JP2009501331A - サンプルキャリアのマーキング - Google Patents
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Abstract
サンプルキャリアの部分を形成する第1情報媒体から第2情報媒体へ情報を転送することによる、生物学的サンプルキャリアのマーキング方法。第1情報媒体は光学的に可読であり、第2情報媒体は電子的に可読である。この方法は、第1情報媒体から第1情報を判定するステップと、第1情報を第2情報媒体に関連させるステップと、サンプルキャリアに取り付けられた第2情報媒体を用いてサンプルキャリアを保存するステップとを含む。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
本発明は、特には顕微鏡スライドのような生物学的サンプルキャリアなどの、サンプルキャリアのマーキング方法に関する。本発明はまた、本発明を実行するために配置された装置およびコンピュータソフトウェア、ならびに本方法の中で使用されることが可能なサンプルキャリアに関する。
生物学的サンプルキャリアは長い間知られているものであり、保健産業では広く使用されている。例えば顕微鏡スライドは典型的に、顕微鏡検査のため、または科学的処理などの異なる種類の処置のために、例えば組織サンプルの断片などの生物学的サンプルを載せるために使用されている。また顕微鏡スライドは、通常はスライド上の組織サンプルの隣に置かれているマーキング面である情報媒体を備えている。情報媒体は、スライドに塗布された組織サンプルに固有の情報を含む。この情報は、例えば組織サンプルが取られた動物の種類、組織サンプルが由来する研究および/または組織サンプルからの切片番号を識別することが可能である。
この情報媒体は、例えば文字数字のデータなど、人間によって可読な情報を含んでもよい。そのような場合、人間によって可読な情報は手書きのもの、スライドに刻み付けたもの、スライド上に直接インク印刷されたもの、またはスライドに貼り付けられる紙ラベルに印刷されたものであってもよい。また、この情報媒体は機械によって可読な、例えばバーコードの中に保存され、バーコードリーダを使用して光学的に読み取られる、対応する情報であることも可能である。代替として、この情報媒体は人間と機械との両方によって可読のものであることも可能である。
情報を保存する両方の方法には、いくつかの問題点がある。第1に、スライド上に保存することができる情報の量には制限がある。また不可能ではないとしても、情報の更新および修正は困難である。ラベル上の手書きのデータは、しばらくすると、もはや読み取り可能なものではなくなる。最後に、バーコードを備えたスライドに保存された情報を読むためには、スライドのバーコードとバーコードリーダとの間で明確な見通し線を有することが必要である。
情報の保存方法が異なる顕微鏡スライドのバッチの処理は、バッチの中に含まれた各々の異なるスライド上に保存された情報を読み取るために異なる手段を必要とすることから、幾分複雑で、時間がかかる。
したがって、スライドの処理を簡略化するために、生物学的サンプルキャリアに情報媒体をマークするための簡単で迅速な解決法を提供することが望ましい。
本発明の第1の態様によって、サンプルキャリアの部分を形成する、光学的に可読の第1情報媒体から、電子的に可読の第2情報媒体へ情報を転送することによって、生物学的サンプルキャリアをマークするための方法であって、
(a)前記第1情報媒体から第1情報を判定するステップと、
(b)前記第1情報を前記第2情報媒体に関連させるステップと、
(c)前記サンプルキャリアに取り付けられている前記第2情報媒体を用いて前記サンプルキャリアを保存するステップとを含む方法が提供される。
(a)前記第1情報媒体から第1情報を判定するステップと、
(b)前記第1情報を前記第2情報媒体に関連させるステップと、
(c)前記サンプルキャリアに取り付けられている前記第2情報媒体を用いて前記サンプルキャリアを保存するステップとを含む方法が提供される。
本発明は、サンプルキャリアが保存される前に、それに取り付けられている第2情報媒体を使用することによって、第1情報媒体を含むサンプルキャリアをマークするための方法を提案する。光学的に可読である第1情報媒体の情報は、電子的に可読である第2情報媒体に転送される。
バッチの各サンプルキャリアを同一の第2情報媒体を用いてマークすることによって、バッチの各サンプルキャリアの第2情報媒体を読み取るために必要なのは1つの電子的手段なので、サンプルキャリアのバッチの処理は簡略化される。
本発明の解決法には、サンプルキャリアに保存されることが可能な情報量が大幅に増加されるという利点がある。また、情報の更新および修正はより簡単に行われる。
本発明の第2の態様によって、電子的に可読であり、サンプルキャリアに付着可能であるか、または付着されている前記第2情報媒体を用いて、サンプルキャリアの部分を形成する、光学的に可読の前記第1情報媒体から情報を転送することによって、生物学的サンプルキャリアをマークするための装置であって、
(a)前記第1情報媒体から第1情報を読み取るためのリーダと、
(b)前記第1情報を前記第2情報媒体に書き込むためのライタとを備えた装置が提供される。
(a)前記第1情報媒体から第1情報を読み取るためのリーダと、
(b)前記第1情報を前記第2情報媒体に書き込むためのライタとを備えた装置が提供される。
サンプルキャリアの第1情報媒体の情報を、サンプルキャリアに付着可能であるか、または付着されている第2情報媒体へ転送するための装置、およびそれに関連したコンピュータソフトウェアを提供することによって、サンプルキャリアのマーキングに必要なのは、最小限の人間の介入である。
また装置に関連したデータベースを提供すること、およびデータベース中のサンプルキャリアの第1情報媒体の情報を保存することによって、本発明の解決法は紙による所在の記録を回避することから、異なる現場の間にあるスライドの所在を追跡するという問題を簡略化する。本発明の解決法はまた、通常は手動で実行されるスライドの保管および計数を簡略化し、作業をより時間のかからないものとし、間違いを起こしにくくする。
本発明の第3の態様によって、第1情報媒体と第2情報媒体とを備えた生物学的サンプルキャリアであって、第1情報媒体が第2情報媒体とは異なる種類のものであり、サンプルを受信するための部分を有する生物学的サンプルが提供される。
本発明のさらなる態様は、添付の特許請求の範囲の中で言及される。
発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照して、単に例として示されている、以下の本発明の好ましい実施形態の説明から明らかとなろう。
本発明は、顕微鏡スライドに関して説明される。これは、本発明が別の種類の生物学的サンプルキャリアに適用可能であることから、どんな方法であれ限定されることを意図するものではない。
図1は、顕微鏡スライドのマーキング方法の例を示す。このスライドは、1つの面に第1部分6と第2部分7とを有する長方形の透明ガラスであるか、またはプラスチックプレートである。第2部分7で、スライドは、グラスまたはプラスチックでできており、組織サンプル9を薄層に閉じ込める保護カバーガラス8によって覆われた組織サンプル9を受け取る。第1部分6は、第1情報媒体と呼ばれる、スライドの部分を形成するマーキング部分10を含む。これは、第1情報媒体が、例えば刻み付けることが可能なスライドのざらざらした面などのスライドのいずれかの部分であるか、または例えばスライドに付けられた粘着ラベルなど、固定または取り外し可能な方法でスライドに物理的に接続されているということを意味することが意図されている。第1情報媒体は、スライド上の組織サンプル9に関連した情報を含んでもよい。示されている例では、情報は、例えばスライドが作られているグラス素材に刻み付けられた5つの文字数字の列にコード化されている。組織サンプルに関連した情報を1つの文字数字列にコード化することは、以下のプロセスによって実現される。
知られている医学的実験または研究を実行する方法では、例えば投薬量の異なった治療を与えられるグループに分けられた複数の動物が選択される。各動物について、複数の組織サンプルが取り出され、各サンプルは顕微鏡スライド上に載せられる。スライドの第1情報媒体10は、第1情報媒体の第1ライン上に表される、参照番号1の研究番号を備える。研究番号1は、例えばねずみ(rat)の「R」か、または犬(dog)の「D」など、動物の種類を表す接頭文字から構成されている。接頭文字の後ろには、例えば5つの数字の番号が続く。各々の研究は一般的に少なくとも2つの動物について実行され、各動物は、参照番号2の動物番号によって個別に識別され、第2ラインの左側に表される。動物番号2は、「001」から始まり、しかるべく増加される3桁の数字から構成されている。前述のように、各研究は、動物がグループ分けされる、参照番号3を備えた複数の投薬量グループを有する。各投薬量グループは、動物の性別を示す接頭文字「M」または「F」によって定義され、この接頭文字の後ろには投薬量の識別番号が続く。任意の所与の研究については、投薬量グループは所与の動物に関連するすべてのスライドに対して同一のものである。各スライドは、例えば任意の接尾文字を備えた2桁の数字から構成されており、第1情報媒体の第2ライン上に示される、参照番号4によって示されるスライド番号を含む。所与の研究について、1つの動物に由来するサンプルを備えたスライドのためのスライド番号のセットは、すべての動物に対して同じものであり、例えば研究されるすべての動物は、例えばスライド番号「01」、「02」、「03A」、「07」、「10」、「12」を必要とする。よりはっきりと見ることができるようにし、したがって特定の構造または物質を示すように、スライドに付着されている試料サンプル構造のコントラストを高めることがしばしば役に立つ。この目的でサンプルの一部を染色する化学物質は染色剤と呼ばれる。スライドが染色されると、染色剤の種類は、参照番号5を備えた文字数字列として、スライドの第1情報媒体10の第3ライン上に記録される。
ここで、1つまたは複数の顕微鏡スライドのマーキングのための本発明の方法が説明される。1つまたは複数のスライドは1つの研究に対応してもよく、このスライドは、同一の研究に関係しており、研究ボックスと呼ばれる1つまたは複数のボックスの中で積み重ねられたトレイの上に保存されている。この方法の実施形態では、各スライドの第1情報媒体は、図1に示されている構成を有する。しかしながら、この構成は、情報媒体の代替の構成が同様の効果に対して等しく使用されることが可能であることから、どんな方法であれ限定されることを意図していない。また本発明は、スライド上に存在する組織サンプルに関連した情報をコード化するためのその他のプロセスにも適用される。
図2は、本発明による装置の実施形態を示す。本発明の装置は、トレイホルダ19、画像取り込みデバイスおよび照明ユニット(不図示)を含むロボットプラットフォーム13を備える。この装置はまた、光学式文字認識(OCR)ソフトウェアおよびメモリを実行するためのデータプロセッサを含む中央ユニット14も備える。この装置は、ユーザが関連したコンピュータソフトウェアを使用してシステムを操作するために、中央ユニット14に接続されたユーザ端末15を備える。この装置はまた、好ましくは無線周波数識別(RFD)リーダ/ライタであり、さらに好ましくはプリンタ20に組み込まれたRFIDリーダ/ライタである、結合された電子リーダ/ライタ16も備える。この装置はデータベース17を備え、好ましい実施形態ではさらなる遠隔アーカイブデータベース18を備える。この装置はまた、ラベルアプリケータ11を備えてもよい。複数のスライドが配置されている2つの行21および22を有するトレイ20は、ロボットプラットフォーム13に存在する。好ましくは、最大24個のスライドの配列は、トレイ20の12個のスライドの2つの行に載せられ、スライドの各々は、その上に貼り付けられた試料サンプルを有する。任意で、トレイはスライドを安全に定着させてホールドするための手段を有する。
本発明による方法の実施形態は、トレイに載せられた各顕微鏡スライドの第1情報媒体をスキャンするため、および各顕微鏡スライドの第1情報媒体から第1情報を判定するために、ロボットプラットフォームとOCRソフトウェアを使用する。以下で説明されるように、スライドの第1情報は、顕微鏡スライドにすでに取り付けられているか、または第1情報が書き込まれた後に取り付けられる第2情報媒体へ書き込まれる。第1情報媒体は、光学的に可読である。第2情報媒体は、接触によってか、または接触によらずに、例えばガルバーニ電気による手段か、または無線周波数(RF)による手段を使用して、電子的に可読である。この方法の実施形態は、システムを操作するために、ユーザ端末15上でユーザに対して、または管理者に対して示されてもよいアプリケーションのスクリーンショットを使用して説明される。ユーザによるアプリケーションへのアクセスは安全に行われることが可能であり、ユーザ名とパスワードが必要とされる。ユーザの認証はまた、ログインプロシージャによって使用可能にされることもできる。
図3に示されているように、ユーザはアプリケーションにアクセスしており、はじめに「スキャン」31、「再検討」32、「印刷」33、「エクスポート」34および「除去」35の5つのアイコンを含む縦置きツールバーを表示するインタフェースが表されている。この段階で5つのアイコンが使用可能となっており、すなわちそれらのうちの任意のものがユーザによって押されることが可能であり、冒頭のテキストがインタフェース上にさらに表示されることが可能である。図2に示されているものと同様の顕微鏡スライドのトレイがロボットプラットフォーム13上に載せられていると仮定すると、ユーザはツールバーの「スキャン」アイコン31をクリックすることによって、トレイのスキャニングを開始する。
任意のスキャニングプロセスが使用可能とされる前に、ユーザには図4aに示されているインタフェースが提示される。このインタフェースは、図3に示されているものと同様の、アイコン41、42、43、44および45を備えた同一の縦置きツールバーを有する。このインタフェースはまた、トレイ編集ボックス46、イメージボックス47、イメージ取り込み制御ボックス39、「現在位置」ボックス48、スキャニングを開始するための「開始」ボタン49、およびプロセスの間の任意の時にスキャニングを停止するための「停止」ボタン40を備える。ユーザによって「開始」ボタン49が押される場合、その結果、縦置きツールバーは使用停止となる。ユーザによって「停止」ボタン40が押されればいつでも、縦置きツールバーは再び使用可能となる。「開始」ボタンを押した後、トレイ編集ボックス46はクリアされ、トレイ名が自動的に作成される。トレイ名は、「TrayDDMMYYHHMMSS」などの、接頭部「Tray」+作成日時を含む標準的な形式であることが可能である。その後、ロボットプラットフォームは、トレイの両方の列に置かれたスライドの第1情報媒体をスキャンし、設定間隔で各スライドの第1情報媒体のイメージを取り込む、スキャンサイクルを開始する。好ましくは、スキャンサイクルはトレイの一番上の列から開始し、左から右へ進む。
イメージボックス47は、画像取り込みデバイスのイメージをリアルタイムで表示する。第1スライドの第1情報媒体のイメージは、ロボットプラットフォームによって取り込まれる。このイメージは、例えばビットマップ形式で、中央ユニットのメモリの中の名前をつけられたディレクトリに保存され、ここで、そのトレイの次のスライドの取り込まれるイメージもまた保存される。スライド名の形式は、「SlideDDMMYYHHMMSS」などの接頭部「Side」+作成日時を含む標準的な形式であることが可能である。もっとも最近取り込まれたイメージは、画像取り込み制御ボックス39に表示される。OCRソフトウェアは、スライドの第1情報媒体の取り込まれたイメージ上の任意の文字数字情報を探して、取り込まれたイメージ上の5つのボックスを引き出すためにアルゴリズムを使用する。5つのボックスは、図1に示されているような、第1情報をコード化する5つの文字数字列を取り囲む。OCRソフトウェアを使用して、取り込まれた情報から第1情報が判定される。トレイ上のスライドの位置データは、好ましくは第1の数字がトレイの列を示し、第2の数字がその列の中のスライドの位置を示している数字の形態で、「現在位置」ボックス48の中に示される。その特定のトレイについて、第1情報および第1スライドの位置データは、上述のトレイ名の下でアプリケーションによって保存される。このプロセスは、次のスライドのために繰り返される。トレイのスライドのスキャニングが完了されると、ロボットプラットフォームに関連したデータベース17は、トレイおよび各スライドの対応するデータを用いて更新される。さらに、現在位置ボックス48はホームに設定され、インタフェースの縦置きツールバーは使用可能にされる。プロセスのこの時点で、新たなトレイがロボットプラットフォームに置かれることが可能であり、新たなスキャンサイクルがユーザによって開始される。
図4bは、本発明に関連したデータベースの構造を基本的な方法で例示する表を示す。この表は、トレイのスキャンサイクルが完了された後で保存された1つのスライドに関連したデータのみを示す。データベース17は、好ましくは拡張可能マークアップ言語(XML)のデータベースである。トレイ名、スライド名、第1情報、スライドの列および位置は、表の右側に示されている。「印刷準備完了」トレイデータのブーリン値は「1」であり、「エクスポート準備完了」トレイデータのブーリン値は「0」である。RFIDタグを参照するデータはこの段階では空白であり、後で説明される。スライドのスキャニングが成功だった場合、「成功」データは「1」であり、失敗だった場合には「0」である。図4bに示されている表では、第1スライドのスキャニングは成功であり、トレイは「エクスポート準備完了」ではなく、「印刷準備完了」である。
再び図4aを参照すると、「再検討」ボタン42をクリックすることによって、ユーザには、図5に示されているインタフェースが提示される。このインタフェースは、すでにスキャンされており、その対応するデータがデータベース17に保存されているものの中でトレイ名を選択するために使用されることが可能な、トレイボックス50を含む。選択されたトレイ名のために、グリッド56は、そのトレイの対応するスライドのデータとともに配置される。グリッド56は各スライドのための位置データ、ならびに研究番号、動物番号、投薬量グループ、スライド番号および最終的には染色剤の種類の上述の5つの文字数字列から構成された第1情報を含む。グリッド56を使用して、ユーザは、すべてのスライドが実際に同じ研究に属しているかどうかをチェックすることができる。またユーザは、1つまたは複数のスライドについて任意のデータが失われているかどうかをチェックすることができ、これはスキャニングが失敗したということを示すものである。ユーザがグリッド56のスライドのリスト中のエントリを選択する場合、ラインがハイライトされ、ユーザはピクチャボックス59の中の対応するスライドの第1情報媒体の取り込まれたイメージを閲覧することができる。また5つのボックス57は、対応する第1情報、すなわち選択されたスライドの5つの文字数字列とともに配置される。ボックス57は、ユーザがエントリを入力または修正することができるように構成されている。スライドのスキャニングが失敗だった場合、ユーザによって入力される新たなデータは、ユーザが「更新」ボタン58を押すと、データベース17の中で更新だけが行われる。データベース17は、ユーザによって作られた各文字数字のエントリのパターンがチェックされ、図1に関して説明された5つの文字数字列のパターンに対応した後で、更新だけが行われる。結果的に、そのスライドの「成功」データは、データベース17の中で「0」から「1」へ変更される。プロセスのこの時点で、トレイの各スライドのために、ユーザは第1情報の第2情報媒体への書き込みを開始することができる。第2情報媒体は、電子的に可読である。第2情報媒体は、図6bで概略的に示されているように、好ましくはRFIDタグである。RFIDタグの形状は、図6bの形状に限定されるわけではない。よく知られているように、RFIDタグ73は、マイクロチップ74およびアンテナ75を含む。RFIDタグは、例えば13.56MHzで動作するパッシブタグである。RFIDタグのマイクロチップは識別データ、すなわち固有の識別番号を保存してもよい。RFIDタグリーダおよび/またはライタを使用して、RFIDタグのマイクロチップでその他のデータが読み取られてもよく、および/またはそこに書き込まれてもよい。
1つの実施形態で、第2情報媒体、すなわちRFIDタグへの第1情報の書き込みは、図2に表されている装置の結合されたRFIDリーダ/ライタ16を使用して実行される。
ここで説明される好ましい実施形態で、RFIDタグはRFIDタグラベルと呼ばれるラベル上に載せられる。結合されたRFIDリーダ/ライタは、RFIDタグラベルが挿入されるRFIDリーダ/ライタプリンタと呼ばれるプリンタ20に組み込まれている。RFIDタグへの第1情報の書き込み、およびRFIDタグを含むラベルの印刷は、RFIDリーダ/ライタプリンタを使用して実行される。ユーザは、縦置きツールバーの「印刷」ボタン53をクリックすることによって、書き込みおよび印刷の動作を使用可能とする。
図6aは、このようにしてユーザに対して提示されるインタフェースを示す。ボックス66は、データベース17に保存されたすべてのトレイ名とともに配置される。各トレイに関連したデータは、おそらくエラーのないものである。1つのトレイ名を選択した後、ユーザは、局所データベースからトレイに関連したデータおよび対応するスライドを取り出すために、「ラベルプリンタへ送信」ボタン67を起動する。このデータはその後、RFIDリーダ/ライタプリンタ16へ送信される。
「ラベルプリンタへ送信」ボタン67が起動される前に、RFIDタグラベルのロールはRFIDリーダ/ライタプリンタ16の中に挿入されている。ロールの一部は図6cに示されている。このロールは、支持層80に付着されている複数のRFIDタグラベル76を含む。各RFIDタグラベルはおそらく、RFIDタグの上面に付着されたプリント可能層77を有する。プリント可能層77は、印刷の前には空白であるのが好ましい。RFIDタグラベルは四角、丸または任意のその他の形状であってもよい。RFIDリーダ/ライタプリンタ16、20は第2情報媒体、すなわちロール上の第1RFIDタグの識別データを読み取る。固有の識別データはデータベース17へ送信され、ここでデータは第1スライドの第1情報と対応して保存される。局所データベースからトレイに関連したデータおよび対応するスライドを受信すると、RFIDリーダ/ライタプリンタはRFIDタグを構成し、次いで第1スライドからの第1情報、すなわち研究番号、動物番号、投薬量グループ、スライド番号および最終的には染色剤の種類に対応する5つの文字数字列を、第2情報媒体とも呼ばれるRFIDタグへ書き込む。RFIDリーダ/ライタプリンタはその後、第1情報が適切に書き込まれたことをチェックするために、RFIDタグを読み取る。
代替実施形態で、RFIDタグは最初に任意の識別データを保存しない。その場合、RFIDリーダ/ライタプリンタはRFIDタグの中に第1情報だけではなく、識別データも書き込む。第1情報と識別データは、その後データベース17へ送信される。
RFIDリーダ/ライタプリンタは、スライドの第1情報78の一部か、またはすべてを層77上に印刷してもよく、さらにRFIDタグ識別データ79を層77上に印刷してもよい。このプロセスは、トレイの各顕微鏡スライドのために何度も繰り返され、異なるRFIDタグラベルが各顕微鏡スライドのために印刷される。印刷されたRFIDタグはその後、接着剤または任意のその他の手段を使用して、対応するスライド上に手によって付着される。代替として、タグラベルは図1に示されているラベルアプリケータ11を使用して、自動的に付着される。印刷されたRFIDタグラベルは、スライドの裏面か、または組織サンプル部分の横のいずれかで、スライドの第1情報媒体の上面に付着される。RFIDタグラベルがスライド上のどこに取り付けられるのかを示す表示を与える1つの情報ロケータ手段は、スロットまたはマーカであってよい。マーカは、RFIDタグラベルの形状をなぞる突起物、境界線または4つの角であってもよい。
別の実施形態で、顕微鏡スライドは第1情報が書き込まれる前に、付着されたRFIDタグラベルをすでに有していてもよい。
上述のように、本発明による方法は、第1情報と第2情報媒体の識別データとを、RFIDタグの中に保存することによって、および層77上に印刷することによって複製してもよい。これによって、スライドにRFIDタグラベルを貼る人は、適切なRFIDタグラベルがスライドに貼り付けられていることをチェックすることができる。一旦RFIDタグラベルが適切なスライドに貼り付けられると、ある人がタグ読み取りデバイスを持っていない場合、その人は単に層77上のデータを読むことによって、スライドを取り出すこともできる。図6aを参照すると、インタフェースの縦置きツールバーは書き込みおよび印刷動作の間、使用停止となっている。任意で、動作の進行度を説明するボックスがスクリーン上に現れてもよい。一旦トレイ中のすべてのスライダの書き込みおよび印刷が完了すると、ツールバーは再び使用可能となる。トレイの選択が行われずに、ユーザが「ラベルプリンタへ送信」ボタン67を押す場合、ボックス66でトレイの選択をユーザに促すメッセージボックスが表示される。
RFIDリーダ/ライタプリンタを使用した第1情報の第2情報媒体への書き込みの代替となるものは、データベース中で第1情報を第2情報媒体と関連付けることであり、第2情報媒体は識別データのみを保存する。
本発明による方法は、トレイに取り付けられた第3情報媒体を印刷するために、同一または異なるRFIDリーダ/ライタプリンタを使用する。第3情報媒体は電子的に可読である、好ましくはRFIDタグであり、トレイに載せられた1つまたは複数のスライドの第1情報を保存することを目的としている。RFIDリーダ/ライタプリンタは、局所データベースからの1つまたは複数のスライドの第1情報をRFIDタグに書き込む。またプリンタは第3情報媒体、すなわちRFIDタグの固有の識別番号から識別データを読み取る。第3情報媒体の識別データはデータベース17へ送信され、ここでデータは第1情報、および第2情報媒体の識別データと対応して保存される。
代替実施形態で、RFIDタグは最初に識別データを保存しない。その場合、RFIDリーダ/ライタプリンタは、識別データがデータベース17へ送信される前に、RFIDタグの中に1つまたは複数のスライドの第1情報だけではなく識別データも書き込む。
プリンタは、トレイ名とRFIDタグ識別データとをRFIDタグラベルの層77上に印刷してもよい。RFIDタグラベルはその後、上述のラベルアプリケータを使用して自動的にトレイに取り付けられるか、または手によって取り付けられる。RFIDタグラベルがスライド上のどこに取り付けられるのかを示す表示を与える1つの情報ロケータ手段は、スロットまたはマーカであってよい。マーカは、RFIDタグラベルの形状をなぞる突起物、境界線または4つの角であってもよい。別の実施形態でトレイは、トレイ上の1つまたは複数のスライドの第1情報が書き込まれる前に、取り付けられているRFIDタグをすでに有していてもよい。
図4bと同様に、図6dは、以前にトレイおよび対応するスライドのためのRFIDタグラベルの書き込みおよび印刷が実行されている、本発明の装置に関連したデータベースの構造を基本的な方法で例示する表を示す。「エクスポート準備完了」トレイデータのブーリン値はここでは「1」であり、これはトレイが「エクスポート準備完了」であることを意味している。トレイおよび関連したスライドの「RFID」識別データは、局所データベースの中で更新されている。
再び図6aを参照すると、ユーザがデータベース17から1つまたは複数のトレイに関連したデータをアーカイブデータベース18に保管したいと思う場合、ユーザはエクスポートアイコン64を選択する。図7aは、ユーザに提示されるインタフェースを示す。このインタフェースは、おそらくはスキャンされており、エクスポートの準備ができているトレイのリストを備えるリストボックス86を含む。対応するRFIDタグ識別データを有するスライドを備えたトレイだけが一覧にされる。リストボックス86に表示される情報は、図6cに示されているように、データベース17から取り出される。このリストボックスは、1つまたは複数のトレイの選択のために構成されている。「エクスポート」ボタン87が押されると、例えばXMLファイルなどの選択された1つまたは複数のトレイに関連したデータは、データベース17からアーカイブデータベース18へエクスポートされる。トレイが選択されずに、ユーザが「エクスポート」ボタン87を押す場合、リストボックス86の中で1つまたは複数のトレイを選択するようにユーザに促すメッセージボックスが表示される。エクスポートされたトレイの更新されたリストは、ユーザに対して利用可能とされることができる。
図7bは、本発明の装置に関連したアーカイブデータベースに保存されるデータを、基本的な方法で示す。このデータは、簡略化する目的でトレイおよびスライドに限定される。このデータはデータベース17から、本発明の装置に関連したアーカイブデータベース18へエクスポートされている。エクスポートされたデータはトレイ名、トレイに関連したRFIDタグの識別データ、トレイの各スライドに関連したRFIDタグの識別データ、および上述の5つの文字数字列である各スライドの第1情報である。
ユーザが図7aの除去アイコン85を選択している場合、図8のインタフェースが表示される。このインタフェースは、データベース17中に保存されたすべてのトレイ名によって配置されるリストボックス96を含む。このリストボックスは、1つまたは複数のトレイの選択のために構成されている。「削除」ボタン97が押されると、システムは選択されたトレイに関連したデータをデータベース17から除去する。したがってリストボックス96はリフレッシュされる。「削除」ボタン97がユーザによって押される場合、確認ボックスが表示されるのが好ましい。また、リストボックス96でトレイが選択されずに、ユーザが「削除」ボタン97を押す場合、1つまたは複数のトレイを選択するようにユーザに促すメッセージボックスが表示される。ユーザ名を備えた削除されたトレイのリストは、ユーザに対して利用可能とされてもよい。
1つの研究に属しているスライドの複数のトレイを含むボックスはまた、RFIDタグラベルに関連していてもよい。そのようなRFIDタグラベルは、RFIDリーダ/ライタプリンタで印刷されてもよい。DDMMYYHHMMSS形式の作成日および研究番号は、タグのメモリに書き込まれ、最終的にタグラベルに印刷されてもよい。
図9a〜14は、本発明のシステムに関連したコンピュータソフトウェアの複数のインタフェースを示す。これらの図は、図1〜8に関して説明されている本発明による方法を使用して、RFIDタグを研究ボックス、トレイおよびスライドと関連付けることの複数の利点を例示する。
端末15上に表示される図9aのインタフェースを使用して、ユーザまたは管理者はスライドの1つまたは複数のトレイを研究ボックスに追加することができるか、または代替として、1つまたは複数のトレイを研究ボックスから除去することができる。このことを行うために、ユーザはボタン110を押すことによって、ボックスのスキャニングを使用可能とする。スキャニングは、例えばボックスがロードされるハンドヘルドのRFID読み取り/書き込みデバイスか、またはRFID読み取り/書き込みプラットフォームを使用して実行される。RFID読み取り/書き込みデバイス(不図示)は、例えば国際規格ISO15693-3で説明されている衝突防止および伝送プロトコルを使用して、タグ間を区別することができる。RFID読み取り/書き込みデバイスは、中央ユニット14に接続されている。これらのRFID読み取り/書き込みデバイスの複数は異なる場所に配置されてもよく、各々が中央ユニットおよびその関連したデータベースに接続されているユーザ端末と関連付けられてもよい。「ボックス名」100、「ボックスRFID」タグ識別データ101、「研究番号」103およびRFIDタグの作成日102は、しかるべく配置される。その後ユーザは「ボックスに記入」ボタン108を押す。システムは、好ましくは1度につき1つ、トレイがロードされるハンドヘルドのRFID読み取り/書き込みデバイスか、またはRFID読み取り/書き込みプラットフォームを使用して、追加されるべき各トレイをスキャンするようにユーザに促す。各トレイがスキャンされた後、「ボックスの内容」リスト107は各トレイ名、対応するRFIDタグ識別データおよびトレイ当たりのスライド数とともに配置される。トレイの総数104およびスライドの総数105は、スキャニングが進行すると更新される。システムは、ボックスおよび/またはトレイが読み取り/書き込みデバイスによって検出されない場合、2つ以上のボックスおよび/またはトレイが検出される場合、またはトレイ上の1つまたは複数のスライドがその特定の研究に属していない場合、エラーメッセージを表示しなければならない。ユーザは、このインタフェースを使用して、別のトレイを対応するボックスに関連付けることによって、後の方の段階で別のトレイを研究に追加してもよい。同様に、ボックスに付着されているRFIDタグラベルのスキャニングが終了すると、そのボックスにすでに関連しているトレイは「ボックスの内容」リスト107の中で一覧にされ、例えばカラーコードを使用してハイライトされてもよい。ボックスに追加しようとしているユーザが、すでに「ボックスの内容」リスト107の中にあるトレイをスキャンする場合、エラーメッセージが表示される。重要なのは、ボックスにすでに関連しているトレイから新たに追加されるトレイを区別するために、「ボックスの内容」リスト107に追加される各トレイがハイライトされることはないということである。
図9aのインタフェースはまた、「ボックスの内容」リスト107の中でトレイを選択し、消去ボタン109を使用することによって、ボックスからトレイおよびその関連したスライドを除去する能力をユーザに与える。トレイの総数104およびスライドの総数105は、しかるべく更新される。ユーザは、「再設定」ボタン112を選択することによって、動作を再設定する能力を有する。特定のトレイに関するさらなる詳細は、はじめに「ボックスの内容」リスト107の中でトレイを選択し、次いで「トレイ詳細」ボタン106をクリックすることによって使用可能とされる。
結果的に、図9bのダイアログボックスがユーザに対して表示される。ボックス114は、「トレイ名」、「トレイRFID識別データ」およびRFIDタグの作成日とともに配置される。ボックス115は研究番号、動物番号、スライド番号、性別/投薬量および染色剤の種類(不図示)の関連したスライドの第1情報とともに配置される。その特定のトレイに含まれているスライドの計数は、「総スライド数」116が自動的に示されることから、簡略化される。
再び図9aを参照すると、一旦ユーザが研究に対応するボックスに1つまたは複数のトレイを追加または除去すると、ユーザは最終的に「完了」ボタン113を押すことによって、ボックスとトレイとの関連付けを完了することができる。RFID読み取り/書き込みデバイスは、追加されたトレイデータをボックスに付着されたRFIDタグラベルのメモリの中に書き込んでもよい。同じデータはまた、アーカイブデータベース18にも保存される。セキュリティのために、最終的にユーザに自分の行為を確認するように尋ねるメッセージが表示される。同様に、アーカイブデータベース18の更新を確認するメッセージが表示される。ユーザには、「レポートの閲覧」ボタン111をクリックすることによって更新レポートを印刷する能力が与えられる。
ユーザまたは管理者は、図10のインタフェースに示されているように、新たに作成されたトレイまたは新たに作成されたスライドに関連したデータを、データベース18へインポートするための能力を有する。このデータは、好ましくはXMLファイルとして保存され、同じ形式でインポートされる。ユーザは「閲覧」ボタン125を使用して、データベース17のXMLファイルを閲覧する。ファイル名123はユーザによって選択される。システムは、アーカイブデータベース18によって保存されることが可能な、有効なトレイおよびスライド情報データをファイルが含むかどうかについて認識することができる。データが無効である場合、ファイルが適切な形式ではないことをユーザに知らせるメッセージがボックス127に表示される。データが有効である場合、システムは、ファイルがうまく読み取られたことをユーザに知らせるメッセージをボックス127に表示する。システムはまた、ファイルに含まれたトレイ数およびスライド数を、それぞれボックス121および122の中に表示する。
XMLファイルがうまく読み取られると、次いでユーザはボタン124を押すことによって、選択されたXMLファイルのインポートを確認し、アーカイブデータベース18の更新を開始することができる。インポートがうまくゆく場合、処置の成功を確認するメッセージボックスが表示される。代替として、ユーザにインポートの失敗を知らせるメッセージボックスが表示される。一旦XMLファイルのインポートが終了すると、ユーザはボタン126を押すことによって、「XMLインポートレポート」を印刷することができる。
システムは、アーカイブデータベースの中でインポートされるファイルが置き換えスライドデータを含むかどうかを認識することができる。ユーザが例えば壊れたスライドを置き換えたいと思う場合に、置き換えデータの入力が役立つ。アーカイブデータベース18内で複数の同一のスライドは認められないので、システムがインポートされたファイル内で、アーカイブデータベース18に保持されているスライドについての同一の研究番号、動物番号、染色剤およびスライド番号を含むスライドを認識する場合、ユーザは、アーカイブデータベース内に保持されているスライドをXMLデータファイルの中の新たな記録と置き換えることか、またはXMLデータファイルの中の置き換え記録を無視して処置を処理し続けることのいずれかを促される。
ユーザは図11のインタフェースを使用して、特定の研究またはトレイが、その研究またはトレイに関連していると思われるすべてのスライドを含むかどうかをチェックする能力を有する。このチェックは、任意のRFID読み取りデバイスを使用してボックスまたはトレイスキャンすることによって、およびスキャンされたデータをアーカイブデータベース18から取り出されたデータと比較することによって行われる。したがって、ユーザははじめに「研究番号」、「ボックス名」または「トレイ名」131を選択する。その後システムはアーカイブデータベースから、関連した研究、ボックスまたはトレイの対応するスライドおよび動物の総数137を取り出す。次いでシステムは、研究ボックスの各トレイの中を一度にスキャンするか、または1つのトレイをスキャンすることをユーザに促す。トレイおよびスライドのリスト134には、トレイ名、トレイRFIDタグ識別データおよび各トレイ上のスライドの総数が記入される。各トレイがスキャンされた後、インタフェースはスキャンされたもの、すなわちスキャニングの間に「見つかったトレイ」の総数133、「見つかったスライド」の総数、および見つかっていないスライドの総数138を表示する。システムは、スキャンされたデータをアーカイブデータベースから取り出されたデータと比較し、完了しているリストのトレイ134をハイライトする。予想外または行方不明のスライドを含むトレイは、例えばカラーコードを使用してハイライトされてもよい。このシステムによって、ユーザは「レポートの閲覧」ボタン139を使用して、チェックレポートを印刷することができる。このシステムは、ユーザが「チェック終了」ボタン140の使用を通じて、チェックを途中で再設定することを可能にする。その後システムは、ユーザが新たなスキャンを実行することに備えて、そのインタフェースをクリアする。
図12のインタフェースを使用して、システムは、ユーザが1つまたは複数の検索基準を満たす特定の研究に関連したすべてのスライドの破損をアーカイブデータベースの中で検索し、それを表示することを可能にする。番号150の特定の研究が手動で入力され、対応するスライドのリストが作成される。ユーザは動物番号、スライド番号、性別、投薬量グループ、染色剤の種類、場所などの1つまたは複数の基準151を選択することによって、1つまたは複数のスライドの検索の範囲を絞ることができる。「検索」ボタン153をクリックすることによって、ユーザは、選択されたスライドデータとともにウィンドウ152の中で検索結果を閲覧する。「履歴」ボタン154をクリックすることによって、ユーザは、1つまたは複数の選択されたスライドの履歴を再検討することができる。ウィンドウ152または異なるウィンドウは、好ましくは経時的な順序で、現在および過去の場所、状態、修正データ、および例えば破損のためにスライドが置き換えられていることを明白に示す情報を詳述する1つまたは複数のスライドの履歴とともに配置される。
図13のインタフェースを使用して、システムは、ユーザが研究所、現場または建物などの異なる場所の間での1つまたは複数のボックス、トレイまたはスライドの移動を記録することを可能にする。はじめに、ユーザはまずアイコン172を押し、RFIDリーダを使用して対応するRFIDタグラベルをスキャンすることによって、ボックス、トレイおよび/またはスライドをスキャンする。スキャニングが終了すると、ユーザはそれらを移動リスト181へ追加し、別のスライド、トレイまたはボックスのためにそのプロセスを繰り返すことができる。1つまたは複数の関連したスライドの詳細は、特には各スライドの実際の場所で、リスト171および181の中で閲覧されることが可能である。システムは、ユーザが1つまたは複数のボックス、トレイまたはスライドにチェックインし、またはそこからチェックアウトすることを可能にする。移動がチェックアウトである場合、ユーザは目的とされる場所を選択することができなければならない。移動が完了すると、システムは、ユーザが「レポート閲覧」ボタン182を使用して移動レポートを印刷することを可能にする。図13aは、15個のスライドを含むトレイが研究所からアーカイブに移動されている、好ましくはXMLファイルである移動レポートの例を示す。
またユーザはいつでも、図14に示されているように、スライドに付着されているRFIDタグに保存されたデータを閲覧することができる。「スキャン」ボタン191を使用して、RFIDリーダ内の1つまたは複数のRFIDタグラベルはスキャンされる。ユーザは1つまたは複数のスキャンされたRFIDタグに関連したデータ190、およびこれらのタグの計数を閲覧することができる。ボックス190で選択された特定のRFIDタグについて、ユーザはRFIDタグの詳細192、対応するスライドの詳細193および第1情報194を閲覧することができる。
本発明に関して説明されたように、RFIDタグをトレイおよびボックスに追加することと同様に、RFIDタグによってスライド上の既存の第1情報媒体を置き換えること、またはRFIDタグをスライドに追加することには複数の利点がある。研究のさらなる処理の間、スライドおよび/またはトレイの追跡および計算はより簡単で、迅速に行われ、より正確なものとなる。また必要とするのは、最小限の人間による介入である。本発明は顕微鏡スライドを手動で操作し、識別し、数を数える必要性を置き換えるだけではなく、データベースへのデータの入力プロセスを簡略化する。
本発明による方法および装置を使用することによって、各スライドの詳細は、自動化されたプロセスおよび/または手動のプロセスを介して局所データベースに入力され、さらに保管される。本発明に関連したコンピュータソフトウェアは、研究ボックス内に含まれたスライドのリストを生成する能力を有し、ボックスからトレイのレベルまで、1つおよび/または複数のスライドを検索する能力をユーザに提供する。このコンピュータソフトウェアは、実際にスキャンされたスライド数の計数をユーザに提供し、存在していない任意の予想されるスライドの詳細を提供することができる。ユーザは、例えばスライドが壊れている場合に、システム内でスライドの状態を変更する能力を有する。この能力はデータベースに置き換えスライドを付加し、新たなスライドと壊れたスライドとの関係をマークすることができる。スライドの移動履歴および変更の理由などの、入力された元々のデータの任意の変更は、データベースに入力されることも可能である。フィルタを使用して研究を検索する機能が提供される。また、スライドの場所または研究ボックスの内容についてのレポートを作成し、別の現場または別の局所の現場へ報告を行うために、スライドのリストを作成する能力も提供される。
本発明に関して、タグリーダ/ライタモジュールを顕微鏡の中に組み込むことによって、さらなる情報が局所的にスライドのRFIDタグに追加されてもよいので、病理学者がスライドを閲覧するための設定を行っている間に、その人の端末はスライドから読み取られた情報を処理し、観察および/または診断を入力することができる適切なアプリケーションを開く。同様に、後でスライド上に置かれる組織サンプルを得る目的で、組織の薄片をカットするために使用されるミクロトームに、タグリーダ/ライタモジュールが取り付けられてもよい。これはスライドが、それらに関連した組織サンプルの適切な詳細を有することを確実にする。
上述の実施形態は、本発明の解説用の例として理解されるべきものである。本発明のさらなる実施形態が想像される。例えば、本発明は様々なサイズおよび様々な情報媒体を有する顕微鏡に適用されてもよい。例えばサンプルは生物学的サンプルであってもよいが、代替として顕微鏡検査に適しているか、またはそれが必要とされる任意のその他の形態のサンプルであってもよい。サンプルは例えばミクロトーム片など、任意の検査のために都合のよい形態であってもよい。トレイには24よりも多いか、またはそれよりも少ない数のスライドが載っていてもよく、トレイはロボットプラットフォームに自動的にロードされ、そこからアンロードされてもよい。また、1つのスキャンサイクルの中で複数のトレイがスキャンされてもよい。RFIDタグはアクティブタグであり、異なる周波数で動作してもよい。本発明はまた、組織カセットなどのその他の生物学的サンプルキャリア、摘出された組織片を含む袋、組織サンプルのビニール袋を含む箱、組織がポリマーブロックに埋め込まれる前の組織サンプルを含むサンプルボトル、または組織学、細胞学および生医学調査の研究所で使用されるポリマーブロックホルダに適用されてもよい。最終的に、データはXMLファイル以外のファイルのデータベースおよびアーカイブデータベースに保存されてもよい。
任意の1つの実施形態に関して説明された任意の特徴は、単独で使用されても、または説明された別の特徴との組み合わせで使用されてもよく、また任意の別の実施形態の1つまたは複数の特徴の組み合わせで、または任意の別の実施形態の任意の組み合わせで使用されてもよい。さらに、上で説明されていない等価物および変更形態もまた、添付の特許請求の範囲の中で定義される本発明の範囲から逸脱することなく用いられてもよい。
Claims (28)
- サンプルキャリアの部分を形成する、光学的に可読の第1情報媒体から、電子的に可読の第2情報媒体へ情報を転送することによって、生物学的サンプルキャリアをマークする方法であって、
(a)前記第1情報媒体から第1情報を判定するステップと、
(b)前記第1情報を前記第2情報媒体に関連させるステップと、
(c)前記サンプルキャリアに取り付けられている前記第2情報媒体を用いて、前記サンプルキャリアを保存するステップとを含む方法。 - ステップ(b)が、前記第1情報を前記第2情報媒体へ書き込むことを含む請求項1に記載の方法。
- ステップ(b)が、
(d)前記第1情報をデータベースに保存するステップと、
(e)前記第2情報媒体から識別データを読み取るステップと、
(f)前記識別データを前記第1情報と関連させて前記データベースに保存するステップとを含む請求項1または2に記載の方法。 - 前記1つまたは複数のサンプルキャリアがトレイ上に配置されており、
(g)前記トレイ上の前記1つまたは複数のサンプルキャリアの前記第1情報を、電子的に可読の第3情報媒体に関連させるステップと、
(h)前記トレイに取り付けられた前記第3情報媒体を用いて、前記トレイを保存するステップとをさらに含む請求項1から3のいずれかに記載の1つまたは複数のサンプルキャリアをマークする方法。 - (i)前記第3情報媒体から識別データを読み取るステップと、
(j)前記第1情報および前記第2情報媒体の前記識別データに関連させて、前記第3情報媒体の前記識別データを前記データベースに保存するステップとをさらに含む請求項3および4に記載の方法。 - (k)前記データベースに保存されている前記第1情報のうちの少なくとも一部を、前記第2情報媒体上に印刷するステップをさらに含む請求項1から5のいずれかに記載の方法。
- ステップ(b)、(e)、(g)、(i)および(k)が、少なくともデータの読み取りおよび書き込み手段とを有する印刷デバイスによって実行される請求項6に記載の方法。
- 前記第2および/または第3情報媒体が、無線周波数識別タグである請求項1から7のいずれかに記載の方法。
- 前記印刷デバイスが、無線周波数識別タグの読み取りおよび書き込み手段を有する請求項7または8に記載の方法。
- ステップ(a)が、前記第1情報媒体のイメージを取り込み、前記取り込まれたイメージから前記第1情報を判定することによって実行される請求項1から9のいずれかに記載の方法。
- ステップ(b)で、さらに識別データが前記第2情報媒体に関連している請求項1から10のいずれかに記載の方法。
- ステップ(g)で、さらに識別データが前記第3情報媒体へ書き込まれる請求項1から11のいずれかに記載の方法。
- ステップ(c)で、前記第2情報媒体が前記第1情報媒体の上部に付着されている請求項1から12のいずれかに記載の方法。
- 電子的に可読であり、サンプルキャリアに付着可能であるか、または付着されている第2情報媒体を用いて、サンプルキャリアの部分を形成する、光学的に可読の第1情報媒体から情報を転送することによって、生物学的サンプルキャリアをマークするための装置であって、
(a)前記第1情報媒体から第1情報を読み取るためのリーダと、
(b)前記第1情報を前記第2情報媒体に書き込むためのライタとを備えた装置。 - (c)前記第2情報媒体から識別データを読み取るためのリーダと、
(d)前記第1情報媒体と対応させて、前記第1情報と前記第2情報媒体の前記識別データとを保存するためのデータベースとをさらに備えた請求項14に記載の装置。 - 1つまたは複数の生物学的サンプルキャリアを含むトレイを抑えるためのトレイホルダを有し、
(e)前記トレイの前記1つまたは複数のサンプルキャリアの前記第1情報を、電子的に可読であり、前記トレイに付着可能であるか、または付着されている第3情報媒体に書き込むためのライタをさらに備えた請求項14または15に記載の装置。 - (f)前記第3情報媒体から識別データを読み取るためのリーダをさらに備え、データベースが、前記第1情報と前記第2情報媒体の前記識別データとに対応させて、前記識別データを保存するように適合されている請求項16に記載の装置。
- (g)前記データベースに保存された前記情報媒体の前記第1情報および/または対応する識別データを、前記第2情報媒体上に印刷するためのプリンタをさらに備えた請求項17に記載の装置。
- 前記リーダおよび/またはライタが、無線周波数識別タグ上で動作するための手段を有する請求項18に記載の装置。
- 第1リーダが、前記第1情報媒体のイメージを取り込むため、および前記取り込まれたイメージから前記第1情報を判定するためのコンピューティング手段を含む請求項14から19のいずれか一項に記載の装置。
- 端末を含む請求項14から20のいずれか一項に記載の装置。
- 請求項1から13のいずれかの方法を制御するように適合されたコンピュータソフトウェア。
- 第1情報媒体と第2情報媒体とを含み、前記第1情報媒体が前記第2情報媒体とは異なる種類であり、サンプルを受け取るための部分を有する生物学的サンプルキャリア。
- 前記第1情報媒体が光学的に可読であり、前記第2情報媒体が電子的に可読であり、前記サンプルキャリアに付着可能であるか、または付着されている請求項23に記載の生物学的サンプルキャリア。
- 前記第2情報媒体が無線周波数識別タグである請求項23または24に記載の生物学的サンプルキャリア。
- 前記サンプルキャリアが、スロットまたはマーカであることが可能な1つの情報ロケータ手段を備えた請求項23から25のいずれかに記載の生物学的サンプルキャリア。
- 1つまたは複数の生物学的サンプルキャリアを含有する容器であって、前記容器と前記1つまたは複数の生物学的サンプルキャリアとが無線周波数識別タグを備えた容器。
- 1つまたは複数の容器を含有する研究ボックスであって、前記ボックスと前記1つまたは複数の容器とが無線周波数識別タグを備えた研究ボックス。
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