JP2009303052A - 無線基地局、無線端末、通信制御方法及び無線通信システム - Google Patents

無線基地局、無線端末、通信制御方法及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの輻輳状態の発生を早期に検出する。
【解決手段】無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視し、前記監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する。
【選択図】図8

Description

本件は、無線基地局、無線端末、通信制御方法及び無線通信システムに関する。本件は、例えば、Random Access Channel(RACH)を用いた通信を行なう無線通信システムに用いられる場合がある。
無線端末(User Equipment、UE)と無線基地局(e-Node B、eNB)との間で通信を行なうチャネルの1つにRandom Access Channel(RACH)がある。
このRACHは、eNBの同一セル(またはセクタ)に属する他のUEと共有される無線チャネルで、例えば、UEがeNBとの通信を開始する際に用いられる。
UEは、例えば、64種類のRACHプリアンブルコード(RACH番号)から1つを選択し、そのRACH番号を含むRACHプリアンブル通知(Message1)をeNB宛に送信する。そして、eNBがMessage1を受信したことで、一連の接続シーケンスが開始される。
特開平8−336177号公報 特開2002−217956号公報 特開平10−108260号公報 特開2005−328317号公報
上述のような通信制御方法では、例えば、複数のUEが、同一のRACH番号を選択し、且つ、同一のタイミングでMessage1をeNBに送信した場合、これらのMessage1が衝突することがある。
eNBは、衝突したMessage1を正常に受信することができず、当該Message1を送信した複数のUEは、eNBとの接続シーケンスを正常に完了することができないため、Message1の再送を繰り返す場合がある。
このような状況下では、Message1の衝突確率がさらに高くなる。また、ネットワークの輻輳状態を招く場合がある。
本件の目的の一つは、ネットワークの輻輳状態の発生を早期に検出することにある。
また、発生した輻輳状態を抑制することも、目的の一つである。
なお、前記目的に限らず、後述する実施形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも他の目的の一つとして位置付けることができる。
例えば、以下の手段を用いる。
(1)複数の無線端末と通信しうる無線基地局であって、前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段と、前記監視手段による監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する判定手段と、をそなえた無線基地局を用いることができる。
(2)また、無線基地局と通信しうる無線端末であって、前記無線基地局宛に接続要求信号を送信する送信手段と、前記無線基地局が前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視することにより輻輳状態が発生したと判定したことで受信される、前記送信の制限を示す情報に基づいて、前記送信手段の新規送信処理を制限する制御手段と、をそなえた無線端末を用いることができる。
(3)さらに、複数の無線端末と、前記複数の無線端末と通信しうる無線基地局と、をそなえた無線通信システムの通信制御方法であって、前記無線基地局は、前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視し、前記監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する、通信制御方法を用いることができる。
(4)また、複数の無線端末と、前記複数の無線端末と通信しうる無線基地局と、前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段と、前記監視手段による監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する判定手段と、前記判定手段により前記輻輳状態が発生したと判定されると、前記無線端末による新規の前記接続要求信号の送信を制限する無線端末制御部と、前記無線基地局宛に接続要求信号を送信する送信手段と、前記無線基地局から受信した、前記送信の制限を示す情報に基づいて、前記送信手段の新規送信処理を制限する制御手段と、をそなえた無線通信システムを用いることができる。
ネットワークの輻輳状態の発生を早期に検出することが可能である。
また、発生した輻輳状態を抑制することも可能である。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも例示に過ぎず、以下に示す実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本実施形態は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。
〔1〕一実施形態
図1は、一実施形態に係る無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
この図1に示す無線通信システムは、例示的に、通信網(上位ネットワーク)300と接続されたeNB100と、eNB100と無線通信しうる複数のUE200−1,200−2とをそなえる。なお、以下において、UE200−1,200−2を区別しない場合は、単にUE200と表記する。また、UE200,eNB100及び通信網300それぞれの数は、図1に例示する数に限定されない。
以下では、通信網300からeNB100への通信方向及びeNB100からUE200への通信方向を下りと称する。また、UE200からeNB100への通信方向及びeNB100から通信網300への通信方向を上りと称する。
eNB100は、例えば、通信網300とUE200との間のデータや呼の中継、通信制御を行なうことができ、UE200は、データや呼の送受信を行なうことができる。
ここで、UE200とeNB100との間の通信は、例えば、RACHを用いた一連の接続シーケンス(呼接続処理)が正常完了することで開始される。
図2にRACHによる接続シーケンスが正常完了する場合の例を示す。
まず、UE200は、自局200が有するRACH番号テーブルからRACH番号をランダムに選択し、このRACH番号を含むRACHプリアンブル通知(Message1)(以下、M1信号と表記する)をeNB100宛に送信する。
次に、UE200からM1信号を受信したeNB100は、自局100が有するセル内管理番号テーブルから前記UE200を識別するための仮番号(Cell-Radio Network Temporary Identity、C−RNTI)を選択する。そして、RACH番号,仮番号及び送信タイミング情報を含むRACHプリアンブル応答(Message2)(以下、M2信号と表記する)を、UE200宛に返信する。また、eNB100は、以降の通信で用いられる上り通信リソースをUE200に割り当てることもできる。
次いで、UE200は、例えば、eNB100から与えられた通信リソースを用いて、端末固有ID通知(Message3)(以下、M3信号と表記する)を、M2信号から算出した送信タイミングで、eNB100に送信する。このM3信号には、例えば、eNB100に割り当てられた仮番号と、UE200に固有の識別子(端末固有ID)とが含まれる。
M3信号を受信したeNB100は、仮番号と、端末固有IDと、自局100が有する通信端末管理制御テーブルとに基づき、M3信号を送信してきたUE200が通信対象であるかどうかを確認(判定)する。例えば、eNB100は、UE200から受信した端末固有IDが、上位ネットワーク側で管理される通信対象の端末固有IDと一致するかどうかを判定することにより、当該端末固有IDが有効であるかを判定することができる。
そして、当該UE200が通信対象であることを確認すると、eNB100は、当該UE200が通信対象であることを示す情報や、呼制御に用いられる情報などを含む、通信受付通知(Message4)(以下、M4信号と表記する)をUE200に送信する。
M4信号を受信したUE200は、自局200が通信の対象であることを確認し、呼制御に関する情報を取得して、eNB100との通信を開始する。
以上により、RACHによる一連の接続シーケンスが正常に完了する。
上記接続シーケンスが正常完了すると、UE200は、呼制御に関する情報を用いて、eNB100との呼について所定の制御を行なう。
ところで、eNB100の同一セル(またはセクタ)内において、複数のUE200が上記接続シーケンスを開始すると、同一のRACH番号、且つ、同一の送信タイミングでM1信号が送信されることがある。
図3にそのような場合のRACHによる接続シーケンスの一例を示す。
上述のように、例えば、複数のUE200−1,200−2が同一のRACH番号(#N)(Nは自然数)を選択し、且つ、同一のタイミングでM1信号をeNB100宛に送信したとする。
eNB100は、前記M1信号の受信時には、UE200−1,200−2を区別することができない。そのため、eNB100は、UE200−1,200−2宛に同一のM2信号を送信する。これらのM2信号には、例えば、同一のRACH番号,仮番号及び送信タイミング情報が含まれる。
一方、同一のM2信号を受信したUE200−1,200−2は、仮番号及び自局の固有端末IDを含むM3信号をeNB100宛にそれぞれ送信する。
そして、UE200−1,200−2からM3信号を受信したeNB100は、当該UE200−1,200−2のそれぞれについて、通信対象として有効であるかどうかを確認(判定)する。
ここで、例えば、UE200−1が通信対象として有効であり、且つ、UE200−2が通信対象として有効でないと判定した場合、eNB100は、UE200−1が有効な通信対象であることを示す、M4信号をUE200−1,200−2宛にそれぞれ送信する。
このとき、UE200−1は、eNB100から受信したM4信号に含まれる上記情報に基づいて、自局200−1が有効な通信対象であることを確認し、eNB100との通信(呼制御など)を開始する。
一方、UE200−2は、上記M4信号に含まれる情報に基づいて、自局200−2が有効な通信対象でないことを確認する。この場合、上記接続シーケンスが正常に完了するまで(自局が有効な通信対象であると確認されるまで)、M1信号の再送を繰り返す。
また、図4に例示するように、複数のUE200により同一のRACH番号(#N)、且つ、同一の送信タイミングで複数のM1信号が送信されると、これらのM1信号が互いに干渉し合い、いずれもeNB100で正常に受信できない場合がある。
このような場合、UE200−1,200−2は、M2信号を所定の時間内に受信することができず、M1信号を再送する。この再送処理は、例えば、eNB100から前記所定の時間内にM2信号が受信されるまで、繰り返される場合がある。
上述したいずれの場合も、複数のM1信号が衝突すると、RACHによる上記接続シーケンスを正常に完了することができないため、M1信号の再送が繰り返される。
その結果、M1信号の衝突確率が高くなり、ネットワークの輻輳状態が発生する確率も高くなる。
そこで、本例においては、eNB100が、M1信号の受信により開始した上記接続シーケンスの数と正常完了した接続シーケンスの数との比率を監視し、その監視結果に基づいて、ネットワークの輻輳状態の有無を判定する。
また、本例のeNB100は、ネットワークが輻輳状態であると判定した場合に、UE200によるM1信号の送信を制限することができる。
例えば、eNB100は、M1信号の受信数とM4信号の送信数との差分に基づいて、ネットワークの輻輳状態の有無を判定し、UE200の送信制限を行なうこともできる。また、ネットワークの輻輳状態が回復したと判定すると、上記送信制限を解除することもできる。
これによれば、RACHによる接続シーケンスにおいて送受信される信号に基づいて輻輳状態の有無を判定できるので、輻輳状態の早期検出が可能となる。
さらに、輻輳状態であることを検出した場合に、UE200による送信処理を制限することにより、ネットワークの輻輳を早期に抑制することが可能となる。
〔2〕無線通信システムの具体例
以下、上述した無線通信システムの詳細について説明する。
(2.1)eNB100
図5は一実施形態に係るeNB100の構成例を示すブロック図である。この図5に例示するeNB100は、送受信アンテナ101と、無線処理部102と、インタフェース(IF)部103と、呼制御部104と、をそなえる。
送受信アンテナ101の受信機能により受信されたUE200からの上り無線信号は、無線処理部102により所定の無線受信処理を施され、IF部103を介して通信網300へ送出される。逆に、通信網300から受信した下り信号は、無線処理部102により所定の無線送信処理を施され、送受信アンテナ101の送信機能によりUE200宛に送出される。また、呼制御部104は、例えばUE200との呼接続を管理、制御する。
ここで、無線処理部102は、例示的に、下り信号処理部105と、上り信号処理部106と、をそなえる。下り信号処理部105は、下り信号について所定の無線送信処理を施すもので、例えば、データCH処理部107と、制御CH処理部108と、をそなえる。
データCH処理部107は、下り信号のデータCHについて所定の無線送信処理を施すもので、制御CH処理部108は、下り信号の制御CHについて所定の無線送信処理を施すものである。また、本例の制御CH処理部108は、後述の差分算出/輻輳検出部115の制御により、報知CHによりUE200宛に所定のデータ信号を報知することができる。
一方、上り信号処理部106は、上り信号について所定の無線受信処理を施すもので、例示的に、RACH処理部109と、制御CH処理部110と、データCH処理部111と、をそなえる。制御CH処理部110は、上り信号の制御CHについて所定の無線受信処理を施すもので、データCH処理部111は、上り信号のデータCHについて所定の無線受信処理を施すものである。また、RACH処理部109は、上り信号のRACHについて所定の無線処理を施す。
本例のRACH処理部109は、電力算出部112と、Message1受信処理/Message2送信処理部117と、Message3受信処理/Message4送信処理部119と、タイマ120と、をそなえる。さらに、加算器113と、メモリ114,118と、セル内管理番号テーブル122と、通信端末管理制御テーブル123と、差分算出/輻輳検出部115と、閾値テーブル121と、をそなえる。なお、以下では、Message1受信処理/Message2送信処理部117を単にM1/M2送受信処理部117と、また、Message3受信処理/Message4送信処理部119を単にM3/M4送受信処理部119と表記する。
M1/M2送受信処理部117は、UE200へのM2信号送信数に基づき、UE200からのM1信号受信数をValue2として算出する。
ただし、複数のM1信号が衝突した場合、M1/M2送受信処理部117は、その衝突分のM1信号受信数を算出することはできない。例えば、eNB100が2個以上のM1信号を同時に受信した場合であっても、M1/M2送受信処理部117で算出(検出)されるM2信号送信数(M1信号受信数)は1となる。
即ち、M1/M2送受信処理部117で算出されるM1信号受信数には、衝突したM1信号分が含まれない。そこで、前記衝突分については、別途、電力算出部112で算出する。
また、本例のM1/M2送受信処理部117は、RACHによる接続シーケンスに関する通常の処理も行なうこともできる。例えば、M1信号に含まれるRACH番号を抽出し、RACH番号,セル内管理番号テーブル122から選択した仮番号及びM3信号に関する送信タイミング情報を含むM2信号をUE200宛に送信することができる。
セル内管理番号テーブル122は、セル内で各UE200を識別する仮番号(C−RNTI)を格納する。また、M1/M2送受信処理部117により選択された仮番号は、例えば、通信端末管理制御テーブル123に通知され、格納されるようにしてもよい。
電力算出部112は、送受信アンテナ101の受信電力値に基づき、M1信号の衝突数を算出する。
本例の電力算出部112は、例えば、送受信アンテナ101での受信電力値が、衝突がない場合の既知の受信電力値の約n(nは自然数)倍である場合、n個のM1信号が衝突したことを検出することができる。
また、本例の電力算出部112は、例えば、n個のM1信号が衝突したことを検出すると、前記衝突分の補正値(Value1)として(n−1)を算出、出力する。
加算器113は、M1/M2送受信処理部117により算出されたValue2と、電力算出部112により算出されたValue1とを加算し、メモリ114に出力する。
メモリ114は、eNB100に専用又は共用の記憶装置であり、加算器113による上記加算結果(衝突分も考慮したM1信号受信数)を保持する。
M3/M4送受信処理部119は、M4信号(接続許可信号)の送信数をValue3として算出する。
また、本例のM3/M4送受信処理部119は、M1/M2送受信処理部117と同様、RACHによる接続シーケンスに関する通常の処理も行なうことができる。例えば、M3信号に含まれる仮番号及び端末固有IDと、通信端末管理制御テーブル123の内容とが照合され、当該UE200が通信対象端末であるかどうかが確認されると、その確認結果を示す情報を含むM4信号がUE200に送信される。
通信端末管理制御テーブル123は、セル内管理番号テーブル122から通知される仮番号と、UE200からの端末固有IDとを対応付けて格納する。
メモリ118は、eNB100に専用又は共用の記憶装置であり、M3/M4送受信処理部119で算出したValue3(M4信号送信数)を保持する。
ここで、差分算出/輻輳検出部115は、メモリ114に保持されるM1信号受信数(Value2 + Value1)と、メモリ118に保持されるM4信号送信数(Value3)との差分を算出する。
本例の差分算出/輻輳検出部115は、例えば、前記の差分算出結果に基づき、ネットワークが輻輳状態であるかどうかを判定する。そして、ネットワークが輻輳状態であると判定した場合、送信制限信号をUE200に報知することにより、UE200の送信処理を制限することができる。なお、前記輻輳状態の判定に用いる条件は、上記接続シーケンスの正常完了率を表すものであればよく、M1信号受信数とM4信号送信数との差分に限らない。
即ち、本例の差分算出/輻輳検出部115は、UE200から送信されたM1信号(接続要求信号)を受信したことで開始した接続シーケンスの数と、完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段の一例として機能する。
さらに、本例の差分算出/輻輳検出部115は、上記監視結果に基づいてネットワークの輻輳状態の有無を判定する判定手段の一例として機能する。
ここで、閾値テーブル121は、差分算出/輻輳検出部115による判定の際に用いられる、複数の閾値情報(第1の閾値(Th1),第2の閾値(Th2),第3の閾値(Th3),閾値X)を格納する。なお、Th1,Th2,Th3,Xは、いずれも自然数であり、Th1,Th2,Th3は、例えば、Th3≦Th1<Th2の関係を満たす。
本例の差分算出/輻輳検出部115は、例えば、M1信号受信数からM4信号送信数を引いた値が第1の閾値(Th1)以上である場合、ネットワークが輻輳状態であると判定する。そして、制御CH処理部108を介して、各UE200宛に、新規分のRACH接続シーケンスを停止させるための信号(制限指示信号)を報知する。
即ち、本例の差分算出/輻輳検出部115及び制御CH処理部108は、輻輳状態が発生したと判定されると、UE200による新規のM1信号の送信を制限する無線端末制御部の一例として機能する。
また、差分算出/輻輳検出部115は、例えば、M1信号受信数からM4信号送信数を引いた値が前記Th1よりも大きい第2の閾値(Th2)以上である場合、ネットワークの通信状態がより重度の輻輳状態であると判定する。そして、制御CH処理部108を介して、各UE200宛に、再送回数に応じてM1信号の送信を制限するための信号(閾値Xに関する情報)を報知する。これを受信したUE200は、自局200のM1信号の再送回数と上記閾値Xに関する情報とに基づいて、M1信号の送信を制限する。これにより、ネットワークが重度の輻輳状態である場合、M1信号の再送回数が前記閾値X以下であるUE200についても、M1信号の送信が制限(停止)される。
一方、M1信号受信数からM4信号送信数を引いた値が前記Th1以下の第3の閾値(Th3)以下である場合、ネットワークの輻輳状態が回復したと判定する。そして、eNB100は、例えば、制御CH処理部108を介して、各UE200宛にM1信号の上記制限を解除するための信号(制限解除信号)を報知する。これにより、ネットワークの輻輳状態が回復した場合は、上記の送信制限を解除することができる。
タイマ120は、ユーザ(ネットワーク管理者など)により予め設定された所定の監視時間毎に、電力算出部112,M1/M2送受信処理部117及びM3/M4送受信処理部119での算出結果をリセットする。これにより、所定の監視時間単位でネットワークの輻輳状態を判定できるので、ネットワークの現状に適した通信制御を行なうことが可能となる。
ところで、eNB100がM1信号を受信してから、対応するM4信号を送信するまでに要する時間は、一般的に、約24msec〜数百msecであり、平均すると約100msecであることが多い。そこで、本例では、一例として、タイマ120の監視時間を80msecに設定する。もちろん、タイマ120の監視時間設定はこの値に限定されず、ユーザなどにより適宜変更することが可能である。
上述のように、本例のeNB100は、M1信号を受信したことで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率(例えば、M1信号受信数とM4信号送信数との差)を監視し、前記監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する。
これにより、eNB100は、RACHによる接続シーケンスにおいて送受信される信号に基づいてネットワークの輻輳状態を判定できるので、輻輳状態の早期検出が可能となる。
また、ネットワークの輻輳状態が検出された場合に、UE200によるM1信号の送信処理を制限することで、発生した輻輳を早期に抑制することが可能となる。
(2.2)eNB100の動作例
次に、上記eNB100の動作例(通信制御方法)について、図7及び図8を用いて説明する。
まず、図7に例示するように、電力算出部112が、送受信アンテナ101における、RACH信号受信時の受信電力値を算出し(ステップS101)、その受信電力値から衝突したM1信号の数を算出する(ステップS102)。
例えば、本例の電力算出部112は、送受信アンテナ101での受信電力値が、衝突がない場合の既知の受信電力値の約何倍であるかを算出し、その算出結果に基づいて、衝突分のM1信号受信数を算出することができる。
そして、電力算出部112は、衝突したM1信号数が1よりも大きいかどうかを判定する(ステップS103)。
ここで、衝突したM1信号数が1よりも大きいと判定された場合(ステップS103のYesルート)、Value1に衝突分のM1信号数を加算する(ステップS104)。
一方、衝突したM1信号数が1以下であると判定された場合(ステップS103のNoルート)、衝突が発生しなかったと判定して、上記Value1を変更(更新)しない。
本例の電力算出部112は、例えば、上記のステップS101〜ステップS104までの処理を繰り返すことにより、衝突分のM1信号数に関する情報を収集する。なお、上記Value1の値は、タイマ120により、所定の監視時間毎にリセットするようにしてもよい。
このように、電力算出部112は、M1/M2送受信処理部117が検出することのできない、衝突分のM1信号受信数をValue1として算出して、M1信号/M2信号送受信部117で算出されるM1信号受信数を補正する。
一方、正常に受信されるM1信号については、図8に例示するような処理が行なわれる。
まず、タイマ120により、所定の監視時間の計測が開始され(ステップS105)、M1/M2送受信処理部117は、送受信アンテナ101を介して、UE200からM1信号を受信する(ステップS106)。
次いで、M1/M2送受信処理部117により、セル内管理番号テーブル122から仮番号(C−RNTI)が選択され、受信したRACH番号と、前記仮番号と、送信タイミング情報とを含むM2信号がUE200宛に送信される(ステップS107)。
このとき、M1/M2送受信処理部117は、M2信号の送信数と電力算出部112で算出したValue1との和をM1信号の正確な受信数として、Value2に代入する(ステップS108)。これにより、eNB100は、衝突したM1信号数を考慮した、M1信号受信数を計数(カウント)することができる。
次いで、M3/M4送受信処理部119は、送受信アンテナ101を介して、UE200から前記仮番号と端末固有IDとを含むM3信号を受信する(ステップS109)。
M3/M4送受信処理部119は、M3信号に含まれる前記仮番号及び端末固有IDと、通信端末管理制御テーブル123とに基づいて、当該UE200が通信対象であるかどうか(受信した端末固有IDが有効なものかどうか)を確認する。
そして、M3/M4送受信処理部119は、当該UE200が通信対象であると確認すると、その旨を示す情報や、呼制御に用いられる情報などを含むM4信号をUE200に送信する(ステップS110)。
このとき、M3/M4送受信処理部119は、M4信号の送信数をValue3に加算する(ステップS111)。これにより、eNB100は、M1信号を受信したことで開始した接続シーケンスのうち、正常に完了した接続シーケンス数をカウントできる。
また、eNB100は、タイマ120が設定した前記所定の監視時間が経過したかどうかを判定する(ステップS112)。
ここで、タイマ120により、前記監視時間が経過したと判定された場合(ステップS112のYesルート)、上記Value1〜Value3の値を消去(リセット)し(ステップS119)、処理をステップS105の前段(図8中の符号A参照)へ移す。これにより、所定の監視時間毎にネットワークの輻輳状態を判定することができるので、ネットワークの現状に即した輻輳状態判定制御を行なうことが可能となる。
一方、前記監視時間が経過していないと判定された場合(ステップS112のNoルート)、eNB100は、UE200に対してM1信号の送信制限を既に行なっているかどうかを判定する(ステップS113)。
送信制限中でないと判定されると(ステップS113のNoルート)、差分算出/輻輳検出部115により、M1信号受信数(Value2)−M4信号送信数(Value3)の値(シーケンス完了率)が、Th1以上であるかどうかが判定される(ステップS114)。
次いで、eNB100により、Value2−Value3≧Th1でないと判定されると(ステップS114のNoルート)、処理はステップS106の前段(図8中の符号B参照)へ移され、引き続き、接続シーケンスの完了率が監視される。
一方、eNB100により、Value2−Value3≧Th1であると判定されると(ステップS114のYesルート)、ネットワークが輻輳状態であると判定され、さらに、Value2−Value3の値が、Th1よりも大きいTh2以上であるかどうかが判定される(ステップS115)。
このとき、eNB100により、Value2−Value3≧Th2でないと判定されると(ステップS115のNoルート)、UE200のM1信号の新規送信処理を停止させるべく、下り報知CHにより各UE200宛に制限指示信号が報知される(ステップS118)。
これにより、eNB100は、RACH接続シーケンスの完了率に応じて、ネットワークの輻輳状態を判定でき、また、UE200による新規接続処理を制限して、輻輳状態を抑制することができる。
そして、eNB100は、各UE200宛に制限指示を報知した後は、処理をステップS106の前段(図8中の符号B参照)へ移し、引き続き、接続シーケンスの完了率を監視し、上記の通信制御を行なう。
また、eNB100は、Value2−Value3≧Th2であると判定すると(ステップS115のYesルート)、ネットワークが重度の輻輳状態であると判定し、M1信号の再送回数がX回以下のUE200についても、M1信号の送信処理を制限する。
このため、まず、差分算出/輻輳検出部115は、Value2−Value3の値に応じて、閾値Xを決定し(ステップS116)、各UE200宛に下り報知CHを用いて前記Xに関する情報を報知する(ステップS117)。
このとき、例えば、Value2−Value3の値が大きくなるほど、Xを段階的に大きくすれば、再送回数の多いUE200を救済するとともに、再送回数がX回以下のUE200の送信処理を制限(停止)することができる。その結果、輻輳状態の程度(Value2−Value3の値の大きさ)に応じて、効率的に輻輳状態を抑制することが可能となる。なお、ここでいう救済とは、例えば、再送回数の多いUE200の送信を許容することを意味する。
また、eNB100により、上記送信制限中であると判定された場合(ステップS113のYesルート)、次いで、Value2−Value3≦Th3であるかどうかが判定される(ステップS120)。
ここで、eNB100により、Value2−Value3≦Th3であると判定されると(ステップS120のYesルート)、eNB100は、ネットワークの輻輳状態が回復したと判定する。そして、eNB100により、下り報知CHを用いて、各UE200に制限解除信号が報知される(ステップS121)。
一方、eNB100により、Value2−Value3≦Th3でないと判定されると(ステップS120のNoルート)、eNB100は、処理をステップS106の前段(図8中の符号B参照)へ移し、引き続き、接続シーケンスの完了率を監視し、上記の通信制御を行なう。
このように、本例では、eNB100が、各UE200から送信されたM1信号を受信したことで開始した接続シーケンスの数と、M4信号の送信に基づき算出された前記接続シーケンスの完了数との比率を監視し、この監視結果に基づき輻輳状態の有無を判定する。
そして、ネットワークの輻輳状態を検出すると、UE200のM1信号の送信を柔軟に制御(制限)する。
したがって、ネットワークの輻輳状態の発生を早期に検出することができ、発生した輻輳状態を早期、且つ、効率的に抑制することが可能となる。
(2.3)UE200
図6は一実施形態に係るUE200の構成例を示すブロック図である。この図6に例示するUE200は、送受信アンテナ201と、無線処理部202と、呼制御部203と、をそなえる。
送受信アンテナ201の受信機能により受信されたeNB100からの下り無線信号は、無線処理部202により所定の無線受信処理を施される。逆に、UE200からの上り信号は、無線処理部202により所定の無線送信処理を施され、送受信アンテナ201の送信機能によりeNB100宛に送出される。また、呼制御部203は、例えばeNB100との呼接続を管理、制御する。
ここで、無線処理部202は、例示的に、下り信号処理部204と、上り信号処理部205と、をそなえる。
下り信号処理部204は、下り信号について所定の無線受信処理を施すもので、例えば、データCH処理部206と、制御CH処理部207と、をそなえる。
データCH処理部206は、下り信号のデータCHについて所定の無線受信処理を施すもので、制御CH処理部207は、下り信号の制御CHについて所定の無線受信処理を施すものである。また、本例の制御CH処理部207は、eNB100からの報知CH信号を受信処理することができる。
この報知CH信号には、例えば、上述のように、ネットワークの状態に応じて、制限指示信号,閾値Xに関する情報,制限解除信号のいずれかが含まれる。
一方、上り信号処理部205は、上り信号について所定の無線送信処理を施すもので、例えば、RACH処理部208と、制御CH処理部209と、データCH処理部210と、をそなえる。
制御CH処理部209は、上り信号の制御CHについて所定の無線送信処理を施すもので、データCH処理部210は、上り信号のデータCHについて所定の無線送信処理を施すものである。
RACH処理部208は、上り信号のRACHについて所定の無線処理を施す。
このため、本例のRACH処理部208は、例示的に、Message1送信処理部211と、RACHプリアンブルコードテーブル212と、Message2受信処理部213と、をそなえる。さらに、RACH処理部208は、例示的に、Message3送信処理部214と、Message4受信処理部215と、RACH制御部216と、タイマ217と、をそなえる。
ここで、Message1送信処理部(送信手段)211は、RACHプリアンブルコードテーブル212からRACH番号を1つ選択し、選択したRACH番号を含むM1信号を生成して、eNB100宛に送信する。前記選択には、乱数を用いる等の所定の選択基準を用いることができる。
RACHプリアンブルコードテーブル212は、複数のRACH番号を格納する。本例では、例えば、64種類のRACH番号がRACHプリアンブルコードテーブル212に格納される。
Message2受信処理部213は、送受信アンテナ201を介してeNB100から受信したM2信号を受信処理する。本例のMessage2受信処理部213により、例えば、M2信号に含まれるRACH番号,仮番号及び送信タイミング情報などがM2信号から抽出されてRACH制御部216へ通知される。
Message3送信処理部214は、M3信号を生成してeNB100に送信する。M3信号には、上述のように、eNB100から通知された仮番号と、各UE200に固有の識別情報(端末固有ID)とが含まれる。
Message4受信処理部215は、送受信アンテナ201を介してeNB100から受信したM4信号を受信処理する。例えば、本例のMessage4受信処理部215は、このM4信号により自局200が通信対象であることを確認すると、その旨をRACH制御部216に通知する。また、M4信号に含まれる、その後の通信(呼制御など)に用いられる情報は、RACH制御部216を介して呼制御部203に通知される。
RACH制御部216は、UE200のRACHによる上記接続シーケンスを制御する。
本例のRACH制御部216は、例えば、呼制御部203から呼接続要求が通知されると、Message1送信処理部211を制御して、M1信号を生成、送信し、上記接続シーケンスを開始する。
また、Message3送信処理部214を制御して、Message2受信処理部213から通知された、M2信号の内容(RACH番号,仮番号及び送信タイミング情報など)に基づいて、M3信号を生成、送信する。
さらに、本例のRACH制御部216は、例えば、M4信号により自局200が通信対象であることを確認すると、呼制御に用いられる情報などを呼制御部203に通知する。
タイマ217は、M1信号あるいはM3信号を送信してからM2信号あるいはM4信号を受信するまでの時間を計測して、RACH制御部216にその計測結果を通知する。
する。これにより、本例のRACH制御部216は、M1信号あるいはM3信号の送信から所定の時間が経過しても、M2信号あるいはM4信号が受信されない場合、M1信号あるいはM3信号の再送処理を行なうことができる。
このとき、RACH制御部216は、M1信号あるいはM3信号の再送回数をカウントし、その結果を呼制御部203に通知する。なお、このカウント結果は、M2信号あるいはM4信号の受信をトリガとしてリセットされるようにしてもよい。
上述のように、本例のUE200は、呼制御部(制御手段)203が、eNB100からの報知CH信号の内容に基づいて、RACH制御部216を制御して、RACHによる接続シーケンスを制御することができる。
例えば、eNB100からRACHによる接続シーケンスのうち新規分のシーケンス処理を制限する制限指示信号を受信した場合は、Message1送信処理部211を制御して、M1信号の新規送信を制限(停止)することができる。
これにより、UE200は、eNB100により、ネットワークが輻輳状態であると判定された場合に、M1信号の送信処理を制限できるので、発生した輻輳状態を抑制することが可能となる。
また、例えば、eNB100から所定の閾値Xに関する情報を受信した場合は、Message1送信処理部211を制御して、再送回数が閾値X回以下であるM1信号の送信を制限(停止)することもできる。
さらに、例えば、eNB100から上記制限を解除する信号(制限解除信号)を受信した場合は、Message1送信処理部211を制御して、M1信号の送信、つまり、RACHによる接続シーケンスを開始(再開)することもできる。
(2.4)UE200の動作例
次に、上記UE200の動作例について、図9を用いて説明する。
まず、図9に例示するように、制御CH処理部207が、eNB100からの報知CH信号を受信処理し(ステップS201)、呼制御部203が、eNB100からの報知CH信号の種類を識別する(ステップS202)。
ここで、例えば、eNB100からの報知CH信号が制限指示信号であった場合、呼制御部203は、RACH制御部216及びMessage1送信処理部211を制御して、M1信号の新規送信を制限(停止)する(ステップS203)。
また、上記報知CH信号が閾値Xに関する情報であった場合は、RACH制御部216及びMessage1送信処理部211により、M1信号の再送(送信)回数が閾値Xよりも多い場合に、M1信号の送信を許容する(ステップS204)。
さらに、eNB100からの報知CH信号が制限解除信号であった場合(あるいは送信制限に関する指示がない場合)は、RACH制御部216及びMessage1送信処理部211は、上記の送信制限を解除し(ステップS205)、M1信号の送信を開始(再開)する(ステップS206)。このとき、RACH制御部216は、M1信号の送信回数(再送回数)をカウントする(ステップS207)。
次いで、RACH制御部216は、タイマ217により設定された所定の時間(受信待ち時間)内に、eNB100からM2信号が受信できなかったかどうかを判定する(ステップS208)。
RACH制御部216により、受信待ち時間内にM2信号が受信できなかったと判定されると(ステップS208のYesルート)、M1信号の再送処理を行なうべく、処理をステップS201へ移す。
一方、RACH制御部216により、前記受信待ち時間内にM2信号が受信できたと判定されると(ステップS208のNoルート)、Message2受信処理部213により、M2信号が受信処理される(ステップS209)。
次いで、Message3送信処理部214により、M3信号がeNB100宛に送信され、(ステップS210)、Message4受信処理部215により、M4信号が受信される(ステップS211)。
UE200は、M4信号の受信結果に基づいて、自局200が通信対象であるかどうかを確認(判定)する(ステップS212)。
そして、自局200が通信対象であることを確認すると(ステップS212のYesルート)、eNB100との通信を開始し(ステップS213)、その後、呼制御部203により、接続呼について所定の制御などが開始される。
一方、UE200は、自局200が通信対象でないことを確認すると(ステップS212のNoルート)、M1信号を再送すべく、処理をステップS201へ移す。
このように、本例のUE200は、eNB100により報知される、上記接続シーケンスの完了率に基づく指示信号に応じて、自局200の送信制御を行なうことができる。
以上のようなeNB100及びUE200をそなえた無線通信システムは、例えば、M1信号の増加によるネットワークの輻輳状態を早期に検出するとともに、輻輳状態を抑制することができる。
例えば、所定の監視時間毎に算出される、M1信号受信数及びM4信号送信数は、図10に例示するように、時間変化する。なお、図10において、白抜き四角部分は、eNB100におけるM1信号の受信数を表し、網かけ四角部分は、eNB100におけるM4信号の送信数を表す。
この図10に例示するように、UE200がM1信号の送信について制限されていない状況(図10中の通常(輻湊)状態)では、時間の経過とともに、M4信号送信数に比してM1信号受信数が増加していく場合がある。その結果、無線通信システムのネットワークが輻輳状態に陥る場合がある。
そこで、本例のeNB100は、上述したように、M1信号受信数とM4信号送信数との差が閾値Th1以上であると判定すると、ネットワークが輻輳状態であると判定して、UE200のM1信号の送信を制限(停止)する。なお、ここでの送信制限は、少なくともM1信号の新規送信についての制限を指すが、これに加えて、上述のように、再送回数が閾値X回以下のM1信号の送信について制限してもよい。
これにより、UE200のM1信号の送信数が低減され、eNB100でのM1信号受信数とM4信号送信数とを同数(図10中の規制状態)に近づけることができ、ネットワークの輻輳状態が抑制される。
その後、eNB100により、M1信号受信数とM4信号送信数との差が閾値Th3以下であると判定されると、ネットワークの輻輳状態が回復したと判定される。そして、eNB100により、UE200での送信制限が解除され、ネットワークは通常の通信状態(図10中の通常状態)に戻る。
以上のように、本例では、eNB100が、M1信号受信数(開始された接続シーケンスの数)と、M4信号送信数(接続シーケンスの完了数)に基づき、接続シーケンスの完了率を監視し、この監視結果に基づき輻輳状態の有無を判定する。そして、eNB100は、前記監視結果に基づいて、UE200の送信を制御(制限あるいは制限解除)する。
したがって、本例の通信制御方法では、ネットワークの輻輳状態の発生を早期に検出することができ、また、発生した輻輳状態を早期に抑制することが可能となる。
〔3〕その他
なお、上述したeNB100及びUE200の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択してもよいし、適宜組み合わせてもよい。
また、上述した例では、UE200によるM1信号の送信を制御(制限)したが、同様に、UE200によるM3信号の送信を制御(制限)するようにしてもよい。
例えば、eNB100でのM3信号受信数とM4信号送信数とに基づいて、接続シーケンスの完了率を監視し、この監視結果に基づいて、ネットワークの輻輳状態を判定してもよい。また、UE200が、M3信号の再送回数をカウントし、この再送回数に応じた送信制御を行なうようにしてもよい。
また、上述した例では、eNB100及びUE200にて上記通信制御を実施する場合について説明したが、無線通信システムのその他の構成要素(エンティティ)にて通信制御を実施することも可能である。例えば、eNB100及びUE200の各構成及び各処理は、無線通信システムに分散させて配置してもよいし、1つの装置(例えば、eNB,,UE,無線基地局制御装置など)に配置するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
〔4〕付記
(付記1)
複数の無線端末と通信しうる無線基地局であって、
前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段と、
前記監視手段による監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する判定手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線基地局。
(付記2)
前記監視手段は、
前記接続要求信号の受信数と前記無線端末宛に送信した接続許可信号の送信数と、を計数することで前記監視を行なう、
ことを特徴とする、付記1記載の無線基地局。
(付記3)
前記判定手段は、
前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差が第1の閾値以上であると、前記輻輳状態が発生したと判定する、
ことを特徴とする、付記2記載の無線基地局。
(付記4)
前記判定手段により前記輻輳状態が発生したと判定されると、前記無線端末による新規の前記接続要求信号の送信を制限する無線端末制御部、
をそなえたことを特徴とする、付記3記載の無線基地局。
(付記5)
前記無線端末制御部は、
前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差が、前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上であると、前記接続要求信号の再送回数が所定の閾値以下である前記無線端末に対しても前記制限を行なう、
ことを特徴とする、付記3又は4に記載の無線基地局。
(付記6)
前記所定の閾値は、前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差に応じた値である、
ことを特徴とする、付記5記載の無線基地局。
(付記7)
前記無線端末制御部は、
前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差が、前記第1の閾値以下の第3の閾値以下であると、前記無線端末に対する前記制限を解除する、
ことを特徴とする、付記3〜6のいずれか1項に記載の無線基地局。
(付記8)
無線基地局と通信しうる無線端末であって、
前記無線基地局宛に接続要求信号を送信する送信手段と、
前記無線基地局が前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視することにより輻輳状態が発生したと判定したことで受信される、前記送信の制限を示す情報に基づいて、前記送信手段の新規送信処理を制限する制御手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線端末。
(付記9)
前記制御手段は、
前記無線基地局から受信した、前記接続要求信号の再送回数に関する情報に基づいて、前記送信手段の送信処理を制限する、
ことを特徴とする、付記8記載の無線端末。
(付記10)
前記制御手段は、
前記無線基地局から受信した、前記制限の解除を示す情報に基づいて、前記制限を解除する、
ことを特徴とする、付記8又は9に記載の無線端末。
(付記11)
複数の無線端末と、前記複数の無線端末と通信しうる無線基地局と、をそなえた無線通信システムの通信制御方法であって、
前記無線基地局は、
前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視し、
前記監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する、
ことを特徴とする、通信制御方法。
(付記12)
複数の無線端末と、
前記複数の無線端末と通信しうる無線基地局と、
前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段と、
前記監視手段による監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する判定手段と、
前記判定手段により前記輻輳状態が発生したと判定されると、前記無線端末による新規の前記接続要求信号の送信を制限する無線端末制御部と、
前記無線基地局宛に接続要求信号を送信する送信手段と、
前記無線基地局から受信した、前記送信の制限を示す情報に基づいて、前記送信手段の新規送信処理を制限する制御手段と、をそなえた、
ことを特徴とする、無線通信システム。
一実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 RACHによる接続シーケンスの一例を示す図である。 RACHによる接続シーケンスの一例を示す図である。 RACHによる接続シーケンスの一例を示す図である。 図1に示す無線基地局の構成例を示すブロック図である。 図1に示す無線端末の構成例を示すブロック図である。 図5に示す無線基地局の動作例を示すフローチャートである。 図5に示す無線基地局の動作例を示すフローチャートである。 図6に示す無線端末の動作例を示すフローチャートである。 図1に示す無線通信システムにおける呼数の時間変化を示す図である。
符号の説明
100 無線基地局(eNB)
101 送受信アンテナ
102 無線処理部
103 インタフェース(IF)部
104 呼制御部
105 下り信号処理部
106 上り信号処理部
107 データCH処理部
108 制御CH処理部
109 RACH処理部
110 制御CH処理部
111 データCH処理部
112 電力算出部
113 加算器
114 メモリ
115 差分検出/輻輳検出部
116 再送回数決定部
117 Message1受信処理/Message2送信処理部(M1/M2送受信処理部)
118 メモリ
119 Message3受信処理/Message4送信処理部(M3/M4送受信処理部)
120 タイマ
121 閾値テーブル
122 セル内管理番号テーブル
123 通信端末制御管理テーブル
200,200−1,200−2 無線端末(UE)
201 送受信アンテナ
202 無線処理部
203 呼制御部
204 下り信号処理部
205 上り信号処理部
206 データCH処理部
207 制御CH処理部
208 RACH処理部
209 制御CH処理部
210 データCH処理部
211 Message1送信処理部
212 RACHプリアンブルコードテーブル
213 Message2受信処理部
214 Message3送信処理部
215 Message4受信処理部
216 RACH制御部
217 タイマ
300 通信網

Claims (10)

  1. 複数の無線端末と通信しうる無線基地局であって、
    前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する判定手段と、
    をそなえたことを特徴とする、無線基地局。
  2. 前記監視手段は、
    前記接続要求信号の受信数と前記無線端末宛に送信した接続許可信号の送信数と、を計数することで前記監視を行なう、
    ことを特徴とする、請求項1記載の無線基地局。
  3. 前記判定手段は、
    前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差が第1の閾値以上であると、前記輻輳状態が発生したと判定する、
    ことを特徴とする、請求項2記載の無線基地局。
  4. 前記判定手段により前記輻輳状態が発生したと判定されると、前記無線端末による新規の前記接続要求信号の送信を制限する無線端末制御部、
    をそなえたことを特徴とする、請求項3記載の無線基地局。
  5. 前記無線端末制御部は、
    前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差が、前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上であると、前記接続要求信号の再送回数が所定の閾値以下である前記無線端末に対しても前記制限を行なう、
    ことを特徴とする、請求項3又は4に記載の無線基地局。
  6. 前記所定の閾値は、前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差に応じた値である、
    ことを特徴とする、請求項5記載の無線基地局。
  7. 前記無線端末制御部は、
    前記接続要求信号の受信数と前記接続許可信号の送信数との差が、前記第1の閾値以下の第3の閾値以下であると、前記無線端末に対する前記制限を解除する、
    ことを特徴とする、請求項3〜6のいずれか1項に記載の無線基地局。
  8. 無線基地局と通信しうる無線端末であって、
    前記無線基地局宛に接続要求信号を送信する送信手段と、
    前記無線基地局が前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視することにより輻輳状態が発生したと判定したことで受信される、前記送信の制限を示す情報に基づいて、前記送信手段の新規送信処理を制限する制御手段と、
    をそなえたことを特徴とする、無線端末。
  9. 複数の無線端末と、前記複数の無線端末と通信しうる無線基地局と、をそなえた無線通信システムの通信制御方法であって、
    前記無線基地局は、
    前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視し、
    前記監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する、
    ことを特徴とする、通信制御方法。
  10. 複数の無線端末と、
    前記複数の無線端末と通信しうる無線基地局と、
    前記無線端末から送信された接続要求信号を受信することで開始した接続シーケンスの数と完了した前記接続シーケンスの数との比率を監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視結果に基づいて輻輳状態の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記輻輳状態が発生したと判定されると、前記無線端末による新規の前記接続要求信号の送信を制限する無線端末制御部と、
    前記無線基地局宛に接続要求信号を送信する送信手段と、
    前記無線基地局から受信した、前記送信の制限を示す情報に基づいて、前記送信手段の新規送信処理を制限する制御手段と、をそなえた、
    ことを特徴とする、無線通信システム。
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