想、すなわち表示画面102がグリフを最適な解像度で表示した場合にグリフ148(「a」)に隣接して表示されるときのグリフ150(「b」)のメモリ内の表示である。この表示は、再帰的位置決めプロセス800の管理で使用するためのアプリケーションプログラムの内部に維持されるデータ構造で具体化され、表示画面102への出力として表示されない。データ構造は、最適解像度のグリフ148(「a」)に対して、グリフ150(「b」)の仮の位置決め特性(すなわち、仮の画面レイアウト)を定義する座標を含む。最適解像度が判定されて、選択されたサブ表現「ab」の関連する表示が作成された後、操作フローは、第1の作成操作810からスケール操作812に移る。
スケール操作308は、最適解像度表示を、表示画面102に関連する解像度制約に合致するように縮小する。これを達成するために、スケール操作812は、解像度係数を、最適な解像度でグリフ148(「a」)に対するグリフ150(「b」)の仮の画面レイアウトを定義する位置決め特性(すなわち座標)に適用する。それにより、最適解像度座標が、サブ表現「ab」の縮小された最適解像度表示を表す縮小または「切捨て」された1組の座標をレンダリングする。最適解像度表示と同様に、縮小された最適表示は、再帰的位置決めプロセス800の管理で使用するためのアプリケーションプログラムの内部に維持されるデータ構造で具体化され、表示画面102への出力として表示されない。スケール操作812から、操作フローは、第3の転送操作814に移る。
第3の転送操作814は、再帰的位置決めプロセス800の操作フローを、位置決めプロセス300に戻す。さらに、第3の転送操作814は、サブ表現が隣接しており、また本例では数式表現
Figure 2009509196
の基本のグリフ146(「X」)である画面要素に対して位置決めされる「画面要素」となるべき、サブ表現「ab」の縮小された最適表示を特定する。次いで、位置決めプロセス300は、サブ表現「ab」が基本のグリフ146(「X」)に対して最適に位置決めされるように、上述のように行われる。位置決めプロセス300の完了時、操作フローは、終了操作320から移り、さらなる評価のために、第4の転送操作816を介して再帰的位置決めプロセス800に戻される。第4の転送操作816は、位置決めプロセス300の操作フローを受け、第5の転送操作820で、再帰的位置決めプロセス800の操作フローを再開する。
第5の転送操作820は、再帰的位置決めプロセス800を通して繰り返されたサブ表現のそれぞれについて、その中に含まれるグリフのそれぞれが互いに対して最適に位置決めされるように、再帰的位置決めプロセス300を再び開始する。例えば、本例に関して、グリフ150(「b」)は、位置決めプロセス300を用いて、グリフ148(「a」)に隣接して最適に位置決めされる。この点では、数式表現中のグリフが評価される順序は、再帰的位置決めプロセス800の最初の繰り返しに対して反対にされる。サブ表現のそれぞれが位置決めプロセス300に適用された後に、再帰的位置決めプロセス800の操作フローは、終了操作822で終了する。
本発明の一実施形態による、互いに対して位置決めされる画面要素の表示を示す図である。 本発明の実施形態を実装することができる例示的なコンピュータシステムを示す図である。 本発明の一実施形態による、図1に示される画面要素を別の画面要素に対して位置決めするためのプロセスの操作の特性を示すフローチャートである。 画面の実際の解像度で表示画面上に表示される場合の画面要素の画面レイアウトについての仮想表示を示す図である。 最適な解像度に基づいて表示画面上に表示される場合の図4の画面要素の画面レイアウトについての仮想表示を示す図である。 図4に示される仮想表示と図5に示される仮想表示との比較を示す図である。 本発明の一実施形態による、図3の位置決めプロセスで使用するための追加的な操作の特性を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による、図3の位置決めプロセスで使用するための追加的な操作の特性を示すフローチャートである。

Claims (20)

  1. 表示画面上で画面要素を位置決めする方法を実施するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体であって、コンピュータプロセスが、
    前記表示画面上に画面要素を表示する要求を受信することに応答して、第1の解像度に基づいて前記表示画面上に前記画面要素を表示するための位置決め特性の第1のセットを判定することと、
    第2の解像度に基づいて前記表示画面上に前記画面要素を表示するための位置決め特性の第2のセットを判定することと、
    位置決め特性の前記第1のセットと位置決め特性の前記第2のセットの間の変位の程度を判定するために、位置決め特性の前記第1のセットを位置決め特性の前記第2のセットに対して分析することと、
    前記変位の程度が所定の閾値を超える場合は、位置決め特性の前記第1のセットを修正することと
    を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能媒体。
  2. 前記分析することに応答して、前記変位の程度が前記所定の閾値を超えない場合は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面上に前記画面要素を表示することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  3. 前記修正することに応答して、前記変位の程度が前記所定の閾値を超える場合は、前記修正された位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面上に前記画面要素を表示することをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  4. 前記第1の解像度は、前記表示画面の実際の解像度であり、前記第2の解像度は、最適な解像度に関連することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  5. 位置決め特性の前記第2のセットを前記判定することは、
    前記実際の解像度の前記最適解像度に対する比率を判定することと、
    前記判定された比に基づいて、前記最適解像度を縮小することによって前記第2の解像度を計算することと
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  6. 前記変位の程度は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記画面要素上のある点と、位置決め特性の前記第2のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記画面要素上の実質的に共通の点との間に存在するピクセル数を表すことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  7. 前記所定の閾値は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記画面要素上のある点と、位置決め特性の前記第2のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記画面要素上の実質的に共通の点との間に存在する可能性のある最大ピクセル数を表し、前記修正することが、
    前記変位の程度によって表される前記ピクセル数が、前記所定の閾値によって表される前記最大ピクセル数と等しくなるように位置決め特性の前記第1のセットを修正することを含むことを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  8. 前記画面要素は数式表現を表すことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  9. 表示画面上で第1の画面要素を第2の画面要素に対して位置決めする方法を実施するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体であって、コンピュータプロセスが、
    前記第1の画面要素を前記第2の画面要素に隣接して表示する要求を受信することに応答して、前記表示画面の実際の解像度に基づいて前記第1の画面要素を前記第2の画面要素に対して表示するために位置決め特性の第1のセットを判定することと、
    位置決め特性の前記第1のセットが、前記第1の画面要素が前記第2の画面要素から、少なくとも所定量の空白だけ離れていることを示す場合は、
    最適な解像度に基づいて前記第1の画面要素を前記第2の画面要素に対して表示するために位置決め特性の第2のセットを判定することと、
    位置決め特性の前記第1のセットから判定された垂直位置と、位置決め特性の前記第2のセットから判定された水平位置とに基づいて前記表示画面上に前記第1の画面要素を表示することと
    を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能媒体。
  10. 位置決め特性の前記第1のセットが、前記第1の画面要素が前記第2の画面要素から少なくとも前記所定量の空白だけ離れていないことを示す場合は、位置決め特性の前記第1のセットが修正されるべきか判断するために位置決め特性の前記第1のセットを位置決め特性の前記第2のセットに対して評価することをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  11. 前記評価することは、
    前記最適解像度に基づいて位置決め特性の前記第2のセットを判定することと、
    位置決め特性の前記第1のセットと位置決め特性の前記第2のセットの間の変位の程度を判定するために、位置決め特性の前記第1のセットを位置決め特性の前記第2のセットに対して分析することと、
    前記変位の程度が所定の閾値を超える場合は、位置決め特性の前記第1のセットを修正することとをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  12. 前記分析することに応答して、前記変位の程度が前記所定の閾値を超えない場合は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面上に前記第1の画面要素を表示することをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  13. 前記修正することに応答して、前記変位の程度が前記所定の閾値を超える場合は、前記修正された位置決め特性の第1のセットに基づいて前記表示画面上に前記第1の画面要素を表示することをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  14. 位置決め特性の前記第2のセットを前記判定することは、
    前記実際の解像度の前記最適解像度に対する比率を判定することと、
    前記最適解像度に前記判定された比率を掛けることによって定義される縮小された最適な解像度を使用して位置決め特性の前記第2のセットを計算することと
    を含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  15. 前記変位の程度は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記第1の画面要素上のある点と、位置決め特性の前記第2のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記第1の前記画面要素上の実質的に共通の点との間に存在するピクセル数を表すことを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  16. 前記所定の閾値は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記第1の画面要素上のある点と、位置決め特性の前記第2のセットに基づいて前記表示画面に表示される場合の前記第1の画面要素上の実質的に共通の点との間に存在する可能性のある最大ピクセル数を表し、前記修正することが、
    前記変位の程度によって表される前記ピクセル数が前記所定の閾値によって表される前記最大ピクセル数と等しくなるように、位置決め特性の前記第1のセットを修正することを含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  17. 第1の画面要素を、表示画面上に表示される第2の画面要素に対して位置決めする方法を実施するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能媒体であって、コンピュータプロセスが、
    第1の解像度に基づいて前記画面表示上に前記第1の画面要素を前記第2の画面要素に対して表示するための位置決め特性の第1のセットを判定することと、
    第2の解像度に基づいて前記画面表示上に前記画面要素を前記第2の画面要素に対して表示するための位置決め特性の第2のセットを判定することと、
    位置決め特性の前記第1のセットと位置決め特性の前記第2のセットとの間の前記第1の画面要素について特定される変位の程度を判定するために、位置決め特性の前記第1のセットを位置決め特性の前記第2のセットに対して分析することと、
    前記変位の程度が前記所定の閾値を超える場合は、位置決め特性の前記第1のセットに特定された座標を、位置決め特性の前記第2のセットに指定される座標の方にシフトすることによって判定される修正された位置決め特性に基づいて、前記表示画面上に前記第1の画面要素を表示することと
    を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能媒体。
  18. 前記分析することに応答して、前記変位の程度が前記所定の閾値を超えない場合は、位置決め特性の前記第1のセットに基づいて前記表示画面上に前記第1の画面要素を表示することをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  19. 前記第2の画面要素は複数のグリフを含むことを特徴とする請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
  20. 前記第2の画面要素は、数式の基本の指数表現を表し、前記第1の画面要素は、前記第2の画面要素に対する上付き文字を表すことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータ読取可能媒体。
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