JP2009500631A - テレセントリック軸上の暗視野照明で実施される光学系の最適化使用と性能 - Google Patents

テレセントリック軸上の暗視野照明で実施される光学系の最適化使用と性能 Download PDF

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Abstract

半導体ウエハなどの平面鏡のような物体(102)を画像化するために提供されるシステム(系)および方法。一実施例では、平面反射物体(102)の欠陥を画像化する結像システム(100)は、光収差が実質的に修正されるに十分な非球面を有するテレセントリックレンズ(110)を含む。結像システム(100)は、また開口が設けられたテレセントリック絞り(116)を含み、該絞りは欠陥から反射した光が開口を通過することを許すが平面反射物体(102)から反射した光を阻止する。結像システム(100)は、さらにレンズ群(108)を含み、該レンズ群は、該レンズ群とテレセントリック絞り(116)との間に置かれたシステム絞りを有する。レンズ群(108)は、テレセントリックレンズ(110)から独立的に前記光収差を実質的に修正されている。
【選択図】図1A

Description

本発明は、結像光学システムおよび関連する照明システムに関する。より詳細には、本発明は、テレセントリック軸上の暗視野照明を改善するシステムおよび方法に関する。
大部分が平面であり、鏡面のような(平らで光る)半導体製品の類がある。平面および鏡面からのわずかなずれを適正なコントラストで画像化するように、これらのデバイスを画像化することがしばしば必要になり、あるいは望ましいことがある。そのような製品の類の一つは、とりわけ、ウエハ番号と製造業者を示す索引が設けられた半導体ウエハである。これらの索引はウエハの表面の欠陥であり、一般的には、レーザエッチングされた穴の行列である。これらの索引は「ソフトマーク」として従来知られている。これらのマークは、製造工程に沿って様々なステップでコードを読むために画像化される。
半導体ウエハが、シンギュレートされた(一般的にソーおよび/またはレーザにより個々の矩形のデバイスにカットされた)後、小さなチップ毎のエッジや時間と共に伝わり早期装置故障を引き起こすクラックについて検査することは必要でありあるいは望ましい。これらの検査工程は、自動化されており、必要な検査、測定および検証を行うようにプログラムされたデジタル電子計算機との組み合わせで、電子画像処理カメラを使う。
一般的に暗視野照明は、当業者に従来よく知られている技術であり、特に、鏡面体の上の欠陥の検査に有用である。暗視野照明の定義は、照明源の特性、対象物と観察者すなわちカメラとの両者に関するその位置、および照明を受ける対象の特性に依存する。暗視野照明の定義に合致するために、対象物へ入射する照明の大部分が、観察者すなわちカメラの光学開口に入らない一方向または複数の方向に反射されないことが必要である。暗視野照明は、光の大部分が直接にカメラへ向けて反射される明視野照明に対比される。
暗視野照明は、光源がカメラと対象物との間の線への角度で該対象物を指すように、光源を置くことによって達成することができる。この角度は、対象物が光を拡散させる角度よりも大きくなるように選択される。対象物が全体的に拡散反射特性を有すると、前記角度は、対象物が拡散反射によって入射照明を拡散する半角よりも大きくなるように選ばれる。対象物が、鏡のようであるなら(例えば、対象物が、入射照明を小さな角度を超えて、または非常に低い効率で、またはその両方で、拡散させるなら)、前記角度は、非常に小さく選択される。
照明源は、対称にすることが望ましい。この場合、前記照明源は、環状の形に製造されて光軸に同軸に配置され、あるいは多数の光源が環状の形に配列されるであろう。この環の直径および対象物への近さが、対象物に入射する照明の角度範囲を決める。そのような光はリング光として当業者に知られており、「ハイアングル(high angle)」または「ローアングル(low angle)」であるように種々に設定される。
ある対象物を画像化する際に、表面の実質的に平面や鏡とは異なる小さな特徴を強調することが望ましい。これらは、ソフトマークやシンギュレートされたデバイスのエッジを含む。これを達成するために、照明源の画像系への直接的な反射を引き起こすことなく(例えば狭角を選ぶ)、可能な限り画像系の軸上で照明源を近づけることが必要である。これを達成する有効な方法は、現在知られているように、バフルを用い、照明源、対象物、バフルおよび画像系間で、特定の配列を提供することである。
機械視覚システムおよびウエハ識別(ID)システムの設計で、設計者(例えばシステムエンジニア)は、一般的に多くの設計妥協をする。例えば、レンズ口径を大きくすると、システムの限界分解能は一般的により高くなり、システムは一般的により効率的になるであろう。より効率的なシステムは、それほど感度またはゲインをイメージセンサに要求せず、システムはそれほど照明系からの光を要求しない。照明系がそれほど光を要求しないなら、電源システムにかけられる要望は、より少なく、熱の放散はより少ない。熱放出は、一般的に、コンパクトなパッケージングを達成する設計目標の達成の上で、大きな障害となる。
逆に、システム口径を小さくすると、システムの限界分解能は減し、いくつかの収差は減少し、焦点深度は増大し、感度および/またはゲインについてイメージセンサに非常に重要な要求がなされ、また、実質的により多くの光を提供するために、照明系に非常に重要な要求がかけられる。照明系への要求は、電源システムに負担をかけ、したがって、コンパクトなパッケージ中での熱散逸の問題を悪化させる。
従来、オレゴン州、ポートランドに所在のElectro Scientific Industries 社、本特許出願(例えばScribeView(商標)型式1から5P)の譲受人およびその本業界の他社(例えば、マサチューセッツ州、ナチックのCognex Corp.社および日本国、東京のKowa Co.,Ltd.社)によって製造された前の世代を含む市販のウエハID読み取りシステムは、約±1mm以下の作動距離範囲(対物空間の焦点深度)の光学系を使用した。そのようなシステムは、使用可能ではあるが、作動距離への僅かな変更のためにさえも、レンズの焦点位置への調整および/またはウエハID読み取り装置の位置調整をユーザに要求する。前記作動距離は、例えば、対象物の厚さが変わるなら、あるいはウエハのID読取りシステムにウエハを表示するロボットシステムに不正確があれば、変わる。
一定の配置でのウエハIDシステムのための作動距離の範囲が約±1mmより広がれば、望ましいであろう。この範囲を1桁広げることができれば、前記システムの焦点合わせおよび設定は、既存のシステムに比べて重要ではなくなるであろう。例えば、現システムは、一般的に、ユーザが像を電子的に観察することができ、電子的に提供された像を観察しながら、焦点調節または位置変更を行うことができる逐次手続に従って、パワーアップされた状態でシステムの配置および焦点合わせを必要とする。ユーザは、一般的に、満足する像が得られるまで調整する。作動距離範囲を約±10mmに広げることができれば、ウエハIDシステムが適切な作動距離を決定するために簡単な定規を使用して非パワーアップ状態にある間にウエハを設置することができる。
さらに、既存のシステムで、約1mmの作動距離を変化させるプロセス変動は、一般に、例えばレンズ焦点バレルを回すかまたは焦点調節ねじを回すことによって、前回の作動距離を再現すべく前記プロセスを調整するか、あるいは前記ウエハIDシステムの焦点調整を調整するために、ユーザ介入を必要としている。ほんの数ミリメートルの作動距離の変更を結果として生じる小さなプロセス変動をユーザの介入なしでウエハIDシステムに適応させることができれば、それは望ましいであろう。
ここに開示された実施例は、半導体ウエハのような平面鏡のような物体を結像するための方法およびシステム(系)を提供する。一実施例は、平面反射物体上の欠陥を結像するための結像システムが、テレセントリックレンズであって光学収差が実質的に修正されるに十分な非球面の表面を有するテレセントリックレンズを含む。前記結像システムは、また、前記平面反射物体からの反射光を阻止するが、前記欠陥からの反射光の通過を許す開口を有するテレセントリック絞りを含む。前記結像システムは、また、第2のレンズの群であって該第2のレンズの群と前記テレセントリック絞りとの間に配置されるシステム絞りを有し、前記テレセントリックレンズから独立して前記光学収差が実質的に修正された第2のレンズの群を含む。
一実施例では、テレセントリック軸上の暗視野(TOAD)照明装置は、中心点に関して放射状に配列された第1の照明源円形アレイを含む。前記第1の円形アレイは前記中心点から第1の半径に配置される。前記TOAD照明装置は、また、前記中心点に関して接線方向に配列された第2の照明源円形アレイを含む。前記第2の円形アレイは、前記中心点から第2の半径に配置さえる。一実施例では、前記第2の半径は、前記第1の半径より長い。
一実施例では、方法がテレセントリック軸上の暗視野(TOAD)照明装置を実質的に鏡面に位置合わせするために提供される。前記TOAD照明装置は、複数の同心照明アレイを有する。前記方法は、強烈な明るさのエリアが前記鏡面の像の第1の側から実質的に取り除かれるまで第1の方向で前記TOAD照明装置と物体面との間の入射角を調整し、調整された入射角を第1の測定結果として記録することを含む。前記方法は、また、高輝度領域が前記鏡面の像の第2の側から実質的に取り除かれるまで前記第1の方向と反対の方向で前記TOAD照明装置と前記物体面との間の入射角を調整し、再調整された入射角を第2の測定結果として記録することを含む。前記方法は、さらに、前記第1の測定結果と第2の測定結果間のおおまかな差に従って前記第1の方向のために位置合わせされた入射角を決定することを含む。
一実施例では、半導体ウエハの像を写すための結像システムは、ウエハを照明するための手段と、感知手段に前記ウエハの像を提供するための手段とを含む。前記感知方法に像を提供するための手段と、前記ウエハとの間の距離によって作動距離が決まる。前記結像システムは、さらに、前記作動距離が約±10mmの範囲を越えて変化したときに像の焦点を維持する手段を含む。
さらなる態様および利点は、添付の図面を参照しての以下の詳細な説明により、明白になるであろう。
システムと方法は、結像している表面の平面性すなわち鏡面性からの逸脱が強められたコントラストで再生されるように、主な平面のそして鏡のような表面像を照明し、また形成するために提供される。一実施例によれば、増大した作動距離範囲は、結像している表面の影響変動値および/または表面と同定(ID)システムとの間の距離における影響変動値に相当するように、提供される。
さらに、あるいは他の実施例では、照明源の同心円状の円形アレイは、それぞれのアレイの直径を増大させずに、増加した照明のために配置される。一実施例では、方法は、入射角を減少させるように、同心円状の照明アレイを結像される表面にあわせるために提供される。さらに、または他の態様(実施例)では、システムの倍率が、前レンズおよび後ろレンズの両群を交換せずに、変えることができるように、システムは、摂動について独立してよく修正される前レンズおよび後ろレンズの群を含む。
ここに記載の実施例は、物体を同軸対称の狭い角暗視野照明で照明するためにテレセントリックレンズを利用する。この照明技術は、特に、平面鏡のような物体の上の強調表示する小さな特徴または欠陥に適している。そのような物体の具体的な例は、シリコンウエハを含む。欠陥は、シリコンウエハの上の柔らかいソフトマーク記号および/またはチップスケール機器の上のエッジ凹凸を含むかもしれない。
光源はテレセントリックレンズに向けて環状の円錐光線を提供する。テレセントリックレンズは、光線が平行であり物体に直角になるように、光線を実質的に平面鏡の物体に向けて方向を変える。平面鏡のような物体の特性は、入射角に相補的な角で光を反射する。したがって、この場合、光は物体の表面に直角に反射される。反射すると、光線は、像射線としてここに参照される。像射線は、実質的に平面鏡のような物体から逆反射されて、テレセントリックレンズを通してそれらが発した点と正反対に転送される。
前記システムは、テレセントリック絞りに、実質的に、どの光もカメラを通過しないような光源と一致している中心的な口径を提供する。しかし、鏡面に欠陥があれば、光は妨害され、おそらく光のある部分はテレセントリック絞りの口径を、またカメラの上を通過するであろう。
次に、同様な素子に同様な参照符号が付された図を参照する。明確にするために、参照数字の最初の桁は、対応する素子が最初に使われる図番を示す。以下の説明で、多数の具体的な詳細は、ここに開示された実施例についての完全な理解のために提供される。しかしながら、当業者は、実施例が1以上の具体的な詳細なしに、または他の方法、要素または材料によって行なうことができると理解するであろう。さらに、場合によっては、実施例の特徴を覆い隠すのを避けるために、よく知れられた構造、材料または動作を詳細に示したり説明したりはしない。さらに、記載された特徴、構造または特性は、1つ以上の実施例の中のどのような適当な方法によっても組み合わせることができる。
ウエハIDシステムは、米国特許第6,870,949号明細書(以下、'949特許と称す。)中で説明されている。物質的なまたは光学式の調整を必要とせずに、固定された配置のための作動距離範囲を大きく(例えば約10倍に)拡張し、システムの倍率を変更することを簡素化する追加の特徴を含むために、ここに開示されているいくつかの実施例は、'949特許を修正する。考察のために、'949特許の図3および5は、ここに図1Aおよび1Bとしてそれぞれ示され、考察されている。
図1Aは、平面物体102を結像するための光学式の画像システム100の一部分を破断する部分的な図である。平面物体102は、例えば、事実上鏡のようなシリコンウエハから成る。シリコンウエハは、一般的に、ソフトマーク(図示せず)などの欠陥を含む。従来技術で知られているように、ソフトマークは、レーザエッチングによるピットの集合からなり、それがエッチングされた特定のシリコンウエハについての情報を提供する。シリコンウエハは、また一般的に多数の半導体デバイスを含む。本開示がシリコンウエハの検査、特にソフトマークの像を映すことで説明されるが、本開示が他の平面物体の像を映すことに等しく適用範囲を有することが理解できよう。例えば、半導体デバイスがシンギュレート(singulated)されるとき、ここに開示された実施例に従って、それらは角欠けのために検査することができる。
図1Aに示された光学式の画像システム100は、後ろの群108およびテレセントリック視野レンズ110としてここに参照された1対のレンズ群を含む。後ろレンズ群108とテレセントリック視野レンズ110の両方の適切なレンズの一供給元は、ニュージャージ州、バーリントンのEdmund Optics Inc.社である。後ろレンズ群108とテレセントリック視野レンズ110は、以下でより詳しく説明するように、ソフトマークのような欠陥の像113を1つのカメラ114に導くために、共に作用する。カメラ114は、好ましくは電荷結合素子(CCD)または相補形のMOSトランジスタ(CMOS)タイプのセンサを含むデジタルカメラである。
後ろレンズ群108は、矯正対物レンズの集合によって定義され、入射ひとみ109を含む。後ろレンズ群108は、好ましくは歪曲収差が小さく、カメラ114に合った十分な解像力を有する。後ろレンズ群108は、使用されるカメラ114のタイプによって異なることが理解できよう。ここに開示された一実施例では、以下で記載されるように、後ろレンズ群108とテレセントリック視野レンズ110とは、そのいずれの一方も、他方の性能に影響を及ぼさずに取り替えることができるように、それぞれ独立して収差を充分に矯正される。
テレセントリック視野レンズ110が、物体102の平面に沿った物体のテレセントリック像を描くために、テレセントリック視野レンズとして作用することは理解されている。換言すれば、光線は、それらがテレセントリックレンズ110を出るとき、互いに平行であり、物体102の平面に好ましくは直角である。光源118によって照明されるとき、テレセントリックレンズ110およびレンズ群108はカメラ114で像113を形成すべく作用することが理解されている。テレセントリックレンズ110は、軸111およびテレセントリック口径または焦点を含む多くの定義特性を有する。図1Aで示すように、テレセントリック視野レンズ110の焦点は後ろレンズ群108の入射ひとみ109に一致する。軸111はシステム(系)100のための光軸を定義し、後ろレンズ108およびカメラ114が同軸111に配置されている。
光源118は、テレセントリック視野レンズ110の軸111と同軸の狭角照明を提供するために配置されている。図1Aは、軸111に沿った光源118の1つの位置決めを物理的に示す。しかしながら、'949特許に開示されているように、光源118が光学的に等価な方法で軸111から離れて物理的に配置することができることは理解される。例えば、'949特許の図6は、ここで図1Aに示された実施例と光学的に等しい光源118の異なる位置を示す。光学的等価は、テレセントリック視野レンズ110の軸111に沿って置かれた一部を反射するミラーまたはビーム分割器(図示せず)を用いて達成できる。前記ビーム分割器は、テレセントリック視野レンズ110の軸111に直角に光源118を配置することを可能にする。
テレセントリック絞り116は、後ろレンズ群108とテレセントリック視野レンズ110との間に置かれる。テレセントリック絞り116はテレセントリック視野レンズ110の軸111に在る。テレセントリック絞り116は、好ましくは、後ろレンズ群108の入射ひとみ109に最も近く置かれる。テレセントリック絞り116は、好ましくは、中心開口117を含む物理的な光学絞りである。開口117は、また、テレセントリックレンズ110の焦点に最も近く置かれる。
図1Bは、図1Aに示された光学画像システムで使用可能な照明源118の平面図である。図1Bに示された照明源は、プリント基板121に実装された多数の発光ダイオード(LED)120の大多数を利用した環状の光源から成る。一実施例では、プリント基板121がテレセントリック絞り116として作動することが理解されよう。プリント基板121は、少なくともテレセントリック絞り116の口径117と同程度の大きさの開口121Aを含む。
虹彩絞り口径がテレセントリック絞り116と共に使用される場合、開口121Aは、少なくとも利用可能な最も大きな口径設定と同程度に大きい。LED120は、図示のとおり、内側円形群119Aと、外方円形群119Bとに構成されている。内側群119Aと外方群119Bとが物体102への僅かに異なる狭角照明を提供することが理解される。内側群119Aおよび外方群119Bは、物体102の性質に応じて、同時にまたは交互に照明することができる。追加のLED120の円形群を設けることができることは理解される。
光学式画像システム100の欠陥のタイプへの感度は、主としてテレセントリックレンズ110と、光源118直径との間の焦点比で決まる。この感度は、例えば、光源118の内側群119Aと外方群119Bとの直径差の選択によって調整することができる。代わりに、この感度は、テレセントリック絞り116の開口117の直径を選択的に調整することにより、調整することができる。開口117は、システム100のために調整可能な焦点比を提供する虹彩絞りを使用することによって調整することができる。
動作中、光源118は、光線128、130が物体102の近傍に焦点を合わせ実質的に相互に平行になるように、光線128、130をテレセントリック視野レンズ110へ向けて投射する。光線128、130は環状円錐に投射され、テレセントリックレンズ110を通るので、平行になることが理解される。光線128、130は、画像形成光線122、124、126として、物体102から反射される。光線128、130が物体102の鏡面部分から反射する場合、画像形成光線122、126はテレセントリック絞り116に当たり、後ろレンズ群108に入らないであろう。特に、画像形成光線122、126は、鏡像としてそれらの原点に戻る環状円錐照明を作るために、実質的に平らな鏡面から逆反射される。しかしながら、光線128、130の一部が欠陥から反射されると、画像形成光線124は、テレセントリック絞り116の開口117を通過し、それらが後ろレンズ群108によって焦合され、カメラ114で像113を形成する。
光学画像システム100は、必要であれば、光軸111と暗視野照明の狭角との間の角度を明視野照明になるポイントまで任意に小さく調整することができる。さらに、システム100の感度は、照明の異なる径を選択することにより、あるいはテレセントリック絞り116の開口117を調整することにより、調整することができる。さらに、カメラ114の視界の全視野を使うことができ、システム100は視界全体にわたって完全な円対称を提供する。
A.焦点深度の増大
先に論じたように、ここに開示した実施例は、物質的または光学的な調整を必要とすることなしに光学画像システム100の固定配置を可能とするために、作動距離範囲を広げる。一般に、カメラシステムの画面の誤焦点の程度は、等式によって表すことができる。
Figure 2009500631
ここで、φは焦点のぼけ、Aは開口の線寸法、λは光の波長、fはレンズの焦点距離およびsは添え字で示されるようにレンズからそれぞれ物体面(s)および画像面(s)までの距離である。
前記システムで固定値になる変数を定数xおよびyにグループ化すると、この式を次式のように簡素化することができる。
Figure 2009500631
支配的な要因は、前記開口寸法と、もちろんs0の偏差である。なお、システムの焦点が合うためには、y=1/sであり、またφは零になる。上記の式は、前記開口および前記作動距離偏差を画像面の焦点ぼけに関係付ける。これは、システム倍率mの自乗を乗算することにより、物体平面での焦点のぼけ、ω、に次のとおり関連が付けられる。
Figure 2009500631
所定の視界のために、システム倍率mは、センサの寸法(フォーマットとしてまた知られている)によって決定される。センサが小さくなるほど、システム倍率mは小さくなり、作動距離の与えられた変化に対する焦点のぼけのパラメータはますます小さくなる。
1つの解決法は、非常に小さな開口(その結果、Aが非常に小さな数になる)および非常に小さな撮像装置(その結果、mが非常に小さな数になる)を選び、これにより、積Aを最小化し、物体距離の所定の変化に対する焦点のぼけを最小化することである。しかしながら、システムのパワー効率は開口と関連している。簡素化し形式では、物体を照明する放射エネルギーの一部を合焦する光学系の効率Tは、例えば、正方形の開口の長さ寸法への焦点面での結像センサへ入射する放射エネルギーに関連する。
Figure 2009500631
したがって、焦点深度(およびそれゆえ作動距離の範囲)を増大させるためにAを任意に減らすことは、像から有益な情報を再生するには暗すぎることになるであろう点に光パワーを伝えることから、光学系の効率を減少させる。
図1Aは、平面物体102の上面と、テレセントリック視野レンズ110の前面との間の作動距離132を示す。当業者は、この開示から、これに代えて、作動距離132が、平面物体102の上面と、例えば光学画像システム100の外方筐体134の底との間の距離であると定義できることを認めるであろう。光学画像システム100の物体空間の焦点深度は、像113がなお実質的にカメラ114の焦点にあるように、作動距離132を変える(例えば作動距離範囲)ことができる距離の範囲である。
より大きな作動距離範囲は、光学画像システムの焦点を再び合わせる必要なく、単一の平面物体102での厚さの変化または連続した平面物体間の厚さ変化を許す。さらに、より大きな作動距離範囲は、実質的に焦点を維持できる適切な作動距離132をユーザが(例えば簡単な定規測定によってまたは目視によって)推定することを可能にする。
ここに開示された一実施例では、作動距離範囲は約±10mmである。そのような一実施例によれば、カメラ114の結像面は、システム倍率mを減少させるように、比較的小さく選ばれる。一実施例では、結像面の長さおよび幅は、それぞれ約2.5mmおよび約5.5mm間の範囲にあるように選ばれる。実施例では、結像表面は、幅が約2.88mmであり長さが約4.51mmである。比較として、標準の撮像装置(例えば、オレゴン州、ポートランドのElectro Scientific Industriesから入手可能なScribeRead5Pの画像システムの撮像装置)は、幅が約4.8mm、長さが約6.4mmである。
さらに、カメラ114は、比較的高感度有するものが選ばれる。これにより、システム効率Tを低減する影響は、減らされるか、あるいは最小化される。カメラ114としての使用に適したセンサは、例えば、Micron社で製造され、従来多く使われているCCD撮像装置に比較されるCMOSを使う。一実施例では、カメラ114は、アイダホ州、ボイジーのMicron Imaging社のモデルMT9V022を含み、約550nmの波長で約2.0V/ルクス秒の感度を有する。ここで、Vはボルトであり、ルクス秒は照度と時間との積である。当業者は、緑色光が約550nmの波長を有し、感度が他の可視波長よりも低いと認めるであろう。
一実施例によれば、約±10mmの作動距離範囲を達成するために、照明源118は、大きな光量を提供するように構成される。LED120は、非常に高い輝度を提供するために選ばれる。一実施例では、LED120は、イリノイ州、パラタインのLumex Inc.社からのモデルSML-LX0402SICを含み、約20mAで約140mcd(ミリカンデラ)の明るさを有する。一実施例では、LED120は、できる限り多くのエネルギーを捕獲して使うためにレンズ化されている。さらに、または他の実施例では、LED120は、高い輝度レベルを得るために、非常に大きな電流でパルス駆動されている。高輝度照明を得るための技術が以下に記載される。
一実施例では、カメラ114のために小さな結像面を選び、高感度のカメラ114を選び、また非常に高い輝度のLED120を選ぶことにより、前記したように、光学系に通常のf/5.8に対し、f/12の焦点比および約0.14倍の小さなシステム倍率が得られる。なお、f/12システムは、f/5.8に比較して4分の1のエネルギを通過させるが、これは光学画像システム100が4倍を超えるパワフルさおよび/または効率となるバランスを要求する。
B.照明パッケージの配置
テレセントリック軸上の暗視野(TOAD)照明、すなわち暗視野照明法は、物体102を照明するために伝えられる光量に比べて物体102から反射する少ない割合の光が捕獲されるので、相対的に非能率な照明方法である。したがって、暗視野照明法での損失を相殺するために、多量の光量が物体102に送られることを要求される。
機械視覚の応用における産業に課されたサイズ制限は、暗視野照明源に利用可能な空間量を減少させる。光源の高密度配置と同様に小さな照明源パッケージが有益であろう。図1Bに示すように、'949特許に開示されたTOAD照明シナリオでは、(内側群119A、外方群119Bまたは両方)の照明アレイを使用する。前記アレイの中心から該アレイの縁までの距離が減少に伴い、ソフトおよび超ソフトなウエハマークを読み取る能力は高まる。したがって、この距離を可能な限り少なくすることが有利である。さらに、距離が減少すると、照明源118により使用される空間は、かなり減少する。
複数の中心から縁までの距離で複数のアレイを提供することは、また有用であり、対物照明の異なる方法および超ソフト、ソフトおよびハードなウエハマークの程度差に備えることができる。この理由により、複数の照明アレイは有用である。しかしながら、以下に述べるように、複数の照明アレイはパッケージング問題をもたらしている。ここに開示された一実施例によれば、小さな個々の照明光源を用い、またアレイ密度と同様に、該照明源の密度が増大あるいは最大化するアレイの照明光源を配置することにより、パッケージング問題は解消される。
図2は多数の照明源210(12個が示されている)を含む従来の環状の照明アレイ200の概略図である。この例における各照明源210は矩形であり、例えばLEDから成る。照明源210は、環状パターンで接線方向に配列されている。当業者は、照明源210を増しあるいは減らすことにより、また環状の照明アレイ200の半径を増大させあるいは減少させることにより、環状の照明アレイ200の配列を変更できることを理解するであろう。例えば、環状の照明アレイ200の半径を減少させるためには、1以上の照明素子210が取り除かれるであろう。残りの照明素子210は、環状パターンで実質的に端と端とが等しく間隔を置くように再配置される。半径を減少させるために1つ以上の照明源210を取り除くことは、アレイ200の輝度レベルを減少させる。
環状の照明アレイ200は、個別にオン、オフの切り替が可能の他のアレイと同心円状に配置することができる。例えば、図3は3つの他の環状照明アレイ310、312、314が、図2に示された環状の照明アレイ200に同心円状に配置された従来の配置の概略図である。環状の各照明アレイ310、200、312、314は、異なる半径および異なる数の接線方向に配置された照明光源をそれぞれ有する。必要とされないが、個々のアレイ310、200、312、314の間に輝度レベルを維持することが望ましい。R−二乗損失のために、各アレイ310、200、312、314の照明源210の数は、可能な場合、より内側のアレイから増大する。この例では、環状の照明アレイ310、200、312、314は、7個、12個、16個および20個の照明源210をそれぞれ含む。
図3に示すように、従来の照明源配置の下では、各アレイは同様な方法で(例えば、共通中心点の回りで接線方向に)方向付けられている。しかしながら、ここに開示される一実施例では、各アレイで照明源の数を増大させることにより、従来の配置が改善される。図4は、一実施例に従って配列された複数の同心円状に配置された照明アレイ410、412、414、416の概略図である。各照明アレイ410、412、414、416は、共通の中心418まわりで円形のパターンに配列された多数の照明源210をそれぞれ有する。
図3および4に示された配置の比較は、アレイ410、414、416に使用された照明源210の数が著しく増加していることを明らかにする。このように、アレイ410、414、416は、アレイ310、312、314に比較して、与えられるルミネセンス量のそれぞれ著しい増大を提供する。
図4に示された最も内側の照明アレイ410は、円形パターンで放射状に配列された12個の照明源210を含む。共通の中心418からアレイ410の照明源210のおおよその中心までの半径は、図3に示された最も内側のアレイ310の半径にほぼ等しい。しかし、アレイ410の12個の照明源210に対し、図3に示された最内側のアレイ310は7個の照明源210を有する。
図4に示された次の最内側のアレイ412は、円形パターンの接線方向に配列された12個の照明源210を含む。アレイ412の半径および照明源210の数は、図3に示されたアレイ200の半径および照明源210の数とほぼ同じである。
図4に示された次の最内側アレイ414は、円形パターンの放射状に配列された24個の照明源210を含む。共通の中心418からアレイ414の照明源210のほぼ中心までの半径は、図3に示されたアレイ312の半径にほぼ等しい。しかし、図3に示されたアレイ312は、アレイ414の24個の照明源210に対して16個の照明源210を有する。
図4に示された最も外側のアレイ416は、円形パターンに配列された24個の照明源210を含む。アレイ416の照明源210の端間に所望の間隔を得るために、照明源210は接線方向からずれる。他の実施例では、所望の間隔を得るために、1以上の照明源210がアレイ416から取り除かれ、残りの照明源210がほぼ接線方向に配列される。図4に示すように、共通の中心418から最も外側のアレイ416の照明源210のほぼ中心までの半径は、図33に示された最も外側のアレイ314の半径にほぼ等しい。しかし、図3に示されたアレイ314は、アレイ414の24個の照明源210に対して、20個の照明源210を有する。
図5は、一実施例に従って、高密度照明アレイを配列するための工程500を示すフローチャートである。工程500は、例えば、図4に概略的に示された照明アレイ410、412、414、416の配列のレイアウトのために使用することができる。ステップ510で、工程500は、最も内側の照明アレイに使う照明源の総数として4の任意の倍数を選択することを含む。当業者は、ここに開示されているところから、最初に4の任意の倍数の照明源を選ぶことができ、あるいは電気回路的な理由で(例えば釣り合いが取れた駆動を達成するために)選ぶことができることが理解できるであろう。しかし、如何なる数の照明源をも最初に選ぶことができる。
ステップ512で、工程500は、光学画像システム(例えば、図1に関して先に述べられた光学画像システム100)による使用のための所望の半径あるいはそれに必要な半径と、前記照明素子の最も長いパッケージ寸法(例えば、図4に示された照明源210の長さ)との和に等しい半径で、放射方向に選択された照明源を方向付けることを含む。
ステップ514で、工程500は、前記照明源が互いに干渉するかどうかを問う。前記照明源の物理的なレイアウトが、前記照明源が互い接触しないかあるいは所望の間隔を有するようであれば、工程500は、否定経路516を経てステップ518に至り、ここで、4の倍数の照明源を1整数分だけ増大させる。その後、前記工程は、ステップ512が後に続くステップ512に戻る。前記照明源が互いに干渉するならば、工程500は、ステップ514から肯定経路520を経てステップ522に進み、該ステップで、工程500は、干渉した現照明源数の前に照明源数の前回の反復が干渉したかどうかを問う。
前回の反復がまた干渉を生じていたら、工程500は、肯定経路524を経てステップ526に進み、該ステップで、4の倍数の照明源が1整数分だけ減少する。ステップ526から、工程500はステップ512に戻る。照明源の数の前回の反復が干渉を生じていなけれが、工程500は、否定経路528を経て、ステップ530に進み、該ステップで4の倍数の照明源が1整数分だけ減少し、工程500は次の外側の照明アレイに進み続ける。工程500のこの時点で、最も内側の照明アレイは完成する。例えば、放射方向に配列された照明源210を有する図4に示された最も内側の照明アレイ410は、先に述べた工程500に従って配置されている。
ステップ532で、工程500は、前回の放射状に方向付けた照明アレイと同じ数の照明源を用いて、前回のアレイの半径と、前記照明素子の最も長いパッケージ寸法の長さの1.5倍との和に等しい半径で、第2の内側アレイの照明源を接線方向に方向付ける。当業者は、他の実施例では、本開示から、前記第2の内側アレイのために異なる半径を選択できることが理解できるであろう。工程500のこの時点で、第2の内側照明アレイは完成する。例えば、先に述べた工程500に従って、図4に示された第2の内側照明アレイ412が配置されている。図4または5に示されていないが、前記第2の内側照明アレイ412の照明源210が相互に干渉するなら、それらは、最も外側のアレイ416の方向と同様に接線方向からずらすことができる。
ステップ534で、第3の内側のアレイのために、工程500は、次の整数分に4の倍数の照明源数を増大させる。ステップ536では、工程500は、前回のアレイと、前記照明素子の最も長いパッケージ寸法の長さの1.5倍との和に等しい半径で放射状配置に第3の内側のアレイのための前記照明源を方向付ける。
具体例では、照明源は、図4に示されているアレイ配列410、412、414、416と同様な4つの円形アレイに配列されており、第1の円形アレイは約2.2mmの半径を有し、第2の円形アレイは約3.8mmの半径を有し、第3の円形アレイは約5.2mmの半径を有し、第4の円形アレイは約6.6mmの半径を有する。そのような具体例では、各照明源(例えばLEDパッケージ)は、幅が約0.6mm、長さが約1.2mmであり、インチ寸法(0.04インチ×0.02インチ)の0402パッケージとして顧客に知られている。
ステップ538で、工程500は、前記第3の内側アレイの照明源が相互に干渉するかどうかを問う。照明源の物理的レイアウトが、それらが互い接触しないかあるいは所望の間隔を有していれば、工程500は否定経路540を経てステップ542に進み、ここで工程500は、1整数分だけ4の倍数の照明源数を増大させる。前記工程は、次に、ステップ538が後に続くステップ536に戻る。照明源が相互に干渉するなら、工程500は、肯定経路546を経て、ステップ538からステップ548に進み、ここで工程500は、干渉した照明源の現数の前の照明源数の前回の反復で干渉が生じていたかどうかを問う。
もし、また前回の反復が干渉を生じていたら、工程500は、肯定経路550を経て、ステップ552に進み、ここで1整数分だけ4の倍数の照明源の数が減少する。ステップ552から、工程500はステップ536に戻る。照明源の数の前回の反復が干渉を生じていなければ、工程500は、否定経路554を経て、ステップ556に進み、ここで4の倍数の照明源の数が1整数分だけ減少させられ、また、工程500は次の外側の照明アレイに進み続ける。工程500のこの時点で、第3の内側照明アレイは完成する。例えば、先に述べた工程500に従って放射状に配置された照明源210を有する図4に示された第3の内側照明アレイ414が配置される。
ステップ558で、前回の放射状に配列した照明アレイと同数の照明源を用いて、工程500は、前回のアレイの半径と、前記照明素子の最も長いパッケージ寸法長さの1.5倍との和に等しい半径に、第4の内側アレイの照明源を接線方向に方向付ける。工程500のこの時点で、第4の内側照明アレイは完成する。例えば、先に述べた工程500に従って図4に示された第4の内側照明アレイ416を配置することができる。上記したように、第4の内側照明アレイ416の照明源210が相互に干渉するなら、それらは図4に示すように接線の方向からずらすことができる。
当業者は、前記の開示から、いくつもの照明アレイ数を作り出すために、放射方向照明アレイと、接線方向(または所望の間隔を得るために接線方向からずれる)照明アレイとを交互に、同様な方法で工程500を続けることができることを理解するであろう。さらに、最も内側のアレイが接線方向に配置された照明源を有し、前記第2の内側アレイが放射方向に配列された照明源を有するように、配列順序を逆にすることができる。さらに、各アレイの半径は、如何なる所望の長さにも選択することができる。
C.TOAD照明アレイ調整
テレセントリック軸上の暗視野(TOAD)照明は、暗視野照明方法であって、照明源と照明対象物との間の入射角に依存する。前記光軸からの暗視野角がより小さくなり、またよりソフトなマークが認知できるほど、アラインメントにおける乱れへの感度は増大する。したがって、TOAD照明などの非常に狭い角の暗視野照明を用いるウエハIDシステムのためのアライメント要求は、ますますより重大になる。1実施例によるアラインメントのための比較的簡単で、便利な方法が以下に記載される。
図1Aに示された光学結像システム100(以下、読み取り装置100と称する。)のレイアウトおよび構造のために、読み取り装置100を1または複数のTOAD照明アレイに位置合わせすることは、それらが同心である結果として、読み取り装置100のすべての前記アレイへの位置合わせである。TOAD照明アレイは、例えば図4に示された照明アレイ410、412、414、416416を含む。しかしながら、また、図1Bおよび2−3に示されたような他のTOAD照明アレイ配置を使用することができる。一具体例によるアラインメント方法は、最も内側のアレイが他のアレイよりも小さなミスアライメント角で如何なるミスアライメント特性をも示すので、最も内側のアレイの位置合わせを含む。したがって、最も内側アレイを位置合わせすることは他のTOAD照明アレイに関連して光学経路のアラインメントを保証する。
図6は、一実施例に従ってTOAD照明アレイを位置合わせするための工程600を示すフローチャートである。ステップ610では、工程600は、最も内側のTOAD照明アレイを使った読み取り装置の設定を含む。例えば、光学画像システム100は、図4に示された照明アレイ410を使って設定することができる。ステップ620で、工程600は、前記読み取り装置の光軸を可能な限り対物面にほぼ直角に位置合わせすることを含む。ステップ622で、鏡または同様な高い反射性物体が前記対物面に置かれ、像捕獲工程が開始される。
ステップ624で、工程600は、設置しながら読み取り装置で捕獲された像を分析することにより、角度のずれの特性を明らかにすることを含む。大きな(gross)角度のずれは、像の強烈な輝度の均一でない領域で表されている。小さな角度のずれは、ゴースト輝度領域で表されている。例えば、図7Aおよび7Bは、一具体例による読み取り装置で捕らえられた前記鏡の写真を示す。前記像は、輝度710の領域(例えば、ゴースト輝度領域により取り巻かれた1つの大きな強輝度領域および2つの小さな強輝度領域)を含む。
ステップ626で、工程600は、像中に輝度領域710が見えなくなるまで、前記読み取り装置と前記対物面との間の入射角をx方向(例えば像空間の左/右)に調整することを含む。以後、見えている角度は、設定x1として表す。例えば、入射角は、図7Aの第1の像714に示された矢印712の方角へ調整される。輝度領域710が第1の像714の左方にずれ、消えると、すぐにx1が記録される。
ステップ628で、前記工程は、輝度領域710が前記像空間を完全に横切り、前のステップで消失したと反対側で前記像中に見えなくなるまで、前記読み取り装置と前記物体面との間の入射角を前のステップと反対方向へ調整することを含む。見えている角度は、以後、設定x2として表す。例えば、入射角は、図7Aで第2の像718に示された矢印716の方向へ調整される。輝度領域710が第2の像718の右方にずれ、消えると、すぐにx2が記録される。
ステップ630で、工程600は、設定x1および設定x2間のほぼ半値の角度設定としてx3を計算することを含む。次に、前記読み取り装置と前記物体面との間の入射角が設定x3にあるように、前記読み取り装置は配置される。例えば、図7Aに示された第3の像720は、入射角が設定x3に設定されると、輝度領域710が結像されず、TOAD照明アレイがx方向に位置合わせされていることを示す。
ステップ632では、工程600は、輝度領域710が前記像中から見えなくなるまで、y方向(例えば像空間の上下)へ前記読み取り装置と前記物体面との間の入射角を調整することを含む。見えている角度は、以後、設定y1として表す。例えば、入射角は、図7Bの第4の像724に示された矢印722の方向へ調整される。
ステップ634では、前記工程は、輝度領域710が像空間を完全に横切り、前のステップで消失したと反対側で前記像中に見えなくなるまで、前記読み取り装置と前記物体面との間の入射角を前のステップと反対方向へ調整することを含む。見えている角度は、以後、設定y2として表示する。例えば、入射角は、図7Bの第5の像728に示された矢印726の方向へ調整される。輝度領域710が第5の像728の下方へずれ、消えると、すぐにy2が記録される。
ステップ636で、工程600は、設定y1と設定y2とのほぼ半値の角度設定としてy3を計算することを含む。次に、前記読み取り装置と前記物体面との間の入射角が設定y3にあるように、前記読み取り装置は配置される。例えば、図7Bに示された第5の像730は、入射角が設定y3に設定されると、輝度領域710が結像されず、TOAD照明アレイがy方向に位置合わせされていることを示す。
一実施例では、x方向で入射角が設定x3に設定される間、y方向での複数回の測定がなされる。したがって、y方向での入射角が設定y3に設定されると、x方向でなされた測定は、再測定され、設定x3のための新しい値が、決定される。
一実施例では、TOAD照明アレイを位置合わせするために使われた鏡は、読み取り装置の表面上の品質評価のために、結像工程中回転する。読み取り装置のレンズ上の汚れ、塵、コーティング欠陥や内部ミラー上の他の欠陥は、TOAD照明アレイを位置合わせするために使われた外部の鏡の汚れ、塵および他の欠陥と区別し難い。外部の鏡を回転させることは、前記読み取り装置に起因する欠陥を識別する。例えば、外部の鏡が回転するとき、図7Aおよび7Bに示された輝度領域710は、低強度の縞になる。しかしながら、外部の鏡が回転するとき、内部の汚れ、塵、コーティング欠陥および他の欠陥によるいかなる輝度点も、縞にならない。したがって、前記読み取り装置の内部欠陥は、回転する鏡の外部の欠陥と区別することができる。
D.前後のレンズ群の分離
ウエハIDシステムは、一般的に、例えばビデオカメラ、レンズおよび光源を含む基本的な各ブロックから成る。そのようなウエハIDシステムは、明視野照明、暗視野照明および狭角の暗視野照明の組合せを提供することができ、該狭角の暗視野照明は、光源をレンズとカメラとからわずかにずらせて(例えば、典型的には約5度から約7度)配置することにより、また対象となるウエハの鏡面による反射での光源の直接的な像を防止するために配置される1つまたは複数のバッフルを提供することにより、得られる。
これらのタイプのシステムの中では、該システムにさまざまな視界を提供するために、従来の、しばしば「既製品」でビデオのレンズの選択を提供することは、一般的である。例えばSEMI M13仕様で説明されたような英数字の通し番号を読むための約30mmの視界、および2DID通し番号を読むための約2分の1の視界は、一般的にずっと小さく、より小さな視界に対応した増大した倍率から利益を得ている。
上に述べたように、'949特許は図1Aに示されたテレセントリック光学画像システム100の狭角暗視野光源の組み込みを教示する。したがって、読むべき通し番号の像を成形するために使われるのと同じ光学系が光の幾何を厳密に制御するために、また使われる。テレセントリック絞り116の回りに光源118を置くことにより、レンズ108、110の特性は、光軸111の約1度と約2度との間の範囲内に暗視野照明をもたらし、残余の部分を照明素子の直接的な反射から妨げる。さらに、レンズ108、110の特性は、この関係の均一性が視界全体を横切って保持されるのに、使われる。
'949特許で開示されたシステムで提示された問題は、従来の画像システムで使われたものよりレンズ108、110がより精巧である点である。前記システムの少なくとも1つの光素子は、特定のシステムのために作られ、レンズ108、110のユニークな要求事項のために、「既製品」で入手できない。例えば、一つのユニークな要求事項とは、テレセントリック視野レンズ110は、その両外面がテレセントリック口径とテレセントリック視野レンズ110との間の距離以下の曲率半径を有するメニスカスレンズであることである。
ここに開示された一実施例では、具体的な設計法は、光学系全体ではなく相対的に小さな光学サブシステムを変更することにより、光学画像システム100の倍率を変える能力を提供する。一実施例によれば、前記システムの倍率は、後ろレンズ群108を変更することにより、システム倍率の所望された変更以外に、全システムへのほとんどまたはまったく影響を与えることなく、変えられることができる。
従来の設計アプローチが光学画像システム100を設計するために使われるなら、ここに開示の実施例との比較により、当業者は、各レンズ要素のための種々の曲率半径、各レンズ要素のための種々のガラスタイプおよび各レンズ要素のための種々の厚さおよび間隔を選択をするであろう。しかしながら、そのような従来の設計アプローチのための解決法の群は、不可分である。すなわち、後ろレンズ群108と前のテレセントリック視野レンズ110とは、光学性能の許容限度を達成するには、単一ユニットとして扱われなければならない。この設計アプローチに続いて、同様なシステムを人が違う倍率で提供するには、第2のシステムの後ろレンズ群108は、少なくとも最初のシステムのテレセントリック視野レンズ110を補足するようにデザインされるであろう。代わりに、人は、新しい視野を達成するために全システムを再設計することができる。第2の視野が最初の視野のそれより大きいなら、この代替アプローチが必要であるかもしれない。
一実施例では、コスト、部品数および開発時間を最小化する方法は、最初により大きな視界(例えば、より低拡大率)のために、光学画像システム100をデザインすることを含む。これは、テレセントリック視野レンズ110がその後の如何なるシステムのためにも、十分に大きいことを保証する。次に、設計は、一般的に球形曲線と円錐曲線とを使う従来の設計および製造方法から次式の非球面曲線を使うものに逸脱することにより、分離できるようにすることができる。
Figure 2009500631
上記の式の第1項は、球形または円錐曲線レンズ表面の標準の記載部分である。Zは、「サグ(sag)」として従来技術で知られている特定の曲線の光軸に沿った変位である。Yは光軸からの径方向距離である。Cは曲率(曲率半径の逆数)であり、Kは円錐の定数である。双曲線ではK<−1、放物線ではK=−1、楕円では−1>K<0、球面ではK=0、扁円楕円ではK>0である。連続するAnは非球面の係数であり、ここにYnとして表示されたパワーnの軸への径方向距離の関数としてサグZを修正する。一実施例で使用されているように、偶数のnのみがAnY nの係数に使われるなら、その曲線を使った結果に生じる曲りとレンズは偶数非球面と呼ばれる。奇数と偶数の両方のnが使われるなら、その曲線を使っている曲線とレンズは、奇数非球面と呼ばれる。より一般的な奇数非球面のケースがここに表示されている。
当業者は、一般に市販品として高価なので、そのような複雑な曲線を避ける。しかしながら、モールドポリマーレンズの光学的特徴が可分設計に適正であることが究明された。一実施例によりモールドされたポリマーレンズは、前記システム中で他のレンズから設計で分離可能である複雑な曲面の低価格のレンズを提供する。前テレセントリック視野レンズ110に非球面曲線を使って可分設計を実装して、該テレセントリック視野レンズ110は、前記システムの残りと独立的に、十分に良好に修正することができる。
テレセントリック視野レンズ110を独立して訂正できることは、後ろレンズ群108が独立してよく訂正されるように、その選択を許す。一実施例では、後ろレンズ群108は、要求されたシステム倍率を達成するに適正な焦点距離を有し、選ばれたカメラセンサーをカバーする適正なサイズの像円を有し、後ろ群と前レンズとの間で定義されるシステム絞りを備えることと互換性の設計であるという、要求事項を満たす大量生産される対物レンズを含む。
後ろレンズ群108のためのそのようなレンズの例は、後ろでテレセントリックであり、レンズの前にそのシステム絞りを有するものである。そのようなレンズは、フロント開口が隠れ監視のためにピンホールと位置合わせできるので、しばしばピンホールレンズと呼ばれる。非球面表面を使って個々に良好に訂正されるようにテレセントリック視野レンズ110を設計することにより、また後ろレンズ群108のためのピンホール後部レンズを慎重に選択することにより、複数の倍率を有するシステムは、テレセントリック視野レンズ110のための非球面を有する単一の低価格プラスチック要素と、後ろレンズ群108のための商業用の種々のピンホールレンズとを含む光学系を提供することができる。
本発明の基本的な原理から離れずに上記で説明した実施例の細部にわたって多くの変更が可能であることは当業者に明らかであろう。したがって、本発明の権利範囲は添付の特許請求の範囲のみによって決められるべきである。
平面物体を結像するための結像光学系の部分に破断して示す部分断面図である。 図1Aに示された結像光学系で使用可能な従来の照明源の平面図である。 複数の照明源210を含む従来の環状照明アレイの概略図である。 3つの他の環状の照明アレイで同心的に配置された図2に示された従来の環状配列の概略図である。 一実施例に従って複数の同心円に配列された照明アレイの概略図である。 一実施例に従って高密度照明アレイを配置する過程を示すフローチャートである。 一実施例に従ってテレセントリック軸上の暗視野(TOAD)照明アレイを位置合わせする過程を示すフローチャートである。 一実施例による読み取りユニットで撮られた鏡面写真である。 一実施例による読み取りユニットで撮られた鏡面写真である。
符号の説明
100 結像システム
102 平面反射物体
108 レンズ群
110 テレセントリックレンズ
116 絞り

Claims (23)

  1. 平面反射物体の上の欠陥を結像するための結像システムであって、
    光学収差が実質的に修正されるに十分な非球面の表面を有するテレセントリックレンズと、
    前記平面反射物体からの反射光を阻止するが前記欠陥からの反射光の通過を許す開口を有するテレセントリック絞りと、
    レンズ群であって該レンズ群と前記テレセントリック絞りとの間に配置されるシステム絞りを有し、前記テレセントリックレンズから独立して前記光学収差が実質的に修正されたレンズ群とを含む、結像システム。
  2. さらに、前記テレセントリックレンズ、テレセントリック絞りおよびレンズ群を経て前記平面反射物体を結像するためのカメラを含む、請求項1に記載の結像システム。
  3. 前記カメラは相補形MOSトランジスタ(CMOS)センサから成る、請求項2に記載の結像システム。
  4. 前記結像系は、約±10mmの焦点深度を有する請求項3に記載の結像システム。
  5. 欠陥はソフトマークである、請求項1に記載の結像システム。
  6. 前記テレセントリックレンズは成形重合体から成る、請求項1に記載の結像システム。
  7. 前記光学収差は球面収差から成る、請求項1に記載の結像システム。
  8. 前記レンズ群はピンホールレンズから成る、請求項1に記載の結像システム。
  9. さらに、前記テレセントリックレンズの軸に沿って平面反射物体を照明すべく配置された照明源を含む、請求項1に記載の結像システム。
  10. 前記照明源は2つ以上の同心円状の発光ダイオード(LED)アレイから成る、請求項9に記載の結像システム。
  11. 共通中心点に関して接線方向配列と放射状配列との間で連続的に2以上の同心円状のLEDアレイが交互である、請求項10に記載の結像システム。
  12. 中心点に関して放射状に配列され、該中心点から第1の半径に配置された第1の照明源円形アレイと、前記中心点に関して接線方向に配列され、前記中心点から第2の半径に配置された第2の照明源円形アレイとを含むテレセントリック軸の上の暗視野(TOAD)照明装置。
  13. さらに、前記中心点に関して放射状に配列され、該中心点から第3の半径に配置された第3の照明源円形アレイを含む、請求項12に記載のTOAD照明装置。
  14. さらに、前記中心点に関して接線方向に配列され、前記中心点から第4の半径に配置された第4の照明源円形アレイを含む、請求項13に記載のTOAD照明装置。
  15. 前記第2の半径は前記第1の半径より長い、請求項14に記載のTOAD照明装置。
  16. 前記第3の半径は前記第2の半径より長い、請求項15に記載のTOAD照明装置。
  17. 前記第4の半径は前記第3の半径より長い、請求項16に記載のTOAD照明装置。
  18. テレセントリック軸上の暗視野(TOAD)照明装置であって複数の同心照明アレイを有する照明装置を実質的に鏡面に位置合わせする方法であって、
    強輝度領域が前記鏡面の像の第1の側から実質的に取り除かれるまで第1の方向で前記TOAD照明装置と物体面との間の入射角を調整すること、
    調整された入射角を第1の測定結果として記録すること、
    前記強輝度領域が前記鏡面像の第2の側から実質的に取り除かれるまで前記第1の方向と反対の方向で前記TOAD照明装置と前記物体面との間の入射角を調整すること、
    再調整された入射角を第2の測定結果として記録すること、および
    前記第1の測定結果および第2の測定結果間のおおまかな差に従って前記第1の方向のために位置合わせされた入射角を決定することを含む位置合わせ方法。
  19. 前記TOAD照明装置と前記物体面との間の入射角の調整は、最内側の同心円状の照明アレイを選ぶこと、および該最内側の同心円状の照明アレイと前記TOAD照明装置との間の入射角を調整することを含む、請求項18に記載の方法。
  20. さらに、
    前記高輝度領域が前記鏡面像の第3の側から実質的に取り除かれるまで第2の方向で前記TOAD照明装置と物体面との間の入射角を調整すること、
    調整された入射角を第1の測定結果として記録し、前記高輝度領域が前記鏡面像の第2の側から実質的に取り除かれるまで第1の方向と反対の方向で前記TOAD照明装置と前記物体面との間の入射角を調整すること、
    前記調整された入射角を第3の測定結果として記録すること、
    前記高輝度領域が前記鏡面像の第4の側から実質的に取り除かれるまで前記第2の方向と反対の方向で前記TOAD照明装置と前記物体面との間の入射角を調整すること
    前記再調整された入射角を第4の測定結果として記録すること、および
    前記第3の測定結果および第4の測定結果間のおおよその差に従って前記第2の方向のために位置合わせされた入射角を決定することを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 半導体ウエハの像を写すための結像システムであって、
    前記ウエハを照明する手段と、
    感知手段に前記ウエハの像を提供する手段であって該手段と前記ウエハとの間の距離によって作動距離が決まる、前記感知手段に前記ウエハ像を提供する手段と、
    前記作動距離が約±10mmの範囲を越えて変化したときに像の焦点を維持する手段とを含む結像システム。
  22. 前記ウエハを照明する手段は暗視野照明を提供する、請求項21に記載の結像システム。
  23. 前記ウエハを照明する手段はテレセントリック軸上の暗視野照明を提供する、請求項21に記載の結像システム。
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