JP2009302148A - 光源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の点灯時には、常に、各発光素子の出射光の輪郭が視覚的に認識できるようにし、視覚的デザイン性の向上を図ることができる光源ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基板2と、この基板2に実装された複数の青色発光する発光素子7と、この発光素子7を封止し、発光素子7の発光により励起される黄色の蛍光体を含む樹脂層7aと、前記発光素子2に電気的に接続され、発光素子2を調光制御する調光手段と、前記樹脂層7aを覆うように配設され、発光素子7の点灯時、各発光素子2の出射光の輪郭が視覚的に認識できるように可視光域の直線透過率が設定され、かつ、発光素子2の点灯時、前記樹脂層7aの蛍光体の色が視覚的に認識されないように拡散透過性が設定された拡散部材6とを備えた光源ユニット1である。
【選択図】図7

Description

本発明は、LED等の発光素子を用いた光源ユニットに関する。
近年、複数のLED等の発光素子を基板に実装し、光源として用いる照明器具が開発されている。LED等の発光素子は、指向性が強く、点灯時、点光源としてその実装した複数の発光素子の光の輪郭が粒状に光って見え、いわゆる粒々感があり、視感的評価において満足できるものではなかった。したがって、この粒々感をなくすため、発光素子の前面側に拡散板を配設し、この拡散板により粒々感を消去する解決が試みられているが、消去し切れず、薄ぼんやりと点光源が表出する現象に至る場合もあり、このような場合には満足できる結果が得られていない。また、完全に粒々感を消去するためには、拡散透過性を高くすればよいが、高すぎると器具効率が低下してしまう虞があった。
従来、LED発光素子を備えた照明装置において、光を出射させる出射面側に複数のプリズム面を平面状に配列したシート部材を設け、LED発光素子からの光をシート部材で分散させて光量ムラ等の表示ムラをなくすことができるものが知られている(特許文献1参照)。
特開平10−274947号公報
しかしながら、特許文献1に示されたものは、LED発光素子からの光を分散させて表示ムラをなくすものであり、拡散板を用いる場合と同様に、上記課題の解決には至らないものである。
本発明は、上記とは逆のアプローチで課題を解決しようとするもので、発光素子の点灯時には、常に、各発光素子の出射光の輪郭が視覚的に認識できるようにし、視覚的デザイン性の向上を図ることができる光源ユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の光源ユニットは、基板と;この基板に実装された複数の青色発光する発光素子と;この発光素子を封止し、発光素子の発光により励起される黄色の蛍光体を含む樹脂層と;前記発光素子に電気的に接続され、発光素子を調光制御する調光手段と;前記樹脂層を覆うように配設され、発光素子の点灯時、各発光素子の出射光の輪郭が視覚的に認識できるように可視光域の直線透過率が設定され、かつ、発光素子の点灯時、前記樹脂層の蛍光体の色が視覚的に認識されないように拡散透過性が設定された拡散部材と;を具備したことを特徴とする。発光素子とは、LEDや有機EL等の固体発光素子である。発光素子は、チップ・オン・ボード方式や表面実装方式によって実装できるが、実装方式には特に限定されない。また、発光素子の実装個数には特段制限はない。
請求項2に記載の光源ユニットは、請求項1に記載の光源ユニットにおいて、前記拡散部材は、外周から中央部に向かうに従い、漸次厚さ寸法が大きくなるように構成されていることを特徴とする。漸次厚さ寸法が大きくなるとは、直線状、曲線状又は不連続、例えば、階段状に厚さ寸法が大きくなるような場合を許容する。
請求項1に記載の発明によれば、発光素子の点灯時には、常に、各発光素子の出射光の輪郭が視覚的に認識でき、また、発光素子を封止する樹脂層の色が表出することを抑制できるので、光出力の高低にかかわらず、使用者に与える印象が大きく変わらないため、デザイン性を高めることができる。また、器具効率も高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、拡散部材の中央部から前方、例えば、直下へ照射する照度を上げることができるとともに、一部の光を分散させることができるのでグレアを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係る光源ユニットについて図1乃至図7を参照して説明する。図1は、光源ユニットを示す斜視図、図2は、同平面図、図3拡散部材を取外して示す光源ユニットの斜視図、図4は、同平面図、図5(a)は、拡散部材を示す平面図、(b)は、側面図、図6(a)は、光源ユニットを示す断面図、(b)は、基板を示す断面図、図7は、光源ユニットの点灯時を示す平面図である。光源ユニット1は、外観上、縦・横約70mm、高さ約25mmの略直方体形状をなし、光源となる発光素子が配設された基板2と、化粧カバー3と、放熱部材4と、反射体5及び拡散部材6及びとを備えている。
基板2には、発光素子として例えば、InGaN系のLEDチップ7・・・がチップ・オン・ボード方式で実装されている。すなわち、LEDチップ7・・・を基板2の表面上に、所定の間隔をおいてマトリクス状に配設し、その表面を樹脂で封止した構造をなしている。なお、LEDチップ7・・・の配設個数は、製品仕様、設計に応じ適宜決定すればよい。
図6に示すように、基板2は、ベース板2a、電気絶縁層2b及び回路パターン層から構成されている。ベース板2aは、金属、例えば、熱伝導性が良好で放熱性に優れたアルミニウム製の略正方形の平板からなる。ベース板2aの一面には、エポキシ樹脂等からなる合成樹脂製の電気絶縁層2bが形成されている。電気絶縁層2bの上には、回路パターン層が形成されている。回路パターン層は、LEDチップ7・・・に電源からの電力を供給するために、銅箔等の導電性の材料で形成されている。基板2のベース板2aは、金属又は絶縁材で構成でき、絶縁材とする場合には、放熱特性が比較的良好で、耐久性に優れたセラミック材料又は合成樹脂材料を適用できる。合成樹脂材料を用いる場合には、例えば、ガラスエポキシ樹脂等で形成できる。
LEDチップ7・・・は、青色光を発光する青色のLEDチップである。LEDチップ7・・・を封止する封止用の透光性樹脂層7aは、LEDチップ7・・・の発光を吸収して青色の補色となる黄色系の光を発生する蛍光体、例えば、YAG:Ce系蛍光体を分散して含有しており、その表面は黄色系を呈している。したがって、基板2の表面は、外観上、黄色系に着色されたように視認される。そして、LEDチップ7・・・からの光は、透光性樹脂層7aを通過して白色や電球色等の白色系の発光色となって外部へ放射されるようになっている。なお、透光性樹脂層7aには、黄赤色や赤色の蛍光体を含有させるようにしてもよい。
また、基板2のLEDチップ7・・・が実装されている表面側であって、基板2の周縁側には点灯回路が配設され、点灯回路部品8が実装されている。点灯回路部品8は、コンデンサ、抵抗素子やスイッチング素子等の部品であり、LEDチップ7・・・を点灯制御するものである。また、併せてLEDチップ7・・・の発光を連続的又は段階的に調光制御する調光手段として調光制御回路(図示しない)が搭載されている。なお、この調光制御回路は、光源ユニット1を配設する後述のベースに設けるようにしてもよい。
化粧カバー3は、光源ユニット1の外観を構成するもので、アルミニウム製であり、概略直方体で、短筒状をなしている。化粧カバー3の外周面の全周には、放熱面積の増大のため、放熱フィン3aが一体的に形成されている。この放熱フィン3aは、横方向、つまり、水平方向に形成されており、したがって、当該方向に溝を形成している。また、化粧カバー3の外周面は、白色のメラミン樹脂系塗料によって焼付塗装されている。そして、化粧カバー3の内周面には、基板2の少なくとも表面側と面接触する、すなわち、基板2のベース板2aの表面側であって、その周縁部と面接触する当接部3bが形成されている。さらに、化粧カバー3の開口端側には、内周方向に向かうフランジ3cが形成されている。なお、化粧カバー3の内周側には、格子状に構成されたルーバ9が取付けられている。ルーバ9は、LEDチップ7・・・から出射される光を効率よく所望の方向に制御し、かつ、まぶしさ感を防ぐものである。格子状のルーバ9の桝目に対応してLEDチップ7・・・が位置するようになっており、ルーバ9がLEDチップ7・・・の出射光の障害になることはない。
放熱部材4は、アルミニウム製であり、略正方形の平板状に形成されている。この放熱部材4は、基板2の裏面側、すなわち、基板2のベース板2aの裏面側と面接触するように構成されている。なお、この面接触は、全面的な接触ではなく、部分的な接触であってもよい。
反射体5は、アルミニウム製であり、概略直方体で、筒状をなし、外周面の全周には、放熱面積の増大のため、放熱フィン5a・・・が前記化粧カバー3の放熱フィン3aと連続するように水平方向に形成されており、当該方向に溝を形成している。一方、反射体5の内周面は、照射開口部5b方向に拡開した傾斜状の反射面5cをなしており、所望の配光特性を得、グレアを防止するため、その傾斜角度が調整されている。また、反射体5の内外周面は、白色のメラミン樹脂系塗料によって焼付塗装されている。なお、前記化粧カバー3、放熱部材4及び反射体5の材料は、アルミニウムに限らず、熱伝導性の良好な金属材料又は樹脂材料等を用いることができる。
拡散部材6は、化粧カバー3の開口端側に基板2を覆うように配設されている。図5に示すように、四角錐形状をなし、外周から中央部に向かうに従い、漸次厚さ寸法が大きくなるように構成されている。また、下面にはルーバ9の上端部が嵌合する格子状の嵌合溝6aが形成されている。この拡散部材6は、透明のアクリル樹脂製で表面にバインダーを介して拡散剤が塗布されており、乳白色を呈している。さらに、拡散剤の膜厚等により、可視光域(450nm〜800nm)での全光線透過率の平均値は、70〜90%、直線透過率の平均値は、5〜10%になるように調整されている。なお、拡散部材6には、透明プラスチック材料に無機又は有機材料からなる拡散剤を分散させたものや表面にドットパターンを形成したものを適用でき、特段その構成は限定されるものではない。また、拡散部材6の形状は、外周から中央部に向かうに従い、曲線状に漸次厚さ寸法が大きくなるように形成してもよく、さらに、階段状に漸次厚さ寸法が大きくなるように形成してもよい。
次に、図6参照して、基板2、化粧カバー3、放熱部材4、反射体5及び拡散部材6の組立て状態について説明する。放熱部材4の上面には、基板2のベース板2aの裏面側が面接触して熱的に結合し配置されている。なお、この放熱部材4の上面とベース板2aの裏面側との間に接着剤を介在させ結合するようにしてもよい。この場合、接着剤には、シリコーン樹脂系の接着剤に金属酸化物等を混合した熱伝導性が良好な材料を用いるのが好ましい。
化粧カバー3は、当接部3bが基板2のベース板2aの表面側に面接触して熱的に結合し配置されるとともに、その階段状部3dがベース板2aの側面部、放熱部材4の周縁部に接触するように配置されている。また、基板2の周縁側に実装されている点灯回路部品8は、フランジ3cによって覆われるようにカバーされている。そして、反射体5は、化粧カバー3の上面に面接触して配置され、これら放熱部材4、化粧カバー3及び反射体5は、これらに形成されたねじ貫通孔に放熱部材4の裏側からねじ込まれるねじによって共締めされ結合されている。この状態では、基板2は、放熱部材4と化粧カバー3との間に挟持されて固定されることとなる。また、化粧カバー3は、基板2を包囲するようにカバーしており、基板2の側周囲を外部から見え難くしているとともに、光源ユニット1としての外観デザインを向上する役目を果たしている。
次に、化粧カバー3の内周側には、ルーバ9が取付けられており、このルーバ9の上端部には、拡散部材6がその嵌合溝6aが嵌合されて取付けられている。
以上のように構成された光源ユニット1の作用について説明する。まず、光源ユニット1への非通電時、すなわち、LEDチップ7・・・の消灯時には、乳白色の拡散部材6の介在により、LEDチップ7・・・は視認し難くなっており、また、基板2の表面の黄色系も視認し難くなっている。次に、リモコン等の操作により、光源ユニット1に通電が行われると、基板2に電力が供給され点灯回路が動作してLEDチップ7・・・が発光する。LEDチップ7・・・から出射された光の多くはルーバ9を通過し、拡散部材6を透過して反射体5の照射開口部5bから直接前方に拡散して照射される。また、一部の光は拡散部材6のプリズム効果により屈折して分散し、反射板5の反射面5cに反射されて前方に照射される(図6参照)。したがって、前方へ照射する照度を上げることができる一方、分散した光は反射面5cによって反射されるので、拡散部材6の表面と反射面5cとの輝度比を減少でき、拡散部材6から照射される光によるグレアを抑制することができる。ここで、拡散部材6の表面、すなわち、LEDチップ7・・・による出射光と、反射面5c、すなわち、その出射光の周囲との輝度比は、10:1程度になっている。好適には、10:1以下であり、この輝度比に調整すればまぶしさ感を軽減できる。
ここで、図7に示すように、LEDチップ7・・・の点灯時には、各LEDチップ7・・・の出射光の輪郭が拡散部材6を通して視覚的にある程度はっきりと認識できるようになっている。これは、上述した拡散部材6の直線透過率の調整によるものであり、拡散効果を維持しつつ、視覚的デザイン性を向上するものである。例えば、調光手段により、低照度、高照度に調光度を切換えても同様な現象を得られるものである。したがって、高照度の状態では、LEDチップ7・・・の出射光の輪郭が認識できるが、低照度の状態では、輪郭が認識できないというような現象を招くものではない。よって、LEDチップ7・・・の点灯時には、常に、LEDチップ7・・・の出射光の輪郭が視覚的に認識でき、低照度と高照度の状態において、異なった視感をもたらし、奇異な感じを受けることがない。
続いて、LEDチップ7・・・の点灯時には、基板2表面の透光性樹脂層7aの黄色系が表出することを抑制できる。基板2の表面は、元来、黄色系の蛍光体により黄色を呈しているので、点灯時にはその色が拡散部材6を通して表出されそうであり、また、予測される。しかしながら、この黄色は消去されたような状態になる。そのメカニズムを詳らかにすることはできないが、第1に、蛍光体に吸収されないLEDチップ7・・・からの青色光がそのまま透光性樹脂層7aから出射し、この青色と基板2の表面の黄色とが拡散部材6の拡散透過性により混合されて白色光となって拡散部材6から照射され、基板2表面の黄色が消去されていると考えられる。第2に、基板2の側周囲、例えば、化粧カバー3の内周の色彩等が反映されて、同様に、拡散部材6の拡散透過性により混合され、基板2の表面の黄色が消去されているとも考えられる。また、これらの複合的な現象とも推測される。
一方、LEDチップ7・・・から発生する熱は、主として、基板2のベース板2aの裏面の略全面から放熱部材4へ伝わる。さらに、当該熱は、ベース板2aの表面側から化粧カバー3の当接部3bを経由して化粧カバー3へと伝導され放熱される。このように、基板2の表裏両面から面接触により熱伝導され、放熱されるので、放熱効果を向上でき、基板2の温度上昇を抑制することが可能となる。加えて、化粧カバー3は、ベース板2aの側面部、放熱部材4の周縁部に接触しているので、この部分においても熱伝導がなされ、さらに、化粧カバー3から反射体5へ熱伝導がなされ放熱が促進される。また、化粧カバー3及び反射体5には、その外周面の表面積を大きくする放熱フィン3a、5a・・・が形成されているので、ここにおいても効率よく放熱される。このように各部材は、熱的に結合されており、前記熱伝導経路と放熱で基板2の温度上昇を抑制することができる。また、同時に点灯回路から発生する熱も放熱される。
以上のように本実施形態によれば、LEDチップ7・・・の点灯時には、常に、LEDチップ7・・・の出射光の輪郭が視覚的に認識でき、調光点灯時において、異なった視感をもたらし、奇異な感じを受けることがなく、視覚的デザイン性を向上できる。また、LEDチップ7・・・の点灯時には、基板2表面の透光性樹脂層7aの黄色系が表出することを抑制でき、この点においても視覚的デザイン性を向上できる。さらに、拡散部材6は、外周から中央部に向かうに従い、漸次厚さ寸法が大きくなるように構成されているので、拡散部材6の中央部から前方へ照射する照度を上げることができる一方、分散した光は反射面5cによって反射されるので、拡散部材6の表面と反射面5cとの輝度比を減少でき、グレアを抑制することができる。
また、基板2の表裏両面から放熱されるので、これにより放熱機能を充足でき、光源ユニット1単体で高い放熱性を発揮でき、単体の光源ユニット1が熱による不具合を生じることを抑制できる。化粧カバー3は、基板2の側面部及び放熱部材4の周縁部に接触しているので、この部分においても放熱が促進される。さらに、化粧カバー3から反射体5へ熱伝導され、また、放熱フィン3a、5a・・・によって効率よく放熱できる。加えて、点灯回路部品7は、化粧カバー3のフランジ3cによってカバーされているので、デザイン性を向上できる。
なお、本実施形態では、LEDチップ7・・・がチップ・オン・ボード方式で実装されている場合について説明したが、実装方式には限定されず、表面実装方式によって実装するようにしてもよい。この場合は、複数のLEDパッケージごとに封止用の透光性樹脂層が形成されているので、LEDパッケージごとにその表面が黄色系を呈して点在することとなる。したがって、上記に従えば、LEDパッケージの点灯時、この点在する黄色系が消去されたような状態となる。
次に、本発明の光源ユニットを照明装置に適用した実施形態について図8の斜視図を参照して説明する。照明装置は、天井面に取付けられて使用するいわゆる、ベース照明装置10を示している。ベース照明装置10は、ベース11と、このベース11に配設された複数の光源ユニット1・・・とを備えている。ベース11は、アルミニウム製であり、一辺を約250mmとする略正方形の平板状に形作られている。光源ユニット1は、ベース11面に縦3個×横3個の合計9個が相互に所定の間隔(約10mm)を空けてマトリクス状に配設されている。
なお、ベース11の材料は、アルミニウムに限らず、熱伝導性の良好な金属材料又は樹脂材料等を用いることができる。また、光源ユニット1の配設方法、配設個数は適宜選択することができる。さらに、照明装置10を構成するにあたって、ベース11を用いることなく、天井面に直付けの形式で光源ユニット1・・・を配設してもよい。この場合は、複数の光源ユニット1・・・の集合体が照明装置10を構成することとなる。
上記照明装置の構成によれば、各光源ユニット1の放熱が行われる一方、各光源ユニット1は、相互に所定の間隔を空けて配設されているため、この間隔が連通して放熱流通路12が形成されるようになっている。具体的には、各光源ユニット1間の間隔が相互に連通状態となって放熱流通路12を形成している。したがって、個々の光源ユニット1の放熱はもとより、この放熱流通路12によっても、この流通路12に沿った放熱気流の流れが促進され、一層放熱効果が高まる。また、放熱フィン3a、5a・・・がベース11面に対し、水平方向に形成されているので、この構成によっても放熱気流の流れが助長される。
以上のように本実施形態によれば、光源ユニット1単体での効果に加え、複数の光源ユニット1をベース11又は天井面等に任意に配設することができ、光源ユニット1として共通化が可能となる効果を有する。したがって、品種の異なる照明装置を設計する際の放熱設計の簡素化が期待できる。さらに、大きさの異なるベース11を数種類用意して、これらベース11に対応して光源ユニット1の配設個数を変えて、用途に応じた構成とし、多品種、多様化を図ることも可能であり、組合せの自由度が広がる。また、光源ユニット1の構成と、ベース11への光源ユニット1の配設の仕方との双方の構成により、発光素子が配設された基板2の温度上昇を効果的に抑制できるものであり、これにより、多くの光源ユニット1をベース11に配設することが可能になるので、高出力の照明装置を実現し易くなる。
本発明の実施形態に係る光源ユニットを示す斜視図である。 同平面図である。 同拡散部材を取外して示す光源ユニットの斜視図である。 同平面図である。 同拡散部材を示す平面図及び側面図である。 同光源ユニット及び基板を示す断面図である。 同光源ユニットの点灯時を示す平面図である。 本発明の光源ユニットを照明装置に適用した実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・光源ユニット、2・・・基板、6・・・拡散部材、
7・・・発光素子(LEDチップ)、7a・・・樹脂層、10・・・照明装置、

Claims (2)

  1. 基板と;
    この基板に実装された複数の青色発光する発光素子と;
    この発光素子を封止し、発光素子の発光により励起される黄色の蛍光体を含む樹脂層と;
    前記発光素子に電気的に接続され、発光素子を調光制御する調光手段と;
    前記樹脂層を覆うように配設され、発光素子の点灯時、各発光素子の出射光の輪郭が視覚的に認識できるように可視光域の直線透過率が設定され、かつ、発光素子の点灯時、前記樹脂層の蛍光体の色が視覚的に認識されないように拡散透過性が設定された拡散部材と;
    を具備したことを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記拡散部材は、外周から中央部に向かうに従い、漸次厚さ寸法が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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