JP2009298386A - 鉄道車両用胴受装置 - Google Patents

鉄道車両用胴受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009298386A
JP2009298386A JP2008158316A JP2008158316A JP2009298386A JP 2009298386 A JP2009298386 A JP 2009298386A JP 2008158316 A JP2008158316 A JP 2008158316A JP 2008158316 A JP2008158316 A JP 2008158316A JP 2009298386 A JP2009298386 A JP 2009298386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
trunk
receiving device
supported
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008158316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4732486B2 (ja
Inventor
Hayato Tomoto
隼人 東元
Michio Uenishi
道雄 上西
Teruyuki Hazama
輝之 間
Yusuke Nishimi
裕介 西見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2008158316A priority Critical patent/JP4732486B2/ja
Publication of JP2009298386A publication Critical patent/JP2009298386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4732486B2 publication Critical patent/JP4732486B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract


【課題】大型の装置や周辺部材を格別に必要とせず、重量のある連結器でも追随性よく支持でき、共振を防止でき、取り付けが容易で安価な胴受装置を提供する。
【解決手段】鉄道車両(T)にボルト等で胴受フレーム(24)を固着する。シリンダ(31)とピストン(32)と圧縮性と粘性を有する緩衝用流体(35)とからなるダンパ(26、26)を胴受フレーム(24)に固定する。胴受部材(28)を、ダンパ(26、26)によって支持する。鉄道車両用の連結器(4)の連結胴(12)を、胴受部材(28)に摺動可能に載せる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道車両用連結器の胴受装置に関するものであり、具体的には、連結器の結合端部が接手部材を介して鉄道車両または緩衝器に結合され、結合端部を基点に首振りされる連結器を、胴受部材によって揺動可能に支持する胴受装置に関するものである。
鉄道車両には車両の前部と後部のそれぞれに連結器が設けられており、複数台の車両は、それぞれの車両に設けられている連結器によって相互に連結されるようになっている。連結器は、車両に、あるいは、車両に固定されている緩衝器に、所定の接手部材を介して揺動自在に結合されている。従って、複数台の車両は、連結部において屈曲できるので、軌道がカーブしていても安全に走行できる。連結された車両を切り離すときは連結されている一対の連結器を切り離す。このとき、解放された連結器は、自重により落下して倒れることがないように、胴受装置によって支持されるようになっている。胴受装置は車体に固定され、連結器の胴部分、すなわち連結胴を支持するようになっているが、連結されている連結器は走行時には揺動するので、連結器の揺動を妨げないように、かつ連結器に追随しながら連結胴を支持できるように所定の構造になっている。
特開平8−133080号公報
本発明の直接的な文献ではないが、特許文献1には連結装置と胴受装置とが記載されている。この連結装置51は、図3の(ア)の斜視図に示されているように、連結部52を備えた連結器53と、連結器53が受ける衝撃を緩衝する緩衝器55と、連結器53と緩衝器55を2本のピンによって水平方向と垂直方向に揺動可能に結合する接手部材56と、からなる。緩衝器55は、図には示されてはいないが車両に固定されている。そして、連結器53が自重によって落下しないように、連結胴58が胴受装置60によって支持されている。胴受装置60は2個の胴受ばね箱61、61と、胴受梁62と、すり板63と、からなる。胴受ばね箱61は、上方が開口した直方体状の箱であって、上部にはフランジ65、65が設けられており、図に示されていないボルト等によって車体T’に取り付けられている。胴受ばね箱61の内部には、図3の(イ)に示されているように、胴受ばね66と、胴受ばね66を貫通する吊りボルト68とが格納され、胴受ばね66は吊りボルト68の頭、すなわちばね押さえ板69と胴受ばね箱61の底部によって両端が押さえられている。従って、吊りボルト68は矢印Y’方向に付勢されていることになる。吊りボルト68は、胴受ばね箱61の底面に明けられている筒状のガイド孔71を貫通して、下方に突き出ている。胴受梁62は、所定の長さの溝型鋼梁からなり、その両端近傍が吊りボルト68、68とナット72、72によって固定されている。すなわち、胴受梁62は、胴受ばね66、66によって矢印Y’方向に付勢された状態で、胴受ばね箱61、61の吊りボルト68、68に吊り下げられている。そして、胴受梁62の上面の中央にはすり板63が設けられ、連結胴58がすり板63上に摺動可能に支持されている。連結器53は、すり板63上を滑らかに水平方向に滑ることができると共に、胴受ばね66、66が伸縮して胴受梁62が上下するので、垂直方向にも上下することもできる。従って、連結器53が他の連結器に連結されて車両が走行するときには、連結器53は胴受装置60に妨げられることなく揺動でき、連結器53が他の連結器から切り離されたときには、連結器53は落下することなく胴受装置60に支持されることになる。
従来周知の胴受装置60によっても、車両が連結されて走行するときには連結器53の揺動が妨げられることはなく、連結器53が切り離されたときには連結器53の落下を防止できる。しかしながら、改良すべき点も見受けられる。例えば、比較的重量のある連結器が設けられる場合、胴受ばね66、66のばね力は大きくする必要がある。すなわち、ばね定数を大きくする必要があるので胴受ばね66、66は大型化してしまう。胴受ばね66、66のばね力が強くなると、連結器が下方向に首振りするとき連結器が胴受ばね66、66から受ける反力が増大してしまい、胴受装置60に過大な負荷がかかる。そうすると、負荷に耐えられるように、胴受装置60の個々の部材および周辺部材の強度を高める必要があり、部材が大型化し、装置が高価になってしまう。さらには、ばね定数が大きくなると、連結器53の揺動に対する追随性が損なわれる問題もある。連結されている連結器53は、車両の走行時には軌道の状態に応じて屈曲されるが、追随性が損なわれるし、連結装置51の部材、例えば接手部材56に過大な負荷がかかったり騒音の原因にもなる。胴受装置60の車体T’への取り付けの問題もある。連結器を支持するときに、胴受ばね66、66には初期反力が与えられているが、初期反力を得るために、予め長めに選定された胴受ばね66、66を圧縮して胴受ばね箱61に格納する必要があり、このように反力を有する部材を車体T’に取り付けるのは困難である。さらには、ばねには共振の問題もある。
本発明は、上記したような従来の問題点あるいは課題を解決した、胴受装置を提供することを目的とし、具体的には車体への取り付けが容易であり、比較的重量のある連結器を支持する場合であっても大型の胴受装置や周辺部材を必要とせず、従って安価に装置を提供でき、連結器の揺動に対する追随性も充分であって連結装置の部材に過大な負荷をかけたり騒音を発生することもなく、さらには、共振して装置全体に過大な負荷がかかることのない胴受装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、連結器の連結胴を支持する胴受部材がダンパ装置によって支持されるように構成される。すなわち、請求項1に記載の発明は、接手部材を介して鉄道車両または緩衝器に結合される鉄道車両用の連結器が胴受部材によって、前記連結器の端部を中心として上下方向および左右方向に揺動的に支持されるようになっている胴受装置であって、前記胴受部材は、ダンパ装置により、前記鉄道車両の枠体に支持されるように構成される。そして、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の胴受装置において、前記ダンパ装置は2個からなり、前記胴受部材は、長手方向の両端部近傍において前記2個のダンパ装置により支持され、前記連結器は、前記胴受部材の長手方向の略中央部において該胴受部材により支持されるように構成され、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の胴受装置において、前記ダンパ装置はシリンダと、前記シリンダの内径よりも所定量だけ小さい外径のピストンと、前記シリンダに充填されている圧縮性の粘性流体とからなるように構成される。
以上のように、本発明によると、連結器の連結胴を支持する胴受部材はダンパ装置によって支持されるように構成されているので、連結器の揺動に対して充分に追随できると共に切り離された連結器が落下しないように支持することができる。また、ばねは変位の大きさに比例して反力が増してしまうが、ダンパ装置は変位の大きさにはよらず、比較的反力が一定に保たれるので、過大な反力が生じることはなく、胴受装置に負担がかかることはない。従って、胴受装置の周辺部材を格別に強化する必要もなく、装置は小型化することができると共に安価に提供できる。そして、ダンパ装置は振動を減衰させるので、車両の走行時に生じる振動によって連結器が共振してしまうこともなく胴受装置に過大な負荷がかかることがない。さらには、ダンパ装置は取り付けが容易でもある。請求項2に記載の発明によると、胴受部材は長手方向の両端の端部近傍が2個のダンパ装置によって支持され、中央部において連結胴を支持するように構成されているので、胴受部材自体も若干たわむ。すなわち、弾性的に連結器が支持されるので、連結器の揺動に対して優れた追随性を有することになる。さらには、請求項3に記載の発明によると、ダンパ装置は、シリンダと、シリンダの内径よりも所定量だけ小さい外径のピストンと、シリンダに充填されている圧縮性の粘性流体とからなるので、シリンダ内の流体はシリンダとピストンの隙間を抵抗を受けて流れるだけでなく、弾性力も有する。つまり、弾性的に連結器を支持しながら、振動を抑制することができる。従って、連結器を追随性良く支持できるので、騒音が発生しないという本願発明特有の効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1の(ア)の斜視図には、本実施の形態に係る胴受装置1と、連結装置2とが示されている。連結装置2は、従来周知のように、他の車両の連結器と連結される連結器4と、連結器4が受ける衝撃を吸収する緩衝器5と、連結器4と緩衝器5を結合する接手部材6と、からなる。連結器4は、所定の太さの連結器本体8と、他の連結器と連結される連結部9とからなり、連結器本体8の一方の端部に連結部9が固着され、他方の端部には二股の結合端部10が形成されている。そして、連結器本体8の中央下部には、底面が平面状の連結胴12が形成され、連結器4は連結胴12において摺動可能に胴受装置1に支持されるようになっている。緩衝器5は、ゴム等の弾性体からなる複数枚の緩衝体14と、これらの緩衝体14を前後から挟んでいる前後伴板15、16と、前後伴板15、16を前後から押さえている緩衝器枠17と、からなる。そして、緩衝器枠17には、二股の結合端部18が形成されている。連結器4と緩衝器5とは、接手部材6によって結合されている。具体的には連結器4の結合端部10の二股には接手部材6の所定の部分が挿入されて水平ピン20で結合され、緩衝器5の結合端部18の二股には接手部材6の他の部分が挿入されて垂直ピン21で結合されている。従って、連結器4は緩衝器5に対して、水平方向と垂直方向のいずれの方向に対しても首振り可能に結合されていることになる。
車体Tには、図には示されてはいないが、所定のテーブルが固定されており、緩衝器5は連結装置2の軸方向に摺動可能に、テーブル上に載せられている。車体Tには一対のブラケットも固着されており、前後伴板15、16の移動を規制している。すなわち、前伴板15は、緩衝体14の弾性力に抗して後方へ押し込むことはできるが、一方のブラケットによって前方への移動は規制されており、後伴板16は、緩衝体14の弾性力に抗して前方へ押し込むことはできるが、他方のブラケットによって後方への移動は規制されている。連結器4が強い力で押されたり引っ張られたりすると、緩衝器枠17が連結装置2の軸方向の前後に押される。そうすると、前後伴板15、16の一方が緩衝器枠17に押されて、前後伴板15、16に挟まれている緩衝体14が圧縮され、他方の前後伴板15、16からブラケットを介して車体Tに力が伝達される。力が直接的に伝達されることなく、緩衝体14を介して間接的に伝達されるので、衝撃が吸収される。
胴受装置1は、車体Tに取り付けられて装置自体を支持する胴受フレーム24と、胴受フレーム24に固着されている2個のダンパ26、26と、ダンパ26、26に支持されると共に連結胴12を摺動可能に支持する胴受部材、すなわち、すり板28と、からなる。胴受フレーム24は、細長い所定の幅の鋼板が折り曲げられて形成されており、側面形状は上辺が切り落とされた形の幅広の長方形状を呈している。そして、長方形の2辺の短辺の上方に相当する部分には、内側に曲げられたフランジ29、29が設けられ、これらのフランジ29、29において車体Tにボルトによって固定されている。胴受フレーム24の内側、すなわち長方形の長辺に相当する部分には、2個のダンパ26、26が離間して載せられてボルトによって固定され、あるいは溶接されている。
ダンパ26は、図1の(イ)の断面図に示されているように、底面において胴受フレーム24に固定されているシリンダ31と、シリンダ31内に設けられているピストン32と、ピストン32に固定されているピストンロッド33と、シリンダ31内に充填されている緩衝用流体35とからなる。シリンダ31内は、ピストン32によって上室36と下室37とからなる2室に区画されているが、ピストン32の外径は、シリンダ31の内径よりもわずかに小さいので、ピストン32とシリンダ31の内壁の間に形成されている所定の隙間39を介して、上室36と下室37とは連通している。緩衝用流体35は、エラストマ等の圧縮性を有する粘性流体からなる。このような圧縮性を有する粘性流体としては、例えば、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、フルオルカーボン、さらには化学式でn−C16、n−C1226で表されるシリコーンオイル等があげられる。ピストン32に作用する力が比較的小さいうちは緩衝用流体35が隙間39を流れることはないが、ピストンロッド33に所定の荷重がかかりピストン32に充分に力が作用すると、緩衝用流体35は、隙間39を流れて上下室36、37の一方の室から他方の室へ流れることになる。
すり板28は、所定の板厚で所定幅の細長い鋼板からなる。すり板28の両端の端部近傍には貫通孔が明けられ、ピストンロッド33、33が挿入されてナット40、40によってピストンロッド33、33に固定されている。すなわち、すり板28は両端の端部近傍においてダンパ26、26によって支持されることになる。このようなすり板28の中央部には、連結器4の連結胴12が摺動可能に載せられている。
本実施の形態に係る胴受装置1の作用について説明する。連結器4が連結されて車両が走行するとき、連結された部分において2台の車両は屈曲される。このとき連結器4は結合端部10を基点にして、軌道のカーブに応じて上下方向と左右方向に首振りすることになる。連結器4が切り離されているときにも自重により、あるいは車両の振動を受けて連結器4は上下方向に首振りすることになる。連結器4が左右方向に首振りするときには、従来周知の胴受装置と同様に、すり板28上を滑らかに左右に滑る。連結器4が下方向に首振りするときには、すり板28を介してピストンロッド33を介してピストン32に矢印Y方向の力が与えられ、ピストン32が下方に押し下げられる。そうすると、下室37の緩衝用流体35がピストン32に押されて圧縮される。ピストン32が押し下げられる変位量が比較的小さい場合には力も小さく、緩衝用流体35に弾性エネルギが蓄えられ、力が解除されるとピストン32の位置は復元される。ちょうど従来周知の胴受ばねと同様の効果が得られる。ピストン32が押し下げられる変位量が比較的大きい場合、ピストン32が押し下げられる力も大きい。この場合、緩衝用流体35は圧縮された後に、隙間39を流れて下室37のから上室36に流れる。緩衝用流体35は粘性を有するので隙間39を流れる際に抵抗を生じてエネルギが消費される。そうすると、ピストン32が押し下げられる力は緩和される。連結器4が上方に首振りするときには、すり板28に与えられていた矢印Y方向の力が小さくなる。そうすると、圧縮されていた下室37の緩衝用流体35が膨張して、すり板28が上方に押し上げられる。また上室36の緩衝用流体35も隙間39を経由して下室37に流れる。
連結器4の上下方向の首振りはすり板28のたわみによっても吸収される。すり板28は両端の端部近傍が支持され、中央において連結胴12を支持している。従って、中央がわずかにたわむ。連結器4の首振りの大きさが比較的小さい時には、たわみの量がわずかに変化して、連結器4の上下方向の首振りを吸収することができる。
図2のグラフには、本実施の形態に係る胴受装置1、すなわち胴受部材がダンパ26、26で支持されている胴受装置1について、胴受部材の下方向の変位量と連結器から胴受部材が受ける荷重の関係が示されている。比較のため、従来周知の胴受装置、すなわち胴受ばねによって胴受梁が支持されている胴受装置についての同様の関係も示されている。従来周知の胴受装置においては変位量が大きいとき、すなわち連結器の首振り量が大きいとき、胴受梁にかかる荷重は大きくなってしまうが、本実施の形態に係る胴受装置1においては、変位量が大きくなってもすり板28にかかる荷重はそれほど大きくはならない。従って、本実施の形態に係る胴受装置1においては、連結器4の首振り量が大きくても、胴受装置1に過大な荷重が生じることはない。
本発明に係る胴受装置は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、胴受部材は板状のすり板28で構成するように説明されているが、断面形状がコの字型の部材、例えば溝型鋼梁からなる胴受梁から構成して、胴受梁がダンパで支持されるようにすると共に、胴受梁の上にすり板を設けて連結胴を支持するように実施することもできる。このようにすると、胴受部材は充分な強度を有するので、比較的重量のある連結器であっても支持することができる。また、ダンパの個数は2個とは限らず、1個、または3個以上で実施できることは明らかである。また、本発明に係る胴受装置は、緩衝器に結合された連結器に適用されるように説明したが、車両に直接結合された連結装置にも適用できる。
本実施の形態に係る胴受装置と、胴受装置に支持されている連結器を示す図であり、その(ア)は本実施の形態に係る胴受装置と連結器を示す斜視図、その(イ)は、本実施の形態に係る胴受装置の一部を示す断面図である。 本実施の形態に係る胴受装置と、従来周知の胴受装置のそれぞれについて、胴受部材の下方向の変位量と連結器から胴受部材が受ける荷重の関係を示すグラフである。 従来周知の胴受装置と、胴受装置に支持されている連結器を示す図であり、その(ア)は従来周知の胴受装置と連結器を示す斜視図、その(イ)は、従来周知の胴受装置の一部を示す断面図である。
符号の説明
1 胴受装置 2 連結装置
4 連結器 5 緩衝器
6 接手部材 8 連結器本体
9 連結部 10 結合端部
12 連結胴 14 緩衝体
15 前伴板 16 後伴板
18 結合端部 24 胴受フレーム
26、26 ダンパ
28 すり板 31 シリンダ
32 ピストン 35 緩衝用流体

Claims (3)

  1. 接手部材を介して鉄道車両または緩衝器に結合される鉄道車両用の連結器が胴受部材によって、前記連結器の端部を中心として上下方向および左右方向に揺動的に支持されるようになっている胴受装置であって、
    前記胴受部材は、ダンパ装置により、前記鉄道車両の枠体に支持されていることを特徴とする鉄道車両用の胴受装置。
  2. 請求項1に記載の胴受装置において、前記ダンパ装置は2個からなり、前記胴受部材は、長手方向の両端部近傍において前記2個のダンパ装置により支持され、前記連結器は、前記胴受部材の長手方向の略中央部において該胴受部材により支持されていることを特徴とする鉄道車両用の胴受装置。
  3. 請求項1または2に記載の胴受装置において、前記ダンパ装置はシリンダと、前記シリンダの内径よりも所定量だけ小さい外径のピストンと、前記シリンダに充填されている圧縮性の粘性流体とからなることを特徴とする鉄道車両用の胴受装置。
JP2008158316A 2008-06-17 2008-06-17 鉄道車両用胴受装置 Expired - Fee Related JP4732486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158316A JP4732486B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 鉄道車両用胴受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158316A JP4732486B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 鉄道車両用胴受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009298386A true JP2009298386A (ja) 2009-12-24
JP4732486B2 JP4732486B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=41545737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008158316A Expired - Fee Related JP4732486B2 (ja) 2008-06-17 2008-06-17 鉄道車両用胴受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4732486B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107010084A (zh) * 2017-04-18 2017-08-04 中车四方车辆有限公司 一种车钩缓冲装置落实归位装置及方法
JP6490280B1 (ja) * 2018-05-08 2019-03-27 日本車輌製造株式会社 胴受装置および鉄道車両
US10589761B2 (en) 2015-03-17 2020-03-17 Siemens Mobility GmbH Rail vehicle in particular a locomotive
CN111318866A (zh) * 2020-03-04 2020-06-23 邯郸钢铁集团有限责任公司 一种鱼雷罐车大摆角车钩钩缓拆装机

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2299541A (en) * 1940-07-31 1942-10-20 Budd Edward G Mfg Co Coupler support
JPS4620976Y1 (ja) * 1966-06-22 1971-07-20
JPS63275476A (ja) * 1987-05-06 1988-11-14 Hitachi Ltd 車両連結器の首振り装置
DE4302444A1 (de) * 1993-01-29 1994-08-04 Dellner Couplers Ab Automatische Mittelpufferkupplung
JPH08133080A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 East Japan Railway Co 連結器着脱装置
JP2001010494A (ja) * 1999-07-01 2001-01-16 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の車体間ダンパ装置
JP2001010493A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Railway Technical Res Inst 列車編成座屈防止方法、車両動揺抑制方法及び鉄道車両
JP2008254542A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Japan Steel Works Ltd:The 鉄道車両用連結装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2299541A (en) * 1940-07-31 1942-10-20 Budd Edward G Mfg Co Coupler support
JPS4620976Y1 (ja) * 1966-06-22 1971-07-20
JPS63275476A (ja) * 1987-05-06 1988-11-14 Hitachi Ltd 車両連結器の首振り装置
DE4302444A1 (de) * 1993-01-29 1994-08-04 Dellner Couplers Ab Automatische Mittelpufferkupplung
JPH08133080A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 East Japan Railway Co 連結器着脱装置
JP2001010493A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Railway Technical Res Inst 列車編成座屈防止方法、車両動揺抑制方法及び鉄道車両
JP2001010494A (ja) * 1999-07-01 2001-01-16 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の車体間ダンパ装置
JP2008254542A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Japan Steel Works Ltd:The 鉄道車両用連結装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10589761B2 (en) 2015-03-17 2020-03-17 Siemens Mobility GmbH Rail vehicle in particular a locomotive
CN107010084A (zh) * 2017-04-18 2017-08-04 中车四方车辆有限公司 一种车钩缓冲装置落实归位装置及方法
CN107010084B (zh) * 2017-04-18 2018-10-09 中车四方车辆有限公司 一种车钩缓冲装置落实归位装置及方法
JP6490280B1 (ja) * 2018-05-08 2019-03-27 日本車輌製造株式会社 胴受装置および鉄道車両
CN111318866A (zh) * 2020-03-04 2020-06-23 邯郸钢铁集团有限责任公司 一种鱼雷罐车大摆角车钩钩缓拆装机
CN111318866B (zh) * 2020-03-04 2022-02-11 邯郸钢铁集团有限责任公司 一种鱼雷罐车大摆角车钩钩缓拆装机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4732486B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101941392B (zh) 一种车辆座椅
JP4732486B2 (ja) 鉄道車両用胴受装置
CN106240596B (zh) 拉力/撞击缓冲装置
TWI286118B (en) Balancing apparatus for elevator
JP2018160985A (ja) 集電装置
CN108248321B (zh) 悬架系统和电动汽车
CN110273960A (zh) 压力缓冲设备
RU2008104166A (ru) Тележка пассажирского вагона
CN202955172U (zh) 减震器
CN203974977U (zh) 驾驶室后悬置装置及车辆
US1912308A (en) Compensating spring suspension for vehicles
CN211107389U (zh) 一种用于轿厢的减震装置
JP6515785B2 (ja) 車両の下部構造
CN114655321A (zh) 悬置系统及车辆
CN106274331B (zh) 扭转梁、扭转梁式悬架、汽车
JP5431039B2 (ja) 油圧緩衝器
KR20070111072A (ko) 쇽압쇼바
CN202656851U (zh) 车辆的动力总成的悬置结构和悬置系统
CN215360827U (zh) 一种超低道路用自适应液压悬架
JP4413181B2 (ja) 鉄道車両用緩衝装置
JP6425129B2 (ja) 車体前部構造
JP2012158284A (ja) 緩衝装置及び緩衝装置付き車両
RU141501U1 (ru) Задняя подвеска кабины
CN109715420B (zh) 空气弹簧系统、具有空气弹簧系统的车辆和空气弹簧系统的安装方法
CN113002568B (zh) 一种减震装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees