JP2009301864A - 液晶バックライト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶バックライト装置において、バックライトの調光時においても直流電源回路の出力電圧を適正化し、電源安定化回路の発熱を抑制する。
【解決手段】CCFL2の非調光時、直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を直流電源回路4にフィードバックする第1電流フィードバック回路41と、CCFL2の調光時、直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を直流電源回路4にフィードバックする第2電流フィードバック回路42を備える。第1電流フィードバック回路41とは異なる抵抗R6,R7を有する第2電流フィードバック回路42の動作によって、直流電源回路4からの出力電圧は低減される。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置に用いられる液晶バックライト装置に関するものである。
従来から液晶表示装置のバックライトには、冷陰極蛍光ランプ(以下、CCFLとする)が使用されている。CCFLは、効率が高く長寿命である反面、その動作特性は温度に依存し、低い温度ではランプの輝度が著低下するという傾向を有している。従って、点灯直後から十分な輝度を得るための技術として、例えば特許文献1及び特許文献2には、起動時のCCFLに印加する電圧を高く設定し、その後、電流値をフィードバックして電圧を下げる回路が示されている。
また、近年の液晶表示装置にあっては、消費電力低減の要請の下、ユーザによって入力された指令に基づいて、CCFLに流れる電流を抑制することにより、バックライトを調光する技術も実施されている(例えば、特許文献3及び特許文献4参照)。また、特許文献5には、マイクロコントローラによってCCFLに流れる電流を制御して輝度を調整する技術が示されている。
図3は、CCFLを駆動し、特許文献1及び特許文献2に示されたバックライトの点灯制御と特許文献3及び特許文献4に示された調光制御を行なう機能を有するインバータ回路の一例を示している。液晶表示装置のバックライトの電源オン時には、制御部6から、ハイの信号が出力され、これに伴いトランジスタQ5がオンされ、トランジスタQ6がオンされ、トランジスタQ4がオンされる。トランジスタQ1は、電流モニタ用抵抗R1の両端電圧をモニタすることによりCCFL2の管電流を検出し、例えば、管電流が1Aに達したときオンし、管電流を直流電源回路4の制御にフィードバックする。
バックライトの調光時には、制御部6からトランジスタQ3にPWM制御のためのパルス信号が入力され、トランジスタQ3が交互にオン/オフを繰り返し、これにともないトランジスタQ4が交互にオフ/オンを繰り返すこととなり、バックライトが調光される。
特開平5−343190号公報 実開平4−81500号公報 特開2005−285476号公報 特開平7−110461号公報 特開2007−511062号公報
しかしながら、トランジスタQ4のスイッチング動作により調光がなされるとCCFL2に流れる電流は減少し、電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差が減少することから、トランジスタQ1のエミッタ−ベース間の電位差が減少しトランジスタQ1がオンしなくなるため、電流のフィードバックが停止される。その結果、直流電源回路4に上記電流のフィードバックがかからなくなり、直流電源回路4の出力電圧が過度に上昇する。直流電源回路4は、直流電源回路4の出力を安定させるために別途設けられている電源安定化回路にも直流電圧を入力しており、直流電源回路4の出力電圧の上昇に伴い直流電源回路4から電源安定化回路に入力される電圧も上昇するため、電源安定化回路のPC(電力損失)が増加し、その発熱が過大となる。電源安定化回路の発熱を抑制するためには、電源安定化回路内部の入力抵抗の強化、及びトランジスタ等の発熱部を冷却するためのヒートシンクの追加等の熱対策が必要となり、液晶表示装置の製造コストの高騰を招来すると共に、小型化を阻害する要因となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、バックライトの調光時においても直流電源回路の出力電圧を適正化し、電源安定化回路の発熱を抑制することができる液晶バックライト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、
液晶表示装置のバックライトに用いられる冷陰極蛍光ランプと、この冷陰極蛍光ランプに交流電圧を印加するインバータ回路と、商用交流電源から直流を得て前記インバータ回路に供給する直流電源回路と前記インバータ回路に対して動作に必要な制御信号を出力する制御手段とを備え、
前記インバータ回路は、直流電源回路から印加された直流電圧をスイッチングするスイッチング素子と、このスイッチング素子によってスイッチングされた直流電圧が印加されて発振し、交流電圧を出力するインバータトランスと、前記制御手段から出力された信号に基づいて前記直流電源回路から前記スイッチング素子に流れる電流を制限することにより冷陰極蛍光ランプを調光する調光回路とを有する液晶バックライト装置において、
前記インバータ回路は、前記直流電源回路と前記スイッチング素子との間のラインに介挿された電流モニタ用抵抗と、前記調光回路が前記直流電源回路から前記スイッチング素子に流れる電流を制限していないとき、前記モニタ用抵抗に流れる電流を検知して該直流電源回路にフィードバックする第1電流フィードバック回路と、前記調光回路が前記直流電源回路から前記スイッチング素子に流れる電流を制限しているとき、前記モニタ用抵抗に流れる電流を検知して該直流電源回路にフィードバックする第2電流フィードバック回路とをさらに有するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の液晶バックライト装置において、
前記第1電流フィードバック回路は、前記電流モニタ用抵抗の両端の電位差に応じて動作して、該直流電源回路から該スイッチング素子に流れる電流を該直流電源回路にフィードバックさせる第1トランジスタと、この第1トランジスタの動作の応答性を調整する第1時定数回路とを有し、
前記第2電流フィードバック回路は、前記電流モニタ用抵抗の両端の電位差に応じて動作して、該直流電源回路から該スイッチング素子に流れる電流を該直流電源回路にフィードバックさせる第2トランジスタと、この第2トランジスタの動作の応答性を調整する第2時定数回路とを有するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の液晶バックライト装置において、
前記調光回路は、冷陰極蛍光ランプの調光時に、所定振動数のパルス信号が入力されてスイッチング動作する第3トランジスタと、前記電流フィードバック回路の電流モニタ用抵抗と前記スイッチング素子との間のラインに介挿され、前記第3トランジスタの動作に応じてスイッチング動作する第4トランジスタとを有しているものである。
請求項1の発明によれば、冷陰極蛍光ランプの調光時、すなわち調光回路が直流電源回路からスイッチング素子に流れる電流を制限しているとき、第2電流フィードバック回路がモニタ用抵抗に流れる電流を検知して直流電源回路にフィードバックするので、直流電源回路の出力電圧が過度に上昇することがなくなり、電源安定化回路の発熱を抑制することができる。従って、電源安定化回路の入力抵抗の強化及びヒートシンクの追加等の熱対策が不要となり、液晶表示装置の製造コストの低減を図ることができる。また、冷陰極蛍光ランプのガス圧のばらつき等によりインバータトランスの共振周波数が設計値からずれる場合であっても、調光回路の動作と連動して第1電流フィードバック回路又は第2電流フィードバック回路がモニタ用抵抗に流れる電流を検知して直流電源回路にフィードバックする。これにより、インバータトランスの共振周波数を設計値に近づけることができ、モニタ用抵抗等の発熱及び消費電力を低減することができる。
請求項2の発明によれば、第1時定数回路及び第2時定数回路によって第1電流フィードバック回路及び第2電流フィードバック回路の応答性を調整することが可能となる。これにより、調光回路の動作に応じて第1電流フィードバック回路又は第2電流フィードバック回路を適宜使い分けて直流電源回路に電流のフィードバックをかけることができ、直流電源回路の出力電圧を適正化することができる。
請求項3の発明によれば、調光回路の構成を簡素かつ安価なものとすることができ、液晶バックライト装置の更なるコストダウンを図ることができる。
本発明の一実施形態による液晶バックライト装置について図面を参照して説明する。図1は液晶バックライト装置の概略構成を示している。液晶バックライト装置1は、液晶パネルの背面に配置され、バックライトに用いられるCCFL2と、CCFL2に交流電圧を印加する自励式のインバータ回路3と、商用交流電源から直流を得てインバータ回路3に供給する直流電源回路4と、直流電源回路4から出力される直流の電圧を安定させる電源安定化回路5と、液晶バックライト装置1全体の制御を司る制御部6と、ユーザがバックライトの調光等の指令を制御部6に入力するためにユーザによって操作される操作部7等によって構成されている。
図2は、インバータ回路3を示している。インバータ回路3は、スイッチングIC(スイッチング素子)31、インバータトランス32、電流モニタ用抵抗R1、調光回路34、第1電流フィードバック回路41、及び第2電流フィードバック回路42等によって構成されている。
スイッチングIC31は、例えば、複数個のFETを有し、直流電源回路4から印加された直流電圧をスイッチングする。インバータトランス32は、一次側及び二次側コイルを有し、スイッチングIC31によってスイッチングされた直流電圧が一次側コイルに印加されて発振し、二次側コイルから交流を出力する。CCFL2は、例えば、インバータトランス32の共振周波数が38kHzのとき、管電流が最大となり、最高輝度が得られるように設定されている。電流モニタ用抵抗R1は、直流電源回路4とスイッチングIC31との間のラインに介挿されている。
第1電流フィードバック回路41は、調光回路34が直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を制限していないとき(非調光時)、モニタ用抵抗R1に流れる電流を検知して直流電源回路4にフィードバックする。第1電流フィードバック回路41は、電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差に応じて動作する第1トランジスタQ1と、第1トランジスタQ1の動作の応答性を調整する第1時定数回路45と、制御部6から出力される信号に応じて第1トランジスタQ1と直流電源回路4との間の電流フィードバックラインを導通させるトランジスタQ7と、第1トランジスタQ1とトランジスタQ7との間に設けられた抵抗R2、R3等を有している。
第1トランジスタQ1は、電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差に応じてスイッチング動作して、直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を直流電源回路4にフィードバックさせる。例えば、非調光時に電流モニタ用抵抗R1に例えば1[A]以上の電流が流れて電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差が0.6[V]以上になると第1トランジスタQ1がオンして電流のフィードバックがかかる。第1時定数回路45は、分圧抵抗R4、R5と、第1トランジスタQ1のベース−エミッタ間に介挿されたコンデンサC1等によって構成される。第1トランジスタQ1がオンするときの電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差は、分圧抵抗R4、R5及びコンデンサC1によって定められる。
第2電流フィードバック回路42は、調光回路34が直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を制限しているとき(調光時)、モニタ用抵抗R1に流れる電流を検知して直流電源回路4にフィードバックする。第2電流フィードバック回路42は、電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差に応じて動作する第2トランジスタQ2と、第2トランジスタQ2の動作の応答性を調整する第2時定数回路46と、制御部6から出力される信号に応じて第2トランジスタQ2と直流電源回路4との間の電流フィードバックラインを導通させるトランジスタQ8と、第2トランジスタQ2とトランジスタQ8との間に設けられた抵抗R6、R7等を有している。
第2トランジスタQ2は、電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差に応じてスイッチング動作して、直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を直流電源回路4にフィードバックさせる。例えば、調光時に電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差が0.5[V]以上になると第2トランジスタQ2がオンして電流のフィードバックがかかる。第2時定数回路46は、分圧抵抗R8、R9と、第2トランジスタQ2のベース−エミッタ間に介挿されたコンデンサC2等によって構成される。第2トランジスタQ2がオンするときの電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差は、分圧抵抗R8、R9及びコンデンサC2によって定められる。
調光回路34は、第3トランジスタQ3と第4トランジスタQ4と、トランジスタQ5、Q6を有し、直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を制限することによりCCFL2を調光する。第3トランジスタQ3は、CCFL2の調光時に、制御部6から例えば500Hzの振動数のパルス信号が入力されてスイッチング動作する。第4トランジスタQ4は、電流モニタ用抵抗R1とスイッチングIC31との間のラインに介挿され、第3トランジスタQ3の動作に応じてスイッチング動作する。
液晶表示装置の電源がオンのとき、制御部6からトランジスタQ5のベースにハイの信号が入力され、トランジスタQ5、Q6は順次オンしているので、第3トランジスタQ3のスイッチング動作に伴い第4トランジスタQ4のベースに500Hzの振動数のパルス信号が入力される。ここで、調光時の出力に応じて、第3トランジスタQ3のオフデューティをPWM制御することにより、第4トランジスタQ4のオンデューティがPWM制御され、直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流が制限されることとなる。
調光を行なわない場合、電流モニタ用抵抗R1には、直流電源回路4から例えば+22[V]の電源電圧が入力されてインバータトランス32は38kHzの共振周波数で共振し、電流モニタ用抵抗R1に1[A]の電流が流れ、CCFL2の最大輝度が得られる。CCFL2の点灯直後は、インバータトランス32の共振周波数が40kHzとなることから、電流モニタ用抵抗R1に流れる電流が減少し、CCFL2の輝度が低下する。そこで、CCFL2の点灯直後の直流電源回路4の出力電圧を例えば+23[V]程度に高めることにより、インバータトランス32の共振周波数を38kHzに遷移させることができ、CCFL2の輝度の低下を防止する。その後、直流電源回路4の出力電圧を+23[V]のまま維持し続けると、CCFL2の管電流が増大するため、電流モニタ用抵抗R1に例えば1[A]以上の電流が流れ電流モニタ用抵抗R1の両端の電位差が0.6[V]以上になると、第1トランジスタQ1がオンして電流のフィードバックがかけ、直流電源回路4の出力電圧を+22[V]程度まで低下させる。
ところが、例えば、ユーザが調光設定で液晶表示装置を起動する場合、すなわち液晶バックライト装置の起動時に調光回路34が直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を制限する場合にあっては、直流電源回路4の出力電圧が過度に低下し、インバータトランス32の共振周波数が高まりCCFL2の輝度が低下することがある。このためCCFL2の輝度を高めるために直流電源回路4の出力電圧を高く設定すると、今度は電流モニタ用抵抗R1及び第4トランジスタQ4が過度に発熱し、消費電力も増大するという問題が生ずることもある。
本実施形態においては、CCFL2の最高輝度が得られるインバータトランス32の共振周波数は38kHzに設定されているが、かかる共振周波数は、CCFL2の管内部に封入されるガスの圧力のばらつき及びインバータトランス32に組み込まれる共振コンデンサの電気容量のばらつきによって変動する。例えば、CCFL2の管内部に封入されるガスの圧力が規格の下限値であり共振コンデンサの電気容量が規格の上限値である場合には、CCFL2の最高輝度が得られる共振周波数は36kHzに低下する。このようなCCFL2とインバータトランス32を用いて液晶バックライト装置1を構成した場合、調光回路34によってCCFL2に調光をかけるとインバータトランス32の共振周波数は38kHzとなり、CCFL2の輝度は調光により抑えられるものの、電流モニタ用抵抗R1及び第4トランジスタQ4に流れる電流が増大し、これらの部品が過度に発熱し、消費電力も増大する。そこで、本液晶バックライト装置1においては、調光時には第2電流フィードバック回路42を動作させて、直流電源回路4に電流のフィードバックをかけ、直流電源回路4の出力電圧を22[V]から21[V]に減少させて電流モニタ用抵抗R1及び第4トランジスタQ4の発熱を抑制する。
調光時の直流電源回路4にフィードバックされる電流値は、第2電流フィードバック回路42の抵抗R6、R7の抵抗値に依存し、非調光時の直流電源回路4にフィードバックされる電流値は、第1電流フィードバック回路41の抵抗R2、R3の抵抗値に依存する。従って、第2電流フィードバック回路42の抵抗R6、R7の抵抗値を第1電流フィードバック回路41の抵抗R2、R3より小さく設定することにより、調光時に直流電源回路4にフィードバックされる電流値を大きくし、直流電源回路4からの出力電圧を例えば21[V]程度に抑制することができる。これにより、電流モニタ用抵抗R1、第4トランジスタQ4等の発熱及び消費電力を低減することができる。
以上のように、本実施形態の液晶バックライト装置1によれば、CCFL2の調光時、すなわち調光回路34が直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を制限しているとき、第2電流フィードバック回路42がモニタ用抵抗R1に流れる電流を検知して直流電源回路4にフィードバックするので、直流電源回路4の出力電圧が過度に上昇することがなくなり、電源安定化回路5の発熱を抑制することができる。従って、電源安定化回路5の入力抵抗の強化及びヒートシンクの追加等の熱対策が不要となり、液晶表示装置の製造コストの低減を図ることができる。また、CCFL2のガス圧のばらつき等によりインバータトランス32の共振周波数が設計値からずれる場合であっても、調光回路34の動作と連動して第1電流フィードバック回路41又は第2電流フィードバック回路42がモニタ用抵抗R1に流れる電流を検知して直流電源回路4にフィードバックする。これにより、インバータトランス32の共振周波数を設計値に近づけることができ、モニタ用抵抗R1等の発熱及び消費電力を低減することができる。
また、第1時定数回路45及び第2時定数回路46によって第1電流フィードバック回路41及び第2電流フィードバック回路42の応答性を調整することが可能となる。これにより、調光回路34の動作に応じて第1電流フィードバック回路41又は第2電流フィードバック回路42を適宜使い分けて直流電源回路4に電流のフィードバックをかけることができ、直流電源回路4の出力電圧を適正化することができる。また、第3トランジスタQ3と第4トランジスタQ4等により調光回路34の構成を簡素かつ安価なものとすることができ、液晶バックライト装置1の更なるコストダウンを図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく、少なくともCCFL2の調光時、すなわち調光回路34が直流電源回路4からスイッチングIC31に流れる電流を制限しているとき、直流電源回路4からスイッチング素子31に流れる電流を強制的に直流電源回路4にフィードバックさせるフィードバック強制回路35に相当する構成が設けられていればよい。
本発明の一実施形態による液晶バックライト装置の概略構成を示すブロック図。 同液晶バックライト装置のインバータ回路の回路図。 従来の液晶バックライト装置の概略構成を示すブロック図。
符号の説明
1 液晶バックライト装置
2 CCFL(冷陰極蛍光ランプ)
3 インバータ回路
4 直流電源回路
31 スイッチングIC(スイッチング素子)
32 インバータトランス
34 調光回路
41 第1電流フィードバック回路
42 第2電流フィードバック回路
Q1 第1トランジスタ
Q2 第2トランジスタ
Q3 第3トランジスタ
Q4 第4トランジスタ
R1 電流モニタ用抵抗

Claims (3)

  1. 液晶表示装置のバックライトに用いられる冷陰極蛍光ランプと、この冷陰極蛍光ランプに交流電圧を印加するインバータ回路と、商用交流電源から直流を得て前記インバータ回路に供給する直流電源回路と前記インバータ回路に対して動作に必要な制御信号を出力する制御手段とを備え、
    前記インバータ回路は、直流電源回路から印加された直流電圧をスイッチングするスイッチング素子と、このスイッチング素子によってスイッチングされた直流電圧が印加されて発振し、交流電圧を出力するインバータトランスと、前記制御手段から出力された信号に基づいて前記直流電源回路から前記スイッチング素子に流れる電流を制限することにより冷陰極蛍光ランプを調光する調光回路とを有する液晶バックライト装置において、
    前記インバータ回路は、前記直流電源回路と前記スイッチング素子との間のラインに介挿された電流モニタ用抵抗と、前記調光回路が前記直流電源回路から前記スイッチング素子に流れる電流を制限していないとき、前記モニタ用抵抗に流れる電流を検知して該直流電源回路にフィードバックする第1電流フィードバック回路と、前記調光回路が前記直流電源回路から前記スイッチング素子に流れる電流を制限しているとき、前記モニタ用抵抗に流れる電流を検知して該直流電源回路にフィードバックする第2電流フィードバック回路とをさらに有することを特徴とする液晶バックライト装置。
  2. 前記第1電流フィードバック回路は、前記電流モニタ用抵抗の両端の電位差に応じて動作して、該直流電源回路から該スイッチング素子に流れる電流を該直流電源回路にフィードバックさせる第1トランジスタと、この第1トランジスタの動作の応答性を調整する第1時定数回路とを有し、
    前記第2電流フィードバック回路は、前記電流モニタ用抵抗の両端の電位差に応じて動作して、該直流電源回路から該スイッチング素子に流れる電流を該直流電源回路にフィードバックさせる第2トランジスタと、この第2トランジスタの動作の応答性を調整する第2時定数回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の液晶バックライト装置。
  3. 前記調光回路は、冷陰極蛍光ランプの調光時に、所定振動数のパルス信号が入力されてスイッチング動作する第3トランジスタと、前記電流フィードバック回路の電流モニタ用抵抗と前記スイッチング素子との間のラインに介挿され、前記第3トランジスタの動作に応じてスイッチング動作する第4トランジスタとを有していることを特徴とする請求項2に記載の液晶バックライト装置。
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