JP2009298589A - 省エネ型シーソー、ロープ式エレベーター - Google Patents

省エネ型シーソー、ロープ式エレベーター Download PDF

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Abstract

【課題】今までのエレベーターは釣り合い重しと積載荷重とが不均衡のままでエレベーターを運転して無駄なエネルギーを使っていた。
【解決手段】荷台側のビーム状のシーソー1が軸支されている支点2を境として、一方側に作用する予め配置した釣り合い重し側の全体の重心の重さ又はその重さのモーメントと、他方側に作用する荷台側の全体の重心の重さ又はその重さのモーメントとが同じになるように荷台側の積載荷重を合わせるか、荷台側に重し8を積載荷重と一緒に載置して合わせる方式、あるいは荷台を左か右に移動させて釣り合い重し側と荷台側を均衡させる方式により、小労力で目的階へ行くようにした省エネエレベーター装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、僻地の電源の無い二階以上の階数の建物でも手軽に使える人、物を運ぶエレベーター、また都会でも人力による節電により二酸化炭素を排出しない地球温暖化防止といわゆるロハスといわれるライフスタイルに貢献するエレベーターに関する。
電気でモーターをまわしてロープでエレベーター、乗り物かご室を上下に動かすのが一般的である。
しかし停電すればエレベーターは使えない。またロープ式では乗り物かご室の下向きの可変力と釣り合い重りの上向きの一定力が釣り合っていないので無負荷でも大きな電力を消費してしまう。
この停電時の改善策として、人力でエレベーターを動かし、不均衡力を出来るだけ小さくするよう乗り物かご室の荷重を増減調整するがある。
特開2007−001763この場合、人力なので停電時でも使えるが、釣り合い重りと乗り物かごが釣り合っていないので労力を要してしまう。特に体重、荷重の差が大きい場合はどちらか一方に合わせなければならないので他方に過大の労苦を強いる。またロープ式なのでロープが摩耗、破断し易くロープの交換、保守が大変である。ロープは絡みやすい。 特開2001−19317 釣り合い重りを水の重さで加減調整しなければならないので装置が複雑で煩わしく濡れやすい。体重差が大きい場合、釣り合い重りと釣り合わせる為に乗り物かご室の重りを増減させなければならない。
釣り合い重りと乗り物かご室の荷重が釣り合っていなくていかに大労力で各階へ移動させる点と省エネの為に釣り合い重りに釣り合わせるように乗り物かごに載置した重りの移動がわずらわしいので重りの使用の代わりに動力源を使用している点とロープが摩耗、破断、絡み、し易く普段の保守が面倒な点である。
シーソー式では荷を含めた乗り物かご室の荷重又は乗り物かご室の自重=力点をそのままシーソー、ビーム上で左右にずらして位置を移動調整出来る。ロープ式では重しを乗せたり、降ろしたりしなければならないのでこうはいかない。シーソーを支点で左右に作用点側と力点側とに分け、作用点側(釣り合い重し側)のモーメント(作用点側全体の重心の重さ×支点からの距離)と力点側(乗り物かご室側)のモーメント(力点側全体の重心の重さ×支点からの距離)とがほぼ釣り合えば極小の力で乗り物かご室を上下出来る。力点側モーメントと作用点側モーメントが同じなら停止する。力点側モーメントを作用点側モーメントより小さくすれば特別の駆動源無しで自動的に上昇する。力点側モーメントを作用点側モーメントより大きくすれば自動的に下降する。シーソーを逆行させる場合でもわずかな駆動力で済む。
必要な載置する一定荷重の大きさを決め、シーソーの力点側の一定位置に掛け、力点側全体の重心のモーメントを一定にし、作用点側全体の重心がこのモーメントと概同じになるように作用点側に重しを掛ける。又はその一定荷重を将来予想される最大荷重値に変え、最大荷重値の大きさを積載荷重と重しの合計として、重しの重さ又はその重しのモーメントを将来、専任の搭乗者の重さ、荷重が替わった時、作用点側全体の重心のモーメントに合うように増減させ、その重しと共に移動する・・・専用固定シーソー式エレベーター
必要な最大荷重と最小荷重の大きさを決め、その中間値の大きさを決め、それをシーソーの力点側の一定位置に掛け、力点側全体の重心のモーメントを一定にし、作用点側全体の重心がこのモーメントと概同じになるように作用点側に重しを掛ける、力点側に掛ける荷重が中間値より大小により力点の位置を左右に変える。又はその中間値を将来予想される最大中間値に変え、その最大中間値の大きさを積載荷重と重しの合計として、重しの重さ又はその重しのモーメントを将来、専任の搭乗者の重さ、荷重が替わった時、作用点側全体の重心のモーメントに合うように増減させ、その重しと共に移動する・・・専用移動シーソー式エレベーター
必要な最大荷重の大きさを決め、シーソーの力点側の一定位置に掛け、力点側全体の重心のモーメントを一定にし、作用点側全体の重心がこのモーメントと概同じになるように作用点側に重しを掛ける、力点の荷重が最大荷重より小さい場合、その差の補償重しをその同じ力点位置に載せる又はその力点位置と違うように補償重しモーメントと同じなるようにその補償重しの重さ又は載置位置を変えて力点側の任意の位置に載置して、・・・共用固定シーソー式エレベーター
必要な最大荷重と最小荷重の大きさを決め、その中間値の大きさを決め、それをシーソーの力点側の一定位置に掛け、力点側全体の重心のモーメントを一定にし、作用点側全体の重心がこのモーメントと概同じになるように作用点側に重しを掛け、荷重が最大荷重と最小荷重の範囲以内ならその釣り合い位置に、力点の荷重がその位置の釣り合い荷重より小さい場合(最小荷重より小さいを含む)、その差の補償重しをその同じ力点位置に加え、載置して又はその力点位置と違うようにその補償重しモーメントと同じなるようにその補償重しの重さ又は載置位置を変えて力点側の任意の位置に載置して、釣り合うようにし、荷重の力点を最大荷重と最小荷重位置の範囲以内の任意の位置に設定出来るようにした、・・・共用移動シーソー式エレベーター
特定の人専用のシーソーの場合は降りても、その場所に放置すればよく、また乗る場合はその位置から乗ればよい。
二人以上でシーソーを共用する場合は上階又は下階から自階に引き寄せなければならないので、出来るだけ小労力で引き寄せられるように、少なくとも人数分だけ1階を除く各階に無人、無荷重の時、作用点側モーメントとほぼ釣り合う放置用重しと、乗り物かご室に載置する1個を用意する。もちろん1階にも人数分だけ放置用重しを用意してもよい。1階から乗り物かご室の放置用重しを降ろし(共用移動シーソー式エレベーターの項で述べた条件により)補償用重し無し又は補償用重しと共に乗る。目的階に着いたら目的階の放置用重しを乗せ補償用重し無し又は補償用重しと共に降りる。自階から乗り物かご室の放置用重しを降ろし補償用重し無し又は補償用重しと共に乗る。目的階に着いたら目的階の放置用重しを乗せ補償用重し無し又は補償用重しと共に降りる。以上を繰り返す。乗り物かご室を小労力で引き寄せられる。放置用重しの位置は力点側のどこでもよいが軽荷重又は定位置の重い乗り物かご室で定位置の補償重しであれば同じモーメントなので放置用重しは同じ重さのものを制作、揃えればよい。また例え放置用重し、体重、荷重差を補償する補償用重しがどんなに重くでも小摩擦抵抗で重力と直角の水平方向に移動させれば極めて小労力ですむ。本装置は補償用重し又は放置用重しの荷台を建物側と同じ又は概同じ水平位置にしてから小摩擦抵抗で受け渡すようにする。荷重の範囲が大きすぎる(最小荷重と最大荷重のアーム長さの差が大きい)場合は複数のシーソーに分担させる。例えば同じ大きさのモーメントで2倍の荷重差ならシーソー上の移動距離はシーソー全長の1/2にもなってしまう。また重い荷重に合わせ、軽い荷重にその荷重差の調整用補償用重しを加えてアームの長さ範囲を狭めてもよい。軽荷重又は軽体重の物、人は調整用補償用重しと共に乗降移動する。
専用エレベーターで転勤等で特定の人が又は共用エレベーターで最多頻度、中心値などが替わって体重、荷重が変化した場合など、作用点側の重しの重さを力点側で調整出来るようにしてもよい。作用点側と力点側に同じ大きさのモーメントになる重しをそれぞれに追加、載置しても変わらない。その重しのモーメントは予想される最大増加荷重モーメント以上である。荷重が増加した場合、その増加した荷重のモーメント分と同じになるように力点側の追加された重しのモーメント(モーメント成分である長さ又は重さ)を減じればよい。荷重が減少した場合、その減少した荷重のモーメント分と同じになるように力点側の追加された重しのモーメントの長さ又は重さを増加すればよい。但し補償重しと放置用重しの重さも変えなければならない。力点側の重しの位置は容易に調整できるように荷台に設置が望ましい。もちろん作用点側の重しのモーメント(モーメント成分である長さ又は重さ)を替えてもよい。
シーソーを引き寄せ、上昇、下降するのに人力でひも等を引っ張って又はハンドルを回す。
体力が弱い者、荷物だけの移動の場合外部からそのひも等を引っ張って補助、移動させる。
力点側のモーメントと作用点側のモーメントが僅かでも不均衡になるとシーソーは非常に動きやすく不安定になるので、乗り物かご室の急激な下降、上昇の防止と安定的、スムーズな移動を図る回転式エアーダンパー安全装置をシーソーの回転部位又はそれに関連して動く部位に設置する。そのダンパーの抵抗は速度の3乗又は2乗に比例するので効果的である。速度が増せば急激に抵抗が増え、遅くなれば急激に減るので速度を一定に出来る。オイル、水等の液体の流体ダンパーでもよい。
また放置、不均衡力などでのシーソーの最上限、下限位置での衝突の衝撃をやわらげる為にスプリング、パッド、ダンパー等を設ける。また本装置は人の乗り降り又は荷の上げ下ろし又は補償用重し、放置用重しを受け渡す時シーソーが動かないよう建物側に固定する留め置き装置又は荷重の極端な軽重による突発的な移動防止用に棒状の安全ロック装置を設定する。
1人専用のシーソーに乗り降りする場合は乗る、建物側に固定する留め置き装置、安全ロック装置を解除、シーソーを目的階に移動させる、安全ロック装置、留め置き装置を掛ける、降りる。
二人以上で共用するシーソーに乗り降りする場合は自階にシーソーを引き寄せる、シーソーが動かないよう建物側に固定する留め置き装置、安全ロック装置を掛ける、乗り物かご室を負荷、荷重に合わせて位置を調整する(乗るの後にきてもよい)、放置用重しを降ろす、乗る(場合により補償用重しと一緒に)、留め置き装置、安全ロック装置を解除、シーソーを目的階に移動させる、安全ロック装置、留め置き装置を掛ける、降りる(場合により補償用重しと一緒に)、乗り物かご室の位置を定位置に戻す、放置用重しの重さに対して無視出来る程の軽荷重の乗り物かご室の場合はそのままの位置でもよい(位置により大きくモーメントが変化する場合。降りるの前にきてもよい)、放置用重しを乗せる、留め置き装置、安全ロック装置を解除してシーソーを放置する。乗り物かご室に乗る、乗せる前に体重、荷重が分からない場合は計りで体重、荷重を計る。
またロープで吊すロープ式エレベーターもロープの保守の大変さもあるが設置面積がシーソー式に比較してエレベーター本体の水平投影面積で済むので小さく、シーソー、ビームのように大きく振らないで行動範囲を狭く出来るので捨てがたい。ロープ式の留め置き、引き寄せはシーソー式と同じである。荷台を建物側に固定、ひもなどを引いて上下させる。只、補償用重しの重さと積載荷重の合計が釣り合い重りと合わない場合はぞの差は人力などの駆動源で持ち上げなければならない。
滑車を支点としてロープで吊り下げられた荷台、乗り物室が小さな力で上下に移動出来るように、滑車が回転して滑車を支点としたロープが移動できるようにその滑車の軸を軸支し、又は固定された軸の回りを滑るようにし、滑車等の軸の一方の釣り合い重し側の重心の重さが、滑車の軸の他方の荷台に一定の荷重を載せた時、滑車の軸の他方の荷台側の重心の重さと概同じになるようにした・・・専用ロープ式エレベーター
滑車を支点としてロープで吊り下げられた荷台、乗り物室が小さな力で上下に移動出来るように、滑車が回転して滑車を支点としたロープが移動できるようにその滑車の軸を軸支し、滑車の軸の一方の釣り合い重し側の重心の重さが、滑車の軸の他方の荷台に最大の荷重を載せた時、滑車の軸の他方の荷台側の重心の重さと概同じになるようにして、載置する荷台の荷重が最大荷重より小さい場合、その差の補償用重しをその荷台に載せる、・・・共用ロープ式エレベーター
荷重に合わせた荷重毎の補償重しの他、一つの補償用重しで複数の荷重に合わせる場合はその補償用重しの重さは煩雑に使う中心値の荷重に合わせるのが望ましい。複数の補償用重しの場合は複数の荷重別に分けたグループ毎の煩雑に使う中心値の荷重に合わせるのが望ましい。補償用重しの重さ別の種類を少なく出来て、同じものを製作、設置する数が増え、楽である。専用シーソー式、ロープ式エレベーターの場合、荷重が決まっているので一旦載せた補償重しは荷台に載せたままでもよいし、乗降するたびに載せたり降ろしてもよい。
本願は斜面を登り降りするロープ式斜行エレベーターも含む。本願に記載されたロープ式エレベーター全体を傾け、本体、荷台、重しを斜面で支え、移動させればよい。荷台は乗降しやすいように水平に設置したほうがよい。
また共用エレベーターでも、使用者が一人なら荷台を引き寄せたりする煩わしさがあるが専用エレベーターになる。
またシーソー式、ロープ式エレベーター共、作用点側重心モーメント、釣り合い重し側の重心の重さと不平衡にすれば自動的に往路上昇、下降するが、復路はその分の力が余計に要る。片道だけならその分の力は要らない。
ロープ類は重さが有り、左右の長さが違えばアンバランスになるが本願では無視出来る重さ、長さとした。無視出来ない場合はその分、力がいる。
本シーソー式の場合はロープ式と違い、ロープの破断がなく大きな事故が起きにくい。共用エレベーターの場合、最初一旦、各階に人数分の放置用重しを載置してしまえば、専用エレベーターの場合、放置用重し無しで、非常時以外、各階を移動するのに階段を使わないで本エレベーターを使えば、以後はほとんど極小動力、労力で各階へ行き来出来る。買い物などの手荷物を持っていて急に荷重が増えても、シーソー式の場合は力点の位置を変えるだけで力点側モーメントを調整出来る。本発明の装置は安価、構造、構成簡単で小労力なので特に体力の弱い者でも使える。共用エレベーターの場合、専用エレベーターと比較して待ち時間はあるが皆で利用するのでコストが安い。専用型エレベーターの場合、待ち時間がない。
また人力なので無電源場所でも使えるし、電源場所では小モーター、駆動源でよく、かなりの大きい省エネ効果を得られる。蓄電池でも足りる。
今までは2階以上の建物は昇るのに大変だったので建造をあきらめたか、高額、複雑な電動エレベーターを設置するしかなかったが、本装置を2階、特に3階以上の建造物に積極的に採用、設置すれば土地の有効利用がはかられる。特に住居の場合、特定の利用者で人数が限定されているので利用し易い。
また各階に放置用重しを載置する場合、荷重がシーソーの積載範囲以内になるようにかご室の位置を調整し放置用重しをかご内に乗せ放置し、自分は階段を使ってその階に行き、かごをその階に引き寄せ、かご内の放置用重しをその階に降ろす。かご室の位置を調整して自分はかごに乗り、降りる。以上を繰り返せばよい。重い荷物をエレベータで運ぶ場合でも前記のようにしてもよい。又は荷重がシーソーの積載範囲以内なら人が放置用重しと一緒に乗ってもよい。放置用重し載置用の特別の装置を必要としない。
また本ロープ式エレベーターの場合はさらに最小の設置面積、行動範囲で済む。
また本シーソー、ロープ式エレベータに乗るたびに体重を計れば健康管理になるし、モーメントの計算をすれば脳を鍛えられる。また大は小を兼ねるように、最初から共用シーソー、ロープ式エレベータを設置すれば、利用者が一人の場合、共用シーソー、ロープ式エレベータに補償重しを一旦荷台に載置して留め置き装置を掛けたまま放置するようにすれば待ち時間がない専用エレベータとしても利用できる。
安価、汎用な部品、最少な部品点数、簡易な構造で容易な設置、操作を実現した。
図1は力点の荷台、乗り物かご室6の位置を定位置に軸支した場合とそれをチェーン、ベルトなどの伝動品5で連続的に細長い形状のシーソー、ビーム又はてこ1に沿って左右にずらして変え、力点側の重心を移動、モーメントを変える場合の本装置の説明図である。また代表図に載せるためにロープ式エレベーター(図1で丸数字3)も描いてあるが図17で詳細を述べる
シーソー1の軸支された支点2でシーソー1を左右に分け、一方を作用点側、他方を力点側とする。シーソー1自体の力点側の重心のモーメント、力点の定荷重W0の大きさとその力点の支点からの長さ、距離を使用場所例えば階数、階高に合わせて決め定位置とし、力点側全体の重心のモーメントを決める。その力点側のモーメントに釣り合うように作用点側全体の重心のモーメントを決める。シーソー1自体の作用点側の重心のモーメント、重しの作用点の支点からの長さ、距離を使用場所、使い勝手によって決めれば重しの重量WKは自ずと決まる。重しWKの重さはそのままで、重しWKの支点からの長さ、距離を変えればそれに合わせて釣り合う力点側の力点の大きさ又はその力点の支点からの長さ、距離を変えられる。同じモーメントなら図1で右に行くほど力点の重さは小さく、支点からの長さは大きくなる。
作用点側の重心のモーメントと概同じになる力点側の定位置の力点に載せる荷重は荷重W0と同じの場合はそのまま又はその荷重W0(見出し番号0007の項目の内容の考えより最大荷重ともみなせる)より小さい場合は荷重W0になるように、その差の補償重しと共に力点に載置する。補償重しの位置は定荷重W0の定点の左又は右側にする場合を含め、力点側全体の重心のモーメントを保つようにすれば力点側のどこでもよい・・定位置の力点にW0から0(ゼロ)までの荷重を掛けられる・・・図1で丸数字1
最大荷重W1と最小荷重W2を決め、その中間値を図1で丸数字1の荷重W0とする又は荷重W0を決めてから最大荷重W1と最小荷重W2を決めてもよい。その力点側の荷重W0の力点側の重心のモーメントに釣り合うように作用点側の重心のモーメントを決める。載置荷重が最大荷重W1と最小荷重W2の間の場合は荷重W0の力点側の重心のモーメントに合う位置に又は最小荷重W2より小さい場合は最大荷重W1と最小荷重W2の間の重さになるように補償重しの重さを加える。補償重しの重さを加減すれば、最大荷重W1と最小荷重W2の間の任意の位置に設定できる。最大荷重W1と最小荷重W2の間の重さの荷重でも補償重しを載置し、補償重しの重さを加減すれば重い方向の任意の位置に設定できる。荷重W0と最大荷重W1点間の距離、長さは荷重W0と最小荷重W2点間の距離と同じでなくともよい。最大荷重W1の釣り合い長さL1を決め、力点側モーメントと作用点側モーメントの差で自動的に揚がる範囲L12を決める。図1の丸数字2で範囲L12の左側に行くほど揚力は大きくなり、上昇速度は大きくなる。最小荷重W2の釣り合い長さL1+L11、作用点側モーメントと力点側モーメントとの差で自動的に下がる範囲L13を決める。右側に行くほど下降力は大きくなり、下降速度は大きくなる。最大荷重W1と最小荷重W2点間の任意の位置の荷重も同様である。その位置より左は上昇、右は下降である。ハンドル3を回し、そのハンドルによって回転する歯車4−1と歯車4−2の間にチェーン等の伝動部品5を掛け、その伝動部品5の一点に荷台、乗り物かご室6が常に水平になるように軸7で支持し移動させる。移動範囲L12+L11+L13の任意の位置に荷台6をハンドル3を回して移動させる。重い荷台6が移動してもシーソーの重心、モーメントが変わらないように、荷台6の移動方向と逆方向に動く、荷台6の重さと概同じ重し8を設置してもよい。ハンドル3を回す力が小さく出来るし、力点側全体の重心のモーメントを変化させないようにできる。無視出来る程の軽い重さの荷台なら重し8は要らない。荷台を任意の位置に設定し終わったなら 荷台6が移動しないようにハンドル3又は歯車又は伝動品をブレーキなどで固定、ロックしてもよい。ハンドル3を回す時はそれらの固定、ロックを解除する。伝動部品5、荷台6を直に掴んで移動させてもよい・・移動する力点に最大荷重W1から0(ゼロ)までの荷重を掛けられる・・・図1で丸数字2
シーソー、荷台、乗り物かご等の材質は軽量で機械的に強固で折れにくいものがよい。金属、木材、プラスチックなどがある。軽くする為にシーソに窪みを付けたり、貫通穴を必要強度を保つ範囲以内であけてもよい。
図2は荷台、力点をネジで連続的に左右にずらして移動する本装置の説明図である。
伝動品5の替わりに雄ネジ9を設定したもので、荷台6を支持する雌ネジ9−1に雄ネジを嵌合させ雄ネジに設定したハンドル3を回して荷台6を左右に移動させる。
図3は荷台、力点を手で段階的又は連続的に左右にずらして移動、支持する本装置の説明図である。
細長い荷台保持台10に荷台6の支持枠11を支持する支持軸7が入る複数の貫通穴10−1を側面にあけ、任意の位置の貫通穴に支持軸7を挿入してピン12等の留め具で抜けないように留める。支持軸7の周囲に設けた鍔7−1で抜けないようにしてもよい。・・・丸数字1、2
保持台10の上面に複数の貫通穴又は窪み10−2を設け、荷台を滑らせて任意の位置に持っていきL字型の支持金具7−2の軸をピン12で留めてもよい。・・・ 丸数字3
留め具のブレーキ、摩擦板10−3が引っ張りバネ10−4で保持台10に圧接しているのを取っ手10−5を引いて開放し、荷台を手でシーソー上を連続的に左右にずらし、任意の位置で取っ手10−5を放し固定してもよい。バネ10−4は内側、摩擦板10−3側なら圧縮バネでよい。・・・丸数字4
図4はシーソー1を動かないようにして安全に乗降出来るようにした共用の又は特定の人専用の、シーソー1をその階に留め置く、保持する棒状のロック留め置き安全装置である。ロープ式エレベーターにも使える。
図でシーソー1の手の届く範囲の右端に設置し、手で左右に動かすレバー13を引っ張りバネ15を介して挿入しやすいように先端が細く丸みを帯び、周囲に窪みを有するロッド13−1と接続し、レバー13がズライド出来るように一部上部が開放した筒13−2に格納、収納する。レバー13を押してロッドの窪みを建物側の挿入穴に設置したロッド又は車輪14−1、14−2の間に挿入し、シーソーと建物を動かないように支持、概固定する。又は先端が挿入しやすいようにラッパ状の開放穴を有するロッド13−1を建物側に設置した突起物に差し入れてシーソーと建物を動かないように支持、概固定してもよい。建物と開放する場合レバー13を引き、ロッド13−1をロッド又は車輪14−1、14−2又は突起物から引き抜く。ロッド13−1が建物から受ける又は与える上又は下方力が設定力より大きすぎる時はレバー13を引いてもバネ15等の復元力を有する弾性体が伸びるだけで車輪14−1、14−2から抜けないので安全である。レバー13は筒13−2の端で止まりバネ15の引っ張り力は制限される。バネ15の強さはシーソー1が建物と開放された時の上昇、下降速度を勘案して決める。また引っ張りバネ15は圧縮バネでもよい。放置した圧縮バネは両端を引っ張れば引っ張り力を有する。建物側の挿入穴を縦に細長く大きめに開け、ロッドの接触部位で荷重の方向を判断してもよい。上の部位、位置なら上向き、下の位置なら下向きである。また建物の上下に両端を設置、固定した円弧型のチェーンなどの貫通穴にロッド13−1を挿入又はそれに設置した突起物にロッド13−1を差し込んでもよい。
またレバー13を押してロッド13−1をシーソーの支点を軸支する支柱に階に応じて半円状に配置した挿入穴14−3に挿入して固定してもよいし、円状に配置した突起物に差し込んでもよい。
窪みの無いロッド13−1でもよいし、ロッド又は車輪14−1、14−2がなくてもよい。挿入穴との摩擦力で固定、保持する。
バネ15が無いロッドでもよい。手の受ける感触で上又は下方力を判断する。
図5は主に複数の人で共用するシーソーの補償用重し又は放置用重しの載置台17の説明図である。
板16に荷台6の位置を表す目盛りを設置してもよい。荷台の重さを引いた正味の荷重の大きさを表示する数値を作用点側モーメントと釣り合う位置に表記する。乗者は上階に行く場合はその数値の左側に荷台を移動させればよい。下階に行く場合はその数値の右側に荷台を移動させればよい。・・・丸数字1
シーソーの右端の手の届く範囲に常に水平になるように軸支した載置台17の下面に図4の棒状のロック安全装置を設置したものである。載置台17とロック安全装置が接近しているので建物側の床と水平をとりやすい。このように載置台17が定位置なら、そのモーメントを一定にすればよいので同じ重さの放置用重しを複数個安価、容易に作れる。もちろん図4のように棒状のロック安全装置を別位置に設定してもよい。上面に補償用重し又は放置用重し18を載置し、載置台17からずり落ちないようにひも18−1を繋げ、そのひもの先端に輪を作り、その輪をロッド17−1に通すものである。重し18が出し入れし易いように案内板18−2、ロッド18−3を設置してもよい。・・・丸数字2、3
図6は荷台6又は補償用重し又は放置用重しの荷台が横応力を受けても常に水平になるようにした説明図である。
支点を有する延長辺19−1、補償用重し又は放置用重しの載置台17の延長辺19−2又は荷台6の延長辺19−3、シーソー1、シーソーと平行な辺19で平行4辺形をつくり各辺を回転出来るように軸19−4で軸支する。もう一方の荷台6の支持点はシーソー1と同じ位置20−1、下方の位置20−2に設定してもよい。下方であるほど小さい力で荷台6を振れ、水平に出来る。荷台6は移動するので辺19と19−3の接点21を移動出来るようにする。・・・丸数字1
3個の回転する車輪21−1,21−2,21−3で辺19を挟む。2個の車輪で挟んでもよい。3個の回転する車輪と辺19−3を軸19−5で軸支する。・・丸数字2、3
筒22の中に辺19を通して滑らす。摩擦を減らす為に接触面にグリースなど油脂類を塗布してもよい。筒22と辺19−3を軸19−5で軸支する。・・・・丸数字4
図7は荷台6の構成一実施例である。
箱型でもよい。腰掛け台23−1、踏み台又は荷置き台23−2、掴まり棒23−3を図3の軸7又は図6の19−5に設定する。荷台23−2の中央部は丸いものが置けてころがないように凹んでいる。補償用重しを乗せても良い。乗ってから重さを計れるようにつり下げ部を23−4と23−5に分割し、引っ張りバネ23−6で繋げる。バネの伸び23−8で重さがわかる。又は下部23−5を直に体重計23−7に接続する。
図8は力点と共に動く又は一定の位置に固定された補償用重し又は放置用重しの設定とそれを低摩擦力で移動させる方法、構造を示した図である。
力点と共に動く補償用重しの場合、
荷重W3が最小荷重W2より小さい場合は最大荷重W1から最小荷重W2の位置の範囲以内の位置に載置したW3とその位置の本来の重さ(作用点側モーメントと釣り合う重さ)の差の補償用重しをその位置に載置する。
一定の固定された位置の補償用重し又は放置用重しの場合、
最大荷重W1から最小荷重W2間の任意の位置に荷重W3を載置した時、その位置の本来の対応する重さのモーメント(作用点側モーメントと釣り合う重さのモーメント)から荷重W3のモーメントを引いたモーメントと概同じになるような重さのモーメントの補償用重し又は放置用重しを一定の固定された位置に載置する。
重しを低摩擦力で移動させる為に
ボール24−1を底面に自在に回転出来るように埋め込む。・・・丸数字1
回転出来る車輪を底面に固定する24−2。・・・・丸数字2
回転出来る車輪を底面に自在に向きが変えられるように設置する24−3。・・・丸数字3
補償用重し又は放置用重しの外形を丸くして転がす24−4又はスポーツのボーリング球のように外形全体を球体、概丸くしてもよい。・・・丸数字4
上記丸数字1,2,3のものを接触する相手側に設置してもよいし、ローラを設置してもよい。また滑り易い材質を接触面に貼付してもよい。
重しの材質として鉄等の金属、砂等の鉱物、水等の液体がある。なるべく比重の大きい物がよい。小片の物質又は液体の場合は容器に入れる。また補償用重しには持ち主が分かるような記号例えば名前を付けたほうがよい。
図9はシーソーを利用者が各階で引き寄せる、牽引する又は乗者がシーソーを上昇、下降する方法である。
この発明の主旨から人力でする方法を示すが、もちろんモーター、電動機などの動力源を使って回転運動をピニオン、ラック又は回転運動する円盤と直線運動する片をアームで軸支するなどして往復運動に変えて人力同様にひもを引いたり、回転運動そのままでハンドルを回してもよい。
利用者が各階で引き寄せる場合
各階の乗者はひき揚げ用ひも又は引き下げ用ひも、ロープ25−1、25−2を手で引っ張ってシーソー1の荷台、乗り物かご室を自階に引き寄せる。ひもはチェーンでもよい。そのひも類の一端はシーソーの支点以外の作用点又は力点側の引けばシーソーが動く位置に接続し、他端は建物又は固定物の上端又は下端に平面的、立体的に設置した滑車25−3を通って、各階を経由して放置される。各階のひもの位置は一方の手でひもを握り、他方の手でレバー13が操作出来る範囲以内とする。支点を中心としてシーソーが回転するように軸支した動く軸に設置、固定した歯車に各階に環状に設定したチェーンを歯合、又は車輪25−10にひも25−11を巻き付けて、手でチェーン、ひも25−11を上又は下に引っ張ってもよいし又はそのチェーンを歯合させたあるいはひも25−11を各階に設置した車輪に巻き付けて、その車輪に設定したかご室、荷台を上下させるハンドルなどを回して引き寄せてもよい。専用型エレベーターの場合特定の人が乗り降りするので各階から荷台を引き寄せなくてもよいが、外部から他人がそのロープ121、25−1,25−2を引いて手助け又は荷物だけの場合の上昇、下降が出来るように共用型エレベーターと同じに設置してもよい。
乗者がシーソーを上昇、下降する場合
レバー13を操作してシーソー1を建物側に固定し、放置用重しを降ろし又は補償用重しを載置してから荷台6に乗り、荷台の位置を調整する。又は荷台の位置を調整してから乗る。乗ってからレバー13を元に戻し、片手で操作出来る位置のハンドル25−4を回してチェーン等の介在物25−6を介して車輪25−7を回し、それと噛み合った、支点を中心とする、支柱に設置した半円状の歯車25−8でシーソー1を動かす。シーソー1を180度以上回転する場合は180度以上の円状の歯車25−8とする。乗降口が増え設計に融通がきく。ハンドル25−4はシーソー1の上昇、下降速度を制動するのに使用してもよい。自動車などに使われている丸ハンドルに取っ手を付けたものが望ましい。速度を落とす場合は丸部位に手を当て摩擦で制動する。シーソーに力を加える場合は取っ手を掴んで回す。建物又はシーソーの支柱の支点の上部と下部を繋いだひも25−9を引いてもよい。シーソー1上で支点までの距離を半径とする半円上にひも25−9の接点を設ければひも25−9の全長を一定にできる。ひも25−9はチェーンでもよい。またひも25−9を支点を中心とした円弧状の機械的強度が大きいパイプとしてもよく、安定的に力を加えられ、シーソー1の姿勢を維持できるし、そのパイプに挿入穴を設けて図4の棒状のロック安全装置の建物側、固定側としても使える。
シーソー1の角度が急で段差が大きい場合は乗降しにくいので階段状の踏み台26を近くに置く。シーソーが移動範囲内を外れた場合その動きを安全に制動するように図12で述べる衝撃吸収ダンパー、緩衝装置25−12をシーソー又は建物、支柱側等のシーソー以外の当たる位置に置く。
図10はモーターで荷台6を左右にずらして移動する方法である。
やはり重たい自重又は人、物を載置した荷台6をシーソー1が斜め角度の時、手で上方向に移動させるのは苦しいので、荷台6を動かす車輪4−2またはそれに関連したもの(荷台6を動かす全てのもの)をモーター27で動かす。荷台6の移動範囲の最右又は左端に、これ以上動かないようにリミットスイッチ27−1、27−2を配置し、荷台6で又はそれに関連したものでリミットスイッチを押して動作させる。・・・丸数字1,2
押しボタンスイッチSW1,SW2の一方を押してモーターの正転又は逆転端子に電気を導通させ、回転させる。スイッチSW1,SW2は荷台6又はシーソー1の操作し易い位置に設置する。・・・丸数字3
図11はシーソー1の危険、急激な下降、上昇の防止と安全、安定的、スムーズな移動を図るエアーダンパー安全装置の図である。
シーソー1の動きを軸28−1と外皮28−2で制動する。例えば軸28−1を支柱に固定された支点軸に、外皮28−2を動くシーソーに固定する。又は回転軸28−1をシーソーに固定された支点軸に、外皮28−2を支柱に固定する。図6の平行四辺形の2辺の接続点に上記のようにエアーダンパーを設置してもよい。手元で身近にエアーダンパーの強さを調整出来る。回転軸28−1に回転板28−3を、外皮28−2に固定板28−4を設置して、軸又は外皮が相対的に動けば中の空気は回転板28−3の貫通穴28−5又は外皮と回転板の隙間を抵抗を持って通り抜ける。空気の抵抗力は空気速度の2乗か3乗に比例するので速度が増せば急激に増加し、減れば急激に減少する。エアーダンパーの大きさ、貫通穴28−5又は隙間の大きさはシーソーの上昇又は下降力に合わせて設定する。抵抗を調節出来るように外皮に可変の空気出入り口調整板28−6を設けてもよい。シーソーを放置する時、調整板28−6をずらして、空気出入り口を大きめに空けておけばシーソーを小さな力でたどり寄せられる。重し8を載置したとき下がる可動板28−13の動きと調整板28−6を連動させて開閉させてもよい。・・・丸数字1
軸28−7、28−8に可動板、ピストン28−10を設置する。軸又は外皮が相対的に動けば中の空気は貫通穴28−11又は隙間を抵抗を持って通り抜ける。抵抗を調節出来るように外皮の側面に可変の空気出入り口調整板28−12を設けてもよい。・・・丸数字2
送風機を使用してもよい。軸28−1の動きをプロペラ28−14に伝え、シーソーの進行方向に吹き出し制動する。・・・丸数字3
またディスクブレーキを使用してもよい。丸数字1で回転軸28−1にディスク板28−15を、外皮28−2に制動片、ブレーキパッド28−16を又は回転軸28−1に制動片、ブレーキパッドを、外皮28−2にディスク板を設置、対応させ、その制動片の締め付けと緩めの強さ調整操作を、手元のレバー13−3、ハンドル等の動作を引っ張りに強いケーブル、引っ張りと押しに強い長尺のロッド等を使って伝え行い、シーソーの上昇、下降の速度制御をする。引っ張りケーブルの場合はバネ等で常に制動片をディスクに押さえつけた状態にしておく。引っ張って制動片を緩める。又はバネ等で常に制動片をディスクを緩めた状態にしておく。引っ張って制動片を押さえる。また設置した円柱状の側面の摩擦面を一端を固定し、他端を手元のレバー、ハンドル等に接続した帯状の制動片28−17で締め付けてもよい。また図4のロック安全装置のようにシーソーの停止、固定に使用してもよい。シーソー1、支点2にそれぞれを対応させる。・・・丸数字4
図12はシーソーの最上限、下限位置での衝突の衝撃をやわらげる為のダンパーの緩衝装置図である。シーソー1又は建物側に設置する。・・・丸数字1
構造は図11の丸数字2と同じでピストン28−10と外皮の間に圧縮バネ29−1を設置する。圧縮バネ29−1の強さはロッド28−8に外力が消失した時ピストン28−10を元の位置に押し戻す強さである。シーソー1が跳ね返らない。
ロッド28−8の先端は滑りやすいように車輪29−2を設置してもよい。・・・丸数字2
図13は複数のシーソーの設置例である。
各シーソー1−1,1−2,1−3の支点を同じ位置にする又は少なくとも一つをずらしてシーソー、荷台が互いにぶつからないようにした側面、立面図である。・・・丸数字1
シーソー、荷台を隣りと同じ面にする又は引っ込め又は出っ張ったものにした平面図である。・・・丸数字2
もちろん作用点側の重し、シーソーも互いにぶつからないようにする。
図14は荷台6、力点の位置を分割したシーソーの伸縮で動かす断面図である。
シーソー1−4に設定した雌ネジ9−2に雄ネジ9−3をシーソー1−5に設定したハンドル3−1でまわしてシーソー1−5を伸縮させる。又はシーソー1−4に設定した長い雄ネジを突きだし、それにシーソー1−5に設定した長い袋ナットを挿入して伸縮してもよい。あるいはシーソー1−4に設定したラック歯車4−3にシーソー1−5に設定したピニオン歯車4−4を噛み合わせ、 所望の位置までハンドル3−2を回してシーソー1−5を伸縮させ、そしてハンドル3−1、3−2をピン止め、圧接等の摩擦などにより回らないように固定し、シーソー1−5が伸縮しないようにロックする。
図15は荷台6、力点の位置を、シーソーの各辺を回転出来るよう軸支して移動させる図である。
シーソー1−6の一端にハンドル3付き歯車4−5、その両脇に咬合する歯車4−6,4−7を設置し、他端をシーソー1−7と軸で遊嵌し、シーソー1−6、1−7が折れ曲がるようにする。その軸に歯車4−8と4−9を固定し挿入し空回りするようにする。歯車4−10をシーソー1−7の一端に固定し、他端を支柱に軸で遊嵌する。歯車4−11をシーソー1−8に固定し、支柱の軸に遊嵌する。チェーン5−1を歯車4−6と4−10に掛け、ハンドル3を回せば開度θ2は変わる。チェーン5−2を歯車4−7と4−8に掛け、チェーン5−3を歯車4−9と4−11にたすき掛けすればシーソーの開度θ1は変わる。歯車4−6と歯車4−7、歯車4−10と歯車4−11の径、シーソー1−7と1−8の長さを同じにすれば荷台6をほぼ平行移動出来る。・・・丸数字1
シーソーの各片1−9を折れ曲がるように、互いに回転できるよう菱形、平行四辺形状に軸支し、中側の軸を支柱に軸支し、一端の軸を荷台に、他端の軸を、一端を支柱に軸支して他端を重りに固定したシーソー1−10の細長い溝、貫通穴内を滑るブロックに軸支して、シーソー1−10と平行に移動できるようにしたものである。・・・丸数字2
また以上のものを90度回転させ、水平面で展開してもよい。変形したものを保持しやすい。
図16は梯子状、階段状のシーソー上を人が歩いて又は這うなどして移動又は荷の積載位置を変えて、力点の位置を変える図である。シーソーの先端付近から乗降する。
シーソー1−11に複数の踏み板を移動範囲内に配置し、シーソーを上下する位置の踏み板に乗り又は荷を載置して、シーソーを上下するものである。支点、支柱に固定した歯車4−12と手元の歯車4−13をチェーン等5で繋げた歯車を歯合させ、ハンドル3を回してシーソーを上下する。歯車4−13を先端の昇降口に設置しチェーン等を手でつかみ、左右に動かしてシーソーを上下してもよい。ひもでシーソーを上下してもよい。図9の方法でしてもよい。シーソー1−11に複数の踏み板をシーソー全長にわたって配置すれば梯子、階段として利用できる。また踏み板の代わりに一枚の板に、シーソーが傾いた時ずり落ちないように、つま先が入る貫通穴又は凹み又は突起物をシーソー全長にわたって又は移動範囲内に複数設けてもよい、製作が容易である。
常に踏み板が水平になるよう手すり30とシーソーを平行四辺形状に軸支し、踏み板6−1を接続したもの。踏み板6−2を自在に回るよう軸支したもの。踏み板上で滑らないように凹凸の滑り止めを付けた踏み板6−3でもよい。・・・丸数字1,2
一つの踏み板で済む又は図16の丸数字1より踏み板数を少なくなるように分割したシーソー1−12を伸縮するようにしたもの。伸縮し終わったらピン12などで伸縮しないよう固定する。・・・丸数字3
荷台を移動し易いよう荷台に車輪を付けシーソー1−11上を滑らせる等て移動させてもよい。シーソーに設置した2本のレールでその車輪をレール方向である横には動くが上下に外れないように挟む。位置を設定し終わったらピン等で動かないようにシーソーと固定する。荷物が落ちない、傾かないよう、水平を保つように常に荷台上の荷物を入れるかごの重心が下部にあるよう、かごの上部を軸支してもよい。
図17はロープ式エレベータにシーソー式エレベータの仕様を流用させたものである。
シーソー式エレベータの作用点側に対する釣り合い重し側の重しと建物上又は下部に設置した滑車110を経由したロープ120でシーソー式エレベータの力点側に対する荷台側の乗り物室、荷台6とを接続する。荷台6内に重しが通るように滑車110を設置し、荷台6の天井、床面にロープ、重しが通る貫通穴をあけてもよい。本装置の設置床面積を小さく出来る。釣り合い重し側全体の重心の重さは荷台側に特定荷重又は最大荷重を乗せた時の荷台側全体の重心の重さにほぼつり合う大きさとする。乗り物室、荷台6が建物側の上部、下部とぶつかる位置に緩衝装置28−10を付ける。
特定専用の場合
荷重の時、釣り合い重し側全体の重心の重さが荷台に特定、定荷重又は最大荷重を載せた時の荷台側全体の重心の重さに概同じになるように、釣り合い重し側に重しを載せる。荷台に定荷重又は載置する荷重が最大荷重に満たない場合はその差を補償する重しと共に荷台側に載せ、荷台6を建物側に留め置き、保持するロック安全装置130を外し、両端を建物の上部、下部に設置し、荷台6内に貫通させた、荷台6を上下させるロープ122を上下に引いて又はロープ122を巻き付けた車輪を回して目的階へ行く。ここでいうロープ122を引くということはそのロープ122に荷重を掛けることである。下に引けば荷台はそれだけ軽くなり荷台は上昇する。上に引けば荷台はそれだけ重くなり荷台は下降する。ロープ122にロック安全装置130を設置してもよい。ロープ120を上下に引いてでもよい。引く力の大きさは荷台側と釣り合い重し側の不均衡力である。ロープ122をチェーンなどの確実に動かすものに替え、歯車と歯合させハンドル140でその歯車を回して荷台6を上下させてもよい。荷台6が前後、左右に傾かないようにロープ122を緊張させる、又は曲がりにくい堅牢なパイプに替え、その両端を建物の上部、下部に固定する、こうすればロープ類、パイプが荷台6の上部、下部を支持し傾かない。また断面がC型のチャンネル123を建物側に設置し、そのチャンネル123内を滑り動くブロック124を荷台6に固定して、荷台6を前後、左右に傾かないようにしてもよいし、ピットの断面をエレベーター、荷台6の断面に合わせてもよい。
目的階に着いたらロック安全装置130を掛け、降りる。荷台6を建物の上部、下部に設置した車輪111、112を経由した環状のロープ121又は一端を荷台に他端を解放したひも25−1,25−2を設置してもよい。外部から他人がそのロープ121、25−1,25−2を引いて手助け又は荷物だけの場合の上昇、下降が出来る・・載置荷重は特定荷重のみ
共用の場合
かご室、荷台6を上下させる各階に通した環状のロープ121などを上又は下に引いて(ロープを車輪等で横又は斜め方向に動くように設定すればその方向に引いて)又はそのロープ121を巻き付けた各階に設置した車輪に付けた、かご室、荷台を上下させるハンドルなどを回して又は図9での一端を荷台に他端を解放したひも25−1,25−2を引いてに自階に荷台6を引き寄せ、
無荷重の時エレベーター、最大荷重の時の荷台側全体の重心の重さとほぼつり合うようにした釣り合い重し側全体の重心の重さに等しくした放置用重し18を降ろし、
荷重の時エレベーター、荷台側の積載荷重が最大荷重より小さい場合は最大荷重とその積載荷重の差の補償用重し18と共にエレベーター、荷台6に乗り、ロック安全装置130を外し、建物側の上下に接続した、荷台6を上下させるロープ121又はロープ120を上又は下に引いて又はロープ121を巻き付けた車輪を回して又はロープ121、ロープ120をチェーンなどの確実に動かすものに替え、歯車と歯合させハンドル140でその歯車を回して目的階へ行く。目的階に着いたらロック安全装置130を掛け、降りる。放置用重し18を載置する、又は載置してから降りる。ロック安全装置130を外し放置する。建物側にもロック安全装置131を設置してもよい。それで荷台6内ロック安全装置130のロッドを押す。荷台6内に手を伸ばさなくてよい。また荷台を引き寄せる手間がかかるが特定専用のロープ式エレーベーターでも共用の場合と同様に放置用重し18を載せて放置してもよい。利用者が一人で、ロック安全装置130を掛けたまま放置すれば特定専用のエレーベーターになる・・載置荷重は最大荷重から0(ゼロ)まで
図18はロープ式エレベータエレベーターの荷台6の傾きを防ぐもの、ロープ類120と荷台6が抵摩擦力、滑らかにで接触して、摩耗しないようにしたもの。ハンドル140をロープ類120に設置したもの。ロープ類120にロック安全装置130を設置してもよい。またロープ類120と同様にロープ類122にもロック安全装置130、ハンドル140を設置してもよい
ロープ類120を、建物の上下に設置した車輪113、1114、115間に荷台6内に貫通させて、荷台6内の本数が複数になるように掛け、複数箇所で荷台6を支持するものである。重しWK、荷台6の重さでロープ類がピーンと張り、緊張して変形しにくく、複数箇所(図では4箇所)の支持なので荷台6が傾かないし、さらに水平面でも回転しない。車輪113、1114間のロープ120だけを荷台6外に出るように車輪113、1114を設置してもよい。荷台6は水平面で回転し易くなるが荷台6内が簡素、スッキリする。荷台6内に重しWKが通るように車輪113、1114、115を設置し、荷台6の天井、床面に重しWKの貫通穴をあけてもよい。本装置の設置床面積を小さく出来るし、荷台内で常に目視点検出来安心である。荷台6内のロープ類は引く等の操作箇所以外はパイプ等のカバーで覆ったほうがよい。ロープ類が破断した時、他を傷つけない・・・丸数字1
自在に回転する車輪116の両端又は片側に鍔を設置し、その鍔でロープ類120を挟み、外れないようにしたもの。車輪はエレベーター、荷台6側に設置、固定する。複数の自在に回転するローラ117又はローラの中間、周囲にロープの入る溝を掘ってロープ類を囲ったもの。円柱などの中空内に球118を自在に回るように埋め込み、ロープ類を囲ったもの。球118は抜けないように半球より僅かに大きく埋め込み覆う。・・・丸数字2
断面がC型のチャンネル123を建物側に設置、固定し、そのチャンネル123内を滑り動くブロック124を荷台6に設置、固定したもの又はエレベーターを収納するピットの断面をチャンネル123の断面C型のように、エレベーターの断面の形状に合わせ、上下に移動出来るが回転、傾斜出来ないようにしてもよい・・・丸数字3
図4のロック安全装置の1つで荷台6を上下させるロープ120又は122をチェーン等に替え、ロッドをエレベータ、荷台6に固定された金具の貫通穴141、チェーンの貫通穴142、金具の貫通穴143に挿入し、保持するもの。不均衡力が設定以上であればバネ15が伸びるだけで抜けないし又はバネが縮まるだけで挿入出来ない。バネ15が無いロッドでもよい。手の受ける感触で上又は下方力を判断する。貫通穴141,143を縦に細長く大きめに開け、ロッドの接触部位で荷重の方向を判断してもよい。上の部位、位置なら下向き、下の位置なら上向きである。荷台6の動きでチェーン120又は120に歯合させた歯車、スプロケット119を回し、歯車119に図11のデイスク板28−15を設置しパッド28−16で押さえて制動力、速度を調整する装置。荷台内に設置すれば手元で操作できる。歯車119で図11のファン28−14を回し荷台の移動方向に風を逆噴射させるもの、床、天井が格子状の風通しがよいものなら荷台内でもよいが荷台外が望ましい・・・丸数字4
もちろんロープを引く、ハンドルを回す等の手動の動作をロープを巻き付けた、チェーン等に歯合させた車輪、歯車を電動機等の駆動源で回してもよい。また荷台6と共に動く車輪119等に図11のエアーダンパー等の安全装置を設置してもよい。特に荷台内に設置すれば手元で強さを調整出来る。補償用重し又は放置用重しの軽労力での受け渡し、移動させる方法は図8と同じである。同じ水平面にしたり、外形を丸くしたり、底、接触面に車輪、滑り材などを付ける
チェーン類は鎖を含む。
本装置は人力で又は最大の省エネで人、物を上下に移動する装置であり、あらゆる所で使用できる。
荷台を上下、チェーン、ベルトなどの伝動品5で連続的に左右にずらして移動する本装置の説明図である。 荷台をネジで連続的に左右にずらして移動する本装置の説明図である。 荷台を段階的に左右にずらして移動、支持する本装置の説明図である。 シーソー1を建物と固定する棒状のロック安全装置である。 複数の人で共用するシーソーの補償用重し又は放置用重しの載置台17の説明図である。 荷台6又は補償用重し又は放置用重しの荷台が横応力を受けても常に水平になるようにした説明図である。 荷台6の一実施例である。 補償用重し又は放置用重しを低摩擦力で移動させる構造を示した図である。 シーソーを利用者が各階で引き寄せ又は乗者がシーソーを上昇、下降する方法である。 モーターで荷台6を左右にずらして移動する方法である。 シーソー1の急激な下降、上昇の防止と安定的、スムーズな移動を図るアエーダンパー安全装置の図である。 シーソーの最上限、下限位置での衝突の衝撃をやわらげる為のダンパーの図である。 複数のシーソーの設置例である。 シーソーを伸縮させて荷台を移動する本装置の説明図である。 シーソーを折り曲げて荷台を移動する本装置の説明図である。 シーソー上を歩いて力点、荷重を移動する本装置の説明図である。 ロープ式エレベーターの一実施例である。 ロープ式エレベーターの一実施例である。
符号の説明
1、1−1〜1−12 シーソー又はてこ
2 支点
3、3−1〜3−2 ハンドル
4−1〜4−13 車輪、歯車
5、5−1〜5−3 伝動品
6 荷台、乗り物かご室
6−1〜6−3 踏み板
7 軸
7−1 鍔
7−2 支持金具
8 重し
9 雄ネジ
9−1移動台
9−2 雌ネジ
9−3 雄ネジ
10 すべり台
10−1 貫通穴
10−2 窪み
10−3 ブレーキ板
10−4 バネ
10−5 取っ手
11 支持棒
12 ピン
13 レバー
13−1 ロッド
13−2 筒
13−3 レバー
14−1,14−2 ローラ
14−3 挿入穴
15 引っ張りバネ
16 目盛り板
17 載置台
17−1 ロッド
18 16−2 定滑車
17−1 ロッド
18 補償用重し又は放置用重し
18−1 ひも
18−2 案内板
18−3 案内ロッド
19,19−1〜19−3 平行四辺形の構成辺
19−4〜19−5 軸
20−1,20−2 軸の位置
21 接点
21−1〜21−3 車輪
22 移動筒
23−1 腰掛け台
23−2 踏み台又は荷置き台
23−3 掴まり棒
23−4,23−5 支持パイプ
23−6 バネ
23−7 計り
23−8 指示針
24−1 ボール
24−2 方向固定車輪
24−3 方向自在車輪
24−4 円柱
25−1 シーソー上昇ひも
25−2 シーソー下降ひも
25−3 滑車
25−4 ハンドル
25−5 車輪
25−6 介在物
25−7 車輪
25−8 車輪、歯車
25−9 ひも
25−10 車輪
25−11 ひも
25−12 ダンパー
26 踏み台
27 モータ
27−1,27−2 リミットスイッチ
28−1 回転軸
28−2 外皮、ケース
28−3 回転板
28−4 固定板
28−5 貫通穴
28−6 調整板
28−7 回転軸
28−8 スライド軸
28−9 外皮
28−10 ピストン
28−11 流量調節穴
28−12 調整板
28−13 可動板
28−14 プロペラ
28−15 ディスク板
28−16 制動片
28−17 制動帯
29−1 圧縮バネ
29−2 車輪
30 手摺り
110〜116 車輪
117 ローラ
119 歯車、スプロケット
120〜122 ロープ、チェーン類
123 C型金具
124 ブロック
130,131 ロッド
141〜143 貫通穴

Claims (10)

  1. シーソー1、ビーム上の荷台、乗り物室が小さな力で上下に移動出来るように、ビームの中間部位を支点としてビームが回転できるようにその支点を軸支し、ビームの支点の一方の作用点側の重心のモーメントが、ビームの他方の力点側の力点の定位置の荷台に定荷重を載せた時のビームの他方の力点側の重心のモーメントと概同じになるようにして、力点側の荷台に定荷重又は定荷重に満たない場合はその差を補償する重しを載せる又は荷重が定荷重より大きい又は小さい場合は荷重又は補償する重しを定荷重の定位置のビーム上で左又は右側の概釣り合う位置に移動させるようにしたシーソー式の
    又は滑車等を支点としてロープ等で吊り下げられた荷台、乗り物室が小さな力で上下に移動出来るように、滑車等の軸を支点としたロープ等が移動できるようにその軸を軸支し又は滑らせて、滑車等の軸の一方の釣り合い重し側の重心の重さが、他方の荷台側の荷台、乗り物室に定荷重を載せた時の他方の荷台側の重心のモーメントと概同じになるようにして、荷台側の荷台、乗り物室に定荷重を又は載置する荷重が定荷重に満たない場合はその差を補償する重しを載せたロープ式の
    エレベーター装置で、荷重を荷台、乗り物室に載置してロッドなどで建物側に留め置く装置を外し、荷台、乗り物室を目的階に移動し、留め置き装置を掛けて荷重を下ろし、留め置き装置を掛けたまま放置するを特徴とするシーソー、ロープ式エレベーター装置
  2. 請求項1に於けるエレベーター装置で、ロッドなどで建物側に留め置く留め置き装置を掛けないまま放置された荷台、乗り物室を自階に引き寄せ、留め置き装置を掛け、荷重又は補償用重しを力点側又は荷台側の荷台、乗り物室に載置して留め置き装置を外し、荷台、乗り物室を目的階に移動し、留め置き装置を掛けて荷重又は補償用重しを下ろし、作用点側又は釣り合い重し側の重心のモーメント又は重さと概同じになる放置用重しを力点側又は荷台側の荷台、乗り物室に載置し、留め置き装置を外して放置するを特徴とするシーソー、ロープ式エレベーター装置
  3. シーソー式の力点側又はロープ式の荷台側の荷台、乗り物室内でその荷台、乗り物室全体を上下に移動させるのに、他方の力点側の重心のモーメント又は荷台側の重心が一方の作用点側の重心のモーメント又は釣り合い重しと違えるように荷台、乗り物室の位置をシーソー上で左又は右に移動又は荷重を設定しそのアンバランス力で又はシーソー、ロープ式でロープ類の両端を建物側又はビームの支柱の上端、下端に接続したロープ類を引っ張って又はロープ式で一端を荷台に、他端を重しに接続して、その荷台を貫通したロープ類を引っ張って又はそのロープ類を引っ張るように設定したハンドルを回して又は建物側でロープ類の一端を荷台又はシーソーに接続し他端を建物側の滑車を経由して解放した又は両端を建物側の滑車を経由してロープ式の荷台に接続した環状のロープ類を引っ張って又はシーソー式のシーソーの支点の回転軸に設定した車輪、歯車に建物側の滑車を経由して繋げた環状のロープ類を引っ張って又はそのロープ類を引っ張るように設定したハンドルを回してする又はシーソー式又はロープ式の荷台、乗り物かご室を引っ張る又はそのロープ類を引っ張るように設定したハンドルを回すのを電動機等の駆動源でするを特徴とする請求項1又は請求項2のシーソー、ロープ式エレベーター装置。
  4. ビーム上の荷台、乗り物かご室等の力点の位置を変えるのに、乗り物かご室をビーム上を滑らせて留め具で留める又は乗り物かご室側とビーム側にネジを設定し、そのネジを嵌合して回転させ又はチェーン等の伝動品に乗り物かご室を設置してチェーン等を動かして又は分割したビームをスライド、伸縮させビームの長さを変えて又はビームの各構成片の両端を回転できるように軸支し、ビームの長さを変えるように折り曲げ固定して乗り物かご室の位置を変えるようにする又は人が梯子、階段状のビーム上を移動するまたは荷物を梯子、階段状のビーム上に置いて力点を変えるを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3のシーソー式エレベーター装置。
  5. 荷台、乗り物かご室を移動させやすいように乗り物かご室と概同じ重さの重しを乗り物かご室の移動方向と反対方向に移動させるようにした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4のシーソー式エレベーター装置。
  6. 荷台、乗り物かご室をビーム上で移動させるのに請求項4のネジ又は伝動品を回すようにネジ、伝動品に設定した車輪を電動機等の駆動源で動かす請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5のシーソー式エレベーター装置。
  7. ビーム又はロープ式の荷台、乗り物かご室の急激な上昇又は下降速度を防ぐためとビーム等の建物側との衝撃を和らげるように、支点の支柱側に固定した支点軸、その支点軸に軸支されたビーム等のように相対的に動く部位にダンパーの外皮又はダンパーの羽根軸を設置しビーム等の動きでダンパーの羽根を相対的に回転させ流体の抵抗を増大又は減少させ、ビーム等の移動速度を制御するような制動装置又はダンパーのように相対的に動く部位に送風機の外皮、ファン軸を設置し、ビーム等の動きで送風機のファン軸を回転させその風をビーム等の移動方向に向けてビーム等の動きを遅くするような制動装置又はダンパーのように相対的に動く部位にブレーキパッド、ディスク板などのを設置し、ビーム等の動きでディスク板の軸を回し、ブレーキパッドでそのディスク板を押さえつけるなどの操作での制動力でその回転速度を停止又は上昇、下降を制御するような制動装置又はビーム等の先端の上限又は下限位置のような建物との衝突位置にダンパーのピストンがビーム等又は建物で押された時、中の流体が抵抗を持って流出してダンパーのピストン速度を落とすような緩衝装置を設置した請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6のシーソー、ロープ式エレベーター装置
  8. ビーム又はロープ式の荷台、乗り物かご室を建物側に固定するのに、ビーム又は乗り物かご室側のロッドを建物側又は建物側に設定した又はロープ式で荷台、乗り物かご室を貫通させたチェーン等の挿入口に挿入して又は中間に復元力を有する弾性体を持ったロッドを建物側又はチェーン等の挿入口に挿入し、そのロッドを抜く時設定以上の力がロッドに加わっていれば弾性体が伸びてロッドが建物側から抜けないようにして、ロッドが抜けた時ビーム又は乗り物かご室が設定速度以上で動かないようにしたを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7のシーソー、ロープ式エレベーター装置。
  9. 放置用重し又は補償用重しを小さい力でシーソー又はロープ式の重し載置台、荷台、乗り物かご室と建物側とで受け渡せるように、載置台、荷台、乗り物かご室と建物側の受け渡す面を概同じ水平面位置にして又は放置用重し、補償用重しと受け渡す面の間の接触面にボール、車輪、滑り材、ローラなどを設置または放置用重し又は補償用重しの外形を丸形のように転がりやすいようにした請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8のシーソー、ロープ式エレベーター装置。
  10. ロープ式の荷台、乗り物かご室6が前後左右に傾かないよう又は水平面で回転しないように、ロープ、チェーン類120の一端を重しに他端を建物の上下に設置した車輪を経由させ、荷台、乗り物かご室6内に貫通させるように掛け、荷台、乗り物かご室6に接続し、重しWK、荷台6の重さでそのロープ類を緊張させて荷台、乗り物かご室6を支持する請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項7又は請求項8又は請求項9のロープ式エレベーター装置。
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