JP2009300781A - 液晶表示装置 - Google Patents

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【課題】液晶表示装置において、フリッカーや横筋の発生を防止すると共に、簡易な構成で映像信号電圧の極性反転ラインの位置をフレーム毎に異ならせる。
【解決手段】映像処理回路16は、POL信号を出力するNライン反転POL信号発生回路162と、POL信号のタイミングをシフトさせるシフト回路163とを備える。シフト回路163は、フレームの数をカウントして記憶するためのフレームカウンタ163aを有する。シフト回路163は、1フレーム毎に、Nライン反転POL信号発生回路162から出力されたPOL信号出力パターンに基づくPOL信号の出力タイミングを1ライン分シフトさせた後、シフトさせたPOL信号をソースドライバ112に順次出力する。これにより、POL信号に基づいてソースドライバ112から出力される映像信号電圧は、極性反転ライン位置がフレーム毎に不連続となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、特に簡単な構成で、映像信号電圧の極性反転ラインの位置をフレーム毎に異ならせる液晶表示装置に関する。
従来から、液晶パネルに電圧を印加して駆動させる際に、液晶の焼き付きや、輝度むら(クロストーク)や、フリッカーを防止する方法として、印加する電圧の極性を一定時間毎に反転させる方法が知られている。
具体的には、タイミングコントローラが、液晶パネルの各画素に印加される映像信号の電圧(以下、映像信号電圧という)の極性を反転させるための極性制御信号(以下、POL信号)をソースドライバに送る。ソースドライバは、映像信号の出力トリガーであるラッチパルス信号(以下、LP信号)の立ち上がり時に受信したPOL信号がHighレベルであれば、正極性の映像信号電圧を液晶パネルに出力し、POL信号がLowレベルであれば、負極性の映像信号電圧を液晶パネルに出力する。
近年、液晶パネルの極性制御方式として、1ライン反転方式、又は2ライン反転方式が知られている。1ライン反転方式は、ラインごとに出力する映像信号電圧の極性を反転させるので、ソースドライバの消費電力が大きくなり、大画面や、高精細の液晶パネルを駆動させる場合、ソースドライバの発熱が大きくなるという問題がある。
また、近年、液晶パネルの動画ぶれを改善するために、フレーム周期を120HZで駆動させる倍速駆動方式の液晶表示装置が普及している。倍速駆動方式と1ライン反転方式を組み合わせた場合、ソースドライバの消費電力がさらに大きくなるという問題がある。
これに対して、2ライン反転方式は、1ライン反転方式と比較して消費電力は小さくなるので、上記問題点を解決できる。しかし、2ライン反転方式では、液晶パネルの充電時間が短い場合、充電不足により、極性が反転するラインと、このラインの直後のラインとの間に電圧差が生じるため、ライン毎(2ライン反転方法の場合、2ライン毎)に、画面上に横筋が見えやすくなるという新たな問題が生じる。
これに対して、特許文献1には、極性反転ラインの位置を各フレーム毎に異ならせることができる液晶表示装置が開示されている。この種の液晶表示装置によれば、各フレーム毎に同じライン間で極性が反転しないので、充電不足による横筋の発生を防ぐことができる。
しかしながら、この種の液晶表示装置は、極性反転ラインの位置をフレーム毎に異ならせるために、各フレーム毎に決まったパターンの映像信号電圧を出力するように予め設定された回路を備える必要がある。そのため、特許文献1の液晶表示装置では、例えば、2ライン反転以外の反転方式以外の映像信号を生成することができないという新たな問題が生じる。
また、特許文献2乃至4には、液晶パネルの駆動方法がそれぞれ開示されているが、上記問題の解決方法が開示されていない。
特開2005−345603号公報 特開平3−167521号公報 特開昭62−209515号公報 特開2001−249643号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、フリッカーや横筋の発生を防止すると共に、簡易な構成で、映像信号電圧の極性反転ラインの位置をフレーム毎に異ならせることができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、複数の映像信号線により表示データに対応する映像信号電圧が印加される複数の画素と、表示データに対応する正極性、又は負極性の前記映像信号電圧を、前記複数の映像信号線のそれぞれに供給する映像信号電圧供給手段と、前記映像信号電圧供給手段に対して、電圧の極性を反転させるように指示するための極性制御信号を出力する極性制御信号出力手段とを備え、前記極性制御信号出力手段が、前記映像信号電圧供給手段に対して、前記映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させるように前記極性制御信号を出力し、この極性制御信号に基づいて、前記映像信号電圧供給手段が、前記複数の映像信号線のそれぞれに供給する前記映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させる液晶表示装置において、前記極性制御信号出力手段によって出力される前記極性制御信号のタイミングをシフトさせる極性制御信号シフト手段をさらに備え、前記極性制御信号シフト手段は、前記映像信号電圧の極性が正極性から負極性、又は負極性から正極性へと変化する位置(以下、極性反転ライン位置)をフレーム毎に不連続となるように、前記極性制御信号のタイミングをシフトさせ、前記映像信号電圧供給手段は、前記極性制御信号シフト手段によりシフトされた前記極性制御信号に基づいて、正極性、又は負極性の前記映像信号電圧を、前記複数の映像信号線のそれぞれに供給し、前記極性反転ラインの位置を各フレーム毎に異ならせた前記映像信号電圧を前記複数の映像信号線のそれぞれに供給するものである。
本発明によれば、映像信号電圧供給手段は、シフトされた極性制御信号に基づいて、極性反転ラインの位置を各フレーム毎に異ならせた映像信号電圧を複数の映像信号線のそれぞれに供給する。そのため、簡易な構成で、各フレーム毎に極性反転ラインの位置を異ならせることができるので、液晶パネルが充電不足であっても、フリッカーや横筋の発生を防止することができる。
また、極性制御信号のタイミングをシフトさせることにより、容易に任意のライン数毎に極性反転ラインの位置を異ならせた映像信号電圧を供給することができる。また、映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させるので、1ライン反転方式と比較して、消費電力を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る液晶表示装置について、図1及び図2を参照しながら説明する。本実施形態に係る液晶表示装置の一例として、液晶パネルを用いたテレビジョン(TV)受像機1を示す。図1は、TV受像機1の概略構成を示し、図2は、TV受像機1の液晶ディスプレイ部11の概略構成を示す。
TV受像機1は、映像を表示する液晶ディスプレイ部11と、音声を出力するスピーカ12と、外部のアンテナに接続され、このアンテナにより受信されるTV放送の所望の番組を選局するチューナ13と、TV受像機1の筐体外部に露出するように設けられた端子部14と、装置本体とは別体となるリモコン装置3から送信された操作信号を受信する受信部15と、TV受像機1の各部の動作を制御する制御部10とを備える。
TV受像機1は、制御部10による制御に基づき、例えばチューナ13により選局されたTV放送番組や、端子部14に接続された外部の入力機器から入力される映像・音声等を、液晶ディスプレイ部11やスピーカ12により視聴可能にすることができるように構成されている。端子部14は、例えばDVDレコーダ2等の外部機器に、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブル等を介して接続される。
制御部10は、CPU、ROM、RAM、その他の電子部品で構成された映像処理回路16や、音声処理回路17等を備え、チューナ13により選局された番組の映像表示データや、例えば端子部14に接続されたDVDレコーダ2から入力された映像表示データ等に基づいて、液晶ディスプレイ部11に映像信号等を供給し映像を表示させる。
液晶ディスプレイ部11は、図2に示すように、液晶パネル111と、ソースドライバ112と、ゲートドライバ113と、複数のデータ信号線(映像信号線)114と、複数のゲート信号線115とを備える。ソースドライバ112、及びゲートドライバ113は、液晶パネル111を制御するものであり、液晶パネル111の異なる一辺側にそれぞれ配置されている。複数のデータ信号線114、及び複数のゲート信号線115は、液晶パネル111の周辺に配置されている。
液晶パネル111は、マトリクス状に配置されたTFT等の画素(図示せず)を、データ信号線114、及びゲート信号線115が交差する各領域内に有する。各画素は、それぞれデータ信号線114、及びゲート信号線115と接続されている。
ソースドライバ112は、複数のデータ信号線114のそれぞれに対して、そのデータ信号線114に接続された各画素の映像表示データに対応する映像信号の電圧(以下、映像信号電圧という)を供給して印加する。ソースドライバ112は、映像処理回路16から送信される映像信号電圧の極性を反転させるための極性制御信号(以下、POL信号という)に基づいて、映像信号電圧を正極性、又は負極性として供給する。
具体的には、ソースドライバ112は、映像信号電圧の出力トリガーであるラッチパルス信号(液晶パネル111の1ライン分の映像表示データをラッチするための信号;以下、「LP信号」という)の立ち上がり時に、基準レベル以上(Highレベル)のPOL信号(以下、HiレベルのPOL信号という)を受信した場合、正極性の映像信号電圧をデータ信号線114に供給し、基準レベル未満(Lowレベル)のPOL信号(以下、LoレベルのPOL信号という)を受信した場合、負極性の映像信号電圧をデータ信号線114に供給する。また、ソースドライバ112は、HiレベルのPOL信号、及びLoレベルのPOL信号の受信パターンに基づいて、複数のデータ信号線114のそれぞれに供給する映像信号電圧の極性を、N(N≧2)ライン毎に反転させる。詳細については後述する。
ゲートドライバ113は、対応するゲート信号線115に対して、そのゲート信号線115に接続された各画素を選択駆動するためのアドレス信号を供給する。
次に、映像処理回路16の構成について、図3及び図4参照して説明する。図3は、映像処理回路16の概略構成を示すブロック図であり、図4は、映像処理回路16の概略構成の他の例を示すブロック図である。
映像処理回路16は、タイミングコントローラ161と、POL信号を出力するNライン反転POL信号発生回路(極性制御信号出力手段)162と、Nライン反転POL信号発生回路162によって出力されるPOL信号のタイミングをシフトさせるシフト回路163(極性制御信号シフト手段)とを備える。
タイミングコントローラ161は、Nライン反転POL信号発生回路162に対してPOL信号を生成するタイミングを知らせるためのタイミング信号を出力し、シフト回路163に対して、映像フレームの表示開始タイミングを知らせるためのフレームタイミング信号を出力する。
Nライン反転POL信号発生回路162は、タイミングコントローラ161から出力されるタイミング信号を受信したとき、シフト回路163に対して、ソースドライバ112から出力される映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させるためのPOL信号を生成して順次出力するものである。Nライン反転POL信号発生回路162から出力されるPOL信号のそれぞれは、液晶パネル111の各ラインにそれぞれ対応する。
Nライン反転POL信号発生回路162から順次出力されるPOL信号の出力パターン(以下、POL信号出力パターンという)は、反転させる極性ラインの数ごとに1つの出力パターンが予め決められており、それらはNライン反転POL信号発生回路162内に予め記憶されている。
具体的には、例えば、映像信号電圧の極性を2ライン毎に反転させる場合、「HiレベルのPOL信号、HiレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号」の順にPOL信号を出力するPOL信号出力パターン、又は「LoレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号、HiレベルのPOL信号、HiレベルのPOL信号」の順にPOL信号を出力するPOL信号出力パターンのうちのいずれか1つがNライン反転POL信号発生回路162内に記憶されている。
シフト回路163は、タイミングコントローラ161から受信したフレームタイミング信号に基づき、表示されたフレームの数をカウントして記憶するためのフレームカウンタ163aを有する。シフト回路163は、1フレーム毎に、Nライン反転POL信号発生回路162から出力されたPOL信号出力パターンに基づくPOL信号の出力タイミングを1ライン分シフトさせた後、シフトさせたPOL信号をソースドライバ112に順次出力するものである。そのため、シフトされたPOL信号出力パターンに基づくPOL信号に基づいてソースドライバ112から出力される映像信号電圧は、映像信号電圧の極性が正極性から負極性、又は負極性から正極性へと変化する位置(以下、極性反転ライン位置という)がフレーム毎に不連続となる。
具体的には、例えば、映像信号電圧の極性を2ライン毎に反転させる場合、シフト回路163は、Nライン反転POL信号発生回路162から「HiレベルのPOL信号、HiレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号」の順であるPOL信号出力パターンを受信したとき、任意のk番目のフレームでは、POL信号の出力タイミングをシフトさせることなく、「HiレベルのPOL信号、HiレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号」の順にPOL信号をソースドライバ112に順次出力する。そして、(k+1)番目のフレームでは、POL信号出力パターンを1ライン分シフトさせて、「HiレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号、LoレベルのPOL信号、HiレベルのPOL信号」の順にPOL信号をソースドライバ112に順次出力する。
なお、映像処理回路16は、図4に示すように、Nライン反転POL信号発生回路162と、シフト回路163とをタイミングコントローラ111に含み、1チップとするものであってもよい。
次に、シフト処理されたPOL信号に基づく映像信号電圧の出力処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、既にシフト回路163は、Nライン反転POL信号発生回路162からPOL信号出力パターンを受信しているものとする。
シフト回路163は、タイミングコントローラ161からフレームタイミング信号を受信すると(S1)、フレームカウンタ163aの値を判断し(S2)、この値に基づいて、POL信号出力パターンをシフトさせるためのシフト処理を行う(S3)。なお、シフト処理の詳細については後述する。
そして、シフト回路163は、上記S3の処理によってシフトされたPOL信号出力パターンに基づいて、POL信号をソースドライバ112に順次出力する(S4)。そして、ソースドライバ112は、シフト回路163によりシフトされたPOL信号出力パターンに基づいて出力されるPOL信号に基づいて、正極性、又は負極性の映像信号電圧を、複数のデータ信号線114のそれぞれに供給する(S5)。
次に、上記シフト処理の詳細について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、映像信号電圧の極性を2ライン毎に反転させるものとする。また、カウンタフレームの値の初期値は1であるものとする。
まず、シフト回路163は、フレームカウンタ163aの値が、(4m(mはゼロ以上の整数である)+1)である場合(S31でYES)、受信したPOL信号出力パターンをシフトさせない(S34)。
一方、フレームカウンタ163aの値が、(4m+1)でない場合(S31でNO)、フレームカウンタ163aの値が、(4m+2)であるとき(S32でYES)、シフト回路163は、受信したPOL信号出力パターンを1ライン分シフトさせる(S35)。
一方、フレームカウンタ163aの値が、(4m+2)でない場合(S32でNO)、フレームカウンタ163aの値が、(4m+3)であるとき(S33でYES)、シフト回路163は、受信したPOL信号出力パターンを2ライン分シフトさせる(S36)。
一方、フレームカウンタ163aの値が、(4m+3)でない場合(S33でNO)、シフト回路163は、受信したPOL信号出力パターンを3ライン分シフトさせる(S37)。
次に、ソースドライバ112から供給される映像信号電圧の極性変化について、図7乃至図9に示すグラフを参照して説明する。図7乃至図9の縦軸は、液晶パネル111の任意の列におけるライン番号を示し、横軸は、フレーム番号を示す。図中のnは正の整数である。
図7は、映像信号電圧の極性を2ライン毎に反転させる場合における極性の変化を示す。例えば、各フレーム毎の最初の正極性への極性反転ライン位置は、図7に示すように、nフレームのとき1ライン目であり、n+1フレームのとき2ライン目であり、n+2フレームのとき3ライン目であり、n+3フレームのとき4ライン目である。そして、n+4フレームのとき1ライン目になり、以下、同様にフレーム毎の極性反転ライン位置が変化する。従って、2ライン毎に順次極性が反転されると共に、各フレーム毎に極性反転ライン位置が異なる。
図8は、映像信号電圧の極性を3ライン毎に反転させる場合における極性の変化を示す。例えば、各フレーム毎の最初の正極性への極性反転ライン位置は、図8に示すように、nフレームのとき1ライン目であり、n+1フレームのとき2ライン目であり、n+2フレームのとき3ライン目であり、n+3フレームのとき4ライン目であり、n+4フレームのとき5ライン目であり、n+5フレームのとき6ライン目である。そして、n+6フレームのとき1ライン目になり、以下、同様にフレーム毎の極性反転ライン位置が変化する。従って、3ライン毎に順次極性が反転されると共に、各フレーム毎に極性反転ライン位置が異なる。
図9は、映像信号電圧の極性を4ライン毎に反転させる場合における極性の変化を示す。例えば、各フレーム毎の最初の正極性への極性反転ライン位置は、図9に示すように、nフレームのとき1ライン目であり、n+1フレームのとき2ライン目であり、n+2フレームのとき3ライン目であり、n+3フレームのとき4ライン目であり、n+4フレームのとき5ライン目であり、n+5フレームのとき6ライン目であり、n+6フレームのとき7ライン目であり、n+7フレームのとき8ライン目である。そして、n+9フレームのとき1ライン目になり、以下、同様にフレーム毎の極性反転ライン位置が変化する。従って、4ライン毎に順次極性が反転されると共に、各フレーム毎に極性反転ライン位置が異なる。
上述したように、本実施形態に係るTV受像機1においては、ソースドライバ112は、シフト回路によってシフトされたPOL信号出力パターンに基づいて出力されたPOL信号に基づいて、極性反転ラインの位置を各フレーム毎に異ならせた映像信号電圧を複数のデータ信号線のそれぞれに供給する。そのため、簡易な構成で、各フレーム毎に極性反転ラインの位置を異ならせることができるので、液晶パネル111が充電不足であっても、フリッカーや横筋の発生を防止することができる。
また、極性制御信号のタイミングをシフトさせることにより、容易に任意のライン数毎に極性反転ラインの位置を異ならせた映像信号電圧をソースドライバ112が供給することができる。また、映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させるので、1ライン反転方式と比較して、消費電力を抑えることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るTV受像機の概略構成を示すブロック図。 上記TV受像機の液晶ディスプレイ部のブロック構成図。 上記TV受像機の映像処理部の概略構成を示すブロック図。 上記TV受像機の映像処理部の概略構成の別の例を示すブロック図。 上記TV受像機における映像信号電圧の出力処理の手順を示すフローチャート。 上記映像信号電圧の出力処理におけるシフト処理の手順を示すフローチャート。 上記TV受像機における映像信号電圧の極性変化を示すグラフ。 上記TV受像機における映像信号電圧の極性変化を示すグラフ。 上記TV受像機における映像信号電圧の極性変化を示すグラフ。
符号の説明
1 TV受像機(液晶表示装置)
16 映像処理回路
112 ソースドライバ(映像信号電圧供給手段)
114 データ信号線(映像信号線)
162 Nライン反転POL信号発生回路(極性制御信号出力手段)
163 シフト回路(極性制御信号出力手段)

Claims (1)

  1. 複数の映像信号線により表示データに対応する映像信号電圧が印加される複数の画素と、
    表示データに対応する正極性、又は負極性の前記映像信号電圧を、前記複数の映像信号線のそれぞれに供給する映像信号電圧供給手段と、
    前記映像信号電圧供給手段に対して、電圧の極性を反転させるように指示するための極性制御信号を出力する極性制御信号出力手段とを備え、
    前記極性制御信号出力手段が、前記映像信号電圧供給手段に対して、前記映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させるように前記極性制御信号を出力し、この極性制御信号に基づいて、前記映像信号電圧供給手段が、前記複数の映像信号線のそれぞれに供給する前記映像信号電圧の極性をN(N≧2)ライン毎に反転させる液晶表示装置において、
    前記極性制御信号出力手段によって出力される前記極性制御信号のタイミングをシフトさせる極性制御信号シフト手段をさらに備え、
    前記極性制御信号シフト手段は、前記映像信号電圧の極性が正極性から負極性、又は負極性から正極性へと変化する位置(以下、極性反転ライン位置)をフレーム毎に不連続となるように、前記極性制御信号のタイミングをシフトさせ、
    前記映像信号電圧供給手段は、前記極性制御信号シフト手段によりシフトされた前記極性制御信号に基づいて、正極性、又は負極性の前記映像信号電圧を、前記複数の映像信号線のそれぞれに供給し、前記極性反転ラインの位置を各フレーム毎に異ならせた前記映像信号電圧を前記複数の映像信号線のそれぞれに供給することを特徴とする液晶表示装置。
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