JP2009300052A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱室外壁は、局部的に高温部位が発生し他部品への熱的ストレスが生じること。
【解決手段】加熱室は、調理物を収納する加熱室内箱と、前記調理室内箱を内包する加熱室外箱と、前記加熱室外箱に設けられた通気口と排気口とを備え、前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間には空間を設けることにより、他部品への熱的ストレスが生じくい、信頼性の高い加熱調理器を提供することとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭等において使用する加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、加熱室の発熱による本体内の温度上昇を抑えるとともに、冷却ファンを静音化して、使い勝手の良い加熱調理器が提供されている。図6に示すように、本体内に加熱室51と、加熱コイルと、前記加熱室51と前記加熱コイルを駆動する出力制御基板を備え、この出力制御基板と前記加熱コイルを冷却する冷却ファン52を本体に設けられた吸気口53と前記出力制御基板との間に設けるとともに、前記加熱室51を冷却する加熱室冷却ファン54を前記冷却ファン52による冷却風路の途中から吸気する構成としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−18783号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱室外壁を均一に冷却することは困難である。すなわち、加熱室冷却ファンによって加熱室外壁に導かれた冷却風の風路が明確でない為、冷却風が調理器内部で循環したり、調理器外部に排気されない可能性があり、加熱室外壁には温度分布が生じ均一に冷却できない。よって、加熱室外壁は、局部的に高温部位が発生し他部品への熱的ストレスが生じるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱調理器本体と、加熱手段と、調理物を収納し他の加熱手段により加熱する加熱室と、前記加熱手段を制御する制御手段と、送風手段と、前記加熱調理器本体にもうけられた吸気口と排気口を有する加熱調理器であって、前記加熱室は、調理物を収納する加熱室内箱と、前記調理室内箱を内包する加熱室外箱と、前記加熱室外箱に設けられた通気口と排気口と、前記加熱室の前面開口部を開閉する加熱室扉を備え、前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間には、空間を設けたことで、他部品への熱的ストレスが生じくい、信頼性の高い加熱調理器を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、加熱調理器本体と、加熱手段と、調理物を収納し他の加熱手段により加熱する加熱室と、前記加熱手段を制御する制御手段と、送風手段と、前記加熱調理器本体にもうけられた吸気口と排気口を有する加熱調理器であって、前記加熱室は、調理物を収納する加熱室内箱と、前記調理室内箱を内包する加熱室外箱と、前記加熱室外箱に設けられた通気口と排気口と、前記加熱室の前面開口部を開閉する加熱室扉を備え、前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間には、空間を設けた加熱調理器としたものである。
これによって、加熱室内箱と加熱室外箱との間の空間の空気が、加熱室内に設けられている他の加熱手段により生じる輻射熱を遮断することで、加熱室外箱(加熱室外壁)の温度勾配が小さくなり、加熱室外箱(加熱室外壁)の温度を低く抑えることができる。
また、送風手段により、加熱室外箱に設けられた通気口から空間を介して加熱室外箱に設けられた排気口へ空気を送風することで、熱伝達により、加熱室外箱(加熱室外壁)の温度を低下させるとともに放熱が促進され、加熱室外箱(加熱室外壁)をより均一に冷却することが可能となる。
本発明の加熱調理器は、加熱室外箱の温度勾配を小さくなり、加熱室外箱の温度を低く抑えることができ、信頼性の高い加熱調理器とすることができるものである。
第1の発明は、加熱調理器本体と、加熱手段と、調理物を収納し他の加熱手段により加熱する加熱室と、前記加熱手段を制御する制御手段と、送風手段と、前記加熱調理器本体にもうけられた吸気口と排気口を有する加熱調理器であって、前記加熱室は、調理物を収納する加熱室内箱と、前記調理室内箱を内包する加熱室外箱と、前記加熱室外箱に設けられた通気口と排気口と、前記加熱室の前面開口部を開閉する加熱室扉を備え、前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間には、空間を設けたことを特徴とする加熱調理器とすることにより、加熱室外箱の温度勾配を小さくなり、加熱室外箱の温度を低く抑えることができ、信頼性の高い加熱調理器とすることができる。すなわち、加熱室内箱と加熱室外箱との間の空間の空気が、加熱室内に設けられている他の加熱手段により生じる輻射熱を遮断することで、加熱室外箱の温度を低く抑えることができる。
第2の発明は、特に第1の発明における送風手段により、前記送風手段により、前記加熱室外箱に設けられた前記通気口から前記空間を介して前記加熱室外箱に設けられた前記排気口へ空気を送風するようにした加熱調理器とすることにより、熱伝達により加熱室外箱の温度を低下させ、加熱室外箱の温度勾配はより小さくなるとともに放熱が促進され、加熱室外箱をより均一に冷却することが可能となる。冷却風は、加熱手段を冷却した風を送風する構成と、送風手段からダクトを用いて直接送風する構成などが考えられるが、性能とコストを勘案しながら最適な冷却構成を選択する必要がある。
第3の発明は、特に第1の発明における送風手段は、前記送風手段は、前記加熱手段を送風冷却した後、前記加熱室外箱に設けられた前記通気口から前記空間を介して、前記加熱室外箱に設けられた前記排気口へ送風するようにした加熱調理器とすることにより、加熱手段の過加熱による部品劣化を抑制するとともに、効率よく加熱調理器を冷却することができる。すなわち、加熱室は調理時には300℃近くに上昇する場合があり、加熱室外箱の最高温度は200℃に達することがあるが、加熱手段を送風冷却した後の風は最高60℃程度であるため加熱室外箱に対する冷却能力を十分に有する。よって、送風手段により加熱調理器に導入した冷却風を各部位ごとの温度勾配に応じて効率よく利用することで、冷却能力が高い加熱調理器とすることができる。
第4の発明は、特に第1の発明における送風手段は、送風手段は、前記加熱調理器内の発熱部品および前記加熱手段を送風冷却した後、前記加熱室外箱に設けられた前記通気口から前記空間を介して、前記加熱室外箱に設けられた前記排気口へ送風するようにした加熱調理器とすることにより、発熱部品および加熱手段の過加熱による部品劣化を抑制するとともに、効率よく加熱調理器を冷却することができる。
第5の発明は、特に第1〜4の発明における前記送風手段を制御し、排気風量を任意に設定するようにした加熱調理器とすることにより、加熱室の温度に応じて最適な風量を設定することができる。すなわち、加熱室の入力ワットが小さい場合は加熱室の温度も低く加熱室外箱の温度も低いため、加熱室外箱への冷却風は少なくても加熱室外箱の温度を安全な所定温度まで低下させることができる。逆に、加熱室の入力ワットが大きい場合は加熱室の温度も高く加熱室外箱の温度も高いため、加熱室外箱への冷却風を多くして加熱室外箱の温度を安全な所定温度まで低下させる必要がある。よって、加熱室の温度に応じて最適な風量を設定することで、効率的な加熱室外箱の冷却と送風手段の騒音低減ができるものである。
第6の発明は、特に第1〜5の発明における前記加熱室外箱を断熱する構成とした加熱調理器とすることにより、加熱室外箱からの放射熱および対流伝熱を抑制し調理器内部の電子部品などへの熱的影響を最小限にとどめることができる。また、加熱室外箱からの放熱を抑制することで加熱室の入力電力を少なくすることができ、調理器の省エネに効果があるものである。
第7の発明は、特に第1〜6の発明における前記加熱室内箱を断熱する構成とした加熱調理器とすることにより、加熱室外箱からの放射熱および対流伝熱を抑制し調理器内部の電子部品などへの熱的影響を最小限にとどめることができる。また、加熱室内壁からの対流伝熱による放熱を抑制することで加熱室の入力電力を少なくすることができ、調理器の省エネに効果があるものである。
第8の発明は、特に第1〜7の発明における吸気口近傍に脱着可能な吸気口フィルタを有する加熱調理器とすることにより、加熱調理器本体に発熱部品や加熱手段を冷却する冷却風を吸引する際に、加熱調理器内部に埃や調理ゴミなどの異物が入り込むことを防ぐことで、信頼性が高い加熱調理器とすることができるものである。
第9の発明は、特に第1〜8の発明における前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間に、前記空間を仕切る仕切り部材を設けたことを特徴とする加熱調理器とすることにより、他の加熱手段により生じる輻射熱を仕切り部材によりさらに遮断することで、加熱室外箱の温度をさらに低く抑えることができる。また、仕切り部材と加熱室外箱との間に設けられた空間に空気を送風することにより、熱伝達により加熱室外箱の温度を低下させ、加熱室外箱の温度勾配はより小さくなり、加熱室外箱をより均一に冷却することが可能となるとともに、仕切り部材と加熱室内箱との間に設けられた空間に空気を送風しないことにより、他の加熱コイルによる加熱性能をより低下させなくできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図を示したものである。図2は本発明の実施の形態1における加熱調理器のaa断面図である。図3は本発明の実施の形態1における加熱調理器の要部断面斜視図である。図4は本発明の実施の形態1における加熱調理器のbb断面図である。図5は本発明の実施の形態1における加熱調理器のcc拡大断面図である。
図1〜図5において、加熱調理器本体1(以下、本体1と略す)は図示しないキッチン台の上部に設置されている。本体1の上面は結晶化ガラスを素材としたトッププレート2で覆われている。トッププレート2には加熱部3a、3b、3cが印刷されている。トッププレート2後方で本体1後部には吸気口4が配設されている。加熱部3a、3b、3cに対応する本体内部には誘導加熱手段を構成する加熱手段5a、5b(図示せず)、5cが配設されている。
本体1左側の加熱手段5bの下方には、魚などを収納し他の加熱手段により加熱する加熱庫である加熱室6を配設している。加熱室6の側方でかつ右の加熱手段5aの下方には、加熱手段5a、5b、5cを電気的に動作する加熱手段電源回路7a、7b、7cと、本体1外部の空気を吸い込む送風手段8を配設している。送風手段8は遠心ファンであるファン9とモータ10より構成され、ファン9の軸方向を水平方向とし、ファン9のケーシング11に吸込口12と複数の吹出口13a、13bを有し、吹出口の少なくとも一つ
の吹出口13aを送風手段8の軸方向と一致する方向に配置して加熱手段電源回路7a、7b、7cに向けて冷却風を吹き出し、他の吹出口13bを送風手段8の半径方向に配置して加熱手段5a、5b(図示せず)、5cおよびトッププレート2に向けて冷却風を吹き出すようにしている。
また、送風手段8は、加熱手段電源回路の後方かつ吸気口4の下方に配設されており、ケーシング11の吸込口12を本体1の奥側とすることでファン9の直径を大きくすることができるようにしている。これにより、少ない回転数で大風量を送風することができるため、冷却性能の向上と騒音低減の効果を有する。なお、ファン9は、ターボファン、ラジアルファン、多翼ファンなどのファンを用いてもよい。
加熱室6は、調理物を収納する加熱室内箱18aと、前記調理室内箱を内包する加熱室外箱18bと、加熱室内箱18aと加熱室外箱18bとの間には空間19を有して構成されている。
加熱室6の前面外周には、加熱室扉14と合致する前面カバー21が構成され、加熱室扉14を閉じた際に前面カバー21と圧接することで調理物を調理した際に発生する煙や熱気を前面から排出しないようにしている。加熱室扉14は前面が持ち手部16と加熱室飾り板17とから成る。
加熱室外箱18bの加熱室扉14付近には、本体1内部と連通し冷却風を導く通気口22を有し、加熱室外箱18bの加熱室6後方には、空間19の空気を本体1外に排出するための排気ファン23を有している。トッププレート2後方で本体1後部には排気口24が設けられ、空間19および本体1内外を連通接続している。
25は操作部であり、トッププレート2の前方に配設されている。また図示しない制御手段を有し、操作部25から入力された信号によって加熱手段電源回路を制御し、加熱手段5a、5b(図示せず)、5c、送風手段8および排気ファン23の出力を加減する。
以上のように構成された加熱調理器について、その動作、作用を説明する。
図1、図2における矢印は冷却風の経路を示している。まず、ユーザーが図示しない鍋を加熱部に載置して操作部25を操作し調理を開始すると、制御手段が加熱手段電源回路に動作信号を送り加熱手段に給電を開始する。さらに、ユーザーが調理物を加熱室6にセットして操作部25を操作し調理を開始すると、制御手段が加熱室6の図示しない加熱手段に給電を開始する。同時に発熱を伴う加熱手段電源回路を冷却するために、送風手段8にも動作信号を送り送風手段8に給電を開始する。さらに、加熱室6の温度上昇が加熱手段電源回路や操作部25に熱的悪影響を及ぼすことを防止するために、加熱室外箱18bの表面温度を低下させる目的で排気ファン23にも動作信号を送り排気ファン23に給電を開始する。
送風手段8が駆動されると、トッププレート2の後方に設けられた吸気口4から外気が入り、送風手段8の吸込口12を通る。送風手段8が吸気した空気の一部が送風手段8の軸方向と一致する方向に設けられた吹出口13aを通過し、加熱手段電源回路7a、7b、7cに向けて吹き出され、誘導加熱コイル3a、3b、3cを駆動する駆動回路部を構成するスイッチング素子やダイオードブリッジといった発熱部品を冷却する。その後、通気口22から空間19に導かれた冷却風は、加熱室外箱18bを冷却した後、排気口24から本体1外に排出される。空間19の空気は排気ファン23によって強制的に排出されるため、加熱室外箱18bは一様に冷却される。
以上の構成とすることにより、熱伝達により加熱室外箱18bの温度を低下させ、加熱室外箱18bの温度勾配はより小さくなるとともに放熱が促進され、加熱室外箱18bをより均一に冷却することが可能となることで、信頼性の高い加熱調理器とすることができる。
また、加熱手段を送風冷却した後、空間19に送風されるようにすることで、加熱手段の過加熱による部品劣化を抑制するとともに、効率よく本体1および加熱室外箱18bを冷却することができる。すなわち、加熱室6は調理時には300℃近くに上昇する場合があり、加熱室扉14外部の最高温度は150℃に達することがあるが、加熱手段を送風冷却した後の風は最高60℃程度であるため加熱室外箱18bに対する冷却能力を十分に有する。よって、送風手段8により本体1に導入した冷却風を各部位ごとの温度勾配に応じて効率よく利用することで、冷却能力が高い加熱調理器とすることができる。
さらに、送風手段8は、発熱部品および加熱手段を送風冷却した後、加熱調理器内の発熱部品および加熱手段を送風冷却した後、通気口から空間を介して排気口へ送風されるようにすることで、発熱部品および加熱手段の過加熱による部品劣化を抑制するとともに、効率よく本体1を冷却することができる。
また、制御手段により送風手段8および排気ファン23の入出力を制御し、給排気風量を任意に設定することにより、加熱手段の入力レベルに応じて最適な給排気風量を設定することができる。すなわち、加熱室6の入力ワットが小さい場合は加熱室6の温度も低く加熱室外箱18bの温度も低いため、加熱室外箱18bへの冷却風は少なくても加熱室外箱18bの温度を安全な所定温度まで低下させることができる。逆に、加熱室6の入力ワットが大きい場合は加熱室6の温度も高く加熱室外箱18bの温度も高いため、加熱室外箱18bへの冷却風を多くして加熱室外箱18bの温度を安全な所定温度まで低下させる必要がある。よって、加熱室6の温度に応じて最適な風量を設定することで、効率的な加熱室外箱18bの冷却と送風手段8および排気ファン23の騒音低減ができるものである。
また、加熱室外箱18bの外周を断熱材や空気断熱する構成とすることにより、加熱室外箱18bから外部への放射熱および対流伝熱を抑制し本体1内部の駆動回路部などへの熱的悪影響を最小限にとどめることができる。また、加熱室外箱からの放熱を抑制することで加熱室の入力電力を少なくすることができ、調理器の省エネに効果があるものである。
また、加熱室内箱18aの外周を断熱材や空気断熱する構成とすることにより、加熱室内箱18aから外部への放射熱および対流伝熱を抑制し本体1内部の駆動回路部などへの熱的悪影響を最小限にとどめることができる。また、加熱室内壁からの対流伝熱による放熱を抑制することで加熱室の入力電力を少なくすることができ、調理器の省エネに効果があるものである。
また、吸気口4の上流側に脱着可能な吸気口フィルタを有する加熱調理器とすることにより、外部の空気を吸気する際に本体1内部に埃や調理ゴミなどの異物が入り込むことを防ぐことで、信頼性が高い加熱調理器とすることができるものである。フィルタは、金属メッシュや不織布やキッチンペーパーを使用し定期的にメンテナンスするようにしても良い。
また、加熱室内箱18aと加熱室外箱18bとの間に、空間19を仕切る仕切り部材を設けてもよい。仕切り部材を設けることにより、他の加熱手段により生じる輻射熱を仕切り部材によりさらに遮断することで、加熱室外箱18bの温度をさらに低く抑えることが
できる。また、仕切り部材と加熱室外箱18bとの間に設けられた空間に空気を送風することにより、熱伝達により加熱室外箱18bの温度を低下させ、加熱室外箱18bの温度勾配はより小さくなり、加熱室外箱18bをより均一に冷却することが可能となるとともに、仕切り部材と加熱室内箱18aとの間に設けられた空間に空気を送風しないことにより、他の加熱コイルによる加熱性能をより低下させなくできる。
また、吸気口4を本体1後部に配設する構成としたが、本体の前面に設けてもよい。
また、加熱手段5a、5b5cを誘導加熱手段としたが、ラジエントヒータでとしてもよい。
以上のように本発明の加熱調理器は、加熱室内箱と加熱室外箱との間に空間を設けたことで、加熱室外箱の温度勾配が小さくなり加熱室外箱の温度を低く抑えることができ信頼性の高い調理器とすることができるため、強制空冷方式の加熱調理機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器のaa断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の要部断面斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器のbb断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器のcc断面図 従来の加熱調理器の斜視図
符号の説明
1 加熱調理器本体
2 トッププレート
3a、3b、3c 加熱部
4 吸気口
5a、5c 加熱手段
6 加熱室
7a、7b、7c 加熱手段電源回路
8 送風手段
9 ファン
10 モータ
11 ケーシング
12 吸込口
13a、13b 吹出口
14 加熱室扉
15 カバー
16 持ち手部
17 加熱室飾り板
18a 加熱室内箱
18b 加熱室外箱
19 空間
21 前面カバー
22 通気口
23 排気ファン
24 排気口
25 操作部

Claims (9)

  1. 加熱調理器本体と、加熱手段と、調理物を収納し他の加熱手段により加熱する加熱室と、前記加熱手段を制御する制御手段と、送風手段と、前記加熱調理器本体にもうけられた吸気口と排気口を有する加熱調理器であって、前記加熱室は、調理物を収納する加熱室内箱と、前記調理室内箱を内包する加熱室外箱と、前記加熱室外箱に設けられた通気口と排気口と、前記加熱室の前面開口部を開閉する加熱室扉を備え、前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間には、空間を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記送風手段により、前記加熱室外箱に設けられた前記通気口から前記空間を介して、前記加熱室外箱に設けられた前記排気口へ空気を送風するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記送風手段は、前記加熱手段を送風冷却した後、前記加熱室外箱に設けられた前記通気口から前記空間を介して、前記加熱室外箱に設けられた前記排気口へ空気を送風するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記送風手段は、前記加熱調理器内の発熱部品および前記加熱手段を送風冷却した後、前記加熱室外箱に設けられた前記通気口から前記空間を介して、前記加熱室外箱に設けられた前記排気口へ空気を送風するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記送風手段を制御し、排気風量を任意に設定するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱室外箱を断熱する構成とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記加熱室内箱を断熱する構成とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記加熱調理器本体に設けられた吸気口近傍に脱着可能な吸気口フィルタを有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記加熱室内箱と前記加熱室外箱との間に、前記空間を仕切る仕切り部材を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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