JP2009302614A - 無線基地局及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】他の基地局からの下り信号の干渉による受信品質劣化を抑制する。
【解決手段】端末装置から送信される制御信号を受信するために必要な参照情報を保持する参照情報保持部と、自局に接続されている端末装置が下り信号の受信状態を自局に通知する第1の上り制御信号を受信し、前記受信した第1の上り制御信号の内容に基づいて、前記電力制御部に対する電力の制御を要求する第1の制御信号受信部と、前記隣接する基地局に接続している端末装置が下り信号の受信状態を前記隣接する基地局に通知する第2の上り制御信号を受信し、前記参照情報保持部によって保持される参照情報を参照し、前記受信した第2の上り制御信号の内容に基づいて、前記電力制御部に対する電力制御を要求する第2の制御信号受信部と、を備え、前記第1及び第2の制御信号受信部からの電力制御の要求に基づいて、下り信号の送信電力を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、小規模基地局(例えば、フェムト基地局)を含むセルラ無線通信システムに好適である。
従来より、携帯電話などのセルラ無線通信システムにおいては、一つの基地局が広域をカバーするマクロセル方式が用いられている。マクロセル方式は、ハンドオフ回数が少なくなるために高速移動に適すること、少数の基地局によってエリアの拡大が可能であることなどが特徴である。マクロセル方式では、屋内などの局所的に生じる不感地帯の対策が難しいことが欠点である。
これに対し、マクロセル基地局からの電波が到達しにくい場所に、マクロセルより小さいセルを提供する基地局を設置して、不感地帯を解消するアプローチが考えられている。
特に、最近では、一棟の家屋がカバーできる程度の小型基地局を各家庭に設置するフェムトセル方式が注目されており、WiMAXやEV−DOなどでフェムトセル方式の導入の動きが見られる。
フェムトセル方式では、無線LANと同程度の電波到達範囲を有する小型基地局(フェムトセル基地局)を各家庭に設置し、インターネットを介してフェムトセル基地局をセルラ通信網に接続する。フェムトセル基地局は、不感地帯の解消を目的とするため、局所的にフェムトセルがマクロセルに重複する形で運用される。また、フェムトセル基地局によって使用される周波数帯は、マクロセル基地局が使用する周波数帯と同一である。
同じ周波数を使用する二つの基地局によって提供されるセルが重複する地点においては、一方の基地局に接続している端末装置から見ると、その端末装置の接続先でない基地局からの下り信号は、接続先の基地局からの下り信号に対して干渉となる。この干渉がバースト的に発生すると、端末装置の下り信号の受信品質が劣化する。この問題は、特許文献1にて指摘されている。
特開2007−129405号公報 3GPP2 C.S0084−002−0 Ver.2.0 3GPP2 C.S0084−006−0 Ver.2.0
マクロセル方式の場合には、この問題への対策として、セルができるだけ重複しないように基地局を配置したり、干渉の発生がランダムになるように下り信号の送信スケジューリングを行ったりしている。すなわち、バースト的な干渉の発生確率を低減させることによって、下り信号の受信品質の劣化を抑制している。
一方、フェムトセル方式の場合には、マクロセルとフェムトセルが重複することを前提としている。また、マクロセル方式に比べて基地局数が非常に多くなるため、下り信号の送信スケジュールの最適化が困難になる。
このような理由によって、フェムトセル方式では、マクロセル方式のような、バースト的な干渉の発生確率を減らす手法を適用することが困難である。そこで、干渉する信号の電力を制御し、たとえ干渉が発生した場合でもその影響を低減することによって、受信品質の劣化を抑制することが望まれている。
干渉する下り信号の電力を制御するためには、干渉を受けている端末装置が、干渉源となっている基地局に対し、干渉の状況を通知し、その情報に基づいて基地局が下り信号の送信電力を制御する仕組みが必要である。具体的には、端末装置においては、干渉電力を測定する機能、干渉源の基地局を特定する機能が必要となる。また、無線インタフェースにおいては、端末装置が干渉源の基地局を特定するために必要な情報を通知する無線チャネル及び端末装置が干渉源の基地局に干渉状況を通知する無線チャネルが必要となる。
しかし、EV−DOやUMBなど、現在フェムトセル方式の導入が検討されている既存のセルラ無線通信規格には、無線インタフェースにおいて、下り送信電力制御に必要な無線チャネルを備えていないものが存在する。この場合、干渉による下り信号の受信品質劣化の抑制のための下り電力制御を行うことができない。
なお、EV-DO(Evolution Data Optimized)は、第3世代の移動体通信方式CDMA2000に含まれるデータ通信の技術仕様であり、UMB(Ultra Mobile Broadband)は、第3世代携帯電話の仕様を作成している標準化プロジェクト3GPP2が発表した、移動体向けの次世代通信方式である。
本発明の代表的な一例を示せば以下のとおりである。すなわち、本願発明の無線基地局は、下り信号の送信電力を制御する電力制御部と、隣接する基地局に接続している端末装置から送信される上り制御信号を受信するために必要な参照情報を、該基地局から取得する参照情報取得部と、前記参照情報取得部が取得した参照情報を保持する参照情報保持部と、自局に接続されている端末装置が下り信号の受信状態を自局に通知する第1の上り制御信号を受信し、前記受信した第1の上り制御信号の内容に基づいて、前記電力制御部に対する電力の制御を要求する第1の制御信号受信部と、前記隣接する基地局に接続している端末装置が下り信号の受信状態を前記隣接する基地局に通知する第2の上り制御信号を受信し、前記参照情報保持部によって保持される参照情報を参照し、前記受信した第2の上り制御信号の内容に基づいて、前記電力制御部に対する電力制御を要求する第2の制御信号受信部と、を備え、前記電力制御部は、前記第1の制御信号受信部からの電力制御の要求及び第2の制御信号受信部からの電力制御の要求に基づいて、下り信号の送信電力を制御することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、端末装置の構成及びシステムの無線インタフェースを変更することなく、隣接基地局からの干渉を制御することが可能になる。このため、既存のセルラ無線通信システムにフェムトセル方式を追加導入する場合でも、フェムトセル基地局の干渉による、下り信号の受信品質の劣化を低減することが可能になる。
<実施形態1>
本発明の第1の実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のセルラ無線通信システムの構成を示す図である。
第1の実施の形態のセルラ無線通信システムは、複数の基地局装置から構成され、各基地局装置には1以上の端末装置が接続される。基地局装置101及び102は、共通の無線インタフェースを備え、同一の周波数帯を使用する。また、基地局装置101及び102は、有線回線(又は無線回線)によってネットワーク103に接続されている。基地局装置101は、マクロセル基地局であり、半径数百メートル〜十数キロメートルの通話エリア(マクロセル)を持つセルラ基地局である。基地局装置102は、フェムトセル基地局であり、半径数十メートルの通話エリア(フェムトセル)を持つ、電波出力の弱い小型セルラ基地局である。つまり、フェムトセル基地局は、基地局装置101が形成するマクロセル104の内部に、それより狭い領域のフェムトセル105を形成している。
端末装置106及び107は、無線回線によって基地局装置101又は102に接続し、ネットワーク103と通信を行う。
図2は、基地局装置101の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態のマクロセル基地局装置101は、アンテナ200、RF処理部210、物理層処理部220、上位層処理部230及びネットワークインタフェース(I/F)240を備える。
RF処理部210は、無線レベルの信号処理をする処理部で、デュプレクサ211、変調回路212、復調回路213及びパワーアンプ(PA)214を備える。
物理層処理部220は、物理層においてベースバンドの信号処理をする処理部で、ベースバンド信号生成処理部221及びベースバンド信号復号処理部222を備える。ベースバンド信号復号処理部222は、自局宛の信号を復号する自局宛上り制御信号復号処理部223を備える。
上位層処理部230は、第2層(データリンク層)以上の階層において信号処理をする処理部で、パケット生成処理部231、自局が送信する下り信号の電力を決定する送信電力決定処理部232、上り制御信号のヘッダ部分から所定の情報を抽出する上り制御情報処理部233及び自局宛の信号を復調するために用いられる情報(PilotID、SHOGID、MACID等)を保持する自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部234を備える。
なお、PilotIDは、セクタを識別するための情報である。SHOGID(Softer Handoff Group ID)は、同一基地局内のセクタ間におけるハンドオフのためにグルーピングされたセクタ群を識別するための情報である。MACIDは、基地局装置が、該基地局装置に接続されている端末装置を一意に識別するための情報である。
ネットワークインタフェース240は、ネットワーク103からデータを受信するユーザデータ受信部241及び制御信号を復調するために用いられる情報をネットワーク103へ送信する上り制御信号復号用情報送信部242を備える。
図3は、基地局装置102の構成を示すブロック図である。
基地局装置102は、アンテナ300、RF処理部310、物理層処理部320、上位層処理部330及びネットワークインタフェース(I/F)340を備える。
RF処理部310は、デュプレクサ311、変調回路312、復調回路313及びパワーアンプ(PA)314を備える。RF処理部310及び各構成要素は、図2におけるRF処理部210及び各構成要素と同一の機能を備える。
物理層処理部320は、ベースバンド信号生成処理部321及びベースバンド信号復号処理部322を備える。ベースバンド信号生成処理部321は、図2におけるベースバンド信号生成処理部221と同一の機能を備える。
ベースバンド信号復号処理部322は、自局宛上り制御信号復号処理部323及び隣接基地局宛上り制御信号復号処理部324を備える。
自局宛上り制御信号復号処理部323は、図2における自局宛上り制御信号復号処理部223と同一の機能を備える。隣接基地局宛上り制御信号復号処理部324は、隣接基地局宛の信号を復号する処理部である。
上位層処理部330は、パケット生成処理部331、送信電力決定処理部332、上り制御情報処理部333、自局宛上り制御チャネル復号用情報生成・保持部334及び隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335を備える。パケット生成処理部331、送信電力決定処理部332、上り制御情報処理部333及び自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部334は、それぞれ、図2におけるパケット生成処理部231、送信電力決定処理部232、上り制御情報処理部233及び自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部234と同一の機能を備える。隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335は、隣接局宛の信号を復調するために用いられる情報(PilotID、SHOGID、MACID等)を保持する機能を有する。
ネットワークインタフェース340は、ユーザデータ受信部341、上り制御信号復号用情報受信部343を備える。ユーザデータ受信部341は、図2におけるユーザデータ受信部241と同一の機能を備える。上り制御信号復号用情報受信部343は、隣接基地局宛上り制御信号を復調するために用いられる情報をネットワーク103から受信する処理部である。
以下、第1の実施の形態の動作について説明する。無線インタフェースはUMB仕様に従う。
図4は、各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
なお、図4では、基地局装置101が稼動している状態で、基地局装置102を追加する処理を示す。端末装置106は基地局装置101に接続される。
基地局装置102が、基地局装置101によって形成されるセルのPilotID等を取得する手順を説明する。
基地局装置102が起動し、ネットワーク103へ接続すると、装置内に保持されている隣接基地局のリストを参照する。次に、基地局装置102は、ネットワーク103を介して、隣接基地局(ここでは基地局装置101)から、基地局装置101によって形成されるセル104のPilotID及びSHOGIDを取得する(手順401)。基地局装置101は、セル104のPilotID及びSHOGIDを、自局宛上り制御信号復号用情報保持部234に保持している。基地局装置102は、取得したセル104のPilotID及びSHOGIDを、隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335に格納する。
また、基地局装置102は、基地局装置101以外の隣接基地局装置からも、該隣接基地局によって形成されるセルのPilotID及びSHOGIDを取得し(手順401)、隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335に格納する。
次に、端末装置106が基地局装置101に接続されるときの手順を説明する。
端末装置106は、接続を希望する基地局装置101に対し、ランダムアクセス信号を送信する(手順402)。ランダムアクセス信号を受信した基地局装置101の自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部234はMACIDを発行する(手順403)。発行されたMACIDはAccess Grantメッセージによって端末装置106に通知される(手順404)。
なお、Access Grantメッセージは、非特許文献1の5.5.4.1.1.3.1章に規定されている。
そして、基地局装置101の上り制御信号復号用情報送信部242は、端末装置106に割り当てたMACIDを、ネットワーク103を介して、基地局装置102にも通知する(手順405)。基地局装置102の上り制御信号復号用情報受信部343は、通知されたMACIDを受信し、受信したMACIDを隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335に格納する。
次に、基地局装置101は、端末装置106がCQI情報の送信に使用するための上り制御チャネルを割り当てる(手順406)。CQI(Channel Quality Indicator)は、端末装置が測定した受信品質の指標である。
基地局装置101の自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部234は、割り当てが完了した後、該上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数を一意に特定するための情報を生成し、無線通信回線を経由して、端末装置106に通知する(手順407)。
なお、手順407に用いられるメッセージは、非特許文献2の7.5.7章に規定されている。
また、基地局装置101の上り制御信号復号用情報送信部242は、端末装置106に割り当てた上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数に関する情報を、ネットワーク103を介して、基地局装置102に通知する(手順408)。基地局装置102の上り制御信号復号用情報受信部343は、通知された該情報を受信し、隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335は受信した情報を格納する。
さらに、基地局装置101は、端末装置106に対し、セル104のPilotID及びSHOGIDを通知する(手順409)。
なお、手順409に用いられるメッセージは、非特許文献2の7.5.4章に規定されている。
以降、基地局装置101に、新たな端末装置が接続されるごとに、基地局装置101と該端末装置との間において、手順402、403、404、406、407及び409の一連のシーケンスが実行される。また、基地局装置101と、基地局装置102の他に新たに起動されたフェムト基地局と、の間においても手順401、405及び408の一連のシーケンスが実行される。
基地局装置102に端末装置(例えば、図1に示す端末装置107)が接続される場合の接続の手順は、基地局装置101に端末装置106がされる場合の手順と同様である。したがって、図4のシーケンスおいて、基地局101を基地局102に、端末装置106を端末装置107に、と読み替えることができる。つまり、基地局装置102は端末装置107に対してMACIDを割り当て(手順402、403、404)、続いて、上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数を割り当てる(手順406、407)。そして、基地局装置102によって形成されるセル105のPilotID及びSHOGIDを通知する(手順409)。
次に、端末装置がCQI情報を基地局装置に通知する手順を説明する。
端末装置106と基地局装置101の接続が完了し、端末装置106に上り制御チャネルが割り当てられると、端末装置106は接続先の基地局装置から定期的に送信される下りパイロット信号を受信する(手順410)。端末装置106は、受信したパイロット信号に基づき、受信品質を測定し(手順411)、受信品質の測定結果をCQI情報として、接続先の基地局装置101に定期的に送信する(手順412)。CQI情報は上り制御信号に含まれ、上り制御信号は、あらかじめ通知された送信タイミング及び周波数(手順407)を使って送信される。
次に、フェムト基地局である基地局装置102が、隣接基地局に接続されている端末装置106から送信された上り制御信号を受信する場合について説明する。
端末装置106は、基地局装置101から送信される下りパイロット信号の測定によって求めたCQI情報を含む上り制御信号を、基地局装置101に送信している。また、端末装置107は、基地局装置102から送信される下りパイロット信号の測定によって求めたCQI情報を含む上り制御信号を、基地局装置102に送信している。
このとき、端末装置106がセル105の近くにあるならば、端末装置106から基地局装置101宛に送信される上り制御信号は基地局装置102に到達する可能性がある。
そして、基地局装置102は、あらかじめ端末装置106の上り制御チャンネル送信タイミング・周波数を通知されている(手順408)ので、自局宛に送信された上り制御信号を受信するとともに、隣接基地局接続の端末装置106から隣接基地局宛に送信された上り制御信号を受信することが可能である。
ここで、端末装置が上り制御信号を復号するために必要な情報について説明する。
端末装置では、CQI情報に対し、誤り訂正符号化、チャネルインタリーブ、レピティション、スクランブル、変調の処理を順に使う。変調されたCQI情報は、所定の物理リソースにマッピングされた後、逆フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)の演算が行われ、OFDM信号となって端末装置から送信される。
なお、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)は、直交波周波数分割多重方式であり、中心周波数の異なる複数の搬送波を利用して、シンボルを並列送信するFDM(周波数分割多重)方式の1種である。搬送波の帯域が近接しても、干渉が生じることがないように、互いに直交させて送信することによって、周波数利用効率を高めている。
基地局装置では、受信したCQI情報に対して、端末装置側が実施した処理と逆の処理を行い、CQI情報を取り出す。受信したCQI情報に対する処理のうち、スクランブル処理については、MACID、SHOGID、PilotID、フレーム番号及びSuperframe番号が演算処理のパラメータとして用いられる。
端末装置において、SHOGID及びPilotIDは、接続先の基地局装置から通知された値が用いられる(手順409)。フレーム番号は、Superframeの中でのフレームの番号であり、全てのセクタで同じ値をとる。Superframe番号は、システム時刻の開始時から数えたSuperframeの通し番号であり、全てのセクタで同じ値をとる。
したがって、基地局装置が端末装置から送信された上り制御信号を復号するためには、基地局装置側で端末装置に割り当てられているMACID、SHOGID及びPilotIDが既知である必要がある。
基地局装置が受信した上り制御信号の送信元が、自局に接続されている端末装置である場合、すなわち、基地局装置101が端末装置106から上り制御信号を受信した場合、MACID、SHOGID、PilotIDは、自局が該端末装置に通知した(手順404、407)情報であるので、当然自局内に保持されている。
一方、基地局装置が受信した上り制御信号の送信元が、隣接基地局装置に接続されている端末装置である場合、すなわち、基地局装置102が端末装置106から上り制御信号を受信した場合、基地局装置102は、該隣接基地局装置が該端末装置宛に通知したMACID、SHOGID及びPilotIDを使って、該上り制御信号を復号する。
このとき、基地局装置102は、MACID、SHOGID及びPilotIDを新たに取得する必要はない。
なぜならば、図4に示す基地局装置102の動作のとおり、手順408まで完了しているとき、基地局装置102は、基地局装置101からSHOGID、PilotID及びMACID情報を取得し(手順401、405)、自局の隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335に保持しているからである。
したがって、基地局装置は、隣接基地局装置に接続されている端末装置から送信されたCQI情報であっても、参照することができる。
次に、基地局装置102が、受信した上り制御信号を復号する手順を説明する。
図5は、ベースバンド信号復号処理部322の動作を示すフローチャートである。
基地局装置102において、受信した上り信号は、RF処理部310の復調回路313によって、搬送波帯の信号からベースバンド信号に変換された後、ベースバンド信号復号処理部322に入力される。
ここで、入力された信号が、自局が通知したタイミングで受信したものであるか否かによって、異なる処理となる。ベースバンド信号復号処理部322は、端末装置が送信した上り制御信号の送信タイミングと、自局があらかじめ端末装置に対して通知したタイミング(手順407)とを比較し、一致しているかを判定する(手順500A)。
送信タイミングが一致していると判定された場合、ベースバンド信号復号処理部322は、端末装置が自局に接続されていると判断し、あらかじめ自局が端末装置に通知した周波数の信号を取り出して(手順501)、自局宛上り制御信号復号処理部323に入力する(手順502)。
自局宛上り制御信号復号処理部323は、自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部334に保持されているPilotID、SHOGID及びMACIDを用いて、入力信号の復号を試みる(手順503)。
手順503において復号に成功した場合、自局宛上り制御信号復号処理部323は、復号した結果と、上り制御信号が自局に接続された端末装置から送信されたものであることを示す識別情報とを上り制御情報処理部333に入力する(手順504)。
手順503において復号に失敗した場合には、ベースバンド信号復号処理部322は処理を終了する。
一方、上り制御信号の送信タイミングと、自局があらかじめ端末に対して通知したタイミング(手順407)とを比較して、一致していないと判定された場合は、次に、上り制御信号の送信タイミングと、隣接する基地局から取得したタイミング(手順408)とを比較して、一致しているかを判定する(手順500B)。
上り制御信号の送信タイミングと、隣接する基地局から取得したタイミングとが一致していると判定された場合、基地局装置102のベースバンド信号復号処理部322は、端末装置が隣接する基地局に接続されていると判断し、基地局装置101から取得した周波数の信号を取り出して(手順505)、隣接基地局宛上り制御信号復号処理部324に入力する(手順506)。
基地局装置102の隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335は、端末装置101から通知されたPilotID、SHOGID及びMACID情報を保持している(手順401、405)。隣接基地局宛上り制御信号復号処理部324は、保持されている情報を用いて、入力信号の復号を試みる(手順507)。
手順507において復号に成功した場合、隣接基地局宛上り制御信号復号処理部324は、復号した結果と、上り制御信号が隣接基地局に接続された端末装置から送信されたものであることを示す識別情報とを上り制御情報処理部333に入力する(手順508)。手順507において復号に失敗した場合、ベースバンド信号復号処理部322は処理を終了する。
ベースバンド信号復号処理部322に入力された信号が、基地局装置102自身が端末装置に通知したタイミングにおいて受信したものでなく(手順500A)、かつ、隣接する基地局装置から取得したタイミングにおいて受信したものでもない場合には(手順500B)、ベースバンド信号復号処理部322は、受信した信号が上り制御信号ではないと判断し、上り制御信号以外の上り信号の受信処理を行う(手順509)。
なお、基地局装置102が基地局装置101以外の他の隣接基地局装置に接続された端末からの上り制御信号を処理する場合は、該隣接基地局装置から該隣接基地局装置に接続された端末装置に通知した上り制御信号の送信タイミング及び周波数を既に取得しているとき、基地局装置102が基地局装置101から取得したタイミングにおいて受信した場合と同様の手順で処理を行う(手順500B、505、506、507、508)。
次に、基地局装置102における下り送信電力制御について説明する。
図6は、上り制御情報処理部333の動作を示すフローチャートである。
上り制御情報処理部333は、入力された上り制御信号の復号結果のヘッダ部分を参照し(手順601)、CQI情報が含まれているか否かを判定する。(手順601A)。
手順601Aにおいて、上り制御信号の復号結果にCQI情報が含まれていると判定された場合には、上り制御信号の復号結果とともに入力された識別情報(手順504又は508)を参照する(手順602)。復号結果にCQI情報が含まれていないと判定された場合には、上り制御情報処理部333は、CQI以外の上り制御情報に関する処理を行う(手順607)。
次に、識別情報の内容を参照し(手順602)、上り制御信号が自局に接続されている端末装置から送信されたものかを判定する(手順602A)。
受信した上り制御信号の送信元が自局に接続された端末装置であることを示す識別情報である場合には、CQIの値とあらかじめ設定された閾値Aとを比較する(手順603)。
手順603において、CQIの値が閾値A未満である場合は、上り制御情報処理部333は、自局が送信する下り信号の送信電力が不足していると判断し、送信電力決定処理部332に対して、送信電力を上げることを要求する正の要求値Cを入力し(手順604)、処理を終了する。CQIの値が閾値A以上である場合は、上り制御情報処理部333は、直ちに処理を終了する。
一方、手順602Aにおいて、受信した上り制御信号の送信元が隣接基地局に接続された端末装置であることを示す識別情報である場合は、CQIの値とあらかじめ設定された閾値Bとを比較する(手順605)。
手順605において、CQIの値が閾値B未満であれば、上り制御情報処理部333は、自局が送信する下り信号が隣接局に接続されている端末装置に対して干渉している可能性があると判断し、送信電力決定処理部332に対して、送信電力を下げることを要求する負の要求値Dを入力し(手順606)、処理を終了する。手順605において、CQIの値が閾値B以上である場合には、上り制御情報処理部333は、直ちに処理を終了する。なお、手順603における閾値Aと、手順605における閾値Bとは、異なる値を設定してもよい。
次に、上り制御情報処理部333によって入力された要求値C及びDに基づき、送信電力決定処理部332が下り送信電力を決定する処理について説明する。
送信電力決定処理部332は、一定の周期で要求値C及びDの入力を監視し、前記周期内に入力された値の合計を求める。この合計値が正の値である場合には、送信電力決定処理部332は、下り送信電力を増加させるという決定を下す。一方、前記合計値が負の値である場合には、下り送信電力を減少させると決定する。
ここで、手順604において送信電力決定処理部332に入力された要求値Cと、手順606において送信電力決定処理部332に入力された要求値Dに、異なる絶対値が設定されてもよい。
したがって、基地局装置102の運用者は、下り送信電力制御において、自局に接続している端末装置からの要求と、隣接する他の基地局に接続している端末装置からの要求とのどちらをどの程度重視するかの方針を反映することができる。
例えば、干渉を低減させることを優先する場合は、送信電力を増加させる要求よりも送信電力を減少させる要求をより強いものとするため、要求値Cよりも要求値Dに、より大きな係数を乗じて重み付けをすることができる。
送信電力決定処理部332による電力の増減の決定結果は、パワーアンプ314に通知される。パワーアンプ314では、通知された決定結果に基づいて、現在設定されている送信電力の増減を行う。
以上の手順によって、設定された送信電力は、下りユーザデータトラフィックを送信する際に適用される。具体的には、ユーザデータ受信部341がネットワーク103を介してユーザデータを受信する。受信されたユーザデータは、パケット生成処理部331に入力され、無線チャネルで伝送するためのパケットが生成される。
次に、生成されたパケットは、ベースバンド信号生成処理部321に入力され、OFDMのベースバンド信号に変換される。ベースバンド信号は、変調回路312において搬送波帯の信号に変調され、パワーアンプ314において、上記手順によって設定された送信電力に増幅されてアンテナ300から送信される。
ここで、基地局装置101における上り制御信号の受信処理及び下り送信電力制御について説明する。
基地局装置101の動作は、基地局装置102が自局に接続している端末装置との間で行う動作(図5及び6)と同様である。
基地局装置101において、受信した上り制御信号は、RF処理部210の復調回路213によって、搬送波帯の信号からベースバンド信号に変換された後、ベースバンド信号復号処理部222に入力される。ベースバンド信号復号処理部222に入力された信号が、手順407によって、基地局装置101自身が端末装置に通知したタイミングにおいて受信したものである場合には、ベースバンド信号復号処理部222は、手順407によって、基地局装置101自身が端末装置に通知した周波数の信号を取り出し、自局宛上り制御信号復号処理部223に入力する。
自局宛上り制御信号復号処理部223は、自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部234が保持しているPilotID、SHOGID及びMACIDを用いて、入力信号の復号を試み、復号に成功した場合には、復号結果を上り制御情報処理部233に入力する。
上り制御情報処理部233は、入力された上り制御信号の復号結果のヘッダ部分を参照し、CQI情報が含まれているか否かを判定する。
上り制御信号の復号処理結果にCQI情報が含まれている場合には、CQIの値とあらかじめ設定された閾値との比較を行い、CQIの値が閾値未満であれば、自身が送信する下り信号の電力が不足していると判断し、送信電力決定処理部232に対して、送信電力を上げることを要求し、処理を終了する。
本発明によれば、セルラ無線通信システムにおいて、同一の周波数を使用する複数の基地局が、セルが重複する形で配置されている場合に、それらの基地局同士の干渉に起因した下り信号の受信品質の劣化を抑制することが可能になる。
<実施形態2>
本発明を適用した第2の実施の形態について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態におけるセルラ無線通信システムの構成図である。
第2の実施の形態のセルラ無線通信システムは、複数のフェムト基地局装置から構成され、各基地局装置には1以上の端末装置が接続される。基地局装置701及び702は、共通の無線インタフェースを備え、同一の周波数帯を使用する。
なお、図1と同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
基地局装置701及び702は、共通の無線インタフェースを有し、同一の周波数帯を使用する。また、基地局装置701及び702は、有線回線(又は、無線回線)によってネットワーク103に接続されている。基地局装置701及び702はフェムトセル基地局であり、基地局装置701が形成するフェムトセル704と、基地局装置702が形成するフェムトセル705とは部分的に重複している。端末装置706及び707は、無線回線によって基地局装置701又は702に接続され、ネットワーク103と通信を行う。
図8は、基地局装置701又は702の構成を示すブロック図である。
なお、前述した第1の実施の形態(図2又は図3)と同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8は、前述した第1の実施の形態の基地局装置102の構成(図3)に対し、上り制御信号復号用情報送信部342が追加された構成となる。上り制御信号復号用情報送信部342は、自局宛の上り制御信号を復調するために用いられる情報をネットワーク103へ送信する。
以下、第2の実施の形態の動作について説明する。無線インタフェースはUMB仕様に従う。
基地局装置701が稼動している状態で、基地局装置702が起動してネットワーク103への接続が確立すると、基地局装置702は、基地局装置701から該基地局が形成するセルのPilotID及びSHOGIDを取得し(手順401)、隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335に格納する。
逆に、基地局装置702が稼動している状態で、基地局装置701が起動してネットワーク103への接続が確立すると、基地局装置701は、基地局装置702から該基地局が形成するセルのPilotID及びSHOGIDを取得し(手順401)、隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部335に格納する。
端末装置が基地局装置701に接続される場合は、基地局装置701は端末装置に対しMACIDを通知し(手順402、403、404)、次いで、上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数を割り当て(手順406、407)、セル105のPilotID及びSHOGIDを通知する(手順409)。
また、基地局装置701は、基地局装置702に対し、接続される端末装置のMACIDを通知し(手順405)、端末装置に割り当てた上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数を通知する(手順408)。
一方、端末装置が基地局装置702に接続される場合は、基地局装置702は端末装置に対しMACIDを通知し(手順402、403、404)、次いで、上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数を割り当て(手順406、407)、セル105のPilotID及びSHOGIDを通知する(手順409)。
また、基地局装置702は、基地局装置701に対し、端末装置のMACIDを通知し(手順405)、端末装置に割り当てた上り制御チャネルの送信タイミング及び周波数を通知する(手順408)。
さらに、基地局装置701及び702はいずれも、自局に接続されている端末装置から自局宛に送信されたCQIを通知する上り制御信号と、隣接基地局に接続されている端末装置から該隣接基地局宛に送信された上り制御信号とを受信することがある。
このとき、基地局装置701及び702は、第1の実施の形態の基地局装置102と同じ動作を行う。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態の効果に加え、セルが重複する二つの基地局が互いに、相手の基地局から上り制御信号の復号に必要な情報を取得し、双方の基地局宛に送信された上り制御信号を受信する点が異なる。これにより、双方の基地局とも、自身及び相手の基地局に接続している端末装置の受信品質に基づいた下り送信電力制御が可能となる。
本発明の第1の実施の形態のセルラ無線通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の基地局装置101の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の基地局装置102の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態におけるベースバンド信号復号処理部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における上り制御情報処理部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のセルラ無線通信システムの構成図である。 本発明の第2の実施の形態の基地局装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 マクロセル基地局装置
102 フェムトセル基地局装置
103 ネットワーク
104 マクロセル
105 フェムトセル
106 端末装置
107 端末装置
200 マクロセル基地局のアンテナ
210 マクロセル基地局のRF処理部
211 マクロセル基地局のデュプレクサ
212 マクロセル基地局の変調回路
213 マクロセル基地局の復調回路
214 マクロセル基地局のパワーアンプ
220 マクロセル基地局の物理層処理部
221 マクロセル基地局のベースバンド信号生成処理部
222 マクロセル基地局のベースバンド信号復号処理部
223 マクロセル基地局の自局宛上り制御信号復号処理部
230 マクロセル基地局の上位層処理部
231 マクロセル基地局のパケット生成処理部
232 マクロセル基地局の送信電力決定処理部
233 マクロセル基地局の上り制御情報処理部
234 マクロセル基地局の自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部
240 マクロセル基地局のネットワークインタフェース
241 マクロセル基地局のユーザデータ受信部
242 マクロセル基地局の上り制御信号復号用情報送信部
300 フェムトセル基地局のアンテナ
310 フェムトセル基地局のRF処理部
311 フェムトセル基地局のデュプレクサ
312 フェムトセル基地局の変調回路
313 フェムトセル基地局の復調回路
314 フェムトセル基地局のパワーアンプ
320 フェムトセル基地局の物理層処理部
321 フェムトセル基地局のベースバンド信号生成処理部
322 フェムトセル基地局のベースバンド信号復号処理部
323 フェムトセル基地局の自局宛上り制御信号復号処理部
324 フェムトセル基地局の隣接基地局宛上り制御信号復号処理部
330 フェムトセル基地局の上位層処理部
331 フェムトセル基地局のパケット生成処理部
332 フェムトセル基地局の送信電力決定処理部
333 フェムトセル基地局の上り制御情報処理部
334 フェムトセル基地局の自局宛上り制御信号復号用情報生成・保持部
335 フェムトセル基地局の隣接基地局宛上り制御信号復号用情報保持部
340 フェムトセル基地局のネットワークインタフェース
341 フェムトセル基地局のユーザデータ受信部
342 フェムトセル基地局の上り制御信号復号用情報送信部
343 フェムトセル基地局の上り制御信号復号用情報受信部
401 基地局が隣接基地局からPilotID及びSHOGIDを取得するステップ
402 端末装置が基地局にランダムアクセス信号を送信するステップ
403 基地局が端末装置にMACIDを発行するステップ
404 基地局が端末装置にMACIDを通知するステップ
405 基地局が端末装置に通知したMACIDを隣接基地局に通知するステップ
406 基地局が端末装置に上り制御チャネルを割り当てるステップ
407 基地局が端末装置に上り制御チャネルの送信タイミングと周波数を通知するステップ
408 基地局が端末装置に通知した上り制御チャネルの送信タイミングと周波数を隣接基地局に通知するステップ
409 基地局が端末装置にPilotID及びSHOGIDを通知するステップ
410 基地局が端末装置に下りパイロット信号を送信するステップ
411 端末装置が下りパイロット信号の受信品質を測定するステップ
412 端末装置が基地局にCQIを通知するステップ
500A 上り制御信号の送信タイミングを判定するステップ。
500B 上り制御信号の送信タイミングを判定するステップ。
501 ベースバンド信号復号処理部が端末装置に通知した上り制御信号用の周波数の信号を抽出するステップ
502 ベースバンド信号復号処理部が抽出した信号を自局宛上り制御信号復号処理部に入力するステップ
503 自局宛上り制御信号復号処理部が入力された信号を復号するステップ
504 自局宛上り制御信号復号処理部が復号結果及び上り制御信号の送信元の識別情報を上り制御情報処理部に入力するステップ
505 ベースバンド信号復号処理部が隣接する基地局から取得した上り制御信号用の周波数の信号を抽出するステップ
506 ベースバンド信号復号処理部が抽出した信号を隣接基地局宛上り制御信号復号
処理部に入力するステップ。
507 隣接基地局宛上り制御信号復号処理部が入力された信号を復号するステップ
508 隣接基地局宛上り制御信号復号処理部が復号結果及び上り制御信号の送信元の識別情報を上り制御情報処理部に入力するステップ
509 ベースバンド信号復号処理部が上り制御信号以外の上り信号の受信処理を行うステップ。
601 上り制御情報処理部が上り制御信号の復号結果のヘッダ部分を参照するステップ
601A 上り制御情報処理部がヘッダ部分にCQI情報が含まれているかを判定するステップ
602 上り制御情報処理部が上り制御信号の送信元の識別情報を参照するステップ
602A 上り制御情報処理部が上り制御信号の送信元が自局に接続された端末か判定するステップ
603 上り制御情報処理部がCQIの値と閾値Aとを比較するステップ
604 上り制御情報処理部が送信電力決定処理部に正の要求値Cを出力するステップ
605 上り制御情報処理部がCQIの値と閾値Bとを比較するステップ
606 上り制御情報処理部が送信電力決定処理部に負の要求値Dを出力するステップ
607 上り制御情報処理部がCQI以外の上り制御情報に関する処理を行うステップ
701 フェムトセル基地局装置
702 フェムトセル基地局装置
704 フェムトセル
705 フェムトセル

Claims (9)

  1. 下り信号の送信電力を制御する電力制御部と、
    隣接する基地局に接続している端末装置から送信される上り制御信号を受信するために必要な参照情報を、該基地局から取得する参照情報取得部と、
    前記参照情報取得部が取得した参照情報を保持する参照情報保持部と、
    自局に接続されている端末装置が下り信号の受信状態を自局に通知する第1の上り制御信号を受信し、前記受信した第1の上り制御信号の内容に基づいて、前記電力制御部に対する電力の制御を要求する第1の制御信号受信部と、
    前記隣接する基地局に接続している端末装置が下り信号の受信状態を前記隣接する基地局に通知する第2の上り制御信号を受信し、前記参照情報保持部によって保持される参照情報を参照し、前記受信した第2の上り制御信号の内容に基づいて、前記電力制御部に対する電力制御を要求する第2の制御信号受信部と、を備え、
    前記電力制御部は、前記第1の制御信号受信部からの電力制御の要求及び第2の制御信号受信部からの電力制御の要求に基づいて、下り信号の送信電力を制御することを特徴とする無線基地局。
  2. 前記第1の制御信号受信部は、前記第1の上り制御信号によって通知された受信状態が第1の基準より悪い場合には、送信電力を増加させるように前記電力制御部に要求し、
    前記第2の制御信号受信部は、前記第2の上り制御信号によって通知された受信状態が第2の基準より悪い場合には、送信電力を減少させるように前記電力制御部に要求することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記電力制御部は、
    所定期間内における、前記第1の制御信号受信部からの送信電力の増加の要求数、及び、前記第2の制御信号受信部からの送信電力の減少の要求数を監視し、
    前記送信電力の増加の要求数及び送信電力の減少の要求数に基づいて、下り信号の送信電力の増加又は減少を決定することを特徴とする請求項2に記載の無線基地局。
  4. 前記電力制御部は、前記第1の制御信号受信部からの要求数に重み付けをした値及び第2の制御信号受信部からの要求数に重み付けをした値に基づいて送信電力の増加又は減少を決定することを特徴とする請求項3に記載の無線基地局。
  5. 移動局に対する下り信号を送信する第1の基地局と、
    前記第1の基地局によって送信される下りの信号と同一の周波数の下り信号を送信し、前記下り信号の送信範囲の少なくとも一部が前記第1の基地局の下り信号の送信範囲と重複する第2の基地局と、を備える無線通信システムであって、
    前記第2の基地局は、
    前記第1の基地局に接続している第1の端末装置が前記第1の基地局に下り信号の受信状態を通知する第1の上り制御信号と、前記第2の基地局に接続している第2の端末装置が第2の基地局に下り信号の受信状態を通知する第2の上り制御信号と、を受信する制御信号受信部と、
    前記第1の上り制御信号によって通知される前記第1の端末装置における下り信号の受信状態と、前記第2の上り制御信号によって通知される前記第2の端末装置における下り信号の受信状態とを参照して、下り信号の送信電力を決定する電力制御部とを備えることを特徴とする無線通信システム。
  6. 前記第1の基地局は、前記第1の上り制御信号を参照するために必要な情報を前記第2の基地局に通知し、
    前記第2の基地局の電力制御部は、前記第1の基地局から取得した情報を用いて、前記第1の上り制御信号を参照することを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記第2の基地局の制御信号受信部は、
    前記第1の上り制御信号によって通知された受信状態が第1の基準より悪い場合には、前記下り信号の送信電力を減少させるように前記電力制御部に要求し、
    前記第2の上り制御信号によって通知された受信状態が第2の基準より悪い場合には、前記下り信号の送信電力を増加させるように前記電力制御部に要求することを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  8. 前記第2の基地局の電力制御部は、
    所定期間内における、前記制御信号受信部からの送信電力の増加の要求数及び送信電力の減少の要求数を監視し、
    前記制御信号受信部からの送信電力の増加及び減少の要求数に基づいて下り信号の送信電力の増加又は減少を決定することを特徴とする、請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記第2の基地局の電力制御部は、前記制御信号受信部からの要求数に重み付けをした値に基づいて送信電力の増加又は減少を決定することを特徴とする、請求項8に記載のセ無線通信システム。
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