JP2009303319A - 車両用電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】原材料を無駄にしないようにして低コストで提供でき、また小型化可能な車両用電気部品を提供する。
【解決手段】車両内に配置される車両用電気部品50において、電気回路を構成する金属製で細長い平板状の回路部52と、回路部52の先端部から回路部52表面に対して直交する方向に延出された、金属製の端子部54とを具備し、回路部52と端子部54とは別体に構成され、回路部52には、端子部54の基部を挿入する挿入穴55が形成されており、端子部54を挿入穴55に挿入した後、挿入穴55の周囲がかしめられて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載する電気部品に関し、詳細には細長い形状の金属製の回路部の先端部に、回路部表面に対して直交する方向に延出された金属製の端子部が設けられている車両用電気部品に関する。
自動車等の車両には、リレーやヒューズなどを複数設置してこれらと複数のワイヤハーネスとを分岐接続するための電気接続箱が設けられている。
電気接続箱内に設けられる電気部品として、金属製の板状体であるバスバーが電気接続箱内の内部回路を構成すべく設けられる。
従来から知られているバスバーについて図12に示す。
バスバー10は、銅などの電気伝導度が高い金属により形成されており、平板状の回路部12と、回路部12に対して直交する方向に立ち上げられたタブ(接続用端子:特許請求の範囲でいう端子部)14とを有している。タブ14は、電気接続箱に配置されている他の部品と電気的に接続させるための端子である。タブ14は、リレー等の電子部品が搭載された回路基板、ヒューズ、あるいは電気接続箱の外部に電気的に接続するためのコネクタ等に接続される(例えば、特許文献1参照)。
なお、図12で示すバスバー10は、手前側に5つのタブ14が設けられ、奥側にも5つのタブ14が設けられており、これらの手前側と奥側のタブ14どうしを電気的に接続するために細長い形状の回路部12が設けられている。
図13に、上述したバスバーを形成する前の段階の状態について示す。
バスバー10は、銅などの金属の板状体をプレス機などで打ち抜き加工、折り曲げ加工されることで形成される。プレス機で打ち抜かれた状態では、ここで示すように、回路部12の先端にタブ14も一体的に成形されている。
タブ14は、この状態から所定の箇所において回路部12に対して直交する方向に立ち上げられるように折り曲げて構成される。
このようにして、1枚の金属板から、複数のタブ14を有するバスバー10が成形される。
また、タブ14を金属の板状体の幅方向だけでなく長さ方向にも複数設ける場合について図14〜図15に基づいて説明する。
まず、四角形状の1枚の金属板9に所定幅のスリット11を複数本形成する。各スリット11の間の矩形部分13が回路部12又はタブ14として構成される。スリット11の形成後、矩形部分13の長さ方向の中間位置13aを幅方向に切断する。
次に、切断した中間位置13aがそれぞれの先端部となるように、矩形部分13を所定位置で折り曲げて、向かい合わせに立ち上げる。矩形部分13のうち、立ち上げられた部位がタブ14となり、金属板9と同一平面の立ち上げられなかった部位が回路部12となる。
こうして、金属板9の幅方向に整列した複数本のタブ14が、金属板9の長さ方向に2列設けられた構成を実現できる。ただし、この状態では各回路部12は、金属板9の外周部分16で連結されて構成されているので、実際のバスバー10として形成するには、所望の回路構成となるように金属板9の外周部分16を切断する必要がある。
なお、タブ14を金属板9の長さ方向に複数列設ける場合には、上述した方法以外にも、複数枚の金属板9を上下に重ねることによりタブ14を金属板9の長さ方向に複数列設けることができる。
そこで、金属板9の長さ方向にタブ14を2列設ける他の方法について、図16〜図17に基づいて説明する。
上述したように、予め金属板9の幅方向に整列する複数本のタブ14を設けた金属板9を複数用意しておく。なお、上に配置する金属板9のタブ14と、下に配置する金属板9のタブ14とが重ならない位置にタブ14を形成しておくことが必要となる。
このように、タブ14と回路部12とが形成された2枚の金属板9を積層することにより、金属板9の長さ方向にタブ14が2列設けられる。
特許第3198966号公報(図1等)
従来のようにタブ14を金属板9から切り起こして形成する場合には、切り起こし部分が必要であることから、予め金属板9は少なくともタブ14となる部位の長さ以上の大きさが必要である。しかも、切り起こした後の部分は、利用の必要がない空間部分となってしまい、実際には不必要な部位についてまで材料が必要であり、原材料費が無駄であるという課題があった。
また、切り起こしにより、2列のタブ14を形成しようとする場合、図14に示したように、1枚の金属板9内で対向するように形成しようとしても、互いの間隔が開きすぎてしまい、対向するタブ間で挟ピッチ化に対応できないという課題もあった。
さらに、2枚の金属板を積層させてタブ14を2列にする場合においては、金属板が2枚必要となるため、コスト高になるという課題があった。
なお、上述したような従来の製造方法においては、大型のプレス装置を用いてタブ14の切り起こしを行っているが、タブ14の挟ピッチ化や、バスバー10全体の小型化に対応することができないという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、原材料を無駄にしないようにして低コストで提供でき、また小型化可能な車両用の電気部品を提供することにある。
本発明にかかる車両用電気部品によれば、車両内に配置される車両用電気部品において、電気回路を構成する金属製で細長い平板状の回路部と、該回路部の先端部から回路部表面に対して直交する方向に延出された、金属製の端子部とを具備し、前記回路部と前記端子部とは別体に構成され、前記回路部には、端子部の基部を挿入する挿入穴が形成されており、端子部を挿入穴に挿入した後、挿入穴の周囲がかしめられて構成されていることを特徴としている。
この構成を採用することによって、予め作り込んだ端子部を回路部に接合させることにより電気部品を製造することができるので、切り起こして端子部を形成する場合と比較して材料を無駄にすることなく、コスト削減に寄与することができる。また、大型のプレス装置を用いなくとも製造することができるので、端子部の挟ピッチ化及び電気部品全体の小型化の達成を可能とする。
また、かしめにより、端子部が回路部に対して強固に接合され、電気回路を構成する。
また、前記端子部の挿入穴に挿入される部位の外周面には、かしめの際に挿入穴内壁面が変形して入り込むような凹部が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、かしめにより挿入穴の内壁面と端子部の外周面とが強固に接合され、電気回路を構成する。
また、前記端子部の挿入穴に挿入される部位の外周面には、かしめの際に挿入穴内壁面が変形して変形した挿入穴内壁面に挟み込まれるような凸部が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によっても、かしめにより挿入穴の内壁面と端子部の外周面とが強固に接合され、電気回路を構成する。
さらに、かしめによって、回路部の挿入穴の周囲は、挿入穴から外方に向かうにしたがって徐々に回路部の厚さが肉薄となるようなテーパ面が、外方に向かうにしたがって回路部表面に対するテーパ角が小さくなるように複数段階にわたって形成されていることを特徴としてもよい。
このように、かしめによるテーパ面によって、回路部における挿入穴の周囲の肉が挿入穴内の端子部方向に押圧されるので強固な接合ができるが、テーパ角をあまり急角度にすると回路部が非常に肉薄となり所定の強度が維持できなくなるおそれもある。そこで、挿入穴の周囲近傍ではテーパ角を大きくして、より多くの肉を挿入穴方向に押圧するようにし、挿入穴の周囲の外方ではテーパ角を小さくして回路部があまり肉薄にはならないようにしつつも多少は肉を挿入穴方向に押圧するようにできる。このため、なるべく多くの肉を挿入穴方向に押圧して接合を強固にしつつもあまり肉薄に成らないようにして回路部自体の強度は維持できる。
前記テーパ面として、回路部表面に対するテーパ角が60度に形成された第1のテーパ面と、該第1のテーパ面の外方において回路部表面に対するテーパ角が10度に形成された第2のテーパ面とから成ることを特徴としてもよい。
なお、前記回路部は、所定の間隔をあけて互いの先端部と対向するように2列設けられていることを特徴としてもよい。
本発明にかかる車両用電気部品によれば、原材料を節減して構成できるので、低コストでの提供が可能となる。また、端子部間の挟ピッチ化や小型化も可能となる。
以下、本発明にかかる車両用電気部品の実施の形態について説明する。
本発明の車両用電気部品として、電気接続箱内の電気系統を分岐・接続する配電基板に設けられるバスバーを実施の形態として説明する。
図1にバスバーの分解斜視図を示し、図2にバスバーの側面図を示す。
従来の技術でも説明したように、バスバー50は、銅などの電気伝導度が高い金属により形成されており、平板状の回路部52と、回路部52に対して直交する方向に突出するタブ(特許請求の範囲でいう端子部)54とを有している。
バスバー50を構成する回路部52とタブ54は別体として形成されており、回路部52にタブ54が接合されてバスバー50が構成される。
接合は、回路部52の先端部の所定位置に挿入穴55を形成し、この挿入穴55内にタブ54の基部54aを挿入し、回路部52とタブ54とがかしめられることで実現される。
タブ54の形状について図3に基づいて説明する。
タブ54は、断面円形の円柱状又は断面四角形状の柱状の部材であって、先端部が先鋭に形成されている。また、タブ54の基部54a側の所定位置には、外方に突出するように形成されたフランジ部56が形成されている。フランジ部56の底面は、基部54aの回路部52の挿入穴55への挿入時に回路部52の表面に当接するような位置に設けられており、フランジ部56は挿入時の位置決めの役割を有している。
タブ54の回路部52の挿入穴55内に挿入される部位である基部54aの外周面には凹部58が形成されている。図3に示す凹部58は、断面V字状に形成された溝または窪みであり、長さ方向に沿って2本、基部54aの外周に対して4分の1程度の円周に形成されている。
なお、この凹部58は、図3に示したものに限定されるものではなく、基部54aの外周面全体に形成されていてもよく、また本数も2本に限定されるものではない。さらに、溝の形状もV字状に限られるものではなく、断面円弧状であっても断面四角形状であってもよい。
凹部58を設けることにより、かしめがより強固に行われる。
すなわち、挿入穴55内にタブ54の基部54aを挿入した後、挿入穴55の周囲をかしめると、回路部52の肉が挿入穴55方向に移動し、挿入穴55の内壁面が基部54aの外周面に押しつけられる。このとき、挿入穴55の内壁面の肉が凹部58に入り込むように変形することで、基部54aと回路部52は強固に接合され、電気回路を構成することになる。
次に、図4にタブ接合後の回路部の底面図を示し、図5に接合部分の断面図を示し、図6に図5の接合部分の拡大図を示す。
回路部52の挿入穴55の周囲でかしめが行われた後、挿入穴55の周囲から外方に向かうにつれて回路部52が肉薄となるようなテーパ面60が形成されている。このようなテーパ面60が形成されるのは、かしめ工具(後述する)としてテーパ面が形成されているものを用いることによる。
このように、テーパ面が形成されたかしめ工具でかしめを行うことにより、挿入穴55の周囲から挿入穴55方向に回路部52の肉が移動し、挿入穴55内に挿入されているタブ54の基部54aが締め付けられるので強固なかしめが行える。
テーパ面は、挿入穴55から外方に向かうにしたがって、回路部52の表面に対して複数段階にわたってテーパ角が小さくなるように設けられる。本実施形態では、テーパ面60は、第1のテーパ面60aと第2のテーパ面60bとから構成され、挿入穴55の周囲近傍の第1のテーパ面60aのテーパ角が60度に形成され、第1のテーパ面60aの外方に位置する第2のテーパ面60bのテーパ角が10度となり、テーパ面60全体としては2段階に形成されている。
第1のテーパ面60aではテーパ角が大きいので、より多くの肉を挿入穴55方向へ押圧することができ、第2のテーパ面60bでは、小さいテーパ角なので回路部52があまり肉薄にならない程度に肉を挿入穴55方向へ押圧する。
なお、本実施形態では、テーパ面60は表面が平面状になっており、挿入穴55の周囲四方を囲むように全体としてピラミッド状に形成されているものであるが、テーパ面60の表面が曲面に形成され、全体として円錐状に形成されている場合であってもよい。
また、ここで示すテーパ面60は、挿入穴55の外縁から所定の間隔を開けて形成されている。つまり、挿入穴55の周囲はかしめ工具によって押圧されない部位であり、他の部位と同一平面となるように形成されている。
図7〜図9にかしめ工具を用いたバスバーの製造方法について説明する。
まず、銅などの金属板(図示せず)に打ち抜き加工を施して回路部52を形成する。回路部52の先端部には、挿入穴55を穿設する。このような打ち抜き加工及び挿入穴55の穿設加工は、通常のプレス機を用いて行うことができる。
タブ54は、回路部52を形成する金属板とは別に製造される。タブ54の製造も銅などの金属板(図示せず)に打ち抜き加工を施して、所定の形状となるように加工される。タブ54の加工も通常のプレス機を用いて行うことができる。
そして、回路部52の挿入穴55内にタブ54の基部54aを挿入する。挿入後、かしめ工具62を用いて回路部52とタブ54の基部54aをかしめる。かしめは回路部52の裏面側(タブ54の接続側が突出していない側)で行う。
かしめ工具62は、平面視円形状又は四角形状であり、回路部52の裏面側に当接する側に、下方にいくにしたがって徐々に径が広がるようなテーパ面64が形成されている。
かしめ工具62の中心部には、かしめ時に回路部52の裏面側に突出したタブ54の基部54aを進入させて逃がすための逃がし穴65が形成されている。逃がし穴65の径は、基部54aの径よりも大径となっており、基部54aの近傍ではかしめ工具による押圧が行われないようになっている。
また、テーパ面64は上述したように、逃がし穴65から外方に向かうにしたがって、回路部52の表面に対して複数段階にわたってテーパ角が小さくなるように設けられる。本実施形態では、テーパ面64は、第1のテーパ面64aと第2のテーパ面64bとから構成され、逃がし穴65の周囲近傍の第1のテーパ面64aのテーパ角が60度に形成され、第1のテーパ面64aの外方に位置する第2のテーパ面64bのテーパ角が10度となり、テーパ面60全体としては2段階に形成されている。
本実施形態のかしめ工具62のテーパ面64は、表面が平面であって、逃がし穴65を中心にして周囲4面を囲むように形成されている。
かしめ工具62を、回路部52の裏面側へ当接させ回路部52に押圧させていくと、かしめ工具62のテーパ面64によって回路部52の肉は図9の矢印に示すように、挿入穴55内の基部54a方向に移動し、基部54aが周囲から締め付けられる。
また、回路部52の肉が挿入穴55方向へ移動することによって、基部54aの凹部58内に挿入穴55内壁面の肉が入り込む。このため強固にかしめが行われる。
次に、図10に基づいて、タブ54が2列にわたって形成されているバスバー50について説明する。
この構成では、回路部52の先端部どうしが、狭い所定の間隔Aを開けて対向して配置され、この先端部それぞれにタブ54が設けられ、タブ54が狭い間隔で2列に配列されることが可能となっている。
まず、平面視ほぼ四角形状の金属板51に打ち抜き加工を施し、幅方向に所定の間隔を開け、且つ先端部が間隔Aを開けて違いに対向するように、複数の回路部52を形成する。
そして、各回路部52の先端部に挿入穴55を穿設し、別途製造したタブ54を各挿入穴55に挿入する。
タブ54を各挿入穴55に挿入後、かしめ工具62を各回路部52の裏面側に当接させ、かしめを行う。
このように、回路部52とタブ54とを別体に設けることにより、狭い間隔でタブが2列に整列した電気回路を、積層しなくとも製造可能となった。
なお、上述してきた実施の形態は、基部54aに凹部58を形成するものであった。しかし、図11に示すように、基部54aには径方向に突出する凸部66を設けるようにしても好適である。
凸部66は、断面V字状に形成された山型であり、長さ方向に2本、基部54aの外周に対して4分の1程度の円周に形成されている。
挿入穴55に基部54aに凸部66が形成されたタブ54を挿入した後、かしめ工具62を、回路部52の裏面側へ当接させ回路部52に押圧させていくと、かしめ工具62のテーパ面64によって回路部52の肉は挿入穴55内の基部54a方向に移動し、基部54aが周囲から締め付けられる。
そして、回路部52の肉が挿入穴55方向へ移動することによって、基部54aの凸部66の周囲に挿入穴55内壁面の肉が入り込み、凸部66が挿入穴55の内壁面の肉で挟み込まれる状態となる。このように、基部54aに凸部66を設けた場合であっても強固にかしめが行われる。
なお、この凸部66としては、図11に示したものに限定されるものではなく、基部54aの外周面全体に形成されていてもよく、また本数も2本に限定されるものではない。さらに、凸部の断面形状もV字状に限られるものではなく、断面円弧状であっても断面四角形状であってもよい。
上述してきた実施形態では、本発明の車両用電気部品の実施の形態としてバスバーについてのみ説明した。
しかし、本発明の車両用電気部品としては、電気接続箱内のバスバーに限定されるものではなく、例えばワイヤケーブルどうしを接続するためのコネクタの端子等、様々な電気部品に採用することができる。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
本発明の車両用電気部品の位置実施形態であるバスバーの分解斜視図である。 バスバーの側面図である。 (a)タブの側面図である。(b)タブの正面図である。(c)タブの底面図である。 バスバーの回路部とタブの接合部分の底面図である。 バスバーの回路部とタブの接合部分の断面図である。 図5に示した接合部分の拡大図である。 かしめ工具を回路部の裏面側に接近させていくところを示す説明図である。 かしめ工具を回路部の裏面側に当接させて押圧していくところを示す説明図である。 かしめが完了したところを示す説明図である。 タブが2列に配列されたバスバーの底面図である。 タブの基部に凸部を設けた例を示す、接合部分の拡大図である。 従来のバスバーを示す斜視図である。 従来のバスバーのタブ立ち上げ前の状態を示す斜視図である。 従来のタブを2列に設ける場合の製造工程を示す説明図である。 図14に示した製造工程の続きにおいて、タブを立ち上げたところを示す説明図である。 従来のタブを2列に設ける場合の他の製造工程を示す説明図である。 図16に示した製造工程の続きにおいて、金属板を重ねたところを示す説明図である。
符号の説明
50 バスバー
51 金属板
52 回路部
54 タブ
54a 基部
55 挿入穴
56 フランジ部
58 凹部
60 テーパ面
62 かしめ工具
64 テーパ面
65 逃がし穴
66 凸部

Claims (6)

  1. 車両内に配置される車両用電気部品において、
    電気回路を構成する金属製で細長い平板状の回路部と、
    該回路部の先端部から回路部表面に対して直交する方向に延出された、金属製の端子部とを具備し、
    前記回路部と前記端子部とは別体に構成され、
    前記回路部には、端子部の基部を挿入する挿入穴が形成されており、端子部を挿入穴に挿入した後、挿入穴の周囲がかしめられて構成されていることを特徴とする車両用電気部品。
  2. 前記端子部の挿入穴に挿入される部位の外周面には、かしめの際に挿入穴内壁面が変形して入り込むような凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用電気部品。
  3. 前記端子部の挿入穴に挿入される部位の外周面には、かしめの際に挿入穴内壁面が変形して変形した挿入穴内壁面に挟み込まれるような凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用電気部品。
  4. かしめによって、回路部の挿入穴の周囲は、挿入穴から外方に向かうにしたがって徐々に回路部の厚さが肉薄となるようなテーパ面が、外方に向かうにしたがって回路部表面に対するテーパ角が小さくなるように複数段階にわたって形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の車両用電気部品。
  5. 前記テーパ面として、回路部表面に対するテーパ角が60度に形成された第1のテーパ面と、該第1のテーパ面の外方において回路部表面に対するテーパ角が10度に形成された第2のテーパ面とから成ることを特徴とする請求項4記載の車両用電気部品。
  6. 前記回路部は、所定の間隔をあけて互いの先端部と対向するように2列設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか1項記載の車両用電気部品。
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JPH07230834A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Furukawa Electric Co Ltd:The バスバーとタブ端子の固定構造

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