JP2009506604A - 電磁波から個人を保護するための多重移相装置 - Google Patents

電磁波から個人を保護するための多重移相装置 Download PDF

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Abstract

発明は電磁波から個人を保護するための多重移相装置に関する。発明は複数の移相モジュール(1と2)を備え、そのそれぞれが2つの同一又は相似で平坦なループ(3、4、5、6)を備える。ループは、第1開放部(11、12)で2つのループ間接続エレメント(7、8、9、10)によって互いに電気的に接続され、ループ間接続エレメントを除いて互いから電気的に絶縁される。各モジュールは、2つのモジュール間接続エレメント(13、14)によって他のモジュールに電気的に接続され、他のモジュールと本質的に同一又は相似である。モジュール間接続エレメントは、一方のモジュールのループのうちの1つを、このループの第2開放部(15)で、他方のモジュールのループのうちの1つに、このループの第2開放部(16)で接続する。モジュールは、モジュール間接続エレメントを除いて互いから電気的に絶縁されている。

Description

この本発明の主題は、電磁波に関して人々を保護するための多重移相装置である。その適用分野は、例えば移動体電話によって放射される波に関する個人保護の分野である。
ラジオ及びテレビ局の急成長とともに、移動体電話及び電子レンジの出現と商業的開発は、人々がますます濃くなる電磁気の霧の中で暮らしていることを意味する。
X線保護エリアで起こったことと同様に、そのような電磁波を見ることの困難さは、情報及び保護に対する社会での重大な要件に至った。
個人の健康に対する移動体電話通信の影響の問題は、長年にわたって多くの論争を引き起こした。
困難さの1つは、特異吸着流れ(specific absorption flow)(SAF)の測定、つまり生体組織の1キログラム当たりに吸収される電力のワット数、に関係する。生体のSAF測定を、電界又は温度に敏感なプローブによって行うことは当然不可能である。
医療用の磁気共鳴画像処理(MRI)と電磁気計算の計算方式は電磁界の推定を可能にする。しかし、無線電話を数的にモデル化するのは難しい(FTRD、フランス・テレコム、ENSTモデルを参照)。
GSMの既存のモデルに従って行なわれた計算は1ワット/キログラムのSAFを示し、この電力の13%が脳に吸収され、エネルギーの30%が内耳を中心とする5cm角の立方体に吸収され、内耳の最大推定SAFは、250mWの電力及び900MHzのGSM周波数で約0.4ワット/kgである。
SAF測定は35%の不確実性を生じさせるが、SAFがGSM系の電磁界の健康に対する影響に関する技術・科学団体によって満場一致で認められた唯一の測定可能な物理的パラメータであるから、ヨーロッパの国内条例はそれを利用する。
したがって、GSM用にフランスで認可された最大ピークパワーは、900MHzで2ワット、1800MHzで1ワットであり、TDMAは217ヘルツでチョップされ、最大許容SAFは一般向けで0.08ワット/kg(条例1999/519CE)とし、局所的に10グラムの組織につき2ワット/kgである。
参考までに言えば、組織に対する1S/mの平均導電率値は、900MHzで、1W/kgのSAFを得るために30V/mの電界強度を示す。
850〜1900MHzでの移動体電話通信に関連した電磁界には、一見低い熱効果(0.1度未満)がある。
これらの波の健康に対する影響について多くの研究が行なわれた:
− 心臓血管系(血圧、心拍数)、
− 癌(神経膠腫、髄膜腫、聴覚の神経鞘腫、耳下腺癌など)、
− 胚の再生及び発現、
− 免疫系(IgA)及び内分泌腺系(メラトニン、コルチゾール)、
− 記憶、注意、集中、睡眠、頭痛、癲癇などの認知機能、
− ヘマトエンセファリック(hematoencephalic)バリヤ、
− 熱ショックタンパク質。
研究は、医師によって定量することができない徴候に関係した(疲労、熱感、被刺激性、眩暈など)。
これらの疫学的研究は、個人の健康への移動体電話通信の影響に関して肯定的であるのは困難であり、特に、二重盲検法の設定を考えることさえできない程度に困難である。
大衆的な科学紙でのいくつかの記事も、電磁波の潜在的な悪影響を示唆している。
主な国内メディアは、特にフランスにおいて、この問題を定期的に提起している。例えば1996年9月11日、1999年3月10日、2001年1月30日及び2002年3月28日の日刊ル・モンドがある。
移動体電話からユーザーを保護するための装置に関して、非常に多くの特許出願が既に提出されている(ヨーロッパ分類H01Q1/24A1C及びH04B1/38P2Eを参照)。
例えば、国際公開第03/005487号、仏国特許出願公開第2826784号明細書、仏国特許出願公開第2781088号明細書、国際公開第03/043122号及び国際公開第2005/031918号を挙げることができ、それらのうちのいくらかは本件の発明者が考案したものである。
国際公開第03/005487号 仏国特許出願公開第2826784号明細書 仏国特許出願公開第2781088号明細書 国際公開第03/043122号 国際公開第2005/031918号
しかし、国際公開第2005/031918号に記載されたような従来技術から公知の保護装置は、作用半径が非常に小さいという欠点がある。実際、これは数ミリメートルから1センチメートルまでの範囲しかない。
したがって、人々の居場所から数メートル以内、あるいは数十メートル以内からでさえも、エミッタ(あるいはトランスミッタ)によって放射される波に関して人々の保護の必要性がある。これは、例えば、住宅地区に近接し得る移動体電話中継局に該当する。
したがって、生じる問題は、数十メートル程度までの大きな距離にわたって有効な、電磁波に関して人々の保護用の装置をいかにして提供するかである。
したがって、発明の目的は、特に前述の問題の解決策を提供することにある。
したがって、本発明は、電磁波に関して人々の保護のための多重移相装置に関する。
特徴として、装置は複数の移相モジュールを含む。それぞれの移相モジュールは、実質的に同じ又は互いに相似で、実質的に平坦な少なくとも2つのループを含み、ループはそれぞれの第1開放部で2つの別個のループ間接続エレメントによって互いに電気的に接続される。これらのループは、ループ間接続エレメントを除いて互いから電気的に絶縁される。
さらに、移相モジュールのそれぞれは、2つの別個のモジュール間接続エレメントによって移相モジュールの少なくとも他の1つに電気的に接続され、他の移相モジュールと実質的に同じ又は相似である。
さらに、モジュール間接続エレメントのそれぞれは、移相モジュールのうちの一方のもののループのうちの1つを、このループの第2開放部で、移相モジュールの他方のものループのうちの1つに、このループの第2開放部で接続する。
最後に、移相モジュールは、モジュール間接続エレメントを除いて互いから電気的に絶縁されている。
第1実施例で、移相モジュールの少なくとも一方のもののループは、2つの異なる面内に位置する。
これらの異なる面は互いに実質的に平行であることが望ましい。
他の実施例で、移相モジュールの少なくとも一方のもののループは同じ面内に位置する。
移相モジュールのループの面が、他の移相モジュールのループの面と同じであってもよい。
他の実施例で、上記の実施例と組み合わせてもよいが、移相モジュールの1つ又は複数のループの面は、他の移相モジュールの1つ又は複数のループの面と異なる。
そして、上記の実施例と組み合わせてもよいが、移相モジュールの1つ又は複数のループの面が、他の移相モジュールの1つ又は複数のループの面と平行であることが望ましい。
さらに別の実施例で、ループのそれぞれは、フレキシブルプリント回路に取り付けられ、高分子材料のフレキシブル絶縁シートで覆われている。
本件の発明者は、上記発明で作用している物理的なメカニズムについて今まで説明することができなかったが、以下で詳細に説明する。
発明の各移相モジュールは、厳密に言えば、折り返しヘルツダイポール又は八木タイプのアンテナ、あるいは実際は磁気ループ・タイプのアンテナを含まない(比較のため、文献US−5.627.552、US−3.582.951及びUS−5.451.965を参照)ように思われるが、本件の発明者は確認することができなかった。
更に、すべての当業者と同様に、本件の発明者は、この装置の有益な効果を証明するようなSAF測定の行為で著しい困難に直面した。
本件の発明者は、被験者の手のポイントで電気刺鍼術による測定を行なう、インターテク・テスティング・サービシーズ(Intertek Testing Services)のBEST MSA 21、タイプB、クラス2、シリーズ1455器具が、本発明の効果の表示と測定を可能にし、この効果が、以前の装置、特に国際公開第03/005487号、仏国特許出願公開第2826784号明細書、及び仏国特許出願公開第2781088号明細書及び国際公開第2005/031918号に記載されたものに対する改良であることを発見した。
BEST MSA 21器具で測定を行なうために、以下の規約を順守した:
1)Krystal M 840 D型のFaditech Z 5000修正タイプ、低周波場測定セット(1Hz〜2000Hz)、Faditech L.B シリーズ683タイプの広帯域高周波場測定セット(23MHz〜16GHz)、及び上記Z 5000用に設計された遮蔽プローブによる試験区域の電磁界及び電磁波の検証。
参考までに、テスト時に、50Hzの電界(E)の値は約2V/mで、50Hzの磁界のそれは0.01nT未満で、FM、VHF、UHF、及び0.1mWの値を持ったマイクロ波バンドにおいて検知できない電磁波は23〜88MHzの短波で測定された。
これらの測定の時に、出席者の移動体電話のスイッチは切られた。
ROM Elektronik製のHFR1検出器で測定された大気中のローカルSHF出力密度は0.30W/m2であった。
2)被験者の手に握られた銅の塊と電気刺鍼術プローブが取り付けられたBEST MSA 21、タイプBクラス、シリーズ1455器具で、以下の状態で測定:
− ニュートラル状態、
− 被験者の頭から50cm以内に保持された移動体通信オン状態
− 被験者の耳元で保持された移動体通信オン状態
− 本発明の装置を移動体電話に取り付け、あるいは電話と、銅の塊を持つ被験者の手の間に置いた、移動体通信オン状態。
本件の発明者は、次の装置を使用して、従来の装置に対する本発明のより大きな有効性を確認することができた:
− Regumed LochhamerSchiag, S.A製のBICOM;
− Vega AM Hohenstein製のVEGATEST EXPERT;
− MedPrevent GmbH & Co製のPROGNOS ;
− Biomeridian製のPRT 2000S。
本件の発明者は、その作用半径の点から発明に係る多重移相装置の有効性をも確認することができた。実際、作用半径は、移相モジュールの数にもよるが、従来の装置に対して、100〜3000のファクタで増大した。
発明の他の特徴及び利点は、以下の装置の好ましい実施例の説明を読むことで、より明らかに及びより完全になるが、実施例は非限定的なものであり、添付図を参照しながら説明する。
図1は、発明の装置の第1実施例を示し、
図2は、発明の装置の第2実施例を示し、
図3は、発明の装置の第3実施例を示し、
図4は、発明の装置の第4実施例を示す。
図に示すように、装置は2つの移相モジュール1、2を含み、そのそれぞれが例えば銅又は銅合金製の2本の金属ワイヤーからなり、各ワイヤーがループ3、4、5、6を形成している。
これらのループ(つまり、モジュール1の3と4、モジュール2の5と6)は、2つの別個のループ間接続エレメント(つまり、モジュール1の7と8、モジュール2の9と10)を除いて、例えば、ポリエステルなどのプラスチック材料によって、互いに電気的に絶縁されている。
実際、モジュール1で、2つのループ3、4は、ループ3、4のそれぞれの第1開放部11で2つの別個のループ間接続エレメント7、8によって互いに接続されている。これらのループ間接続エレメント7、8は、2つのループ3、4を構成するワイヤーで形成されることが望ましい。
同様に、モジュール2で、2つのループ5、6は、ループ5、6のそれぞれの第1開放部12で2つの別個の接続エレメント9、10によって互いに接続される。これらのループ間接続エレメント7、8は、2つのループ5、6を構成するワイヤーで形成されることが望ましい。
さらに、2つのモジュール1、2は2つの個別のモジュール間接続エレメント13、14によって接続されている。これらのモジュール間接続エレメント13、14のそれぞれは、モジュール1の一方のループ4とループ4の第2開放部15で接続され、他のモジュール2の一方のループ5とループ5の第2開放部16で接続される。
移相モジュール1、2は、モジュール間接続エレメント13、14を除いて、例えばポリエステルなどのプラスチック材料によって、互いに電気的に絶縁されている。
図1に示された実施例で、モジュール1、2は、それぞれ実質的に同じで平坦な2つのループ、つまり第1に3、4、第2に5、6、からなる装置を構成する。
ループ、つまり第1に3及び4、そして第2に5及び6、は実質的に互いに相似に、同様に容易に構成でき、したがって一方を他方よりわずかに大きくできる(数パーセント程度)。
任意のモジュールのループは2つの異なる平行面に置かれるが、互いに対してわずかに傾斜した2つの異なる面に容易に置くこともできる。
さらに、モジュール1はモジュール2と実質的に同じであるが、このモジュール2と実質的に相似に、同様に簡単にできる。後者の場合、例えば、モジュール2の一方又は両方のループ5、6はモジュール1の一方又は両方のループ3、4よりわずかに大きくなる(数パーセント程度)。
加えて、ループ3、4のそれぞれ異なり及び平行である面は、ループ5、6の、それら自身同士が異なり及び平行である各面とも異なり及び平行である。しかし、ループ3、4のそれぞれ異なり及び平行である面は、ループ5、6の異なり及び平行である面に対して同様に容易に、わずかに傾斜させることもできる。
図2に示す変形例では、装置全体が任意の面に位置し、モジュール1のループ3、4は同じ面内にあり、互いに実質的に相似である。当然、この面はモジュール2のループ5、6の面でもあり、それらも互いに実質的に相似である。結果として、この変形例では、モジュール1、2も同じ面内に位置する。
この変形例において、2つのモジュール1、2は実質的に同じであるが、互いに実質的に相似にすることも簡単にできる。後者の場合、例えば、モジュール2の一方又は両方のループ5、6はモジュール1の一方又は両方のループ3、4よりわずかに大きくなる(数パーセント程度)。
図3に示す変形例では、モジュール1のループ3、4は、任意の第1面内にあり、したがって、それはモジュール1の面であり、モジュール2のループ5、6は任意の第2面内にあり、したがって、それはモジュール2の面であるとともに、第1面と異なりかつ平行である。
しかし、第2面、したがってモジュール2のループ5、6の面は、第1面、したがってモジュール1のループ3、4の面に対して同様に容易に、わずかに傾斜させることもできる。
さらに、モジュール2はすべて、モジュール1のすべてに実質的に相似であり、また、正確に言えば、そのすべてがわずかに小さい。しかし、モジュール1及び2は同様に簡単に実質的に同じにできる。
図4に示す変形例では、装置全体が任意の面に位置し、モジュール1のループ3、4は同じ面内にあり、互いに実質的に相似である。当然、この面はモジュール2のループ5、6の面でもあり、それらも互いに実質的に相似である。結果として、この変形例では、モジュール1、2も同じ面内に位置するが、モジュール2はある程度モジュール1の内部にある程度に互いに実質的に相似である。
上記実施例や変形例で、その最終形態の後か、あるいはその前に、装置を絶縁ポリエステル樹脂の中に置いてから、樹脂を硬化させることができる。
上記実施例で、各モジュールの2つのループそれぞれに屈曲箇所が1つだけある。しかし、図外の他の変形例で、1つ以上のループが、実質的に同じか平行である面内に位置する少なくとも2つの屈曲箇所を持っていることも考えられる。
特定の実施例では、ループは少なくとも1つのコンデンサに直列及び/又は並列に接続される。
中波及び高周波の放射の場合には、装置は、例えばアンテナなどのエミッタの下端に置くことができる。したがって、全周まわりの保護を提供する目的で、いくつかの装置をこのエミッタの全周に配置することができる。
低周波の放射の場合には、装置は、非常に高出力の電磁界ジェネレータ(発電所、電気機関車など)のまわりで使用することができる。
より一般的に、装置は、例えば電気器具(大小のもの)、電気ヒータ、テレビジョンセット(特に、電磁界のジェネレータであるフィールド走査コイル及びTHTトランスフォーマを備える)、デジタル・アラームクロックあるいは移動体電話など、中出力、又は、低出力の電磁界ジェネレータに設けることができる。
さらに、装置は、有害な電磁界を生成しがちな地面(構造上の欠陥、水源など)から来る干渉ゾーンに近接する家で使用することができる。
装置中の移相モジュールの正確な数によるが、装置が人体部分にじかに接触して、あるいは近づけて着用された場合、あるいは2、30メートルまで離れている場合でさえ、数量化されていない症状に対するプラスの効果を出願人は認めた。
上記の説明はすべて、例証としてだけであって、発明を限定するものではない。
特に、既に述べたように、任意のモジュールのループは、同じ面内に(その場合、それらは互いに実質的に相似である)、あるいは互いに平行か、わずかに傾斜した2つの異なる面内に位置させることができる。
同様に、実質的に相似あるいは実質的に同じである別個のモジュールを、同じ面内に置くことができる。また、それらを、互いに平行か、わずかに傾斜した異なる面に置くことができる。
次に、第1の、ループ間接続エレメントと、第2の、モジュール間エレメントの長さは、発明を限定するものではない。この長さは可変で、特に、選択された構成及び保護に関する性能目標に従って調節される。
さらに、任意のモジュールの2つのループ間接続エレメントは、同じ長さであるとして示したが、これは発明を限定するものではない。実際、それらは異なる長さにし、一方が他方よりわずかに長いようにするのは同様に容易である。
同様に、2つのモジュール間接続エレメントは、同じ長さであるとして示したが、これは発明を限定するものではない。実際、それらは異なる長さにし、一方が他方よりわずかに長いようにするのは容易である。
最後に、ループの正確な形は発明を限定せず、例えば真円形以外の美観ある選択としてもよい(楕円、ハート形など)。
発明の装置の第1実施例 発明の装置の第2実施例 発明の装置の第3実施例 発明の装置の第4実施例

Claims (8)

  1. 電磁波に関して人々の保護のための多重移相装置であって、複数の移相モジュール(1、2)を含み、それぞれのモジュールが、実質的に互いに同じ又は相似で、実質的に平坦な少なくとも2つのループ(3、4、5、6)を含み、前記ループ(3、4、5、6)が、前記ループ(3、4、5、6)のそれぞれにおいて第1開放部(11、12)で2つの別個のループ間接続エレメント(7、8、9、10)によって互いに電気的に接続され、前記ループ(3、4、5、6)が、前記ループ間接続エレメント(7、8、9、10)を除いて互いから電気的に絶縁され、前記移相モジュール(1、2)のそれぞれがさらに、2つの別個のモジュール間接続エレメント(13、14)によって前記移相モジュール(1、2)の少なくとも他の1つに電気的に接続され、前記他の1つの移相モジュール(1、2)と実質的に同じ又は相似であり、前記モジュール間接続エレメント(13、14)のそれぞれが、前記移相モジュールのうちの一方のもの(1)の前記ループのうちの1つ(4)と、この前記ループ(4)の第2開放部(15)で接続され、前記移相モジュールの他方のもの(2)の前記ループのうちの1つ(5)に、この前記ループ(5)の第2開放部(16)で接続され、前記移相モジュール(1、2)が、前記モジュール間接続エレメント(13、14)を除いて互いから電気的に絶縁されていることを特徴とする多重移相装置。
  2. 前記移相モジュール(1、2)の少なくとも1つのものの前記ループ(3、4、5、6)が、2つの異なる面内に位置することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記異なる面が互いに実質的に平行であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記移相モジュール(1、2)の少なくとも1つのものの前記ループ(3、4、5、6)が、同じ面内に位置することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記移相モジュールの一方のもの(1)の前記ループ(3、4)の面が、前記移相モジュールの他方のもの(2)の前記ループ(5、6)の面と同じであることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 移相モジュール(1)のループ(3、4)の1つ又は複数の面が、他の移相モジュール(2)のループ(5、6)の1つ又は複数の面と異なることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の装置。
  7. 移相モジュール(1)のループ(3、4)の1つ又は複数の面が、他の移相モジュール(2)のループ(5、6)の1つ又は複数の面と平行であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記ループ(3、4;5、6)のそれぞれが、フレキシブルプリント回路に取り付けられ、高分子材料のフレキシブル絶縁シートで覆われていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の装置。
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