JP2009505378A - 多波長光源 - Google Patents

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Abstract

広帯域の光信号を供給する広帯域光源と、この広帯域光源に光学的に連結された修正モジュールと有した多波長光源である。修正モジュールは、広帯域光信号を第1の出力信号と第2の出力信号とに分割する。第1の出力信号、第2の出力信号はそれぞれ、広帯域光信号の周波数分割周波数スライスを複数含んでいる。1以上の広帯域源を用いて一対の関連した多波長信号を提供する方法であって、(a)広帯域信号を複数のブラッグ格子に入るように送り、それによって、ブラッグ格子に広帯域信号の一部の反射と広帯域信号の一部の透過とを行わせるステップと、(b)反射された部分を第1の出力信号として第1の出力に送るステップと、そして、(c)反射されなかった部分を第2の出力信号として第2の出力に送るステップと、を有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は多波長光信号を作り出す装置および方法に関する。
光源は、様々な光センシングの用途において用いられている。それらが用いられるセンシングの用途の数はあまりに多くて、ここに一覧を示すことはできないが、光源の用途の1つとして、曳航式、固定式、そして船体搭載式の実装アレイを用いた音響センシングがある。別の用途として、振動および動きの地中の源を検知するための地上ベースシステムがあり、それは特に、石油や天然ガスの探査に関連したものである。さらに別の用途として、パイプライン内のセンサの使用や安全設備の監視がある。
光ファイバセンシングで用いられる光源として以前から知られている典型的なものは、高干渉単一波長装置または低干渉広帯域装置である。特定の用途の光源の選択は、使用する光センサの種類ならびに当該用途に特有のシステムのノイズおよび検知の条件に依存する。
光源を利用するシステムは一般に、他の光学装置も有する。そうした装置には、ファイバブラッグ格子、光循環器、励起レーザ、添加ファイバ、添加導波路、増幅自然放出源、スーパールミネッセントダイオード、光アイソレータが含まれるが、これらに限定はされない。ファイバブラッグ格子(FBG:Fiber Bragg Grating)は、光学導波管のコアに置ける屈折率の周期的または非周期的変調である。率変調の期間によって、格子が影響を及ぼす波長または波長帯域が決定される。率変調の深さに応じて、FBGは所望の光波長の全てまたは一部を反射することができ、また、その一方で、他の波長が影響を受けることなく通過することを許す。光循環器は一般的に、周期的な形で装置の入力と出力とを交代させることができる3ポート装置である。すなわち、ポート1で入力される信号はポート2で装置を出て行き、ポート2で入力された信号はポート3で出て行く。そして、信号は、第1のポートから第3のポートへ、また、第2のポートから第1のポートへと通過することを禁じられる。入出力の関係は、1→2→3→1と表すことができる。励起レーザは、光刺激源として用いられるレーザまたは光源であり、レーザ動作可能なイオンが添加された光学導波管(ファイバ、水晶、重合体など)においてレーザ遷移を生じさせるものである。添加ファイバまたは導波管は、イオンが添加された光ファイバまたは光学導波管であり、そのイオンは、適当な波長の光信号で刺激された際にレーザ動作してドーパント材の中でレーザ遷移を生じさせる、というものである。増幅自然放出(ASE:Amplified Spontaneous Emission)源は、超蛍光の発生を可能にする適当な光波長によって刺激された添加光ファイバ(または導波管)のフリーラン(free run)条件によって生じる広帯域発光スペクトルを有した光源である。スーパールミネッセントダイオード(SLD)は、利得媒体内で自然放出を引き起こす高い電流注入レベルで動作するように設計された発光ダイオード(LED)である。それは通常、構造の点でレーザダイオードに類似しているが、共振(発振)状態を排除または最小化するように修正されている点では異なる。光アイソレータは、通常の入出力が交代する際に伝搬特性が変化する非互恵光学素子である。光アイソレータは、光信号が1方向にだけ流れるようにする。
本発明は、広帯域内部光源を利用して2つの出力を供給する多波長光源(MWO)を対象とするものである。1つの出力は内部光源から出力された信号からの複数の周波数スライスを含んだ信号を提供し、2つ目の出力は内部光源から出力された信号のうち周波数スライスが取り除かれた後の残りの信号を含む。出力信号は、出力ポートに達する前に増幅および/または補完される場合もある。
本発明の1つの実施の形態は、広帯域の光信号を提供する広帯域光源とこの広帯域光源に光学的に結合された修正モジュールと有した多波長光源である。修正モジュールは、広帯域光信号を第1の出力信号と第2の出力信号とに分割する。第1の出力信号、第2の出力信号はそれぞれ、広帯域光信号の周波数分割周波数スライス(frequency separated frequency slice)を複数含んでいる。
本発明の別の実施の形態は、1以上の広帯域源を用いて一対の関連した多波長信号を供給する方法である。その方法は、(a)広帯域信号を複数のブラッグ格子に入るように送り、それによって、ブラッグ格子に広帯域信号の一部の反射と広帯域信号の一部の透過とを行わせるステップと、(b)反射された部分を第1の出力信号として第1の出力に送るステップと、そして、(c)反射されなかった部分を第2の出力信号として第2の出力に送るステップと、を有するものである。
本発明の本質、ならびに、その目的および効果については、添付図面と併せて以下の明細書の内容を熟読することで、容易に明らかになるであろう。全図面において、類似の参照番号は類似の部品を指している。
以下、本発明の好適な実施の形態を挙げて説明する。その例は添付図面に示してある。本発明については、好適な実施の形態と関連付けて説明していくが、本発明をこれら実施の形態に限定する意図のないことは理解しておくべきである。むしろ反対に、本発明は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の思想および範囲に含まれるものであれば、別構成、変形物、等価物まで対象に含むことを意図している。
以下の詳細な説明では、本発明を完全に理解してもらうために、多数の特定の詳細部について述べている。しかし、通常の当業者であれば理解できるように、これらの特定の詳細部なしでも本発明は実施できる。また、公知の方法、手順、構成要素そして回路については詳述していないが、これは、本発明の重要な点を不必要に不明瞭にしないためである。
図1における例示的な多波長光源(MWO:Multi-Wavelength Optical source)1は、ハウジング2内の広帯域光源3と、ハウジング4内の修正モジュール5とを有し、修正モジュール5のハウジング4は、入力ポート7、第1出力ポート9、第2出力ポート11、循環器13、そして、nブラッグ格子17の集合15を有する。広帯域光源3は光学的に修正モジュール5に連結されており、それによって、光源3は入力ポート7を介して修正モジュール5に広帯域光信号を供給する。
循環器13によって、入力ポート7を介してモジュール5に入る広帯域光信号がnブラッグ格子17の集合15に向けられること、その信号のうちブラッグ格子で反射される部分が第1出力ポート9を通ってモジュールを出ること、そして、その信号のうち反射されなかった部分が第2出力ポート11を通ってモジュール5および源1を出ること、が確実になる。このように、修正モジュール5は、光源3からの広帯域光信号(図2参照)を第1の出力信号(図3参照)と第2の出力信号(図4参照)とに分割する。後でさらに述べるように、第1の出力信号および第2の出力信号は各々、源3から供給される広帯域光信号の周波数分割周波数スライスを複数含んでいる。周波数スライスが周波数分割されているというのは、スライスの各々の組について、広帯域光学周波数のうち、それ以前にはスライス同士の間にあった、少なくとも1つの周波数成分の実質的に全てが、スライスの形成にあたって取り除かれている、という点においてである。
光源3については、広帯域光源であればどのようなものでもよい。しかし、場合によっては、スーパールミネッセントダイオード(SLD)または光ファイバベースの増幅自然放出(ASE)光源を光源3とすることも考えられる。
SLDであれば、光源3は、(a)半値全幅(FWHM:Full Width Half Maximum)において30〜60ナノメートルの光帯域幅を有し、(b)形状においてランバーシアンまたはガウシアンと言われる波長スペクトル分布を有し、(c)800、1300または1550ナノメートルの近くに波長重心(wavelength centroid)を有し、および/または、(d)10〜100ミリワット近くに出力パワーを有するもの、とする場合もありうる。MWO1の場合、好適な広帯域SLD光源は、他の光学部品との互換性のために1550nmの近くで中心におかれ、そして、対象とする特定の波長帯域に関して最も高い出力パワーを有することで、細分化波長における出力パワーを最大にする。必須ではないが、熱電冷却器(TEC:Thermal Electric Cooler)を、SLD源3と組み合わせて(またはその一部として)使用することができ、それによって、(a)熱的に導入される波長ドリフトを除去または最小化すること、(b)SLDの環境動作温度範囲をより広くすること、そして、(c)SLDの耐用年数を延ばすこと、が可能となる。
一方、ASEであれば、光源3は通常、励起波長によって励起される長い添加光ファイバから作られ、励起波長によって添加ファイバはフリーラン条件で広帯域蛍光を発生させる。ASEまたは蛍光放出の波長は、使用される添加イオンによって決まる。エルビウム(ER+3)は、1550nm帯でASEスペクトルを生じさせる周知のドーパントの1つであり、光増幅器における使用によって広く認められている。ファイバには、プラセオジミウム(Pr+3)のような、レーザ動作(laser)可能な他のイオンを添加することもできる。プラセオジミウム(Pr+3)のASE源は、1300nm帯でASEスペクトルを作り出す。ASE源のスペクトル幅はドーパントの放出特性によって決まり、光パワーレベルは、ドーパント濃度、励起源のパワー、そしてASEシステムの内部損失によって決まる。ER+3の場合、スペクトル幅は30nmまでであり、パワーレベルは10単位ミリワットの範囲とすることができる。
いくつかの実施の形態では別個のモジュールとして示してあるが、光源3とモジュール5とは、結合して、1つの共通モジュールの形、および/または、単一の光学回路基板の上に載った形にとすることもできる。別個の状態に保つ場合は、共通の1つのハウジングの内部に配置してもよいし、別々に収容してもよい。入力ポート7は、光源3または循環器13の出力ポート以外の物理的ポートとしてもよいし、光源3の出力ポートまたは循環器13の入力ポートとしてもよい。
モジュール5の出力ポート9については、ファイバまたは他の導波管を介してMWO1の別個の出力ポートまたはMWO1の内部の別モジュールの入力ポートに連結された物理的ポートとしてもよいし、モジュール5およびMWO1の出力ポートの両方として機能する物理的ポートとしてもよいし、あるいは、MWO1に連結された装置への入力ポートとしてもよい。同様に、モジュール5の出力ポート11については、ファイバまたは他の導波管を介してMWO1の別個の出力ポートまたはMWO1の内部の別モジュールの入力ポートに連結された物理的ポートとしてもよいし、モジュール5およびMWO1の出力ポートの両方として機能する物理的ポートとしてもよいし、あるいは、MWO1に連結された装置への入力ポートとしてもよい。
循環器13は、MWO1内部での信号のルート決めを適正に行えるものであれば、どのような装置でもよい。ただし、場合によっては、循環器13は、周期的入出力機能を備えた3ポート装置とすることが考えられる。そのような場合、第1ポートで入力される信号は第2ポートの出力であり、第2ポートで入力される信号は第3ポートの出力であり、そして、第3ポートで入力される信号は、第1ポートの出力である(第1ポート→第2ポート、第2ポート→第3ポート、第3ポート→第1ポート)。循環器は偏波無依存装置とするのが好ましい。それが意味するのは、循環器に注入される光の偏波状態に関係なく、性能が、そして、それゆえに循環器からの光出力が入力から未分化(undifferentiated)だということである(循環器の挿入損失による光パワー損失は除く)。この装置に関する好ましい性能必要条件は、対象の光帯域幅にわたってのポート間(port-to-port)挿入損失が1.0dB以下であること、チャンネル間絶縁性が50dB以上であること(第2ポート→第1ポート、第3ポート→第2ポート)、指向性の値が50dB以上であること(第1ポート→第3ポート)、および/または、合計の反射損失が50dB以上であること、である。さらに、合計の光パワー処理能力は、500ミリワット以上であるのが好ましい。また、循環器の光帯域幅は、広帯域スペクトルからスライスされる最小波長から最大波長にまでわたるのが好ましい。
nブラッグ格子17の集合15は、循環器13の第2ポートを第2出力ポート11に連結する共有の光ファイバ上に形成されるファイバブラッグ格子(FBG)の集合とするのが好ましい。ただし、別の実施の形態では、nブラッグ格子17の集合15を、他の何らかの機構によって設けること、および/または、ブラッグ格子ではない複数のノッチフィルタと置き換えることも考えられる。FBGへの別のアプローチには、多層スタック狭帯域光フィルタならびに反射器を備えたFabry-perotフィルタの使用がある。
文章および図面において使用される「n」が示すように、FBGまたは他の周波数スライス機構の実際の数は、実施の形態ごとに変えることができる。1つの光源が、FBGおよび/または他のスライス機構を2つしか持たない場合(すなわち、n=2)もあれば、10単位、100単位、またはより多くのFBGや他のスライス機構を有する場合もある。しかしながら、広範囲にわたる用途を有するのは、FBGまたは他のスライス機構を3〜100の範囲で有するMWOであると考えられる。
図1のMWO1は、光源3に広帯域光信号(場合によっては数10ナノメートル幅)を発生させる、という形で機能する。信号は、3ポート循環器13の第1ポートに入り、循環器13の第2ポートに送られて、そこで循環器を出る。第2ポートを出た後、信号の一部は反射されて循環器の第2ポートの中に戻され、こうして反射された部分はポート9を通ってMWO1を出る。そして、反射されなかった部分はそのまま進み、ポート11を通ってMWO1を出る。ブラッグ格子17が各々特定の波長を反射するようにしておけば、反射される部分は、ブラッグ格子によって反射される波長に対応した波長を有することになる。
図2〜4が示すのは、入力ポート7を介しての信号入力に対する修正モジュール5の作用である(説明目的のために、n=4を仮定)。図2に見られる入力信号は、nブラッグ格子17の集合15によって「ノッチ」または「スライス」される。スライスで切り出された部分は第1の出力ポート9を通ってモジュールおよび源を出るが、残りの部分は第2の出力ポート11を通ってモジュールおよび光源を出る。また、図3に見られる反射された部分は、ブラッグ格子17の波長である4つの特定の波長に対応している。図3に示される信号は、周波数分割周波数スライスを含んでおり、それらスライスは広帯域信号の反射された部分である。図4に示す信号も周波数分割周波数スライスを含んでおり、それらスライスは広帯域信号の反射されなかった部分である。図3の信号のスライスは、図4の信号のスライス間を隔てている周波数ギャップに対応している。同様に、図4の信号のスライスは、図3の信号のスライス間を隔てている周波数ギャップに対応している。
図5における第2の例のMWO101は、ハウジング102、光励起源103、第1の出力ポート109、そして第2の出力ポート111を有する。MWO101はまた、光スプリッタ119、ASEの源としての第1の長い添加光ファイバ121、アイソレータ123、第1の循環器113、nブラッグ格子117の集合115、信号増幅のための第2の長い添加光ファイバ127、そして、第2の循環器125を有する。第1の長い添加ファイバ121、光アイソレータ123、光励起源103、そして光スプリッタ119はASEステージを形成している。光励起源103、光スプリッタ119、光循環器125、そして第2の添加ファイバ127は増幅器ステージを形成している。光励起源103と光スプリッタ119とは、ASEステージと増幅器ステージとの間の共有資源である。
MWO101がMWO1と類似しているのは、やはりn格子117の集合115を有しているという点、そして、作り出す出力の1つが部分的にスライスで切り出された光源の出力であり、もう1つの出力が前記のスライスで切り出された部分で成るものである、という点である。しかし、MWO101はMWO1といくつかの点で異なっている。その1つとして、広帯域信号(またはASE)の生成がMWO101の構造に組み入れられている点がある。さらに、MWO101は組み込み光増幅ステージを有する。資源はASEと増幅器ステージとの間で共有されており、それによって、全体的な光源のコストが下がるだけでなく、パッケージ設計におけるスペースの有効利用がなされる。MWO101はまた、スライスされた部分が出力ポート109を通ってMWO101を出る前に増幅されるという点で、MWO1と異なっている。
スプリッタ119は、第1の添加ファイバ121と循環器125との間で、励起源103による信号出力を分割するための機構を有する。さらに、第1の添加ファイバ121と循環器125との間で、信号を等しい形または等しくない形に分割する。スプリッタ119は、場合によっては、3または4ポートの光ファイバ装置であって、第1ポートが光入力として、第2、第3ポートが出力として使用される、という装置とする。その場合、第4ポートが利用可能であっても、一般的に使用されることはなく、光学不安定性を引き起こすシステムへの後方反射を除くために終了させる。ただし、MWOに高い信頼性が必要となる特定の用途では、第2の励起源104を第4ポートに装着する。励起源104は待機モードに置いておき、主たる励起源103が故障した場合には、第2の励起104をオンライン状態とするので、動作中の混乱を防止または最小限にすることができる。第4のポートと第2の励起源104はまた、負荷分担をベースにして利用することができる。そうした場合、励起源103、104は両方が同時に動作するが、その際のパワーレベルは50%であり、すなわち負荷を分け合っている。場合によっては、励起源103、104は異なるパワーレベルを供給することにしてもよい(すなわち、10%と90%、25%と75%など)。励起源103、104のうち一方に故障が起こった場合は、残った有効な方のユニット103または104のパワーレベルを100%にすることで、故障した方の励起源104または103の損失を補える。使用の目的が負荷のバランスを取ることであれバックアップ用励起源としての使用であれ、第2の励起源104を持たせることで、MWO101にはより高いレベルの信頼性がもたらされ、動作中の混乱ならびに故障した励起源の中断修理が不要となる。
多くの用途では、スプリッタ119として3dB(50/50)スプリッタが使用されるであろう。これは励起源103からのパワーを等しく分割する。しかしながら、他の分割比率を用いることで、ASEおよび増幅器の出力性能を調節することができる。さらに、スプリッタ119は、以下の特徴の1つ以上を有することが好ましい。それら特徴とは、(a)反射損失が55dB以上であること、(b)指向性が55dB以上であること、そして、(c)結合比における誤差が±5%であること、である。カプラに関する光バンドパスの中心は、使用される励起源の波長とそろっていなければならない。例えば、ER+3添加ファイバは通常、980nmまたは1480nmで励起される。このためには、光スプリッタのバンドパスが2つの利用可能な励起波長のうち1つとそろっていることが必要であろう。もちろん、980nmの励起システムとバンドパスが1480nmにあるスプリッタとの組み合わせ(そして、その反対のパターンの組み合わせ)が最適ということではない。スプリッタ119については、総合の光パワー処理が500ミリワットを超えることが望ましい。
添加ファイバは、励起源103によって励起されるイオンを添加されたファイバとするのが好ましいであろう。しかし、別の実施の形態では、添加ファイバ121、127の一方または両方を別のASE源または増幅器と置き換えることもできる。
光源103は様々な光源のうちの何れでもよいが、励起レーザを用いるのが効果的であると考えられる。こうした励起レーザについては、励起エネルギー源として働き、ドーピングイオンに関する望ましいエネルギー吸収遷移(absorption transition)の範囲内にある励起波長を有することが好ましい。励起波長に起因する結果として生じる励起遷移は、所望の波長における放出遷移の増幅を生じさせる、または、ASE蛍光を発生させる。ER+3添加ファイバを用いた例の場合、980nmおよび1480nmの両方の励起源を用いて、1550nm近くに中心がある信号増幅およびASEスペクトルを作り出す励起遷移を生じさせることに成功した。これら励起源に関する光出力条件は変化させることができるが、30ミリワットから200ミリワット以上とするのが好ましく、当該出力条件はASE源および増幅器の特定の条件に依存している。励起源103は冷却または非冷却など様々であるが、熱調節しない環境での使用に関しては冷却型が好ましい。
また、励起源103については、これによって作り出される光励起パワーを監視する手段を備えることが好ましい。これは、励起源の一部としてパッケージされた内部モニタフォトダイオードによって実現することができる。モニタフォトダイオードから出力される信号は、励起源の制御に用いることができると共に、健全状態の監視や重大な故障および製品寿命の終了の予測に用いることもできる。
循環器113、125は、MWO101内部での信号のルート決めを適正に行えるものであれば、どのような装置でもよい。ただし、場合によっては、循環器113、125は、図1のMWO1の循環器3に関して述べた特徴を有するものとすることが考えられる。
nブラッグ格子117の集合115は、循環器113の第2ポートを第2の出力ポート111に結合する共通の光ファイバ上に形成されたファイバブラッグ格子の集合、とするのが好ましい。ただし、別の実施の形態では、nブラッグ格子117の集合115を、他の何らかの機構で実現すること、および/または、ブラッグ格子ではない複数のノッチフィルタと置き換えることが考えられる。FBGへの他のアプローチとしては、多層スタック狭帯域光フィルタや、反射器を備えたFabry-Perotの使用などがある。
図6〜8が示すのは、源103によって出力された信号がASEステージを通過してアイソレータ123を出た後、当該信号に対してnファイバブラッグ格子117の集合115が及ぼす効果である。図6に見られる信号は、nブラッグ格子117(説明目的のためn=4としてある)の集合115によってスライスされ、スライスして切り出された部分(図7参照)は第1の出力ポート109を通ってモジュールを出て行き、残りの部分(図8参照)は第2の出力ポート111を通ってモジュールを出て行く。
図9〜13が示すのは、別の例示的なMWOの実施の形態である。
図9におけるMWO201がASE源として使用するのは、励起レーザ203によって励起される励起添加ファイバ221であり、MWO201は更に、出力209、211での信号の増幅のために半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)229、231を2つの出力211、209で使用する。MWO201はまた、ハウジング202、光アイソレータ223、循環器213、そして、nファイバブラッグ格子217の集合215を有する。
図10におけるMWO301は、図9のMWO201に類似している。しかし、MWO301では、MWO201の添加ファイバASE源が広帯域SLD303と置き換わっている。MWO301も、ハウジング302、循環器313、SOA329、331、出力309、311、そして、nファイバブラッグ格子317の集合315を有する。
図11におけるMWO401が示すのは、重複励起源403、404を用いることで、図5のMWO101のように、MWOにおける信頼性を高めることができる、ということである。図11のMWO401は、ハウジング402、光励起源403、404、第1の出力ポート409、そして、第2の出力ポート411を有する。MWO401はまた、光スプリッタ419、ASE源としての第1の長い添加光ファイバ421、アイソレータ423、第1の循環器413、nブラッグ格子の集合415、信号増幅のための第2の長い添加光ファイバ427、そして、第2の循環器425を有する。第1の長い添加ファイバ421と、光アイソレータ423と、光励起源403、404と光スプリッタ419とは、ASEステージを形成している。光励起源403、404と、光スプリッタ419と、光循環器425と、第2の添加ファイバ427とは増幅器ステージを形成している。光励起源403、404と光スプリッタ419とは、ASEステージと増幅器ステージとの間の共有資源となっている。留意すべき点として、MWO401の重複励起構成は、他のMWO(具体的には、図12のMWO501、図13のMWO601)に持たせることができる。
図12におけるMWO501は3×3光スプリッタ519を用いて、光源503によって出力された信号の初期のルート決めを行い、1つの部分は、本文書に記述した他のMWOと同様に、2つの出力信号を供給する形にスライスされ、他の2つの部分は、添加ファイバ527、533を励起して2つの出力信号を増幅するために用いられる。図12に示すように、MWO501は、ハウジング502、添加光ファイバ521、そして、アイソレータ523を有する。当該アイソレータは光源503と相互作用することでASE源として機能し、循環器513の第1ポートに入力信号を供給する。その信号はnブラッグ格子517の集合515に送られる。信号の一部は反射され、添加ファイバ527を通る際に増幅された後で、ポート509における信号出力に加わることになる。他の部分は透過され、(アイソレータ535を通過した後に)添加ファイバ533を通過する際に増幅され、ポート511における出力に加わる(この際、添加ファイバ533通過後に波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexer)カプラ537を通ってポート511を出る)。光源503からの信号のうち3×3スプリッタ519によって分割された第2の部分は、WDMカプラ537により、添加ファイバ533に向けて送られる。光源503からの信号のうち3×3スプリッタによって分割された第3の部分は、循環器525により、添加ファイバ527に向けて送られる。
図13におけるMWO601は、MWO501に類似しているが、MWO501の循環器525の代わりにWDMカプラ639を有し、添加ファイバ641を、WDMカプラ639と循環器613との間ではなく、WDMカプラ639と出力609との間の位置に有している。留意すべき点として、増幅器ステージは、前進(forward)励起、反転(reverse)励起のいずれの形にも構成することができる。MWO601はまた、ハウジング602、3×3スプリッタ619、添加ファイバ621、アイソレータ623、ブラッグ格子617の集合615、そして、WDMカプラ637を有する。図12のMWO501と同様に、図13のMWO601は添加ファイバ641、633を有し、これらは、源603から添加ファイバ641、633に供給される励起で、ポート609、611上において出力される信号を増幅する。
これまでの内容から明らかなように、本文書に記述した装置は、図14に示すような、1以上の広帯域源から一対の関連付けられた多波長信号を提供する方法において用いるのに適している。その方法は以下のステップを含む。すなわち、広帯域信号を複数のブラッグ格子に入るように送り出し、それによって、ブラッグ格子に広帯域信号の一部の反射と広帯域信号の一部の透過とを行わせるステップ(701)と、反射された部分を第1の出力信号として第1の出力に送るステップ(703)と、そして、反射されなかった部分を第2の出力信号として第2の出力に送るステップ(705)とである。場合によっては、こうした方法はさらに、スーパールミネッセントダイオードまたはASE源(励起レーザおよび添加ファイバを用いるもの)を用いて広帯域信号を供給するステップと、そして、3ポート循環器を用いて広帯域信号をファイバブラッグ格子に向けて送ると共に、広帯域信号の反射された部分を第1の出力に向けて送るステップと、を含むこともある。また、こうした方法はさらに、励起レーザを用いて添加ファイバに励起エネルギーを供給して広帯域信号を発生させ、そして、第1の出力信号の増幅に用いる励起信号を供給する、および/または、第2の出力信号の増幅に用いる励起信号を供給する、というステップを含む場合もある。さらに、こうした方法は、広帯域信号を発生させるためのSLDまたはASE源や、出力信号を増幅する手段としての半導体光増幅器(SOA)を使用するステップを含む場合もある。
ここに記述したMWOは特に、センシングおよび電気通信に用途を有する。いくつかのセンシングの用途では、テレメトリファイバの数または必要な光源の数を増やすことなく、検知に使用できるセンサの数を増やすことが求められる。単一の光源からやや広帯域の光スペクトルを得て、波長からパーティション(スライス)を取り出す能力があれば、光源の数を増やすことなく利用可能な波長の数を増やすという条件を満たすことができる。この構成によれば、8:1の向上が達成できるであろう。これは、必要な8つの波長に対し、1つの多波長光源しか必要としないことを意味する。また、複数の波長を利用可能とすることは、波長分割多重を既存のファイバテレメトリの上で利用することを可能にし、従って、テレメトリラインの数を増やすことなくセンサの数を増やすことが可能となる。同様に、多波長光源は、データ・電気通信産業で使用することができる。必要な信号源の数を減らすことは、多くの機材製造業者やエンドユーザにとって重要であり、それは、必要な機材ラックスペースを最小にすることができるからである。ここで、MWOは機材ラックに組み込まれる。そして、波長は用途や顧客の種類に応じ、使用のために区分けされる。
ここに記述したMWOの用途は、研究所およびテスト機材の領域にもある。いくつかの光学部品、サブアセンブリ、そしてアセンブリのテストには、多くのテスト時間をかけ、高価な資源を占有しなければならない。ここに記述したMWOの使用は、やはり、ユーザがテストの実行にあたって必要な光源の数を減らすのに役立つ。
ここに記述した光源は、光源自体とファイバブラッグ格子または他のスライス用機構を有した修正モジュールとを格納するハウジングを有する場合もある。また、その他の場合として、光源を修正モジュールと分けて格納することもあるだろう。ハウジングが実施の形態ごとに変わるとしても、以下の特徴を有したハウジングを用いることは、いくつかの場合では効果的であろう。先ず、ハウジングパッケージは、光コネクタを介して光信号を出力するための手段を提供する。さらに、電気制御信号の入出力のための接続を設けることができる。表示インジケータを用いれば、装置のオン/オフ状態を示すこと、そして、装置に関して正常動作の表示ならびに故障の警告を行うことができる。電気入力には、装置を作動させるためのパワー入力、ならびに、装置の電力供給のオン/オフに関する制御入力を含めることができるだろう。制御信号はまた、使用される場合のある何らかの熱電冷却器の設定および制御のために使用することができる。さらに、ユニットに関して内部で生成される警告や状態の信号(例えば、加熱、過電流、資源の寿命の終了、など)を、外部ハードウェアとのインタフェースに利用することも可能である。
本発明の例示的な実施の形態による第1の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による入力信号を示すグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による第1の出力信号を示すグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による第2の出力信号を示すグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による2番目の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による入力信号を示すグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による第1の出力信号を示すグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による第2の出力信号を示すグラフである。 本発明の例示的な実施の形態による3番目の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による4番目の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による5番目の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による6番目の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による7番目の多波長光源を示す概略図である。 本発明の例示的な実施の形態による方法を示す概略図である。

Claims (20)

  1. 多波長光源(MWO)であって、
    広帯域光信号を発生させる広帯域光源と、
    広帯域光源に光学的に連結された修正モジュールであって、広帯域光信号を第1の出力信号と第2の出力信号とに分割する修正モジュールと、を有し、
    第1の出力信号と第2の出力信号とはそれぞれ、広帯域光信号の周波数分割周波数スライスを複数含んでいること、
    を特徴とするMWO。
  2. 第1の出力信号の全ての周波数スライスは下限周波数と上限周波数との間に収まり、
    第2の出力信号は、下限周波数を下回る広帯域光信号の周波数成分を含み、また、上限周波数を上回る広帯域光信号の周波数成分を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  3. 第1の出力信号の周波数スライスの少なくとも1つは、第2の出力信号の1つの周波数スライスよりも狭いこと、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  4. 第1の出力信号の周波数スライスの少なくとも1つは、第2の出力信号の周波数スライスの全てよりも狭いこと、
    を特徴とする請求項3に記載のMWO。
  5. 第1の出力信号の周波数スライスの各々が、第2の出力信号の周波数スライスの全てよりも狭いこと、
    を特徴とする請求項4に記載のMWO。
  6. 第1の出力信号と第2の出力信号とは、広帯域光信号のエネルギーの実質的に全てを含んでおり、第1の出力信号と第2の出力信号とを加えた場合には広帯域光信号が実質的に再生されること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  7. 広帯域光源は本質的に、1510ナノメートルと1570ナノメートルとの間の波長を有した周波数成分を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  8. 修正モジュールは複数のブラッグ格子を有し、
    第1の出力信号は広帯域光信号のうち複数のブラッグ格子によって反射された光で成り、
    第2の出力信号は広帯域光信号のうち複数のブラッグ格子によって反射されなかった光で成ること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  9. 第1の出力信号は本質的に広帯域光信号のうち複数のブラッグ格子によって反射された光で成り、
    第2の出力信号は本質的に広帯域光信号のうち複数のブラッグ格子によって反射されなかった光で成ること、
    を特徴とする請求項8に記載のMWO。
  10. 光源はスーパールミネッセントダイオードで成ること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  11. 光源は、光ファイバを用いた増幅自然放出源で成ること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  12. 3ポート循環器であって、光源の第1の出力に光学的に連結された第1ポートを有する3ポート循環器と、
    3ポート循環器の第3ポートに光学的に連結された第1の出力と、
    第2の出力と、そして、
    3ポート循環器の第2ポートとMWOの第2の出力との間に光学的に連結されたファイバ上に形成された複数のファイバブラッグ格子と、を更に有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  13. 第1の出力ポートと循環器との間に光学的に配置された半導体光増幅器、および/または、第2の出力ポートと複数のファイバブラッグ格子との間に光学的に配置された半導体光増幅器を有すること、
    を特徴とする請求項12に記載のMWO。
  14. 励起レーザと、
    励起レーザの光出力に光学的に連結された第1のポートを有する光スプリッタと、
    スプリッタの第2ポートに光学的に連結された第1の添加ファイバと、
    第1の添加ファイバに光学的に連結された第1のポートを有する第1の循環器と、
    スプリッタの第3ポートに光学的に連結された第2の循環器と、
    第1の循環器の第3ポートを第2の循環器の第2ポートに光学的に連結する第2の添加ファイバと、
    第2の循環器の第3ポートに光学的に連結された第1の出力ポートと、
    第1の循環器の第2ポートとMWOの第2の出力ポートとの間に光学的に配置された複数のファイバブラッグ格子と、を更に有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  15. スプリッタの第4ポートに光学的に連結された光出力を有する、という第2の励起レーザを更に有すること、
    を特徴とする請求項14に記載のMWO。
  16. 光源は励起レーザであり、光源が供給する光はスプリッタによって広帯域光信号と、第1の励起信号と、そして、第2の励起信号とに分割され、
    第1の励起信号は、第1の出力信号の導波管である添加ファイバに導かれ、そして、
    第2の励起信号は、第2の出力信号の導波管である添加ファイバに導かれること、
    を特徴とする請求項1に記載のMWO。
  17. 励起レーザの出力に光学的に連結されたスプリッタであって、励起レーザからの光を、広帯域信号と、第1の励起信号と、そして、第2の励起信号とに分割するスプリッタと、
    スプリッタと循環器の第1ポートとの間に光学的に配置された第1の添加ファイバと、
    第1の波長分割多重カプラ(WDM)に光学的に連結された第2の添加ファイバであって、第2の励起信号を受け取る形に、第2のスプリッタが第1のWDMに光学的に連結されている、という第2の添加ファイバと、
    循環器の第2ポートと第2の添加ファイバとの間に光学的に配置された複数のファイバブラッグ格子と、
    スプリッタと、循環器の第3ポートと、そして第2の添加ファイバとに光学的に連結された第2のWDMと、を有すること、
    を特徴とする請求項16に記載のMWO。
  18. 1以上の広帯域源を用いて一対の関連する多波長信号を供給する方法であって、
    広帯域信号を複数のブラッグ格子の中に向けて送り、ブラッグ格子に広帯域信号の一部を反射させると共に広帯域信号の一部を透過させるステップと、
    反射された部分を、第1の出力信号として、第1の出力に向けて送るステップと、そして、
    反射されなかった部分を、第2の出力信号として、第2の出力に向けて送るステップと、を有すること、
    を特徴とする方法。
  19. 励起レーザまたはスーパールミネッセントダイオードを用いて広帯域信号を供給するステップと、
    3ポート循環器を用いて、広帯域信号をファイバブラッグ格子に向けて送ると共に、広帯域信号のうち反射された部分を第1の出力に向けて送るステップと、を更に有すること、
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 励起レーザを用い、広帯域信号を供給すると共に、第1の出力信号を増幅するために用いる励起信号の供給、および/または、第2の出力信号を増幅するために用いる励起信号の供給を行うこと、
    を特徴とする請求項19に記載の方法。
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