JP2009508625A - 踵支持用保護ブーツ - Google Patents

踵支持用保護ブーツ Download PDF

Info

Publication number
JP2009508625A
JP2009508625A JP2008532200A JP2008532200A JP2009508625A JP 2009508625 A JP2009508625 A JP 2009508625A JP 2008532200 A JP2008532200 A JP 2008532200A JP 2008532200 A JP2008532200 A JP 2008532200A JP 2009508625 A JP2009508625 A JP 2009508625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
forefoot
boot
edge
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008532200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4536141B2 (ja
JP2009508625A5 (ja
Inventor
ドレナン,デニス,ブルーク
Original Assignee
ドレナン,デニス,ブルーク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドレナン,デニス,ブルーク filed Critical ドレナン,デニス,ブルーク
Publication of JP2009508625A publication Critical patent/JP2009508625A/ja
Publication of JP2009508625A5 publication Critical patent/JP2009508625A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536141B2 publication Critical patent/JP4536141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/06Bandages or dressings; Absorbent pads specially adapted for feet or legs; Corn-pads; Corn-rings
    • A61F13/064Bandages or dressings; Absorbent pads specially adapted for feet or legs; Corn-pads; Corn-rings for feet

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

踵支持用ブーツ(10)は、寝たきりの患者など仰向きの姿勢にある人の脚(16)を支持し、床擦れ、下垂足などのリスクを軽減する。ブーツ(10)は、可撓性および圧縮性の本体(12)を含み、該本体(12)は、脚部および前足部(24,26)、該脚部および前足部(24,26)内の連続キャビティ(34)、患者の足(14)および脚(16)をキャビティ(34)に通じさせる前方開口部(36)、脚部(24)によって形成され、前方開口部(36)によって分離される、対向配置の側部領域(32)、および、側部領域(32)と共に、前方開口部(36)を閉じる調節可能な閉止機能(38,50)を有する。ステッチパターン(42)が、前方開口部(36)を囲むように、少なくとも前足縁に沿って、好ましくは側部縁にも沿って配置される。ステッチパターン(42)は、前足縁および選択的に側部縁に十分に近接して、前足縁を構造的に補強し、前足部(26)の弾性変形および塑性変形を抑止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般的に、横になっている人、特に、寝たきりであり、結果として、床擦れ(褥瘡)、下垂足(尖足、足や足首の変形)、その他の足に影響を及ぼす疾患を発症しやすい患者の脚を支持するのに適した装置に関する。より具体的には、本発明は、踵から離れた位置で患者の脚を支持し、踵が浮いた状態にあるが、足を適切に支持できる保護ブーツ、および、そのようなブーツの支持性を向上させる構造に関する。
寝たきりの患者は、特に仰向き(仰臥位)に制限されて、ベッドに拘束されることにより、種々の疾患を発症しやすい。たとえば、寝たきりの患者は、足を制御する筋肉の弛緩および衰弱による床擦れおよび下垂足、さらにはアキレス腱の拘縮を発症しやすい。予防措置として、種々の足支持用の装置が提案されている。その代表的な例は、Schleicherその他に対する米国特許第4,186,738号、およびDrennanに対する米国特許第5,449,339号において開示されている。後者の特許は、HEELIFT Suspension Boot(登録商標)の名称でDM Systems社から市販されている踵支持用ブーツを開示する。このブーツは、可撓性および圧縮性の発砲材料からなる単一の本体を含み、該本体が足支持部および脚支持部を形成している。脚支持部は、患者の足から離れた位置で、患者の脚の周囲を包むように構成され、調節可能なストラップを備えることで、該ブーツが患者の脚の適切な箇所に固定し、患者が動いた場合でも、適切な支持位置からブーツが外れて動かないようにしている。脚支持部は、患者の足を下から支持し、患者が横たわる面より上方に浮かせるため、踵の床擦れが防止される。足支持部は、足裏に圧力を掛けて足を支持するため、下垂足、アキレス腱の拘縮などが防止される。ブーツの下面には、減摩要素が備えられ、ベッド面上でのブーツの自由な滑り運動が促進される。また、補強材がブーツ本体内に備えられ、ベッド面との摩擦に起因するブーツの座屈および折れが防止される。HEELIFT(登録商標)ブーツの現在市販の態様は、約1.5インチ(約4cm)厚の柔らかいウレタンフォームで形成されている。フォームの割れの危険性を低減するため、足部および脚部を相互連結する2つのアーチ状の接合部の縁に沿って、複列の縫製が施されている。
米国特許第4,186,738号 米国特許第5,449,339号
上述の機能の達成に対しては成果が得られているが、足保護ブーツには、特に耐久性および強度に関して、下垂足に対するブーツの保護を増強するために、さらなる改良が望まれている。また、ブーツの足および下肢への固定しやすさに関する改良も望まれている。
本発明の目的は、寝たきりの患者によく見られる仰向きの姿勢になる人の下肢を支持することができ、踵の床擦れ、下垂足およびその他の足の症状に対するリスクが避けられるブーツを提供することにある。本発明のブーツは、ブーツの特定領域における耐久性と強度を強化することにより、長期間にわたって適切な支持が可能となるように構成される。また、本発明のブーツは、好ましくは、ブーツの位置決めおよび固定に際する簡便性についても向上させるように構成される。
本発明の踵支持用ブーツは、可撓性および圧縮性の材料で形成される本体を含み、該本体は、脚部と、該脚部からその横断方向に連続しかつ突出する前足部と、該前足部および該脚部によって、その内部に形成される連続キャビティと、該前足部および該脚部により形成され、患者の足および脚を該キャビティ内に通じさせる前方開口部と、および、該脚部によって形成され、該前方開口部によって分離される、対向配置の側部領域とを有する。この前方開口部は、前記側部領域によって形成される側部縁と、前記前足部によって形成される前足縁により囲まれる。前記脚部および前記前足部内の前記キャビティは、サイズおよび形状において相補的であり、該脚部が患者の脚を支持し、患者の足の踵がキャビティ内で浮くようにして、踵の圧力を減少させ、かつ、該前足部が患者の足を直立状態に支持し、下垂足を防止している。該ブーツは、調節可能な閉止機構をさらに含み、該閉止機構と前記側部領域とにより、前記前方開口部を閉じるようになっている。最後に、ステッチパターンが、少なくとも前記開口を囲む前記前足縁に沿って、好ましくは、側部縁にも沿って、配置される。ステッチパターンは、前記前足縁と選択的に前記側部縁に十分に近接しており、該前足縁を構造的に補強して、前記前足部の弾性変形および塑性変形を抑止している。
上記の本発明の顕著な効果は、前記ステッチパターンが、前記可撓性および圧縮性の材料の弾性が弱まる傾向を補正して、時間の経過と共に軽度のアキレス腱拘縮を誘発する可能性がある足底屈の状態に患者の足を垂下させないようにすることができる結果、前足部が、下垂足に対してより完全な保護を提供できることにある。さらに、ステッチパターンが、ブーツの前足部が広がったり、平坦化することを抑止して、それを放置した場合に、広い膨らみ領域が生成され、患者に不快感を与えたり、患者の動作を干渉したり、さらには、シーツとの摩擦が増加させたりすることを抑制する。
本発明の好ましい実施態様においては、このブーツは、Drennanに対する米国特許第5,449,339号と同様に、後部補強材および低摩擦カバーを備える。本発明は、特にこれらの機構が、シーツとの摩擦から生じるブーツの座屈および折れに対して防御できない状況において、これらの機構と協働し、かつその性能を改善する。たとえば、患者が同側の膝を曲げ、下前方へ押し出し、または、シーツをしっかりと引っ張るようなことで、保護されていない前足部がシーツに引っ掛かりやすくなるが、ステッチパターンが、ブーツの前足部の形状を維持して、該前足部が座屈したり、患者の足がブーツから移動したりすることを防止する効果を奏する。
また、本発明の好ましい実施態様においては、調節可能な閉止機構は、個別のストラップからなるように構成され、それぞれがブーツの脚部の周りを包み、バックルにより固定されるので、簡単に締め付けおよび調整ができる。
本発明のその他の目的および効果は、以下の詳細な説明によって十分に理解される。
図1から図5は、患者の足14および下肢16に装着されるように構成されたブーツ10を示す。装着時には、患者は、ベッド58(あるいは、ブーツ10を装着した人が横たわる可能性があるその他のいかなる面)の上で、通常仰向きの(横たわる)姿勢をとっている。ブーツ10は、下垂足とならないように、また、踵の床擦れとならないために踵の圧力を軽減するように、患者の踵18を支持するように構成される。ブーツ10は、DM Systems社のHEELIFT(登録商標)の名称で市販され、その構造および組成に関する内容が参照により組み込まれる、Drennanに対する米国特許第5,449,339号において開示された、懸架ブーツの機能および構造上の改良にあたると考えられる。
図4に示すように、また、HEELIFT(登録商標)ブーツと同様に、本発明のブーツ10は、ストラップ38で下肢16に固定される柔らかい発泡体のシェル12により、患者の下肢16および足14を支持するようになっている。シェル12は、下肢16を支持し、足14を持ち上げる脚部24と、足底に支えとなる圧力を掛けることによって、足14を支持する前足部26を有する。本発明のブーツ10は、Drennan特許と同様に構成されているが、その点で、共通する効果と利点を有する。前足部26は、強度および形状の悪化により、下垂足、その他の足14および下肢16に関する疾患を引き起こす可能性があるが、本発明のブーツ10は、特に前足部26の領域におけるブーツ10の寿命を強化および改善する構造を有する点で、Drennan特許が教示するブーツを改善するものである。好ましい実施態様において、ブーツ10を下肢16に固定するストラップ38は、ブーツ10の締め付けおよび調整が非常に簡便となるように構成される。
図1〜図4に示すように、シェル12は、対向配置される前部領域および後部領域を有する。なお、これらの用語は、図3および図4に示すように、人に装着された場合のブーツ10の方向を基準としている。脚部24は、対向配置される側部領域32を形成し、脚部24および前足部26は協働して、図4に示すように、足14および下肢16を受け入れられるサイズおよび形状を有する連続キャビティ34を形成する。前方開口部36は、側部領域32によって、その間に形成され、図1から明らかであるように、患者の足14および下肢16がキャビティ34内に降下できるサイズとなっている。図1〜図3において、シェル12の右側の側部領域32は、患者の下肢16の少なくとも前部を覆うように、左側の側部領域32より大きいサイズである。この点は、図3および図4より明らかである。シェル12は、前方開口部36を横断するストラップ38により下肢16に固定される。
ブーツ10は、別体のクッション40をさらに備えるが、図2および図4に示すように、クッション40は、シェルのキャビティ34内に配置され、下肢16(ふくらはぎ)をさらに持ち上げるようになっている。これにより、何らの支持圧力を踵18に掛けることなく、足14および下肢16は支持され、もって踵18の床擦れが防止される。クッション40用に適切な材料は、以下でシェル12について記載するフォーム材料であるが、他の材料も使用できる。クッション40は、ブーツ10の脚部24内のキャビティ34の内面に、接着剤で固定される。代替的に、クッション40は、面ファスナーのような相補的な締結具で着脱自在に固定されるようにして、ブーツ10からクッション40を除去可能としてもよい。前足部26は、足14の足底と接触し、足14に十分な支持を与えて、下垂足(ならびに尖足・拘縮)を防止する。Drennan特許と同様に、ブーツ10は、別体のパッド(図示せず)をさらに備え、キャビティ34内で、前足部26と患者の足14の間に配置させて、足に付加的な支持を与えるようにしてもよい。
図4に示すように、ブーツ10は、後部表面に低摩擦の裏当て20を備え、患者の動きとブーツ10の再配置を干渉するベッドシーツとの間の摩擦を軽減させてもよい。好ましくは、低摩擦の裏当て20が、脚部24の後部表面上の補強材22を覆うようにして、脚部24および前足部26内にブーツ10が座屈することを最小限となるようにする。裏当て20および補強材22を、縫製(図示せず)により適所に保持してもよい。Drennan特許において報告されているように、低摩擦の裏当て20および補強材22の適切な材料は、それぞれトリコット材料およびポリエチレンであるが、その他の材料も適用できる。ブーツ10は、側部領域32の外側に隣接して配置される付属パッド(図示せず)を備えて、ブーツ10の外方回転を制御するようにしてもよい。キャビティ34内のパッド40と同様に、これらの付属パッドは、接着剤、面ファスナーなどで着脱自在に側部領域32に取り付けることができる。
シェル12は、可撓性および圧縮性のフォーム材料で形成された単体構造を有する。特に好ましいシェル12は、ポリウレタンフォームのようなオープンセル・被アレルギー性・弾力性のフォーム材料のスラブから形成され、ベッド(図4)の上方に患者の足14および下肢16を持ち上げるのに十分な厚み(たとえば約1.5インチ(約4cm))と、足14および下肢16の動きを抑制するのに十分な構造上の支持を提供しうるものであることが好ましい。シェル12の脚部24および前足部26は、通気孔28を備え、ブーツ10が長期間装着された際における患者の快適性を向上させるようにすることが好ましい。ただし、用途に応じて、通気孔28は省略できる。そのフォームの構造のため、シェル12は、患者の表皮との高摩擦界面を備える柔らかいフォーム内面を有する。図示のように、シェル12の内面は滑らかであるが、代替的に、Drennan特許に示すように、凹凸パターンを有する屈曲面としてもよい。このタイプの表面を有する市販のフォーム材料は、屈曲フォームまたは卵ケースのフォームとして公知である。調節可能なストラップ38(詳細は後述する)との組み合わせで、柔らかいフォーム内面は、ブーツ10内で下肢16の滑りを防止する。
図1〜図5に示すように、本発明のブーツ10では、前方開口部36によって形成されるシェル12の縁に沿って、複数列のステッチパターン42がさらに備えられる。図5に最もよく示すように、ステッチパターン42は、好ましくは、一対のステッチ44および46によって形成するが、3つ以上のステッチを適用してもよい。図1は、脚部24の右側の側部領域32の近位の上部枠から、前足部24の方へ前方に(遠位に)連続し、その後、ブーツ10の脚部24と前足部26との裂溝状の接合部48に下方に(後方に)連続するステッチパターン42を示す。ステッチパターン42は、さらに、前足部24の比較的直線の縁に沿って、ブーツ10の前後方向に実質的に垂直な面に存在する、前足部24のアーク状の縁に向けて上方に(前方に)進む。ステッチパターン42は、その後、前足部26の第2の比較的直線の縁に沿って、下方へ(後方へ)進み、脚部24および前足部26の第2の接合部48を通って、脚部24の左側の側部領域32の縁に沿って近位まで連続する。シェル12の前方開口部36によって形成される、脚部24および前足部26の縁に沿って全体的に連続するステッチパターン42の存在により、前足部26の弾性変形は制限され、それによって、患者の足14に対する支持が著しく大きくなる。患者が足14の足底を屈曲させても、二重のステッチ44および46は、フォームシェル12のみの場合よりもテンションを掛け、フォーム構造シェル12のみによって可能であるよりも、より速く、より確実にブーツ10の前足部26を中立位置に戻す。このように、ブーツ10は、より容易に下垂足、尖足およびアキレス腱の拘縮を防止することができる。かかる構造的機能から、ステッチ44および46の好ましい材料は、弾性のない天然糸または合成糸であるが、DACRONR(登録商標)のようなポリエステルを含む、種々の同様の耐久性のある材料が使用できる。
図5により詳細に示すように、ステッチ44および46は互いに異なることが好ましい。シェルの縁から最も遠いステッチ44は、縁から相対的に一定の距離にあるようにする一方、縁に最も近いステッチ46は、縁からの距離を変化させ、好ましくは波状、可能であれば、正弦波状とする。図4に示すように、ステッチ44および46の組合せにより、ブーツ10の縁は狭く、圧縮される。たとえば、ステッチ44および46により、HEELIFT(登録商標)ブーツにおける標準の1.5インチ(約4cm)厚のフォームの縁を、丸みのある3/8インチの(約1cm)幅のビーズ状の縁となるまで縮小させることができる。この補強効果に加えて、本発明のこの態様では、前足部26の幅を減少させることで、患者の動きに伴い、前足部26がシート、その他の障害物に引っ掛かる可能性を減少させるという効果を有する。また、前足部26のアーチ状の縁に沿って連続するステッチパターン42により、足42の周りで前足部26の角が水平方向内側に引かれ、患者により前足部26に足の圧力が掛けられることで、足14の周囲の前足部26が畳まれ、支持を増大させる。本発明のこの態様では、前足部26を囲むのに適したストラップ(図示せず)を加えることにより、前足部26を足14により近く、さらにしっかりと保持することが可能となる。
ブーツ10の側部領域32の縁に沿って連続するステッチパターン42が存在することは、患者が、同側の膝を曲げて、強く(後方に)下ろすような状況において有利である。この状態では、前足部26は、低摩擦の裏当て20または補強材22によってシーツとの摩擦から保護されておらず、前足部26の座屈が発生し、踵18が前方に滑りブーツ10から外れてしまう可能性がある。連続するステッチ44および46が、側部領域32から前足部26にかけて、その長さ方向全体に沿って伸長して、前足部26を上方および後方に保持する繋ぎとして機能し、ブーツ10から足14が移動してしまう可能性、さらにはブーツ10を正常な位置に戻す必要性を制限する。
シェル12の弾性変形を制限することにより、本発明の連続するステッチパターン42は、特に前足部26の領域における、シェル12の塑性変形も抑止する。たとえば、ステッチパターン42は、シェル12の可撓性および圧縮性の材料の弾性が低下し、患者の足14を足底屈の状態に垂下させてしまう傾向を補正する。ステッチパターン42はまた、ブーツ10の前足部26が広がったり、平坦化したりすることを抑制し、それを放置した場合に、患者に不快感を与えたり、患者の動きを干渉したり、シーツとの摩擦を増加させる可能性がある、広い膨らみ領域が生成さえることを抑制する。また、ステッチパターン42が存在することにより、ブーツ10の脚部24および前足部26で空気通気孔28により生ずる応力集中を減少させという構造上の利点があり、患者の過活動または痙攣による破れの発生率を減少させる。最後に、ステッチ44および46は、キャビティ34の主面よりも凹んで、シェル22の柔らかいフォーム内にほとんど埋もれているため、ステッチ44および46により足14に圧力が局所的に掛かることがなく、そのため、痛みや床擦れが抑制される点にも注目すべきである。
上述のように、図示されるブーツ10の好適な実施態様では、ストラップ・システムが組み込まれ、患者の下肢16上でブーツ10の締め付けおよび調整を容易にしている。詳細には、ブーツ10は、好ましくは2つのストラップ38を使用し、各々は脚部24の側部領域32の一方に取り付けられたバックル50と協同して作用する。各々のストラップ38は、バックル50とは反対側にある側部領域32(たとえば、図における右側の側部領域32)に取り付けられる。オプションとして、対応するバックル50の装着箇所(たとえば、図における左側の側部領域32)の近傍で同じ側部領域32に取り付けられる。図2および3に示すように、使用時に、ストラップ38は、それぞれのバックル50に向かって、シェル12の前方開口部36上を渡される。バックル50には、D型のリングまたはスロットが備えられ、ストラップ38はこれらに挿入され、それ自体の上に引き戻されて、相補的な面ファスナー閉止材のような適切な締結具で、それ自体に固定される。図示のように、好ましくは、バックル50は、ブーツ10の左側にある小さい方の側部領域32に取り付けられ、その結果、ストラップ38が、バックル50に向かって前方開口部36を渡されると、ブーツ10の右側の大きい方の側部領域32が、脚16の上方に引っ張られる。ストラップ38をバックル50に挿入し、それ自体の上へストラップ38を引っ張ることによって、図3および図4から理解されるように、大きい方の側部領域32は、患者の下肢16にぴったり合うように引っ張られる。バックル50をストラップ52を使って、低摩擦の裏当て20および補強材22を脚部24に適切に保持するのと同じステッチライン(図示せず)に取り付けることで、シェル12へのバックル50の取付けの強度を向上させることができる。短いストラップ52によりバックル50を取り付けることにより、バックル50をシェル12にしっかり取り付けられるだけでなく、バックル50が多少移動することが可能となり、その使用が容易になると共に、連結部の硬さのために、患者に苦痛や不快感を引き起こす可能性を排除できる。
本発明のストラップ・システムは、Drennan特許のストラップ・システムを超える利点を有すると考えられる。バックル50はストラップ38の支点として機能し、患者または介護士が片手で各々のストラップ38を挿入し、適切にテンションを掛けることを可能にする。このことは、患者のもう片方の手を自由にし、ストラップ38を挿入する、または調整する間、ベッドの患者がバランスをとるためにその手を使用することできる。介護士がこの作業を実行している場合、介護士の片手は、ブーツ10内で患者の脚16および足14の位置を合わせて、安定させるために自由に使える。どちらかの場合においても、片方の手でストラップ38に適切な量のテンションを掛けると同時に、ブーツ10内での脚16の適当な位置決めを確実に行うことができる。
本発明について、その好適な実施態様に関して説明したが、当業者によって他の形態が採用され得ることは明瞭である。たとえば、ブーツ10の物理的な構造は示されたものと異なる可能性があり、言及されたもの以外の材料が使用され得る。したがって、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって定められる。
図1は、本発明の好適な実施態様による踵支持用ブーツの斜視図である。 図2は、図1に示すブーツの脚部が閉じられた状態を示す斜視図である。 図3は、図1および図2に示すブーツの患者の下肢に装着された状態を示す斜視図である。 図4は、図3に示すブーツの断面図である。 図5は、図1〜図4に示すブーツの一部詳細図である。

Claims (20)

  1. 可撓性および圧縮性の材料で形成され、脚部(24)と、該脚部(24)からその横断方向に連続しかつ突出する前足部(26)と、該脚部(24)および該前足部(26)によって、その内部に形成される連続キャビティ(34)と、該脚部(24)および該前足部(26)によって形成され、患者の足(14)および下肢(16)を該キャビティ(34)内に通じさせる前方開口部(36)と、および、該脚部(24)によって形成され、該前方開口部(36)によって分離される、対向配置の側部領域(32)とを有し、前記前方開口部(36)は、前記側部領域(32)によって形成される側部縁と、前記前足部(26)によって形成される前足縁によって囲まれ、前記脚部(24)および前記前足部(26)内の前記キャビティ(34)は、サイズおよび形状において相補的であり、該脚部(24)が前記患者の前記下肢(16)を支持し、該患者の足(14)の踵(18)が前記キャビティ(34)内で浮くようにして、該踵(18)の圧力を減少させ、かつ、該前足部(26)が、該患者の前記足(14)を直立状態に支持し、下垂足を防止するようになっている、本体(12)と、
    前記脚部(26)の前記側部領域(32)と共に、該脚部(26)における前記前方開口部(36)の一部を調節可能に閉じるための手段(38, 50)と、および、
    前記前方開口部(36)を囲む前記前足縁の実質的に全体に沿って、かつ、該前足縁に十分に近接して配置され、該前足縁を構造的に補強して、前記前足部(24)の弾性変形および塑性変形を抑止するステッチパターン(42)と、
    を備える、仰向きに横たわる人のための踵支持用ブーツ(10)。
  2. 前記ステッチパターン(42)が、前記前足縁から実質的に一定の間隔で配置された第1のステッチ(44)を含む請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  3. 前記ステッチパターン(42)が、前記前足縁から一定でない間隔で配置された第2のステッチ(46)をさらに含む請求項2に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  4. 前記第2のステッチ(46)が、実質的に波形状を有する請求項3に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  5. 前記第2のステッチ(46)が、前記第1のステッチ(44)より前記前足縁に近接する請求項3に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  6. 前記第1のステッチ(44)および前記第2のステッチ(46)が、前記前足縁に沿って各々連続する請求項3に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  7. 前記ステッチパターン(42)が、前記前足縁から一定でない間隔で配置されたステッチ(46)を含む請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  8. 前記ステッチパターン(42)が、前記前足縁に沿って連続する請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  9. 前記ステッチパターン(42)が、前記前方開口部(36)を囲む前記側部縁の実質的に全体に沿って配置された請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  10. 前記前足縁が、前記前足部(24)の横断方向に実質的に垂直な面にあるアーチ状縁部と、および、前記前足部(24)の横断方向に実質的に平行であり、前記アーチ状縁部と側部縁とを相互連結する一対の直線縁部を含む、請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  11. 前記ステッチパターン(42)が、前記アーチ状縁部および前記一対の直線縁部に沿って連続し、前記脚部(24)に対して前記前足部(26)が屈曲することを抑止する、請求項10に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  12. 前記閉止手段(38, 50)が、前記脚部(26)に取り付けられたストラップ(38)、該ストラップ(38)と各々関連づけられたバックル(50)、および該ストラップ(38)上の締結手段を含み、該ストラップ(38)の各々は、前記側部領域(32)の一方に取り付けられ、かつ、十分に長く、前記前方開口部(36)を横断し、それぞれの前記バックル(50)に通じて、それ自体と重なり合い、前記締結手段が該ストラップ(38)をそれ自体に固定するようになっている、請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  13. 前記本体(12)の前記側部領域(32)の一方が、前記側部領域(32)の他方よりも大きく、前記前方開口部(36)が前記閉止手段(38, 50)によって閉じられた場合に、前記脚部(24)内において該前方開口部(36)を閉じるのに十分であるサイズを有する、請求項12に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  14. 前記前方開口部(36)の反対側にある、前記本体(12)の前記後部領域(30)の摩擦を低減するための手段(20)をさらに含み、前記患者が横たわる前記ベッド(58)上における前記本体(12)の滑り運動が促進される、請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  15. 前記前方開口部(36)の反対側にある、前記本体(12)の前記後部領域(30)を補強するための手段(22)をさらに含み、前記本体(12)が前記脚部(24)および前記前足部(26)の間で座屈することが抑止される、請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  16. 前記本体(12)の前記キャビティ(34)内に配置可能な別体の支持クッション(40)をさらに含み、該支持クッション(40)は、前記本体(12)の前記脚部(24)内に位置し、該キャビティ(34)内に前記患者の下肢(16)が支持され、該キャビティ(34)内に該患者の踵(18)が浮くようになる、請求項1に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  17. 前記支持クッション(40)が、可撓性および圧縮性の材料で形成される請求項16に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  18. 前記支持クッション(40)が、前記本体(12)の前記脚部(24)内で前記キャビティ(34)の表面(48)に固定される請求項17に記載の踵支持用ブーツ(10)。
  19. 可撓性および圧縮性の材料で形成され、脚部(24)と、該脚部(24)からその横断方向に連続しかつ突出する前足部(26)と、該脚部(24)および該前足部(26)によって、その内部に形成される連続キャビティ(34)と、該脚部(24)および該前足部(26)によって形成され、患者の足(14)および下肢(16)を該キャビティ(34)内に通じさせる前方開口部(36)と、および、該脚部(24)によって形成され、該前方開口部(36)によって分離される、対向配置の側部領域(32)とを有し、前記前方開口部(36)は、前記側部領域(32)によって形成される側部縁と、前記前足部(26)によって形成される前足縁によって囲まれ、前記脚部(24)および前記前足部(26)内の前記キャビティ(34)は、サイズおよび形状において相補的であり、該脚部(24)が前記患者の前記下肢(16)を該患者が横たわるベッド(58)の上方に支持し、該患者の足(14)の踵(18)が前記キャビティ(34)内で浮くようにして、該踵(18)の圧力を減少させ、かつ、該前足部(26)が、前記患者の前記足(14)を直立状態に支持し、下垂足を防止するようになっている、本体(12)と、
    前記脚部(26)に取り付けられたストラップ(38)、該ストラップ(38)と各々関連づけられたバックル(50)、および該ストラップ(38)上の締結手段を含み、該ストラップ(38)の各々は、前記側部領域(32)の一方に取り付けられ、かつ、十分に長く、前記前方開口部(36)を横断し、それぞれの前記バックル(50)に通じて、それ自体と重なり合い、前記締結手段が該ストラップ(38)をそれ自体に固定するようになっていて、前記脚部(26)の前記側部領域(32)と共に、該脚部(26)における前記前方開口部(36)の一部を調節可能に閉じるための手段(38, 50)と、および、
    前記前足縁から実質的に一定の間隔で配置された第1のステッチ(44)、および、該第1のステッチ(44)より前記前足縁に近接し、該前足縁から一定でない間隔で配置された第2のステッチ(46)を含み、前記前方開口部(36)を囲む前記前足縁の実質的に全体に沿って、かつ、該前足縁に十分に近接して配置され、該前足縁を構造的に補強して、前記前足部(24)の弾性変形および塑性変形を抑止するステッチパターン(42)と、
    を備える、仰向きに横たわる人のための踵支持用ブーツ(10)。
  20. 前記前足縁が、前記前足部(24)の横断方向に実質的に垂直な面にあるアーチ状縁部と、および、前記前足部(24)の横断方向に実質的に平行であり、前記アーチ状縁部と側部縁とを相互連結する一対の直線縁部を含み、前記ステッチパターン(42)が、前記アーチ状縁部および前記一対の直線縁部に沿って連続し、前記脚部(24)に対して前記前足部(26)が屈曲することを抑止する、請求項19に記載の踵支持用ブーツ(10)。
JP2008532200A 2005-09-26 2005-09-28 踵支持用ブーツ Active JP4536141B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/162,842 US7458948B2 (en) 2005-09-26 2005-09-26 Heel-supporting protective boot
PCT/US2005/034456 WO2007043990A1 (en) 2005-09-26 2005-09-28 Heel-supporting protective boot

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009508625A true JP2009508625A (ja) 2009-03-05
JP2009508625A5 JP2009508625A5 (ja) 2009-04-16
JP4536141B2 JP4536141B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=36283544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008532200A Active JP4536141B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-28 踵支持用ブーツ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US7458948B2 (ja)
EP (1) EP1928379B1 (ja)
JP (1) JP4536141B2 (ja)
CN (1) CN101272753B (ja)
AU (1) AU2005337144B2 (ja)
BR (1) BRPI0520570B1 (ja)
CA (1) CA2616016C (ja)
CL (1) CL2008000175A1 (ja)
DK (1) DK1928379T3 (ja)
NZ (1) NZ565295A (ja)
TR (1) TR200801375T2 (ja)
WO (1) WO2007043990A1 (ja)
ZA (1) ZA200801373B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018249A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Uni Charm Corp 保護パッド
JP2016501643A (ja) * 2012-12-21 2016-01-21 ディーエム システムズ,インク. 踵吊上げ式保護ブーツ

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8628487B2 (en) * 2005-09-30 2014-01-14 Sage Products, Llc. Heel ulcer prevention and cushioning boot
US7798984B2 (en) * 2005-09-30 2010-09-21 Sage Products, Inc. Heel ulcer prevention and cushioning boot
US20100087765A1 (en) * 2008-10-07 2010-04-08 Gainey Jeffrey W Build-a-boot
FR2940046B1 (fr) 2008-12-22 2011-05-20 Thuasne Dispositif de protection du talon prevenant l'escarre du talon
US8574181B2 (en) 2011-09-13 2013-11-05 Velocity Medical, Llc Ankle walker
US9844484B2 (en) 2012-10-11 2017-12-19 Medline Industries, Inc. Heel protector and corresponding rehabilitation systems and methods for using the same
US9642559B2 (en) 2012-10-11 2017-05-09 Medline Industries, Inc. Compression device with sizing indicia
US9439826B2 (en) 2012-10-11 2016-09-13 Medline Industries, Inc. Heel protector and corresponding rehabilitation systems and methods for using the same
USD697628S1 (en) 2013-02-01 2014-01-14 Medline Industries, Inc. Heel protector
CN104666019B (zh) * 2013-12-02 2018-11-13 奥斯本医疗公司 小腿保护器
CN103908268B (zh) * 2014-04-11 2016-03-30 佛山市乙太医疗用品有限公司 下肢术后负荷监测及减压装置
USD780932S1 (en) 2014-08-26 2017-03-07 Medline Industries, Inc. Heel support device
US9980845B2 (en) 2014-08-26 2018-05-29 Medline Industries, Inc. Heel protector and corresponding rehabilitation systems and methods for using the same
US10335245B2 (en) 2016-05-04 2019-07-02 Ossur Iceland Ehf Packaging, packaging assembly, and method for using the same
US11259950B1 (en) 2018-02-14 2022-03-01 Ulcer Solutions, LLC Lower leg support apparatuses and methods
US11219574B2 (en) * 2018-07-12 2022-01-11 Barbara Depta Exercise and therapy devices
JP7234971B2 (ja) * 2020-02-21 2023-03-08 トヨタ自動車株式会社 脚装具
KR102249207B1 (ko) * 2021-01-15 2021-05-07 이승협 욕창 방지용 쿠션
US20230270578A1 (en) * 2022-02-28 2023-08-31 Ulcer Solutions, LLC Lower extremity orthoses and related systems and methods

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4186738A (en) * 1978-02-15 1980-02-05 Drennan Denis B Heel supporting boot for bed patients
US5367789A (en) * 1991-09-20 1994-11-29 Lamed, Inc. Protective medical boot and orthotic splint
US5449339A (en) * 1994-05-06 1995-09-12 Dm Systems, Inc. Heel supporting protective boot for bed patients
US5735805A (en) * 1997-02-26 1998-04-07 Restorative Care Of America Incorporated Foot orthosis with detachable sole plate
JPH11214A (ja) * 1997-06-09 1999-01-06 Shikata:Kk バッグの製造法
JP2003027324A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Atsuko Makino 帽子並びにその縫製方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4186738A (en) * 1978-02-15 1980-02-05 Drennan Denis B Heel supporting boot for bed patients
US5367789A (en) * 1991-09-20 1994-11-29 Lamed, Inc. Protective medical boot and orthotic splint
US5449339A (en) * 1994-05-06 1995-09-12 Dm Systems, Inc. Heel supporting protective boot for bed patients
US5735805A (en) * 1997-02-26 1998-04-07 Restorative Care Of America Incorporated Foot orthosis with detachable sole plate
JPH11214A (ja) * 1997-06-09 1999-01-06 Shikata:Kk バッグの製造法
JP2003027324A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Atsuko Makino 帽子並びにその縫製方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018249A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Uni Charm Corp 保護パッド
JP2016501643A (ja) * 2012-12-21 2016-01-21 ディーエム システムズ,インク. 踵吊上げ式保護ブーツ

Also Published As

Publication number Publication date
US20070073208A1 (en) 2007-03-29
CL2008000175A1 (es) 2008-08-22
BRPI0520570A2 (pt) 2009-05-19
JP4536141B2 (ja) 2010-09-01
CA2616016C (en) 2011-05-10
TR200801375T2 (tr) 2008-06-23
EP1928379B1 (en) 2012-10-24
CN101272753B (zh) 2012-06-27
EP1928379A1 (en) 2008-06-11
NZ565295A (en) 2010-07-30
ZA200801373B (en) 2008-12-31
BRPI0520570B1 (pt) 2016-09-27
US7458948B2 (en) 2008-12-02
WO2007043990A1 (en) 2007-04-19
CN101272753A (zh) 2008-09-24
AU2005337144A1 (en) 2007-04-19
DK1928379T3 (da) 2013-02-11
AU2005337144B2 (en) 2009-05-07
CA2616016A1 (en) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4536141B2 (ja) 踵支持用ブーツ
EP2934211B1 (en) Heel-suspending protective boot
US7798984B2 (en) Heel ulcer prevention and cushioning boot
US5449339A (en) Heel supporting protective boot for bed patients
US4166460A (en) Ankle protector
AU2007336920B2 (en) Foot support device
US6048253A (en) Support apparatus
JP2009508625A5 (ja)
US20170258238A1 (en) Knee pillow
US6640810B1 (en) Foot protector
US11426316B2 (en) Cushion for use after a breast operation
JP5592094B2 (ja) 腹臥位用敷き寝具
US10426648B2 (en) Heel float therapeutic footwear
JP3801560B2 (ja)
KR101488261B1 (ko) 기능성 침대 매트리스
US20220142802A1 (en) Protective boot
CA2838408C (en) Heel ulcer prevention and cushioning boot
CZ11788U1 (cs) Ortopedický relaxačně regenerační polštář

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090224

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090224

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090703

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090710

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090805

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090812

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090904

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100210

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100310

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100317

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100409

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4536141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250