JP2009300552A - 撮像レンズユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】変位部の変位量に応じてレンズユニットを光軸方向に移動する撮像レンズユニットにおいて、ホルダと鏡筒との間隔を可及的に狭く設定しても変位部の長さをレンズユニットの応答性に優れた長さに設定することを可能とする。
【解決手段】鏡筒10のバレルホルダ20の後面に受部材45を接着固定し、高分子アクチュエータ40の変位部41を受部材45の係合溝46に係合する。高分子アクチュエータ40に電圧を印加し、変位部41の変位量に応じてレンズユニット15を組み込んだバレルホルダ20が光軸方向に移動する。変位部41はバレルホルダ20の後面に潜り込んで受部材45の係合溝46に係合するから、ホルダ1とバレルホルダ20との間隔を可及的に狭く設定したとしても変位部41の長さをレンズユニット15の応答性を優先した最適な長さに設定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学系機器における撮像レンズユニット、特に、カメラ機能を備えた携帯電話機などに組み込まれた焦点調整を自動化(オートフォーカス)した撮像レンズユニットに関する。
近年、携帯電話に搭載したカメラとしてレンズユニットの焦点調整を自動で行うオートフォーカス機能を備えたカメラが普及しつつある。このような、オートフォーカス機能を備えたカメラとして、例えば、特許文献1には、被写体の光学像を形成するための光学素子と、光学素子を所定の方向に案内し移動可能に支持するための支持機構と、光学素子を移動させるための第一と第二の高分子アクチュエータとを備え、この第一と第二の高分子アクチュエータに電圧の印加に応じて変形する高分子部を形成し、電圧の印加による前記高分子部の変形により光学素子を移動させることにより、レンズユニットの焦点調整を自動化した光学装置およびデジタルカメラが知られている。
前記デジタルカメラにおけるオートフォーカス機能は、光学レンズを移動するために二つの高分子アクチュエータを用いるとともに、高分子アクチュエータを撓ませた際、レンズ群を位置決めする構造を採用している。このため、高分子アクチュエータを撓ませた際に、レンズユニットの位置決め手段が必要であるとともに、2つの高分子アクチュエータを用いることから、部品点数も多い。このため、組付け作業に手間が掛かるとともに、例えば、携帯電話に組込む場合、小型化にも不利である。一方、携帯電話に組み込まれるカメラに用いられる撮像レンズユニットも必然的の小型・薄型化が要求される。このような携帯電話に組み込まれるオートフォーカス機能を備えた撮像レンズユニットに求められる小型・薄型化に対して本願出願人は、レンズユニットを組み込む鏡筒と、この鏡筒を光軸方向に移動自在に保持するホルダと、このホルダの支持枠と、この支持枠と前記ホルダとの間に介在する高分子アクチュエータと、端子からの電圧の印加に応じて変位する前記高分子アクチュエータに形成した複数の変位部とを備え、この高分子アクチュエータに形成した複数の変位部を鏡筒の外周面に形成した係合溝に係合させ、高分子アクチュエータで直接的にレンズユニットを駆動した撮像レンズユニットを先に特願2007−338795号で出願している。
特開2006−301203号公報
ところで、高分子アクチュエータで直接的にレンズユニットを駆動する構造にあっては、変位部の長さは、レンズユニットの応答性に影響を与える重要な要素であるが、前記高分子アクチュエータで直接的にレンズユニットを駆動した撮像レンズユニットは、鏡筒の外周に高分子アクチュエータを配置し、高分子アクチュエータの変位部を鏡筒に形成する係合溝に係合する構造であるから、変位部の長さを長くすると鏡筒の外周に配置する高分子アクチュエータの取付けスペースを広く確保する必要があることから、変位部の長さを長くすると、撮像レンズユニットとして径方向に寸法が拡大し、撮像レンズユニットの小型化を図る上で不利となる。すなわち、撮像レンズユニットの小型化を図る上で高分子アクチュエータの長さは短い程、有利であるが、変位部の長さが短いと変位部の変位によって駆動されるレンズユニットの移動量も減少し、レンズユニットの応答性が悪くなるなどの影響がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、撮像レンズユニットの小型化を図り、かつ、高分子アクチュエータの変位部の長さが自由に設定可能で、レンズユニットの応答性にも優れた撮像レンズユニットを提供することを目的とする。
請求項1の撮像レンズユニットは、この鏡筒を光軸方向に移動自在に保持するホルダと、このホルダの支持枠と、この支持枠と前記ホルダとの間に介在する高分子アクチュエータと、端子からの電圧の印加に応じて変位する前記高分子アクチュエータに形成した複数の変位部と、前記変位部と係合する環状の受部材とを備え、前記受部材は、少なくとも前記鏡筒より径小に形成し、該受部材を前記鏡筒の後面側に一体的に固定するとともに、この受部材に前記変位部の先端と係合する係合溝を設け、前記端子からの電圧の印加に応じて前記変位部を変位させ、その変位部の変位量に応じてレンズユニットを光軸方向に移動させて被写体とのピント合わせを自動化するように構成したことを特徴とする。
請求項1の構成により、高分子アクチュエータに端子からの電圧が印加されると、電圧に応じて高分子アクチュエータの変位部が変位し、その変位部の変位量に応じてレンズユニットが光軸方向に移動し、被写体とのピント合わせが自動化(オートフォーカス)される。高分子アクチュエータへの電圧印加が解除されると、高分子アクチュエータが初期状態に戻る。この高分子アクチュエータの変位部の変位量によってレンズユニットの焦点距離が決定されるが、変位部が鏡筒の後面側に配置した受部材に係合しているから、撮像レンズユニットの小型化のためにホルダと鏡筒との間隔を可及的に狭く設定したとしても変位部の長さはホルダと鏡筒との間隔によって制約されることはない。
請求項2の撮像レンズユニットは、前記鏡筒が前記レンズユニットを固定するバレルと、このバレルを保持するバレルホルダとで構成され、前記バレルホルダの内周面に前記バレルを螺着し、バレルのねじ込み量に応じて前記レンズユニットの光軸方向の調整を可能とし、かつ、前記受部材を前記バレルホルダの内周面に一体的に固着したことを特徴とする。
請求項2の構成により、高分子アクチュエータの変位部の変位量によってレンズユニットの焦点距離が決定するが、レンズユニットを保持する鏡筒のバレルは、バレルホルダに対して光軸方向に位置調整が可能であるから、高分子アクチュエータの変位部の変位量にバラツキが生じたとしても、レンズユニットを光軸方向に位置調整して焦点距離が正確に合った位置にレンズユニットを配置することが可能である。
請求項3の撮像レンズユニットは、前記鏡筒に前記レンズユニットを一体化し、前記高分子アクチュエータによるAF制御により前記レンズユニットの光軸方向の調整を可能としたことを特徴とする。
請求項3の構成により、高分子アクチュエータの変位部の変位量によってレンズユニットの焦点距離が決定するが、高分子アクチュエータの変位部の変位量にバラツキが生じた場合、高分子アクチュエータによるAF制御によりレンズユニットを保持する鏡筒の光軸方向の位置を調整し、焦点距離が正確に合った位置にレンズユニットを配置することが可能である。
請求項4の撮像レンズユニットは、前記受部材が前記レンズユニットの後方遮光絞りとして機能することを特徴とする。
請求項4の構成により、高分子アクチュエータと係合してレンズユニットを駆動する受部材がレンズユニットの後方遮光絞りとして兼用可能となる。
請求項5の撮像レンズユニットは、前記受部材の後面周縁部に前記変位部の先端を前記係合溝と誘い込むテーパ状の案内部を形成したことを特徴とする。
請求項5の構成により、ホルダの組み付け時に、高分子アクチュエータの変位部の先端が案内部に沿って受部材の係合溝に誘い込まれる。
請求項6の撮像レンズユニットは、前記各変位部は、径方向に分割した舌片状に形成され、その隣接する変位部間に分割溝を形成して各変位部の自由端を上下方向に変位可能に構成するとともに、各変位部の縦横比を1対1.5〜2としたことを特徴とする。
請求項6の構成により、端子から高分子アクチュエータに電圧が印加されると、電圧に応じて高分子アクチュエータの変位部が変位し、変位部の変位量に応じてレンズユニットが光軸方向に移動するが、変位部の縦横比を1対1.5〜2とすることによって、レンズユニットの応答性が良好となる。
請求項1の撮像レンズユニットによれば、レンズユニットを組み込む鏡筒と、この鏡筒を光軸方向に移動自在に保持するホルダと、このホルダの支持枠と、この支持枠と前記ホルダとの間に介在する高分子アクチュエータと、端子からの電圧の印加に応じて変位する前記高分子アクチュエータに形成した複数の変位部と、前記変位部と係合する環状の受部材とを備え、前記受部材は、少なくとも前記鏡筒より径小に形成し、該受部材を前記鏡筒の後面側に一体的に固定するとともに、この受部材に前記変位部の先端と係合する係合溝を設け、前記端子からの電圧の印加に応じて前記変位部を変位させ、その変位部の変位量に応じてレンズユニットを光軸方向に移動させて被写体とのピント合わせを自動化するように構成したものであるから、撮像レンズユニットの小型化のためにホルダと鏡筒との間隔を可及的に狭く設定したとしても変位部の長さをレンズユニットの応答性を優先した最適な長さに設定することができる。
請求項2の撮像レンズユニットによれば、前記鏡筒がバレルとバレルホルダとで構成され、前記バレルの内部に前記レンズユニットを保持するとともに、前記バレルホルダの内周面に前記バレルを螺着し、バレルのねじ込み量に応じて前記レンズユニットを光軸方向に調整自在とし、かつ、前記受部材を前記バレルホルダの内周面に一体的に固着したものであるから、高分子アクチュエータの変位部の変位量にバラツキが生じたとしても、レンズユニットを光軸方向に位置調整して焦点距離が正確に合った位置にレンズユニットを配置することができる。
請求項3の撮像レンズユニットによれば、前記鏡筒に前記レンズユニットを一体化し、前記高分子アクチュエータによるAF制御により前記レンズユニットの光軸方向の調整を可能としたものであるから、部品点数を削減して組付作業効率を高めることができるとともに、より撮像レンズユニットの小型化が可能となる。
請求項4の撮像レンズユニットによれば、前記受部材が前記レンズユニットの後方遮光絞りとして機能するから、組付部品点数を削減することができ、組付作業性にも優れる。
請求項5の撮像レンズユニットによれば、前記受部材の後面周縁部に前記変位部の先端を前記係合溝と誘い込むテーパ状の案内部を形成したものであるから、ホルダと支持枠とを固定すると同時に高分子アクチュエータの変位部と係合溝とが係合し、組付け作業を簡略化することができる。
請求項6の撮像レンズユニットによれば、前記各変位部は、径方向に分割した舌片状に形成され、その隣接する変位部間に分割溝を形成して各変位部の自由端が上下方向に変位可能に構成するとともに、各変位部の縦横比を1対1.5〜2としたものであるから、変位部の変位量に応じてレンズユニットが光軸方向に移動するが、変位部の縦横比を1対1.5〜2とすることによって、レンズユニットの応答性が良好となる。
本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1を示す撮像レンズユニットの斜視図、図2は撮像レンズユニットの一部を切り欠いた斜視図、図3はボス部を切り欠いた撮像レンズユニットの斜視図、図4は撮像レンズユニットの断面図、図5は変位部と係合溝との係合状態を示す拡大断面図、図6は支持枠を裏返した斜視図、図7は取付筒部の斜視図、図8は高分子アクチュエータの平面図、図9は支持枠に端子と高分子アクチュエータを組み付けた斜視図、図10はレンズユニットを取り外した状態を示す斜視図である。
本発明の実施例1におけるレンズユニットは、CCD等の撮像素子が組込まれたホルダ1と、複数のレンズ7で構成されるレンズユニット15と、このレンズユニット15を保持する鏡筒10と、前記ホルダ1を支持する支持枠30と、この支持枠30と前記ホルダ1との間に介在する高分子アクチュエータ40、この高分子アクチュエータ40と係合する受部材45などを主要構成部品として、前記高分子アクチュエータ40を電圧の印加に応じて変位させ前記レンズユニット15を光軸方向に移動させることによって焦点合わせを自動で行うオートフォーカス(AF)機能を備えている。なお、前記高分子アクチュエータ40を除くホルダ1、レンズ7、鏡筒10、支持枠30、受部材45は樹脂による成形品である。
前記ホルダ1の下部には矩形状の基台部2が形成され、この基台部2を、当該基台部2と同形状(矩形状の)支持枠30上に載置する。また、基台部2の上部は、四隅を切り欠いて段差部3を形成することによって八角形状の角筒部4が形成され、前記段差部3には、支持枠30を固定するための孔部5が形成されている。また、レンズユニット15を組み込む鏡筒10が、バレル10aとバレルホルダ20とで構成され、前記バレル10aの外周面に雄ネジ部22を形成し、この雄ネジ部22を前記バレルホルダ20の内周面に形成した雌ネジ23に螺着することによって、バレルホルダ20にバレル10aを組み込む。この時、バレル10aのネジ込み量によって、バレル10aと、このバレル10aに一体的に組み込まれるレンズ7とが光軸方向に位置調整可能となる。また、バレル10aの上面開口部周縁に位置してテーパ状の凹面12が形成され、雄ネジ部22と雌ネジ部23との螺合によってバレルホルダ20に対するバレル10aの光軸方向の位置を調整した後、凹面12に接着剤を充填してバレルホルダ20とバレル10aとを一体化している。また、バレルホルダ20は角筒部4の内周面に沿って上下動自在に案内されるとともに、図6に示すように、前記角筒部4の内面側四隅には対角線上に向かって4本のガイドリブ6が形成され、一方、前記バレルホルダ20に形成した矩形状の枠部8aにはガイドリブ6と係合するガイド溝8が形成され、このガイド溝8にホルダ1に形成するガイドリブ6を挿入することによってホルダ1に対してバレルホルダ20を光軸方向に案内する。これにより、バレル10aに組み付けたレンズユニット15が前記ガイドリブ6に沿って光軸方向にスライドし、かつ、ガイドリブ6とガイド溝8との係合によってホルダ1にバレルホルダ20が回り止め状態で保持される。また、ホルダ1の上面には規制部として鍔部9が形成され、後述する支持枠30のフランジ部30aとともに、ガイドリブ6に沿って案内されるバレルホルダ20の抜け出しを規制するように構成している。なお、バレルホルダ20を案内する4本のガイドリブ6の内、1本のガイドリブ6aは他のガイドリブ6より幅狭に形成され、バレルホルダ20を案内する際、幅狭なガイドリブ6aとガイド溝8との間にクリアランス用の隙間を形成し、バレルホルダ20の移動を円滑に行えるようにしている。
前記支持枠30は、図9及図10に示すように、ホルダ1の基台部2と同一の矩形状に形成され、前記支持枠30の上面の載置部31に端子32、高分子アクチュエータ40、端子33を介して前記ホルダ1の基台部2を載置する。また、載置部31の四隅にはボス部35が突設され、前記上下一対の端子32、33と高分子アクチュエータ40にはボス部35と対応する位置に挿通孔34が形成されている。また、支持枠30の内周面には前記ホルダ1の鍔部9と対向する規制部たるフランジ部30aが形成され、前記ホルダ1の鍔部9と支持枠30のフランジ部30aとの間に前記バレルホルダ20が配置され、鍔部9とフランジ部30aとでバレルホルダ20の光軸方向の移動範囲を制限している。そして、図8に示すように、載置部31のボス部35に端子32、高分子アクチュエータ40、端子33の挿通孔34を貫通させて載置部31上に順次、載置した状態で前記ホルダ1の孔部5にボス部35を圧入することによって、支持枠30とホルダ1とを一体的に固定する。このように、支持枠30とホルダ1とをボス部35と孔部5との圧入嵌合によって一体化することによって、上下一対の端子32、33の間に高分子アクチュエータ40がサンドイッチ状態で挟着される。さらに、上下一対の端子32、33の間に高分子アクチュエータ40をより強固に挟着するために、前記ホルダ1の基台部2の下端縁寄りに横長な開口部36を形成することによって、前記基台部2の下端縁に薄肉状のバネ片37を形成するとともに、そのバネ片37の中央部に下方に向かって湾曲状に突出する突き当て片38を形成し、この突き当て片38を上側の端子33に押圧させる。
前記高分子アクチュエータ40は、上下一対の端子32、33からの電圧の印加に応じて変位する変位部41を備える。この変位部41は、図9に示すように、本実施例においては、12等分した間隔で等間隔に並んで形成されており、それぞれの変位部41間の分割溝aによって、各変位部41が変位可能であり、形状としてはほぼ半楕円の舌片状である。各変位部41の縦横比は、駆動するレンズユニット15の大きさや重量によって設定されるがレンズユニット15の応答性の面から1対1.5〜2の範囲内が好ましく、本実施例においては各変位部41の縦横比が概ね1対1.5に設定されている。また、図5に示すように、前記バレルホルダ20の後面に凹溝24が形成され、この凹溝24に前記レンズユニット15の後方遮光として機能する前記受部材45が接着剤25によって一体的に固定され、この受部材45の外周面に形成する係合溝46に前記高分子アクチュエータ40の各変位部41を係合させ、変位部41の変位に連動して、バレルホルダ20を光軸方向に移動する。すなわち、バレルホルダ20を光軸方向に移動することによって、バレルホルダ20に螺着したバレル10aに組み込んだレンズユニット15の焦点合わせが成される。なお、変位部41の先端部を挿入係合する係合溝46は、上下面がテーパ面47となっている。さらに、受部材45の下端周縁部は、変位部41を係合溝46に誘い込むようテーパ状の案内部48が形成されている。また、受部材45の上面には、この受部材45と前記受部材45との接触面積を可及的に狭めて受部材45とレンズユニット15とを安定的に接触させるための凹部49が形成されている。なお、図中50は赤外線をカットするIRカットガラス、32a、33aは図示しない外部配線部材と接続するために前記ホルダ1の外部に引き出された端子32、33の接続部である。
以上のように構成される本実施例における組立手順について説明する。まず、支持枠30の載置部31に形成するボス部35に端子32、高分子アクチュエータ40、端子33の挿通孔34を通して位置決め保持する。また、ホルダ1に形成するガイドリブ6にバレルホルダ20に形成するガイド溝8を嵌め入れて、予めホルダ1にバレルホルダ20を組み付けた状態で支持枠30の載置部31に形成するボス部35にホルダ1の孔部5にボス部35を圧入し、支持枠30とホルダ1とを一体化する。また、ホルダ1の孔部5にボス部35を通してホルダ1を支持枠30に組み付ける際、高分子アクチュエータ40の変位部41がバレルホルダ20の下端部に形成する案内部48に当接し、ホルダ1への支持枠30の押し込み動作に追従して変位部41は案内部48に沿って係合溝46に誘い込まれ、孔部5とボス部35との圧入嵌合によって、支持枠30とホルダ1とが完全に一体化した状態では、高分子アクチュエータ40の変位部41はバレルホルダ20の係合溝46に挿入係合する。これとともに、ホルダ1と支持枠30との間に介在する高分子アクチュエータ40が上下の端子32、33の間に挟まれて挟着保持されるとともに、ホルダ1の基台部2の下端縁に形成するバネ片37の突き当て片38が上側の端子33に圧接してバネ片37のバネ圧が上側の端子33に作用し、そのバネ片37のバネ付勢によって上下の端子32、33の間に高分子アクチュエータ40が強固に挟着される。このように、支持枠30にホルダ1とバレルホルダ20とを組み付けた後、バレルホルダ20の内周面に形成する雌ネジ部23にレンズユニット15を組み込んだバレル10aの外周に形成する雄ネジ部22を螺着することによって撮像レンズユニットの組み付け作業が完了する。
以上のように構成される撮像レンズユニットは、端子32、33から高分子アクチュエータ40に電圧が印加されると、高分子アクチュエータ40の変位部41が撓むことによって、変位部41と係合溝46によって係合するバレルホルダ20をガイドリブ6に沿って上下に移動させることによって、バレルホルダ20に螺着したバレル10aに組み込んだレンズユニット15が光軸方向に移動して被写体とのピント合わせが自動化(オートフォーカス)される。すなわち、高分子アクチュエータ40は電圧印加に応じて変位し、自由端の変位部41が撓んで鏡筒10を介してレンズユニット15が光軸方向に移動し、被写体との焦点距離を自動的に合わせる。高分子アクチュエータ40への電圧印加が解除されると、高分子アクチュエータ40が初期状態に戻る。このように、本実施例においては、端子32、33からの電圧印加に応じて高分子アクチュエータ40の変位部41を変位させて焦点距離を合わせることから、変位部41の変位量によってレンズユニット15の焦点距離が決定する。この変位部41の長さは、短かすぎるとレンズユニット15の変位部41の変位量が少なくレンズユニット15の応答性が悪くなる。すなわち、レンズユニット15の駆動する高分子アクチュエータ40の変位部41の長さは、本来、レンズユニット15の移動量に基づいて最適な長さに設計されるべきであり、本実施例は、各変位部41の大きさ径方向に12等分し、それぞれ各変位部41の長さは、各変位部41の縦横比を概ね1対1.5に設定されている。このように、各変位部41をレンズユニット15のバレルホルダ20に設けた係合溝46に係合してレンズユニット15を直接、駆動する構造においては、従来例のようにバレルホルダ20の外周面に直接、各変位部41と係合する係合溝46を形成する場合、変位部41の長さ分、ほぼホルダ1とバレルホルダ20との間隔を確保する必要があり(係合溝46の深さを含む)、撮像レンズユニットの小型化のため、ホルダ1とバレルホルダ20との間隔を可及的に狭く設定した場合、変位部41の長さを短く設定せざるを得ないが、本実施例においては、バレルホルダ20の後面に受部材45を接着固定し、その受部材45に各変位部41と係合する係合溝46を形成することによって、ホルダ1とバレルホルダ20との間隔を可及的に狭く設定したとしても、変位部41をバレルホルダ20の後面に潜り込ませて受部材45の係合溝46に係合させることができる。すなわち、撮像レンズユニットの小型化のためにホルダ1とバレルホルダ20との間隔を可及的に狭く設定したとしても変位部41の長さがホルダ1とバレルホルダ20との間隔によって制約を受けることはなく、変位部41の長さをレンズユニット15の応答性を優先した最適な長さに設定することができる。また、変位部41によって駆動されるバレルホルダ20と、レンズユニット15を組み込んだバレル10aとが雄ネジ部22と雌ネジ部23との螺合によって組み付けられているため、バレルホルダ20へのバレル10aのネジ込み量を調整することによって、バレルホルダ20に対してバレル10aの光軸方向に位置が調整することが可能である。このため、バレルホルダ20にバレル10aをネジ込んだ状態で仮り止めし、高分子アクチュエータ40に電圧印加して高分子アクチュエータ40の変位部41を撓ませた際、バレル10aの位置を調整した後、バレルホルダ20と鏡筒10との間に形成した凹面12に接着などを充填することによって一体化することで、高分子アクチュエータ40の個体差などに起因して高分子アクチュエータ40の変位部41の変位量にバラツキが生じたとしても、バレル10aの位置が調整可能である。これにより、ピントが合った正確な位置にレンズユニット15を配置することができる。また、レンズユニット15を組み込んだ鏡筒10は高分子アクチュエータ40によって光軸方向に移動する際、鏡筒10のバレルホルダ20に形成したガイド溝8と、ホルダ1に形成するガイドリブ6との係合によって、ホルダ1に沿って光軸方向にスライドし、かつ、ガイドリブ6とガイド溝8との係合によってホルダ1にバレルホルダ20が回り止め状態で保持される。しかも、バレルホルダ20を案内する4本のガイドリブ6の内、1本のガイドリブ6aは他のガイドリブ6より幅狭に形成することによって、幅狭なガイドリブ6aとガイド溝8との間にクリアランス用の隙間が形成され、バレルホルダ20が円滑にスライドし、レンズユニット15の移動もスムーズに行える。しかも、バレルホルダ20は、ホルダ1の鍔部9と支持枠30のフランジ部30aとの間に配置され、鍔部9とフランジ部30aとによってバレルホルダ20の上下方向(光軸方向)の移動範囲が制限されているから、ホルダ1からバレルホルダ20が抜け出すことなく、鍔部9とフランジ部30aの間に安定的に保持される。また、高分子アクチュエータ40の変位量によってレンズユニット15を光軸に沿って移動させて焦点調節するものであるから、例えばステッピングモーターなどによって焦点調節する構造に比べ構造の簡略化、駆動伝達機構の小型化が可能となり、携帯電話などのカメラとして組み込む場合、カメラ機構の小型化並びに薄型化が可能である。
以上のように、本実施例においては、鏡筒10のバレルホルダ20の後面に受部材45を接着固定し、その受部材45に各変位部41と係合する係合溝46を形成することによって、撮像レンズユニットの小型化のためにホルダ1とバレルホルダ20との間隔を可及的に狭く設定したとしても変位部41の長さをレンズユニット15の応答性を優先した最適な長さに設定することができる。また、変位部41と係合する受部材45は、レンズユニット15の後方遮光板として機能するから、新たに後方遮光板を組み込む必要がなく、受部材45をレンズユニット15の後方遮光板として兼用することができ、部品点数の削減並びに装置の小型化が可能となり、携帯電話などのカメラとして組み込む場合、カメラ機構の小型化並びに薄型化が可能である。
図11は本発明の実施例2を示す撮像レンズユニットの断面図、図12は撮像レンズユニットを断面とした斜視図であり、前記実施例1と同一機能を有する部分は同一符号を付し、重複する部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
前記実施例1では、レンズユニット15を組み込む鏡筒10をバレル10aとバレルホルダ20とで構成し、バレル10aの外周面に形成した雄ネジ部22をバレルホルダ20の内周面に形成した雌ネジ23に螺着した例を示したが、本実施例では、前記実施例1におけるバレルホルダ20を省略し、鏡筒10(バレル10a)に直接レンズ7を組み込んで鏡筒10の内側にレンズユニット15を一体的に組み込んでいる。また、受部材45は鏡筒10の内面下端部に形成した凹溝24に接着剤25によって一体的に固定され、この受部材45の外周面に形成する係合溝46に前記高分子アクチュエータ40の各変位部41を係合させている。
以上のように構成される撮像レンズユニットは、前記実施例1と同様、端子32、33から高分子アクチュエータ40に電圧が印加されると、高分子アクチュエータ40の変位部41が変位し、変位部41と係合溝46によって係合する鏡筒10をガイドリブ6に沿って上下に移動させることによって、鏡筒10に組み込んだレンズユニット15が光軸方向に移動して被写体とのピント合わせが自動化(オートフォーカス)される。また、本実施例では実施例1におけるバレルホルダ20を省略し、鏡筒10にレンズユニット15を一体的に組み込んでいることから、高分子アクチュエータ40に電圧印加して高分子アクチュエータ40の変位部41を撓ませた際、変位部41の変位量のバラツキが生じた場合、高分子アクチュエータ40に印加する電圧を制御し、被写体とのピントが合った位置に鏡筒10のレンズユニット15が停止するようにレンズユニット15をAF(オートフォーカス)制御する。
以上のように、本実施例においては、鏡筒10の後面に受部材45を接着固定し、その受部材45に各変位部41と係合する係合溝46を形成することによって、撮像レンズユニットの小型化のためにホルダ1とバレルホルダ20との間隔を可及的に狭く設定したとしても変位部41の長さをレンズユニット15の応答性を優先した最適な長さに設定することができる。また、実施例1におけるバレルホルダ20を省略し、鏡筒10に直接、レンズユニット15を一体的に組み込んでいることから、実施例1より部品点数を削減することができるとともに、より一層、装置の小型化が可能となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例では、支持枠30にボス部35を形成し、ホルダ1側にボス部35を圧入する孔部5を形成した例を示したが、ホルダ1側にボス部35を、支持枠30に孔部5を形成してもよい。また、ホルダ1や支持枠30の形状や変位部41の形状、個数などは適宜選定すればよい。さらに、ホルダ1や支持枠30の固定手段などレンズユニットとしての基本的構成は適宜選定すればよい。また、前記実施例ではレンズ7を樹脂で成形した所謂、プラスチックで成形した例を示したがガラス製のレンズで成形してもよい。また、支持枠30に形成したボス部35をホルダ1に形成した孔部5に圧入嵌合して支持枠30とホルダ1とを固定した例を示したが、必ずしもボス部35と孔部5との圧入嵌合によって支持枠30とホルダ1とを固定しなくても、例えば、接着固定やねじ止めなどで固定してもよい。
本発明の実施例1を示す撮像レンズユニットの斜視図である。 同上、撮像レンズユニットの一部を切り欠いた斜視図である。 同上、ボス部を切り欠いた撮像レンズユニットの斜視図である。 同上、撮像レンズユニットの断面図である。 同上、変位部と係合溝との係合状態を示す拡大断面図である。 同上、支持枠を裏返した斜視図である。 同上、取付筒部の斜視図である。 同上、高分子アクチュエータの平面図である。 同上、支持枠に端子と高分子アクチュエータを組み付けた斜視図である。 同上、レンズユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2を示す撮像レンズユニットの断面図である。 同上、撮像レンズユニットを断面とした斜視図である。
符号の説明
1 ホルダ
7 レンズ
10 鏡筒
10a バレル
12 凹面
15 レンズユニット
20 バレルホルダ
22 雄ネジ部
23 雌ネジ部
30 支持枠
32,33 端子
41 変位部
45 受部材
46 係合溝
48 案内部
a 分割溝

Claims (6)

  1. 鏡筒内に組み込まれるレンズユニットと、前記鏡筒を光軸方向に移動自在に保持するホルダと、このホルダの支持枠と、この支持枠と前記ホルダとの間に介在する高分子アクチュエータと、端子からの電圧の印加に応じて変位する前記高分子アクチュエータに形成した複数の変位部と、前記変位部と係合する環状の受部材とを備え、前記受部材は、少なくとも前記鏡筒より径小に形成し、該受部材を前記鏡筒の後面側に一体的に固定するとともに、この受部材に前記変位部の先端と係合する係合溝を設け、前記端子からの電圧の印加に応じて前記変位部を変位させ、その変位部の変位量に応じてレンズユニットを光軸方向に移動させて被写体とのピント合わせを自動化するように構成したことを特徴とする撮像レンズユニット。
  2. 前記鏡筒が前記レンズユニットを固定するバレルと、このバレルを保持するバレルホルダとで構成され、前記バレルホルダの内周面に前記バレルを螺着し、バレルのねじ込み量に応じて前記レンズユニットの光軸方向の調整を可能とし、かつ、前記受部材を前記バレルホルダの内周面に一体的に固着したことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズユニット。
  3. 前記鏡筒に前記レンズユニットを一体化し、前記高分子アクチュエータによるAF制御により前記レンズユニットの光軸方向の調整を可能としたことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズユニット。
  4. 前記受部材が前記レンズユニットの後方遮光絞りとして機能することを特徴とする請求項1記載の撮像レンズユニット。
  5. 前記受部材の後面周縁部に前記変位部の先端を前記係合溝と誘い込むテーパ状の案内部を形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像レンズユニット。
  6. 前記各変位部は、径方向に分割した舌片状に形成され、その隣接する変位部間に分割溝を形成して各変位部の自由端が上下方向に変位可能に構成するとともに、各変位部の縦横比を1対1.5〜2としたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像レンズユニット。
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