JP2009502345A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 分子量が１００，０００〜８，０００，０００であるポリエチレンオキシドを乾燥させる工程と、
   ポリエーテルブロックアミドを乾燥させる工程と、
   前記２種類のポリマーを、フィーダを通して配合押出機に加えることにより溶融混合する工程と、
   溶融混合されたポリマーブレンドが内層を形成し、かつ構造ポリマーが外層を形成する管状部材を同時押出する工程と、
   前記管状部材の内層の前記ポリマーブレンドを架橋する工程と、
   前記管状部材を医療機器に組み込む工程と
   からなる潤滑なポリマーから医療機器を形成する方法。
2. 前記ポリマーブレンドに架橋促進剤を添加する工程を更に含む請求項１に記載の方法。
3. 前記ポリエチレンオキシドを乾燥させる工程は、分子量１，０００，０００のポリエチレンオキシドを乾燥させる工程からなる請求項１に記載の方法。
4. 前記ポリマーブレンドはポリエチレンオキシドを４０重量％含有する請求項１に記載の方法。
5. ポリエチレンオキシドと不溶性の構造ポリマーとが分散され、かつ実質的に均一のポリマーブレンドを調製する工程と、
   前記ポリマーブレンドが内層を形成し、かつ構造ポリマーが外層を形成する管状部材を同時押出する工程と、
   前記管状部材の内層の前記ポリマーブレンドを、電子ビームを用いて架橋する工程と、
   前記管状部材を医療機器に組み込む工程と
   からなる潤滑な表面を呈する医療機器を形成する方法。
6. 前記構造ポリマーがポリウレタンである請求項５に記載の方法。
7. 前記構造ポリマーがポリエーテルブロックアミドである請求項５に記載の方法。
8. 前記ポリマーの混合中に、前記ポリマーブレンドに架橋促進剤を添加する工程を更に含む請求項５に記載の方法。
9. 前記架橋促進剤はトリアリールトリアジントリオンである請求項８に記載の方法。
10. 前記ポリマーブレンドを架橋する工程は、前記管状部材を５．０Ｍｒａｄの電子ビームに曝露する工程を含む請求項５に記載の方法。
11. 前記ポリマーブレンドを架橋する工程は、前記管状部材を１０．０Ｍｒａｄの電子ビームに曝露する工程を含む請求項５に記載の方法。
12. 前記ポリマーブレンドはポリエチレンオキシドを４０重量％含有する請求項５に記載の方法。
13. 前記ポリエチレンオキシドの分子量は１００，０００〜８，０００，０００である請求項５に記載の方法。