JP2009506508A - ホットスタートの無い高圧ランプの作動方法および2つの高圧放電ランプを有する照明器具 - Google Patents
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Abstract
高圧放電ランプは高温状態においては、非常に高い点弧電圧によってしか再点弧されない。ホットスタート(高温点弧)を回避するために、ホットスタートの無い高圧放電ランプの作動方法では、照明器具内に2つの高圧放電ランプ(12a、12b)が設けられている。この2つの高圧放電ランプ(12a、12b)は以下のように駆動制御される:照明器具のスイッチオフ時に、第1のランプ(12a)がスイッチオフされ、第2のランプ(12b)は第1のランプの回復のための持続時間の間、スタンバイ状態に移行されるか、またはスタンバイ状態のままであり、当該スタンバイ状態において第2のランプはスイッチオフされない。この持続時間の間に照明器具を再びスイッチオンする場合には、第2のランプは点弧なしすぐに、再び作動状態になる。照明器具が再びスイッチオンされない場合には、第2のランプ(12b)は持続時間の経過後に、同じように、スイッチオフされる。
Description
技術分野
本発明は、ホットスタート(Heisszuenden)の無い高圧ランプの作動方法に関する。本発明は、請求項10の上位概念に記載された、2つの高圧放電ランプを有する照明器具ないし1対の照明器具にも関する。
本発明は、ホットスタート(Heisszuenden)の無い高圧ランプの作動方法に関する。本発明は、請求項10の上位概念に記載された、2つの高圧放電ランプを有する照明器具ないし1対の照明器具にも関する。
従来の技術
高圧ランプは、2kV〜4kVのピーク電圧によって点弧される。高圧ランプが高温状態において、特定の作動持続時間の後にスイッチオフされ、再びスイッチオンされるべき場合には、10kV〜30kVの非常に高い点弧電圧が必要になる(高温再点弧)。
高圧ランプは、2kV〜4kVのピーク電圧によって点弧される。高圧ランプが高温状態において、特定の作動持続時間の後にスイッチオフされ、再びスイッチオンされるべき場合には、10kV〜30kVの非常に高い点弧電圧が必要になる(高温再点弧)。
全ての電子式バラストおよび照明器具が、このような高い点弧電圧を供給するように構成されていなくてもよい。しかし通常の電子式バラストでは、高圧放電ランプのスイッチオフの後に2〜15分の持続時間待機してから、ランプを再び、通常の2kV〜4kVのピーク電圧によって点弧することができる。従って、高圧ランプはこれまで、多くの可能な用途に使用されてこなかった。高い点弧電圧を供給するために装備される照明器具は、構造的にコストがかかり、かなり複雑な構造を有している。ランプ口金またはランプソケット内の電子式バラストないし点弧ユニットは、10kV〜30kVの、必要な高い点弧電圧を形成する。点弧電圧が高いので、ランプ内には、接続ワイヤおよびランプソケット内での特別の絶縁が必要である。通常の片側だけ口金が付けられたランプはホットスタート可能ではない。高い点弧電圧によって、ランプ交換の間の安全性の問題が生じ、強い火花妨害が生じる(電磁両立性による問題)。
高い点弧電圧を生じさせることによって、結果として、電子式バラストの場合には多くの増加コストがかかってしまう。この高い点弧電圧に対して付加的に、高温再点弧時には、電子式バラストから高い伝達電圧も供給されなければならない。これは同じように、電子式バラストの場合にはコスト上昇の原因となる。
発明の開示
本発明の課題は、このような増加コストが生じず、かつホットスタートの問題が回避される、高圧ランプの作動方法を提供することである。この高圧放電ランプはできるだけ簡単に製造可能であり、しかも、通常の点弧電圧による再点弧のために、ランプの回復時間のあいだ2〜15分待つという問題は生じない。
本発明の課題は、このような増加コストが生じず、かつホットスタートの問題が回避される、高圧ランプの作動方法を提供することである。この高圧放電ランプはできるだけ簡単に製造可能であり、しかも、通常の点弧電圧による再点弧のために、ランプの回復時間のあいだ2〜15分待つという問題は生じない。
本発明と相応に、請求項1に記載された方法が提供される。さらに本発明では、請求項10の上位概念に記載された照明器具が、請求項10の特徴部分の構成によって発展形成される。
従って本発明の方法は、照明器具内に2つの高圧放電ランプが設けられている、ホットスタートの無い高圧放電ランプの作動方法である。照明器具のスイッチオフ時には第1のランプがスイッチオフされ、第2のランプは第1のランプの回復のための持続時間の間スタンバイ状態に移行される、またはスタンバイ状態のままにされ、このスタンバイ状態では第2のランプはスイッチオフされない。これによって、この持続時間の間に照明器具が再びスイッチオンされる場合には、第2のランプが点弧無しに作動状態になる。照明器具が再スイッチオンされない場合には、第2のランプは、第1のランプの回復のための持続時間の経過後に同じようにスイッチオフされる。
本発明は、ランプの輝度は対数的に感知されるという事実を利用している。1つのランプは、2つのランプと比べて半分の明るさであるとは感知されず、ほぼ同じ明るさであると感知される。1つのランプの光出力が20dBぶんだけ低下するとはじめて、このランプは半分の明るさであると感知される。しかし1つのランプは、2つのランプよりも3dBぶん低下しているだけである。
本発明はこの事実を、空間の照明のために2つの高圧放電ランプを有する照明器具を設けるために利用する。ランプのうちの1つがつけられている場合には、少なくとも一時的に、照明器具がスイッチオンされていると見なされる。ランプのうちの1つのランプがのみスイッチオフされ、第2のランプがスタンバイ状態にあるときには照明器具がスイッチオフされていると見なされる。
ここで、スタンバイ状態としては、ランプが通常作動されていることが定義される。ユーザは、ランプのうちの1つのランプだけがスイッチオフされたときに既に、照明器具がスイッチオフ過程に反応していることを感知する。
しかし有利には、第2のランプはスタンバイ状態において減光され、これによって第2のランプは低減された光を出力し、例えば50%まで光出力が減光されたランプの場合には、照明器具は全体でスイッチオフ状態において、スイッチオン状態よりも75%少ない光を出力する。ランプがスタンバイ状態においてパルス作動され、明滅する光を出力してもよい。これによって、ユーザに次のことが明示される。すなわち、照明器具が実際にスイッチオフ過程に入っていることが明示される。
照明器具の個々のランプを段階的にスイッチオフすることによって、第2のランプがスイッチオン状態であり続けて、新たに点弧されることなくいつでも作動状態になることができる、または第1のランプは既に回復し、2kV〜4kVまでの通常のピーク電圧によって点弧される。第1のランプの回復の持続時間の間に照明器具がスイッチオンされる第1の場合には、第2のランプは高いパワーで作動される。これによって第2のランプは、第1のランプが点弧されるまでより多くの光を出力する。これによって、スイッチオン状態において1つのランプが欠如していることが補償される。
本発明の有利な実施形態では、第2のランプがスイッチオフされた後に、第2のランプに対する回復フェーズが始まる。この、第2のランプの回復フェーズの間に、照明器具が再スイッチオンされる場合には、第1のランプのみが点弧され、ひいてはスイッチオンされる。第2のランプの回復のための持続時間が経過した後にはじめて、第2のランプも点弧され、スイッチオンされる。照明器具の2つのランプのうちの1つのランプのみが実際にスイッチオンされている場合には、再び照明器具は既に(一時的に)スイッチオンされていると見なされる。第2のランプはこの後に続く。
第1のランプのための回復フェーズが経過し、第2のランプがスイッチオフされ、第2のランプのための回復フェーズが付加的に経過した後にはじめて照明器具が再スイッチオンされる場合には、スイッチオン時に2つのランプが同時に点弧され、スイッチオンされる。有利にはこの場合にはランプの各々がブーストされる(geboostet)。ブーストとはここでは、ランプにより多くのパワーを加えることを意味している。これによって高圧放電ランプ内で、典型的に存在する水銀がより迅速に蒸発フェーズに移行し、プラズマがより高温になり、完全な輝度により早く達する。
ブーストした場合にランプはより迅速に劣化するので、有利にはブースト時には交互にされる。このために、2つの回復フェーズが経過した後に行われ、2つのランプが同時にパワーアップされる(hochgefahren)各再スイッチオン過程が計数される。この場合には第1のランプと第2のランプが交互にブーストされ、例えば奇数の再スイッチオン過程時には、第1のランプがブーストされ、偶数の再スイッチオン過程時には第2のランプがブーストされる。
これらのランプが、スイッチオフ時にランプでの劣化現象のよりよい分配のために交互にされてもよい。すなわち、第1のランプがはじめにスイッチオフされ、第2のランプはスタンバイモードのままであり、またはその逆になる。
本発明の照明器具は、2つの高圧放電ランプを具備した従来の照明器具であり、このような照明器具は従来技術から公知である。すなわちこれは、電子式バラストを備えた照明器具であり、この電子式バラストは例えばマイクロプロセッサを含んでいる。ここでこの照明器具はライトスイッチに接続されており、このライトスイッチによって照明器具はスイッチオン、スイッチオフされる。
ライトスイッチを介して直接的に、電子式バラストの供給電圧が供給されるのが通常である。供給電圧のこの直接的な供給に加えて、本発明では情報線路が設けられる。この情報線路を介して電子式バラスト(殊にマイクロプロセッサ)にライトスイッチのスイッチング状態に関する情報が伝達される。情報線路には例えば、直接的に供給電圧が加えられる。従って論理的に情報線路上の1は電圧が加わっていることと規定され、論理的に0は電圧が加わっていないことと規定する。さらに、このような情報線路は、付加的な線路であり、それ故に情報線路との名称を担う線路であることを示唆しておく。なぜならこの線路は情報の伝達にのみ用いられ、パワーの伝達には用いられないからである。
有利な実施形態では、電子式バラストは次のように構成されている(すなわち、例えばマイクロプロセッサは次のようにプログラミングされている)。すなわち、先行するスイッチオフ過程に対する所定の最小持続時間が経過した後に、照明器具のスイッチオン過程の数を求めることができるように構成されている。これによって電子式バラストは、この数が偶数かまたは奇数であるかを確認することができ、この数に依存して第1のランプまたは第2のランプがブーストされ、照明器具がより迅速にスイッチオンされる。
図面の簡単な説明
次に、図面に基づいて本発明をより詳細に説明する。図面の簡単な説明:
図1は、スイッチオン状態にある本発明による照明器具の概略図であり、
図2は、スタンバイモードにある、スイッチオフ後の本発明による照明器具の概略図であり、
図3は、スイッチオフ状態にある本発明による照明器具の概略図であり、
図4は、スイッチオン直後の、本発明による照明器具の概略図であり、
図5は、本発明による方法の概略的なチャート図である。
次に、図面に基づいて本発明をより詳細に説明する。図面の簡単な説明:
図1は、スイッチオン状態にある本発明による照明器具の概略図であり、
図2は、スタンバイモードにある、スイッチオフ後の本発明による照明器具の概略図であり、
図3は、スイッチオフ状態にある本発明による照明器具の概略図であり、
図4は、スイッチオン直後の、本発明による照明器具の概略図であり、
図5は、本発明による方法の概略的なチャート図である。
本発明の有利な実施形態
図1から図4に示された照明器具は、電子式バラスト10および2つの高圧放電ランプ12aおよび12bから成る。ここでこの電子式バラストは(図示されていない)マイクロプロセッサを含んでいる。本発明の照明器具には、ライトスイッチ14が属している。ここでこのライトスイッチは図1ではスイッチオンされているものとして示されている。スイッチオンされた状態では、電子式バラスト10は2つのランプ12aおよび12bを駆動制御し(これは矢印によって示されている)、これらの2つのランプ12aおよび12bはスイッチオンされ、光を出力する(概略的に示されている)。本発明は、空間的に隣接する照明器具から成る1対の照明器具にも使用可能である。これはそれぞれランプ12aおよび12bのうちの1つを含む。しかし、共通のバラスト10および共通のライトスイッチ14が重要である。
図1から図4に示された照明器具は、電子式バラスト10および2つの高圧放電ランプ12aおよび12bから成る。ここでこの電子式バラストは(図示されていない)マイクロプロセッサを含んでいる。本発明の照明器具には、ライトスイッチ14が属している。ここでこのライトスイッチは図1ではスイッチオンされているものとして示されている。スイッチオンされた状態では、電子式バラスト10は2つのランプ12aおよび12bを駆動制御し(これは矢印によって示されている)、これらの2つのランプ12aおよび12bはスイッチオンされ、光を出力する(概略的に示されている)。本発明は、空間的に隣接する照明器具から成る1対の照明器具にも使用可能である。これはそれぞれランプ12aおよび12bのうちの1つを含む。しかし、共通のバラスト10および共通のライトスイッチ14が重要である。
本発明の方法は、図5に示されているように、ライトスイッチのスイッチオフによって始まる。
ライトスイッチがスイッチオフされた後、第1のランプ(ここではランプ12a)がスイッチオフされ、第2のランプはスタンバイ持続時間Tの間、スタンバイモードで継続作動される。スイッチ14がスイッチオフされているのにもかかわらず電子式バラスト10が依然としてランプ12bを駆動制御し(破線の矢印によって示されている)、このランプがまだ光を出力していることが、図2に具体的に示されている。図2には、ランプ12bが、図1のスイッチオン状態のときよりも少ない光しか出力していないことが示されている。すなわち、ランプ12bはスイッチオン状態と比べて減光調整されている。スタンバイモードで必ずしも減光調整が行われなければいけないのではなく、ランプ12bは自身の通常作動状態をスタンバイモードとして定めることもできる。ランプは、電子式バラストによってパルス制御され、明滅してもよい。
ランプ1をスイッチオフし、ランプ2を継続作動させるステップの後、スタンバイ持続時間Tの間にライトスイッチがスイッチオンされるか否かが問われる。この問い合わせ(図5を参照)に「はい」と答えた場合に、ランプ2は作動モードで継続作動され、ランプ1のスイッチオンはスタンバイ持続時間Tの経過後に行われる。この状況は図には示されていない。スタンバイ持続時間の間にライトスイッチがスイッチオンされる場合、第2のランプはすぐに使用可能である。なぜなら第2のランプは、新たに点弧される必要がないからである。ランプ1を再点弧するためには、ランプ1の回復時間、すなわちスタンバイ持続時間Tが経過しなければならない。スイッチオンの後に、第1のランプがまだついていない間は、ランプ2がより高いパワーで作動されるようにしてもよい。このより高いパワーによって、ランプ2はより多くの光を出力し、ランプ1の欠如を部分的に補償する。
スタンバイ持続時間Tの間にライトスイッチ14がスイッチオンされるか否かの問いに「いいえ」で答えた場合、図5に示されているように、スタンバイ持続時間Tの経過後にランプ2がスイッチオフされ、ランプ2の回復のために用いられる第2の持続時間Tが始まる。
スイッチオフされたランプの状態は図3に示されている。スイッチ14は「オフ」状態にあり、電子式バラスト10は制御パルスをランプ12aおよび12bに出力していない。従ってランプは光を出力していない。図3に記載された状態において、まずは第2の持続時間Tの間待機される。すなわち、事前に減光されたランプ12bは、迅速に点弧可能であるために同じように回復しなければならない。この持続時間が経過した後、2つのランプは点弧に対して準備状態になる。
第2のランプのための回復持続時間Tの間にライトスイッチがスイッチオンされるか否かが問い合わせされる(図5参照)。この質問に「はい」で答えられた場合には、第1のランプがこの回復持続時間Tの間にスイッチオンされ、第2のランプは回復持続時間Tの経過後にスイッチオンされる。
第2のランプのための回復持続時間Tの間にスイッチオンが行われない場合、必然的に何時かにライトスイッチ14は再びスイッチオンされる。この状況は図4に示されている。電子式バラスト10はスイッチオン過程を計数する。スイッチオン過程の数が奇数である場合、第1のランプはブーストされ、第2のランプは通常のようにパワーアップされる。
スイッチオン過程の数が偶数である場合には、図4に示された状況が生じる:第2のランプはブーストされ(これは、電子式バラスト10から第2のランプ12bへの第2の駆動制御矢印によって示されている)、第1のランプ12aは通常のようにパワーアップされる(これは1つだけの矢印によってのみ示されている)。
2つのランプ12aおよび12bを点弧した後に、再び、図1に示された状況になる。
スイッチオフ時にそれぞれランプ1がスイッチオフされることが図5に示されているが、これとは異なり、そのような状況のときに、交互にランプ1とランプ2がスイッチオフされてもよい。
図1〜4に示された照明器具のランプ12aおよびランプ12bを段階的にスイッチオフすること、およびランプを段階的に再スイッチオンすることによって、本発明の照明器具は4つの状態を有することになる。すなわち、2つのスイッチオン状態と2つのスイッチオフ状態である。ここでこれは1つのスイッチオフ状態では半分しかスイッチオフされておらず、別のスイッチオフ状態では完全にスイッチオフされ、1つのスイッチオン状態では半分しかスイッチオンされておらず、別のスイッチオン状態では完全にスイッチオンされる。本発明は、2つの照明器具のうちの1つが既に充分に多い光を供給している場合には、これによって照明器具のスイッチオン状態と定義される、という知識に基づいている。これとは反対に、ユーザはスイッチオン状態が長く続かないことによってのみスイッチオフ状態を形成する。ユーザは通常、暗闇を望んではおらず、従って、一時的なスイッチオフ状態において、2つのランプのうちの1つのランプが依然としてスタンバイ状態で照明していても(図2のランプ12bを参照)邪魔にはならない。
Claims (11)
- ホットスタートの無い高圧放電ランプの作動方法であって:
・1つの照明器具内または、空間的に隣接する複数の照明器具から成る1対の照明器具内に、2つの高圧放電ランプ(12a、12b)が設けられており、
・前記照明器具ないし照明器具対のスイッチオフ時に(図2)、第1のランプ(12a)がスイッチオフされ、第2のランプ(12b)は前記第1のランプ(12a)の回復のための持続時間の間、スタンバイ状態に移行されるか、またはスタンバイ状態のままであり、当該スタンバイ状態において前記第2のランプはスイッチオフされず、当該持続時間の間に前記照明器具を再びスイッチオンする場合には、前記第2のランプは点弧なしに最大光出力での作動状態になることができ、
前記第2のランプ(12b)は前記照明器具が再びスイッチオンされない場合には、持続時間の経過後に、同じように、スイッチオフされる(図3)、
ことを特徴とする、ホットスタートの無い高圧放電ランプの作動方法。 - 前記第2のランプ(12b)はスタンバイ状態において通常作動される、請求項1記載の方法。
- 前記第2のランプ(12b)はスタンバイ状態において減光調整され、少ない光を出力する、請求項1記載の方法。
- 前記ランプはスタンバイ状態においてパルス作動され、明滅する光を出力する、請求項1または3記載の方法。
- 前記第2のランプ(12b)をスイッチオフした後に、前記第2のランプの回復のための持続時間の間に、照明器具を再びスイッチオンする際には、はじめに前記第1のランプ(12a)だけが点弧され、スイッチオンされ、前記第2のランプの回復のための持続時間が経過した後にはじめて前記第2のランプも点弧され、スイッチオンされる、請求項1記載の方法。
- 照明器具ないし照明器具対が再びスイッチオンされていない状態で、前記第2のランプの回復のための持続時間が経過した後に、照明器具ないし照明器具対がスイッチオンされる場合には、2つのランプが点弧され、再びスイッチオンされ、ここで各ランプがブーストされる、請求項5記載の方法。
- ランプをブーストするときには、照明器具の1つのスイッチオン過程から次のこのようなスイッチオン過程へ、2つのランプがそれぞれ交互にされる、請求項6記載の方法。
- 第1のランプの回復のための持続時間の間に照明器具を再びスイッチオンする場合、第1のランプが再び点弧され、その定格光束に達するまで前記第2のランプはその定格出力を越えて作動される、請求項1記載の方法。
- 照明器具ないし照明器具対のスイッチオフ時に、交互に、はじめに第1のランプないし第2のランプをスイッチオフする、請求項1記載の方法。
- 2つの高圧放電ランプ(12a、12b)および1つの電子式バラスト(10)を有する照明器具または照明器具対であって、
当該照明器具ないし照明器具対はライトスイッチ(14)を介してスイッチオンおよびスイッチオフされる形式のものにおいて、
前記ライトスイッチ(14)から電子式バラスト(10)へ情報線路が設けられており、
当該情報線路を介して前記電子式バラスト(10)に、ライトスイッチのスイッチング状態に関する情報が伝達される、
ことを特徴とする照明器具。 - 前記電子式バラスト(10)は、先行するスイッチオフ過程に対する所定の最小持続時間が経過した後に、照明器具のスイッチオン過程の数を求めるように構成されている、請求項10記載の照明器具。
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