JP2009299273A - 除雪機 - Google Patents
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Abstract
【課題】雪玉を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機を提供することを課題とする。
【解決手段】除雪機は、圧雪機構60から排出される雪玉116を受けて投げる投雪機構70を機体11の左側に備えている。
【効果】投雪機構70を用いれば、雪玉116同士が接触して雪玉116を壊すことがないので、雪玉116を確実に投雪することができる。したがって、雪玉116を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機を提供することができる。
【選択図】図10
【解決手段】除雪機は、圧雪機構60から排出される雪玉116を受けて投げる投雪機構70を機体11の左側に備えている。
【効果】投雪機構70を用いれば、雪玉116同士が接触して雪玉116を壊すことがないので、雪玉116を確実に投雪することができる。したがって、雪玉116を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機を提供することができる。
【選択図】図10
Description
本発明は、雪を玉にして処理する形式の除雪機に関する。
除雪機には、いろいろな種類があるが、その中でブロワで加速させた雪をシュータから投雪する形式の除雪機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許第3318028号明細書(FIG.4)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図11は従来の技術の基本原理を説明する図であり、以下で説明する左及び右は運転席から見た方向を示す。除雪機200は、(a)に示すように、機体201の前方(図表方向)に設けられ前方に開口しているハウジング202と、このハウジング202内部の左側に回転可能に設けられている左ドラム203と、ハウジング202内部の右側に回転可能に設けられている右ドラム204と、ハウジング202の上部に設けられているシュータ205とを備え、ハウジング202の開口206から取り込んだ雪を左ドラム203の突起207、207と右ドラム204の突起208、208との間で圧縮してブロック状の雪209に形成し、このブロック状の雪209をシュータ205から機体201の左側方へ投雪する形式の除雪機である。
図11は従来の技術の基本原理を説明する図であり、以下で説明する左及び右は運転席から見た方向を示す。除雪機200は、(a)に示すように、機体201の前方(図表方向)に設けられ前方に開口しているハウジング202と、このハウジング202内部の左側に回転可能に設けられている左ドラム203と、ハウジング202内部の右側に回転可能に設けられている右ドラム204と、ハウジング202の上部に設けられているシュータ205とを備え、ハウジング202の開口206から取り込んだ雪を左ドラム203の突起207、207と右ドラム204の突起208、208との間で圧縮してブロック状の雪209に形成し、このブロック状の雪209をシュータ205から機体201の左側方へ投雪する形式の除雪機である。
除雪機200は、雪をブロック状の雪209に圧縮してから投雪するので、雪を圧縮せずに投雪する場合に比べて、雪山を小型にすることができる。
ところで、特許文献1の除雪機200では、(b)に示すように複数のブロック状の雪209が接触した状態で上方へ押し出されるので、ブロック状の雪209同士がぶつかることがある。これにより、ブロック状の雪209が壊れると、雪の嵩は圧雪後よりも大きくなる。このような雪を続けて投雪すると、ブロック状の雪209を投雪した場合に比べ、大きな雪の山が形成される。すなわち、除雪に用いる雪溜めスペースの増大化を招く。
そのため、雪の塊としての例えば雪玉を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機の開発が求められる。
本発明は、雪玉を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、機体に、雪を圧縮する圧雪機構及びこの圧雪機構を駆動する駆動源を備え、雪を玉にして処理する形式の除雪機であって、この除雪機は、前記圧雪機構から排出される雪玉を受けて投げる投雪機構を、前記機体に備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、投雪機構は、機体の長手方向に水平に延ばした回転軸と、この回転軸から延ばしたアームと、このアームの先端に設けられ雪玉を受け取るバケットとからなり、このバケットで雪玉を前記機体の左側方又は右側方へ投げるように構成したことを特徴とする。
請求項1記載の除雪機。
請求項1記載の除雪機。
請求項1に係る発明では、除雪機は、圧雪機構から排出される雪玉を受けて投げる投雪機構を機体に備えているので、雪玉同士が接触して雪玉が壊れることはない。このような除雪機を用いれば、雪玉を壊すことなく確実に投雪することができる。請求項1によれば、雪玉を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機を提供することができる。
請求項2に係る発明では、投雪機構は、回転軸とアームとバケットとからなり、バケットで雪玉を機体の左側方又は右側方へ投げるように構成したので、投雪作業が除雪の邪魔になることがない。そのため、除雪を円滑に行うことができる除雪機を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、以下に示す前、後、左、右は運転者から見た方向として説明する。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る除雪機の斜視図であり、除雪機10は、機体11の後端に取り付けられ左上に延びている左ハンドル12と、機体11の後端に取り付けられ右上に延びている右ハンドル13と、左ハンドル12及び右ハンドル13の前方の機体11上に設けられ駆動力を発生する例えば駆動源としてのエンジン14と、このエンジン14の下方の機体11上に設けられエンジン14で発生させた駆動力を他の機構に伝達する駆動機構15(詳細後述)と、この駆動機構15の軸の左端に取り付けられている左車輪16と、駆動機構15の軸の右端に取り付けられている右車輪17と、機体11の中央に設けられている圧雪機構60(詳細後述)と、この圧雪機構60の後方の機体11上に設けられている投雪機構70(詳細後述)と、圧雪機構60の前方の機体11上に設けられている雪導入機構90(詳細後述)とで構成され、運転者81が機体11の後方で操作する自走式の除雪機である。84はそり、85は雪取入れ部材、86はクラッチレバー、87はエンジンスイッチである。
図2は本発明に係る除雪機の駆動系統図であり、駆動機構15は、左車輪16及び右車輪17を駆動させる車輪駆動部18と、圧雪機構60を駆動させる圧雪機構駆動部19と、投雪機構70を駆動させる投雪機構駆動部21と、雪導入機構90を駆動させる雪導入機構駆動部22とからなる。
車輪駆動部18は、エンジン14の出力軸23に連結されているウォーム24と、このウォーム24に噛み合わせたウォームホイール25に取り付けられている軸26と、この軸26と車軸27とを連結し左車輪16及び右車輪17にトルクを伝達するチェーン伝動部28とで構成される。
また、圧雪機構駆動部19は、軸26の右端に取り付けられている駆動かさ歯車29と、この駆動かさ歯車29に噛み合わせた従動かさ歯車31に取り付けられている軸32と、この軸32の下端に取り付けられている中間歯車33と、この中間歯車33に噛み合わせた中間歯車34に取り付けられている軸35と、この軸35と圧雪機構60の右駆動軸36とを連結し右駆動輪37(詳細後述)にトルクを伝達するチェーン伝動部38と、右駆動軸36と軸39とを連結しているチェーン伝動部41と、軸39と左駆動軸42とを連結し左駆動輪43(詳細後述)にトルクを伝達する歯車伝動部44とで構成される。
そして、投雪機構駆動部21は、軸26の左端に取り付けられている駆動かさ歯車45と、この駆動かさ歯車45に噛み合わせた従動かさ歯車46に取り付けられている軸47と、この軸47と回転軸48(詳細後述)とを連結し投雪機構70にトルクを伝達する歯車伝動部49とで構成される。
さらに、雪導入機構駆動部22は、従動かさ歯車31に噛み合わせられた従動かさ歯車51に取り付けられている軸52と、この軸52と回転軸53(詳細後述)とを連結し雪導入機構90にトルクを伝達するチェーン伝動部54とで構成される。
加えて、圧雪機構60は、機体(図1の符号11)の左側に設けられエンジン14で駆動される左駆動輪43と、機体の右側に設けられエンジン14で駆動される右駆動輪37と、左駆動輪43から前方に離れた位置の機体に設けられ自在に回転する左遊動輪61と、右駆動輪37から前方に離れた位置の機体に設けられ自在に回転する右遊動輪62と、左駆動輪43と左遊動輪61とに巻掛けた左クローラ63(詳細後述)と、右駆動輪37と右遊動輪62とに巻掛けた右クローラ64(詳細後述)とからなる。
エンジン14を始動させると、エンジン14で発生させた出力は、エンジン14の出力軸23からウォームギヤ65を介して車輪駆動部18、圧雪機構駆動部19、投雪機構駆動部21、雪導入機構駆動部22の各駆動部に伝達されるので、車輪駆動部18では左車輪16及び右車輪17を回転させ、圧雪機構駆動部19では左クローラ63及び右クローラ64を回転させ、投雪機構駆動部21では投雪機構70のバケット(詳細後述)を回転させ、雪導入機構駆動部22では雪導入機構90の羽根(詳細後述)を回転させることができる。
図3は本発明に係る除雪機の平面図であり、左クローラ63と右クローラ64は、平面視で前方へ開き、後方で接近するように配置されている。
また、除雪機10は、圧雪機構60から排出される雪玉(詳細後述)を受けて投げる投雪機構70を、例えば機体11の左側に備えている。この投雪機構70は、左クローラ63の後方の機体11上に設けられている前軸受ユニット71と、この前軸受ユニット71よりも後方の機体11上に設けられている後軸受ユニット72と、前軸受ユニット71と後軸受ユニット72とで回転可能に支持され機体11の長手方向に水平に延ばした回転軸48と、この回転軸48から左側に延ばした第1アーム73と、この第1アーム73の先端に設けられ雪玉を受け取る例えば斜め円筒状の第1バケット74と、回転軸48から右側に延ばした第2アーム66と、この第2アーム66の先端に設けられ雪玉を受け取る例えば斜め円筒状の第2バケット75とからなる。
なお、バケットの数量は、実施例では2個としたが、2個に限定されるものではなく、バケットの数量は任意に変更しても差し支えない。
76、77はチェーンカバー、78、79、81、82はギヤケース、83は開口部である。
76、77はチェーンカバー、78、79、81、82はギヤケース、83は開口部である。
加えて、除雪機10は、圧雪機構60へ雪を供給する雪導入機構90を、機体11の前部に備えている。この雪導入機構90は、機体11の左端に設けられている左軸受ユニット91と、機体11の右端に設けられている右軸受ユニット92と、左軸受ユニット91と右軸受ユニット92とで回転可能に支持され機体11の幅方向に水平に延ばした回転軸53と、この回転軸53に嵌められているスリーブ93と、このスリーブ93の外周面に設けられている例えば3枚の羽根94とからなる。
なお、羽根94の枚数は、実施例では3枚としたが、3枚に限定されるものではなく、羽根の枚数は任意に変更しても差し支えない。
図4は図3の4−4線断面図であり、右駆動輪37の右駆動軸36は、機体11に鉛直に取り付けた軸受ユニット55に支持されている。また、右遊動輪62の右支軸95は、機体11に鉛直に取り付けた軸受ユニット56に支持されている。すなわち、右駆動輪37の右駆動軸36及び右遊動輪62の右支軸95は、機体11に鉛直に設けられている。
なお、左駆動輪(図2の符号43)の左駆動軸(図2の符号42)及び左遊動輪(図2の符号61)の左支軸の取付方向は、上記と同様であるため、構造の説明を省略する。
加えて、右クローラ64の外周面には、例えば円球状カップの半体を2個に分割した右1/4円球体部材96が複数個取り付けられている。57は軸受ユニット、97はカバーである。
なお、左クローラ(図2の符号63)の外周面への左1/4円球体部材の取付けは、上記と同様であるため、構造の説明を省略する。
前述したように、エンジン(図2の符号14)で発生させた出力は、ウォームギヤ65から圧雪機構駆動部19に伝達されるので、右駆動輪37を回転させることができる。これにより、右クローラ64及び右1/4円球体部材96が回転する。同時に、右駆動軸36には、チェーン伝動部41及び軸39及び歯車伝動部44が連結されているので、左駆動輪(図2の符号43)を回転させることができる。これにより、左クローラ及び左1/4円球体部材が回転する。すなわち、除雪機(図1の符号10)では、右クローラ64と左クローラを同時に回転させることができる。
図5は本発明に係る圧雪機構の断面図であり、圧雪機構60では、左クローラ63に、2つの左1/4円球体部材98、98を一対とした円球状カップの左分割型半体部材99が8個取付けられ、且つ円球状カップの左分割型半体部材99は左クローラ63が左駆動輪43や左遊動輪61により曲げられた左屈曲領域101、102では、2つに分かれるように、左1/4円球体部材98、98に分割され、右クローラ64に、2つの右1/4円球体部材96、96を一対とした円球状カップの右分割型半体部材103が8個取付けられ、且つ円球状カップの右分割型半体部材103は右クローラ64が右駆動輪37や右遊動輪62により曲げられた右屈曲領域105、106では、2つに分かれるように、右1/4円球体部材96、96に分割され、2つの左1/4円球体部材98、98と2つの右1/4円球体部材96、96とが合わさって雪玉のための球状空間を形成することができるようにしている。104はボルト、107は1/4円球体形成面、108は突起、109は左支軸である。
そのため、前方から取り込んだ雪を左クローラ63の円球状カップの左分割型半体部材99及び右クローラ64の円球状カップの右分割型半体部材103に簡単に入れることができる。そのため、複数組の円球状カップの分割型半体部材同士で雪を雪玉に圧縮することができるので、雪の嵩をより確実に小さくすることができる。
また、左クローラ63の円球状カップの左分割型半体部材99は左クローラ63が左駆動輪43や左遊動輪61により曲げられた左屈曲領域101、102では、2つに分かれるように、左1/4円球体部材98、98に分割され、右クローラ64の円球状カップの右分割型半体部材103は右クローラ64が右駆動輪37や右遊動輪62により曲げられた右屈曲領域105、106では、2つに分かれるように、右1/4円球体部材96、96に分割されるので、円球状カップの半体部材に雪を円滑に取り込むことができる。さらに、円球状カップの半体部材から雪玉を円滑に排出することができる。
図6は図3の6−6線断面図であり、雪導入機構90では、回転軸53は圧雪機構60の上面111より高さHだけ上方に設けられている。そのため、回転軸53に設けた羽根94の長さを十分に確保することができる。これにより、雪導入機構90の回転軸53が圧雪機構60の上面111よりも下方に設けられ、回転軸に設けた羽根の長さを十分に確保できない場合に比べて、雪を圧雪機構に円滑に導入させることができる。112は支持部材である。
なお、回転軸53の高さと圧雪機構60の上面111の高さを同一にしても、上記と同様の効果を得ることができる。
図7は図3の7−7線断面図であり、投雪機構70は、回転軸48と第1アーム73と第1バケット74と第2アーム66と第2バケット75とを備え、第1バケット74及び第2バケット75で雪玉を例えば機体11の左側方へ投げるように構成した。具体的には、例えば第2バケット75を白抜き矢印のように回転させることで、雪玉を機体11の左側方へ投げることができる。これにより、投雪作業が除雪の邪魔になることがないので、除雪を円滑に行うことができる除雪機を実現することができる。
また、第1バケット74と第2バケット75は、円筒の胴部分113を斜めに形成した構造にしているので、例えば第2バケット75を二点鎖線の位置まで上昇させたときに雪玉が投雪されるので、雪玉が移動中に落下することを防ぐことができる。
なお、投雪機構70の投雪方向は、実施例では、機体11の左側方としたが、機体11の右側方にしてもよい。
以上の構成からなる除雪機10の作用を次に述べる。
以上の構成からなる除雪機10の作用を次に述べる。
図8は本発明に係る雪導入機構の作用図であり、(a)に示すように、エンジン14を起動させ、左クローラ63と右クローラ64と雪導入機構90の回転軸53と投雪機構70の回転軸48を各々矢印(1)のように回転させた状態で、除雪機10を矢印(2)のように積雪部114に向かわせる。
(b)に示すように、雪導入機構90の羽根94が白抜き矢印のように回転するので、雪取入れ部材85から取り入れられた雪115は羽根94に押される。
(c)に示すように、雪115が矢印(3)のように左クローラ63と右クローラ64の間並びに左クローラ63の前部並びに右クローラ64の前部に導入される。
(c)に示すように、雪115が矢印(3)のように左クローラ63と右クローラ64の間並びに左クローラ63の前部並びに右クローラ64の前部に導入される。
除雪機10では、圧雪機構60へ雪115を供給する雪導入機構90を、機体11に備えているので、圧雪機構60に雪115を積極的に供給することができる。そのため、圧雪機構60には雪115が安定して供給されるので、除雪機10は安定した除雪能力を発揮することができる。したがって、安定した除雪能力を発揮することができる除雪機10を提供することができる。
図9は本発明に係る圧雪機構の作用図であり、(a)に示すように、左クローラ63と右クローラ64が白抜き矢印のように回転することで、雪115は左分割型半体部材99と右分割型半体部材103との間で圧縮され、圧雪機構60の後部で雪玉116が出来上がる。
除雪機(図1の符号10)では、左駆動輪43の左駆動軸42及び左遊動輪61の左支軸109並びに右駆動輪37の右駆動軸36及び右遊動輪62の右支軸95は鉛直(図表裏方向)に設けられ、左クローラ63と右クローラ64は平面視で前方へ開き、後方で接近するように配置されているので、前方から取り込んだ雪を後方に向かって左クローラ63と右クローラ64の間で圧縮することができる。また、左分割型半体部材99と右分割型半体部材103を用いない場合でも、左クローラ63及び右クローラ64の外表面には、各々突起108が一定のピッチで形成されているので、左クローラ63の2つの突起108、108と右クローラ64の2つの突起108、108との間で雪を塊にすることができる。すなわち、雪を前方から後方へ水平方向に圧縮し、後方へ雪の玉として排出することができる。したがって、雪の嵩を確実に小さくすることができる除雪機を提供することができる。
(b)に示すように、左屈曲領域101では、左分割型半体部材99は2個の左1/4円球体部材98、98に分割され、右屈曲領域105では、右分割型半体部材103は2個の右1/4円球体部材96、96に分割されるので、雪玉116は矢印(4)のように第2バケット75に向かう。
図10は本発明に係る投雪機構の作用図であり、(a)に示すように、第2バケット75に雪玉116が入った状態で回転軸48を回転させ、第2バケット75を矢印(5)のように回転させる。
(b)に示すように、上昇した第2バケット75から雪玉116が矢印(6)のように投雪される。
(b)に示すように、上昇した第2バケット75から雪玉116が矢印(6)のように投雪される。
除雪機(図1の符号10)は、圧雪機構60から排出される雪玉116を受けて投げる投雪機構70を機体11に備えているので、雪玉116同士が接触して雪玉116が壊れることはない。このような除雪機10を用いれば、雪玉116を壊すことなく確実に投雪することができる。したがって、雪玉116を壊すことなく確実に投雪することができる除雪機を提供することができる。
尚、本発明に係る圧雪機構は、実施の形態ではツインクローラ形式で説明したが、ツインドラム形式を採用してもよい。
また、請求項1に係る駆動源には、実施の形態ではエンジンを適用したが、モータを適用してもよい。
また、請求項1に係る駆動源には、実施の形態ではエンジンを適用したが、モータを適用してもよい。
さらに、請求項2に係るバケットは、実施の形態では斜め円筒状を適用したが、半球状を適用してもよい。
本発明の除雪機は、路上除雪用に好適である。
10…除雪機、11…機体、14…エンジン(駆動源)、36…右駆動軸、37…右駆動輪、42…左駆動軸、43…左駆動輪、48…回転軸、60…圧雪機構、61…左遊動輪、62…右遊動輪、63…左クローラ、64…右クローラ、66…第2アーム、70…投雪機構、73…第1アーム、74…第1バケット、75…第2バケット、95…右支軸、109…左支軸、116…雪玉。
Claims (2)
- 機体に、雪を圧縮する圧雪機構及びこの圧雪機構を駆動する駆動源を備え、雪を玉にして処理する形式の除雪機であって、
この除雪機は、前記圧雪機構から排出される雪玉を受けて投げる投雪機構を、前記機体に備えていることを特徴とする除雪機。 - 前記投雪機構は、前記機体の長手方向に水平に延ばした回転軸と、この回転軸から延ばしたアームと、このアームの先端に設けられ前記雪玉を受け取るバケットとからなり、このバケットで雪玉を前記機体の左側方又は右側方へ投げるように構成したことを特徴とする請求項1記載の除雪機。
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