JP2009297706A - 画像形成装置、泡塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな泡から小さな泡を安定して生成することが難しい。
【解決手段】泡にすることが可能な液体又はゲル若しくは液体及びゲルの両者である処理液201から大泡209を生成する大泡生成部205と、大泡生成部205で生成された大泡209から塗布に適した小泡210を生成する小泡生成部211と、被記録媒体100に小泡210を塗布する塗布ローラ212とを備え、小泡生成部211は大泡205が通過することで小泡210を生成する複数の孔311を有する多孔部材303を有し、多孔部材303の複数の孔311は途中で分岐されて入口311aの数よりも出口311bの数が多く形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置及び泡塗布装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙(紙に限定するものではなく、OHPなどを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体あるいは記録媒体、記録紙、記録用紙などとも称される。)に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる。
このような液体吐出方式の画像形成装置においては、色材を含むインクを液滴化して画像形成を行うために、液滴で形成されるドットがひげ状に乱れるフェザリング、異なる色のインク滴が隣接して用紙に打たれた場合に、各色が相互に混ざり合って色境界が不鮮明になるカラーブリード等の不具合が生じることがあり、更に印字後の紙上の液滴が乾くまでに時間がかかるという問題がある。
そこで、従来から特許文献1に記載されているように印字前又は印字後に加熱手段を用いて滲み防止、印字後のインク乾燥を促進することが行われる。
また、特許文献2に記載されているようにインクと反応して滲み防止を促す前処理液を塗布ローラで塗布したり、特許文献3に記載されているように前処理液を液体吐出ヘッドからミスト状に吐出させて塗布したりすることが行われる。
特開平8−323977号公報 特開2002−137378号公報 特開2005−138502号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のように加熱装置を備えるのでは、装置の電力消費が大きくなるという課題がある。また、特許文献2、3に記載のように塗布ローラや液体吐出ヘッドで前処理液を塗布するのでは、塗布ムラが発生するとともに、液体を用紙上に大量に付与するためにインクと反応後の用紙の速乾性に問題があり、特に用紙がカールしたり、撓んだりし易くなることから、ジャム等が起こりやすいという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、液体又はゲル若しくは液体及びゲルを泡にして均一な厚みで薄く塗布できるようにするとともに、塗布する泡の品質を保てるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記被記録媒体又は被記録媒体に塗布するための中間部材に対して液体及びゲルの少なくともいずれかを泡にして塗布する泡塗布手段とを備え、
前記泡塗布手段は、
相対的に大きな第1状態の泡を生成する第1泡生成手段と、
前記第1泡生成手段で生成された第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成する第2泡生成手段と、
前記第2泡生成手段で生成された第2状態の泡を前記被記録媒体又は中間部材に塗布する塗布手段と、を有し、
前記第2泡生成手段は、前記第1状態の泡が通過することで前記第2状態の泡を生成する複数の孔を有する多孔部材で構成され、前記複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている
構成とした。
ここで、前記多孔部材は複層部材で構成され、各層に形成された孔は入口の数より出口の数が多い構成とできる。
この場合、前記多孔部材を構成する各層の孔の断面積が異なっている構成とできる。また、前記多孔部材を構成する各層の空隙率が異なっている構成できる。
また、前記多孔部材を加圧することによって孔径を変化させる構成とできる。また、前記多孔部材を構成する各層の孔の重なり度合いを変化させる構成とできる。
本発明に係る泡塗布装置は、
被塗布部材に液体及びゲルの少なくともいずれかを泡にして塗布する泡塗布装置において、
相対的に大きな第1状態の泡を生成する第1泡生成手段と、
前記第1泡生成手段で生成された第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成する第2泡生成手段と、
前記第2泡生成手段で生成された第2状態の泡を前記被記録媒体又は中間部材に塗布する塗布手段と、を有し、
前記第2泡生成手段は、前記第1状態の泡が通過することで前記第2状態の泡を生成する複数の孔を有する多孔部材で構成され、前記複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている
構成とした。
なお、本発明における「泡」とは、液体がその中に空気などの気体を含んで丸くなったものであり、気体を包む液体の表面張力により形作られ、ある時間立体的形状を保持できるものをいう。このような形状保持性を有する泡としては、かさ密度0.05g/cm以下であり、泡径の分布範囲が10μm〜1mm、平均泡径が100μm以下であることが好ましい。なお、泡は単体では丸く形成されるが、複数結合すると表面張力により個々の泡の形状は多面体形状をとる。また、「ゲル」とは、分散媒に分散しているコロイド溶液や高分子化合物が相互作用の為に独立した運動性を失い、粒子が互いにつながりあい、網状又は蜂の巣の様な構造をとるようになり、固化した半固体物質を意味する。また、「延展」とは延ばして展開することという意味、「導入」とは供給手段に外部から泡を供給することという意味である。
本発明に係る画像形成装置及び本発明に係る泡塗布装置によれば、相対的に大きな第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成するとき、第1状態の泡が通過することで第2状態の泡を生成する複数の孔を有し、複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている手段によって泡生成を行うので、液体又はゲル若しくは液体及びゲルを泡にして均一な厚みで薄く塗布できるようになるとともに、第2状態の小さな泡を泡径のばらつきを小さく形成することができるために塗布する泡の品質を保てるようになる。
本発明に係る泡塗布装置を備える画像形成装置の第1実施形態の全体構成図である。 同泡塗布装置の大泡生成部の一例を示す模式的説明図である。 同泡塗布装置の小泡生成部の第1例を示す模式的説明図である。 同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。 同小泡生成部の作用説明に供する模式的説明図である。 同じく同小泡生成部の作用説明に供する模式的説明図である。 同泡塗布装置の小泡生成部の第2例を示す多孔部材の模式的斜視説明図である。 同泡塗布装置の小泡生成部の第3例を示す多孔部材の模式的斜視説明図である。 同泡塗布装置の小泡生成部の第4例を示す多孔部材の模式的斜視説明図である。 同泡塗布装置の小泡生成部の第5例を示す模式的説明図である。 同泡塗布装置の小泡生成部の第6例を示す模式的説明図である。 多孔部材の流路長と孔径の関係の説明に供する模式的斜視説明図である。 多孔部材の流路長と孔径の関係の説明に供する模式的説明図である。 同じく多孔部材の流路長と孔径の関係の説明に供する模式的説明図である。 同泡塗布装置の塗布量/塗布領域調整手段の一例を示す斜視説明図である。 同じく塗布量/塗布領域調整手段の他の例の説明に供する斜視説明図である。 同画像形成装置の制御部の概要を説明するブロック説明図である。 同制御部による印刷処理の一例の説明に供するフロー図である。 同じく図18に続く処理の説明に供するフロー図である。 同じく図18に続く処理の説明に供するフロー図である。 電子写真方式の画像形成装置に適用した場合の塗布ローラと記録媒体との接触面での加圧が相対的に高い状態でのローラ塗布面と未定着樹脂微粒子が接する部分の拡大説明図である。 同じく塗布ローラと記録媒体との接触面での加圧が相対的に低い状態でのローラ塗布面と未定着樹脂微粒子が接する部分の拡大説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る泡塗布装置の第1実施形態を含む本発明に係る画像形成装置の一例について図1を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成図である。
この画像形成装置は、被記録媒体である用紙100に液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段としての記録ヘッドユニット101と、用紙100を搬送する搬送ベルト102と、用紙100を収容する給紙トレイ103と、記録ヘッドユニット101よりも用紙搬送方向上流側で被塗布部材である用紙100に泡を塗布する本発明に係る泡塗布装置(被塗布部材に泡を塗布する装置)200とを備えている。
記録ヘッドユニット101は、液滴を吐出する複数のノズルを用紙幅相当分の長さに配列したノズル列を有するライン型液体吐出ヘッドから構成され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインク滴を記録ヘッド101y、101m、101c、101kを備えている。なお、シリアル型画像形成装置として記録ヘッドをキャリッジに搭載する構成ともできる。
搬送ベルト102は、無端状ベルトであり、搬送ローラ121とテンションローラ122との間に掛け渡されて周回するように構成している。この搬送ベルト102に対する用紙100の保持は、例えば静電吸着、空気の吸引による吸着などを行う構成とすることやその他の公知の搬送手段を用いることができる。
給紙トレイ103に収容された用紙100はピックアップローラ131で1枚ずつ分離給紙されて給紙ローラ対132及び図示しない搬送ローラ対によって搬送路135を介して搬送ベルト102上に送り込まれて保持される。
そして、搬送ベルト102で搬送される被塗布部材としての被記録媒体100に対して、泡塗布装置200で泡210が塗布され、用紙100に塗布された泡210は速乾して、ヘッドユニット101から各色の液滴が吐出されて画像が形成され、その後図示しない排紙トレイに排出される。
一方、泡塗布装置200は、泡にすることが可能な液体又はゲル若しくは液体及びゲル(以下、これらを「処理液」又は「セット剤」と総称する。)201を収容した容器202と、この容器202から処理液201を圧送するポンプ203と、ポンプ203で供給路204を介して供給された処理液201から相対的に大径の塗布には適しない状態の泡(これを「第1状態の泡」という。)を生成する第1の泡生成手段である大泡生成部205と、大泡生成部205から供給路206を介して供給される第1状態の泡から相対的に小径の塗布に適した状態の泡(これを「第2状態の泡」という。)を生成する第2の泡生成手段である小泡生成部211と、この小泡生成部211の供給口232から第2状態の泡210が供給され、泡210を周面に担持して、被記録媒体100に泡210を塗布する塗布手段としての塗布ローラ212とを備えている。
また、小泡生成部211は、供給口232での泡210の流体抵抗を可変することにより塗布ローラ212に対して供給する泡210の量(塗布ローラ212への塗布量)を調整可能で、かつ、塗布ローラ212への泡210の供給領域(塗布ローラ212による塗布領域)を開閉量で規制する塗布量/塗布領域調整手段233を備えている。
また、塗布ローラ212に担持された泡210の膜厚(塗布膜厚)を規制する厚さ規制手段214と、塗布後に塗布ローラ212周面に残っている泡210を除去するクリーニング部材215とを備えている。
ここで、泡になり得る処理液201は、用紙100の表面に塗布することで用紙100の表面を改質する改質材である。例えば、処理液201は、予め用紙100(前述したように材質としての紙に限定されない。)にムラなく塗布しておくことで、インクの水分を速やかに用紙100に浸透させると共に色成分を増粘させ、更には乾燥も早めることによって滲み(フェザリング、ブリーディング等)や裏抜けを防止し、生産性(単位時間当たりの画像出力枚数)をあげることを可能にする定着剤(セット剤)である。
この処理液201は、組成的には、例えば界面活性剤(アニオン系、カチオン系、ノニオン系のいずれか、若しくはこれらを2種類以上混合させたもの)に対して、水分の浸透を促進するセルロース類(ヒドロキシプロピルセルロース等)とタルク微粉体の様な基剤を加えた溶液等を挙げることができる。更に微粒子を含有することもできる。
また、泡210としては、気泡含有量が、かさ密度として概ね0.01g/cm〜0.1g/cm程度の範囲内であるものが好ましい。
ここで、「泡」は液体ではなく半固体となり、流動性等において固体に近い物性を示すものである。つまり、泡210は処理液201から生成されるものであるが、生成された「泡」自体は「液体」や「ゲル」ではない。
このように、用紙100の表面に泡210を塗布することによって、空気を大量に含むことで微量塗布が可能となって、塗布の均一化を図れ、速乾性が向上し、滲み、裏写り、濃度ムラ等のない良質な画像を出力することができる。
つまり、処理液を泡にして塗布することで、液体やミスト状の処理液と比べて、次のような利点(効果)がある。
(1)泡は空気を大量に含む為、微量塗布が可能である。
(2)泡は固体に近いため、塗布してから削りとる等で塗布膜厚を容易に調整することができ、又、塗布手段から紙への塗布時に塗布手段からの剥離性が良いため、均一塗布が可能である。
(3)泡は紙の繊維に水分が浸透しにくいため、紙にシワやカールが発生しにくい。
このような泡塗布の長所は、処理液の種類に依存せず、同様な効果が得られる。なお、処理液は紙粉を抑える効果を持つことが好ましく、また、用紙の地肌色を変える効果があっても良い。
さらに、このように被記録媒体の処理剤として「泡」のものを用いることは、液体の処理剤に比べて特に高速での記録、処理時に格別の効果を有する。例えば、連帳機のように、連続紙に高速で印刷を行う場合、処理剤の塗布も記録動作に追いつくためにローラ等を高速に回転させて塗布を行う必要がある。
このような記録が毎分100m程度を超えるスピードになると、ローラの高速回転により発生する遠心力もきわめて大きくなり、液体の処理剤では、処理剤がローラ表面から引き離され飛散してしまい、被記録媒体に塗布される量が著しく低下してしまうという不具合がある。液体の処理剤を使用してこのような不具合を解決するためには、液体の粘度を上げてローラ表面から飛散しにくくすることも考えられるが、このような高粘度液体は薄膜で塗布することが困難になり、しかも給液、排液動作の負荷が大きくなって搬送用のポンプの大型化や装置の複雑化を招くことになる。
これに対して、処理液から生成した「泡」は、搬送時は通常の低粘度液体であり、搬送負荷が少ない上に、ローラ上では発泡させた状態で半固体の性質を示すため、ローラの高速回転にも追随して飛散することがない。また、被記録媒体への薄膜塗布に有利であることは前述のとおりである。さらに、塗布後の残泡はヒータの加熱等で消泡することで容易に低粘度液体として再回収でき、液体の処理剤塗布の高速塗布における問題点をすべて解決することができる。
ところで、被記録媒体又は被記録媒体に塗布するための中間部材などの被塗布部材に対し、泡を均一量塗布するためには、泡を安定して生成する必要がある。また、処理液を微量塗布するためには、泡の小径化(小泡)が必要である。泡の生成方法としては、泡になり得る液体にせん断力を加える方法、ガス膨張を利用する方法等が知られており、また、一般的な泡生成方法としては、多孔質部材を通すことが知られている。
しかしながら、せん断力を加えて、かさ密度が低くて泡径が小さい泡を生成するには、たくさんの(撹拌)時間がかかり、撹拌手段のコスト・品質維持や制御の複雑化という課題が生じる。また、液化ガスや圧縮ガスを溶解又は分散させてガス膨張させることで比較的細かい気泡を生成できるものの、上記(1)ないし(3)の泡塗布の長所を生かすには不充分であって泡径のバラツキが大きいという課題がある。さらに、大きい泡径の泡を多孔質部材を通過させただけでは、かさ密度が低く小さい泡径の泡を短時間で生成することができないことが確認された。
そこで、本発明では、相対的に大きな第1状態の泡を生成し、この第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成するときに、第1状態の泡が通過することで第2状態の泡を生成する複数の孔を有し、前記複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている多孔部材によって泡生成を行うことで、小さな泡を安定して短時間で生成できるようにしている。
なお、本発明においては、「大泡」、「小泡」は、次のように定義している。
大泡:「第1状態の泡」を指す。泡になる液体(若しくはゲル又は両方であっても良い)を用いて、泡生成手段(第1の泡生成手段)により生成される泡を指す。該泡の状態では、前述した「泡」を塗布することによる効果が発揮できない状態を指す。
小泡:「第2状態の泡」を指す。大泡(第1状態の泡)を用いて、搬送手段(第2の泡生成手段)により生成される泡を指す。大泡(第1状態の泡)よりも泡径は小さい。該泡の状態であれば、前述した「泡」を塗布することによる効果を発揮できる状態を指す。
先ず、泡塗布装置200における大泡生成部205の一例について図2を参照して説明する。
この泡生成部205は、ポンプ203で容器202から供給される処理液201を収容する容器221と、容器221内に配置された円筒状の多孔部材222と、この多孔部材222内部に気体を供給する気体供給手段223とを備えている。気体供給手段223は例えばファンとダクトで空気を送り込む構成とできる。また、生成される泡210が容器221内で無秩序に広がらない様に多孔部材222を囲むとともに泡になる処理液201を充分に多孔部材222に供給するために、供給路206の一端部側が多孔部材222を囲む形状に形成され、この供給路206の入口部分(多孔部材222を配置する部分)に第1のスリット224、第2のスリット225が設けられている。
この大泡生成部205においては、多孔部材222に気体が供給されることで処理液201から大泡209が生成され、気体を供給して大泡209を生成しているときには大泡209が自身の堆積力で供給路206内を移動して(搬送されて)貯留部211に供給され、気体の供給を停止することで、大泡209が堆積しなくなって搬送されなくなる。このように、特別な搬送手段を用いることなく泡自身の堆積力で生成された泡が搬送供給されるので、構成が簡単になる。なお、大泡生成部の構成は上記実施形態に限るものではない。
次に、小泡生成部211の第1例について図3及び図4を参照して説明する。なお、図3は同小泡生成部の模式的断面説明図、図4は同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。
この小泡生成部211は、大泡209が導入される泡導入部301と、小泡210を導出する泡導出部302との間に、複数の孔(管路、流路ともいう)311が形成された部材(以下、「多孔部材」又は「管路部材」という。)303を介在させて構成されている。
ここで、多孔部材303の各孔311は、入口側の1つの孔311−1が途中で2つの孔311−2、311−2に分岐されて形成され、1つの入口311aに対して2つの出口311b、311bを有している。つまり、各孔311は入口の数よりも出口の数が多く形成されている。
図5に示すように、この多孔部材303に大泡209に圧力がかけられて、多孔部材303の泡搬送方向に分岐している細い径の孔311を通過する場合、図6(a)に示すように、孔311の入口311aで分断されて細径化された泡304は2つの孔211−2、211−2の分岐点で2つの泡にせん断されて更に小さい径の小泡210となって、出口311b、311bから放出される。
このように、相対的に大きな第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成するとき、第1状態の泡が通過することで第2状態の泡を生成する複数の孔を有し、複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている手段によって泡生成を行うので、小さな泡を泡径のばらつきを小さく形成することができ、塗布する泡の品質を保てるようになる。
次に、小泡生成部211の第2例について図7を参照して説明する。なお、図7は同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。
この例では、多孔部材303は、第1層303Aと第2層303Bの2層構造(積層構造)とし、第1層303Aに形成した孔部分311Aと第2層303Bに形成した2つの孔部分311Bとによって全体として1つの入口311aと4つの出口311bを有する孔311を形成している。
つまり、第1層303Aに形成された孔部分311Aは、前記第1例と同様に、入口側の1つの孔311−1が途中で2つの孔311−2、311−2に分岐されて形成され、1つの入口311aに対して2つの出口311c、311cを有している。第2層303Bに形成された孔部分311B、311Bは、それぞれ孔部分311Aの出口311c、311cに対応する入口311d、311dを有する孔311−3が途中で2つの孔311−4に分岐されて形成され、これらの孔311−4の出口が最終的な小泡210の出口311bとなっている。
このように、1つの入口に対して第1層303A、第2層303B内で順次枝分かれして4つの出口に分岐された複数の孔311を有している。この場合、空隙率で見ると、多孔部材303を構成する第1層303Aの空隙率よりも第2層303Bの空隙率が高くなっている。
これによって、第1層303Aの入口311aから入る大泡209が順次枝分かれする孔311で分断されながら小径化されて小泡210となって出口311bから送り出される。
この場合、多孔部材303を構成する第1層303Aの孔311−1、311−2の断面積(泡の流れる方向と直交する方向の断面積)と第2層303Bの孔311−3、311−4の断面積を異ならせる(後者を小さく形成する)ことで、泡を段階的小泡化して小泡210の微細化を図れる。
次に、小泡生成部211の第3例について図8を参照して説明する。なお、図8は同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。
この例では、上記第2例の多孔部材303において、第1層303Aと第2層303Bとを位置を距離aだけずらして配置している。これにより、第1層303Aの孔部分311−2の出口311cと第2層303Bの孔部分311−3の入口311dとがずれて対向し、第2層303Bの入口側孔断面積および第1層303Aの出口側孔断面積(S1)よりも両者を連通する開孔の断面積S2が小さくなる。したがって、孔部分311Aを通過した泡が面積S2の入口311dを通過するときに、入口311dを通過できない大きい径の泡は面積S2を通過できる径の泡へとせん断され、小さな泡径の泡となり、後段の第2層303Bへと送られる。
次に、小泡生成部211の第4例について図9を参照して説明する。なお、図9は同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。
この例では、泡が通過する孔311が泡の流れ方向(搬送方向)にランダムに複数段階に分岐している。これにより、孔の長さ(流路長)の確保(この点については後述する。)とせん断による泡の小径化が可能となる。
次に、小泡生成部211の第5例について図10を参照して説明する。なお、図10は同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。
この例では、多孔部材303を弾性変形が可能な材料で形成し、この多孔部材303を固定板331と可動板332(若しくは両方とも可動板)との間に挟んで配置し、可動板332をカム333及びカム333を回転する駆動モータ334からなる駆動機構335によって矢示方向に変位できる構成としている。
これにより、駆動機構335を駆動制御して可動板332を移動させることで外側から多孔部材303を加圧することによって孔311の径を変化させることができ、生成する小泡210の径を制御することができる。
次に、小泡生成部211の第6例について図11を参照して説明する。なお、図11は同小泡生成部の多孔部材の模式的斜視説明図である。
この例では、多孔部材303を形成する第1層303Aを固定し、第2層303Bを矢示方向に移動可能に配置して、第2層303Bの一方側の保持板342に、上記第5例と同様な駆動機構335のカム333を当接させ、他方側の保持板341をバネ部材336によって矢示方向に押圧して配置し、駆動機構335によって第2層303Bを矢示方向に移動できる構成としている。
これにより、駆動機構335によって第2層303B全体を矢示方向に移動させることによって第1層303Aの孔311Aと第2層303Bの孔311Bの重ね合わせ度合い(第2層303Bのずらし量)を制御でき、泡径、かさ密度を状況に応じて自在に設定することができるようになる。
次に、多孔部材303の流路長Lkと流入する側の大泡の半径rAとの関係について図12を参照して説明する。
図12において、泡に対して圧力をかけることで多孔部材303の孔411(ここでは、分岐していない状態の孔とする。)の孔径よりも大きな径の泡407は、多孔部材303を通過したときに、孔411の長さ(流路長:管路長)Lkが短い場合、多孔部材303の入口側で孔411毎に分断されるものの、入口側でまだ大きな泡407がつながった状態で出口側に泡が達してしまう。このように分断が完了していない泡の端部同士が再度接すると泡は一つの泡に戻ろうとするため端部同士はくっつき、再度一つの大きな径の泡に戻ってしまう。この場合、出口側で再び泡がつながらないためには、多孔部材303内の孔411の総容積は入口側で分断される前の泡407の容積より大きくし、泡が出口側に達する前に泡407が完全に分断されていることが必要である。
ここで、図13に示すように、多孔部材303を流路長Lk、断面積Skの孔411の集まりと考えると、多孔部材303に流入する泡407の半径をrAとしたときに、図14に示す状態となり、次の(1)式を満足するとき、出口側で再びつながらないようになる。なおここでは管路間の隔壁の厚さは無視して算出している。
Figure 2009297706
つまり、想定される大泡の半径の4/3倍より流路長を長くすることで、大泡が孔の出口側ではじけて大きな泡に戻ることが低減され、小泡の品質を保つことができるようになる。
したがって、前述した第2例などで説明したように、多孔部材を複層構成とする(多孔部材を複数重ね合わせた構成)とすることにより、上記(1)式における流路長Lkの余裕度を大きくすることができるとともに、泡の搬送方向に分岐している孔が更に分岐することになって、更に小さい泡径を生成できる確率が大きくなる。
この場合、個々の層を薄くして、枚数を重ねることで調整すれば、泡径の調整に融通がきき、多孔体部材の単価を安くすることで量産効果による装置のコスト低減が可能となる。
次に、上記画像形成装置における塗布量/塗布領域調整手段233の異なる例について図15及び図16を参照して説明する。
この塗布量/塗布領域調整手段233は、図15に示すように上下に昇降することで供給口232を開閉する調整板233aを備える構成、或いは、図16に示すように、上下方向の調整板233aとともに、横方向(用紙の幅方向に相当する。)に移動することで供給口232を開閉する調整板233bを備える構成とできる。
この場合、図15に示す調整板233aを備える構成では、供給口232の大きさを上下方向に可変させることで流体抵抗を可変させることができ、塗布ローラ212の周方向への塗布領域を調整することができ、これにより用紙100に対する搬送方向の塗布領域を制御することができる。また、図16に示す調整板233a、233bを備える構成では、開閉によって塗付ローラ212の周方向への塗付領域を調整することができるとともに、塗布ローラ212の軸方向への塗布領域を調整することができ、これにより用紙100に対する幅方向(搬送方向と直交する方向)の塗布領域も制御することができる。この図15に示す構成では、調整板233bは片方向に配置しているが、両側に配置することで用紙の幅方向の中央を基準とした中央基準の用紙搬送にも対応することができる。
また、厚さ規制部材214は、図16に示すように、塗布ローラ212との間の距離を制御することにより塗布膜厚を任意に調整でき、例えば、画像形成装置の操作表示部から所定の操作を行うことで、厚さ規制部材214が塗布ローラ212の周面に対して接線方向又は法線方向に図示しない駆動手段により移動して、調整できるようにしている。これにより、泡の塗布膜厚を任意の値に設定することができる。
次に、上記画像形成装置の制御部の概要について図17のブロック説明図を参照して説明する。
この制御部は、本画像形成装置のシステム制御を行うCPU801と、CPU801が実行するプログラムなどの情報を格納するROM802と、ワーキングエリアとして使用するRAM803と、オペレータが各種設定等を行うため操作表示部804と、紙サイズ検知やジャム検知等を行う各種センサ805と、各種モータ等806と、各種センサ805及び各種モータ等806への出力制御信号を行うI/O807と、画像読取り装置(スキャナ)808を制御する読取り制御部809と、プロッタ部(印字機構部)810を制御する印字制御部811と、電話回線とのI/F制御を行う網制御装置812の制御も含めて、各種ファクシミリ通信制御を行う通信制御部813と、泡塗布装置200の制御を行う泡塗布制御部814等を備えている。
ここで、各種センサ805には、処理液201が容器202内にあるか否か検知する液体エンド検知手段を含み、また、各種モータ806には、ポンプ203、塗布ローラ212、供給量/供給領域調整手段233、厚み規制手段214、搬送ローラ121、給紙ローラ132及びピックアップローラ131などを回転させるモータを含む。
次に、この画像形成装置における印刷処理の一例について図18ないし図20に示すフロー図を参照して説明する。
図18を参照して、画像出力要求を受信したら、処理液(セット剤)塗布機能が有効に設定されているか否かを判別する。そして、処理液塗布機能が有効設定であるときには、大泡生成部205の容器221内に所定量以上の処理液201が入っているか否かを判別する。このとき、大泡生成部205の容器221内に所定量以上の処理液201が入っていなければ、ポンプ203を駆動して容器202から処理液201を大泡生成部205の容器221内に補給した後、また、所定量以上の処理液201が入っていれば、そのまま、大泡生成部205に対して気体を送り込んで大泡209の生成を開始する。これにより、小泡生成部211に大泡209が前述したように供給され、小泡生成部211において小泡化して泡210が形成され、さらに延展されて塗布ローラ212に供給される。このとき、余剰の泡210は図示しない排出口から排出される。
その後、図19に示すように、塗布ローラ212、搬送ベルト102の駆動を開始し、所定のタイミングで塗布量/塗布領域調整手段233を開き、塗布ローラ212の表面に泡210の供給を開始する。これにより、塗布ローラ212の表面には泡210が担持されて厚み規制部材214によって所定の厚みに規制され、搬送ベルト102側に移送される。
そこで、給紙部(給紙カセット103)からの被記録媒体(用紙)100の給紙を行って搬送ベルト102に被記録媒体100を送り込み、塗布ローラ212によって被記録媒体100上の泡210を塗布し、当該被記録媒体100の先端がヘッドユニット101による印字位置に到達したときから印字動作を開始する。一方、用紙100への印字領域分に相当する塗布ローラ212への泡210の供給が終了したときに、泡貯留部211の塗布量/塗布領域調整手段213を閉じて塗布ローラ212への泡210の供給を停止する。
そして、印字が終了した被記録媒体100を排紙した後、印字枚数分の印字が終了するまで上記給紙からの処理を繰り返し、印字枚数に達したときには、泡生成部205に対する気体の送り込みを停止して泡生成を停止する。その後、ピックアップローラ131、給紙ローラ対132の動作を停止し、所定時間経過後、つまり、塗布ローラ212のクリーニングが確実に終了する所定時間経過後に、搬送ベルト102、塗布ローラ212の駆動動作を停止する。
一方、図18において、例えば特別な被記録媒体を使用することで処理液の泡210を塗布する必要がない場合などには処理液塗布機能が無効に設定されるので、処理液塗布機能が有効設定でなければ、図20に示す処理に移行して、塗布ローラ212、搬送ベルト102の駆動を行い、給紙部からの被記録媒体100の給紙を行って、被記録媒体100に対するヘッドユニット101による印字を行った後排紙を行い、更に印字枚数に達したときには、ピックアップローラ131、給紙ローラ対132の動作を停止し、所定時間経過後、搬送ベルト102、塗布ローラ212の動作を停止する。
ここで、塗布ローラ212をも回転させるのは、塗布ローラ212と紙搬送ベルト102のギャップは最大で紙厚+泡210の膜厚以下であり、特に押圧塗布を行う場合には紙厚以下であるので、塗布ローラ212を駆動して被記録媒体100の搬送が阻害されないようにするためである。
なお、上記実施形態では泡塗布装置が画像形成前の用紙に対して泡を塗布する構成で説明しているが、記録ヘッドユニットの下流側に泡塗布装置を配置し、画像形成が行われた用紙上に泡を塗布する構成とすることもできる。また、上記実施形態では、泡にすることが可能な液体から泡を生成して塗布する例で説明しているが、本発明を、泡にすることが可能なゲルから泡を生成して被塗布部材に塗布する装置、この装置を備える画像形成装置にも適用することができる。
また、本発明に係る泡塗布装置は、例えば電子写真方式の画像形成装置にも適用することができる。例えば、紙等の媒体上のトナー等の樹脂を含有する微粒子を乱すことなく、かつ当該樹脂微粒子を付着した媒体に定着液を泡化(以下「定着泡」という)して塗布することにより、塗布後には素早く樹脂微粒子の媒体への定着が行われ、更に媒体に残油感が発生しない定着方法及び定着装置、並びに画像形成方法及び画像形成装置にも適用できる。
そこで、電子写真方式の画像形成装置に適用した場合の例について図21及び図22を参照して説明する。なお、図21及び図22はローラ塗布手段においてローラ塗布面と未定着樹脂微粒子が接する部分の拡大説明図であり、図21は塗布ローラと記録媒体との接触面での加圧が相対的に高い場合、図22は同加圧が相対的に低い場合である。また、塗布ローラ1011の回転方向及び被塗布部材としての記録媒体1010の移動方向はいずれも図中の矢印方向とする。
まず、塗布ローラ1011と記録媒体1010との接触面での加圧が高い場合、図21(a)に示す例では、塗布ローラ1011の塗布面で定着泡1012は気泡1013の単層構造となっていることから、気泡自身が表面張力により塗布ローラ1011の塗布面に付着しやすく、記録媒体1010上の樹脂微粒子(未定着トナー)1015の層へ定着泡1012が不均一にしか塗布されず、樹脂微粒子1015が気泡1013に吸着して塗布ローラ1011の塗布面にオフセットしてしまう。
一方、図21(b)に示すように、塗布ローラ1011の塗布面で定着泡1012が複数層の気泡層構造である場合、凹凸を有する未定着トナー1015の面への気泡の埋め込みが可能となり、定着泡1012は気泡1013の層間で分離しやすくなり、トナー層に均一に塗布可能となり、トナーオフセットを極めて生じにくくすることができる。
したがって、塗布ローラ1011と記録媒体1010との接触面での加圧が高い場合、塗布ローラ1011に未定着トナー1015がオフセットしないようにするためには、予め生成する気泡の平均的な大きさを測定しておき、気泡層が複数層となるように、塗布ローラ1011上の定着泡層の膜厚を気泡層の複数層分の厚みになるように制御すれば、塗布ローラ1011上には必ず複数層の気泡層からなる定着泡層が形成され、トナーオフセットの防止が可能となる。
また、塗布ローラ1011と記録媒体1010との接触面での加圧が低い場合、図22(a)に示すように、塗布ローラ1011の塗布面で定着泡1012は気泡1013の単層構造となっているため、凹凸を有する未定着トナー1015の面への気泡が付着しやすくなり、塗布ローラ1011の面から気泡層が剥離し、定着泡1012は未定着トナー1015に塗布される。
一方、図22(b)に示すように、塗布ローラ1011の塗布面で定着泡1012が複数層の気泡層構造である場合、気泡1013どうしの結合が強いため、気泡1013は塗布ローラ1011側に残りやすく、逆に未定着トナー1015が気泡1013に付着して、結果として塗布ローラ1011の面に未定着トナー1015がオフセットする。
したがって、塗布ローラ1011と記録媒体1010との接触面での加圧が低い場合、予め気泡の平均的な大きさを測定しておき、塗布ローラ面で単層の気泡層構造の定着泡となるように定着泡層厚みを制御すれば、塗布ローラ上には単層の気泡層構造の定着泡膜が形成され、高加圧力条件でトナーオフセットを防止できる。また、塗布ローラ1011に未定着トナー1015がオフセットしないようにするためには、塗布ローラ1011上の気泡層が厚すぎると塗布ローラ1011と記録媒体1010との接触部に気泡層の流動が生じ、トナー粒子がその流れに沿って移動してしまし、画像が流れる不具合が発生するので、流動性が生じない範囲に定着泡層の膜厚を制御することが好ましい。
このように、定着泡に含有される気泡の大きさ、加圧力に応じて、定着泡層の膜厚を制御することで、塗布ローラのような接触塗布手段へのトナーオフセットや画像流れを防止し、極めて微小の塗布による定着を可能とすることができる。
すなわち、樹脂微粒子の少なくとも一部を溶解又は膨潤させて樹脂微粒子を軟化させる軟化剤を用い、接触塗布手段にて媒体上の当該樹脂微粒子に定着液を塗布することで当該樹脂微粒子を媒体に定着する方法であり、当該定着液を該媒体上の当該樹脂微粒子表面に付与するときに、当該微粒子に定着液が接する塗布で、当該定着液が気泡を含有した泡状形態とし、更に当該定着泡層の膜厚を加圧力に応じて制御することにより、塗布ローラのような接触塗布手段へのトナーオフセットや画像流れを防止し、極めて微小の塗布による定着を可能とすることができる。また、樹脂微粒子として、電子写真技術に用いるトナー微粒子に対する効果が高く、この樹脂微粒子の層厚に応じて定着泡層の膜厚を制御することでオフセットや画像流れを防止できる。
100…被記録媒体(用紙)
101…記録ヘッドユニット
102…搬送ベルト
103…給紙トレイ
200…泡塗布装置
201…処理液(泡になる液体又はゲル若しくは液体及びゲル)
209…大泡
210…小泡
205…大泡生成部
211…小泡生成部
212…塗布ローラ
303…多孔部材(管路部材)
311…孔(管路)

Claims (7)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記被記録媒体又は被記録媒体に塗布するための中間部材に対して液体及びゲルの少なくともいずれかを泡にして塗布する泡塗布手段とを備え、
    前記泡塗布手段は、
    相対的に大きな第1状態の泡を生成する第1泡生成手段と、
    前記第1泡生成手段で生成された第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成する第2泡生成手段と、
    前記第2泡生成手段で生成された第2状態の泡を前記被記録媒体又は中間部材に塗布する塗布手段と、を有し、
    前記第2泡生成手段は、前記第1状態の泡が通過することで前記第2状態の泡を生成する複数の孔を有する多孔部材で構成され、前記複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記多孔部材は複層部材で構成され、各層に形成された孔は入口の数より出口の孔の数が多いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記多孔部材を構成する各層の孔の断面積が異なっていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記多孔部材を構成する各層の空隙率が異なっていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4に記載の画像形成装置において、前記多孔部材を加圧することによって孔径を変化させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2ないし4に記載の画像形成装置において、前記多孔部材を構成する各層の孔の重なり度合いを変化させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 被塗布部材に液体及びゲルの少なくともいずれかを泡にして塗布する泡塗布装置において、
    相対的に大きな第1状態の泡を生成する第1泡生成手段と、
    前記第1泡生成手段で生成された第1状態の泡から相対的に小さな第2状態の泡を生成する第2泡生成手段と、
    前記第2泡生成手段で生成された第2状態の泡を前記被塗布部材に塗布する塗布手段と、を有し、
    前記第2泡生成手段は、前記第1状態の泡が通過することで前記第2状態の泡を生成する複数の孔を有する多孔部材で構成され、前記複数の孔は途中で分岐されて入口の数よりも出口の数が多く形成されている
    ことを特徴とする泡塗布装置。
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