JP2009303161A - 情報処理装置、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作が必要な操作キーのみ、的確にキーロック機能を解除することができる情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、情報を取得する情報取得部32と、情報取得部32が取得した情報を蓄積する情報記録部26と、情報記録部26に蓄積された情報を使用者が認識できる状態で提示するよう情報提示部18を制御する情報提示制御部36と、情報提示部18および情報提示制御部36による提示動作のロック及び解除を行うキーロック制御部34とを備えており、キーロック制御部34は、全ての提示動作がロック状態で、情報取得部32が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信網を介して情報を受信し、提示を行う情報処理装置、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体および情報処理装置の制御方法に関するものである。
従来、ネットワークから取得した情報を記録し、種々のキー操作を行うことで、記録した情報を提示することができる情報処理装置が開発されてきた。今日、非常に多くの種類の情報処理装置が存在し、また、情報処理装置の備える機能は、近年の技術的進歩に伴って、より高度に、より多機能になってきている。
この反面、情報処理装置が備える機能を、誤って動作させてしまうと、不測の不利益を被るおそれがある。例えば、意図しない機能を動作させてしまったり、重要な情報を破損させてしまったりするという不都合がある。
このため、これまで、情報処理装置が備える機能の誤動作を防ぐためのさまざまな措置が考案されてきた。例えば、情報処理装置には、誤ってキー操作を行わないように、キー操作を無効にしておくキーロック機能を備えたものがある。
従来のキーロック機能は、例えば、情報処理装置がキーロック機能ボタンを備えており、上記キーロック機能ボタンのキー操作を受け付けることにより、キーロック機能の作動と解除と行う構成で実現されていた。
しかし、このように、単純に、キーロック機能ボタンの操作によって、キーロック機能の作動と解除と行う構成では、種々の不都合が生じる場合がある。ここでは、一例として、情報処理装置がファクシミリ機能および留守番電話録音機能を備える電話機(以下、FAX留守番電話機と称する。)であった場合について説明する。上記FAX留守番電話機は、キーロック機能の作動と解除と行うためのキーロック機能ボタンと、電話着信に応じて、FAX留守番電話機を通話状態にするためのオフフックキーと、上記通話状態を解除するためのオンフックキーとを備えているものとする。
上記構成の不都合について説明すると、次のとおりである。すなわち、予めキーロック機能が作動している状態で、FAX留守番電話機に電話着信があった場合、ユーザがオフフックキーを押して、電話に応答しようとしても、オフフックキーの操作が無効であるため、ユーザは電話に出ることができないという不都合がある。
このため、このキーロック機能の利便性を向上させるため、様々な種類の提案がなされている。
上記のように、情報処理装置がFAX留守番電話機であった場合について、再び例示すると、FAX留守番電話機において、予めキーロック機能が作動している状態で、着信を受けた場合、キーロック機能を一時的に解除し、FAX留守番電話機が備える各種操作キーのキー操作を有効とするFAX留守番電話機が提案されている。
このようなFAX留守番電話機の動作の詳細について以下に説明する。図10は、従来の情報処理装置としてのFAX留守番電話機の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、FAX留守番電話機は、キーロック機能ボタンの入力により、予めキーロック状態となっている(S501)。この状態のまま、FAX留守番電話機は、キーロック状態のままで着信を待ち受ける(S502においてNo)。
ここで、FAX留守番電話機は、電話着信があれば(S502においてYes)、キーロック機能ボタンの入力がなくても、キーロック機能を一時的に解除し(S503)、FAX留守番電話機が備える操作キーの入力を受け付ける。そして、FAX留守番電話機は、オフフックキーの入力を受け付け、通話状態となる(S504)。
その後、オンフックキーの入力を受け付けたことによって通話が終了したことを、FAX留守番電話機が検知すると(S505)、通話状態が解除される。その後、FAX留守番電話機は、キーロック機能ボタンの入力がなくても、再びキーロック機能を有効にする(S506)。
このように、従来、電話着信があった際には、FAX留守番電話機のキーロック機能を一時的に解除することで、オフフックキーの入力を受け付け、通話状態を実現する技術が提案されている。
しかしながら、通話状態となった際に、FAX留守番電話機が、ファクシミリ(以下、FAXと称する)通信を受けた場合には、さらなる不都合が生じることが考えられる。ここで、FAX留守番電話機は、FAX機能を操作するためのFAX操作キーをさらに備えているものとする。
この場合、上記の構成では、電話による通信が終了し、通話状態が解除された時点で、キーロック機能が作動してしまい、FAX操作キーは無効となる。よって、FAX留守番電話機が通話状態の解除後に受信したFAX通信に対応することができない。
上記の不都合を解消すべく、例えば、次のようなキーロック機能も提案されている。すなわち、上記の例において、FAX留守番電話機における通話状態が解除された後、キーロック機能ボタンによって、もしくは、所定の時間が経過することによって、FAX留守番電話機のキーロック機能を有効にするキーロック機能である。
このようなFAX留守番電話機の動作の詳細について以下に説明する。図11は、従来の情報処理装置としてのFAX留守番電話機の動作の一例を示すフローチャートである。なお、S601からS605までの動作については、すでに説明したS501からS505までと同様であるので、その説明を省略する。通話終了後、FAX留守番電話機は、まず、自機が備えるタイマーの設定を初期化し(S606)、経過時間のカウントを開始する。次に、自機が備えるキーロック機能ボタンが押下されたかどうかを検出する(S607)。
ここで、キーロック機能ボタンの押下を検出すれば(S607においてYes)、そのまま、FAX留守番電話機はキーロック状態となり(S610)、キー操作を受け付けなくなる。
一方、キーロック機能ボタンが押下されなかった場合(S607においてNo)、FAX留守番電話機は、キー操作を受け付ける。そして、FAX留守番電話機は、所定の時間内に、キー操作があれば(S608においてYes)、タイマーの設定を再び初期化し、経過時間のカウントを元に戻す(S606)。一方、所定の時間内に、キー操作がなければ(S608においてNo)、FAX留守番電話機は、経過時間がタイムアップの時間に達しているかどうかを判定する(S609)。
次に、FAX留守番電話機は、経過時間がタイムアップの時間に達していなければ(S609においてNo)、再びキーロック機能ボタンおよびキー操作を受け付ける(S607)。一方、経過時間がタイムアップの時間に達していれば(S609においてYes)、FAX留守番電話機は、キーロック機能を有効にし、キー操作を受け付けなくなる。
このように、キーロック機能の利便性を向上させるため、従来、FAX留守番電話機においてタイマーを設け、所定の操作終了後、時間差でキーロック機能を有効にすることが提案されている。
さらに例示すれば、特許文献1にも、無線通信装置において、ユーザからのキー操作が一定時間無い場合に、キーロック機能を有効にする技術が開示されている。そして、特許文献2においては、上述のようなキーロック機能に加えて、操作キーのうち、キーロック機能の対象となる操作キーを予め設定する技術が記載されている。
また、特許文献3および4に、キーロック機能が作動している状態で、携帯通信端末が着信を受けた場合、着信内容に応じてキーロック機能の制御内容を変更する技術が開示されている。より詳細には、特許文献3および4には、着信の種類に応じて携帯通信端末に備えられた特定の操作キーのロックを解除することについて提案されている。さらには、特定の操作キーのロックが解除されたあと、再びキーロック機能が作動するまでの所要時間を設定することが提案されている。
特開2004−112353号公報(2004年4月8日公開) 特開平11−27383号公報(1999年1月29日公開) 特開2004−328573号公報(2004年11月18日公開) 特開2007−215221号公報(2007年8月23日公開)
しかしながら、上記従来技術の構成では、FAX留守番電話機が、ユーザからのキー操作が一定時間無いと判断した場合には、画一的に、FAX留守番電話機のキーロック機能が作動していた(例えば特許文献1,2)。
例えば、電話着信の後、FAX留守番電話機が備える留守番電話録音機能により、通話内容を録音する場合、一定時間が経過するとFAX留守番電話機のキーロック機能が作動していた。また、録音した通話内容を、再生している途中で、FAX留守番電話機が、ユーザからのキー操作が一定時間無いと判断し、キーロック機能を有効にしてしまっていた。
このため、ユーザは、別の通話内容を聴取するには、キーロック機能ボタンを操作し、キーロック機能を解除した状態にして、通話内容の聴取操作をしなければならず、また、通話内容の聴取操作が終わった後には、再度、キーロック機能ボタンを操作し、FAX留守番電話機のキーロック機能を有効にしなければならず手間がかかった。
また、例えば、FAX留守番電話機が備えるFAX通信を利用する際にも、FAX通信を、自機が備えるメモリに一時保存した場合、FAX通信の内容を閲覧している途中で、FAX留守番電話機が、ユーザからのキー操作が一定時間無いと判断し、キーロック機能を有効にしてしまっていた。
このため、ユーザは、FAX通信の内容の閲覧を継続しようと思えば、上記と同様の手間をかけなければならなかった。
上記の問題に対し、FAX留守番電話機において、タイムアップの時間に達するまでの経過時間を大きな値に設定してしまうと、キーロック機能の本来の目的を没却することになる。
もしくは、従来の技術においては、次善の策として、特許文献3および4に記載の携帯通信端末のように、着信の種類に応じて、特定のキーのキーロック機能を解除することにとどまっていた。換言すれば、着信の種類に応じて、画一的に特定の操作キーのキーロック機能を解除していたため、キーロック機能を解除しなくてもよい操作キーについても、キー操作が可能になっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作が必要な操作キーのみ、的確にキーロック機能を解除するよう制御を行うことができる情報処理装置、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体および情報処理装置の制御方法を実現することにある。
本発明に係る情報処理装置は、上記課題を解決するために、情報を取得する情報取得手段と、上記情報取得手段が取得した情報を蓄積する情報蓄積部と、上記情報蓄積部に蓄積された情報を使用者が認識できる状態で提示する情報提示手段と、上記情報提示手段による提示動作のロック及び解除を行うロック制御手段とを備え、上記ロック制御手段は、全ての提示動作がロック状態で、上記情報取得手段が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除することを特徴としている。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、上記課題を解決するために、使用者が認識できる状態で情報を提示する情報提示ステップと、上記情報提示ステップにおける全ての提示動作のロックを行うロックステップと、上記ロックステップにより全ての提示動作がロックされている状態で、上記情報が取得されたとき、取得された情報に対応する提示動作のロックを解除するロック解除ステップとを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、ロック制御手段によって、情報蓄積部に蓄積された情報の提示動作がロックされている状態であっても、情報取得手段により情報が取得されたときに、取得された情報を提示するための提示動作のロックが解除されるので、情報処理装置の使用者自らが提示すべき情報のみの提示動作のロックを解除する必要がなくなる。
これにより、情報提示手段による提示動作のロック状態での情報処理装置の利便性の向上を図ることができる。
本発明に係る情報処理装置では、全ての提示動作がロック状態で、上記ロック制御手段による全ての提示動作のロック開始時を起点として、上記情報蓄積部に蓄積される情報の情報量が増加したか否かを検知する情報量検知手段をさらに備え、上記ロック制御手段は、上記情報量検知手段により情報量が増加したことが検知されたときに、増加した情報に対応する提示動作のロックを解除することが好ましい。
上記構成によれば、ロック制御手段によって、情報蓄積部に蓄積された情報の提示動作がロックされている状態であっても、情報量検知手段により上記情報蓄積部に蓄積されている情報の情報量が増加したことが検知されたときに、増加した情報に対応する提示動作のロックが解除されるので、情報処理装置の使用者自らが提示すべき情報のみの提示動作のロックを解除する必要がなくなる。
これにより、情報提示手段による提示動作のロック状態での情報処理装置の利便性の向上を図ることができる。
本発明に係る情報処理装置では、上記ロック制御手段による全ての提示動作のロック開始時に、上記情報蓄積部に蓄積された情報の情報量を基準量として記憶する基準量記憶部をさらに備え、上記情報量検知手段は、上記情報蓄積部に蓄積された情報の情報量と、上記基準量記憶部に記憶された基準量とを比較し、情報量の増加を検知することが好ましい。
上記構成によれば、上記情報量検知手段が、上記情報蓄積部に蓄積された情報の情報量と、上記基準量記憶部に記憶された基準量とを比較することで、上記ロック制御手段による全ての提示動作のロック開示時からの情報量の増加を検知することができる。このため、上記情報量検知手段は、容易に情報量の増加を検知することができるというさらなる効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置では、上記情報提示手段による提示動作を操作するための操作信号それぞれについて、操作が有効または無効の何れかを示す操作許可情報が記録された操作許可テーブルをさらに備え、上記ロック制御手段は、上記操作許可テーブルを参照して、操作信号に対応する操作許可情報が操作の有効を示す場合に、当該操作信号に対応する情報の提示動作を可能状態とし、操作信号に対応する操作許可情報が無効を示す場合に、当該操作信号に対応する情報の提示動作をロック状態とすると共に、全ての提示動作がロック状態で、上記情報量検知手段により情報量が増加したことが検知されたときに、増加した情報に対応する提示動作の操作信号の、上記操作許可テーブルに記録された操作許可情報を更新して、該操作許可情報が操作の有効を示す状態にすることが好ましい。
上記構成によれば、上記操作許可テーブルおいて、提示動作のロック及び解除を総合的に制御することができるというさらなる効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置は、少なくともファクシミリ機能および留守番電話録音機能を備え、上記情報取得手段が取得する上記情報は、少なくともファクシミリ機能で受信したファクシミリ情報および留守番電話録音機能で録音した録音情報を含むことが好ましい。
上記構成によれば、ファクシミリ兼留守番電話機が扱う複数の種類の提示動作おける操作系の誤動作を防ぐことができる。ファクシミリ機能および留守番電話録音機能を備えるファクシミリ兼留守番電話機においても、キーロック機能の利便性を向上させることができるというさらなる効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置では、上記ロック制御手段は、全ての提示動作がロック状態で、自装置が備える電話機能において、電話着信を受けたときに、全ての提示動作を解除し、上記電話機能による通話が終了したときに、上記情報取得手段が情報を取得していれば、取得した情報に対応する提示動作以外の提示動作のロックを行うことが好ましい。
上記構成によれば、ファクシミリ兼留守番電話機において、情報処理装置の状態に応じた、キーロック機能をユーザに提供することができる。このため、情報処理装置は、ユーザのニーズに即したキーロック機能を提供できるというさらなる効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置では、上記ロック制御手段は、全ての提示動作がロック状態で、自装置が備える電話機能において、電話着信を受けたときに、全ての提示動作を解除し、上記電話機能による通話が終了したときから、一定時間経過後に、上記情報取得手段が情報を取得していれば、取得した情報に対応する提示動作以外の提示動作のロックを行うことが好ましい。
上記構成によれば、ファクシミリ兼留守番電話機において、情報処理装置の状態に応じた、キーロック機能をユーザに提供することができる。また、部分的にキーロック機能が有効となるタイミングを調整することができるので、多様なキーロック機能をユーザに提供することができる。すなわち、ユーザのニーズに即したキーロック機能を提供できるというさらなる効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置では、上記ロック制御手段は、全ての提示動作がロック状態で、上記情報取得手段が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除し、ロック解除から所定の時間が経過したときに、上記ロック解除した提示動作のロックを行うことが好ましい。
さて、上記ロック制御手段は、全ての提示動作がロック状態で、上記情報取得手段が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除する。しかし、上記ロックを解除された提示動作について、そのままロックが解除されたままで長時間放置しておくと、かえって不測の誤操作を引き起こすおそれがある。
上記構成によれば、所定の時間が経過すれば、ロック解除されている提示動作について再びロックを行うので、不測の誤操作を防ぐというさらなる効果を奏する。
本発明に係る情報処理装置では、上記各提示動作に対応する操作信号を入力するためのキーを含む入力手段と、上記入力手段が備える各キーを点灯させるための照明手段とをさらに備え、さらに、上記ロック制御手段が、ロック状態になっていない提示動作に対応するキーを点灯させるよう上記照明手段を制御することが好ましい。
上記構成によれば、いずれのキーが「有効」となっているかを明確に示すことができ、ユーザの利便性が高まるというさらなる効果を奏する。
なお、上記情報処理装置における各手段を、制御プログラムによりコンピュータに実行させることができる。さらに、制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記制御プログラムを実行させることができる。
本発明に係る情報処理装置は、以上のように、情報を取得する情報取得手段と、上記情報取得手段が取得した情報を蓄積する情報蓄積部と、上記情報蓄積部に蓄積された情報を使用者が認識できる状態で提示する情報提示手段と、上記情報提示手段による提示動作のロック及び解除を行うロック制御手段とを備え、上記ロック制御手段は、全ての提示動作がロック状態で、上記情報取得手段が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除する構成である。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、以上のように、使用者にとって認識できる状態で情報を提示する情報提示ステップと、上記情報提示ステップにおける全ての提示動作のロックを行うロックステップと、上記ロックステップにより全ての提示動作がロックされている状態で、上記情報が取得されたとき、取得された情報に対応する提示動作のロックを解除するロック解除ステップとを含む方法である。
これにより、情報提示手段による提示動作のロック状態での情報処理装置の利便性の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態について図1〜図9に基づいて説明すると以下の通りである。
〔情報処理装置についての説明〕
図1は、本発明の実施の形態を示すものであり、情報処理装置の要部構成の一例を示すブロック図である。同図に示すとおり、情報処理装置1は、通信部10と、主制御部12と、記憶部14と、入力部16と、情報提示部(情報提示手段)18とを備える構成である。
通信部10は、ネットワーク接続機能を実現するものである。本実施の形態では、情報処理装置1と、通信網2との接続を実現している。また、通信網2は、電話回線網であってもよいし、インターネット網であってもよい。通信部10は、主制御部12の命令に応じて、通信網2を介して、情報提示部18に提示するための提示情報の供給元との通信を行ったり、他の情報処理装置と通信を行ったりする。
主制御部12は、情報処理装置1が備える上述の各部の動作を統括的に制御するものである。主制御部12の機能は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの記憶素子に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。これに限られず、この主制御部12は、例えばPC(personal computer)ベースのコンピュータによって構成されていてもよい。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行われてもよい。このプログラムは、例えばCD−ROMなどのリムーバブルメディアに記録されているものを読み出して使用する形態であってもよいし、ハードディスクなどにインストールされたものを読み出して使用する形態であってもよい。また、この主制御部12がインターネットなどの通信ネットワークに接続された構成とする場合、この通信ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードしてハードディスクなどにインストールして実行する形態なども考えられる。主制御部12の詳細な構成については後段で説明する。
記憶部14は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部14の例としては、主制御部12が動作するときに必要なプログラムや、通信制御データなどの固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)と、通信に関するデータ、演算に使用するデータ、および演算結果などを一時的に記憶する、いわゆるワーキングメモリとしてのRAMと、各種の設定データなどを記憶する書換え可能な不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)とが挙げられる。また、記憶部14の一部がいわゆるメモリカードなどの外部記憶媒体によって実現されていてもよい。この記憶部14の詳細については後述する。
入力部16は、情報処理装置1の表面に設けられた操作キーなどの入力デバイスが、ユーザによって操作されたことを検知し、操作信号を生成して主制御部12に送信するものである。入力デバイスとしては、操作キーの他にタッチパネルなどが挙げられる。
情報提示部18は、主制御部12から提示情報を受信し、受信した提示情報に基づいて、ユーザに対して提示を行うものである。提示情報とは、情報処理装置1において、ユーザに対して視覚的もしくは聴覚的または視聴覚的に提示することのできる情報のことである。提示情報の具体例については後述する。
情報提示部18は、提示情報に対応したユーザインターフェースを備えている。例えば、情報提示部18は、画像データを表示する表示部や、音声データを音波に変換して外部に出力するスピーカ部等を備える構成であってもよい。
〔記憶部の詳細〕
次に、記憶部14の詳細について説明する。記憶部14は、データを格納する領域として、操作許可テーブル22と、基準情報量記録部(基準量記憶部)24と、情報記録部26とを含む。
操作許可テーブル22は、情報処理装置1が、入力部16からの操作信号が有効か否かを判定するために使用するキーロック情報を記録するための領域である。キーロック情報は、操作許可テーブル22において、例えば、入力部16が生成する操作信号の種類と、該操作信号を有効にするか否かを示す情報とを関連付けて記録される。
情報記録部26は、提示情報および該提示情報の情報量を記憶するための領域である。提示情報の例としては、情報処理装置が備える留守番電話録音機能ならびに通話録音機能等による録音情報、および、FAX通信機能によるFAX情報などが挙げられる。しかしながら、これに限られず、テキストデータ、動画データ、画像データ、音声データ、その他バイナリデータなど、種々のデータを記録するようにしてもかまわない。
また、上記提示情報の情報量としては、例えば、提示情報の件数、容量などの指標が採用できる。
基準情報量記録部24は、情報記録部26に記録されている提示情報の情報量が増加したことを、後述の情報検知部38が検知するために用いる所定の基準量の設定を記録する領域である。上記所定の基準量は、上記提示情報全体で共通の基準量を設定していもよいし、上記提示情報の種類ごとに設定されるものであってもよい。
また、上記基準量を設定するタイミングについては、特に制限はなく、たとえば、入力部16において、所定の操作キーが押下されたことを検知したタイミングで行ってもよい。また、上記基準量として採用する設定値については、上記所定の操作キーが押下された時点における、提示情報の情報量を採用することができる。
例えば、上記のように基準量を設定すれば、基準量を設定した後、該基準量と、提示情報の情報量とを比較することで、上記所定の操作キーが押下された時点からの、提示情報の情報量の増分を検知することができる。
〔主制御部の詳細〕
次に、主制御部12の詳細について説明する。主制御部12は、情報取得部(情報取得手段)32と、キーロック制御部(ロック制御手段)34と、情報提示制御部36と、情報検知部(情報量検知手段)38と、操作許可部(ロック制御手段)40とを含む構成である。
情報取得部32は、通信部10を介して、他の情報処理装置等から取得した提示情報を、情報記録部26に記録するものである。ここで、情報取得部32は、上記提示情報の情報量も同時に情報記録部26に記録する。
キーロック制御部34は、入力部16からの操作信号が、情報提示制御部36に対して転送されることを、所定の条件下でブロックする制御を行うものである。
具体的には、キーロック制御部34は、次のような制御を行う。まず、キーロック制御部34は、入力部16から送信される操作信号に基づいて、操作許可テーブル22が記録しているキーロック情報を参照し、上記操作信号が有効か否かを判断する。そして、上記判断の結果、上記操作信号が有効であれば、キーロック制御部34は、情報提示制御部36に、上記操作信号を転送する一方、上記操作信号が有効でなければ情報提示制御部36に、上記操作信号を転送しない。
また、本実施の形態においては、他にも、キーロック制御部34は、後述の操作許可部40の指示に基づいて、上記キーロック情報を更新する機能も備えている。
情報提示制御部36は、キーロック制御部34を経由して送信される入力部16の操作信号に基づいて、情報記録部26に記録されている提示情報を読み出し、情報提示部18に提示情報が示す内容を提示するものである。
情報検知部38は、情報処理装置1が記録している提示情報の増加を検知するものである。情報検知部38は、より具体的には、情報記録部26に記録されている提示情報の情報量と、基準情報量記録部24に記録されている基準量とを比較することで、情報量の増分を算出する。そして、上記算出結果に基づいて提示情報の増加を検知する。
なお、情報検知部38は、情報記録部26に記録されている提示情報の種類が複数である場合は、種類ごとに情報量の増分の算出を行うようにしてもよい。また、上記基準量は、情報検知部38によって設定される構成になっていてもよい。
操作許可部40は、情報量が増加した提示情報に対応する操作信号が、キーロック制御部34において、有効な操作信号として扱われるように制御するものである。具体的には、操作許可部40は、情報検知部38が提示情報の情報量の増加を検知すると、上記提示情報に対応する操作信号が有効となるよう操作許可テーブル22にアクセスし、キーロック情報を更新する。上記提示情報に対応する操作信号とは、情報提示制御部36が情報提示部18において上記提示情報を提示するために必要な操作信号のことである。
以上のように、本実施の形態に係る情報処理装置1は、キーロック機能が作動していても、情報量が増加した提示情報に対応する操作信号については、有効な操作信号として扱うので、操作が必要な操作キーのみ、的確にキーロック機能を解除することができ、情報提示部18での提示動作がロック状態である場合においても、情報処理装置の利便性の向上を図ることができる。
〔情報処理装置についてのさらに詳細な説明〕
上記構成の情報処理装置をFAX留守番電話機として機能させた場合の例について以下に説明する。
図2は、本発明の実施の形態を示すものであり、FAX留守番電話機101の要部構成の一例を示すブロック図である。また、図2は、図1において示した情報処理装置の各要部構成をより詳細に表したものである。上記実施の形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図2に示すとおり、図1において示した情報処理装置1の構成のうち、記憶部14と、入力部16と、情報提示部18とについて、FAX留守番電話機101は、さらに詳細な構成を有している。また、同図に示すとおり、FAX留守番電話機101は、図1において示した構成に加えて、さらに発光部42と、タイマー部44と、キーロック機能ボタン64とを備えている。
〔記憶部について〕
まず、記憶部14について説明する。記憶部14の情報記録部26は、提示情報としてFAX情報および録音情報を記録する。そして、さらに、情報記録部26は、FAX件数80および録音件数82を記録している。FAX件数80および録音件数82は、情報取得部32によって記録される。
なお、FAX情報および録音情報は、情報提示部18に提示される際には、情報提示制御部36によって、それぞれ適切なデータ形式に変換される。FAX情報は、情報提示部18に提示される際には、情報提示制御部36によって、印刷データ又は画像データに変換される。一方、情報提示部18に提示される際には、情報提示制御部36によって、録音情報は、音声データに変換される。
記憶部14の基準情報量記録部24は、所定の基準量として、FAX件数80に対応する基準FAX件数84、録音件数82に対応する基準録音件数86を記録する。本実施の形態においては、所定の基準量として、提示情報の件数を採用しているが、これに限られず、提示情報の容量を基準量として用いてもよい。
〔入力部について〕
次に、入力部16について説明する。図2に示すように、入力部16は、機能キー部60と、テンキー部62とを備える構成である。
機能キー部60は、FAX留守番電話機101のFAX留守番電話機としての機能に関する操作キーを有するものである。すなわち、機能キー部60は、さらに、留守キー70、録音キー72、再生キー74、FAX閲覧キー76および印刷キー78を有する。これらの操作キーは、それぞれ、留守番電話録音機能、通話録音機能、録音再生機能、FAX情報閲覧機能、FAX情報印刷機能に関連している。また、テンキー部62は、「0」〜「9」までの数字キーを含む構成である。上記各操作キーは、該操作キーの押下を検知すると、それぞれ固有の操作信号を生成する。
〔提示部について〕
次に、情報提示部18について説明する。図2に示すように、情報提示部18は、周辺機器制御部50と、スピーカ部52と、表示部54と、印刷部56とを備える構成である。
周辺機器制御部50は、無線通信等を用いて、FAX留守番電話機101に付属する子機3などを制御するものである。無線通信には、赤外線通信や、近距離無線通信などを用いることができる。また、周辺機器制御部50は、FAX留守番電話機101内の各種情報を、子機3に転送することができる。
スピーカ部52は、主制御部12から音声データを受信し、受信した音声データに基づいて、音波を生成して外部に出力するものである。本実施の形態においては、情報記録部26に記録されている録音情報を提示する場合、スピーカ部52は、情報提示制御部36の制御に基づいて、上記録音情報の内容の提示を行う。
表示部54は、主制御部12から画像データを受信し、受信した画像データに基づいて表示画面に画像を表示するものである。表示部54は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と、受信した画像データに基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成である。
本実施の形態において、表示部54は、情報記録部26に記録されているFAX情報の提示を行うものである。表示部54は、情報提示制御部36の制御に基づいて、上記FAX情報の内容の画面表示を行う。
印刷部56は、主制御部12から印刷データを受信し、受信した印刷データに基づいて印刷紙に、印刷データの内容をプリントアウトするものである。表示部54と同様、印刷部56は、情報記録部26に記録されているFAX情報の提示を行うものである。印刷部56は、情報提示制御部36の制御に基づいて、上記FAX情報の内容のプリントアウトを行う。
〔その他詳細〕
発光部42は、入力部の特定の操作キーを、LEDなどの光源によって点灯させるためのものである。
タイマー部44は、時間情報を計測するものである。タイマー部44が、上記時間情報の計測する手法としては、公知の技術を採用することができる。
キーロック機能ボタン64は、キーロック制御部34に、キーロック機能の作動および解除を行うよう指示するためのボタンである。図2に示すように、本実施の形態においては、入力部16は、キーロック機能ボタン64を個別のボタンとして備えているが、これに限られず、他の操作キーで代替してもよい。例えば、テンキー部62の特定のボタンを長押しすることで、キーロック機能の作動および解除を行うようにしてもよい。
〔提示情報の記録〕
次に、FAX留守番電話機101における提示情報の記録について以下に説明する。FAX留守番電話機101に対して、電話通信や、FAX通信などの通信が発生すると、情報取得部32は、通信部10を介して上記録音情報およびFAX情報を取得し、情報記録部26に記録する。ここで、情報取得部32は、上記録音情報に対応する録音件数82、および、上記FAX情報に対応するFAX件数80なども同時に情報記録部26に記録する。
なお、情報取得部32は、通信部10を介して取得した提示情報を、情報提示制御部36に直接送信するようにしても良い。例えば、FAX情報に関して、記憶部14にFAX受信時の情報取得部32の動作に関する設定を予め記憶しておき、情報取得部32が、該設定に基づいて、取得したFAX情報を情報提示制御部36に直接送るようにしてもよい。
〔提示情報の提示〕
次に、FAX留守番電話機101において提示情報を提示する動作について以下に説明する。情報記録部26に記録されている各種提示情報を提示する場合は、ユーザは、入力部16に備えられている各種操作キーを操作すればよい。
まず、FAX留守番電話機101のキーロック機能は解除されている場合を説明する。
FAX留守番電話機101は、入力部16において、ユーザの操作を受け付ける。ここで、FAX留守番電話機101は、機能キー部60の有する再生キー74が押下されたことを検出すると、情報記録部26に記録されている録音情報を情報提示部18のスピーカ部52において再生する。
また、FAX留守番電話機101は、機能キー部60の有するFAX閲覧キー76が押下されたことを検出すると、情報記録部26に記録されているFAX情報を情報提示部18の表示部54において提示する。
また、FAX留守番電話機101は、機能キー部60の有する印刷キー78が押下されたことを検出すると、情報記録部26に記録されているFAX情報を情報提示部18の印刷部56において印刷する。
次に、FAX留守番電話機101において、キーロック機能が作動している場合について、以下に説明する。キーロック制御機能が有効となっている場合、すなわち、キーロック状態となっている場合は、機能キー部60の操作キーが押下されることにより操作信号が生成されても、該操作信号は、所定の条件下、キーロック制御部34においてブロックされる。
操作信号がブロックされる条件について、以下に説明する。図3は、操作許可テーブル22のデータ項目の一部を示す図である。同図が示すように、操作許可テーブル22は、データ項目として、“情報種別”、“対象キー”、“有効/無効”を含む。すなわち、操作許可テーブル22は、上記のデータ項目を含むキーロック情報を記憶するものである。
ここで、“対象キー”には、キーロック機能による制御の対象となる操作信号を生成する操作キーに関する情報が格納される。例えば、「再生キー」など、機能キー部60の有する各操作キーを示す情報が格納される。また、“有効/無効”には、上記 “対象キー”に対応する操作キーの操作信号が有効となっていることを示す「有効」か、あるいは有効でないことを示す「無効」が格納される。
そして、“情報種別”には、制御の対象キーによって情報提示部18に提示することができる提示情報に関する情報が格納される。例えば、図3に示すように、「再生キー」は、情報記録部26に記録される提示情報のうち、「録音情報」をスピーカ部52に提示する操作ができるので、「録音情報」と「再生キー」とが対応付けられて操作許可テーブル22に格納されている。操作許可テーブル22の1レコード目には、「録音情報」と「再生キー」とが対応付けられて格納されており、“有効/無効”は、「有効」であるので、「再生キー」の操作信号が有効であることがわかる。
また、FAX情報は、前述のとおり、表示部54における提示と、印刷部56における提示との2種類の提示方法がある。再び図3を参照すれば、「FAX情報」に対しては、「FAX閲覧キー」および「印刷キー」が対応づけられている。また、「FAX閲覧キー」および「印刷キー」はどちらも「無効」になっている。
上記のような、操作許可テーブル22に記録されているキーロック情報を、キーロック制御部34が読み出して、入力部16からの各種操作信号が有効であるか否かを判定する。キーロック制御部34は、「有効」な操作信号については、該操作信号を情報提示制御部36に転送し、一方、「無効」な操作信号については、該操作信号をブロックする。
再び図3を参照し、再生キーが押下された場合の動作について例示する。まず、再生キーが押下されたことにより、再生キーの操作信号を、キーロック制御部34が受信すると、キーロック制御部34は、「再生キー」について操作許可テーブル22を参照する。キーロック制御部34は、「再生キー」が「有効」であることを判定する。この判定に基づいて、キーロック制御部34は、再生キーの操作信号を、情報提示制御部36に対して転送する。
続いて、情報提示制御部36は、キーロック制御部34から転送された再生キーの操作信号に基づいて、情報記録部26から録音情報を読み出し、該録音情報をスピーカ部52において提示するよう制御する。
次に、FAX留守番電話機101が備えるキーロック機能の特徴点についてさらに詳細に説明する。FAX留守番電話機101は、キーロック機能ボタン64を押下することによって、入力部16の各操作キーをキーロック状態にする一括キーロック機能を備えている。
また、FAX留守番電話機101は、入力部16の各操作キーがキーロック状態となっているときに、特定の操作キーについて、個別にキーロック機能を解除する部分キーロック解除機能を備える。以下、これらの機能について詳細に説明する。
〔一括キーロック機能〕
前述のとおり、FAX留守番電話機101では、キーロック機能ボタン64の操作によって、キーロック機能を作動させたり、解除させたりできる。すなわち、FAX留守番電話機101では、一括で、入力部16の操作キーを、「有効」にしたり「無効」にしたりすることができる。
本実施の形態においては、上記の特徴点を、次のような構成で実現している。すなわち、キーロック機能ボタン64の押下を検知すると、キーロック機能ボタン64の操作信号が、キーロック制御部34に送信される。キーロック制御部34は、キーロック機能ボタン64の操作信号を受信すると、図3で示した、操作許可テーブル22に記録されているキーロック情報を更新する。しかしながら、これに限られず、一括で、入力部16の操作キーを、「有効」にしたり「無効」にしたりするための構成を別途設けてもかまわない。
例えば、キーロック機能を解除する場合、キーロック制御部34は、操作許可テーブル22において、“有効/無効”が「無効」となっている“対象キー”については、上記“有効/無効”の設定値をすべて「有効」に更新する。
また、FAX留守番電話機101は、所定の時間、入力部16において、操作が検知されない場合に、キーロック機能を有効にすることもできる。
これは例えば、次のような手法によって実現することができる。すなわち、タイマー部44が、最後に、入力部16において、操作を検知した時点からの経過時間を計測する。そして、最後の操作を検知した時点から所定の時間が経過した時、すなわち、経過時間がタイムアップの時間に達している場合、タイマー部44は、所定の時間を経過したことを示す無操作情報を、キーロック制御部34に送信する。上記無操作情報を受信したキーロック制御部34は、操作許可テーブル22のすべての“対象キー”について、「無効」を設定する。
以上が、入力部16において、キーロック機能ボタン64以外の操作キーの操作信号を一括して無効にするときにおけるFAX留守番電話機101の各主要部の動作である。
〔部分キーロック解除機能〕
次に、キーロック機能が作動している場合に、機能キー部60において、一部の操作キーのキー操作を許可する動作について説明する。本実施の形態に係るFAX留守番電話機101は、情報取得部32が、提示情報を情報記録部26に記録することで、情報提示部18において、提示情報を提示する動機が発生したとき、該提示情報の提示するための操作キーのキー操作を許可する。
情報検知部38が、情報記録部26に記録されている提示情報の情報量と、基準情報量記録部24に記録されている基準量とを比較し、提示情報の増加を検知する。
情報検知部38が提示情報の増加を検知したとき、操作許可部40は、提示情報の情報種別に対応する操作キーが「有効」となるよう操作許可テーブル22に記録されているキーロック情報を更新する。
より詳細には、情報検知部38は、情報記録部26に記録されている録音件数82と、基準情報量記録部24に記録されている基準録音件数86とを比較し、録音情報の増加を検出する。また、情報検知部38は、情報記録部26に記録されているFAX件数80と、基準情報量記録部24に記録されている基準FAX件数84とを比較し、FAX情報の増加を検出する。
ここで、基準情報量記録部24に記録されている基準録音件数86および基準FAX件数84の設定の手法について説明する。まず、本実施の形態において、基準録音件数86および基準FAX件数84は、情報検知部38によって設定される。ただし、これに限られず、基準録音件数86および基準FAX件数84を設定する専用の構成があってもよい。
上記の設定処理は、例えば、次のようなタイミングで行ってもよい。すなわち、キーロック制御部34が、キーロック機能ボタン64以外の操作キーの操作信号を一括して無効にしたときを情報検知部38が検知したとき、情報検知部38が、基準録音件数86および基準FAX件数84の初期化設定を行えばよい。本実施の形態においては、上記初期化設定は、キーロック機能ボタン64が押下されたときや、所定の時間、入力部16において操作が検知されなかったとき等を機会に、情報検知部38によって行われる。
上記初期化設定において、情報検知部38は、例えば、基準録音件数86を、そのときの録音件数82より5件多い件数、および、基準FAX件数84を、そのときのFAX件数80より1件多い件数に設定することができる。
そして、例えば、情報検知部38は、録音件数82が、基準録音件数86以上になったことを検知する。FAX件数80についても同様である。
すなわち、上記のように設定した場合、情報検知部38は、初期化設定から、録音情報が5件増加したこと、および、FAX情報が1件増加したことを検知することになる。
なお、情報検知部38が、提示情報の情報量と、所定の基準量とを比較するタイミングは、特に限定されない。例えば、情報取得部32が、提示情報を情報記録部26に記録したときを機会に、情報検知部38は、上記比較を行うようにすることができる。
また、提示情報の情報量と、所定の基準量とを比較する方法についても、種々の手法を採用することができる。例えば、初期化設定時からの録音情報の記録件数の増分を記録開始し、該記録件数が所定の件数に達したときに情報検知部38が、提示情報の情報量の増加を検出するようにしてもよい。
情報検知部38は、提示情報の増加を検出したとき、増加を検出した提示情報の情報種別を操作許可部40に送信する。例えば、FAX情報について増加を検出した場合、情報検知部38は、情報種別として「FAX情報」を操作許可部40に送信する。
次に、情報検知部38が、提示情報の増加を検出したときの操作許可部40の動作について説明する。操作許可部40は、情報検知部38から送信された情報種別に基づいて、操作許可テーブル22を読み出し、対応する“対象キー”が「有効」になるようキーロック情報を更新する。例えば、情報検知部38から、「FAX情報」の情報種別を受信したとき、操作許可部40は、「FAX情報」に対応づいている、「FAX閲覧キー」および「印刷キー」について「有効」を設定するよう制御する。
このように、本実施の形態に係るFAX留守番電話機101では、キーロック機能が動作しているときに入力部16の備える一部の操作キーを「有効」とすることができる。いうなれば、FAX留守番電話機101を、部分キーロック状態にすることができる。
〔処理の流れ〕
次に、図4〜6に示すフローチャートを参照しながら、FAX留守番電話機101の動作について説明する。図4はFAX留守番電話機101の動作の一例について説明したフローチャートである。また、図5および6は、図4に示す「初期化処理」のステップおよび「許可キー設定」のステップにおける定義済み処理について説明したフローチャートである。
まず、FAX留守番電話機101の備える入力部16における操作キーは、キーロック機能ボタン64以外は、すべて無効となっている。すなわち、キーロック状態である(S101)。次に、提示情報の情報量について、初期化処理が行われる(S102)。
ここで、図5を参照し、初期化処理について説明する。初期化処理では、提示情報の各情報種別について、基準量を設定する。まず、FAX留守番電話機101は、キーロック状態となった時点での録音件数82を、基準録音件数86として記録し(S201)、そして、キーロック状態となった時点でのFAX件数80を基準FAX件数84として記録する(S202)。
本実施の形態においては、基準録音件数86および基準FAX件数84を記録する構成だが、これに限られず、FAX留守番電話機101が他の種別の提示情報に関する情報量を記録できるのであれば、上記の初期化処理に含めることができる。
初期化処理が終了すると、FAX留守番電話機101は、着信を待機する(S103においてNo)。そして、FAX留守番電話機101が記録可能な提示情報についての着信があった場合(S103においてYes)、許可キー設定の処理を行う(S104)。
ここで、図6を参照して、許可キー設定処理について詳細に説明する。許可キー設定処理では、提示情報の各情報種別について、情報量の変化があるかどうかを検知する。すなわち、録音件数82が初期化処理時から変化しているかを判定する(S301)。もし、録音件数82が初期化処理時から変化している場合(S301においてYes)は、録音情報について“対象キー”を有効化するとともに、次の処理に進む(S302)。“対象キー”を有効化する手法については、前述のとおりである。一方、録音件数82が初期化処理時から変化していない場合(S301においてNo)は、次の処理に進む。
そして、FAX件数80が初期化処理時から変化しているかを判定する(S303)。もし、FAX件数80が初期化処理時から変化している場合(S303においてYes)は、FAX情報について“対象キー”を有効化し、その後、元の処理に戻る(S304)。一方、FAX件数80が初期化処理時から変化していない場合(S303においてNo)は、元の処理に戻る。
本実施の形態においては、録音件数82およびFAX件数80の変化について検知したが、FAX留守番電話機101が他の情報種別の提示情報を記録する場合は、上記許可キー設定処理において、上記他の情報種別の提示情報の件数の変化に基づいて、“対象キー”を「有効」にする処理をおこなってもよい。
そして、許可キー設定処理を行ったのち、「有効」な操作キーが設定されていないのであれば、FAX留守番電話機101は、一括でキーロック状態となったままである(S105においてNo)。その後処理は終了する。ここで、「有効」な操作キーが設定されている場合(S105においてYes)、FAX留守番電話機101は、以下のように動作する。
まず、時間経過を計測するため、タイマー部44において、時間情報が初期化され、経過時間の計測が開始される(S106)。そして、入力部16において、キー操作を受け付ける。ここで、キー操作があれば(S107においてYes)、FAX留守番電話機101において、「有効」な操作キーであるか否かが判定される。ここで、入力された操作キーが「有効」であれば(S108においてYes)、経過時間の計測を再び初期化する(S106に戻る)。これは、引き続きキー操作を待機する間に、タイムアップの時間に達してしまい、キーロック状態にならないようにするためである。
一方、S107において、キー操作が検出されなかった場合(S107においてNo)、または、S108において、入力された操作キーが「有効」でなかった場合(S108においてNo)は、経過時間がタイムアップの時間に達していないかを確認する。そして、経過時間がタイムアップの時間に達していない場合(S109においてNo)は、引き続きキー操作を待機する(S107に戻る)。
一方、経過時間がタイムアップの時間に達している場合(S109においてYes)は、FAX留守番電話機101は、一括でキーロック機能を作動させ、キーロック状態となる(S110)。その後、処理は終了する。
以上のように、FAX留守番電話機101は、キーロック機能が動作している状態で、提示情報の増加を検知したとき、増加した提示情報の情報種別に基づいて、部分的にキーロック機能を解除する。
このため、上記提示情報を提示するための操作が必要なキーのみ、的確にキーロック機能を解除することができる。
一方で、上記提示情報を提示するための操作が必要でない操作キーについては、確実にキーロック機能を有効にしておくことができるので、ユーザの不用意な操作によって、FAX留守番電話機101が備える各種機能が誤動作することを防ぐことができる。
結果として、FAX留守番電話機101における、キーロック機能の利便性の向上を図ることができる。
〔FAX留守番電話機の変形例〕
以下において、図7〜9までを参照しながら、本発明に係る情報処理装置1の変形例について説明する。
まず、図7を用いてFAX留守番電話機101の処理の流れに関する変形例について説明する。図7はFAX留守番電話機101の動作の一例について説明したフローチャートである。
なお、図4を参照しながら説明したステップと同様の処理を行うステップについては、同一の符号を付して、その説明を省略する。すなわち、S101〜S105までは、すでに説明したとおりであるので、その説明を省略する。
図7によると、FAX留守番電話機101は、S401において、キーロック状態を一時的に解除する。すなわち、図4において示した例とは異なり、S104において、「有効」な操作キーが一つでも設定されていれば、他の「無効」な操作キーについても、キーロック機能を一時的に一括して解除する。
次に、キーロック機能を一時的に一括して解除した時点からの時間経過を計測するため、タイマー部44において、時間情報が初期化され、経過時間の計測が開始される(S402)。
そして、入力部16において、操作キーの入力を受け付ける。ここで、操作キーの入力があれば(S403においてYes)、FAX留守番電話機101において、「有効」な操作キーであるか否かが判定される。ここで、入力された操作キーが「有効」であれば(404においてYes)、経過時間の計測を再び初期化する(S402に戻る)。
このことは、図4を参照して示した例と異なる点の一つである。本変形例においては、「有効」な操作キーの入力がある限り、経過時間が初期化され、FAX留守番電話機101において、キーロック機能が一時的に一括して解除された状態が持続する。
一方、S403において、キー操作が検出されなかった場合(S403においてNo)、または、S404において、入力された操作キーが「有効」でなかった場合(S404においてNo)は、経過時間がタイムアップの時間に達していないかを確認する。
そして、経過時間がタイムアップの時間に達していない場合(S405においてNo)は、引き続きキー操作を待機する(S403に戻る)。
一方、経過時間がタイムアップの時間に達している場合(S405においてYes)は、S404において、「有効」になった操作キー以外の操作キーについては、再びキーロック状態とする。そして、図4において示した、部分キーロック状態の処理、すなわち、S106〜S109の処理を行う(S406)。そして、FAX留守番電話機101は、一括でキーロック機能を作動させ、キーロック状態となる(S407)。その後、処理は終了する。
上記構成によれば、FAX留守番電話機101において、部分キーロック状態となるタイミングを調整することができるので、多様なキーロック機能の制御が行える。このため、FAX留守番電話機101は、ユーザのニーズに即したキーロック機能を実現できる。
次に、図8および9を用いて、発光部42の効果的な活用法について説明する。図8および9は、FAX留守番電話機101の概観を示す図である。なお、図2で説明した構成に対応する構成には同一の符号を付している。例えば、図8における装置概観の左下の部分には、図2において説明した、キーロック機能ボタン64が配置されている。その他についても同様であるので、各部位の説明は省略する。
ここで、本実施の形態の変形例として、FAX留守番電話機101が、部分キーロック状態となったとき、「有効」な操作キーのみを発光部42によって点灯し、いずれの操作キーが「有効」となっているかを明示する構成とすることができる。例えば、図9を参照して説明すると、同図において、再生キー74が、発光部42によって点灯されている。これは、FAX留守番電話機101において、録音情報が記録され、再生キー74が「有効」となっている状態を示している。すなわち、もし、この状態のときに、ユーザが再生キー74を押下すれば、FAX留守番電話機101は、録音情報を情報提示部18において提示する。
上記構成によれば、FAX留守番電話機101が、いずれの操作キーが「有効」となっているかを明確に示すので、ユーザの利便性が高まるという効果を奏する。
〔情報処理装置の変形例〕
以下において、本発明に係る情報処理装置1をFAX留守番電話機以外の装置に適用する変形例について説明する。
例えば、本発明に係る情報処理装置をビデオレコーダとして動作させる変形例が考えられる。図1を参照しながら、情報処理装置1の上記変形例について説明する。本変形例において、通信部10は、通信網からテレビジョン放送信号を受信するものとする。そして、情報取得部32が、通信部10を介して、番組データを取得し、情報記録部26に記録する。また、入力部16は、番組データとしての提示情報の再生等を行うための操作キーを備えていればよい。情報提示部18は、主制御部12からビデオ信号を受信するためのテレビ画面等のユーザインターフェースを備えていればよい。
上記構成によれば、情報処理装置1が、番組データを記録したとき、キーロック機能を部分的に解除することができる。例えば、特定のキーワードに関連する番組データを自動録画するような場合に適用することが想定される。
その後、入力部16の生成した操作信号に基づいて、情報提示部18において、ビデオ信号を再生すればよい。
上記の変形例のほかにも、メール受信装置、音声データ録音装置、自動写真撮影装置など種々の装置への応用が考えられる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、情報処理装置1の各ブロック、特に情報取得部32、キーロック制御部34、情報提示制御部36、情報検知部38および操作許可部40は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報処理装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報処理装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記情報処理装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、情報処理装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明によると、操作が必要な操作キーのみ、的確にキーロック機能を解除するよう制御を行うことができるので、キーロック機能を有し、複数の種類の提示情報を記録するような装置、例えば、携帯通信端末をはじめとする情報処理装置において、広く好適に使用できる。
本発明の実施の形態を示すものであり、情報処理装置の要部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態を示すものであり、FAX留守番電話機の要部構成の一例を示すブロック図である。 操作許可テーブルのデータ項目の一部を示す図である。 FAX留守番電話機の動作の一例について説明したフローチャートである。 「初期化処理」のステップにおける定義済み処理について説明したフローチャートである。 「許可キー設定」のステップにおける定義済み処理について説明したフローチャートである。 FAX留守番電話機の動作の一例について説明したフローチャートである。 FAX留守番電話機の概観を示す図である。 FAX留守番電話機の概観を示す図である。 従来の情報処理装置としてのFAX留守番電話機の動作の一例を示すフローチャートである。 従来の情報処理装置としてのFAX留守番電話機の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
2 通信網
10 通信部
12 主制御部
14 記憶部
16 入力部
18 情報提示部(情報提示手段)
22 操作許可テーブル
24 基準情報量記録部(基準量記憶部)
26 情報記録部(情報蓄積部)
32 情報取得部(情報取得手段)
34 キーロック制御部(ロック制御手段)
36 情報提示制御部(情報提示手段)
38 情報検知部(情報量検知手段)
40 操作許可部(ロック制御手段)

Claims (12)

  1. 情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報取得手段が取得した情報を蓄積する情報蓄積部と、
    上記情報蓄積部に蓄積された情報を使用者が認識できる状態で提示する情報提示手段と、
    上記情報提示手段による提示動作のロック及び解除を行うロック制御手段とを備え、
    上記ロック制御手段は、
    全ての提示動作がロック状態で、上記情報取得手段が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除することを特徴とする情報処理装置。
  2. 全ての提示動作がロック状態で、上記ロック制御手段による全ての提示動作のロック開始時を起点として、上記情報蓄積部に蓄積される情報の情報量が増加したか否かを検知する情報量検知手段をさらに備え、
    上記ロック制御手段は、
    上記情報量検知手段により情報量が増加したことが検知されたときに、増加した情報に対応する提示動作のロックを解除することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記ロック制御手段による全ての提示動作のロック開始時に、上記情報蓄積部に蓄積された情報の情報量を基準量として記憶する基準量記憶部をさらに備え、
    上記情報量検知手段は、
    上記情報蓄積部に蓄積された情報の情報量と、上記基準量記憶部に記憶された基準量とを比較し、情報量の増加を検知することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記情報提示手段による提示動作を操作するための操作信号それぞれについて、操作が有効または無効の何れかを示す操作許可情報が記録された操作許可テーブルをさらに備え、
    上記ロック制御手段は、
    上記操作許可テーブルを参照して、操作信号に対応する操作許可情報が操作の有効を示す場合に、当該操作信号に対応する情報の提示動作を可能状態とし、操作信号に対応する操作許可情報が無効を示す場合に、当該操作信号に対応する情報の提示動作をロック状態とすると共に、
    全ての提示動作がロック状態で、上記情報量検知手段により情報量が増加したことが検知されたときに、増加した情報に対応する提示動作の操作信号の、上記操作許可テーブルに記録された操作許可情報を更新して、該操作許可情報が操作の有効を示す状態にすることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 少なくともファクシミリ機能および留守番電話録音機能を備え、
    上記情報取得手段が取得する上記情報は、少なくともファクシミリ機能で受信したファクシミリ情報および留守番電話録音機能で録音した録音情報を含むことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 上記ロック制御手段は、
    全ての提示動作がロック状態で、自装置が備える電話機能において、電話着信を受けたときに、全ての提示動作を解除し、上記電話機能による通話が終了したときに、上記情報取得手段が情報を取得していれば、取得した情報に対応する提示動作以外の提示動作のロックを行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 上記ロック制御手段は、
    全ての提示動作がロック状態で、自装置が備える電話機能において、電話着信を受けたときに、全ての提示動作を解除し、上記電話機能による通話が終了したときから、一定時間経過後に、上記情報取得手段が情報を取得していれば、取得した情報に対応する提示動作以外の提示動作のロックを行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 上記ロック制御手段は、
    全ての提示動作がロック状態で、上記情報取得手段が情報を取得したとき、取得した情報に対応する提示動作のロックを解除し、ロック解除から所定の時間が経過したときに、上記ロック解除した提示動作のロックを行うことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 上記各提示動作に対応する操作信号を入力するためのキーを含む入力手段と、
    上記入力手段が備える各キーを点灯させるための照明手段とをさらに備え、
    さらに、上記ロック制御手段が、ロック状態になっていない提示動作に対応するキーを点灯させるよう上記照明手段を制御することを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載の情報処理装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 使用者が認識できる状態で情報を提示する情報提示ステップと、
    上記情報提示ステップにおける全ての提示動作のロックを行うロックステップと、
    上記ロックステップにより全ての提示動作がロックされている状態で、上記情報が取得されたとき、取得された情報に対応する提示動作のロックを解除するロック解除ステップとを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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